JP2000304890A - 炉内構造物取替方法 - Google Patents
炉内構造物取替方法Info
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- JP2000304890A JP2000304890A JP11110457A JP11045799A JP2000304890A JP 2000304890 A JP2000304890 A JP 2000304890A JP 11110457 A JP11110457 A JP 11110457A JP 11045799 A JP11045799 A JP 11045799A JP 2000304890 A JP2000304890 A JP 2000304890A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】原子炉を長期間停止させることなく、炉心スプ
レイスパージャや炉心スプレイ配管等原子炉の上部に位
置する構造物の応力腐食割れポテンシャルを低減させ
る。 【解決手段】案内棒11,給水スパージャ13,炉心ス
プレイ配管12,上部格子板5を取外した後、炉心スプ
レイスパージャ18と炉心シュラウド2の一部を新規の
構造物に取替える。 【効果】炉水への水素注入等の環境緩和方策が効き難い
原子炉の比較的上部の構造物のみを取替えるため、原子
炉を長期間停止させることなく、かつ放射性廃棄物量も
少ないまま、応力腐食割れポテンシャルを低減させるこ
とが可能となる。
レイスパージャや炉心スプレイ配管等原子炉の上部に位
置する構造物の応力腐食割れポテンシャルを低減させ
る。 【解決手段】案内棒11,給水スパージャ13,炉心ス
プレイ配管12,上部格子板5を取外した後、炉心スプ
レイスパージャ18と炉心シュラウド2の一部を新規の
構造物に取替える。 【効果】炉水への水素注入等の環境緩和方策が効き難い
原子炉の比較的上部の構造物のみを取替えるため、原子
炉を長期間停止させることなく、かつ放射性廃棄物量も
少ないまま、応力腐食割れポテンシャルを低減させるこ
とが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、沸騰水型原子炉炉
内構造物のうち、炉心スプレイスパージャや、シュラウ
ド上部胴等、比較的上方に位置するものを短期間で交換
するのに好適な炉内構造物取替工法に関する。
内構造物のうち、炉心スプレイスパージャや、シュラウ
ド上部胴等、比較的上方に位置するものを短期間で交換
するのに好適な炉内構造物取替工法に関する。
【0002】
【従来の技術】国内外の原子力発電所において原子炉内
構造物の溶接部近傍に応力腐食割れに起因すると見られ
る亀裂が発生している例がいく例か報告されている。炉
心スプレイスパージャや炉心スプレイ配管においても、
国外の原子炉においては亀裂が報告されている例があ
る。従って、同様の損傷ポテンシャルを有するプラント
においては何らかの対策を講ずる必要がある。応力腐食
割れは、応力・環境・材料の3要因が重畳した時におき
るとされており、これらのどれか1つを軽減させれば発
生ポテンシャルを大きく低減できる。要因の1つである
応力条件を緩和させる方法として、たとえば特開平5−7
8738号のようにウォータジェットピーニングを施す方法
も開発されているが、炉心スプレイスパージャはシュラ
ウド上部胴の内側に多数のスパージャブラケットによっ
て溶接固定されており、ウォータジェットピーニングの
対象となる溶接による引張り応力の発生している箇所は
極めて多数でかつ、狭隘な部分もあり、実際に実機で施
工する場合には長い工期を必要とする。また、要因の別
の1つである環境緩和を行うため、特開平8−254594 号
にあるように、炉水へ水素を注入する方法も開発されて
いるが、炉水スパージャや炉心スプレイ配管のような比
較的炉の上部ではその効果は十分でないことが知られて
いる。また、要因の別の1つである材料を改善するため
の原子炉炉内構造物を取替える工法としては、特開昭63
−36195 号に記載のように、シュラウド,上部格子板,
炉心支持板を取替える方法,特開平7−270577 号や特開
平8−68889号に記載のように、原子炉内の殆ど全ての構
造物を取替える工法が提案されている。
構造物の溶接部近傍に応力腐食割れに起因すると見られ
る亀裂が発生している例がいく例か報告されている。炉
心スプレイスパージャや炉心スプレイ配管においても、
国外の原子炉においては亀裂が報告されている例があ
る。従って、同様の損傷ポテンシャルを有するプラント
においては何らかの対策を講ずる必要がある。応力腐食
割れは、応力・環境・材料の3要因が重畳した時におき
るとされており、これらのどれか1つを軽減させれば発
生ポテンシャルを大きく低減できる。要因の1つである
応力条件を緩和させる方法として、たとえば特開平5−7
8738号のようにウォータジェットピーニングを施す方法
も開発されているが、炉心スプレイスパージャはシュラ
ウド上部胴の内側に多数のスパージャブラケットによっ
て溶接固定されており、ウォータジェットピーニングの
対象となる溶接による引張り応力の発生している箇所は
極めて多数でかつ、狭隘な部分もあり、実際に実機で施
工する場合には長い工期を必要とする。また、要因の別
の1つである環境緩和を行うため、特開平8−254594 号
にあるように、炉水へ水素を注入する方法も開発されて
いるが、炉水スパージャや炉心スプレイ配管のような比
較的炉の上部ではその効果は十分でないことが知られて
いる。また、要因の別の1つである材料を改善するため
の原子炉炉内構造物を取替える工法としては、特開昭63
−36195 号に記載のように、シュラウド,上部格子板,
炉心支持板を取替える方法,特開平7−270577 号や特開
平8−68889号に記載のように、原子炉内の殆ど全ての構
造物を取替える工法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、炉水ス
パージャや炉心スプレイ配管のような比較的炉の上部に
ある構造物の応力腐食割れ対策としては、当該構造物を
応力腐食割れポテンシャルの少ない材料のものに交換す
ることが有効であると考えられる。前述のように、原子
炉内の殆ど全ての構造物を一括して取替える工法も開発
されている。これらの工法は原子炉を300日以上も停
止させて実施する必要があるため、原子炉の設備利用率
を下げてしまう。また、原子炉から取出された既設の炉
内構造物は放射性廃棄物となるが、原子炉内の殆ど全て
の構造物を一括して取替える工法においては、その量も
多くなるため、廃材の処理も膨大となる。本発明は、こ
の様な事実を鑑み、比較的短期間でかつ実施の容易な応
力腐食割れポテンシャルの低減を行える工法を提供する
ものである。
パージャや炉心スプレイ配管のような比較的炉の上部に
ある構造物の応力腐食割れ対策としては、当該構造物を
応力腐食割れポテンシャルの少ない材料のものに交換す
ることが有効であると考えられる。前述のように、原子
炉内の殆ど全ての構造物を一括して取替える工法も開発
されている。これらの工法は原子炉を300日以上も停
止させて実施する必要があるため、原子炉の設備利用率
を下げてしまう。また、原子炉から取出された既設の炉
内構造物は放射性廃棄物となるが、原子炉内の殆ど全て
の構造物を一括して取替える工法においては、その量も
多くなるため、廃材の処理も膨大となる。本発明は、こ
の様な事実を鑑み、比較的短期間でかつ実施の容易な応
力腐食割れポテンシャルの低減を行える工法を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
には、炉心スプレイスパージャや、炉心スプレイ配管を
含む必要最小限の部分を応力腐食割れに強い材料のもの
に交換すれば良い。炉心スプレイスパージャは、シュラ
ウド上部胴内面に多数の溶接で固定されているので、シ
ュラウド上部胴と一体のままシュラウドモジュールとし
て、優れた材料のものに交換することにより、第一の目
的である応力腐食割れのポテンシャルを低減することが
できる。また、シュラウドモジュールを残存の構造物と
機械的に締結することにより、第二の目的である比較的
短期で実施の容易な工法とすることができる。また、従
来溶接にて固定されていた箇所を、機械的締結方法に変
えることによって、応力腐食ポテンシャルの比較的高い
溶接箇所を減ずることができ、さらに耐応力腐食性を向
上させることができる。
には、炉心スプレイスパージャや、炉心スプレイ配管を
含む必要最小限の部分を応力腐食割れに強い材料のもの
に交換すれば良い。炉心スプレイスパージャは、シュラ
ウド上部胴内面に多数の溶接で固定されているので、シ
ュラウド上部胴と一体のままシュラウドモジュールとし
て、優れた材料のものに交換することにより、第一の目
的である応力腐食割れのポテンシャルを低減することが
できる。また、シュラウドモジュールを残存の構造物と
機械的に締結することにより、第二の目的である比較的
短期で実施の容易な工法とすることができる。また、従
来溶接にて固定されていた箇所を、機械的締結方法に変
えることによって、応力腐食ポテンシャルの比較的高い
溶接箇所を減ずることができ、さらに耐応力腐食性を向
上させることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の第1
の実施例を図1ないし図23および図55により説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例による内部構造物の
取替工法の一連の手順を示す。図2ないし図21および
図55は、取替作業を順次に示す構成図である。また、
図22に本発明方法の対象となる原子炉圧力容器の構成
を示す断面図を示す。
の実施例を図1ないし図23および図55により説明す
る。図1は、本発明の第1の実施例による内部構造物の
取替工法の一連の手順を示す。図2ないし図21および
図55は、取替作業を順次に示す構成図である。また、
図22に本発明方法の対象となる原子炉圧力容器の構成
を示す断面図を示す。
【0006】まず、図22によって原子炉圧力容器の構
成を説明する。
成を説明する。
【0007】原子炉圧力容器1内に炉心シュラウド2が
配置され、この炉心シュラウド2がシュラウドサポート
シリンダ3によって支持されている。シュラウドサポー
トシリンダ3は、シュラウドサポートレグ4によって原
子炉圧力容器1との底部に支持されている。炉心シュラ
ウド2の上部には上部格子板5が設けられ、下部には炉
心支持板6が設けられている。炉心シュラウド2の外周
側にはジェットポンプ7が設けられ、このジェットポン
プ7は大別して、ジェットポンプディフューザ7a,ジ
ェットポンプライザ管7b,ジェットポンプインレット
ミキサ7cにより構成されている。ジェットポンプ7の
下方にはバッフルプレート8が設けられている。
配置され、この炉心シュラウド2がシュラウドサポート
シリンダ3によって支持されている。シュラウドサポー
トシリンダ3は、シュラウドサポートレグ4によって原
子炉圧力容器1との底部に支持されている。炉心シュラ
ウド2の上部には上部格子板5が設けられ、下部には炉
心支持板6が設けられている。炉心シュラウド2の外周
側にはジェットポンプ7が設けられ、このジェットポン
プ7は大別して、ジェットポンプディフューザ7a,ジ
ェットポンプライザ管7b,ジェットポンプインレット
ミキサ7cにより構成されている。ジェットポンプ7の
下方にはバッフルプレート8が設けられている。
【0008】また、炉心シュラウド2内には、制御棒9
および燃料10が設けられ、炉心シュラウド2の上方に
は、案内棒11,炉心スプレイ配管12,給水スパージ
ャ13,差圧検出・ホウ酸水注入配管14,蒸気乾燥器
15,気水分離器兼シュラウドヘッド16等の機器が設
けられている。なお、原子炉圧力容器1内壁面と炉心シ
ュラウド2の間隙をアニュラス部17と呼ぶ。
および燃料10が設けられ、炉心シュラウド2の上方に
は、案内棒11,炉心スプレイ配管12,給水スパージ
ャ13,差圧検出・ホウ酸水注入配管14,蒸気乾燥器
15,気水分離器兼シュラウドヘッド16等の機器が設
けられている。なお、原子炉圧力容器1内壁面と炉心シ
ュラウド2の間隙をアニュラス部17と呼ぶ。
【0009】また、図23によって炉心シュラウド2お
よび炉心スプレイ配管12の構造の詳細を説明する。炉
心シュラウド2は、大別してシュラウド上部フランジ2
a,シュラウド上部胴2b,シュラウド中間フランジ2
c,シュラウド中間胴2d,シュラウド下部フランジ
(図示せず),シュラウド下部胴(図示せず)が各々溶
接固定されて構成されており、シュラウド下部胴の下端
がシュラウドサポートシリンダ3(図示せず)に溶接固
定されている。シュラウド上部胴2bの内側には炉心ス
プレイスパージャ18が上下2列に配置され、複数のス
パージャブラケット19によりシュラウド上部胴2bに
固定されている。炉心スプレイスパージャ18はシュラ
ウド上部胴2bを貫通するスリーブ20を介して炉心ス
プレイ配管12に接続されている。炉心スプレイスパー
ジャ18,スリーブ20,炉心スプレイ配管12は各々
溶接にて接続されている。また、スリーブ20は、シュ
ラウド上部胴2bとカラー21を介して溶接固定されて
いる。
よび炉心スプレイ配管12の構造の詳細を説明する。炉
心シュラウド2は、大別してシュラウド上部フランジ2
a,シュラウド上部胴2b,シュラウド中間フランジ2
c,シュラウド中間胴2d,シュラウド下部フランジ
(図示せず),シュラウド下部胴(図示せず)が各々溶
接固定されて構成されており、シュラウド下部胴の下端
がシュラウドサポートシリンダ3(図示せず)に溶接固
定されている。シュラウド上部胴2bの内側には炉心ス
プレイスパージャ18が上下2列に配置され、複数のス
パージャブラケット19によりシュラウド上部胴2bに
固定されている。炉心スプレイスパージャ18はシュラ
ウド上部胴2bを貫通するスリーブ20を介して炉心ス
プレイ配管12に接続されている。炉心スプレイスパー
ジャ18,スリーブ20,炉心スプレイ配管12は各々
溶接にて接続されている。また、スリーブ20は、シュ
ラウド上部胴2bとカラー21を介して溶接固定されて
いる。
【0010】次に、このような構成の原子炉圧力容器1
における炉内構造物の取替方法の第1の実施例について
工程順に説明する。
における炉内構造物の取替方法の第1の実施例について
工程順に説明する。
【0011】(工程1−1)まず、通常の定期検査時と
同様に、図22に示した状態の原子炉圧力容器1から、
原子炉圧力容器上蓋22および蒸気乾燥器15を原子炉
建屋の天井クレーンにより取外す。次いで、天井クレー
ンにより気水分離器兼シュラウドヘッド16を取外し、
この後、炉心部から燃料10を全数燃料プールに移動す
る。
同様に、図22に示した状態の原子炉圧力容器1から、
原子炉圧力容器上蓋22および蒸気乾燥器15を原子炉
建屋の天井クレーンにより取外す。次いで、天井クレー
ンにより気水分離器兼シュラウドヘッド16を取外し、
この後、炉心部から燃料10を全数燃料プールに移動す
る。
【0012】この工程においては、蒸気乾燥器15およ
び気水分離器兼シュラウドヘッド16を原子炉ウェル2
3に隣接した機器貯蔵プール24の通常の設置場所へ移
動するが、図2に示すように気水分離器兼シュラウドヘ
ッド16と蒸気乾燥器15とを重ね置きすることによ
り、後に実施する炉内構造物の細断除却作業スペースを
広く確保することができる。また、蒸気乾燥器15の上
には必要により蒸気乾燥器シールド70を設置する。
び気水分離器兼シュラウドヘッド16を原子炉ウェル2
3に隣接した機器貯蔵プール24の通常の設置場所へ移
動するが、図2に示すように気水分離器兼シュラウドヘ
ッド16と蒸気乾燥器15とを重ね置きすることによ
り、後に実施する炉内構造物の細断除却作業スペースを
広く確保することができる。また、蒸気乾燥器15の上
には必要により蒸気乾燥器シールド70を設置する。
【0013】次に、上部格子板5と炉心支持板6との間
を占めているドライチューブ・LPRM検出器集合体25を
取外す。この時点での原子炉の状態を図3に示す。
を占めているドライチューブ・LPRM検出器集合体25を
取外す。この時点での原子炉の状態を図3に示す。
【0014】(工程1−2)次に、炉心シュラウド2の
上方に設置されている給水スパージャ13の取外し、炉
心スプレイ系配管12の切断撤去、原子炉圧力容器1内
壁のブラケットから吊り下がり、炉心シュラウドのブラ
ケットの穴に差し込まれている案内棒11の切断撤去等
を行う。これらの取外しや切断撤去は水中の遠隔操作装
置を使用して行うか、ダイバーが適切な切断・撤去装置
を用いて行う。この時点での原子炉の状態を図4に示
す。なお、以上の手順は、炉心シュラウド2を取外した
後に上方へ撤去する空間を確保するために行うもので、
本工程での機器の取外し順序は前後してもよい。
上方に設置されている給水スパージャ13の取外し、炉
心スプレイ系配管12の切断撤去、原子炉圧力容器1内
壁のブラケットから吊り下がり、炉心シュラウドのブラ
ケットの穴に差し込まれている案内棒11の切断撤去等
を行う。これらの取外しや切断撤去は水中の遠隔操作装
置を使用して行うか、ダイバーが適切な切断・撤去装置
を用いて行う。この時点での原子炉の状態を図4に示
す。なお、以上の手順は、炉心シュラウド2を取外した
後に上方へ撤去する空間を確保するために行うもので、
本工程での機器の取外し順序は前後してもよい。
【0015】(工程1−3)次いで、上部格子板5を取
外す。上部格子板5は炉心シュラウド2のシュラウド中
間フランジ2c上に載置され、閂あるいは楔あるいはね
じ等の機械的締結機構により炉心シュラウド2に固定さ
れている。したがって、上部格子板5を取外すに先立っ
て、機械的あるいは放電加工等の熱的切断手段により、
当該機械的締結機構を解除または切断等して取外す。こ
の時点での状態を図5に示す。
外す。上部格子板5は炉心シュラウド2のシュラウド中
間フランジ2c上に載置され、閂あるいは楔あるいはね
じ等の機械的締結機構により炉心シュラウド2に固定さ
れている。したがって、上部格子板5を取外すに先立っ
て、機械的あるいは放電加工等の熱的切断手段により、
当該機械的締結機構を解除または切断等して取外す。こ
の時点での状態を図5に示す。
【0016】(工程1−4)次いで、シュラウド上部胴
2bの切断・撤去を行う。切断は、図6に示すように、
炉心スプレイスパージャ18より下であり、かつシュラ
ウド中間フランジ2cより上を、略水平方向に行う。こ
れにより、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を
炉心スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できる
こととなる。撤去後の状態を図7に示す。該切断は、機
械的,熱的あるいはそれ以外のものであっても本発明の
効果には影響しないが、切断方法によっては、切断面あ
るいはその近傍に再凝固層や熱影響部が残存することが
あるので、その場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切
削などによりそれらを取り除く工程を入れても良い。以
上により全ての切断が終了するので、必要に応じ、炉内
の清掃を水洗等によって行い、炉水ドレンを行いなが
ら、炉内をフラッシングする。
2bの切断・撤去を行う。切断は、図6に示すように、
炉心スプレイスパージャ18より下であり、かつシュラ
ウド中間フランジ2cより上を、略水平方向に行う。こ
れにより、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を
炉心スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できる
こととなる。撤去後の状態を図7に示す。該切断は、機
械的,熱的あるいはそれ以外のものであっても本発明の
効果には影響しないが、切断方法によっては、切断面あ
るいはその近傍に再凝固層や熱影響部が残存することが
あるので、その場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切
削などによりそれらを取り除く工程を入れても良い。以
上により全ての切断が終了するので、必要に応じ、炉内
の清掃を水洗等によって行い、炉水ドレンを行いなが
ら、炉内をフラッシングする。
【0017】ここで必要に応じ、原子炉圧力容器1内の
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。
【0018】図8でアニュラス部17に対する予防保全
工事装置の一例を説明する。アニュラス部予防保全装置
26は、シュラウド中間フランジ2cに設置される固定
部26a,固定部26aからアニュラス部17に降りて
いく伸縮及び回転可能なポール26b,ポール26bの
先端に搭載されるヘッド26c,装置の動作等を制御す
る制御盤26d等から構成される。アニュラス部17に
は炉心シュラウド中間胴2dの製作時の溶接線,炉心シ
ュラウド中間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2e
を接合する溶接線,シュラウドサポートシリンダ3上に
炉心シュラウド2を据付けた際の溶接線,ジェットポン
プ7を据付けた時の溶接線,バッフルプレート8を原子
炉圧力容器1内壁に据付けた際の溶接線等といった多数
の溶接線があるが、アニュラス部予防保全装置26のヘ
ッド26cをそれらの溶接線及びその近傍に移動し、予
防保全工事を行う。予防保全工事としては、ウォータジ
ェットピーニング,ショットピーニング,レーザピーニ
ング,貴金属コーティング等が知られており、工法の違
いによりヘッド26cに搭載するものが異なってくる
が、いずれの方法でも良い。
工事装置の一例を説明する。アニュラス部予防保全装置
26は、シュラウド中間フランジ2cに設置される固定
部26a,固定部26aからアニュラス部17に降りて
いく伸縮及び回転可能なポール26b,ポール26bの
先端に搭載されるヘッド26c,装置の動作等を制御す
る制御盤26d等から構成される。アニュラス部17に
は炉心シュラウド中間胴2dの製作時の溶接線,炉心シ
ュラウド中間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2e
を接合する溶接線,シュラウドサポートシリンダ3上に
炉心シュラウド2を据付けた際の溶接線,ジェットポン
プ7を据付けた時の溶接線,バッフルプレート8を原子
炉圧力容器1内壁に据付けた際の溶接線等といった多数
の溶接線があるが、アニュラス部予防保全装置26のヘ
ッド26cをそれらの溶接線及びその近傍に移動し、予
防保全工事を行う。予防保全工事としては、ウォータジ
ェットピーニング,ショットピーニング,レーザピーニ
ング,貴金属コーティング等が知られており、工法の違
いによりヘッド26cに搭載するものが異なってくる
が、いずれの方法でも良い。
【0019】図9で炉心シュラウド2の内面に対するシ
ュラウド内部予防保全工事装置27の一例を説明する。
シュラウド内部予防保全工事装置27は、炉心支持板6
に立脚する垂直支持柱27aと、垂直支持柱27aを水
平支持する水平支持板27bと、垂直支持柱27aから
水平方向に突き出し、垂直支持柱27aを軸に旋回する
とともに垂直支持柱27aに沿って上下駆動が可能なア
ーム27cと、アーム27cの先端に搭載されるヘッド
27d,装置の動作等を制御する制御盤27e等から構
成される。炉心シュラウド2の内面には、シュラウド中
間胴2dの製作時の溶接線,シュラウド中間フランジ2
cとシュラウド中間胴2dを接合する溶接線,シュラウ
ド中間胴2dとシュラウド下部フランジ2eを接合する
溶接線といった多数の溶接線があるが、シュラウド内部
予防保全工事装置27のヘッド27dをそれらの溶接線
及びその近傍に移動し、予防保全工事を行う。予防保全
工事としては、ウォータジェットピーニング,ショット
ピーニング,レーザピーニング,貴金属コーティング等
が知られており、工法の違いによりヘッド27dに搭載
するものが異なってくるが、いずれの方法でも良い。
ュラウド内部予防保全工事装置27の一例を説明する。
シュラウド内部予防保全工事装置27は、炉心支持板6
に立脚する垂直支持柱27aと、垂直支持柱27aを水
平支持する水平支持板27bと、垂直支持柱27aから
水平方向に突き出し、垂直支持柱27aを軸に旋回する
とともに垂直支持柱27aに沿って上下駆動が可能なア
ーム27cと、アーム27cの先端に搭載されるヘッド
27d,装置の動作等を制御する制御盤27e等から構
成される。炉心シュラウド2の内面には、シュラウド中
間胴2dの製作時の溶接線,シュラウド中間フランジ2
cとシュラウド中間胴2dを接合する溶接線,シュラウ
ド中間胴2dとシュラウド下部フランジ2eを接合する
溶接線といった多数の溶接線があるが、シュラウド内部
予防保全工事装置27のヘッド27dをそれらの溶接線
及びその近傍に移動し、予防保全工事を行う。予防保全
工事としては、ウォータジェットピーニング,ショット
ピーニング,レーザピーニング,貴金属コーティング等
が知られており、工法の違いによりヘッド27dに搭載
するものが異なってくるが、いずれの方法でも良い。
【0020】本予防保全工事または補修工事は必要に応
じて行うものであるため、省略も可能である。実施する
場合でも、実施時期はここで示した時期に限られない
が、アニュラス部17や、炉心シュラウド2の内面への
アクセス性を考慮した場合、シュラウド上部フランジ2
aやシュラウド上部胴2bのないこの時期がもっとも作
業性が良い。
じて行うものであるため、省略も可能である。実施する
場合でも、実施時期はここで示した時期に限られない
が、アニュラス部17や、炉心シュラウド2の内面への
アクセス性を考慮した場合、シュラウド上部フランジ2
aやシュラウド上部胴2bのないこの時期がもっとも作
業性が良い。
【0021】(工程1−5)次に、炉内構造物の据付け
に移る。
に移る。
【0022】まず、図10に示す新シュラウド上部フラ
ンジ28a,新シュラウド上部胴28bを炉外で一体と
したシュラウドモジュール28をシュラウドモジュール
吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中間フランジ
2c上に静置する。シュラウドモジュール28を吊り降
ろす場合、必要に応じて、シュラウドモジュール28が
原子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシュラ
ウドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良い。
シュラウドモジュール28には、新炉心スプレイスパー
ジャ28c,新スパージャブラケット28d,新スリー
ブ28e,新カラー28fもあらかじめ炉外で溶接等に
より一体化されている。シュラウドモジュール28は、
その外縁の複数位置にブラケット28gを有している。
ブラケット28gは、シュラウド上部胴28bの下端位
置より下方に、テーパ部を有したガイド部を有してお
り、シュラウドモジュール28の吊り込み時にはこのガ
イド機構により、シュラウドモジュール28とシュラウ
ド中間フランジ2cの芯を自動的にほぼ一致させること
ができる。
ンジ28a,新シュラウド上部胴28bを炉外で一体と
したシュラウドモジュール28をシュラウドモジュール
吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中間フランジ
2c上に静置する。シュラウドモジュール28を吊り降
ろす場合、必要に応じて、シュラウドモジュール28が
原子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシュラ
ウドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良い。
シュラウドモジュール28には、新炉心スプレイスパー
ジャ28c,新スパージャブラケット28d,新スリー
ブ28e,新カラー28fもあらかじめ炉外で溶接等に
より一体化されている。シュラウドモジュール28は、
その外縁の複数位置にブラケット28gを有している。
ブラケット28gは、シュラウド上部胴28bの下端位
置より下方に、テーパ部を有したガイド部を有してお
り、シュラウドモジュール28の吊り込み時にはこのガ
イド機構により、シュラウドモジュール28とシュラウ
ド中間フランジ2cの芯を自動的にほぼ一致させること
ができる。
【0023】シュラウドモジュール28とシュラウド中
間フランジ2cの芯を一致させるためには、ブラケット
28gによらず他の方法を用いても良い。たとえば図1
1のように炉上の定点から垂直下方に垂らした振り下げ
あるいは鉛直下方に照射したレーザ光31をシュラウド
モジュール28の上端に設置した複数のターゲット32
と対比する。この時、シュラウドモジュール28あるい
は少なくともシュラウドモジュール吊り込み用ガイド3
0,シュラウドモジュール吊り具29のいずれかにシュ
ラウドモジュール28の位置を調整できるシュラウドモ
ジュール位置調整装置33を持たせることにより、シュ
ラウドモジュール28を正しい位置に設置することがで
きる。
間フランジ2cの芯を一致させるためには、ブラケット
28gによらず他の方法を用いても良い。たとえば図1
1のように炉上の定点から垂直下方に垂らした振り下げ
あるいは鉛直下方に照射したレーザ光31をシュラウド
モジュール28の上端に設置した複数のターゲット32
と対比する。この時、シュラウドモジュール28あるい
は少なくともシュラウドモジュール吊り込み用ガイド3
0,シュラウドモジュール吊り具29のいずれかにシュ
ラウドモジュール28の位置を調整できるシュラウドモ
ジュール位置調整装置33を持たせることにより、シュ
ラウドモジュール28を正しい位置に設置することがで
きる。
【0024】シュラウドモジュール28の位置決めの
後、シュラウドモジュール28の固定作業を行う。シュ
ラウドモジュール28の固定は、シュラウド中間フラン
ジ2cへ機械的な固定機構で締結する。締結機構の例を
図12に示す。本例ではシュラウドモジュール28の外
縁の複数位置に設けられたブラケット28gとシュラウ
ド中間フランジ2cとを固定用クランプ34を用いて締
結している。ブラケット28gおよび固定用クランプ3
4の形状,員数や強度は、当該原子炉に固有の荷重条件
及び寸法条件により決定される。また、本例ではシュラ
ウドモジュール28とシュラウド中間フランジ2cとの
締結を行うのにブラケット28gを用いているが、図1
3に示すように、シュラウドモジュール28に窪み28
hを設け、それを用いて固定用クランプ35での締結を
実施しても良い。
後、シュラウドモジュール28の固定作業を行う。シュ
ラウドモジュール28の固定は、シュラウド中間フラン
ジ2cへ機械的な固定機構で締結する。締結機構の例を
図12に示す。本例ではシュラウドモジュール28の外
縁の複数位置に設けられたブラケット28gとシュラウ
ド中間フランジ2cとを固定用クランプ34を用いて締
結している。ブラケット28gおよび固定用クランプ3
4の形状,員数や強度は、当該原子炉に固有の荷重条件
及び寸法条件により決定される。また、本例ではシュラ
ウドモジュール28とシュラウド中間フランジ2cとの
締結を行うのにブラケット28gを用いているが、図1
3に示すように、シュラウドモジュール28に窪み28
hを設け、それを用いて固定用クランプ35での締結を
実施しても良い。
【0025】これらの作業は、原子炉圧力容器1の上方
より遠隔で行うか、炉内の一部を気中環境にして作業員
が近接して作業を行うか、あるいは全部または一部の作
業を潜水作業員が近接して行っても良い。
より遠隔で行うか、炉内の一部を気中環境にして作業員
が近接して作業を行うか、あるいは全部または一部の作
業を潜水作業員が近接して行っても良い。
【0026】遠隔で行う場合の状況を図14により説明
する。作業員は、原子炉圧力容器1の上方に設置された
作業用プラットホーム36上より、固定用クランプ締結
治具37等の治具を吊り降ろし、遠隔操作にて必要な作
業を実施する。
する。作業員は、原子炉圧力容器1の上方に設置された
作業用プラットホーム36上より、固定用クランプ締結
治具37等の治具を吊り降ろし、遠隔操作にて必要な作
業を実施する。
【0027】潜水作業員が行う場合の作業状況を図15
により説明する。潜水作業員は、作業が必要な箇所に接
近して、固定用クランプ締結治具37等の治具を操作す
る。治具は潜水作業員が携帯しても良いし、必要に応じ
て原子炉圧力容器1の上方に設置された作業用プラット
ホーム36上より、吊り降ろしても良い。炉内構造物や
炉壁からの放射線は炉水によって遮蔽されるが、十分で
ない場合には仮設の潜水作業用遮蔽体38を設置する。
により説明する。潜水作業員は、作業が必要な箇所に接
近して、固定用クランプ締結治具37等の治具を操作す
る。治具は潜水作業員が携帯しても良いし、必要に応じ
て原子炉圧力容器1の上方に設置された作業用プラット
ホーム36上より、吊り降ろしても良い。炉内構造物や
炉壁からの放射線は炉水によって遮蔽されるが、十分で
ない場合には仮設の潜水作業用遮蔽体38を設置する。
【0028】炉内を気中環境にして作業員が炉内で作業
する状況を図16により説明する。原子炉圧力容器1の
炉壁には気中作業用炉壁遮蔽体39ならびにクラッド飛
散防止シート40を設ける。炉水位は、下方からの放射
線をできる限り遮蔽するため、作業に支障の無い範囲で
できるだけ高い位置まで上げておく。また、シュラウド
モジュール28の上面には遮蔽機能を有するシュラウド
モジュール据付作業足場41を設け、作業員が作業箇所
に接近して、固定用クランプ締結治具37等の治具を操
作する。
する状況を図16により説明する。原子炉圧力容器1の
炉壁には気中作業用炉壁遮蔽体39ならびにクラッド飛
散防止シート40を設ける。炉水位は、下方からの放射
線をできる限り遮蔽するため、作業に支障の無い範囲で
できるだけ高い位置まで上げておく。また、シュラウド
モジュール28の上面には遮蔽機能を有するシュラウド
モジュール据付作業足場41を設け、作業員が作業箇所
に接近して、固定用クランプ締結治具37等の治具を操
作する。
【0029】(工程1−6)次いで、図17に示すよう
に新上部格子板42の据付けを行う。上部格子板42と
炉心支持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒
の炉心への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要
がある。このため、上部格子板位置測定装置43および
上部格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置
合わせ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉
内構造物取替工事においても実施されており、これらの
従来技術を用いれば良い。
に新上部格子板42の据付けを行う。上部格子板42と
炉心支持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒
の炉心への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要
がある。このため、上部格子板位置測定装置43および
上部格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置
合わせ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉
内構造物取替工事においても実施されており、これらの
従来技術を用いれば良い。
【0030】これらの作業は、原子炉圧力容器1の上方
より遠隔で行うか、あるいは全部または一部の作業を潜
水作業員が近接して行うか、あるいは炉水を必要な水位
まで低くして気中状態にして作業員が近接して行っても
良い。作業員あるいは潜水作業員が近接して行う場合に
は、必要に応じて遮蔽を施す必要があるほか、炉水位を
下げる場合には、炉壁からのクラッドの舞い上がりを防
止するための養生等を施すことが望ましい。
より遠隔で行うか、あるいは全部または一部の作業を潜
水作業員が近接して行うか、あるいは炉水を必要な水位
まで低くして気中状態にして作業員が近接して行っても
良い。作業員あるいは潜水作業員が近接して行う場合に
は、必要に応じて遮蔽を施す必要があるほか、炉水位を
下げる場合には、炉壁からのクラッドの舞い上がりを防
止するための養生等を施すことが望ましい。
【0031】また、ここでは新上部格子板42を据付け
ているが、(工程1−3)にて取外した既設の上部格子
板5を再度据付けても良い。その場合、廃材の量を減ら
せる長所がある。
ているが、(工程1−3)にて取外した既設の上部格子
板5を再度据付けても良い。その場合、廃材の量を減ら
せる長所がある。
【0032】(工程1−7)次いで、新炉心スプレイ配
管44,新給水スパージャ45,新案内棒46の復旧を
行う。
管44,新給水スパージャ45,新案内棒46の復旧を
行う。
【0033】新炉心スプレイ配管44の復旧において
は、スリーブ44eとエルボー44a,立ち上がり管4
4bと鉛直管44cとを接続する必要がある。これらの
接続は、図18に示すような溶接による復旧方法でも良
いが、周り止め以外には溶接を用いない図19および図
20,図21に示すような機械的な接合を行うのが望ま
しい。これは、将来、何らかの理由により再びシュラウ
ドモジュール28を取外す際に、作業を容易にできるた
めである。スリーブ28eおよびエルボー44aには、
それぞれ相向かい合う端部に、テーパを有したフランジ
部を有しており、双方のフランジ部をあわせた後に、内
面に相応するテーパ部を有した2つの締結カバー47に
より挟み込み、締結カバー47の両端をカバー締付ボル
ト48およびカバー締付ナット49によって締め付けて
締結を行う。立ち上がり管44bと鉛直管44cの相向
かい合う端部には、内径のやや大きなカラー44dが設
けてある。カラー44dとカラー44dの間は、スリー
ブ44eにて連絡される。スリーブ44eは、その両端
に曲率を持った凸部を有しており、その凸部の頂部にリ
ング状のシール44fがある。スリーブ44eは、その
両端をカラー44dの内側に差し込まれ、シール44f
により、漏洩を防止できる構造となっている。また、曲
率を持った凸部により、立ち上がり管44bと鉛直管4
4cの芯がある程度ずれていても、接続に支障の無い構
造となっている。
は、スリーブ44eとエルボー44a,立ち上がり管4
4bと鉛直管44cとを接続する必要がある。これらの
接続は、図18に示すような溶接による復旧方法でも良
いが、周り止め以外には溶接を用いない図19および図
20,図21に示すような機械的な接合を行うのが望ま
しい。これは、将来、何らかの理由により再びシュラウ
ドモジュール28を取外す際に、作業を容易にできるた
めである。スリーブ28eおよびエルボー44aには、
それぞれ相向かい合う端部に、テーパを有したフランジ
部を有しており、双方のフランジ部をあわせた後に、内
面に相応するテーパ部を有した2つの締結カバー47に
より挟み込み、締結カバー47の両端をカバー締付ボル
ト48およびカバー締付ナット49によって締め付けて
締結を行う。立ち上がり管44bと鉛直管44cの相向
かい合う端部には、内径のやや大きなカラー44dが設
けてある。カラー44dとカラー44dの間は、スリー
ブ44eにて連絡される。スリーブ44eは、その両端
に曲率を持った凸部を有しており、その凸部の頂部にリ
ング状のシール44fがある。スリーブ44eは、その
両端をカラー44dの内側に差し込まれ、シール44f
により、漏洩を防止できる構造となっている。また、曲
率を持った凸部により、立ち上がり管44bと鉛直管4
4cの芯がある程度ずれていても、接続に支障の無い構
造となっている。
【0034】これらの新炉心スプレイ配管44,新給水
スパージャ45,新案内棒46の復旧作業においても、
原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、あるいは全
部または一部の作業を潜水作業員が近接して行うか、あ
るいは炉水を必要な水位まで低くして気中状態にして作
業員が近接して行っても良い。作業員あるいは潜水作業
員が近接して行う場合には、必要に応じて遮蔽を施す必
要があるほか、炉水位を下げる場合には、炉壁からのク
ラッドの舞い上がりを防止するための養生等を施すこと
が望ましい。
スパージャ45,新案内棒46の復旧作業においても、
原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、あるいは全
部または一部の作業を潜水作業員が近接して行うか、あ
るいは炉水を必要な水位まで低くして気中状態にして作
業員が近接して行っても良い。作業員あるいは潜水作業
員が近接して行う場合には、必要に応じて遮蔽を施す必
要があるほか、炉水位を下げる場合には、炉壁からのク
ラッドの舞い上がりを防止するための養生等を施すこと
が望ましい。
【0035】(工程1−8)次いで、新ドライチューブ
・LPRM検出器集合体50の取付け、燃料10の装
荷、気水分離器兼シュラウドヘッド16ならびに蒸気乾
燥器15の取付けを行い、原子炉圧力容器上蓋22の取
付等の通常復旧作業を行い、一連の工法手順が終了す
る。この時の状況を図55に示す。
・LPRM検出器集合体50の取付け、燃料10の装
荷、気水分離器兼シュラウドヘッド16ならびに蒸気乾
燥器15の取付けを行い、原子炉圧力容器上蓋22の取
付等の通常復旧作業を行い、一連の工法手順が終了す
る。この時の状況を図55に示す。
【0036】なお、上記作業において炉内から取外され
た炉内構造物のうち、再使用されないものについては、
図2に示す原子炉ウェル23や原子炉ウェル23に隣接
した機器貯蔵プール24において細断装置51により細
かく切断し、適切な容器に収納して保管場所まで搬出す
る。
た炉内構造物のうち、再使用されないものについては、
図2に示す原子炉ウェル23や原子炉ウェル23に隣接
した機器貯蔵プール24において細断装置51により細
かく切断し、適切な容器に収納して保管場所まで搬出す
る。
【0037】本発明によれば、水素注入等の腐食環境緩
和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の炉
内構造物について、より応力腐食割れに強い材料のもの
への取替えが容易に行える。
和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の炉
内構造物について、より応力腐食割れに強い材料のもの
への取替えが容易に行える。
【0038】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
を図24ないし図29、および図4,図7,図10,図
22により説明する。図24は、本発明の第2の実施例
による内部構造物の取替工法の一連の手順を示す。
を図24ないし図29、および図4,図7,図10,図
22により説明する。図24は、本発明の第2の実施例
による内部構造物の取替工法の一連の手順を示す。
【0039】以下、第2の実施例について工程順に説明
する。
する。
【0040】(工程2−1及び2−2)まず、通常の定
期検査時と同様に、図22に示した状態の原子炉圧力容
器1から、原子炉圧力容器上蓋22,蒸気乾燥器15,
気水分離器兼シュラウドヘッド16,燃料10およびド
ライチューブ・LPRM検出器集合体25を取外す。次
に、給水スパージャ13,炉心スプレイ系配管12,案
内棒11の切断撤去行う。これらの取外しや切断撤去は
水中の遠隔操作装置を使用して行うか、ダイバーが適切
な切断・撤去装置を用いて行う。ここまでの手順は第1
の実施例と同様であり、この時点での原子炉の状態を図
4に示す。
期検査時と同様に、図22に示した状態の原子炉圧力容
器1から、原子炉圧力容器上蓋22,蒸気乾燥器15,
気水分離器兼シュラウドヘッド16,燃料10およびド
ライチューブ・LPRM検出器集合体25を取外す。次
に、給水スパージャ13,炉心スプレイ系配管12,案
内棒11の切断撤去行う。これらの取外しや切断撤去は
水中の遠隔操作装置を使用して行うか、ダイバーが適切
な切断・撤去装置を用いて行う。ここまでの手順は第1
の実施例と同様であり、この時点での原子炉の状態を図
4に示す。
【0041】(工程2−3)次いで、原子炉圧力容器1
内壁の除染を行う。除染は機械除染または化学除染また
はその双方を実施する。除染範囲は、後に水位を下げた
場合に大気に露出する部分を少なくともカバーしている
ことが望ましい。
内壁の除染を行う。除染は機械除染または化学除染また
はその双方を実施する。除染範囲は、後に水位を下げた
場合に大気に露出する部分を少なくともカバーしている
ことが望ましい。
【0042】機械除染はたとえば図25に示すように、
除染装置本体52a,制御装置52b,ケーブル52c,
高圧ホース52d,高圧ポンプ52eから構成される専
用の除染装置52を原子炉圧力容器1内に下降させて高
圧ジェット水を噴射するウォータージェットを利用して
行う。機械除染を実施すると、炉壁面に付着していた放
射性のクラッドが吹き飛ばされ、炉水中に舞い上がるの
で炉水浄化装置53が必要となる。さらに、舞い上がっ
た放射性クラッドが炉下部へ拡散しないように、炉心シ
ュラウド2の上面に放射性クラッド拡散防止隔壁板54
を設置することが望ましい。
除染装置本体52a,制御装置52b,ケーブル52c,
高圧ホース52d,高圧ポンプ52eから構成される専
用の除染装置52を原子炉圧力容器1内に下降させて高
圧ジェット水を噴射するウォータージェットを利用して
行う。機械除染を実施すると、炉壁面に付着していた放
射性のクラッドが吹き飛ばされ、炉水中に舞い上がるの
で炉水浄化装置53が必要となる。さらに、舞い上がっ
た放射性クラッドが炉下部へ拡散しないように、炉心シ
ュラウド2の上面に放射性クラッド拡散防止隔壁板54
を設置することが望ましい。
【0043】化学除染は、たとえば図26に示すよう
に、原子炉再循環ポンプ系統に化学薬剤を注入し、ジェ
ットポンプ7を利用して炉内で循環させて行う。
に、原子炉再循環ポンプ系統に化学薬剤を注入し、ジェ
ットポンプ7を利用して炉内で循環させて行う。
【0044】これらの除染作業は、後の工程において、
水位を下げて作業員が炉内に入り据付作業を行う際に、
被曝量が低減できるよう、炉壁の放射性クラッドを除去
するためのものである。従って、実施時期は、シュラウ
ド2より上方に位置する構造材を撤去した直後であるこ
の時点に限定されるものではなく、後に水位を下げて作
業員が炉内に入る前までに実施すれば良い。
水位を下げて作業員が炉内に入り据付作業を行う際に、
被曝量が低減できるよう、炉壁の放射性クラッドを除去
するためのものである。従って、実施時期は、シュラウ
ド2より上方に位置する構造材を撤去した直後であるこ
の時点に限定されるものではなく、後に水位を下げて作
業員が炉内に入る前までに実施すれば良い。
【0045】(工程2−4及び2−5)次いで、上部格
子板5、シュラウド上部胴2bの取外しを行う。この工
程も第1の実施例と同様であり、撤去後の状態を図7に
示す。
子板5、シュラウド上部胴2bの取外しを行う。この工
程も第1の実施例と同様であり、撤去後の状態を図7に
示す。
【0046】以上により全ての切断が終了するので、必
要に応じ、炉内の清掃を水洗によって行い、炉水ドレン
を行いながら、炉内をフラッシングする。
要に応じ、炉内の清掃を水洗によって行い、炉水ドレン
を行いながら、炉内をフラッシングする。
【0047】ここで必要に応じ、原子炉圧力容器1内の
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。こ
の方法については第1の実施例(工程1−4)と同様で
ある。
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。こ
の方法については第1の実施例(工程1−4)と同様で
ある。
【0048】(工程2−6及び2−7)まず、第1の実
施例と同様、図10に示すシュラウドモジュール28を
モジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中
間フランジ2c上に静置し、シュラウドモジュール28
の位置決め・固定を行う。次いで新上部格子板42の据
付けを行う。
施例と同様、図10に示すシュラウドモジュール28を
モジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中
間フランジ2c上に静置し、シュラウドモジュール28
の位置決め・固定を行う。次いで新上部格子板42の据
付けを行う。
【0049】これらの作業は、炉水を必要な水位まで低
くして気中状態にして作業員が近接して行う。本実施例
においては、既に壁面の放射性クラッドが除去されてい
るため、クラッド飛散のための養生が不要または軽微に
できるほか、線量当量率における放射性クラッドの寄与
を極めて小さくできるため、遮蔽体の物量を小さくする
ことも可能である。また、遠隔作業装置も不要とするこ
とができる。
くして気中状態にして作業員が近接して行う。本実施例
においては、既に壁面の放射性クラッドが除去されてい
るため、クラッド飛散のための養生が不要または軽微に
できるほか、線量当量率における放射性クラッドの寄与
を極めて小さくできるため、遮蔽体の物量を小さくする
ことも可能である。また、遠隔作業装置も不要とするこ
とができる。
【0050】作業員が炉内に入って行うシュラウドモジ
ュール28の据付作業の状況を図27により、新上部格
子板42の据付作業の状況を図28により説明する。
ュール28の据付作業の状況を図27により、新上部格
子板42の据付作業の状況を図28により説明する。
【0051】シュラウドモジュール28の上面には遮蔽
機能を有するシュラウドモジュール据付作業足場41
を、シュラウドモジュール28の周囲には気中作業用炉
壁遮蔽体39を付帯させて、シュラウドモジュール28
をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降ろし、静置さ
せる。この前後あるいは吊り降ろし中に炉水位を下げて
いき、原子炉圧力容器1内に気中環境を形成する。作業
員はシュラウドモジュール据付作業足場41上へ降り、
治具を用いてシュラウドモジュール28の位置決め・固
定作業を行う。
機能を有するシュラウドモジュール据付作業足場41
を、シュラウドモジュール28の周囲には気中作業用炉
壁遮蔽体39を付帯させて、シュラウドモジュール28
をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降ろし、静置さ
せる。この前後あるいは吊り降ろし中に炉水位を下げて
いき、原子炉圧力容器1内に気中環境を形成する。作業
員はシュラウドモジュール据付作業足場41上へ降り、
治具を用いてシュラウドモジュール28の位置決め・固
定作業を行う。
【0052】シュラウドモジュール28の固定作業終了
後、シュラウドモジュール据付作業足場41を炉外へ撤
去し、新上部格子板42の上面に遮蔽機能を有する上部
格子板据付作業足場55を、さらに格子部の複数箇所に
上部格子板位置測定装置43を付帯させてシュラウド中
間フランジ2c上に吊り降ろし、静置させる。ここで、
上部格子板据付作業足場55は、シュラウドモジュール
据付作業足場41と兼用することも可能である。作業員
は上部格子板据付作業足場55上へ降り、上部格子板位
置測定装置43により新上部格子板42の位置を確認し
つつ、新上部格子板42の位置決め・固定作業を行う。
後、シュラウドモジュール据付作業足場41を炉外へ撤
去し、新上部格子板42の上面に遮蔽機能を有する上部
格子板据付作業足場55を、さらに格子部の複数箇所に
上部格子板位置測定装置43を付帯させてシュラウド中
間フランジ2c上に吊り降ろし、静置させる。ここで、
上部格子板据付作業足場55は、シュラウドモジュール
据付作業足場41と兼用することも可能である。作業員
は上部格子板据付作業足場55上へ降り、上部格子板位
置測定装置43により新上部格子板42の位置を確認し
つつ、新上部格子板42の位置決め・固定作業を行う。
【0053】上記例では、シュラウドモジュール28と
新上部格子板42の吊り降ろし作業を個別に行ったが、
図29のように同時に吊り降ろしを行うことも可能であ
る。すなわち、シュラウドモジュール28の下端に、そ
の内径が新上部格子板42の外径よりも小であるリング
28iをあらかじめ設けておき、当該リング28i上に
新上部格子板42を乗せ、更にその上方に遮蔽機能を有
するシュラウドモジュール・上部格子板据付作業足場5
6を、シュラウドモジュール28の周囲には気中作業用
炉壁遮蔽体39を、さらに格子部の複数箇所に上部格子
板位置測定装置43を付帯させてシュラウドモジュール
28をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降ろし、静
置させる。その後、作業員がシュラウドモジュール・上
部格子板据付作業足場56上へ降り、シュラウドモジュ
ール28の位置決め・固定作業を行い、引き続いて上部
格子板位置測定装置43により新上部格子板42の位置
を確認しつつ、新上部格子板42の位置決め・固定作業
を行う。本例によれば、吊り降ろし作業が1回で済むの
で、工程を短くできる利点がある。
新上部格子板42の吊り降ろし作業を個別に行ったが、
図29のように同時に吊り降ろしを行うことも可能であ
る。すなわち、シュラウドモジュール28の下端に、そ
の内径が新上部格子板42の外径よりも小であるリング
28iをあらかじめ設けておき、当該リング28i上に
新上部格子板42を乗せ、更にその上方に遮蔽機能を有
するシュラウドモジュール・上部格子板据付作業足場5
6を、シュラウドモジュール28の周囲には気中作業用
炉壁遮蔽体39を、さらに格子部の複数箇所に上部格子
板位置測定装置43を付帯させてシュラウドモジュール
28をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降ろし、静
置させる。その後、作業員がシュラウドモジュール・上
部格子板据付作業足場56上へ降り、シュラウドモジュ
ール28の位置決め・固定作業を行い、引き続いて上部
格子板位置測定装置43により新上部格子板42の位置
を確認しつつ、新上部格子板42の位置決め・固定作業
を行う。本例によれば、吊り降ろし作業が1回で済むの
で、工程を短くできる利点がある。
【0054】(工程2−8)次いで、新炉心スプレイ配
管44,新給水スパージャ45,新案内棒46の復旧を
行う。これらの機器の復旧手順や構造は基本的に第1の
実施例と同じであるが、ここでは既に気中での作業が行
える環境が形成されているので、作業員が原子炉圧力容
器1内に入り、必要に応じて専用の作業足場を組んで近
接作業を実施できる。
管44,新給水スパージャ45,新案内棒46の復旧を
行う。これらの機器の復旧手順や構造は基本的に第1の
実施例と同じであるが、ここでは既に気中での作業が行
える環境が形成されているので、作業員が原子炉圧力容
器1内に入り、必要に応じて専用の作業足場を組んで近
接作業を実施できる。
【0055】(工程2−9)次いで、新ドライチューブ
・LPRM検出器集合体50の取付け、燃料10の装
荷、気水分離器兼シュラウドヘッド16ならびに蒸気乾
燥器15の取付けを行い、原子炉圧力容器上蓋22の取
付等の通常復旧作業を行い、一連の工法手順が終了す
る。このうち、新ドライチューブ・LPRM検出器集合
体50の取付けに関しては、上部格子板据付作業足場5
5あるいはシュラウドモジュール・上部格子板据付作業
足場56の適切な場所に開口部を設けることにより、原
子炉圧力容器1上部からの遠隔作業でなく、作業員が上
部格子板据付作業足場55あるいはシュラウドモジュー
ル・上部格子板据付作業足場56上で行うことも可能で
ある。
・LPRM検出器集合体50の取付け、燃料10の装
荷、気水分離器兼シュラウドヘッド16ならびに蒸気乾
燥器15の取付けを行い、原子炉圧力容器上蓋22の取
付等の通常復旧作業を行い、一連の工法手順が終了す
る。このうち、新ドライチューブ・LPRM検出器集合
体50の取付けに関しては、上部格子板据付作業足場5
5あるいはシュラウドモジュール・上部格子板据付作業
足場56の適切な場所に開口部を設けることにより、原
子炉圧力容器1上部からの遠隔作業でなく、作業員が上
部格子板据付作業足場55あるいはシュラウドモジュー
ル・上部格子板据付作業足場56上で行うことも可能で
ある。
【0056】本実施例によれば、水素注入等の腐食環境
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の
炉内構造物の取替えが容易に行えるとともに、作業員が
炉内に入り据付作業を近接して行える環境を容易に形成
することができるので、より確実な据付けが実施でき
る。
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の
炉内構造物の取替えが容易に行えるとともに、作業員が
炉内に入り据付作業を近接して行える環境を容易に形成
することができるので、より確実な据付けが実施でき
る。
【0057】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
を図30ないし図34および図7により説明する。図3
0は、本発明方法による内部構造物の取替工法の一連の
手順を示す。
を図30ないし図34および図7により説明する。図3
0は、本発明方法による内部構造物の取替工法の一連の
手順を示す。
【0058】以下、第3の実施例について工程順に説明
する。
する。
【0059】(工程3−1,3−2,3−3及び3−
4)シュラウド上部切断・取外しまでの手順は第1の実
施例と同様であり、この時点での原子炉の状態を図7に
示す。
4)シュラウド上部切断・取外しまでの手順は第1の実
施例と同様であり、この時点での原子炉の状態を図7に
示す。
【0060】(工程3−5)本実施例では、図31に示
す上部格子板一体型シュラウドモジュール57を用いる
ことを特徴とする。上部格子板一体型シュラウドモジュ
ール57は、新シュラウド上部フランジ57a,新シュ
ラウド上部胴57b,新炉心スプレイスパージャ57
c,新スパージャブラケット57d,新スリーブ57e,
新カラー57fおよび新上部格子板57gを炉外で一体
としたものである。上部格子板一体型シュラウドモジュ
ール57をシュラウドモジュール吊り具29を用いて吊
り下げ、シュラウド中間フランジ2c上に静置する。上
部格子板一体型シュラウドモジュール57を吊り降ろす
場合、必要に応じて、上部格子板一体型シュラウドモジ
ュール57が原子炉圧力容器1と干渉するのを防止する
ためにシュラウドモジュール吊り込み用ガイド30を用
いても良い。新シュラウド上部胴57bは、その外縁の
複数位置にブラケット57hを有している。ブラケット
57hは、新シュラウド上部胴57bの下端位置より下
方に、テーパ部を有したガイド部を有しており、上部格
子板一体型シュラウドモジュール57の吊り込み時には
このガイド機構により、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57とシュラウド中間フランジ2cの芯を調整
代を有した状態で一致させることができる。
す上部格子板一体型シュラウドモジュール57を用いる
ことを特徴とする。上部格子板一体型シュラウドモジュ
ール57は、新シュラウド上部フランジ57a,新シュ
ラウド上部胴57b,新炉心スプレイスパージャ57
c,新スパージャブラケット57d,新スリーブ57e,
新カラー57fおよび新上部格子板57gを炉外で一体
としたものである。上部格子板一体型シュラウドモジュ
ール57をシュラウドモジュール吊り具29を用いて吊
り下げ、シュラウド中間フランジ2c上に静置する。上
部格子板一体型シュラウドモジュール57を吊り降ろす
場合、必要に応じて、上部格子板一体型シュラウドモジ
ュール57が原子炉圧力容器1と干渉するのを防止する
ためにシュラウドモジュール吊り込み用ガイド30を用
いても良い。新シュラウド上部胴57bは、その外縁の
複数位置にブラケット57hを有している。ブラケット
57hは、新シュラウド上部胴57bの下端位置より下
方に、テーパ部を有したガイド部を有しており、上部格
子板一体型シュラウドモジュール57の吊り込み時には
このガイド機構により、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57とシュラウド中間フランジ2cの芯を調整
代を有した状態で一致させることができる。
【0061】次いで、上部格子板一体型シュラウドモジ
ュール57の位置の微調整を行う。上部格子板一体型シ
ュラウドモジュール57の新上部格子板57gと炉心支
持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒の炉心
への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要があ
る。このため、上部格子板位置測定装置43および上部
格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置合わ
せ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉内構
造物取替工事において上部格子板5の位置合わせに用い
られている従来技術を用いれば良い。
ュール57の位置の微調整を行う。上部格子板一体型シ
ュラウドモジュール57の新上部格子板57gと炉心支
持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒の炉心
への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要があ
る。このため、上部格子板位置測定装置43および上部
格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置合わ
せ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉内構
造物取替工事において上部格子板5の位置合わせに用い
られている従来技術を用いれば良い。
【0062】上部格子板一体型シュラウドモジュール5
7の位置の微調整の後、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57の固定作業を行う。上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール57の固定は、シュラウド中間フラン
ジ2cへ機械的な固定機構で締結する。締結機構の例を
図32に示す。本例では上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57の外縁の複数位置に設けられたブラケット
57hとシュラウド中間フランジ2cとを固定用クラン
プ34を用いて締結している。ブラケット57hおよび固
定用クランプ34の形状,員数や強度は、当該原子炉に
固有の荷重条件及び寸法条件により決定される。また、
本例では上部格子板一体型シュラウドモジュール57と
シュラウド中間フランジ2cとの締結を行うのにブラケ
ット57hを用いているが、図33のように上部格子板一
体型シュラウドモジュール57に窪み57iを設け、そ
れを用いて固定用クランプ35での締結を実施しても良
い。
7の位置の微調整の後、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57の固定作業を行う。上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール57の固定は、シュラウド中間フラン
ジ2cへ機械的な固定機構で締結する。締結機構の例を
図32に示す。本例では上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57の外縁の複数位置に設けられたブラケット
57hとシュラウド中間フランジ2cとを固定用クラン
プ34を用いて締結している。ブラケット57hおよび固
定用クランプ34の形状,員数や強度は、当該原子炉に
固有の荷重条件及び寸法条件により決定される。また、
本例では上部格子板一体型シュラウドモジュール57と
シュラウド中間フランジ2cとの締結を行うのにブラケ
ット57hを用いているが、図33のように上部格子板一
体型シュラウドモジュール57に窪み57iを設け、そ
れを用いて固定用クランプ35での締結を実施しても良
い。
【0063】これらの作業は、原子炉圧力容器1の上方
より遠隔で行うか、あるいは全部または一部の作業を潜
水作業員が近接して行うか、あるいは炉水を必要な水位
まで低くして気中状態にして作業員が近接して行っても
良い。作業員あるいは潜水作業員が近接して行う場合に
は、必要に応じて遮蔽を施す必要があるほか、炉水位を
下げる場合には、炉壁からのクラッドの舞い上がりを防
止するための養生等を施すことが望ましい。
より遠隔で行うか、あるいは全部または一部の作業を潜
水作業員が近接して行うか、あるいは炉水を必要な水位
まで低くして気中状態にして作業員が近接して行っても
良い。作業員あるいは潜水作業員が近接して行う場合に
は、必要に応じて遮蔽を施す必要があるほか、炉水位を
下げる場合には、炉壁からのクラッドの舞い上がりを防
止するための養生等を施すことが望ましい。
【0064】作業員が炉内に入って上部格子板一体型シ
ュラウドモジュール57の据付作業を行う場合の状況を
図34により説明する。
ュラウドモジュール57の据付作業を行う場合の状況を
図34により説明する。
【0065】上部格子板一体型シュラウドモジュール5
7の上面には遮蔽機能を有する上部格子板一体型シュラ
ウドモジュール据付作業足場58を、上部格子板一体型
シュラウドモジュール57の周囲には気中作業用炉壁遮
蔽体39を付帯させて、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降
ろし、静置させる。この前後あるいは吊り降ろし中に炉
水位を下げていき、原子炉圧力容器1内に気中環境を形
成する。作業員は上部格子板一体型シュラウドモジュー
ル据付作業足場58上へ降り、上部格子板一体型シュラ
ウドモジュール57の位置決め・固定作業を行う。本例
によれば、吊り降ろし作業が1回、位置決め・固定作業
も1回で済むので、より工程を短くできる利点がある。
7の上面には遮蔽機能を有する上部格子板一体型シュラ
ウドモジュール据付作業足場58を、上部格子板一体型
シュラウドモジュール57の周囲には気中作業用炉壁遮
蔽体39を付帯させて、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール57をシュラウド中間フランジ2c上に吊り降
ろし、静置させる。この前後あるいは吊り降ろし中に炉
水位を下げていき、原子炉圧力容器1内に気中環境を形
成する。作業員は上部格子板一体型シュラウドモジュー
ル据付作業足場58上へ降り、上部格子板一体型シュラ
ウドモジュール57の位置決め・固定作業を行う。本例
によれば、吊り降ろし作業が1回、位置決め・固定作業
も1回で済むので、より工程を短くできる利点がある。
【0066】(工程3−6及び3−7)次いで、新炉心
スプレイ配管44,新給水スパージャ45,新案内棒4
6の復旧、新ドライチューブ・LPRM検出器集合体5
0の取付け、燃料10の装荷,気水分離器兼シュラウド
ヘッド16ならびに蒸気乾燥器15の取付けを行い、原
子炉圧力容器上蓋22の取付等の通常復旧作業を行い、
一連の工法手順が終了する。これらの作業は第1の実施
例と同じである。
スプレイ配管44,新給水スパージャ45,新案内棒4
6の復旧、新ドライチューブ・LPRM検出器集合体5
0の取付け、燃料10の装荷,気水分離器兼シュラウド
ヘッド16ならびに蒸気乾燥器15の取付けを行い、原
子炉圧力容器上蓋22の取付等の通常復旧作業を行い、
一連の工法手順が終了する。これらの作業は第1の実施
例と同じである。
【0067】本発明によれば、水素注入等の腐食環境緩
和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の炉
内構造物の取替えが容易に行えるとともに、作業手順を
より少なくできるため、工期を短縮することができる。
和措置が効き難いシュラウド中間フランジより上方の炉
内構造物の取替えが容易に行えるとともに、作業手順を
より少なくできるため、工期を短縮することができる。
【0068】(実施例4)本発明による第4の実施例を
図35ないし図41および図5,図56により説明す
る。図35は、本発明方法による内部構造物の取替工法
の一連の手順を示す。
図35ないし図41および図5,図56により説明す
る。図35は、本発明方法による内部構造物の取替工法
の一連の手順を示す。
【0069】(工程4−1,4−2及び4−3)本発明
による第4の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
による第4の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
【0070】(工程4−4)本第4の実施例では、上部
格子板5の取外しを行った後、図36に示すようにシュ
ラウド中間胴2dの適切な位置に複数の貫通孔59を設
ける。
格子板5の取外しを行った後、図36に示すようにシュ
ラウド中間胴2dの適切な位置に複数の貫通孔59を設
ける。
【0071】次いで、シュラウド中間胴2dの前記貫通
孔59よりも上で、かつ、シュラウド中間フランジ2c
との溶接線よりも下の位置で、略水平に切断を行う。こ
れにより、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を
炉心スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できる
こととなる。撤去後の状態を図37に示す。
孔59よりも上で、かつ、シュラウド中間フランジ2c
との溶接線よりも下の位置で、略水平に切断を行う。こ
れにより、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を
炉心スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できる
こととなる。撤去後の状態を図37に示す。
【0072】ここでの穴あけ加工および切断は、機械
的,熱的あるいはそれ以外のものであっても本発明の効
果には影響しないが、切断方法によっては、切断面ある
いはその近傍に再凝固層や熱影響部が残存することがあ
るので、その場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切削
などによりそれらを取り除く工程を入れても良い。
的,熱的あるいはそれ以外のものであっても本発明の効
果には影響しないが、切断方法によっては、切断面ある
いはその近傍に再凝固層や熱影響部が残存することがあ
るので、その場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切削
などによりそれらを取り除く工程を入れても良い。
【0073】また、シュラウド中間胴2dの切断と、貫
通孔59の形成順序は逆であっても構わないことは明白
である。
通孔59の形成順序は逆であっても構わないことは明白
である。
【0074】以上により全ての切断が終了するので、必
要に応じ、炉内の清掃を水洗等によって行い、炉水ドレ
ンを行いながら、炉内をフラッシングする。
要に応じ、炉内の清掃を水洗等によって行い、炉水ドレ
ンを行いながら、炉内をフラッシングする。
【0075】ここで必要に応じ、原子炉圧力容器1内の
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。
【0076】図38でアニュラス部17に対する予防保
全工事装置の一例を説明する。アニュラス部予防保全装
置60は、シュラウド中間胴2d上面に設置される固定
部60a,固定部60aからアニュラス部17に降りて
いく伸縮及び回転可能なポール60b、ポール60bの
先端に搭載されるヘッド60c,装置の動作等を制御す
る制御盤60d等から構成される。アニュラス部17に
は炉心シュラウド中間胴2dの製作時の溶接線,炉心シ
ュラウド中間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2e
を接合する溶接線,シュラウドサポートシリンダ3上に
炉心シュラウド2を据付けた際の溶接線,ジェットポン
プ7を据付けた時の溶接線,バッフルプレート8を原子
炉圧力容器1内壁に据付けた際の溶接線等といった多数
の溶接線があるが、アニュラス部予防保全装置60のヘ
ッド60cをそれらの溶接線及びその近傍に移動し、予
防保全工事を行う。予防保全工事としては、ウォータジ
ェットピーニング,ショットピーニング,レーザピーニ
ング,貴金属コーティング等が知られており、工法の違
いによりヘッド60cに搭載するものが異なってくる
が、いずれの方法でも良い。
全工事装置の一例を説明する。アニュラス部予防保全装
置60は、シュラウド中間胴2d上面に設置される固定
部60a,固定部60aからアニュラス部17に降りて
いく伸縮及び回転可能なポール60b、ポール60bの
先端に搭載されるヘッド60c,装置の動作等を制御す
る制御盤60d等から構成される。アニュラス部17に
は炉心シュラウド中間胴2dの製作時の溶接線,炉心シ
ュラウド中間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2e
を接合する溶接線,シュラウドサポートシリンダ3上に
炉心シュラウド2を据付けた際の溶接線,ジェットポン
プ7を据付けた時の溶接線,バッフルプレート8を原子
炉圧力容器1内壁に据付けた際の溶接線等といった多数
の溶接線があるが、アニュラス部予防保全装置60のヘ
ッド60cをそれらの溶接線及びその近傍に移動し、予
防保全工事を行う。予防保全工事としては、ウォータジ
ェットピーニング,ショットピーニング,レーザピーニ
ング,貴金属コーティング等が知られており、工法の違
いによりヘッド60cに搭載するものが異なってくる
が、いずれの方法でも良い。
【0077】図39で炉心シュラウド2の内面に対する
シュラウド内部予防保全工事装置61の一例を説明す
る。シュラウド内部予防保全工事装置61は、炉心支持
板6に立脚する垂直支持柱61aと、垂直支持柱61a
を水平支持する水平支持板61bと、垂直支持柱61a
から水平方向に突き出し、垂直支持柱61aを軸に旋回
するとともに垂直支持柱61aに沿って上下駆動が可能
なアーム61cと、アーム61cの先端に搭載されるヘ
ッド61d,装置の動作等を制御する制御盤61e等か
ら構成される。炉心シュラウド2の内面には、炉心シュ
ラウド中間胴2dの製作時の溶接線、炉心シュラウド中
間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2eを接合する
溶接線といった多数の溶接線があるが、シュラウド内部
予防保全工事装置61のヘッド61dをそれらの溶接線
及びその近傍に移動し、予防保全工事を行う。予防保全
工事としては、ウォータジェットピーニング,ショット
ピーニング,レーザピーニング,貴金属コーティング等
が知られており、工法の違いによりヘッド61dに搭載
するものが異なってくるが、いずれの方法でも良い。
シュラウド内部予防保全工事装置61の一例を説明す
る。シュラウド内部予防保全工事装置61は、炉心支持
板6に立脚する垂直支持柱61aと、垂直支持柱61a
を水平支持する水平支持板61bと、垂直支持柱61a
から水平方向に突き出し、垂直支持柱61aを軸に旋回
するとともに垂直支持柱61aに沿って上下駆動が可能
なアーム61cと、アーム61cの先端に搭載されるヘ
ッド61d,装置の動作等を制御する制御盤61e等か
ら構成される。炉心シュラウド2の内面には、炉心シュ
ラウド中間胴2dの製作時の溶接線、炉心シュラウド中
間胴2dと炉心シュラウド下部フランジ2eを接合する
溶接線といった多数の溶接線があるが、シュラウド内部
予防保全工事装置61のヘッド61dをそれらの溶接線
及びその近傍に移動し、予防保全工事を行う。予防保全
工事としては、ウォータジェットピーニング,ショット
ピーニング,レーザピーニング,貴金属コーティング等
が知られており、工法の違いによりヘッド61dに搭載
するものが異なってくるが、いずれの方法でも良い。
【0078】本予防保全工事または補修工事は必要に応
じて行うものであるため、省略も可能である。実施する
場合でも、実施時期はここで示した時期に限られない
が、アニュラス部17や、炉心シュラウド2の内面への
アクセス性を考慮した場合、シュラウド中間フランジ2
cより上部の無いこの時期がもっとも作業性が良い。
じて行うものであるため、省略も可能である。実施する
場合でも、実施時期はここで示した時期に限られない
が、アニュラス部17や、炉心シュラウド2の内面への
アクセス性を考慮した場合、シュラウド中間フランジ2
cより上部の無いこの時期がもっとも作業性が良い。
【0079】(工程4−5)次に、炉内構造物の据付け
に移る。
に移る。
【0080】まず、図40および図56に示す新シュラ
ウド上部フランジ62a,新シュラウド上部胴62b,
新シュラウド中間フランジ62cを炉外で一体としたシ
ュラウドモジュール62をシュラウドモジュール吊り具
29を用いて吊り下げ、シュラウド中間胴2d上に静置
する。シュラウドモジュール62を吊り降ろす場合、必
要に応じて、シュラウドモジュール62が原子炉圧力容
器1と干渉するのを防止するためにシュラウドモジュー
ル吊り込み用ガイド30を用いても良い。シュラウドモ
ジュール62には、新炉心スプレイスパージャ62d,
新スパージャブラケット62e,新スリーブ62f、新
カラー62gもあらかじめ炉外で溶接等により一体化さ
れている。新シュラウド中間フランジ62cは、その下
面の複数位置にブラケット62hを有している。ブラケ
ット62hはシュラウド中間胴2dの外径よりも外側に
配置され、ブラケット62hの各々にはシュラウド中間
胴2dの貫通孔59に相対する位置に取付穴62iがあ
らかじめあけられている。取付ボルト63は、シュラウ
ド中間胴2dの内側より貫通孔59,取付穴62iを貫通
し、取付ナット64で固定される。また、ブラケット6
2hの内面には下方に開いたテーパが設けてあるととも
に、下面にはねじ穴62jが設けてある。シュラウド中
間胴2dとブラケット62hの間隙には、ブラケット6
2hの内面のテーパに相応したくさび65が下方より押
し込まれ、くさび固定用ねじ66を締め上げてシュラウ
ドモジュール62を水平方向に固定する。シュラウドモ
ジュール62を水平方向に固定する前には、シュラウド
モジュール62の芯とシュラウド中間胴2dの芯を許容
範囲内にあわせる必要がある。この芯合わせの方法も第
1の実施例に記載した方法と同様に行うことができる。
ウド上部フランジ62a,新シュラウド上部胴62b,
新シュラウド中間フランジ62cを炉外で一体としたシ
ュラウドモジュール62をシュラウドモジュール吊り具
29を用いて吊り下げ、シュラウド中間胴2d上に静置
する。シュラウドモジュール62を吊り降ろす場合、必
要に応じて、シュラウドモジュール62が原子炉圧力容
器1と干渉するのを防止するためにシュラウドモジュー
ル吊り込み用ガイド30を用いても良い。シュラウドモ
ジュール62には、新炉心スプレイスパージャ62d,
新スパージャブラケット62e,新スリーブ62f、新
カラー62gもあらかじめ炉外で溶接等により一体化さ
れている。新シュラウド中間フランジ62cは、その下
面の複数位置にブラケット62hを有している。ブラケ
ット62hはシュラウド中間胴2dの外径よりも外側に
配置され、ブラケット62hの各々にはシュラウド中間
胴2dの貫通孔59に相対する位置に取付穴62iがあ
らかじめあけられている。取付ボルト63は、シュラウ
ド中間胴2dの内側より貫通孔59,取付穴62iを貫通
し、取付ナット64で固定される。また、ブラケット6
2hの内面には下方に開いたテーパが設けてあるととも
に、下面にはねじ穴62jが設けてある。シュラウド中
間胴2dとブラケット62hの間隙には、ブラケット6
2hの内面のテーパに相応したくさび65が下方より押
し込まれ、くさび固定用ねじ66を締め上げてシュラウ
ドモジュール62を水平方向に固定する。シュラウドモ
ジュール62を水平方向に固定する前には、シュラウド
モジュール62の芯とシュラウド中間胴2dの芯を許容
範囲内にあわせる必要がある。この芯合わせの方法も第
1の実施例に記載した方法と同様に行うことができる。
【0081】上記では、くさび65を下方より押し込む
構造としていたが、図41に示すように、ブラケット6
2hの内面のテーパを側方に設け、くさび67を側方よ
り押し込む構造としてもよい。
構造としていたが、図41に示すように、ブラケット6
2hの内面のテーパを側方に設け、くさび67を側方よ
り押し込む構造としてもよい。
【0082】これらの作業は、第1の実施例等で示した
ように、原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、炉
内の一部を気中環境にして作業員が近接して作業を行う
か、あるいは全部または一部の作業を潜水作業員が近接
して行っても良い。
ように、原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、炉
内の一部を気中環境にして作業員が近接して作業を行う
か、あるいは全部または一部の作業を潜水作業員が近接
して行っても良い。
【0083】(工程4−6,4−7及び4−8)次い
で、新上部格子板42他の機器の据付けを行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。あるいは、第
2の実施例に記載したように、シュラウドモジュール6
2と新上部格子板42を同時に炉内に吊り降ろすことも
可能である。
で、新上部格子板42他の機器の据付けを行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。あるいは、第
2の実施例に記載したように、シュラウドモジュール6
2と新上部格子板42を同時に炉内に吊り降ろすことも
可能である。
【0084】本発明によれば、水素注入等の腐食環境緩
和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cより上方
の炉内構造物について、より応力腐食割れに強い材料の
ものへの取替えが容易に行える。特に、第1から第3の
実施例では予防保全措置にて対応していたシュラウド中
間フランジ2cとシュラウド中間胴2dの溶接線および
その近傍を取出すことができるので、将来のSCC発生
可能性をより低く押さえることができ、原子炉運転の信
頼性をより向上することができる。
和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cより上方
の炉内構造物について、より応力腐食割れに強い材料の
ものへの取替えが容易に行える。特に、第1から第3の
実施例では予防保全措置にて対応していたシュラウド中
間フランジ2cとシュラウド中間胴2dの溶接線および
その近傍を取出すことができるので、将来のSCC発生
可能性をより低く押さえることができ、原子炉運転の信
頼性をより向上することができる。
【0085】(実施例5)本発明による第5の実施例を
図42により説明する。図42は、本発明方法による内
部構造物の取替工法の一連の手順を示す。本実施例は、
原子炉圧力容器1内壁の除染を行うこと以外は、シュラ
ウドモジュール62の構造をはじめ、第4の実施例と同
様の構造・手順である。原子炉圧力容器1内壁の除染方
法は、第2の実施例と同様の方法で良い。また、除染の
実施時期が、作業員が炉内にはいる以前であればいつの
時点でもいいことも第2の実施例と同様である。
図42により説明する。図42は、本発明方法による内
部構造物の取替工法の一連の手順を示す。本実施例は、
原子炉圧力容器1内壁の除染を行うこと以外は、シュラ
ウドモジュール62の構造をはじめ、第4の実施例と同
様の構造・手順である。原子炉圧力容器1内壁の除染方
法は、第2の実施例と同様の方法で良い。また、除染の
実施時期が、作業員が炉内にはいる以前であればいつの
時点でもいいことも第2の実施例と同様である。
【0086】本実施例によれば、水素注入等の腐食環境
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cとシュ
ラウド中間胴2dの溶接線より上方の炉内構造物の取替
えが容易に行えるとともに、作業員が炉内に入り据付作
業を近接して行える環境を容易に形成することができる
ので、より確実な据付けが実施できる。
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cとシュ
ラウド中間胴2dの溶接線より上方の炉内構造物の取替
えが容易に行えるとともに、作業員が炉内に入り据付作
業を近接して行える環境を容易に形成することができる
ので、より確実な据付けが実施できる。
【0087】(実施例6)本発明による第6の実施例を
図43ないし図45により説明する。図43は、本発明
方法による内部構造物の取替工法の一連の手順を示す。
また、図44は、本実施例による上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール68の構造を示した図である。本上部
格子板一体型シュラウドモジュール68の構造および新
炉内構造物据付手順以外は、第5の実施例と同様の構造
・手順である。上部格子板一体型シュラウドモジュール
68は、新シュラウド上部フランジ68a,新シュラウ
ド上部胴68b,新シュラウド中間フランジ68c,新炉
心スプレイスパージャ68d,新スパージャブラケット
68e,新スリーブ68f,新カラー68gおよび新上
部格子板68hを炉外で一体としたものである。新シュ
ラウド中間フランジ68cは、その下面の複数位置にブ
ラケット68iを有している。ブラケット68iはシュ
ラウド中間胴2dの外径よりも外側に配置され、ブラケ
ット68iの各々にはシュラウド中間胴2dの貫通孔5
9に相対する位置に取付穴68jがあらかじめあけられ
ている。
図43ないし図45により説明する。図43は、本発明
方法による内部構造物の取替工法の一連の手順を示す。
また、図44は、本実施例による上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール68の構造を示した図である。本上部
格子板一体型シュラウドモジュール68の構造および新
炉内構造物据付手順以外は、第5の実施例と同様の構造
・手順である。上部格子板一体型シュラウドモジュール
68は、新シュラウド上部フランジ68a,新シュラウ
ド上部胴68b,新シュラウド中間フランジ68c,新炉
心スプレイスパージャ68d,新スパージャブラケット
68e,新スリーブ68f,新カラー68gおよび新上
部格子板68hを炉外で一体としたものである。新シュ
ラウド中間フランジ68cは、その下面の複数位置にブ
ラケット68iを有している。ブラケット68iはシュ
ラウド中間胴2dの外径よりも外側に配置され、ブラケ
ット68iの各々にはシュラウド中間胴2dの貫通孔5
9に相対する位置に取付穴68jがあらかじめあけられ
ている。
【0088】据付手順を図45により説明する。上部格
子板一体型シュラウドモジュール68の上面には遮蔽機
能を有する上部格子板一体型シュラウドモジュール据付
作業足場58を、上部格子板一体型シュラウドモジュー
ル68の周囲には気中作業用炉壁遮蔽体39を付帯させ
て、上部格子板一体型シュラウドモジュール68をシュ
ラウドモジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラ
ウド中間フランジ2c上に静置する。上部格子板一体型
シュラウドモジュール68を吊り降ろす場合、必要に応
じて、上部格子板一体型シュラウドモジュール68が原
子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシュラウ
ドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良い。
子板一体型シュラウドモジュール68の上面には遮蔽機
能を有する上部格子板一体型シュラウドモジュール据付
作業足場58を、上部格子板一体型シュラウドモジュー
ル68の周囲には気中作業用炉壁遮蔽体39を付帯させ
て、上部格子板一体型シュラウドモジュール68をシュ
ラウドモジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラ
ウド中間フランジ2c上に静置する。上部格子板一体型
シュラウドモジュール68を吊り降ろす場合、必要に応
じて、上部格子板一体型シュラウドモジュール68が原
子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシュラウ
ドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良い。
【0089】次いで、上部格子板一体型シュラウドモジ
ュール68の位置の微調整を行う。上部格子板一体型シ
ュラウドモジュール68の新上部格子板65hと炉心支
持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒の炉心
への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要があ
る。このため、上部格子板位置測定装置43および上部
格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置合わ
せ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉内構
造物取替工事において上部格子板5の位置合わせに用い
られている従来技術を用いれば良い。
ュール68の位置の微調整を行う。上部格子板一体型シ
ュラウドモジュール68の新上部格子板65hと炉心支
持板6との相対位置は、原子炉の運転中の制御棒の炉心
への挿入を阻害しないように厳しく管理する必要があ
る。このため、上部格子板位置測定装置43および上部
格子板位置調整機構(図示せず)を用いる。本位置合わ
せ作業は、従来より原子炉建設時あるいは従来の炉内構
造物取替工事において上部格子板5の位置合わせに用い
られている従来技術を用いれば良い。
【0090】上部格子板一体型シュラウドモジュール6
8の位置の微調整の後、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール68の固定作業を行う。上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール68の固定は、第4の実施例と同様に
行う。
8の位置の微調整の後、上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール68の固定作業を行う。上部格子板一体型シュ
ラウドモジュール68の固定は、第4の実施例と同様に
行う。
【0091】上記では、炉水を必要な水位まで低くして
気中状態にして作業員が近接して作業を実施する例を示
したが、原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、あ
るいは全部または一部の作業を潜水作業員が近接して行
っても良い。
気中状態にして作業員が近接して作業を実施する例を示
したが、原子炉圧力容器1の上方より遠隔で行うか、あ
るいは全部または一部の作業を潜水作業員が近接して行
っても良い。
【0092】本実施例によれば、水素注入等の腐食環境
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cとシュ
ラウド中間胴2dの溶接線より上方の炉内構造物の取替
えが容易に行えるとともに、より工程を短くできる利点
がある。
緩和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cとシュ
ラウド中間胴2dの溶接線より上方の炉内構造物の取替
えが容易に行えるとともに、より工程を短くできる利点
がある。
【0093】(実施例7)本発明による第7の実施例を
図46ないし図48および図5,図40,図56により
説明する。図46は、本発明方法による内部構造物の取
替工法の一連の手順を示す。
図46ないし図48および図5,図40,図56により
説明する。図46は、本発明方法による内部構造物の取
替工法の一連の手順を示す。
【0094】(工程7−1,7−2及び7−3)本発明
による第7の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
による第7の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
【0095】(工程7−4)次いで、シュラウド中間胴
2dを、シュラウド中間フランジ2cとの溶接線よりも
下の位置で、略水平に切断を行う。これにより、炉心シ
ュラウド2の切断線よりも上の部分を炉心スプレイスパ
ージャ18と一体で炉外へ搬出できることとなる。撤去
後の状態を図47に示す。
2dを、シュラウド中間フランジ2cとの溶接線よりも
下の位置で、略水平に切断を行う。これにより、炉心シ
ュラウド2の切断線よりも上の部分を炉心スプレイスパ
ージャ18と一体で炉外へ搬出できることとなる。撤去
後の状態を図47に示す。
【0096】ここでの切断は、機械的,熱的あるいはそ
れ以外のものであっても本発明の効果には影響しない
が、切断方法によっては、切断面あるいはその近傍に再
凝固層や熱影響部が残存することがあるので、その場合
は別途必要に応じ、研磨あるいは切削などによりそれら
を取り除く工程を入れても良い。
れ以外のものであっても本発明の効果には影響しない
が、切断方法によっては、切断面あるいはその近傍に再
凝固層や熱影響部が残存することがあるので、その場合
は別途必要に応じ、研磨あるいは切削などによりそれら
を取り除く工程を入れても良い。
【0097】ここで必要に応じ、原子炉圧力容器1内の
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。そ
の方法は、実施例4で示したものと同様である。
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。そ
の方法は、実施例4で示したものと同様である。
【0098】(工程7−5)次に、炉内構造物の据付け
に移る。
に移る。
【0099】まず、図40および図56に示す第4の実
施例と同形状のシュラウドモジュール62をシュラウド
モジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中
間胴2d上に静置する。シュラウドモジュール62を吊
り降ろす場合、必要に応じて、シュラウドモジュール6
2が原子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシ
ュラウドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良
い。
施例と同形状のシュラウドモジュール62をシュラウド
モジュール吊り具29を用いて吊り下げ、シュラウド中
間胴2d上に静置する。シュラウドモジュール62を吊
り降ろす場合、必要に応じて、シュラウドモジュール6
2が原子炉圧力容器1と干渉するのを防止するためにシ
ュラウドモジュール吊り込み用ガイド30を用いても良
い。
【0100】本実施例では、図48に示すように、シュ
ラウド中間胴2dへの貫通孔59の形成をシュラウドモ
ジュール62をシュラウド中間胴2d上に静置した後に
実施することを特徴とする。これは、ブラケット62h
にあけられている取付穴62iをガイドにして貫通孔59
の形成を行うことで、取付穴62iと貫通孔59の芯ず
れの可能性を小さくできるためである。
ラウド中間胴2dへの貫通孔59の形成をシュラウドモ
ジュール62をシュラウド中間胴2d上に静置した後に
実施することを特徴とする。これは、ブラケット62h
にあけられている取付穴62iをガイドにして貫通孔59
の形成を行うことで、取付穴62iと貫通孔59の芯ず
れの可能性を小さくできるためである。
【0101】ここでの穴あけ加工は、機械的,熱的ある
いはそれ以外のものであっても本発明の効果には影響し
ないが、切断方法によっては、切断面あるいはその近傍
に再凝固層や熱影響部が残存することがあるので、その
場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切削などによりそ
れらを取り除く工程を入れても良い。
いはそれ以外のものであっても本発明の効果には影響し
ないが、切断方法によっては、切断面あるいはその近傍
に再凝固層や熱影響部が残存することがあるので、その
場合は別途必要に応じ、研磨あるいは切削などによりそ
れらを取り除く工程を入れても良い。
【0102】上記穴あけ作業の後、取付ボルト63,取
付ナット64,くさび65,くさび固定用ねじ66等を
用いて固定作業を行う。
付ナット64,くさび65,くさび固定用ねじ66等を
用いて固定作業を行う。
【0103】この構成・方法は第4の実施例と同様であ
る。
る。
【0104】(工程7−6及び7−7)次いで、新上部
格子板42他の機器の据付け以降の作業を行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。あるいは、第
2の実施例に記載したように、シュラウドモジュール6
2と新上部格子板42を同時に炉内に吊り降ろすことも
可能である。
格子板42他の機器の据付け以降の作業を行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。あるいは、第
2の実施例に記載したように、シュラウドモジュール6
2と新上部格子板42を同時に炉内に吊り降ろすことも
可能である。
【0105】本発明によれば、水素注入等の腐食環境緩
和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cより上方
の炉内構造物について、より応力腐食割れに強い材料の
ものへの取替えが容易に行える。特に、第1から第3の
実施例では予防保全措置にて対応していたシュラウド中
間フランジ2cとシュラウド中間胴2dの溶接線および
その近傍を取出すことができるので、将来のSCC発生
可能性をより低く押さえることができ、原子炉運転の信
頼性をより向上することができる。
和措置が効き難いシュラウド中間フランジ2cより上方
の炉内構造物について、より応力腐食割れに強い材料の
ものへの取替えが容易に行える。特に、第1から第3の
実施例では予防保全措置にて対応していたシュラウド中
間フランジ2cとシュラウド中間胴2dの溶接線および
その近傍を取出すことができるので、将来のSCC発生
可能性をより低く押さえることができ、原子炉運転の信
頼性をより向上することができる。
【0106】さらに、取付穴62iと貫通孔59の芯ず
れが生じ難いため、シュラウドモジュール62の固定作
業を容易に行うことができる。
れが生じ難いため、シュラウドモジュール62の固定作
業を容易に行うことができる。
【0107】(実施例8)本発明による第8の実施例を
図49ないし図51および図5,図36により説明す
る。図49は、本発明方法による内部構造物の取替工法
の一連の手順を示す。
図49ないし図51および図5,図36により説明す
る。図49は、本発明方法による内部構造物の取替工法
の一連の手順を示す。
【0108】(工程8−1,8−2及び8−3)本発明
による第8の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
による第8の実施例は、原子炉圧力容器上蓋22の取外
しから上部格子板5の取外しまでは、第1の実施例と同
様の手順である。この時点での状態を図5に示す。
【0109】(工程8−4)上部格子板5の取外しを行
った後、図36に示すようにシュラウド中間胴2dの適
切な位置に複数の貫通孔59を設ける。
った後、図36に示すようにシュラウド中間胴2dの適
切な位置に複数の貫通孔59を設ける。
【0110】次いで、図50に示すように、シュラウド
中間胴2dの内側の切断予定位置より下に、シュラウド
変形拘束治具69を取付ける。シュラウド変形拘束治具
69は、中央に位置する中央構造体69aと、中央構造
体69aから放射状に延びる複数の支持脚69bとから
構成される。支持脚69bは、中央構造体69aからの
突出長さを調節できるとともに、調節後、当該長さを保
持できる機能を有している。取付前は、全支持脚69b
の先端を包絡する円の直径をシュラウド中間胴2dの内
径より小として、シュラウド中間胴2dの内側の取付位
置まで吊り降ろす。次に、支持脚69bの長さを調節
し、全支持脚69bがシュラウド中間胴2dの内面に接
するまで延ばし、全支持脚69bにかかる荷重が略一定
になったところで支持脚69bの長さを固定する。
中間胴2dの内側の切断予定位置より下に、シュラウド
変形拘束治具69を取付ける。シュラウド変形拘束治具
69は、中央に位置する中央構造体69aと、中央構造
体69aから放射状に延びる複数の支持脚69bとから
構成される。支持脚69bは、中央構造体69aからの
突出長さを調節できるとともに、調節後、当該長さを保
持できる機能を有している。取付前は、全支持脚69b
の先端を包絡する円の直径をシュラウド中間胴2dの内
径より小として、シュラウド中間胴2dの内側の取付位
置まで吊り降ろす。次に、支持脚69bの長さを調節
し、全支持脚69bがシュラウド中間胴2dの内面に接
するまで延ばし、全支持脚69bにかかる荷重が略一定
になったところで支持脚69bの長さを固定する。
【0111】この後、シュラウド中間フランジ2cとの
溶接線よりも下の位置で、略水平に切断を行う。これに
より、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を炉心
スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できること
となる。撤去後の状態を図51に示す。
溶接線よりも下の位置で、略水平に切断を行う。これに
より、炉心シュラウド2の切断線よりも上の部分を炉心
スプレイスパージャ18と一体で炉外へ搬出できること
となる。撤去後の状態を図51に示す。
【0112】ここで必要に応じ、原子炉圧力容器1内の
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。そ
の方法は、実施例4で示したものと同様である。
予防保全工事または補修工事またはその双方を行う。そ
の方法は、実施例4で示したものと同様である。
【0113】(工程8−5)次に、シュラウドモジュー
ル62の据付けに移る。シュラウドモジュール62の構
造・据付手順は第4の実施例と同様であるが、据付け後
に、シュラウド変形拘束治具69を取外す工程が入る。
シュラウド変形拘束治具69の取外しは、支持脚69b
の長さを短くすることにより容易に行うことができる。
ル62の据付けに移る。シュラウドモジュール62の構
造・据付手順は第4の実施例と同様であるが、据付け後
に、シュラウド変形拘束治具69を取外す工程が入る。
シュラウド変形拘束治具69の取外しは、支持脚69b
の長さを短くすることにより容易に行うことができる。
【0114】(工程8−6,8−7及び8−8)次い
で、新上部格子板42他の機器の据付けを行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。
で、新上部格子板42他の機器の据付けを行うが、その
手順・方法は第1の実施例と同様である。
【0115】本発明によれば、シュラウド中間フランジ
2cより上方の炉内構造物を切断撤去してもシュラウド
中間胴2dの内径や形状が変化すること無く従前のまま
に保っておけるので、シュラウドモジュール62の吊り
降ろし時にシュラウド中間胴2dとシュラウドモジュー
ル62の干渉を防止でき、固定作業をより容易かつ確実
に行うことができる。
2cより上方の炉内構造物を切断撤去してもシュラウド
中間胴2dの内径や形状が変化すること無く従前のまま
に保っておけるので、シュラウドモジュール62の吊り
降ろし時にシュラウド中間胴2dとシュラウドモジュー
ル62の干渉を防止でき、固定作業をより容易かつ確実
に行うことができる。
【0116】(実施例9)本発明による第9の実施例を
図52ないし図54および図37により説明する。図5
2は、本発明方法による内部構造物の取替工法の一連の
手順を示す。
図52ないし図54および図37により説明する。図5
2は、本発明方法による内部構造物の取替工法の一連の
手順を示す。
【0117】(工程9−1,9−2,9−3及び9−
4)本発明による第9の実施例は、原子炉圧力容器上蓋
22の取外しから炉心シュラウド2の切断・炉心シュラ
ウド2の切断線よりも上の部分を炉心スプレイスパージ
ャ18と一体で炉外へ搬出するまでは、第4の実施例と
同様の手順である。この時点での状態を図37に示す。
4)本発明による第9の実施例は、原子炉圧力容器上蓋
22の取外しから炉心シュラウド2の切断・炉心シュラ
ウド2の切断線よりも上の部分を炉心スプレイスパージ
ャ18と一体で炉外へ搬出するまでは、第4の実施例と
同様の手順である。この時点での状態を図37に示す。
【0118】(工程9−5)本実施例では、ここでジェ
ットポンプ7の取外しを行う。まず、ジェットポンプイ
ンレットミキサ7cの機械的締結を水中遠隔操作で解除
して取外す。次に、ジェットポンプライザ管7bを水中
遠隔操作式切断装置により切断して取外す。次に、ジェ
ットポンプディフューザ7aを水中遠隔操作式切断装置
により切断してバッフルプレート8より取外す。この
後、新ジェットポンプディフューザ71aを溶接据付けす
るため、水中遠隔にてバッフルプレート8に溶接開先の
加工を行う。ジェットポンプ7の取外し後の原子炉内の
状況を図53に示す。この時点で、アニュラス部17に
構造物が殆ど存在しなくなるので、アニュラス部17に
対する予防保全工事を実施する場合、この時点で行う
と、アニュラス部予防保全装置26特にポール26b,
ヘッド26cに対する空間的な制約が緩和されるので装
置構成や作業上好ましい。
ットポンプ7の取外しを行う。まず、ジェットポンプイ
ンレットミキサ7cの機械的締結を水中遠隔操作で解除
して取外す。次に、ジェットポンプライザ管7bを水中
遠隔操作式切断装置により切断して取外す。次に、ジェ
ットポンプディフューザ7aを水中遠隔操作式切断装置
により切断してバッフルプレート8より取外す。この
後、新ジェットポンプディフューザ71aを溶接据付けす
るため、水中遠隔にてバッフルプレート8に溶接開先の
加工を行う。ジェットポンプ7の取外し後の原子炉内の
状況を図53に示す。この時点で、アニュラス部17に
構造物が殆ど存在しなくなるので、アニュラス部17に
対する予防保全工事を実施する場合、この時点で行う
と、アニュラス部予防保全装置26特にポール26b,
ヘッド26cに対する空間的な制約が緩和されるので装
置構成や作業上好ましい。
【0119】次に、新ジェットポンプ71の据付けを行
う。まず、新ジェットポンプディフューザ位置合わせ治
具72ならびに新ジェットポンプディフューザ溶接装置
73を付帯して新ジェットポンプディフューザ71aを
所定の位置に仮置きする。ついで、新ジェットポンプラ
イザ管位置合わせ治具74ならびに新ジェットポンプラ
イザ管溶接装置75を付帯して新ジェットポンプライザ
管71bを所定の位置に仮置きする。さらに、シュラウ
ド中間胴2dの上端には新ジェットポンプ位置測定装置
76を設置する。この時の状況を図54に示す。
う。まず、新ジェットポンプディフューザ位置合わせ治
具72ならびに新ジェットポンプディフューザ溶接装置
73を付帯して新ジェットポンプディフューザ71aを
所定の位置に仮置きする。ついで、新ジェットポンプラ
イザ管位置合わせ治具74ならびに新ジェットポンプラ
イザ管溶接装置75を付帯して新ジェットポンプライザ
管71bを所定の位置に仮置きする。さらに、シュラウ
ド中間胴2dの上端には新ジェットポンプ位置測定装置
76を設置する。この時の状況を図54に示す。
【0120】この後、原子炉圧力容器上蓋22を原子炉
圧力容器1にのせ、炉水位をバッフルプレート8よりも
下に下げ、溶接箇所を乾燥させる。
圧力容器1にのせ、炉水位をバッフルプレート8よりも
下に下げ、溶接箇所を乾燥させる。
【0121】次いで、新ジェットポンプ位置測定装置7
6によりその位置を確認しながら、新ジェットポンプデ
ィフューザ71aをバッフルプレート8に、新ジェット
ポンプライザ管71bを原子炉圧力容器1内壁に、それ
ぞれ遠隔自動溶接して取付ける。
6によりその位置を確認しながら、新ジェットポンプデ
ィフューザ71aをバッフルプレート8に、新ジェット
ポンプライザ管71bを原子炉圧力容器1内壁に、それ
ぞれ遠隔自動溶接して取付ける。
【0122】溶接終了後、炉水位を上げ、原子炉圧力容
器上蓋22を取外し、新ジェットポンプ位置測定装置7
6,新ジェットポンプディフューザ位置合わせ治具7
2,新ジェットポンプディフューザ溶接装置73,新ジ
ェットポンプライザ管位置合わせ治具74,新ジェット
ポンプライザ管溶接装置75を取外す。その後、新ジェ
ットポンプインレットミキサ71cを水中遠隔で取付け
る。
器上蓋22を取外し、新ジェットポンプ位置測定装置7
6,新ジェットポンプディフューザ位置合わせ治具7
2,新ジェットポンプディフューザ溶接装置73,新ジ
ェットポンプライザ管位置合わせ治具74,新ジェット
ポンプライザ管溶接装置75を取外す。その後、新ジェ
ットポンプインレットミキサ71cを水中遠隔で取付け
る。
【0123】上記例では新ジェットポンプライザ管71
bの溶接を炉水位を下げて実施しているが、水位を上げ
て、チャンバー等を用いて局所気中環境を構成して溶接
を行っても良い。
bの溶接を炉水位を下げて実施しているが、水位を上げ
て、チャンバー等を用いて局所気中環境を構成して溶接
を行っても良い。
【0124】(工程9−6,9−7,9−8及び9−
9)この後、シュラウドモジュール62据付け以降は、
第4の実施例と同様である。
9)この後、シュラウドモジュール62据付け以降は、
第4の実施例と同様である。
【0125】本実施例によると、ジェットポンプ7も新
規のものと交換できるので、原子炉運転の信頼性をより
向上させることができる。
規のものと交換できるので、原子炉運転の信頼性をより
向上させることができる。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、炉水への水素注入等の
環境緩和が効き難い原子炉の上部を構成する炉内構造物
を、容易に耐食性の高い材料のものに交換することがで
きるので、原子炉停止期間を長期に取らず、また、放射
性廃棄物の発生も少なく抑えたまま、原子炉構造物の応
力腐食割れポテンシャルを低減させることができる。ま
た、既設の構造物が溶接接続であったところを機械的締
結に変更しているため、溶接線を減ずることができ、材
料の変更と相俟って、応力腐食割れポテンシャルをより
低くすることができ、信頼性の高い原子炉を提供するこ
とができる。
環境緩和が効き難い原子炉の上部を構成する炉内構造物
を、容易に耐食性の高い材料のものに交換することがで
きるので、原子炉停止期間を長期に取らず、また、放射
性廃棄物の発生も少なく抑えたまま、原子炉構造物の応
力腐食割れポテンシャルを低減させることができる。ま
た、既設の構造物が溶接接続であったところを機械的締
結に変更しているため、溶接線を減ずることができ、材
料の変更と相俟って、応力腐食割れポテンシャルをより
低くすることができ、信頼性の高い原子炉を提供するこ
とができる。
【図1】本発明の第1の実施例の炉内構造物取替方法の
手順を示した図である。
手順を示した図である。
【図2】本発明の実施例における機器貯蔵プール内での
気水分離器兼シュラウドヘッドと蒸気乾燥器の配置を示
した図である。
気水分離器兼シュラウドヘッドと蒸気乾燥器の配置を示
した図である。
【図3】本発明の実施例における炉内機器取外し後の原
子炉の状態を示す図である。
子炉の状態を示す図である。
【図4】本発明の実施例における上部格子板取外し前の
原子炉の状態を示す図である。
原子炉の状態を示す図である。
【図5】本発明の実施例における上部格子板取外し後の
原子炉の状態を示す図である。
原子炉の状態を示す図である。
【図6】本発明の第1あるいは第2あるいは第3の実施
例におけるシュラウドの切断位置を示す図である。
例におけるシュラウドの切断位置を示す図である。
【図7】本発明の第1あるいは第2あるいは第3の実施
例におけるシュラウド上部取外し後の原子炉の状態を示
す図である。
例におけるシュラウド上部取外し後の原子炉の状態を示
す図である。
【図8】本発明の第1あるいは第2あるいは第3の実施
例におけるアニュラス部予防保全工事装置を説明する図
である。
例におけるアニュラス部予防保全工事装置を説明する図
である。
【図9】本発明の第1あるいは第2あるいは第3の実施
例におけるシュラウド内部予防保全工事装置を説明する
図である。
例におけるシュラウド内部予防保全工事装置を説明する
図である。
【図10】本発明の第1あるいは第2あるいは第3の実
施例におけるシュラウドモジュールの構造を説明する図
である。
施例におけるシュラウドモジュールの構造を説明する図
である。
【図11】本発明の実施例においてシュラウドモジュー
ルの位置合わせ作業の一例を示す図である。
ルの位置合わせ作業の一例を示す図である。
【図12】本発明の第1あるいは第2の実施例における
シュラウドモジュールの締結機構の一例を示す図であ
る。
シュラウドモジュールの締結機構の一例を示す図であ
る。
【図13】本発明の第1あるいは第2の実施例における
シュラウドモジュールの締結機構の別の一例を示す図で
ある。
シュラウドモジュールの締結機構の別の一例を示す図で
ある。
【図14】本発明の第1の実施例における遠隔でのシュ
ラウドモジュールの締結作業を示す図である。
ラウドモジュールの締結作業を示す図である。
【図15】本発明の第1の実施例における潜水作業員に
よるシュラウドモジュールの締結作業を示す図である。
よるシュラウドモジュールの締結作業を示す図である。
【図16】本発明の第1の実施例における気中環境で作
業員が接近してのシュラウドモジュールの締結作業を示
す図である。
業員が接近してのシュラウドモジュールの締結作業を示
す図である。
【図17】本発明の第1の実施例における上部格子板据
付方法を示す図である。
付方法を示す図である。
【図18】本発明の実施例の取替手順を説明するための
図で、炉心スプレイ配管垂直管部の溶接接続方法の例を
示す図である。
図で、炉心スプレイ配管垂直管部の溶接接続方法の例を
示す図である。
【図19】本発明の実施例の取替手順を説明するための
図で、炉心スプレイ配管エルボー部の機械的接続方法の
例を示す図である。
図で、炉心スプレイ配管エルボー部の機械的接続方法の
例を示す図である。
【図20】図19のAA断面図である。
【図21】本発明の実施例の取替手順を説明するための
図で、炉心スプレイ配管垂直管部の機械的接続方法の例
を示す図である。
図で、炉心スプレイ配管垂直管部の機械的接続方法の例
を示す図である。
【図22】本発明の対象となる炉内構造を示す全体断面
図である。
図である。
【図23】本発明の対象となる炉内構造のうち、シュラ
ウドと炉心スプレイスパージャの取合いを示す断面図で
ある。
ウドと炉心スプレイスパージャの取合いを示す断面図で
ある。
【図24】本発明の第2の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図25】本発明の第2の実施例における機械除染装置
を示す図である。
を示す図である。
【図26】本発明の第2の実施例における化学除染系統
を示す図である。
を示す図である。
【図27】本発明の第2の実施例におけるシュラウドモ
ジュール据付作業を説明する図である。
ジュール据付作業を説明する図である。
【図28】本発明の第2の実施例における上部格子板据
付作業を説明する図である。
付作業を説明する図である。
【図29】本発明の第2の実施例におけるシュラウドモ
ジュール据付作業および上部格子板据付作業を説明する
図である。
ジュール据付作業および上部格子板据付作業を説明する
図である。
【図30】本発明の第3の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図31】本発明の第3の実施例における上部格子板一
体型シュラウドモジュールを表わす図である。
体型シュラウドモジュールを表わす図である。
【図32】本発明の第3の実施例における上部格子板一
体型シュラウドモジュールの締結機構の一例を示す図で
ある。
体型シュラウドモジュールの締結機構の一例を示す図で
ある。
【図33】本発明の第3の実施例における上部格子板一
体型シュラウドモジュールの締結機構の別の一例を示す
図である。
体型シュラウドモジュールの締結機構の別の一例を示す
図である。
【図34】本発明の第3の実施例における上部格子板一
体型シュラウドモジュールの据付作業を示す図である。
体型シュラウドモジュールの据付作業を示す図である。
【図35】本発明の第4の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図36】本発明の第4の実施例によるシュラウド中間
胴への穴あけを示す図である。
胴への穴あけを示す図である。
【図37】本発明の第4の実施例によるシュラウド中間
胴切断後の状況を示す図である。
胴切断後の状況を示す図である。
【図38】本発明の第4ないし第8の実施例におけるア
ニュラス部予防保全工事装置を説明する図である。
ニュラス部予防保全工事装置を説明する図である。
【図39】本発明の第4ないし第8の実施例におけるシ
ュラウド内部予防保全工事装置を説明する図である。
ュラウド内部予防保全工事装置を説明する図である。
【図40】本発明の第4あるいは第7の実施例における
シュラウドモジュールの据付状態を説明する図である。
シュラウドモジュールの据付状態を説明する図である。
【図41】本発明の第4の実施例の変形例によるシュラ
ウドモジュールの締結機構を説明する図である。
ウドモジュールの締結機構を説明する図である。
【図42】本発明の第5の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図43】本発明の第6の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図44】本発明の第6の実施例における上部格子板一
体型シュラウドモジュールを表わす図である。
体型シュラウドモジュールを表わす図である。
【図45】本発明の第6における気中での上部格子板一
体型シュラウドモジュール据付作業を説明する図であ
る。
体型シュラウドモジュール据付作業を説明する図であ
る。
【図46】本発明の第7の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図47】本発明の第7の実施例におけるシュラウド中
間胴切断・撤去後の状況を示す図である。
間胴切断・撤去後の状況を示す図である。
【図48】本発明の第7の実施例におけるシュラウド中
間胴への穴あけ作業を説明する図である。
間胴への穴あけ作業を説明する図である。
【図49】本発明の第8の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図50】本発明の第8の実施例におけるシュラウド変
形拘束治具の取付状態を示した図である。
形拘束治具の取付状態を示した図である。
【図51】本発明の第8におけるシュラウド中間胴切断
後の状況を示す図である。
後の状況を示す図である。
【図52】本発明の第9の実施例の炉内構造物取替方法
の手順を示した図である。
の手順を示した図である。
【図53】本発明の第9の実施例によるジェットポンプ
取外し後の原子炉の状況を示す図である。
取外し後の原子炉の状況を示す図である。
【図54】本発明の第9の実施例による新ジェットポン
プ溶接前の原子炉の状況を示す図である。
プ溶接前の原子炉の状況を示す図である。
【図55】本発明の第1の実施例による炉内復旧時の原
子炉の状況を示す図である。
子炉の状況を示す図である。
【図56】図40のシュラウドモジュール拡大図であ
る。
る。
1…原子炉圧力容器、2…炉心シュラウド、2a…シュ
ラウド上部フランジ、2b…シュラウド上部胴、2c…
シュラウド中間フランジ、2d…シュラウド中間胴、2
e…シュラウド下部フランジ、3…シュラウドサポート
シリンダ、4…シュラウドサポートレグ、5…上部格子
板、6…炉心支持板、7…ジェットポンプ、7a…ジェ
ットポンプディフューザ、7b…ジェットポンプライザ
管、7c…ジェットポンプインレットミキサ、8…バッ
フルプレート、9…制御棒、10…燃料、11…案内
棒、12…炉心スプレイ配管、12a,44a…エルボ
ー、12b,44b…立ち上がり管、12c,44c…
鉛直管、13…給水スパージャ、14…差圧検出・ホウ
酸水注入配管、15…蒸気乾燥器、16…気水分離器兼
シュラウドヘッド、17…アニュラス部、18…炉心ス
プレイスパージャ、19…スパージャブラケット、2
0,44e…スリーブ、21,44d…カラー、22…
原子炉圧力容器上蓋、23…原子炉ウェル、24…機器
貯蔵プール、25…ドライチューブ・LPRM検出器集
合体、26,60…アニュラス部予防保全装置、26
a,60a…固定部、26b,60b…ポール、26
c,60c…ヘッド、26d,27e,60d,61d
…制御盤、27,61…シュラウド内部予防保全工事装
置、27a,61a…垂直支持柱、27b,61b…水
平支持板、27c,61c…アーム、27d,61d…
ヘッド、28,62…シュラウドモジュール、28a,
57a,62a,68a…新シュラウド上部フランジ、
28b,57b,62b,68b…新シュラウド上部
胴、28c,57c,62d,68d…新炉心スプレイ
スパージャ、28d,57d,62e,68e…新スパ
ージャブラケット、28e,57e,62f,68f…
新スリーブ、28f,57f,62g,68g…新カラ
ー、28g,57h,62h,68i…ブラケット、2
8h,57i…窪み、28i…リング、29…シュラウ
ドモジュール吊り具、30…シュラウドモジュール吊り
込み用ガイド、31…振り下げまたはレーザ光、32…
ターゲット、33…シュラウドモジュール位置調整装
置、34,35…固定用クランプ、36…作業用プラッ
トホーム、37…固定用クランプ締結治具、38…潜水
作業用遮蔽体、39…気中作業用炉壁遮蔽体、40…ク
ラッド飛散防止シート、41…シュラウドモジュール据
付作業足場、42…新上部格子板、43…上部格子板位
置測定装置、44…新炉心スプレイ配管、44e…スリ
ーブ、44f…シール、45…新給水スパージャ、46
…新案内棒、47…締結カバー、48…カバー締付ボル
ト、49…カバー締付ナット、50…新ドライチューブ
・LPRM検出器集合体、51…細断装置、52…除染
装置、52a…除染装置本体、52b…制御装置、52
c…ケーブル、52d…高圧ホース、52e…高圧ポン
プ、53…炉水浄化装置、54…放射性クラッド拡散防
止隔壁板、55…上部格子板据付作業足場、56…シュ
ラウドモジュール・上部格子板据付作業足場、57…上
部格子板一体型シュラウドモジュール、57g,68h
…新上部格子板、58…上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール据付作業足場、59…貫通孔、62c,68c
…新シュラウド中間フランジ、62i,68j…取付
穴、62j…ねじ穴、63…取付ボルト、64…取付ナ
ット、65,67…くさび、66…くさび固定用ねじ、
68…上部格子板一体型シュラウドモジュール、69…
シュラウド変形拘束治具、69a…中央構造体、69b
…支持脚、70…蒸気乾燥器シールド、71…新ジェッ
トポンプ、71a…新ジェットポンプディフューザ、7
1b…新ジェットポンプライザ管、71c…新ジェット
ポンプインレットミキサ、72…新ジェットポンプディ
フューザ位置合わせ治具、73…新ジェットポンプディ
フューザ溶接装置、74…新ジェットポンプライザ管位
置合わせ治具、75…新ジェットポンプライザ管溶接装
置、76…新ジェットポンプ位置測定装置。
ラウド上部フランジ、2b…シュラウド上部胴、2c…
シュラウド中間フランジ、2d…シュラウド中間胴、2
e…シュラウド下部フランジ、3…シュラウドサポート
シリンダ、4…シュラウドサポートレグ、5…上部格子
板、6…炉心支持板、7…ジェットポンプ、7a…ジェ
ットポンプディフューザ、7b…ジェットポンプライザ
管、7c…ジェットポンプインレットミキサ、8…バッ
フルプレート、9…制御棒、10…燃料、11…案内
棒、12…炉心スプレイ配管、12a,44a…エルボ
ー、12b,44b…立ち上がり管、12c,44c…
鉛直管、13…給水スパージャ、14…差圧検出・ホウ
酸水注入配管、15…蒸気乾燥器、16…気水分離器兼
シュラウドヘッド、17…アニュラス部、18…炉心ス
プレイスパージャ、19…スパージャブラケット、2
0,44e…スリーブ、21,44d…カラー、22…
原子炉圧力容器上蓋、23…原子炉ウェル、24…機器
貯蔵プール、25…ドライチューブ・LPRM検出器集
合体、26,60…アニュラス部予防保全装置、26
a,60a…固定部、26b,60b…ポール、26
c,60c…ヘッド、26d,27e,60d,61d
…制御盤、27,61…シュラウド内部予防保全工事装
置、27a,61a…垂直支持柱、27b,61b…水
平支持板、27c,61c…アーム、27d,61d…
ヘッド、28,62…シュラウドモジュール、28a,
57a,62a,68a…新シュラウド上部フランジ、
28b,57b,62b,68b…新シュラウド上部
胴、28c,57c,62d,68d…新炉心スプレイ
スパージャ、28d,57d,62e,68e…新スパ
ージャブラケット、28e,57e,62f,68f…
新スリーブ、28f,57f,62g,68g…新カラ
ー、28g,57h,62h,68i…ブラケット、2
8h,57i…窪み、28i…リング、29…シュラウ
ドモジュール吊り具、30…シュラウドモジュール吊り
込み用ガイド、31…振り下げまたはレーザ光、32…
ターゲット、33…シュラウドモジュール位置調整装
置、34,35…固定用クランプ、36…作業用プラッ
トホーム、37…固定用クランプ締結治具、38…潜水
作業用遮蔽体、39…気中作業用炉壁遮蔽体、40…ク
ラッド飛散防止シート、41…シュラウドモジュール据
付作業足場、42…新上部格子板、43…上部格子板位
置測定装置、44…新炉心スプレイ配管、44e…スリ
ーブ、44f…シール、45…新給水スパージャ、46
…新案内棒、47…締結カバー、48…カバー締付ボル
ト、49…カバー締付ナット、50…新ドライチューブ
・LPRM検出器集合体、51…細断装置、52…除染
装置、52a…除染装置本体、52b…制御装置、52
c…ケーブル、52d…高圧ホース、52e…高圧ポン
プ、53…炉水浄化装置、54…放射性クラッド拡散防
止隔壁板、55…上部格子板据付作業足場、56…シュ
ラウドモジュール・上部格子板据付作業足場、57…上
部格子板一体型シュラウドモジュール、57g,68h
…新上部格子板、58…上部格子板一体型シュラウドモ
ジュール据付作業足場、59…貫通孔、62c,68c
…新シュラウド中間フランジ、62i,68j…取付
穴、62j…ねじ穴、63…取付ボルト、64…取付ナ
ット、65,67…くさび、66…くさび固定用ねじ、
68…上部格子板一体型シュラウドモジュール、69…
シュラウド変形拘束治具、69a…中央構造体、69b
…支持脚、70…蒸気乾燥器シールド、71…新ジェッ
トポンプ、71a…新ジェットポンプディフューザ、7
1b…新ジェットポンプライザ管、71c…新ジェット
ポンプインレットミキサ、72…新ジェットポンプディ
フューザ位置合わせ治具、73…新ジェットポンプディ
フューザ溶接装置、74…新ジェットポンプライザ管位
置合わせ治具、75…新ジェットポンプライザ管溶接装
置、76…新ジェットポンプ位置測定装置。
Claims (15)
- 【請求項1】原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上に取
付けられた蒸気乾燥器,シュラウドヘッド兼気水分離器
等の機器を順次取外し、さらに前記炉心シュラウド内の
燃料集合体,ドライチューブ・LPRM検出器集合体等
を取外し、次に、炉心スプレイ配管,給水スパージャお
よび案内棒を機械的手段または熱的手段等により前記炉
心シュラウドおよび前記原子炉圧力容器より取外し、次
に上部格子板を機械的手段または熱的手段等により前記
炉心シュラウドより取外し、前記シュラウドの上部胴を
炉心スプレイスパージャよりも下方にて周状に機械的手
段または熱的手段等により切断して炉心スプレイスパー
ジャと一体で取外し、次に既に取外した上部格子板,炉
心スプレイ配管,給水スパージャ,案内棒,炉心スプレ
イスパージャを一体化したシュラウド上部構造物をそれ
ぞれ新規製作の構造物と取替えることを特徴とする炉内
構造物取替方法。 - 【請求項2】原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上に取
付けられた蒸気乾燥器,シュラウドヘッド兼気水分離器
等の機器を順次取外し、さらに前記炉心シュラウド内の
燃料集合体,ドライチューブ・LPRM検出器集合体等
を取外し、次に、炉心スプレイ配管,給水スパージャお
よび案内棒を機械的手段または熱的手段等により前記炉
心シュラウドおよび前記原子炉圧力容器より取外し、次
に上部格子板を機械的手段または熱的手段等により前記
炉心シュラウドより取外し、前記シュラウドの上部胴を
炉心スプレイスパージャよりも下方にて周状に機械的手
段または熱的手段等により切断して炉心スプレイスパー
ジャと一体で取外し、次に既に取外した炉心スプレイ配
管,給水スパージャ,案内棒,炉心スプレイスパージャ
を一体化したシュラウド上部構造物をそれぞれ新規製作
の構造物と取替え、上部格子板は取外したものを再使用
することを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項3】原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上に取
付けられた蒸気乾燥器,シュラウドヘッド兼気水分離器
等の機器を順次取外し、さらに前記炉心シュラウド内の
燃料集合体,ドライチューブ・LPRM検出器集合体等
を取外し、次に、炉心スプレイ配管,給水スパージャお
よび案内棒を機械的手段または熱的手段等により前記炉
心シュラウドおよび前記原子炉圧力容器より取外し、次
に上部格子板を機械的手段または熱的手段等により前記
炉心シュラウドより取外し、前記シュラウドの中間胴を
製作時の中間フランジとの溶接による熱影響部よりも下
方にて周状に機械的手段または熱的手段等により切断し
て炉心スプレイスパージャと一体で取外し、次に既に取
外した上部格子板,炉心スプレイ配管,給水スパージ
ャ,案内棒,炉心スプレイスパージャを一体化したシュ
ラウド上部構造物をそれぞれ新規製作の構造物と取替え
ることを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項4】原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上に取
付けられた蒸気乾燥器,シュラウドヘッド兼気水分離器
等の機器を順次取外し、さらに前記炉心シュラウド内の
燃料集合体,ドライチューブ・LPRM検出器集合体等
を取外し、次に、炉心スプレイ配管,給水スパージャお
よび案内棒を機械的手段または熱的手段等により前記炉
心シュラウドおよび前記原子炉圧力容器より取外し、次
に上部格子板を機械的手段または熱的手段等により前記
炉心シュラウドより取外し、前記シュラウドの中間胴を
製作時の中間フランジとの溶接による熱影響部よりも下
方にて周状に機械的手段または熱的手段等により切断し
て炉心スプレイスパージャと一体で取外し、次に既に取
外した炉心スプレイ配管,給水スパージャ,案内棒,炉
心スプレイスパージャを一体化したシュラウド上部構造
物をそれぞれ新規製作の構造物と取替え、上部格子板は
取外したものを再使用することを特徴とする炉内構造物
取替方法。 - 【請求項5】請求項3または請求項4において、シュラ
ウド上部構造物を炉心スプレイスパージャと一体で取出
した後、新規のシュラウド上部構造物を据付けるまでの
間に、ジェットポンプの一部あるいは全部を交換するこ
とを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項5において、新規製
作の炉心スプレイスパージャと一体化したシュラウド上
部構造物を既存のシュラウドに接合復旧する際に、機械
的接合方法を用いることを特徴とする炉内構造物取替方
法。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6において、炉心ス
プレイ配管を復旧する場合に、少なくとも配管の一部に
おいて機械的締結用機構が用いられていることを特徴と
する炉内構造物取替方法。 - 【請求項8】請求項1ないし請求項7において、上部格
子板と炉心スプレイスパージャと、シュラウド上部構造
物があらかじめ原子炉圧力容器外で一体化されて据付け
られることを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項9】請求項1ないし請求項8において、炉内構
造物の切断が開始され新規炉内構造物が据付け復旧され
る間のいずれかの時期に、取替えられない構造物あるい
は原子炉圧力容器内面に対してウォータジェットピーニ
ング,ショットピーニング,レーザピーニング,ワイヤ
ピーニング,貴金属コーティングのうちの一、あるいは
複数の予防保全措置あるいは補修あるいはその双方を実
施することを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項10】請求項1ないし請求項9において、新規
製作構造物の据付けを開始するまでに、原子炉圧力容器
内壁表面の放射化クラッドを除去する機械除染あるいは
化学除染あるいはその双方を実施し、新規製作構造物の
据付けは、原子炉圧力容器内気中環境で作業員が近接し
て実施することを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項11】請求項1ないし請求項10において、取
出された蒸気乾燥器、シュラウドヘッド兼気水分離器
は、機器貯蔵プール内で積重ねて配置し、機器貯蔵プー
ル内の空いたスペースに炉内から取出された構造物を仮
置きし、炉内へ復旧しない構造物は機器貯蔵プール内で
細断・キャスク詰めをすることを特徴とする炉内構造物
取替方法。 - 【請求項12】原子炉圧力容器内の炉心シュラウド上に
取付けられた蒸気乾燥器,シュラウドヘッド兼気水分離
器等の機器、前記炉心シュラウド内の燃料集合体,ドラ
イチューブ・LPRM検出器集合体等の機器を取外し、
次に炉心スプレイ配管,給水スパージャ案内棒及び上部
格子板を前記炉心シュラウドおよび前記原子炉圧力容器
から取外し、前記シュラウドの上部胴を炉心スプレイス
パージャよりも下方にて周状に切断して炉心スプレイス
パージャと共に取外すことを特徴とする炉内構造物取替
方法。 - 【請求項13】請求項12において、前記シュラウドの
上部胴を炉心スプレイスパージャよりも下方にて周状に
切断して炉心スプレイスパージャと共に取外した後に、
新規に製作した上部格子板,炉心スプレイ配管,給水ス
パージャ,案内棒及び炉心スプレイスパージャを取り付
けることを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項14】請求項13において、新規製作の上部格
子板,炉心スプレイ配管,給水スパージャ,案内棒及び
炉心スプレイスパージャを一体でシュラウド内に搬入す
ることを特徴とする炉内構造物取替方法。 - 【請求項15】請求項13及び14において、上部格子
板は前記炉心シュラウドから取外した物を用いることを
特徴とする炉内構造物取替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110457A JP2000304890A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 炉内構造物取替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110457A JP2000304890A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 炉内構造物取替方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000304890A true JP2000304890A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14536204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11110457A Pending JP2000304890A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 炉内構造物取替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000304890A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3471295B2 (ja) | 2000-06-08 | 2003-12-02 | 株式会社東芝 | 炉心スプレイスパージャの取替方法 |
| JP2008232678A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Toshiba Corp | 炉心シュラウド取替方法 |
| JP2010043995A (ja) * | 2008-08-15 | 2010-02-25 | Toshiba Corp | シュラウドヘッドの補修方法 |
| CN103495289A (zh) * | 2013-09-02 | 2014-01-08 | 中石化宁波工程有限公司 | 对二甲苯装置吸附塔换剂检修施工工艺 |
| WO2022004089A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気発生器の分解方法 |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11110457A patent/JP2000304890A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022011879A (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 三菱重工業株式会社 | 蒸気発生器の分解方法 |
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