JP2000314034A - 高純度結晶質無機繊維、その成形体及びその製造方法 - Google Patents
高純度結晶質無機繊維、その成形体及びその製造方法Info
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Abstract
繊維またはその成形体の熱処理を行う。結晶質無機繊維
またはその成形体に少量のFe、Cu及びNiが含まれ
ている。たとえば、Feが15ppm以下であり、Cu
が1ppm以下であり、Niが0.5ppm以下であ
る。
Description
晶質無機繊維と、そのような結晶質無機繊維を主原料と
する成形体と、そのような無機繊維および成形体の製造
方法に関する。本発明は、特に、半導体製造装置に適し
た高純度結晶質無機繊維と、無機繊維の成形体と、無機
繊維の製造方法に関するものである。
繊維には、非晶質繊維と結晶質繊維がある。結晶質繊維
には、その主成分として、アルミナ、シリカ及びジルコ
ニアの一種以上を有する繊維がある。これらの多くは、
広く工業炉の高温用断熱材などとして使用されている。
金属元素を含む液体を繊維化助材とともに、粘性の高い
溶液に調整して、小孔から吐出させて、これを大気中で
乾燥して、先駆体繊維を作る。次に、この先駆体繊維を
熱分解して仮焼体繊維とする。さらに、これを高温度で
熱処理することにより繊維組成にそった結晶が析出し
て、最終製品となる。
繊維そのままの製品、例えば綿状のバルクの製品があ
る。その他に、繊維を細かく切断した短繊維および粉、
成形体の製品として、たとえば、繊維を乾式法で成形し
たブランケット、マット、あるいは湿式法で成形したフ
ェルト、ぺーパー、ボードなどの成形体の製品や、練り
物などの不定形製品などがある。
み、工業炉においても被加熱物を汚染しない高純度の材
料が望まれている。
ては、要求される純度に応じた高純度原料を使用する製
造方法が知られている。
は、原料溶液中の不純物をイオン交換法などによって減
少させた原料を使用した高純度のアルミナシリカ結晶質
無機繊維が記載されている。
10−7476号公報に記載されている。ここに記載の
熱処理用電気炉材では、アルミナ、シリカ粉体を原料と
した成形体を1500〜1800℃で焼成し、その後、
塩化水素ガス、塩素ガスなどを含有するガス雰囲気で2
5〜50時間の熱処理を行っている。
には、不純物として、Naなどのアルカリ金属や、Ca
などのアルカリ土類金属や、Feなどの遷移金属や、T
iなどが一般的に含まれている。そして、これらの不純
物を含む原料から製造された結晶質無機繊維は、これら
の不純物を含んでいる。
を加熱する工程が多い。この工程に使用される装置とし
て、例えば、エピタキシャル装置、拡散炉、アニール
炉、エッチング装置、アッシング装置、CVDなどを行
う高温炉がある。
管、ウェーハ保持部材、雰囲気ガス給排気系から構成さ
れている。
る。ウェーハに直接接触する保持部材と雰囲気を囲む均
熱管は、一部のエッチング装置を除き、石英ガラスと炭
化珪素に限られている。その理由は、これらが、熱処理
されるシリコンウェーハにとって、実質的に酸素と炭素
以外の異種元素を持たず、不純物の影響を排除できるか
らである。
安定性、電気絶縁性などの特性を必要とするものであ
る。この理由から、セラミックス質断熱材が使用されて
いる。しかし、この断熱材がウェーハを汚染することは
厳しく制限されている。一般的には断熱材は汚染源とし
て考えられており、断熱材からの汚染を防止するために
断熱材とウェーハの間には、均熱管が設けられている。
ガラスが多用されている。石英ガラスは耐熱性と耐熱衝
撃性に優れ、純度が高く、ガラス細工によって色々な形
状の部材が容易に供給可能だからである。
触するか、接近して使用される場合は少ない。この理由
は、石英ガラスが失透する恐れがあるからである。
れる材料であり、結晶化の条件が与えられれば、クリス
トバライト結晶が析出する。クリストバライトは石英ガ
ラスと熱膨張係数が異なり、結晶化が進行した部位には
クラックが発生し、不透明に見える。このような現象は
失透と呼ばれ、石英ガラスの代表的な劣化の形態であ
る。失透は部材の劣化の他に、失透させるほど汚染物が
存在するという意味でも、嫌われる現象である。
Naなどのアルカリ金属がその核発生剤と成長促進剤と
して有名である。また、Caなどのアルカリ土類金属も
石英ガラスを失透させる代表的元素である。
用したいという要求が強い。これは、装置の設計自由度
が高くなり、高機能、コンパクト、低コストの装置が製
作できるからである。すなわち、石英ガラスを失透させ
ないように、アルカリ金属やアルカリ土類金属の含有量
の少ない断熱材、あるいは含有していても放出のない断
熱材が要望されている。
Fe、Cu、Niなどの重金属による汚染が嫌われてい
る。特に、CuとNiはシリコンや石英ガラスなどの酸
化珪素中の拡散速度が大きく、汚染しやすい元素として
知られている。シリコンウェーハの熱処理部材に、含ま
れるこれらの重金属元素が2ppm以上であれば、汚染
が十分進行すると考えられている。
拡散速度が速く、容易に通過する。従って、これらの汚
染を極端に嫌うデバイスを製造するためには、更に対策
が必要となる。
476号公報に記載されている方法では、作業工程が複
雑となると共に、反応面積が小さく、熱処理に長い時間
を必要として、生産性が劣っている。
された高純度化の技術では、除去できる元素が限定され
ていると共に、不純物の除去程度も十分でない。
少ない高純度結晶質無機繊維と、そのような無機繊維か
らなる成形体と、そのような無機繊維の製造方法を提供
することである。
は、前掲の請求項1乃至13に記載の高純度結晶質無機
繊維とその成形体及びその製造方法である。
維または成形体の製造方法においては、塩素を含むガス
雰囲気中で熱処理して不純物を除去する。
製造方法における既知の製造工程の中に、塩素を含むガ
ス雰囲気中で熱処理して不純物を除去する工程を加える
ことによって、本発明の方法は実現できる。このような
不純物除去(純化ともいう)工程は、繊維製造の途中で
行っても良く、最終工程として行っても良い。
化アンモニウムなどが好適に使用できる。この他に、例
えばフロンなどの塩素元素を含むガスが分解して発生す
る塩素も利用できる。また、繊維を製造する際に、原料
が熱分解して塩化水素が発生することもあるが、その塩
化水素を利用することも可能である。
の無機繊維からなる成形体は、塩素を含むガス雰囲気中
で結晶質無機繊維を熱処理して不純物を除去して製造で
きるものである。
カ及びジルコニアの一種以上を主成分とする繊維が適し
ている。特に、アルミナとシリカである繊維、又はアル
ミナとシリカとジルコニアである繊維が適している。こ
の他に、例えばイットリアとシリカからなる繊維のよう
に、シリカを含み、かつゾルゲル法によって製造される
繊維も適している。また、カーボン繊維のようにゾルゲ
ル法によって製造される繊維も適している。
例をアルミナシリカ質繊維について示す。アルミナ源と
して、塩基性塩化アルミニウムなどの塩化物、硝酸塩な
どの無機酸塩、酢酸塩などの有機酸塩、アルミニウムア
ルコキシドなどが好ましい。シリカ源として、コロイダ
ルシリカ、水溶性シリコーン、シリコンのアルコキシド
溶液などが良い。繊維化助材として、乳酸やポリビニル
アルコールなどの水溶性の有機重合体が好ましい。
形体に含まれる不純物は、Feが15PPm以下であ
り、Cuが1ppm以下であり、Niが0.5ppm以
下である。好ましくは、Feが10PPm以下であり、
Cuが0.5ppm以下であり、Niが0.2ppm以
下である。より好ましくは、Naが50ppm以下であ
る。さらに好ましくは、Caが75ppm以下である。
不純物の含有量が、これらの値を越えると、石英ガラス
を汚染したり、被加熱物の汚染の原因になる。さらに、
加熱により繊維の結晶成長が進み、繊維が劣化して、強
度および耐熱性が低下することもある。
等を含有した先駆体繊維を熱分解して無機質繊維とす
る。熱分解した後の仮焼体繊維に生じる微細気孔は、例
えば繊維径3μmのムライト組成の繊維では、3〜5n
mの大きさであり、比表面積は、150〜200m2 /
gにも達しており、極めて表面積が大きい。この仮焼体
繊維は、熱処理温度が上昇するとともに、緻密化が進
み、最終的にはムライト結晶が析出する。この際の比表
面積は、10m2 /g程度になる。しかし、繊維径が2
μmである非晶質の無機繊維の比表面積が、1〜2m2
/gであることから、結晶質の無機繊維は、10倍程度
の表面積を有している。従って、反応面となる繊維表面
積は、仮焼体から最終製品に至るまで極めて大きい。
さが小さいことから、綿状態の繊維に限らず、この繊維
を管状や板状あるいは紙状に成形した成形体の形態にお
いても、純化(不純物の除去)が可能である。
大きいことから、従来方法とは桁違いに反応が進行す
る。原料の純度にもよるが、Naなどのアルカリ金属や
Fe、Cu、Niなどの主要な重金属が、1ppm以下
である高純度繊維を得ることが可能であるばかりでな
く、容易である。
と考えられる。
元素と会合する。あるいは繊維固体表面に存在する不純
物元素に、塩素が会合する。
拡散する。あるいは繊維内部の不純物元素が繊維固体表
面まで拡散する。
に搬出される。
リカあるいはアルミナとシリカとジルコニアを主成分と
する無機繊維からの、アルカリ金属及びアルカリ土類金
属の除去は、温度が高いほど有効であることが明らかに
なった。工業的な諸条件を勘案すると、1100℃以上
の温度が好ましい。
質無機繊維に発生する問題点について考慮する必要があ
る。塩素含有雰囲気が繊維の主成分であるアルミナやジ
ルコニアまでも除去してしまうことである。
0℃以上の高温で、アルミナ多孔体を塩化水素を含む雰
囲気に暴露すると、アルミナの蒸発が進行することが記
載されている。
とシリカを主成分とする結晶質無機繊維及びこの繊維を
主原料とする成形体を、1400℃で塩素を含有する雰
囲気に晒しても、アルミナの著しい蒸発は進行しないこ
とが分かった。この違いを明らかにするために、純化し
た結晶質無機繊維の表面を、オージェ電子分光法を用い
て分析した。その結果、アルミナ72重量%でシリカ2
8重量%の繊維において、繊維極表面部のシリカ含有率
が、数倍高くなっていることを確認した。このことか
ら、塩素あるいは塩素化合物を含有する雰囲気にて、ア
ルミナとシリカを含む結晶質無機繊維を高温に加熱した
場合には、極表面部のアルミナが選択的に攻撃され、塩
化アルミニウムとして蒸発除去され、残ったシリカが保
護膜として繊維表面を覆い、保護膜下のアルミナと純化
ガスとの反応を抑制して、アルミナの蒸発を制限すると
推察できる。
その繊維が純化処理の温度より低温で使用されているか
ぎりは、不純物の移動速度は遅くなるので、実質的に放
出されない。従って、繊維に含まれる不純物による汚染
はない。
時間、塩素濃度、ガス流速、希釈ガスの種類、被処理物
の量及び形態、不純物の量などが考慮すべきパラメータ
ーになる。
し、塩素と主成分の反応が顕著にならない範囲に設定す
る。たとえば、温度の上限は、シリカ以外の主成分が塩
素などと反応して蒸発が顕著とならない温度である。ま
た、結晶の成長が進行して、繊維の強度や成形体製品の
強度や靱性が低下し過ぎない温度である。さらに、装置
による制限も付加される。温度の下限は、不純物の除去
反応が長くかかり過ぎて、工業的な範囲を逸脱しないよ
うな温度である。これらを考慮して、純化処理温度は、
600〜1500℃が好ましい。より好ましくは、11
00〜1500℃である。
量、装置による制限、処理形態の均一性の確保などの諸
条件を勘案してきめる。生産性や現実性の観点から、数
10分から数時間の範囲が望ましい。
る。定常的に考えると、使用量は濃度×流量×時間であ
るが、間欠的な方法も有効である。反応した塩化物を系
外に排出し、再汚染を防止するために、特に、冷却過程
では、不純物の塩化物濃度を低下させるために、キャリ
ヤガスを主とした雰囲気ガスの流速と流量が必要であ
る。 一応、塩素濃度は、含まれる不純物を塩化物とす
るのに必要な量であると考えられる。しかし、実際に
は、塩素が全て純化に作用されるわけではないので、必
要量の数倍を用いると効率がよい。
成形体の製造方法は、塩素元素を含むガス雰囲気中で熱
処理するため、結晶質無機繊維およびその成形体から不
純物を除去する際に顕著な効果がある。
形体を使用すれば、被加熱物を汚染することなく、安全
に長時間使用できて、被加熱物の品質向上と生産性の向
上に寄与できる。
した場合には、断熱材に起因する汚染がないことから、
装置設計の自由度を増すと共に、半導体製造のスループ
ットの向上をもたらし、半導体のトータルコスト削減に
貢献できる。
l2 O3 固形分23.5%)62重量部と、コロイダル
シリカ(SiO2 固形分20.0%)28重量部と、乳
酸(濃度50%)10重量部を混合して混合液を作っ
た。この混合液を濃縮して、粘度を200ポイズに調整
した。この調整された液を既知の方法で繊維化し、平均
直径3μmの先駆体繊維を得た。この先駆体繊維を70
0℃で2時間空気中で加熱して、仮焼体繊維を得た。こ
れを試料1とする。
した。これを試料2とする。
気流中で処理した。但し、塩化水素は500℃から供給
し、500℃まではアルゴンガスのみを供給した。処理
温度は、1000℃、1100℃、1200℃、130
0℃、1400℃である。処理時間はそれぞれ1時間と
した。これら処理した試料を温度の違いにより、それぞ
れ試料3、4、5、6、7とする。
ルゴン気流中で1400℃で1時間加熱した。これを試
料8とする。
を示す。NaとCaは石英ガラスを失透させる元素、F
eとCuとNiはシリコンウェーハを汚染する主要重金
属元素である。
減少できることがわかる。
ラスを汚染する量を測定した。各試料から、内径150
mm、外形200mm、長さ300mmの円筒を作製し
た。これらを、外形130mm、肉厚5mmのVAD法
で作製した石英ガラス管の外側に設置し、ヒーターから
の影響を除くために、さらにその外側にシリコンを含浸
した炭化珪素管を設置し、全体を1150℃で10時間
清浄な空気中で加熱した。放冷後、石英ガラス管の失透
の程度を観察した。そして、石英ガラス管の外側から1
0μmずつ溶解し、その不純物量(単位はppm)を測
定した。表2にその結果を示す。
汚染する量を測定した。各試料1gをシリコンウェーハ
の上に乗せて、1150℃で10時間加熱した。放冷
後、シリコンウェーハの表面を溶解し、そこに含まれる
不純物量(単位は1010atoms/cm2 )を測定し
た。表3にその結果を示す。試料4は、Na、Ca及び
重金属元素において、シリコンウェーハの汚染が問題に
ならないほど少ない。
中に投入し、アルコキシドを加水分解して、水酸化アル
ミニウム微粒子30%を含む懸濁液を得た。同様にし
て、シリカの懸濁液及びジルコニアの懸濁液を得た。こ
れらの懸濁液を、アルミナ、シリカ及びジルコニアが、
それぞれ60部、20部、20部となる割合に混合し
た。この混合液に、微粒子100部あたりPVP(ポリ
ビニルピロリドン)2部を添加し、既知の方法によって
繊維化して、平均径10μmの長繊維を得た。この繊維
を空気中で900℃で2時間加熱して仮焼体繊維を得
た。これを試料9とする。試料9を空気中で1200℃
で2時間加熱して、結晶質繊維を得た。これを試料10
とする。また、試料9を、塩素ガス1%含有するアルゴ
ン気流中で、1200℃で1時間加熱して、緻密質繊維
を得た。これを試料11とする。
した。表4にその結果を示す。
果があることが分かる。 実施例3 試料1を150gとアルミナ粉を350gとを水50リ
ットルに入れて混合分散した。その後、陽性澱粉30g
と低ソーダのコロイダルシリカを固形分換算で30g添
加して、スラリーとした。このスラリーを真空成形し
て、厚さ20mm、大きさ100mm角のボードを作製
した。このボードを、塩化アンモニウムを30%含む窒
素ガス気流中で1300℃で2時間加熱した。このと
き、塩化アンモニウムは、昇温過程においても供給し
た。これを試料12とする。
む窒素ガスの代わりに空気を用いたこと以外は、試料1
2と同様にして、試料13を作製した。
を示す。
本発明の方法は効果が大きい。
l2 O3 固形分23.5%)62重量部と、コロイダル
シリカ(SiO2 固形分20.0%)28重量部と、乳
酸(濃度50%)10重量部を混合して混合液を作っ
た。この混合液を濃縮して、粘度を約200ポイズに調
整した。この調整された液を既知の方法で繊維化し、直
径3μmの先駆体繊維を得た。この先駆体繊維を700
℃で2時間加熱して、仮焼体繊維を得た。これを試料2
1とする。
熱した。これを試料22とする。
ン気流中で処理した。但し、塩化水素は所定の処理温度
に到達してから供給した。処理温度は、800℃、10
00℃、1200℃、1400℃である。処理時間はそ
れぞれ2時間とした。これら熱処理した試料を処理温度
の違いによりそれぞれ試料23、24、25、26とす
る。
アルゴン気流中で1300℃で2時間加熱した。これを
試料27とする。
間、塩化水素を10%含むアルゴン気流中で処理され
た。但し、塩化水素は昇温過程から供給した。この試料
の処理物を試料28とする。
を示す。
減少できること、および塩素ガスの供給条件を選択する
ことにより、除去できる不純物元素が増加できることが
わかる。
ガラスを汚染する量を測定した。これらの各試料22、
28から、内径150mm、外径200mm、長さ30
0mmの円筒を作製した。これらを、外径130mm、
肉厚5mmのVAD法で作製した石英ガラス管の外側に
設置し、ヒーターからの影響を除くために、さらにその
外側にシリコン含浸した炭化珪素管を設置し、全体を1
150℃で10時間清浄な空気中で加熱した。放冷後、
石英ガラス管の外側から10μmずつ溶解し、その不純
物量(単位はppm)を測定した。表7にその結果を示
す。
を汚染する量を測定した。各試料1gをシリコンウェー
ハの上に乗せて、1000℃及び1200℃で2時間加
熱した。放冷した後、シリコンウェーハの表面を溶解
し、そこに含まれる不純物量(単位は1010atoms
/cm2 )を測定した。表8にその結果を示す。
3、25の各試料1gを、VAD法で作製した外径6イ
ンチ、肉厚0.6mmの石英ガラスウェーハの上に積載
した。これをシリコンウェーハの上に5mm離して設置
し、1200℃で10時間加熱した。放冷後に、シリコ
ンウェーハの不純物(単位は1010atoms/c
m2 )を測定した。表9にその結果を示す。
10ppm以下で、Cuが0.5ppm以下で、Niが
0.2ppm以下である結晶質無機繊維は、半導体製造
工程において、シリコーンウェーハと同室かつ高温とい
う条件で使用できることが明らかになった。
中に投入し、アルコキシドを加水分解して、水酸化アル
ミニウム微粒子30%を含む懸濁液を得た。この微粒子
100部あたりPVP(ポリビニルピロリドン)2部を
添加し、既知の方法にて繊維化して、平均径10μmの
長繊維を得た。この繊維を空気中で900℃で2時間加
熱した。これを試料29とする。
コニウムアルコキシドを用いたこと以外は、試料29と
同様にして、試料30を得た。
して懸濁液として用いたこと以外は、試料29と同様に
して、試料31を得た。
熱した。これを試料32とする。
するアルゴン気流中で1100℃で1時間熱処理した。
これらをそれぞれ試料33、34、35とする。
m)を示す。
トルに入れて混合分散した。その後、陽性澱粉30gと
コロイダルシリカを固形分換算で30g添加して、スラ
リーとした。このスラリーを真空成形して、厚さ20m
m、大きさ100mm角のボードを作製した。このボー
ドを、塩化アンモニウムを30%含む窒素ガス気流中で
1300℃で2時間処理した。このとき、塩化アンモニ
ウムは、昇温過程においても供給した。これを試料36
とする。
含む窒素ガスの代わりに空気を用いたこと以外は、試料
36と同様にして、試料37を作製した。
m)を示す。
Claims (13)
- 【請求項1】 結晶質無機繊維またはその成形体を製造
する方法において、塩素を含むガス雰囲気中で結晶質無
機繊維またはその成形体の熱処理を行うことを特徴とす
る高純度結晶質無機繊維またはその成形体の製造方法。 - 【請求項2】 結晶質無機繊維の主成分が、アルミナ、
シリカ及びジルコニアの一種以上であることを特徴とす
る請求項1に記載の高純度結晶質無機繊維またはその成
形体の製造方法。 - 【請求項3】 結晶質無機繊維、その仮焼体繊維、また
は、それらを主原料とする成形体が、塩素を含むガス雰
囲気中において、600〜1500℃の温度で熱処理さ
れることを特徴とする高純度結晶質無機繊維またはその
成形体の製造方法。 - 【請求項4】 結晶質無機繊維、その仮焼体繊維、また
は、それらを主原料とする成形体が、1100〜150
0℃の温度で熱処理されることを特徴とする請求項3に
記載の高純度結晶質無機繊維またはその成形体の製造方
法。 - 【請求項5】 塩素を含むガス雰囲気が、塩素ガス、塩
化水素または塩化アンモニウムを含むことを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1項に記載の高純度結晶質無機
繊維またはその成形体の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製
造方法によって製造された結晶質無機繊維またはその成
形体に含まれているFe、Cu及びNiの含有量が、そ
れぞれ15ppm以下、1ppm以下、0.5ppm以
下であることを特徴とする高純度結晶質無機繊維または
その成形体。 - 【請求項7】 結晶質無機繊維の主成分が、アルミナ、
シリカ及びジルコニアの一種以上であることを特徴とす
る請求項6に記載の高純度結晶質無機繊維またはその成
形体。 - 【請求項8】 主成分がアルミナ、シリカ及びジルコニ
アの一種以上である結晶質無機繊維において、Feが1
0ppm以下であり、Cuが0.5ppm以下であり、
Niが0.2ppm以下であることを特徴とする高純度
結晶質無機繊維。 - 【請求項9】 Naが50ppm以下であることを特徴
とする請求項8に記載の高純度結晶質無機繊維。 - 【請求項10】 Caが75ppm以下であることを特
徴とする請求項8または9に記載の高純度結晶質無機繊
維。 - 【請求項11】 結晶質無機繊維の主成分がアルミナと
シリカであるか、又はアルミナとシリカとジルコニアで
あることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に
記載の高純度結晶質無機繊維。 - 【請求項12】 繊維の表面が、シリカ濃度の高いこと
を特徴とする請求項11に記載の高純度結晶質無機繊
維。 - 【請求項13】 請求項8〜12のいずれか1項に記載
の繊維が主原料であることを特徴とする成形体。
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| JP4515799 | 1999-02-23 | ||
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Publications (2)
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