JP2000311627A - 偏向ヨークおよび陰極線管 - Google Patents
偏向ヨークおよび陰極線管Info
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- JP2000311627A JP2000311627A JP11121041A JP12104199A JP2000311627A JP 2000311627 A JP2000311627 A JP 2000311627A JP 11121041 A JP11121041 A JP 11121041A JP 12104199 A JP12104199 A JP 12104199A JP 2000311627 A JP2000311627 A JP 2000311627A
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- deflection
- base
- adjustment knob
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 偏向コイル部の左右方向に回路基板を取り付
けると、補正部材を用いたコンバージェンス補正作業に
支障を来す虞れがあった。 【解決手段】 偏向ヨーク本体の後端部に水平偏向軸
(x)方向に移動調整可能に装着されるコンバージェン
ス補正用の補正部材8を備える偏向ヨーク1である。補
正部材8は、コンバージェンス補正のための一対の磁性
片12,12と、この一対の磁性片12,12を支持し
かつ水平偏向軸方向に移動可能に支持されたベース13
と、このベース13を水平偏向軸方向に移動させるため
の調整つまみ16とを有し、かつ調整つまみ16を裏カ
バー5の貫通穴5bに嵌挿させて偏向ヨーク本体の上部
に突出する状態で配置した構成となっている。
けると、補正部材を用いたコンバージェンス補正作業に
支障を来す虞れがあった。 【解決手段】 偏向ヨーク本体の後端部に水平偏向軸
(x)方向に移動調整可能に装着されるコンバージェン
ス補正用の補正部材8を備える偏向ヨーク1である。補
正部材8は、コンバージェンス補正のための一対の磁性
片12,12と、この一対の磁性片12,12を支持し
かつ水平偏向軸方向に移動可能に支持されたベース13
と、このベース13を水平偏向軸方向に移動させるため
の調整つまみ16とを有し、かつ調整つまみ16を裏カ
バー5の貫通穴5bに嵌挿させて偏向ヨーク本体の上部
に突出する状態で配置した構成となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーディスプレ
イモニターやカラーテレビジョン等に搭載される陰極線
管に係り、特に、陰極線管に用いられる偏向ヨークに関
する。
イモニターやカラーテレビジョン等に搭載される陰極線
管に係り、特に、陰極線管に用いられる偏向ヨークに関
する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管においては、電子銃から
出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左右に偏
向することにより、画面上にカラー画像を組み立ててい
る。電子ビームの偏向には、水平偏向コイルと垂直偏向
コイルを有する偏向ヨークが用いられる。この偏向ヨー
クは、陰極線管の本体部(ガラス管体)に装着され、電
子銃から出射される3本の電子ビームを、水平偏向磁界
および垂直偏向磁界により上下左右に偏向する。
出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左右に偏
向することにより、画面上にカラー画像を組み立ててい
る。電子ビームの偏向には、水平偏向コイルと垂直偏向
コイルを有する偏向ヨークが用いられる。この偏向ヨー
クは、陰極線管の本体部(ガラス管体)に装着され、電
子銃から出射される3本の電子ビームを、水平偏向磁界
および垂直偏向磁界により上下左右に偏向する。
【0003】ところで、カラー陰極線管の場合は、R
(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3本の電
子ビームを色選別電極(アパーチャグリル、シャドウマ
スク等)の一点に集中(コンバージェンス)させること
で、画面上に所望のカラー画像を再現している。ただ
し、3本の電子ビームが色選別電極の一点に集中しな
い、いわゆるコンバージェンスのずれ(以下、「ミスコ
ンバージェンス」という)が発生すると、これが画面上
での色ズレや色ムラとなって現れる。
(赤),G(緑),B(青)の各色に対応する3本の電
子ビームを色選別電極(アパーチャグリル、シャドウマ
スク等)の一点に集中(コンバージェンス)させること
で、画面上に所望のカラー画像を再現している。ただ
し、3本の電子ビームが色選別電極の一点に集中しな
い、いわゆるコンバージェンスのずれ(以下、「ミスコ
ンバージェンス」という)が発生すると、これが画面上
での色ズレや色ムラとなって現れる。
【0004】このようなミスコンバージェンスを補正す
る技術の一つとして、偏向ヨーク本体の後端部に一対の
磁性片を配置し、この一対の磁性片を水平偏向軸方向に
移動させて、所望のミスコンバージェンスを補正する技
術が知られている。例えば、緑の蛍光体を光らせる電子
ビームをセンタービームGとし、赤,青の蛍光体を光ら
せる各電子ビームをサイドビームR,Bとするインライ
ン配列の電子銃を有するものでは、補正対象とするミス
コンバージェンスの一つに、画面水平軸上で画面左側と
画面右側のサイドビームR,Bの列順が、例えば画面左
側はB−R、画面右側はR−Bの如き非対称となるミス
コンバージェンス(以下、TLHという)が生じた場合
に、これを上記の補正技術を用いて補正している。
る技術の一つとして、偏向ヨーク本体の後端部に一対の
磁性片を配置し、この一対の磁性片を水平偏向軸方向に
移動させて、所望のミスコンバージェンスを補正する技
術が知られている。例えば、緑の蛍光体を光らせる電子
ビームをセンタービームGとし、赤,青の蛍光体を光ら
せる各電子ビームをサイドビームR,Bとするインライ
ン配列の電子銃を有するものでは、補正対象とするミス
コンバージェンスの一つに、画面水平軸上で画面左側と
画面右側のサイドビームR,Bの列順が、例えば画面左
側はB−R、画面右側はR−Bの如き非対称となるミス
コンバージェンス(以下、TLHという)が生じた場合
に、これを上記の補正技術を用いて補正している。
【0005】図4は従来における偏向ヨークの構成を説
明するもので、(a)はその側面図、(b)はその断面
図である。図4において、偏向ヨーク31は、偏向コイ
ル部32、前カバー33および裏カバー34を有してい
る。この偏向ヨーク31は、図示のように陰極線管本体
(ガラス管体)のネック部35からファンネル部36に
至る、コーン部と呼ばれる部分に装着される。
明するもので、(a)はその側面図、(b)はその断面
図である。図4において、偏向ヨーク31は、偏向コイ
ル部32、前カバー33および裏カバー34を有してい
る。この偏向ヨーク31は、図示のように陰極線管本体
(ガラス管体)のネック部35からファンネル部36に
至る、コーン部と呼ばれる部分に装着される。
【0006】偏向ヨーク31の上部には回路基板37が
取り付けられている。回路基板37はカバー38によっ
て覆われている。また、偏向ヨーク本体の後端部に位置
する裏カバー34には、コンバージェンス補正用の補正
部材39が装着されている。この補正部材39は、絶縁
材料からなる板状のベース40と、このベース40に一
体に取り付けられた一対の磁性片41,41とを有して
いる。ベース40には、上記一対の磁性片41,41間
に位置して横長形状の開口部42が設けられている。ま
た、ベース40の両端部は裏カバー34に係合支持さ
れ、この状態でベース40と一対の磁性片41,41を
含む補正部材39全体が水平偏向軸方向(左右方向)に
移動調整可能に装着されている。さらに、ベース40の
一方端には、これを水平偏向軸方向に移動させるための
調整つまみ43が一体に形成されている。この調整つま
み43は、ベース40の移動方向に突出するかたちで配
置されている。
取り付けられている。回路基板37はカバー38によっ
て覆われている。また、偏向ヨーク本体の後端部に位置
する裏カバー34には、コンバージェンス補正用の補正
部材39が装着されている。この補正部材39は、絶縁
材料からなる板状のベース40と、このベース40に一
体に取り付けられた一対の磁性片41,41とを有して
いる。ベース40には、上記一対の磁性片41,41間
に位置して横長形状の開口部42が設けられている。ま
た、ベース40の両端部は裏カバー34に係合支持さ
れ、この状態でベース40と一対の磁性片41,41を
含む補正部材39全体が水平偏向軸方向(左右方向)に
移動調整可能に装着されている。さらに、ベース40の
一方端には、これを水平偏向軸方向に移動させるための
調整つまみ43が一体に形成されている。この調整つま
み43は、ベース40の移動方向に突出するかたちで配
置されている。
【0007】このような偏向ヨーク31を用いた陰極線
管では、これを筐体に組み込んで最終的なセット状態
(例えば、カラーディスプレイモニターやカラーテレビ
ジョンなど)に組み立てる場合、実際に画面上に所定の
テスト画像を表示し、その表示画面を見ながら作業者が
調整つまみ43を摘んでベース40と一体に一対の磁性
片41,41を水平偏向軸方向に移動させることによ
り、所望のミスコンバージェンスを補正している。
管では、これを筐体に組み込んで最終的なセット状態
(例えば、カラーディスプレイモニターやカラーテレビ
ジョンなど)に組み立てる場合、実際に画面上に所定の
テスト画像を表示し、その表示画面を見ながら作業者が
調整つまみ43を摘んでベース40と一体に一対の磁性
片41,41を水平偏向軸方向に移動させることによ
り、所望のミスコンバージェンスを補正している。
【0008】ところで、最近のカラーディスプレイモニ
ターなどでは、水平走査の周波数が上がり、これに伴っ
て回路基板37の発熱量も増加している。そのため、偏
向ヨーク31での発熱対策が求められている。そこで、
発熱対策の一つとして、偏向ヨークの回路基板37を2
つに分けて構成し、一方の回路基板を偏向コイル部32
の左側、他方の回路基板を偏向コイル部32の右側にそ
れぞれ取り付けることも行われている。この構成におい
ては、偏向コイル部32の左右に配置した回路基板を、
それぞれ下から上に流れる空気流をもって効率良く熱放
散させることができるため、各回路基板による熱影響を
低減することが可能となる。
ターなどでは、水平走査の周波数が上がり、これに伴っ
て回路基板37の発熱量も増加している。そのため、偏
向ヨーク31での発熱対策が求められている。そこで、
発熱対策の一つとして、偏向ヨークの回路基板37を2
つに分けて構成し、一方の回路基板を偏向コイル部32
の左側、他方の回路基板を偏向コイル部32の右側にそ
れぞれ取り付けることも行われている。この構成におい
ては、偏向コイル部32の左右に配置した回路基板を、
それぞれ下から上に流れる空気流をもって効率良く熱放
散させることができるため、各回路基板による熱影響を
低減することが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、前述のように偏向コイル部32の左右方向に回
路基板を配置する場合、回路基板の大きさによっては、
上記の補正部材39を用いたコンバージェンス補正作業
に支障を来す虞れがある。すなわち、図5(a)の側面
図に示すように補正部材39の調整つまみ43が配置さ
れている側で、図5(b)のA−A断面図のように回路
基板37の端部が調整つまみ43の近傍に配置される
と、調整つまみ43を摘むときや、これを摘んで図中矢
印の如くベース40を移動させるときに回路基板37や
カバー38が邪魔になり、結果として補正部材39の位
置調整作業が困難になる。
いては、前述のように偏向コイル部32の左右方向に回
路基板を配置する場合、回路基板の大きさによっては、
上記の補正部材39を用いたコンバージェンス補正作業
に支障を来す虞れがある。すなわち、図5(a)の側面
図に示すように補正部材39の調整つまみ43が配置さ
れている側で、図5(b)のA−A断面図のように回路
基板37の端部が調整つまみ43の近傍に配置される
と、調整つまみ43を摘むときや、これを摘んで図中矢
印の如くベース40を移動させるときに回路基板37や
カバー38が邪魔になり、結果として補正部材39の位
置調整作業が困難になる。
【0010】また、こうした不具合を回避するには、回
路基板37の大きさを一定サイズ以下に制限する必要が
あるが、そうした場合は、回路基板37を設計する際の
自由度が大幅に損なわれてしまう。さらに、回路設計等
の理由により回路基板37が大きくなってしまう場合、
特に偏向ヨークの低価格化を実現すべく回路基板37を
一つで構成し、この回路基板37を偏向コイル部32の
左右いずれか一方に配置する場合においては、図5
(c)に示すように調整つまみ43を回路基板37と反
対側に配置する必要がある。そうすると、ミスコンバー
ジェンスを補正する際に、作業者は、左右どちらか一方
の手を使ってしか補正部材39の位置調整作業を行うこ
とができなくなる。
路基板37の大きさを一定サイズ以下に制限する必要が
あるが、そうした場合は、回路基板37を設計する際の
自由度が大幅に損なわれてしまう。さらに、回路設計等
の理由により回路基板37が大きくなってしまう場合、
特に偏向ヨークの低価格化を実現すべく回路基板37を
一つで構成し、この回路基板37を偏向コイル部32の
左右いずれか一方に配置する場合においては、図5
(c)に示すように調整つまみ43を回路基板37と反
対側に配置する必要がある。そうすると、ミスコンバー
ジェンスを補正する際に、作業者は、左右どちらか一方
の手を使ってしか補正部材39の位置調整作業を行うこ
とができなくなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、偏向ヨーク本体の後端部
に水平偏向軸方向に移動調整可能に装着されるコンバー
ジェンス補正用の補正部材を備える偏向ヨークにおい
て、補正部材は、コンバージェンス補正のための磁性片
と、この磁性片を支持しかつ水平偏向軸方向に移動可能
に支持されたベースと、このベースを水平偏向軸方向に
移動させるための調整つまみとを有し、かつ調整つまみ
を偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配置した構成
を採用している。
決するためになされたもので、偏向ヨーク本体の後端部
に水平偏向軸方向に移動調整可能に装着されるコンバー
ジェンス補正用の補正部材を備える偏向ヨークにおい
て、補正部材は、コンバージェンス補正のための磁性片
と、この磁性片を支持しかつ水平偏向軸方向に移動可能
に支持されたベースと、このベースを水平偏向軸方向に
移動させるための調整つまみとを有し、かつ調整つまみ
を偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配置した構成
を採用している。
【0012】上記構成からなる偏向ヨークにおいては、
補正部材の調整つまみを偏向ヨーク本体の上部に突出す
る状態で配置していることから、偏向コイル部の左右方
向に回路基板を取り付けるにあたり、回路基板と調整つ
まみが位置的に干渉することがなくなる。また、補正部
材を水平偏向軸方向に移動調整するにあたり、コンバー
ジェンス補正を行う作業者は、左手,右手のどちらを使
っても調整つまみを摘んでベースを移動させることが可
能となる。
補正部材の調整つまみを偏向ヨーク本体の上部に突出す
る状態で配置していることから、偏向コイル部の左右方
向に回路基板を取り付けるにあたり、回路基板と調整つ
まみが位置的に干渉することがなくなる。また、補正部
材を水平偏向軸方向に移動調整するにあたり、コンバー
ジェンス補正を行う作業者は、左手,右手のどちらを使
っても調整つまみを摘んでベースを移動させることが可
能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に係る偏向ヨークの構成を説明するもので、
(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図である。
図1において、偏向ヨーク1は、略円錐筒形状をなす偏
向コイル部2と、この偏向コイル部2の外周部に装着さ
れたセパレータ3と、偏向コイル部2の一端側に装着さ
れた前カバー4と、同他端側に装着された裏カバー5と
を備えている。そして、これら偏向コイル部2、セパレ
ータ3、前カバー4および裏カバー5によって偏向コイ
ル本体が構成されている。また、前カバー4および裏カ
バー5は、それぞれ樹脂等によって略リング状に形成さ
れている。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に係る偏向ヨークの構成を説明するもので、
(a)はその斜視図、(b)はその要部断面図である。
図1において、偏向ヨーク1は、略円錐筒形状をなす偏
向コイル部2と、この偏向コイル部2の外周部に装着さ
れたセパレータ3と、偏向コイル部2の一端側に装着さ
れた前カバー4と、同他端側に装着された裏カバー5と
を備えている。そして、これら偏向コイル部2、セパレ
ータ3、前カバー4および裏カバー5によって偏向コイ
ル本体が構成されている。また、前カバー4および裏カ
バー5は、それぞれ樹脂等によって略リング状に形成さ
れている。
【0014】偏向コイル部2は、図示せぬ電子銃から出
射された3本(R,G,B)の電子ビームを偏向させる
ための、図示せぬ水平偏向コイルおよび垂直偏向コイル
を有している。このうち、水平偏向コイルは、上記3本
の偏向ビームを水平偏向軸方向(x軸方向)に偏向させ
る磁界(水平偏向磁界)を形成するもので、垂直偏向コ
イルは、上記3本の電子ビームを垂直偏向軸方向(y軸
方向)に偏向させる磁界(垂直偏向磁界)を形成するも
のである。
射された3本(R,G,B)の電子ビームを偏向させる
ための、図示せぬ水平偏向コイルおよび垂直偏向コイル
を有している。このうち、水平偏向コイルは、上記3本
の偏向ビームを水平偏向軸方向(x軸方向)に偏向させ
る磁界(水平偏向磁界)を形成するもので、垂直偏向コ
イルは、上記3本の電子ビームを垂直偏向軸方向(y軸
方向)に偏向させる磁界(垂直偏向磁界)を形成するも
のである。
【0015】また、偏向ヨーク1には回路基板6が取り
付けられ、さらに回路基板6の近傍にはこれを覆う状態
でカバー7が取り付けられている。回路基板6は、偏向
コイル部2の左右方向の一方、例えば図1(b)におい
て左側に配置されている。
付けられ、さらに回路基板6の近傍にはこれを覆う状態
でカバー7が取り付けられている。回路基板6は、偏向
コイル部2の左右方向の一方、例えば図1(b)におい
て左側に配置されている。
【0016】さらに、偏向ヨーク本体の後端部に位置す
る裏カバー5には、これに収容された状態でコンバージ
ェンス補正用の補正部材8が取り付けられている。ま
た、裏カバー5の近傍にはピュリティ磁石9が装着さ
れ、さらにピュリティ磁石9の近傍には陰極線管のネッ
ク部10に偏向ヨーク1を固定するための締結バンド1
1がネジ止めされている。
る裏カバー5には、これに収容された状態でコンバージ
ェンス補正用の補正部材8が取り付けられている。ま
た、裏カバー5の近傍にはピュリティ磁石9が装着さ
れ、さらにピュリティ磁石9の近傍には陰極線管のネッ
ク部10に偏向ヨーク1を固定するための締結バンド1
1がネジ止めされている。
【0017】補正部材8は、主として、コンバージェン
ス補正のための一対の磁性片12,12と、この一対の
磁性片12,12を支持するベース13とによって構成
されている。各々の磁性片12は、鉄等の磁性材料から
なるもので、例えば矩形断面を有する細長い棒状に形成
されている。ベース13は、樹脂等の絶縁材料(非磁性
材料)からなるもので、全体としては薄い板状に形成さ
れている。
ス補正のための一対の磁性片12,12と、この一対の
磁性片12,12を支持するベース13とによって構成
されている。各々の磁性片12は、鉄等の磁性材料から
なるもので、例えば矩形断面を有する細長い棒状に形成
されている。ベース13は、樹脂等の絶縁材料(非磁性
材料)からなるもので、全体としては薄い板状に形成さ
れている。
【0018】ベース13には、陰極線管のネック部10
に嵌合しかつその嵌合状態でベース13自身の水平偏向
軸方向(以下、「x軸方向」という)への移動を許容す
る横長形状の開口部14が形成されている。これに対し
て、上記一対の磁性片12,12は、開口部14を間に
挟んだ左右対象位置に互いに平行に取り付けられてい
る。ちなみに、各磁性片12の取り付けには、接着剤等
が用いられている。またベース13には、その幅寸法を
部分的に狭めたかたちで肩部15,15が一体に形成さ
れ、さらに該肩部15,15の中間部から舌状に延出す
るかたちで調整つまみ16が一体に形成されている。こ
の調整つまみ16は、上記開口部14を陰極線管のネッ
ク部10に嵌合させた状態で、ベース13をx軸方向に
移動させるためのものである。
に嵌合しかつその嵌合状態でベース13自身の水平偏向
軸方向(以下、「x軸方向」という)への移動を許容す
る横長形状の開口部14が形成されている。これに対し
て、上記一対の磁性片12,12は、開口部14を間に
挟んだ左右対象位置に互いに平行に取り付けられてい
る。ちなみに、各磁性片12の取り付けには、接着剤等
が用いられている。またベース13には、その幅寸法を
部分的に狭めたかたちで肩部15,15が一体に形成さ
れ、さらに該肩部15,15の中間部から舌状に延出す
るかたちで調整つまみ16が一体に形成されている。こ
の調整つまみ16は、上記開口部14を陰極線管のネッ
ク部10に嵌合させた状態で、ベース13をx軸方向に
移動させるためのものである。
【0019】ここで、裏カバー5の内周側には、図2に
示すようにベース13の外形寸法に対応して4つの爪部
5a,…が設けられ、これらの爪部5a,…がベース1
3の外縁部にそれぞれ係合するかたちで、裏カバー5に
補正部材8が取り付けられている。また、この取り付け
状態においては、ベース13が4つの爪部5a,…に係
合しつつ一軸方向に移動可能に支持され、これによって
図1の如く偏向ヨーク本体の後端部に補正部材8を装着
した状態では、補正部材8がx軸方向に移動調整可能に
支持される構成となっている。
示すようにベース13の外形寸法に対応して4つの爪部
5a,…が設けられ、これらの爪部5a,…がベース1
3の外縁部にそれぞれ係合するかたちで、裏カバー5に
補正部材8が取り付けられている。また、この取り付け
状態においては、ベース13が4つの爪部5a,…に係
合しつつ一軸方向に移動可能に支持され、これによって
図1の如く偏向ヨーク本体の後端部に補正部材8を装着
した状態では、補正部材8がx軸方向に移動調整可能に
支持される構成となっている。
【0020】加えて、裏カバー5の上面部には、図1お
よび図3に示すようにスリット状の貫通穴5bが穿設さ
れている。この貫通穴5bは、裏カバー5の内周側にお
ける補正部材8の支持位置に対し、そのほぼ真上に形成
されている。そして、図1の如く偏向ヨーク本体の後端
部(本例では裏カバー5)に補正部材8を装着した状態
では、ベース13から一体に延出した調整つまみ16が
裏カバー5の貫通穴5bに嵌挿され、これによって調整
つまみ16が偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配
置される構成となっている。ちなみに、調整つまみ16
の突出寸法(裏カバー5の上面から調整つまみ16の先
端までの寸法)は、作業者がこれを摘みやすいように、
例えば10mm〜20mmの範囲で適宜設定されてい
る。
よび図3に示すようにスリット状の貫通穴5bが穿設さ
れている。この貫通穴5bは、裏カバー5の内周側にお
ける補正部材8の支持位置に対し、そのほぼ真上に形成
されている。そして、図1の如く偏向ヨーク本体の後端
部(本例では裏カバー5)に補正部材8を装着した状態
では、ベース13から一体に延出した調整つまみ16が
裏カバー5の貫通穴5bに嵌挿され、これによって調整
つまみ16が偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配
置される構成となっている。ちなみに、調整つまみ16
の突出寸法(裏カバー5の上面から調整つまみ16の先
端までの寸法)は、作業者がこれを摘みやすいように、
例えば10mm〜20mmの範囲で適宜設定されてい
る。
【0021】また、調整つまみ16と貫通穴5aの嵌合
部分には、外部から容易に目視確認できる位置に一対の
アライメントマーク(以下、単に「マーク」という)1
7a,17bが設けられている。各々のマーク17a,
17bは、所望の位置を正確に指し示すことができるよ
う、それぞれ三角形に形成されている。また、一方のマ
ーク17aは、調整つまみ16の片面に開口部14の中
心を向くように形成され、他方のマーク17bは、裏カ
バー5の上面に貫通穴5の中心を向くように形成されて
いる。そして、貫通穴5bに調整つまみ16を嵌挿して
裏カバー5に補正部材8を取り付けた際には、図3に示
すように一対のマーク17a,17bが互いの頂部を突
き合わせた状態で配置される構成となっている。
部分には、外部から容易に目視確認できる位置に一対の
アライメントマーク(以下、単に「マーク」という)1
7a,17bが設けられている。各々のマーク17a,
17bは、所望の位置を正確に指し示すことができるよ
う、それぞれ三角形に形成されている。また、一方のマ
ーク17aは、調整つまみ16の片面に開口部14の中
心を向くように形成され、他方のマーク17bは、裏カ
バー5の上面に貫通穴5の中心を向くように形成されて
いる。そして、貫通穴5bに調整つまみ16を嵌挿して
裏カバー5に補正部材8を取り付けた際には、図3に示
すように一対のマーク17a,17bが互いの頂部を突
き合わせた状態で配置される構成となっている。
【0022】上記構成からなる偏向ヨーク1において
は、コンバージェンス補正用の補正部材8の構成とし
て、ベース13をx軸方向に移動させるための調整つま
み16を偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配置し
ているため、偏向ヨーク1の熱対策や低コスト化等の理
由により偏向コイル部2の左右方向に回路基板6を取り
付けるにあたり、回路基板の枚数やサイズ等を何ら制限
することなく、回路基板6と調整つまみ16の位置的な
干渉を回避することができる。
は、コンバージェンス補正用の補正部材8の構成とし
て、ベース13をx軸方向に移動させるための調整つま
み16を偏向ヨーク本体の上部に突出する状態で配置し
ているため、偏向ヨーク1の熱対策や低コスト化等の理
由により偏向コイル部2の左右方向に回路基板6を取り
付けるにあたり、回路基板の枚数やサイズ等を何ら制限
することなく、回路基板6と調整つまみ16の位置的な
干渉を回避することができる。
【0023】また、上記構成の偏向ヨーク1を備えた陰
極線管において、補正対象とするミスコンバージェンス
(例えば、先述のTLH)を補正部材8を用いて補正す
る場合は、調整つまみ16を手で摘んでベース13をx
軸方向に適宜移動させる。そうすると、陰極線管のネッ
ク部10の中心位置(図1におけるx軸とy軸の交点)
に対して、一対の磁性片12,12が同時にかつ同量ず
つ接離移動する。これにより、ネック部10内を進行す
る3本の電子ビーム(不図示)に作用する磁界(バラン
ス)を変化させて電子ビームの軌道を修正し、ミスコン
バージェンスを補正することが可能となる。
極線管において、補正対象とするミスコンバージェンス
(例えば、先述のTLH)を補正部材8を用いて補正す
る場合は、調整つまみ16を手で摘んでベース13をx
軸方向に適宜移動させる。そうすると、陰極線管のネッ
ク部10の中心位置(図1におけるx軸とy軸の交点)
に対して、一対の磁性片12,12が同時にかつ同量ず
つ接離移動する。これにより、ネック部10内を進行す
る3本の電子ビーム(不図示)に作用する磁界(バラン
ス)を変化させて電子ビームの軌道を修正し、ミスコン
バージェンスを補正することが可能となる。
【0024】その際、補正部材8の調整つまみ16が偏
向ヨーク本体の上部に突出していることから、コンバー
ジェンス補正を行う作業者は、左手,右手のどちらを使
っても調整つまみ16を摘んでベース13をx軸方向に
移動させ、補正部材8の位置を調整することができる。
また、補正部材8の位置調整が完了した段階(コンバー
ジェンス補正後)では調整つまみ16と裏カバー5の嵌
合部分に接着剤を塗布して補正部材8を固定することに
なるが、上述のように調整つまみ16が偏向ヨーク本体
の上部に突出していると、接着剤の塗布作業も容易にな
る。
向ヨーク本体の上部に突出していることから、コンバー
ジェンス補正を行う作業者は、左手,右手のどちらを使
っても調整つまみ16を摘んでベース13をx軸方向に
移動させ、補正部材8の位置を調整することができる。
また、補正部材8の位置調整が完了した段階(コンバー
ジェンス補正後)では調整つまみ16と裏カバー5の嵌
合部分に接着剤を塗布して補正部材8を固定することに
なるが、上述のように調整つまみ16が偏向ヨーク本体
の上部に突出していると、接着剤の塗布作業も容易にな
る。
【0025】さらに、調整つまみ16と裏カバー5にそ
れぞれマーク17a,17bを設けたことにより、図1
(a)のように補正部材8の殆どが裏カバー5で覆われ
るような取り付け状態であっても、x軸方向における磁
性片12,12の位置(中心位置等)を外部からの目視
(マーク17a,17bの位置関係)で簡単かつ的確に
把握することができる。これにより、例えば偏向ヨーク
1を組み立てる場合に、一対の磁性片12,12の中心
位置がx軸とy軸の交点に一致する条件でマーク17
a,17bの各頂部を互いに突き合わせた状態にしてお
けば、その後のコンバージェンス補正に際しては、画面
上でのミスコンバージェンスの発生状況に応じて、例え
ばこれに適したベース13の移動方向を作業者側で瞬時
に判断したり、ベース13の移動方向をマニュアル的に
指示することができる。これにより、コンバージェンス
補正作業を効率良く行うことが可能となる。
れぞれマーク17a,17bを設けたことにより、図1
(a)のように補正部材8の殆どが裏カバー5で覆われ
るような取り付け状態であっても、x軸方向における磁
性片12,12の位置(中心位置等)を外部からの目視
(マーク17a,17bの位置関係)で簡単かつ的確に
把握することができる。これにより、例えば偏向ヨーク
1を組み立てる場合に、一対の磁性片12,12の中心
位置がx軸とy軸の交点に一致する条件でマーク17
a,17bの各頂部を互いに突き合わせた状態にしてお
けば、その後のコンバージェンス補正に際しては、画面
上でのミスコンバージェンスの発生状況に応じて、例え
ばこれに適したベース13の移動方向を作業者側で瞬時
に判断したり、ベース13の移動方向をマニュアル的に
指示することができる。これにより、コンバージェンス
補正作業を効率良く行うことが可能となる。
【0026】なお、上記実施形態においては、補正部材
8の構成としてベース13に一対の磁性片12を取り付
けたものを例示したが、本発明に係る偏向ヨークにおい
て、コンバージェンス補正のための磁性片の個数や配置
は、補正対象となるミスコンバージェンスの種類に応じ
て適宜変更可能であり、特に一つの形態に限定されるも
のではない。また、ベース13に関しても、偏向ヨーク
本体の後端部でx軸方向に移動可能に支持し得るもので
あれば、その形状等を任意に変更しても差し支えないも
のである。
8の構成としてベース13に一対の磁性片12を取り付
けたものを例示したが、本発明に係る偏向ヨークにおい
て、コンバージェンス補正のための磁性片の個数や配置
は、補正対象となるミスコンバージェンスの種類に応じ
て適宜変更可能であり、特に一つの形態に限定されるも
のではない。また、ベース13に関しても、偏向ヨーク
本体の後端部でx軸方向に移動可能に支持し得るもので
あれば、その形状等を任意に変更しても差し支えないも
のである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る偏向ヨ
ークによれば、補正部材の調整つまみを偏向ヨーク本体
の上部に突出する状態で配置した構成としたので、偏向
コイル部の左右方向に回路基板を取り付けるにあたって
は、回路設計等に何ら制限を加えることなく、回路基板
と調整つまみとの位置的な干渉を回避することができ
る。また、補正部材を水平偏向軸方向に移動調整してコ
ンバージェンス補正する場合においても、これを行う作
業者側では、左手,右手のどちらを使っても容易にベー
スを移動させることができるため、コンバージェンス補
正作業の自由度が増して作業性が良好なものとなる。
ークによれば、補正部材の調整つまみを偏向ヨーク本体
の上部に突出する状態で配置した構成としたので、偏向
コイル部の左右方向に回路基板を取り付けるにあたって
は、回路設計等に何ら制限を加えることなく、回路基板
と調整つまみとの位置的な干渉を回避することができ
る。また、補正部材を水平偏向軸方向に移動調整してコ
ンバージェンス補正する場合においても、これを行う作
業者側では、左手,右手のどちらを使っても容易にベー
スを移動させることができるため、コンバージェンス補
正作業の自由度が増して作業性が良好なものとなる。
【図1】本発明の実施形態に係る偏向ヨークの構成を説
明する図である。
明する図である。
【図2】本発明の実施形態における補正部材の構造とそ
の支持状態を示す図である。
の支持状態を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係る偏向ヨークの一部を拡
大した斜視図である。
大した斜視図である。
【図4】従来における偏向ヨークの構成を説明する図で
ある。
ある。
【図5】従来の偏向ヨークにおける補正部材の取付状態
を示す図である。
を示す図である。
1…偏向ヨーク、2…偏向コイル部、3…セパレータ、
4…前カバー、5…裏カバー、6…回路基板、8…補正
部材、12…磁性片、13…ベース、14…開口部、1
6…調整つまみ
4…前カバー、5…裏カバー、6…回路基板、8…補正
部材、12…磁性片、13…ベース、14…開口部、1
6…調整つまみ
Claims (2)
- 【請求項1】 偏向ヨーク本体の後端部に水平偏向軸方
向に移動調整可能に装着されるコンバージェンス補正用
の補正部材を備える偏向ヨークにおいて、 前記補正部材は、コンバージェンス補正のための磁性片
と、前記磁性片を支持しかつ前記水平偏向軸方向に移動
可能に支持されたベースと、前記ベースを前記水平偏向
軸方向に移動させるための調整つまみとを有し、かつ前
記調整つまみを前記偏向ヨーク本体の上部に突出する状
態で配置してなることを特徴とする偏向ヨーク。 - 【請求項2】 偏向ヨーク本体の後端部に水平偏向軸方
向に移動調整可能に装着されるコンバージェンス補正用
の補正部材を備える偏向ヨークを用いた陰極線管におい
て、 前記補正部材は、コンバージェンス補正のための磁性片
と、前記磁性片を支持しかつ前記水平偏向軸方向に移動
可能に支持されたベースと、前記ベースを前記水平偏向
軸方向に移動させるための調整つまみとを有し、かつ前
記調整つまみを前記偏向ヨーク本体の上部に突出する状
態で配置してなることを特徴とする陰極線管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11121041A JP2000311627A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 偏向ヨークおよび陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11121041A JP2000311627A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 偏向ヨークおよび陰極線管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000311627A true JP2000311627A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=14801364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11121041A Pending JP2000311627A (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | 偏向ヨークおよび陰極線管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000311627A (ja) |
-
1999
- 1999-04-28 JP JP11121041A patent/JP2000311627A/ja active Pending
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