JP2000301209A - 連続圧延用鋼帯の接合方法 - Google Patents
連続圧延用鋼帯の接合方法Info
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- JP2000301209A JP2000301209A JP11111763A JP11176399A JP2000301209A JP 2000301209 A JP2000301209 A JP 2000301209A JP 11111763 A JP11111763 A JP 11111763A JP 11176399 A JP11176399 A JP 11176399A JP 2000301209 A JP2000301209 A JP 2000301209A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数本の鋼帯を接合して連続的に熱間圧延す
るに先立ち、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の先端面を突
合せ接合する際、端面同士を互いに平行な状態で突合
せ、鋼帯幅方向ほぼ全面にわたって良好な接合を行う。 【解決手段】 クランプ後の両鋼帯間の距離を鋼帯幅方
向2カ所以上で測定し、該測定値に基づいて後行鋼帯の
クランプ装置を旋回させる。該クランプ装置の幅方向両
側に移動機構を設け、上記測定値に基づいて、両側の移
動機構をそれぞれ別個に移動させる。両鋼帯間の端面の
間の角度を測定し、該測定値に基づいてクランプ装置を
旋回させる。 【効果】 仕上圧延における板破断の危険性が回避さ
れ、安定確実な連続圧延が実現する。
るに先立ち、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の先端面を突
合せ接合する際、端面同士を互いに平行な状態で突合
せ、鋼帯幅方向ほぼ全面にわたって良好な接合を行う。 【解決手段】 クランプ後の両鋼帯間の距離を鋼帯幅方
向2カ所以上で測定し、該測定値に基づいて後行鋼帯の
クランプ装置を旋回させる。該クランプ装置の幅方向両
側に移動機構を設け、上記測定値に基づいて、両側の移
動機構をそれぞれ別個に移動させる。両鋼帯間の端面の
間の角度を測定し、該測定値に基づいてクランプ装置を
旋回させる。 【効果】 仕上圧延における板破断の危険性が回避さ
れ、安定確実な連続圧延が実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間圧延ラインに
おいて、複数本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先
立ち、先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端を突合せ接合す
る方法に関するものである。
おいて、複数本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先
立ち、先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端を突合せ接合す
る方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄鋼業では、鋼板の圧延歩留まり
および生産性を飛躍的に向上させるために、連続熱間圧
延ラインにおける鋼帯の連続化技術が行われ始めてい
る。この技術は、例えば図1に示すような工程により行
われる。まず、加熱された鋳片を粗圧延機1で粗圧延
し、粗圧延された鋼帯(粗バーとも呼ばれるが本明細書
では鋼帯という)を一旦コイルボックス2に巻取り、こ
れを巻戻しつつ、切断機3にて先端部および後端部のク
ロップを切断除去する。
および生産性を飛躍的に向上させるために、連続熱間圧
延ラインにおける鋼帯の連続化技術が行われ始めてい
る。この技術は、例えば図1に示すような工程により行
われる。まず、加熱された鋳片を粗圧延機1で粗圧延
し、粗圧延された鋼帯(粗バーとも呼ばれるが本明細書
では鋼帯という)を一旦コイルボックス2に巻取り、こ
れを巻戻しつつ、切断機3にて先端部および後端部のク
ロップを切断除去する。
【0003】ついで、先行鋼帯の後端と後行鋼帯の先端
とを接合装置4で接合し連続化する。このとき先行鋼帯
は仕上圧延機5で圧延されているので、その後端の移動
に合わせて接合装置4を矢印の方向に移動させつつ接合
する。仕上圧延機5では、接合され連続化された鋼帯
を、接合部を含めて連続的に圧延し、冷却ゾーン6で冷
却し、No.1ピンチロール7およびNo.2ピンチロール8を
経て巻取機10で巻き取り、コイルにする。このとき切
断機9により切断し、たとえば素材鋳片単位のコイルと
する。
とを接合装置4で接合し連続化する。このとき先行鋼帯
は仕上圧延機5で圧延されているので、その後端の移動
に合わせて接合装置4を矢印の方向に移動させつつ接合
する。仕上圧延機5では、接合され連続化された鋼帯
を、接合部を含めて連続的に圧延し、冷却ゾーン6で冷
却し、No.1ピンチロール7およびNo.2ピンチロール8を
経て巻取機10で巻き取り、コイルにする。このとき切
断機9により切断し、たとえば素材鋳片単位のコイルと
する。
【0004】接合装置4は、例えば図2に示すような構
造になっている。先行鋼帯12の後端部を第2クランプ
装置14でクランプし、後行鋼帯11の先端部を第1ク
ランプ装置13でクランプし、油圧等のシリンダー15
により第1クランプ装置13を第2クランプ装置14に
向けて鋼帯長手方向に移動させることで、両鋼帯11お
よび12の端面同士を突合せ、溶接トーチ16により突
合せ接合する。
造になっている。先行鋼帯12の後端部を第2クランプ
装置14でクランプし、後行鋼帯11の先端部を第1ク
ランプ装置13でクランプし、油圧等のシリンダー15
により第1クランプ装置13を第2クランプ装置14に
向けて鋼帯長手方向に移動させることで、両鋼帯11お
よび12の端面同士を突合せ、溶接トーチ16により突
合せ接合する。
【0005】この接合では、両端面同士が全面にわたっ
て確実に接触するように突合せることが重要である。特
に溶接トーチにより接合する場合、非接触部は溶け落ち
のため接合されない。仕上圧延では、鋼帯幅方向両端に
は引張力が作用するので、幅方向端部が接合されていな
いと、圧延時に鋼帯エッジのノッチ効果により板破断の
おそれが生じる。
て確実に接触するように突合せることが重要である。特
に溶接トーチにより接合する場合、非接触部は溶け落ち
のため接合されない。仕上圧延では、鋼帯幅方向両端に
は引張力が作用するので、幅方向端部が接合されていな
いと、圧延時に鋼帯エッジのノッチ効果により板破断の
おそれが生じる。
【0006】前述のように先行鋼帯12および後行鋼帯
11は、走行中に切断機3でクロップを切断除去するの
で、切断端面は鋼帯長手方向に直角になるとは限らな
い。さらに、切断後は、接合装置4までの走行途中、鋼
帯が斜行することがある。そのため、両鋼帯11および
12の端部を両クランプ装置13および14でクランプ
した後、単に第1クランプ装置13を移動させただけで
は、両鋼帯11および12の端面同士を全面にわたって
接触するように突合せることが困難であった。
11は、走行中に切断機3でクロップを切断除去するの
で、切断端面は鋼帯長手方向に直角になるとは限らな
い。さらに、切断後は、接合装置4までの走行途中、鋼
帯が斜行することがある。そのため、両鋼帯11および
12の端部を両クランプ装置13および14でクランプ
した後、単に第1クランプ装置13を移動させただけで
は、両鋼帯11および12の端面同士を全面にわたって
接触するように突合せることが困難であった。
【0007】その対策として特開平4−300001号
公報には、クランプ装置の少なくとも一方を、回転運動
を許容しながら併進運動により前進させて両鋼帯を突合
せることが開示されている。こうすることで、両鋼帯の
端面同士が片当たり状態で接触すると、クランプ装置の
併進力により生じるモーメントの作用でクランプ装置が
回転し、他方の側の端面同士も接触し始め、全面にわた
り良好な接触状態になると説明されている。
公報には、クランプ装置の少なくとも一方を、回転運動
を許容しながら併進運動により前進させて両鋼帯を突合
せることが開示されている。こうすることで、両鋼帯の
端面同士が片当たり状態で接触すると、クランプ装置の
併進力により生じるモーメントの作用でクランプ装置が
回転し、他方の側の端面同士も接触し始め、全面にわた
り良好な接触状態になると説明されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】実際の熱間圧延ライン
において、粗圧延後の鋼帯温度は1000℃程度あり、
強度的には変形しやすい状態にある。このため、上記公
報に開示されている方法を採用するには問題がある。す
なわち、両鋼帯の端面同士を片当たり状態で突合せたと
き、片当たりした端面が変形し、あるいはさらにバリが
発生するおそれがある。このように鋼帯幅方向の一方側
の端面が変形した後、さらにクランプ装置を前進させて
他方側の端面同士を接触させると、先に片当たりして変
形した側の端面同士が離れて隙間が生じる。この状態で
接合すると、鋼帯幅方向端部の隙間が生じた側が接合不
良となり、前述のように仕上圧延において板破断の危険
性が大となる。
において、粗圧延後の鋼帯温度は1000℃程度あり、
強度的には変形しやすい状態にある。このため、上記公
報に開示されている方法を採用するには問題がある。す
なわち、両鋼帯の端面同士を片当たり状態で突合せたと
き、片当たりした端面が変形し、あるいはさらにバリが
発生するおそれがある。このように鋼帯幅方向の一方側
の端面が変形した後、さらにクランプ装置を前進させて
他方側の端面同士を接触させると、先に片当たりして変
形した側の端面同士が離れて隙間が生じる。この状態で
接合すると、鋼帯幅方向端部の隙間が生じた側が接合不
良となり、前述のように仕上圧延において板破断の危険
性が大となる。
【0009】そこで本発明が解決しようとする課題は、
熱間圧延ラインにおいて、複数本の鋼帯を接合して連続
的に圧延するに先立ち、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の
先端面を突合せ接合するに際し、両鋼帯の端面同士を互
いに平行な状態で突合せることにより、鋼帯幅方向のほ
ぼ全面にわたって良好な接合を行い、仕上圧延における
板破断の危険性を回避し、安定した確実な連続圧延を実
現することである。
熱間圧延ラインにおいて、複数本の鋼帯を接合して連続
的に圧延するに先立ち、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の
先端面を突合せ接合するに際し、両鋼帯の端面同士を互
いに平行な状態で突合せることにより、鋼帯幅方向のほ
ぼ全面にわたって良好な接合を行い、仕上圧延における
板破断の危険性を回避し、安定した確実な連続圧延を実
現することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第1発明法は、熱間圧延ラインにて、複数本
の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼帯
の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプし
て両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、前
記クランプした後の両鋼帯間の距離を少なくとも鋼帯幅
方向2カ所で測定し、該測定値に基づいて前記後行鋼帯
をクランプしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回
させ、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せる
ことを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法である。
の本発明の第1発明法は、熱間圧延ラインにて、複数本
の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼帯
の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプし
て両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、前
記クランプした後の両鋼帯間の距離を少なくとも鋼帯幅
方向2カ所で測定し、該測定値に基づいて前記後行鋼帯
をクランプしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回
させ、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せる
ことを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法である。
【0011】第2発明法は、熱間圧延ラインにて、複数
本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼
帯の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプ
して両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、
前記後行鋼帯をクランプしたクランプ装置を鋼帯長手方
向に移動させる移動機構を該クランプ装置の鋼帯幅方向
両側に設け、前記クランプした後の両鋼帯間の距離を少
なくとも鋼帯幅方向2カ所で測定し、該測定値に基づい
て前記両側に設けた移動機構をそれそれ別個に移動させ
ることで、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合
せることを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法であ
る。
本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼
帯の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプ
して両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、
前記後行鋼帯をクランプしたクランプ装置を鋼帯長手方
向に移動させる移動機構を該クランプ装置の鋼帯幅方向
両側に設け、前記クランプした後の両鋼帯間の距離を少
なくとも鋼帯幅方向2カ所で測定し、該測定値に基づい
て前記両側に設けた移動機構をそれそれ別個に移動させ
ることで、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合
せることを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法であ
る。
【0012】第3発明法は、熱間圧延ラインにて、複数
本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼
帯の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプ
して両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、
前記クランプした後の先行鋼帯後端面と後行鋼帯先端面
の間の角度を測定し、該角度の測定値に基づいて、後行
鋼帯をクランプしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で
旋回させ、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合
せることを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法であ
る。
本の鋼帯を接合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼
帯の後端部および後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプ
して両鋼帯の端面同士を突合せ接合する方法において、
前記クランプした後の先行鋼帯後端面と後行鋼帯先端面
の間の角度を測定し、該角度の測定値に基づいて、後行
鋼帯をクランプしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で
旋回させ、両鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合
せることを特徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明法は、図1のような熱間圧
延ラインにおいて、図2のような接合装置4で、先行鋼
帯12の後端部を第2クランプ装置14でクランプし、
後行鋼帯11の先端部を第1クランプ装置13でクラン
プした後、第1クランプ装置13を移動させ、両鋼帯1
1および12の端面同士を突合せ接合する方法である。
延ラインにおいて、図2のような接合装置4で、先行鋼
帯12の後端部を第2クランプ装置14でクランプし、
後行鋼帯11の先端部を第1クランプ装置13でクラン
プした後、第1クランプ装置13を移動させ、両鋼帯1
1および12の端面同士を突合せ接合する方法である。
【0014】第1発明法は、図3の例に示すように、ま
ず先行鋼帯12の後端部および後行鋼帯11の先端部を
それぞれクランプした後、両鋼帯11および12の間の
距離を少なくとも鋼帯幅方向2カ所で測定する。図3は
クランプした状態の平面図を示し、17は第1クランプ
装置13のクランプフレーム、18は第2クランプ装置
14のクランプフレームであり、それぞれ図示しないラ
イナーを介して鋼帯11および12を両面から強固にク
ランプしている。両鋼帯間の距離測定は、本例では距離
計20および21により2カ所で行い、距離x1 および
x2 を測定している。
ず先行鋼帯12の後端部および後行鋼帯11の先端部を
それぞれクランプした後、両鋼帯11および12の間の
距離を少なくとも鋼帯幅方向2カ所で測定する。図3は
クランプした状態の平面図を示し、17は第1クランプ
装置13のクランプフレーム、18は第2クランプ装置
14のクランプフレームであり、それぞれ図示しないラ
イナーを介して鋼帯11および12を両面から強固にク
ランプしている。両鋼帯間の距離測定は、本例では距離
計20および21により2カ所で行い、距離x1 および
x2 を測定している。
【0015】ついで、この測定値に基づいてクランプフ
レーム17を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両鋼帯11
および12の端面同士を互いに平行な状態で突合せる。
図3の例では、距離計20の測定値x1 および距離計2
1の測定値x2 を演算制御器22に入力し、あらかじめ
入力した演算式により所要の旋回角を求め、旋回装置1
9によりクランプフレーム17を旋回させる。演算式
は、旋回後の両距離計20および21の測定値をx1 =
x2 とするものである。なお、このほか旋回は、例えば
図4のようにして、クランプフレーム17に偶力を付与
することで行うこともできる。
レーム17を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両鋼帯11
および12の端面同士を互いに平行な状態で突合せる。
図3の例では、距離計20の測定値x1 および距離計2
1の測定値x2 を演算制御器22に入力し、あらかじめ
入力した演算式により所要の旋回角を求め、旋回装置1
9によりクランプフレーム17を旋回させる。演算式
は、旋回後の両距離計20および21の測定値をx1 =
x2 とするものである。なお、このほか旋回は、例えば
図4のようにして、クランプフレーム17に偶力を付与
することで行うこともできる。
【0016】図3の例において、旋回装置19は、油圧
モーター等により演算装置22からの指令により所要角
だけ旋回させることができる。このとき、距離計20お
よび21の測定と旋回を繰り返し行い、x1 =x2 とな
った後に、図2で示すようなシリンダー15で、第1ク
ランプ装置13を鋼帯長手方向に移動させ、後行鋼帯1
1の先端面を先行鋼帯12の後端面に、互いに平行な状
態で突合せることもできる。また、旋回と鋼帯長手方向
の移動を同時に行って、同様に突合せることもできる。
モーター等により演算装置22からの指令により所要角
だけ旋回させることができる。このとき、距離計20お
よび21の測定と旋回を繰り返し行い、x1 =x2 とな
った後に、図2で示すようなシリンダー15で、第1ク
ランプ装置13を鋼帯長手方向に移動させ、後行鋼帯1
1の先端面を先行鋼帯12の後端面に、互いに平行な状
態で突合せることもできる。また、旋回と鋼帯長手方向
の移動を同時に行って、同様に突合せることもできる。
【0017】第2発明法では、後行鋼帯11をクランプ
したクランプ装置を鋼帯長手方向に移動させる移動機構
を該クランプ装置の鋼帯幅方向両側に設ける。図4はそ
の例を示し、後行鋼帯11をクランプするクランプフレ
ーム17の鋼帯幅方向両側にシリンダー15と摺動ブロ
ック23を設け、ピン24で摺動ブロック23をクラン
プフレーム17に連結して移動機構としている。移動機
構としては、油圧シリンダーやエアシリンダー等の流体
圧シリンダーを用いるのが一般的であるが、この他の機
械的機構、あるいは電気的な進退機構を採用することも
できる。
したクランプ装置を鋼帯長手方向に移動させる移動機構
を該クランプ装置の鋼帯幅方向両側に設ける。図4はそ
の例を示し、後行鋼帯11をクランプするクランプフレ
ーム17の鋼帯幅方向両側にシリンダー15と摺動ブロ
ック23を設け、ピン24で摺動ブロック23をクラン
プフレーム17に連結して移動機構としている。移動機
構としては、油圧シリンダーやエアシリンダー等の流体
圧シリンダーを用いるのが一般的であるが、この他の機
械的機構、あるいは電気的な進退機構を採用することも
できる。
【0018】そして、まず第1発明法と同様、クランプ
した後の両鋼帯11および12の間の距離を少なくとも
鋼帯幅方向2カ所で測定する。図4の例では、2基の溶
接トーチ16に距離計20および21を取付け、2カ所
の距離x1 およびx2 を測定し、図3の例のように演算
制御器22に入力する。演算制御器22からは、あらか
じめ入力した演算式により両移動機構それぞれに対して
指令を出す。
した後の両鋼帯11および12の間の距離を少なくとも
鋼帯幅方向2カ所で測定する。図4の例では、2基の溶
接トーチ16に距離計20および21を取付け、2カ所
の距離x1 およびx2 を測定し、図3の例のように演算
制御器22に入力する。演算制御器22からは、あらか
じめ入力した演算式により両移動機構それぞれに対して
指令を出す。
【0019】ついで、この指令により両移動機構をそれ
ぞれ別個に移動させることで、両鋼帯11および12の
端面同士を互いに平行な状態で突合せる。図4の例で
は、両側のシリンダー15それぞれについて伸長ストロ
ークを定めて移動させる。このとき、距離計20および
21の測定と両移動機構の別個移動とを繰り返し行い、
x1 =x2 となった後に、両移動機構を同速度で移動さ
せ、後行鋼帯11の先端面を先行鋼帯12の後端面に、
互いに平行な状態で突合せることもできる。また、両移
動機構を別個に移動させながら、同様に突合せることも
できる。
ぞれ別個に移動させることで、両鋼帯11および12の
端面同士を互いに平行な状態で突合せる。図4の例で
は、両側のシリンダー15それぞれについて伸長ストロ
ークを定めて移動させる。このとき、距離計20および
21の測定と両移動機構の別個移動とを繰り返し行い、
x1 =x2 となった後に、両移動機構を同速度で移動さ
せ、後行鋼帯11の先端面を先行鋼帯12の後端面に、
互いに平行な状態で突合せることもできる。また、両移
動機構を別個に移動させながら、同様に突合せることも
できる。
【0020】第3発明法は、第1発明法および第2発明
法と同様に両鋼帯11および12をクランプした後、先
行鋼帯12の後端面と後行鋼帯11の先端面の間の角度
を測定し、該測定値に基づいて、後行鋼帯11をクラン
プしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両
鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せる。角度の
測定は、イメージセンサー等により両鋼帯11および1
2の端部を撮像する等の手段により行うことができる。
また旋回は、図3の例のように旋回装置19により行う
ほか、図4の例のようにクランプフレーム17の両側に
設けたシリンダー15等の移動機構により偶力を付与し
て行うこともできる。
法と同様に両鋼帯11および12をクランプした後、先
行鋼帯12の後端面と後行鋼帯11の先端面の間の角度
を測定し、該測定値に基づいて、後行鋼帯11をクラン
プしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両
鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せる。角度の
測定は、イメージセンサー等により両鋼帯11および1
2の端部を撮像する等の手段により行うことができる。
また旋回は、図3の例のように旋回装置19により行う
ほか、図4の例のようにクランプフレーム17の両側に
設けたシリンダー15等の移動機構により偶力を付与し
て行うこともできる。
【0021】
【実施例】図1に示すような熱間圧延ラインに本発明法
を適用して、粗圧延後の鋼帯をレーザトーチにより突合
せ接合し、仕上げ圧延を行い熱間圧延鋼帯を製造した。
その結果、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の先端面は平行
状態で突合わされ、レーザ接合後の接合部は、鋼帯幅方
向端部の溶け落ちがエッジから10mm以内におさまり、
仕上圧延において溶接部板破断のおそれが皆無となっ
た。
を適用して、粗圧延後の鋼帯をレーザトーチにより突合
せ接合し、仕上げ圧延を行い熱間圧延鋼帯を製造した。
その結果、先行鋼帯の後端面と後行鋼帯の先端面は平行
状態で突合わされ、レーザ接合後の接合部は、鋼帯幅方
向端部の溶け落ちがエッジから10mm以内におさまり、
仕上圧延において溶接部板破断のおそれが皆無となっ
た。
【0022】
【発明の効果】本発明法により、熱間圧延ラインにおい
て、粗圧延後の複数本の鋼帯を突合せ接合する際、先行
鋼帯の後端面に対し後行鋼帯の先端面を、安定して互い
に平行な状態で突合せることができる。このため、片当
たりによる鋼帯端面の局部的な変形、特に鋼帯幅方向端
部エッジの隙間発生が解消され、両鋼帯は幅方向のほぼ
全面にわたって良好に接合されるので、引き続く仕上圧
延において、接合部を圧延しても板破断のおそれがな
く、安定した確実な連続圧延が実現する。
て、粗圧延後の複数本の鋼帯を突合せ接合する際、先行
鋼帯の後端面に対し後行鋼帯の先端面を、安定して互い
に平行な状態で突合せることができる。このため、片当
たりによる鋼帯端面の局部的な変形、特に鋼帯幅方向端
部エッジの隙間発生が解消され、両鋼帯は幅方向のほぼ
全面にわたって良好に接合されるので、引き続く仕上圧
延において、接合部を圧延しても板破断のおそれがな
く、安定した確実な連続圧延が実現する。
【図1】本発明が対象とする熱間圧延ラインの例を示す
説明図である。
説明図である。
【図2】本発明が対象とする熱間圧延ラインにおける接
合装置の例を示す側面図である。
合装置の例を示す側面図である。
【図3】本発明法を行うための装置例を示す平面図であ
る。
る。
【図4】本発明法を行うための別の装置例を示す平面図
である。
である。
1…粗圧延機 2…コイルボックス 3…切断機 4…接合装置 5…仕上圧延機 6…冷却ゾーン 7…No.1ピンチロール 8…No.2ピンチロール 9…切断機 10…巻取機 11…後行鋼帯 12…先行鋼帯 13…第1クランプ装置 14…第2クランプ装置 15…シリンダー 16…溶接トーチ 17,18…クランプフレーム 19…旋回装置 20,21…距離計 22…演算制御器 23…摺動ブロック 24…ピン
Claims (3)
- 【請求項1】 熱間圧延ラインにて、複数本の鋼帯を接
合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼帯の後端部お
よび後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプして両鋼帯の
端面同士を突合せ接合する方法において、前記クランプ
した後の両鋼帯間の距離を少なくとも鋼帯幅方向2カ所
で測定し、該測定値に基づいて前記後行鋼帯をクランプ
したクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両鋼
帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せることを特徴
とする連続圧延用鋼帯の接合方法。 - 【請求項2】 熱間圧延ラインにて、複数本の鋼帯を接
合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼帯の後端部お
よび後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプして両鋼帯の
端面同士を突合せ接合する方法において、前記後行鋼帯
をクランプしたクランプ装置を鋼帯長手方向に移動させ
る移動機構を該クランプ装置の鋼帯幅方向両側に設け、
前記クランプした後の両鋼帯間の距離を少なくとも鋼帯
幅方向2カ所で測定し、該測定値に基づいて前記両側に
設けた移動機構をそれそれ別個に移動させることで、両
鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せることを特
徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法。 - 【請求項3】 熱間圧延ラインにて、複数本の鋼帯を接
合して連続的に圧延するに先立ち、先行鋼帯の後端部お
よび後行鋼帯の先端部をそれぞれクランプして両鋼帯の
端面同士を突合せ接合する方法において、前記クランプ
した後の先行鋼帯後端面と後行鋼帯先端面の間の角度を
測定し、該角度の測定値に基づいて、後行鋼帯をクラン
プしたクランプ装置を鋼帯と平行な面内で旋回させ、両
鋼帯の端面同士を互いに平行な状態で突合せることを特
徴とする連続圧延用鋼帯の接合方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11111763A JP2000301209A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 連続圧延用鋼帯の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11111763A JP2000301209A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 連続圧延用鋼帯の接合方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301209A true JP2000301209A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14569576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11111763A Pending JP2000301209A (ja) | 1999-04-20 | 1999-04-20 | 連続圧延用鋼帯の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301209A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009061493A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-03-26 | Jfe Steel Kk | 溶接機、および、金属帯の溶接監視方法、溶接方法、製造方法 |
| CN102126103A (zh) * | 2011-03-28 | 2011-07-20 | 南京信息工程大学 | 一种氩弧焊机的定位装置 |
| CN104492816A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-04-08 | 北京首钢冷轧薄板有限公司 | 一种断带穿带的方法 |
| KR20170070303A (ko) * | 2015-12-11 | 2017-06-22 | 현대모비스 주식회사 | 용접장치 및 용접장치 구동방법 |
-
1999
- 1999-04-20 JP JP11111763A patent/JP2000301209A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN104492816B (zh) * | 2014-12-05 | 2016-09-07 | 北京首钢冷轧薄板有限公司 | 一种断带穿带的方法 |
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| KR102368494B1 (ko) * | 2015-12-11 | 2022-03-02 | 현대모비스 주식회사 | 용접장치 및 용접장치 구동방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050113 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050125 |
|
| A02 | Decision of refusal |
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