JP2000302279A - 用紙送りローラ - Google Patents
用紙送りローラInfo
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Abstract
いて、特に従動ローラに用紙に対する摩擦係数を極力低
く設定するとともに従動ローラの耐久性の向上を図るこ
とにより、初期の用紙の搬送精度を長く維持する。 【解決手段】 金属製のローラ本体にセラミック粉体1
1Sを付着した駆動ローラ11に対して、従動ローラ1
2を用紙Sに対して摩擦係数の低いプラスチック材料に
より一体成形した。従動ローラ12の用紙Sに対する摩
擦係数を0.5以下に設定し、従動ローラ12のプラス
チック材料をポリアセタール、ポリプロピレン、ポリス
チレン、ポリカーボネイト、ABS樹脂などから選択し
ている。
Description
像形成装置に備え、用紙の搬送に用いる用紙送りローラ
に関する。
用紙搬送装置が配置されていて、用紙の供給元から送ら
れた用紙が印字ヘッドに向けて送り出されるようになっ
ている。この用紙搬送装置に用紙送りローラが備えられ
ている。用紙送りローラは駆動ローラと従動ローラとか
ら構成される。これらのローラは搬送経路を挟んで対向
配置され、固定側の駆動ローラに対して、従動ローラが
ばね手段を介して弾性的に圧接されている。このように
して、駆動ローラの回転とともに従動ローラが回転さ
れ、供給された用紙が両ローラ間に挟持されながら搬送
される。
に、駆動ローラに外径精度の高い金属製のローラを用
い、用紙に対する十分な摩擦係数を確保するためにその
表面にセラミック粉体を付着させて凹凸を形成してい
る。従動ローラには、駆動ローラに対する影響を抑える
ため、また、用紙に対する摩擦係数を低くする必要か
ら、ローラ表面にゴムやエラストマを用いている。
用紙送りローラでは、従動ローラにゴムやエラストマを
用いているため、これら材質自体の摩耗が早く、用紙に
対する押さえ機能の低下によって初期の用紙送り精度を
長く維持できないという問題がある。また、ゴムを用い
た場合は、用紙に対する摩擦係数が高くなるために、ゴ
ムの中にフッ素などの添加物を注入して、摩擦係数を低
く抑える必要があり、これがコスト高になっているとい
う問題がある。
るものであり、この種の用紙送りローラにおいて、特に
従動ローラに用紙に対する摩擦係数を極力低く設定する
とともに従動ローラの耐久性の向上を図ることにより、
初期の用紙の搬送精度を長く維持することを目的とす
る。
に、本発明の請求項1に記載の用紙送りローラは、従動
ローラを用紙に対して摩擦係数の低いプラスチック材料
により一体成形したものである。
は、請求項1の構成において、従動ローラの用紙に対す
る摩擦係数を0.5以下に設定したものである。
は、請求項1又は2の構成において、従動ローラのプラ
スチック材料をポリアセタール、ポリプロピレン、ポリ
スチレン、ポリカーボネイト、ABS樹脂などから選択
したものである。
との間に挟持された用紙は、駆動ローラにそのセラミッ
ク粉体の凹凸により十分な摩擦係数を確保されて接触さ
れ、これが用紙に対して影響しない低い摩擦係数の従動
ローラにより押さえられるので、用紙を高精度に搬送す
ることができる。しかも、駆動ローラのセラミック粉体
による凹凸は塑性変形を受けにくいことにより耐久性に
優れ、プラスチック製の従動ローラはその硬度が高く、
耐久性に優れているから、初期の搬送精度、搬送性能を
長く維持することができる。
一体成形されるため、従来品に比べてコストの低減を図
ることができる。
て図を用いて説明する。図1において、1は用紙送りロ
ーラであり、駆動ローラ11と、従動ローラ12とを備
える。
材を用いて形成され、その表面にはセラミック粉体11
Sが付着されて凹凸が形成されている。ここでセラミッ
ク粉体11Sは、セラミック粉体を混入したアクリル樹
脂を主成分とする塗料が金属製のローラ本体の表面に直
接噴霧され、乾燥されて固着される。なお、このセラミ
ック粉体11Sの付着方法を種々に変更し、最適な付着
状態を取る。また、セラミック粉体11Sとして、ここ
ではアルミナ(Al2O3)または炭化珪素(SiC)
の粉体を用いている。セラミック粉体11Sの大きさ
は、平均粒径で20μm〜70μmとし、表面の面積に
対するセラミック粉体11Sの分布密度は、20%〜8
0%にしてある。
り一体成形されている。その全体形状が図2に示されて
いる。ここで従動ローラ12の用紙Sに対する摩擦係数
を0.5以下に設定されている。プラスチック材料に
は、ポリアセタール、ポリプロピレンが選定されてい
て、次のような紙に対する摩擦係数が得られている。 ポリアセタールの場合 0.44 ポリプロピレンの場合 0.48 これらのプラスチック材料はまた、硬度、耐摩耗性に優
れ、疲労寿命、繰り返し強さに優れた性質を有してい
る。その他ポリスチレン、ポリカーボネイト、ABS樹
脂などが利用できる。
ット式のカラープリンタの概略構成を図3に示してい
る。図3において、20は用紙Sを供給する用紙供給装
置であり、供給ローラ21と、この供給ローラ21に向
けて用紙Sを付勢する図示されないホッパと、供給ロー
ラ21との間で用紙Sを挟持して用紙を分離する分離パ
ッド22とを備える。なお、ホッパには複数枚の用紙S
がセットされていて、用紙Sの供給時には、1回転する
供給ローラ21に向けて用紙Sがホッパにより押圧さ
れ、分離パッド22で分離されて、1枚の用紙Sのみが
用紙搬送装置10に向けて供給される。
装置である。駆動ローラ11は用紙の搬送経路を形成す
る下ガイド40の先端側に支持されて図示されない駆動
機構により回転駆動される。
回転可能に支持されている。上ガイド50は、図4に示
すように、全体がほぼ板状に形成され、その先端部両側
に軸挿通部51が逆U字形の溝状に形成されていて、さ
らにその先端部中央に突出片52が形成されている。従
動ローラ12は、1本の軸60上に、この軸60の軸方
向中央部60cを中心にして対称に、かつ相互に離間し
て装着された従動ローラ対12、12をなす。その軸6
0の両端60b、60bが上ガイド50の各軸挿通部5
1に駆動ローラ11方向にのみ移動可能に支持されると
ともに、軸60の中央部60cが上ガイド50の突出片
52に当接される。上ガイド50の基端部53には支持
軸70が取り付けられている。支持軸70は、図5に示
すように、プリンタ内部のメインフレーム81の下端に
おいて折り曲げ形成されたフック部82、83により上
下から挟持されて、駆動ローラ11の軸方向と平行に配
置される。この支持軸70にはねじりバネ90が装着さ
れている。その一端91が、図3に示すように、メイン
フレーム81のフック部84に掛け止めされ、その他端
92が、図4に示すように、上ガイド50の突出片53
に当接され、この付勢力により従動ローラ12が駆動ロ
ーラ11に対して圧接される。
独立して揺動可能に装着され、従動ローラ対12、12
が駆動ローラ11に沿うようにして駆動ローラ11に圧
接される。
b、60bを支持するための軸挿通部51、51が支持
軸70に対して等距離に設けられているから、軸60と
支持軸70は平行であり、かつ支持軸70は、ねじりバ
ネ90によってメインフレーム81の背面に押し付けら
れた状態になっているから、支持軸70と駆動ローラ1
1との平行度は高精度に保たれ、その結果従動ローラ1
2の軸60と駆動ローラ11の軸線との平行度が高精度
に保たれる。特に、従動ローラ12の軸60が支持軸7
0に対して独立して中央部60cまわりに揺動可能であ
ることから、平行度は極めて高精度に保たれる。このよ
うにして、従動ローラ12は駆動ローラ11に対して対
向配置され、均一に圧接される。
表面にインクを吐出して画像を形成する印字ヘッドであ
り、インクタンク31を搭載されたキャリッジ32に取
り付けられている。キャリッジ32は、メインフレーム
81の上端と、キャリッジガイド軸33とによって、紙
面と直交する方向に移動可能に配置されている。
出ローラ対であり、駆動ローラ38と、これに向けて付
勢される従動スターホイール39とを備える。
ら供給された用紙Sが、下ガイド40と上ガイド50に
より用紙搬送装置10に向けて案内されると、用紙搬送
装置10により用紙Sが所定ピッチ分だけ印字ヘッド3
0に向けて送り出される。キャリッジ32が紙面に対し
て直交方向に移動され、印字ヘッド30からインクが吐
出されて1行分が印字され、1行分の印字が終了する毎
に、用紙搬送装置10で用紙Sが所定ピッチ分だけ搬送
され、これらの動作が繰り返される。用紙Sに印字が終
了すると、用紙Sが排出ローラ対37によりをプリンタ
外に排出される。
ーラ10を金属材により形成するとともにその表面にセ
ラミック粉体11Sを付着して凹凸を形成し、従動ロー
ラ12をポリアセタールなど、滑りのよい(用紙に対す
る摩擦係数0.5以下の)プラスチック材料により形成
しているので、駆動ローラ11と従動ローラ12との間
に挟持された用紙Sは、その下面側が駆動ローラ11に
そのセラミック粉体11Sの凹凸により十分な摩擦係数
を確保されて接触(食い付き)され、これが用紙Sの上
面側から、用紙Sに対して影響しない低い摩擦係数の従
動ローラ12で押さえられるので、用紙Sを高精度に搬
送することができる。また、駆動ローラ11のセラミッ
ク粉体11Sによる凹凸は塑性変形を受けにくいため耐
久性に優れ、プラスチック製の従動ローラ12はその硬
度が高く、耐久性に優れているから、初期の搬送精度、
搬送性能を長く維持することができる。さらに、従動ロ
ーラ12を加工性のよいポリアセタールなどで一体成形
するので、従来品のように剛体のローラ本体にフッ素を
注入したゴムやエラストマを被せるのに比べて大幅なコ
ストダウンを図ることができる。
ローラによれば、高剛性材料からなるローラ本体の表面
にセラミック粉体を付着して凹凸を形成した駆動ローラ
に対し、用紙に対して低い摩擦係数(0.5以下)のプ
ラスチック材料により形成した従動ローラを圧接し、用
紙に対して、駆動ローラがその凹凸により十分な摩擦係
数を確保して接触するとともに、これを用紙に対して影
響しない低い摩擦係数の従動ローラで押さえるようにし
ているので、用紙を高精度に搬送することができる。ま
た、駆動ローラのセラミック粉体による凹凸が塑性変形
を受けにくいため耐久性に優れ、プラスチック製の従動
ローラはその硬度が高く、耐久性に優れているから、初
期の搬送精度、搬送性能を長く維持することができる。
さらに、従動ローラがプラスチック材料から一体成形さ
れるので、従来品に比べてコストダウンを図ることがで
きる。
の概略側面断面図。
側面図。
カラープリンタの内部を示す部分側面図。
付構造を示す斜視図。
カラープリンタ内部を示す部分拡大側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動ローラと、駆動ローラに対向配置さ
れ、弾性的に圧接される従動ローラとを備え、駆動ロー
ラが高剛性材料により成形され、表面にセラミック粉体
を付着することにより凹凸を形成された用紙送りローラ
において、従動ローラを用紙に対して摩擦係数の低いプ
ラスチック材料により一体成形したことを特徴とする用
紙送りローラ。 - 【請求項2】 従動ローラの用紙に対する摩擦係数を
0.5以下に設定する請求項1に記載の用紙送りロー
ラ。 - 【請求項3】 従動ローラのプラスチック材料をポリア
セタール、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボ
ネイト、ABS樹脂などから選択する請求項1又は2に
記載の用紙送りローラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10972799A JP3758015B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 用紙送りローラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10972799A JP3758015B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 用紙送りローラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000302279A true JP2000302279A (ja) | 2000-10-31 |
| JP3758015B2 JP3758015B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=14517712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10972799A Expired - Fee Related JP3758015B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 用紙送りローラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3758015B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7427060B2 (en) * | 2003-02-24 | 2008-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet conveying device, image forming apparatus and method for conveying sheet |
| JP2016054210A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 大日本印刷株式会社 | 配線基板および実装基板 |
| KR101613789B1 (ko) * | 2014-06-26 | 2016-04-19 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 매체이송장치 및 금융기기 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP10972799A patent/JP3758015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7427060B2 (en) * | 2003-02-24 | 2008-09-23 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet conveying device, image forming apparatus and method for conveying sheet |
| KR101613789B1 (ko) * | 2014-06-26 | 2016-04-19 | 주식회사 엘지씨엔에스 | 매체이송장치 및 금융기기 |
| JP2016054210A (ja) * | 2014-09-03 | 2016-04-14 | 大日本印刷株式会社 | 配線基板および実装基板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3758015B2 (ja) | 2006-03-22 |
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