JP2000312792A - ミシン及び記憶媒体 - Google Patents
ミシン及び記憶媒体Info
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- JP2000312792A JP2000312792A JP11124303A JP12430399A JP2000312792A JP 2000312792 A JP2000312792 A JP 2000312792A JP 11124303 A JP11124303 A JP 11124303A JP 12430399 A JP12430399 A JP 12430399A JP 2000312792 A JP2000312792 A JP 2000312792A
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Abstract
らず、使用者が上軸を手動で回転させた場合等に縫い針
と下糸切断手段とが干渉するのを防止することができる
ミシンの提供。 【解決手段】 S1による通常の縫製処理の実行中に随
時S3へ移行し、電源がOFFされたか否かを判断す
る。OFFされた場合は続くS5にて布押え下降信号を
出力する。これにより、布押えが加工布を押さえる布押
え位置に配設されるのはもちろんのこと、下糸切断手段
は縫製時と同様の状態に配設される。この駆動には、電
源部の平滑回路のコンデンサに蓄積された電力が使用さ
れる。この結果、下糸切断手段を針穴の直下から退避さ
せることができ、上記干渉が防止される。
Description
れた加工布に縫い目を形成するミシンに関し、詳しく
は、その縫い目の形成後に電動アクチュエータを用いて
下糸を切断することのできるミシンに関する。
の上に載置された加工布に縫い目を形成する縫製手段
と、上記針板の下方に配設され、上記縫製手段による加
工布への縫い目の形成後に下糸を切断する下糸切断手段
と、該下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータと、
を備えたミシンが考えられている。このミシンでは、針
板の上に載置された加工布に縫製手段によって縫い目を
形成した後、電動アクチュエータによって下糸切断手段
を駆動して下糸を切断することができる。このため、縫
い目形成後の加工布を容易に針板から取り外すことがで
きる。
シンでは、電源がOFFされるタイミングによっては、
ハサミ,下糸捌き等の下糸切断手段を針穴の直下に配設
されたままの状態に保持してしまうことがある。この場
合、縫い針の出会いを確認するために、使用者がプーリ
等を回して上軸を手動で回転させたとき、縫い針と下糸
切断手段とが干渉してしまう可能性がある。特に、上記
電動アクチュエータによって布押えを上下動させる場
合、布押えが上昇した状態で電源がOFFされるとこの
ような事態が比較的発生し易い。この場合、布押えが上
昇した状態に保持されたり、布押えだけが下降して下糸
切断手段は針穴の直下に配設されたままであったりす
る。そして、後者の場合は、布押えの状態から下糸切断
手段も針穴の直下から退避したものと使用者が誤認し、
前述のように縫い針と下糸切断手段とを干渉させてしま
う可能性が高くなる。
きのタイミングに関わらずに下糸切断手段を針穴の直下
から退避させることよって、使用者が上軸を手動で回転
させた場合等に縫い針と下糸切断手段とが干渉するのを
防止することができるミシンを提供すること目的として
なされた。
を達するためになされた請求項1記載の発明は、針板の
上に載置された加工布に縫い目を形成する縫製手段と、
上記針板の下方に配設され、上記縫製手段による加工布
への縫い目の形成後に下糸を切断する下糸切断手段と、
該下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータと、を備
えたミシンであって、上記電動アクチュエータに電力を
供給する電源がOFFされたことを検出する検出手段
と、上記電源がOFFされた後にも所定量の電力を保持
する補助電源と、上記検出手段が上記電源がOFFされ
たことを検出したとき、上記補助電源に保持された電力
を用いて上記電動アクチュエータを駆動制御し、少なく
とも上記針板に設けられた針穴の直下から上記下糸切断
手段を退避させる制御手段と、を備えたことを特徴とし
ている。
下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータに対して電
力を供給する電源がOFFされた後にも、所定量の電力
を保持する補助電源を備えている。そして、検出手段が
上記電源がOFFされたことを検出したとき、制御手段
は、上記補助電源に保持された電力を用いて電動アクチ
ュエータを駆動制御し、少なくとも針板に設けられた針
穴の直下から下糸切断手段を退避させる。このため、使
用者が上軸を手動で回転させた場合等にも、縫い針と下
糸切断手段とが干渉しない。従って、本発明では、電源
がOFFされるタイミングに関わらずに下糸切断手段を
針穴の直下から退避させることができ、延いては、使用
者が上軸を手動で回転させた場合等に縫い針と下糸切断
手段とが干渉するのを良好に防止することができる。な
お、上記補助電源は、上記電源がOFFされた後にも、
少なくとも前述のように下糸切断手段を退避させ得る所
定量の電力を保持するものであればよく、種々のものが
適用できる。
成に加え、上記下糸切断手段が、下糸の切断に先立って
その切断箇所より下方でかつ上記針穴の直下でない所定
位置に下糸を保持する下糸保持手段を備えると共に、該
下糸保持手段が、一旦下糸を保持した後は、上記電動ア
クチュエータの駆動状態に関わらず上記ミシンによる縫
製が開始されるまで下糸を保持し続けることを特徴とし
ている。
手段を備えており、この下糸保持手段は、下糸の切断に
先立ってその切断箇所より下方の所定位置に下糸を保持
する。このため、本発明では、下糸保持手段と加工布と
の間に張設された下糸を切断することになり、その下糸
の切断を確実に実行することができる。また、この下糸
保持手段は、一旦下糸を保持した後は、上記電動アクチ
ュエータの駆動状態に関わらずミシンによる縫製が開始
されるまで下糸を保持し続ける。このため、上記縫製の
開始時には、縫製手段は下糸を極めて良好に捕捉するこ
とができ、確実に縫い目を形成することができる。更
に、下糸保持手段が下糸を保持する上記所定位置は上記
針穴の直下ではないので、上記下糸の保持中に上軸が回
転されても下糸保持手段と縫い針等とは干渉しない。よ
って、針板の下方に下糸保持手段を設けたにも拘わら
ず、請求項1記載の発明の効果は維持される。
の効果に加えて、縫製開始時における下糸の捕捉を一層
確実に実行して縫い目を一層確実に形成すると共に、下
糸の切断を一層確実に実行することができるといった効
果が生じる。請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記縫製手段による縫い目の形成後
に加工布の上方で上糸を切断する上糸切断手段を、更に
備えると共に、上記下糸切断手段が、上記上糸切断手段
による上糸の切断後に、該切断された上糸の端部をその
上糸に絡められた下糸と共に加工布の下方へ引き抜く下
糸捌きを備え、上記制御手段が、上記下糸捌きも含めた
上記下糸切断手段を上記針穴の直下から退避させること
を特徴としている。
下糸捌きを備えている。上糸切断手段は、縫製手段によ
る縫い目の形成後に加工布の上方で上糸を切断する。ま
た、下糸捌きは、上糸切断手段による上糸の切断後に、
その切断された上糸の端部をその上糸に絡められた下糸
と共に加工布の下方へ引き抜く。このため、加工布の表
面に上糸の端部が残らず、加工布の美観を一層良好に確
保することができる。しかも、本発明では、上記制御手
段が下糸捌きも含めた下糸切断手段を針穴の直下から退
避させるので、下糸捌きを設けたにも拘わらず請求項1
または2記載の発明の効果は維持される。
載の発明の効果に加えて、上糸切断手段による切断後の
上糸が加工布の表面に残されるのを防止することによっ
て、加工布の美観を一層良好に確保することができると
いった効果が生じる。請求項4記載の発明は、針板の上
に載置された加工布に縫い目を形成する縫製手段と、上
記針板の下方に配設され、上記縫製手段による加工布へ
の縫い目の形成後に下糸を切断する下糸切断手段と、該
下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータと、該電動
アクチュエータに電力を供給する電源がOFFされた後
にも所定量の電力を保持する補助電源と、を備えたミシ
ンを制御するためのコンピュータプログラムを記憶した
記憶媒体であって、上記電源がOFFされたことを検出
する検出処理と、上記電源がOFFされたことが上記検
出処理によって検出されたとき、上記補助電源に保持さ
れた電力を用いて上記電動アクチュエータを駆動制御
し、少なくとも上記針板に設けられた針穴の直下から上
記下糸切断手段を退避させる制御処理と、を実行させる
コンピュータプログラムを記憶したことを特徴としてい
る。
コンピュータプログラムを用いて上記ミシンを制御すれ
ば、検出処理によって電源がOFFされたことを検出
し、その検出時には、制御処理によって電動アクチュエ
ータを駆動制御し、下糸切断手段を少なくとも針穴の直
下から退避させることができる。従って、本発明の記憶
媒体を上記ミシンの制御に適用すれば、請求項1記載の
発明と同様、ミシンの電源がOFFされるタイミングに
関わらずに下糸切断手段を針穴の直下から退避させるこ
とができ、延いては、使用者が上軸を手動で回転させた
場合等に縫い針と下糸切断手段とが干渉するのを良好に
防止することができる。
と共に説明する。図1は、本発明が適用された穴かがり
縫いミシンMの外観を表す斜視図である。なお、この穴
かがり縫いミシンMは、加工布W(図14参照)に穴か
がり縫い目100(図13参照)を形成し、その穴かが
り縫い目100の千鳥縫い目101,102の間を切断
してボタン穴110を形成するいわゆるボタン穴用の穴
かがり縫いミシンである。
には、ミシンテーブル1に、ミシンモータ2,そのミシ
ンモータ2を起動または停止するためのペダル3,穴か
がり縫い目100及びボタン穴110を形成するための
種々のデータを入力するための操作パネル4,及び後述
の各部の駆動制御を行う制御装置5等が設けられてい
る。
柱部7とアーム部8とを有し、図2に示すように、加工
布Wに穴かがり縫い目100を形成する縫製機構10
と、加工布Wを布送りする送り台11と、送り台11を
布送り方向へ駆動する送り台駆動機構12(図3参照)
と、加工布Wの穴かがり縫い目100の千鳥縫い目10
1,102間を切断してボタン穴110を形成するカッ
タ13と、カッタ13を上下に駆動するカッタ駆動機構
(図示略)とを備えている。
ム部8の頭部8aに設けられた針棒15及び針棒15の
下端部に着脱自在に装着された縫い針16と、針棒15
を上下に往復駆動し左右に揺動駆動する針棒駆動機構1
7(図5参照)と、ベッド部6に設けられ縫い針16と
共働して穴かがり縫い目を形成する釜(図示略)とを備
えている。そして、送り台11で加工布Wを布送りしな
がらこの縫製機構10を駆動することにより、図13に
示す穴かがり縫い目100を形成することができる。図
13に示すように、穴かがり縫い目100は、左千鳥縫
い目101と右千鳥縫い目102とを有し、更に、その
前端部には前閂止め縫い目103を、後端部には奥閂止
め縫い目104を、それぞれ有している。なお、通常の
縫製時には、前閂止め縫い目103の一部、左千鳥縫い
目101、奥閂止め縫い目104、右千鳥縫い目10
2、前閂止め縫い目103の残りの部分の順で縫い目が
形成される。
12について説明する。図2,図3に示すように、送り
台11は前後に長い板状に形成され、その前端部には、
針板75(図7参照)の一部を露出させるための長孔1
1aが形成されている。ベッド部6の上面には左右一対
の案内板20がはめ込まれており、それらの案内板20
の間に、送り台11が前後に移動可能にガイド支持され
ている。
部下面側に固定された可動部材21と、前後に長い連結
ロッド23により可動部材21に固定的に連結された可
動部材22と、可動部材22を次に述べる機構によって
前後に駆動するステッピングモータ24とを備えてい
る。
左端部(図3の奥手側)を挿通して延び、可動部材2
1,22の前後両側において一対の軸受25を介してミ
シン機枠に前後に移動可能にガイド支持されている。ま
た、連結ロッド23の右側には、前後に長いロッド26
が固定的に設けられ、このロッド26に可動部材22の
右端部が軸受22aを介して前後に移動自在にガイド支
持されている。
プーリ27が固着され、駆動プーリ27の後方には図示
しない従動プーリがミシン機枠に固定的に設けられ、こ
れら両プーリに無端状のベルト28が掛け渡されてい
る。このベルト28の一部に前述の可動部材22が固定
され、ステッピングモータ24が駆動されると、可動部
材22,21と共に送り台11が前後に駆動される。
押え31を取り付けた押え腕30の後端部が、左右方向
向きの軸心回りに回動可能に連結されている。この布押
え31は、押え腕30の前上面に形成された溝30aと
転動ローラ32との係合によって、後述の布押え駆動機
構33(図4参照)によって上下に駆動される押え棒3
5に接続されている。このため、布押え31は、上下方
向には押え棒35と一体に上下動し、前後方向には溝3
0aの範囲内で移動可能となる。また、前述のカッタ駆
動機構はカッタ駆動用ソレノイド39(図11参照)を
中心に構成されており、カッタ13は、そのカッタ駆動
機構により上下動されるカッタ取付軸40下端のカッタ
ホルダ41に、ビス41aを介して取り付けられてい
る。
33は、左右方向の軸を中心に揺動可能なL型リンク片
43,44をアーム部8の前後に備えると共に、押え棒
35と前側のL型リンク片43の一端との間にピン結合
された上下方向に伸びるリンク部材45と、後ろ側のL
型リンク片44の一端と後述のリンク部材65(図6参
照)との間にピン結合された上下に長いリンク部材46
と、L型リンク片43,44の他端同士の間にピン結合
された前後に長いリンク部材47とを備えている。リン
ク部材46にはピン46aが突設され、このピン46a
には左右方向の軸を中心に揺動するカム48の一端48
aが係合している。また、カム48の他端48bは、ス
テッピングモータ49によって鉛直面内を円運動される
ピン49aに係合しており、このカム48によって、ス
テッピングモータ49の回転をリンク部材46の上下動
に変換することができる。
型リンク片44,リンク部材47,L型リンク片43,
リンク部材45を順次経由して押え棒35に伝達され
る。このため、布押え駆動機構33では、布押え31
を、その布押え31によって加工布Wを押さえる布押え
位置と、その布押え31を最大に上昇させた最大上昇位
置との間の任意の高さに、ステッピングモータ49の回
転角に応じて移動させることができる。
表す斜視図である。図5に示すように、この針棒駆動機
構17では、前述の針棒15は、アーム部8に揺動自在
に設けられた針棒台51に上下方向に摺動可能に支持さ
れている。また、この針棒15には、所定の位置に針棒
抱き52が固定されている。
て円運動する針棒連竿53の他端53bは、角コマ54
を介して針棒抱き52に接続されている。なお、針棒抱
き52の角コマ54側には、左右方向に断面矩形に形成
された案内溝52aが形成され、角コマ54はこの案内
溝52aに左右方向に移動自在に係合する。また、針棒
連竿53の他端53bの角コマ54を設けた側と反対側
には、角コマ55が設けられている。この角コマ55が
針棒連竿案内56の垂直溝56aに係合することによっ
て、針棒連竿53の他端53bは垂直方向にのみ移動可
能に案内される。更に、針棒台51の側面には平板状の
針棒案内57が固定されている。この針棒案内57に
は、針棒15に沿って伸びる長穴57aが形成され、こ
の長穴57aには、針棒抱き52の側面から突出した突
起52bが係合している。また、針棒台51の下端に
は、ステッピングモータ61の回転が無端状のベルト6
1aを介して伝達されることによって揺動する揺動レバ
ー62の先端が、角コマ63を介して接続されている。
は、ミシンモータ2によって回転駆動される上軸64か
ら針棒連竿53に加わる力を、角コマ54を介して針棒
15に伝達し、それによって針棒15を上下動させるこ
とができる。また、ステッピングモータ61から揺動レ
バー62に加わる力を、角コマ63を介して針棒台51
に伝達し、それによって針棒15を左右に揺動させるこ
とができる。そして、針棒15の上下動に応じてその針
棒15を左右に揺動させ、かつ、送り台11を介して布
送りをすることにより、前述の穴かがり縫い目100等
の形成が可能となる。
の構成を、図4の裏側方向から表す左側面図である。図
6に示すように、リンク部材46の下端46bはベッド
部6内にまで伸びており、その下端46bは、左右方向
の軸65aを中心に揺動可能なリンク部材65の一端6
5bにピン結合されている。リンク部材65の他端には
ピン65cが立設され、そのピン65cは、左右方向の
軸67aを中心に揺動可能なカム板67のカム穴67b
に係合している。
軸65aを中心とする円弧状に形成され、続く角度βの
区間は軸65aからの距離が徐々に拡大するように形成
され、更に、それよりも上方は軸65aを中心とする円
弧状に形成されている。このため、リンク部材46が最
も上昇して布押え31が布押え位置に存在する状態(図
6に実線で示す)から、リンク部材46が少し下降して
リンク部材65が角度αの区間を揺動する間は、カム板
67は何等揺動しない。続いて、リンク部材46が更に
下降して、リンク部材65が角度βの区間を揺動する
と、その間、カム板67は徐々に図6における反時計回
り方向に揺動する。また、リンク部材65が角度βの区
間を超えて更に揺動しても、カム板67は何等揺動しな
い。
後端69aがピン結合されている。このリンク部材69
は、ベッド部6の表面と平行に前方に向かって伸び、そ
の先端69bは、図7に示すようにリンク部材71,7
3を介して下糸切断機構70に接続されている。従っ
て、リンク部材65が角度βの区間を揺動する期間にの
みリンク部材69が前後に移動し、これによって、ステ
ッピングモータ49の駆動力が以下に説明する下糸切断
機構70に伝達される。また、図4に示すL型リンク片
43とリンク部材45とは図示しない小判穴を介してピ
ン結合されており、リンク部材65が上記角度αの区間
及び角度βの区間を揺動する期間にはリンク部材46を
下降させても押え棒35が上昇しない。よって、この期
間には、布押え31は図示しない押えバネの付勢力によ
って布押え位置に保持される。
面図である。図7に示すように、下糸切断機構70は、
針板75の下面に垂直に設けられた軸77a,78a,
及び79aを中心に揺動するレバー77,下糸捌き7
8,及び下糸掴み79を備えている。なお、下糸捌き7
8は、先端にピン80aが立設された支持部80と、先
端に切欠81aを有する下糸捌き本体81とによって構
成され、図示しない長穴を介してビス82が螺合するこ
とにより、下糸捌き本体81と支持部80とは取付角度
を上記揺動方向に微調整可能に接続されている。ピン8
0aは、レバー77の先端に設けられたカム穴77bに
係合しており、レバー77は前述のリンク部材73にピ
ン結合されている。このため、前述のようにリンク部材
69が前後に揺動すると、レバー77及び下糸捌き78
が軸77a,78aを中心に揺動する。更に、下糸捌き
本体81先端の切欠81aに隣接する外周面は、カム面
81bとなっており、下糸掴み79に立設されたピン7
9bにこのカム面81bが当接することによって下糸掴
み79が図7における時計回り方向に揺動する。
と同様に、左右方向(針棒台51の揺動方向)に細長い
針穴75aと、ボタン穴形成時にカッタ13の先端が挿
入されるカッタ穴75bとが形成されている。また、針
板75の下面には、針穴75a及びカッタ穴75bの周
囲を包含し、かつ、次に述べるハサミ83の移動空間を
構成する凹部75cが形成されている。ハサミ83は、
レバー77に固定された下糸固定刃85と、その下糸固
定刃85に立設されたピン85aを中心に揺動する下糸
可動刃87とを備えており、下糸固定刃85と下糸可動
刃87とは、留め金89と図示しない皿バネとによって
圧接状態に保持されている。下糸可動刃87の前方側
(図7における左側)端縁には、左右に突出部87a,
87bが形成されており、後述のように、凹部75cの
前方側内壁面は、この突出部87a,87bに当接して
下糸可動刃87を揺動させるカム面75dとなってい
る。
cが形成され、針板75の下面には下糸掴みバネ91が
下糸掴み79の下面に圧接するように固定されている。
下糸掴みバネ91は、前方側に切欠91aを有する板バ
ネによって構成され、後述のように、フック79cと共
働して下糸S(図14参照)をつかむものである。
斜視図及び図8(B)の上面図に示すように、上糸可動
刃95によって上糸T(図14参照)を切断する上糸切
断機構99が設けらている。上糸可動刃95には、前述
のリンク部材47(図4)から図示しないリンク機構を
介して動力が伝達され、図8(B)に示すように、この
上糸可動刃95は、布押え31に形成された穴部31a
を通って加工布Wと縫い針16とを結ぶ上糸Tを切断す
る。上糸可動刃95は、リンク部材65が前述の角度α
(図6)の区間を移動する間に動作を終了し、この間に
上糸Tを切断する。
かがり縫い目100を形成し、その穴かがり縫いミシン
Mが停止されるときには、ステッピングモータ49はリ
ンク部材46を押し下げる方向に回転する。すると、こ
れに応じてリンク部材65は角度αの区間を図6におけ
る反時計回り方向に揺動し、この間に上糸Tが切断され
る。続いて、リンク部材65は、角度βの区間を図6に
おける反時計回り方向に揺動し、この間に次に述べるよ
うに下糸Sが切断される。そして、リンク部材46が更
に押し下げられ、リンク部材65が図6における反時計
回り方向に更に揺動すると、この間には糸切り動作等は
実行されず、それまで布押え位置にあった布押え31が
リンク部材46の下降に応じて上昇する。
反時計回り方向に揺動し、これに応じてリンク部材69
が後退するときの下糸切断機構70の動作を説明する。
先ず、穴かがり縫い目100の縫製中には、リンク部材
69は最も前進した位置に配設され、下糸切断機構70
の各部材は図7に示す位置に配設される。
リンク部材69が後退するに伴って、レバー77は図7
における時計回り方向に揺動する。レバー77のカム穴
77bは、この揺動の初期にはピン80aを前方に押し
出すように構成されているので、このとき、下糸捌き7
8も図7における時計回り方向に揺動する。すると、下
糸捌き本体81の切欠81aは、針穴75aを通って加
工布Wと釜(図示略)とを結ぶ下糸Sを捕捉して、上記
揺動方向に引っ張る。これによって後述のように、上糸
切断機構99にて切断された上糸Tの端部Taは、その
上糸Tに絡められた下糸Sと共に加工布Wの下方へ引き
抜かれる。また、この下糸捌き78の動作によって、下
糸Sは、下糸掴み79のフック79cに引っかけられ
る。
糸捌き78が更に揺動すると、図9(A)に示すよう
に、下糸捌き本体81のカム面81bが下糸掴み79の
ピン79bに当接する。下糸捌き78が更に揺動する
と、図9(B)に示すように、カム面81bがピン79
bを後方に押すことにより、下糸掴み79は図9におけ
る時計回り方向に揺動する。また、下糸捌き78が図9
(B)に示す位置まで揺動すると、ピン80aはカム穴
77bの内、軸77aを中心とする円弧状に形成された
部分に係合する。このため、レバー77がこれ以上揺動
しても、下糸捌き78は揺動しない。なお、下糸捌き本
体81のカム面81bに続く面81cは、軸78aを中
心とする円弧状に形成されている。このため、下糸掴み
79が図9(B)に示す位置まで揺動した後は、仮に下
糸捌き78がそれ以上揺動することがあったとしても下
糸掴み79の位置は変化しない。従って、ビス82によ
り支持部80と下糸捌き本体81との取付角度を調整
し、下糸捌き78による下糸Sの捌き量を変更しても、
下糸掴み79の駆動量は変化しない。
示す位置まで揺動すると、図10(A)に下糸捌き78
を省略して示すように、フック79cは、下糸掴みバネ
91の切欠91aの上面に沿って所定量食い込んだ位置
に配設される。このため、下糸Sは、フック79cと切
欠91aとの間に確実に保持される。
87bがカム面75dに当接することにより、ハサミ8
3が閉じ始める。そして、ピン80aがカム穴77bの
端部に達してレバー77の揺動が止まる頃(リンク部材
65が角度βの区間を揺動しきってリンク部材69の後
退が停止する時期と一致)には、図10(B)に示すよ
うに、下糸可動刃87と下糸固定刃85との先端が完全
に重なり合い、加工布Wとフック79cとの間に張設さ
れた下糸Sをハサミ83が切り終える。
い目100の縫製が開始されるときは、リンク部材69
が前進してレバー77及び下糸捌き78は図7に示した
位置に戻る。このとき、下糸可動刃87の突出部87a
がカム面75dに当接することにより、ハサミ83も、
図7に示したように開いた状態に戻る。
されて送り台11が移動を開始したときに、後方に突設
されたピン79dに図示しないリンク機構を介して送り
台11の動作を伝達され、これによって図7に示した位
置に戻る。このため、次の縫製開始時には下糸Sがフッ
ク79cと切欠91aとの間に保持されているので、縫
製開始時おける縫い目の形成を良好に行うことができ
る。しかも、フック79cと切欠91aとの間に下糸S
を保持する時点では、図10(A)に示すようにハサミ
83は、針穴75aからフック79cに至る経路を遮っ
ておらず、下糸Sに何等力を加えていない。このため、
下糸掴み79と下糸掴みバネ91とによる下糸Sの保持
を極めて確実に行うことができる。従って、次の縫製開
始時には下糸Sを極めて良好に捕捉して、確実に縫い目
を形成することができる。
の構成について説明する。図11に示すように、制御装
置5はCPU5a,ROM5b,RAM5cを主要部と
するマイクロコンピュータによって構成され、更に、ペ
ダル3の操作状態に応じた信号や操作パネル4からの信
号等が入力される入力インタフェース5dと、ミシンモ
ータ2,ステッピングモータ24,ステッピングモータ
49,ステッピングモータ61,及びカッタ駆動用ソレ
ノイド39に駆動回路501,502,503,50
4,または505を介して駆動信号を出力すると共に操
作パネル4へも表示状態等の制御信号を出力する出力イ
ンタフェース5eとを備え、それらをバス5fにて接続
して構成されている。更に、制御装置5には、後述の電
源ON/OFF検出部507も設けられている。
00Vの商用電源から制御装置5に電力を供給する電源
部700が設けられている。この電源部700は、電源
スイッチ701の操作に応じて上記商用電源との接続/
切断(以下、電源のON/OFFともいう)が切り換え
られ、商用電源との接続時にはその電圧を所定電圧に変
換するトランス703と、トランス703から供給され
る上記所定電圧の交流電流を整流する整流部705と、
整流部705による整流後の電流を平滑化する平滑部7
07とを備えている。平滑部707は、図示しないコン
デンサ等を中心とした周知の平滑回路を備えており、C
PU5a等を駆動するための5Vの直流電流と、駆動回
路501〜505を介してミシンモータ2等を駆動する
ための55Vの直流電流とを生成し、個々に制御装置5
へ入力するものである。更に、制御装置5に設けられた
電源ON/OFF検出部507は、トランス703の出
力に基づいて電源がONされているかOFFされている
かを検出し、検出結果を入力インタフェース5dに入力
する。
Mでは、穴かがり縫い目100に関わる幅,ピッチ等の
各種データが操作パネル4にて設定された後、ペダル3
が踏み込まれると、制御装置5はROM5bに記憶され
たプログラムを実行して加工布Wに穴かがり縫い目10
0を形成する。次に、この制御装置5(中でもCPU5
a)が実行する処理を図12のフローチャートを用いて
説明する。
S1(Sはステップを表す:以下同様)にて通常の縫製
処理を実行する。すなわち、この縫製処理では、操作パ
ネル4から入力されたデータに基づいて穴かがり縫い目
100を構成する針落ち点のデータを作成し、その針落
ち点に縫い目を形成すべくミシンモータ2,ステッピン
グモータ24及び61を駆動する。
る針落ち点のデータを表す説明図である。このデータ
は、針落ち点P1 からP113 に至る113針の針落ち点
からなるデータである。S1の処理では、制御装置5は
このデータに基づいてミシンモータ2,ステッピングモ
ータ24及び61を駆動し、針落ち点P1 ,P2 ,……
の順で縫い目を形成する。これによって、前閂止め縫い
目103の一部、左千鳥縫い目101、奥閂止め縫い目
104、右千鳥縫い目102、前閂止め縫い目103の
残りの部分の順で縫製が行われる。また、制御装置5
は、右千鳥縫い目102の縫製中の所定時期または右千
鳥縫い目102の縫製終了時にカッタ駆動用ソレノイド
39を駆動して、カッタ13によりボタン穴110を形
成する。そして、穴かがり縫い目100の形成終了後に
は、制御装置5はステッピングモータ49を駆動してリ
ンク部材46を下降させ、前述のように、上糸切断機構
99の駆動,下糸切断機構70の駆動,及び布押え31
の上昇を順次実行する。
による通常の縫製処理の実行中に随時S3へ移行し、電
源ON/OFF検出部507からの検出信号に基づき電
源がOFFされたか否かを判断する。そして、OFFさ
れていない場合(S3:NO)はS1による前述の通常
の縫製処理を続行し、OFFされた場合(S3:YE
S)は続くS5へ移行する。S5へ移行すると、制御装
置5は、駆動回路503に布押え下降信号を出力して処
理を終了する。
49を駆動してリンク部材46を最高位置まで上昇させ
る信号である。この信号の出力によって、布押え31が
下降して布押え位置に配設されるのはもちろんのこと、
リンク部材69が最も前進した位置に配設されることに
より、下糸切断機構70の各部材は図7に示す位置に配
設される。なお、電源がOFFされると、商用電源から
の電力供給が停止されるが、平滑部707のコンデンサ
等にはまだ所定量の電力(少なくともリンク部材69を
最も前進した位置に配設するのに充分な量の電力)が保
持されている。そこで、S3にて駆動回路503に布押
え下降信号が出力されると、駆動回路503は平滑部7
07に保持された上記電力を用いてステッピングモータ
49を駆動し、布押え31及び下糸切断機構70を前述
のように配設するのである。
源がOFFされるタイミングに関わらずに、下糸切断機
構70のハサミ83,下糸捌き78等を針穴75aの直
下から退避させることができる(図7参照)。例えば、
布押え31の上昇中に電源がOFFされても、その布押
え31を下げ、下糸切断機構70を退避させることがで
きる。従って、図示しないプーリ等を介して使用者が上
軸64を手動で回転させた場合にも、縫い針16と下糸
切断機構70とが干渉するのを良好に防止することがで
きる。
ように、次の縫製開始時まで下糸Sを下糸掴み79によ
って保持しているので、その縫製開始時おける下糸Sの
捕捉を確実に実行して縫い目を確実に形成することがで
きる。しかも、下糸掴み79が下糸Sを保持する位置は
図10(A)に示すように針穴75aの直下ではないの
で、下糸Sの保持中に上軸64が回転されても下糸掴み
79と縫い針16とは干渉しない。よって、針板75の
下方に下糸掴み79を設けたにも拘わらず、上記干渉防
止の効果は維持される。更に、穴かがり縫いミシンMで
は、縫製後の加工布Wの美観を以下に説明するように極
めて良好に確保することができる。
縫いミシンMで使用される針落ち点のデータでは、最後
から2番目の針落ち点P112 が穴かがり縫い目100の
左端に配設され、最後の針落ち点P113 はその近傍に配
設されている。このため、穴かがり縫いミシンMでは、
次のように、加工布Wの裏側に残される下糸Sの端部の
長さを短くすることができる。
は、上糸切断機構99による上糸Tの切断後に、下糸捌
き78によってその切断された上糸Tの端部Taを下糸
Sと共に加工布Wの下方へ引き抜いている。このため、
図14(A)に模式的に示すように、上糸Tの切断時に
は端部Taが針落ち点P113 から加工布Wの表面に突出
しているが、下糸捌き78の動作によって、図14
(B)に模式的に示すように、端部Taは下糸Sと共に
加工布Wの下方へ引き抜かれる。従って、針落ち点P11
3 には最終的には縫い目が形成されず、最後の縫い目は
最後から2番目の針落ち点P112となる。そして、この
針落ち点P112 とフック79cとの間に張設された下糸
Sを、ハサミ83が切断する。
P112 を穴かがり縫い目100の左端に配設しているの
で、加工布Wとフック79cとの間に張設される下糸S
の長さが短くなり、延いては、切断後に加工布Wの裏側
に残される下糸Sの端部の長さも短くなる。しかも、前
述のように、上糸Tの端部Taも加工布Wの表面には残
らない。よって、穴かがり縫いミシンMでは、穴かがり
縫い目100を形成した加工布Wの美観を良好に確保す
ることができる。更に、穴かがり縫いミシンMでは、ビ
ス82により支持部80と下糸捌き本体81との取付角
度を調整し、下糸捌き78による下糸Sの捌き量を変更
することができる。このため、加工布Wの厚さや下糸S
の太さ等が変化した場合にも、良好に上糸Tを加工布W
の下方へ引き抜き、加工布Wの美観を確保することがで
きる。
ように、ハサミ83による下糸Sの切断に先立ってその
下糸Sを下糸掴み79で保持し、加工布Wとフック79
cとの間に張設された下糸Sを切断しているので、その
下糸Sの切断を安定した位置で確実に実行することがで
きる。しかも、下糸掴み79は下糸Sの切断中は動か
ず、下糸Sの保持位置は針板75近傍の所定位置に固定
される。従って、上記保持を確実に行うことができ、こ
れによって加工布Wの裏側に残される下糸Sの端部を一
層良好に短くし、加工布Wの美観を一層良好に確保する
ことができる。更に、上記保持位置は針板75近傍の縫
い始め側に固定されているので、次に縫製を開始したと
きには下糸Sを一層良好に捕捉することができ、一層確
実に縫い目を形成することができる。
10が縫製手段に、下糸切断機構70が下糸切断手段
に、ステッピングモータ49が電動アクチュエータに、
平滑部707のコンデンサ等が補助電源に、電源ON/
OFF検出部507,S3の処理を記憶したROM5b
の記憶領域,及びその処理を実行するCPU5aが検出
手段に、駆動回路503,S5の処理を記憶したROM
5bの記憶領域,及びその処理を実行するCPU5aが
制御手段に、下糸掴み79が下糸保持手段に、上糸切断
機構99が上糸切断手段に、それぞれ相当する。また、
ROM5bは請求項4記載の記憶媒体に相当し、この場
合、S3の処理が検出処理に、S5の処理が制御処理
に、それぞれ相当する。更に、本発明は上記実施の形態
に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で種々の形態で実施することができる。例え
ば、電動アクチュエータとしては、ステッピングモータ
の他、エアシリンダや他の電動モータ等を適用すること
もでき、補助電源としては、電池等を適用することもで
きる。
の各種ミシンにも同様に適用することができる。更に、
上記実施の形態では、布押え31を下糸切断機構70と
共通の電動アクチュエータであるステッピングモータ4
9によって駆動しているが、布押え31は他のアクチュ
エータによって駆動してもよく、手動で上げ下げするよ
うにしてもよい。但し、布押えと下糸切断手段とを共通
の電動アクチュエータによって駆動する一般のミシンで
は、布押えが下降していると下糸切断手段も針穴の直下
から退避したものと使用者が誤認し、前述のように縫い
針と下糸切断手段とを干渉させてしまう可能性が高くな
る。これに対して、上記実施の形態では、布押え31と
下糸切断機構70とを共通の電動アクチュエータ(ステ
ッピングモータ49)によって駆動する穴かがり縫いミ
シンMに対して本発明を適用し、上記干渉を防止してい
るので、本発明の効果が一層顕著に現れる。
は、ROM,RAM等の素子の他、種々の形態が考えら
れる。例えば、CD−ROM,フロッピディスク等でも
よく、カードスロットへ挿入可能なプログラムカートリ
ッジ等でもよく、インターネット上のファイルサーバで
あってもよい。
を表す斜視図である。
面図である。
視図である。
側面図である。
図である。
機構との連結部の構成を表す左側面図である。
る。
図及び上面図である。
表す説明図である。
を表す説明図である。
図である。
チャートである。
表す説明図である。
す説明図である。
5…制御装置 5a…CPU 5b…ROM 10…縫製機構
16…縫い針 24,49,61…ステッピングモータ 33…布
押え駆動機構 45,46,47,65,69,71,73…リンク部
材 67…カム板 70…下糸切断機構 75…針板 75a…針
穴 77…レバー 78…下糸捌き 79…下糸掴み 82…ビス
83…ハサミ 91…下糸掴みバネ 99…上糸切断機構 1
00…穴かがり縫い目 501,502,503,504,505…駆動回路 507…電源ON/OFF検出部 700…電源部
701…電源スイッチ 707…平滑部 M…穴かがり縫いミシン S
…下糸 T…上糸 W…加工布
Claims (4)
- 【請求項1】 針板の上に載置された加工布に縫い目を
形成する縫製手段と、 上記針板の下方に配設され、上記縫製手段による加工布
への縫い目の形成後に下糸を切断する下糸切断手段と、 該下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータと、 を備えたミシンであって、 上記電動アクチュエータに電力を供給する電源がOFF
されたことを検出する検出手段と、 上記電源がOFFされた後にも所定量の電力を保持する
補助電源と、 上記検出手段が上記電源がOFFされたことを検出した
とき、上記補助電源に保持された電力を用いて上記電動
アクチュエータを駆動制御し、少なくとも上記針板に設
けられた針穴の直下から上記下糸切断手段を退避させる
制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 上記下糸切断手段が、下糸の切断に先立
ってその切断箇所より下方でかつ上記針穴の直下でない
所定位置に下糸を保持する下糸保持手段を備えると共
に、 該下糸保持手段が、一旦下糸を保持した後は、上記電動
アクチュエータの駆動状態に関わらず上記ミシンによる
縫製が開始されるまで下糸を保持し続けることを特徴と
する請求項1記載のミシン。 - 【請求項3】 上記縫製手段による縫い目の形成後に加
工布の上方で上糸を切断する上糸切断手段を、更に備え
ると共に、 上記下糸切断手段が、上記上糸切断手段による上糸の切
断後に、該切断された上糸の端部をその上糸に絡められ
た下糸と共に加工布の下方へ引き抜く下糸捌きを備え、 上記制御手段が、上記下糸捌きも含めた上記下糸切断手
段を上記針穴の直下から退避させることを特徴とする請
求項1または2記載のミシン。 - 【請求項4】 針板の上に載置された加工布に縫い目を
形成する縫製手段と、 上記針板の下方に配設され、上記縫製手段による加工布
への縫い目の形成後に下糸を切断する下糸切断手段と、 該下糸切断手段を駆動する電動アクチュエータと、 該電動アクチュエータに電力を供給する電源がOFFさ
れた後にも所定量の電力を保持する補助電源と、 を備えたミシンを制御するためのコンピュータプログラ
ムを記憶した記憶媒体であって、 上記電源がOFFされたことを検出する検出処理と、 上記電源がOFFされたことが上記検出処理によって検
出されたとき、上記補助電源に保持された電力を用いて
上記電動アクチュエータを駆動制御し、少なくとも上記
針板に設けられた針穴の直下から上記下糸切断手段を退
避させる制御処理と、 を実行させるコンピュータプログラムを記憶したことを
特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430399A JP4277355B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ミシン及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430399A JP4277355B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ミシン及び記憶媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000312792A true JP2000312792A (ja) | 2000-11-14 |
| JP4277355B2 JP4277355B2 (ja) | 2009-06-10 |
Family
ID=14882007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12430399A Expired - Lifetime JP4277355B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | ミシン及び記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4277355B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002172289A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Juki Corp | 糸切り装置 |
| KR101184462B1 (ko) * | 2003-04-30 | 2012-09-19 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀 |
| CN117166151A (zh) * | 2022-05-26 | 2023-12-05 | 拓卡奔马机电科技有限公司 | 一种锁眼机自动调节防碰撞控制方法及系统 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP12430399A patent/JP4277355B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002172289A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-18 | Juki Corp | 糸切り装置 |
| KR101184462B1 (ko) * | 2003-04-30 | 2012-09-19 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉틀 |
| CN117166151A (zh) * | 2022-05-26 | 2023-12-05 | 拓卡奔马机电科技有限公司 | 一种锁眼机自动调节防碰撞控制方法及系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4277355B2 (ja) | 2009-06-10 |
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