JP2000303610A - 高制振床構造 - Google Patents
高制振床構造Info
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- JP2000303610A JP2000303610A JP11109711A JP10971199A JP2000303610A JP 2000303610 A JP2000303610 A JP 2000303610A JP 11109711 A JP11109711 A JP 11109711A JP 10971199 A JP10971199 A JP 10971199A JP 2000303610 A JP2000303610 A JP 2000303610A
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Abstract
の伝播をより一層低減すること。 【解決手段】 高制振床構造において、相隣る床パネル
11、11がその間に設けられる制振材32を介して連
結され、各床パネル11の中で床面材24が発泡体を支
持体とする両面粘着テープ41を用いて木質系の床仕上
げ材24Aを床下地材24Bに接着固定して構成され、
各床パネル11の中で相隣る床小梁23の間に取り付け
た垂直連結板51に弾性防振材65を介して天井野縁6
2を取り付け、この天井野縁62に天井面材61を取り
付けてなるもの。
Description
制振床構造に関する。
して、特開平3-69746号公報に記載の如く、複数の床大
梁で外枠を形成し、相対する床大梁間に複数の床小梁を
架け渡してなる床構造体において、相対する床大梁間に
床小梁と平行な天井吊り木を設け、天井吊り木の下面に
天井面材を固定するとともに、天井吊り木に制振重りを
設けてなるものがある。
を経由せずに床大梁と天井吊り木を介して天井面材に伝
播し、振動の固体伝播経路の経路長さが延長され、かつ
経路断面積が狭められるから、軽量物を床に落下したと
きの下階室への振動(軽量床衝撃音)の伝播を低減でき
る。また、天井吊り木の振動を制振重りの存在により制
振し、床構造体の全体の振動も減衰できるから、重量物
を床に落下したときの重量床衝撃音の下階室への伝播も
低減できる。
術では、床衝撃音の伝播を一定レベルまでは低減できる
ものの、遮音性の一層の向上には限界がある。
く、複数の床構造体1、1を隣接設置し、各床構造体1
が把持材2の上部に床面材を設け、床面材3の下部に下
階の天井面材4を設けるとき、相隣る床構造体1、1を
合板5を介して連結することにより、床の制振性を高め
ることが考えられる。また、各床構造体1の中で、梁材
2を木質系の床仕上げ材2Aと床下地材2Bで構成する
とき、床仕上げ材2Aと床下地材2Bを弾性接着剤によ
り接着固定することも考えられる。また、各床構造体1
の中で、相隣る把持材2、2の間に唯1列の垂直連結板
6を架け渡して取り付け、この垂直連結板6のほぼ垂直
な側面に防振吊り具7を介して天井野縁8を取り付け、
この天井野縁8の下面に天井面材4を取り付けることも
考えられる。また、各床構造体1の中の天井面材4の上
で、天井野縁8に制振重り9Aを取り付け、相隣る把持
材2、2の間にロックウール等の吸音材9Bを装填する
ことも考えられる。
も遮音性の向上に限界があり、より一層の遮音性の向上
が求められる。
床衝撃音の下階室への伝播をより一層低減することにあ
る。
は、梁材の上部に床面材を設け、該梁材の下部に下階の
天井面材を設けてなる高制振床構造において、床面材が
発泡体を支持体とする両面粘着テープを用いて、木質系
の床仕上げ材を床下地材に接着固定して構成され、床仕
上げ材の裏面または床下地材の表面のいずれかに、床仕
上げ材の長辺に平行もしくは直交する方向で150〜3
50mmの間隔をあけて略平行に両面粘着テープを貼り
付けて床仕上げ材を床下地材に接着してなり、相隣る梁
材の間に垂直連結板を差し渡して取り付け、この垂直連
結板のほぼ垂直な側面に弾性防振材を介して天井野縁を
取り付け、この天井野縁の下面に天井面材を取り付けて
なるようにしたものである。
体を隣接設置し、各床構造体が梁材の上部に床面材を設
け、該梁材の下部に下階の天井面材を設けてなる高制振
床構造において、相隣る床構造体がその間に設けられる
制振材を介して連結され、各構造体内で床面材が発泡体
を支持体とする両面粘着テープを用いて、木質系の床仕
上げ材を床下地材に接着固定して構成され、床仕上げ材
の裏面または床下地材の表面のいずれかに、床仕上げ材
の長辺に平行もしくは直交する方向で150〜350m
mの間隔をあけて略平行に両面粘着テープを貼り付けて
床仕上げ材を床下地材に接着してなるようにしたもので
ある。
体を隣接設置し、各床構造体が梁材の上部に床面材を設
け、該梁材の下部に下階の天井面材を設けてなる高制振
床構造において、相隣る床構造体がその間に設けられる
制振材を介して連結され、各構造体内で相隣る梁材の間
に垂直連結板を差し渡して取り付け、この垂直連結板の
ほぼ垂直な側面に弾性防振材を介して天井野縁を取り付
け、この天井野縁の下面に天井面材を取り付けてなるよ
うにしたものである。
体を隣接設置し、各床構造体が梁材の上部に床面材を設
け、該梁材の下部に下階の天井面材を設けてなる高制振
床構造において、相隣る床構造体がその間に設けられる
制振材を介して連結され、各構造体間内で床面材が発泡
体を支持体とする両面粘着テープを用いて、木質系の床
仕上げ材を床下地材に接着固定して構成され、床仕上げ
材の裏面または床下地材の表面のいずれかに、床仕上げ
材の長辺に平行もしくは直交する方向で150〜350
mmの間隔をあけて略平行に両面粘着テープを貼り付け
て床仕上げ材を床下地材に接着してなり、各構造体内で
相隣る梁材の間に垂直連結板を差し渡して取り付け、こ
の垂直連結板のほぼ垂直な側面に弾性防振材を介して天
井野縁を取り付け、この天井野縁の下面に天井面材を取
り付けてなるようにしたものである。
又は4のいずれかに記載の本発明において更に、前記床
材の床下地材と床仕上げ材とを、両者に貼り付けられる
両面粘着テープと両面粘着テープとの間に該両面粘着テ
ープより厚く塗布された接着剤を挟んで接着してなるよ
うにしたものである。
又は4のいずれかに記載の本発明において更に、前記垂
直連結板を相隣る梁材の間に複数列をなすように並置し
てなるようにしたものである。
又は4のいずれかに記載の本発明において更に、前記天
井野縁に制振重りが取り付けられてなるようにしたもの
である。
のいずれかに記載の本発明において更に、前記天井面材
の上部で、相隣る梁材の間に吸音材を装填してなるよう
にしたものである。
用がある。 床面材を構成する床仕上げ材の裏面または床下地材の
表面のいずれかに、床仕上げ材の長辺に平行もしくは直
交する方向で150〜350mmの間隔をあけて発泡体
を支持体とする両面粘着テープを貼り付けて床仕上げ材
を床下地材に接着するので発泡体自体も緩衝作用を持
ち、かつ、接着されていない部分の仕上げ材が衝撃を受
けたときに撓みやすく、落下衝撃音を吸収し易くなり衝
撃音の発生と階下への伝播を減少させる。これにより、
床衝撃音の下階室への伝播をより一層低減できる。
、の作用がある。 相隣るほぼ平行な梁材の間に垂直連結板が差し渡され
て取り付けられ、この垂直連結板のほぼ垂直な側面と天
井野縁との間に弾性防振材を挟んで天井野縁が垂直連結
板に取り付けられているので、床の上を人が歩いたり物
を落下させて床が振動しても、この振動は、重量床衝撃
音も軽量床衝撃音も殆どすべて弾性防振材で吸収され、
天井野縁に伝わり難く、極めて良好な防振性、遮音性を
備えた床構造となる。かかる床構造にする一施工方法
は、弾性防振材が取り付けられている天井野縁を垂直連
結板のほぼ垂直な側面に取り付けたり、ほぼ垂直な側面
に弾性防振材が取り付けられている垂直連結板に天井野
縁を取り付けたり、弾性防振材を挟んで天井野縁を垂直
連結板の側面に押し当て、天井野縁を弾性防振材と共に
垂直連結板に取り付ければよく施工し易い。また、天井
野縁は垂直連結板のほぼ垂直な側面に取り付けられてい
るので、垂直連結板の下面の高さを梁材の下面より天井
野縁の高さだけ高い位置にして垂直連結板を梁材に取り
付けることにより、この天井野縁の下面に取り付けられ
る天井面材の高さを梁材のすぐ下方に設けることができ
る。即ち、従来の梁材に直接天井面材を取り付ける場合
とほぼ同じ高さに天井面材を取り付けることができる。
これにより、床衝撃音の下階室への伝播をより一層低減
できる。
を差し渡して取り付けることにより、梁材が倒れなくな
ると同時に、梁材間の連結を強固にすることができ、床
の剛性が増す。このように床の剛性が増すと、特に、重
量床衝撃音に対する床の耐衝撃性がよくなり、床が振動
し難くなる。これにより、床衝撃音の下階室への伝播を
より一層低減できる。
の作用がある。 相隣る床構造体がその間に配設された制振材を介して
連結されているので、一方の床構造体で発生した床衝撃
音が制振材で減衰され、隣接する他方の床構造体へ伝搬
する床衝撃音の低減を図ることができる。これにより、
床衝撃音の下階室への伝播をより一層低減できる。
ある。 発泡体両面粘着テープを床下地材に150〜350m
m間隔で貼り、その両面粘着テープと両面粘着テープの
間に弾性接着剤を両面粘着テープより厚く塗布し、その
上に床仕上げ材を敷設するから、床仕上げ材は初期接着
力のある発泡体両面粘着テープにより床仕上げ材が床下
地材と所定の間隔を保って接着され、弾性接着剤は両面
粘着テープの厚みまで変形し、この厚みで、その後、接
着力と弾性を発揮し、床仕上げ材表面に生じる軽量衝撃
音などの伝播を防止し、防音遮音性能の優れたものにな
る。
ある。 相隣るほぼ平行な梁材の間に取り付けられて床の剛性
を増す前述の垂直連結板を複列化したから、床の剛性
をより大きくし、床の耐震性をより向上できる。
ある。 天井野縁に制振重りが取り付けられて重くなっている
から、床の上を人が歩いたり床の上に物を落下させたり
して梁材が振動しても、弾性防振材を介して取り付けら
れている野縁受けが振動し難い。
ある。 床の内部で下階の天井面材の上に吸音材を装填したか
ら、床の内部を通過する床衝撃音を吸音し、遮音性を向
上できる。
図、図2は高制振床構造体の一例を一部破断して示す斜
視図、図3はユニット建物を示し、(A)は建物の一部
を示す斜視図、(B)はユニット間の制振材を示す側面
図、図4は相隣る建物ユニットを示す斜視図、図5は制
振材を示す断面図、図6は制振材の取り付け手順を示
し、(A)は取り付け前状態を示す側面図、(B)は取
り付け後状態を示す斜視図、図7は制振材の他の取り付
け構造を示す側面図、図8は制振材の取り付け位置を示
す平面図、図9は床材を示し、(A)は両面粘着テープ
を床仕上げ材の短手方向に沿って貼り付けた斜視図、
(B)は両面粘着テープを床仕上げ材の長手方向に沿っ
て貼り付けた斜視図、図10は天井面材の取り付け構造
を示し、(A)は床構造体の一部を破断して示す斜視
図、(B)は側面図、図11は制振重りの取り付け状態
を示し、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に
沿う断面図、(C)は(A)のC−C線に沿う断面図、
図12は図10の要部の変形例を示す側面図、図13は
制振床構造体を一部破断して示す斜視図である。
2の上に下階建物ユニット10Aを据え付け、下階建物
ユニット10Aの上に上階建物ユニット10Bを搭載
し、上階建物ユニット10Bの上に屋根ユニット10C
を取り付けて構築される。
床パネル11(床構造体)の外縁部に壁パネル12を立
設することにて構成されている(図4)。
く、桁側床大梁21と妻側床大梁22とを矩形状に枠組
みし、相対する床大梁22、22の間に複数のほぼ平行
な床小梁23を架け渡し、床枠組を構成している。床パ
ネル11は、床枠組の上部に床面材24を設け、床枠組
の下部に天井パネル25を設けている。尚、図2におい
て、26は頭つなぎである。
を構成するため、以下の如く、(A)相隣る床パネル11
の高制振連結構造、(B) 床面材24の高制振仕上げ構
造、(C) 床パネル11の高剛性高制振構造、(D) 床パネ
ル11の吸音天井構造を併せ採用するものである(図
2)。
(図2、図3〜図8) ユニット建物1の中で、相隣る上階建物ユニット10
B、10Bの互いに隣接する床パネル11、11の床大
梁21、21の間に、スペーサ31で隙間調整して制振
材32が取り付けられている。即ち、相隣る上階建物ユ
ニット10B、10Bの床パネル11、11は、図3、
図4に示す如く、壁パネル12のない部分で、その間に
配設される制振材32を介して連結される。制振材32
は、床パネル11の長手方向に複数分割配置されている
が、連続して配置されるものでもよい。制振材32の全
配置長さは、床パネル11の長手方向長さの30〜80
%を占める長さにするのがよい。
の紫外線重合した厚さ1〜3mmのアクリル系樹脂板
(あるいは、ブチルゴムシート)32A、32Aの間
に、厚さ1〜3mmの鋼板32Bを積層した積層構造に
なされ、両側に厚さ3mm程度の合板製の取付け板32
Cが設けられている。上記制振材32の積層構造は、3
層構造(樹脂板32Aを2層と、鋼板32Bを1層)〜
9層構造(樹脂板32Aを5層と、鋼板32Bを4層)
とするのがよい。
く、床大梁21の一方にスペーサ31を取り付けてお
き、床大梁21、21の間に制振材32を挿入する。そ
して、釘33により取付け板32Cを床大梁21に固定
する。尚、床大梁21の間隔方向と、制振材32の積層
方向(重ね合わせ方向)とが一致するようにし、床パネ
ル11の上下振動が制振材32の剪断変形に対応するよ
うにする。
る床パネル11、11の床大梁21、21の間に挿入さ
れた状態で、ビス34により固定されるものであっても
よい。樹脂34は、一方の床大梁21から、制振材32
の両側の取付け板32C、32Cを経て他方の床大梁2
1に締結される。
す如く、床大梁21の長手方向における該床大梁21の
振動の腹に対応する位置に設けるのが良く、床大梁21
の長手方向において該床大梁21の端部から該床大梁2
1の全長の1/4離れた位置を取り付け中心とするのが
よい。
は、金属、合成樹脂、合成ゴム、天然ゴム、木材、石膏
ボード等のいずれかで形成された板状体、またはこれら
板状体の少なくともいずれか二つを積層した積層体、こ
の板状体または積層体の両面に粘着テープが貼着された
もの、あるいは弾性を有する筒状体内に接着剤が注入さ
れたもの、等のいずれであってもよい。
2、図9) 上階建物ユニット10Bの床パネル11内で、床面材2
4が発泡体を支持体とする両面粘着テープ41を用い
て、木質系の床仕上げ材24Aを床下地材24Bに接着
固定して構成され、床仕上げ材24Aの裏面又は床下地
材24Bの表面のいずれかに、床仕上げ材24Aの長辺
に平行もしくは直交する方向で150〜350mmの間
隔をあけて略平行に両面粘着テープ41を貼り付けて床
仕上げ材24Aを床下地材24Bに接着して構成され
る。
さを有する長方形のものである。一つの方法として、図
9(A)に示したように、床仕上げ材24Aの長辺と直
角方向、即ち幅方向に150〜350mmの間隔Lをあ
けて両面粘着テープ41、41、・・・を貼着し、この
面を床下地材に貼り合わせる。又は図9(B)に示した
ように、床仕上げ材24Aの裏面に、その長辺と平行方
向で150〜350mmの間隔Lをあけて両面粘着テー
プ41、41を貼着し、剥離紙42を剥がして粘着層4
3を露出させて床下地材に貼り合わせる。
の長辺と平行もしくは直角方向に両面粘着テープを15
0〜350mmの間隔をあけて平行に予め床下地材に貼
着し、これに床仕上げ材を貼り合わせてもよい。
きに撓みやすくして見かけ上の剛性を減少させ、これに
より落下衝撃を吸収し易くさせて衝撃音の発生と階下へ
の伝播を減少させる。床仕上げ材を撓みやすくするため
には、両面粘着テープを一定範囲の間隔、即ち150〜
350mmの間隔をあけて平行に貼着し、この部分で床
仕上げ材を床下地面に固定させ、固定されていない上記
間隔内で撓みを起こさせる。
上げ材の長辺方向に平行とするよりも直角方向即ち幅方
向とする方が撓みを起こさせるためにより効果的であ
る。
げ材と床下地材との間に形成される空気層により、落下
物による衝撃音の床下地材への伝播が低減される。そこ
で両面粘着テープ同士の間隔は広いほどよいと考えられ
るが、以下の点を考慮する必要がある。
分では床仕上げ材の共鳴が考えられ、理論的に間隔を大
きくすると固有振動数は低周波数側へ移行する。床衝撃
音のうち250〜500Hz領域の音を低減させること
が必要であるから、両面粘着テープの間隔が350mm
を超えることは避けなければならない。
置すると、その自重で床仕上げ材が撓み、床下地面に接
触する。JIS A 1418に準拠した測定を行うた
めには、貼り付け間隔はタッピングマシーンのサイズか
らみて350mmを超えることはできない。
は150〜350mmに限定され、好ましくは200〜
300mmである。
mmの製品が通常市販されている。いずれの床仕上げ材
についても本発明により衝撃音吸収の効果は期待できる
が、撓み易さが床衝撃音の緩衝性能を高める点からみ
て、厚みが大きいよりも薄いものの方が大きな遮音効果
を期待できる。
9mmのフロアリングボードを用い、床下地材42Bと
して金属を混入した樹脂シートからなる厚み9mmの高
比重遮音シートを用い、それらを厚み0.8mmの両面
粘着テープ41で接着した。
泡体を基材としたものであり、基材の材料としては合成
ゴム系、ポリオレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂等が挙
げられ、発泡組織としては独立気泡、連続気泡、独立気
泡と連続気泡の混合組織のいずれでもよいが、独立気泡
を有するウレタン系樹脂発泡体がより遮音性にすぐれる
ので特に好ましい。
面や不陸面への追従性からみて0.01〜2kgf/c
m2 程度が好ましいと考えられる。発泡体の厚みは薄す
ぎると下地材の不陸面に追従できず、厚すぎると床面が
高くなり扉開閉の支障になることがあるので、厚みは
0.3〜2mmが適当である。
然ゴム系、合成ゴム系、シリコーン系等のベースポリマ
ーを主成分とするものが挙げられるが、耐久性にすぐ
れ、取扱い中に付近を汚すことが少ないアクリル系粘着
剤が特に好ましい。また、粘着剤は粗面の木材に対する
接着性や寒冷期での施工性を考慮すると、粘着剤のガラ
ス転移温度は0℃以下であり、その厚みは50〜100
μmが好適である。
整作業ができるように、例えば、特開平9−22784
3号公報に記載の加圧接着型粘着シートのような、非粘
着性もしくは微粘着性マスキング部材により粘着剤層表
面を部分的に被覆するように積層されていることが好ま
しい。これは粘着面が露出していても床仕上げ材のサネ
差し込み作業が可能となるので作業性に優れるからであ
る。
面に剥離紙が積層される。剥離紙はクラフト紙、半晒
紙、上質紙、グラシン紙等に目止め材などを塗布した
後、シリコーン系樹脂で離型処理されたものが一般に用
いられる。上記紙の坪量は少なすぎると剥離紙を剥がす
際に引き裂けることがあるので50〜150g/m2 が
適当である。また、その厚みは端部を指先や爪でピック
アップし易いように70〜150μmが好ましい。
4の床仕上げ材24Aと床下地材24Bを、両者に貼り
付けられる両面粘着テープ41と両面粘着テープ41の
間に該両面粘着テープ41より厚く塗布された接着剤を
挟んで接着するものであっても良い。
2、図10〜図12) 上階建物ユニット10Bの床パネル11の中で、図1
0、図11に示す如く、相隣る床大梁21と床小梁2
3、床小梁23と床小梁23の間に垂直連結板51を差
し渡して取り付けてある。本実施形態では、床大梁2
1、床小梁23の長手方向の複数位置(3位置)に、複
数列(3列)をなすように垂直連結板51を並置してあ
る。
垂直連結板51を差し渡すことにより、この床パネル1
1は桁側床大梁21や床小梁23等の梁材が倒れること
がなくなると同時に、桁側床大梁21や床小梁23等の
梁材間の連結が強固になり、床パネル11の剛性が増
す。このように床パネル11の剛性が増すと、特に、重
量床衝撃音に対する床の耐衝撃性がよくなり、床が振動
し難くなる。
この天井パネル25は厚みほぼ12.5mmの石膏ボー
ドの天井面材61と、この天井面材61の上面に取り付
けられた天井野縁62とからなる。なお、この天井野縁
62は野縁材(断面ほぼ31mm×ほぼ43mmの木製
長尺体)62Aの長辺を水平にし、この上に厚みほぼ9
mmの合板のスペーサー62Bを介して野縁受け(断面
ほぼ38mm×ほぼ89mmの木製長尺体)62Cの長
辺を垂直にして取り付けたものであり、天井面材61は
野縁材62Aの下面に取り付けられている。
付けられる取付構造は、野縁受け62Cの上面にL字形
の連結金具(天井野縁側連結金具)63の水平片(天井
野縁側取付部)63Aが取り付けられ、垂直連結板51
のほぼ垂直な側面に平板状の連結金具(垂直連結板側連
結金具)64が取り付けられ、この野縁受け62C側の
連結金具63の垂直片63Bと垂直連結材51側の連結
金具64との間に弾性防振材65を挟んで、野縁受け6
2Cが垂直連結板51の垂直側面51Aに連結されて、
天井パネル25が床パネル11の垂直連結板51に取り
付けられている。
は桁側床大梁21、妻側床大梁22、床小梁23等の梁
材の下面より天井野縁62の高さだけ高い位置になって
いる。
62の下面に取り付けられる天井面材61が桁側床大梁
21、妻側床大梁22、床小梁23等の梁材のすぐ下方
に設けられている。即ち、従来の梁材に直接天井面材6
1を取り付ける場合とほぼ同じ高さに天井面材61が取
り付けられる。
縁受け材62Cの長辺が垂直になっているので、天井野
縁62が撓み難い。又、野縁材62Aが断面矩形状の長
辺を水平にして野縁受け材62Cの下面に取り付けられ
ているので、野縁材の下面が広くなり、この下面に天井
面材61を取り付け易い。換言すると、全体を大きな断
面にするより材料が少なく、しかも、全体を大きくした
天井野縁とほぼ同じ性能を有する良好な天井野縁であ
る。
であり、この制振重り66は天井野縁62の野縁受け6
2Cの上面に取り付けられている。
66が取り付けられていると、天井野縁62が重くな
り、野縁受け62Cが振動し難くなり、重量床衝撃音を
低減する。
平板状の取付け金具64を取り付けることなく、弾性防
振材65を垂直連結板51に直接取り付けてもよい。
ムや軟質剛性樹脂の如き弾性を有するものであって、こ
の弾性防振材を挟んで天井野縁が垂直連結板に取り付け
られていると、垂直連結板が振動しても、弾性防振材が
この振動を吸収して天井野縁が殆ど振動しなくするもの
である。
天井パネル25(天井面材61)の上部で、相隣る床大
梁21と床小梁23、床小梁23と床小梁23の間に、
吸音材71が装填される。吸音材71としては、グラス
ウール単体、もしくはグラスウールとロックウールの積
層体等を採用できる。
がある。 床面材24を構成する床仕上げ材24Aの裏面または
床下地材24Bの表面のいずれかに、床仕上げ材24A
の長辺に平行もしくは直交する方向で150〜350m
mの間隔をあけて発泡体を支持体とする両面粘着テープ
41を貼り付けて床仕上げ材24Aを床下地材24Bに
接着するので発泡体自体も緩衝作用を持ち、かつ、接着
されていない部分の仕上げ材24Aが衝撃を受けたとき
に撓みやすく、落下衝撃音を吸収し易くなり衝撃音の発
生と階下への伝播を減少させる。これにより、床衝撃音
の下階室への伝播をより一層低減できる。
連結板51が差し渡されて取り付けられ、この垂直連結
板51のほぼ垂直な側面と天井野縁62との間に弾性防
振材65を挟んで天井野縁62が垂直連結板51に取り
付けられているので、床の上を人が歩いたり物を落下さ
せて床が振動しても、この振動は、重量床衝撃音も軽量
床衝撃音も殆どすべて弾性防振材65で吸収され、天井
野縁62に伝わり難く、極めて良好な防振性、遮音性を
備えた床構造となる。かかる床構造にする一施工方法
は、弾性防振材65が取り付けられている天井野縁62
を垂直連結板51のほぼ垂直な側面に取り付けたり、ほ
ぼ垂直な側面に弾性防振材65が取り付けられている垂
直連結板51に天井野縁62を取り付けたり、弾性防振
材65を挟んで天井野縁62を垂直連結板51の側面に
押し当て、天井野縁62を弾性防振材65と共に垂直連
結板51に取り付ければよく施工し易い。また、天井野
縁62は垂直連結板51のほぼ垂直な側面に取り付けら
れているので、垂直連結板51の下面の高さを床小梁2
3の下面より天井野縁62の高さだけ高い位置にして垂
直連結板51を床小梁23に取り付けることにより、こ
の天井野縁62の下面に取り付けられる天井面材61の
高さを床小梁23のすぐ下方に設けることができる。即
ち、従来の床小梁23に直接天井面材61を取り付ける
場合とほぼ同じ高さに天井面材61を取り付けることが
できる。これにより、床衝撃音の下階室への伝播をより
一層低減できる。
連結板51を差し渡して取り付けることにより、床小梁
23が倒れなくなると同時に、床小梁23間の連結を強
固にすることができ、床の剛性が増す。このように床の
剛性が増すと、特に、重量床衝撃音に対する床の耐衝撃
性がよくなり、床が振動し難くなる。これにより、床衝
撃音の下階室への伝播をより一層低減できる。
た制振材32を介して連結されているので、一方の床パ
ネル11で発生した床衝撃音が制振材32で減衰され、
隣接する他方の床パネル11へ伝搬する床衝撃音の低減
を図ることができる。これにより、床衝撃音の下階室へ
の伝播をより一層低減できる。
4Bに150〜350mm間隔で貼り、その両面粘着テ
ープ41と両面粘着テープ41の間に弾性接着剤を両面
粘着テープ41より厚く塗布し、その上に床仕上げ材2
4Aを敷設するから、床仕上げ材24Aは初期接着力の
ある発泡体両面粘着テープ41により床仕上げ材24A
が床下地材24Bと所定の間隔を保って接着され、弾性
接着剤は両面粘着テープ41の厚みまで変形し、この厚
みで、その後、接着力と弾性を発揮し、床仕上げ材24
A表面に生じる軽量衝撃音などの伝播を防止し、防音遮
音性能の優れたものになる。
付けられて床の剛性を増す前述の垂直連結板51を複
列化しながら、床の剛性をより大きくし、床の耐震性を
より向上できる。
られて重くなっているから、床の上を人が歩いたり床の
上に物を落下させたりして床小梁23が振動しても、弾
性防振材65を介して取り付けられている野縁受けが振
動し難い。
音材71を装填したから、床の内部を通過する床衝撃音
を吸音し、遮音性を向上できる。
衝撃音のいずれについても、衝撃音レベルL60を実現
し、ユニット建物1の床構造において極めて高い遮音性
を確保できた。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
構造において、床衝撃音の下階室への伝播をより一層低
減できる。
す斜視図である。
部を示す斜視図、(B)はユニット間の制振材を示す側
面図である。
る。
取り付け前状態を示す側面図、(B)は取り付け後状態
を示す斜視図である。
である。
る。
床仕上げ材の短手方向に沿って貼り付けた斜視図、
(B)は両面粘着テープを床仕上げ材の長手方向に沿っ
て貼り付けた斜視図である。
(A)は床構造体の一部を破断して示す斜視図、(B)
は側面図である。
(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面
図、(C)は(A)のC−C線に沿う断面図である。
である。
視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 梁材の上部に床面材を設け、該梁材の下
部に下階の天井面材を設けてなる高制振床構造におい
て、 床面材が発泡体を支持体とする両面粘着テープを用い
て、木質系の床仕上げ材を床下地材に接着固定して構成
され、床仕上げ材の裏面または床下地材の表面のいずれ
かに、床仕上げ材の長辺に平行もしくは直交する方向で
150〜350mmの間隔をあけて略平行に両面粘着テ
ープを貼り付けて床仕上げ材を床下地材に接着してな
り、 相隣る梁材の間に垂直連結板を差し渡して取り付け、こ
の垂直連結板のほぼ垂直な側面に弾性防振材を介して天
井野縁を取り付け、この天井野縁の下面に天井面材を取
り付けてなることを特徴とする高制振床構造。 - 【請求項2】 複数の床構造体を隣接設置し、各床構造
体が梁材の上部に床面材を設け、該梁材の下部に下階の
天井面材を設けてなる高制振床構造において、 相隣る床構造体がその間に設けられる制振材を介して連
結され、 各構造体内で床面材が発泡体を支持体とする両面粘着テ
ープを用いて、木質系の床仕上げ材を床下地材に接着固
定して構成され、床仕上げ材の裏面または床下地材の表
面のいずれかに、床仕上げ材の長辺に平行もしくは直交
する方向で150〜350mmの間隔をあけて略平行に
両面粘着テープを貼り付けて床仕上げ材を床下地材に接
着してなることを特徴とする高制振床構造。 - 【請求項3】 複数の床構造体を隣接設置し、各床構造
体が梁材の上部に床面材を設け、該梁材の下部に下階の
天井面材を設けてなる高制振床構造において、 相隣る床構造体がその間に設けられる制振材を介して連
結され、 各構造体内で相隣る梁材の間に垂直連結板を差し渡して
取り付け、この垂直連結板のほぼ垂直な側面に弾性防振
材を介して天井野縁を取り付け、この天井野縁の下面に
天井面材を取り付けてなることを特徴とする高制振床構
造。 - 【請求項4】 複数の床構造体を隣接設置し、各床構造
体が梁材の上部に床面材を設け、該梁材の下部に下階の
天井面材を設けてなる高制振床構造において、 相隣る床構造体がその間に設けられる制振材を介して連
結され、 各構造体間内で床面材が発泡体を支持体とする両面粘着
テープを用いて、木質系の床仕上げ材を床下地材に接着
固定して構成され、床仕上げ材の裏面または床下地材の
表面のいずれかに、床仕上げ材の長辺に平行もしくは直
交する方向で150〜350mmの間隔をあけて略平行
に両面粘着テープを貼り付けて床仕上げ材を床下地材に
接着してなり、 各構造体内で相隣る梁材の間に垂直連結板を差し渡して
取り付け、この垂直連結板のほぼ垂直な側面に弾性防振
材を介して天井野縁を取り付け、この天井野縁の下面に
天井面材を取り付けてなることを特徴とする高制振床構
造。 - 【請求項5】 前記床材の床下地材と床仕上げ材とを、
両者に貼り付けられる両面粘着テープと両面粘着テープ
との間に該両面粘着テープより厚く塗布された接着剤を
挟んで接着してなる請求項1、2又は4のいずれかに記
載の高制振床構造。 - 【請求項6】 前記垂直連結板を相隣る梁材の間に複数
列をなすように並置してなる請求項1、3又は4のいず
れかに記載の高制振床構造。 - 【請求項7】 前記天井野縁に制振重りが取り付けられ
てなる請求項1、3又は4のいずれかに記載の高制振床
構造。 - 【請求項8】 前記天井面材の上部で、相隣る梁材の間
に吸音材を装填してなる請求項1〜7のいずれかに記載
の高制振床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109711A JP2000303610A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 高制振床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11109711A JP2000303610A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 高制振床構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000303610A true JP2000303610A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14517290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11109711A Pending JP2000303610A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 高制振床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000303610A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-04-16 JP JP11109711A patent/JP2000303610A/ja active Pending
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