JP2000311231A - カード部材 - Google Patents
カード部材Info
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- JP2000311231A JP2000311231A JP11119797A JP11979799A JP2000311231A JP 2000311231 A JP2000311231 A JP 2000311231A JP 11119797 A JP11119797 A JP 11119797A JP 11979799 A JP11979799 A JP 11979799A JP 2000311231 A JP2000311231 A JP 2000311231A
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- semiconductor chip
- card
- substrate
- capacitance
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子マネーなどに利用されるICカードで
は、ICカードの分解による鍵コード盗用による偽造を
防止する必要がある。 【解決手段】 ICカードのICチップ破壊を防ぐため
の補強用メタルとICチップの間に発生する容量値によ
ってランダムな数値を発生することによって鍵コードを
発生させる。ICカードが分解されたとき、補強用メタ
ルも外されるので、自動的に容量が失われ鍵コードが消
失する。
は、ICカードの分解による鍵コード盗用による偽造を
防止する必要がある。 【解決手段】 ICカードのICチップ破壊を防ぐため
の補強用メタルとICチップの間に発生する容量値によ
ってランダムな数値を発生することによって鍵コードを
発生させる。ICカードが分解されたとき、補強用メタ
ルも外されるので、自動的に容量が失われ鍵コードが消
失する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明はいわゆるICカー
ドに代表されるカード部材に関するものである。更に
は、本願は高度なセキュリティを有するカード部材の偽
造防止に関するものである。
ドに代表されるカード部材に関するものである。更に
は、本願は高度なセキュリティを有するカード部材の偽
造防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のICカードの偽造変造技術に関し
ては、例えば、文献「Proceedings of
the 2nd Workshop On Elect
ronic Commerce,Oakland Ca
lifornia,November18−20,19
96」に「Tamper Resistance− a
Cautionary Note」と題して示されてい
る。
ては、例えば、文献「Proceedings of
the 2nd Workshop On Elect
ronic Commerce,Oakland Ca
lifornia,November18−20,19
96」に「Tamper Resistance− a
Cautionary Note」と題して示されてい
る。
【0003】ICカードのチップ内には、鍵と称して、
取扱いが限定されるようにコードが記憶されている。こ
のコードはメモリエリアに格納されているが、第3者に
より読まれてしまうと、同類のカードが偽造変造されて
しまう。このコードはICチップを電気的にまた物理的
にまた化学的に分析されて読まれてしまう危険性があ
る。又、記憶素子(メモリ)の利用によってのセキュリ
ティを実現する方法には次のような難点が見られた。そ
れは、例えば、電池を常備して、何らかの電気的、物理
的、化学的操作がICチップにアタックされ加えられる
と、電池による機能で、電源ダウン等でメモリが消えて
しまう点である。
取扱いが限定されるようにコードが記憶されている。こ
のコードはメモリエリアに格納されているが、第3者に
より読まれてしまうと、同類のカードが偽造変造されて
しまう。このコードはICチップを電気的にまた物理的
にまた化学的に分析されて読まれてしまう危険性があ
る。又、記憶素子(メモリ)の利用によってのセキュリ
ティを実現する方法には次のような難点が見られた。そ
れは、例えば、電池を常備して、何らかの電気的、物理
的、化学的操作がICチップにアタックされ加えられる
と、電池による機能で、電源ダウン等でメモリが消えて
しまう点である。
【0004】また、偽造防止のためコードを形成する従
来技術として、日本国公開特許公報、特開昭59−10
937号に開示されている技術がある。これは、送受信
アンテナ、半導体集積回路及び整流回路のばらつきに基
づく電気的な諸性質の測定値を秘密保持すべきアルゴリ
ズムに従ってコード番号にして記憶させて、偽造等に対
する安全性を高めることを目的としている。カードの裏
側金属化層の上方の高周波に適した誘電体(酸化アルミ
ニウム、ポリテトラフルオロエチレン等)の上に受信ア
ンテナを設け、半導体回路の出力部にマイクロ波送信ア
ンテナを設け、受信アンテナから二つのダイオードを金
属体面に接続して、このカードに固有の電気的な諸性質
の測定値を秘密保持されるべきアルゴリズムに従ってお
互いに結び合わせてコード番号を形成し、このコード番
号を集積回路の中に永続的に記憶させる構成とする技術
がある。
来技術として、日本国公開特許公報、特開昭59−10
937号に開示されている技術がある。これは、送受信
アンテナ、半導体集積回路及び整流回路のばらつきに基
づく電気的な諸性質の測定値を秘密保持すべきアルゴリ
ズムに従ってコード番号にして記憶させて、偽造等に対
する安全性を高めることを目的としている。カードの裏
側金属化層の上方の高周波に適した誘電体(酸化アルミ
ニウム、ポリテトラフルオロエチレン等)の上に受信ア
ンテナを設け、半導体回路の出力部にマイクロ波送信ア
ンテナを設け、受信アンテナから二つのダイオードを金
属体面に接続して、このカードに固有の電気的な諸性質
の測定値を秘密保持されるべきアルゴリズムに従ってお
互いに結び合わせてコード番号を形成し、このコード番
号を集積回路の中に永続的に記憶させる構成とする技術
がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまでのカード部
材、例えばICカードでの高セキュリティの確保する方
法には、上述のように、電池を必要とする方法が代表的
なものである。従って、この方法はカード部材のコスト
の増大、寿命、信頼性、薄型化などの障害を生み、カー
ド部材の普及を阻害している。
材、例えばICカードでの高セキュリティの確保する方
法には、上述のように、電池を必要とする方法が代表的
なものである。従って、この方法はカード部材のコスト
の増大、寿命、信頼性、薄型化などの障害を生み、カー
ド部材の普及を阻害している。
【0006】また、偽造や変造防止の方策として、電気
的な諸性質をコード化する方法が知られている。しか
し、この方策は偽造や変造に対して、不十分と考えられ
る。即ち、電気的な諸性質に基づくコードたる対象が電
気回路のばらつきとされ、ばらつきの範囲が狭く偽造さ
れやすいこと、測定値が外部からの探索で得られやすい
こと、集積回路の分解による解読に対して配慮がないこ
となどが、偽造や変造の前記防止技術に対する不完全さ
の諸要因である。
的な諸性質をコード化する方法が知られている。しか
し、この方策は偽造や変造に対して、不十分と考えられ
る。即ち、電気的な諸性質に基づくコードたる対象が電
気回路のばらつきとされ、ばらつきの範囲が狭く偽造さ
れやすいこと、測定値が外部からの探索で得られやすい
こと、集積回路の分解による解読に対して配慮がないこ
となどが、偽造や変造の前記防止技術に対する不完全さ
の諸要因である。
【0007】本願発明の目的は、偽造および変造の防止
に対して高信頼度なカード部材及び半導体装置を提供す
るものである。
に対して高信頼度なカード部材及び半導体装置を提供す
るものである。
【0008】本願発明の更なる目的は、偽造および変造
の防止に対して簡便な方法によって高信頼度なカード部
材および半導体装置を提供するものである。
の防止に対して簡便な方法によって高信頼度なカード部
材および半導体装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明の主な諸形態を
説明し、次いで更に詳細な技術的説明を行なう。本願発
明の主な諸形態を列挙すれば、次の通りである。
説明し、次いで更に詳細な技術的説明を行なう。本願発
明の主な諸形態を列挙すれば、次の通りである。
【0010】本願発明の第1の形態は、配線を有する基
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記半導体チップに対向して設けられた導電体層
と、前記配線を有する基板と前記導電体層との間に接着
層とを少なくとも有し、前記半導体チップと前記導電体
層との間の容量を用いて所望信号値を発生させ得ること
を特徴とするカード部材である。
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記半導体チップに対向して設けられた導電体層
と、前記配線を有する基板と前記導電体層との間に接着
層とを少なくとも有し、前記半導体チップと前記導電体
層との間の容量を用いて所望信号値を発生させ得ること
を特徴とするカード部材である。
【0011】即ち、本願発明の第1の手段は、 ICチ
ップに代表されるカード部材を補強する部材として、導
電体層を有する構造において、当該カード部材内の半導
体チップと当該の補強する導電体層の間に発生する容量
値を利用してランダムな数値を発生することを特徴とす
るICカードとすることである。本形態はこのランダム
な数値を用いて例えば鍵コード等を作成せんとするもの
である。本願発明は、半導体チップと当該の補強する導
電体層の間に発生する容量値を基礎としてカードの記憶
情報を設定する為、ランダムな数値によって情報の外部
からの読み取りを不可能にすると共に、カードの破壊に
よってはその情報は破壊される形態を構成しているので
ある。
ップに代表されるカード部材を補強する部材として、導
電体層を有する構造において、当該カード部材内の半導
体チップと当該の補強する導電体層の間に発生する容量
値を利用してランダムな数値を発生することを特徴とす
るICカードとすることである。本形態はこのランダム
な数値を用いて例えば鍵コード等を作成せんとするもの
である。本願発明は、半導体チップと当該の補強する導
電体層の間に発生する容量値を基礎としてカードの記憶
情報を設定する為、ランダムな数値によって情報の外部
からの読み取りを不可能にすると共に、カードの破壊に
よってはその情報は破壊される形態を構成しているので
ある。
【0012】本願発明の第2の形態は、配線を有する基
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記半導体チップに対向して設けられた第1の導電
体層と、前記配線を有する基板と前記第1の導電体層と
の間の接着層と、前記配線を有する基板の半導体チップ
を搭載する面とは反対側の面に第2の導電体層とを少な
くとも有し、前記半導体チップと前記導電体層間の容量
を用いて所望信号値を発生させ得ることを特徴とするカ
ード部材である。
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記半導体チップに対向して設けられた第1の導電
体層と、前記配線を有する基板と前記第1の導電体層と
の間の接着層と、前記配線を有する基板の半導体チップ
を搭載する面とは反対側の面に第2の導電体層とを少な
くとも有し、前記半導体チップと前記導電体層間の容量
を用いて所望信号値を発生させ得ることを特徴とするカ
ード部材である。
【0013】前記の第1の形態は、半導体チップの補強
用の導電体層が半導体チップの片面に設けられている
が、この第2の形態は、半導体チップの両面側に補強用
の導電体層が設けられている例である。本例は前述の第
1の形態の効果に加えて、上下2枚の補強用導電体層に
よってカードの外部よりの応力に対してより有効に保護
されている。
用の導電体層が半導体チップの片面に設けられている
が、この第2の形態は、半導体チップの両面側に補強用
の導電体層が設けられている例である。本例は前述の第
1の形態の効果に加えて、上下2枚の補強用導電体層に
よってカードの外部よりの応力に対してより有効に保護
されている。
【0014】本願発明の第3の形態は、配線を有する基
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記配線を有する基板の前記半導体チップに対向す
る面に導電体層と、前記配線を有する基板と前記半導体
チップの間の接着層とを少なくとも有し、半導体チップ
と前記導電体層間の容量を用いて所望信号値を発生させ
得ることを特徴とするカード部材である。
板と、前記配線を有する基板に搭載された半導体チップ
と、前記配線を有する基板の前記半導体チップに対向す
る面に導電体層と、前記配線を有する基板と前記半導体
チップの間の接着層とを少なくとも有し、半導体チップ
と前記導電体層間の容量を用いて所望信号値を発生させ
得ることを特徴とするカード部材である。
【0015】即ち、本願発明のこの手段はICチップに
接続するいわゆる基板パタ−ンとなる導電体層を有する
構造において、当該のICチップと当該の基板パターン
の間に発生する容量値を利用してランダムな数値を発生
することを特徴とするICカードとすることである。
接続するいわゆる基板パタ−ンとなる導電体層を有する
構造において、当該のICチップと当該の基板パターン
の間に発生する容量値を利用してランダムな数値を発生
することを特徴とするICカードとすることである。
【0016】この第3の例は、半導体チップを搭載する
基板に基板パターンが導電体層で形成されている例であ
る。この基板パターンは半導体チップに接触する構成を
取っている。従って、前述の諸形態に比較して基板に導
電体層を形成することで本願の目的を達成することが出
来、簡便な方法である。
基板に基板パターンが導電体層で形成されている例であ
る。この基板パターンは半導体チップに接触する構成を
取っている。従って、前述の諸形態に比較して基板に導
電体層を形成することで本願の目的を達成することが出
来、簡便な方法である。
【0017】本願発明の第4の形態は、所望信号値の発
生は、前記半導体チップと前記導電体層間の容量と演算
増幅器とを少なくとも有する積分回路と、アナログデジ
タル変換器とを有してなされることを特徴とする前記第
1、2又は3の形態のカード部材である。
生は、前記半導体チップと前記導電体層間の容量と演算
増幅器とを少なくとも有する積分回路と、アナログデジ
タル変換器とを有してなされることを特徴とする前記第
1、2又は3の形態のカード部材である。
【0018】即ち、本願発明のこの手段はランダムな数
値を当該の容量を使用した積分回路とアナログデジタル
変換器を利用して発生することを特徴とするICカード
とすることである。本願形態は、半導体チップと当該の
補強する導電体層の間に発生する容量値を情報の基礎と
して積分回路が動作する。従って、カードに記憶された
記憶情報は、外部からの読み取りを不可能にすると共
に、カードの破壊によってはその情報は破壊される形態
を構成しているのである。
値を当該の容量を使用した積分回路とアナログデジタル
変換器を利用して発生することを特徴とするICカード
とすることである。本願形態は、半導体チップと当該の
補強する導電体層の間に発生する容量値を情報の基礎と
して積分回路が動作する。従って、カードに記憶された
記憶情報は、外部からの読み取りを不可能にすると共
に、カードの破壊によってはその情報は破壊される形態
を構成しているのである。
【0019】本願発明の第5の形態は、前記導電体層を
一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が失わ
れ、そのために、前記半導体チップ上に形成される他の
容量との連動で動作するすべてまたは一部の機能が動作
しないことを特徴とする前記第1または第3の形態とし
て記載のカード部材である。
一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が失わ
れ、そのために、前記半導体チップ上に形成される他の
容量との連動で動作するすべてまたは一部の機能が動作
しないことを特徴とする前記第1または第3の形態とし
て記載のカード部材である。
【0020】本願発明の第6の形態は、前記第1の導電
体層を一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が
失われ、そのために、前記半導体チップ上に形成される
他の容量との連動で動作するすべてまたは一部の機能が
動作しないことを特徴とする前記第2の形態として記載
のカード部材である。
体層を一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が
失われ、そのために、前記半導体チップ上に形成される
他の容量との連動で動作するすべてまたは一部の機能が
動作しないことを特徴とする前記第2の形態として記載
のカード部材である。
【0021】本願発明の第7の形態は、前記導電体層の
一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が失わ
れ、そのために、半導体チップ上に形成される他の容量
との連動で動作するすべてまたは一部が電気的に導通時
に破壊されることを特徴とする前記第1または第3の形
態として記載のカード部材である。
一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が失わ
れ、そのために、半導体チップ上に形成される他の容量
との連動で動作するすべてまたは一部が電気的に導通時
に破壊されることを特徴とする前記第1または第3の形
態として記載のカード部材である。
【0022】本願発明の第8の形態は、前記第1の導電
体層の一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が
失われ、そのために、半導体チップ上に形成される他の
容量との連動で動作するすべてまたは一部が電気的に導
通時に破壊されることを特徴とする前記第2の形態とし
て記載のカード部材である。
体層の一部またはすべて除去したとき、当該の容量値が
失われ、そのために、半導体チップ上に形成される他の
容量との連動で動作するすべてまたは一部が電気的に導
通時に破壊されることを特徴とする前記第2の形態とし
て記載のカード部材である。
【0023】本願発明の第9の形態は、当該カード部材
は接触型または非接触型であることを特徴とする前記第
1より第8の形態として記載のカード部材である。
は接触型または非接触型であることを特徴とする前記第
1より第8の形態として記載のカード部材である。
【0024】即ち、ICカードとその外部との信号の伝
達の方式は本願発明の基本構成に特別制約を受けない。
本願発明の諸形態を実施するに、いわゆる接触型または
非接触型のICカード、カード部材に適用できることは
言うまでも無い。尚、接触型、非接触型となす為、例え
ば、接触端子、アンテナ等の部品については従来の技術
を用いて十分である。
達の方式は本願発明の基本構成に特別制約を受けない。
本願発明の諸形態を実施するに、いわゆる接触型または
非接触型のICカード、カード部材に適用できることは
言うまでも無い。尚、接触型、非接触型となす為、例え
ば、接触端子、アンテナ等の部品については従来の技術
を用いて十分である。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本願発明の実施の形態の例
の半導体チップ部分の回路の構成図である。
の半導体チップ部分の回路の構成図である。
【0026】符号13は半導体チップを示しているが、
このチップ13内に、基準電圧発生器14、演算増幅器
16、A/D変換器18などが搭載されている。半導体
チップとしては、シリコン基板に上述の様に増幅器や抵
抗など各種所要素子を形成した通常のもので良い。ま
た、この半導体チップに対向して配置される基板として
は、例えば厚さが0.1〜1.0mm程度のPEZ、P
VCあるいはポリカーボネイトなど、各種有機プラスッ
チク膜を使用することが出来る。
このチップ13内に、基準電圧発生器14、演算増幅器
16、A/D変換器18などが搭載されている。半導体
チップとしては、シリコン基板に上述の様に増幅器や抵
抗など各種所要素子を形成した通常のもので良い。ま
た、この半導体チップに対向して配置される基板として
は、例えば厚さが0.1〜1.0mm程度のPEZ、P
VCあるいはポリカーボネイトなど、各種有機プラスッ
チク膜を使用することが出来る。
【0027】ここで、チップと本願発明に係わる補強メ
タル間の容量11は抵抗12と演算増幅器16と組み合
わされて積分回路を構成している。等価回路として容量
11と示したが、この容量11の一方の電極側を構成す
るのが本願発明に係わる補強メタルであり、他方の電極
側を構成するのが半導体チップである。この容量の構成
は、以下の断面構造図を用いての説明でより明らかにさ
れる。
タル間の容量11は抵抗12と演算増幅器16と組み合
わされて積分回路を構成している。等価回路として容量
11と示したが、この容量11の一方の電極側を構成す
るのが本願発明に係わる補強メタルであり、他方の電極
側を構成するのが半導体チップである。この容量の構成
は、以下の断面構造図を用いての説明でより明らかにさ
れる。
【0028】この積分回路は基準電圧14とスイッチ1
5によって積分が開始されると、一定時間後にアナログ
デジタル変換が行われデジタル出力端子17にデジタル
値が出現する。これらの回路は半導体技術によって、チ
ップ13の中に入れられ、このチップの表面にはメタル
がカバーされる。
5によって積分が開始されると、一定時間後にアナログ
デジタル変換が行われデジタル出力端子17にデジタル
値が出現する。これらの回路は半導体技術によって、チ
ップ13の中に入れられ、このチップの表面にはメタル
がカバーされる。
【0029】本願発明において、特に重要なことは、こ
のチップ表面に補強メタルが形成されていることであ
る。このことを利用することによって、例えば鍵コード
の再現を不可能とする。即ち、前記補強用のメタルとチ
ップの間の容量が積分回路では必須となる。その具体的
手法の例は後述される。従って、メタルのカバーがはず
されると容量が消えてしまい、積分回路が動作しなくな
る。またメタルとチップの間には、一方向性の回路たと
えば、ショート回路があって、オープンになると次に電
源が入ると他の回路を動作不能とする仕組みなどを入れ
れば、容量を他の方法で知っても再現不能となる。ま
た、デジタル出力値は鍵コードとして有効に使用されれ
ば、分解によって、再現不能な鍵コードとして使用する
ことができる。補強メタルは本来ICカードのチップ割
れ防止に有効に使われるものであり、これらのことよ
り、簡便でセキュリティの高いICカードが実現でき
る。
のチップ表面に補強メタルが形成されていることであ
る。このことを利用することによって、例えば鍵コード
の再現を不可能とする。即ち、前記補強用のメタルとチ
ップの間の容量が積分回路では必須となる。その具体的
手法の例は後述される。従って、メタルのカバーがはず
されると容量が消えてしまい、積分回路が動作しなくな
る。またメタルとチップの間には、一方向性の回路たと
えば、ショート回路があって、オープンになると次に電
源が入ると他の回路を動作不能とする仕組みなどを入れ
れば、容量を他の方法で知っても再現不能となる。ま
た、デジタル出力値は鍵コードとして有効に使用されれ
ば、分解によって、再現不能な鍵コードとして使用する
ことができる。補強メタルは本来ICカードのチップ割
れ防止に有効に使われるものであり、これらのことよ
り、簡便でセキュリティの高いICカードが実現でき
る。
【0030】図2は本発明の実施の形態の平面図であ
る。図2では主要構成部品の配置のみを模式的に示して
いる。
る。図2では主要構成部品の配置のみを模式的に示して
いる。
【0031】ICカード21の中には、薄型のチップ2
2があり、その上または上下に補強メタル24が存在す
る。図2では補強メタル24はチップ22の下部に設け
られたものを示している。チップ22からは接続線25
によって、アンテナまたは接触端子23に接続されてい
る。このアンテナまたは接触端子23をいずれを選択す
るかによって、いわゆる接触型、あるいは非接触型のI
Cカードないしはカード部材となる。
2があり、その上または上下に補強メタル24が存在す
る。図2では補強メタル24はチップ22の下部に設け
られたものを示している。チップ22からは接続線25
によって、アンテナまたは接触端子23に接続されてい
る。このアンテナまたは接触端子23をいずれを選択す
るかによって、いわゆる接触型、あるいは非接触型のI
Cカードないしはカード部材となる。
【0032】ICカードは機械的強度が応用範囲を決め
てしまうことがある。すなわち、高額を扱う金融カード
に於いては、ICカードの信頼性が強く要求されてい
る。このため、薄型チップに厚いメタルを補強または裏
打ちすることによって、機械的強度を強くすることを本
発明者は見出している。従って、このような強度が強い
ICカードの応用範囲では、一般的な用途のICカード
より高いセキュリティが要求されている。
てしまうことがある。すなわち、高額を扱う金融カード
に於いては、ICカードの信頼性が強く要求されてい
る。このため、薄型チップに厚いメタルを補強または裏
打ちすることによって、機械的強度を強くすることを本
発明者は見出している。従って、このような強度が強い
ICカードの応用範囲では、一般的な用途のICカード
より高いセキュリティが要求されている。
【0033】セキュリティの範囲はいろいろあるが、チ
ップの中にある電気的に書き込み可能なメモリ(EEP
ROM)は各種の分析装置を使えば、メモリの内容を読
みだすことが可能である。このメモリの中には暗号とと
して必要な鍵コードが入っているので、このことは、鍵
コードが読まれてしまうことを意味している。一般に、
暗号技術によりシステムの信頼性が確保されると信じこ
まれるので、暗号の鍵コードがいったん破られて悪用さ
れると、致命的損害規模にのぼると予想され、影響範囲
がきわめて大きい。本願発明では、このような事態を避
ける方法を提案するものである。
ップの中にある電気的に書き込み可能なメモリ(EEP
ROM)は各種の分析装置を使えば、メモリの内容を読
みだすことが可能である。このメモリの中には暗号とと
して必要な鍵コードが入っているので、このことは、鍵
コードが読まれてしまうことを意味している。一般に、
暗号技術によりシステムの信頼性が確保されると信じこ
まれるので、暗号の鍵コードがいったん破られて悪用さ
れると、致命的損害規模にのぼると予想され、影響範囲
がきわめて大きい。本願発明では、このような事態を避
ける方法を提案するものである。
【0034】図3は本発明の別な実施の形態の断面図を
示している。この例は、半導体チップの上下を補強用導
電体層2枚で挟んだ形態の例である。
示している。この例は、半導体チップの上下を補強用導
電体層2枚で挟んだ形態の例である。
【0035】基板39には電極31を介してチップ32
が搭載されている。一般には、チップ32は接着剤34
によって基板39に接着されている。こうして準備され
た諸部材は補強メタル33および別な補強メタル36に
よって補強されている。尚、符号38はバイアホールで
ある。このようにして準備された積層体が樹脂、例えば
有機樹脂40でパッケージングされる。有機樹脂の代表
例としてPET(ポリエチレンラレフタート)を挙げる
ことが出来る。
が搭載されている。一般には、チップ32は接着剤34
によって基板39に接着されている。こうして準備され
た諸部材は補強メタル33および別な補強メタル36に
よって補強されている。尚、符号38はバイアホールで
ある。このようにして準備された積層体が樹脂、例えば
有機樹脂40でパッケージングされる。有機樹脂の代表
例としてPET(ポリエチレンラレフタート)を挙げる
ことが出来る。
【0036】また、半導体チップ32は当該カード部材
の上面と下面との中立面41に配置されることが好まし
い。この形態は、カードの外部からの応力に対してより
安定な、低ストレスな配置であると言うことが出来る。
中立面の位置は概ね±5%程度のずれの範囲が好まし
い。尚、この半導体チップのカード部材中の位置に関し
ては、直接のこの例に限らず、本願に係わるカード部材
の全般に対して言い得ることである。
の上面と下面との中立面41に配置されることが好まし
い。この形態は、カードの外部からの応力に対してより
安定な、低ストレスな配置であると言うことが出来る。
中立面の位置は概ね±5%程度のずれの範囲が好まし
い。尚、この半導体チップのカード部材中の位置に関し
ては、直接のこの例に限らず、本願に係わるカード部材
の全般に対して言い得ることである。
【0037】基板39上の電極31は薄型チップ32に
あるチップ上の電極35と導電粒子37によって接続さ
れている。導電粒子は接着剤34の中に分散して存在し
ている。薄型チップの上には補強メタル33で接続され
ている。また、基板39の下には、バイアホール38を
介して、他の補強メタル36と接続されている。補強メ
タルはさまざまな接着層をもって接続することが可能で
あり、たとえば、強誘電体粒子を分散した接着剤や、厚
さが自由に設定できる接着剤やシート、誘電率が異なる
接着剤などが使用出来る。これらによってチップとメタ
ルの間の容量値をさまざまなばらつきに設定することが
できる。従って、非破壊によって、事前にチップとメタ
ルの間の容量を把握することが困難である。更に、チッ
プ上の解析をするために、例えば補強メタルを外してし
まうと容量が消失してしまうことになる。従って、破壊
によっても情報となる容量を把握することは困難であ
る。
あるチップ上の電極35と導電粒子37によって接続さ
れている。導電粒子は接着剤34の中に分散して存在し
ている。薄型チップの上には補強メタル33で接続され
ている。また、基板39の下には、バイアホール38を
介して、他の補強メタル36と接続されている。補強メ
タルはさまざまな接着層をもって接続することが可能で
あり、たとえば、強誘電体粒子を分散した接着剤や、厚
さが自由に設定できる接着剤やシート、誘電率が異なる
接着剤などが使用出来る。これらによってチップとメタ
ルの間の容量値をさまざまなばらつきに設定することが
できる。従って、非破壊によって、事前にチップとメタ
ルの間の容量を把握することが困難である。更に、チッ
プ上の解析をするために、例えば補強メタルを外してし
まうと容量が消失してしまうことになる。従って、破壊
によっても情報となる容量を把握することは困難であ
る。
【0038】尚、実用的なICカードの形態として、各
部材の厚さ等は次の通りである。
部材の厚さ等は次の通りである。
【0039】半導体チップ32の厚さは110μm以下
が多用される。更に、その厚さはより多くは通例50μ
m〜110μmが用いられる。電極層31の厚さは通例
20μm〜30μm、基板39の厚さは通例50μm〜
100μm、補強用導電体層33、36の厚さは通例各
々50μm〜250μm、接着剤層34の厚さは通例1
5μm〜50μm、程度である。本願発明の他の諸形態
においても、こうした各部材の厚さ採用される。
が多用される。更に、その厚さはより多くは通例50μ
m〜110μmが用いられる。電極層31の厚さは通例
20μm〜30μm、基板39の厚さは通例50μm〜
100μm、補強用導電体層33、36の厚さは通例各
々50μm〜250μm、接着剤層34の厚さは通例1
5μm〜50μm、程度である。本願発明の他の諸形態
においても、こうした各部材の厚さ採用される。
【0040】図4は本発明の別の発明実施の形態の断面
図を示している。図4は図3の形態から基板裏面のメタ
ルを設けなかったものである。他の構成は図3と同様で
あるので詳細説明は省略する。
図を示している。図4は図3の形態から基板裏面のメタ
ルを設けなかったものである。他の構成は図3と同様で
あるので詳細説明は省略する。
【0041】この場合、更に図6に示すようなメタルパ
ターンを組み合せ用いることによって、チップとの間の
容量を確保することが可能である。このような方法を用
いることによって、補強メタルと組み合わせると複雑な
容量設定が可能となる例を示している。すなわち、前例
のように補強メタルで1次的容量が確保されていること
に加えて、さらに基板上の電極31のパターンの形状を
いろいろ変えることにより、2次的な容量構成をもつこ
とが可能となる。従って、図4のような構成において
も、鍵コードの発生をチップとメタル間の間に発生する
容量に設定する限りにおいて、本発明の応用の一つとし
て、鍵コードの発生が確保できる。尚、図6の詳細につ
いては後述する。
ターンを組み合せ用いることによって、チップとの間の
容量を確保することが可能である。このような方法を用
いることによって、補強メタルと組み合わせると複雑な
容量設定が可能となる例を示している。すなわち、前例
のように補強メタルで1次的容量が確保されていること
に加えて、さらに基板上の電極31のパターンの形状を
いろいろ変えることにより、2次的な容量構成をもつこ
とが可能となる。従って、図4のような構成において
も、鍵コードの発生をチップとメタル間の間に発生する
容量に設定する限りにおいて、本発明の応用の一つとし
て、鍵コードの発生が確保できる。尚、図6の詳細につ
いては後述する。
【0042】補強メタルは片面となっても、厚くするこ
とによって信頼度が確保できる。従って、この方法によ
って、カード部材を簡潔な構造とすることが可能とな
る。
とによって信頼度が確保できる。従って、この方法によ
って、カード部材を簡潔な構造とすることが可能とな
る。
【0043】図5は本願発明のカード部材を利用したシ
ステムの実施の形態例を示す概念図である。カード部
材、例えばICカード52がリーダライタ53とデータ
のやりとりを行う場合を例示している。ICカード52
の中にはチップ51が配置され、リーダライタ53とデ
ータのやりとりを行う。リーダライタ53のなかには、
コントロールプロセッサ54およびデータベースとなる
磁気ディスク55などが存在する。
ステムの実施の形態例を示す概念図である。カード部
材、例えばICカード52がリーダライタ53とデータ
のやりとりを行う場合を例示している。ICカード52
の中にはチップ51が配置され、リーダライタ53とデ
ータのやりとりを行う。リーダライタ53のなかには、
コントロールプロセッサ54およびデータベースとなる
磁気ディスク55などが存在する。
【0044】まず、リーダライタ53からICカード5
2に対して、ID(IDENTIFICATION)、
例えば、当該カードの管理責任者を特定する為の氏名コ
ードまたは認識コードの問い合わせが行われる。図5に
はこの状態を(1)として示した。この氏名コードまた
は認識コードはICチップの中にある所定のエリアに格
納されている。 ICカードは氏名コードをリーダライ
タに返答する。リーダライタはデータベース53にある
氏名コードを検索して、データベース上の鍵コードを獲
得する。
2に対して、ID(IDENTIFICATION)、
例えば、当該カードの管理責任者を特定する為の氏名コ
ードまたは認識コードの問い合わせが行われる。図5に
はこの状態を(1)として示した。この氏名コードまた
は認識コードはICチップの中にある所定のエリアに格
納されている。 ICカードは氏名コードをリーダライ
タに返答する。リーダライタはデータベース53にある
氏名コードを検索して、データベース上の鍵コードを獲
得する。
【0045】リーダライタは乱数をICカードに送る。
この乱数は、例えばリーダライタ内のMPUで回路的に
発生される。LAN等でサーバ側から乱数を供給するこ
とも出来る。
この乱数は、例えばリーダライタ内のMPUで回路的に
発生される。LAN等でサーバ側から乱数を供給するこ
とも出来る。
【0046】ICカードは、乱数を受け取った時点で、
コマンドによってリーダライタから指示を受け、乱数を
鍵コード発生部に従って発生した鍵コードによって暗号
化した乱数を作成する。
コマンドによってリーダライタから指示を受け、乱数を
鍵コード発生部に従って発生した鍵コードによって暗号
化した乱数を作成する。
【0047】一方、リーダライタはICカードと同様に
データベースから得た鍵コードを使用して、ICカード
へ送ったのと同じ乱数を暗号化する。これによって得ら
れた暗号化された乱数の結果と先のICカードからの暗
号化された乱数を照合して、一致がとれれば、ICカー
ドとリーダライタの相互認識が完了っして、ICカード
の正当性が認められる。
データベースから得た鍵コードを使用して、ICカード
へ送ったのと同じ乱数を暗号化する。これによって得ら
れた暗号化された乱数の結果と先のICカードからの暗
号化された乱数を照合して、一致がとれれば、ICカー
ドとリーダライタの相互認識が完了っして、ICカード
の正当性が認められる。
【0048】このようにして、本システムでは、この鍵
コードがリーダライタに伝えられるとリーダライタは磁
気ディスクの中のIDを検索して、正しく登録された鍵
コードによるIDであると認識する。
コードがリーダライタに伝えられるとリーダライタは磁
気ディスクの中のIDを検索して、正しく登録された鍵
コードによるIDであると認識する。
【0049】生成されたICカードの鍵コード(IDコ
ード)は、氏名コードまたは認識コードとともにデータ
ベースに格納される。
ード)は、氏名コードまたは認識コードとともにデータ
ベースに格納される。
【0050】生成された鍵コードは電子マネーとしてI
Cカードが使用される時の本人認証や偽造チェックやI
Cカードとリーダライタの相互認証に使用することが出
来る。
Cカードが使用される時の本人認証や偽造チェックやI
Cカードとリーダライタの相互認証に使用することが出
来る。
【0051】上記システムは、例えば、一般商店での支
払や、チケットの購入、定期券での改札、免許証のチェ
ック、テレフォンカードによる電話等々多くの分野に応
用することが出来る。
払や、チケットの購入、定期券での改札、免許証のチェ
ック、テレフォンカードによる電話等々多くの分野に応
用することが出来る。
【0052】本願発明におけるこのIDはICカードの
前述したカード部材が有するチップと補強メタル間の容
量を利用して、チップ内の抵抗値と演算増幅器によって
積分回路を用いて、その後、数値変換して、鍵コードを
発生したものを利用することに特徴がある。
前述したカード部材が有するチップと補強メタル間の容
量を利用して、チップ内の抵抗値と演算増幅器によって
積分回路を用いて、その後、数値変換して、鍵コードを
発生したものを利用することに特徴がある。
【0053】ICカードは氏名コードをリーダライタに
返答する。即ち、この鍵コードがリーダライタに伝えら
れるとリーダライタは磁気ディスクの中のIDを検索し
て、正しく登録された鍵コードによるIDであると認識
する。
返答する。即ち、この鍵コードがリーダライタに伝えら
れるとリーダライタは磁気ディスクの中のIDを検索し
て、正しく登録された鍵コードによるIDであると認識
する。
【0054】このリーダライタ53からの問い合わせ
が、途中の経路によって盗聴されるおそれがあるとき
は、暗号技術を用いて行われることが一般に行われる。
同時にICカードのチップ内のEEPROMに書き込ま
れている、例えば名前や住所、電話番号などが同時にリ
ーダライタに転送されるが、鍵コードと組み合わせれ
ば、同種の組合せは鍵コードのビット数を確保すれば、
出現することはない。こうして、セキュリティを確保す
ることが可能となる。実用上、前記のビット数は64ビ
ット以上が有用である。
が、途中の経路によって盗聴されるおそれがあるとき
は、暗号技術を用いて行われることが一般に行われる。
同時にICカードのチップ内のEEPROMに書き込ま
れている、例えば名前や住所、電話番号などが同時にリ
ーダライタに転送されるが、鍵コードと組み合わせれ
ば、同種の組合せは鍵コードのビット数を確保すれば、
出現することはない。こうして、セキュリティを確保す
ることが可能となる。実用上、前記のビット数は64ビ
ット以上が有用である。
【0055】例えば、図1の回路構成を用いて本願発明
に係わる容量を用いて諸コードに変換する方法を例示す
る。電源14によって電圧を発生させ、アンプ16と容
量11で構成される積分回路で増幅し、A/D(アナロ
グデジタル)変換器18によってデジタルに変換し、出
力端子17に電圧発生させる。この電気信号をコードと
する。例えば、名前をコード化するとする。A/D変換
器が9ビットであるとすると、2進数で1111111
11(1023)となる。
に係わる容量を用いて諸コードに変換する方法を例示す
る。電源14によって電圧を発生させ、アンプ16と容
量11で構成される積分回路で増幅し、A/D(アナロ
グデジタル)変換器18によってデジタルに変換し、出
力端子17に電圧発生させる。この電気信号をコードと
する。例えば、名前をコード化するとする。A/D変換
器が9ビットであるとすると、2進数で1111111
11(1023)となる。
【0056】このA/D変換されたコードは、リーダラ
イタ(RWU=Reader−Writer Uni
t)により、カード外に読み出され、暗号処理され、例
えば、101010101となる。その後、この暗号処
理されたコード101010101はシステムの要請に
応じる。例えば、このデジタル信号はリーダライタ側に
送信される。
イタ(RWU=Reader−Writer Uni
t)により、カード外に読み出され、暗号処理され、例
えば、101010101となる。その後、この暗号処
理されたコード101010101はシステムの要請に
応じる。例えば、このデジタル信号はリーダライタ側に
送信される。
【0057】しかし、本願発明においては、所望信号
を、積分回路で増幅し、A/D(アナログデジタル)変
換器18によってデジタル信号に変換する場合、半導体
チップと所定の導電体層との間に生ずる容量を用いた積
分回路を用いる為、そのICカード固有の容量値に基づ
く積分がなされることとなる。こうして、当初の名前の
信号が暗号処理によって、そのICカードに固有の暗号
処理がなされることとなる。従って、外部からは、暗号
処理後デジタル信号によって当初の名前の信号は解読が
不可能となる。
を、積分回路で増幅し、A/D(アナログデジタル)変
換器18によってデジタル信号に変換する場合、半導体
チップと所定の導電体層との間に生ずる容量を用いた積
分回路を用いる為、そのICカード固有の容量値に基づ
く積分がなされることとなる。こうして、当初の名前の
信号が暗号処理によって、そのICカードに固有の暗号
処理がなされることとなる。従って、外部からは、暗号
処理後デジタル信号によって当初の名前の信号は解読が
不可能となる。
【0058】ICカードとリーダライタの間の交信方式
は種々考えられ、接触式または非接触式などの方式が存
在する。従って、これらの方式の差異があっても、本願
発明のチップとメタル間で発生する容量を用いる方法は
共通に使用することが可能である。尚、接触式または非
接触式などの方式自体は通例のものを用いれば十分であ
る。
は種々考えられ、接触式または非接触式などの方式が存
在する。従って、これらの方式の差異があっても、本願
発明のチップとメタル間で発生する容量を用いる方法は
共通に使用することが可能である。尚、接触式または非
接触式などの方式自体は通例のものを用いれば十分であ
る。
【0059】図6は本発明の別の実施の形態の平面図を
示している。本例はチップ62に対向する基板に導電体
のパターン65を形成して、チップ62と導電体のパタ
ーン65の間の容量を本願発明に係わる容量として用い
ようとするものである。これまでの例と同様に外部から
の情報の読み出しを防止することが出来る。
示している。本例はチップ62に対向する基板に導電体
のパターン65を形成して、チップ62と導電体のパタ
ーン65の間の容量を本願発明に係わる容量として用い
ようとするものである。これまでの例と同様に外部から
の情報の読み出しを防止することが出来る。
【0060】図7は図6のAAでの断面を示す図であ
る。62は基板、64は基板上の電極、65は本例に係
わる金属パタ−ン、62は半導体チップ、68は半導体
チップの電極、67は導電粒子である。
る。62は基板、64は基板上の電極、65は本例に係
わる金属パタ−ン、62は半導体チップ、68は半導体
チップの電極、67は導電粒子である。
【0061】グランド端子61はチップ62の表面にあ
って、基板上のパターン65と接続されている。また、
同じくチップ上には、コイル端子63があって、コイル
ライン64と接続されている。このような形態である
と、基板上のパタ−ンはほぼチップ全面にグランドのパ
タ−ンをおくことができる。従って、チップとこのパタ
−ンの間には容量を設定することが可能となる。今、こ
のパタ−ンをグランドとして扱ったが、設計によっては
自由な電位またはインピーダンス端子とすることが可能
である。このパターンとチップは接着剤などを介して面
と面が並行と向かいあうことが可能となるので、その間
に強誘電体の粒子を分散すれば、容量値を分散すること
が可能となる。この例では、非接触ICカードの例を示
しているが、接触型ICカードにおいても同様な例によ
って実現することができる。また、基板上のパターン6
5はチップ上のパターンと組み合わせることによって、
容量をばらつかせることは可能である。またレーザ技術
によっても、ランダムな形態を形成することができる。
って、基板上のパターン65と接続されている。また、
同じくチップ上には、コイル端子63があって、コイル
ライン64と接続されている。このような形態である
と、基板上のパタ−ンはほぼチップ全面にグランドのパ
タ−ンをおくことができる。従って、チップとこのパタ
−ンの間には容量を設定することが可能となる。今、こ
のパタ−ンをグランドとして扱ったが、設計によっては
自由な電位またはインピーダンス端子とすることが可能
である。このパターンとチップは接着剤などを介して面
と面が並行と向かいあうことが可能となるので、その間
に強誘電体の粒子を分散すれば、容量値を分散すること
が可能となる。この例では、非接触ICカードの例を示
しているが、接触型ICカードにおいても同様な例によ
って実現することができる。また、基板上のパターン6
5はチップ上のパターンと組み合わせることによって、
容量をばらつかせることは可能である。またレーザ技術
によっても、ランダムな形態を形成することができる。
【0062】多額な金額を取扱うICカードでは、偽造
変造を防止する有効な手段が必要である。本発明によ
り、ICカードの偽造変造に対して有効に防御できる方
法を経済的に提供することが可能となる。お互いに対向
する半導体の電極と基板の電極間の誘電体の材料、厚さ
形状等を変更して容量値をA/D変換し、鍵コードとす
ると容量値がランダム値となり、これを暗号の鍵コード
と使用するので偽造変造ができなくなる。またICカー
ドを分解したり、電気的測定をはかると再現不能とな
り、偽造変造が不可能となる。
変造を防止する有効な手段が必要である。本発明によ
り、ICカードの偽造変造に対して有効に防御できる方
法を経済的に提供することが可能となる。お互いに対向
する半導体の電極と基板の電極間の誘電体の材料、厚さ
形状等を変更して容量値をA/D変換し、鍵コードとす
ると容量値がランダム値となり、これを暗号の鍵コード
と使用するので偽造変造ができなくなる。またICカー
ドを分解したり、電気的測定をはかると再現不能とな
り、偽造変造が不可能となる。
【0063】以上、詳細に説明した通り、本願諸発明に
よれば、高信頼度なカード部材の偽造変造防止技術を提
供することが出来る。また、高セキュリテイ確保のため
の所望信号を得るに容量を利用する為、安価に製造する
ことができ、複雑な装置、部品をも必要とせず、極めて
経済的である。また、その技術からみて長寿命である。
このように、広くICカ−ドが電子マネーなど現行の貨
幣機能を有するデバイスとして使われるときの高度の偽
造防止技術として極めて有用である。
よれば、高信頼度なカード部材の偽造変造防止技術を提
供することが出来る。また、高セキュリテイ確保のため
の所望信号を得るに容量を利用する為、安価に製造する
ことができ、複雑な装置、部品をも必要とせず、極めて
経済的である。また、その技術からみて長寿命である。
このように、広くICカ−ドが電子マネーなど現行の貨
幣機能を有するデバイスとして使われるときの高度の偽
造防止技術として極めて有用である。
【0064】
【発明の効果】本願発明は、より高度なセキュリティを
有するカード部材を提供することが出来る。
有するカード部材を提供することが出来る。
【図1】図1は本願発明の例を示す回路構成図である。
【図2】図2は本願発明の主要構成部材の配置の例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】図3は本願発明の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図4】図4は本願発明の別な実施の形態を示す断面図
である。
である。
【図5】図5は本願発明のカード部材の適用の例を示す
システム概略図である。
システム概略図である。
【図6】図6は本願発明の別な実施の形態を示す平面図
である。
である。
【図7】図7は図6の実施の形態の平面図である。
11…チップと補強メタル間の容量、12…抵抗、13
…チップ、14…基準電圧、15…スイッチ、16…演
算増幅器、17…デジタル出力端子、21…ICカー
ド、22…チップ、23…アンテナまたは接触端子、2
4…補強メタル、31…基板上の電極、32…チップ、
33…補強メタル、34…接着剤、35…チップ上の電
極、36…他の補強メタル、37…導電粒子、38…バ
イアホール、39…基板、51…チップ、52…ICカ
ード、53…リーダライタ、54…コントールプロセッ
サ、55…磁気ディスク、61…グランド端子、62…
チップ、63…コイル端子、64…コイルライン、65
…基板上のパターンである。
…チップ、14…基準電圧、15…スイッチ、16…演
算増幅器、17…デジタル出力端子、21…ICカー
ド、22…チップ、23…アンテナまたは接触端子、2
4…補強メタル、31…基板上の電極、32…チップ、
33…補強メタル、34…接着剤、35…チップ上の電
極、36…他の補強メタル、37…導電粒子、38…バ
イアホール、39…基板、51…チップ、52…ICカ
ード、53…リーダライタ、54…コントールプロセッ
サ、55…磁気ディスク、61…グランド端子、62…
チップ、63…コイル端子、64…コイルライン、65
…基板上のパターンである。
Claims (9)
- 【請求項1】 配線を有する基板と、前記配線を有する
基板に搭載された半導体チップと、前記半導体チップに
対向して設けられた導電体層と、前記配線を有する基板
と前記導電体層との間に接着層とを少なくとも有し、前
記半導体チップと前記導電体層との間の容量を用いて所
望信号値を発生させ得ることを特徴とするカード部材。 - 【請求項2】 配線を有する基板と、前記配線を有する
基板に搭載された半導体チップと、前記半導体チップに
対向して設けられた第1の導電体層と、前記配線を有す
る基板と前記第1の導電体層との間の接着層と、前記配
線を有する基板の半導体チップを搭載する面とは反対側
の面に第2の導電体層とを少なくとも有し、前記半導体
チップと前記導電体層間の容量を用いて所望信号値を発
生させ得ることを特徴とするカード部材。 - 【請求項3】 配線を有する基板と、前記配線を有する
基板に搭載された半導体チップと、前記配線を有する基
板の前記半導体チップに対向する面に導電体層と、前記
配線を有する基板と前記半導体チップの間の接着層とを
少なくとも有し、半導体チップと前記導電体層間の容量
を用いて所望信号値を発生させ得ることを特徴とするカ
ード部材。 - 【請求項4】 所望信号値の発生は、前記半導体チップ
と前記導電体層間の容量と演算増幅器とを少なくとも有
する積分回路と、アナログデジタル変換器とを有してな
されることを特徴とする請求項1、2又は3項記載のカ
ード部材。 - 【請求項5】 前記導電体層を一部またはすべて除去し
たとき、当該の容量値が失われ、そのために、前記半導
体チップ上に形成される他の容量との連動で動作するす
べてまたは一部の機能が動作しないことを特徴とする請
求項1または請求項3に記載のカード部材。 - 【請求項6】 前記第1の導電体層を一部またはすべて
除去したとき、当該の容量値が失われ、そのために、前
記半導体チップ上に形成される他の容量との連動で動作
するすべてまたは一部の機能が動作しないことを特徴と
する請求項2に記載のカード部材。 - 【請求項7】 前記導電体層の一部またはすべて除去し
たとき、当該の容量値が失われ、そのために、半導体チ
ップ上に形成される他の容量との連動で動作するすべて
または一部が電気的に導通時に破壊されることを特徴と
する請求項1または請求項3に記載のカード部材。 - 【請求項8】 前記第1の導電体層の一部またはすべて
除去したとき、当該の容量値が失われ、そのために、半
導体チップ上に形成される他の容量との連動で動作する
すべてまたは一部が電気的に導通時に破壊されることを
特徴とする請求項2に記載のカード部材。 - 【請求項9】 当該カード部材は接触型または非接触型
であることを特徴とする請求項1より請求項8に記載の
カード部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11119797A JP2000311231A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カード部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11119797A JP2000311231A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カード部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000311231A true JP2000311231A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14770475
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11119797A Pending JP2000311231A (ja) | 1999-04-27 | 1999-04-27 | カード部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000311231A (ja) |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11119797A patent/JP2000311231A/ja active Pending
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050323 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050523 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |