JP2000318906A - 用紙反転装置 - Google Patents

用紙反転装置

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JP2000318906A
JP2000318906A JP11131391A JP13139199A JP2000318906A JP 2000318906 A JP2000318906 A JP 2000318906A JP 11131391 A JP11131391 A JP 11131391A JP 13139199 A JP13139199 A JP 13139199A JP 2000318906 A JP2000318906 A JP 2000318906A
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roller
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Masaki Ochi
正喜 越智
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙反転手段における用紙の搬入・搬出速度
を上げることなく、短時間に大量の用紙を反転させる。 【解決手段】 それぞれ、用紙をその搬送方向先端側か
ら搬入し、後端側から搬出する上側用紙反転手段4及び
下側用紙反転手段6を、高さ位置が互いに異なるように
して配設し、この上側用紙反転手段4方向、下側用紙反
転手段方向6、に用紙の進行方向を切換可能な分岐部8
を、前記上側及び下側用紙反転手段4、6の上流側に配
置する。また、上側用紙反転手段4から搬出される用
紙、下側用紙反転手段6から搬出される用紙が共に到達
する出口部9を、この上側及び下側用紙反転手段5、6
の下流側に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票等の用紙を所
定のサイズまで折り畳み、この折り畳み状用紙を封筒に
封入・封緘する封入・封緘システムにおいて、特に、用
紙の表裏及び先端・後端を反転させる用紙反転装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】封入・封緘システムは、図9(A)に模
式的に示されるように、宛先・住所等が所定位置に記載
された連続帳票(連続用紙)200を所定の大きさに裁
断し、このカット用紙202を宛先・住所等が上面に位
置するように封筒サイズまで折り畳み、この宛先・住所
等が封筒206に形成される窓206Aと一致するよう
に、この折り畳み状用紙204を封入・封緘するもので
ある。
【0003】しかし、図9(B)に示されるように、宛
先・住所等が、所望位置とは表裏及び前後反対位置にお
いて、連続帳票200に印刷されている場合には、カッ
ト用紙202を反転させてから折り畳まなければならな
い。
【0004】従って、前記封入・封緘システムには、用
紙の表裏及び先端・後端を自動的に反転させる用紙反転
装置が組み込まれているものが知られている。
【0005】従来の用紙反転装置80は、図10に示さ
れるように、水平な回転中心軸線が搬送方向Lに対して
直角方向に配される第1ローラ16と、この第1ローラ
16に対し上流側、且つ、下方位置に配置され、前記第
1ローラ16と協働して用紙を挟持可能な第2ローラ1
8と、前記第1ローラ16に対し下流側、且つ、下方位
置に配置され、前記第1ローラ16と協働して用紙を挟
持可能な第3ローラ20と、前記第1〜第3ローラ1
6、18、20に囲まれるように開口12Aが配置さ
れ、この開口12Aと通じる紙通路12を内部略鉛直方
向に有する反転バックル14と、この反転バックル14
の前記開口12Aと反対側に配置される可動ストッパ2
2と、を備えて構成される。
【0006】第1ローラ16と第2ローラ18は一対の
搬入ローラを構成し、この搬入ローラ対入側に位置する
上流側搬送面10Aに沿って搬送される用紙の先端をく
わえ込んで、前記開口12Aを介して前記紙通路12に
用紙を搬入可能とされており、又、第1ローラ16と第
3ローラ20は一対の搬出ローラを構成し、この紙通路
12に搬入された用紙の上端をくわえ込んで、前記上流
側搬送面10Aと同レベルの下流側搬送面10Bに搬出
可能とされている。
【0007】反転バックル14は、図10及び図11に
示されるように、鉛直方向に平行な2枚の平行板13を
備えて構成され、この対向する平行板13の内側面を利
用して、用紙が搬入され得る紙通路12が形成される。
【0008】この平行板13は、図11に示されるよう
に、用紙搬入方向Sに延びる長方形の窓46が、搬入幅
方向Wに等間隔で3つ形成されており、後述する可動ス
トッパ22がこの窓46を介して前記紙通路12内に突
出可能とされている。
【0009】前記可動ストッパ22は、前記平行板13
に形成される窓46と係合する3本の突出部22Aを有
する略くし形状部材であり、この突出部22Aが、前記
紙通路12に搬入される用紙の搬入方向先端と当接可能
となっている。
【0010】この可動ストッパ22は、前記反転バック
ル14の下流外側において、搬出幅方向Wのストッパ固
定シャフト38にねじ30によって固定されている。ス
トッパ固定シャフト38は、その両端近傍において、こ
のストッパ固定シャフト38と平行に配置され、且つ、
両端部がストッパ固定シャフト38側に屈曲延在するシ
ャフトブラケット44に回動自在に支持され、更に前記
ストッパ固定シャフト38の一端部は、カップリング3
2を介してストッパ用回転ソレノイド34に同軸的に連
結させられる。なお、このストッパ用回転ソレノイド3
4も、ソレノイドブラケット36を介して前記シャフト
ブラケット44に支持される。
【0011】シャフトブラケット44はこの中央におい
て、前記反転バックル14の下流外側中央で鉛直方向に
配置される回動自在のスクリュー40により、これと螺
合するナット42を介して、移動自在に支持されてお
り、用紙の搬入方向Sサイズに合わせて可動ストッパ2
2の位置を上下方向に調節可能とされている。なお、こ
の調節は、前記スクリュー40の下端において、ベルト
28を介して係合するモータ26によってなされる。
【0012】前記反転バックル14の上流側、且つ、可
動ストッパ22の上方近傍には用紙検出器24が設置さ
れ、用紙の挿入が完了したか否かを検出可能とされてい
る。用紙が検出された場合(ON状態)には、特に図示
しない制御装置により前記ストッパ用回転ソレノイド3
4がONとされ、前記可動ストッパ22が上方向へ揺動
して、紙通路12内に収容されている用紙を上方へはね
上げるように構成されている。
【0013】この用紙反転装置80は、図12(A)に
示されるように、上流側搬送面10Aに沿って搬送され
る用紙を、前記搬入ローラ対16、18によって紙通路
12へ搬入し、この用紙の搬入方向S先端が前記可動ス
トッパ22に当接するのとほぼ同時に、用紙検出器24
が検出する信号により前記ストッパ用回転ソレノイド3
4がONとされる。
【0014】その結果、図12(B)に示されるよう
に、可動ストッパ22により前記用紙が上方へはね上げ
られると共に、この上方端を前記搬出ローラ対16、2
0によりくわえ込まれて搬出させられる。用紙は、搬入
前における先端・後端及び表・裏が共に反転させられ
て、下流側搬送面10Bを経て次工程装置に搬送される
ことになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の用紙反
転装置80は、反転バックル14内において用紙が上方
に搬出される最中に次の用紙をこの反転バックル14に
搬入すると、進行方向の異なる用紙が反転バックル14
内で接触することになり、用紙づまり、用紙折れ等が発
生した。結果として、反転バックル14内から用紙が完
全に搬出されるまでは、次の用紙をこの反転バックル1
4に搬入することができなかった。
【0016】高速に用紙反転処理を行うには、ローラの
回転速度を上げ、高速で用紙の搬入・搬出をする他に手
段がなく、結局、用紙づまり、用紙折れ等が発生し易い
状況にあった。
【0017】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、用紙反転手段における用紙搬入・搬出速度を
上げずに、短時間で大量の用紙を反転させることが可能
な用紙反転装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、それぞ
れ、高さ位置を互いに異にして配設され、用紙をその搬
送方向先端側から搬入し、後端側から搬出する上側用紙
反転手段及び下側用紙反転手段と、前記上側及び下側用
紙反転手段の上流側に配置され、前記上側用紙反転手段
方向、前記下側用紙反転手段方向、に用紙の進行方向を
切換可能な分岐部と、前記上側及び下側用紙反転手段の
下流側に配置され、前記上側用紙反転手段から搬出され
る用紙、前記下側用紙反転手段から搬出される用紙が共
に到達する出口部と、を備えることを特徴とする用紙反
転装置により上記目的を達成するものである。
【0019】又、本第2発明は、内部に略鉛直方向の紙
通路を有し、この紙通路の上端に開口を備えた下側反転
バックルと、前記下側反転バックルの前記開口の上方近
傍、且つ、上流側に配置され、この開口を介して前記下
側反転バックルに用紙を搬入可能な下側搬入ローラ対
と、前記下側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向
先端に当接可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方
向に付勢可能な下側可動ストッパと、前記下側反転バッ
クルの前記開口の上方近傍、且つ、下流側に配置され、
前記付勢された用紙をくわえ込んで搬出可能な下側搬出
ローラ対と、前記下側反転バックルの上方に配置され、
内部に略鉛直方向の紙通路を有し、且つ、この紙通路の
下端に開口を備えた上側反転バックルと、前記上側反転
バックルの前記開口の下方近傍、且つ、上流側に配置さ
れ、この開口を介して前記上側反転バックルに用紙を搬
入可能な上側搬入ローラ対と、前記上側反転バックルに
搬入された用紙の搬入方向先端に当接可能に配置され、
且つ、この用紙を反搬入方向に付勢可能な上側可動スト
ッパと、前記上側反転バックルの前記開口の下方近傍、
且つ、下流側に配置され、前記付勢された用紙をくわえ
込んで搬出可能な上側搬出ローラ対と、前記下側及び上
側搬入ローラ対の上流側に配置され、前記下側搬送ロー
ラ対入側方向、前記上側搬送ローラ対入側方向、に用紙
進行方向切換え可能な分岐部と、前記下側及び上側搬出
ローラ対の下流側に配置され、前記下側搬出ローラ対か
ら搬出される用紙、前記上側搬出ローラ対から搬出され
る用紙が共に到達する出口部と、を備えることを特徴と
する用紙反転装置により上記目的を達成するものであ
る。
【0020】又、前記第2発明において、前記分岐部
は、前記下側搬入ローラ対入り側方向、前記上側搬入ロ
ーラ対入側方向、前記下側搬入ローラ対と上側搬入ロー
ラ対との隙間方向、に用紙進行方向を切換え可能とされ
ており、前記出口部は、前記下側搬出ローラ対から搬出
される用紙、前記上側搬出ローラ対から搬出される用
紙、前記下側搬入ローラ対と上側搬入ローラ対との隙間
を通過して搬送される用紙、が共に到達するようにして
も良い。
【0021】本第3発明は、内部に略鉛直方向の紙通路
を有し、この紙通路の上端に開口を備えた下側反転バッ
クルと、前記下側反転バックルの前記開口上方近傍に配
置される下側第1ローラと、前記下側第1ローラの上流
側下方に配置され、前記下側第1ローラと協働して用紙
を挟持し、前記下側反転バックルにこの用紙を搬入可能
な下側第2ローラと、前記下側反転バックルに搬入され
た用紙の搬入方向先端に当接可能に配置され、且つ、こ
の用紙を反搬入方向に付勢可能な下側可動ストッパと、
前記下側第1ローラの下流側下方に配置され、前記下側
第1ローラと協働して前記付勢された用紙を挟持、搬出
可能な下側第3ローラと、前記下側反転バックルの上方
に配置され、内部に略鉛直方向の紙通路を有し、且つ、
この紙通路の下端に開口を備えた上側反転バックルと、
前記上側反転バックルの前記開口下方近傍、且つ、前記
下側第1ローラの上方に配置され、前記下側第1ローラ
と協働して用紙を挟持、搬送可能な上側第1ローラと、
この上側第1ローラの上流側上方に配置され、前記上側
第1ローラと協働して用紙を挟持し、前記上側反転バッ
クルにこの用紙を搬入可能な上側第2ローラと、前記上
側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向先端に当接
可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方向に付勢可
能な上側可動ストッパと、前記上側第1ローラの下流側
上方に配置され、前記上側第1ローラと協働して前記付
勢された用紙を挟持、搬出可能な上側第3ローラと、前
記下側第1及び上側第1ローラの上流側に配置され、前
記下側第1及び上側第1ローラの入側方向、前記下側第
1及び下側第2ローラの入側方向、前記上側第1及び上
側第2ローラの入側方向、に用紙進行方向切換え可能な
分岐部と、前記下側第1及び上側第1ローラの下流側に
配置され、前記下側第1及び上側第1ローラから搬出さ
れる用紙、前記下側第1及び下側第3ローラから搬出さ
れる用紙、前記上側第1及び上側第3ローラから搬出さ
れる用紙、が共に到達する出口部と、前記下側第1及び
上側第1ローラの回転を、前記下側第1及び上側第1ロ
ーラの入側方向に用紙が進行する場合は、前記下側第1
及び下側第2ローラの入側方向、並びに、前記上側第1
及び上側第2ローラの入側方向に用紙が進行する場合に
対して逆方向とする制御手段と、を備えることを特徴と
する用紙反転装置により上記目的を達成するものであ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例につい
て、図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0023】実施の形態の第1例に係る用紙反転装置2
は、水平、且つ、同一レベルに配置される上流側搬送面
10A及び下流側搬送面10Bに対して上方に配置され
る上側用紙反転手段4と、同搬送面10A、10Bに対
して下方に配置される下側用紙反転手段6と、この上側
及び下側用紙反転手段4、6の上流側に配設され、前記
上側用紙反転手段4方向、前記下側用紙反転手段6方
向、に用紙の進行方向を切換え可能な分岐部8と、前記
上側及び下側用紙反転手段4、6の下流側に配置され、
それぞれから搬出される用紙が共に到達する出口部9
と、を備えて構成されている。
【0024】具体的に、前記下側用紙反転手段6は、内
部に略鉛直方向の紙通路12を有し、この紙通路12の
上端に開口12Aを備えた下側反転バックル82と、こ
の下側反転バックル82の開口12A上方近傍に配置さ
れる下側第1ローラ84と、この下側第1ローラ84の
上流側下方に配置され、前記下側第1ローラ84と協働
して用紙を挟持し、前記下側反転バックル82にこの用
紙を搬入可能な下側第2ローラ86と、この下側反転バ
ックル82に搬入された用紙の搬入方向先端に当接可能
に配置され、且つ、この用紙を搬入方向と反対の搬出方
向に付勢可能な下側可動ストッパ88と、前記下側第1
ローラの下流側下方に配置され、前記下側第1ローラ8
4と協働して前記付勢された用紙を挟持、搬出可能な下
側第3ローラ90と、を備えて構成されている。
【0025】又、前記上側用紙反転手段4は、前記下側
反転バックル82の上方に配置され、内部に略鉛直方向
の紙通路12を有し、且つ、この紙通路12の下端に開
口12Aを備えた上側反転バックル82Aと、この上側
反転バックル82Aの開口12A下方近傍に配置される
上側第1ローラ84Aと、この上側第1ローラ84Aの
上流側上方に配置され、上側第1ローラ84Aと協働し
て用紙を挟持し、前記上側反転バックル82Aにこの用
紙を搬入可能な上側第2ローラ86Aと、前記上側反転
バックル82Aに搬入された用紙の搬入方向先端に当接
可能に配置され、且つ、この用紙を搬入方向と反対の搬
出方向に付勢可能な上側可動ストッパ88Aと、前記上
側第1ローラ84Aの下流側上方に配置され、上側第1
ローラ84Aと協働して前記付勢された用紙を挟持、搬
出可能な上側第3ローラ90Aと、を備えて構成されて
いる。なお、前記上側用紙反転手段4及び下側反転手段
6の更に詳細な構成は、既に従来の用紙反転装置80で
示したものと同様であるため、この用紙反転装置80と
同一部分に同一符号を付することで説明を省略する。
【0026】前記分岐部8は、図1及び図2に示される
ように、搬送幅方向Wの垂直断面がH字形状となる切換
えプレート48と、前記切換えプレート48の搬送幅方
向W両端部中央において、搬送幅方向W両外側に突出し
て固定される回動軸50と、この回動軸50をそれぞれ
回動自在に支持する基台49(一部図示省略)と、鉛直
方向に配設され、下端が前記切換えプレート48上流側
端部の搬送幅方向W両外側においてピン48Aを介して
回動自在に連結され、上端が搬送幅方向Wの駆動シャフ
ト52の両端に回動自在に連結される2本の平行な連結
ロッド54と、前記駆動シャフト52がその搬送幅方向
W中央において回動自在に支持されるソレノイドアーム
56と、このソレノイドアーム56を揺動させる経路切
換え用回転ソレノイド58と、前記連結ロッド54の上
端とその上方に配置されるばねかけ59の間に装架さ
れ、前記連結ロッド54を常時上方に付勢可能な鉛直方
向の引張りばね60と、を備えて構成されている。
【0027】又、前記分岐部8は、経路切換え回転ソレ
ノイド58が非励磁状態(OFF)の場合、図1の実線
で示されるように、引張ばね60により切換えプレート
48の下流側端部48Bが下方へ傾斜する位置に付勢さ
れている。このとき切換プレート48の下流側端部48
Bは、下側用紙反転手段6の下側第1及び下側第2ロー
ラ84、86の入側に位置して用紙を案内可能とされて
いる。
【0028】一方、経路切換え回転ソレノイド58が励
磁状態(ON)とされ、前記ソレノイドアーム56が下
方へ揺動し、前記引張りばね60の上方向付勢力に抗し
て連結ロッド54が下方へ移動される際には、図1の二
点鎖線で示されるように、切換えプレート48は下流側
端部48B上方へ傾斜する位置となるように設定されて
いる。このとき前記下流側端部48Bは上側用紙反転手
段4の上側第1及び上側第2ローラ84A、86Aの入
側に位置して用紙を案内可能とされている。なお、前記
経路切換え回転ソレノイド58は、用紙の搬送タイミン
グに合わせて一定の間隔でON・OFFを繰り返すよう
に設定される。
【0029】出口部9は、次工程装置に連続する下流側
搬送面10Bを備えている。なお、2点鎖線で示される
ように、上側及び下側用紙反転手段4、6から、前記出
口部9の下流側搬送面10Bにかけて、各々、搬出され
た用紙が案内される下側及び上側搬出通路66、66A
を設置するようにしても良い。
【0030】次に、この用紙反転装置2の作用につい
て、図3のタイムチャート、図4及び図5を参照して詳
細に説明する。
【0031】図4(A)に示されるように、経路切換え
回転ソレノイド58がOFFのとき、第1用紙100が
下側用紙反転手段6に搬入される。
【0032】第2用紙102が搬送された場合には、図
4(B)に示されるように、前記経路切換え回転ソレノ
イド58はONとなり、この第2用紙102は上側用紙
反転手段4に搬入される。この間下側用紙反転手段6に
おいて、前記第1用紙100が下側反転バックル82A
内の紙通路12に収容され、用紙検出器24がこの用紙
の搬入方向先端部を検出してONとなり、これに連動し
てストッパ用回転ソレノイド34がONとされて、第1
用紙100を上方にはね上げる。
【0033】その後第3用紙104が搬送されると、図
5(A)に示されるように、前記経路切換え回転ソレノ
イド58はOFFになり、この第3用紙104が下側用
紙反転手段6に案内されると共に、前記第1用紙100
は下側第1及び下側第3ローラ84、90によって搬出
される。一方この間に、上側用紙反転手段4において、
前記第2用紙102は上側反転バックル82A内の紙通
路12に収容されて用紙検出器24がONとなり、これ
に連動してストッパ用回転ソレノイド34がONとさ
れ、上側可動ストッパ88Aがこの第2用紙102を下
方へ押し出す。
【0034】次に第4用紙106が搬送されると、図5
(B)に示されるように、経路切換え回転ソレノイド5
8はONになり、この第4用紙106が上側用紙反転手
段4に案内される。第1用紙100は下流側搬送面10
Bに完全に搬出され(図示省略)、その後を追うように
第2用紙102が上側搬出通路66を経て搬出される。
この間に第3用紙104は、下側用紙反転手段6におけ
る下側反転バックル82内の紙通路12に収容され、用
紙検出器24及びストッパ用回転ソレノイド34がON
になり、第3用紙104は上方にはね上げられて下側第
1及び下側第3ローラ84、90にくわえ込まれる。
【0035】この用紙反転装置2によれば、上側及び下
側用紙反転手段4、6の一方の反転バックルに用紙が搬
入されている間であっても、他方の反転バックルに用紙
を搬入させることが可能となるため、従来の用紙反転装
置と比較して、一定時間内に反転させる用紙の枚数を大
幅に増加させることが可能となる。
【0036】又、用紙反転手段における用紙の搬入・搬
出速度を上げずに処理量を増加させる構造であるため、
用紙づまり、用紙折れ等を増加させることがない。
【0037】なお、用紙反転装置2の上側用紙反転手段
4において、紙通路12の外壁(一対の平行板13の内
側面)の少なくとも一部に、用紙の進行に抵抗を生じさ
せる手段、例えば起毛状シート、ラバーシート、用紙挟
持突起を配設することが好ましい。このようにすると、
鉛直上方向に用紙を搬入する際の用紙の自然落下を抑止
することが可能となり、用紙づまり、用紙折れ等が低減
される。
【0038】次に、実施の形態の第2例に係る用紙反転
装置2Aについて説明する。
【0039】この用紙反転装置2Aは、図6に示される
ように、実施の形態の第1例に係る用紙反転装置2と比
較して、前記下側第1ローラ84と上側第1ローラ84
Aとが用紙を挟持・搬送可能に配置されて構成されてお
り、又、前記分岐部8は、前記下側第1及び下側第2ロ
ーラ84、86の入側方向、前記上側第1及び上側第2
ローラ84A、86Aの入側方向に加え、この下側第1
及び上側第1ローラ84、84Aの入側方向にも用紙進
行方向切換え可能とされている。
【0040】更に、前記出口部9は、前記下側第1及び
下側第3ローラ84、90から搬出される用紙、前記上
側第1及び上側第3ローラ84A、90Aから搬出され
る用紙に加え、前記下側第1及び上側第1ローラ84、
84Aから搬出される用紙も到達可能となるように構成
されている。
【0041】前記下側第1及び上側第1ローラ84、8
4Aは、前記上側及び下側用紙反転手段4、6に用紙が
案内される場合には、矢印A方向に回転するのに対し、
この下側第1及び上側第1ローラ84、84A入側に用
紙が案内される場合には、制御手段98によりこれと逆
方向に回転するように設定されており、用紙を出口部9
へ搬送可能とされている。なお、その他の詳細な構成に
ついては、実施の形態の第1例に係る用紙反転装置2と
ほぼ同様であるため、この用紙反転装置2と同一部分に
同一符号を付することで説明は省略する。
【0042】なお回転ソレノイド58がOFFにおい
て、図6の2点鎖線で示されるように、前記切換えプレ
ート48の下側面である下側経路面48Dの下側に平行
して下側固定プレート62を設けることによって、下側
用紙導入通路64を構成するようにしても良く、又回転
ソレノイド58がONにおいて、前記切換えプレート4
8の上側面である上側経路面48Cの上方に平行して上
側固定プレート62Aを設けることによって、上側用紙
導入通路64Aを構成するようにしても良い。更に、回
転ソレノイド58は、図6に示されるように、3ポジシ
ョン切換え可能であるものを示したが、この回転ソレノ
イド58に代えてステップモータ等を用い、このステッ
プモータを制御して3ポジションを切換え可能とするこ
とも好ましい。このようにすると図2に示される前記引
張りばね60、ばねかけ59を設ける必要がなくなり、
分岐部8の構造を簡潔にすることができる。
【0043】前記用紙反転装置2Aによれば、用紙を反
転させない場合にはこの下側第1及び上側第1ローラ8
4、84Aにより用紙を水平搬送すればよいので、封入
・封緘システムのラインを逐一組み替える必要がなくな
る。なお、本発明は、この用紙反転装置2Aのように下
側第1及び上側第1ローラ84、84Aが協働して用紙
を挟持・搬送可能とされているものに限定されるもので
なく、例えば図7に示される用紙反転装置2Bのよう
に、前記下側第1及び上側第1ローラ84、84Aとの
間に別途搬送ローラ対74、74Aを設けるようにして
もよい。
【0044】実施の形態の例に係る用紙反転装置2、2
A、2Bにおいては、経路切換え用回転ソレノイド5
8、切換えプレート48等により構成される分岐部8を
具体的に示したが、本発明に係る用紙反転装置はこれに
限定されるものではない。例えば図8(A)に模式的に
示されるように、搬送方向上流側端部が揺動自在に支持
される切換えフラップ76により、エアシリンダ77等
を用いて経路を切換える場合や、図8(B)に示される
ように、上流側搬送面10Aと連続し、上側用紙反転手
段に用紙を案内する上側用紙案内通路78Aと、同様に
上流側搬送面10Aと連続し、下側用紙反転手段に用紙
を案内する下側用紙案内通路78Bが固定配置されてお
り、この分岐点に経路切換えフラップ76を設置するよ
うにしてもよい。
【0045】又、上側及び下側用紙反転手段の配置は、
前記実施の形態の例に示す用紙反転装置2、2A、2B
に限定されるものではなく、図8(C)に示すように反
転バックルが傾斜して配置される場合等を含むものであ
る。
【0046】更に、下側及び上側用紙反転手段4、6に
おいて、下側第1及び上側第1ローラ84、84Aは、
それぞれ、下側及び上側第2ローラ86、86Aと協働
して搬入ローラ対を構成し、且つ、下側及び上側第3ロ
ーラ90、90Aと協働して搬出ローラ対を構成する場
合を示したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、少なくとも搬入ローラ対と搬出ローラ対を有するも
のであればよく、この搬入ローラ対と搬出ローラ対とが
別個のローラにより独立して構成されるようにしてもよ
い。
【0047】以上、実施の形態の例に係る用紙反転装置
2、2A、2Bを通じて、本発明に係る用紙反転装置を
具体的に示したが、この発明の目的を達成できる範囲内
での改良・変形・組合せ等は、本発明に包含されるもの
である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、用紙反転手段における
用紙搬入・搬出速度を上げずに、短時間で大量の用紙を
反転させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例に係る用紙反転装
置を表わす略示断面図
【図2】図1におけるII−II矢視断面図
【図3】同用紙反転装置の動作を示すタイムチャート
【図4】同用紙反転装置の用紙反転作業状態を段階的に
示す模式図
【図5】同用紙反転装置の用紙反転作業状態を段階的に
示す模式図
【図6】本発明の実施の形態の第2例に係る用紙反転装
置を示す断面図
【図7】本発明の実施の形態の例に係る用紙反転装置の
他の例を示す断面図
【図8】本発明の実施の形態の例に係る用紙反転装置の
経路切換え手段の他の例を示す概念図
【図9】従来の封入・封緘ユニットにおける用紙の処理
作業を示す模式図
【図10】従来の用紙反転装置を示す略示断面図
【図11】図10におけるXI−XI部分矢視図
【図12】従来の用紙反転装置の用紙反転作業状態を示
す模式図
【符号の説明】
2、2A、2B…用紙反転装置 4…上側用紙反転手段 6…下側用紙反転手段 8…分岐部 9…出口部 12…紙通路 82…下側反転バックル 82A…上側反転バックル 84…下側第1ローラ 84A…上側第1ローラ 86…下側第2ローラ 86A…上側第2ローラ 88…下側可動ストッパ 88A…上側可動ストッパ 90……下側第3ローラ 90A…上側第3ローラ 98…制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ、高さ位置を互いに異にして配設
    され、用紙をその搬送方向先端側から搬入し、後端側か
    ら搬出する上側用紙反転手段及び下側用紙反転手段と、 前記上側及び下側用紙反転手段の上流側に配置され、前
    記上側用紙反転手段方向、前記下側用紙反転手段方向、
    に用紙の進行方向を切換可能な分岐部と、 前記上側及び下側用紙反転手段の下流側に配置され、前
    記上側用紙反転手段から搬出される用紙、前記下側用紙
    反転手段から搬出される用紙が共に到達する出口部と、 を備えることを特徴とする用紙反転装置。
  2. 【請求項2】内部に略鉛直方向の紙通路を有し、この紙
    通路の上端に開口を備えた下側反転バックルと、 前記下側反転バックルの前記開口の上方近傍、且つ、上
    流側に配置され、この開口を介して前記下側反転バック
    ルに用紙を搬入可能な下側搬入ローラ対と、 前記下側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向先端
    に当接可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方向に
    付勢可能な下側可動ストッパと、 前記下側反転バックルの前記開口の上方近傍、且つ、下
    流側に配置され、前記付勢された用紙をくわえ込んで搬
    出可能な下側搬出ローラ対と、 前記下側反転バックルの上方に配置され、内部に略鉛直
    方向の紙通路を有し、且つ、この紙通路の下端に開口を
    備えた上側反転バックルと、 前記上側反転バックルの前記開口の下方近傍、且つ、上
    流側に配置され、この開口を介して前記上側反転バック
    ルに用紙を搬入可能な上側搬入ローラ対と、 前記上側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向先端
    に当接可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方向に
    付勢可能な上側可動ストッパと、 前記上側反転バックルの前記開口の下方近傍、且つ、下
    流側に配置され、前記付勢された用紙をくわえ込んで搬
    出可能な上側搬出ローラ対と、 前記下側及び上側搬入ローラ対の上流側に配置され、前
    記下側搬送ローラ対入側方向、前記上側搬送ローラ対入
    側方向、に用紙進行方向切換え可能な分岐部と、 前記下側及び上側搬出ローラ対の下流側に配置され、前
    記下側搬出ローラ対から搬出される用紙、前記上側搬出
    ローラ対から搬出される用紙が共に到達する出口部と、 を備えることを特徴とする用紙反転装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記分岐部は、 前記下側搬入ローラ対入り側方向、前記上側搬入ローラ
    対入側方向、前記下側搬入ローラ対と上側搬入ローラ対
    との隙間方向、に用紙進行方向を切換え可能とされてお
    り、 前記出口部は、 前記下側搬出ローラ対から搬出される用紙、前記上側搬
    出ローラ対から搬出される用紙、前記下側搬入ローラ対
    と上側搬入ローラ対との隙間を通過して搬送される用
    紙、が共に到達することを特徴とする用紙反転装置。
  4. 【請求項4】内部に略鉛直方向の紙通路を有し、この紙
    通路の上端に開口を備えた下側反転バックルと、 前記下側反転バックルの前記開口上方近傍に配置される
    下側第1ローラと、 前記下側第1ローラの上流側下方に配置され、前記下側
    第1ローラと協働して用紙を挟持し、前記下側反転バッ
    クルにこの用紙を搬入可能な下側第2ローラと、 前記下側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向先端
    に当接可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方向に
    付勢可能な下側可動ストッパと、 前記下側第1ローラの下流側下方に配置され、前記下側
    第1ローラと協働して前記付勢された用紙を挟持、搬出
    可能な下側第3ローラと、 前記下側反転バックルの上方に配置され、内部に略鉛直
    方向の紙通路を有し、且つ、この紙通路の下端に開口を
    備えた上側反転バックルと、 前記上側反転バックルの前記開口下方近傍、且つ、前記
    下側第1ローラの上方に配置され、前記下側第1ローラ
    と協働して用紙を挟持、搬送可能な上側第1ローラと、 この上側第1ローラの上流側上方に配置され、前記上側
    第1ローラと協働して用紙を挟持し、前記上側反転バッ
    クルにこの用紙を搬入可能な上側第2ローラと、 前記上側反転バックルに搬入された用紙の搬入方向先端
    に当接可能に配置され、且つ、この用紙を反搬入方向に
    付勢可能な上側可動ストッパと、 前記上側第1ローラの下流側上方に配置され、前記上側
    第1ローラと協働して前記付勢された用紙を挟持、搬出
    可能な上側第3ローラと、 前記下側第1及び上側第1ローラの上流側に配置され、
    前記下側第1及び上側第1ローラの入側方向、前記下側
    第1及び下側第2ローラの入側方向、前記上側第1及び
    上側第2ローラの入側方向、に用紙進行方向切換え可能
    な分岐部と、 前記下側第1及び上側第1ローラの下流側に配置され、
    前記下側第1及び上側第1ローラから搬出される用紙、
    前記下側第1及び下側第3ローラから搬出される用紙、
    前記上側第1及び上側第3ローラから搬出される用紙、
    が共に到達する出口部と、 前記下側第1及び上側第1ローラの回転を、前記下側第
    1及び上側第1ローラの入側方向に用紙が進行する場合
    は、前記下側第1及び下側第2ローラの入側方向、並び
    に、前記上側第1及び上側第2ローラの入側方向に用紙
    が進行する場合に対して逆方向とする制御手段と、 を備えることを特徴とする用紙反転装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012012178A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Oki Electric Industry Co Ltd 表裏反転装置
JP2016155300A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 理想科学工業株式会社 封書作成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012012178A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Oki Electric Industry Co Ltd 表裏反転装置
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