JP2000306845A - マグネトロンプラズマ処理装置および処理方法 - Google Patents
マグネトロンプラズマ処理装置および処理方法Info
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- JP2000306845A JP2000306845A JP11110423A JP11042399A JP2000306845A JP 2000306845 A JP2000306845 A JP 2000306845A JP 11110423 A JP11110423 A JP 11110423A JP 11042399 A JP11042399 A JP 11042399A JP 2000306845 A JP2000306845 A JP 2000306845A
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J37/00—Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
- H01J37/32—Gas-filled discharge tubes
- H01J37/32431—Constructional details of the reactor
- H01J37/3266—Magnetic control means
- H01J37/32669—Particular magnets or magnet arrangements for controlling the discharge
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10P72/00—Handling or holding of wafers, substrates or devices during manufacture or treatment thereof
- H10P72/04—Apparatus for manufacture or treatment
- H10P72/0402—Apparatus for fluid treatment
- H10P72/0418—Apparatus for fluid treatment for etching
- H10P72/0421—Apparatus for fluid treatment for etching for drying etching
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Drying Of Semiconductors (AREA)
- Plasma Technology (AREA)
- ing And Chemical Polishing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ
状態を形成することができ、チャージアップダメージ等
を有効に防止することができるプラズマ処理装置および
処理方法を提供すること。 【解決手段】 被処理基板30が装入され、真空に保持可
能なチャンバー1と、チャンバー1内に互いに対向して設
けられた一対の電極2,16と、これら一対の電極の間に電
界を形成する電源10と、チャンバー1内に処理ガスを供
給する処理ガス供給系15と、一対の電極2,16間の処理空
間に、電界方向と直交しかつ一方向に向かう磁場を形成
するリング磁石21と、リング磁石21を、磁場形成状態
と、少なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無
磁場状態との間で切り換える切換機構26とを具備し、処
理空間に電極2,16に対して平行に被処理基板が配置され
て、マグネトロンプラズマ処理が施される。
状態を形成することができ、チャージアップダメージ等
を有効に防止することができるプラズマ処理装置および
処理方法を提供すること。 【解決手段】 被処理基板30が装入され、真空に保持可
能なチャンバー1と、チャンバー1内に互いに対向して設
けられた一対の電極2,16と、これら一対の電極の間に電
界を形成する電源10と、チャンバー1内に処理ガスを供
給する処理ガス供給系15と、一対の電極2,16間の処理空
間に、電界方向と直交しかつ一方向に向かう磁場を形成
するリング磁石21と、リング磁石21を、磁場形成状態
と、少なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無
磁場状態との間で切り換える切換機構26とを具備し、処
理空間に電極2,16に対して平行に被処理基板が配置され
て、マグネトロンプラズマ処理が施される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板に対してマグネトロンプラズマによる処理を行うマ
グネトロンプラズマ処理装置および処理方法に関する。
基板に対してマグネトロンプラズマによる処理を行うマ
グネトロンプラズマ処理装置および処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、比較的低圧雰囲気にて高密度のプ
ラズマを生成して微細加工のエッチングを行うマグネト
ロンプラズマエッチング装置が実用化されている。この
装置は、永久磁石をチャンバーの上方に配置し、永久磁
石から漏洩した磁場を半導体ウエハに対して水平に印加
するとともに、これに直交する高周波電界を印加して、
その際に生じる電子のドリフト運動を利用して極めて高
効率でエッチングするものである。
ラズマを生成して微細加工のエッチングを行うマグネト
ロンプラズマエッチング装置が実用化されている。この
装置は、永久磁石をチャンバーの上方に配置し、永久磁
石から漏洩した磁場を半導体ウエハに対して水平に印加
するとともに、これに直交する高周波電界を印加して、
その際に生じる電子のドリフト運動を利用して極めて高
効率でエッチングするものである。
【0003】このようなマグネトロンプラズマにおいて
は、電子のドリフト運動に寄与するのは電界に垂直な磁
場、すなわち半導体ウエハに対して水平な磁場である
が、上記装置では必ずしも均一な水平磁場が形成されて
いないことから、プラズマの均一性が十分ではなく、エ
ッチング速度の不均一や、チャージアップダメージ等が
生じるという問題がある。
は、電子のドリフト運動に寄与するのは電界に垂直な磁
場、すなわち半導体ウエハに対して水平な磁場である
が、上記装置では必ずしも均一な水平磁場が形成されて
いないことから、プラズマの均一性が十分ではなく、エ
ッチング速度の不均一や、チャージアップダメージ等が
生じるという問題がある。
【0004】このような問題を回避するために、チャン
バー内の処理空間において半導体ウエハに対して一様な
水平磁場を形成することが要望されており、そのような
磁場を発生することができる磁石としてダイポールリン
グ磁石が知られている。図7に示すように、このダイポ
ールリング磁石102は、チャンバー101の外側に複
数の異方性セグメント柱状磁石103をリング状に配置
したものであり、これら複数のセグメント柱状磁石2の
磁化の方向を少しずつずらして全体として一様な水平磁
場Bを形成するものである。なお、図7は装置を上から
見た図(平面図)であり、磁場方向の基端側をN、先端
側をS、これらから90°の位置をEおよびWで示して
いる。また、図7において、参照符号100は半導体ウ
エハである。
バー内の処理空間において半導体ウエハに対して一様な
水平磁場を形成することが要望されており、そのような
磁場を発生することができる磁石としてダイポールリン
グ磁石が知られている。図7に示すように、このダイポ
ールリング磁石102は、チャンバー101の外側に複
数の異方性セグメント柱状磁石103をリング状に配置
したものであり、これら複数のセグメント柱状磁石2の
磁化の方向を少しずつずらして全体として一様な水平磁
場Bを形成するものである。なお、図7は装置を上から
見た図(平面図)であり、磁場方向の基端側をN、先端
側をS、これらから90°の位置をEおよびWで示して
いる。また、図7において、参照符号100は半導体ウ
エハである。
【0005】ところで、このようなダイポールリング磁
石においては、従来の磁場発生装置に比較して磁場の均
一性が格段に良好になってはいるものの、このダイポー
ルリング磁石によって形成される水平磁場は、NからS
の一方向のみを向いている水平磁場であるため、このま
までは電子はドリフト運動を行って一方向に進み、プラ
ズマ密度の不均一を生じる。すなわち、電子は、電界と
磁界との外積方向、つまり電界が上から下に向かって形
成されている場合には、EからWに向かってドリフト運
動を行って進むため、E側ではプラズマ密度が低く、W
側でプラズマ密度が高いという不均一が生じる。そし
て、このようなプラズマ密度の不均一が生じると、エッ
チングによりホールが形成された際にチャージアップダ
メージを生ずるおそれがある。
石においては、従来の磁場発生装置に比較して磁場の均
一性が格段に良好になってはいるものの、このダイポー
ルリング磁石によって形成される水平磁場は、NからS
の一方向のみを向いている水平磁場であるため、このま
までは電子はドリフト運動を行って一方向に進み、プラ
ズマ密度の不均一を生じる。すなわち、電子は、電界と
磁界との外積方向、つまり電界が上から下に向かって形
成されている場合には、EからWに向かってドリフト運
動を行って進むため、E側ではプラズマ密度が低く、W
側でプラズマ密度が高いという不均一が生じる。そし
て、このようなプラズマ密度の不均一が生じると、エッ
チングによりホールが形成された際にチャージアップダ
メージを生ずるおそれがある。
【0006】このため、ダイポールリング磁石をその周
方向に沿って回転させて電子のドリフト運動の向きを変
化させることでプラズマ密度の均一化を図っている。
方向に沿って回転させて電子のドリフト運動の向きを変
化させることでプラズマ密度の均一化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにダイポールリング磁石を回転させることにより、マ
グネトロンプラズマエッチング処理の際のプラズマ密度
の均一性をある程度向上させることができ、所望のプラ
ズマ処理を実施することができるものの、チャージアッ
プダメージはエッチングにより一部のコンタクトホール
が形成された後から全てのエッチングが完了するまでの
間のウエハ上の電子の偏在により生じるものであるた
め、ダイポールリング磁石を回転させるだけではチャー
ジアップダメージを有効に防止することができない。す
なわち、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ状
態を形成する必要があるが、このようなことは未だ達成
されていない。
うにダイポールリング磁石を回転させることにより、マ
グネトロンプラズマエッチング処理の際のプラズマ密度
の均一性をある程度向上させることができ、所望のプラ
ズマ処理を実施することができるものの、チャージアッ
プダメージはエッチングにより一部のコンタクトホール
が形成された後から全てのエッチングが完了するまでの
間のウエハ上の電子の偏在により生じるものであるた
め、ダイポールリング磁石を回転させるだけではチャー
ジアップダメージを有効に防止することができない。す
なわち、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ状
態を形成する必要があるが、このようなことは未だ達成
されていない。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ
状態を形成することができ、チャージアップダメージ等
を有効に防止することができるプラズマ処理装置および
処理方法を提供することを目的とする。
であって、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ
状態を形成することができ、チャージアップダメージ等
を有効に防止することができるプラズマ処理装置および
処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点によれば、真空に保持可能なチ
ャンバーと、前記チャンバー内に互いに対向して設けら
れ、その間に被処理基板が配置される一対の電極と、こ
れら一対の電極の間に電界を形成する電界形成手段と、
チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段
と、前記一対の電極間に、電界方向と直交しかつ一方向
に向かう磁場を形成する磁場形成手段と、前記磁場形成
手段を、磁場形成状態と、前記電極間の少なくとも基板
配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態との間で切
り換える切換手段とを具備し、前記処理空間に電極に対
して平行に被処理基板が配置されて、マグネトロンプラ
ズマ処理が施されることを特徴とするマグネトロンプラ
ズマ処理装置が提供される。
に、本発明の第1の観点によれば、真空に保持可能なチ
ャンバーと、前記チャンバー内に互いに対向して設けら
れ、その間に被処理基板が配置される一対の電極と、こ
れら一対の電極の間に電界を形成する電界形成手段と、
チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段
と、前記一対の電極間に、電界方向と直交しかつ一方向
に向かう磁場を形成する磁場形成手段と、前記磁場形成
手段を、磁場形成状態と、前記電極間の少なくとも基板
配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態との間で切
り換える切換手段とを具備し、前記処理空間に電極に対
して平行に被処理基板が配置されて、マグネトロンプラ
ズマ処理が施されることを特徴とするマグネトロンプラ
ズマ処理装置が提供される。
【0010】このような構成により、高効率なプラズマ
処理を行いたい段階では磁場形成手段を磁場形成状態と
してマグネトロンプラズマ処理を行い、チャージアップ
ダメージ等が懸念され、処理の均一性が重視される段階
では、切換手段により磁場形成手段を電極間の少なくと
も基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態に切
り換えてプラズマ処理を行うことができるので、プラズ
マ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を形成するこ
とができ、チャージアップダメージ等を有効に防止する
ことができる。
処理を行いたい段階では磁場形成手段を磁場形成状態と
してマグネトロンプラズマ処理を行い、チャージアップ
ダメージ等が懸念され、処理の均一性が重視される段階
では、切換手段により磁場形成手段を電極間の少なくと
も基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態に切
り換えてプラズマ処理を行うことができるので、プラズ
マ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を形成するこ
とができ、チャージアップダメージ等を有効に防止する
ことができる。
【0011】上記装置において、処理途中に、前記磁場
形成手段を前記磁場形成状態にしたマグネトロンプラズ
マ処理から、前記磁場形成手段を前記無磁場状態にした
プラズマ処理へ、所定のタイミングで切り換えるように
前記切換手段を制御する制御手段をさらに具備すること
ができる。これにより、予め設定されたタイミングで自
動的に磁場形成手段を磁場形成状態から無磁場状態へ切
り換えることができる。
形成手段を前記磁場形成状態にしたマグネトロンプラズ
マ処理から、前記磁場形成手段を前記無磁場状態にした
プラズマ処理へ、所定のタイミングで切り換えるように
前記切換手段を制御する制御手段をさらに具備すること
ができる。これにより、予め設定されたタイミングで自
動的に磁場形成手段を磁場形成状態から無磁場状態へ切
り換えることができる。
【0012】上記装置において、前記磁場形成手段を、
永久磁石からなる複数のセグメント磁石を前記チャンバ
ーの周囲にリング状に配置してなるリング磁石を有する
ものとすることができる。これにより、基板配置部分に
十分に大きな磁場を形成することができ、より高効率の
マグネトロンプラズマ処理を行うことができる。この場
合に、前記切換手段は、前記リング磁石をダイポール状
態とマルチポール状態との間で切り換えて、前記磁場形
成状態と前記無磁場状態とを実現するように構成するこ
とができ、さらには、前記切換手段は、前記リング磁石
を構成する各セグメント磁石の磁極を切り換える機構を
有しているものとすることができる。このように、各セ
グメント磁石の磁極を切り換えてダイポール状態からマ
ルチポール状態にすることにより、容易に磁場形成状態
から無磁場状態に切り換えることができる。また、マル
チポール状態では、基板配置部分では実質的に無磁場状
態であるが、基板配置部分の周囲には磁場が形成されて
いるようにすることができ、この場合にはこの周囲の磁
場がプラズマ閉じ込め作用を奏することができる。
永久磁石からなる複数のセグメント磁石を前記チャンバ
ーの周囲にリング状に配置してなるリング磁石を有する
ものとすることができる。これにより、基板配置部分に
十分に大きな磁場を形成することができ、より高効率の
マグネトロンプラズマ処理を行うことができる。この場
合に、前記切換手段は、前記リング磁石をダイポール状
態とマルチポール状態との間で切り換えて、前記磁場形
成状態と前記無磁場状態とを実現するように構成するこ
とができ、さらには、前記切換手段は、前記リング磁石
を構成する各セグメント磁石の磁極を切り換える機構を
有しているものとすることができる。このように、各セ
グメント磁石の磁極を切り換えてダイポール状態からマ
ルチポール状態にすることにより、容易に磁場形成状態
から無磁場状態に切り換えることができる。また、マル
チポール状態では、基板配置部分では実質的に無磁場状
態であるが、基板配置部分の周囲には磁場が形成されて
いるようにすることができ、この場合にはこの周囲の磁
場がプラズマ閉じ込め作用を奏することができる。
【0013】上記装置において、前記リング磁石を前記
チャンバーの円周方向に沿って回転させる回転手段をさ
らに具備することができる。これによりマグネトロンプ
ラズマ処理の際のプラズマ密度の均一性を向上させるこ
とができる。
チャンバーの円周方向に沿って回転させる回転手段をさ
らに具備することができる。これによりマグネトロンプ
ラズマ処理の際のプラズマ密度の均一性を向上させるこ
とができる。
【0014】本発明の第2の観点によれば、一対の電極
間の処理空間に被処理基板を配置し、前記電極間に電界
を形成するとともに、電界方向と直交しかつ一方向に向
かう磁場を形成して前記基板にマグネトロンプラズマ処
理を施す第1工程と、前記第1工程の後、前記処理空間
を実質的に無磁場状態に切り換えてプラズマ処理を施す
第2工程とを有することを特徴とするマグネトロンプラ
ズマ処理方法が提供される。
間の処理空間に被処理基板を配置し、前記電極間に電界
を形成するとともに、電界方向と直交しかつ一方向に向
かう磁場を形成して前記基板にマグネトロンプラズマ処
理を施す第1工程と、前記第1工程の後、前記処理空間
を実質的に無磁場状態に切り換えてプラズマ処理を施す
第2工程とを有することを特徴とするマグネトロンプラ
ズマ処理方法が提供される。
【0015】このような構成により、高効率なプラズマ
処理を行いたい段階では電界方向と直交しかつ一方向に
向かう磁場を形成して前記基板にマグネトロンプラズマ
処理を施し、その後のチャージアップダメージ等が懸念
され、処理の均一性が重視される段階では、電極間の少
なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状
態にしてプラズマ処理を行うことができるので、プラズ
マ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を形成するこ
とができ、チャージアップダメージ等を有効に防止する
ことができる。
処理を行いたい段階では電界方向と直交しかつ一方向に
向かう磁場を形成して前記基板にマグネトロンプラズマ
処理を施し、その後のチャージアップダメージ等が懸念
され、処理の均一性が重視される段階では、電極間の少
なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状
態にしてプラズマ処理を行うことができるので、プラズ
マ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を形成するこ
とができ、チャージアップダメージ等を有効に防止する
ことができる。
【0016】この場合に、前記第2工程への切換は、前
記第1工程により基板処理が処理全体の50〜90%終
了した段階で実施するようにすることができる。これに
より、チャージアップダメージが懸念されるプラズマ処
理の最終段階で基板配置部分を確実に無磁場状態とする
ことができる。
記第1工程により基板処理が処理全体の50〜90%終
了した段階で実施するようにすることができる。これに
より、チャージアップダメージが懸念されるプラズマ処
理の最終段階で基板配置部分を確実に無磁場状態とする
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係るマグネトロンプラズマエッチング装置を示
す断面図である。このエッチング装置は、気密に構成さ
れ、小径の上部1aと大径の下部1bとからなる段つき
円筒状をなし、壁部が例えばアルミニウム製のチャンバ
ー1を有している。このチャンバー1内には、被処理体
である半導体ウエハ30基板を水平に支持する支持テー
ブル2が設けられている。支持テーブル2は例えばアル
ミニウムで構成されており、絶縁板3を介して導体の支
持台4に支持されている。また、支持テーブル2の上方
の外周には導電性材料、例えば単結晶シリコンで形成さ
れたフォーカスリング5が設けられている。上記支持テ
ーブル2と支持台4は、ボールねじ7を含むボールねじ
機構により昇降可能となっており、支持台4の下方の駆
動部分は、ステンレス鋼(SUS)製のベローズ8で覆
われている。チャンバー1は接地されており、また支持
テーブル2の中には冷媒流路(図示せず)が設けられて
冷却可能となっている。また、ベローズ8の外側にはベ
ローズカバー9が設けられている。
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係るマグネトロンプラズマエッチング装置を示
す断面図である。このエッチング装置は、気密に構成さ
れ、小径の上部1aと大径の下部1bとからなる段つき
円筒状をなし、壁部が例えばアルミニウム製のチャンバ
ー1を有している。このチャンバー1内には、被処理体
である半導体ウエハ30基板を水平に支持する支持テー
ブル2が設けられている。支持テーブル2は例えばアル
ミニウムで構成されており、絶縁板3を介して導体の支
持台4に支持されている。また、支持テーブル2の上方
の外周には導電性材料、例えば単結晶シリコンで形成さ
れたフォーカスリング5が設けられている。上記支持テ
ーブル2と支持台4は、ボールねじ7を含むボールねじ
機構により昇降可能となっており、支持台4の下方の駆
動部分は、ステンレス鋼(SUS)製のベローズ8で覆
われている。チャンバー1は接地されており、また支持
テーブル2の中には冷媒流路(図示せず)が設けられて
冷却可能となっている。また、ベローズ8の外側にはベ
ローズカバー9が設けられている。
【0018】支持テーブル2には、マッチングボックス
11を介してRF電源10が接続されている。RF電源
10からは例えば13.56MHzの高周波電力が支持
テーブル2に供給されるようになっている。一方、支持
テーブル2に対向してその上方には後述するシャワーヘ
ッド16が互いに平行に設けられており、このシャワー
ヘッド16は接地されている。したがって、これらは一
対の電極として機能する。
11を介してRF電源10が接続されている。RF電源
10からは例えば13.56MHzの高周波電力が支持
テーブル2に供給されるようになっている。一方、支持
テーブル2に対向してその上方には後述するシャワーヘ
ッド16が互いに平行に設けられており、このシャワー
ヘッド16は接地されている。したがって、これらは一
対の電極として機能する。
【0019】支持テーブル2の表面上には半導体ウエハ
30を静電吸着するための静電チャック6が設けられて
いる。この静電チャック6は絶縁体6bの間に電極6a
が介在されて構成されており、電極6aには直流電源1
2が接続されている。そして電極6aに電源12から電
圧が印加されることにより、クーロン力によって半導体
ウエハ30が吸着される。
30を静電吸着するための静電チャック6が設けられて
いる。この静電チャック6は絶縁体6bの間に電極6a
が介在されて構成されており、電極6aには直流電源1
2が接続されている。そして電極6aに電源12から電
圧が印加されることにより、クーロン力によって半導体
ウエハ30が吸着される。
【0020】支持テーブル2の内部には、図示しない冷
媒流路が形成されており、その中に適宜の冷媒を循環さ
せることによって、半導体ウエハ30を所定の温度に制
御可能となっている。また、フォーカスリング5の外側
にはバッフル板13が設けられている。バッフル板13
は支持台4、ベローズ8を通してチャンバー1と導通し
ている。
媒流路が形成されており、その中に適宜の冷媒を循環さ
せることによって、半導体ウエハ30を所定の温度に制
御可能となっている。また、フォーカスリング5の外側
にはバッフル板13が設けられている。バッフル板13
は支持台4、ベローズ8を通してチャンバー1と導通し
ている。
【0021】チャンバー1の天壁部分には、支持テーブ
ル2に対向するようにシャワーヘッド16が設けられて
いる。シャワーヘッド16は、その下面に多数のガス吐
出孔18が設けられており、かつその上部にガス導入部
16aを有している。そして、その内部には空間17が
形成されている。ガス導入部16aにはガス供給配管1
5aが接続されており、このガス供給配管15aの他端
には、エッチング用の反応ガスおよび希釈ガスからなる
処理ガスを供給する処理ガス供給系15が接続されてい
る。反応ガスとしては、ハロゲン系のガスや、希釈ガス
としては、Arガス、Heガス等、通常この分野で用い
られるガスを用いることができる。
ル2に対向するようにシャワーヘッド16が設けられて
いる。シャワーヘッド16は、その下面に多数のガス吐
出孔18が設けられており、かつその上部にガス導入部
16aを有している。そして、その内部には空間17が
形成されている。ガス導入部16aにはガス供給配管1
5aが接続されており、このガス供給配管15aの他端
には、エッチング用の反応ガスおよび希釈ガスからなる
処理ガスを供給する処理ガス供給系15が接続されてい
る。反応ガスとしては、ハロゲン系のガスや、希釈ガス
としては、Arガス、Heガス等、通常この分野で用い
られるガスを用いることができる。
【0022】このような処理ガスが、処理ガス供給系1
5から処理ガスがガス供給配管15a、ガス導入部16
aを介してシャワーヘッド16の空間17に至り、ガス
吐出孔18から吐出され、半導体ウエハ30に形成され
た膜がエッチングされる。
5から処理ガスがガス供給配管15a、ガス導入部16
aを介してシャワーヘッド16の空間17に至り、ガス
吐出孔18から吐出され、半導体ウエハ30に形成され
た膜がエッチングされる。
【0023】処理室1の下部1bの側壁には、排気ポー
ト19が形成されており、この排気ポート19には排気
系20が接続されている。そして排気系20に設けられ
た真空ポンプを作動させることによりチャンバー1内を
所定の真空度まで減圧することができるようになってい
る。一方、処理室1の下部1bの側壁上側には、ウエハ
30の搬入出口を開閉するゲートバルブ24が設けられ
ている。
ト19が形成されており、この排気ポート19には排気
系20が接続されている。そして排気系20に設けられ
た真空ポンプを作動させることによりチャンバー1内を
所定の真空度まで減圧することができるようになってい
る。一方、処理室1の下部1bの側壁上側には、ウエハ
30の搬入出口を開閉するゲートバルブ24が設けられ
ている。
【0024】一方、チャンバー1の上部1aの周囲に
は、同心状に、リング磁石21が配置されており、支持
テーブル2とシャワーヘッド16との間の空間に磁界を
形成するようになっている。このリング磁石21は、回
転機構25により回転可能となっている。また、リング
磁石21は、後述するように、切換機構26により磁場
形成状態と、半導体ウエハ配置部分が実質的に無磁場と
なる無磁場状態との間で切換可能となっている。回転機
構25および切換機構26は、制御装置27により制御
可能となっている。
は、同心状に、リング磁石21が配置されており、支持
テーブル2とシャワーヘッド16との間の空間に磁界を
形成するようになっている。このリング磁石21は、回
転機構25により回転可能となっている。また、リング
磁石21は、後述するように、切換機構26により磁場
形成状態と、半導体ウエハ配置部分が実質的に無磁場と
なる無磁場状態との間で切換可能となっている。回転機
構25および切換機構26は、制御装置27により制御
可能となっている。
【0025】リング磁石21は、図2の水平断面図に示
すように、永久磁石からなる複数のセグメント磁石22
が図示しない支持部材により支持された状態でリング状
に配置されて構成されている。この例では、16個のセ
グメント磁石22がリング状(同心円状)に配置されて
いる。しかし、セグメント磁石の数はこの例に限定され
るものではない。また、その断面形状もこの例のように
長方形に限らず、円、正方形、台形等、任意の形状を採
用することができる。セグメント磁石22を構成する磁
石材料も特に限定されるものではなく、例えば、希土類
系磁石、フェライト系磁石、アルニコ(登録商標)磁石
等、公知の磁石材料を適用することができる。
すように、永久磁石からなる複数のセグメント磁石22
が図示しない支持部材により支持された状態でリング状
に配置されて構成されている。この例では、16個のセ
グメント磁石22がリング状(同心円状)に配置されて
いる。しかし、セグメント磁石の数はこの例に限定され
るものではない。また、その断面形状もこの例のように
長方形に限らず、円、正方形、台形等、任意の形状を採
用することができる。セグメント磁石22を構成する磁
石材料も特に限定されるものではなく、例えば、希土類
系磁石、フェライト系磁石、アルニコ(登録商標)磁石
等、公知の磁石材料を適用することができる。
【0026】上記切換機構26は、リング磁石21のセ
グメント磁石22を反転させる機能を有しており、例え
ば、図3の(a)に示すように、リング磁石21がダイ
ポールとなって処理空間に全体として一方向に向かう水
平磁場Bを形成する磁場形成状態と、図3の(b)に示
すように、リング磁石21がマルチポールとなって処理
空間のウエハ配置部分が実質的に無磁場の無磁場状態と
の間で切り換えるようになっている。この切換は、例え
ばセグメント磁石22を一つおきに反転させることによ
り実現される。また、切換機構26によりセグメント磁
石22の回転角度を調整できるようにすれば、図7に示
す磁場を形成することもできる。なお、図3において、
磁場方向の基端側をN、先端側をS、これらから90°
の位置をEおよびWで示している。
グメント磁石22を反転させる機能を有しており、例え
ば、図3の(a)に示すように、リング磁石21がダイ
ポールとなって処理空間に全体として一方向に向かう水
平磁場Bを形成する磁場形成状態と、図3の(b)に示
すように、リング磁石21がマルチポールとなって処理
空間のウエハ配置部分が実質的に無磁場の無磁場状態と
の間で切り換えるようになっている。この切換は、例え
ばセグメント磁石22を一つおきに反転させることによ
り実現される。また、切換機構26によりセグメント磁
石22の回転角度を調整できるようにすれば、図7に示
す磁場を形成することもできる。なお、図3において、
磁場方向の基端側をN、先端側をS、これらから90°
の位置をEおよびWで示している。
【0027】図3の(a)の状態においては、図4に示
すように、処理空間のプラズマと半導体ウエハ30の上
面との間には電界ELが形成されており、一方、磁場B
はチャンバー1内でほぼNからSに向かって一方向に形
成されているため、発生した電子は、EからW側に向か
ってドリフト運動を行って進む。このため、このままで
はW側の電子密度が高くなって、プラズマ密度の不均一
を生じるため、上述した回転機構25によりリング磁石
21を回転させてプラズマ密度の均一化を図る。
すように、処理空間のプラズマと半導体ウエハ30の上
面との間には電界ELが形成されており、一方、磁場B
はチャンバー1内でほぼNからSに向かって一方向に形
成されているため、発生した電子は、EからW側に向か
ってドリフト運動を行って進む。このため、このままで
はW側の電子密度が高くなって、プラズマ密度の不均一
を生じるため、上述した回転機構25によりリング磁石
21を回転させてプラズマ密度の均一化を図る。
【0028】次に、このように構成されるマグネトロン
プラズマエッチング装置における処理動作について説明
する。まず、ゲートバルブ24を開にして半導体ウエハ
30がチャンバー1内に搬入され、支持テーブル2に載
置された後、支持テーブル2が図示の位置まで上昇さ
れ、排気系20の真空ポンプにより排気ポート19を介
してチャンバー1内が排気される。
プラズマエッチング装置における処理動作について説明
する。まず、ゲートバルブ24を開にして半導体ウエハ
30がチャンバー1内に搬入され、支持テーブル2に載
置された後、支持テーブル2が図示の位置まで上昇さ
れ、排気系20の真空ポンプにより排気ポート19を介
してチャンバー1内が排気される。
【0029】チャンバー1内が所定の真空度になった
後、チャンバー1内には処理ガス供給系15から所定の
処理ガスが導入され、チャンバー1内が所定の圧力、例
えば50mTorrに保持され、この状態でRF電源10か
ら支持テーブル2に、周波数が例えば13.56MH
z、パワーが例えば1000〜5000Wの高周波電力
が供給される。このとき、直流電源11から静電チャッ
ク6の電極6aに所定の電圧が印加され、半導体ウエハ
30はクーロン力により吸着される。
後、チャンバー1内には処理ガス供給系15から所定の
処理ガスが導入され、チャンバー1内が所定の圧力、例
えば50mTorrに保持され、この状態でRF電源10か
ら支持テーブル2に、周波数が例えば13.56MH
z、パワーが例えば1000〜5000Wの高周波電力
が供給される。このとき、直流電源11から静電チャッ
ク6の電極6aに所定の電圧が印加され、半導体ウエハ
30はクーロン力により吸着される。
【0030】この場合に、上述のようにして下部電極で
ある支持テーブル2に高周波電力が印加されることによ
り、上部電極であるシャワーヘッド16と下部電極であ
る支持テーブル2との間には電界が形成される。
ある支持テーブル2に高周波電力が印加されることによ
り、上部電極であるシャワーヘッド16と下部電極であ
る支持テーブル2との間には電界が形成される。
【0031】この状態で第1工程として、リング磁石2
1を図3の(a)の状態にしてエッチング処理を行う。
この場合には、リング磁石21により水平磁界が形成さ
れているから、半導体ウエハ30が存在する処理空間に
は電子のドリフトによりマグネトロン放電が生じ、それ
によって形成された処理ガスのプラズマにより、半導体
ウエハ30上に形成された所定の膜、例えば図5に示す
ような層間絶縁膜41が極めて高効率でエッチング処理
され、コンタクトホール42が形成される。この場合
に、回転機構25によりリング磁石21を回転させるこ
とにより、プラズマ密度の均一性を向上させることがで
き、均一なエッチング処理を行うことができる。
1を図3の(a)の状態にしてエッチング処理を行う。
この場合には、リング磁石21により水平磁界が形成さ
れているから、半導体ウエハ30が存在する処理空間に
は電子のドリフトによりマグネトロン放電が生じ、それ
によって形成された処理ガスのプラズマにより、半導体
ウエハ30上に形成された所定の膜、例えば図5に示す
ような層間絶縁膜41が極めて高効率でエッチング処理
され、コンタクトホール42が形成される。この場合
に、回転機構25によりリング磁石21を回転させるこ
とにより、プラズマ密度の均一性を向上させることがで
き、均一なエッチング処理を行うことができる。
【0032】このようにしてマグネトロンプラズマ処理
が進行し、コンタクトホール42が下地の配線層43に
貫通する際に、処理空間に磁界が存在していると、電子
のドリフトによりチャージアップダメージが生じる。つ
まり、チャージアップダメージは瞬間的に生じ、上述の
ようにリング磁石21を回転しても瞬間的には電子のド
リフトが生じるから、リング磁石21を回転させてもチ
ャージアップダメージが解消されない。
が進行し、コンタクトホール42が下地の配線層43に
貫通する際に、処理空間に磁界が存在していると、電子
のドリフトによりチャージアップダメージが生じる。つ
まり、チャージアップダメージは瞬間的に生じ、上述の
ようにリング磁石21を回転しても瞬間的には電子のド
リフトが生じるから、リング磁石21を回転させてもチ
ャージアップダメージが解消されない。
【0033】そこで、コンタクトホール42が下地の配
線層43に貫通する前の所定のタイミングで、切換機構
26により、リング磁石21を図3の(b)に示すマル
チポール状態に切り換え、第1工程から第2工程に移行
する。第2工程では、磁力線が隣接する異方性セグメン
ト磁石22間に形成され、処理空間のウエハ配置部分が
実質的に無磁場となり、電子のドリフトが生じない。し
たがって、電子のドリフトに起因するプラズマ密度の不
均一が生じず、エッチングによりコンタクトホール42
が層間絶縁層41を貫通した際にチャージアップダメー
ジが生じ難い。
線層43に貫通する前の所定のタイミングで、切換機構
26により、リング磁石21を図3の(b)に示すマル
チポール状態に切り換え、第1工程から第2工程に移行
する。第2工程では、磁力線が隣接する異方性セグメン
ト磁石22間に形成され、処理空間のウエハ配置部分が
実質的に無磁場となり、電子のドリフトが生じない。し
たがって、電子のドリフトに起因するプラズマ密度の不
均一が生じず、エッチングによりコンタクトホール42
が層間絶縁層41を貫通した際にチャージアップダメー
ジが生じ難い。
【0034】チャージアップダメージを防止する観点か
らは、コンタクトホール42が貫通する前に半導体ウエ
ハ30の配置部分が実質的に無磁場状態の第2工程に移
行していればよいが、その際に確実に無磁場状態とする
観点から、第1工程から第2工程への移行タイミング
は、エッチング処理が処理全体の50〜90%終了した
段階が好ましい。より好ましくはエッチング処理が処理
全体の70〜80%終了した段階である。また、実際の
切換は、例えば、ダミーウエハによって予め求めた所定
時間経過後に切り換えるようにすることができる。さら
に、エッチング処理中に図5に示すコンタクトホール4
2の底面から配線層間での距離Aを計測し、距離Aが所
定値に達したときに切り換えてもよい。
らは、コンタクトホール42が貫通する前に半導体ウエ
ハ30の配置部分が実質的に無磁場状態の第2工程に移
行していればよいが、その際に確実に無磁場状態とする
観点から、第1工程から第2工程への移行タイミング
は、エッチング処理が処理全体の50〜90%終了した
段階が好ましい。より好ましくはエッチング処理が処理
全体の70〜80%終了した段階である。また、実際の
切換は、例えば、ダミーウエハによって予め求めた所定
時間経過後に切り換えるようにすることができる。さら
に、エッチング処理中に図5に示すコンタクトホール4
2の底面から配線層間での距離Aを計測し、距離Aが所
定値に達したときに切り換えてもよい。
【0035】ここで実質的に無磁場とは、ウエハ配置部
分にエッチング処理に影響を与える磁場が形成されてい
ないことをいい、実質的にウエハ処理に影響を及ぼさな
い、例えば磁束密度10Gauss以下の磁場がウエハ周辺
部に存在していてもよい。図3の(b)の状態では、例
えばウエハ周辺部に磁束密度4.2Gauss以下の磁場が
印加されている。このようにウエハ周辺部に磁場が形成
されていることにより、プラズマを閉じ込める機能を発
揮させることもできる。
分にエッチング処理に影響を与える磁場が形成されてい
ないことをいい、実質的にウエハ処理に影響を及ぼさな
い、例えば磁束密度10Gauss以下の磁場がウエハ周辺
部に存在していてもよい。図3の(b)の状態では、例
えばウエハ周辺部に磁束密度4.2Gauss以下の磁場が
印加されている。このようにウエハ周辺部に磁場が形成
されていることにより、プラズマを閉じ込める機能を発
揮させることもできる。
【0036】実際にコンタクトホールが貫通する際に、
図3の(a)のダイポール状態で処理を行った場合と、
図3の(b)のマルチポール状態で処理を行った場合と
で、チャージアップダメージ評価用のウエハを用いてチ
ャージアップダメージの頻度を比較した。この結果、コ
ンタクトホールが貫通する際にマルチポール状態(無磁
場状態)とすることによりチャージアップダメージを著
しく低減できることが確認された。
図3の(a)のダイポール状態で処理を行った場合と、
図3の(b)のマルチポール状態で処理を行った場合と
で、チャージアップダメージ評価用のウエハを用いてチ
ャージアップダメージの頻度を比較した。この結果、コ
ンタクトホールが貫通する際にマルチポール状態(無磁
場状態)とすることによりチャージアップダメージを著
しく低減できることが確認された。
【0037】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ることなく種々変更可能である。例えば、ウエハ配置部
分を実質的に無磁場とするためには、図3の(b)のよ
うに隣接するセグメント磁石22間に磁力線を形成する
場合に限らず、種々の方法を採用することができる。例
えば、図6に示すように、チャンバー1の周囲に上下2
段のセグメント磁石22を複数組配置し(図6では便宜
上2組のみ図示)、図6の(a)のダイポール状態から
(b)に示すように下段の磁石の向きを切り換えて、磁
力線が上段の磁石から下段の磁石へ向かうような状態に
して実質的に無磁場状態を形成することができる。
ることなく種々変更可能である。例えば、ウエハ配置部
分を実質的に無磁場とするためには、図3の(b)のよ
うに隣接するセグメント磁石22間に磁力線を形成する
場合に限らず、種々の方法を採用することができる。例
えば、図6に示すように、チャンバー1の周囲に上下2
段のセグメント磁石22を複数組配置し(図6では便宜
上2組のみ図示)、図6の(a)のダイポール状態から
(b)に示すように下段の磁石の向きを切り換えて、磁
力線が上段の磁石から下段の磁石へ向かうような状態に
して実質的に無磁場状態を形成することができる。
【0038】また、上記第1工程ではチャージアップダ
メージを考慮する必要がないので、所望の処理効率およ
び適度なプラズマ密度の均一性が得られる一方向性磁場
が形成される限り、個々のセグメント磁石22の向きは
限定されない。
メージを考慮する必要がないので、所望の処理効率およ
び適度なプラズマ密度の均一性が得られる一方向性磁場
が形成される限り、個々のセグメント磁石22の向きは
限定されない。
【0039】さらに、上記実施形態では被処理基板とし
て半導体ウエハの場合について示したが、これに限るも
のではない。さらにまた、上記実施の形態では、本発明
をマグネトロンプラズマエッチング装置に適用した例に
ついて示したが、これに限らず他のプラズマ処理にも適
用することができる。すなわち、処理ガスをエッチング
用ガスから公知のCVD用ガスに変えたマグネトロンプ
ラズマCVD装置に適用することもできるし、チャンバ
ー内に被処理体と対峙するようにターゲットを配置した
マグネトロンプラズマスパッタリング装置に適用するこ
ともできる。
て半導体ウエハの場合について示したが、これに限るも
のではない。さらにまた、上記実施の形態では、本発明
をマグネトロンプラズマエッチング装置に適用した例に
ついて示したが、これに限らず他のプラズマ処理にも適
用することができる。すなわち、処理ガスをエッチング
用ガスから公知のCVD用ガスに変えたマグネトロンプ
ラズマCVD装置に適用することもできるし、チャンバ
ー内に被処理体と対峙するようにターゲットを配置した
マグネトロンプラズマスパッタリング装置に適用するこ
ともできる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高効率なプラズマ処理を行いたい段階では電界方向と直
交しかつ一方向に向かう磁場を形成して前記基板にマグ
ネトロンプラズマ処理を施し、チャージアップダメージ
等が懸念され、処理の均一性が重視される段階では、電
極間の少なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる
無磁場状態にしてプラズマ処理を行うことができるの
で、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を
形成することができ、チャージアップダメージ等を有効
に防止することができる。
高効率なプラズマ処理を行いたい段階では電界方向と直
交しかつ一方向に向かう磁場を形成して前記基板にマグ
ネトロンプラズマ処理を施し、チャージアップダメージ
等が懸念され、処理の均一性が重視される段階では、電
極間の少なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる
無磁場状態にしてプラズマ処理を行うことができるの
で、プラズマ処理の段階に応じて適切なプラズマ状態を
形成することができ、チャージアップダメージ等を有効
に防止することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係るマグネトロンプラズ
マエッチング装置を示す断面図。
マエッチング装置を示す断面図。
【図2】図1の装置のチャンバーの周囲に配置された状
態のダイポールリング磁石の水平断面図。
態のダイポールリング磁石の水平断面図。
【図3】リング磁石が磁場形成状態にある場合と、少な
くとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態
にある場合とを模式的に示す図。
くとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状態
にある場合とを模式的に示す図。
【図4】リング磁石とチャンバー内部の状態を模式的に
示す断面図。
示す断面図。
【図5】本発明を適用してエッチングされる素子の構造
の主要部を模式的に示す断面図。
の主要部を模式的に示す断面図。
【図6】磁場形成状態から無磁場状態へ切り換える他の
方法を説明するための図。
方法を説明するための図。
【図7】従来のダイポールリング磁石を示す模式図。
1;チャンバー 2;支持テーブル(下部電極) 10;RF電源 15;処理ガス供給系 16;シャワーヘッド(上部電極) 20;排気系 21;リング磁石 22;セグメント磁石 25;回転機構 26;切換機構 30;半導体ウエハ(被処理基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末正 智希 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 (72)発明者 勝沼 隆幸 山梨県韮崎市藤井町北下条2381番地の1 東京エレクトロン山梨株式会社内 Fターム(参考) 4K057 DA02 DA11 DD01 DE14 DM02 DM21 DM35 DM37 DM39 DM40 DN01 5F004 AA01 AA16 BA04 BA13 BB08 BB13 BB14 BC08 BD03 CA09 EB01 5F045 BB01 DP03 EH16 EM05
Claims (8)
- 【請求項1】 真空に保持可能なチャンバーと、 前記チャンバー内に互いに対向して設けられ、その間に
被処理基板が配置される一対の電極と、 これら一対の電極の間に電界を形成する電界形成手段
と、 チャンバー内に処理ガスを供給する処理ガス供給手段
と、 前記一対の電極間に、電界方向と直交しかつ一方向に向
かう磁場を形成する磁場形成手段と、 前記磁場形成手段を、磁場形成状態と、前記電極間の少
なくとも基板配置部分が実質的に無磁場となる無磁場状
態との間で切り換える切換手段とを具備し、前記処理空
間に電極に対して平行に被処理基板が配置されて、マグ
ネトロンプラズマ処理が施されることを特徴とするマグ
ネトロンプラズマ処理装置。 - 【請求項2】 処理途中に、前記磁場形成手段を前記磁
場形成状態にしたマグネトロンプラズマ処理から、前記
磁場形成手段を前記無磁場状態にしたプラズマ処理へ、
所定のタイミングで切り換えるように前記切換手段を制
御する制御手段をさらに具備することを特徴とする請求
項1に記載のマグネトロンプラズマ処理装置。 - 【請求項3】 前記磁場形成手段は、永久磁石からなる
複数のセグメント磁石を前記チャンバーの周囲にリング
状に配置してなるリング磁石を有することを特徴とする
請求項1または請求項2に記載のマグネトロンプラズマ
処理装置。 - 【請求項4】 前記切換手段は、前記リング磁石をダイ
ポール状態とマルチポール状態との間で切り換えて、前
記磁場形成状態と前記無磁場状態とを実現することを特
徴とする請求項3に記載のマグネトロンプラズマ処理装
置。 - 【請求項5】 前記切換手段は、前記リング磁石を構成
する各セグメント磁石の磁極を切り換える機構を有して
いることを特徴とする請求項4に記載のマグネトロンプ
ラズマ処理装置。 - 【請求項6】 前記リング磁石を前記チャンバーの円周
方向に沿って回転させる回転手段をさらに具備すること
を特徴とする請求項3ないし請求項4のいずれか1項に
記載のマグネトロン処理装置。 - 【請求項7】 一対の電極間の処理空間に被処理基板を
配置し、前記電極間に電界を形成するとともに、電界方
向と直交しかつ一方向に向かう磁場を形成して前記基板
にマグネトロンプラズマ処理を施す第1工程と、 前記第1工程の後、前記処理空間を実質的に無磁場状態
に切り換えてプラズマ処理を施す第2工程とを有するこ
とを特徴とするマグネトロンプラズマ処理方法。 - 【請求項8】 前記第2工程への切換は、前記第1工程
により基板処理が処理全体の50〜90%終了した段階
で実施されることを特徴とする請求項7に記載のマグネ
トロンプラズマ処理方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110423A JP2000306845A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | マグネトロンプラズマ処理装置および処理方法 |
| KR1020000020304A KR20010006989A (ko) | 1999-04-19 | 2000-04-18 | 마그네트론 플라즈마처리장치 및 처리방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11110423A JP2000306845A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | マグネトロンプラズマ処理装置および処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000306845A true JP2000306845A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14535393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11110423A Pending JP2000306845A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | マグネトロンプラズマ処理装置および処理方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000306845A (ja) |
| KR (1) | KR20010006989A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002067311A1 (en) * | 2001-02-22 | 2002-08-29 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing system |
| WO2003028078A1 (en) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| WO2003049170A1 (en) * | 2001-12-07 | 2003-06-12 | Tokyo Electron Limited | Plasma processing device |
| JP2004259760A (ja) * | 2003-02-24 | 2004-09-16 | Tokyo Electron Ltd | マグネトロンプラズマ用磁場発生装置 |
| KR100635217B1 (ko) | 2005-04-12 | 2006-10-17 | 주식회사 에이디피엔지니어링 | 플라즈마 처리장치 |
| JP2007129050A (ja) * | 2005-11-02 | 2007-05-24 | Japan Science & Technology Agency | 永久磁石の磁気回路及びそれを用いた永久磁石装置 |
| US7438783B2 (en) | 2004-10-15 | 2008-10-21 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
| KR100998987B1 (ko) * | 2008-11-07 | 2010-12-09 | 한국표준과학연구원 | 아킹을 이용한 내플라즈마 평가방법 |
| JP2011193012A (ja) * | 2011-04-28 | 2011-09-29 | Tokyo Electron Ltd | プラズマ処理装置 |
| KR20220046655A (ko) * | 2019-08-16 | 2022-04-14 | 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 | 회전식 자기 하우징을 이용하는 튜닝가능 균일성 제어 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW200511430A (en) * | 2003-05-29 | 2005-03-16 | Tokyo Electron Ltd | Plasma processing apparatus and plasma processing method |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11110423A patent/JP2000306845A/ja active Pending
-
2000
- 2000-04-18 KR KR1020000020304A patent/KR20010006989A/ko not_active Withdrawn
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