JP2000314946A - カラー写真ハロゲン化銀材料 - Google Patents

カラー写真ハロゲン化銀材料

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JP2000314946A JP2000112030A JP2000112030A JP2000314946A JP 2000314946 A JP2000314946 A JP 2000314946A JP 2000112030 A JP2000112030 A JP 2000112030A JP 2000112030 A JP2000112030 A JP 2000112030A JP 2000314946 A JP2000314946 A JP 2000314946A
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クオング・リ
Dieter Rockser
デイーター・ロクザー
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エドガー・ドラバー
Markus Dr Geiger
マルクス・ガイガー
Juergen Heinecke
ユルゲン・ハイネツケ
Randolph Trommer
ランドルフ・トロマー
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理法にかかわりなく優れた色再現により傑
出しているカラー写真材料を提供すること。 【解決手段】 ネガとして現像され、そのハロゲン化銀
の少なくとも90モル%がAgClから成り、式(I)
又は(II) 【化1】 の化合物をそれぞれの感光層より支持体から遠い非−感
光層中に含有するカラー写真ハロゲン化銀材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はネガとして現像され、ハロゲン化
銀の少なくとも90モル%がAgClから成り、マゼン
タ及び赤の良好な色再現により傑出しているカラー写真
ハロゲン化銀材料に関する。
【0002】不透明画像のためのカラー写真材料の最適
の性質を得るために、互いに適合させられたプロセスが
多くの場合に売りに出される;このようなプロセスにお
いては、限定された処理法を含む限定された材料、限定
された露出装置及び限定された処理浴が使用のために薦
められる。
【0003】しかしながら、コストの理由で、処理法に
かかわりなく用いることができ且つ特に色再現に関して
最適の結果を与える対応するカラー写真材料が利用でき
るのが望ましい。
【0004】より良い色再現を得る1つの普通に用いら
れる方法は、より狭い吸光スペクトルを示すカラーカプ
ラー、例えば緑−感性ハロゲン化銀乳剤層におけるピラ
ゾロトリアゾールマゼンタカプラーの使用である。しか
しながら、この種類のマゼンタカプラーからカラー現像
によって生まれる画像の色は、環境条件の影響下で種々
の程度にある種の変化を受け易いことが既知である。こ
の場合には光、温度及び湿度の影響が特に顕著である。
【0005】これらの欠点を避けるために、EP 87
1 066は、緑−感性層に隣接する層において、一般
式(I):
【0006】
【化3】
【0007】[式中、R1は水素、アルキル又はアシル
を示し、R2、R3は互いに独立してアルキル、シクルア
ルキル、アルケニル、アリール、ハロゲン、OR4、S
5、NR67、ニトロ、シアノ、SO28、COO
9、COR10又はヘタリールを示し、R4、R5、R9
互いに独立してアルキル、シクロアルキル、アルケニ
ル、アリール又はヘタリールを示し、R6、R7は互いに
独立してH、R4、COR10、COOR9、SO28を示
し、R8、R10は互いに独立してアルキル、シクロアル
キル、アルケニル、アリール、ヘタリール又はNR67
を示し、n、mは0、1、2、3又は4を示すか、ある
いは2つのR2又はR3基はそれぞれ縮合炭素環式もしく
は複素環式環を示すことができるか、あるいは式Iの化
合物はR1、R2又はR3基の1つを介してポリマー鎖に
結合しており、ここでR2及びR3基の少なくとも1つは
フェノール性酸素に関してパラ位に位置している]の化
合物を使用することを開示している。
【0008】R1アシル基は芳香族もしくは脂肪族カル
ボン酸、カルバミン酸、炭酸、スルホン酸、スルフィン
酸又はリン酸の基であることができる。
【0009】ポリマー鎖中への導入は不飽和基、例えば
スチレン、アクリル酸又はメタクリル酸基を介して行う
ことができる。1つの適したモノマーは例えば
【0010】
【化4】
【0011】である。
【0012】さらに、式I又は式IIの化合物は重合に
似た反応によりポリマーに結合することができ、例えば
以下の化合物
【0013】
【化5】
【0014】をポリマーに結合することができる。
【0015】
【化6】
【0016】1つの好ましい態様の場合、R2はR3と同
じであり、nはmと同じである。
【0017】R1は好ましくは水素又はアシルを示し、
2及びR3は好ましくはアルキルを示し、ここでアルキ
ル基R2及びR3中のC原子の合計は好ましくは≧8であ
る。好ましいアシル基は芳香族及び脂肪族カルボン酸の
基である。
【0018】式(I)の化合物の例及びその製造法はE
P 870 066に開示されている。
【0019】式(I)の化合物はDOP掃去剤(DOP
=現像薬酸化生成物)と呼ばれるものとして機能する。
【0020】しかしながら、カラー現像液が高められた
温度にあり且つ現像時間が短い処理法においては、この
手段により満足な程度の色再現が得られない。
【0021】本発明の目的は、処理法にかかわりなく良
好な色再現により傑出しているカラー写真材料を提供す
ることであった。
【0022】この目的は、それぞれの感光層より支持体
から遠い非−感光層中に、式(I)又は式(II)の化
合物を含有する材料により達成される。
【0023】
【化7】
【0024】式中、R11及びR12は互いに独立してアル
キル、シクルアルキル、アリール、ハロゲン、SR5
NR67、ニトロ、シアノ、SO28、COOR9、C
OR10 ヘタリール又は水素を示し、R13及びR14は互
いに独立してOR15又はR11を示し、R5、R6、R7
8、R9及びR10は上記の意味を有し、R15は水素、ア
ルキル又はアリールを示し、oは0、1、2、3又は4
を示し、pは0、1、2又は3を示し、2つのR13及び
14は一緒になって縮合炭素環式もしくは複素環式環の
残りのメンバーを示すことができるか、あるいは化合物
は基R13及びR14の1つを介してポリマー鎖に結合して
いる。
【0025】R11及びR13が水素原子を示す式IIの化
合物の例は次のとおりである:
【0026】
【表1】
【0027】置換基R14の位置は酸素原子に対するもの
であり;置換基R13の位置はフェニル環の結合に対する
ものである。
【0028】さらに別の例は次のとおりである:
【0029】
【化8】
【0030】
【化9】
【0031】従って、本発明は、ネガとして現像され、
ハロゲン化銀の少なくとも90モル%がAgClから成
り、少なくとも1種のイエローカプラーを含有する少な
くとも1つの青−感性ハロゲン化銀乳剤層、少なくとも
1種のマゼンタカプラーを含有する少なくとも1つの緑
−感性ハロゲン化銀乳剤層、及び少なくとも1種のシア
ンカプラーを含有する少なくとも1つの赤−感性ハロゲ
ン化銀乳剤層を含み、それぞれの感光層より支持体から
遠い非−感光層が式(I)又は式(II)の化合物を含
有することを特徴とするカラー写真ハロゲン化銀材料に
関する。
【0032】式(I)又は式(II)の化合物は5〜1
000mg/m2、特に好ましくは10〜500mg/
2の量で用いられる。
【0033】式(I)の化合物は塩(フェノレート)と
しても存在することができ;金属カチオン及びアンモニ
ウムイオンがカチオンとして適している。
【0034】該化合物は好ましくは乳剤として用いられ
る。この目的のために、例えば、10gの式(I)又は
式(II)の化合物及び8gのリン酸トリクレシルを4
0℃において6gの酢酸エチル中に溶解し、それをホモ
ジナイザーを用い、200バール及び40℃において、
8gのゼラチン、2gの商業的に入手可能な乳化剤及び
70mlの水を含むゼラチン相中で乳化し:続いて酢酸
エチルを蒸留することができる。
【0035】カラー写真材料は好ましくは複写機材料で
ある。
【0036】写真複写機材料は支持体を含み、その上に
少なくとも1つの感光性ハロゲン化銀乳剤層が堆積され
る。支持体として、薄いフィルム及び箔が特に適してい
る。支持体材料及びその前面及び裏面に堆積される補助
層の概覧は、Research Disclosure
37254,part 1(1995),page2
85に示されている。
【0037】カラー写真複写機材料は、通常、その支持
体上に以下の順序で:青−感性、イエロー−カプリング
ハロゲン化銀乳剤層、緑−感性、マゼンタ−カプリング
ハロゲン化銀乳剤層及び赤−感性、シアン−カプリング
ハロゲン化銀乳剤層を含んでなり:これらの層を例えば
最初に緑−感性層を支持体上に堆積させ、次いで赤−感
性層そして最後に青−感性層を堆積させることにより互
いに交換することができる。
【0038】写真乳剤層の必須の成分は結合剤、ハロゲ
ン化銀粒子及びカラーカプラーである。
【0039】適した結合剤についての情報は、Rese
arch Disclosure37254,part
2(1995),page 286に示されている。
【0040】適したハロゲン化銀乳剤、それらの製造、
熟成、安定化及び、適した分光増感剤を含む分光増感に
ついての情報は、Research Disclosu
re37254,part 3(1995),page
286及びResearch Disclosure
37038,part XV(1995),page
89に示されている。
【0041】増感色素の存在下で沈殿を行うこともでき
る。錯体化剤及び/又は色素をいずれかの所望の時点
に、例えばpHを変えることによるか又は酸化処理によ
り、無効とすることができる。
【0042】カラーカプラーに関する情報は、Rese
arch Disclosure37254,part
4(1995),page 288及びResear
ch Disclosure 37038,part
II(1995),page 80に見いだされる。カ
プラー及び現像薬酸化生成物から生成する色素の極大吸
収は、好ましくは以下の領域内にある:イエローカプラ
ー430〜460nm、マゼンタカプラー540〜56
0nm、シアンカプラー630〜700nm。
【0043】概して疎水性であるカラーカプラーならび
に層の他の疎水性成分はまた、通常、高−沸点有機溶媒
中に溶解又は分散される。次いでこれらの溶液又は分散
液は結合剤水溶液(通常はゼラチン溶液)中に乳化さ
れ、層が乾燥された後それは微滴(直径が0.05〜
0.8mm)として層に存在する。
【0044】適した高−沸点有機溶媒、写真材料の層中
への導入の方法ならびに写真層中への化学化合物の導入
の他の方法は、Research Disclosur
e37254,part 6(1995),page
292に記載されている。
【0045】一般に異なる分光感度の層の間に配置され
る非−感光性中間層は、現像薬酸化生成物が1つの感光
層から異なる分光増感を有する他の感光層中に望ましく
ない拡散をするのを妨げる媒体を含有することができ
る。
【0046】適した化合物(ホワイトカプラー、掃去剤
又はDOP掃去剤)は、Research Discl
osure 37254,part 7(1995),
page 292及びResearch Disclo
sure 37038,part III(199
5),page 84に記載されている。
【0047】写真材料はさらにUV光を吸収する化合
物、増白剤、スペーサー、フィルター色素、ホルマリン
掃去剤、光安定剤、酸化防止剤、DMin色素、色素−、
カプラー−及びホワイト(white)安定性を向上さ
せるためならびにカラーカブリを減少させるための添加
剤、可塑剤(ラテックス)、殺生物剤ならびに他の物質
を含むことができる。
【0048】適した化合物はResearch Dis
closure 37254,part 8(199
5),page 292ならびにResearch D
isclosure 37038,part IV、
V、VI、VII、X、XI及びXIII(199
5),page 84以下に示されている。
【0049】カラー写真材料の層は通常硬膜される、す
なわち用いられる結合剤、好ましくはゼラチンが適した
化学的方法により架橋される。
【0050】瞬間もしくは迅速硬膜剤が好適に用いら
れ、ここで瞬間もしくは迅速硬膜剤は、流延の直後そし
て最も遅くとも流延から数日後に、架橋反応による層複
合体のセンシトメトリーにおける変化又は膨潤がそれ以
上起こらない程度まで硬膜が進行してしまうようにゼラ
チンを架橋する化合物であると理解される。膨潤は、材
料の水性処理の間の湿潤層厚さと乾燥層厚さの間の差を
意味すると理解されるべきである。
【0051】適した瞬間及び迅速硬膜剤物質は、Res
earch Disclosure37254,par
t 9(1995),page 294及びResea
rch Disclosure 37038,part
XII(1995),page 86に記載されてい
る。
【0052】画像毎の露出の後、カラー写真材料はそれ
らの性質に対応する種々の方法により処理される。用い
られる方法及びそのために必要な化学品に関する詳細
は、Research Disclosure 372
54,part 10(1995),page 294
及びResearch Disclosure 370
38,part XVI〜XXIII(1995),p
age 95以下に材料の例と共に公開されている。本
発明に従うカラー写真材料は10〜30秒の現像時間を
用いる短時間処理に特に適している。
【0053】露出のための光源として、ハロゲンランプ
又はレーザー照射源が特に適している。
【0054】適したマゼンタカプラーは式III又はI
【0055】
【化10】
【0056】[式中、R31、R32、R33及びR34は互い
に独立して水素、アルキル、アラルキル、アリール、ア
ロキシ、アルキルチオ、アリールチオ、アミノ、アニリ
ノ、アシルアミノ、シアノ、アルコキシ−カルボニル、
アルキルカルバモイル又はアルキルスルファモイルを示
し、ここでこれらの基はさらに置換されていることがで
き、これらの基の少なくとも1つはバラスト基を含有
し、Yは水素以外であり、且つ発色カプリングの間に分
裂し得る基(揮発性基)を示す]に相当する。
【0057】R31及びR33は好ましくはtert.−ブ
チルであり;Yは好ましくは塩素である。
【0058】これらのカプラーはそれを用いて生成する
マゼンタ色素の色のさえのために特に有利である。
【0059】好ましい式IIIのカプラーは以下の式に
相当するものである:
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】適した式IVのカプラーは以下の式のカプ
ラーである:
【0065】
【表6】
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】
【表9】
【0069】適したイエローカプラーは式V
【0070】
【化11】
【0071】[式中、R51、R52、R53は互いに独立し
てアルキルを示すか、あるいはR52とR53は一緒になっ
て3−〜6−員環を形成し;R54はアルキル、アルコキ
シ又はハロゲンを示し、R55はハロゲン、アルキル、ア
ルコキシ、アリールオキシ、アルコキシカルボニル、ア
ルキルスルホニル、アルキルカルバモイル、アリールカ
ルバモイル、アルキルスルファモイル又はアリールスル
ファモイルを示し;Z1は−O−又は−NR56−を示
し;Z2は−NR57−又は−C(R58)R59−を示し;
56、R57、R58及びR59は互いに独立して水素又はア
ルキルを示す]に相当する。
【0072】R51、R52及びR53は好ましくはCH3
ある。
【0073】R54は好ましくはCl又はOCH3であ
る。
【0074】R55は好ましくは−COOR60、−CON
HR60又は−SO2NHCOR60であり、ここでR60
10−C18アルキルである。
【0075】適したシアンカプラーは式VI
【0076】
【化12】
【0077】[式中、R61、R62、R63及びR64は互い
に独立して水素又はC1−C6アルキルを示す]に相当す
る。
【0078】R61は好ましくはCH3又はC25であ
る。
【0079】R62は好ましくはC2−C6アルキルであ
る。
【0080】R63及びR64は好ましくはt−C49又は
t−C511である。
【0081】式VIのシアンカプラーの例には:R61
25、R62=n−C49、R63=R64=t−C49
あるVI−1、R61=R62=C25、R63=R64=t−
511であるVI−2、R61=C25、R62=n−C3
7、R63=R64=t−C511であるVI−3、R61
=CH3、R62=C25、R63=R64=t−C3−H11
あるVI−4が含まれる。
【0082】ハロゲン化銀乳剤は好ましくは8モル%以
下のAgIを含有し;残りはAgBrである。
【0083】ハロゲン化銀乳剤は好ましくは少なくとも
95モル%のAgClを含有し、第VIII及びIIB
属の金属又はRe、Au、PbもしくはTlの少なくと
も1種の型のイオン又は金属錯体がドーピングされてい
る。
【0084】第VIII及びIIB属の金属又は金属R
e、Au、PbもしくはTlの1種より多い型のイオン
又は金属錯体を用いてドーピングを行う場合、これらの
イオン又は金属錯体を1つの区域に加えることができる
か又は複数の区域に別々に加えることができる。
【0085】好ましいイオン又は金属錯体は:Ir3+
Ir4+、Rh3+及びHg2+である。 Ir3+、Ir4+、Rh3+の量:5nmol/molAg
〜50μmol/molAg、好ましくは10nmol
/molAg〜500μmol/molAg。 Hg2+の量: 0.5μmol/mol
Ag〜100μmol/molAg、好ましくは1μm
ol/molAg〜30μmol/molAg。 Ir3+、Ir4+、Rh3+及びHg2+の添加の方法:流入
するNaCl溶液中。
【0086】内部区域、好ましくはコアに好ましくはH
2+をドーピングし、外部区域、特に最外区域に好まし
くはIr3+、Ir4+及び/又はRh3+をドーピングす
る。
【0087】
【実施例】ハロゲン化銀乳剤の調製 0.ミクレート(micrate)乳剤(EmM1)
(ドーパント−非含有ミクレート) 脱イオン水を用いて以下の溶液を調製した: 溶液02及び03を同時に且つ強力に撹拌しながら30
分かけ、一定の添加速度でpAg7.7及びpH5.0
において溶液01に加えた。沈殿の間、NaCl溶液を
沈殿容器に加えることによりpAgを一定に保ち、H2
SO4を加えることによりpHを一定に保った。0.0
9μmの平均粒径を有するAgCl乳剤が得られた。重
量によるゼラチン/AgNO3比は0.14であった。
乳剤を40℃において限外濾過に供し、洗浄し、重量に
よるゼラチン/AgNO3比が0.3となり、乳剤がk
g当たり200gのAgClを含有する量のゼラチン及
び水を用いて再−分散させた。再−分散の後、粒度は
0.12μmであった。1.青−感性乳剤EmB 脱イオン水を用いて以下の溶液を調製した: 溶液12及び13を同時に且つ強力に撹拌しながら、沈
殿容器中に入れられている溶液11に150分かけ、
7.7のpAgにおいて加えた。乳剤(EmMI)の沈
殿の場合と同様にpAg及びpH値を制御した。最初の
100分をかけて溶液13の添加速度を2ml/分から
18ml/分に直線的に増加させ、残る50分において
20ml/分の一定の添加速度を用いるように添加を調
節した。0.71μmの平均粒径を有するAgCl乳剤
が得られた。乳剤はAgClのモル当たり10ナノモル
のIr4+を含有した。重量によるゼラチン/AgNO3
比(下記においては乳剤中のAgClの量をAgNO3
に変換する)は0.14であった。乳剤を限外濾過に供
し、洗浄し、重量によるゼラチン/AgNO3比が0.
56となり、乳剤がkg当たり200gのAgNO3
含有する量のゼラチン及び水を用いて再−分散させた。
【0088】0.53のpH及び40℃の温度において
最適量の塩化金(III)及びNa 223を用いて乳
剤を2時間熟成させた。化学熟成の後、40℃において
AgClのモル当たり30ミリモルの化合物(Sens
B)を用いて乳剤を分光的に増感し、0.4ミリモル
の化合物(Stab 1)を用いて安定化し、続いて
0.006モルのKBrを用いて処理した。
【0089】
【化13】
【0090】2.緑−感性乳剤EmG 脱イオン水を用いて以下の溶液を調製した:
【0091】
【表10】
【0092】40℃において溶液22及び23を同時に
且つ強力に撹拌しながら、沈殿容器中に入れられている
溶液21に75分かけ、7.7のpAgにおいて加え
た。乳剤(EmMI)の沈殿の場合と同様にpAg及び
pH値を制御した。最初の50分をかけて溶液23の添
加速度を4ml/分から36ml/分に直線的に増加さ
せ、残る25分において40ml/分の一定の添加速度
を用いるように添加を調節した。0.50μmの平均粒
径を有するAgCl乳剤が得られた。乳剤はAgClの
モル当たり10ナノモルのIr4+及び3μモルのHgC
2を含有した。重量によるゼラチン/AgNO3比は
0.14であった。乳剤を限外濾過に供し、洗浄し、重
量によるゼラチン/AgNO3比が0.56となり、乳
剤がkg当たり200gのAgNO3を含有する量のゼ
ラチン及び水を用いて再−分散させた。
【0093】0.53のpH及び60℃の温度において
最適量の塩化金(III)及びNa 223を用い、
2.5kgの乳剤(500gのAgNO3に相当する)
を2時間熟成させた。化学熟成の後、50℃においてA
gClのモル当たり40ミリモルの化合物(Sens
G)を用いて乳剤を分光的に増感し、0.4ミリモルの
化合物(Stab 1)、0.4ミリモルの化合物(S
tab 2)及び0.4ミリモルの化合物(Stab
3)を用いて安定化し、続いて0.01モルのKBrを
用いて処理した。
【0094】
【化14】
【0095】赤−感性乳剤EmR 緑−感性乳剤EmG 1の場合と同様に沈殿、塩の除去
及び再−分散を行った。60℃の温度において最適量の
塩化金(III)及びNa223を用いる化学熟成の
後、40℃においてAgNO3のモル当たり40μモル
の化合物(Sens R1)及び10μモルの化合物
(Sens R2)を用いて乳剤を分光的に増感し、9
54μモル(Satb 1)及び2.24ミリモル(S
tab 4)を用いて安定化し;続いて0.003モル
のKBrを加えた。
【0096】
【化15】
【0097】層構造 両側にポリエチレンがコーティングされた紙を含むフィ
ルムベース上に以下の層を示されている順序で堆積させ
ることによりカラー写真記録材料を製造した。量のデー
タはそれぞれの場合に1m2に関して示す。ハロゲン化
銀の堆積に関しては対応するAgNO3の量を引用す
る。層構造1 第1層(基質層): 0.3gのゼラチン 第2層(青−感性層): 0.4gのAgNO3を含むEmB 0.635gのゼラチン 0.35gのイエローカプラーGB−1 0.15gのイエローカプラーGB−2 0.38gのリン酸トリクレシル(TCP) 第3層(中間層): 1.1gのゼラチン 0.08gの掃去剤SC 0.02gのホワイトカプラーWK 0.1gのTCP 第4層(緑−感性層): 0.23gのAgNO3を含むEmG 1.2gのゼラチン 0.23gのマゼンタカプラーIII−2 0.23gの色安定剤ST−1 0.17gの色安定剤ST−2 0.23gのTCP 第5層(UV保護層): 1.1gのゼラチン 0.08gのSC 0.02gのWK 0.6gのUV吸収剤UV 0.1gのTCP 第6層(赤−感性層): 0.26gのAgNO3を含むEmRならびに0.75
gのゼラチン 0.40gのシアンカプラーVI−2 0.36gのTCP 第7層(UV保護層): 0.35gのゼラチン 0.15gのUV 0.075gのTCP 第8層(保護層): 0.90gのゼラチン 0.3gの硬膜剤HM 層構造2:第7層がさらに0.05gの化合物SCを含
有した以外は層構造1と同様。 層構造3:第3層においてマゼンタカプラーIII−2
の代わりに同じ量のマゼンタカプラーIII−1を用い
た以外は層構造1と同様。 層構造4:第7層がさらに0.2gの化合物SCを含有
した以外は層構造3と同様。 層構造5:第7層がさらに0.2gの化合物(II−
2)を含有した以外は層構造3と同様。 層構造6:第7層がさらに0.2gの化合物(II−2
0)を含有した以外は層構造3と同様。
【0098】層構造1〜6において初めて用いられる化
合物:
【0099】
【化16】
【0100】
【化17】
【0101】処理: 選択的一体露出(selective integra
l exposure): 段階当たり0.1の濃度段階
を有する段階付き(graduated)30−段階モ
デル中性ウェッジフィルターの後で、40ミリ秒の露出
時間の間、一定量の光を用いて試料を露出した。試料の
選択的青、緑又は赤露出を行うために、青フィルター
(445nmにおいて極大透明度を有するU438+U
449 X)、緑フィルター(531nmにおいて極大
透明度を有するU531)及び赤フィルター(L62
2)の対応するセットを光源とモデル中性ウェッジフィ
ルターの間に挿入した。露出の後、以下のプロセスを用
いて以下の通りに試料を処理した:プロセスAP94(標準的プロセス) a)カラー現像液−45秒−35℃ トリエタノールアミン 9.0g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 4.0g ジエチレングリコール 0.05g 3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N−メタン− スルホンアミドエチル−アニリンサルフェート 5.0g 亜硫酸カリウム 0.2g トリエチレングリコール 0.05g 炭酸カリウム 22g 水酸化カリウム 0.4g エチレンジアミン四酢酸、ジ−Na塩 2.2g 塩化カリウム 2.5g 1,2−ジヒドロキシベンゼン−3,4,6−トリスルホン酸、 三ナトリウム塩 0.3g 水を用いて1000mlに補足;pH10.0。 b)漂白定着浴−45秒−35℃ チオ硫酸アンモニウム 75g 亜硫酸水素ナトリウム 13.5g 酢酸アンモニウム 2.0g エチレンジアミン四酢酸(鉄アンモニウム塩) 57g 25%アンモニア 9.5g 酢を用いて1000mlに補足;pH5.5。 c)水洗−2分−33℃ d)乾燥 短時間プロセス カラー現像液33秒−38℃ テトラエチレングリコール 20.0g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 4.0g (N−エチル−N−(2−メタンスルホンアミド)エチル)−4− アミノ−3−メチルベンゼンサルフェート 5.0g 亜硫酸カリウム 0.2g 炭酸カリウム 30.0g ポリ無水マレイン酸 2.5g ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.2g 光学的増白剤(4,4’−ジアミノスチルベン型) 2.0g 臭化カリウム 0.02g 水を用いて1000mlに補足し;pHをKOH又はH
2SO4を用いて10.2に調整する。漂白定着浴−33秒−36℃ チオ硫酸アンモニウム溶液、58重量% 110ml アンモニア、25重量% 2.7ml 二亜硫酸ナトリウム 16.2g アンモニウム鉄EDTA、48重量% 101ml 酢酸、85重量% 7.7ml 水を用いて1000mlに補足し;pHをアンモニア又
はリン酸を用いてpH5.85に調整する。安定化浴−90秒−36℃ 水 900ml 二亜硫酸ナトリウム 2g ヒドロキシエタンジホスホン酸;二ナトリウム塩 4g 安息香酸ナトリウム 0.5g 水を用いて1000mlに補足する。乾燥 選択的露出により得られる段階付きイエロー、マゼンタ
及びシアン色濃度曲線に対応するセンシトメトリー結果
をX−Rite 414ステータスAを用いて測定し、
以下のパラメーターの形態で示した: Dmin yell:イエロー色濃度曲線中の未露出領域におけ
る領域のイエロー濃度 PDyell(1.5):イエロー色濃度曲線上のイエロー
濃度=1.5 SDmag in yell(1.5):イエロー色濃度曲線上のイエロ
ー濃度(青フィルターの後で測定)=1.5におけるマ
ゼンタ濃度(緑フィルターの後で測定) SDcyan in yell(1.5):イエロー色濃度曲線上のイエ
ロー濃度(青フィルターの後で測定)=1.5における
シアン濃度(赤フィルターの後で測定) マゼンタ及びシアンに関するパラメーターをイエローに
関する場合と同様に定義した。−1.5のイエロー濃度
におけるイエロー色再現を以下の通りに定義する:青へ
の選択的露出の間のイエロー中のマゼンタ濃度(mag
二次的色濃度;%における): MSDmag in yell(1.5)=100% x (SD
mag in yell(1.5)−Dmin mag)/PDyell(1.
5)−Dminyell) 青への選択的露出の間のイエロー中のシアン濃度(cy
an二次的色濃度;%における): MSDcyan in yell(1.5)=100% x (SD
cyan in yell(1.5)−Dmin cyan)/PD
yell(1.5)−Dminyell) マゼンタ及びシアンに関するパラメーターをイエローに
関する場合と同様に定義した。
【0102】
【表11】
【0103】表から、式(I)又は式(II)の化合物
(Sc)を第7層に加えることにより二次的色濃度を減
少させることができることがわかる。特にマゼンタ中の
シアン二次的色濃度が短時間処理法の後に減少する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドガー・ドラバー ドイツ・デー−51519オーデンタール・シ ユトラサーホフ18 (72)発明者 マルクス・ガイガー ドイツ・デー−40764ランゲンフエルト・ フエルバーシユトラーセ4 (72)発明者 ユルゲン・ハイネツケ ドイツ・デー−42799ライヒリンゲン・ノ イキルヘナーシユトラーセ22アー (72)発明者 ランドルフ・トロマー ドイツ・デー−42799ライヒリンゲン・ア ルターミユーレンベーク20アー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガとして現像され、ハロゲン化銀の少
    なくとも90モル%がAgClから成り、少なくとも1
    種のイエローカプラーを含有する少なくとも1つの青−
    感性ハロゲン化銀乳剤層、少なくとも1種のマゼンタカ
    プラーを含有する少なくとも1つの緑−感性ハロゲン化
    銀乳剤層、及び少なくとも1種のシアンカプラーを含有
    する少なくとも1つの赤−感性ハロゲン化銀乳剤層を含
    み、それぞれの感光層より支持体から遠い非−感光層
    が、式(I)又は式(II) 【化1】 [式中、R1は水素、アルキル又はアシルを示し、R2
    3は互いに独立してアルキル、シクルアルキル、アル
    ケニル、アリール、ハロゲン、OR4、SR5、NR
    67、ニトロ、シアノ、SO28、COOR9、COR
    10又はヘタリールを示し、R4、R5、R9は互いに独立
    してアルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール
    又はヘタリールを示し、R6、R7は互いに独立してH、
    4、COR10、COOR9、SO28を示し、R8、R
    10は互いに独立してアルキル、シクロアルキル、アルケ
    ニル、アリール、ヘタリール又はNR67を示し、n、
    mは0、1、2、3又は4を示すか、あるいは2つのR
    2又はR3基はそれぞれ縮合炭素環式もしくは複素環式環
    を示すことができるか、あるいは式Iの化合物はR1
    2又はR3基の1つを介してポリマー鎖に結合してお
    り、ここでR2及びR3基の少なくとも1つはフェノール
    性酸素に関してパラ位に位置している] 【化2】 [式中、R11及びR12は互いに独立してアルキル、シク
    ルアルキル、アリール、ハロゲン、SR5、NR67
    ニトロ、シアノ、SO28、COOR9、COR10
    タリール又は水素を示し、R13及びR14は互いに独立し
    てOR15又はR11を示し、R5、R6、R7、R8、R9
    びR10は上記の意味を有し、R15は水素、アルキル又は
    アリールを示し、oは0、1、2、3又は4を示し、p
    は0、1、2又は3を示し、2つの基R13及びR14は一
    緒になって縮合炭素環式もしくは複素環式環の残りのメ
    ンバーを示すことができるか、あるいは化合物は基R13
    及びR14の1つを介してポリマー鎖に結合している]の
    化合物を含有することを特徴とするカラー写真ハロゲン
    化銀材料。
  2. 【請求項2】 R1が水素又はアシルを示し、R2及びR
    3がアルキルを示し、ここでR2及びR3アルキル基中の
    C原子の合計が≧8であることを特徴とする請求項1に
    記載のカラー写真材料。
  3. 【請求項3】 それぞれの感光層より支持体から遠い非
    −感光層が式(I)の化合物を5〜1000mg/m2
    の量で含むことを特徴とする請求項1に記載のカラー写
    真材料。
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