JP2000314106A - 路面表示塗料消去用の研削機 - Google Patents

路面表示塗料消去用の研削機

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JP2000314106A
JP2000314106A JP11124864A JP12486499A JP2000314106A JP 2000314106 A JP2000314106 A JP 2000314106A JP 11124864 A JP11124864 A JP 11124864A JP 12486499 A JP12486499 A JP 12486499A JP 2000314106 A JP2000314106 A JP 2000314106A
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Takuji Nishio
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッターの回転により発生する横方向への力
を抑えることができ、直進性を高め、軽く且つ楽に表示
塗料を削除でき、しかも構造の簡単化、車体の軽量化、
低コスト化を図る。 【解決手段】 前輪1の車軸1aをブラケット9で支承
する。ブラケット9の前輪1間における上面中央位置に
垂直杆10を起立状に設ける。垂直杆10を車体3の前
側中央部に形成したホルダー部11に上下動自在に挿嵌
する。ホルダー部11に、前輪1を路面7に付勢するコ
イルバネ12を内蔵すると共に、垂直杆10のホルダー
部11内における上端10aの高さを位置決めする外部
操作自在の高さ調節部材13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面表示塗料消去
用の研削機に関し、更に詳しくは作業者が例えば道路上
を押し引きし、回転するカッターで道路区画線等を消去
(除去)できるよう形成した路面表示塗料消去用の研削
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の研削機としては、例えば意
匠登録第913135号公報に記載されるように、車体
の下側に、垂直軸を中心に回転して路面の表示塗料を削
除する削除部材を備えてなるものがある(以下、従来例
Aという)。
【0003】又従来この種研削機としては、特開平10
ー204822号公報記載の発明がある(以下、従来例
Bという)。この従来例Bは、カッター部(削除工具)
を上下可動するフレームに設け、研削抵抗等でカッター
部が突き上げられても車体フレームを一定に保つ機構を
備えてなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種の研削
機は、垂直軸を中心に一方向に回転するカッター部(削
除工具)で路面や床面の表示塗料を研削、切削して削除
するものであるから、その際に発生する研削抵抗、切削
抵抗が、前進方向とは別に、横方向に車体を移動させる
力となってあらわれるものである。
【0005】この力は、後輪を支点にハンドルを横方向
に移動させるため、従来例Aの研削機を使用する場合、
作業者はこの力に抗してハンドルをおさえながら車体を
直進させて作業する必要があった。従ってこの従来例A
の研削機を使用すると、ハンドル操作に大きな腕力、労
力が必要になる、という問題点があった。
【0006】又従来例Bは、車体フレームを一定に保つ
機構により、カッター部の回転によって生じる横方向の
力を解消できるものの、この従来機の場合は構成部品が
多く構造が大掛かりであったから、これによると車体が
大型化、重量化し、製造コストが高く付くことになるの
を避けられなかった。
【0007】本発明は、このような従来機の問題点に鑑
み、提案されたものである。従って本発明の技術的課題
は、カッター部の回転により発生する横方向への力を抑
えることができ、直進性を高め、軽く且つ楽に、表示塗
料の削除作業を行なうことができ、しかも構造が簡単で
車体の軽量化、低コスト化を図ることができるよう形成
した路面表示塗料消去用の研削機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、次のような技術的手段を採る。
【0009】即ち本発明は、図1に示されるように、左
右一対の前輪1及び後輪2が取付けられた車体3の下側
に、垂直軸を中心に回転して路面7の表示塗料を削除す
る削除部材6を備えてなる路面表示塗料消去用の研削機
であって、上記前輪1の車軸1aがブラケット9に支承
され、このブラケット9の前輪1間における上面中央位
置に垂直杆10が起立状に設けられ、この垂直杆10が
車体3の前側中央部に形成されたホルダー部11に上下
動自在に挿嵌され、このホルダー部11に、上記の前輪
1を路面7に付勢するコイルバネ12が内蔵されると共
に、上記垂直杆10のホルダー部11内における上端1
0aの高さを位置決めする外部操作自在の高さ調節部材
13が設けられたことを特徴とする(請求項1)。
【0010】ここで、削除部材6としては、超硬部材6
a(図2参照)に焼結ダイヤモンド製の切り刃6bが固
着されたものや、路面打撃用のピンを周面に備え横軸を
中心に回転するロータリー部材がある。
【0011】又高さ調節部材13は、図2に示されるよ
うに、例えばホルダー部11の天面に螺合するボルト状
の軸13aと、この軸13aの上部に固定した操作用の
ノブ13bとで形成し、ホルダー部11の軸心位置に軸
13aを配設し、この軸13aの下端で垂直杆10の上
端10aを係止可能に形成するのが良い。但し本発明の
場合、高さ調節部材13の構成は、これに限定されるも
のではない。
【0012】又本発明は、ホルダー部11にコイルバネ
12が内蔵されるのに代え、図7に示されるように、コ
イルバネ12が垂直杆10に外装されてホルダー部11
の下端とブラケット9の上面との間に配設されるのでも
良い(請求項2)。
【0013】この場合は、ホルダー部11より径が大き
いコイルバネ12を利用でき、ホルダー部11の内径に
左右されることなく、コイルバネ12を選定できる。
【0014】又本発明は、前輪1を路面7の上方に配置
するための保持機構14を備え、この保持機構14が、
車体3に横軸15を介して前後回転自在に取付けられて
下部の爪14a1でブラケット9を支承するレバー14
aと、このレバー14aの下部をブラケット9の側に回
動付勢するスプリング14bとで形成されるのが好まし
い(請求項3)。
【0015】この場合は、前輪1を保持機構14で路面
7から浮かせた状態で作業を行なえるから、必要に応じ
てハンドル4のスイング操作により、後輪2を支点とし
て削除部材6をスイング運動させ、幅広削除できる。従
ってこれによれば、使い勝手が一層良くなる、という利
点がある。
【0016】又本発明は、レバー14aの下端部14a
2が車体3の前方に屈曲状に形成され、ブラケット9の
下面を係止自在に形成されるのが好ましい(請求項
4)。
【0017】この場合は、高さ調節部材13を操作し、
削除部材6と路面7との間隔を調節する際、ブラケット
9をレバー14aの下端部14a2に係止させることが
できるから、車輪がブラケット9と一緒にホルダー部1
1から抜け落ちる事態を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に従って説明する。
【0019】図1等において、1は左右一対の前輪であ
り、2は左右一対の後輪である。これらの前輪1、後輪
2は、車体3の前後位置に取付けられている。なお、4
は車体3に連結されたハンドルであり、5は車体3に搭
載されたエンジンである。
【0020】6は、垂直軸を中心に回転して路面7の表
示塗料を削除する削除部材である。この削除部材6は、
車体3の下側に配設され、超硬部材6a(図2参照)に
焼結ダイヤモンド製の切り刃6bが設けられてなる。こ
の削除部材6は、回転するベースプレート8(図1等参
照)の放射位置に、切り刃6bを下にして複数配設され
ている。
【0021】上記前輪1の車軸1aは、ブラケット9に
支承されている。ブラケット9は、断面コの字形に形成
され、長手方向の開口面9a(図2参照)を車体3の後
方に向け、側端部9bで車軸1aを支承するよう形成さ
れている。
【0022】10は、ブラケット9の前輪1間における
上面中央位置に起立状に設けられた垂直杆である。この
垂直杆10は、車体3の前側中央部に形成されたホルダ
ー部11に上下動自在に挿嵌されている。ホルダー部1
1は、この実施形態では肉厚の大きい円筒管で前輪1に
荷重がかかるよう形成されている。
【0023】12は、上記の前輪1を路面7に付勢する
コイルバネである。このコイルバネ12は、この実施形
態では後述する高さ調節部材13の軸13aに外装され
た状態でホルダー部11に内蔵されている。
【0024】高さ調節部材13は、垂直杆10のホルダ
ー部11内における上端10a(図2等参照)の高さを
位置決めするものであり、外部操作自在に形成されてい
る。この実施形態の場合、高さ調節部材13は具体的に
は、ホルダー部11の天面に螺合させたボルト状の軸1
3aと、この軸13aの上部に固定された操作用のノブ
13bとでなる。軸13aは、ホルダー部11の軸心位
置に配設され、この軸13aの下端で垂直杆10の上端
10aを係止させる。
【0025】14は、前輪1を路面7の上方に配置する
ための保持機構である。この保持機構14は、図6等に
示されるように、車体3に横軸15を介して前後回転自
在に取付けられて下部の爪14a1でブラケット9を支
承するレバー14aと、このレバー14aの下部をブラ
ケット9の側に回動付勢するスプリング14bとで形成
されている。この実施形態の場合、上記のスプリング1
4bは、レバー14aの上部に一端が取付けられ、レバ
ー14aの上部を車体3の後方に常時牽引するよう配設
されている。
【0026】上記のレバー14aは、この実施形態では
下端部14a2が車体3の前方に屈曲状に形成され、ブ
ラケット9の下面9cを係止自在に形成されている。従
ってこの実施形態の本発明は、車体3を持ち上げた際
に、前輪1がブラケット9と共に脱落する事態を防止で
きる。
【0027】次に本発明の作用を説明する。本発明の場
合、作業時は、図1、図2に示されるように、前輪1を
路面7に接地させて使用する。本発明は、コイルバネ1
2の作用により、前輪1が路面7に密接した状態で走行
する。従って削除部材6が、路面7との間で抵抗や衝撃
を受け、路面7の凹凸等で突き上げられても、車体3は
削除部材6の回転方向にハンドル4をとられることなく
直進する。
【0028】又本発明は、高さ調節部材13によって、
削除する深さを変更できる。具体的には例えば図5に示
されるように、垂直杆10のホルダー部11内における
上端10aの高さを低くすると(垂直杆10の上端10
aとホルダー部11内の天面との距離を長くすると)、
削除部材6は車体3と共に路面7から離される結果、そ
の分、表示塗料を浅く削除できる。
【0029】又逆に、路面7を深く削りたい場合は、ノ
ブ13bを緩め、ホルダー部11から露出する軸13a
の長さを長くする。この場合垂直杆10のホルダー部1
1内における上端10aの高さが高くなるため(垂直杆
10の上端10aとホルダー部11内の天面との距離が
短くなるため)、削除部材6は車体3と共に路面7に接
近する。その結果その分、表示塗料を深く削除できる。
【0030】又この実施形態の本発明は、保持機構14
を備えてなるから、図6に示されるように、前輪1を浮
かせて削除することができる。この場合は、図5の状態
から作業者は、先ずノブ13bを緩め、次にレバー14
aの上部を車体3の前方に回動させ、レバー14aの下
部を後方に回動させる(図6の鎖線状態参照)。
【0031】その後作業者は、前輪1をブラケット9と
共に持ち上げ、次いでレバー14aから手を離す。する
とスプリング14bの牽引力でレバー14aが復帰し、
下部の爪14a1でブラケット9が支承される(図6の
実線状態参照)。
【0032】従ってこの実施形態の本発明は、前輪1を
路面7に密着させて直進性を高めた状態で削除すること
ができるだけではなく、表示塗料が横方向に広がった個
所では保持機構14によって、ハンドル4のスイング操
作により後輪2を支点として削除部材6をスイング運動
させ、幅広削除することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、前輪をホ
ルダー部に内蔵したコイルバネで路面に付勢し、路面に
前輪を密接させて押し引きできるよう形成したものであ
る。
【0034】従って本発明の場合は、削除部材が路面の
凹凸等で突き上げられても、前輪が路面を捉え路面に密
接した状態で走行でき、削除部材の回転による横方向の
力を前輪で支えることが可能になる。その結果これを使
用すれば、直進性が高まり、ハンドルが横方向にとられ
難くなるから、従来ハンドルを押えるために要した労力
を軽減でき、作業者に肉体上の負担を与えることなく、
楽に作業を行なうことができる。又本発明は、構造が簡
単であり、その分、部品数を減少できるから、装置の軽
量化、低コスト化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明研削機の好適な一実施形態を示す要部側
面図である。
【図2】同上研削機の要部断面図である。
【図3】同上研削機の斜視図である。
【図4】同上研削機の正面図である。
【図5】同上研削機の作用を説明するための要部断面図
である。
【図6】同上研削機の作用を説明するための要部断面図
である。
【図7】同上研削機の他の実施形態を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 前輪 1a 車軸 2 後輪 3 車体 6 削除部材 7 路面 9 ブラケット 10 垂直杆 10a 上端 11 ホルダー部 12 コイルバネ 13 高さ調節部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の前輪及び後輪が取付けられた
    車体の下側に、垂直軸を中心に回転して路面の表示塗料
    を削除する削除部材を備えてなる路面表示塗料消去用の
    研削機であって、上記前輪の車軸がブラケットに支承さ
    れ、このブラケットの前輪間における上面中央位置に垂
    直杆が起立状に設けられ、この垂直杆が車体の前側中央
    部に形成されたホルダー部に上下動自在に挿嵌され、こ
    のホルダー部に、上記の前輪を路面に付勢するコイルバ
    ネが内蔵されると共に、上記垂直杆のホルダー部内にお
    ける上端の高さを位置決めする外部操作自在の高さ調節
    部材が設けられたことを特徴とする路面表示塗料消去用
    の研削機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の路面表示塗料消去用の研
    削機であって、ホルダー部にコイルバネが内蔵されるの
    に代え、コイルバネが垂直杆に外装されてホルダー部の
    下端とブラケットの上面との間に配設されたことを特徴
    とする路面表示塗料消去用の研削機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の路面表示塗料消去
    用の研削機であって、前輪を路面の上方に配置するため
    の保持機構を備え、この保持機構が、車体に横軸を介し
    て前後回転自在に取付けられて下部の爪でブラケットを
    支承するレバーと、このレバーの下部をブラケットの側
    に回動付勢するスプリングとで形成されたことを特徴と
    する路面表示塗料消去用の研削機。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の路面表示塗料消去用の研
    削機であって、レバーの下端が車体の前方に屈曲状に形
    成され、ブラケットの下面を係止自在に形成されたこと
    を特徴とする路面表示塗料消去用の研削機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200464040Y1 (ko) * 2010-06-17 2012-12-10 김근식 차선제거장치용 툴
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