JP2000310754A - 眼鏡枠の構成部材,並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠 - Google Patents
眼鏡枠の構成部材,並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠Info
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- JP2000310754A JP2000310754A JP11118702A JP11870299A JP2000310754A JP 2000310754 A JP2000310754 A JP 2000310754A JP 11118702 A JP11118702 A JP 11118702A JP 11870299 A JP11870299 A JP 11870299A JP 2000310754 A JP2000310754 A JP 2000310754A
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Landscapes
- Eyeglasses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゆがみが少なく、形状の調整が簡単な眼鏡枠
の構成部材並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び
眼鏡枠を提供する。 【解決手段】 3本の線材26,27,28を接合する
ことなく他の線材との間に移動可能な隙間部を有するよ
うに3つ編み状に組んで形成された構成部材29を用い
てテンプル25を構成している。同様の構成部材16を
用いてブリッジ4を構成している。
の構成部材並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び
眼鏡枠を提供する。 【解決手段】 3本の線材26,27,28を接合する
ことなく他の線材との間に移動可能な隙間部を有するよ
うに3つ編み状に組んで形成された構成部材29を用い
てテンプル25を構成している。同様の構成部材16を
用いてブリッジ4を構成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡枠の構成部材
並びにこの構成部材を備えたブリッジ,テンプル及び眼
鏡枠に関するものである。
並びにこの構成部材を備えたブリッジ,テンプル及び眼
鏡枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の眼鏡枠の構成部品として
は、たとえば、図5に示すようなテンプル100があっ
た。
は、たとえば、図5に示すようなテンプル100があっ
た。
【0003】テンプル100は、線材101,102を
捩って形成した捩り紐線からなっている。捩り紐線は、
各ピッチ間に小さな隙間103を残して捩られた2本の
線材101,102を表裏両面から圧縮し互いに圧着さ
せたものである。
捩って形成した捩り紐線からなっている。捩り紐線は、
各ピッチ間に小さな隙間103を残して捩られた2本の
線材101,102を表裏両面から圧縮し互いに圧着さ
せたものである。
【0004】また、他には、図6にその一部を示すよう
なレンズ保持具105があった。レンズ保持具105
は、3本のナイロン糸(又は金属線)106,107,
108を密に編んで形成されている。このレンズ保持具
105をレンズ外周の溝に掛け回し、リムバーに連結す
ることによってレンズを保持する。
なレンズ保持具105があった。レンズ保持具105
は、3本のナイロン糸(又は金属線)106,107,
108を密に編んで形成されている。このレンズ保持具
105をレンズ外周の溝に掛け回し、リムバーに連結す
ることによってレンズを保持する。
【0005】同様に、図7(a)のように撚り合わせた
3本の線材111,112,113を圧接により図7
(b)に示すように相互に圧着させて、素材110を形
成し、この素材をリムに用いるようにしたものがあっ
た。
3本の線材111,112,113を圧接により図7
(b)に示すように相互に圧着させて、素材110を形
成し、この素材をリムに用いるようにしたものがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、線材同士を圧着したり、密
に編んで形成したりしているので、加工時の部材の変形
に対して線材相互の変位が規制されて、ゆがみが大きく
なるとともに、形状の調整が難しかった。
ような従来技術の場合には、線材同士を圧着したり、密
に編んで形成したりしているので、加工時の部材の変形
に対して線材相互の変位が規制されて、ゆがみが大きく
なるとともに、形状の調整が難しかった。
【0007】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、ゆが
みが少なく、形状の調整が簡単な眼鏡枠の構成部材並び
にこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠を提供す
ることにある。
ためになされたもので、その目的とするところは、ゆが
みが少なく、形状の調整が簡単な眼鏡枠の構成部材並び
にこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、複数本の線材を組んで形成された
眼鏡枠の構成部材において、前記構成部材は、線材が互
いに相対移動移動自在に交差する交差部と、隣り合う交
差部に囲まれる線材間の隙間部、を有することを特徴と
する。
に本発明にあっては、複数本の線材を組んで形成された
眼鏡枠の構成部材において、前記構成部材は、線材が互
いに相対移動移動自在に交差する交差部と、隣り合う交
差部に囲まれる線材間の隙間部、を有することを特徴と
する。
【0009】このように形成された眼鏡枠の構成部材
は、交差部において互いに相対移動自在に交差してお
り、組まれた線材間には線材に沿って隣り合う交差部に
よって囲まれた隙間部が形成されているので、加工時あ
るいは加工後に変形させた場合でも、線材の相対的な移
動による交差部の移動と隙間部の変形を含む線材の変形
により、構成部材の変形を吸収することができる。した
がって、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。ま
た、交差部で線材を接合したり、隙間なく線材を組んだ
構成部材に比べて、線材の変形を妨げる要因が少ないの
で、構成部材の形状を容易に調整することができる。
は、交差部において互いに相対移動自在に交差してお
り、組まれた線材間には線材に沿って隣り合う交差部に
よって囲まれた隙間部が形成されているので、加工時あ
るいは加工後に変形させた場合でも、線材の相対的な移
動による交差部の移動と隙間部の変形を含む線材の変形
により、構成部材の変形を吸収することができる。した
がって、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。ま
た、交差部で線材を接合したり、隙間なく線材を組んだ
構成部材に比べて、線材の変形を妨げる要因が少ないの
で、構成部材の形状を容易に調整することができる。
【0010】このような眼鏡枠の構成部材は、ブリッジ
やテンプル等の部品の一部に用いることもできるし、こ
のような構成部材のみで部品を構成してもよい。また、
構成部材を形成する線材は複数であれば任意の本数を用
いることができ、組み方に応じて2本,3本あるいは4
本以上の本数を適宜選択すればよい。
やテンプル等の部品の一部に用いることもできるし、こ
のような構成部材のみで部品を構成してもよい。また、
構成部材を形成する線材は複数であれば任意の本数を用
いることができ、組み方に応じて2本,3本あるいは4
本以上の本数を適宜選択すればよい。
【0011】また、前記構成部材は、三つ編み状に組ま
れた3本の線材からなるようにしてもよい。
れた3本の線材からなるようにしてもよい。
【0012】このようにすれば、少ない線材でかつ簡単
な組み方で構成部材を形成することができる。 線材を
組んで構成部材を形成する場合には、線材がばらけない
ように互いに交差させればよく、種々の組み方を採用す
ることができ、例えば、編み物の場合の糸の編み方や組
み紐の場合の紐の組み方等を転用することもできる。
な組み方で構成部材を形成することができる。 線材を
組んで構成部材を形成する場合には、線材がばらけない
ように互いに交差させればよく、種々の組み方を採用す
ることができ、例えば、編み物の場合の糸の編み方や組
み紐の場合の紐の組み方等を転用することもできる。
【0013】また、眼鏡枠のブリッジが本発明に係る構
成部材を備えるようにしてもよい。
成部材を備えるようにしてもよい。
【0014】また、眼鏡枠のテンプルが本発明に係る構
成部材を備えるようにしてもよい。
成部材を備えるようにしてもよい。
【0015】また、眼鏡枠が本発明に係る構成部材を備
えるようにしてもよい。
えるようにしてもよい。
【0016】このように、眼鏡枠のいずれの部品あるい
は部位に適用するかによって、それに応じた特性を有す
る線材を選択して構成部材を形成すればよく、太さ,断
面形状,材質等の異なる線材を組み合わせて形成するこ
ともできる。
は部位に適用するかによって、それに応じた特性を有す
る線材を選択して構成部材を形成すればよく、太さ,断
面形状,材質等の異なる線材を組み合わせて形成するこ
ともできる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を説明する。
の好適な実施の形態を説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1〜図2を参照し
て、第1の実施の形態に係る眼鏡について説明する。
て、第1の実施の形態に係る眼鏡について説明する。
【0019】図1(a)は眼鏡1の正面図、図1(b)
はブリッジ4の正面図である。面取りしたレンズ2,3
の内側端部にそれぞれ上下2つの孔が開設されており、
ブリッジ4の固定部5,6がネジ7,8,9,10によ
ってレンズ2,3の裏面に固定されている。ブリッジの
固定部5,6は、端部で二股に分かれてネジ止め用の孔
5a,5b及び6a,6bが設けられている。また、固
定部5,6の裏面にはパッド足5c,5dが延設され、
その先端部にパッド11,12が支持されている。両固
定部5,6の中間には3本の線材13,14,15を三
つ編み状に組んで形成された構成部材16が配置されて
いる。部材16及びパッド足5c,5dはいずれも金属
で形成されており、同様に金属製の固定部5,6にろう
付けされている。
はブリッジ4の正面図である。面取りしたレンズ2,3
の内側端部にそれぞれ上下2つの孔が開設されており、
ブリッジ4の固定部5,6がネジ7,8,9,10によ
ってレンズ2,3の裏面に固定されている。ブリッジの
固定部5,6は、端部で二股に分かれてネジ止め用の孔
5a,5b及び6a,6bが設けられている。また、固
定部5,6の裏面にはパッド足5c,5dが延設され、
その先端部にパッド11,12が支持されている。両固
定部5,6の中間には3本の線材13,14,15を三
つ編み状に組んで形成された構成部材16が配置されて
いる。部材16及びパッド足5c,5dはいずれも金属
で形成されており、同様に金属製の固定部5,6にろう
付けされている。
【0020】レンズ3の外側端部には上下2つの孔が開
設されており、智17,18の固定部19,20がネジ
21,22,23,24によってレンズ2,3の裏面に
固定されている。智18は固定部20から後方に屈曲
し、端部の内側に設けられた図示しない丁番を介してテ
ンプル25が回動自在に連結されている。智17側は智
18側と対称的な構成を有しているので説明を省略し、
以下智18側についてのみ説明する。
設されており、智17,18の固定部19,20がネジ
21,22,23,24によってレンズ2,3の裏面に
固定されている。智18は固定部20から後方に屈曲
し、端部の内側に設けられた図示しない丁番を介してテ
ンプル25が回動自在に連結されている。智17側は智
18側と対称的な構成を有しているので説明を省略し、
以下智18側についてのみ説明する。
【0021】テンプル25のフロント側の端部25aと
後方側の端部25bの中間には3本の線材26,27,
28を三つ編み状に組んで形成された構成部材29が配
置されている。部材29は、後方側で端部25bにかけ
て下方に湾曲し、耳掛け部30を形成している。フロン
ト側の端部25aは略直方体形状をなし、内側には智1
8側の丁番構成部材とともに丁番を構成する丁番構成部
材が設けられている。後方側の端部25bは一方の端面
が略円柱面状となっている略直方体形状をなす。フロン
ト側の端部25a,後方側の端部25bはいずれも金属
製で、同様に金属製の部材29の端部がろう付けされて
いる。
後方側の端部25bの中間には3本の線材26,27,
28を三つ編み状に組んで形成された構成部材29が配
置されている。部材29は、後方側で端部25bにかけ
て下方に湾曲し、耳掛け部30を形成している。フロン
ト側の端部25aは略直方体形状をなし、内側には智1
8側の丁番構成部材とともに丁番を構成する丁番構成部
材が設けられている。後方側の端部25bは一方の端面
が略円柱面状となっている略直方体形状をなす。フロン
ト側の端部25a,後方側の端部25bはいずれも金属
製で、同様に金属製の部材29の端部がろう付けされて
いる。
【0022】本実施形態では、眼鏡枠は、ブリッジ4,
智17,18,テンプル25,37から構成されてい
る。
智17,18,テンプル25,37から構成されてい
る。
【0023】次に、ブリッジ4及びテンプル25の一部
をなす構成部材の詳細構造について説明する。
をなす構成部材の詳細構造について説明する。
【0024】構成部材の構造はブリッジ4とテンプル2
5で同様の構造を有するので、以下ではテンプル25の
構成部材29について説明する。
5で同様の構造を有するので、以下ではテンプル25の
構成部材29について説明する。
【0025】図2(a)は構成部材29の一部を拡大し
て示した図であり、図2(b)は同(a)のA−A断面
図である。構成部材29は3本の線材26,27,28
を接合することなく三つ編み状に組んだものである。そ
れぞれの線材26,27,28は部材の延長方向に対し
て左行及び右行を交互に略周期的に繰り返す波状をな
す。構成部材29では3本の波状の線材26,27,2
8は波のピッチがほぼ等間隔となるように延長方向にず
らして配置されており、1本の線材26が延長方向で線
材27と交差部31において交差する際に表側から交差
する場合には、延長方向の次の交差部32では他の線材
28とは裏側から交差し、1本の線材と他の2本の線材
との交差部では表側からの交差と裏側からの交差が交互
に現れるように組む。図2(b)に示すように、2本の
線材27,28は接しているのみで接合されておらず、
互いに相対的に移動可能である。2本の線材の隣り合う
交差部31,34間において、線材26,27と交差す
るように組まれた他の1本の線材28との間には、隣り
合う交差部31,32,33に囲まれた隙間部35と、
同様に隣り合う交差部32,33,34に囲まれた隙間
部36が形成されており、3本の線材26,27,28
は上述のように端部を除いて互いに接合されていないの
で、いずれの線材も他の2本の線材に対する移動が可能
である。したがって、構成部材29に外力を加えた場合
に、3本の線材26,27,28にもそれぞれ外力が作
用するが、このうち線材28を例にとると、線材26,
27に対する相対的移動が許容されるとともにそのため
の領域として線材間の隙間部35,36が確保されてお
り、加工時あるいは加工後に変形させた場合でも、線材
の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の変形を含
む線材の変形により、構成部材の変形を吸収することが
できる。すなわち、各線材の変形の自由度が大きいた
め、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。また、ブ
リッジ4やテンプル5の耳掛け部30の湾曲工程のよう
に製造過程で塑性変形させる際に、線材間が接合された
り、隙間なく密に組まれている場合に比べて線材の変形
を妨げる要因が少ないので、小さい力で変形することが
可能であり、容易に形状を調整できる。さらに、踏みつ
けたり、接触したりして使用時に加わる外力が作用する
場合であっても、変形の自由度が大きいために弾性限度
が大きくなるので、塑性変形しにくく、形状の保持特性
に優れている。
て示した図であり、図2(b)は同(a)のA−A断面
図である。構成部材29は3本の線材26,27,28
を接合することなく三つ編み状に組んだものである。そ
れぞれの線材26,27,28は部材の延長方向に対し
て左行及び右行を交互に略周期的に繰り返す波状をな
す。構成部材29では3本の波状の線材26,27,2
8は波のピッチがほぼ等間隔となるように延長方向にず
らして配置されており、1本の線材26が延長方向で線
材27と交差部31において交差する際に表側から交差
する場合には、延長方向の次の交差部32では他の線材
28とは裏側から交差し、1本の線材と他の2本の線材
との交差部では表側からの交差と裏側からの交差が交互
に現れるように組む。図2(b)に示すように、2本の
線材27,28は接しているのみで接合されておらず、
互いに相対的に移動可能である。2本の線材の隣り合う
交差部31,34間において、線材26,27と交差す
るように組まれた他の1本の線材28との間には、隣り
合う交差部31,32,33に囲まれた隙間部35と、
同様に隣り合う交差部32,33,34に囲まれた隙間
部36が形成されており、3本の線材26,27,28
は上述のように端部を除いて互いに接合されていないの
で、いずれの線材も他の2本の線材に対する移動が可能
である。したがって、構成部材29に外力を加えた場合
に、3本の線材26,27,28にもそれぞれ外力が作
用するが、このうち線材28を例にとると、線材26,
27に対する相対的移動が許容されるとともにそのため
の領域として線材間の隙間部35,36が確保されてお
り、加工時あるいは加工後に変形させた場合でも、線材
の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の変形を含
む線材の変形により、構成部材の変形を吸収することが
できる。すなわち、各線材の変形の自由度が大きいた
め、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。また、ブ
リッジ4やテンプル5の耳掛け部30の湾曲工程のよう
に製造過程で塑性変形させる際に、線材間が接合された
り、隙間なく密に組まれている場合に比べて線材の変形
を妨げる要因が少ないので、小さい力で変形することが
可能であり、容易に形状を調整できる。さらに、踏みつ
けたり、接触したりして使用時に加わる外力が作用する
場合であっても、変形の自由度が大きいために弾性限度
が大きくなるので、塑性変形しにくく、形状の保持特性
に優れている。
【0026】線材26,27,28に使用する材質とし
ては、アルミ等の金属を使用することができるが、構成
部材の使用部位に応じた形状保持が可能な剛性を有する
材質であればよく、ナイロン等の他の材質を適宜選択す
ることができ、これらに限られない。
ては、アルミ等の金属を使用することができるが、構成
部材の使用部位に応じた形状保持が可能な剛性を有する
材質であればよく、ナイロン等の他の材質を適宜選択す
ることができ、これらに限られない。
【0027】また、図2(b)に示すように、構成部材
29を構成する線材26,27,28は、いずれも同様
の太さであり、同様の円形の断面形状を有するが、異な
る太さ(図3(a)参照)や四角形(図3(b)参照)
や三角形(図3(c)参照)等の異なる断面形状の線材
あるいは互いに異なる断面形状の線材(図3(d)参
照)を三つ編み状に組み合わせてもよい(図3は、いず
れも他の線材を用いて構成部材29を形成した場合の図
2(b)と同様の断面形状を示したものである。)。線
材の断面形状又は太さは、延長方向に一定である場合に
限られず、断面形状が延長方向に沿って連続に又は不連
続に変化するような線材を用いて構成部材を形成するこ
ともできる。例えば、テンプルに用いる場合であれば、
フロント側の断面形状が円形であり、耳掛け部側の断面
形状が四角形や楕円形であり、フロント側と耳掛け部側
との間で断面形状が連続に又は不連続に変化する線材を
用いてもよい。あるいは、断面形状が、フロント側で楕
円形であり、耳掛け部側へ向かって順に、径の大きい円
形、径のより小さい円形へと変化する線材を用いてもよ
い。
29を構成する線材26,27,28は、いずれも同様
の太さであり、同様の円形の断面形状を有するが、異な
る太さ(図3(a)参照)や四角形(図3(b)参照)
や三角形(図3(c)参照)等の異なる断面形状の線材
あるいは互いに異なる断面形状の線材(図3(d)参
照)を三つ編み状に組み合わせてもよい(図3は、いず
れも他の線材を用いて構成部材29を形成した場合の図
2(b)と同様の断面形状を示したものである。)。線
材の断面形状又は太さは、延長方向に一定である場合に
限られず、断面形状が延長方向に沿って連続に又は不連
続に変化するような線材を用いて構成部材を形成するこ
ともできる。例えば、テンプルに用いる場合であれば、
フロント側の断面形状が円形であり、耳掛け部側の断面
形状が四角形や楕円形であり、フロント側と耳掛け部側
との間で断面形状が連続に又は不連続に変化する線材を
用いてもよい。あるいは、断面形状が、フロント側で楕
円形であり、耳掛け部側へ向かって順に、径の大きい円
形、径のより小さい円形へと変化する線材を用いてもよ
い。
【0028】また、本実施形態では3本の線材を三つ編
み状に組んで構成部材を形成しているが、4本以上の任
意の本数の線材を互いに接合することなく、他の線材と
の間に相対的変位可能な隙間を有するように組んでもよ
い。組み方は、三つ編み状に限らず、各線材が互いにば
らばらにならないようにすればよく、他の組み方を採用
することもできる。
み状に組んで構成部材を形成しているが、4本以上の任
意の本数の線材を互いに接合することなく、他の線材と
の間に相対的変位可能な隙間を有するように組んでもよ
い。組み方は、三つ編み状に限らず、各線材が互いにば
らばらにならないようにすればよく、他の組み方を採用
することもできる。
【0029】また、本実施形態では、独立の3本の線材
を端部にろう付けして接合しているが、単に3本の線材
を一体に接合して端部としてもよいし、単一の部材を延
長方向にそって3本に分割して各線材を形成してもよ
い。
を端部にろう付けして接合しているが、単に3本の線材
を一体に接合して端部としてもよいし、単一の部材を延
長方向にそって3本に分割して各線材を形成してもよ
い。
【0030】また、本実施形態では、上述の部材をブリ
ッジ及びテンプルに用いているが、眼鏡枠の他の構成部
品に用いるようにしてもよい。
ッジ及びテンプルに用いているが、眼鏡枠の他の構成部
品に用いるようにしてもよい。
【0031】(第2の実施形態)図4には、第2の実施
の形態が示されている。上記第1の実施の形態は、リム
がレンズを取り巻かない縁なし枠であったが、第2の実
施形態は、リムにレンズを保持するタイプの眼鏡枠41
である。
の形態が示されている。上記第1の実施の形態は、リム
がレンズを取り巻かない縁なし枠であったが、第2の実
施形態は、リムにレンズを保持するタイプの眼鏡枠41
である。
【0032】図4(a)は(レンズが装着された)眼鏡
枠41の正面図であり、図4(b)は眼鏡枠41の右側
面図である。
枠41の正面図であり、図4(b)は眼鏡枠41の右側
面図である。
【0033】フロントは、レンズ42,43を取り巻き
これを保持するリム44,45とリム間を連結するブリ
ッジ46からなる。また、リム44,45の内側端部の
ブリッジ下方にはパッド46,47を支持するパッド足
44a,45aがろう付けされている。
これを保持するリム44,45とリム間を連結するブリ
ッジ46からなる。また、リム44,45の内側端部の
ブリッジ下方にはパッド46,47を支持するパッド足
44a,45aがろう付けされている。
【0034】リム44,45の外側の端部には智48,
49がろう付けされており、智49の後方側の端部には
図示しない丁番を介してテンプル50が回動自在に連結
されている。智48側も同様の構成を有するが、以下智
49側についてのみ説明する。
49がろう付けされており、智49の後方側の端部には
図示しない丁番を介してテンプル50が回動自在に連結
されている。智48側も同様の構成を有するが、以下智
49側についてのみ説明する。
【0035】テンプル50のフロント側の端部50aと
後方側の端部50bの中間には3本の線材51,52,
53を三つ編み状に組んで形成された構成部材54が配
置されている。構成部材54は、後方側で端部にかけて
下方に湾曲し、耳掛け部55を形成している。フロント
側の端部50aは略直方体形状をなし、内側には智49
側の丁番構成部材とともに丁番を構成する丁番構成部材
が設けられている。後方側の端部50bは一方の端面が
略円柱面状となっている略直方体形状をなす。フロント
側の端部50a,後方側の端部50bはいずれも金属製
で、同様に金属製の部材がろう付けされている。
後方側の端部50bの中間には3本の線材51,52,
53を三つ編み状に組んで形成された構成部材54が配
置されている。構成部材54は、後方側で端部にかけて
下方に湾曲し、耳掛け部55を形成している。フロント
側の端部50aは略直方体形状をなし、内側には智49
側の丁番構成部材とともに丁番を構成する丁番構成部材
が設けられている。後方側の端部50bは一方の端面が
略円柱面状となっている略直方体形状をなす。フロント
側の端部50a,後方側の端部50bはいずれも金属製
で、同様に金属製の部材がろう付けされている。
【0036】本実施形態の構成部材54も第1の実施形
態の構成部材29と同様に形成されている、すなわち、
3本の線材51,52,53の相対的移動が許容される
とともにそのための領域として線材間の隙間部が確保さ
れており、加工時あるいは加工後に変形させた場合で
も、線材の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の
変形を含む線材の変形により、構成部材の変形を吸収す
ることができる。すなわち、各線材の変形の自由度が大
きいため、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。ま
た、テンプルの耳掛け部の湾曲工程のように製造過程で
塑性変形させる際に、線材間が接合されたり、隙間なく
密に組まれている場合に比べて小さい力で変形すること
が可能であり、容易に形状を調整できる。さらに、踏み
つけたり、接触したりして使用時に加わる外力が作用す
る場合であっても、変形の自由度が大きいために弾性限
度が大きくなるので、塑性変形しにくく、形状の保持特
性に優れている。
態の構成部材29と同様に形成されている、すなわち、
3本の線材51,52,53の相対的移動が許容される
とともにそのための領域として線材間の隙間部が確保さ
れており、加工時あるいは加工後に変形させた場合で
も、線材の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の
変形を含む線材の変形により、構成部材の変形を吸収す
ることができる。すなわち、各線材の変形の自由度が大
きいため、加工時あるいは加工後のゆがみが少ない。ま
た、テンプルの耳掛け部の湾曲工程のように製造過程で
塑性変形させる際に、線材間が接合されたり、隙間なく
密に組まれている場合に比べて小さい力で変形すること
が可能であり、容易に形状を調整できる。さらに、踏み
つけたり、接触したりして使用時に加わる外力が作用す
る場合であっても、変形の自由度が大きいために弾性限
度が大きくなるので、塑性変形しにくく、形状の保持特
性に優れている。
【0037】本発明は、上述の実施形態で説明したタイ
プの眼鏡枠に限らず、種々のタイプの眼鏡枠のブリッ
ジ,テンプル等の構成部品に適用することができる。
プの眼鏡枠に限らず、種々のタイプの眼鏡枠のブリッ
ジ,テンプル等の構成部品に適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による眼鏡
枠の構成部材は、交差部において互いに相対移動自在に
交差しており、組まれた線材間には線材に沿って隣り合
う交差部によって囲まれた隙間部が形成されているの
で、加工時あるいは加工後に変形させた場合でも、線材
の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の変形を含
む線材の変形により、構成部材の変形を吸収することが
できる。したがって、加工時あるいは加工後のゆがみが
少ない。また、交差部で線材を接合したり、隙間なく線
材を組んだ構成部材に比べて、線材の変形を妨げる要因
が少ないので、構成部材の形状を容易に調整することが
できる。
枠の構成部材は、交差部において互いに相対移動自在に
交差しており、組まれた線材間には線材に沿って隣り合
う交差部によって囲まれた隙間部が形成されているの
で、加工時あるいは加工後に変形させた場合でも、線材
の相対的な移動による交差部の移動と隙間部の変形を含
む線材の変形により、構成部材の変形を吸収することが
できる。したがって、加工時あるいは加工後のゆがみが
少ない。また、交差部で線材を接合したり、隙間なく線
材を組んだ構成部材に比べて、線材の変形を妨げる要因
が少ないので、構成部材の形状を容易に調整することが
できる。
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る眼
鏡を示す正面図ある。図1(b)は同眼鏡のブリッジの
正面図である。図1(c)は同眼鏡の右側面図である。
鏡を示す正面図ある。図1(b)は同眼鏡のブリッジの
正面図である。図1(c)は同眼鏡の右側面図である。
【図2】図2(a)は本発明の第1の実施形態に係る眼
鏡のテンプルの部分拡大図である。図2(b)は図2
(a)のA−A断面図である。
鏡のテンプルの部分拡大図である。図2(b)は図2
(a)のA−A断面図である。
【図3】図3(a)〜(d)は他の線材を使用した場合
の図2(b)と同様の断面図である。
の図2(b)と同様の断面図である。
【図4】図4(a)は本発明の第2の実施形態に係る眼
鏡の正面図である。図4(b)は同眼鏡の右側面図であ
る。
鏡の正面図である。図4(b)は同眼鏡の右側面図であ
る。
【図5】図5は従来例に係るテンプルの一部の構造を示
す図である。
す図である。
【図6】図6は他の従来例に係る眼鏡保持具の一部の構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図7】図7はさらに他の従来例に係るリムの一部の構
造を示す図である。
造を示す図である。
1,41 眼鏡枠 4 ブリッジ 13,14,15,26,27,28,51,52,5
3 線材 16,29,54 構成部材 25,37,50 テンプル 31,32,33,34 交差部 35,36 隙間部
3 線材 16,29,54 構成部材 25,37,50 テンプル 31,32,33,34 交差部 35,36 隙間部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数本の線材を組んで形成された眼鏡枠
の構成部材において、 前記構成部材は、線材が互いに相対移動自在に交差する
交差部と、隣り合う交差部に囲まれる線材間の隙間部、
を有することを特徴とする眼鏡枠の構成部材。 - 【請求項2】 前記構成部材は、三つ編み状に組まれた
3本の線材からなることを特徴とする請求項1記載の眼
鏡枠の構成部材。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の構成部材を備えた
ことを特徴とする眼鏡枠のブリッジ。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載の構成部材を備えた
ことを特徴とする眼鏡枠のテンプル。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載の構成部材を備えた
ことを特徴とする眼鏡枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118702A JP2000310754A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 眼鏡枠の構成部材,並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11118702A JP2000310754A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 眼鏡枠の構成部材,並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310754A true JP2000310754A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14743034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11118702A Withdrawn JP2000310754A (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 眼鏡枠の構成部材,並びにこれを備えたブリッジ,テンプル及び眼鏡枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000310754A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009113111A1 (en) * | 2008-03-10 | 2009-09-17 | Safilo Societa' Azionaria Fabbrica Italiana Lavorazione Occhiali S.P.A | Improved arm for. spectacles and method of manufacture thereof |
| JP2011053472A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Tetsuo Sanpei | 眼鏡フレーム |
| JP2017191168A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 有限会社北陸ベンディング | 眼鏡用部品の製造方法 |
| JP2019028400A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社フォーナインズ | 眼鏡用テンプル及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11118702A patent/JP2000310754A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009113111A1 (en) * | 2008-03-10 | 2009-09-17 | Safilo Societa' Azionaria Fabbrica Italiana Lavorazione Occhiali S.P.A | Improved arm for. spectacles and method of manufacture thereof |
| JP2011053472A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Tetsuo Sanpei | 眼鏡フレーム |
| JP2017191168A (ja) * | 2016-04-12 | 2017-10-19 | 有限会社北陸ベンディング | 眼鏡用部品の製造方法 |
| JP2019028400A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社フォーナインズ | 眼鏡用テンプル及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |