JP2000299917A - 電線用くさび型クランプ - Google Patents

電線用くさび型クランプ

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JP2000299917A
JP2000299917A JP11104708A JP10470899A JP2000299917A JP 2000299917 A JP2000299917 A JP 2000299917A JP 11104708 A JP11104708 A JP 11104708A JP 10470899 A JP10470899 A JP 10470899A JP 2000299917 A JP2000299917 A JP 2000299917A
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JP
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wedge
wire
clamp
jumper
wires
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JP11104708A
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English (en)
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Yuji Nakagawa
悠二 中川
Sakae Komine
栄 小峰
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Daido Denki Kogyo KK
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Daido Denki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天側ジャンパ線と地側電線の碍子装置との接
触を回避するのに好適な電線用くさび型クランプを提供
する。 【解決手段】 碍子装置を介し送電鉄塔に張設された電
線Wをジャンパ線W’として地側に引き下げるための電
線用くさび型クランプ1である。この電線用くさび型ク
ランプ1は、前記電線Wを単一ごとに把持するくさび体
2と、前記碍子装置に連結され、前記くさび体2を拘持
するクランプ体4と、前記くさび体2の長手方向に対し
て所定の角度にて取り付けされ、把持した電線Wをその
直下領域から側部に向けて案内するジャンパ受金具3と
で構成される。これにより、天側の電線Wをジャンパ線
W’として引き下げる際、その真下に位置する地側電線
の碍子装置との接触を確実に回避できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線をジャンパ線
として地側に引き下げるためのくさび型クランプに関
し、特に天側ジャンパ線と地線側の連結金具との接触を
回避するためのくさび型クランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は送電鉄塔Tにシャンパ装置55を
取り付けた状態を示す図である。
【0003】従来、架空送電線路において、複数の電線
L1,L2は適所に設けた送電鉄塔Tにて中継される
が、この際、各電線L1,L2は一旦、懸垂碍子52や
ヨーク金具51やその他バーニア等の連結部材53、5
4にて構成される碍子装置を介して送電鉄塔Tのアーム
T1に懸装され、その片端部がジャンパ装置55を介し
て送電鉄塔TのアームT1を迂回するように誘導されて
相互に接続される。
【0004】図4はその一例を示しており、左右のヨー
ク金具51,51に取付けられた電線L1,L2の片端
部をクランプ金具56,57を介しジャンパ線として架
線の下方に水平支持されたジャンパー装置55(例え
ば、パイプ式ジャンパ装置)まで引き下げ、このジャン
パ装置55の両端部に各々ジャンパ線を一括して接続す
ることによりアームT1を迂回するように構成したもの
である。
【0005】この時、引き下げられた天側電線(天線)
L1側のジャンパ線と地側電線(地線)L2側の連結部
材54との接触を防止するため、従来では、ジャンパ線
が交差する地線側の連結部材54に架線の外側に向けて
屈曲させた弓形金具54aを取付け、天線L1側のジャ
ンパ線をこの弓形金具54aの突出部内側を通過させる
ようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、送電容量の増大
に伴い、前記したバーニア金具等の連結部材53,54
やヨーク金具51や懸垂碍子52等は大型化・大重量化
傾向にあるが、これに伴い碍子装置には架線の緊張度に
耐え得る十分な機械的強度が要求されている。特に前記
弓形金具54aに関しては、十分満足できる機械的強度
を得るためには形状的、構造的に不利であると共に、架
線数が多ければ、その分、かような金具類も多く必要と
なることから、コスト高となっていた。また、風などに
よる架線や連結部材の横振れを考慮すると、前記弓形金
具54aの突出量(金具の屈曲量)を多くすると共に、
より大型化して交差するジャンパ線とのクリアランスを
十分確保できる構造にする必要があり、これでは機械強
度的にもコスト的にも問題が有った。
【0007】本発明は、上記問題を解消するために成さ
れたものであって、天側のジャンパ線を地線側に引き下
げる際に、架線の直下域から側部に向けて誘導すること
でジャンパ線と地線側の連結部材との接触を確実に回避
できる好適な電線用くさび型クランプを提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に記
載の本発明では、碍子装置を介し送電鉄塔に張設された
複数の電線をジャンパ線として地側に引き下げるための
電線用くさび型クランプであって、前記電線を単一ごと
に把持するくさび体と、当該くさび体に、その長手方向
に対し所定の角度を持って取り付けされ、把持した電線
をその直下領域から側部に向けて案内するジャンパ受金
具と、前記碍子装置に連結され、前記くさび体を拘持す
るクランプ体とで構成されることを特徴とするものであ
る。
【0009】また、請求項2に記載の本発明では、前記
くさび体と前記クランプ体は、共に先端に向けて細幅と
なるくさび形状とされ、前記くさび体が前記クランプ体
にくさび嵌合することにより前記くさび体を前記クラン
プ体に拘持することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて本発
明の実施形態を説明する。
【0011】図1は本発明に係る電線用くさび型クラン
プ1(以下、くさび型クランプ1と呼ぶ)の一実施形態
を示し、(a)はその平面図、(b)はその正面図、
(c)はその左側面図である。また、図2は前記くさび
型クランプ1の使用態様を示す図で、図3は天側ジャン
パ線および地側ジャンパ線の引き下げ方向と、各々の碍
子装置との位置関係を示す図である。
【0012】先ず、図1に基づいて前記くさび型クラン
プ1の構成を説明すれば、くさび型クランプ1は、単一
の電線Wを把持するためのくさび体2と、把持した電線
Wの片端をジャンパ線Wとして所定の角度を持たせて案
内するためのジャンパ受金具3と、前記くさび体2を拘
持するためのクランプ体4とで構成されている。
【0013】前記くさび体2は、先端に向けて細幅とし
たくさび形の矩形筒状体である。そして、図1(c)に
示すように、それぞれ外辺の四隅を膨出させて上下両辺
の中央を凹状としてある。この矩形の筒状体は2個の半
割ケース2a、2bで構成されており、各々半割ケース
2a、2b同士を組み合わせて締付ナット5,5にて螺
着することにより、筒内に電線径に応じた円筒状の電線
把持部が形成される。
【0014】また、このくさび体2の太径側の一端に
は、締付ナット6によりジャンパ受金具3が取り付けら
れている。このジャンパ受金具3は前記くさび体2にて
把持されたジャンパ線W’を案内するための断面U字形
の案内腕部3aを備えており、この案内腕部3aが前記
くさび体2の長手方向(架線方向)に対して所定の角度
を持って湾曲させられている。
【0015】前記クランプ体4は半割構造の筒状体で、
その頂部に設けた支軸15,16を支点として両側に開
閉できるようになっている。このクランプ体4の長手寸
法は前記くさび体2の約1/2程度であって、筒内は前
記くさび体2がくさび嵌合できるように先端に向けて細
径とした矩形状である。また、この筒状体の両側に突設
された支持片7,7に二枚の長板10,10と、この二
枚の長板10,10を他端にて平行に支持するための支
持金具11とで構成された枠状の取付金具9が取付ナッ
ト8,8にて回動自在に取り付けてある。この取付金具
9はクランプ体4を後述の碍子装置30に連結するため
の金具である。
【0016】上記構成のくさび型クランプ1の取付は以
下の通りである。
【0017】まず、くさび体2を2個の半割ケース2
a,2bの状態に分離しておく。次に、間に電線Wを挟
み込むようにして、これら半割ケース2a,2bを組み
合わせ、その太径側の端部を2個所を締付ナット5,5
にて締め付け、くさび体2を電線Wに固定する。尚、く
さび体2の取付け向きは、くさび体2の太径側が碍子装
置30側(電線Wの引出側)に向くようにする。
【0018】くさび体2の太径側開口部より引き出され
たジャンパ線W’をジャンパ受金具3の案内腕部3aの
底部に沿って案内し、その先端部に取り付けた電線押え
具12にてジャンパ線W’を案内腕部3aに固定する。
【0019】次に、前記クランプ体4を支軸15,16
を支点に開放し、間に電線Wを挟み込んで閉塞した後、
くさび体2をこのクランプ体4の筒内に押し込む。この
時、くさび体2の凹部2cとクランプ体4の突部4aが
互いにきつく係合(くさび嵌合)してクランプ体4は不
用意に開放しなくなる。
【0020】ところで、くさび体2の押込み量に応じて
くさび体2は緊締し、筒内のジャンパ線W’をきつく掌
握すると共に、くさび体2はクランプ体4とのくさび嵌
合によりクランプ体4に確実に拘止されるものである
が、本実施形態では、くさび体2の好適な押し込みが行
えるよう、図1(b)に示すように、くさび体2の中央
側部に押込量の目安となる複数の指示線17が打刻して
ある。従って、架線作業の際、作業者はジャンパ線Wの
線径に応じた指示線17を選んでクランプ体4の端縁部
をその指示線17に合わせるように押し込みを行うこと
により、くさび型クランプ1は常に好適な電線掌握力を
もって電線Wを把持することができる。これで、くさび
型クランプ1の取付は完了する。
【0021】次に、図2により、くさび型クランプ1の
使用態様を説明する。
【0022】本図は、片側が天線W1、W2の2条と、
地線W3,W4の2条より成る架線構造の内、天線W1
とW2に本発明のくさび型クランプ1を取付けした場合
であって、天線W1,W2を送電鉄塔に張設するための
碍子装置30、30の構成が示されている。
【0023】図2中、1は図1にて説明した本発明のく
さび型クランプである。このくさび型クラン1にて把持
された天線W1,W2がくさび型クランプ1の支持金具
11に取り付けた連結用の平行クレビスリンク20を介
し、電線Wの弛度を調整するためのバーニア金具21、
ヨーク金具22、懸垂碍子23等の連結部材で構成され
る碍子装置30により、図示しない送電鉄塔に張設され
ている。尚、ここで、くさび型クランプ1の取付後の各
電線W1,W2の弛度調整は、前記したバーニア金具2
2で行うようにして前記くさび体2の再押し込みは行わ
ないようにしている。
【0024】図3に示すように、本発明によれば、天側
ジャンパW1’,W2’はくさび型クラン1のジャンパ
受金具3により、それぞれ架線部の内側に向けて角度を
持って案内され、天線W1,W2の真下に位置する地線
W3,W4用の碍子装置40,40の間を通過する形で
引き下げられて、その下方にて結束部材18により一括
固定され、地側ジャンパ線W3’,W4’と共に図示し
ないジャンパ装置に接続される。
【0025】このように、天線W1,W2を地側に引き
下げる際、本発明のくさび型クランプ1を使用し、把持
した天側ジャンパ線W1’、W2’を天線W1,W2の
直下域から側部に向けて誘導することにより、天側ジャ
ンパ線W1’、W2’と地線の碍子装置40,40との
接触を容易に回避することが可能となる。
【0026】これにより、従来ジャンパ線の接触回避用
の金具として地線側の碍子装置に使用していた大掛かり
で、且つ、高価な弓形金具は不要となり、地線側の碍子
装置の機械的強度を向上できると共に、コストダウンも
可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
電線用くさび型クランプは、電線を単一ごとに把持する
くさび体と、当該くさび体に、その長手方向に対して所
定の角度を持って取り付けされ、前記くさび体にて把持
した電線をその直下域から側部に向けて案内するジャン
パ受金具と、碍子装置に連結されて前記くさび体を拘持
するクランプ体とで構成したから、天線をジャンパ線と
して地側に引き下げる際、その真下に位置する地側電線
の碍子装置との接触を確実に回避できるようになる。従
って、従来より地線側の碍子装置に取り付けていた接触
防止用の大掛かりで、且つ、高価な弓形金具は不要とな
り、その分コストが削減できると共に、碍子装置の機械
的強度も向上するものである。
【0028】また、請求項2に記載の電線用くさび型ク
ランプでは、くさび嵌合により前記くさび体を前記クラ
ンプ体に拘持する構成としたので、くさび型クランプの
取付作業は容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るくさび型クランプの一実施形態を
示す図で、(a)はその平面図、(b)はその正面図、
(c)はその左側面図である。
【図2】図1のくさび型クランプの使用態様を示す図で
ある。
【図3】ジャンパ線の引出し方向と碍子装置との位置関
係を示す図である。
【図4】従来のジャンパ装置の使用態様を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電線用くさび型クランプ 2 くさび体 3 ジャンパ受金具 4 クランプ体 30,40 碍子装置 W 電線 W’ジャンパ線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 碍子装置を介し送電鉄塔に張設された複
    数の電線をジャンパ線として地側に引き下げるための電
    線用くさび型クランプであって、 前記電線を単一ごとに把持するくさび体と、 当該くさび体に、その長手方向に対し所定の角度を持っ
    て取り付けされ、把持した電線をその直下領域から側部
    に向けて案内するジャンパ受金具と、 前記碍子装置に連結され、前記くさび体を拘持するクラ
    ンプ体とで構成されることを特徴とする電線用くさび型
    クランプ。
  2. 【請求項2】 前記くさび体と前記クランプ体は、共に
    先端に向けて細幅となるくさび形状とされ、前記くさび
    体が前記クランプ体にくさび嵌合することにより前記く
    さび体を前記クランプ体に拘持することを特徴とする請
    求項1に記載の電線用くさび形クランプ。
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