JP2000301736A - インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法 - Google Patents
インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2000301736A JP2000301736A JP11593699A JP11593699A JP2000301736A JP 2000301736 A JP2000301736 A JP 2000301736A JP 11593699 A JP11593699 A JP 11593699A JP 11593699 A JP11593699 A JP 11593699A JP 2000301736 A JP2000301736 A JP 2000301736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- absorber
- ink tank
- jet recording
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】特別な挿入方法や特別なタンク形状などを用い
ずに、簡単かつ適正に、インク供給口付近における吸収
体の毛細管力を他の部分よりも高い状態に安定して維持
することで、吸収体内のインクをスムーズにインク供給
口側に集めてインクの保持及び供給を円滑に行うことを
可能にする。 【構成】インクタンクケースの内部に部分的に厚さの異
なる形状の吸収体を圧縮挿入することで、挿入された吸
収体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて
連続的に大きくなるように異ならせる。
ずに、簡単かつ適正に、インク供給口付近における吸収
体の毛細管力を他の部分よりも高い状態に安定して維持
することで、吸収体内のインクをスムーズにインク供給
口側に集めてインクの保持及び供給を円滑に行うことを
可能にする。 【構成】インクタンクケースの内部に部分的に厚さの異
なる形状の吸収体を圧縮挿入することで、挿入された吸
収体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて
連続的に大きくなるように異ならせる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録材へインク
を吐出して記録を行うインクジェット記録手段にインク
を供給するためのインクジェット記録用インクタンク及
びその製造方法に関する。
を吐出して記録を行うインクジェット記録手段にインク
を供給するためのインクジェット記録用インクタンク及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、複写機、ファクシミリ、電子
タイプライター等の機能を有する記録装置、あるいはコ
ンピューターやワードプロセッサ等を含む複合型電子機
器やワークステーションなどの出力機器として用いられ
る記録装置は、記録情報に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材に画像(文字や記号等を含む)を記録
していくように構成されている。前記記録装置は、記録
方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サー
マル式、レーザービーム式等に分けることができる。
タイプライター等の機能を有する記録装置、あるいはコ
ンピューターやワードプロセッサ等を含む複合型電子機
器やワークステーションなどの出力機器として用いられ
る記録装置は、記録情報に基づいて用紙やプラスチック
薄板等の被記録材に画像(文字や記号等を含む)を記録
していくように構成されている。前記記録装置は、記録
方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サー
マル式、レーザービーム式等に分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査しながら記録するシリアルタイプの記
録装置においては、被記録材に沿って移動する記録手段
(記録ヘッド)によって画像を記録(主走査)し、1行
分の記録を終了した後に所定量の紙送り(副走査として
のピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した被記録材
に対して次の行の画像を記録(主走査)するという動作
を繰り返すことにより、被記録材の全体に記録が行われ
る。一方、被記録材の搬送方向の副走査のみで記録する
ラインタイプの記録装置においては、被記録材を所定の
記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続的に
行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行ない、
被記録材の全体に画像が記録される。
する方向に主走査しながら記録するシリアルタイプの記
録装置においては、被記録材に沿って移動する記録手段
(記録ヘッド)によって画像を記録(主走査)し、1行
分の記録を終了した後に所定量の紙送り(副走査として
のピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した被記録材
に対して次の行の画像を記録(主走査)するという動作
を繰り返すことにより、被記録材の全体に記録が行われ
る。一方、被記録材の搬送方向の副走査のみで記録する
ラインタイプの記録装置においては、被記録材を所定の
記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続的に
行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行ない、
被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式の記録装置
(インクジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッ
ド)から被記録材にインクを吐出して記録を行うもので
あり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な
画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理
を必要とせずに記録することができ、ランニングコスト
が安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、
しかも、多種類のインク(例えばカラーインク)を使用
してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を
有している。
(インクジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッ
ド)から被記録材にインクを吐出して記録を行うもので
あり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な
画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理
を必要とせずに記録することができ、ランニングコスト
が安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、
しかも、多種類のインク(例えばカラーインク)を使用
してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を
有している。
【0005】一方、記録ヘッドの吐出口からインクを吐
出させるためのエネルギーを発生させるエネルギー素子
としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いるも
の、レーザー等の電磁波を照射して得られる発熱作用で
インク滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体等の電
気熱変換素子によって液体を加熱するものなどがある。
特に、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインク
ジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、エッチング、
蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経て、
基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板
などを形成することにより、高密度の液路配置(吐出口
配置)を有するものを容易に製造することができ、一層
のコンパクト化を図ることができる。また、IC技術や
マイクロ加工技術の長所を活用することにより記録手段
の長尺化や面状化(2次元化)が容易であり、記録手段
のフルマルチ化及び高密度実装化も容易である。
出させるためのエネルギーを発生させるエネルギー素子
としては、ピエゾ素子などの電気機械変換体を用いるも
の、レーザー等の電磁波を照射して得られる発熱作用で
インク滴を吐出させるもの、あるいは発熱抵抗体等の電
気熱変換素子によって液体を加熱するものなどがある。
特に、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインク
ジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、エッチング、
蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経て、
基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板
などを形成することにより、高密度の液路配置(吐出口
配置)を有するものを容易に製造することができ、一層
のコンパクト化を図ることができる。また、IC技術や
マイクロ加工技術の長所を活用することにより記録手段
の長尺化や面状化(2次元化)が容易であり、記録手段
のフルマルチ化及び高密度実装化も容易である。
【0006】また、被記録材の材質に対する要求も様々
なものがあり、近年では、これらの要求に対する開発が
進み、通常の被記録材である紙(薄紙や加工紙を含む)
や樹脂薄板(OHP等)などの他に、布、皮革、不織
布、さらには金属等を被記録材として用いる記録装置も
使用されるようになっている。
なものがあり、近年では、これらの要求に対する開発が
進み、通常の被記録材である紙(薄紙や加工紙を含む)
や樹脂薄板(OHP等)などの他に、布、皮革、不織
布、さらには金属等を被記録材として用いる記録装置も
使用されるようになっている。
【0007】このようなインクジェット記録装置は、情
報処理システムの出力手段、あるいはパーソナルコンピ
ュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ
装置等に具備されるハンディまたはポータブルプリンタ
として利用され、かつ商品化されており、特に、近年の
インターネットやデジタルカメラの普及で、これらから
得られるカラー画像を出力する手段としても広く普及し
ている。
報処理システムの出力手段、あるいはパーソナルコンピ
ュータ、ホストコンピュータ、光ディスク装置、ビデオ
装置等に具備されるハンディまたはポータブルプリンタ
として利用され、かつ商品化されており、特に、近年の
インターネットやデジタルカメラの普及で、これらから
得られるカラー画像を出力する手段としても広く普及し
ている。
【0008】カラー対応のインクジェット記録装置の場
合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるインク液滴の
重ね合わせることによりカラー画像が形成される。一般
に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y),マゼンダ
(M)およびシアン(C)の3原色またはこれら3原色
にブラック(B)を含めた4色に対応する4種類の記録
ヘッド及びインクタンク(インクカートリッジ)が必要
とされる。
合、複数色の記録ヘッドにより吐出されるインク液滴の
重ね合わせることによりカラー画像が形成される。一般
に、カラー記録を行う場合、イエロー(Y),マゼンダ
(M)およびシアン(C)の3原色またはこれら3原色
にブラック(B)を含めた4色に対応する4種類の記録
ヘッド及びインクタンク(インクカートリッジ)が必要
とされる。
【0009】一般に、記録ヘッドへインクを供給するた
めのインクタンク(インクジェット記録用インクタン
ク)は、インクタンクケース(容器)内にインクを貯留
するための吸収体を挿入し、これを蓋部材で封止する構
成のものが使用されている。また、記録手段(記録ヘッ
ド)としては、このようなインクタンクと一体化された
チップタイプのもの、あるいはインクタンクに着脱自在
に結合されるものなどがある。
めのインクタンク(インクジェット記録用インクタン
ク)は、インクタンクケース(容器)内にインクを貯留
するための吸収体を挿入し、これを蓋部材で封止する構
成のものが使用されている。また、記録手段(記録ヘッ
ド)としては、このようなインクタンクと一体化された
チップタイプのもの、あるいはインクタンクに着脱自在
に結合されるものなどがある。
【0010】また、前記吸収体としては、例えばポリウ
レタンフォームのような多孔質体が使用され、この多孔
質体の毛細管力によりインクをインクタンク内に保持す
るための負圧が発生される。この多孔質体の毛細管力は
セルの平均空孔径に反比例するが、多くの場合、多孔質
体をそのまま用いたのでは、セルの平均空孔径が大き過
ぎるためインクを保持するのに十分な毛細管力を発生さ
せることは難しい。そこで、ある程度大きな寸法の吸収
体を吸収体挿入時に圧縮するか、あるいは、予め熱プレ
ス機等で圧縮された吸収体を用いることにより、吸収体
の密度を高めて平均空孔径を小さくすることで所望の毛
細管力を発生させている。
レタンフォームのような多孔質体が使用され、この多孔
質体の毛細管力によりインクをインクタンク内に保持す
るための負圧が発生される。この多孔質体の毛細管力は
セルの平均空孔径に反比例するが、多くの場合、多孔質
体をそのまま用いたのでは、セルの平均空孔径が大き過
ぎるためインクを保持するのに十分な毛細管力を発生さ
せることは難しい。そこで、ある程度大きな寸法の吸収
体を吸収体挿入時に圧縮するか、あるいは、予め熱プレ
ス機等で圧縮された吸収体を用いることにより、吸収体
の密度を高めて平均空孔径を小さくすることで所望の毛
細管力を発生させている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、吸収体をイ
ンクタンクケースに挿入した状態では、インク供給を円
滑にしたり、逆さ放置でのインク切れを防止するため
に、インクタンクの供給口近傍の吸収体の圧縮率を他の
部分より高めにすることでこの部位での吸収体の毛細管
力を部分的(局所的)に高めることが要求されるが、従
来技術の圧縮手段によっては、ほぼ一様な圧縮率しか得
ることができず、部分的に高い毛細管力を得ることは困
難であった。
ンクタンクケースに挿入した状態では、インク供給を円
滑にしたり、逆さ放置でのインク切れを防止するため
に、インクタンクの供給口近傍の吸収体の圧縮率を他の
部分より高めにすることでこの部位での吸収体の毛細管
力を部分的(局所的)に高めることが要求されるが、従
来技術の圧縮手段によっては、ほぼ一様な圧縮率しか得
ることができず、部分的に高い毛細管力を得ることは困
難であった。
【0012】さらに、従来技術の圧縮手段によっては、
吸収体の寸法及び状態のばらつき、挿入手段の吸収体ガ
イド部の位置ずれ、あるいは平滑度の違いなどによって
挿入状態に実質的な差が生じ、また、挿入装置の制御も
サーボモータを用いなくてはならないためにコストが嵩
んでしまう。また、従来でも、インクタンクの供給口付
近の形状を変えたり、インクタンク内面に吸収体を押圧
する突起を設けることで挿入された吸収体の毛細管力を
局所的に高める方法が採用されているが、この従来方法
では、前述の問題点はある程度解消されるが、変化をつ
けられたタンク形状によって吸収体にめくれ等が頻発し
たり、タンク内の突起物と吸収体との間の隙間が大きく
なってこの隙間に吸収体に吸収されないいわゆる“フリ
ーインク”が生じることによりインク漏れの原因になる
などの不都合があった。
吸収体の寸法及び状態のばらつき、挿入手段の吸収体ガ
イド部の位置ずれ、あるいは平滑度の違いなどによって
挿入状態に実質的な差が生じ、また、挿入装置の制御も
サーボモータを用いなくてはならないためにコストが嵩
んでしまう。また、従来でも、インクタンクの供給口付
近の形状を変えたり、インクタンク内面に吸収体を押圧
する突起を設けることで挿入された吸収体の毛細管力を
局所的に高める方法が採用されているが、この従来方法
では、前述の問題点はある程度解消されるが、変化をつ
けられたタンク形状によって吸収体にめくれ等が頻発し
たり、タンク内の突起物と吸収体との間の隙間が大きく
なってこの隙間に吸収体に吸収されないいわゆる“フリ
ーインク”が生じることによりインク漏れの原因になる
などの不都合があった。
【0013】本発明はこのような従来技術に鑑みてなさ
れたものであり、本発明の目的は、特別な挿入方法や特
別なタンク形状などを用いずに、簡単かつ適正に、イン
ク供給口付近における吸収体の毛細管力を他の部分より
も高い状態に安定して維持することで、吸収体内のイン
クをスムーズにインク供給口側に集めてインクの保持及
び供給を円滑に行うことができ、また、特別なタンク形
状をとる必要を無くすことで、吸収体のめくれ等の挿入
不良やフリーインクの存在によるインク漏れを防ぐこと
ができるインクジェット記録用インクタンク及びその製
造方法を提供することである。
れたものであり、本発明の目的は、特別な挿入方法や特
別なタンク形状などを用いずに、簡単かつ適正に、イン
ク供給口付近における吸収体の毛細管力を他の部分より
も高い状態に安定して維持することで、吸収体内のイン
クをスムーズにインク供給口側に集めてインクの保持及
び供給を円滑に行うことができ、また、特別なタンク形
状をとる必要を無くすことで、吸収体のめくれ等の挿入
不良やフリーインクの存在によるインク漏れを防ぐこと
ができるインクジェット記録用インクタンク及びその製
造方法を提供することである。
【0014】
【課題解決のための手段】請求項1の発明は、上記目的
を達成するため、インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクにお
いて、インクタンクケースの内部に部分的に厚さの異な
る形状の吸収体を圧縮挿入することで、該吸収体の密度
を部分的に異ならせることを特徴とする。その場合、イ
ンクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大気連通
口側からインク供給口側にかけて連続的に大きくするこ
とが好ましい。
を達成するため、インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクにお
いて、インクタンクケースの内部に部分的に厚さの異な
る形状の吸収体を圧縮挿入することで、該吸収体の密度
を部分的に異ならせることを特徴とする。その場合、イ
ンクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大気連通
口側からインク供給口側にかけて連続的に大きくするこ
とが好ましい。
【0015】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクにおいて、部分的
に厚さの異なる形状の吸収体を熱圧縮することにより得
られる部分的に密度の異なる吸収体をインクタンクケー
スの内部に挿入することを特徴とする。本構成において
も、インクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大
気連通口側からインク供給口側にかけて連続的に大きく
することが好ましい。
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクにおいて、部分的
に厚さの異なる形状の吸収体を熱圧縮することにより得
られる部分的に密度の異なる吸収体をインクタンクケー
スの内部に挿入することを特徴とする。本構成において
も、インクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大
気連通口側からインク供給口側にかけて連続的に大きく
することが好ましい。
【0016】請求項4の発明は、上記目的を達成するた
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクの製造方法におい
て、吸収体ブロックより切り出した突起形状を有する吸
収体原反から、抜き型によりインクタンク1個分の部分
的に厚さの異なる形状の吸収体単体を切り出し、該吸収
体単体をインクタンクケースの内部に圧縮挿入すること
で、該吸収体の密度を部分的に異ならせることを特徴と
する。その場合、インクタンクケースに挿入された吸収
体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて連
続的に大きくすることが好ましい。
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクの製造方法におい
て、吸収体ブロックより切り出した突起形状を有する吸
収体原反から、抜き型によりインクタンク1個分の部分
的に厚さの異なる形状の吸収体単体を切り出し、該吸収
体単体をインクタンクケースの内部に圧縮挿入すること
で、該吸収体の密度を部分的に異ならせることを特徴と
する。その場合、インクタンクケースに挿入された吸収
体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて連
続的に大きくすることが好ましい。
【0017】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクの製造方法におい
て、吸収体ブロックより切り出した突起形状を有する吸
収体原反を熱プレスで圧縮して形成した熱圧縮吸収体原
反から、抜き型によりインクタンク1個分の吸収体単体
を切り出すことで部分的に密度の異なる吸収体単体を作
成し、該吸収体単体をインクタンクケースの内部に挿入
することを特徴とする。本構成においても、インクタン
クケースに挿入された吸収体の密度を大気連通口側から
インク供給口側にかけて連続的に大きくすることが好ま
しい。
め、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いてイ
ンクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留す
るインクジェット記録用インクタンクの製造方法におい
て、吸収体ブロックより切り出した突起形状を有する吸
収体原反を熱プレスで圧縮して形成した熱圧縮吸収体原
反から、抜き型によりインクタンク1個分の吸収体単体
を切り出すことで部分的に密度の異なる吸収体単体を作
成し、該吸収体単体をインクタンクケースの内部に挿入
することを特徴とする。本構成においても、インクタン
クケースに挿入された吸収体の密度を大気連通口側から
インク供給口側にかけて連続的に大きくすることが好ま
しい。
【0018】
【作用】上記構成を採ることにより、特別な挿入方法や
突起物などを用いずに、インク供給口付近の吸収体の密
度を高めることができ、それによって、その部位での毛
細管力を他の部位よりも高め、上記の目的を達成するこ
とができる。
突起物などを用いずに、インク供給口付近の吸収体の密
度を高めることができ、それによって、その部位での毛
細管力を他の部位よりも高め、上記の目的を達成するこ
とができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明を適用したインクタ
ンクを備えたインクジェット記録装置の一実施例を示す
模式的斜視図である。なお、本発明に係るインクジェッ
ト記録用インクタンクは、以下の実施例で説明する構成
のものに限定されるものではなく、記録ヘッド等の他の
機能も兼ねているか否か、記録ヘッドが付設されている
か否か、記録ヘッドから離れた位置に単独で装着されて
いるか否か、あるいは、交換可能であるか否かなどに関
係なく、インク貯留部を有するもの(インクタンク)で
あれば、広く適用可能なものである。図1において、記
録用紙やプラスチック薄板等の被記録材1の紙送り(搬
送)を案内するプラテン2の前方には、これと平行に設
置されたガイドレール3、4に沿って左右に往復移動可
能に案内支持されたキャリッジ5が設けられている。
施の形態を説明する。図1は本発明を適用したインクタ
ンクを備えたインクジェット記録装置の一実施例を示す
模式的斜視図である。なお、本発明に係るインクジェッ
ト記録用インクタンクは、以下の実施例で説明する構成
のものに限定されるものではなく、記録ヘッド等の他の
機能も兼ねているか否か、記録ヘッドが付設されている
か否か、記録ヘッドから離れた位置に単独で装着されて
いるか否か、あるいは、交換可能であるか否かなどに関
係なく、インク貯留部を有するもの(インクタンク)で
あれば、広く適用可能なものである。図1において、記
録用紙やプラスチック薄板等の被記録材1の紙送り(搬
送)を案内するプラテン2の前方には、これと平行に設
置されたガイドレール3、4に沿って左右に往復移動可
能に案内支持されたキャリッジ5が設けられている。
【0020】前記キャリッジ5には、ホストコンピュー
タ等のホスト機器から転送されてくる記録データに従っ
て、シート状の前記被記録材1に画像を記録する記録手
段(記録ヘッド)6と該記録手段6にインクを供給する
ためのインクジェット記録用インクタンク20が搭載さ
れている。図示の例では、前記記録ヘッド6は、キャリ
ッジ5に装着される前記インクタンク20に付設されて
いる。前記記録ヘッド6の前面(被記録材1と対面する
インク吐出口面)には縦方向に複数(例えば64個)の
吐出口が配列されている。キャリッジ5は、キャリッジ
モータ7により回転駆動されるモータプーリ8とその反
対側に軸支された従動プーリ9とに巻回されたタイミン
グベルト10に連結され、キャリッジモータ7の回転に
より主走査方向(両矢印F方向)に往復移動する。そし
て、この主走査移動の間に記録ヘッド6を記録データに
基づいて駆動することにより、被記録材1上に1ライン
分の画像が記録される。
タ等のホスト機器から転送されてくる記録データに従っ
て、シート状の前記被記録材1に画像を記録する記録手
段(記録ヘッド)6と該記録手段6にインクを供給する
ためのインクジェット記録用インクタンク20が搭載さ
れている。図示の例では、前記記録ヘッド6は、キャリ
ッジ5に装着される前記インクタンク20に付設されて
いる。前記記録ヘッド6の前面(被記録材1と対面する
インク吐出口面)には縦方向に複数(例えば64個)の
吐出口が配列されている。キャリッジ5は、キャリッジ
モータ7により回転駆動されるモータプーリ8とその反
対側に軸支された従動プーリ9とに巻回されたタイミン
グベルト10に連結され、キャリッジモータ7の回転に
より主走査方向(両矢印F方向)に往復移動する。そし
て、この主走査移動の間に記録ヘッド6を記録データに
基づいて駆動することにより、被記録材1上に1ライン
分の画像が記録される。
【0021】ペーパーパン11に沿って挿入された被記
録材1は、搬送モータ(紙送りモータ)12により回転
駆動される不図示の搬送ローラ(紙送りローラ)によっ
て記録ヘッド6とプラテン2との間の記録部へ送り込ま
れる。この記録部へ送り込まれる被記録材1は、紙押さ
え板13によってプラテン(固定式の平プラテン)2に
密着されている。記録部を通過した被記録材1は、搬送
ローラ(不図示)と同期駆動される排紙ローラ14と圧
接ローラ15によって搬送され排紙される。
録材1は、搬送モータ(紙送りモータ)12により回転
駆動される不図示の搬送ローラ(紙送りローラ)によっ
て記録ヘッド6とプラテン2との間の記録部へ送り込ま
れる。この記録部へ送り込まれる被記録材1は、紙押さ
え板13によってプラテン(固定式の平プラテン)2に
密着されている。記録部を通過した被記録材1は、搬送
ローラ(不図示)と同期駆動される排紙ローラ14と圧
接ローラ15によって搬送され排紙される。
【0022】前記記録ヘッド(記録手段)6は、熱エネ
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変
換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド6は、
前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
り生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる
圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記
録を行なうものである。
ルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記録
手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱変
換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド6は、
前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
り生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる
圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させ、記
録を行なうものである。
【0023】図2は、前記記録ヘッド6のインク吐出部
の構造を模式的に示す部分斜視図である。図2におい
て、被記録材1(図1)と所定の隙間(例えば、約0.
3〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面81に
は、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、共通
液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されている。
本例においては、記録ヘッド6は、前記吐出口82がキ
ャリッジ5の走査方向と交叉する方向に並ぶような位置
関係で、該キャリッジ5に配設(搭載)されている。こ
うして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電
気熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内のイン
クを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口
82からインクを吐出させる記録手段(記録ヘッド)6
が構成されている。
の構造を模式的に示す部分斜視図である。図2におい
て、被記録材1(図1)と所定の隙間(例えば、約0.
3〜2.0ミリ程度)をおいて対面する吐出口面81に
は、所定のピッチで複数の吐出口82が形成され、共通
液室83と各吐出口82とを連通する各液路84の壁面
に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生するための電
気熱変換体(発熱抵抗体など)85が配設されている。
本例においては、記録ヘッド6は、前記吐出口82がキ
ャリッジ5の走査方向と交叉する方向に並ぶような位置
関係で、該キャリッジ5に配設(搭載)されている。こ
うして、画像信号または吐出信号に基づいて対応する電
気熱変換体85を駆動(通電)して、液路84内のイン
クを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によって吐出口
82からインクを吐出させる記録手段(記録ヘッド)6
が構成されている。
【0024】図1において、記録ヘッド6の記録範囲を
外れた所定位置に設定されたホームポジションには、記
録ヘッド6の吐出口面81に対して密着離反するように
移動可能なキャップ17と該キャップに接続されたイン
ク吸引手段(負圧吸引ポンプ等)とを備えた回復装置1
6が配設されている。記録に際しては、キャリッジ5の
移動(主走査)に伴い、前記ガイドレール3、4と平行
に設置された不図示のリニアエンコーダから出力される
信号に同期して、記録ヘッド6のインク吐出手段を記録
データに基づいて駆動し、対応する吐出口82から吐出
されて飛翔するインク滴を被記録材1に着弾させること
により、ドットパターンから成る画像を記録していく。
外れた所定位置に設定されたホームポジションには、記
録ヘッド6の吐出口面81に対して密着離反するように
移動可能なキャップ17と該キャップに接続されたイン
ク吸引手段(負圧吸引ポンプ等)とを備えた回復装置1
6が配設されている。記録に際しては、キャリッジ5の
移動(主走査)に伴い、前記ガイドレール3、4と平行
に設置された不図示のリニアエンコーダから出力される
信号に同期して、記録ヘッド6のインク吐出手段を記録
データに基づいて駆動し、対応する吐出口82から吐出
されて飛翔するインク滴を被記録材1に着弾させること
により、ドットパターンから成る画像を記録していく。
【0025】キャリッジ5の主走査によって1ライン分
の記録が終了すると、搬送モータ12により搬送ローラ
(不図示)を所定量だけ回転させることにより、被記録
材1を1ライン分だけ紙送り(副走査)し、そして、再
び前述のようにキャリッジ5の移動に同期して記録ヘッ
ド6を記録データに基づいて駆動することにより、次の
ラインの記録を行う。以下、上記の副走査(紙送り)及
び主走査(記録)を繰り返し実行することにより、被記
録材1全体の記録が行われる。記録終了後、キャリッジ
5(記録ヘッド6)はホームポジションに停止させら
れ、回復装置16のキャップ17を記録ヘッド6の吐出
口面81に密着させて吐出口82を密封(キャッピン
グ)する。
の記録が終了すると、搬送モータ12により搬送ローラ
(不図示)を所定量だけ回転させることにより、被記録
材1を1ライン分だけ紙送り(副走査)し、そして、再
び前述のようにキャリッジ5の移動に同期して記録ヘッ
ド6を記録データに基づいて駆動することにより、次の
ラインの記録を行う。以下、上記の副走査(紙送り)及
び主走査(記録)を繰り返し実行することにより、被記
録材1全体の記録が行われる。記録終了後、キャリッジ
5(記録ヘッド6)はホームポジションに停止させら
れ、回復装置16のキャップ17を記録ヘッド6の吐出
口面81に密着させて吐出口82を密封(キャッピン
グ)する。
【0026】図1中のインクジェット記録用インクタン
ク20は、インクタンクケース(容器)内に挿入された
吸収体に、インクジェット記録手段6に供給するための
インクを貯留するものである。図3及び図4は本発明を
適用したインクジェット記録用インクタンク20の第1
実施例に挿入される吸収体22の製造工程及び組立工程
を示す模式的斜視図である。図3において、(a)はイ
ンク吸収性(インク保持性)を有する吸収体22として
使用される吸収体ブロック30を示す斜視図であり、
(b)は前記吸収体ブロック30より切り出した吸収体
原反31を示す斜視図であり、(p)は前記吸収体ブロ
ック30より一様な厚さに切り出した従来の吸収体原反
35を示す斜視図である。なお、(b)中の符号32
は、前記吸収体原反31からインクジェット記録用イン
クタンク1個分の吸収体(後述する吸収体単体)を切り
出すための剪断工具(ビク型等)を示す。
ク20は、インクタンクケース(容器)内に挿入された
吸収体に、インクジェット記録手段6に供給するための
インクを貯留するものである。図3及び図4は本発明を
適用したインクジェット記録用インクタンク20の第1
実施例に挿入される吸収体22の製造工程及び組立工程
を示す模式的斜視図である。図3において、(a)はイ
ンク吸収性(インク保持性)を有する吸収体22として
使用される吸収体ブロック30を示す斜視図であり、
(b)は前記吸収体ブロック30より切り出した吸収体
原反31を示す斜視図であり、(p)は前記吸収体ブロ
ック30より一様な厚さに切り出した従来の吸収体原反
35を示す斜視図である。なお、(b)中の符号32
は、前記吸収体原反31からインクジェット記録用イン
クタンク1個分の吸収体(後述する吸収体単体)を切り
出すための剪断工具(ビク型等)を示す。
【0027】図4において、(c)は吸収体単体22、
すなわち前記吸収体原反31から前記剪断工具32を用
いて切り出した(あるいは打ち抜いた)インクタンク1
個分の吸収体22を示す斜視図であり、(d)は前記吸
収体単体22を前記インクタンクケース21内に挿入す
るための吸収体挿入装置の吸収体ガイド部33を示す模
式的斜視図であり、(e)は前記吸収体単体22が挿入
されるインクタンクケース21のケース本体を示す斜視
図である。なお、前記吸収体単体22は、インクタンク
20に挿入可能な寸法にビク型等で前記吸収体原反31
を抜いて形成された吸収体である。また、(e)中の符
号34は、記録ヘッド6へインクを供給するために、イ
ンクタンクケース21に形成されたインク供給口を示
す。さらに、前記インクタンクケース21は、前記吸収
体(単体)22を挿入した後、その開口部に蓋部材を接
合することにより密封される。また、前記インクタンク
ケース21には、前記インク供給口34の他に(通常イ
ンク供給口34の略反対側の位置に)大気連通口(不図
示)が形成されている。
すなわち前記吸収体原反31から前記剪断工具32を用
いて切り出した(あるいは打ち抜いた)インクタンク1
個分の吸収体22を示す斜視図であり、(d)は前記吸
収体単体22を前記インクタンクケース21内に挿入す
るための吸収体挿入装置の吸収体ガイド部33を示す模
式的斜視図であり、(e)は前記吸収体単体22が挿入
されるインクタンクケース21のケース本体を示す斜視
図である。なお、前記吸収体単体22は、インクタンク
20に挿入可能な寸法にビク型等で前記吸収体原反31
を抜いて形成された吸収体である。また、(e)中の符
号34は、記録ヘッド6へインクを供給するために、イ
ンクタンクケース21に形成されたインク供給口を示
す。さらに、前記インクタンクケース21は、前記吸収
体(単体)22を挿入した後、その開口部に蓋部材を接
合することにより密封される。また、前記インクタンク
ケース21には、前記インク供給口34の他に(通常イ
ンク供給口34の略反対側の位置に)大気連通口(不図
示)が形成されている。
【0028】以上の実施例により、本発明によるインク
ジェット記録用インクタンク、つまり、インクタンクケ
ースに挿入された吸収体を用いてインクジェット記録手
段に供給するためのインクを貯留するインクジェット記
録用インクタンクにおいて、インクタンクケース21の
内部に部分的に厚さの異なる形状の吸収体22を圧縮挿
入することで、該吸収体22の密度を部分的に異ならせ
るようにしたインクジェット記録用インクタンク20が
構成されている。このインクタンク20においては、イ
ンクタンクケース21に挿入された吸収体22の密度を
大気連通口(不図示)側からインク供給口34側にかけ
て連続的に大きくするように構成されている。
ジェット記録用インクタンク、つまり、インクタンクケ
ースに挿入された吸収体を用いてインクジェット記録手
段に供給するためのインクを貯留するインクジェット記
録用インクタンクにおいて、インクタンクケース21の
内部に部分的に厚さの異なる形状の吸収体22を圧縮挿
入することで、該吸収体22の密度を部分的に異ならせ
るようにしたインクジェット記録用インクタンク20が
構成されている。このインクタンク20においては、イ
ンクタンクケース21に挿入された吸収体22の密度を
大気連通口(不図示)側からインク供給口34側にかけ
て連続的に大きくするように構成されている。
【0029】また、以上の実施例により、インクタンク
ケースに挿入された吸収体を用いてインクジェット記録
手段に供給するためのインクを貯留するインクジェット
記録用インクタンクの製造方法において、吸収体ブロッ
ク30より切り出した突起形状を有する吸収体原反31
から、抜き型32によりインクタンク1個分の部分的に
厚さの異なる形状の吸収体単体22を切り出し、該吸収
体単体22をインクタンクケース21の内部に圧縮挿入
することで、該吸収体22の密度を部分的に異ならせる
ようにしたインクジェット記録用インクタンクの製造方
法が構成されている。このインクタンクの製造方法にお
いても、インクタンクケース21に挿入された吸収体2
2の密度は大気連通口(不図示)側からインク供給口3
4側にかけて連続的に大きくするように選定されてい
る。
ケースに挿入された吸収体を用いてインクジェット記録
手段に供給するためのインクを貯留するインクジェット
記録用インクタンクの製造方法において、吸収体ブロッ
ク30より切り出した突起形状を有する吸収体原反31
から、抜き型32によりインクタンク1個分の部分的に
厚さの異なる形状の吸収体単体22を切り出し、該吸収
体単体22をインクタンクケース21の内部に圧縮挿入
することで、該吸収体22の密度を部分的に異ならせる
ようにしたインクジェット記録用インクタンクの製造方
法が構成されている。このインクタンクの製造方法にお
いても、インクタンクケース21に挿入された吸収体2
2の密度は大気連通口(不図示)側からインク供給口3
4側にかけて連続的に大きくするように選定されてい
る。
【0030】図3及び図4に示す第1実施例の特徴は、
吸収体原反31の形状寸法にあり、従来の吸収体原反3
5が一様厚さの直方体であるのに対し、本発明で使用さ
れる吸収体原反31は図3及び図4に示すように表面に
突起形状(部分的に厚さが異なる形状)が設けられたも
のになっている。この突起形状は、マットレス用スポン
ジの表面に設けられているものと同様のものであり、容
易に作成することができる。
吸収体原反31の形状寸法にあり、従来の吸収体原反3
5が一様厚さの直方体であるのに対し、本発明で使用さ
れる吸収体原反31は図3及び図4に示すように表面に
突起形状(部分的に厚さが異なる形状)が設けられたも
のになっている。この突起形状は、マットレス用スポン
ジの表面に設けられているものと同様のものであり、容
易に作成することができる。
【0031】このような場所によって厚さの異なる吸収
体原反31を(b)及び(c)に示すように切り取るこ
とで、部分的に厚さの異なる吸収体単体22を得ること
ができる。この吸収体単体22を、(d)及び(e)に
示すように、吸収体ガイド部33を有する吸収体挿入装
置を用いてインクタンクケース21内に圧縮挿入する
際、吸収体単体22の厚さの大きい部分をインクタンク
ケース21のインク供給口34側に、厚さの小さい部分
を大気連通口側に配置することで、挿入された吸収体2
2の密度を大気連通口側からインク供給口34側にかけ
て連続的に大きくすることができる。その結果、吸収体
22の持つ毛細管力の分布も同様に、大気連通口側から
インク供給口34側にかけて連続的に大きくすることが
でき、インクタンク20をいかなる姿勢にしても、吸収
体22内に貯留されたインクを円滑にインク供給口34
側に集めることができ、記録手段6に対して円滑にかつ
適正にインクを供給することが可能となる。
体原反31を(b)及び(c)に示すように切り取るこ
とで、部分的に厚さの異なる吸収体単体22を得ること
ができる。この吸収体単体22を、(d)及び(e)に
示すように、吸収体ガイド部33を有する吸収体挿入装
置を用いてインクタンクケース21内に圧縮挿入する
際、吸収体単体22の厚さの大きい部分をインクタンク
ケース21のインク供給口34側に、厚さの小さい部分
を大気連通口側に配置することで、挿入された吸収体2
2の密度を大気連通口側からインク供給口34側にかけ
て連続的に大きくすることができる。その結果、吸収体
22の持つ毛細管力の分布も同様に、大気連通口側から
インク供給口34側にかけて連続的に大きくすることが
でき、インクタンク20をいかなる姿勢にしても、吸収
体22内に貯留されたインクを円滑にインク供給口34
側に集めることができ、記録手段6に対して円滑にかつ
適正にインクを供給することが可能となる。
【0032】図5及び図6は、本発明を適用したインク
ジェット記録用インクタンク20の第2実施例の吸収体
の製造工程及び組立工程を示す模式的斜視図である。本
実施例のインクタンクも、インクジェット記録手段6に
供給するためのインクをインクタンクケース21内の吸
収体22に貯留するものである。図5の(a)は、図3
の(a)に示す吸収体ブロック30より切り出した突起
形状を有する吸収体原反31を、熱プレス機40で圧縮
する直前の状態を示し、図5の(b)は前記熱プレス機
40で圧縮してできた熱圧縮吸収体原反41を示す斜視
図である。この熱圧縮吸収体原反41は、厚さは略均一
であるが、圧縮前の吸収体原反31では厚さが場所によ
って異なっていたため、圧縮後の密度は均一(一様)で
はなく、吸収体原反31の厚さの分布と同様の密度分布
を有している。
ジェット記録用インクタンク20の第2実施例の吸収体
の製造工程及び組立工程を示す模式的斜視図である。本
実施例のインクタンクも、インクジェット記録手段6に
供給するためのインクをインクタンクケース21内の吸
収体22に貯留するものである。図5の(a)は、図3
の(a)に示す吸収体ブロック30より切り出した突起
形状を有する吸収体原反31を、熱プレス機40で圧縮
する直前の状態を示し、図5の(b)は前記熱プレス機
40で圧縮してできた熱圧縮吸収体原反41を示す斜視
図である。この熱圧縮吸収体原反41は、厚さは略均一
であるが、圧縮前の吸収体原反31では厚さが場所によ
って異なっていたため、圧縮後の密度は均一(一様)で
はなく、吸収体原反31の厚さの分布と同様の密度分布
を有している。
【0033】図5の(b)中の符号32は、前記熱圧縮
吸収体原反41からインクジェット記録用インクタンク
1個分の吸収体(吸収体単体)42を切り出すための剪
断工具(ビク型等)を示す。図6の(c)は吸収体単体
42、すなわち前記熱圧縮吸収体原反41から前記剪断
工具32を用いて切り出した(あるいは打ち抜いた)イ
ンクタンク1個分の吸収体42を示す斜視図であり、図
6の(d)は前記吸収体単体42を前記インクタンクケ
ース21内に挿入するための吸収体挿入装置の吸収体ガ
イド部33を示す模式的斜視図であり、図6の(e)は
前記吸収体単体42が挿入されるインクタンクケース2
1のケース本体を示す斜視図である。
吸収体原反41からインクジェット記録用インクタンク
1個分の吸収体(吸収体単体)42を切り出すための剪
断工具(ビク型等)を示す。図6の(c)は吸収体単体
42、すなわち前記熱圧縮吸収体原反41から前記剪断
工具32を用いて切り出した(あるいは打ち抜いた)イ
ンクタンク1個分の吸収体42を示す斜視図であり、図
6の(d)は前記吸収体単体42を前記インクタンクケ
ース21内に挿入するための吸収体挿入装置の吸収体ガ
イド部33を示す模式的斜視図であり、図6の(e)は
前記吸収体単体42が挿入されるインクタンクケース2
1のケース本体を示す斜視図である。
【0034】前記吸収体単体42はインクタンク20に
挿入可能な寸法にビク型等で前記熱圧縮吸収体原反41
を抜いて形成された吸収体である。また、図4の第1実
施例の場合と同様、インクタンクケース21には記録ヘ
ッド6へインクを供給するためのインク供給口34(図
6の(e))及び大気連通口(不図示)が形成されてお
り、前記インクタンクケース21は吸収体42を挿入し
た後その開口部に蓋部材を接合して密封されるものであ
る。
挿入可能な寸法にビク型等で前記熱圧縮吸収体原反41
を抜いて形成された吸収体である。また、図4の第1実
施例の場合と同様、インクタンクケース21には記録ヘ
ッド6へインクを供給するためのインク供給口34(図
6の(e))及び大気連通口(不図示)が形成されてお
り、前記インクタンクケース21は吸収体42を挿入し
た後その開口部に蓋部材を接合して密封されるものであ
る。
【0035】以上説明した図5及び図6の構成により、
本発明を適用したインクジェット記録用インクタンクの
第2実施例、つまり、インクタンクケースに挿入された
吸収体を用いてインクジェット記録手段に供給するため
のインクを貯留するインクジェット記録用インクタンク
において、部分的に厚さの異なる形状の吸収体31を熱
圧縮することにより得られる部分的に密度の異なる吸収
体42をインクタンクケース21の内部に挿入するよう
にしたインクジェット記録用インクタンクが構成されて
いる。このインクタンク20においても、インクタンク
ケース21に挿入された吸収体42の密度を大気連通口
(不図示)側からインク供給口34側にかけて連続的に
大きくするように構成されている。
本発明を適用したインクジェット記録用インクタンクの
第2実施例、つまり、インクタンクケースに挿入された
吸収体を用いてインクジェット記録手段に供給するため
のインクを貯留するインクジェット記録用インクタンク
において、部分的に厚さの異なる形状の吸収体31を熱
圧縮することにより得られる部分的に密度の異なる吸収
体42をインクタンクケース21の内部に挿入するよう
にしたインクジェット記録用インクタンクが構成されて
いる。このインクタンク20においても、インクタンク
ケース21に挿入された吸収体42の密度を大気連通口
(不図示)側からインク供給口34側にかけて連続的に
大きくするように構成されている。
【0036】また、以上説明した図5及び図6の構成に
より、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いて
インクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留
するインクジェット記録用インクタンクの製造方法にお
いて、吸収体ブロック30より切り出した突起形状を有
する吸収体原反31を熱プレスで圧縮して形成した熱圧
縮吸収体原反41から、抜き型によりインクタンク1個
分の吸収体単体を切り出すことで部分的に密度の異なる
吸収体単体42を作成し、該吸収体単体42をインクタ
ンクケース21の内部に挿入するようにしたインクジェ
ット記録用インクタンクの製造方法が構成されている。
このインクタンクの製造方法においても、インクタンク
ケース21に挿入された吸収体42の密度は大気連通口
(不図示)側からインク供給口34側にかけて連続的に
大きくするように選定されている。
より、インクタンクケースに挿入された吸収体を用いて
インクジェット記録手段に供給するためのインクを貯留
するインクジェット記録用インクタンクの製造方法にお
いて、吸収体ブロック30より切り出した突起形状を有
する吸収体原反31を熱プレスで圧縮して形成した熱圧
縮吸収体原反41から、抜き型によりインクタンク1個
分の吸収体単体を切り出すことで部分的に密度の異なる
吸収体単体42を作成し、該吸収体単体42をインクタ
ンクケース21の内部に挿入するようにしたインクジェ
ット記録用インクタンクの製造方法が構成されている。
このインクタンクの製造方法においても、インクタンク
ケース21に挿入された吸収体42の密度は大気連通口
(不図示)側からインク供給口34側にかけて連続的に
大きくするように選定されている。
【0037】図5及び図6に示す第2実施例の特徴は、
表面に突起形状(部分的に厚さが異なる形状)が設けら
れた吸収体原反31を熱プレスで圧縮して形成した熱圧
縮吸収体原反41、つまり場所によって密度の異なる熱
圧縮吸収体原反41を使用する点にある。本実施例によ
れば、このような熱圧縮吸収体原反41から、抜き型3
2によりインクタンク1個分の吸収体単体42を切り取
ることで、部分的に密度の異なる吸収体単体(熱圧縮吸
収体単体)42を得ることができる。前記吸収体原反3
1の表面に設けられる突起形状も、マットレス用スポン
ジの表面に設けられているものと同様のものであり、こ
のような吸収体原反31は容易に作成することができ
る。
表面に突起形状(部分的に厚さが異なる形状)が設けら
れた吸収体原反31を熱プレスで圧縮して形成した熱圧
縮吸収体原反41、つまり場所によって密度の異なる熱
圧縮吸収体原反41を使用する点にある。本実施例によ
れば、このような熱圧縮吸収体原反41から、抜き型3
2によりインクタンク1個分の吸収体単体42を切り取
ることで、部分的に密度の異なる吸収体単体(熱圧縮吸
収体単体)42を得ることができる。前記吸収体原反3
1の表面に設けられる突起形状も、マットレス用スポン
ジの表面に設けられているものと同様のものであり、こ
のような吸収体原反31は容易に作成することができ
る。
【0038】前記吸収体単体(熱圧縮吸収体単体)42
は、図6の(d)及び(e)に示すように吸収体ガイド
部33を有する吸収体挿入装置を用いてインクタンクケ
ース21内に挿入する際、熱圧縮吸収体単体42の密度
の大きい部分をインクタンクケース21のインク供給口
34側に、密度の小さい部分を大気連通口側に配置する
ことで、挿入された吸収体42の毛細管力を大気連通口
側からインク供給口34側にかけて連続的に大きくする
ことができ、インクタンク20をいかなる姿勢にして
も、吸収体42内に貯留されたインクを円滑にインク供
給口34側に集めることができ、記録手段6に対して円
滑にかつ適正にインクを供給することが可能となる。
は、図6の(d)及び(e)に示すように吸収体ガイド
部33を有する吸収体挿入装置を用いてインクタンクケ
ース21内に挿入する際、熱圧縮吸収体単体42の密度
の大きい部分をインクタンクケース21のインク供給口
34側に、密度の小さい部分を大気連通口側に配置する
ことで、挿入された吸収体42の毛細管力を大気連通口
側からインク供給口34側にかけて連続的に大きくする
ことができ、インクタンク20をいかなる姿勢にして
も、吸収体42内に貯留されたインクを円滑にインク供
給口34側に集めることができ、記録手段6に対して円
滑にかつ適正にインクを供給することが可能となる。
【0039】なお、以上の実施例では、本発明によるイ
ンクタンクが使用される記録装置として、記録手段を被
記録材に対して相対移動させながら記録するシリアル記
録方式のインクジェット記録装置を例に挙げて説明した
が、本発明は、被記録材の全幅または一部をカバーする
長さのラインタイプの記録手段を用いて副走査のみで記
録するライン記録方式のインクジェット記録装置で使用
されるインクタンクに対しても同様に適用することがで
き、同様の効果を達成し得るものである。
ンクタンクが使用される記録装置として、記録手段を被
記録材に対して相対移動させながら記録するシリアル記
録方式のインクジェット記録装置を例に挙げて説明した
が、本発明は、被記録材の全幅または一部をカバーする
長さのラインタイプの記録手段を用いて副走査のみで記
録するライン記録方式のインクジェット記録装置で使用
されるインクタンクに対しても同様に適用することがで
き、同様の効果を達成し得るものである。
【0040】また、本発明は、1個の記録手段を用いる
記録装置、異なる色のインクで記録する複数の記録手段
を用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃
度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さ
らには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。
記録装置、異なる色のインクで記録する複数の記録手段
を用いるカラー記録装置、あるいは同一色彩で異なる濃
度で記録する複数の記録手段を用いる階調記録装置、さ
らには、これらを組み合わせた記録装置の場合にも、同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。
【0041】さらに、本発明は、記録ヘッドとインクタ
ンクを一体化した交換可能なインクカートリッジを用い
る構成、記録ヘッドとインクタンクを別体にし、その間
をインク供給用のチューブ等で接続する構成など、記録
ヘッドとインクタンクの配置構成がどのような場合にも
同様に適用することができ、同様の効果が得られるもの
である。
ンクを一体化した交換可能なインクカートリッジを用い
る構成、記録ヘッドとインクタンクを別体にし、その間
をインク供給用のチューブ等で接続する構成など、記録
ヘッドとインクタンクの配置構成がどのような場合にも
同様に適用することができ、同様の効果が得られるもの
である。
【0042】なお、本発明によるインクタンクは、イン
クジェット記録装置が、例えば、ピエゾ素子等の電気機
械変換体等を用いる記録手段を使用するものである場合
にも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してイ
ンクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェッ
ト記録装置において優れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成
できるからである。
クジェット記録装置が、例えば、ピエゾ素子等の電気機
械変換体等を用いる記録手段を使用するものである場合
にも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してイ
ンクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェッ
ト記録装置において優れた効果をもたらすものである。
かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成
できるからである。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1及び2の発明によれば、インクタンクケースに挿入さ
れた吸収体を用いてインクジェット記録手段に供給する
ためのインクを貯留するインクジェット記録用インクタ
ンクにおいて、インクタンクケースの内部に部分的に厚
さの異なる形状の吸収体を圧縮挿入することで、該吸収
体の密度を部分的に異ならせる構成、あるいは、部分的
に厚さの異なる形状の吸収体を熱圧縮することにより得
られる部分的に密度の異なる吸収体をインクタンクケー
スの内部に挿入する構成としたので、特別な挿入方法や
特別なタンク形状などを用いずに、簡単かつ適正に、イ
ンク供給口付近における吸収体の毛細管力を他の部分よ
りも高い状態に安定して維持することができ、それによ
って、吸収体内のインクをスムーズにインク供給口側に
集めることでインクの保持及び供給を円滑に行うことが
でき、また、特別なタンク形状をとる必要がないことか
ら、吸収体のめくれ等の挿入不良やフリーインクの存在
によるインク漏れを防ぐことができるインクジェット記
録用インクタンクが提供される。上記構成においては、
インクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大気連
通口側からインク供給口側にかけて連続的に大きくする
ことにより、一層効率よく上記効果を達成することがで
きる。
1及び2の発明によれば、インクタンクケースに挿入さ
れた吸収体を用いてインクジェット記録手段に供給する
ためのインクを貯留するインクジェット記録用インクタ
ンクにおいて、インクタンクケースの内部に部分的に厚
さの異なる形状の吸収体を圧縮挿入することで、該吸収
体の密度を部分的に異ならせる構成、あるいは、部分的
に厚さの異なる形状の吸収体を熱圧縮することにより得
られる部分的に密度の異なる吸収体をインクタンクケー
スの内部に挿入する構成としたので、特別な挿入方法や
特別なタンク形状などを用いずに、簡単かつ適正に、イ
ンク供給口付近における吸収体の毛細管力を他の部分よ
りも高い状態に安定して維持することができ、それによ
って、吸収体内のインクをスムーズにインク供給口側に
集めることでインクの保持及び供給を円滑に行うことが
でき、また、特別なタンク形状をとる必要がないことか
ら、吸収体のめくれ等の挿入不良やフリーインクの存在
によるインク漏れを防ぐことができるインクジェット記
録用インクタンクが提供される。上記構成においては、
インクタンクケースに挿入された吸収体の密度を大気連
通口側からインク供給口側にかけて連続的に大きくする
ことにより、一層効率よく上記効果を達成することがで
きる。
【0044】請求項4及び5の発明によれば、インクタ
ンクケースに挿入された吸収体を用いてインクジェット
記録手段に供給するためのインクを貯留するインクジェ
ット記録用インクタンクの製造方法において、吸収体ブ
ロックより切り出した突起形状を有する吸収体原反か
ら、抜き型によりインクタンク1個分の部分的に厚さの
異なる形状の吸収体単体を切り出し、該吸収体単体をイ
ンクタンクケースの内部に圧縮挿入することで、該吸収
体の密度を部分的に異ならせる構成、あるいは、吸収体
ブロックより切り出した突起形状を有する吸収体原反を
熱プレスで圧縮して形成した熱圧縮吸収体原反から、抜
き型によりインクタンク1個分の吸収体単体を切り出す
ことで部分的に密度の異なる吸収体単体を作成し、該吸
収体単体をインクタンクケースの内部に挿入する構成と
したので、特別な挿入方法や特別なタンク形状などを用
いずに、簡単かつ適正に、インク供給口付近における吸
収体の毛細管力を他の部分よりも高い状態に安定して維
持することができ、それによって、吸収体内のインクを
スムーズにインク供給口側に集めることでインクの保持
及び供給を円滑に行うことができ、また、特別なタンク
形状をとる必要がないことから、吸収体のめくれ等の挿
入不良やフリーインクの存在によるインク漏れを防ぐこ
とができるインクジェット記録用インクタンクの製造方
法が提供される。本構成においても、インクタンクケー
スに挿入された吸収体の密度を大気連通口側からインク
供給口側にかけて連続的に大きくすることにより、一層
効率よく上記効果を達成することができる。
ンクケースに挿入された吸収体を用いてインクジェット
記録手段に供給するためのインクを貯留するインクジェ
ット記録用インクタンクの製造方法において、吸収体ブ
ロックより切り出した突起形状を有する吸収体原反か
ら、抜き型によりインクタンク1個分の部分的に厚さの
異なる形状の吸収体単体を切り出し、該吸収体単体をイ
ンクタンクケースの内部に圧縮挿入することで、該吸収
体の密度を部分的に異ならせる構成、あるいは、吸収体
ブロックより切り出した突起形状を有する吸収体原反を
熱プレスで圧縮して形成した熱圧縮吸収体原反から、抜
き型によりインクタンク1個分の吸収体単体を切り出す
ことで部分的に密度の異なる吸収体単体を作成し、該吸
収体単体をインクタンクケースの内部に挿入する構成と
したので、特別な挿入方法や特別なタンク形状などを用
いずに、簡単かつ適正に、インク供給口付近における吸
収体の毛細管力を他の部分よりも高い状態に安定して維
持することができ、それによって、吸収体内のインクを
スムーズにインク供給口側に集めることでインクの保持
及び供給を円滑に行うことができ、また、特別なタンク
形状をとる必要がないことから、吸収体のめくれ等の挿
入不良やフリーインクの存在によるインク漏れを防ぐこ
とができるインクジェット記録用インクタンクの製造方
法が提供される。本構成においても、インクタンクケー
スに挿入された吸収体の密度を大気連通口側からインク
供給口側にかけて連続的に大きくすることにより、一層
効率よく上記効果を達成することができる。
【図1】本発明を適用したインクタンクを備えたインク
ジェット記録装置の一実施例を示す模式的斜視図であ
る。
ジェット記録装置の一実施例を示す模式的斜視図であ
る。
【図2】図1中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
的に示す部分斜視図である。
【図3】本発明を適用したインクジェット記録用インク
タンクの第1実施例に挿入される吸収体の製造工程を示
す模式的斜視図である。
タンクの第1実施例に挿入される吸収体の製造工程を示
す模式的斜視図である。
【図4】本発明を適用したインクジェット記録用インク
タンクの第1実施例に挿入される吸収体の組立工程を示
す模式的斜視図である。
タンクの第1実施例に挿入される吸収体の組立工程を示
す模式的斜視図である。
【図5】本発明を適用したインクジェット記録用インク
タンクの第2実施例に挿入される吸収体の製造工程を示
す模式的斜視図である。
タンクの第2実施例に挿入される吸収体の製造工程を示
す模式的斜視図である。
【図6】本発明を適用したインクジェット記録用インク
タンクの第2実施例に挿入される吸収体の組立工程を示
す模式的斜視図である。
タンクの第2実施例に挿入される吸収体の組立工程を示
す模式的斜視図である。
1 被記録材(記録用紙) 2 プラテン 5 キャリッジ 6 記録手段(記録ヘッド) 12 搬送モータ 14 排紙ローラ 16 回復装置 17 キャップ 20 インクジェット記録用インクタンク 21 インクタンクケース 22 吸収体(吸収体単体) 30 吸収体ブロック 31 吸収体原反 32 切り取り工具(剪断工具) 33 吸収体ガイド部 34 インク供給口 40 熱プレス機 41 熱圧縮吸収体原反 42 吸収体(熱圧縮吸収体単体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 攻 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA26 KC12 KC16 KC21 KC30
Claims (6)
- 【請求項1】 インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクにお
いて、インクタンクケースの内部に部分的に厚さの異な
る形状の吸収体を圧縮挿入することで、該吸収体の密度
を部分的に異ならせることを特徴とするインクジェット
記録用インクタンク。 - 【請求項2】 インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクにお
いて、部分的に厚さの異なる形状の吸収体を熱圧縮する
ことにより得られる部分的に密度の異なる吸収体をイン
クタンクケースの内部に挿入することを特徴とするイン
クジェット記録用インクタンク。 - 【請求項3】 インクタンクケースに挿入された吸収
体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて連
続的に大きくすることを特徴とする請求項1又は2に記
載のインクジェット記録用インクタンク。 - 【請求項4】 インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクの製
造方法において、吸収体ブロックより切り出した突起形
状を有する吸収体原反から、抜き型によりインクタンク
1個分の部分的に厚さの異なる形状の吸収体単体を切り
出し、該吸収体単体をインクタンクケースの内部に圧縮
挿入することで、該吸収体の密度を部分的に異ならせる
ことを特徴とするインクジェット記録用インクタンクの
製造方法。 - 【請求項5】 インクタンクケースに挿入された吸収
体を用いてインクジェット記録手段に供給するためのイ
ンクを貯留するインクジェット記録用インクタンクの製
造方法において、吸収体ブロックより切り出した突起形
状を有する吸収体原反を熱プレスで圧縮して形成した熱
圧縮吸収体原反から、抜き型によりインクタンク1個分
の吸収体単体を切り出すことで部分的に密度の異なる吸
収体単体を作成し、該吸収体単体をインクタンクケース
の内部に挿入することを特徴とするインクジェット記録
用インクタンクの製造方法。 - 【請求項6】 インクタンクケースに挿入された吸収
体の密度を大気連通口側からインク供給口側にかけて連
続的に大きくすることを特徴とする請求項4又は5に記
載のインクジェット記録用インクタンクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11593699A JP2000301736A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11593699A JP2000301736A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301736A true JP2000301736A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14674862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11593699A Pending JP2000301736A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301736A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002214159A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Sony Corp | 基板検査装置と基板検査方法、及び液晶表示装置の製造方法 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11593699A patent/JP2000301736A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002214159A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Sony Corp | 基板検査装置と基板検査方法、及び液晶表示装置の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1604829B1 (en) | Inkjet printing apparatus and inkjet printing method | |
| US6805427B2 (en) | Liquid ejecting apparatus | |
| JP3392096B2 (ja) | インクタンクおよびその製造方法 | |
| JPH05185661A (ja) | 記録装置 | |
| JPH04140146A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2000301736A (ja) | インクジェット記録用インクタンク及びその製造方法 | |
| JPH0820114A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH01174459A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP3933506B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド、及び該インクジェット記録ヘッドを搭載したインクジェットプリンタ並びに液滴吐出装置及び画像形成装置 | |
| US20030095159A1 (en) | Image formation apparatus that can form an image efficiently | |
| JPH0516474A (ja) | ロール紙カートリツジおよび該ロール紙カートリツジを備えた記録装置 | |
| JPH0781076A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH10114084A (ja) | 画像形成装置およびこれに用いるプリントヘッド | |
| JP3951375B2 (ja) | インク記録装置 | |
| JP2004090529A (ja) | インクジェット記録装置及び該記録装置のクリーニング機構部 | |
| JPH06143743A (ja) | 記録装置 | |
| JP2001334688A (ja) | インクジェット記録装置用インク吸収体 | |
| JP3011542B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH07256943A (ja) | 情報入出力装置 | |
| JPH09262975A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2003053991A (ja) | インクタンク収納容器、該容器を用いるインクジェットプリントヘッドおよびプリント装置 | |
| JP3025089B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JPH10278288A (ja) | インクタンク及びその製造方法 | |
| JPH0516476A (ja) | ロール紙カートリツジおよび該ロール紙カートリツジを備えた記録装置 | |
| JP2003246075A (ja) | インクタンク、インクジェットカートリッジ、インクジェット記録装置 |