JP2000314279A - サッシの気水密構造および防音サッシ - Google Patents

サッシの気水密構造および防音サッシ

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JP2000314279A JP11121918A JP12191899A JP2000314279A JP 2000314279 A JP2000314279 A JP 2000314279A JP 11121918 A JP11121918 A JP 11121918A JP 12191899 A JP12191899 A JP 12191899A JP 2000314279 A JP2000314279 A JP 2000314279A
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一也 小西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クレセントによる障子の閉鎖によりながらも、
十分な遮音性を有し、構造が簡素で、現場調整がほとん
ど不要なサッシの気水密構造および防音サッシを提供す
る。 【解決手段】内外障子の召し合わせ框11,21の室外
および室内の係合片12、22が係合する煙返し部が形
成され、先端が外障子の室外側面に接する封止用シール
材51が内障子の室外面において取り付けられ、これら
の煙返し部、外障子の室外側面、封止用シール材51お
よび内障子の室外面による仕切り要素により高さ方向の
閉鎖等圧空間Sが形成され、内外障子の召し合わせ框1
1の下部に設けられ、サッシ下枠1との間において室外
と室内との気密を図る下部気密手段30,40と、内外
障子の召し合わせ框11,21の上部に設けられ、サッ
シ上枠との間において室外と室内との気密を図る上部気
密ブロックとを備え、この上部気密ブロックは前記閉鎖
等圧空間Sの上端開口の少なくとも一部を外気に連通さ
せる位置において、サッシ上枠との間において室外と室
内との気密を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サッシ枠内に引違い障
子が走行自在に設けられたサッシにおけるサッシの気水
密構造および防音サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通量の増大に伴って、サッシの
防音性の関心が高まっている。この防音性は、サッシの
気密性能として把握できる。
【0003】このために通常は、窓枠の内外障子の室内
側面に対向して、窓枠の四周にガスケットを設け、グレ
モンの操作によりそれぞれ障子をガスケットを圧着する
ように窓枠に引き寄せることにより遮音性を高めてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の構造
では、複雑な現場調整が必要となるばかりでなく、障子
の開閉が重いものとなる問題がある。また、幹線道路沿
いの窓ではグレモンハンドルの窓とし、その他の方角の
窓ではクレセントの窓としているので、室内から見た意
匠の統一が図れない問題もある。
【0005】したがって、本発明の課題は、クレセント
による障子の閉鎖によりながらも、JIS A 470
6(サッシ)に規定される「T−2」(30等級線)を
満足し、構造が簡素で、現場調整がほとんど不要なサッ
シの気水密構造および防音サッシを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、サッシ枠内に引違い障子が
走行自在に設けられたサッシにおいて、内外障子の召し
合わせ框の室外および室内の係合片が係合する煙返し部
が形成され、先端が外障子の室外側面に接する封止用シ
ール材が内障子の室外面において取り付けられ、これら
の煙返し部、外障子の室外側面、封止用シール材および
内障子の室外面による仕切り要素により高さ方向の閉鎖
等圧空間が形成され、内外障子の召し合わせ框の下部に
設けられ、サッシ下枠との間において室外と室内との気
密を図る下部気密手段と、内外障子の召し合わせ框の上
部に設けられ、サッシ上枠との間において室外と室内と
の気密を図る上部気密ブロックとを備え、前記下部気密
手段は前記封止用シール材により封止された閉鎖等圧空
間を見付け方向に跨いで配置され、かつ下部気密手段に
は外気と前記閉鎖等圧空間とを連通する連通路が形成さ
れ、前記上部気密ブロックは前記閉鎖等圧空間の上端開
口の少なくとも一部を外気に連通させる位置において、
サッシ上枠との間において室外と室内との気密を図る、
構成としたサッシの気水密構造である。
【0007】請求項2記載の発明は、前記気密手段は、
内外障子の閉鎖状態における内外下レールの間にあっ
て、内障子の下レールの外面とサッシ下枠とを囲み、内
外障子の召し合わせ框部分まで延在するカバー材と、内
外障子の召し合わせ框の下部において前記カバー材上に
配設され、室外と室内との気密を図る下部気密ブロック
とを備えて構成され;前記下部気密ブロックには前記閉
鎖等圧空間に連なる透孔が形成され、前記カバー材はそ
のサッシ中央側端が前記透孔まで達しないことにより;
あるいは前記カバー材はそのサッシ中央側端が外気に連
なって開口し前記透孔を超えて延在し、かつカバー材の
上面に通気孔が形成されてこの通気孔が前記透孔に連な
っていることにより、前記閉鎖等圧空間が外気と連通し
ている、請求項1記載のサッシの気水密構造である。
【0008】請求項3記載の発明は、サッシ枠内に引違
い障子が走行自在に設けられたサッシにおいて、内外障
子の閉鎖状態における内外の下レール間にあって、内障
子の下レールの外面とサッシ下枠とを囲み、内外障子の
召し合わせ框部分まで延在するカバー材と、内外障子の
召し合わせ框の下部において前記カバー材上に配設さ
れ、室外と室内との気密を図る下部気密ブロックと、内
外障子の召し合わせ框の上部に設けられ、サッシ上枠と
の間において室外と室内との気密を図る上部気密ブロッ
クとを備え、室内側から見た基準で、外障子の左框の外
レールより室内側とサッシ縦枠との間、内障子の右框の
内レールより室内側とサッシ縦枠との間、内外障子の召
し合わせ框相互の間、この下方にあって外障子の下框の
室内側面と前記カバー材との間、内障子の下框の室内側
面とサッシ下枠の室内側立ち上がり壁との間、外障子の
上框と外上レールとの間、および内障子の上框と内上レ
ールとの間をそれぞれヒレタイト材で気密にシールして
いる、ことを特徴とする防音サッシである。
【0009】請求項4記載の発明は、さらに、サッシ枠
の内外上レールより室内側部分において、内外障子の上
端との間において室内外の気密を図るヒレタイト材から
なる気密部材を含む、請求項3記載の防音サッシであ
る。
【0010】請求項5記載の発明は、前記気密部材は、
先端に見込み方向に沿うヒレ部が見付け方向に間隔を置
いて複数形成され、それぞれ外障子の左框、および内障
子の右框部分に対応した位置においてサッシ上枠に固定
され、前記ヒレ部がそれぞれ外障子の左框および内障子
の右框に接する関係にある請求項4記載の防音サッシで
ある。
【0011】請求項6記載の発明は、内外障子を開放し
たときサッシ枠との間に展開されるロール網戸が内外障
子に取り付けられている請求項1〜3のいずれか1項に
記載のサッシの気水密構造または防音サッシである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施の形
態によってさらに詳説する。なお、図面の図6、図7お
よび図12は、縦断面と室外側から見た正面、平面、お
よび平面との複合説明図であり、図12〜図14は部材
の相対関係説明図である。
【0013】図1および図2はサッシの全体図を示し、
サッシの上下枠1、2および室内側から見た基準(以下
左右なる文言は同じ基準)で左右縦枠3,4を備え、こ
れに内障子10および外障子20からなる引違い障子
が、それぞれ、戸車を介して内上レール5A、内下レー
ル5Bに、外上レール6A、外下レール6Bに沿って走
行自在に設けられている。
【0014】<召し合わせ框部分の等圧構造を中心とし
た気水密構造について>図2および図3を中心として、
内外障子10,20の召し合わせ框11,21の部分に
注目すると、召し合わせ框11,21の室外および室内
には係合片12,22が形成され、これらは内外障子1
0,20の閉鎖時において相互に係合するように煙返し
部を構成している。
【0015】また、内障子10の召し合わせ框11の室
外面に、より具体的には係合片12より左框25側に
は、2つのヒレ部を有し、その先端が外障子20の召し
合わせ框21室外側面に接する封止用シール材51が取
り付けられている。これらの煙返し部、内障子10の召
し合わせ框11の室外面、封止用シール材51および外
障子20の召し合わせ框21室外側面による仕切り要素
により高さ方向の閉鎖等圧空間Sが形成されている。
【0016】さらに、図3にはシール材51の上下端部
には(下部のみが図示されている)、図3および図19
も参照されるように、当該シール材51の基部を保持
し、かつ室外から室内への気密を図るために外障子20
の召し合わせ框21の室内面に接するヒレ部52aを有
するシール材52が内障子10の召し合わせ框11の室
外面に係合状態で取り付けられている。
【0017】図3に示された2つのヒレ部を有するヒレ
タイト材形式の封止用シール材50は、その長いヒレ部
が内障子10のガラス外面に接して主に防虫機能と止水
効果を生じるシールである。
【0018】他方、図4〜図14も参照すると、内外障
子の閉鎖状態における内外下レール5B,6Bの間にあ
って、内障子の下レール5Bの外面とサッシ下枠2とを
囲み、左縦枠3から外障子20の召し合わせ框21部分
まで延在するカバー材30が、サッシ下枠2上に乗っ
て、ネジ30aにより(図1参照)内下レール5Bに止
め付けられている。
【0019】また内外障子の召し合わせ框11,21の
下部において、具体的には内下レール5Bと外障子20
の下框24の室内側面との間において、前記カバー材3
0上に乗って下部気密ブロック40が配設されている。
この下部気密ブロック40の上面と室外側側面には、先
端に見込み方向に沿うヒレ部42,42…が見付け方向
に間隔を置いて複数形成され、下部気密ブロック40の
上面のヒレ部42,42…は、外障子20の召し合わせ
框21の係合部22の下端、および内障子10の召し合
わせ框11の下端に接するようにしてある。下部気密ブ
ロック40の側面のヒレ部42,42…は、外障子20
の召し合わせ框21の室内側面に接するようにしてあ
る。
【0020】また、下部気密ブロック40は、内下レー
ル5Bとの間の密封性を高めるために、介在板40Aが
内下レール5Bの室外面との間に介在して内下レール5
Bに係止されている。
【0021】この下部気密ブロック40は前記カバー材
30上にあって室外と室内との気密を図るものであり、
この下部気密ブロック40には前記閉鎖等圧空間Sに連
なる透孔41が形成されている。
【0022】図4および図5に示されているように、前
記カバー材30はそのサッシ中央側端が外気に連なって
開口しており、かつ前記透孔41を超えて延在してい
る。カバー材30の上面には、たとえば前記透孔41と
同一平面形状をもって通気孔31が形成されており、こ
の通気孔31が透孔41に連なっている。その結果、カ
バー材30のサッシ中央側端の開口と、通気孔31と、
透孔41と前記閉鎖等圧空間Sが連通している。30b
は下部気密ブロック40の取り付け足43が挿通係止さ
れる係止穴、30cはカバー材30を強固に固定するた
めの取り付け用ビス30aの挿通孔である。
【0023】ここに、実施の形態においては、カバー材
30と下部気密ブロック40とが請求項1記載の発明の
下部気密手段を構成している。そして、カバー材30の
サッシ中央側端の開口と、通気孔31と、透孔41と
が、外気と閉鎖等圧空間Sとを連通する連通路を構成し
ている。したがって、この連通路を構成している限り、
カバー材30と下部気密ブロック40とに相当する部材
により下部気密手段を構成でき、また適宜のこれらに相
当する一体的な部材により構成することもできる。
【0024】前記閉鎖等圧空間Sは上方に開口してい
る。しかるに、内外障子10、20の召し合わせ框1
1、21の上部に、図13および図14に詳細形状を示
す上部気密ブロック60が設けられており、サッシ上枠
1との間において室外と室内との気密を図っている。こ
の上部気密ブロック60は、図1に図示されているサッ
シ上枠1のリップ溝に係合されて保持され、サッシ上枠
1にビス60a止めされている。この上部気密ブロック
60の中央下端面には、先端に見込み方向に沿うヒレ部
61,61…が見付け方向に間隔を置いて複数形成され
ており、召し合わせ框11、21の上端に跨って接する
ようになっている。
【0025】図13に示されるように、上部気密ブロッ
ク60は、閉鎖等圧空間Sの上端開口を覆っているもの
の封止の関係にはなく、したがって閉鎖等圧空間Sは上
方に開口して外気に連通させながら、召し合わせ框1
1、21の上端とサッシ上枠1との間において、室外と
室内との気密を図っている。上部気密ブロック60は、
前記閉鎖等圧空間Sの上端の少なくとも一部を開口させ
ておればよく、全体を開口させておくことも可能であ
る。
【0026】このように構成された等圧構造において
は、雨水が煙返し部から侵入しようとしても、カバー材
30のサッシ中央側端の開口と、通気孔31と、透孔4
1とが、外気と閉鎖等圧空間Sに連通し、かつこの閉鎖
等圧空間Sの上端は外気に連通しているので、雨水の侵
入が防止される。
【0027】<防音性に関する構造について>本発明の
防音サッシにおいては、第1の条件が、内外障子10、
20の閉鎖状態における内外の下レール5B、6B間に
あって、内障子10の下レール5Bの外面とサッシ下枠
2とを囲み、内外障子10、20の召し合わせ框11、
21部分まで延在するカバー材30を備えることであ
る。第2の条件は、内外障子10、20の召し合わせ框
11、21の下部において前記カバー材30上に配設さ
れた室外と室内との気密を図る下部気密ブロック40を
備えること、第3の条件は、内外障子10、20の召し
合わせ框11、21の上部に設けられ、サッシ上枠1と
の間において室外と室内との気密を図る上部気密ブロッ
ク60とを備えることである。
【0028】他の条件は、図1および図2に示すよう
に、室内側から見た基準で、外障子20の左框25の外
レール6A、6Bより室内側とサッシ縦枠3との間がヒ
レタイト材91で気密にシールされ;内障子10の右框
13の内レール5A、5Bより室内側とサッシ縦枠4と
の間がヒレタイト材92で気密にシールされ;外障子2
0の下框24の室内側面と前記カバー材30との間がヒ
レタイト材93で気密にシールされ:ならびに内外障子
10、20の召し合わせ框11、21相互の間が前述の
ヒレタイト形式のシール材51で気密にシールされ;内
障子10の下框13の室内側面とサッシ下枠2の室内側
立ち上がり壁2aとの間がヒレタイト形式のシール材9
4により気密のシールされ;外障子20の上框26と外
上レール6Aとの間がシール材95により気密にシール
され;および内障子10の上框14と内上レール5Aと
の間がシール材96により気密にシールされ;ているこ
とである。
【0029】上述の構成によれば、内外障子10、20
のそれぞれの四周がシールされることとなる。
【0030】さらに、図20および図21に示すよう
に、サッシ上枠2の内外上レール5A、6Bより室内側
部分において、内外障子10、20の上端との間に置い
て室内外の気密を図るヒレタイト材形式のからなるシー
ル部材97、98によっても気密にシールすることが好
ましい。
【0031】ここに、前記シール部材97、98は、先
端に見込み方向に沿うヒレ部97a、98aが見付け方
向に間隔をおいて複数形成され、それぞれ外障子10の
左框25、および内障子10の右框13部分に対応した
位置においてサッシ上枠1に固定され、前記ヒレ部97
a、98aがそれぞれ外障子の左框25および内障子の
右框13に接する関係に構成することができる。
【0032】さらに、図15および図16に示すよう
に、内外障子10、20の召し合わせ框11、21下部
に内外下レール5B、6Bを取り囲んで室内外の気密を
図る気密部材70を含むことが望ましい。気密部材70
は鞍状をなしその両端部にアーチ状のヒレ部70aを有
し、このヒレ部70aが内外下レール5Bまたは6Bに
接する。また、さらに、図17および図18に示すよう
に、内外障子10、20の召し合わせ框11、21上部
に内外上レール5A、6Aを取り囲んで室内外の気密を
図る気密部材80を含むことが望ましい。気密部材80
は天地逆の鞍状をなし、その中央部にモヘヤ80a,8
0aを有し、このモヘヤ80a,80aが内外上レール
5Aまたは6Aに両側から接する。これらの気密部材7
0および気密部材80は、見付け方向他端(サッシ縦枠
3、4側)にも設けることができる。
【0033】これらの構成により、室内に音波侵入の可
能性のある部位を音響的に遮断できる。また、その部位
における内外障子10、20の動きにより接離する部分
は、ガスケットにより気密を図るのではなく、ヒレタイ
ト形態の気密シールを図っているので、内外障子10、
20の動きがスムースである。しかも、これらのシール
材または気密部材は内外障子10、20またはサッシ枠
の所定の位置に取り付け固定すればよいので、現場での
調整は不要となる。
【0034】内外障子10、20の閉止にはクレセント
を用いることで足り、グレモンによるサッシ枠への引き
寄せ操作は不要である。
【0035】ところで、気密部材70、80を召し合わ
せ框11、12の上下端部に嵌め込んで設けると、レー
ルの走行溝を切り欠くことによる召し合わせ框11、1
2の上下端部の補強効果がある。さらに、介在板40A
を内下レール5Bの中央部室外面に設けると、正圧を受
けたときにおいて、召し合わせ框11の下端部が変形し
て、室内側に寄ってしまうのを規制する。その結果、シ
ール用ヒレ部70aと内下レール5Bの接触位置に保た
れ、水密性および気密性の安定性が確保される。
【0036】<ロール網戸の設置形態について>たとえ
ば、図22〜図25の形態をもって、内外障子10、2
0を開放したときサッシ枠との間に展開されるロール網
戸を内外障子10、20に取り付けることができる。内
外障子10、20には網戸要素103の展開・収納部1
01、102が固定され、それぞれ網戸要素103がサ
ッシ枠3および4との間に展開される。このロール網戸
そのものの構成は公知であるので、説明を省略する。
【0037】なお、図10および図11に示すように、
内下レール5Bの室外側には網戸要素103面と当たる
ファスナーを設けるための溝部5B1が形成される。ま
た、下部気密ブロック40の上部は溝部5B1の高さ方
向位置にある。したがって、その部分ではファスナーを
連続化させることはできない。そこで、前述の介在板4
0Aを設けることにより、内下レール5Bとの間の気密
性を確保し、かつ介在板40Aにより肉薄の溝部5B1
の不連続部分の補強を図っている。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、クレセ
ントによる障子の閉鎖によりながらも、JIS A 4
706(サッシ)に規定される「T−2」(30等級
線)を満足することを確認できたものである。そして、
本発明によれば、構造が簡素で、現場調整がほとんど不
要なサッシの気水密構造および防音サッシを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サッシ構造の縦断面図である。
【図2】水平断面図である。
【図3】召し合わせ框部分の水平断面図である。
【図4】カバー材の斜視図である。
【図5】上部気密ブロックとカバー材との関係の斜視図
である。
【図6】縦断面と室外側から見た正面図の複合説明図で
ある。
【図7】縦断面と平面図の複合説明図である。
【図8】カバー材の側面図である。
【図9】カバー材の裏面図である。
【図10】サッシ下枠部分の側面図である。
【図11】介在板の正面図である。
【図12】部材の相対関係説明図である。
【図13】他の、部材の相対関係説明図である。
【図14】別の、部材の相対関係説明図である。
【図15】内召し合わせ框下部の平面図である。
【図16】下部気密部材の側面図である。
【図17】内召し合わせ框上部の平面図である。
【図18】上部気密部材の側面図である。
【図19】シール材の内召し合わせ框との関係図であ
る。
【図20】端部上シール材の縦断面図である。
【図21】その平面図である。
【図22】ロール網戸の側面図である。
【図23】平面図である。
【図24】外障子の開放状態平面図である。
【図25】内障子の開放状態平面図である。
【符号の説明】
1…上枠、2…下枠、3…左縦枠、4…右縦枠、10…
内障子、11…内召し合わせ框、12…係合片、20…
外障子、21…外召し合わせ框、22…係合片、30…
カバー材、31…通気孔、40…下部気密ブロック、5
1…封止シール材、60…上部気密ブロック、91〜9
8…シール材、S…閉鎖等圧空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E036 AA01 AA02 AA05 AA06 BA01 DA07 DA09 EB02 EB03 EB07 EB10 EC03 GA02 GA07 HA01 HB05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サッシ枠内に引違い障子が走行自在に設け
    られたサッシにおいて、 内外障子の召し合わせ框の室外および室内の係合片が係
    合する煙返し部が形成され、先端が外障子の室外側面に
    接する封止用シール材が内障子の室外面において取り付
    けられ、これらの煙返し部、外障子の室外側面、封止用
    シール材および内障子の室外面による仕切り要素により
    高さ方向の閉鎖等圧空間が形成され、 内外障子の召し合わせ框の下部に設けられ、サッシ下枠
    との間において室外と室内との気密を図る下部気密手段
    と、 内外障子の召し合わせ框の上部に設けられ、サッシ上枠
    との間において室外と室内との気密を図る上部気密ブロ
    ックとを備え、 前記下部気密手段は前記封止用シール材により封止され
    た閉鎖等圧空間を見付け方向に跨いで配置され、かつ下
    部気密手段には外気と前記閉鎖等圧空間とを連通する連
    通路が形成され、 前記上部気密ブロックは前記閉鎖等圧空間の上端開口の
    少なくとも一部を外気に連通させる位置において、サッ
    シ上枠との間において室外と室内との気密を図る、 構成としたサッシの気水密構造。
  2. 【請求項2】前記気密手段は、内外障子の閉鎖状態にお
    ける内外下レールの間にあって、内障子の下レールの外
    面とサッシ下枠とを囲み、内外障子の召し合わせ框部分
    まで延在するカバー材と、 内外障子の召し合わせ框の下部において前記カバー材上
    に配設され、室外と室内との気密を図る下部気密ブロッ
    クとを備えて構成され;前記下部気密ブロックには前記
    閉鎖等圧空間に連なる透孔が形成され、 前記カバー材はそのサッシ中央側端が前記透孔まで達し
    ないことにより;あるいは前記カバー材はそのサッシ中
    央側端が外気に連なって開口し前記透孔を超えて延在
    し、かつカバー材の上面に通気孔が形成されてこの通気
    孔が前記透孔に連なっていることにより、前記閉鎖等圧
    空間が外気と連通している、請求項1記載のサッシの気
    水密構造。
  3. 【請求項3】サッシ枠内に引違い障子が走行自在に設け
    られたサッシにおいて、 内外障子の閉鎖状態における内外の下レール間にあっ
    て、内障子の下レールの外面とサッシ下枠とを囲み、内
    外障子の召し合わせ框部分まで延在するカバー材と、内
    外障子の召し合わせ框の下部において前記カバー材上に
    配設され、室外と室内との気密を図る下部気密ブロック
    と、内外障子の召し合わせ框の上部に設けられ、サッシ
    上枠との間において室外と室内との気密を図る上部気密
    ブロックとを備え、 室内側から見た基準で、外障子の左框の外レールより室
    内側とサッシ縦枠との間、内障子の右框の内レールより
    室内側とサッシ縦枠との間、内外障子の召し合わせ框相
    互の間、この下方にあって外障子の下框の室内側面と前
    記カバー材との間、内障子の下框の室内側面とサッシ下
    枠の室内側立ち上がり壁との間、外障子の上框と外上レ
    ールとの間、および内障子の上框と内上レールとの間を
    それぞれヒレタイト材で気密にシールしている、 ことを特徴とする防音サッシ。
  4. 【請求項4】さらに、サッシ枠の内外上レールより室内
    側部分において、内外障子の上端との間に置いて室内外
    の気密を図るヒレタイト材からなる気密部材を含む、請
    求項3記載の防音サッシ。
  5. 【請求項5】前記気密部材は、先端に見込み方向に沿う
    ヒレ部が見付け方向に間隔をおいて複数形成され、それ
    ぞれ外障子の左框、および内障子の右框部分に対応した
    位置においてサッシ上枠に固定され、前記ヒレ部がそれ
    ぞれ外障子の左框および内障子の右框に接する関係にあ
    る請求項4記載の防音サッシ。
  6. 【請求項6】内外障子を開放したときサッシ枠との間に
    展開されるロール網戸が内外障子に取り付けられている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のサッシの気水密構
    造または防音サッシ。
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