JP2000309574A - 1−オキソイソキノリン化合物およびその製造方法 - Google Patents

1−オキソイソキノリン化合物およびその製造方法

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JP2000309574A
JP2000309574A JP11120264A JP12026499A JP2000309574A JP 2000309574 A JP2000309574 A JP 2000309574A JP 11120264 A JP11120264 A JP 11120264A JP 12026499 A JP12026499 A JP 12026499A JP 2000309574 A JP2000309574 A JP 2000309574A
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Takashi Nakajima
崇 中島
Kunio Isshiki
邦夫 一色
Naoki Agata
直樹 縣
Takeo Yoshioka
武男 吉岡
Tomio Takeuchi
富雄 竹内
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Microbial Chemistry Research Foundation
Mercian Corp
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Microbial Chemistry Research Foundation
Mercian Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな骨格を有するアルドースレダクターゼ
阻害剤に関する。 【解決手段】 式 【化1】 [式中、R1、R2およびR3は、水素原子または場合に
より置換されたアルキル基等であり、R4は水素原子ま
たは式CH2CO25(ここで、R5は水素原子または場
合により置換されたアルキル基等である)で表される基
である]で表される1−オキソイソキノリン類、および
その医薬への用途。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルドースレダク
ターゼ阻害活性を有し、白内障、網膜症、神経障害、腎
障害などの糖尿病における各種合併症の治療に有効な1
-オキソイソキノリン化合物、その製造方法およびその
使用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】糖尿病に併発する合併症には、糖尿病性
神経障害、網膜症、腎症、白内障等があり、その成因と
して近年、ポリオール代謝経路を介した細胞内のソルビ
トールの蓄積が注目されている。グルコースからソルビ
トールを経てフルクトースに至る、ポリオール代謝経路
の存在は古くから知られていたが、近年免疫学的手法に
より各種臓器に広く存在することが 明らかになってき
た。アルドースレダクターゼは、グルコースからソルビ
トールへの還元を律速する酵素であり、この酵素を阻害
し、ソルビトールの産生や蓄積を減少させることが糖尿
病性合併症に有効であるという報告がなされいる(文献
N.Engl.J.Med.,288,831-836(1973))。そこで、アルド
ースレダクターゼ阻害活性を有する薬剤の開発が望ま
れ、かくして、アルドースレダクターゼ阻害活性を有す
る薬剤として多数の化合物が提案されている(例えば、
エスパルレスタット)。しかし、副作用の低減、かつ糖
尿病性合併症により有効なアルドースレダクターゼ阻害
剤を提供するとの観点から、さらなるアルドースレダク
ターゼ阻害剤に対する欲求は依然として存在する。
【0003】
【発明の構成】本発明者らは、アルドースレダクターゼ
阻害活性を有する化合物を鋭意検索した結果、1−オキ
ソイソキノリン骨格を有する化合物の中に有効な阻害活
性を有する化合物を見い出した。本発明はかような知見
に基づくものである。
【0004】したがって、本発明は、式(I)
【0005】
【化6】 [式中、R1、R2およびR3は、それぞれ独立して、水
素原子、場合によって置換されたC1-20アルキル基、場
合によって置換されたC1-4アルキル−アリール基また
は場合によって置換されたアリール基を示し、R4は水
素原子または式 CH2CO25 (II) (ここで、R5は水素原子、場合によって置換されたC
1-20アルキル基または場合によって置換されたC1-4
ルキル−アリール基を示す)を示す]で表される化合物
または薬理学的に許容されるその塩に関する。
【0006】また、本発明は、式(I)で表される化合
物の効率のよい製造方法、ならびにその医薬用途にも関
する。
【0007】
【発明の具体的な態様】本発明に従う、式(I)で表さ
れる化合物は、アルドースレダクターゼ(EC1.1.
1.21.)活性を有意に阻害しうるので、アルドース
レダクターゼの関与する糖代謝経路の生化学的な研究用
の試薬や該経路の異常により惹起される疾患、例えば、
糖尿病性の白内障をはじめとする糖尿病性合併症の処置
に有用である。
【0008】式(I)の定義において、C1-20のアルキ
ル基は、例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシ
ル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシ
ル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オク
タデシル、ノナデシル、エイコシル等の直鎖アルキル
基、例えばイソプロピル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、2−メチルペンチル、3−メチ
ルペンチル、4−イソカプリル、4−エチルペンチル、
6−メチルデシル、9−メチルデシル、6−エチルノニ
ル、5−プロピルオクチル、11−メチルドデシル、1
2−メチルドデシル、4−メチルテトラデシル、13−
メチルテトラデシル、14−エチルヘキサデシル等の分
岐アルキル基が挙げられる。
【0009】R1、R2、R3およびR5が置換されたアル
キル基である場合の置換基は、1個以上、例えば1〜4
個存在することができ、これらの置換基の具体的なもの
としては、C3-8のシクロアルキル、水酸基、メルカプ
ト、オキソ、チオキソ、シアノ、カルバモイル、カルボ
キシル、C1-4のアルコキシカルボニル(例えばメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル等)、スルホ、ハロ
ゲン(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、C1-4アルコキ
シ(例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ボキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、
tert−ブトキシ等)、C1-4の低級アルキルチオ
(例えばメチルチオ、エチルチオ、イソプロピルチオ
等)が挙げられる。置換基のさらなる具体的なものとし
ては、アミノ、置換されていてもよいアミノ、即ちC
2-3のアシルアミノ(例えばアセチルアミノ、プロピオ
ニルアミノ等)、C1-5のアルキルアミノ(例えばメチ
ルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプ
ロピルアミノ、n−ブチルアミノ、イソブチルアミノ、
s−ブチルアミノ、t−ブチルアミノ、ペンチルアミ
ノ、ジ−C1-4アルキルアミノ(例えば、ジメチルアミ
ノ、ジエチルアミノ、N−メチル−N−プロピルアミノ
等)が挙げられる。これらの置換されていてもよいC
1-20アルキル基のうち、好ましいものとしては、置換さ
れていてもよいC1-6アルキル基を挙げることができ
る。
【0010】また、式(II)の定義において、C1-4
アルキル−アリール基は、C1-4アルキレン(例えば、
メチレン、エチレン、トリメチレン、プロピレン等)の
一方の結合手がアリール(例えば、フェニル、ナフチ
ル)部と結合して形成する基が挙げられ、好ましいもの
としてはベンジル、フェニルエチル等が挙げられる。か
ようなC1-4アルキル−アリール基が置換されいる場合
の置換基は、主としてアリール部に1〜5個まで存在す
ることができ、これらの置換基の具体的な基は、上記C
1-20アルキル基の置換基として挙げた基であることがで
きる。
【0011】また、場合によって置換されたアリール基
は、上記C1-4アルキル−アリール基における「アリー
ル」についての具体例に共通するものが挙げられる。
【0012】式(I)におけるR1、R2およびR3のC
1-20アルキル基がアミノ基または塩基性の置換アミノも
しくはイミノ基を有する場合、式(I)の化合物は薬理
学的に許容される酸付加塩であることができる。このよ
うな塩としては、無機酸塩、例えばハロゲン化水素塩
(例、塩酸塩、臭化水素酸塩等)、硫酸塩、硝酸塩、リ
ン酸塩等、または有機酸塩、例えば酢酸塩、プロピオン
酸塩、ヒドロキシ酢酸塩、2−ヒドロキシプロピオン酸
塩、2−オキソプロピオン酸塩、エタン二酸塩、プロパ
ン二酸塩、ブタン二酸塩、メタンスルホン酸塩、エタン
スルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、4−メチルベン
ゼンスルホン酸塩、2−ヒドロキシ安息香酸塩、クエン
酸塩、シュウ酸塩などを挙げることができる。
【0013】式(I)におけるR4が式CH2CO25
示され、かつ、R5が水素原子であるか、あるいはR1
2、R3およびR5のC1-20アルキル基が置換基として
カルボキシルまたはスルホ基を有する場合、これらの化
合物の薬理学的に許容される塩としては、塩基性化合物
との塩、例えば、アンモニウム塩、アルカリ金属塩(例
えば、リチウム塩、ナトリウム塩、カリウム塩)、有機
塩基との塩、特に、塩基性アミノ酸(例えば、リジン、
アルギニン等)との塩を挙げることができる。
【0014】式(I)で表される化合物は、それ自体既
知の方法に従い、製造することができるが、ことに、式
(I)の化合物に対応する次式
【0015】
【化7】 (式中、R1、R2およびR3は、式(I)について定義
したのと同義である)で表されるイソクマリン誘導体
を、R1、R2、R3のいずれかを必要により水素原子と
するか、あるいは、R1またはR2のいずれかを水酸基の
適当な保護基とした後、適当な溶媒中、アンモニア、第
一級アミン類とのそれ自体公知の反応に供して、対応の
イソキノリン誘導体に転化することにより製造すること
ができる。適当な溶媒としては、アセトニトリル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール
等を用い、0〜100℃、好ましくは50〜70℃で反
応させればよい。こうして得られるイソキノリン誘導体
は、必要により上記水酸基または適当な保護基を、それ
自体公知の加水分解、接触水素化分解等により脱離した
後の水酸基をそれぞれR1およびR2が水素原子以外の基
に対応する基を導入するアルキル化反応により、それぞ
れアルキル化して所望の化合物に誘導することができ
る。
【0016】また、イソクマリンから、上記のように、
アンモニアを用いて、得ることができる式(I)のR4
が水素原子である式(I−a)
【0017】
【化8】 (式中、R1、R2およびR3は式(I)について定義し
たのと同義である)で表される化合物は、溶媒中で、必
要により、ハロゲン化水素を捕捉しうる塩基の存在下
に、式(III) XCH2CO25 (III) (式中、Xは塩素、臭素または沃素を示し、R5は式
(I)について定義したのと同義である)を反応させ
て、式(I)のR4が式CH2CO25で示される化合物
に転化することができる。この反応に用いることができ
る溶媒は、上記イソクマリンから対応するイソキノリン
誘導体への転化に用いたものに加え、ジメチルホルムア
ミドを選ぶことができる。塩基としては、水素化ナトリ
ウム、炭酸カリウム、p−ジメチルアミノピリジン等の
有機または無機を用いることができる。
【0018】また、式(I)のR1およびR2が水素原子
であり、R3が場合によって置換されたベンジル基であ
り、そしてR4が式CH2CO25で表される基である化
合物は、式(I−b)
【0019】
【化9】 (式中、R5は式(I)について定義したのと同義であ
る)で表される化合物を、溶媒中で、式(IV) X−Y (IV) (式中、Xは塩素、臭素または沃素を示し、Yは場合に
よって置換されたベンジル基を示す)で表される化合物
と反応させることにより製造することもできる。この反
応においても、上記反応に用いる溶媒と共通する溶媒
と、また塩基を用いることが好ましい。用いることがで
きる。反応温度は、通常、−20℃〜100℃、好まし
くは0℃〜20℃を用いる。
【0020】また、必要により、式(I)の化合物また
はその前駆体のエーテルまたはエステル結合を開裂する
場合には、アセトニトリル、メタノール、テトラヒドロ
フラン等の溶媒中、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等のアルカリ水性液を用いて加水分解するか、あるいは
ジクロロメタン中、三臭化ホウ素で処理すればよい。
【0021】こうして得られる式(I)の化合物は、一
般に、反応混合物から常法(例えば、溶媒抽出、クロマ
トグラフィー処理)により精製した後、適当な場合に
は、上述の酸付加塩、塩基性塩に対応する酸または塩基
を用いる造塩反応により目的の塩を得ることができる。
この造塩反応は、通常、水性溶媒中で行えばよい。
【0022】なお、式(I)の製造の出発原料として用
いるイソクマリン類の一部は公知であり(例えば、特開
平3−2177号、同平5−163263号、および
J.Org.Chem.,Vol.54、4218−4
220、1989等)、またはそれ自体公知の方法によ
って製造することができる。また、出発原料としてイソ
キノリン類を用いる場合には、後述の製造参考例に従っ
てイソクマリンを対応するイソキノリンに転化して用い
てもよい。
【0023】式(I)の化合物のうち、特にR4が式C
2CO25で表される基を有する化合物は、インビボ
またはインビトロで、直接または間接的にアルドースレ
ダクターゼの活性を強力かつ、優先的ないし特異的に阻
害する。間接的に阻害するとは、例えば生体内の環境化
で、何等かの作用、例えば加水分解作用を受けて活性を
奏することを意味する。このような活性を奏する化合物
の典型的なものとしては、所謂、プロドラッグ化された
ものが包含される。
【0024】したがって、本発明の化合物は、アルドー
スレダクターゼの異常な活性により惹起されうる疾患、
典型的には糖尿病の各種合併症(例えば、白内障、網膜
症、神経障害、腎障害、等)の処置に用いることができ
る。
【0025】かような処置に用いる場合、本発明の化合
物は、医薬製剤を調製するのに常用されている賦形剤、
添加剤等を用いて各種投与形態の製剤として提供でき
る。これらの投与形態は、好ましくは経口、直腸、経皮
または非経口的注射用投与形態とすることができる。例
えば、経口的投薬形態の製剤の調製においては、経口的
液体組成物、例えば、懸濁液、シロップ、エリキシルお
よび溶液の場合、例えば、水、グリコール、油、アルコ
ールなど、または散剤、丸剤、カプセル剤および錠剤な
どの場合、澱粉、糖、カオリン、滑剤、結合剤、崩壊剤
などの固体担体などのいずれをも用いることができる。
非経口的製剤の場合、通常担体は少なくとも大部分が無
菌水から成るが、例えば、溶解性の向上するために他の
成分を含めることもできる。例えば、担体が食塩水、グ
ルコース溶液又は食塩水とグルコース溶液の混合物から
成る注射可能な溶液を製造することができる。式(I)
の化合物を含む注射可能な溶液は、作用を長期化するた
めに油を用いて調製することもできる。この目的に適し
た油は、例えば、落花生油、ごま油、綿実油、とうもろ
こし油、大豆油、長鎖脂肪酸の合成グリセロールエステ
ルおよびこれら、ならびに他の油の混合物である。注射
可能な懸濁液も製造することができ、その場合適した液
体担体、懸濁剤などを用いることができる。経皮投与に
適した組成物の場合、場合により担体は浸透強化剤およ
び/または適した湿潤剤を、場合により少量の別の適し
た添加剤と組み合わせて含むが、しかしその添加剤は皮
膚に重大な悪影響を与えないことが前提である。
【0026】本発明の化合物それ自体または上記製剤
を、上述のような糖尿病の合併症に用いる場合、有効成
分の投与量は疾患の種類、(例えば性別、年齢)、疾患
の重篤度、化合物の種類、投与経路等により変動する
が、一般的に1日当たり約0.1mg〜約100mgと
することができる。
【0027】
【実施例】以下、具体例を挙げて、さらに本発明を説明
する。なお、以下の記載において略号Meはメチル基
を、そしてBzlはベンジル基を意味する。製造参考例1
【0028】
【化10】 8−ヒドロキシ−6−メトキシ−3−メチル−1H−2
−ベンゾピラン−1−オン300mg(1.45mmo
l)をジクロロメタン5mLに溶解し、0℃に冷却後、
1mol/L三臭化ボロンを4.5mL加えて、室温で
4時間撹拌した。反応液に1mol/L塩酸を9mL加
えて撹拌した後、酢酸エチル50mLに希釈し、水、飽
和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶
媒を留去し220mgを得た(収率;79%)。 FAB-MS(m/z) 192(M+)、193(M+1)1 H-NMR(Acetone-d6);δ11.14(1H,s)、6.39(1H,s)、6.37
(1H,d,J=2.2)、6.37(1H,d,J=2.2)、2.24(3H,s)製造参考例2
【0029】
【化11】 8−ヒドロキシ−6−メトキシ−3−メチル−1H−2
−ベンゾピラン−1−オン500mg(2.43mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド3mLに溶解し、
炭酸カリウムを675mg(4.86mmol)、ヨウ
化メチルを300μL(4.86mmol)加えて、室
温で4時間撹拌した。反応液を酢酸エチル50mLに希
釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラ
ムに供して精製し、表題の化合物を413mg得た(収
率;77%)。 FAB-MS(m/z) 221(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ6.42(1H,d,J=2.2)、6.30(1H,d,J=2.
2)、6.09(1H,s)、3.96(3H,s)、3.89(3H,s)、2.22(3H,s)製造参考例3
【0030】
【化12】 製造参考例1で得られた化合物270mg(1.40m
mol)をN,N−ジメチルホルムアミド3mLに溶解
し、炭酸カリウムを300mg(2.18mmol)、
ベンジルブロミドを210μL(1.75mmol)加
えて、室温で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチル50
mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱
水乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムに供して精製し、表題の化合物を308mg得
た(収率;78%)。 FAB-MS(m/z) 282(M+), 283(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ11.10(1H,s)、7.35-7.42(5H,m)、6.53
(1H,d,J=2.2)、6.37(1H,d,J=2.2)、6.17(1H,s)、5.12(2
H,s)、2.25(3H,s)実施例1
【0031】
【化13】 製造参考例1で得られた化合物1.33g(4.73m
mol)をN,N−ジメチルホルムアミド10mLに溶
解し、炭酸カリウムを1.00g(7.10mmo
l)、ベンジルブロミドを850μL(7.10mmo
l)加えて、室温で1時間撹拌した。反応液を酢酸エチ
ル100mLに希釈し、水、飽和食塩水にて洗浄した。
芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルカラムに供して精製し、表題の化合物1を
110mg得た(収率;6%)。 FAB-MS(m/z) 372(M+)、373(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ11.34(1H,s)、7.07-7.32(10H,m)、6.5
8(1H,s)、6.38(1H,s)、5.10(2H,s)、4.04(2H,s)、2.22
(3H,s)実施例2
【0032】
【化14】 8−ヒドロキシ−6−メトキシ−3−メチル−1H−2
−ベンゾピラン−1−オン200mg(0.97mmo
l)をアセトニトリル7mLに溶解し、アンモニア水
(28%水溶液)を7mL加えて、60℃で9時間撹拌
した。反応液を濃縮後、1mol/L塩酸を加えて酸性
とした後、室温で静置した。析出した結晶をろ過して表
題の化合物2を166mg得た(収率;84%)。 FAB-MS(m/z) 205(M+)、206(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.46(1H,s)、9.25(1H,s)、6.42(1H,
d,J=2.2)、6.35(1H,d,J=2.2)、6.22(1H,s)、3.86(3H,
s)、2.29(3H,s)実施例3
【0033】
【化15】 実施例2で得られた化合物158mg(0.92mmo
l)をメタノール5mLに溶解し、アンモニア水(28
%)を5mL加えて、60℃で9時間撹拌した。減圧下
メタノールを留去した後、1mol/L塩酸を10mL
加えて室温で30分間撹拌した。これを酢酸エチル50
mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱
水乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、表題の化合物3を1
54mg得た(収率;98%)。 FAB-MS(m/z) 220(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ10.71(1H,s)、6.51(1H,d,J=2.2)、6.3
9(1H,d,J=2.2)、6.09(1H,s)、3.82(3H,s)、3.78(3H,
s)、2.11(3H,s)実施例4
【0034】
【化16】 製造参考例3で得られた化合物300mg(1.06m
mol)をアセトニトリル10mLに溶解し、アンモニ
ア水(28%水溶液)を10mL加えて、60℃で15
時間撹拌した。反応液を濃縮後、1mol/L塩酸を加
えて酸性とした後、室温で静置した。析出した結晶をろ
過して表題の化合物4を296mg得た(収率;99
%)。 FAB-MS(m/z) 281(M+)、282(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.48(1H,s)、10.05(1H,s)、7.34-7.4
4(5H,m)、6.49(1H,d,J=2.2)、6.43(1H,d,J=2.2)、6.22
(1H,s)、5.12(2H,s)、2.30(3H,s)実施例5
【0035】
【化17】 実施例1で得られた化合物110mg(0.30mmo
l)をアセトニトリル2mLに溶解し、アンモニア水
(28%)を2mL加えて、60℃で9時間撹拌した。
減圧下アセトニトリルを留去し、1mol/Lの塩酸を
加えて酸性とした後、酢酸エチル20mLに希釈し、
水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧
下に溶媒を留去し、表題の化合物5を108mg得た
(収率;99%)。 FAB-MS(m/z) 372(M+)、373(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ11.34(1H,s)、7.07-7.32(10H,m)、6.5
8(1H,s)、6.38(1H,s)、5.10(2H,s)、4.04(2H,s)、2.22
(3H,s)実施例6
【0036】
【化18】 実施例2で得られた化合物166mg(0.81mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド3mLに溶解し、
0℃に冷却後、炭酸カリウムを336mg(2.42m
mol)、ブロモ酢酸メチルを320μL(3.24m
mol)加えて、0℃で3時間撹拌した。反応液を酢酸
エチル30mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。
芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルカラムに供して精製し、表題の化合物6を
182mg(収率;81%)得た。 FAB-MS(m/z) 277(M+)、278(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.57(1H,s)、6.42(1H,d,J=2.2)、6.3
1(1H,d,J=2.2)、6.30(1H,s)、4.78(2H,s)、3.84(3H,
s)、3.79(3H,s)、2.29(3H,s)実施例7
【0037】
【化19】 実施例3で得られた化合物400mg(1.83mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド5mLに溶解し、
0℃に冷却した後、水素化ナトリウム(60%、油状)
を150mg(3.65mmol)、ブロモ酢酸メチル
エステルを340μL(3.65mmol)加えて、室
温で1時間撹拌した。反応液を酢酸エチル50mLに希
釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。残留物をシリカゲル
カラムに供して精製し、表題の化合物7を444mg得
た(収率;83%)。 FAB-MS(m/z) 292(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6);δ6.40(1H,d,J=2.2)、6.36(3H,d,J=2.
2)、6.21(1H,s)、4.77(2H,s)、3.93(3H,s)、3.88(3H,
s)、 3.75(3H,s)、 2.30(3H,s)実施例8
【0038】
【化20】 実施例4で得られた化合物290mg(1.03mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド3mLに溶解し、
0℃に冷却後、炭酸カリウムを285mg(2.06m
mol)、ブロモ酢酸メチルを290μL(3.09m
mol)加えて、0℃で5時間撹拌した。反応液を酢酸
エチル50mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。
芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルカラムに供して精製し、表題の化合物8を
221mg得た(収率;61%)。 FAB-MS(m/z) 353(M+)、 354(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.57(1H,s)、 7.34-7.44(5H,m)、 6.51
(1H,d,J=2.2)、6.40(1H,d,J=2.2)、 6.30(1H,s)、 5.12(2
H,s)、 4.79(2H,s)、 3.80(3H,s)、2.30(3H,s)実施例9
【0039】
【化21】 実施例5で得られた化合物108mg(0.29mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド2mLに溶解し、
0℃に冷却後、水素化ナトリウム(60%、油状)を2
3mg(0.58mmol)、ブロム酢酸メチルを10
6μL(1.16mmol)加えて、0℃で1時間撹拌
した。反応液を酢酸エチル20mLに希釈し、水、飽和
食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒
を留去した。残留物をシリカゲルカラムに供して精製
し、表題の化合物9を53mg得た(収率;41%)。 FAB-MS(m/z) 443(M+)、 444(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.85(1H,s)、 7.11-7.32(10H,m)、 6.5
8(1H,s)、6.49(1H,s)、 5.12(2H,s)、 4.78(2H,s)、 4.16(2
H,s)、 3.80(3H,s)、2.27(3H,s) 実施例10
【0040】
【化22】 実施例6で得られた化合物167mg(0.60mmo
l)をアセトニトリル2mLに溶解し、1mol/Lの
水酸化ナトリウム溶液を1mL加えて室温で2時間撹拌
した。反応液に1mol/Lの塩酸を2mL加えた後、
酢酸エチル20mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄し
た。芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去して、表
題の化合物10を153mg得た(収率;97%)。 FAB-MS(m/z) 263(M+)、 264(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6);δ12.80(1H,s)、 6.53(1H,s)、 6.51(1
H,d,J=2.2)、6.37(1H,d,J=2.2)、 4.76(2H,s)、 3.83(3H,
s)、 2.31(3H,s)実施例11
【0041】
【化23】 実施例7で得られた化合物135mg(0.47mmo
l)をアセトニトリル2mLに溶解し、1mol/Lの
水酸化ナトリウム溶液を1mL加えて室温で1時間撹拌
した。反応液に1mol/Lの塩酸を2mL加えた後、
酢酸エチルを5mL加えて撹拌し、析出した結晶を濾過
して、表題の化合物11を93mg得た(収率;76
%)。 FAB-MS(m/z) 278(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6);δ6.53(1H,d,J=2.2)、 6.44(1H,d,J=2.
2)、 6.29(1H,s)、4.62(2H,s)、 3.84(3H,s)、 3.79(3H,s)、
2.25(3H,s)実施例12
【0042】
【化24】 実施例8で得られた化合物 220mg(0.62mm
ol)をアセトニトリル2mLに溶解し、1mol/L
の水酸化ナトリウム溶液を1mL加えて室温で1.5時
間撹拌した。反応液に1mol/Lの塩酸を2mL加え
た後、酢酸エチル30mLに希釈し、水、飽和食塩水で
洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去し
て、表題の化合物12を203mg得た(収率;96
%)。 FAB-MS(m/z) 339(M+)、 340(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6);δ13.19(1H,s)、 12.80(1H,s)、 7.47(2
H,d,J=7.3)、7.40(2H,t,J=7.3)、 7.35(1H,d,J=7.3)、 6.6
0(1H,d,J=2.2)、 6.51(1H,s)、6.45(1H,d,J=2.2)、 5.19(2
H,s)、 4.76(2H,s)、 2.31(3H,s)実施例13
【0043】
【化25】 実施例9で得られた化合物 30mg(0.067mm
ol)をアセトニトリル2mLに溶解し、1mol/L
の水酸化ナトリウム溶液を0.2μL加えて、室温で2
時間撹拌した。反応液に1mol/Lの塩酸を1mL加
えた後、酢酸エチル20mLに希釈し、水、飽和食塩水
で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去
して、表題の化合物13を22mg得た(収率;77
%)。 FAB-MS(m/z) 429(M+)、 430(M+1)1 H-NMR(CDCl3);δ12.72(1H,s)、 7.10-7.31(10H,m)、 6.5
9(1H,s)、6.51(1H,s)、 5.10(2H,s)、 4.80(2H,s)、 4.16(2
H,s)、 2.30(3H,s)実施例14
【0044】
【化26】 実施例7で得られた化合物85mg(0.29mmo
l)をジクロロメタン2mLに溶解し、1mol/L三
臭化ボロン(ジクロロメタン溶液)を2mL加えて室温
で20時間撹拌した。反応液を酢酸エチル30mLに希
釈し、水、飽和食塩水にて洗浄した。芒硝にて脱水乾燥
後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をLH−20カラ
ムに供して精製し、標題の化合物14を59mg得た
(収率;82%)。 FAB-MS(m/z) 250(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6);δ12.78(1H,s)、 10.29(1H,s)、 6.44(1
H,s)、6.29(1H,d,J=2.2)、 6.20(1H,d,J=2.2)、 4.73(2H,
s)、 2.28(3H,s)実施例15
【0045】
【化27】 実施例14で得られた化合物140mg(0.46mm
ol)をジクロロメタン3mLに溶解し、0℃に冷却
後、1mol/L三臭化ボロンジクロロメタン溶液を3
mL加え、室温で15時間撹拌した。反応液を酢酸エチ
ル25mLに希釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝
にて脱水乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物を
N,N−ジメチルホルムアミド2mLに溶解し、炭酸カ
リウムを354mg(1.84mmol)、ベンジルブ
ロマイドを440μL(3.68mmol)加えて、室
温で1時間撹拌した。反応液を酢酸エチル30mLに希
釈し、水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥
後、減圧下に溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラム
に供して精製し、標題の化合物15を49mg得た(収
率;25%)。 FAB-MS(m/Z) 430(M+1)1 H-NMR(CDCl3) δ; 12.83(1H,s)、 7.14-7.38(10H,m)、
6.65(1H,s)、6.38(1H,s)、 5.26(1H,s)、 5.23(2H,s)、 4.8
2(2H,s)、 4.12(2H,s)、2.24(3H,s)実施例16
【0046】
【化28】 実施例15得られた化合物49mg(0.11mmo
l)をアセトニトリル1mL−メタノール1mLの混合
溶媒に溶解し、1mol/L水酸化ナトリウムを1mL
加えて室温で2時間撹拌した。反応液に1mol/L塩
酸を2ml加えた後、酢酸エチル20mlに希釈し、
水、飽和食塩水で洗浄した。芒硝にて脱水乾燥後、減圧
下に溶媒を留去した。残留物をLH−20カラムに供し
て精製し、標題の化合物をを16mg得た(収率;48
%)。 FAB-MS(m/z) 340(M+1)1 H-NMR(DMSO-d6) δ; 13.18(1H,s)、 12.95(1H,s)、 10.3
8(1H,s)、7.09-7.24(5H,m)、 6.61(1H,s)、 6.38(1H,s)、
4.72(2H,s)、 4.03(2H,s)、2.28(3H,s)実施例17 :アルドースレダクターゼ活性阻害試験 アルドースレダクターゼは、組換え体ヒト筋肉アルドー
スレダクターゼ、リコンビナント(和光純薬)を用い
た。
【0047】0.2Mリン酸緩衝液(pH 6.2)5
00μL、蒸留水280μL、1.5mM NADPH
(還元型)100μL、100mM D−グリセルアル
デヒド100μL、10μMの化合物水溶液を10μL
混合し、30℃で10分間加温した。これに酵素溶液
(0.5units/mL)を10μL加えて30℃で
5分間反応させ、NADPHの吸光度の変化量を測定し
た。吸光度は、分光光度計U−2000(日立製作所
製)を用いて30℃で波長340nmにおけるNADP
Hの吸光度の変化量をで測定した。また、実施例で得た
化合物の溶液を加える代わりに蒸留水を加える以外は同
様に反応させて測定した吸光度の変化量をコントロール
値とした。
【0048】アルドースレダクターゼはNADPHを補
酵素として、DL−グリセルアルデヒドまたはグルコー
スをポリオールに変換する酵素であり、この反応におい
てNADPHはNADPに変換される。従って、NAD
PHの減少が小さいほどアルドースレダクターゼが阻害
されていることになる。
【0049】それぞれの化合物の阻害率(%)を表1に
示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【化29】 なお、本発明の化合物、例えば、化合物10および化合
物12は、ラット肝臓より抽出精製したアルデヒドレダ
クターゼ(アルコールデヒドロゲナーゼ)に対するIC
50(μM)がそれぞれ17.5および>29.5であ
り(エパルレスタット15.7)、そしてヒツジ肝臓由
来のソルビトールデヒドロゲナーゼ(ベーリンガーマン
ハイム)に対するIC50(μM)が、それぞれ>3
8.0および>29.5である(エパルレスタット>3
1.3)。
【0052】以上のとおり、本発明の化合物は、既に小
野薬品工業から市販されているアルドースレダクターゼ
阻害剤エパルレスタットと同等またはそれ以上の特異的
アルドースレダクターゼ阻害活性を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 43/00 A61K 31/00 643D A61K 31/472 31/47 604 (72)発明者 縣 直樹 神奈川県藤沢市片瀬海岸1−8−22−401 (72)発明者 吉岡 武男 神奈川県綾瀬市吉岡1782−10 (72)発明者 竹内 富雄 東京都品川区東五反田5−1−11ニューフ ジマンション701 Fターム(参考) 4C034 AM06 4C086 AA01 AA02 AA03 AA04 BC30 MA04 NA14 ZA01 ZA33 ZA66 ZC20 ZC35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 [式中、R1、R2およびR3は、それぞれ独立して、水
    素原子、場合によって置換されたC1-20アルキル基、場
    合によって置換されたC1-4アルキル−アリール基また
    は場合によって置換されたアリール基を示し、R4は水
    素原子または式 CH2CO25 (ここで、R5は水素原子、場合によって置換されたC
    1-20アルキル基または場合によって置換されたC1-4
    ルキル−アリール基を示す)で表される基を示す]で表
    される化合物または薬理学的に許容されるその塩。
  2. 【請求項2】 式(I)のR4が式CH2CO25で表さ
    れる基である請求項1記載の化合物。
  3. 【請求項3】 式(I)のR4が水素原子である請求項
    1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 R1、R2、R3およびR5について定義す
    るC1-20アルキル基がC1-6アルキル基であり、そして
    1-4アルキル−アリール基がベンジル基である請求項
    1または2記載の化合物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の化合物の製造方法であっ
    て、式(II) 【化2】 (式中、R1、R2およびR3は式(I)について定義し
    たのと同義である)で表される化合物を溶媒中でアンモ
    ニアと反応させて、式(I−a) 【化3】 (式中、R1、R2およびR3は式(I)について定義し
    たのと同義である)で表される化合物を形成し、必要に
    より、溶媒中で無機酸または有機酸を用いる造塩反応に
    供するか、あるいは溶媒中で式(III) XCH2CO25 (III) (式中、Xは塩素、臭素または沃素を示し、そしてR5
    は式(I)について定義したのと同義である)との反応
    に供する、ことを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 式(I−a) 【化4】 (式中、R1、R2およびR3は式(I)について定義し
    たのと同義である)で表される化合物を溶媒中で式(I
    II) XCH2CO25-a (III) (式中、Xは塩素、臭素または沃素を示し、R5-aは、
    式(I)について定義したR5の水素原子以外の基を示
    す)で表される化合物と反応させ、必要により得られた
    化合物を加水分解反応に供することを特徴とする請求項
    1記載の式(I)におけるR4が式CH2CO25で表さ
    れる基を示す化合物の製造方法。
  7. 【請求項7】 式(I−b) 【化5】 (式中、R5は式(I)について定義したのと同義であ
    る)で表される化合物を、溶媒中で、式(IV) X−Y (IV) (式中、Xは塩素、臭素または沃素を示し、Yは場合に
    よって置換されたベンジル基を示す)で表される化合物
    と反応させることを特徴とする請求項1記載の式(I)
    におけるR1およびR2が水素原子であり、R4が式CH2
    CO25で表される基であり、そしてR3が場合によっ
    て置換されたベンジル基である化合物の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の化合物を有効成分とする
    アルドースレダクターゼ阻害剤。
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