JP2000312791A - ミシン - Google Patents
ミシンInfo
- Publication number
- JP2000312791A JP2000312791A JP11125077A JP12507799A JP2000312791A JP 2000312791 A JP2000312791 A JP 2000312791A JP 11125077 A JP11125077 A JP 11125077A JP 12507799 A JP12507799 A JP 12507799A JP 2000312791 A JP2000312791 A JP 2000312791A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- take
- sewing machine
- balance
- thread take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 102100025490 Slit homolog 1 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710123186 Slit homolog 1 protein Proteins 0.000 description 1
- 102100027340 Slit homolog 2 protein Human genes 0.000 description 1
- 101710133576 Slit homolog 2 protein Proteins 0.000 description 1
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 糸取り部材による本来の機能が充分に発揮で
きるように改善したミシンを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 前記課題を解決するために、上糸aを取
り上げる天秤7を備えた本縫い形式のミシンにおいて、
前記上糸aの経路に位置する前記天秤7の上流に配設し
た上糸転向部15に糸取り部材25を設けると共に、該
上糸転向部15に回転体15aを配設し、前記糸取り部
材25と回転体15aを介して、前記上糸aが前記天秤
7に導かれるよう構成したことを特徴とする。
きるように改善したミシンを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 前記課題を解決するために、上糸aを取
り上げる天秤7を備えた本縫い形式のミシンにおいて、
前記上糸aの経路に位置する前記天秤7の上流に配設し
た上糸転向部15に糸取り部材25を設けると共に、該
上糸転向部15に回転体15aを配設し、前記糸取り部
材25と回転体15aを介して、前記上糸aが前記天秤
7に導かれるよう構成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天秤を備えた本
縫い形式のミシンに関し、更に詳細には、上糸経路にお
ける天秤付近の上糸経路に改良を加えたミシンに関する
ものである。
縫い形式のミシンに関し、更に詳細には、上糸経路にお
ける天秤付近の上糸経路に改良を加えたミシンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】縫い針の往復上下動と回転釜との協働に
より本縫いを行なう構成に係るミシンでは、下動する縫
い針が被縫製物を刺通して下死点に達して再上昇し始め
たタイミングで外釜の剣先により上糸が補足され、該上
糸は外釜のその後の回転により釜をくぐり抜ける。次い
で上糸は内釜と釜支えとの係合部を通り抜け、内釜内に
収容したボビンから繰り出された下糸と結絡すること
で、これら上糸と下糸とによる縫いが形成される。この
行程では、天秤による上糸への適度な緩めと引き上げが
必要であるが、該上糸に作用する張力の急激な変動に対
しては該天秤の動作だけでは追従し得ない。そこで、上
糸の急激な張力変動を吸収するための部材として糸取り
部材が設けられている。この糸取り部材は、従来よりト
ーションバネそのもので構成されていることから「糸取
りバネ」と称されているもので、一般の工業用ミシンや
家庭用ミシンでは、上糸の経路における天秤の上流直近
に配設されている。
より本縫いを行なう構成に係るミシンでは、下動する縫
い針が被縫製物を刺通して下死点に達して再上昇し始め
たタイミングで外釜の剣先により上糸が補足され、該上
糸は外釜のその後の回転により釜をくぐり抜ける。次い
で上糸は内釜と釜支えとの係合部を通り抜け、内釜内に
収容したボビンから繰り出された下糸と結絡すること
で、これら上糸と下糸とによる縫いが形成される。この
行程では、天秤による上糸への適度な緩めと引き上げが
必要であるが、該上糸に作用する張力の急激な変動に対
しては該天秤の動作だけでは追従し得ない。そこで、上
糸の急激な張力変動を吸収するための部材として糸取り
部材が設けられている。この糸取り部材は、従来よりト
ーションバネそのもので構成されていることから「糸取
りバネ」と称されているもので、一般の工業用ミシンや
家庭用ミシンでは、上糸の経路における天秤の上流直近
に配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述した本縫
い形式を採用し、かつ1基のミシンヘッドに複数本の針
棒を備えた多針タイプの刺繍ミシンでは、配置スペース
に制約があるために、上糸の経路における天秤の上流に
設けた上糸転向部の更に上流に配設した糸案内の上流
に、前記糸取り部材が配設されるようになっている。こ
のため前記上糸は、天秤と糸取り部材との間で何度も屈
曲されることになる。従って、その屈曲部における上糸
の接触抵抗が大きくなり、前記糸取り部材による糸取り
動作のレスポンスが鈍ることになる。すなわち前記糸取
り部材の本来の機能が充分に発揮され難くなり、結果と
して糸切れを招く要因となっている。
い形式を採用し、かつ1基のミシンヘッドに複数本の針
棒を備えた多針タイプの刺繍ミシンでは、配置スペース
に制約があるために、上糸の経路における天秤の上流に
設けた上糸転向部の更に上流に配設した糸案内の上流
に、前記糸取り部材が配設されるようになっている。こ
のため前記上糸は、天秤と糸取り部材との間で何度も屈
曲されることになる。従って、その屈曲部における上糸
の接触抵抗が大きくなり、前記糸取り部材による糸取り
動作のレスポンスが鈍ることになる。すなわち前記糸取
り部材の本来の機能が充分に発揮され難くなり、結果と
して糸切れを招く要因となっている。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前述した従来技術に内在して
いる難点に鑑み、これを好適に解決するべく提案された
ものであって、糸取り部材による本来の機能が充分に発
揮できるように改善したミシンを提供することを目的と
する。
いる難点に鑑み、これを好適に解決するべく提案された
ものであって、糸取り部材による本来の機能が充分に発
揮できるように改善したミシンを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、上糸を取り上げる天秤
を備えた本縫い形式のミシンにおいて、前記上糸の経路
に位置する前記天秤の上流に配設した上糸転向部に糸取
り部材を設けると共に、該上糸転向部に回転体を配設
し、前記糸取り部材と回転体を介して、前記上糸が前記
天秤に導かれるよう構成したことを特徴とする。
の目的を達成するため本発明は、上糸を取り上げる天秤
を備えた本縫い形式のミシンにおいて、前記上糸の経路
に位置する前記天秤の上流に配設した上糸転向部に糸取
り部材を設けると共に、該上糸転向部に回転体を配設
し、前記糸取り部材と回転体を介して、前記上糸が前記
天秤に導かれるよう構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】糸取り部材を上糸経路における天秤の上流にあ
る上糸転向部に設けると共に、この上糸転向部に回転体
を設け、上糸をこれら糸取り部材と回転体を介して前記
天秤に導く構成とした。このため天秤と糸取り部材との
間には、上糸の屈曲部が一個所しか存在せず、しかも該
上糸は回転体により転向されるので上糸に作用する屈曲
抵抗を極めて小さくすることができる。従って、天秤下
流における上糸の張力変動が糸取り部材にダイレクトに
伝わり、糸取り部材の本来の機能が充分に発揮される。
る上糸転向部に設けると共に、この上糸転向部に回転体
を設け、上糸をこれら糸取り部材と回転体を介して前記
天秤に導く構成とした。このため天秤と糸取り部材との
間には、上糸の屈曲部が一個所しか存在せず、しかも該
上糸は回転体により転向されるので上糸に作用する屈曲
抵抗を極めて小さくすることができる。従って、天秤下
流における上糸の張力変動が糸取り部材にダイレクトに
伝わり、糸取り部材の本来の機能が充分に発揮される。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明に関して、多針ヘッド
を複数基備えた多頭多針刺繍ミシンに適用した好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、横方向に長尺なミシンフレーム(図示せず)の前
面に取り付けた複数基のミシンヘッドに関して、その内
の1基のミシンヘッド1を正面から示している。ミシン
ヘッド1は、ミシンフレームの前面に固定したミシンア
ーム2(図2参照)の前面に、支持ケース3を横方向への
スライド自在に支持した構成となっている。この支持ケ
ース3には、複数本の針棒5(本実施例では6本)が上下
動可能に支持されると共に、夫々の針棒5に対応する天
秤7が揺動可能に支持されている。また支持ケース3は
駆動装置(図示せず)に接続してスライド駆動され、該支
持ケース3における1本の針棒5及び天秤7が前記ミシ
ンアーム2内の駆動機構(図示せず)に選択的に連携され
て、個別に駆動されるようになっている。
を複数基備えた多頭多針刺繍ミシンに適用した好適な実
施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、横方向に長尺なミシンフレーム(図示せず)の前
面に取り付けた複数基のミシンヘッドに関して、その内
の1基のミシンヘッド1を正面から示している。ミシン
ヘッド1は、ミシンフレームの前面に固定したミシンア
ーム2(図2参照)の前面に、支持ケース3を横方向への
スライド自在に支持した構成となっている。この支持ケ
ース3には、複数本の針棒5(本実施例では6本)が上下
動可能に支持されると共に、夫々の針棒5に対応する天
秤7が揺動可能に支持されている。また支持ケース3は
駆動装置(図示せず)に接続してスライド駆動され、該支
持ケース3における1本の針棒5及び天秤7が前記ミシ
ンアーム2内の駆動機構(図示せず)に選択的に連携され
て、個別に駆動されるようになっている。
【0008】前記支持ケース3の上部には調整台11が
固定され、これらの前面には夫々の針棒5(天秤7)に対
応する第一糸調子12及び第二糸調子13が取付けられ
ている。各糸調子は周知のものであって、第1糸調子1
2は、2枚の調子皿をバネにより互いに弾力的に圧接さ
せ、そのバネ弾力の調整によって圧接力を可変し得る構
成になっている。また第2糸調子13は、外周に糸が巻
回される回転皿をバネにより押さえ付け、そのバネ弾力
の調整によって回転皿の回転抵抗を可変し得る構成にな
っている。
固定され、これらの前面には夫々の針棒5(天秤7)に対
応する第一糸調子12及び第二糸調子13が取付けられ
ている。各糸調子は周知のものであって、第1糸調子1
2は、2枚の調子皿をバネにより互いに弾力的に圧接さ
せ、そのバネ弾力の調整によって圧接力を可変し得る構
成になっている。また第2糸調子13は、外周に糸が巻
回される回転皿をバネにより押さえ付け、そのバネ弾力
の調整によって回転皿の回転抵抗を可変し得る構成にな
っている。
【0009】支持ケース3の前面には、図1および図2
に示す如く、上端部と下端部に夫々上糸道14および下
糸道16が取り付けられ、各糸道14,16には各針棒
5に対応して糸穴14a,16aが夫々合計6つずつ形
成されている。また前記上糸道14と下糸道16の中間
位置には、上糸転向部として機能する中糸道15が取り
付けられている。
に示す如く、上端部と下端部に夫々上糸道14および下
糸道16が取り付けられ、各糸道14,16には各針棒
5に対応して糸穴14a,16aが夫々合計6つずつ形
成されている。また前記上糸道14と下糸道16の中間
位置には、上糸転向部として機能する中糸道15が取り
付けられている。
【0010】中糸道15は、図3に示すように、支持ケ
ース3の前面に取付けられる取付部15aと、この取付
部15aの前面に固定した糸道部材15bと、この糸道
部材15bに形成されて、夫々の天秤7に対応する前後
向きのスリット15cと、前記糸道部材15bに取付け
た回転体としてのローラ15dとから基本的に構成され
る。夫々のローラ15dは、前記糸道部材15bにおけ
る前後の立上り部の間に差し渡され、各スリット15c
の上方位置において対応的に前後方向に水平支持されて
いる。また糸道部材15bの水平部には、各スリット1
5dの左側にセラミック等を材質とする糸案内16が取
付けられ、その中心孔に上糸が通されるようになってい
る。
ース3の前面に取付けられる取付部15aと、この取付
部15aの前面に固定した糸道部材15bと、この糸道
部材15bに形成されて、夫々の天秤7に対応する前後
向きのスリット15cと、前記糸道部材15bに取付け
た回転体としてのローラ15dとから基本的に構成され
る。夫々のローラ15dは、前記糸道部材15bにおけ
る前後の立上り部の間に差し渡され、各スリット15c
の上方位置において対応的に前後方向に水平支持されて
いる。また糸道部材15bの水平部には、各スリット1
5dの左側にセラミック等を材質とする糸案内16が取
付けられ、その中心孔に上糸が通されるようになってい
る。
【0011】中糸道15における取付部15aの下方に
は、図4に示す如く、各天秤7に対応する糸取りユニッ
ト21を該天秤7(針棒5)の数だけ(本実施例では6個)
セットした糸取りアセンブリ22が配設されている。こ
の糸取りアセンブリ22は、中糸道15の取付部15a
の両端部に垂設された支持板15e,15eの間に回転
自在に支持した支持軸23と、該支持軸23の軸上に取
付けた前記各糸取りユニット21とで構成されている。
は、図4に示す如く、各天秤7に対応する糸取りユニッ
ト21を該天秤7(針棒5)の数だけ(本実施例では6個)
セットした糸取りアセンブリ22が配設されている。こ
の糸取りアセンブリ22は、中糸道15の取付部15a
の両端部に垂設された支持板15e,15eの間に回転
自在に支持した支持軸23と、該支持軸23の軸上に取
付けた前記各糸取りユニット21とで構成されている。
【0012】夫々の糸取りユニット21は、図4および
図5に示すように、バネ鋼線を螺旋巻きしてなる糸取り
部材25と、ストッパ部材26と、バネ強さ調整部材2
7とから構成される。前記糸取り部材25は、螺旋巻き
部25cの一端部に、その径方向に突出する閉ループ状
のアーム部25aが形成されると共に、他端部には螺旋
巻き部25cの軸方向に突出する回り止め用係止部(図
示せず)が形成されている。またバネ強さ調整部材27
は、支持軸23に回動可能に嵌合する中心孔と、糸取り
部材25の螺旋巻き部25cを遊嵌させる装着孔とを有
し、更に糸取り部材25の係止部が嵌入して回り止めと
なる係止孔(図示せず)が形成されている。またストッパ
部材26は、支持軸23に回動可能に嵌合する中心孔を
有すると共に、バネ強さ調整部材27との間で糸取り部
材25のアーム部25aの上下動を許容するスリット2
6cが形成されている。
図5に示すように、バネ鋼線を螺旋巻きしてなる糸取り
部材25と、ストッパ部材26と、バネ強さ調整部材2
7とから構成される。前記糸取り部材25は、螺旋巻き
部25cの一端部に、その径方向に突出する閉ループ状
のアーム部25aが形成されると共に、他端部には螺旋
巻き部25cの軸方向に突出する回り止め用係止部(図
示せず)が形成されている。またバネ強さ調整部材27
は、支持軸23に回動可能に嵌合する中心孔と、糸取り
部材25の螺旋巻き部25cを遊嵌させる装着孔とを有
し、更に糸取り部材25の係止部が嵌入して回り止めと
なる係止孔(図示せず)が形成されている。またストッパ
部材26は、支持軸23に回動可能に嵌合する中心孔を
有すると共に、バネ強さ調整部材27との間で糸取り部
材25のアーム部25aの上下動を許容するスリット2
6cが形成されている。
【0013】前記ストッパ部材26及びバネ強さ調整部
材27は、その側周面に形成したネジ孔に螺合させたネ
ジ29の締め付けによって、前記支持軸23に固定され
るようになっている。そして前記バネ強さ調整部材27
を、図5において反時計方向に回し、前記糸取り部材2
5におけるアーム部25aの根元部が、前記ストッパ部
材26におけるスリット26cの端面に形成したストッ
パ部26dに当接した後、更に回す角度を調節すること
で、該糸取り部材25のバネ強さを設定し得るものであ
る。
材27は、その側周面に形成したネジ孔に螺合させたネ
ジ29の締め付けによって、前記支持軸23に固定され
るようになっている。そして前記バネ強さ調整部材27
を、図5において反時計方向に回し、前記糸取り部材2
5におけるアーム部25aの根元部が、前記ストッパ部
材26におけるスリット26cの端面に形成したストッ
パ部26dに当接した後、更に回す角度を調節すること
で、該糸取り部材25のバネ強さを設定し得るものであ
る。
【0014】前記支持軸23に各糸取りユニット21を
互いに密着するように取付けることで、図4に示すよう
に、各糸取りユニット21における糸取り部材25のア
ーム部25aが、前記糸道部材15bに形成した各スリ
ット15cの直下に対応するように設定されている。ま
た前記糸取りアセンブリ22の支持軸23は、前記のよ
うに回転自由となっており、その右側の支持板15eか
ら突出した端部にレバー30が固定されている。このレ
バー30を手で摘み、手前に起こしたり、倒したりする
ことで、前記支持軸23を回動させることができる。
互いに密着するように取付けることで、図4に示すよう
に、各糸取りユニット21における糸取り部材25のア
ーム部25aが、前記糸道部材15bに形成した各スリ
ット15cの直下に対応するように設定されている。ま
た前記糸取りアセンブリ22の支持軸23は、前記のよ
うに回転自由となっており、その右側の支持板15eか
ら突出した端部にレバー30が固定されている。このレ
バー30を手で摘み、手前に起こしたり、倒したりする
ことで、前記支持軸23を回動させることができる。
【0015】次に、本実施例に係るミシンの作用を説明
する。前記ミシンヘッド1の背面上方位置にセットした
糸駒(図示せず)から繰り出された上糸aは、所定の糸ガ
イドを介して調整台11の上方部に供給される。そして
該上糸aは、調整台11の第1糸調子12、第2糸調子
13、上糸道14の糸孔14a、中糸道15、天秤7の
糸孔7a,下糸道16の糸孔16aの順に通され、次い
で前記針棒5の糸掛け5aを介して縫い針4の目孔に通
される。
する。前記ミシンヘッド1の背面上方位置にセットした
糸駒(図示せず)から繰り出された上糸aは、所定の糸ガ
イドを介して調整台11の上方部に供給される。そして
該上糸aは、調整台11の第1糸調子12、第2糸調子
13、上糸道14の糸孔14a、中糸道15、天秤7の
糸孔7a,下糸道16の糸孔16aの順に通され、次い
で前記針棒5の糸掛け5aを介して縫い針4の目孔に通
される。
【0016】前記中糸道15への糸の通し方を説明する
と、前記レバー30を手前に起こして支持軸23を時計
方向に回動させると、糸取り部材25のアーム部25a
の先端部は、図4に想像線で示すように、ローラ15d
の側方部まで上昇する。その後に上糸aを、前記アーム
部25aの先端に通す。この部分への糸通し作業が終了
した後は、前記レバー30を元に戻し、図4に実線で示
すように、各糸取り部材25のアーム部25aを通常姿
勢に戻しておく。このように前記レバー30によるワン
タッチ操作によって、前記中糸道15の部分への糸通し
作業を容易かつ迅速に行ない得ると共に、該レバー30
の操作によって各糸取り部材25のアーム部25aを一
斉に糸通し可能な姿勢にすることができる。このため、
例えば6本の針棒5に始めて糸通しを行なうような場合
に特に有効である。
と、前記レバー30を手前に起こして支持軸23を時計
方向に回動させると、糸取り部材25のアーム部25a
の先端部は、図4に想像線で示すように、ローラ15d
の側方部まで上昇する。その後に上糸aを、前記アーム
部25aの先端に通す。この部分への糸通し作業が終了
した後は、前記レバー30を元に戻し、図4に実線で示
すように、各糸取り部材25のアーム部25aを通常姿
勢に戻しておく。このように前記レバー30によるワン
タッチ操作によって、前記中糸道15の部分への糸通し
作業を容易かつ迅速に行ない得ると共に、該レバー30
の操作によって各糸取り部材25のアーム部25aを一
斉に糸通し可能な姿勢にすることができる。このため、
例えば6本の針棒5に始めて糸通しを行なうような場合
に特に有効である。
【0017】次にミシンの稼働時には、選択された針棒
5の一往復動毎に糸取り部材25のアーム部25aが作
動し、図4に想像線と実線で示す位置の間を往復動する
ことになる。このとき前記天秤7とアーム部25aとの
間に存在する上糸aの屈曲部はローラ15dだけであ
り、しかも該ローラ15dは上糸aとの接触により回転
可能であるので、この上糸aに作用する屈曲抵抗は極め
て小さいものとなる。このため糸取り部材25のアーム
部25aは、前記天秤7の下流において生ずる上糸aの
張力変化に対して鋭敏に反応する。従って、従来装置の
場合とは異なり、糸取り部材の反応が遅いことに起因す
る糸切れの発生が有効に回避される。また本実施例で
は、前記レバー30の操作によりアーム部25aの自由
状態での姿勢を適宜に変更することで、各糸取り部材2
5のアーム部25aのストロークを一斉に変更すること
ができ、糸種や縫い調子、所望する縫い上がりに応じて
ワンタッチ操作での対応が可能である。
5の一往復動毎に糸取り部材25のアーム部25aが作
動し、図4に想像線と実線で示す位置の間を往復動する
ことになる。このとき前記天秤7とアーム部25aとの
間に存在する上糸aの屈曲部はローラ15dだけであ
り、しかも該ローラ15dは上糸aとの接触により回転
可能であるので、この上糸aに作用する屈曲抵抗は極め
て小さいものとなる。このため糸取り部材25のアーム
部25aは、前記天秤7の下流において生ずる上糸aの
張力変化に対して鋭敏に反応する。従って、従来装置の
場合とは異なり、糸取り部材の反応が遅いことに起因す
る糸切れの発生が有効に回避される。また本実施例で
は、前記レバー30の操作によりアーム部25aの自由
状態での姿勢を適宜に変更することで、各糸取り部材2
5のアーム部25aのストロークを一斉に変更すること
ができ、糸種や縫い調子、所望する縫い上がりに応じて
ワンタッチ操作での対応が可能である。
【0018】更に前述したように、各糸取り部材25の
バネ強さは、夫々の糸取りユニット21毎に個別に調整
可能であるため、針棒毎に異なった糸取り調整を行なう
こともでき、使用する上糸の種類に応じて適宜に対応す
ることができる。なお、夫々の糸取りユニット21にお
いて、糸取り部材25におけるアーム部25aのストッ
パ部26dに電極を設けて、該アーム部25aとの接触
状態を電気的に検出することで前記上糸aの糸切れ状態
等を検知することも可能である。
バネ強さは、夫々の糸取りユニット21毎に個別に調整
可能であるため、針棒毎に異なった糸取り調整を行なう
こともでき、使用する上糸の種類に応じて適宜に対応す
ることができる。なお、夫々の糸取りユニット21にお
いて、糸取り部材25におけるアーム部25aのストッ
パ部26dに電極を設けて、該アーム部25aとの接触
状態を電気的に検出することで前記上糸aの糸切れ状態
等を検知することも可能である。
【0019】次に、図7および図8を参照して、本発明
の第2実施例について説明する。この第2実施例が、先
に述べた第1実施例と異なるところは、回転体としての
ローラ15dをダブルとした点である。すなわち、中糸
道15の糸道部材15bに形成された各スリット15d
の上方位置には、2本のローラ15d,15dが所定の
間隔を空けて互いに平行に支持されている。そして上糸
aは、これら2本のローラ15d,15dに掛けられる
ようになっており、該上糸aをセットする際の作業は第
1実施例の場合と同様である。本実施例では、前記上糸
aの挙動に伴って前記糸取り部材25のアーム部25a
が、図7の実線と想像線で示す位置を往復動作する際
に、該アーム部25aには左右均等に糸張力が作用する
ので、該アーム部25aが左右に振れることなく安定し
て動作する利点がある。
の第2実施例について説明する。この第2実施例が、先
に述べた第1実施例と異なるところは、回転体としての
ローラ15dをダブルとした点である。すなわち、中糸
道15の糸道部材15bに形成された各スリット15d
の上方位置には、2本のローラ15d,15dが所定の
間隔を空けて互いに平行に支持されている。そして上糸
aは、これら2本のローラ15d,15dに掛けられる
ようになっており、該上糸aをセットする際の作業は第
1実施例の場合と同様である。本実施例では、前記上糸
aの挙動に伴って前記糸取り部材25のアーム部25a
が、図7の実線と想像線で示す位置を往復動作する際
に、該アーム部25aには左右均等に糸張力が作用する
ので、該アーム部25aが左右に振れることなく安定し
て動作する利点がある。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るミシンによれば、天秤の下
流における上糸の張力変動が糸取り部材にダイレクトに
伝わり、該糸取り部材の本来の機能が充分に発揮される
ため、糸取り部材の機能が不充分であることに起因して
いた糸切れその他の縫製上の不具合が解消され、効率よ
く奇麗な縫製を施すことができる効果がある。
流における上糸の張力変動が糸取り部材にダイレクトに
伝わり、該糸取り部材の本来の機能が充分に発揮される
ため、糸取り部材の機能が不充分であることに起因して
いた糸切れその他の縫製上の不具合が解消され、効率よ
く奇麗な縫製を施すことができる効果がある。
【図1】本発明の好適な実施例に係る刺繍ミシンが備え
るミシンヘッドを示す正面図である。
るミシンヘッドを示す正面図である。
【図2】図1に示すミシンヘッドの右側断面図である。
【図3】糸取り部材と回転体とを備えた中糸道の一部の
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図3の一部について、その正面から見た説明図
である。
である。
【図5】糸取り部材と回転体とを備えた中糸道の縦断面
図である。
図である。
【図6】第2実施例の糸取り部材と回転体とを備えた中
糸道の一部の斜視図である。
糸道の一部の斜視図である。
【図7】図6の一部について、その正面から見た説明図
である。
である。
7 天秤 15 中糸道(上糸転向部) 15d ローラ(回転体) 25 糸取り部材
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月20日(1999.5.2
0)
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (1)
- 【請求項1】 上糸(a)を取り上げる天秤(7)を備えた本
縫い形式のミシンにおいて、前記上糸(a)の経路に位置
する前記天秤(7)の上流に配設した上糸転向部(15)に糸
取り部材(25)を設けると共に、該上糸転向部(15)に回転
体(15a)を配設し、前記糸取り部材(25)と回転体(15a)を
介して、前記上糸(a)が前記天秤(7)に導かれるよう構成
したことを特徴とするミシン。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125077A JP2000312791A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ミシン |
| US09/372,962 US6247419B1 (en) | 1998-08-19 | 1999-08-12 | Multineedle embroidering sewing machine |
| KR10-1999-0033800A KR100528717B1 (ko) | 1998-08-19 | 1999-08-17 | 미싱 |
| IT1999MI001823A IT1313109B1 (it) | 1998-08-19 | 1999-08-18 | Macchina per cucire |
| DE19939014A DE19939014B4 (de) | 1998-08-19 | 1999-08-18 | Stickmaschine und Steppstichmaschine |
| CN99117962A CN1113128C (zh) | 1998-08-19 | 1999-08-19 | 缝纫机 |
| US09/764,573 US6382119B2 (en) | 1998-08-19 | 2001-01-18 | Sewing machine having roller thread guide upstream of take-up lever |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11125077A JP2000312791A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ミシン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312791A true JP2000312791A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14901270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11125077A Withdrawn JP2000312791A (ja) | 1998-08-19 | 1999-04-30 | ミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000312791A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130125309A (ko) * | 2012-05-08 | 2013-11-18 | 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 | 미싱 |
| CN111379086A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 苏州美山子制衣有限公司 | 圈里布缝纫模具及圈里布缝纫方法 |
| CN116949708A (zh) * | 2023-08-24 | 2023-10-27 | 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 | 一种挑线杆锁止装置以及刺绣机 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11125077A patent/JP2000312791A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20130125309A (ko) * | 2012-05-08 | 2013-11-18 | 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 | 미싱 |
| KR101699115B1 (ko) | 2012-05-08 | 2017-01-23 | 도카이 고교 미싱 가부시키가이샤 | 미싱 |
| CN111379086A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 苏州美山子制衣有限公司 | 圈里布缝纫模具及圈里布缝纫方法 |
| CN116949708A (zh) * | 2023-08-24 | 2023-10-27 | 浙江镨美科智能刺绣设备有限公司 | 一种挑线杆锁止装置以及刺绣机 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100528717B1 (ko) | 미싱 | |
| US20070186831A1 (en) | Sewing machine | |
| JP2001303424A (ja) | 刺繍ミシン | |
| JPH01121091A (ja) | 針位置による糸締り補正ミシン | |
| JPH02130Y2 (ja) | ||
| JP2000064169A (ja) | 多針刺繍ミシン | |
| JPH10295969A (ja) | 多針刺繍ミシン | |
| JP2002045585A (ja) | 刺繍ミシン | |
| JPS6029514B2 (ja) | ボタン孔縢りミシンにおける上糸張力付与装置 | |
| US3978802A (en) | Sewing machine thread tensioner | |
| JPH0510796Y2 (ja) | ||
| JP2624513B2 (ja) | オーバーロックミシン | |
| US3465698A (en) | Skip-stitch mechanism for household sewing machines | |
| JP4031059B2 (ja) | ミシンの糸調子迅速設定装置 | |
| JP2009119236A (ja) | ミシンの皿浮かし機構 | |
| JP3818686B2 (ja) | ミシンの糸調子迅速切替え装置 | |
| JP4052681B2 (ja) | 縁かがり縫ミシンにおける糸張力設定装置 | |
| JP4796244B2 (ja) | 縫い糸の撚り戻り防止装置及びミシン | |
| JPWO2005100666A1 (ja) | 縫製ミシン | |
| JPH10323477A (ja) | ミシンの上糸張力調整装置 | |
| JPH01139096A (ja) | ミシンの下糸調節装置 | |
| JPH0424088A (ja) | 自動糸切り機構付きミシン | |
| JP2000328424A (ja) | 複数本の上糸を集合して縫い付けるミシン装置及び複数本の上糸を集合して縫い付ける方法 | |
| US678660A (en) | Slack-thread-controlling device for sewing-machines. | |
| JPH0880392A (ja) | ミシンの上糸引出量調整装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |