JP2000309868A - マグネトロンスパッタ方法と装置 - Google Patents

マグネトロンスパッタ方法と装置

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JP2000309868A
JP2000309868A JP11115590A JP11559099A JP2000309868A JP 2000309868 A JP2000309868 A JP 2000309868A JP 11115590 A JP11115590 A JP 11115590A JP 11559099 A JP11559099 A JP 11559099A JP 2000309868 A JP2000309868 A JP 2000309868A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 放電開始可能圧力より低い圧力で成膜するマ
グネトロンスパッタ方法において、膜質の向上を図る。 【解決手段】 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2
までは基板5と対向しないターゲット面上の放電42の
プラズマ密度を基板と対向するターゲット面上の放電4
1のプラズマ密度より高くし、目的圧力になった時点で
基板と対向するターゲット面上の放電41のプラズマ密
度を放電42のプラズマ密度より高くする。目的圧力以
外での成膜を極力抑えることができるので、膜質を向上
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク、電子
部品などの薄膜形成に用いられるマグネトロンスパッタ
リング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のマグネトロンスパッタ装置
の構成を示す。全体は中心軸19に対して対称である。
真空チャンバ10に基板5とターゲット1が対向して配
置され、供給ライン11から真空チャンバ10にガスが
供給され、排気ライン12から排気されている。13は
チャンバ内の圧力を監視する真空計である。14は絶縁
体である。
【0003】ターゲット1には直流または交流の電源1
5が接続されている。図示していないがターゲット1の
電圧をモニタする装置も備えている。またターゲット1
の裏には磁気回路30が配置されている。この装置は次
のように動作する。まず、排気ライン12を使ってガス
を排気しながら、Arなどのガスを供給ライン11から
導入する。
【0004】電源15により高電圧をかけると放電41
が起こりArがイオンと電子に電離したプラズマが発生
する。イオンは負にバイアスされたターゲット1に衝突
し、ターゲット原子を叩き出す(スパッタ)。そのとき
スパッタされたターゲット原子が基板5に付着し基板5
上に薄膜が形成される。特に、マグネトロンスパッタ装
置では、磁力線8がターゲット上でトンネル形状を作る
よう構成されており、磁場によりプラズマを閉じこめる
ことで低圧力における放電維持を可能としている。
【0005】近年、膜質の点から低圧力での成膜が望ま
れるが、低圧力では電子とスパッタガスの衝突確率が低
く放電開始が困難である。そこで以下のような動作にて
放電を開始して低圧での成膜を行う。まず、真空チャン
バ10の圧力を目的圧力p2より高いが放電開始可能な
圧力p1になるようArの流量または排気ラインの開度
を調整する。つぎに、電源にて高電圧をかける。放電が
開始すれば多量の電子が真空チャンバ10内に発生し、
磁場の閉じ込めによって低圧でも放電を維持することが
出来るので、ターゲットの電圧変化をモニタし放電開始
を確認した後、所望の膜質を得るための圧力p2になる
ようArの流量または排気ラインの開度を調整する。こ
のようにして低圧での成膜が可能となる。図5にこの動
作における圧力とスパッタ電力のタイミングチャートを
示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この図5に示す従来の
マグネトロンスパッタ方法では、時間t1から時間t2
までの間の圧力が目的圧力になっておらず、この間に成
膜された膜が膜質を劣化させるという問題点がある。本
発明は、放電開始可能な圧力p1より低い圧力p2で成
膜する成膜装置において、目的圧力p2以外での膜の堆
積を極力抑え、膜質の向上を実現できるマグネトロンス
パッタ方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のマグネトロンス
パッタ方法は、真空チャンバー内にターゲットに対向し
て基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧
を印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前
記基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1
よりも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、真
空チャンバー内に基板に対向する第1のターゲットと基
板に対向しない第2のターゲットを形成し、放電開始可
能圧力p1から目的圧力p2までは第2のターゲット上
のプラズマ密度を第1のターゲット上のプラズマ密度よ
り高くし、目的圧力p2になった時点で第1のターゲッ
ト上のプラズマ密度を第2のターゲット上のプラズマ密
度より高くして成膜することを特徴とする。
【0008】この本発明の構成によると、基板と対向し
ていないターゲット面上で放電開始する。この放電開始
から目的圧力になるまでは、この放電が発生しているタ
ーゲット面が基板と対向していないので、基板に膜が堆
積することはほとんどない。またこの放電が電子の供給
源となるので、基板と対向しているターゲット面での放
電を低圧で開始せしめることができる。よって目的圧力
以外での膜の堆積を極力抑え、低圧で成膜する膜質の向
上を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載のマグネトロンスパ
ッタ方法は、真空チャンバー内にターゲットに対向して
基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を
印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前記
基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よ
りも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、真空
チャンバー内に基板に対向する第1のターゲットと基板
に対向しない第2のターゲットを形成し、放電開始可能
圧力p1から目的圧力p2までは第2のターゲット上の
プラズマ密度を第1のターゲット上のプラズマ密度より
高くし、目的圧力p2になった時点で第1のターゲット
上のプラズマ密度を第2のターゲット上のプラズマ密度
より高くして成膜することを特徴とする。
【0010】請求項2記載のマグネトロンスパッタ方法
は、真空チャンバー内にターゲットに対向して基板を配
置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を印加し、
ターゲット面上に発生したプラズマにより前記基板上に
真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よりも低圧
の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、真空チャンバ
ー内に基板に対向する第1のターゲットと基板に対向し
ない第2のターゲットを形成し、それぞれに独立に電力
を印加し、放電開始可能圧力p1から目的圧力p2まで
は第2のターゲットのみ電力を印加し、目的圧力p2に
なった時点で第1のターゲットに電力を印加して成膜す
ることを特徴とする。
【0011】請求項3記載のマグネトロンスパッタ方法
は、請求項2において、基板に対向する第1のターゲッ
トの外周部に基板に対向しない第2のターゲットを形成
し、この第2のターゲットを環状に形成し、その内側に
磁気回路を形成して第2のターゲットの表面に磁気トン
ネルを形成させることを特徴とする。請求項4記載のマ
グネトロンスパッタ方法は、真空チャンバー内にターゲ
ットに対向して基板を配置し、前記ターゲットと前記基
板の間に電圧を印加し、ターゲット面上に発生したプラ
ズマにより前記基板上に真空チャンバー圧力が放電開始
可能圧力p1よりも低圧の目的圧力p2の状態で成膜す
るに際し、放電開始可能圧力p1から目的圧力p2まで
は基板と対向しない第2のターゲットの側の電磁石のみ
に電流を流し、目的圧力p2になった時点で基板と対向
する第1のターゲットの側の電磁石に電流を流して成膜
することを特徴とする。
【0012】請求項5記載のマグネトロンスパッタ方法
は、真空チャンバー内に基板に対向する第1のターゲッ
トと基板に対向しない第2のターゲットを形成し、放電
開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第2のターゲ
ットの側に固定された第2の電磁石によって第2のター
ゲット上に磁気トンネルを形成し、第1のターゲットに
近づいたときに第2の電磁石とともに第1のターゲット
上に磁気トンネルを形成する第1の電磁石を第1のター
ゲットから離間させ、放電開始とともに圧力を下げて目
的圧力p2になった時点で第1の電磁石を第1のターゲ
ットに近づけて第1のターゲット上の成膜することを特
徴とする。
【0013】請求項6記載のマグネトロンスパッタ装置
は、真空チャンバー内にターゲットに対向して基板を配
置し、基板に成膜するマグネトロンスパッタ装置であっ
て、真空チャンバー内に基板に対向して配置された第1
のターゲットと、真空チャンバー内に基板に対向しない
ように配置された第2のターゲットと、前記基板と第1
のターゲットの間に電圧を印加する第1の電源と、前記
基板と第2のターゲットの間に電圧を印加する第2の電
源と、放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第
2のターゲットのみ電力を印加し、目的圧力p2になっ
た時点で第1のターゲットに電力を印加して成膜する制
御部とを設けたことを特徴とする。
【0014】請求項7記載のマグネトロンスパッタ装置
は、真空チャンバー内に基板に対向して配置された対向
面とこの対向面の外周部に前記基板とは反対側に突出し
て基板に対向しないように形成された環状面を有するタ
ーゲットと、前記基板と第1のターゲットの間に電圧を
印加する電源と、ターゲットの対向面の前記基板とは反
対側に配設され対向面に磁気トンネルを形成する第1の
電磁石と、ターゲットの環状面の内側に配設され前記環
状面に磁気トンネルを形成する第2の電磁石と、放電開
始可能圧力p1から目的圧力p2までは基板と対向しな
い第2のターゲットの側の電磁石のみに電流を流し、目
的圧力p2になった時点で基板と対向する第1のターゲ
ットの側の電磁石に電流を流して成膜する制御部とを設
けたことを特徴とする。
【0015】請求項8記載のマグネトロンスパッタ装置
は、真空チャンバー内に基板に対向して配置された対向
面とこの対向面の外周部に前記基板とは反対側に突出し
て基板に対向しないように形成された環状面を有するタ
ーゲットと、前記基板と第1のターゲットの間に電圧を
印加する電源と、ターゲットの対向面の前記基板とは反
対側に接近離間可能に配設された第1の電磁石と、ター
ゲットの環状面の内側に配設され前記環状面に磁気トン
ネルを形成する第2の電磁石と、放電開始可能圧力p1
から目的圧力p2までは第1の電磁石をターゲットの対
向面から離間させて第2の電磁石によって第2のターゲ
ット上に磁気トンネルを形成し、放電開始とともに圧力
を下げて目的圧力p2になった時点で第1の電磁石をタ
ーゲットの対向面に近接させて第1,第2の電磁石によ
って第1のターゲット上に磁気トンネルを形成して成膜
する制御部とを設けたことを特徴とする。
【0016】以下、本発明のマグネトロンスパッタ方法
を具体的な各実施の形態に基づいて説明する。なお、従
来例を示す図4と同じ記号は同じ構成要素を表す。全体
は中心軸19に対して対称である。 〔実施の形態1〕図1は〔実施の形態1〕を示す。
【0017】真空チャンバ10に基板5とターゲット
1,2が配置されている。ターゲット1は基板5と対向
して配置され、環状のターゲット2は基板5に対向しな
いように、ターゲット1の裏面の外周にターゲット1と
は電気的に絶縁して配置されている。真空チャンバ10
におけるターゲット1,2の支持構造は、ターゲット2
が絶縁体14aを介して真空チャンバ10に取り付けら
れ、ターゲット1が絶縁体14bを介してターゲット2
に取り付けられている。
【0018】ターゲット1には電源15から電圧が印加
されており、ターゲット2には電源15とは別の高圧の
電源16から電圧が印加されている。ターゲット2の内
側には、ターゲット2の表面に磁気トンネル9を構成す
るよう磁気回路31が配置されている。基板5への成膜
は制御部43によってコントロールされて下記の工程で
実施される。
【0019】まず、排気ライン12を使ってガスを排気
しながら、Arなどのガスを供給ライン11から導入す
る。目的圧力p2よりも高い放電開始圧力p1では電源
15の印加電力はゼロにして電源16のみ印加し、ター
ゲット2上での放電42の開始を確認したら圧力を下げ
て目的圧力p2に達した時点で電源15の電力を印加し
て成膜する。
【0020】この方法によると、放電42が電子の供給
源となり、放電41は所望の低圧力から開始される。放
電42によるスパッタされた粒子はターゲット2が基板
5と対向していないので基板5に付着することはほとん
どなく、放電41によってスパッタされた粒子のみが基
板5に付着する。したがって、成膜は常に目的圧力p2
で行われ、従来方式より膜質を向上できる。
【0021】またこのとき、ターゲット2が環状でその
裏にターゲット2表面に磁気トンネル9を構成するよう
磁気回路31を配置しておくと、磁気トンネル9による
無終端の閉じこめが可能となり、放電42を低圧で安定
化させることができる。磁気回路31を設けずに装置を
構成することもできる。 〔実施の形態2〕図2は〔実施の形態2〕を示す。
【0022】〔実施の形態1〕のマグネトロンスパッタ
装置では、2つの電源15,16と2つのターゲット
1,2を使用したが、この〔実施の形態2〕のマグネト
ロンスパッタ装置では単一の電源と単一のターゲットで
構成されている点が異なっている。円盤状のターゲット
1は、基板5と対向する面1aと裏面の外周に形成され
て環状面1bとで形成されている。面1aの裏には面1
a上に磁気トンネル8を形成するように電磁石32が配
置される。電磁石32はコイル33とヨーク34からな
る。コイル33には電源21より電流を供給する。また
環状面1bの内側にも電磁石35を配置する。電磁石3
5に電源22より電流を供給すると、環状面1bの上に
も磁気トンネル9が形成される。
【0023】基板5への成膜は制御部43によってコン
トロールされて下記の工程で実施される。まず、排気ラ
イン12を使ってガスを排気しながら、Arなどのガス
を供給ライン11から導入する。真空チャンバ10の圧
力を放電開始可能圧力p1とする。電源15の電力を印
加し、コイル33の電流はゼロとし電磁石35のみ電流
を流す。このようにして環状面1bを中心とした放電4
2を起こす。
【0024】放電42の開始を確認後、真空チャンバ1
0の圧力を目的圧力p2まで下げる。目的圧力p2まで
下がったところでコイル33に電流を流す。これによっ
てターゲット1の基板5と対向する面1a上でも強い放
電41が始まり、基板5上に膜が堆積する。このよう
に、所望の低圧力p2より高い状態では、放電の電力は
ターゲット1の基板5と対向していない環状面1b上に
集中し、面1a上でのスパッタはおこらない。したがっ
て、目的圧力p2になるまでは基板5上に膜が付着する
ことはほとんどない。また1b上の放電42により電子
の供給を受けるので低圧力で1a上の放電41を開始す
ることができる。このようにして低圧力の状態から成膜
が始まるので膜質を向上できる。
【0025】〔実施の形態3〕図3(a)(b)は〔実
施の形態3〕を示す。〔実施の形態2〕のマグネトロン
スパッタ装置では、ターゲットの前記基板5に対向する
部分に作用する電磁石への通電を制御して磁束の発生を
制御したが、この〔実施の形態3〕ではターゲットの前
記基板5に対向する部分に作用する磁気回路としての永
久磁石を移動させて目的を達成している点で異なってい
る。
【0026】ターゲット1は基板5に対向する面1aと
基板5に対向しない環状面1bを持つ。基板5に対向し
ない面1bの裏側に固定され環状面1bに磁気トンネル
9をつくる永久磁石36と、ターゲット面1aからの距
離が可変でターゲット面1aに近づいたときに前記永久
磁石36とともにターゲット面1a上の磁気トンネル8
を形成する磁気回路としての永久磁石37とこの永久磁
石37を移動させる昇降装置38を備えている。
【0027】基板5への成膜は制御部43によってコン
トロールされて下記の工程で実施される。まず、排気ラ
イン12を使ってガスを排気しながら、Arなどのガス
を供給ライン11から導入する。真空チャンバ10の圧
力を放電開始可能圧力p1とする。永久磁石37を(図
3(a)に示すようにターゲットから遠ざけた状態で電
源15の電力を印加して面1bを中心とした放電42を
起こす。
【0028】放電42の開始を確認後、真空チャンバ1
0の圧力を目的圧力p2まで下げる。目的圧力p2まで
下がったところで磁気回路37を(図3(b))ターゲ
ットに近づける。面1a上で強い放電41が始まり基板
5上に膜が堆積する。このように、所望の低圧力p2よ
り高い状態では放電の電力は環状壁1b上に集中し面1
a上でのスパッタはおこらない。環状壁1bは基板に対
向していないので、目的圧力p2になるまでは基板上に
膜が付着することはほとんどない。また環状面1b上の
放電42により電子の供給を受けるので低圧力で放電4
1を開始することができる。このようにして低圧力の状
態から成膜が始まるので膜質を向上できる。
【0029】以上の〔実施の形態1〕〜〔実施の形態
3〕を互いに比較すると、〔実施の形態1〕は低圧にな
るまで、基板と対向するターゲット面での放電を確実に
抑えるという点で〔実施の形態2〕〔実施の形態3〕よ
り有利である。〔実施の形態2〕はスパッタ電源やマッ
チングネットワークが一つですむという点で〔実施の形
態1〕より有利であり、放電の切り替えが速いという点
で〔実施の形態3〕より有利である。〔実施の形態3〕
はスパッタ電源やマッチングネットワークが一つですむ
という点で〔実施の形態1〕より有利であり、電磁石電
源が不要という点で〔実施の形態2〕より有利である。
【0030】上記各実施の形態における磁気回路は、電
磁石または永久磁石の何れで構成することもできる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、基板に膜
を付着させない放電によって放電開始でき、その放電か
らの電子供給により、スパッタ成膜に使われる放電を目
的圧力で開始できる。したがって、放電開始可能圧力よ
り低い圧力で成膜するスパッタ装置においても、目的圧
力以外での膜の堆積を極力抑え、膜質の向上を図ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の〔実施の形態1〕を示すマグネトロン
スパッタ装置の構成図
【図2】本発明の〔実施の形態2〕を示すマグネトロン
スパッタ装置の構成図
【図3】本発明の〔実施の形態3〕を示すマグネトロン
スパッタ装置の放電開始時の状態と目的圧力での状態を
示す工程図
【図4】従来のマグネトロンスパッタ装置の構成図
【図5】同従来例のタイミングチャート図
【符号の説明】 p1 放電開始圧力 p2 成膜する目的圧力 1,2 ターゲット 1a ターゲットの基板と対向する面 1b ターゲットの基板と対向しない環状面 5 基板 9 磁気トンネル 10 真空チャンバ 11 供給ライン 12 排気ライン 13 真空計 14,14a,14b 絶縁体 15,16 電源 19 中心軸 21,22 電源 30 磁気回路 31 磁気回路 32 電磁石 33 コイル 34 ヨーク 35 電磁石 36 永久磁石 37 永久磁石 38 昇降装置 41,42 放電 43 制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を
    印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前記
    基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よ
    りも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、 真空チャンバー内に基板に対向する第1のターゲットと
    基板に対向しない第2のターゲットを形成し、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第2のタ
    ーゲット上のプラズマ密度を第1のターゲット上のプラ
    ズマ密度より高くし、 目的圧力p2になった時点で第1のターゲット上のプラ
    ズマ密度を第2のターゲット上のプラズマ密度より高く
    して成膜するマグネトロンスパッタ方法。
  2. 【請求項2】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を
    印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前記
    基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よ
    りも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、 真空チャンバー内に基板に対向する第1のターゲットと
    基板に対向しない第2のターゲットを形成し、それぞれ
    に独立に電力を印加し、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第2のタ
    ーゲットのみ電力を印加し、 目的圧力p2になった時点で第1のターゲットに電力を
    印加して成膜するマグネトロンスパッタ方法。
  3. 【請求項3】基板に対向する第1のターゲットの外周部
    に基板に対向しない第2のターゲットを形成し、この第
    2のターゲットを環状に形成し、その内側に磁気回路を
    形成して第2のターゲットの表面に磁気トンネルを形成
    させる請求項2のマグネトロンスパッタ方法。
  4. 【請求項4】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を
    印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前記
    基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よ
    りも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは基板と対
    向しない第2のターゲットの側の電磁石のみに電流を流
    し、目的圧力p2になった時点で基板と対向する第1の
    ターゲットの側の電磁石に電流を流して成膜するマグネ
    トロンスパッタ方法。
  5. 【請求項5】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、前記ターゲットと前記基板の間に電圧を
    印加し、ターゲット面上に発生したプラズマにより前記
    基板上に真空チャンバー圧力が放電開始可能圧力p1よ
    りも低圧の目的圧力p2の状態で成膜するに際し、 真空チャンバー内に基板に対向する第1のターゲットと
    基板に対向しない第2のターゲットを形成し、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第2のタ
    ーゲットの側に固定された第2の電磁石によって第2の
    ターゲット上に磁気トンネルを形成し、第1のターゲッ
    トに近づいたときに第2の電磁石とともに第1のターゲ
    ット上に磁気トンネルを形成する第1の電磁石を第1の
    ターゲットから離間させ、 放電開始とともに圧力を下げて目的圧力p2になった時
    点で第1の電磁石を第1のターゲットに近づけて第1の
    ターゲット上の成膜するマグネトロンスパッタ方法。
  6. 【請求項6】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、基板に成膜するマグネトロンスパッタ装
    置であって、 真空チャンバー内に基板に対向して配置された第1のタ
    ーゲットと、 真空チャンバー内に基板に対向しないように配置された
    第2のターゲットと、前記基板と第1のターゲットの間
    に電圧を印加する第1の電源と、 前記基板と第2のターゲットの間に電圧を印加する第2
    の電源と、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第2のタ
    ーゲットのみ電力を印加し、目的圧力p2になった時点
    で第1のターゲットに電力を印加して成膜する制御部と
    を設けたマグネトロンスパッタ装置。
  7. 【請求項7】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、基板に成膜するマグネトロンスパッタ装
    置であって、 真空チャンバー内に基板に対向して配置された対向面と
    この対向面の外周部に前記基板とは反対側に突出して基
    板に対向しないように形成された環状面を有するターゲ
    ットと、 前記基板と第1のターゲットの間に電圧を印加する電源
    と、 ターゲットの対向面の前記基板とは反対側に配設され対
    向面に磁気トンネルを形成する第1の電磁石と、 ターゲットの環状面の内側に配設され前記環状面に磁気
    トンネルを形成する第2の電磁石と、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは基板と対
    向しない第2のターゲットの側の電磁石のみに電流を流
    し、目的圧力p2になった時点で基板と対向する第1の
    ターゲットの側の電磁石に電流を流して成膜する制御部
    とを設けたマグネトロンスパッタ装置。
  8. 【請求項8】真空チャンバー内にターゲットに対向して
    基板を配置し、基板成膜するマグネトロンスパッタ装置
    であって、 真空チャンバー内に基板に対向して配置された対向面と
    この対向面の外周部に前記基板とは反対側に突出して基
    板に対向しないように形成された環状面を有するターゲ
    ットと、 前記基板と第1のターゲットの間に電圧を印加する電源
    と、 ターゲットの対向面の前記基板とは反対側に接近離間可
    能に配設された第1の電磁石と、 ターゲットの環状面の内側に配設され前記環状面に磁気
    トンネルを形成する第2の電磁石と、 放電開始可能圧力p1から目的圧力p2までは第1の電
    磁石をターゲットの対向面から離間させて第2の電磁石
    によって第2のターゲット上に磁気トンネルを形成し、
    放電開始とともに圧力を下げて目的圧力p2になった時
    点で第1の電磁石をターゲットの対向面に近接させて第
    1,第2の電磁石によって第1のターゲット上に磁気ト
    ンネルを形成して成膜する制御部とを設けたマグネトロ
    ンスパッタ装置。
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