JP2000317700A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000317700A
JP2000317700A JP11128288A JP12828899A JP2000317700A JP 2000317700 A JP2000317700 A JP 2000317700A JP 11128288 A JP11128288 A JP 11128288A JP 12828899 A JP12828899 A JP 12828899A JP 2000317700 A JP2000317700 A JP 2000317700A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、所定の搬送位置をはさんで配
置された受取手段に対し、搬入された搬送対象を搬送位
置上に引きずることなく、短時間で移載することができ
る搬送装置を提供する。 【解決手段】 搬送装置1は、アンローダ4に対してキ
ャリヤプレート3を移載可能に設けられ、キャリヤプレ
ート3を離脱可能に支持する支持手段10と、キャリヤ
プレート3を支持している支持手段10を搬送方向に沿
って移動させる搬送方向移動手段11と、キャリヤプレ
ート3をプレス板2の表面2aから所定距離浮上させて
支持する浮上位置と、プレス板2の表面2a上に載置し
て支持状態から離脱される離脱位置との間で、支持手段
10を昇降移動させる昇降移動手段12と、キャリヤプ
レート3を支持手段10からアンローダ4に移動させる
移載手段13と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送装置に関し、
さらに詳しくは、所定の搬送位置をはさんで搬送対象を
受け取る受取手段と反対側に配置され、搬送対象を搬送
位置に搬入し、受取手段に搬送対象を移載する搬送装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ホットプレスやコールドプレス
においては、被プレス材料を熱板や冷却板等のプレス板
間に配置し、所定の温度に調整されたプレス板によって
加圧することにより、被プレス材料を加圧すると共に、
加熱または冷却する。そして、特に、多段プレスにおい
ては、複数の被プレス材料を一度に容易にプレス板間に
搬入し、あるいは、プレス板間から搬出するために、一
般に、搬送対象としてプレス材料がそれぞれ載置された
キャリヤプレートを搬送装置によってプレス板に対して
搬送することが行われている。この場合、プレス板の表
面上の所定の位置が、搬送対象であるキャリヤプレート
を搬送する搬送位置となる。
【0003】ところで、このような多段プレス装置用の
ローダ・アンローダ(搬送装置)においては、近年、多
段プレス装置システムの合理化を図るために、図8に示
すように、多段ホットプレスHPや多段コールドプレス
CP等の複数台の多段プレス装置に1台の搬送装置6で
搬送対象を搬送することが考えられている。図8に示し
た多段プレス装置システムでは、搬送装置6を支持する
レール7が敷設され、このレール7の片側に沿って複数
台の多段プレス装置HP,CPが並設されており、レー
ル7上を搬送装置6が自走するよう構成されている。
【0004】このようなプレス板間にキャリヤプレート
(送り板)を搬送するための多段プレス装置用ローダ・
アンローダとしては、特公平7−115239号公報や
特公平7−115240号公報に開示されたものが知ら
れている。
【0005】特公平7−115239号公報に開示され
たものは、被プレス材料を搭載した送り板を多段プレス
装置の熱板若しくはプレス板間に送出入するための多段
プレス装置用旋回式ローダ・アンローダであって、自走
機能を備えた走行台車と、該走行台車上に載置されて所
定の回転手段にて一軸回りに回転作動せしめられる回転
盤と、水平方向に一定量移動し得る状態で該回転盤に搭
載された中間移動体と、該中間移動体の移動方向と同じ
方向に一定量移動し得る状態で該中間移動体に搭載され
たアーム支持枠体と、上下方向において前記多段プレス
装置の熱板若しくはプレス板の配設間隔に対応した間隔
を相互に隔てて該アーム支持枠体から前記中間移動体の
移動方向に平行に延び出させられた、前記送り板を搭
載、支持するための複数組の支持アームと、前記中間移
動体を前記回転盤に対して相対移動させる第一の移動手
段と、前記アーム支持枠体を該中間移動体に対して相対
移動させる第二の移動手段とを備え、それら第一の移動
手段と第2の移動手段による中間移動体とアーム支持体
の移動作動に基づいて、前記支持アームに搭載、支持せ
しめた送り板を前記多段プレス装置の熱板若しくはプレ
ス板間に送出入せしめる枠体移動手段とを含むことを特
徴としている。
【0006】このものにおいては、図8に示したように
レール7の片側に設置された多段プレス装置HP,CP
だけでなく、その反対側に設置された多段プレス装置に
対してもキャリヤプレートを搬送すること等ができる。
【0007】一方、特公平7−115240号公報に開
示されたものは、被プレス材料を搭載した送り板を多段
プレス装置の熱板若しくはプレス板間に送出入するため
の多段プレス装置用ローダ・アンローダであって、前記
送り板の幅方向の両端部を支持して該送り板を搭載する
ための互いに平行な一対の支持アームの組を、前記多段
プレス装置の熱板若しくはプレス板の配置間隔に対応し
て上下に複数組備えてなる送り板支持装置と、少なくと
も、前記支持アームに搭載した送り板を前記多段プレス
装置の各対応する熱板若しくはプレス板から所定距離浮
上させる浮上位置と、該送り板を各対応する熱板若しく
はプレス板上に載置して前記支持アームから離脱させる
離脱位置との間で、該送り板支持装置を昇降させる昇降
手段と、前記支持アームに搭載した送り板を前記多段プ
レス装置の熱板若しくはプレス板間のプレス位置に位置
せしめる前進位置と、該送り板を多段プレス装置の熱板
若しくはプレス板から外れた退避位置に位置せしめる後
退位置との間で、前記送り板支持装置を前記支持アーム
の延出方向に進退移動させる進退手段と、前記送り板支
持装置が前記浮上位置に達したことを検出する浮上位置
検出手段と、前記送り板支持装置が前記離脱位置に達し
たことを検出する離脱位置検出手段と、前記送り板支持
装置が前記前進位置に達したことを検出する前進位置検
出手段と、前記送り板支持装置が前記後退位置に達した
ことを検出する後退位置検出手段と、それら浮上位置検
出手段、離脱位置検出手段、前進位置検出手段、および
後退位置検出手段の各検出手段の検出結果に基づいて、
前記昇降手段と進退手段とを駆動制御し、前記送り板支
持装置の支持アームに搭載した送り板を、前記多段プレ
ス装置の熱板若しくはプレス板の各対応するプレス位置
に、それら熱板若しくはプレス板から浮上させた状態で
送入して載置させる一方、それら熱板若しくはプレス板
のプレス位置に載置された送り板を、前記送り板支持装
置の支持アームに搭載して、それら熱板若しくはプレス
板から浮上させた状態で該多段プレス装置から取り出さ
せる駆動制御手段とを含むことを特徴としている。
【0008】このものにおいては、多段プレス装置の熱
板若しくはプレス板上のプレス位置に、送り板を、熱板
若しくはプレス板から浮上させた状態で送出入させるこ
と等ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これらの複数の多段プ
レス装置および搬送装置は、図9に示すように、その順
序や設置場所のスペースが制限されることによって、一
直線上に配列しなければならない場合がある。この場合
においては、ローダとアンローダとを個別に配置し、こ
れらの間に複数の多段プレス装置を一直線上に配列す
る。
【0010】しかしながら、上記従来の技術にあって
は、1台のローダ・アンローダによって複数の多段プレ
ス装置にキャリヤプレートを送出入させるものであっ
て、個別に配置されたローダからアンローダに搬送対象
を移載するような構成を有しておらず、複数の多段プレ
ス装置の両端にローダとアンローダとを個別に一直線上
に配置する場合には採用することができなかった。すな
わち、従来の技術では、所定の搬送位置をはさんで配置
された受取手段に搬送対象を移載することができるもの
ではなく、そのような搬送装置が望まれていた。
【0011】また、被プレス材料が加圧・加熱と加圧・
冷却とを必要とするものであり、複数の多段プレス装置
がホットプレスとコールドプレスとを含み、被プレス材
料をホットプレスで加圧・加熱した後に、直ちにコール
ドプレスで加圧・冷却することが望ましい場合がある。
しかしながら、上記のように1台のローダ・アンローダ
により搬送対象をホットプレスから搬出してコールドプ
レスに移動させて搬入することは時間がかかることにな
る。そのために搬送対象である被プレス材料を好ましい
状態でプレス加工することができないという問題もあっ
た。
【0012】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、簡単な構成で、所定の搬送位置をはさんで
配置された受取手段に対し、搬入された搬送対象を搬送
位置上に引きずることなく、短時間で移載することがで
きる搬送装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、所定の搬送位置をはさんで搬送対
象を受け取る受取手段と反対側に配置され、搬送対象を
搬送位置に搬入し、受取手段に搬送対象を移載する搬送
装置であって、受取手段に対して搬送対象を移載可能に
設けられ、搬送対象を離脱可能に支持する支持手段と、
搬送対象を支持している支持手段を搬送方向に沿って移
動させる搬送方向移動手段と、搬送対象を搬送位置の表
面から所定距離浮上させて支持する浮上位置と、搬送位
置の表面上に載置して支持状態から離脱される離脱位置
との間で、支持手段を昇降移動させる昇降移動手段と、
搬送対象を支持手段から受取手段に移動させる移載手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0014】請求項1の発明では、搬送装置、搬送位
置、受取手段が順にほぼ一直線上に位置するように配置
されており、搬送装置は搬送位置をはさんで受取手段と
対向するように位置している。したがって、搬送対象が
搬送装置から搬送位置に搬入され、搬送位置から受取手
段へと搬送される、一方向の搬送方向が形成される。搬
送位置に搬送対象を搬入するときは、搬送装置の支持手
段により搬送対象を支持し、昇降移動手段により支持手
段を浮上位置に位置させた状態で、搬送方向移動手段に
よって支持手段を搬送方向に沿って移動させて搬送対象
を搬送位置上に移動し、その後、昇降移動手段により支
持手段を離脱位置に降下する。搬送対象は、支持手段に
よる支持状態から離脱して搬送位置の表面に載置され
る。搬送位置から搬送対象を搬出するときは、搬送位置
に載置された搬送対象を搬送装置の支持手段により支持
し、昇降移動手段により支持手段を浮上位置に位置させ
る。このとき、受取手段が搬送位置上の浮上位置と近接
した位置に待機しており、搬送対象を支持した搬送装置
の支持手段は、浮上位置に上昇されることによって、受
取手段に搬送対象を移載することが可能な状態となる。
そして、移載手段により支持手段に支持された搬送対象
を受取手段に移動させる。搬送対象は、その搬入された
所定の搬送位置上を引きずることなく、浮上位置で受取
手段に移載される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に係る搬送装置の実施の一
形態を、主に図1〜図7に基づいて詳細に説明する。図
において同一符号は同一部分または相当部分とする。な
お、この実施の形態においては、所定の搬送位置が多段
ホットプレスHPの各プレス板2の表面2aであり、ま
た、搬送対象が被プレス材料(図示は省略する)を載置
されるキャリヤプレート3であり、受取手段がアンロー
ダ4である場合により説明する。そして、この実施の形
態では、多段ホットプレスHPと、これをはさんで搬送
装置1と対向するように配置されるアンローダ4との間
には、多段コールドプレスCPが配置されている。すな
わち、図9に参照されるように、この実施の形態におけ
る各装置の配置は、搬送装置1,多段ホットプレスH
P,多段コールドプレスCP,アンローダ4の順で、ほ
ぼ一直線上に配置されている。また、搬送装置1の側方
には、図3に示すように、搬送装置1に送られるキャリ
ヤプレート3を収容したストッカSが配置される。受取
手段としてのアンローダ4は、図7に参照されるよう
に、搬送方向に沿って進退移動可能に、且つ、浮上位置
と離脱位置との間で昇降移動可能に設けられた支持アー
ム4a(後述する)を有する構造のものを採用すること
ができ、また、支持手段の各アーム(後述する)に対応
するように固定して設けられた支持アームまたは棚のよ
うなものを採用することもできる。
【0016】搬送対象であるキャリヤプレート3は、図
4および図5に示されているように、ほぼ矩形の金属板
等からなるもので、その対向する側縁には折り曲げるこ
とにより幅方向に突出するように形成されたフランジ3
aを有している。各キャリヤプレート3の被プレス材料
が載置される部分の幅(図5における左右方向の長さ)
は、多段ホットブレスHPおよび多段コールドプレスC
Pの各プレス板2,5(熱板および冷却板)間で被プレ
ス材料を加圧するときに、両フランジ3aがそれぞれプ
レス板2,5に干渉しないように、各プレス板2,5の
幅よりも広く設定されている。
【0017】多段ホットブレスHPおよび多段コールド
プレスCPの各プレス板2,5は被プレス材料に応じた
温度に調節されている。キャリヤプレート3上に載置さ
れた被プレス材料は、プレス板2,5上の所定の位置に
搬入され、ラム(図示は省略する)によってプレス板2
を昇降移動することにより上下に隣接する他のプレス板
2との間で加圧されると共に、加熱または冷却される。
また、特に、多段ホットプレスHPは、被プレス材料が
減圧下で加圧・加熱する必要がある場合には、図示は省
略するが、プレス板2の周囲を気密に取り囲むと共に、
開閉可能なシャッタを有するチャンバ(図示は省略す
る)が設けられる。
【0018】本発明に係る搬送装置1は、概略、プレス
板2をはさんでキャリヤプレート3を受け取るアンロー
ダ4と反対側に配置され、キャリヤプレート3をプレス
板2の表面2aに搬入し、アンローダ4にキャリヤプレ
ート3を移載する搬送装置1であって、アンローダ4に
対してキャリヤプレート3を移載可能に設けられ、キャ
リヤプレート3を離脱可能に支持する支持手段10と、
キャリヤプレート3を支持している支持手段10を搬送
方向に沿って移動させる搬送方向移動手段11と、キャ
リヤプレート3をプレス板2の表面2aから所定距離浮
上させて支持する浮上位置と、プレス板2の表面2a上
に載置して支持状態から離脱される離脱位置との間で、
支持手段10を昇降移動させる昇降移動手段12と、キ
ャリヤプレート3を支持手段10からアンローダ4に移
動させる移載手段13と、を備えている。
【0019】図1および図2に示すように、床面F上に
固定された基台20には回転支持手段21が設けられて
おり、この回転支持手段21により回転盤22の中心付
近が回転可能に支持されている。また、基台20上の回
転盤22の周囲には、上下に一対のガイドローラを備え
た複数のローラガイド機構23が周方向にほぼ等間隔で
(通常、8個程度)設けられており、回転盤22の外周
縁部は、その上下の面がローラガイド機構23の各ロー
ラにより回転可能に支持されている。
【0020】さらに、基台20上には、図2に示すよう
に、回転盤22を貫通する軸25が回転支持手段21と
同心的に配置され固設されており、軸25の上端には比
較的大径の傘歯車26が回転不能に設けられている。そ
して、基台20上には、回転盤22を旋回駆動するため
のモータ27が設けられており、このモータ27の回転
軸に設けられた比較的小径の傘歯車28が軸25の傘歯
車26と噛合されている。
【0021】旋回駆動用のモータ27を回転駆動する
と、軸25の傘歯車26と噛合された傘歯車28が転動
して、回転盤22が軸25の回りを回転駆動されること
となる。回転盤22は、この実施の形態では図3に示す
ように、搬送装置1の側方に配置されたストッカSと多
段ホットプレスHPとの間で回転される。回転盤22の
回転範囲をストッカSに向かう位置と多段ホットプレス
HPに向かう位置との間に規制するために、図示は省略
するが、回転盤22の回転位相を検出する回転位相検出
手段とこの手段による検出結果に基づいて旋回駆動用の
モータ27の駆動を制御する制御手段とを備えた回転制
御装置を設けたり、あるいは、回転盤22の回転範囲を
規制するストッパを設けることができる。
【0022】また、回転盤22の上面には、所定長さを
有する一対の支持部材30が平行に配設されている。各
支持部材30上には、中間移動部材31が支持部材30
の長手方向に摺動可能に設けられている。そして、各中
間移動部材31上には、支持フレーム32が両中間移動
部材31にわたって、中間移動部材31の長手方向に沿
って摺動可能に設けられている。
【0023】中間移動部材31の上下面には、その長手
方向に延びるガイドレール31a,31bがそれぞれ形
成されており、支持部材30の上面および支持フレーム
32の下面には、それぞれガイドレール31a,31b
を摺動可能に受けるレールガイド30a,32aが設け
られている。また、中間移動部材31の端面には、支持
部材30および支持フレーム32に対する移動を規制す
るストッパプレート31cがそれぞれ設けられている。
【0024】この実施の形態における上記搬送方向移動
手段11は、中間移動部材31を介して支持フレーム3
2を支持部材30に対して移動させるもので、図1およ
び図2に示すように、回転盤22上の支持部材30の間
には一対のラック33が固設されており、支持フレーム
32には、各ラック33と噛合されるピニオン34と、
両ピニオン34を同期して回転駆動させるギヤ群35
と、このギヤ群35を駆動する搬送方向駆動用のモータ
36とが設けられている。搬送方向駆動用のモータ36
を回転駆動することにより、ギヤ群35を介してピニオ
ン34,34が同期して固設されたラック33に対して
転動し、端面に設けられたストッパプレート31cによ
り移動が規制される中間移動部材31を介して支持フレ
ーム32が支持部材30に対して移動することとなる。
そして、支持フレーム32は、図1に実線で示した後退
限位置と、各プレス板2の間にアーム45(後述する)
が前進する図1に鎖線で示した前進限位置との間で移動
される。すなわち、この実施の形態における搬送方向移
動手段11は、支持部材30と、中間移動部材31と、
支持フレーム32と、支持部材30に対して支持フレー
ム32を相対的に搬送方向に移動させるための搬送方向
駆動機構37とを備えてなる。
【0025】なお、この搬送方向駆動機構37は、上述
した搬送方向駆動用のモータ36と、ギヤ群35と、ピ
ニオン34およびラック33等を備えた構成とした場合
によって説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、例えば、図示は省略するが、支持フレーム32の移
動方向(搬送方向)と平行にチェーンが掛け渡されるよ
うに、回転盤22上の一方に搬送方向移動用のモータ駆
動スプロケットを設けると共に他方に従動スプロケット
を設け、このチェーンに支持フレーム32を連結した構
成とすることができる。また、流体圧シリンダやボール
ネジ等、他の直線作動アクチュエータを採用することも
できる。
【0026】支持フレーム32は、各中間移動部材31
のガイドレール31bにそれぞれ案内されるレールガイ
ド32aを有する補強プレート40が下端に設けられた
一対の垂直脚部41と、両垂直脚部41の上端を連結す
る水平連結部42とにより構成されている。そして、支
持フレーム32には上記支持手段10が上記昇降移動手
段12によって昇降可能に支持されている(この構成に
ついては、以下に詳しく説明する)。
【0027】支持手段10は、キャリヤプレート3の両
側縁に形成されたフランジ3aをそれぞれ支持する一対
からなるアーム45と、アーム45を担持するアーム固
定枠体46とを備えている。この実施の形態では、多段
ホットプレスHPの各プレス板2にキャリヤプレート3
を搬入するために、プレス板2の数および上下方向に隣
接するプレス板2のピッチ等に応じて、複数対のアーム
45がアーム固定枠体46に設けられている。図5およ
び図6に示した実施の形態では、一対からなるアーム4
5には、浮上位置にあるときにキャリヤプレート3のフ
ランジ3aを支持し得る支持部45aを有する溝が、ア
ーム45の長手方向に沿って延びるように形成されてい
る。そして、溝は、アーム45が離脱位置にあるとき
に、キャリヤプレート3のフランジ3aが支持部45a
から離れて接触しないような高さを有している。すなわ
ち、この実施の形態でにおけるアーム45は、断面がU
字状あるいはコ字状に形成されており、キャリヤプレー
ト3を離脱可能に支持することが可能となっている。そ
して、各一対からなるアーム45の支持部45aは、こ
の実施の形態における受取手段としてのアンローダ4の
支持アーム4a(図7を参照)と対向して整合するよう
に、その幅の間隔、および上下に隣接するアームとのピ
ッチ等が設定されている。このことによって、アーム4
5からアンローダ4の支持アーム4aに対してキャリヤ
プレート3を移載することが可能となっている。なお、
本発明はこれに限定されることなく、アーム45の断面
形状をL字状とすることもできる。
【0028】図4に示すように、支持フレーム32の垂
直脚部41の内側にはその長手方向に沿って延びるガイ
ドレール50が形成されており、アーム固定枠体46に
はガイドレール50上を転動するガイドローラ51が設
けられている。そして、支持フレーム32の水平連結部
42には昇降移動用のモータ52によって軸回りに回転
されるボールネジ53が支持されており、アーム固定枠
体46の上部横梁46aにはボールネジ53と螺合され
るボールネジナット54が設けられている。昇降移動用
のモータ52を回転駆動することによってボールネジ5
3が軸回りに回転され、ボールネジ53と螺合されたボ
ールネジナット54が設けられたアーム固定枠体46は
ガイドレール50に沿って昇降移動して、アーム固定枠
体46に固定されたアーム45が浮上位置と離脱位置と
の間で移動することとなる。すなわち、この実施の形態
における昇降移動手段12は、昇降移動用のモータ52
と、ボールネジ53と、アーム固定枠体46に設けられ
たボールネジナット54とを備えている。なお、この実
施の形態においては、アーム45が浮上位置と離脱位置
との間で移動するような長さにボールネジ53の長さを
設定した場合を図に示したが、本発明はこれに限定され
ることなく、搬送装置に送られるキャリヤプレート3を
収容したストッカSに床面Fから所定の高さを有するキ
ャリヤプレート移載用のコンベアを設け、このコンベア
の高さに各アーム45が位置してキャリヤプレート3を
受け取ることができるように、ボールネジ53の長さを
設定することもできる。
【0029】この実施の形態における移載手段13は、
キャリヤプレート3に当接されて押圧することが可能な
プッシャ60と、キャリヤプレート3がアーム45から
アンローダ4の支持アーム4aに移動するようにプッシ
ャ60を搬送方向に駆動する駆動手段61とを備えてい
る。
【0030】アーム固定枠体46に設けられた複数対の
アーム45のうち、一部のアーム45(図1においては
最上、上から5番目、および最下に位置する3対のアー
ム45)については搬送方向後方(図1および図4等に
おける左方)に向かって延長されている。そして、これ
らのアーム45は、キャリヤプレート3のフランジ3a
を支持するための支持部45aを含む溝も搬送方向後方
に向かって延長されている。
【0031】一方、各プッシャ60の前端面にはキャリ
ヤプレート3の搬送方向後端面を押圧することができる
ような大きさのプッシャプレート62が設けられてお
り、図4に前進した状態を鎖線で示すように、前端近傍
にはアーム45の溝の支持部45aに載置されてプッシ
ャ60を支持するローラ63と、アーム45の溝に係合
されてプッシャ60の搬送方向に対する側方への振れを
防止する振れ防止部材64とが設けられている。また、
後方に延長されたアーム45と対応するプッシャ60の
後端にはそれぞれプッシャ60を支持するローラ65が
設けられると共に、これらのプッシャ60を互いに連結
する連結部材66が接続されており、これらのプッシャ
60以外のプッシャ60の後端が連結部材66に連結さ
れいる。
【0032】駆動手段61は、この実施の形態において
は、ロッドレスシリンダにより構成されている。ロッド
レスシリンダ61の作動部61aは連結杆67によって
連結部材66に接続されている。ロッドレスシリンダ6
1の作動部61aが搬送方向に移動することにより、各
プッシャ60は同期して搬送方向に前進・後退駆動され
る。そして、ロッドレスシリンダ61のストロークは、
アーム45が搬送方向移動手段11によって前進された
ときに、少なくとも、後退限がキャリヤプレート3をプ
レス板2上に位置させるように押圧することがなく、前
進限がキャリヤプレート3を押圧してアンローダ4の支
持アーム4aに移載し得るように設定される。なお、駆
動手段61は、ロッドレスシリンダに限定されることな
く、図示は省略するが、ピストンを有する一般的な流体
圧シリンダや、ラックとピニオンを用い、あるいは、進
行方向に沿って設けられたスプロケットに掛け渡された
チェーンをプッシャ60に連結して、スプロケットを回
転駆動することによってチェンを循環回転させることに
より、プッシャ60の前進・後退を駆動するようにして
もよい。
【0033】さらには、図1に示すように、搬送方向と
平行にその後方へと延長されたアーム45の対には、駆
動手段61によって前進・後退駆動されるプッシャ60
の後方を保護する等の目的から、枠状のガード70がそ
れぞれ設けられている。また、図4および図6に示すよ
うに、多段コールドプレスCPの各プレス板5の多段ホ
ットプレスHPと対向する面の近傍には、多段コールド
プレスCPから独立して設けられた支柱71aにより、
キャリヤプレート3を支持することが可能な支持ローラ
71がプレス板5と対応して回転可能に軸支されてい
る。なお、支持ローラ71は、多段コールドプレスCP
の各プレス板5が被プレス材料を載置したキャリヤプレ
ート3の重量に影響されることがない場合には、各プレ
ス板5の多段ホットプレスHPと対向する面等に直接設
けることもできる。
【0034】以上のように構成された搬送装置1の周囲
には、支持枠75が、回転盤22の旋回によってアーム
45やプッシャ60の端部が干渉しないように、設けら
れている。そして、アーム45が多段ホットプレスHP
のプレス板2に向かう位置とストッカSに向かう位置と
においては、支持枠75と基台20に光電管76が設け
られている。キャリヤプレート3がアーム45に完全に
支持されずはみ出ていると、光電管76の光が遮われて
そのことが検出される。また、図示は省略するが、アー
ム45が多段ホットプレスのシャッタ(設けられている
場合)から完全に退避した後退限位置と、キャリヤプレ
ート3をプレス板2の表面2a上に位置させる前進限位
置との間で移動するように、搬送方向移動手段11の移
動を制御するため、支持フレーム32の搬送方向の位置
を検出して搬送方向駆動用のモータ36の駆動を制御す
る制御手段や、昇降移動手段12の昇降移動を少なくと
も浮上位置と離脱位置とに制御するため、アーム固定枠
体46の昇降位置を検出して昇降移動用モータ52の駆
動を制御する制御手段が設けられている。
【0035】次に、以上のように構成された搬送装置1
の作動について説明する。最初に、搬送装置1の各アー
ム45の対にはキャリヤプレート3が支持されていない
状態となっている。また、支持フレーム32にアーム固
定枠体46を介して支持されたアーム45およびプッシ
ャ60は、後退限に位置している。この状態から、搬送
装置1は、図3に鎖線で示したように、回転盤旋回駆動
用のモータ27の駆動によってアーム45がストッカS
に向かう位置に回転盤22が旋回駆動される。そして、
キャリヤプレート3がストッカSからアーム45に移載
されて、そのフランジ3aが各対のアーム45の支持部
45aに支持される。その後、搬送装置1は、図3に実
線で示したように、回転盤旋回駆動用のモータ27の駆
動によってアーム45が多段ホットプレスHPのプレス
板2に向かう位置に、回転盤22が旋回駆動される(図
7の(a)を参照)。
【0036】次いで、図7の(b)に示すように、搬送
方向駆動用のモータ36の駆動によってアーム固定枠体
46を介して支持フレーム32に支持されたアーム45
を前進させる。このとき、アーム固定枠体46は昇降移
動用のモータ52の駆動によってそのボールネジナット
54を上昇させた状態となるようにボールネジ53が回
転駆動されており、アーム固定枠体46に担持されたア
ーム45は浮上位置にある。したがって、アーム45に
支持されたキャリヤプレート3は、多段ホットプレスH
Pの各プレス板2の表面2aから浮上した状態で、その
表面2aに接触することなく、所定の位置の上方に移動
されることとなる。その後、アーム固定枠体46が昇降
移動用モータ52の駆動によってそのボールネジナット
54を下降させるようにボールネジ53が回転駆動さ
れ、アーム固定枠体46に担持されたアーム45が離脱
位置に位置される。このとき、キャリヤプレート3がプ
レス板2の表面2aに載置され、さらなる下降によって
アーム45の支持部45aがキャリヤプレート3のフラ
ンジ3aから離れる、すなわち、キャリヤプレート3が
アーム45による支持状態から離脱されることとなる。
なお、アーム45の離脱位置は、各アーム45の下面が
それぞれプレス板2の表面2aに接することがないよう
に設定されている。
【0037】そして、搬送方向駆動用のモータ36の駆
動によって支持フレーム32に支持されたアーム45は
多段ホットプレスHPの図示しないシャッタ等に干渉す
ることがない位置まで完全に後退される(図7の(a)
を参照)。多段ホットプレスHPのシャッタが閉じられ
てチャンバ内が減圧され、図示しないラムの駆動によっ
て各プレス板2が近接移動されて、キャリヤプレート3
に載置された被プレス材料が加圧・加熱されることとな
る。なお、被プレス材料を加圧するときに、キャリヤプ
レート3のフランジは、プレス板2との間から出てお
り、これと干渉することがない。
【0038】被プレス材料の加圧・加熱が完了すると、
多段ホットプレスHPの図示しないシャッタを開放し、
搬送方向駆動用のモータ36の駆動によってアーム固定
枠体46を介して支持フレーム32に支持されたアーム
45を前進させる。このとき、アーム固定枠体46は昇
降移動用のモータ52の駆動によってアーム45の支持
部45aがキャリヤプレート3のフランジ3aよりも低
く離れた離脱位置にある状態とされている。したがっ
て、アーム45の溝がキャリヤプレート3のフランジ3
に対して接触することなく挿入されることとなる。その
後、アーム固定枠体46が昇降移動用のモータ52の駆
動によってそのボールネジナット54を上昇させるよう
にボールネジ53が回転駆動され、アーム固定枠体46
に担持されたアーム45が浮上位置に位置され、キャリ
ヤプレート3は、そのフランジ3aがアーム45の支持
部45aに支持されて、プレス板2の表面2aから浮上
する(図7の(b)を参照)。
【0039】続いて、図7の(c)に示すように、アー
ム45と同様に浮上位置にあるアンローダ4の支持アー
ム4aを多段コールドプレスCPのプレス板5間に挿入
すると共に、ロッドレスシリンダ61の作動部61aを
前進させるように駆動する。各プッシャ60は、連結杆
67および連結部材66を介してロッドレスシリンダ6
1の駆動によって同期して前進される。すると、プッシ
ャ60の前端に設けられたプッシャプレート62がキャ
リヤプレート3の後端を押圧し、各アーム45の支持部
45aに支持されたキャリヤプレート3は、多段コール
ドプレスCPのプレス板5間に挿入されたアンローダ4
の支持アーム4aに移載されることとなる。このとき、
アーム45の先端とアンローダ4の支持アーム4aの先
端とは離間しているが、キャリヤプレート3は、アーム
45から押し出されると、多段コールドプレスCPのプ
レス板5と対応して設けられた支持ローラ71によって
支持されて、安定して確実にアンローダ4の支持アーム
4aに移載される。
【0040】その後、キャリヤプレート3が移載される
と、アンローダ4の支持アーム4aは、離脱位置に下降
されて、多段コールドプレスCPのプレス板5間から図
7の左方へ後退移動されることにより(図7の(a)
(b)の位置を参照)、各キャリヤプレート3は、多段
コールドプレスCPの各プレス板5の表面5aに載置さ
れる。そして、各キャリヤプレート3に載置された被プ
レス材料の加圧・冷却が完了すると、再びアンローダ4
の支持アーム4aを多段コールドプレスCPのプレス板
5間に挿入し、浮上位置に上昇させて支持アーム4aに
キャリヤプレート3を支持させ、支持アーム4aを後退
させてキャリヤプレート3を多段コールドプレスCPの
プレス板5間から搬出する。
【0041】なお、上述した実施の形態では、搬送対象
であるキャリヤプレートを多段ホットプレスに搬送しア
ンローダに移載して多段コールドプレスに搬送し、その
後多段コールドプレスから搬出する場合を示したが、本
発明はこの実施の形態に限定されることはない。すなわ
ち、本発明は、例えば、多段ホットプレスおよび/また
は多段コールドプレスである場合に限らず、一対のプレ
ス板を備えたホットプレスおよび/またはコールドプレ
スに適用することができ、また、ホットプレスまたはコ
ールドプレスの一方のみにキャリヤプレートを搬送する
場合にも適用することができ、さらには、他の加工装置
等に被加工材料を搬送するような場合にも適用すること
ができる。また、受取手段は、搬送方向に沿って進退移
動可能に、且つ、浮上位置と離脱位置との間で昇降移動
可能に設けられた支持アーム4aを有する構造のものに
限定されることなく、各アーム45に対応するように固
定して設けられた支持アームや棚のようなものである場
合にも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、受取手段に対
して搬送対象を移載可能に設けられ、搬送対象を離脱可
能に支持する支持手段と、搬送対象を支持している支持
手段を搬送方向に沿って移動させる搬送方向移動手段
と、搬送対象を搬送位置の表面から所定距離浮上させて
支持する浮上位置と、搬送位置の表面上に載置して支持
状態から離脱される離脱位置との間で、支持手段を昇降
移動させる昇降移動手段と、搬送対象を支持手段から受
取手段に移動させる移載手段と、を備えたことにより、
所定の搬送位置をはさんで配置された受取手段に対し、
搬入された搬送対象を搬送位置上に引きずることなく短
時間で移載することができる搬送装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置の実施の一形態を示す正面図
である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明の搬送装置の要部拡大平面図である。
【図5】本発明の搬送装置の要部拡大側面図である。
【図6】本発明の搬送装置により、キャリヤプレートが
アンローダに移載される状態を示す説明図である。
【図7】本発明の搬送装置の作動を示す説明図である。
【図8】従来の技術における配置の概略を示す平面図で
ある。
【図9】本発明における配置の概略を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送装置 2 プレス板 2a 表面(搬送位置) 3 キャリヤプレート(搬送対象) 4 アンローダ(受取手段) 10 支持手段 11 搬送方向移動手段 12 昇降移動手段 13 移載手段 45 アーム 60 プッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B30B 15/34 B30B 15/34 Z B65G 25/02 B65G 25/02 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送位置をはさんで搬送対象を受
    け取る受取手段と反対側に配置され、搬送対象を搬送位
    置に搬入し、受取手段に搬送対象を移載する搬送装置で
    あって、 受取手段に対して搬送対象を移載可能に設けられ、搬送
    対象を離脱可能に支持する支持手段と、 搬送対象を支持している支持手段を搬送方向に沿って移
    動させる搬送方向移動手段と、 搬送対象を搬送位置の表面から所定距離浮上させて支持
    する浮上位置と、搬送位置の表面上に載置して支持状態
    から離脱される離脱位置との間で、支持手段を昇降移動
    させる昇降移動手段と、 搬送対象を支持手段から受取手段に移動させる移載手段
    と、を備えたことを特徴とする搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010029886A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Meiki Co Ltd 積層成形システムの移載装置とその移載制御方法
US7802597B2 (en) 2005-03-25 2010-09-28 Kitagawa Seiki Kabushiki Kaisha Press apparatus
KR101289659B1 (ko) * 2006-01-23 2013-07-26 기타가와 세이키 가부시키가이샤 프레스 장치용 로더 및 프레스 장치 시스템
JP2014124843A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Meiki Co Ltd 繊維複合成形品のプレス成形システムおよび繊維複合成形品のプレス成形方法
CN105437328A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 江苏博腾新材料股份有限公司 整平机

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