JP2000299810A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2000299810A
JP2000299810A JP11105224A JP10522499A JP2000299810A JP 2000299810 A JP2000299810 A JP 2000299810A JP 11105224 A JP11105224 A JP 11105224A JP 10522499 A JP10522499 A JP 10522499A JP 2000299810 A JP2000299810 A JP 2000299810A
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still image
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moving image
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JP11105224A
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Takashi Sakaguchi
隆 坂口
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画を撮影する場合には手振れのない記録に
適した良好な画質の画像が得られ、また、静止画を撮影
する場合には、高画質の画像が得られるようにして、動
画と静止画の画像品位を両立させる。 【解決手段】 標準テレビジョンフォーマットに基づく
画像を表示するのに必要とされる画素数よりも多い画素
を有する撮像素子102と、静止画と動画の撮影モード
を設定するモード設定手段109とを備えており、動画
の撮影モードでは、撮像素子102に対してインタレー
ス読み出し駆動と高速転送パルスとを組み合わせて電荷
信号を読み出して記録に適した動画を生成する一方、静
止画撮影モードでは、撮像素子102に対して全画素読
み出し駆動あるいはC.C.駆動により垂直方向に画素を
加算混合せずに電荷信号を読み出して高画質の静止画像
を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画と静止画の両
者を撮影可能な撮像装置に係り、特には、多画素の撮像
素子(以下、CCDという)を用いて、動画を撮影する場
合でも画質を損なわず、また、静止画を撮影する場合に
は高画質の画像が得られるようにするための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、多画素のCCDを使用して動画と
静止画の両者を撮影可能な撮像装置として、たとえば、
特開平10−136244号公報に記載されたもの(以
下、従来技術1という)が知られている。
【0003】この従来技術1では、電子ビューファイン
ダに動画を表示する場合には、CCDにおいて垂直方向
に3ライン毎に2ライン分の信号を間引いて1ライン分
だけの電荷信号を出力することで60枚/秒のフレーム
レートを確保する一方、静止画を撮影する場合には、間
引き処理を行わず、垂直方向に1ラインずつ順次走査に
よって電荷信号を独立して読み出すことで、垂直解像度
の高い高画質を確保するようにしている。
【0004】また、動画と静止画の両者を撮影可能な他
の従来技術として、たとえば特開平8−154212号
公報に記載されたもの(以下、従来技術2という)が知ら
れている。
【0005】この従来技術2では、動画表示の場合の手
振れ補正を行うために、CCDには、標準テレビジョン
フォーマットに基づく動画像を表示するのに必要とされ
る水平走査ライン数分の領域(以下、正規領域という)以
外に手振れ補正を行うための領域(以下、手振れ補正領
域という)が余分に確保されており、動画を撮影する際
には、上記の正規領域にある信号について、垂直方向に
互いに隣接した信号同士を混合加算して出力する一方、
静止画を撮影する際には、正規領域と手振れ補正領域と
を含む全領域にある信号について、垂直方向に互いに隣
接した信号同士を混合加算して出力するようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術1の場合には、静止画を撮影するときには、垂
直方向に1ラインずつ順次走査して信号を読み出してい
るので、高画質のものが得られるものの、動画を表示す
る高速表示モードは、垂直方向にデータを間引いている
ので、動画を電子ビューファインダに単に表示するとい
う目的で使用するときには何ら問題はないが、動画を記
録することを目的とするときには粗い画像のものとなっ
って記録用として適さない。
【0007】また、上記の従来技術2の場合には、動画
の撮影モードにおいて、従来技術1のように、信号を間
引きするのではないため、比較的記録に適した動画が得
られるものの、静止画を撮影する場合においても動画の
撮影モードの場合と同じ駆動方法、すなわち、垂直方向
に互いに隣接した上下の信号同士を混合加算して2フィ
ールド期間をかけて読み出すようにしているので、垂直
方向の解像度が不十分となり、高画質な静止画像を得る
のに限界がある。
【0008】本発明は、上記課題を解決するものであっ
て、多画素のCCDを使用して、動画を撮影する場合に
は手振れのない記録に適した良好な画質の画像が得ら
れ、また、静止画を撮影する場合には、高画質の画像が
得られるようにすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、こ
の課題を解決するために、次のように構成している。
【0010】第1の発明は、標準テレビジョンフォーマ
ットに基づく画像を表示するのに必要とされる画素数よ
りも多い画素を有する撮像素子と、静止画と動画の撮影
モードを設定するモード設定手段と、このモード設定手
段によるモード設定に応じて、前記撮像素子の各画素を
構成する受光部から電荷信号を互いに異なる方式で読み
出す第1,第2の駆動手段と、前記撮像素子内において
受光部から読み出された電荷信号を垂直方向に高速に転
送する電荷高速転送手段と、前記動画の撮影モードが設
定された場合には、前記電荷高速転送手段と前記第1の
駆動手段とによって前記撮像素子からの電荷信号の読み
出し領域を制御して、前記電荷信号を動画処理する動画
信号処理手段と、前記静止画の撮影モードが設定された
場合には、前記電荷高速転送手段と前記第2の駆動手段
とによって前記撮像素子からの電荷信号の読み出し領域
を制御して、前記動画の撮影モードと略同一の領域から
の電荷信号を読み出して静止画処理する静止画信号処理
手段とを具備している。
【0011】これにより、動画の撮影モードでは、記録
に適した動画を生成でき、また、静止画撮影モードで
は、高画質の静止画像を生成することができる。しか
も、静止画の撮影モードでは、動画像と等しい画角とな
るので、撮影モードの移行時に操作性を確保することが
可能である。
【0012】第2の発明は、第1の発明における静止画
信号処理手段の代わりに、前記静止画の撮影モードが設
定された場合には、前記第2の駆動手段によって前記撮
像素子の全画素領域からの電荷信号の読み出して静止画
処理する静止画信号処理手段を設けている。
【0013】これにより、動画の撮影モードでは、記録
に適した動画を生成できる。また、静止画の撮影モード
では、撮像素子の全画素領域から電荷信号を読み出すの
で、動画像よりも広い画角で、かつ、高画質の静止画像
を生成することができる。
【0014】第3の発明は、第1の発明と第2の発明と
を組み合わせたもので、第1の発明における静止画信号
処理手段と同じ構成の第1の静止画信号処理手段と、第
2の発明における静止画信号処理手段と同じ構成の第2
の静止画信号処理手段とを備えるとともに、第1の静止
画信号処理手段と第2の静止画信号処理手段とを選択す
る選択手段とを備えている。
【0015】これにより、動画の撮影モードでは、記録
に適した動画を生成でき、また、静止画の撮影モードで
は、高画質の静止画像を生成することができる。しか
も、静止画の撮影モードでは、動画像と等しい画角の静
止画の生成と、動画像よりも広い画角の静止画の生成と
を選択することが可能であり、さらに、静止画撮影時の
焦点距離範囲を拡大することが可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0017】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態1
に係る撮像装置の基本ブロック図である。
【0018】この実施形態1の撮像装置は、レンズ10
1、撮像素子(CCD)102、撮像素子駆動回路10
3、アナログ信号処理回路104、アナログ・デジタル
変換回路(以下A/Dと表記する)105、デジタル信
号処理回路106、撮像素子駆動制御回路107、シス
テム制御回路108、および撮影モード設定回路109
を備える。
【0019】この構成の撮像装置において、レンズ10
1を通過した被写体の画像がCCD102で撮影されて
光電変換され、これにより得られた電荷信号が撮像素子
駆動回路103の駆動によって読み出されてアナログ信
号処理回路104に出力される。そして、アナログ信号
処理回路104において、ノイズ除去、増幅等の処理が
行われてA/D105にてデジタル信号に変換される。
デジタル信号処理回路106ではこの入力された電荷信
号に基づいて輝度信号等の映像信号を作成する。
【0020】また、撮影モード設定回路109により設
定された撮影モードに応じて、システム制御回路108
は、撮像素子駆動制御回路107を経て撮像素子駆動回
路103を制御し、また、各撮影モード時にデジタル信
号処理回路106に対して必要な信号処理を制御する。
【0021】図2は図1に示したCCD102の構成を
示す説明図である。
【0022】図2において、1aは受光部、1bは垂直転
送部、1cは水平転送部、1dは電荷検出増幅器、1eは
出力回路である。
【0023】このCCD102は、以下に説明するよう
に、動画の撮影モードに適した駆動方法と、静止画の撮
影モードに適した駆動方法とが適宜選択できるようにな
っている。
【0024】動画の撮影モードに適した駆動方法として
は、インタレース読み出し駆動があり、また、静止画の
撮影モードに適した駆動方法としては、全画素読み出し
駆動あるいはC.C.駆動がある。これらの各駆動は、シ
ステム制御回路108からの指令を受けて、撮像素子駆
動制御回路107が撮像素子駆動回路103を制御する
ことにより行われる。
【0025】まず、上記のインタレース読み出し駆動
は、図2(a)に示すように、テレビジョン信号における
1フィールド期間(NTSC方式の場合、約60分の1
秒)に、CCD102の受光部1aの全ての画素に蓄積し
た電荷信号を読み出すために、垂直方向に隣接した上下
2画素の電荷信号を混合し、この混合のペアをフィール
ドごとに切り替える駆動方法である。すなわち、受光部
1aの垂直方向に隣接する上下の画素の電荷信号が、チ
ャージパルスによって垂直転送部1bに移送されるとき
に混合される。たとえば、ある1フィールド期間では垂
直転送部1bのV11にはP11とP12の電荷信号が
混合し、V12にはP13とP14の電荷信号が混合す
る。次の2フィールド期間では、V11にはP12とP
13の電荷信号が混合し、V12にはP14とP15の
電荷信号が混合する。
【0026】全画素読み出し駆動は、図2(b)に示すよ
うに、垂直転送部1bの段数を図2(a)のCCDの場合の
段数の2倍にすることにより、順次走査によって1フレ
ーム(1画面)の画素の各電荷信号を混合することなく独
立に読み出す駆動方法である。すなわち、受光部1aの
垂直方向に隣接する各画素の電荷信号はチャージパルス
によって混合されることなく垂直転送部1bにそのまま
移送される。たとえば、各フレーム期間ごとに、V1p
にはP11の電荷信号が、V2pにはP12の電荷信号
が、V3pにはP13の電荷信号が、V4pにはP14の
電荷信号がそれぞれ個別に移送される。
【0027】C.C.駆動は、図2(a)に示すように、受
光部1aに蓄積された電荷信号のうち、奇数ラインの電
荷信号と偶数ラインの電荷信号とをフィールドごとに別
々に垂直転送部1bに移送し、垂直転送部1bでは隣接す
る上下の受光部1aの画素混合を行わないことによっ
て、垂直方向の解像度劣化を抑制する読み出す駆動方法
である。たとえば、あるフィールド期間では垂直転送部
1bのV11にはP11の電荷信号が、V12にはP1
3の電荷信号が、V13にP15の電荷信号がそれぞれ
個別に移送される。次のフィールド期間では、垂直転送
部1bのV11にはP12の電荷信号が、V12にはP
14の電荷信号が、V13にはP16の電荷信号が移送
される。この場合、2回に分けて読み出し駆動を行うた
めの受光部1aに対する遮光が必要になり、具体的には
シャッタによる遮光等が必要である。
【0028】そして、上記の各駆動方法のいずれの場合
も、V転送パルスによって垂直転送部1bから水平転送
部1cに1ライン分の電荷信号が転送された後、H転送
パルスによって水平方向に転送され、電荷検出増幅器1
dおよび出力回路1eを経て出力される。
【0029】図3は図1および図2に示した撮像素子1
02の駆動タイミングの一例を示す説明図であって、同
図(a)は前段フィールドの開始付近、同図(b)は後段フィ
ールドの開始付近の駆動タイミングを示している。
【0030】図3(a),(b)において、垂直BLKはテレ
ビジョン信号での垂直ブランキング信号、HD・VDは
テレビジョン信号での水平方向・垂直方向の基準信号、
チャ−ジパルス(CH)はCCD102の受光部1aに蓄
積された電荷を垂直転送部1bに移送するための信号、
V転送パルスは移送された電荷信号を垂直転送部1bで
垂直方向に転送するための信号である。特に、このV転
送パルス内のチャージパルスの前後に位置する箇所に
は、高速転送パルスが挿入されている。この高速転送パ
ルスは、動画の撮影に際してCCD102に手振れ量に
応じた正規領域を確保したときには、その正規領域以外
の領域は実際の表示に寄与できず不要なので、そのよう
な不要な画素に蓄積された電荷信号を破棄するためのも
のである。
【0031】H転送パルスは水平転送部1cに移送され
た電荷信号を水平方向に転送するための信号であり、撮
像素子出力信号は、出力回路1eから読み出された出力
信号を示している。
【0032】次に、図1および図2に示したCCD10
2を有する撮像装置において、動画を撮影する場合と、
静止画を撮影する場合との各動作について説明する。
【0033】図4は、CCD102の画素領域と図3に
示したCCD102の駆動タイミングとの関係を示す説
明図である。
【0034】図4において、CCD102の全画素領域
A0の内、A2が標準テレビジョンフォーマットに基づ
く動画像を表示するのに必要とされる水平走査ライン数
分の領域(すなわち、正規領域)であり、その正規領域A
2の上下にある領域が垂直方向の手振れ補正を行うため
に必要な手振れ補正領域A1,A3である。手振れ補正
領域A1,A3は、手振れの程度に応じて大きさが変更
されるようになっている。ただし、A1,A3の領域の
総和は変わらない。
【0035】次に、このように構成された撮像装置の動
作について、図5を参照して説明する。なお、ここで
は、CCD102の垂直方向に沿う画素数をV、上側の
手振れ補正領域A1の垂直方向の画素数をV1、正規領
域A2の垂直方向の画素数をV2、下側の手振れ補正領
域A3の垂直方向の画素数をV3とする。
【0036】 動画の撮影モード時 動画の撮影モードにおいては、インタレース読み出し駆
動(図2(a)参照)を行う。
【0037】このインタレース読み出し駆動では、垂直
転送部1bにおいて受光部1aの垂直方向の互いに隣接す
る上下2画素が混合加算されるために、受光部1aから
垂直転送部1bへ移送されるときには、全体で(V/2)
ライン分の電荷信号となる。
【0038】そして、図3に示したように、各フィール
ド期間(NTSC方式では1/60秒の期間)中に、チャ
ージパルスの出力後、垂直方向の手振れ補正量に応じて
高速転送(前半)期間において(V1)/2個分の高速転送
パルスが出力されてA1領域からの高速転送が行なわれ
た後、(V2)/2個分のV転送パルスが出力されてA2
領域から正規の電荷信号が読み出され、最後に高速転送
(後半)期間において(V3)/2個分の高速転送パルスが
出力されてA3領域からの高速転送が行なわれる。
【0039】したがって、この動画の撮影モードでは、
1フィールド期間中に、図5(a)に示すように、CCD
102の水平転送部1cからは、前後の高速転送期間を
除いたLi=(V2)/2ライン分の電荷信号、つまり正
規領域A2からの電荷信号が実質的に出力されることに
なる。
【0040】なお、上記の正規領域A2に対応するLi
ライン分の電荷信号が得られた後は、デジタル信号処理
回路106において、水平方向の手振れ補正量に応じて
実質的に映像信号出力領域A4に含まれる映像信号のみ
が抽出されることになる。
【0041】 静止画の撮影モード時 静止画の撮影モードにおいては、全画素読み出し駆動
(図2(b)参照)、あるいはC.C.駆動(図2(a)参照)を行
う。
【0042】まず、全画素読み出し駆動では、順次走査
によって各ラインごとの画素の各電荷信号を混合するこ
となく独立に読み出すため、受光部1aから垂直転送部
1bへ移送されるときには、全体でVライン分の電荷信
号となる。
【0043】そして、この全画素読み出し駆動の場合
は、垂直方向の手振れ補正量に応じて高速転送(前半)期
間においてV1個分の高速転送パルスが出力されてA1
領域からの高速転送が行なわれた後、V2個分のV転送
パルスによって正規領域A2から正規の電荷信号が読み
出され、最後に高速転送(後半)期間においてV3個分の
高速転送パルスが出力されてA3領域からの高速転送が
行なわれる。
【0044】一方、C.C.駆動の場合には、奇数ライン
と偶数ラインの各画素の電荷信号をフィールド期間ごと
に別々に2回に分けて読み出すため、各フィールド期間
については、受光部1aから垂直転送部1bへ移送される
ときに全体で(V/2)ライン分の電荷信号となる。
【0045】そして、各フィールド期間(NTSC方式
では1/60秒の期間)中に、チャージパルスの出力
後、垂直方向の手振れ補正量に応じて高速転送(前半)期
間において(V1)/2個分の高速転送パルスが出力され
てA1領域からの高速転送が行なわれた後、(V2)/2
個分のV転送パルスが出力されてA2領域から正規の電
荷信号が読み出され、最後に高速転送(後半)期間におい
て(V3)/2個分の高速転送パルスが出力されてA3領
域からの高速転送が行なわれる。
【0046】したがって、1フレーム期間でみれば、図
5(b)に示すように、正規領域A2からは、Lp1=(V
2)/2×2=V2ライン分の電荷信号が出力される。
【0047】なお、この静止画の撮影モードの場合も、
動画の撮影モードの場合と同様、上記の正規領域A2に
対応するLp1ライン分の電荷信号が得られた後は、デ
ジタル信号処理回路106において、水平方向の手振れ
補正量に応じて実質的に映像信号出力領域A4に含まれ
る映像信号のみが抽出されることになる。
【0048】このように、この実施形態1の場合は、動
画の撮影モードの場合の正規領域A2におけるライン数
Liと、静止画の撮影モードの場合の正規領域A2にお
けるライン数Liとは等しいので(Li=Lp1)、動画と
静止画の撮影時の画角は等しくなる。
【0049】ただし、この静止画の撮影モードでは、動
画の撮影モードのようなリアルタイム性は要求されない
ので、全画素読み出し駆動とC.C.駆動のいずれの場合
も、CCDの読み出し駆動用周波数を一定としたとき、
動画の場合の2倍の時間がかかる。すなわち、2フィー
ルド期間(=1フレーム期間)内にLp1(=Li)ライン分
の電荷信号が生成される。
【0050】以上のように、この実施形態1において、
動画の撮影モードでは、インタレース読み出し駆動と高
速転送パルスとの組み合わせにより、記録に適した動画
を生成できる。また、静止画撮影モードでは、全画素読
み出し駆動あるいはC.C.駆動と高速転送パルスとの組
み合わせにより、動画像と等しい画角で、かつ、垂直方
向に画素を加算混合していないために高画質の静止画像
を生成することができる。
【0051】また、この実施形態1では動画と静止画の
画角が等しいことから、操作性の点で動画撮影モードか
ら静止画撮影モードへのモード移行が容易である。
【0052】さらに、静止画撮影モードにおける撮影状
態の設定、例えばフォーカス,ホワイトバランス,絞り
調整などの設定を動画撮影モードで実施して、その状態
をホールドして静止画撮影モードに移行することが可能
である。
【0053】(実施形態2)上記の実施形態1では、動画
の撮影モードと静止画の撮影モードの画角は同じであっ
たが、この実施形態2では、動画の撮影モードと静止画
の撮影モードとで画角が異なるように設定されているこ
とである。
【0054】この実施形態2の構成が実施形態1と異な
る点は、図1のブロック図において、撮影モード設定回
路109によって動画と静止画の撮影モードのいずれか
一方が設定されると、この設定に応じて、システム制御
回路108が撮像素子駆動制御回路107に撮像モード
の設定に応じた指令を与えるので、撮像素子駆動制御回
路107が撮像素子駆動回路103によるCCD102
の駆動を撮像モードの設定に応じて制御することにより
行われる。
【0055】その他の構成は、実施形態1の場合と同様
である。
【0056】次に、この実施形態2におけるCCD10
2の駆動制御について、図6を参照して説明する。な
お、この実施形態2の場合も、実施形態1と同様、CC
D102の垂直方向に沿う画素数をV、上側の手振れ補
正領域A1の垂直方向の画素数をV1、正規領域A2の
垂直方向の画素数をV2、下側の手振れ補正領域A3の
垂直方向の画素数をV3とする。
【0057】 動画撮影モード時 動画の撮影モードにおいては、インタレース読み出し駆
動(図2(a)参照)を行う。
【0058】このインタレース読み出し駆動は、上記の
実施形態1と全く同じであって、V転送パルスに高速転
送パルスが挿入されている。したがって、この動画の撮
影モードでは、1フィールド期間中に、図6(a)に示す
ように、CCD102の水平転送部1cからは、前後の
高速転送期間に対応する領域A1,A3を除いた正規領
域A2からLi=(V2)/2ライン分の電荷信号が実質
的に出力されることになる。
【0059】なお、上記の正規領域A2に対応するLi
ライン分の電荷信号が得られた後は、デジタル信号処理
回路106において、水平方向の手振れ補正量に応じて
実質的に映像信号出力領域A4に含まれる映像信号のみ
が抽出されることになる。
【0060】 静止画の撮影モード時 静止画の撮影モードにおいては、全画素読み出し駆動
(図2(b)参照)、あるいはC.C.駆動(図2(a)参照)を行
う。
【0061】まず、全画素読み出し駆動では、V転送パ
ルスに高速転送パルスは挿入されず、したがって、全画
素領域A0からの電荷信号が読み出される。すなわち、
順次走査によって各ラインごとの画素の各電荷信号を混
合することなく全画素領域A0から独立に読み出すた
め、受光部1aから垂直転送部1bへ移送されるときに
は、全体でLp2=Vライン分の電荷信号となる。
【0062】一方、C.C.駆動の場合も、V転送パルス
に高速転送パルスは挿入されず、したがって、全画素領
域A0について、奇数ラインと偶数ラインの各画素の電
荷信号をフィールド期間ごとに別々に2回に分けて読み
出すため、1フレーム期間(=2フィールド期間)では、
全体でLp2=(V/2)×2=Vライン分の電荷信号と
なる。
【0063】このように、この実施形態2の場合は、動
画の撮影モードの場合の正規領域A2におけるライン数
Liと、静止画の撮影モードの場合の全画素領域A0に
おけるライン数Lp2とが異なるので(Li<Lp2)、動
画と静止画の撮影時の画角も異なる。
【0064】なお、この静止画の撮影モードでは、動画
の撮影モードのようなリアルタイム性は要求されないの
で、全画素読み出し駆動とC.C.駆動のいずれの場合
も、CCD102の読み出し駆動周波数を一定としたと
き、動画の場合に2倍を越える時間がかかる。すなわ
ち、2フィールド期間(=1フレーム期間)を越える時間
内にLp2ライン分の電荷信号が生成される。
【0065】上述したように、この実施の形態2では、
動画と静止画の各撮影モードでは画角が異なるので、動
画の撮影モードから静止画の撮影モードに切り換えるよ
うな時には、画角調整などの必要性が生じる。そして、
このような画角調整に際しては、電子ビューファインダ
に撮影する静止画撮影モードの画角に対応した動画を表
示する必要が生じる。このため、動画の場合のインタレ
ース読み出し駆動とは別の読み出し駆動が必要になる。
以下、この点について説明する。
【0066】動画の撮影期間としては、たとえば、NT
SC方式では1/60秒が適していることが多いので、
静止画の撮影モード時の画角調整等のためには、動画の
撮影の場合と略同じフレームレートを有する画像を電子
ビューファインダに表示できるようにする。そのための
読み出し駆動として、1/60〜1/30maxの撮影期
間となる駆動方式(以下、モニタモード駆動と称する)を
採用する。
【0067】このモニタモード駆動では、その読み出し
ライン数をLmとした場合、Lm≦2Li、つまり、イン
タレース読み出し駆動で動画を表示する場合と略同じラ
イン数を確保する必要がある。これを実現するための一
例として、受光部1aから垂直転送部1bへの電荷の移送
を(Lm/Li〜Lm/2Li)置きに出力する。例えば12
80H×960Vの撮像素子の場合は、960/240
〜960/480、つまり、信号を間引いて4〜2画素
置きに出力すればよい。
【0068】以上のように、この実施形態2において、
動画の撮影モードでは、インタレース読み出し駆動と高
速転送パルスとの組み合わせにより、記録に適した動画
を生成できる。また、静止画の撮影モードでは、全画素
読み出し駆動あるいはC.C.駆動によりCCD102の
全画素領域から電荷信号を読み出すので、動画像よりも
広い画角で、かつ、垂直方向に画素を加算混合していな
いために高画質の静止画像を生成することができる。さ
らに、この場合は静止画の撮影モードの撮影間隔として
操作性を損なうこと無く、モニタモード駆動の構成が容
易になる。
【0069】(実施形態3)上記の実施形態1では、動画
の撮影モードと静止画の撮影モードの画角は同じであ
り、また、実施形態2では、動画の撮影モードと静止画
の撮影モードとで画角が異なるように設定されていた
が、この実施形態3では、実施形態1の場合と実施形態
2の場合とを適宜使い分けることができるようにしたも
のである。
【0070】すなわち、図7に示すように、動画の撮影
モードの場合には、同図(a)に示すように、各フィール
ド期間ごとに正規領域A2からLiラインの電荷信号を
取り出す。また、静止画の撮影モードの場合には、動画
と同じ画角の静止画を得る場合には、同図(b)に示すよ
うに、各フレーム期間ごとに正規領域A2からLiライ
ンの電荷信号を取り出す。さらに、動画よりも広い画角
の静止画を得る場合には、同図(c)に示すように、各フ
レーム期間ごとに全画素領域A0からLp2ラインの電
荷信号を取り出す。
【0071】具体的な実現手段の構成としては、たとえ
ば、図1に示すように、画角設定回路120を設け、撮
影者が画角を選択するものである。この場合、撮影モー
ド設定回路109によって静止画の撮影モードが選択さ
れた場合に、画角設定回路110によって、その静止画
が必要とする画角を選択する。
【0072】他の実現手段としては、静止画の撮影モー
ドの画角の基準を動画の撮影モードの画角に設定してお
き、光学ズームの領域内においては、動画の撮影モード
の場合と等しい正規領域A2を読み出す駆動方法を選択
し、光学ズームのワイド端に達したときには、動画の撮
影モードの正規領域A2よりも広い領域を読み出す駆動
方法を選択して、光学ズームに連動してその読み出し領
域を拡大して最大で全画素領域A0に達するようにす
る。その逆に、静止画の撮影モードの画角の基準を全画
素領域A0を読み出す場合の画角に設定しておき、光学
ズーム領域内においては、動画の撮影モードの領域A2
よりも広い全画素領域A0を読み出す駆動方法を選択
し、光学ズームのテレ端に達したときには、光学ズーム
に連動してその読み出し領域を徐々に狭くして最小で動
画の撮影モードと等しい正規領域A2に達するようにす
る。
【0073】なお、ここでは光学ズームを有する場合に
ついて説明したが、光学ズームを有しない場合は、基準
状態において、光学ズームのワイド端およびテレ端に達
している状態と等価であり、ワイド側設定およびテレ側
設定に応じて読み出し駆動を変化させれば良い。
【0074】その他の構成は、実施形態1,2の場合と
同様である。
【0075】以上のように、この実施の形態3におい
て、動画の撮影モードでは、インタレース読み出し駆動
と高速転送パルスとの組み合わせにより、記録に適した
動画を生成できる。また、静止画の撮影モードでは、動
画の撮影モードの場合と同じ画角か、動画の撮影モード
の場合よりも広い画角を選択できるため、高画質の静止
画像の生成が可能であるばかりか、必要に応じてCCD
の全領域から高画質の静止画像を生成することが可能と
なる。さらに、静止画の撮影モード時において焦点距離
範囲を拡大することが可能である。
【0076】(実施形態4)図8は、この実施形態4にお
ける撮像装置のブロック図であり、図1に示した構成と
対応する部分には同一の符号を付す。
【0077】この実施形態4は、動画の撮影モードにお
ける手振れ補正を実際に行えるようにした場合の具体的
な構成を示したもので、デジタル信号処理回路106
が、デジタル輝度/色信号処理回路110、手ぶれ量検
出回路111、動き補正回路112、および動き補正制
御回路113を備えている。
【0078】上記の手ぶれ量検出回路111の構成とし
ては、映像検出方式、つまり映像信号の一定期間内の移
動量の検出や、あるいは、センサ検出方式つまり角速度
センサ等による機器そのものの動きの検出等がある。
【0079】そして、上記の手ぶれ量検出回路111、
動き補正回路112、動き補正制御回路113が動画の
信号処理特有の構成要素であって、特許請求の範囲にお
ける動画信号処理手段に相当する。
【0080】この構成の撮像装置においては、被写体画
像を撮像素子駆動制御回路107に制御される撮像素子
駆動回路103の駆動によりCCD102が光電変換を
行って撮像信号を生成する。アナログ信号処理回路10
4では、ノイズ除去、増幅等の処理を行い、A/D10
5にてデジタル信号に変換され、デジタル輝度/色信号
処理回路110では輝度信号および色信号等の映像信号
を作成している。
【0081】また、撮影モード設定回路109が動画の
撮影モードを設定している場合、手ぶれ量検出回路11
1が検出した動きデータはシステム制御回路108に入
力され、システム制御回路108が撮像素子駆動制御回
路107および動き補正制御回路113を制御すること
によって手振れ補正を行う。
【0082】なお、この実施形態4における動画の手振
れ補正のための構成は、上記の各実施形態1〜3にそれ
ぞれ適用可能である。
【0083】次に、図8に示したCCD102および撮
像素子駆動回路103の動作について、図9および図1
0を用いて説明する。
【0084】図9はCCD102の画素領域を示す説明
図である。ここでは、CCD102の全画素領域A0が
m0画素×n0ラインで構成され、また、この全画素領域A
0内には信号切り出し領域A4が確保され、その信号切
り出し領域A4は、m1画素×n1ライン(m1<m0,n1<n0)
で構成されているものとする。なお、信号切り出し領
域A4の位置は固定されたものではなく、手振れの方向
と量とに応じて変位される。
【0085】図10に示すように、まず、撮像素子駆動
回路103による高速掃き出し処理により、CCD10
2からは、全画素領域A0(m0画素×n0ライン)の内から
正規領域A2内の電荷信号が読み出され、次に、この正
規領域A2(m0画素×n1ライン)の電荷信号は、デジタル
信号処理部106において信号切り出し領域(m1画素×n
1ライン)内の信号が切り出され、その後、クロック変換
等を行って(m2画素×n1ライン)のデータの信号となる。
【0086】ここで、手ぶれ量検出回路111で検出し
た動き検出データに基づいて、垂直方向の動きをキャン
セルするように、全画素領域A0内から正規領域A2(m
0画素×n1ライン)の位置が設定され、続いて、水平方向
の動きをキャンセルするように、この正規領域A2内か
ら信号切り出し領域A4(m1画素×n1ライン)の位置が設
定される。
【0087】これは、例えば撮像素子102のアスペク
ト比(縦横比)がテレビジョン信号と同じ4:3の場合、
CCD102からの読み出し時に垂直方向にn1/n0の比
でもって切り出されるので、デジタル信号処理部106
において、水平方向にも同様にn1/n0の比でもって切り
出す必要があるためである。したがって、信号切り出し
領域A4の水平方向の画素数m1と、切り出し前の正規領
域A2の水平方向の画素数m0との比m1/m0は、n1/n0=m1
/m0の関係を満たしている。続いて、この信号切り出し
領域A4内にある信号について、クロック変換等の変換
を行なって、テレビジョン信号の出力フォーマットに合
致した表示領域A5となるようする。
【0088】以上のように、この実施形態4で示した動
画信号処理においては、手振れ補正された動画像を得る
ことができる。
【0089】そして、この手振れ補正の具体的な構成を
実施形態1〜3の場合に適用することにより、動画の撮
影モードでは、手振れ補正を行った記録に適した動画を
生成でき、また、静止画の撮影モードでは、高画質の静
止画像の生成が可能となる。
【0090】(実施形態5)図11は、この実施形態5に
おける撮像装置のブロック図であり、図8に示した構成
と対応する部分には同一の符号を付す。
【0091】この実施形態5は、動画の撮影モードにお
いて、電子ズーム処理と手ぶれ補正処理とが連動するよ
うにした場合の具体的な構成を示したもので、デジタル
信号処理回路106が、デジタル輝度/色信号処理回路
110、手ぶれ量検出回路111、電子ズーム倍率設定
回路114、動き補正/補間演算回路115、および動
き補正/補間演算制御回路116を備えている。
【0092】その他の構成は、図8に示した実施形態4
の場合と同様である。
【0093】そして、手ぶれ量検出回路111、電子ズ
ーム倍率設定回路114、動き補正/補間演算回路11
5、および動き補正/補間演算制御回路116が動画信
号処理特有の構成要素であって、特許請求の範囲におけ
る動画信号処理手段に相当する。
【0094】このように構成された撮像装置の動画信号
処理においては、被写体画像を撮像素子駆動制御回路1
07に制御される撮像素子駆動回路103の駆動により
CCD102が光電変換を行って撮像信号を生成する。
アナログ信号処理回路104では、ノイズ除去、増幅等
の処理を行い、A/D105でデジタル信号に変換さ
れ、デジタル輝度/色信号処理回路110で輝度信号お
よび色信号等の映像信号が作成される。
【0095】また、撮影モード設定回路109が動画撮
影モードを設定している場合、手ぶれ量検出回路111
が検出した手振れ量、および電子ズーム倍率設定回路1
14で設定された電子ズーム倍率は、それぞれシステム
制御回路108に入力され、システム制御回路108が
撮像素子駆動制御回路107および動き補正/補間演算
制御回路116を制御することによって手振れ補正およ
び電子ズーム処理を行う。
【0096】なお、この実施形態5における動画の電子
ズーム処理と手ぶれ補正処理とが連動するための構成
は、上記の各実施形態1〜3にそれぞれ適用可能であ
る。
【0097】次に、CCD102と撮像素子駆動回路1
03の動作について図12を用いて説明する。
【0098】図12に示すように、まず、撮像素子駆動
回路103による高速掃き出し処理により、CCD10
2からは、全画素領域A0(m0画素×n0ライン)の内から
正規領域A2(m0画素×n2ライン)内の電荷信号が読み出
され、次に、デジタル信号処理部106において、この
正規領域A2内の電荷信号の内から信号切り出し領域A
4(m3画素×n2ライン)(m1>m3)内の信号が切り出され、
その後、クロック変換および補間演算による拡大処理が
行なわれて、表示領域A5(m2画素×n1ライン)のデータ
となる。
【0099】ここで、手ぶれ量検出回路111で検出し
た動き検出データおよび電子ズーム倍率設定回路115
で設定した電子ズーム倍率に基づいて、垂直方向の動き
を抑制してズーム倍率に一致するように、正規領域A2
(m0画素×n2ライン)の位置が設定され、続いて、水平方
向の動きを抑制してズーム倍率に一致するように信号切
り出し領域A4(m3画素×n2ライン)の位置が設定され
る。
【0100】この場合も、実施形態4の場合と同様、C
CD102のアスペクト比(縦横比)がテレビジョン信号
と同じ4:3の場合、n2/n0=m3/m0の関係を有してい
る。
【0101】次に、この信号切り出し領域A4の信号を
テレビジョン信号の出力フォーマットに合致するよう
に、クロック変換および拡大処理等を行って電子ズーム
倍率に応じた垂直および水平の大きさに拡大している。
【0102】以上のように、この実施形態5で示した動
画信号処理においては、手ぶれ量検出回路による手ぶれ
量および電子ズーム倍率設定回路で設定された電子ズー
ム倍率に応じて、手振れ補正されかつズーム倍率に合致
した動画像を得ることができる。
【0103】そして、この手振れ補正の具体的な構成を
実施形態1〜3の場合に適用することにより、動画の撮
影モードでは、手振れ補正されかつ所定のズーム倍率を
もつ記録に適した動画を生成でき、また、静止画の撮影
モードでは、高画質の静止画像の生成が可能となる。
【0104】なお、この実施形態5では、手ぶれ補正と
電子ズームの両機能を有する場合について説明したが、
電子ズーム単独の動画処理を行うことも可能である。
【0105】また、前記の各実施形態1〜5では、CC
D102の垂直転送部1bの構成として1画素あたり2
個の転送段数を、また、水平転送部1cとして1垂直転
送部1bあたり2個の転送段数を有する構成を示した
が、これは一例であって、転送段数がこのような構成に
限定されるものではない。
【0106】さらに、前記の各実施形態1〜5では、C
CD102の駆動方法として、インタレース読み出し駆
動において、垂直転送部1bで垂直方向に隣接した2画
素の電荷信号を混合し、この混合のペアをフィールドで
切り替えるようにしているが、インタレース読み出し駆
動を次の方式にすることも可能である。すなわち、垂直
転送部1bは全画素読み出し駆動の場合と同様に各ライ
ンごとに順次走査で読み出した後、水平転送部1cにお
いて垂直方向に隣接した2画素の電荷信号を混合して、
この混合のペアをフィールドで切り替えるようにする。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果が得られる。
【0108】(1) 第1の発明では、動画の撮影モード
では、記録に適した動画を生成でき、また、静止画撮影
モードでは、高画質の静止画像を生成することができ
る。しかも、静止画の撮影モードでは、動画像と等しい
画角となるので、撮影モードの移行時に操作性を確保す
ることが可能である。
【0109】(2) 第2の発明では、動画の撮影モード
では、記録に適した動画を生成できる。また、静止画の
撮影モードでは、撮像素子の全画素領域から電荷信号を
読み出すので、動画像よりも広い画角で、かつ、高画質
の静止画像を生成することができる。さらに、静止画モ
ードの撮影間隔として操作性を損なうこと無く、モニタ
ーモード駆動の構成が容易になる。
【0110】(3) 第3の発明では、動画の撮影モード
では、記録に適した動画を生成でき、また、静止画の撮
影モードでは、高画質の静止画像を生成することができ
る。しかも、静止画の撮影モードでは、動画像と等しい
画角の静止画の生成と、動画像よりも広い画角の静止画
の生成とを選択することが可能であり、さらに、静止画
撮影時の焦点距離範囲を拡大することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における撮像装置の基本構
成を示すブロック図
【図2】図1の撮像装置における撮像素子の構成を示す
ブロック図
【図3】図1に示した撮像素子の駆動タイミングの一例
を示すタイミングチャート
【図4】図3に示す駆動タイミング時の撮像素子の読み
出し領域の説明図
【図5】本発明の実施形態1において、撮像素子から読
み出す信号の処理動作の説明図
【図6】本発明の実施形態2において、撮像素子から読
み出す信号の処理動作の説明図
【図7】本発明の実施形態3において、撮像素子から読
み出す信号の処理動作の説明図
【図8】本発明の実施形態4における撮像装置の構成を
示すブロック図
【図9】撮像素子に手振れ補正のための信号切り出し領
域を確保した状態の説明図
【図10】図8の実施形態4において、撮像素子から読
み出す信号の処理動作の説明図
【図11】本発明の実施形態5における撮像装置の構成
を示すブロック図
【図12】図11の実施形態5において、撮像素子から
読み出す信号の処理動作の説明図
【符号の説明】
1a…受光部、1b…垂直転送部、1c…水平転送部、1
01…レンズ、102…撮像素子、103…撮像素子駆
動回路、104…アナログ信号処理回路、105…アナ
ログ・デジタル変換回路、106…デジタル信号処理回
路、107…撮像素子駆動制御回路、108…システム
制御回路、109…撮影モード設定回路、110…デジ
タル輝度/色信号処理回路、111…手ぶれ量検出回
路、112…動き補正回路、113…動き補正制御回
路、114…電子ズーム倍率設定回路、115…動き補
正/補間演算回路、116…動き補正/補間演算制御回
路、120…画角設定回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準テレビジョンフォーマットに基づく
    画像を表示するのに必要とされる画素数よりも多い画素
    を有する撮像素子と、 静止画と動画の撮影モードを設定するモード設定手段
    と、 このモード設定手段によるモード設定に応じて、前記撮
    像素子の各画素を構成する受光部から電荷信号を互いに
    異なる方式で読み出す第1,第2の駆動手段と、 前記撮像素子内において受光部から読み出された電荷信
    号を垂直方向に高速に転送する電荷高速転送手段と、 前記動画の撮影モードが設定された場合には、前記電荷
    高速転送手段と前記第1の駆動手段とによって前記撮像
    素子からの電荷信号の読み出し領域を制御して、前記電
    荷信号を動画処理する動画信号処理手段と、 前記静止画の撮影モードが設定された場合には、前記電
    荷高速転送手段と前記第2の駆動手段とによって前記撮
    像素子からの電荷信号の読み出し領域を制御して、前記
    動画の撮影モードと略同一の領域からの電荷信号を読み
    出して静止画処理する静止画信号処理手段と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 静止画の撮影モード時の画角設定は、動
    画撮影モードに基づいて行われることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 標準テレビジョンフォーマットに基づく
    画像を表示するのに必要とされる画素数よりも多い画素
    を有する撮像素子と、 静止画と動画の撮影モードを設定するモード設定手段
    と、 このモード設定手段によるモード設定に応じて、前記撮
    像素子の各画素を構成する受光部から電荷信号を互いに
    異なる方式で読み出す第1,第2の駆動手段と、 前記撮像素子内において受光部から読み出された電荷信
    号を垂直方向に高速に転送する電荷高速転送手段と、 前記動画の撮影モードが設定された場合には、前記電荷
    高速転送手段と前記第1の駆動手段とによって前記撮像
    素子からの電荷信号の読み出し領域を制御して、前記電
    荷信号を動画処理する動画信号処理手段と、 前記静止画の撮影モードが設定された場合には、前記第
    2の駆動手段によって前記撮像素子の全画素領域からの
    電荷信号の読み出して静止画処理する静止画信号処理手
    段と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 静止画の撮影モード時の画角設定を行う
    ための動画表示は、動画の撮影モード時とは異なる撮像
    素子の駆動方法によって行うことを特徴とする請求項3
    記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 動画と静止画の各撮影モードの撮像素子
    の駆動周波数は共に等しく、かつ、第2の駆動手段によ
    る撮影期間は、第1の駆動手段による撮影期間より長く
    設定されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の駆動手段は、前記受光部に蓄
    積された電荷信号の内、奇数ラインの電荷信号と偶数ラ
    インの電荷信号とを時分割で別々に読み出すものである
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 標準テレビジョンフォーマットに基づく
    画像を表示するのに必要とされる画素数よりも多い画素
    を有する撮像素子と、 静止画と動画の撮影モードを設定するモード設定手段
    と、 このモード設定手段によるモード設定に応じて、前記撮
    像素子の各画素を構成する受光部から電荷信号を互いに
    異なる方式で読み出す第1,第2,第3の各駆動手段
    と、 前記撮像素子内において受光部から読み出された電荷信
    号を垂直方向に高速に転送する電荷高速転送手段と、 前記動画の撮影モードが設定された場合には、前記電荷
    高速転送手段と前記第1の駆動手段とによって前記撮像
    素子からの電荷信号の読み出し領域を制御して、前記電
    荷信号を動画処理する動画信号処理手段と、 前記静止画の撮影モードが設定された場合には、前記電
    荷高速転送手段と前記第2の駆動手段とによって前記撮
    像素子からの電荷信号の読み出し領域を制御して、前記
    動画の撮影モードと略同一の領域からの電荷信号を読み
    出して静止画処理する第1の静止画信号処理手段と、 前記静止画の撮影モードが設定された場合には、前記第
    3の駆動手段によって前記撮像素子の全画素領域からの
    電荷信号の読み出して静止画処理する第2の静止画信号
    処理手段と、 前記第1の静止画信号処理手段と第2の静止画信号処理
    手段とを選択する選択手段と、 を具備することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 動画と静止画の各撮影モードの撮像素子
    の駆動周波数は共に等しく、かつ、第2の駆動手段によ
    る撮影期間は第1の駆動手段による撮影期間より長く、
    さらに、第3の駆動手段による撮影期間は第2の駆動手
    段による撮影期間より長く設定されていることを特徴と
    する請求項7記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段は、光学ズーム範囲におい
    ては第2の静止画信号処理手段を選択し、光学ズームの
    最大テレ側からは第1の静止画信号処理手段を選択する
    か、または光学ズーム範囲においては第1の静止画信号
    処理手段を選択し、光学ズームの最大ワイド側からは第
    2の静止画信号処理手段を選択することを特徴とする請
    求項7または請求項8記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記第2,第3の駆動手段は、受光部
    に蓄積された電荷信号の内、奇数ラインの電荷信号と偶
    数ラインの電荷信号とを時分割で別々に読み出すもので
    あることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記動画信号処理手段は、被写体の動
    きの有無を検出する動き検出手段と、この動き検出手段
    により検出した動き量に基づいて動き補正を行う動き補
    正手段と、を具備することを特徴とする請求項1ないし
    請求項10のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記動画信号処理手段は、電子式拡大
    手段を有し、この電子式拡大手段は、電子式ズーム倍率
    設定手段と、前記撮像素子出力信号を補間する補間演算
    手段とから構成されていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項10のいずれかに記載の撮像装置。
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