JP2000301293A - 鋳型造型方法 - Google Patents
鋳型造型方法Info
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車用排気系部品であるマニホールドな
ど、複雑な形状をしている製品を砂鋳型により鋳造する
方法において、注湯時などに型壊れが発生しない鋳型の
造型方法を提供する。 【解決手段】 模型定盤に外部吸引装置に接続したベン
トホールを設けるとともに、鋳枠周辺部の分割型スクイ
ズヘッドの先端部の面積を鋳枠中央部のスクイズヘッド
の先端部の面積より小さくし、スクイズヘッドにより鋳
物砂を押圧しているときにベントホールと外部差圧発生
装置とを連通させる。
ど、複雑な形状をしている製品を砂鋳型により鋳造する
方法において、注湯時などに型壊れが発生しない鋳型の
造型方法を提供する。 【解決手段】 模型定盤に外部吸引装置に接続したベン
トホールを設けるとともに、鋳枠周辺部の分割型スクイ
ズヘッドの先端部の面積を鋳枠中央部のスクイズヘッド
の先端部の面積より小さくし、スクイズヘッドにより鋳
物砂を押圧しているときにベントホールと外部差圧発生
装置とを連通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用排気系部品
であるマニホールドなど、凹凸部が多くあり、かつ複雑
な形状をしている鋳物を製造するための砂鋳型の造型方
法に関するものである。
であるマニホールドなど、凹凸部が多くあり、かつ複雑
な形状をしている鋳物を製造するための砂鋳型の造型方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から水平方向に見切面を有する砂鋳
型の造型方法としては、ジョルト・スクイズ方法が採用
されている。この鋳型造型方法は、ジョルトテーブルに
模型定盤を固定し、この模型定盤上に配置された鋳枠内
に鋳物砂を投入した後、ジョルト装置によってジョルト
テーブルを上昇させ、続いてこのジョルトテーブルを急
激に下降させる、という操作を数回繰り返して、鋳枠内
の鋳物砂を模型定盤上に圧縮する。続いて、鋳枠上方に
設置したスクイズ装置により、鋳枠内の鋳物砂を押圧し
て鋳型を造型するものである。このスクイズ方法として
は、一枚のスクイズプレートで鋳物砂を押圧する方法、
複数個に分割したスクイズ装置(分割型スクイズ装置)
により鋳物砂を押圧する方法等が採用されている。特
に、上記複数個に分割したスクイズヘッドによるスクイ
ズ方法は、個々のスクイズヘッドの押圧力を可変にする
ことが可能であり、鋳枠の中央部及び周辺部の鋳型硬度
を均一にするための有効な手段として一般に採用されて
いる。
型の造型方法としては、ジョルト・スクイズ方法が採用
されている。この鋳型造型方法は、ジョルトテーブルに
模型定盤を固定し、この模型定盤上に配置された鋳枠内
に鋳物砂を投入した後、ジョルト装置によってジョルト
テーブルを上昇させ、続いてこのジョルトテーブルを急
激に下降させる、という操作を数回繰り返して、鋳枠内
の鋳物砂を模型定盤上に圧縮する。続いて、鋳枠上方に
設置したスクイズ装置により、鋳枠内の鋳物砂を押圧し
て鋳型を造型するものである。このスクイズ方法として
は、一枚のスクイズプレートで鋳物砂を押圧する方法、
複数個に分割したスクイズ装置(分割型スクイズ装置)
により鋳物砂を押圧する方法等が採用されている。特
に、上記複数個に分割したスクイズヘッドによるスクイ
ズ方法は、個々のスクイズヘッドの押圧力を可変にする
ことが可能であり、鋳枠の中央部及び周辺部の鋳型硬度
を均一にするための有効な手段として一般に採用されて
いる。
【0003】また、模型定盤上に配置された鋳枠内に圧
縮空気により鋳物砂を充填し、続いて、スクイズ装置に
より鋳物砂を押圧して鋳型を造型する方法も実用化され
ている。このとき、圧縮空気により鋳物砂を充填すると
きには、模型定盤に設けたベントホールから空気を外部
に吸引排除するようにしている。この鋳型造型方法は、
砂締まりが良く、均一な硬度を有する鋳型を造型するこ
とができるため近年多く採用されている。
縮空気により鋳物砂を充填し、続いて、スクイズ装置に
より鋳物砂を押圧して鋳型を造型する方法も実用化され
ている。このとき、圧縮空気により鋳物砂を充填すると
きには、模型定盤に設けたベントホールから空気を外部
に吸引排除するようにしている。この鋳型造型方法は、
砂締まりが良く、均一な硬度を有する鋳型を造型するこ
とができるため近年多く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車用排気系部品で
あるマニホールド等、模型定盤に凹凸部が多くあり、か
つ複雑な形状をしている鋳物製品を鋳造する場合には、
この凹凸部近傍の砂締まり、鋳枠周辺部の砂締まりが特
に重要になる。模型定盤上の凹凸部の近傍の砂締まりが
悪いと、型抜きを行うときに型壊れが発生し易くなり、
砂噛み不良、鋳バリの発生等、鋳造不良が発生する。ま
た、鋳枠周辺部の砂締まりが悪いと、型抜き時に鋳枠周
辺部の型壊れが発生し易い。
あるマニホールド等、模型定盤に凹凸部が多くあり、か
つ複雑な形状をしている鋳物製品を鋳造する場合には、
この凹凸部近傍の砂締まり、鋳枠周辺部の砂締まりが特
に重要になる。模型定盤上の凹凸部の近傍の砂締まりが
悪いと、型抜きを行うときに型壊れが発生し易くなり、
砂噛み不良、鋳バリの発生等、鋳造不良が発生する。ま
た、鋳枠周辺部の砂締まりが悪いと、型抜き時に鋳枠周
辺部の型壊れが発生し易い。
【0005】このような不具合を解決する方法として上
記のような分割型スクイズヘッドを用いて、砂締まりが
良く均一な硬度を有する鋳型を造型する方法が提案され
ているが、マニホールド等、模型定盤に凹凸部が多くあ
り、かつ複雑な形状をしている鋳型を造型する場合には
不十分であった。特に、通常の鋳鉄より高温度の溶湯を
注湯する耐熱鋳鋼からなるマニホールド等を鋳造する際
には、鋳型が高温の溶湯にさらされるこによる型壊れの
発生、鋳型キャビティ空間に減圧を利用して溶湯を短時
間で注湯することによる型壊れが発生する可能性があっ
た。このため、鋳型全体の砂締まりを良くすることが課
題になっていた。また、模型定盤上に配置された鋳枠内
に圧縮空気により鋳物砂を充填することにより鋳型を造
型する方法は、設備が高価になり、従って鋳造製品もコ
スト高になるという欠点があった。
記のような分割型スクイズヘッドを用いて、砂締まりが
良く均一な硬度を有する鋳型を造型する方法が提案され
ているが、マニホールド等、模型定盤に凹凸部が多くあ
り、かつ複雑な形状をしている鋳型を造型する場合には
不十分であった。特に、通常の鋳鉄より高温度の溶湯を
注湯する耐熱鋳鋼からなるマニホールド等を鋳造する際
には、鋳型が高温の溶湯にさらされるこによる型壊れの
発生、鋳型キャビティ空間に減圧を利用して溶湯を短時
間で注湯することによる型壊れが発生する可能性があっ
た。このため、鋳型全体の砂締まりを良くすることが課
題になっていた。また、模型定盤上に配置された鋳枠内
に圧縮空気により鋳物砂を充填することにより鋳型を造
型する方法は、設備が高価になり、従って鋳造製品もコ
スト高になるという欠点があった。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を改良し、従来の分割型スクイズヘッドを採用している
鋳造ラインにおいても、簡単な設備改善により実施する
ことができる鋳型造型方法を提供することにある。本発
明の第1の発明は、模型定盤上に配置された鋳枠内に投
入した鋳物砂を分割型スクイズヘッドにより押圧して鋳
型を造型する方法において、模型定盤に外部差圧発生装
置に接続したベントホールを設けるとともに、鋳枠周辺
部の分割型スクイズヘッドの先端部の面積を、鋳枠中央
部周辺のスクイズヘッドの先端部の面積より小さくした
形状とし、前記鋳枠内に投入された鋳物砂を前記分割ス
クイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧しているときに、
前記ベントホールと外部差圧発生装置とを連通させるこ
とを特徴とする鋳型造型方法である。また、本発明の第
2の発明は、模型定盤上であって模型が形成する凹部の
近傍にベントホールを配置し、鋳枠内に投入された鋳物
砂を分割型スクイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧して
いるときに、前記ベントホールと外部差圧発生装置とを
連通させるようにした鋳型造型方法である。さらに本発
明の第3の発明は、先端部に鋳枠の中央部に向かって段
差部を設けた分割型スクイズヘッドを用いて鋳枠周辺部
の鋳物砂を押圧するようにした鋳型造型方法である。
を改良し、従来の分割型スクイズヘッドを採用している
鋳造ラインにおいても、簡単な設備改善により実施する
ことができる鋳型造型方法を提供することにある。本発
明の第1の発明は、模型定盤上に配置された鋳枠内に投
入した鋳物砂を分割型スクイズヘッドにより押圧して鋳
型を造型する方法において、模型定盤に外部差圧発生装
置に接続したベントホールを設けるとともに、鋳枠周辺
部の分割型スクイズヘッドの先端部の面積を、鋳枠中央
部周辺のスクイズヘッドの先端部の面積より小さくした
形状とし、前記鋳枠内に投入された鋳物砂を前記分割ス
クイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧しているときに、
前記ベントホールと外部差圧発生装置とを連通させるこ
とを特徴とする鋳型造型方法である。また、本発明の第
2の発明は、模型定盤上であって模型が形成する凹部の
近傍にベントホールを配置し、鋳枠内に投入された鋳物
砂を分割型スクイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧して
いるときに、前記ベントホールと外部差圧発生装置とを
連通させるようにした鋳型造型方法である。さらに本発
明の第3の発明は、先端部に鋳枠の中央部に向かって段
差部を設けた分割型スクイズヘッドを用いて鋳枠周辺部
の鋳物砂を押圧するようにした鋳型造型方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1は、本発明を実施するための鋳型
造型装置を示す図である。1は模型2を取付けた模型定
盤であり、ジョルトテーブル3に固定されている。ジョ
ルトテーブル3は、ジョルトシリンダ4により上下方向
に摺動可能になっている。模型定盤1とジョルトテーブ
ル3との間には空間部5を設け、この空間部5は開閉弁
6を介して外部の差圧発生装置7に接続されている。模
型定盤1には、空間部5に通じるベントホール8を設
け、このベントホール8内にはベントプラグ9が挿入さ
れている。
づいて説明する。図1は、本発明を実施するための鋳型
造型装置を示す図である。1は模型2を取付けた模型定
盤であり、ジョルトテーブル3に固定されている。ジョ
ルトテーブル3は、ジョルトシリンダ4により上下方向
に摺動可能になっている。模型定盤1とジョルトテーブ
ル3との間には空間部5を設け、この空間部5は開閉弁
6を介して外部の差圧発生装置7に接続されている。模
型定盤1には、空間部5に通じるベントホール8を設
け、このベントホール8内にはベントプラグ9が挿入さ
れている。
【0008】模型定盤1の上には鋳枠10が載置され
る。鋳枠10の上方には、スクイズ装置11が設置され
ている。スクイズ装置11には、分割型の多数個のスク
イズヘッド12、13が設けられている。個々のスクイ
ズヘッド12、13は空圧または油圧回路(図示せず)
によりその押圧力が調整できるようになっている。ま
た、鋳枠10の周辺部に配置されたスクイズヘッド13
の先端部の形状は、鋳枠10の中央部に配置されたスク
イズヘッド12の先端部の面積より小さくなるような形
状、たとえば、幅を小さくし、かつ鋳枠10の中央方向
に向かって段差部13a、13bを有する逆L型の形状
になっている。このように、4角形の鋳枠の4辺に隣接
する全てのスクイズヘッドの先端部の形状は上記のよう
段差部13a、13bを設ける。また、この段差部13
a、13bの形状は、先端部ほど断面積が小さくなるテ
ーパ状にしてもよい。
る。鋳枠10の上方には、スクイズ装置11が設置され
ている。スクイズ装置11には、分割型の多数個のスク
イズヘッド12、13が設けられている。個々のスクイ
ズヘッド12、13は空圧または油圧回路(図示せず)
によりその押圧力が調整できるようになっている。ま
た、鋳枠10の周辺部に配置されたスクイズヘッド13
の先端部の形状は、鋳枠10の中央部に配置されたスク
イズヘッド12の先端部の面積より小さくなるような形
状、たとえば、幅を小さくし、かつ鋳枠10の中央方向
に向かって段差部13a、13bを有する逆L型の形状
になっている。このように、4角形の鋳枠の4辺に隣接
する全てのスクイズヘッドの先端部の形状は上記のよう
段差部13a、13bを設ける。また、この段差部13
a、13bの形状は、先端部ほど断面積が小さくなるテ
ーパ状にしてもよい。
【0009】図2は、本発明を実施して特に効果がある
マニホルドを造型するための模型定盤の正面図である。
図2において、マニホールドの模型定盤1において、鋭
角状の凹部を形成している模型2の部分の近傍A、B
は、砂締まりが悪くなり易い。そこで、本発明において
は、この部分にベントホール8を設けて、ベントプラグ
9を介して空間部5と連通可能にしている。図2に示す
例では、模型定盤の各凹部に1個のベントホールを設け
た例を示したが、砂締まりの状況により2個以上設けて
もよい。また、このベントホールを配置する箇所は、上
記のように模型により凹部が形成されている部分、模型
により幅が狭くなっている部分であり砂締まりが悪くな
り易い模型定盤上にする。なお、14は押湯を形成する
ための模型である。
マニホルドを造型するための模型定盤の正面図である。
図2において、マニホールドの模型定盤1において、鋭
角状の凹部を形成している模型2の部分の近傍A、B
は、砂締まりが悪くなり易い。そこで、本発明において
は、この部分にベントホール8を設けて、ベントプラグ
9を介して空間部5と連通可能にしている。図2に示す
例では、模型定盤の各凹部に1個のベントホールを設け
た例を示したが、砂締まりの状況により2個以上設けて
もよい。また、このベントホールを配置する箇所は、上
記のように模型により凹部が形成されている部分、模型
により幅が狭くなっている部分であり砂締まりが悪くな
り易い模型定盤上にする。なお、14は押湯を形成する
ための模型である。
【0010】次に本発明の鋳型造型方法について説明す
る。まず、鋳物砂投入装置から所定量の鋳物砂Sを鋳枠
10内に投入した後、ジョルトシリンダ4を作動させて
ジョルトテーブル3を上昇させて各スクイスヘッド1
2、13の先端部と鋳物砂Sとを接触させて、鋳枠10
内の鋳物砂Sを押圧する。続いて、急激にジョルトテー
ブル3が降下するようにジョルトシリンダ4を作動させ
る。この操作を1〜3回繰り返した後、図3に示すよう
にスクイズ装置11内の各シリンダを作動させて、スク
イズヘッド12、13を降下させ、図3に示すように鋳
枠10内の鋳物砂Sを押圧する。
る。まず、鋳物砂投入装置から所定量の鋳物砂Sを鋳枠
10内に投入した後、ジョルトシリンダ4を作動させて
ジョルトテーブル3を上昇させて各スクイスヘッド1
2、13の先端部と鋳物砂Sとを接触させて、鋳枠10
内の鋳物砂Sを押圧する。続いて、急激にジョルトテー
ブル3が降下するようにジョルトシリンダ4を作動させ
る。この操作を1〜3回繰り返した後、図3に示すよう
にスクイズ装置11内の各シリンダを作動させて、スク
イズヘッド12、13を降下させ、図3に示すように鋳
枠10内の鋳物砂Sを押圧する。
【0011】このスクイズヘッド12、13により鋳枠
10内の鋳物砂Sを押圧しているときには、開閉弁6を
開にしてベントホール8と差圧発生装置7とを連通させ
る。この操作により、鋳物砂の締まりが悪くなり易い模
型2の凹部A、Bの近傍の鋳物砂は、差圧によりベント
ホール8方向に充填されるために、凹部A、B近傍の砂
締まりは良くなる。すなわち、模型2の凹凸部の近傍で
あって、かつ模型定盤上近くの砂締まりは改善される。
10内の鋳物砂Sを押圧しているときには、開閉弁6を
開にしてベントホール8と差圧発生装置7とを連通させ
る。この操作により、鋳物砂の締まりが悪くなり易い模
型2の凹部A、Bの近傍の鋳物砂は、差圧によりベント
ホール8方向に充填されるために、凹部A、B近傍の砂
締まりは良くなる。すなわち、模型2の凹凸部の近傍で
あって、かつ模型定盤上近くの砂締まりは改善される。
【0012】さらに本発明においては、鋳枠10の周辺
部に配置した分割型スクイズヘッド12、13の先端部
の面積は、鋳枠10の中央部のスクイズヘッドの先端部
の面積より小さく、すなわち鋳枠10の中央部方向に段
差13a、13bを設けているために、先端部が鋳物砂
の中に入り易くなり、かつ段差部13a、13bにより
鋳物砂を押圧することも可能になり、鋳枠周辺部近傍の
砂締まりが極めて良好になる。この理由をさらに説明す
ると次のようになる。鋳枠10の周辺部の鋳物砂Sは、
鋳枠10との摩擦力のためスクイズヘッドによる加圧力
が鋳物砂Sに十分伝わらない。従って、本発明のよう
に、鋳枠10の周辺部のスクイズヘッド13の先端部の
加圧面積を小さくして、単位面積当たりの加圧力を大き
くすると、鋳物砂Sへの加圧力の伝達が大きくなり砂締
まりが良くなる。
部に配置した分割型スクイズヘッド12、13の先端部
の面積は、鋳枠10の中央部のスクイズヘッドの先端部
の面積より小さく、すなわち鋳枠10の中央部方向に段
差13a、13bを設けているために、先端部が鋳物砂
の中に入り易くなり、かつ段差部13a、13bにより
鋳物砂を押圧することも可能になり、鋳枠周辺部近傍の
砂締まりが極めて良好になる。この理由をさらに説明す
ると次のようになる。鋳枠10の周辺部の鋳物砂Sは、
鋳枠10との摩擦力のためスクイズヘッドによる加圧力
が鋳物砂Sに十分伝わらない。従って、本発明のよう
に、鋳枠10の周辺部のスクイズヘッド13の先端部の
加圧面積を小さくして、単位面積当たりの加圧力を大き
くすると、鋳物砂Sへの加圧力の伝達が大きくなり砂締
まりが良くなる。
【0013】また、本発明において、分割型スクイズヘ
ッドで鋳物砂を押圧するときに、鋳枠10の中央部に位
置する分割型スクイズヘッド12の作動開始から若干時
間(1〜3秒程度)をずらして、鋳枠10の周辺部に位
置する分割型スクイズヘッド13を作動させると、鋳枠
10の周辺部の砂締まりがさらに向上する。この理由
は、鋳枠10に鋳物砂を投入した場合、鋳枠10の中央
部において、鋳物砂の高さが高く(山状)なり易い。し
たがって、鋳枠10の中央部に位置する分割型スクイズ
ヘッド12の作動を若干時間的に早く作動させると、こ
の山状の鋳物砂をならす効果が生じて、鋳枠10の周辺
部の砂締まりがさらに向上することになる。
ッドで鋳物砂を押圧するときに、鋳枠10の中央部に位
置する分割型スクイズヘッド12の作動開始から若干時
間(1〜3秒程度)をずらして、鋳枠10の周辺部に位
置する分割型スクイズヘッド13を作動させると、鋳枠
10の周辺部の砂締まりがさらに向上する。この理由
は、鋳枠10に鋳物砂を投入した場合、鋳枠10の中央
部において、鋳物砂の高さが高く(山状)なり易い。し
たがって、鋳枠10の中央部に位置する分割型スクイズ
ヘッド12の作動を若干時間的に早く作動させると、こ
の山状の鋳物砂をならす効果が生じて、鋳枠10の周辺
部の砂締まりがさらに向上することになる。
【0014】
【発明の効果】以上に説明した本発明は次の効果を有し
ている。 1)模型定盤上であって、模型が形成する凹部の近傍に
ベントホールを配置し、ベントホールと外部差圧発生装
置とを連通させながら、分割型スクイズヘットにより鋳
枠内の鋳物砂を押圧して鋳型造型を行うので、凹凸部が
ある模型の近傍の砂締まり、及び鋳枠周辺部の砂締まり
が著しく改善される。これにより、耐熱鋳鋼製マニホー
ルドのように複雑な形状をしている製品の鋳型造型に効
果を発揮することができ、型壊れ、鋳バリの発生等を防
止することができる。 2)本発明を実施するためには、分割型スクイズヘッド
の一部の形状変更、模型定盤へのベントホールの設置、
ジョルトテーブルの下部に外部差圧発生装置に連通する
通気口を設ける等の簡単な設備改造のみでよい。従っ
て、従来の鋳型造型装置の一部を改良するだけで実施す
ることができる。
ている。 1)模型定盤上であって、模型が形成する凹部の近傍に
ベントホールを配置し、ベントホールと外部差圧発生装
置とを連通させながら、分割型スクイズヘットにより鋳
枠内の鋳物砂を押圧して鋳型造型を行うので、凹凸部が
ある模型の近傍の砂締まり、及び鋳枠周辺部の砂締まり
が著しく改善される。これにより、耐熱鋳鋼製マニホー
ルドのように複雑な形状をしている製品の鋳型造型に効
果を発揮することができ、型壊れ、鋳バリの発生等を防
止することができる。 2)本発明を実施するためには、分割型スクイズヘッド
の一部の形状変更、模型定盤へのベントホールの設置、
ジョルトテーブルの下部に外部差圧発生装置に連通する
通気口を設ける等の簡単な設備改造のみでよい。従っ
て、従来の鋳型造型装置の一部を改良するだけで実施す
ることができる。
【図1】本発明を実施するための鋳型造型装置の一例を
示す一部断面図
示す一部断面図
【図2】模型定盤の一例を示す平面図
【図3】図1において分割型スクイズヘッドが作動して
いるときの状態を示す図
いるときの状態を示す図
【符号の説明】 1 :模型定盤 2 :模型 3 :ジョルトテーブル 4 :ジョルト
シリンダ 5 :空間部 6 :開閉弁 7 :差圧発生装置 8 :ベントホ
ール 9 :ベントプラグ 10 :鋳枠 11 :スクイズ装置 12 :スクイ
ズヘッド 13 :スクイズヘッド 13a:段差部 13b:段差部 14 :押湯を
形成する模型 S:鋳物砂
シリンダ 5 :空間部 6 :開閉弁 7 :差圧発生装置 8 :ベントホ
ール 9 :ベントプラグ 10 :鋳枠 11 :スクイズ装置 12 :スクイ
ズヘッド 13 :スクイズヘッド 13a:段差部 13b:段差部 14 :押湯を
形成する模型 S:鋳物砂
Claims (3)
- 【請求項1】 模型定盤上に配置された鋳枠内に投入し
た鋳物砂を分割型スクイズヘッドにより押圧して鋳型を
造型する方法において、模型定盤に外部差圧発生装置に
接続したベントホールを設けるとともに、鋳枠周辺部の
分割型スクイズヘッドの先端部の面積を、鋳枠中央部周
辺の分割型スクイズヘッドの先端部の面積より小さくし
た形状とし、前記鋳枠内に投入された鋳物砂を前記分割
型スクイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧しているとき
に、前記ベントホールと外部差圧発生装置とを連通させ
ることを特徴とする鋳型造型方法。 - 【請求項2】 模型定盤上であって模型が形成する凹部
の近傍にベントホールを配置し、鋳枠内に投入された鋳
物砂を分割型スクイズヘッドにより前記鋳物砂を押圧し
ているときに、前記ベントホールと外部差圧発生装置と
を連通させることを特徴とする鋳型造型方法。 - 【請求項3】 先端部に鋳枠の中央部に向かって段差部
を設けた分割型スクイズヘッドを用いて鋳枠周辺部の鋳
物砂を押圧することを特徴とする請求項1乃至2記載の
鋳型造型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106367A JP2000301293A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 鋳型造型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11106367A JP2000301293A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 鋳型造型方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301293A true JP2000301293A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14431766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11106367A Pending JP2000301293A (ja) | 1999-04-14 | 1999-04-14 | 鋳型造型方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301293A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105215290A (zh) * | 2015-11-05 | 2016-01-06 | 浙江汉声精密机械有限公司 | 一种砂模压实机构 |
-
1999
- 1999-04-14 JP JP11106367A patent/JP2000301293A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105215290A (zh) * | 2015-11-05 | 2016-01-06 | 浙江汉声精密机械有限公司 | 一种砂模压实机构 |
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