JP2000304103A - Vリブドベルト - Google Patents
VリブドベルトInfo
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- JP2000304103A JP2000304103A JP11113105A JP11310599A JP2000304103A JP 2000304103 A JP2000304103 A JP 2000304103A JP 11113105 A JP11113105 A JP 11113105A JP 11310599 A JP11310599 A JP 11310599A JP 2000304103 A JP2000304103 A JP 2000304103A
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- Japan
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- belt
- core
- rib
- vibration
- ribbed belt
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G5/00—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section
- F16G5/20—V-belts, i.e. belts of tapered cross-section with a contact surface of special shape, e.g. toothed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/02—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with belts; with V-belts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 VリブドベルトBに対し、そのベルトBの張
力管理やアイドラプーリを要することなく、Vリブドベ
ルトB自体により走行時の振動や振動による騒音を発生
し難くする。 【解決手段】 VリブドベルトBの心体2の底側位置か
らリブ部3の底部までの寸法H1を1.0〜2.0mm
として、ベルトBの底部側の厚さを増大させ、ベルトB
が振動してプーリを叩いたときの衝撃を小さくする。ま
た、心体2の底側位置からリブ部3の先端部までの寸法
H2を3.0〜4.0mmとし、又はリブ部3の数が5
であるときのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を4.
0kg・cm2以上とし、ベルトBの曲げ剛性を増大さ
せる。或いは、リブ部3の数が5であるときのα法−動
的特性試験による動的ばね定数を850N/mm以上と
して、ベルトBのばね定数を増大させる。さらには、リ
ブ部3の数が5であるときのα法−動的特性試験による
動的減衰率を0.065N・S/mm以上とし、ベルト
Bの減衰率を増大させる。
力管理やアイドラプーリを要することなく、Vリブドベ
ルトB自体により走行時の振動や振動による騒音を発生
し難くする。 【解決手段】 VリブドベルトBの心体2の底側位置か
らリブ部3の底部までの寸法H1を1.0〜2.0mm
として、ベルトBの底部側の厚さを増大させ、ベルトB
が振動してプーリを叩いたときの衝撃を小さくする。ま
た、心体2の底側位置からリブ部3の先端部までの寸法
H2を3.0〜4.0mmとし、又はリブ部3の数が5
であるときのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を4.
0kg・cm2以上とし、ベルトBの曲げ剛性を増大さ
せる。或いは、リブ部3の数が5であるときのα法−動
的特性試験による動的ばね定数を850N/mm以上と
して、ベルトBのばね定数を増大させる。さらには、リ
ブ部3の数が5であるときのα法−動的特性試験による
動的減衰率を0.065N・S/mm以上とし、ベルト
Bの減衰率を増大させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Vリブドベルトに
関し、特にその振動や騒音を低減するための技術分野に
属する。
関し、特にその振動や騒音を低減するための技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のVリブドベルトはよ
く知られ、エンジンの補機駆動用ベルト等として広く一
般に用いられている。例えば特開平9―236156号
や特開平9―273607号の各公報に示されるもので
は、Vリブドベルトに埋設される心体(心線)としてエ
チレン−2,6−ナフタレート繊維(PEN繊維)を用
いることにより、ベルトの屈曲疲労性を高め、又はスリ
ップ率を低減することが提案されている。
く知られ、エンジンの補機駆動用ベルト等として広く一
般に用いられている。例えば特開平9―236156号
や特開平9―273607号の各公報に示されるもので
は、Vリブドベルトに埋設される心体(心線)としてエ
チレン−2,6−ナフタレート繊維(PEN繊維)を用
いることにより、ベルトの屈曲疲労性を高め、又はスリ
ップ率を低減することが提案されている。
【0003】ところで、近年、車両用エンジンの静粛性
が大幅に改善されてきており、その分、エンジンの補機
駆動装置での振動やその振動による騒音が相対的に顕著
に現れるという問題がある。
が大幅に改善されてきており、その分、エンジンの補機
駆動装置での振動やその振動による騒音が相対的に顕著
に現れるという問題がある。
【0004】そして、上記振動や騒音を低減するため
に、従来、Vリブドベルトの張力を増大させ、或いはベ
ルトのスパンを背面からアイドラプーリで押圧する等、
ベルトの使用方法やレイアウトの調整によって振動・騒
音の低減を図ることが行われている。
に、従来、Vリブドベルトの張力を増大させ、或いはベ
ルトのスパンを背面からアイドラプーリで押圧する等、
ベルトの使用方法やレイアウトの調整によって振動・騒
音の低減を図ることが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、伝動ベルトはその心体のクリープやベルト自体の摩
耗等により張力の低下を起こす特性を有しており、上記
従来の如くベルト張力を増大させるように調整する場
合、その張力管理のためにメンテナンス回数が増加する
等して面倒になり、それを通常のユーザに要求すること
は実質的に不可能に近い。
に、伝動ベルトはその心体のクリープやベルト自体の摩
耗等により張力の低下を起こす特性を有しており、上記
従来の如くベルト張力を増大させるように調整する場
合、その張力管理のためにメンテナンス回数が増加する
等して面倒になり、それを通常のユーザに要求すること
は実質的に不可能に近い。
【0006】一方、ベルトのスパンを押圧するアイドラ
プーリを配置する場合、レイアウト上、そのアイドラプ
ーリを支持するためのスペースを要し、コストアップを
招くという問題がある。
プーリを配置する場合、レイアウト上、そのアイドラプ
ーリを支持するためのスペースを要し、コストアップを
招くという問題がある。
【0007】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、上記Vリブドベルト
の形状や材質等の諸特性を適正に設定することにより、
ベルトの張力管理やアイドラプーリを要することなく、
Vリブドベルト自体により走行時の振動や振動による騒
音を発生し難くしようとすることにある。
であり、その目的とするところは、上記Vリブドベルト
の形状や材質等の諸特性を適正に設定することにより、
ベルトの張力管理やアイドラプーリを要することなく、
Vリブドベルト自体により走行時の振動や振動による騒
音を発生し難くしようとすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、Vリブドベルトの心体を高ばね定数
もしくは高減衰率とし、又はベルトの曲げ剛性を増大さ
せることで、ベルトスパンの振動を少なくするか、或い
はベルトのゴム部分を増大させてベルトがプーリを叩い
たときの衝撃を緩和させるようにした。
く、この発明では、Vリブドベルトの心体を高ばね定数
もしくは高減衰率とし、又はベルトの曲げ剛性を増大さ
せることで、ベルトスパンの振動を少なくするか、或い
はベルトのゴム部分を増大させてベルトがプーリを叩い
たときの衝撃を緩和させるようにした。
【0009】具体的には、請求項1の発明では、内部に
心体が埋設され、底面にベルト長さ方向に互いに平行に
延びる複数のリブ部が形成されたVリブドベルトにおい
て、上記心体の底側位置からリブ部の底部までを1.0
〜2.0mmとする。
心体が埋設され、底面にベルト長さ方向に互いに平行に
延びる複数のリブ部が形成されたVリブドベルトにおい
て、上記心体の底側位置からリブ部の底部までを1.0
〜2.0mmとする。
【0010】上記の構成により、Vリブドベルトの底部
側の厚さが増大するので、ベルトが振動してプーリを叩
いたときの衝撃が小さくなり、その振動による騒音(プ
ーリを叩いたときの騒音)を低減することができる。上
記心体の底側位置からリブ部の底部までの寸法は、1.
0mm未満であると、上記衝撃の緩和効果が良好に得ら
れない一方、2.0mmを越えると、ベルトの屈曲疲労
性が低下してベルト寿命が短くなるので、1.0〜2.
0mmとされている。
側の厚さが増大するので、ベルトが振動してプーリを叩
いたときの衝撃が小さくなり、その振動による騒音(プ
ーリを叩いたときの騒音)を低減することができる。上
記心体の底側位置からリブ部の底部までの寸法は、1.
0mm未満であると、上記衝撃の緩和効果が良好に得ら
れない一方、2.0mmを越えると、ベルトの屈曲疲労
性が低下してベルト寿命が短くなるので、1.0〜2.
0mmとされている。
【0011】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
の前提と同様のVリブドベルトにおいて、その心体の底
側位置からリブ部の先端部までを3.0〜4.0mmと
する。このことで、ベルトの曲げ剛性が増大するので、
ベルトのプーリ間のスパンが振動し難くなり、ベルトの
振動ないし該振動による騒音を低減することができる。
上記心体の底側位置からリブ部の先端部までの寸法は、
3.0mm未満であると、上記曲げ剛性を十分に増大で
きない一方、4.0mmを越えると、ベルトの屈曲疲労
性が低下してベルト寿命が短くなるので、3.0〜4.
0mmとされている。
の前提と同様のVリブドベルトにおいて、その心体の底
側位置からリブ部の先端部までを3.0〜4.0mmと
する。このことで、ベルトの曲げ剛性が増大するので、
ベルトのプーリ間のスパンが振動し難くなり、ベルトの
振動ないし該振動による騒音を低減することができる。
上記心体の底側位置からリブ部の先端部までの寸法は、
3.0mm未満であると、上記曲げ剛性を十分に増大で
きない一方、4.0mmを越えると、ベルトの屈曲疲労
性が低下してベルト寿命が短くなるので、3.0〜4.
0mmとされている。
【0012】請求項3の発明では、同様のVリブドベル
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
α法−動的特性試験による動的ばね定数を850N/m
m以上とする。このことで、ベルトのばね定数が増大す
るので、ベルトのスパンが振動し難くなり、ベルトの振
動ないし振動による騒音を低減することができる。上記
動的ばね定数は850N/mmよりも小さい場合、上記
ベルトの振動低減効果が不足するので、850N/mm
以上とする。
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
α法−動的特性試験による動的ばね定数を850N/m
m以上とする。このことで、ベルトのばね定数が増大す
るので、ベルトのスパンが振動し難くなり、ベルトの振
動ないし振動による騒音を低減することができる。上記
動的ばね定数は850N/mmよりも小さい場合、上記
ベルトの振動低減効果が不足するので、850N/mm
以上とする。
【0013】請求項4の発明では、同様のVリブドベル
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
α法−動的特性試験による動的減衰率を0.065N・
S/mm以上とする。こうすると、ベルトの減衰率が増
大するので、ベルトスパンが振動し難くなり、ベルトの
振動ないし振動による騒音を低減することができる。上
記動的減衰率は0.065N・S/mmよりも小さい
と、ベルトの振動低減効果が不足するので、0.065
N・S/mm以上とされる。
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
α法−動的特性試験による動的減衰率を0.065N・
S/mm以上とする。こうすると、ベルトの減衰率が増
大するので、ベルトスパンが振動し難くなり、ベルトの
振動ないし振動による騒音を低減することができる。上
記動的減衰率は0.065N・S/mmよりも小さい
と、ベルトの振動低減効果が不足するので、0.065
N・S/mm以上とされる。
【0014】請求項5の発明では、同様のVリブドベル
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
β法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を4.0kg・cm
2以上とする。このことで、上記請求項2の発明と同様
に、ベルトの曲げ剛性が増大するので、ベルトのスパン
が振動し難くなり、ベルトの振動・騒音を低減できる。
上記曲げ剛性は4.0kg・cm2未満であると、上記
曲げ剛性を十分に増大できないので、4.0kg・cm
2以上とされている。
トにおいて、そのリブ部の数が5であるときのベルトの
β法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を4.0kg・cm
2以上とする。このことで、上記請求項2の発明と同様
に、ベルトの曲げ剛性が増大するので、ベルトのスパン
が振動し難くなり、ベルトの振動・騒音を低減できる。
上記曲げ剛性は4.0kg・cm2未満であると、上記
曲げ剛性を十分に増大できないので、4.0kg・cm
2以上とされている。
【0015】請求項6の発明では、上記心体は、エチレ
ン−2,6−ナフタレート繊維とする。このことで、上
記請求項1〜5の発明の効果が有効に発揮される最適な
心体が得られる。
ン−2,6−ナフタレート繊維とする。このことで、上
記請求項1〜5の発明の効果が有効に発揮される最適な
心体が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の実施形態
に係るVリブドベルトBを示し、このベルトBは例えば
5PK型と呼ばれるもので、リブ数5で厚さHを有す
る。1はエンドレスのゴムからなるベルト本体で、この
ベルト本体1には、ベルト背面から例えば0.95mm
の位置を中心位置とする外径C(=1.0mm)の心体
2(心線)がベルト幅方向(図1で左右方向)にピッチ
p(=1.15mm)で螺旋状に配置されて埋設されて
いる。この心体2は、エチレン−2,6−ナフタレート
繊維(以下、PEN繊維ともいう)やポリエチレンテレ
フタレート繊維(PET繊維)、ポリビニールアルコー
ル繊維(PVA繊維)、アラミド繊維等が用いられてい
る。
に係るVリブドベルトBを示し、このベルトBは例えば
5PK型と呼ばれるもので、リブ数5で厚さHを有す
る。1はエンドレスのゴムからなるベルト本体で、この
ベルト本体1には、ベルト背面から例えば0.95mm
の位置を中心位置とする外径C(=1.0mm)の心体
2(心線)がベルト幅方向(図1で左右方向)にピッチ
p(=1.15mm)で螺旋状に配置されて埋設されて
いる。この心体2は、エチレン−2,6−ナフタレート
繊維(以下、PEN繊維ともいう)やポリエチレンテレ
フタレート繊維(PET繊維)、ポリビニールアルコー
ル繊維(PVA繊維)、アラミド繊維等が用いられてい
る。
【0017】上記ベルト本体1の底面には、ベルト長さ
方向に互いに平行に延びる高さhr(=2.0mm)及
び幅d(=3.56mm)の例えば5つの断面略台形状
のリブ部3,3,…がベルト幅方向に一定ピッチをあけ
て形成されている。一方、ベルト本体1の背面には背面
布4が設けられている。
方向に互いに平行に延びる高さhr(=2.0mm)及
び幅d(=3.56mm)の例えば5つの断面略台形状
のリブ部3,3,…がベルト幅方向に一定ピッチをあけ
て形成されている。一方、ベルト本体1の背面には背面
布4が設けられている。
【0018】そして、上記心体2の底側位置からリブ部
3の底部までの寸法H1はH1=1.0〜2.0mmと
されている。また、上記心体2の底側位置からリブ部3
の先端部までの寸法H2がH2=3.0〜4.0mmと
されている(H2=H1+hr)。
3の底部までの寸法H1はH1=1.0〜2.0mmと
されている。また、上記心体2の底側位置からリブ部3
の先端部までの寸法H2がH2=3.0〜4.0mmと
されている(H2=H1+hr)。
【0019】さらに、上記各リブ部3の数が5であると
きのベルトBのα法−動的特性試験による動的ばね定数
は850N/mm以上とされている。また、同じα法−
動的特性試験による動的減衰率は0.065N・S/m
m以上とされている。また、リブ部3の数が5であると
きのベルトBのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性は
4.0kg・cm2以上とされている。
きのベルトBのα法−動的特性試験による動的ばね定数
は850N/mm以上とされている。また、同じα法−
動的特性試験による動的減衰率は0.065N・S/m
m以上とされている。また、リブ部3の数が5であると
きのベルトBのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性は
4.0kg・cm2以上とされている。
【0020】したがって、この実施形態においては、V
リブドベルトBの心体2の底側位置からリブ部3の先端
部までの寸法H2がH2=3.0〜4.0mmであるの
で、ベルトBの曲げ剛性が増大する。しかも、リブ部3
の数が5であるときのベルトBのβ法−曲げ剛性試験に
よる曲げ剛性が4.0kg・cm2以上であるので、上
記ベルトBの曲げ剛性がさらに増大する。このようなベ
ルトBの曲げ剛性の増大により、ベルトBのプーリ間に
あるスパンが振動し難くなり、ベルトBの振動を低減す
ることができる。
リブドベルトBの心体2の底側位置からリブ部3の先端
部までの寸法H2がH2=3.0〜4.0mmであるの
で、ベルトBの曲げ剛性が増大する。しかも、リブ部3
の数が5であるときのベルトBのβ法−曲げ剛性試験に
よる曲げ剛性が4.0kg・cm2以上であるので、上
記ベルトBの曲げ剛性がさらに増大する。このようなベ
ルトBの曲げ剛性の増大により、ベルトBのプーリ間に
あるスパンが振動し難くなり、ベルトBの振動を低減す
ることができる。
【0021】また、リブ部3の数が5であるときのベル
トBのα法−動的特性試験による動的ばね定数が850
N/mm以上であるので、ベルトBのばね定数も増大
し、このことで、上記ベルトBのスパンがさらに振動し
難くなり、ベルトBの振動をより一層低減することがで
きる。
トBのα法−動的特性試験による動的ばね定数が850
N/mm以上であるので、ベルトBのばね定数も増大
し、このことで、上記ベルトBのスパンがさらに振動し
難くなり、ベルトBの振動をより一層低減することがで
きる。
【0022】さらに、リブ部3の数が5であるときのベ
ルトBのα法−動的特性試験による動的減衰率が0.0
65N・S/mm以上であるので、ベルトBの減衰率が
増大し、ベルトスパンがより一層振動し難くなってベル
トBの振動を低減することができる。
ルトBのα法−動的特性試験による動的減衰率が0.0
65N・S/mm以上であるので、ベルトBの減衰率が
増大し、ベルトスパンがより一層振動し難くなってベル
トBの振動を低減することができる。
【0023】そして、VリブドベルトBの心体2の底側
位置からリブ部3の底部までの寸法H1がH1=1.0
〜2.0mmであるので、ベルトBが振動したとしても
そのプーリを叩いたときの衝撃を小さくでき、その振動
による騒音(プーリを叩いたときの騒音)を低減するこ
とができる。
位置からリブ部3の底部までの寸法H1がH1=1.0
〜2.0mmであるので、ベルトBが振動したとしても
そのプーリを叩いたときの衝撃を小さくでき、その振動
による騒音(プーリを叩いたときの騒音)を低減するこ
とができる。
【0024】尚、上記実施形態では、心体2の底側位置
からリブ部3の底部までの寸法H1をH1=1.0〜
2.0mmとする構成、心体2の底側位置からリブ部3
の先端部までの寸法H2をH2=3.0〜4.0mmす
る構成、リブ部3の数が5であるときのベルトBのα法
−動的特性試験による動的ばね定数を850N/mm以
上とする構成、リブ部3の数が5であるときのベルトB
のα法−動的特性試験による動的減衰率を0.065N
・S/mm以上とする構成、リブ部3の数が5であると
きのベルトBのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を
4.0kg・cm2以上とする構成をいずれも満たすよ
うにしているが、そのうちのいずれか1つのみ又は複数
を満たすようにしてもよい。
からリブ部3の底部までの寸法H1をH1=1.0〜
2.0mmとする構成、心体2の底側位置からリブ部3
の先端部までの寸法H2をH2=3.0〜4.0mmす
る構成、リブ部3の数が5であるときのベルトBのα法
−動的特性試験による動的ばね定数を850N/mm以
上とする構成、リブ部3の数が5であるときのベルトB
のα法−動的特性試験による動的減衰率を0.065N
・S/mm以上とする構成、リブ部3の数が5であると
きのベルトBのβ法−曲げ剛性試験による曲げ剛性を
4.0kg・cm2以上とする構成をいずれも満たすよ
うにしているが、そのうちのいずれか1つのみ又は複数
を満たすようにしてもよい。
【0025】
【実施例】次に、具体的に実施した実施例について説明
する。上記実施形態の構造の「5PK1130」のVリ
ブドベルトB(リブ数5PK)に対し、心体2の種類、
ベルトBの厚さH、心体2の底側位置からリブ部3の底
部までの寸法H1、心体2の底側位置からリブ部3の先
端部までの寸法H2を変えて、3つの本発明例1〜3と
2つの比較例1,2との各試験片(以下、ベルトともい
う)を作製した。その詳細を下記の表1に示す。尚、ベ
ルトBの心体2はいずれも、1000デニールの繊維
(PEN繊維又はPET繊維)を2×3の撚り構成とし
たものである。
する。上記実施形態の構造の「5PK1130」のVリ
ブドベルトB(リブ数5PK)に対し、心体2の種類、
ベルトBの厚さH、心体2の底側位置からリブ部3の底
部までの寸法H1、心体2の底側位置からリブ部3の先
端部までの寸法H2を変えて、3つの本発明例1〜3と
2つの比較例1,2との各試験片(以下、ベルトともい
う)を作製した。その詳細を下記の表1に示す。尚、ベ
ルトBの心体2はいずれも、1000デニールの繊維
(PEN繊維又はPET繊維)を2×3の撚り構成とし
たものである。
【0026】
【表1】
【0027】(ベルトのα法−動的特性試験)以上の各
試験片に対し、α法−動的特性試験を行った。その試験
装置は、図3に示すように、固定体10に固定された上
側チャック11と、この上側チャック11の下側に15
0mmの間隔をあけて配置される下側チャック12とを
有し、これら両チャック11,12間に、展開したベル
トB(試験片)の上下端部を挟み、下側のチャック12
に対し図外のサーボモータにより50±15kgfの振
幅荷重を50Hzの加振周波数f(f=50Hz)で与
えてベルトBを上下方向(ベルトBの長さ方向)に振動
させた。雰囲気温度は室温であった。
試験片に対し、α法−動的特性試験を行った。その試験
装置は、図3に示すように、固定体10に固定された上
側チャック11と、この上側チャック11の下側に15
0mmの間隔をあけて配置される下側チャック12とを
有し、これら両チャック11,12間に、展開したベル
トB(試験片)の上下端部を挟み、下側のチャック12
に対し図外のサーボモータにより50±15kgfの振
幅荷重を50Hzの加振周波数f(f=50Hz)で与
えてベルトBを上下方向(ベルトBの長さ方向)に振動
させた。雰囲気温度は室温であった。
【0028】そして、そのときの伸び(単位:mm)と
荷重(単位:N)とを座標にすると、図4に示すような
ヒステリシス曲線が得られる。このヒステリシス曲線に
対し、荷重の最大値及び最小値の差aと伸びの最大値及
び最小値の差bとに基づいて以下の式により動的ばね定
数及び動的減衰率を算出した。その結果を下記の表2に
示す。尚、動的減衰率の計算式中のtanδは、ゴムの
動的粘弾性試験における損失係数である。
荷重(単位:N)とを座標にすると、図4に示すような
ヒステリシス曲線が得られる。このヒステリシス曲線に
対し、荷重の最大値及び最小値の差aと伸びの最大値及
び最小値の差bとに基づいて以下の式により動的ばね定
数及び動的減衰率を算出した。その結果を下記の表2に
示す。尚、動的減衰率の計算式中のtanδは、ゴムの
動的粘弾性試験における損失係数である。
【0029】動的ばね定数(単位:N/mm)=a/b 動的減衰率(単位:N・S/mm)=(a/b)×(t
anδ/2πf)
anδ/2πf)
【0030】(β法−曲げ剛性試験)一方、各ベルトに
対し、β法−曲げ剛性試験を行った。その試験装置は、
図5に示すように、上下の押圧板14,15を左右のリ
ンク16,16により各々で平行四辺形をなすように平
行に支持してなるもので、これら上下の押圧板14,1
5間にベルトB(5PK1130)を配置し、上側の押
圧板14上に荷重W=0.7kgfを載せてベルトBを
扁平状に変形させ、そのときのベルトBの上下スパンの
心体2,2間の距離l(単位:cm)に基づいて下記の
式により曲げ剛性を計算した。その結果を表2に示す。
対し、β法−曲げ剛性試験を行った。その試験装置は、
図5に示すように、上下の押圧板14,15を左右のリ
ンク16,16により各々で平行四辺形をなすように平
行に支持してなるもので、これら上下の押圧板14,1
5間にベルトB(5PK1130)を配置し、上側の押
圧板14上に荷重W=0.7kgfを載せてベルトBを
扁平状に変形させ、そのときのベルトBの上下スパンの
心体2,2間の距離l(単位:cm)に基づいて下記の
式により曲げ剛性を計算した。その結果を表2に示す。
【0031】曲げ剛性EI(単位:kg・cm2)=
0.174×W×l2
0.174×W×l2
【0032】(γ法−振動異音試験)そして、上記ベル
トの各々を実際のエンジン補機駆動装置に装着してγ法
−振動異音試験を行った。このエンジン補機駆動装置
は、図6に示すように、互いに直交するxy座標(単
位:mm)における位置(0,0)に配置された中心を
持つプーリ径130mmのVリブドプーリからなるクラ
ンクプーリ18と、位置(140,330)に配置され
た中心を持つプーリ径57.5mmのVリブドプーリか
らなるオルタネータプーリ19とを備え、上記クランク
プーリ18は図外のエンジンのクランク軸に、またオル
タネータプーリ19は負荷としての図外のオルタネータ
の入力軸にそれぞれ取り付けられている。位置(16
5,85)にはプーリ径140mmのVリブドプーリか
らなる第1アイドラプーリ20が、また位置(190,
215)にはプーリ径80mmの平プーリからなる第2
アイドラプーリ21がそれぞれ配置されている。これら
のプーリ18〜21に対し各ベルトB(5PK113
0)を、クランクプーリ18、オルタネータプーリ19
及び第1アイドラプーリ20にあってはリブ面に当たる
ように、また第2アイドラプーリ21にあっては背面に
当たるようにそれぞれ巻き掛け、そのベルトBに張力6
0kgfを付与した状態でクランクプーリ18をアイド
ラプーリ20,21側のベルトスパンが張り側になる方
向に1500rpm付近で回転させる。そして、クラン
クプーリ18とオルタネータプーリ19との間のベルト
Bの緩み側スパンB1の振れ量(単位:mm)を図外の
センサにより測定した。また、上記オルタネータに、ク
ランクプーリ18とオルタネータプーリ19との間のベ
ルト緩み側スパンB1と平行な方向(図で矢印gの方
向)の加速度を検出する加速度ピックアップ(図示せ
ず)を取り付けて、そのピックアップにより緩み側スパ
ンB1の振れに伴うオルタネータの振動の大きさ(単
位:加速度G)を測定した。さらに、ベルト緩み側スパ
ンB1のオルタネータプーリ19進入側手前部分の側方
50mmの位置に騒音計(図示せず)を配置して騒音レ
ベルを測定した。また、このときの騒音(オルタネータ
プーリ19に対する叩き音)の聴感上の性質(どのよう
な音か)や大きさレベルを評価した。これらの結果も表
2に示す。
トの各々を実際のエンジン補機駆動装置に装着してγ法
−振動異音試験を行った。このエンジン補機駆動装置
は、図6に示すように、互いに直交するxy座標(単
位:mm)における位置(0,0)に配置された中心を
持つプーリ径130mmのVリブドプーリからなるクラ
ンクプーリ18と、位置(140,330)に配置され
た中心を持つプーリ径57.5mmのVリブドプーリか
らなるオルタネータプーリ19とを備え、上記クランク
プーリ18は図外のエンジンのクランク軸に、またオル
タネータプーリ19は負荷としての図外のオルタネータ
の入力軸にそれぞれ取り付けられている。位置(16
5,85)にはプーリ径140mmのVリブドプーリか
らなる第1アイドラプーリ20が、また位置(190,
215)にはプーリ径80mmの平プーリからなる第2
アイドラプーリ21がそれぞれ配置されている。これら
のプーリ18〜21に対し各ベルトB(5PK113
0)を、クランクプーリ18、オルタネータプーリ19
及び第1アイドラプーリ20にあってはリブ面に当たる
ように、また第2アイドラプーリ21にあっては背面に
当たるようにそれぞれ巻き掛け、そのベルトBに張力6
0kgfを付与した状態でクランクプーリ18をアイド
ラプーリ20,21側のベルトスパンが張り側になる方
向に1500rpm付近で回転させる。そして、クラン
クプーリ18とオルタネータプーリ19との間のベルト
Bの緩み側スパンB1の振れ量(単位:mm)を図外の
センサにより測定した。また、上記オルタネータに、ク
ランクプーリ18とオルタネータプーリ19との間のベ
ルト緩み側スパンB1と平行な方向(図で矢印gの方
向)の加速度を検出する加速度ピックアップ(図示せ
ず)を取り付けて、そのピックアップにより緩み側スパ
ンB1の振れに伴うオルタネータの振動の大きさ(単
位:加速度G)を測定した。さらに、ベルト緩み側スパ
ンB1のオルタネータプーリ19進入側手前部分の側方
50mmの位置に騒音計(図示せず)を配置して騒音レ
ベルを測定した。また、このときの騒音(オルタネータ
プーリ19に対する叩き音)の聴感上の性質(どのよう
な音か)や大きさレベルを評価した。これらの結果も表
2に示す。
【0033】(ベルトの屈曲寿命試験)最後に、上記ベ
ルトの各々を屈曲寿命試験装置に装着してベルトBの屈
曲寿命を調べた。この試験装置は、図7に示すように、
上下に配置されたプーリ径120mmのVリブドプーリ
からなる駆動及び従動プーリ23,24と、これら駆動
及び従動プーリ23,24間に配置されたプーリ径55
mmのVリブドプーリからなる第1アイドラプーリ2
5、及びプーリ径55mmの平プーリからなる第2アイ
ドラプーリ26とを備え、これらプーリ23〜26に各
ベルトBを、駆動及び従動プーリ23,24と第1アイ
ドラプーリ25とにあってはリブ面に当たるように、ま
た第2アイドラプーリ26にあっては背面に当たるよう
に、かつ各アイドラプーリ25,26とベルトBが90
°で接触するようにそれぞれ巻き掛け、第1アイドラプ
ーリ25に85kgfの荷重SWを加えてベルト張力を
付与し、従動プーリ24に16PSの負荷を与えた状態
で駆動プーリ23を4850rpmで回転させ、ベルト
Bにクラックが発生するまでの寿命(単位:H=時間)
を測定した。尚、雰囲気温度は85±3°であった。そ
の結果を表2に示す。
ルトの各々を屈曲寿命試験装置に装着してベルトBの屈
曲寿命を調べた。この試験装置は、図7に示すように、
上下に配置されたプーリ径120mmのVリブドプーリ
からなる駆動及び従動プーリ23,24と、これら駆動
及び従動プーリ23,24間に配置されたプーリ径55
mmのVリブドプーリからなる第1アイドラプーリ2
5、及びプーリ径55mmの平プーリからなる第2アイ
ドラプーリ26とを備え、これらプーリ23〜26に各
ベルトBを、駆動及び従動プーリ23,24と第1アイ
ドラプーリ25とにあってはリブ面に当たるように、ま
た第2アイドラプーリ26にあっては背面に当たるよう
に、かつ各アイドラプーリ25,26とベルトBが90
°で接触するようにそれぞれ巻き掛け、第1アイドラプ
ーリ25に85kgfの荷重SWを加えてベルト張力を
付与し、従動プーリ24に16PSの負荷を与えた状態
で駆動プーリ23を4850rpmで回転させ、ベルト
Bにクラックが発生するまでの寿命(単位:H=時間)
を測定した。尚、雰囲気温度は85±3°であった。そ
の結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】この表2の結果を考察するに、ベルトBの
心体2の底側位置からリブ部3の底部までの寸法H1が
1.0mm以上である本発明例2又は3を、同寸法H1
が1.0mm未満である本発明例1又は比較例1と比較
したとき、前者は後者に比べ相対的に見てベルトの騒音
が低いことが判る。また、ベルトBの心体2の底側位置
からリブ部3の先端部までの寸法H2が3.0mm以上
である本発明例2又は3は、同寸法H2が3.0mm未
満である本発明例1又は比較例1に比べ相対的に見てベ
ルトの振れ量及びオルタネータの加速度が低いことが判
る。また、ベルトBの屈曲寿命特性を見たとき、上記リ
ブ部3の底部までの寸法H1が2.0mm以下であり、
かつ上記リブ部3の先端部までの寸法H2が4.0mm
以下である本発明例2は、同寸法H1が2.0mmより
も大きくかつ寸法H2が4.0mmよりも大きい比較例
2と比べて寿命を長く保ち得ることが判る。よって、ベ
ルト心体2の底側位置からリブ部3の底部までの寸法H
1が1.0〜2.0mmであり、又はベルト心体2の底
側位置からリブ部3の先端部までの寸法H2が3.0〜
4.0mmであれば、ベルトBの屈曲寿命の低下を招く
ことなく、ベルトBの振動及びその振動による騒音を低
減できることが裏付けられた。
心体2の底側位置からリブ部3の底部までの寸法H1が
1.0mm以上である本発明例2又は3を、同寸法H1
が1.0mm未満である本発明例1又は比較例1と比較
したとき、前者は後者に比べ相対的に見てベルトの騒音
が低いことが判る。また、ベルトBの心体2の底側位置
からリブ部3の先端部までの寸法H2が3.0mm以上
である本発明例2又は3は、同寸法H2が3.0mm未
満である本発明例1又は比較例1に比べ相対的に見てベ
ルトの振れ量及びオルタネータの加速度が低いことが判
る。また、ベルトBの屈曲寿命特性を見たとき、上記リ
ブ部3の底部までの寸法H1が2.0mm以下であり、
かつ上記リブ部3の先端部までの寸法H2が4.0mm
以下である本発明例2は、同寸法H1が2.0mmより
も大きくかつ寸法H2が4.0mmよりも大きい比較例
2と比べて寿命を長く保ち得ることが判る。よって、ベ
ルト心体2の底側位置からリブ部3の底部までの寸法H
1が1.0〜2.0mmであり、又はベルト心体2の底
側位置からリブ部3の先端部までの寸法H2が3.0〜
4.0mmであれば、ベルトBの屈曲寿命の低下を招く
ことなく、ベルトBの振動及びその振動による騒音を低
減できることが裏付けられた。
【0036】また、ベルトBの動的ばね定数が850N
/mm以上である本発明例1及び3と、同動的ばね定数
が850N/mm未満である本発明例2及び比較例1と
を対比したとき、前者が後者に比べて相対的にベルトB
の振れ量及びオルタネータの加速度が低くかつベルトB
の騒音も小さく、よってベルトBの動的ばね定数を85
0N/mm以上とすることで、ベルトBの振動を低減で
きることが判る。
/mm以上である本発明例1及び3と、同動的ばね定数
が850N/mm未満である本発明例2及び比較例1と
を対比したとき、前者が後者に比べて相対的にベルトB
の振れ量及びオルタネータの加速度が低くかつベルトB
の騒音も小さく、よってベルトBの動的ばね定数を85
0N/mm以上とすることで、ベルトBの振動を低減で
きることが判る。
【0037】さらに、ベルトBの動的減衰率が0.06
5N・S/mm以上である本発明例1及び3と、同動的
減衰率が0.065N・S/mm未満である本発明例2
及び比較例1とを対比しても、前者が後者に比べて相対
的にベルトBの振れ量及びオルタネータの加速度が低く
かつベルトBの騒音も小さくなり、ベルトBの動的減衰
率が0.065N・S/mm以上としてもベルトBの振
動を低減できることが判る。
5N・S/mm以上である本発明例1及び3と、同動的
減衰率が0.065N・S/mm未満である本発明例2
及び比較例1とを対比しても、前者が後者に比べて相対
的にベルトBの振れ量及びオルタネータの加速度が低く
かつベルトBの騒音も小さくなり、ベルトBの動的減衰
率が0.065N・S/mm以上としてもベルトBの振
動を低減できることが判る。
【0038】また、ベルトBの曲げ剛性EIが4.0k
g・cm2以上である本発明例2及び3と、同曲げ剛性
EIが4.0kg・cm2未満である本発明例1及び比
較例1とを対比すれば、この場合も前者が後者に比べて
相対的にベルトBの振れ量及びオルタネータの加速度が
低くかつベルトBの騒音も小さくなり、よってベルトB
の曲げ剛性EIが4.0kg・cm2以上としてベルト
Bの振動を低減できることが判る。
g・cm2以上である本発明例2及び3と、同曲げ剛性
EIが4.0kg・cm2未満である本発明例1及び比
較例1とを対比すれば、この場合も前者が後者に比べて
相対的にベルトBの振れ量及びオルタネータの加速度が
低くかつベルトBの騒音も小さくなり、よってベルトB
の曲げ剛性EIが4.0kg・cm2以上としてベルト
Bの振動を低減できることが判る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、Vリブドベルトにおける心体の底側位置からリ
ブ部の底部までを1.0〜2.0mmとしたことによ
り、Vリブドベルトの底部側の厚さを増大でき、ベルト
が振動してプーリを叩いたときの衝撃を小さくして、そ
の振動による騒音の低減を図ることができる。
よると、Vリブドベルトにおける心体の底側位置からリ
ブ部の底部までを1.0〜2.0mmとしたことによ
り、Vリブドベルトの底部側の厚さを増大でき、ベルト
が振動してプーリを叩いたときの衝撃を小さくして、そ
の振動による騒音の低減を図ることができる。
【0040】請求項2の発明では、Vリブドベルトの心
体の底側位置からリブ部の先端部までを3.0〜4.0
mmとした。また、請求項5の発明では、Vリブドベル
トのリブ部の数が5であるときのβ法−曲げ剛性試験に
よる曲げ剛性を4.0kg・cm2以上とした。これら
の発明によると、Vリブドベルトの曲げ剛性を増大して
ベルトスパンの振動を抑制でき、ベルトの振動ないし振
動による騒音を低減できる。
体の底側位置からリブ部の先端部までを3.0〜4.0
mmとした。また、請求項5の発明では、Vリブドベル
トのリブ部の数が5であるときのβ法−曲げ剛性試験に
よる曲げ剛性を4.0kg・cm2以上とした。これら
の発明によると、Vリブドベルトの曲げ剛性を増大して
ベルトスパンの振動を抑制でき、ベルトの振動ないし振
動による騒音を低減できる。
【0041】請求項3の発明によると、Vリブドベルト
のリブ部の数が5であるときのα法−動的特性試験によ
る動的ばね定数を850N/mm以上としたことによ
り、ベルトのばね定数を増大させてベルトスパンを振動
し難くでき、ベルトの振動ないし振動による騒音を低減
することができる。
のリブ部の数が5であるときのα法−動的特性試験によ
る動的ばね定数を850N/mm以上としたことによ
り、ベルトのばね定数を増大させてベルトスパンを振動
し難くでき、ベルトの振動ないし振動による騒音を低減
することができる。
【0042】請求項4の発明によると、Vリブドベルト
のリブ部の数が5であるときのα法−動的特性試験によ
る動的減衰率を0.065N・S/mm以上としたこと
により、ベルトの減衰率を増大させてベルトスパンを振
動し難くし、ベルトの振動ないし振動による騒音を低減
することができる。
のリブ部の数が5であるときのα法−動的特性試験によ
る動的減衰率を0.065N・S/mm以上としたこと
により、ベルトの減衰率を増大させてベルトスパンを振
動し難くし、ベルトの振動ないし振動による騒音を低減
することができる。
【0043】請求項6の発明によると、上記心体をエチ
レン−2,6−ナフタレート繊維としたことにより、上
記請求項1〜5の発明の効果が有効に発揮される最適な
心体が得られる。
レン−2,6−ナフタレート繊維としたことにより、上
記請求項1〜5の発明の効果が有効に発揮される最適な
心体が得られる。
【図1】本発明の実施形態に係るVリブドベルトの拡大
断面図である。
断面図である。
【図2】Vリブドベルトを部分的に示す斜視図である。
【図3】ベルトのα法−動的特性を測定するための試験
装置を示す説明図である。
装置を示す説明図である。
【図4】ベルトのα法−動的特性試験により得られるヒ
ステリシス曲線を示す図である。
ステリシス曲線を示す図である。
【図5】ベルトのβ法−曲げ剛性を測定するための試験
装置を示す説明図である。
装置を示す説明図である。
【図6】ベルトのγ法−振動異音試験による振動・異音
を評価するためのエンジン補機駆動装置を示す説明図で
ある。
を評価するためのエンジン補機駆動装置を示す説明図で
ある。
【図7】ベルトの屈曲寿命を評価するための試験装置を
示す説明図である。
示す説明図である。
B Vリブドベルト 1 ベルト本体 2 心体 3 リブ部 H1 心体の底側位置からリブ部の底部までの寸法 H2 心体の底側位置からリブ部の先端部までの寸法
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に心体が埋設され、底面にベルト長
さ方向に互いに平行に延びる複数のリブ部が形成された
Vリブドベルトにおいて、 上記心体の底側位置からリブ部の底部までが1.0〜
2.0mmであることを特徴とするVリブドベルト。 - 【請求項2】 内部に心体が埋設され、底面にベルト長
さ方向に互いに平行に延びる複数のリブ部が形成された
Vリブドベルトにおいて、 上記心体の底側位置からリブ部の先端部までが3.0〜
4.0mmであることを特徴とするVリブドベルト。 - 【請求項3】 内部に心体が埋設され、底面にベルト長
さ方向に互いに平行に延びる複数のリブ部が形成された
Vリブドベルトにおいて、 上記リブ部の数が5であるときのベルトのα法−動的特
性試験による動的ばね定数が850N/mm以上である
ことを特徴とするVリブドベルト。 - 【請求項4】 内部に心体が埋設され、底面にベルト長
さ方向に互いに平行に延びる複数のリブ部が形成された
Vリブドベルトにおいて、 上記リブ部の数が5であるときのベルトのα法−動的特
性試験による動的減衰率が0.065N・S/mm以上
であることを特徴とするVリブドベルト。 - 【請求項5】 内部に心体が埋設され、底面にベルト長
さ方向に互いに平行に延びる複数のリブ部が形成された
Vリブドベルトにおいて、 上記リブ部の数が5であるときのベルトのβ法−曲げ剛
性試験による曲げ剛性が4.0kg・cm2以上である
ことを特徴とするVリブドベルト。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つのVリブド
ベルトにおいて、 心体は、エチレン−2,6−ナフタレート繊維であるこ
とを特徴とするVリブドベルト。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11113105A JP2000304103A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | Vリブドベルト |
| US09/551,543 US6419605B1 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-18 | V-ribbed belt |
| DE60033701T DE60033701T2 (de) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | Keilrippenriemen |
| DE60037344T DE60037344T2 (de) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | Keilrippenriemen |
| EP03020067A EP1367290B1 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | V-ribbed belt |
| EP06025856A EP1757837B1 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | V-ribbed belt |
| DE0001367290T DE03020067T1 (de) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | Keilrippenriemen |
| EP03020068A EP1367291B1 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | V-ribbed belt |
| EP00108548A EP1046835A3 (en) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | V-ribbed belt |
| DE0001367291T DE03020068T1 (de) | 1999-04-21 | 2000-04-19 | Keilrippenriemen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11113105A JP2000304103A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | Vリブドベルト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000304103A true JP2000304103A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14603625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11113105A Pending JP2000304103A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | Vリブドベルト |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6419605B1 (ja) |
| EP (4) | EP1046835A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000304103A (ja) |
| DE (4) | DE60033701T2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013115321A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルト |
| JP2016027286A (ja) * | 2012-01-31 | 2016-02-18 | 三ツ星ベルト株式会社 | Vリブドベルト |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0107900D0 (en) * | 2001-03-29 | 2001-05-23 | Post Office | Improvements in monitoring systems |
| JP2005509578A (ja) * | 2001-11-23 | 2005-04-14 | インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフト | ベルト状動力伝達手段、特に支持および/または駆動手段としてのくさび形リブ付きベルトを有するエレベータ |
| US20030211911A1 (en) * | 2002-05-10 | 2003-11-13 | Susan Welk | Belt |
| DK1555234T3 (da) * | 2004-01-06 | 2006-08-21 | Inventio Ag | Elevator |
| DE102004012140A1 (de) * | 2004-03-12 | 2005-09-29 | Ina-Schaeffler Kg | Riementrieb mit einem integrierten Generator, insbesondere Startergenerator |
| FR2878924B1 (fr) * | 2004-12-08 | 2007-02-23 | Hutchinson Sa | Courroie extensible presentant un cable en polyamide 6.6, notamment pour application automobile |
| US20080116014A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-05-22 | Ernst Ach | Elevator installation with a belt, belt for such an elevator installation, method of producing such a belt, composite of such belts and method for assembly of such a composite in an elevator installation |
| CN101122097B (zh) * | 2006-08-11 | 2011-11-16 | 因温特奥股份公司 | 电梯设备的皮带和具有这种皮带的电梯设备 |
| US20080073156A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-03-27 | Ernst Ach | Belt for an elevator installation, production method for such a belt and elevator installation with such a belt |
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