JP2000312263A - 自動通報装置および自動通報装置に用いられる接続状態認識方法 - Google Patents

自動通報装置および自動通報装置に用いられる接続状態認識方法

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JP2000312263A
JP2000312263A JP11119388A JP11938899A JP2000312263A JP 2000312263 A JP2000312263 A JP 2000312263A JP 11119388 A JP11119388 A JP 11119388A JP 11938899 A JP11938899 A JP 11938899A JP 2000312263 A JP2000312263 A JP 2000312263A
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Kazuyuki Moriya
和行 守谷
Takumi Matsui
巧 松井
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各検針手段との接続状態の認識を検針情報の
情報センターへの通報タイミングより短い認識タイミン
グ毎に行って、各検針手段の接続状態の認識を適切に行
うことができる自動通報装置および自動通報装置に用い
られる接続状態認識方法を提供すること。 【解決手段】 自動通報装置10において、情報センタ
ー1への検針情報12a-1の通報タイミングより短い認
識タイミング毎に、各検針手段12の接続状態の認識を
実行し、認識結果の変化に応じて、検針手段12を未接
続状態から接続状態に認識変更して検針情報12a-1の
収集を実行したり、通信異常を情報センター1に通報し
たりするコントローラ20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス、水道、電気
等の使用状況にかかる検針情報を通信回線を介して収集
するための検針手段が少なくとも1つ以上接続可能であ
り、検針手段毎の検針情報を収集して情報センターへ所
定の通報タイミング毎に自動的に通報する自動通報装置
および自動通報装置に用いられる接続状態認識方法に関
し、特に、LPガス等のガスの使用状況にかかる検針情
報を通信回線を介して収集するための検針手段が少なく
とも1つ以上接続可能であり、検針手段毎の検針情報を
電話回線等の通信回線を介して収集して情報センターへ
所定の通報タイミング毎に自動的に通報する自動通報装
置および自動通報装置に用いられる接続状態認識方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動通報装置としては、
たとえば、LPG消費先におけるガスの使用状況にかか
る検針情報(具体的には、ガスの検針値)を通信回線を
介して収集するための複数の検針手段が接続され、検針
手段毎の検針情報を収集して情報センター(具体的に
は、LPG販売業者)に自動的に通報したり、LPGボ
ンベの残量が少なくなっていることを通報したりする機
能を有するものがある。検針手段としては、通常、各種
の制御を実行するためのマイクロコンピュータを内蔵し
たマイコン内蔵ガスメータ(いわゆる、ガスマイコンメ
ータ)が用いられる。
【0003】ガスマイコンメータに内蔵されたマイコン
は、通信回線を介して自動通報装置に接続され、自動通
報装置からの電文要求命令に応じて、ガスマイコンメー
タが設置されているLPG消費先におけるガスの使用状
況を調べて検針情報を生成し、生成した検針情報を含む
電文を作成し、作成した電文情報を電話回線等の通信回
線を介して自動通報装置に送信する機能を有する。これ
により、情報センター(LPG販売業者)は、自動通報
装置を介してガスマイコンメータ毎(すなわち、LPG
消費先毎)の検針情報の収集が可能となり、LPGボン
ベの残量が少なくなっていることを認識することができ
る。
【0004】自動通報装置には、たとえば、特公平4−
61560号に開示されているように、センターへの検
針情報の通報タイミングに比べて短い一定期間毎にガス
メータにアクセスを与えて、自動通報装置が検針データ
をガスメータから正常に受け取ることができるかどうか
を検出し、正常に受け取れないときはセンターに異常を
通報する異常通報機能を有するものもある。
【0005】また、自動通報装置には、その電源の投入
時やリセットスイッチの操作時に、ガスマイコンメータ
の接続の有無に関わらず、ガスマイコンメータと通信を
行って、ガスマイコンメータの接続状態を認識する接続
状態認識機能を有するものがある。
【0006】このような接続状態認識機能は、たとえ
ば、出願人が先に提案した特願平9−342964号に
開示されている。この接続状態認識機能では、図11
(a)に示すように、自動通報装置10は、電源投入時
およびリセットスイッチ操作時の認識タイミングで、接
続されるべき検針手段たとえば2個のLPガスマイコン
メータ121,122に通信線L1,L2を介する通信
を用いて通信要求を送信する。次いで、自動通報装置1
0は、図11(b)に示すように、LPガスマイコンメ
ータ121から電文情報12aを受信し(すなわち、応
答の場合)、また、LPガスマイコンメータ122から
電文情報12aを受信しなかった場合(すなわち、無応
答の場合)は、電文情報12aを受信したLPガスマイ
コンメータ121だけが接続状態にあると認識する。
【0007】このように、検針手段と通信を実行してそ
の接続応答結果に基づいて検針手段の接続状態を人手を
介さずに認識でき、迅速かつ正確な検針処理を実行でき
る利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の異常通報機能に
おいては、センターへ異常が通知されるだけなので、異
常状態を復帰させるためには、たとえば、ガスメータの
設置場所まで作業者を出向させて異常状態の復旧を行わ
せる必要があるという問題がある。
【0009】上述の接続状態認識機能においては、自動
通報装置10は、電源投入後またはリセットスイッチ操
作後に接続状態認識機能をスタートするので、自動通報
装置10及びLPガスマイコンメータ121,122の
設置時に、自動通報装置10にLPガスマイコンメータ
121,122を接続した後で、自動通報装置10の電
源を投入するか、リセットスイッチを操作するように、
作業手順に注意を払う必要がある。
【0010】仮に、作業手順を誤って、LPガスマイコ
ンメータ121,122を自動通報装置10に接続しな
いまま自動通報装置10の電源を投入した場合を考え
る。この場合は、図12(a)に示すように、自動通報
装置10は、電源投入時、まず接続状態認識機能をスタ
ートさせ、LPガスマイコンメータの接続状態を確認す
るための通信要求を通信線L1,L2を用いて送信す
る。しかし、LPガスマイコンメータはいずれも接続さ
れていないので、自動通報装置10は、通信線L1,L
2(したがって、LPガスマイコンメータ121,12
2)をいずれも「未接続状態」と認識する。
【0011】次いで、図12(b)に示すように、自動
通報装置10の電源投入後、LPガスマイコンメータ1
21,122をそれぞれ通信線L1,L2を介して自動
通報装置10に接続する。しかし、自動通報装置10
は、通信線L1,L2をいずれも「未接続状態」と認識
済みであり、したがって、LPガスマイコンメータ12
1,122は、いずれも「未接続」の扱いとなってしま
う。したがって、その後、LPガスマイコンメータ12
1,122に対しては、検針等が実施されなくなってし
まうということが起こり得る。
【0012】そして、LPG販売業者は、後でこのよう
な作業手順ミスに気付いても、LPガスマイコンメータ
が設置されている現地へ行って、自動通報装置10の電
源を投入し直すかまたはリセットスイッチを操作するし
かないという事態が起こり得る。
【0013】本発明は、上述の従来の問題点を解決する
と共に起こり得る事態に対処し得る自動通報装置および
自動通報装置に用いられる接続状態認識方法を提供する
ことを課題としており、特に、ガス、水道、電気等の使
用状況にかかる検針情報を通信回線を介して収集するた
めの検針手段が少なくとも1つ以上接続可能であり、検
針手段毎の検針情報を収集して情報センターへに所定の
通報タイミングで自動的に通報する自動通報装置におい
て、各検針手段との接続状態の認識を通報タイミングよ
り短い認識タイミング毎に行って、各検針手段の接続状
態の認識を適切に行うことができる自動通報装置および
自動通報装置に用いられる接続状態認識方法を提供する
ことを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ガス、水道、電気等の使用状況にかかる検針情報1
2a-1を通信回線4を介して収集するための検針手段1
2が少なくとも1つ以上接続可能であり、検針手段12
毎の検針情報12a-1を収集して情報センター1へ所定
の通報タイミング毎に自動的に通報する自動通報装置1
0において、上記各検針手段12に通信要求を上記通報
タイミングより短い認識タイミング毎に送信し、上記各
検針手段12からの応答に応じて上記各12検針手段と
の接続状態の認識を実行し、応答が確認されなかった検
針手段12がその後応答が確認された場合は、当該検針
手段12を未接続状態から接続状態に認識変更して前記
検針情報12a-1の収集を実行すると共に、応答が確認
されていた検針手段12がその後応答が確認されなかっ
た場合は、当該検針手段12の通信異常を上記情報セン
ターに通報するコントローラを有する、ことを特徴とす
る。
【0015】なお、本発明における検針手段12とは、
ガス、水道、電気等の使用状況(例えば、所定期間毎の
検針値)を測定し、所定フォーマットの電文情報12a
を生成し、自動通報装置10からの電文要求に応じて電
文情報12aを自動通報装置10に送信する装置を意味
する。また、検針手段12の一装置形態であるガスメー
タ12は、LPガス等のガスの使用状況を測定し、所定
フォーマットの電文情報12aを生成し、自動通報装置
10からの電文要求に応じて電文情報12aを自動通報
装置10に送信する装置を意味する。特に、各種制御を
実行するためのマイコンを内蔵したガスメータ12は、
ガスマイコンメータと総称されている。また、情報セン
ター1と自動通報装置10との間の通信としては、ノー
リンギング通信サービス(No−ringing Co
mmunication Service、NTT加入
電話の付加サービスの1つ)における自動通報機能が通
常用いられている。
【0016】請求項1記載の自動通報装置においては、
情報センター1への検針情報12a-1の通報タイミング
より短い認識タイミング毎に、各検針手段12の接続状
態の認識を実行し、認識結果の変化に応じて、検針手段
12を未接続状態から接続状態に認識変更して検針情報
12a-1の収集を実行したり、通信異常を情報センター
1に通報したりする。
【0017】請求項2に記載の発明は、ガス、水道、電
気等の使用状況にかかる検針情報12a-1を通信回線4
を介して収集するための検針手段12が少なくとも1つ
以上接続可能であり、検針手段12毎の検針情報12a
-1を収集して情報センター1へ所定の通報タイミング毎
に自動的に通報する自動通報装置10において、上記各
検針手段12に通信要求を所定の認識タイミングで送信
し、上記各検針手段12からの応答に応じて上記各検針
手段12との接続状態の認識を実行すると共にこの認識
結果を上記情報センター1へ通報し、上記情報センター
1からの指示に基づいて、上記検針手段12の接続状態
の認識変更を行って前記検針情報12a-1の収集を実行
するコントローラを有する、ことを特徴とする。
【0018】請求項2記載の自動通報装置においては、
各検針手段12に通信要求を所定の認識タイミングで送
信し、各検針手段12からの応答に応じて各検針手段1
2との接続状態の認識を実行し、認識結果を情報センタ
ー1へ通報する。そして、情報センター1からの指示に
基づいて、検針手段12の接続状態の認識変更を行って
検針情報12a-1の収集を実行する。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2記載の
自動通報装置10において、前記コントローラ20は、
前記各検針手段12との接続状態の認識結果を接続状態
値で表し、この接続状態値を前記情報センター1へ通報
し、前記情報センター1からの指示に基づいて上記接続
状態値の設定を変更することにより上記検針手段12の
接続状態の認識変更を行って前記検針情報12a-1の収
集を実行する、ことを特徴とする。
【0020】請求項3記載の自動通報装置においては、
各検針手段12との接続状態の認識結果を接続状態値と
して表し、情報センター1へ通報する。そして、情報セ
ンター1からの指示に基づいて接続状態値の設定を変更
することにより検針手段12の接続状態の認識変更を行
って検針情報12a-1の収集を実行する。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか一項に記載の自動通報装置において、前記コン
トローラ20は、前記検針手段12の接続状態の認識結
果を保持する記憶手段270を有する、ことを特徴とす
る。
【0022】請求項4記載の自動通報装置においては、
コントローラ20が、記憶手段270を有し、この記憶
手段270に、検針手段12の接続状態の認識結果を保
持する。また、認識結果は認識タイミング毎に保持さ
れ、認識結果の変化が履歴として保持される。
【0023】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の自動通報装置10において、前
記コントローラ20は、前記検針手段12から受信した
所定のフォーマットを有する電文情報12aを用いて当
該電文情報12aを送信した検針手段12に対する前記
接続状態の認識を実行するように構成されている、こと
を特徴とする。
【0024】請求項5に記載の自動通報装置において
は、検針手段12から受信した所定のフォーマットを有
する電文情報12aを用いて検針手段12に対する接続
状態の認識を実行する。
【0025】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の自動通報装置10において、前記コントローラ20
は、前記通信要求に呼応した検針手段12に対して通信
要求命令を送信し、前記電文情報12aを当該通信要求
命令を受け取った検針手段12から受信し、当該受信し
た電文情報12aに含まれる前記検針情報12a-1を用
いて当該電文情報12aを送信した検針手段12に対す
る前記接続状態の認識を実行するように構成されてい
る、ことを特徴とする。
【0026】請求項6に記載の自動通報装置において
は、コントローラ20は、検針手段12に対して通信要
求命令を送信し、通信要求命令を受け取った検針手段1
2から電文情報12aを受信し、その電文情報12aに
含まれる検針情報12a-1を用いて電文情報12aを送
信した検針手段12に対する接続状態の認識を実行す
る。
【0027】請求項7に記載の発明は、ガス、水道、電
気等の使用状況にかかる検針情報12a-1を通信回線4
を介して収集するための検針手段12が少なくとも1つ
以上接続可能であり、検針手段12毎の検針情報12a
-1を収集して情報センター1へ所定の通報タイミング毎
に自動的に通報する自動通報装置10に用いられる接続
状態認識方法において、上記各検針手段12に通信要求
を上記通報タイミングより短い認識タイミング毎に送信
する送信ステップと、上記各検針手段12からの応答に
応じて上記各検針手段12との接続状態の認識を実行す
る認識実行ステップと、応答が確認されなかった検針手
段12がその後応答が確認された場合は、当該検針手段
12を未接続状態から接続状態に認識変更して前記検針
情報12a-1の収集を実行する収集実行ステップと、応
答が確認されていた検針手段12がその後応答が確認さ
れなかった場合は、当該検針手段12の通信異常を上記
情報センター1に通報する通報ステップとからなる、こ
とを特徴とする。
【0028】請求項7に記載の接続状態認識方法におい
ては、送信ステップは、各検針手段12に通信要求を通
報タイミングより短い認識タイミング毎に送信し、認識
実行ステップは、各検針手段12からの応答に応じて各
検針手段12との接続状態の認識を実行する。そして、
収集実行ステップは、応答が確認されなかった検針手段
12がその後応答が確認された場合は、当該検針手段1
2を未接続状態から接続状態に認識変更して検針情報1
2a-1の収集を実行する。一方、通報ステップは、応答
が確認されていた検針手段12がその後応答が確認され
なかった場合は、その検針手段12の通信異常を情報セ
ンターに通報する。
【0029】請求項8に記載の発明は、ガス、水道、電
気等の使用状況にかかる検針情報12a-1を通信回線4
を介して収集するための検針手段12が少なくとも1つ
以上接続可能であり、検針手段12毎の検針情報12a
-1を収集して情報センター1へ所定の通報タイミング毎
に自動的に通報する自動通報装置10に用いられる接続
状態認識方法において、上記各検針手段12に通信要求
を所定の認識タイミングで送信する送信ステップと、上
記各検針手段12からの応答に応じて上記各12検針手
段との接続状態の認識を実行する認識実行ステップと上
記認識結果を上記情報センター1へ通報する通報ステッ
プと上記情報センター1からの指示に基づいて、上記検
針手段12の接続状態の認識変更を行って前記検針情報
12a-1の収集を実行する収集実行ステップとからな
る、ことを特徴とする。
【0030】請求項8に記載の接続状態認識方法におい
ては、送信ステップは、各検針手段12に通信要求を所
定の認識タイミングで送信し、認識実行ステップは、各
検針手段12からの応答に応じて各検針手段12との接
続状態の認識を実行し、通報ステップは、認識結果を情
報センター1へ通報する。そして、収集実行ステップ
は、情報センター1からの指示に基づいて、検針手段の
接続状態の認識変更を行って検針情報12a-1の収集を
実行する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の一
実施形態を説明する。
【0032】初めに、自動通報装置10を用いたLPガ
スホームセキュリティシステムの実施形態を説明する。
【0033】図1は、本発明による自動通報装置10を
適用したLPガスホームセキュリティシステムを示す機
能ブロック図である。
【0034】図1において、1はLPG販売業者側の情
報センターであり、ホストコンピュータ1aとDTMF
(デュアルトーンマルチフリクエンシィ)送受信装置1
bと加入者電話機1cとからなり、通信回線の一形態で
ある電話回線4を介して図示しない最寄りの電話交換局
に接続されている。
【0035】各自動通報装置10,…,10は、図1に
示すように、ガス、水道、電気等の使用状況にかかる検
針情報12a-1を電話回線4を介して収集するための検
針手段12が少なくとも1つ以上接続されている。ま
た、各自動通報装置10,…,10は、検針手段12毎
の検針情報12a-1を収集して所定の通報タイミング毎
に情報センター1に自動的に通報するコントローラ20
を各々有している。
【0036】本実施形態における検針手段12とは、ガ
ス、水道、電気等の使用状況(例えば、所定期間毎の検
針値)を測定し、所定フォーマットの電文情報12aを
生成し、自動通報装置10からの電文要求に応じて電文
情報12aを自動通報装置10に送信する装置を意味す
る。
【0037】特に、本実施形態の検針手段12とは、L
Pガス等のガスの使用状況を測定し、所定フォーマット
の電文情報12aを生成し、自動通報装置10からの電
文要求に応じて電文情報12aを自動通報装置10に送
信するガスメータ12を意味する。
【0038】本実施形態のガスメータ12は、各種制御
を実行するためのマイコンを内蔵したLPガス用のLP
ガスマイコンメータを用いることが望ましい(以降、検
針手段12として、2台のLPガスマイコンメータ12
1,122が自動通報装置10に接続されている実施形態
を説明する)。
【0039】また、情報センター1と自動通報装置10
との間の通信としては、ノーリンギング通信サービス
(No−ringing Communication
Service、NTT加入電話の付加サービスの1
つ)における自動通報機能を用いることが望ましい。
【0040】また全ての自動通報装置10,…,10
は、同一の構成で、各々は電話回線4を介して図示しな
い最寄りの電話交換局に接続されている。情報センター
1は、LPG販売業者の例えばLPG配送所などに、各
コントローラ20,…,20はLPG消費先にそれぞれ
設置される。
【0041】図2は、図1のLPガスホームセキュリテ
ィシステムに設けられる自動通報装置10の基本構成を
説明するための機能ブロック図である。
【0042】各自動通報装置10,…,10は、前述し
たように、コントローラ20を有する。このコントロー
ラ20の端子L1およびL2には電話回線4が、端子T1
およびT2には加入者電話機3bが、端子TC2およびT
C3にはガス漏れセンサ3cが、端子TC4およびTC5
には遮断弁(図示せず)を内蔵するLPガスメータ(L
Pガスマイコンメータ12)の流量センサスイッチ3
d’が、端子TB1〜TB3にはLPガスメータ(LPガ
スマイコンメータ12)の遮断弁の制御などを行う制御
器3eが、端子TB4,TB5およびTC1にはボンベ交
換スイッチ3fおよびこのスイッチ3fに内蔵のインジ
ケータ用LED3gがそれぞれ接続されている。
【0043】ガス漏れセンサ3cはコンセントを通じて
AC100[V]が独立に供給されており、常時は6
[V]、電源断時は0[V]、ガス漏れ検出時は12
[V]の有電圧をコントローラ20の端子TC2および
TC3に供給する。
【0044】LPガスマイコンメータ12の流量センサ
スイッチ3d’は、LPガスマイコンメータ12を通じ
て一定流量のLPガスが流れる毎にオンしてパルスを発
生し、これをコントローラ20の端子TC4およびTC5
に供給する。
【0045】制御器3eはコンセントを通じてAC10
0[V]が独立に供給されており、コントローラ20か
らのガス遮断信号に応じてLPガスマイコンメータ12
内の遮断弁を閉駆動する遮断弁閉駆動信号を発生すると
共に、停電によりAC100[V]電源が供給されなく
なったとき、コントローラ20の端子TB3に停電信号
を供給する。
【0046】図3は、図2の自動通報装置10に設けら
れるコントローラ20の基本構成を説明するための回路
図である。
【0047】コントローラ20は、図3に示すように、
マイクロコンピュータ(CPU)231を有する。CP
U231は制御プログラムを記憶したROM231aと
各種のデータを記憶するRAM231bなどを内蔵し、
ROM231a中の制御プログラムとRAM231b中
のデータとに基づき後述するフローチャートに従って動
作する。CPU231はまたパラレルデータ入出力ポー
トIO、入力ポートI1〜I8、出力ポートO1〜O4など
を有する。
【0048】パラレルデータ入出力ポートIOには、デ
ータバスDBを介してDTMF MODEM(変復調回
路)232並びに時計およびカレンダー233が接続さ
れている。
【0049】DTMF MODEM232は水晶発振子
232aを有し、CPU231で処理可能な0〜9の数
字を表わす4ビットパラレルデータと、電話回線4を通
じて伝送されるDTMF信号との間の変換を行う。
【0050】DTMF信号は、2つの異なる周波数の信
号の組合せで0〜9の数字を表わす。時計およびカレン
ダー233は、水晶発振子233aを有し、クロックを
カウンタにより計数して年月日からなる日付データと時
分からなる時刻データとを発生してこれをCPU231
に供給する。この時計およびカレンダー233のカウン
タの内容は、CPU231から供給されるデータにより
書き替えられ、時計およびカレンダー233が発生する
日付データおよび時間データの修正が行われるようにな
っている。
【0051】入力ポートI1には、停電検出I/F(イ
ンターフェース)234を介して端子TB3が接続され
ていて、制御器3e(図2参照)が停電時に発生する停
電検出信号が入力される。
【0052】入力ポートI2には、スイッチI/F23
5を介して端子TB4が接続されていて、ボンベ交換ス
イッチ3f(図2参照)のオンにより発生されるボンベ
交換信号が入力される。
【0053】入力ポートI3には、ガス漏れ検出I/F
236を介して端子TC2が接続されていて、ガス漏れ
センサ3c(図2参照)がガス漏れ検出時に発生する1
2[V]の電圧に応じてガス漏れ検出信号が入力され
る。
【0054】入力ポートI4には、検針メータI/F2
37を介して端子TC4が接続されていて、LPガスマ
イコンメータ12(図2参照)の流量センサスイッチ3
d’のオン・オフにより発生される流量パルスが入力さ
れる。
【0055】入力ポートI5には、バッテリー検出回路
238の出力が接続されていて、3Vのリチウム電池2
39の電圧が一定値以下に低下したことをバッテリー検
出回路238が検出すると、検出信号が入力される。
【0056】入力ポートI6には、16Hz回路240
の出力が接続されていて、電話回線4を通じて外部から
着信呼び出し中であることをコンデンサC1を介して印
加される16Hzの呼出し信号の検出により16Hz検
出回路240が検出すると、着信検出信号が入力され
る。
【0057】入力ポートI7には、TEL検出回路24
1の出力が接続されていて、加入者電話機3bが使用中
であることをTEL検出回路241が検出すると、使用
中検出信号が入力される。
【0058】入力ポートI8には、データ設定スイッチ
42が接続されていて、データ設定スイッチ42のオン
によりデータ設定信号が入力される。
【0059】また、クロック入力ポートCKには、クロ
ックパルス発生器43が接続されていて、CPU231
の動作に使用されるクロックパルスが入力される。電源
入力ポートVDDには、給電回路244が接続されてい
て、CPU231の動作に必要な電源電圧が供給され
る。
【0060】一方、出力ポートO1は、遮断I/F24
5を介して端子TB1に接続されていて、LPガスマイ
コンメータ12(図2参照)に内蔵されている遮断弁を
閉する際遮断弁オン信号を出力する。出力ポートO2
は、LED出力I/F246を介して端子TC1に接続
されていて、LED3g(図2参照)を点灯する際LE
Dオン信号を出力する。
【0061】出力ポートO3は、スイッチ回路247の
制御入力に接続されていて、スイッチ回路247をオン
するためのスイッチオン信号を出力する。
【0062】スイッチ回路247は、そのオンによりス
イッチングトランジスタQをオン状態にし、電話回線4
を全波整流器248、スイッチングトランジスタQを介
して結合トランスTの一次巻線L1に接続する。
【0063】結合トランスTの2次巻線L2は、電話回
線4に対して疑似負荷として働き、この2次巻線L2に
はコンデンサC2、アンプ249を介してDTMF M
ODEM232の出力が、コンデンサC3を介してDT
MF MODEM232の入力がそれぞれ接続されてい
る。
【0064】以上により、出力ポートO3にスイッチオ
ン信号が出力されている間、電話回線4を介して自動通
報装置10,…,10と情報センター1との間でDTM
F信号によるデータの授受が可能になる。
【0065】出力ポートO4は、電圧コンバータ250
の制御入力に接続されていて、電源コンバータ250を
介してDTMF MODEM232、アンプ249など
に電源電圧V2を供給する際にオン信号を出力する。
【0066】電源コンバータ250には、給電回路24
4の出力電圧V1が供給されている。
【0067】給電回路244は、抵抗Rおよびダイオー
ドD1を介して端子TC2に接続され、ガス漏れセンサ3
cの出力電圧が供給されると共に、リチウム電池239
の電圧がダイオードD2を介して供給されている。
【0068】なお、手動切換スイッチ251は、図示の
ようにa接点側にあるときには電話回線4に加入者電話
機3bと共に16Hz検出回路240、TEL検出回路
241および全波整流器248を接続し、図示と反対の
b接点側にあるときには電話回線4に加入者電話機3b
のみを接続するようになっている。リレー回路252
は、出力ポートO3にスイッチオン信号が出力されたと
き、加入者電話機3bを電話回線4から切り離すように
働く。
【0069】続いて、CPU231が、予め定められた
プログラムに従って実行する検針処理機能を説明する。
【0070】CPU231が予め定められたプログラム
に従って行う検針処理機能には、ガス検針機能、ガス残
量管理機能、ガス遮断論理機能、ガス漏れセンサ監視機
能、電池電圧検出機能、時計およびカレンダー機能、設
定機能、テスト機能、伝送制御機能がある。
【0071】以下、検針処理機能を構成する各機能の概
略を説明する。
【0072】初めに、ガス検針機能を説明する。
【0073】LPガスマイコンメータ12が一定流量毎
に出力するパルスを検針メータI/F237を介して入
力ポートI4に受けて積算し、その積算値をRAM23
1bに記憶する。積算値すなわち検針値は、例えば00
0000〜999999のパルス数によって表わされ
る。
【0074】上述の積算値(検針値)は、自動的に所定
の通報タイミングで情報センター1に通報される。通報
には2通りの仕方がある。
【0075】1つは、従来から行われている定時通報で
あり、初期設定にて設定された期日(通報周期)、時刻
(通報時刻)に定期的に情報センター1に積算値を送信
する。
【0076】他の1つは、毎月決められた設定日の決め
られた通報時刻に情報センター1に最新たの積算値を検
針値として送信するものである。
【0077】続いて、ガス残量管理機能を説明する。
【0078】LPガスマイコンメータ12から一定流量
毎に入力されるパルスを積算し、ボンベ内のLPガスの
残量を計算する。LPガスの残量が初期設定により設定
された2つの残量警告値になったときに、情報センター
1に通報する。LPガスの残量は、ボンベ交換スイッチ
3fのオン時または残量が0となったときに、初期設定
により設定される設定ボンベ容量に再設定される。
【0079】前述のボンベ交換スイッチ3fのオン時に
は、情報センター1にボンベ交換通報を行い、同時に確
認用のLED3g(スイッチ3fに内蔵)を点灯する。
【0080】続いて、ガス遮断論理機能を説明する。
【0081】LPガスマイコンメータ12からの一定流
量毎のパルスによりガス消費量を監視し、単位時間毎に
演算を行い流量の異常を判断する。異常と判断したとき
は、LPガスマイコンメータ12内の遮断弁に対して、
制御器3eを介して遮断信号を出力すると共に、情報セ
ンター1にその旨を通報する。
【0082】前述の異常を判断するために、初期設定に
より最大合計流量が設定され、この設定された最大合計
流量を越えてガスが流れたとき、ガス栓の誤開放または
ゴム管はずれなどがあると判断する。前述の異常の判断
は、LPガスマイコンメータ12からのパルスが設定さ
れた最大合計流量から計算により求められるパルス間隔
より短い間隔で連続して5個発生したときに行う。ま
た、この最大流量オーバのときも、遮断弁に対して制御
器3eを介してガス遮断信号を出力すると共に情報セン
ター1にその旨を通報する。
【0083】続いて、ガス漏れセンサ監視機能を説明す
る。
【0084】ガス漏れセンサ3cが発生する有電圧信号
(0〜6〜12[V])を監視する。ガス漏れセンサ3
cからの入力が9±0.5[V]以上になったとき45
秒間チェックし、45秒経過前に9±0.5[V]未満
となった場合、再度センサからの入力を監視する状態に
戻る。9±0.5[V]以上の状態が45秒以上継続し
た場合、ガス漏れと判断して制御器3eを介してガス遮
断信号を出力し、情報センター1にガス漏れを通報す
る。
【0085】入力電圧が2±0.5[V]未満となった
とき10秒間チェックし、2±0.5[V]未満の状態
が10秒以上継続した場合、ガス漏れセンサ3cの動作
不能(断線、コンセント抜けなど)と判断して、情報セ
ンター1にガス漏れセンサ3cの異常を通報する。ただ
し、制御器3eから停電検出信号が入力されているとき
には、ガス漏れセンサ3cについての異常通報は行わな
い。
【0086】続いて、電池電圧検出機能を説明する。
【0087】内蔵するリチウム電池239の電圧が低下
したことをバッテリー検出回路238が検出した場合、
電池電圧低下を情報センター1に通報する。この通報は
動作不能になる約1カ月前の電圧時に行われる。
【0088】続いて、時計およびカレンダー機能を説明
する。
【0089】前述の定時通報の送信時刻用に時計が使用
され、前述の自動検針通報の送信時刻および送信日付用
に時計およびカレンダーが使用される。閏年の補正は自
動的に行われる。
【0090】時刻データは時分(24時間)からなり、
日付データは年月日からなる。時刻データおよび日付デ
ータは初期設定により設定され、かつその後通報毎に設
定、修正される。
【0091】続いて、設定機能を説明する。
【0092】必要な電文情報12aは初期設定によりR
AM231b中の所定エリアに設定される。電文情報1
2aは通報時に情報センター1より伝送される電文情報
12aにより逐次更新た可能である。電文情報12aと
しては以下のものが設定される。
【0093】1. ユーザID(ユーザコード番号) 2. 通報先電話番号(最大11桁) 3. ダイヤル方式(ダイヤルパルス/プッシュボタ
ン) 4. 通報時刻(定時通報および自動検針通報時刻:時
分) 5. 通報周期(定時通報の周期:日[00〜99]) 6. 通報日(自動検針通報日:日[00〜28]) 7. ガスメータ検針値(検針情報12a-1、メータ検
針値6桁) 8. 最大合計流量(3桁[パルス/時間]) 9. 設定ボンベ容量(設定ボンベの容量6桁[パルス
数]) 10.警告残量点1(第1警告点[パルス数]) 11.警告残量点2(第2警告点[パルス数]) 12.現在時刻(現在の時刻:時分) 13.現在日付(現在の年月日:西暦) なお、通報周期として00を設定した場合には、定時通
報機能は行わない。また、通報日として00を設定した
場合には、自動検針通報は動作しない。
【0094】続いて、テスト機能を説明する。
【0095】電話回線4を介して情報センター1との間
で機能のテストを行うことができる。自動通報装置10
がオンのとき、異常信号を入力すると、回線テスト情報
を情報センター1に送信する。回線テスト情報以外は現
状を示して送信する。
【0096】続いて、伝送制御機能を説明する。
【0097】情報センター1に情報を送信するとき、加
入者電話機3bが使用中であるか、着信呼び出し中であ
るかのチェックを行い、電話回線4が空となるまで待
つ。
【0098】電話回線4が空であれば、予め設定してあ
る通報先電話番号に従い、自動ダイヤルする。
【0099】情報センター1が話し中か、誤接続若しく
は情報センター1から応答がないときまたは正常に送信
が終了しないときは、一旦電話回線4を解放し、例えば
50秒後に再ダイヤルする。例えば合計3回のダイヤル
でも情報の送信ができない場合には、例えば5分後に再
ダイヤルする。この再ダイヤルにおける一定時間毎の3
回のダイヤルでも情報の送信が出来ない場合には、更に
例えば5分後に再々ダイヤルする。
【0100】次に、本発明の接続状態認識機能を有する
コントローラ20について説明する。
【0101】コントローラ20は、従来から備わってい
る上述の検針処理機能に加えて、上記に説明したリセッ
ト時及び電源投入時の認識タイミングで通信要求を送信
し、通信要求の発生したLPガスマイコンメータ12に
対する接続状態の認識を実行する接続状態認識機能を有
している。このようなリセット時及び電源投入時の認識
タイミングにおける接続状態の認識を実行する接続状態
認識機能については、上述の従来技術で説明済みなの
で、ここでは詳細な説明は行わない。
【0102】また、コントローラ20は、LPガスマイ
コンメータ12の接続状態の認識結果を保持する記憶手
段270を有している。本実施形態では、コントローラ
20が有するRAM231bを用いることが望ましい。
【0103】コントローラ20は、さらに、本発明に係
る接続状態認識機能として、検針情報を情報センター1
へ通報する所定の通報タイミングより短い認識タイミン
グ毎に各LPガスマイコンメータ12に通信要求を送信
し、応答が確認されなかった検針手段12がその後応答
が確認された場合は、その検針手段12を未接続状態か
ら接続状態に認識変更して検針情報の収集を実行すると
共に、応答が確認されていた検針手段12がその後応答
が確認されなかった場合は、通信異常を情報センターに
通報する機能を有している点に特徴を有している。
【0104】具体的には、コントローラ20に設けられ
ているCPU231は、検針情報を情報センター1へ通
報する所定の通報タイミングより短い認識タイミング
(たとえば10日)毎に通信要求を送信し、通信要求の
発生したLPガスマイコンメータ12に対する接続状態
の認識を実行する機能を有している。
【0105】また、CPU231は、LPガスマイコン
メータ12から受信した所定のフォーマットを有する電
文情報12aを用いて電文情報12aを送信したLPガ
スマイコンメータ12に対する接続状態の認識を実行す
る機能(電文通信機能)を有している。
【0106】具体的には、CPU231は、通信要求の
発生したLPガスマイコンメータ12に対して通信要求
命令を送信し、電文情報12aを通信要求命令を受け取
ったLPガスマイコンメータ12から受信し、受信した
電文情報12aに含まれる検針情報12a-1を用いて電
文情報12aを送信したLPガスマイコンメータ12に
対する接続状態の認識を実行して前述の電文通信機能を
実行している。
【0107】そこで、たとえば、自動通報装置10の電
源を投入後、LPガスマイコンメータ121,122を
接続したと仮定する。この場合、自動通報装置10にお
けるコントローラ20のCPU231は、まず電源投入
時の認識タイミングで接続状態認識機能をスタートさ
せ、図4(a)に示すように、LPガスマイコンメータ
121,122の接続状態を確認するための通信要求を
通信線L1,L2を用いて送信する。しかし、LPガス
マイコンメータ121,122は、自動通報装置10の
電源投入時にはまだ接続されていないので、CPU23
1は、通信線L1,L2を、したがってLPガスマイコ
ンメータ121,122をいずれも「未接続状態」と認
識する。この認識結果は、RAM231bに保存され
る。
【0108】その後、CPU231は、検針情報を情報
センター1へ通報する所定の通報タイミングより短い認
識タイミング(たとえば10日)毎に、LPガスマイコ
ンメータ121,122の接続状態を確認するための通
信要求を通信線L1,L2を用いて送信する。この時点
では、LPガスマイコンメータ121,122は自動通
報装置10に接続されているので、図4(b)に示すよ
うに、LPガスマイコンメータ121,122から通信
線L1,L2を介して自動通報装置10へ応答信号(電
文情報12a)が送信される。自動通報装置10は、L
Pガスマイコンメータ121,122からの応答に基づ
いて、LPガスマイコンメータ121,122の接続状
態の認識を「未接続」から「接続」へ変更する。変更さ
れた認識結果は、RAM231bに認識履歴として保存
される。
【0109】このようにして、CPU231は、検針情
報を情報センター1へ通報する所定の通報タイミングよ
り短い認識タイミング(たとえば10日)毎に、LPガ
スマイコンメータ121,122の接続状態を確認する
ための接続状態認識機能を起動し、得られた認識結果を
RAM231bに認識履歴として保存すると共に、応答
が確認されなかったLPガスマイコンメータがその後応
答が確認された場合は、そのLPガスマイコンメータに
ついて未接続状態から接続状態に認識変更して検針情報
の収集を実行する。
【0110】一方、CPU231は、ある認識タイミン
グで応答が確認されていたLPガスマイコンメータが次
の認識タイミングで応答が確認されなくなっても、その
LPガスマイコンメータについての接続状態認識を接続
状態から未接続状態へ変更せず、そのLPガスマイコン
メータが通信異常状態にあることを情報センター1に通
報する。この理由は、今まで「接続」と認識していたL
Pガスマイコンメータより応答がなかった場合は、通信
線の断線等の原因が考えられるため、接続状態認識を接
続状態から未接続状態へ変更すると、この断線等の検出
ができなくなってしまうからである。
【0111】具体的には、自動通報装置10(CPU2
31)は、たとえば図5(a)において、ある認識タイ
ミングで応答が確認されていた(すなわち、接続状態に
あると認識されていた)LPガスマイコンメータ12
1,122のうち、図5(b)において、たとえばLP
ガスマイコンメータ121が何らかの原因で、たとえば
通信線L1の断線のため、次の認識タイミングで応答が
確認されなかった場合は、接続状態と認識されているL
Pガスマイコンメータ121が通信異常状態に陥ったこ
とを情報センター1に通報する。情報センター1は、こ
の通信異常の通報を受けて、その原因を調査し、通信異
常状態の回復のための適切な処置を行う。
【0112】以上のように、自動通報装置10における
コントローラ20のCPU231は、LPガスマイコン
メータ121,122と通信を実行し、その応答に応じ
て接続状態を人手を介さずに認識でき、従来に比べて更
に迅速且つ正確な検針処理が実行できる。
【0113】また、自動通報装置10の電源投入後また
はリセットスイッチの操作後に、LPガスマイコンメー
タ121,122が接続された場合でも、自動通報装置
10は、検針情報を情報センター1へ通報する所定の通
報タイミングより短い認識タイミング毎に接続状態認識
機能が働くので、未接続状態にあったLPガスマイコン
メータ121,122が途中で接続状態に変わっても、
確実に「未接続」から「接続」への認識変更が行われ
る。
【0114】また、応答が確認されていたLPガスマイ
コンメータ121がその後応答が確認されなかった場
合、すなわち、接続状態にあったLPガスマイコンメー
タ121が途中で未接続状態に変わった場合、CPU2
31は、「接続」から「未接続」への認識変更を行わ
ず、LPガスマイコンメータ121の通信異常を情報セ
ンター1に通報する。したがって、情報センター1側
は、この通信異常の通報に基づいて、未接続状態の原
因、たとえば断線などの要因を検出することができる。
【0115】また、電文通信機能を設けることにより、
検針情報を情報センター1へ通報する所定の通報タイミ
ングより短い認識タイミング毎に通信要求を送信し、L
Pガスマイコンメータ12から電文情報12aをコント
ローラ20が受信してその電文情報12aの内容を用い
ることにより、LPガスマイコンメータ12の接続状態
を人手を介さずに認識でき、従来に比べて更に迅速且つ
正確な検針処理が実行できるようになる。
【0116】また、LPガスマイコンメータ12からの
電文情報12aの内容を流用することにより、LPガス
マイコンメータ12の接続状態を人手を介さずに認識で
き、従来に比べて更に迅速且つ正確な検針処理が実行で
きるようになる結果、LPガスマイコンメータ12の接
続変更作業、追加接続作業、または取外し作業等が生じ
た場合であっても、上述の認識タイミングで通信要求を
送信し、LPガスマイコンメータ12の接続変更作業、
追加接続作業、または取外し作業等を正確に、通信効率
よく且つ迅速に認識できるようになる。
【0117】また、コントローラ20は、LPガスマイ
コンメータ12の認識された接続情況を表示する表示手
段260を有している。表示手段260としては、LP
ガスマイコンメータ12の接続情況を点滅により表示す
るLED(Light Emitting Diod
e)260を用いることが望ましい。なお、インジケー
タ用LED3gを兼用することも可能である。このよう
なLED260を設けることにより、認識したLPガス
マイコンメータ12の接続状態をLED260に依る簡
便な表示形態を用いて視覚的に表示できる。
【0118】次に、自動通報装置10に用いられる接続
状態認識方法の実施形態を説明する。図6は、図3のコ
ントローラ20に設けられるCPU231が実行する上
述の接続状態認識方法を説明するためのフローチャート
である。
【0119】本接続状態認識方法は、LPガスの使用状
況にかかる検針情報12a-1を電話回線4を介して収集
するためのLPガスマイコンメータ12の接続状態を通
信を用いて認識するための接続状態認識処理工程を有す
る。この接続状態認識処理工程は、各検針手段に通信要
求を通報タイミングより短い認識タイミング毎に送信す
る送信ステップ(ステップS4,S5,S6またはステ
ップS4,S5,S12)と、各検針手段からの応答に
応じて各検針手段との接続状態の認識を実行する認識実
行ステップ(ステップS7またはS13)と、応答が確
認されなかった検針手段がその後応答が確認された場合
は、当該検針手段を未接続状態から接続状態に認識変更
して検針情報の収集を実行する収集実行ステップ(ステ
ップ8,S9またはステップS14,S15)と、応答
が確認されていた検針手段がその後応答が確認されなか
った場合は、当該検針手段の通信異常を情報センターに
通報する通報ステップ(ステップS10,S11または
ステップS16,S17)とからなる。
【0120】まず、自動通報装置10の電源ONまたは
リセットスイッチONにより(ステップS1)、電源O
NまたはリセットスイッチON時の認識タイミングで接
続状態認識処理が行われる(ステップS2)。
【0121】ステップS2の接続状態認識処理は、詳細
には図7のフローチャートに示される。この接続状態認
識処理では、LPガスマイコンメータ12から受信した
所定のフォーマットを有する電文情報12aを用いて電
文情報12aを送信したLPガスマイコンメータ12に
対する接続状態の認識を実行する電文認識処理工程(ス
テップS202,203,204、またはステップS2
06,207,208)が実行される。
【0122】この接続状態認識処理工程は、通信要求の
発生したLPガスマイコンメータ12に対して通信要求
命令を送信する工程(ステップS201またはステップ
S205)と、電文情報12aを通信要求命令を受け取
ったLPガスマイコンメータ12から受信する工程(ス
テップS201またはステップS205)と、受信した
電文情報12aに含まれる検針情報12a-1を用いて電
文情報12aを送信したLPガスマイコンメータ12に
対する接続状態の認識を実行する電文認識処理工程(ス
テップS202,203,204、またはステップS2
06,207,208)を含んでいる。
【0123】すなわち、接続状態認識処理工程は、図7
に示すように、第1LPガスマイコンメータ121から
電文情報12aを受信し(ステップS202)、受信し
た電文情報12aを用いて第1LPガスマイコンメータ
121に対する接続状態の認識(ステップS203,2
04)を実行する電文認識処理工程(ステップS20
2,203,204)が実行される。すなわち、受信し
た電文情報12aの内容が正常な場合(ステップS20
2のY)、第1LPガスマイコンメータ121が接続状
態にあると認識する(ステップS202のY→ステップ
S204)。また、受信した電文情報12aの内容が正
常でない場合(ステップS202のN)、第1LPガス
マイコンメータ121が未接続状態にあると認識する
(ステップS202のN→ステップS203)。
【0124】同様の主旨で、接続状態認識処理工程は、
図7に示すように、第2LPガスマイコンメータ122
から電文情報12aを受信し(ステップS206)、受
信した電文情報12aを用いて第2LPガスマイコンメ
ータ122に対する接続状態の認識(ステップS20
7,208)を実行する電文認識処理工程(ステップS
206,207,208)が実行される。すなわち、受
信した電文情報12aの内容が正常な場合(ステップS
206のY)、第2LPガスマイコンメータ122が接
続状態にあると認識する(ステップS206のY→ステ
ップS208)。また、受信した電文情報12aの内容
が正常でない場合(ステップS206のN)、第2LP
ガスマイコンメータ122が未接続状態にあると認識す
る(ステップS206のN→ステップS207)。
【0125】次いで、ステップS2の接続状態認識処理
によるLPガスマイコンメータ121,122の接続状
態の認識結果が、記憶手段270すなわちRAM231
bに保存される(ステップS3)。
【0126】次いで、検針情報を情報センター1へ通報
する通報タイミング(たとえば、1ヶ月に1回)より短
い認識タイミング(たとえば、10日毎)を作るための
タイマー(CPU231に内蔵されているがここでは図
示しない)がONされ(ステップS4)、次いで、タイ
マーがカウントアップしたか否か(すなわち、10日経
過したか否か)がCPU231で判定される。
【0127】ステップS5の答えがイエスならば、CP
U231は、メータ1、たとえばLPガスマイコンメー
タ121に通信要求を送信し(ステップS6)、次い
で、LPガスマイコンメータ121から応答があったか
否かがCPU231で判定される(ステップS7)。
【0128】次いで、ステップS7の答えがイエスなら
ば(すなわち、LPガスマイコンメータ121から応答
があり、したがって接続状態にあれば)、記憶手段27
0すなわちRAM231bに保存されている前認識結果
が「未接続」になっているか否かがCPU231で判定
される(ステップS8)。
【0129】次いで、ステップS8の答えがノーならば
(すなわち、記憶手段270すなわちRAM231bに
保存されている前認識結果が「接続」になっていれ
ば)、ステップS3に進み、LPガスマイコンメータ1
21が「接続」になっているという今回の認識結果が、
記憶手段270すなわちRAM231bに履歴的に保存
される。
【0130】ステップS8の答えがイエスならば(すな
わち、記憶手段270すなわちRAM231bに保存さ
れている前認識結果が「未接続」になっていれば)、ス
テップS9に進み、CPU231は、LPガスマイコン
メータ121の接続状態の認識を「未接続」から「接
続」に変更する。
【0131】一方、ステップS7の答えがノーならば
(すなわち、LPガスマイコンメータ121から応答が
なく、したがって未接続状態にあれば)、ステップS1
1に進み、CPU231は、LPガスマイコンメータ1
21が通信異常状態にあることを情報センター1へ通報
する。
【0132】上述のステップS6からステップS11ま
での手順でLPガスマイコンメータ121についての接
続状態確認作業が終了すると、続いて、メータ2、たと
えばLPガスマイコンメータ122についての接続状態
確認作業が、ステップS6からステップS11までの手
順と同様なステップS12からステップS17までの手
順で実行される。
【0133】すなわち、ステップS14の答えがイエス
ならば(すなわち、記憶手段270すなわちRAM23
1bに保存されている前認識結果が「未接続」になって
いれば)、CPU231は、LPガスマイコンメータ1
22の接続状態の認識を「未接続」から「接続」に変更
する。
【0134】また、ステップS16の答えがノーならば
(すなわち、LPガスマイコンメータ122から応答が
なく、したがって未接続状態にあれば)、CPU231
は、LPガスマイコンメータ121が通信異常状態にあ
ることを情報センター1へ通報する。
【0135】このようにして、LPガスマイコンメータ
121,122について変更された認識結果は、記憶手
段270すなわちRAM231bに履歴的に保存され
る。このような、LPガスマイコンメータ121,12
2の接続状態の認識作業は、タイマー設定による認識タ
イミング(たとえば、10日)毎にステップS3からス
テップS17の手順によって繰り返し実行され、その認
識結果が記憶手段270すなわちRAM231bに保存
される。
【0136】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限らず種々の変形、応用が可能で
ある。
【0137】たとえば、コントローラ20は、検針情報
を所定の認識タイミングで各検針手段12に通信要求を
送信し、各検針手段12からの応答に応じて各検針手段
12との接続状態の認識を実行すると共にこの認識結果
を情報センター1へ通報し、情報センター1からの指示
に基づいて、検針手段12の接続状態の認識変更を行っ
て検針情報の収集を実行するように構成しても良い。こ
の場合、所定の認識タイミングとは、自動通報装置10
の電源ONまたはリセットスイッチオン時の認識タイミ
ングか、または情報センター1へ通報する通報タイミン
グより短い認識タイミング毎か、またはこれらの認識タ
イミングの両方を意味する。
【0138】また、コントローラ20は、各検針手段1
2との接続状態の認識結果を接続状態値で表し、この接
続状態値をRAM231bに保存すると共に情報センタ
ー1へ通報する。
【0139】接続状態値は、たとえば図8に示すように
2バイトのデータであり、複数のLPガスマイコンメー
タの接続状況を表すものである。図8に示す接続状態値
において、たとえば、各バイトは8ビットからなる。各
ビットには、JIS7単位符号に基づくキャラクタコー
ドが入力される。JIS7単位符号に基づくキャラクタ
の表現においては、キャラクタ「0」,
「1」,...,「9」が、それぞれ、コード「3
0」,「31」,...,「39」となっており、8ビ
ット中の上位4ビットは「3」固定である。具体的に
は、たとえば、キャラクタ「1」は、「P011000
1」と表される。ここで、最上位ビットの「P」は偶数
パリティ(誤り制御用)である。8ビット中の下位4ビ
ットが、LPガスマイコンメータの接続状況を表すのに
使用される。下位4ビットの各ビットは、値1が入ると
LPガスマイコンメータの「接続」を表し、値0が入る
とLPガスマイコンメータ「未接続」を表す。下位の第
1バイトは、LPガスマイコンメータ1からLPガスマ
イコンメータ4までの4個のLPガスマイコンメータの
接続状況を示し、第1バイトのビット1,2,3,4
は、それぞれLPガスマイコンメータ1,2,3,4の
接続状況を表す。同様に、上位の第2バイトは、LPガ
スマイコンメータ5から8までの4個の接続状況を示
し、第2バイトのビット1,2,3,4は、それぞれL
Pガスマイコンメータ5,6,7,8の接続状況を表
す。したがって、たとえば、接続状態値の第1バイトの
下位4ビットが「0011」かつ第2バイトの下位4ビ
ットが「0101」ならば、LPガスマイコンメータ
1,2,5,7が接続状態にあり、LPガスマイコンメ
ータ3,4,6,8が未接続状態にあることを表してい
る。
【0140】そこで、例として前述と同様に、作業手順
ミスにより、自動通報装置10の電源を投入後、2個の
LPガスマイコンメータ121,122を接続したと仮
定する。
【0141】この場合、自動通報装置10におけるコン
トローラ20のCPU231は、まず電源投入時の認識
タイミングで接続状態認識機能をスタートさせ、図9
(a)に示すように、LPガスマイコンメータ121,
122の接続状態を確認するための通信要求を通信線L
1,L2を用いて送信する。しかし、LPガスマイコン
メータ121,122は、自動通報装置10の電源投入
時にはまだ接続されていないので、CPU231は、通
信線L1,L2を、したがってLPガスマイコンメータ
121,122をいずれも「未接続状態」と認識する。
この認識結果は、2個のLPガスマイコンメータ12
1,122がいずれも「未接続状態」にあることを示す
接続状態値「00」で表され、RAM231bに保存さ
れると共に、自動通報装置10から情報センター1へ通
報される。
【0142】その後、自動通報装置10は、所定の通報
タイミングで検針情報を情報センターへ通報する機能を
起動するが、LPガスマイコンメータ121,122を
いずれも「未接続状態」と認識しているので、LPガス
マイコンメータ121,122から検針情報を得ること
ができず、したがって、検針情報を情報センター1へ送
ることもできない。
【0143】情報センター1は、自動通報装置10から
通報された接続状態値を確認し、その結果、接続状態値
が「00」になっており、自動通報装置10においてL
Pガスマイコンメータ121,122がいずれも未接続
状態と認識されていることがわかる。情報センター1に
おける接続状態値の確認時点は、任意であり、自動通報
装置10からの通報直後でもかまわないし、所定の通報
タイミングで通報されるはずの検針情報が送られてこな
いことがわかった時点でもかまわない。
【0144】そこで、情報センター1は、図9(b)に
示すように、自動通報装置10のコントローラ20のR
AM231bに保存されている接続状態値「00」を、
2個のLPガスマイコンメータ121,122が共に
「接続状態」にあることを示す接続状態値「11」に設
定変更するように指示する指示信号を、電話回線4を介
して自動通報装置10へ送信する。
【0145】自動通報装置10のコントローラ20は、
情報センター1からの上述の指示信号を受信し、その指
示に基づいて、RAM231bに保存されている接続状
態値「00」を、「11」に書き換える。その結果、自
動通報装置10は、図9(c)に示すように、LPガス
マイコンメータ121,122を共に「未接続」から
「接続」に認識変更し、LPガスマイコンメータ12
1,122からの検針情報を受け入れて情報センター1
へ通報することができる。
【0146】以上のように、情報センター側1側から、
自動通報装置10における検針手段との接続状態の認識
の設定、変更を遠隔的に行うことができ、作業手順ミス
等によって接続状態の認識ミスが生じた場合でも、自動
通報装置10が設置されている現地に行くことなく、正
しい認識状態に訂正し、正常な検針運用が可能となる。
【0147】次に、上述の動作を図10に示すフローチ
ャートで説明する。
【0148】まず、自動通報装置10の電源ONまたは
リセットスイッチONにより(ステップS101)、電
源ONまたはリセットスイッチON時の認識タイミング
で接続状態認識処理が行われる(ステップS102)。
【0149】このステップS102の接続状態認識処理
は、詳細には図7のフローチャートに示された処理と同
一なので、ここではその説明を省略する。
【0150】次いで、ステップS102の接続状態認識
処理によるLPガスマイコンメータ121,122の接
続状態の認識結果が、コントローラ20の記憶手段27
0すなわちRAM231bに保存される(ステップS1
03)。
【0151】次いで、LPガスマイコンメータ121,
122の接続状態の認識結果が、コントローラ20から
電話回線4を介して情報センター1へ通報される(ステ
ップS104)。
【0152】次いで、情報センター1は、自動通報装置
10のコントローラ20のRAM231bに保存されて
いる接続状態値「00」を、2個のLPガスマイコンメ
ータ121,122が共に「接続状態」にあることを示
す接続状態値「11」に設定変更するように指示する指
示信号を、電話回線4を介して自動通報装置10へ送信
する(ステップ105)。
【0153】次いで、自動通報装置10のコントローラ
20は、情報センター1からの上述の指示信号を受信
し、その指示に基づいて、RAM231bに保存されて
いる接続状態値「00」を、接続状態値「11」に書き
換える(ステップ106)。その結果、自動通報装置1
0は、LPガスマイコンメータ121,122を共に
「未接続」から「接続」に認識変更し、LPガスマイコ
ンメータ121,122からの検針情報を受け入れて情
報センター1へ通報することができる。
【0154】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、検針情
報を情報センターへ通報する通報タイミングより短い認
識タイミング毎に検針手段と通信を実行し、その応答に
基づいて検針手段の接続状態を認識、または認識変更す
ることができ、作業手順ミス等によって接続状態の認識
ミスが生じた場合でも、自動通報装置が設置されている
現地に行くことなく、正しい認識状態に訂正し、正常な
検針運用が可能となる。
【0155】また、応答が確認されていた検針手段がそ
の後応答が確認されなかった場合、すなわち、接続状態
にあった検針手段が途中で未接続状態に変わった場合、
「接続」から「未接続」への認識変更を行わず、通信異
常を情報センターに通報し、情報センター側は、この通
信異常の通報に基づいて、未接続状態の原因、たとえば
断線などの要因を検出することができる。
【0156】また、検針手段との電文通信の結果により
検針手段の接続状態を人手を介さずに認識でき、従来に
比べて更に迅速且つ正確な検針処理が実行できるように
なる結果、検針手段の接続変更作業、追加接続作業、ま
たは取外し作業等が生じた場合であっても、検針手段の
接続変更作業、追加接続作業、または取外し作業等を正
確に且つ迅速に認識できる。
【0157】請求項2に記載の発明によれば、検針手段
と通信を実行してその接続応答結果に基づいて検針手段
の接続状態の認識結果を情報センターへ通知するので、
情報センター側から、自動通報装置における検針手段と
の接続状態の認識の設定、変更を遠隔的に行うことがで
き、作業手順ミス等によって接続状態の認識ミスが生じ
た場合でも、自動通報装置が設置されている現地に行く
ことなく、正しい認識状態に訂正し、正常な検針運用が
可能となる。
【0158】請求項3に記載の発明によれば、情報セン
ター側は、自動通報装置から通報される接続状態値の内
容によって自動通報装置と各検針手段の接続状態を知る
ことができ、任意のタイミングで接続状態値の設定の変
更を指示することができる。自動通報装置は、情報セン
ターからの指示に基づいて接続状態値の設定を変更する
ことにより検針手段の接続状態の認識変更を行って検針
情報の収集を実行することができる。
【0159】請求項4記載の発明によれば、自動通報装
置と検針手段12の接続状態の認識結果を記憶手段27
0に保持するので、検針手段12の接続変更作業、追加
接続作業、または取外し作業等が生じても、履歴として
保持される認識結果の変化を観測することにより、その
後の接続状態が確認できる。
【0160】請求項5に記載の発明によれば、情報セン
ターへの検針情報の通報タイミングより短い認識タイミ
ング毎に通信要求を送信し、検針手段12から電文情報
12aをコントローラ20が受信して、その電文情報1
2aにより検針手段12の接続状態を人手を介さずに認
識でき、従来に比べて更に迅速且つ正確な検針処理が実
行できるようになる。
【0161】請求項6に記載の発明によれば、情報セン
ターへの検針情報の通報タイミングより短い認識タイミ
ング毎に通信要求を送信し、検針手段から電文情報をコ
ントローラが受信してその電文情報の内容を用いること
により、検針手段の接続状態を認識でき、従来に比べて
更に迅速且つ正確な検針処理が実行できる。
【0162】また、検針手段からの電文情報の内容を流
用することにより、検針手段の接続状態を人手を介さず
に認識でき、従来に比べて更に迅速且つ正確な検針処理
が実行できるようになる結果、検針手段の接続変更作
業、追加接続作業、または取外し作業等が生じた場合で
あっても、定期的な認識タイミングで通信要求を送信
し、検針手段の接続変更作業、追加接続作業、または取
外し作業等を正確に、通信効率よく且つ迅速に認識でき
るようになる。
【0163】請求項7に記載の発明によれば、検針情報
を情報センターへ通報する通報タイミングより短い認識
タイミング毎に検針手段と通信を実行し、その応答に基
づいて検針手段の接続状態を認識、または認識変更する
ことができ、作業手順ミス等によって接続状態の認識ミ
スが生じた場合でも、自動通報装置が設置されている現
地に行くことなく、正しい認識状態に訂正し、正常な検
針運用が可能となる。
【0164】また、応答が確認されていた検針手段がそ
の後応答が確認されなかった場合、すなわち、接続状態
にあった検針手段が途中で未接続状態に変わった場合、
「接続」から「未接続」への認識変更を行わず、通信異
常を情報センターに通報し、情報センター側は、この通
信異常の通報に基づいて、未接続状態の原因、たとえば
断線などの要因を検出することができる。
【0165】また、検針手段との電文通信の結果により
検針手段の接続状態を人手を介さずに認識でき、従来に
比べて更に迅速且つ正確な検針処理が実行できるように
なる結果、検針手段の接続変更作業、追加接続作業、ま
たは取外し作業等が生じた場合であっても、検針手段の
接続変更作業、追加接続作業、または取外し作業等を正
確に且つ迅速に認識できる。
【0166】請求項8に記載の発明によれば、検針手段
と通信を実行してその接続応答結果に基づいて検針手段
の接続状態の認識結果を情報センターへ通知するので、
情報センター側から、自動通報装置における検針手段と
の接続状態の認識の設定、変更を遠隔的に行うことがで
き、作業手順ミス等によって接続状態の認識ミスが生じ
た場合でも、自動通報装置が設置されている現地に行く
ことなく、正しい認識状態に訂正し、正常な検針運用が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動通報装置を適用したLPガス
ホームセキュリティシステムを示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1のLPガスホームセキュリティシステムに
設けられる自動通報装置の基本構成を説明するための機
能ブロック図である。
【図3】図2の自動通報装置に設けられるコントローラ
の基本構成を説明するための回路図である。
【図4】(a),(b)は、本発明の自動通報装置の接
続状態認識動作を説明するための略図である。
【図5】(a),(b)は、本発明の自動通報装置の接
続状態認識動作を説明するための略図である。
【図6】図3のコントローラに設けられるCPUが実行
する接続状態認識方法を説明するためのフローチャート
である。
【図7】図6のフローチャートにおける接続状態認識処
理ステップを説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の自動通報装置の他の実施例における認
識結果として使用される接続状態値を説明するための略
図である。
【図9】(a),(b),(c)は、本発明の自動通報
装置の他の実施例における接続状態認識動作を説明する
ための略図である。
【図10】本発明の自動通報装置の他の実施例における
コントローラに設けられるCPUが実行する接続状態認
識方法を説明するためのフローチャートである。
【図11】(a),(b)は、先に提案した自動通報装
置の接続状態認識動作を説明するための略図である。
【図12】(a),(b)は、先に提案した自動通報装
置の接続状態認識動作を説明するための略図である。
【符号の説明】
1 情報センター 4 電話回線(通信回線) 10 自動通報装置 12 LPガスマイコンメータ(検針手段) 12a 電文情報 12a-1 検針情報 20 コントローラ 270 記憶手段(RAM)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA07 AA08 AA09 AB02 AB03 BB09 BC01 CC01 CC08 CC11 DD02 EE01 GG01 GG03 GG08 5K048 BA36 CA01 FC03 5K101 KK12 MM07 RR13 VV03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス、水道、電気等の使用状況にかかる
    検針情報を通信回線を介して収集するための検針手段が
    少なくとも1つ以上接続可能であり、検針手段毎の検針
    情報を収集して情報センターへ所定の通報タイミング毎
    に自動的に通報する自動通報装置において、 上記各検針手段に通信要求を上記通報タイミングより短
    い認識タイミング毎に送信し、上記各検針手段からの応
    答に応じて上記各検針手段との接続状態の認識を実行
    し、応答が確認されなかった検針手段がその後応答が確
    認された場合は、当該検針手段を未接続状態から接続状
    態に認識変更して前記検針情報の収集を実行すると共
    に、応答が確認されていた検針手段がその後応答が確認
    されなかった場合は、当該検針手段の通信異常を上記情
    報センターに通報するコントローラを有する、 ことを特徴とする自動通報装置。
  2. 【請求項2】 ガス、水道、電気等の使用状況にかかる
    検針情報を通信回線を介して収集するための検針手段が
    少なくとも1つ以上接続可能であり、検針手段毎の検針
    情報を収集して情報センターへ所定の通報タイミング毎
    に自動的に通報する自動通報装置において、 上記各検針手段に通信要求を所定の認識タイミングで送
    信し、上記各検針手段からの応答に応じて上記各検針手
    段との接続状態の認識を実行すると共にこの認識結果を
    上記情報センターへ通報し、上記情報センターからの指
    示に基づいて、上記検針手段の接続状態の認識変更を行
    って前記検針情報の収集を実行するコントローラを有す
    る、 ことを特徴とする自動通報装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラは、前記各検針手段と
    の接続状態の認識結果を接続状態値で表し、このメータ
    接続状態値を前記情報センターへ通報し、前記情報セン
    ターからの指示に基づいて上記接続状態値の設定を変更
    することにより上記検針手段の接続状態の認識変更を行
    って前記検針情報の収集を実行する、 ことを特徴とする請求項2記載の自動通報装置。
  4. 【請求項4】 前記コントローラは、前記検針手段の接
    続状態の認識結果を保持する記憶手段を有する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載
    の自動通報装置。
  5. 【請求項5】 前記コントローラは、前記検針手段から
    受信した所定のフォーマットを有する電文情報を用いて
    当該電文情報を送信した検針手段に対する前記接続状態
    の認識を実行するように構成されている、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載
    の自動通報装置。
  6. 【請求項6】 前記コントローラは、前記通信要求に呼
    応した検針手段に対して通信要求命令を送信し、前記電
    文情報を当該通信要求命令を受け取った検針手段から受
    信し、当該受信した電文情報に含まれる前記検針情報を
    用いて当該電文情報を送信した検針手段に対する前記接
    続状態の認識を実行するように構成されている、 ことを特徴とする請求項5記載の自動通報装置。
  7. 【請求項7】 ガス、水道、電気等の使用状況にかかる
    検針情報を通信回線を介して収集するための検針手段が
    少なくとも1つ以上接続可能であり、検針手段毎の検針
    情報を収集して情報センターへ所定の通報タイミング毎
    に自動的に通報する自動通報装置に用いられる接続状態
    認識方法において、 上記各検針手段に通信要求を所定の認識タイミングで送
    信する送信ステップと、 上記各検針手段からの応答に応じて上記各検針手段との
    接続状態の認識を実行する認識実行ステップと、 応答が確認されなかった検針手段がその後応答が確認さ
    れた場合は、当該検針手段を未接続状態から接続状態に
    認識変更して前記検針情報の収集を実行する収集実行ス
    テップと、 応答が確認されていた検針手段がその後応答が確認され
    なかった場合は、当該検針手段の通信異常を上記情報セ
    ンターに通報する通報ステップとからなる、 ことを特徴とする接続状態認識方法。
  8. 【請求項8】 ガス、水道、電気等の使用状況にかかる
    検針情報を通信回線を介して収集するための検針手段が
    少なくとも1つ以上接続可能であり、検針手段毎の検針
    情報を収集して情報センターへ所定の通報タイミング毎
    に自動的に通報する自動通報装置に用いられる接続状態
    認識方法において、 上記各検針手段に通信要求を所定の認識タイミングで送
    信する送信ステップと、 上記各検針手段からの応答に応じて上記各検針手段との
    接続状態の認識を実行する認識実行ステップと、 上記認識結果を上記情報センターへ通報する通報ステッ
    プと、 上記情報センターからの指示に基づいて、上記検針手段
    の接続状態の認識変更を行って前記検針情報の収集を実
    行する収集実行ステップとからなる、 ことを特徴とする接続状態認識方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075823A (ja) * 2007-09-20 2009-04-09 Toho Gas Co Ltd ガス漏れ検出通信システム、及びガス漏れ検出通信装置

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