JP2000318974A - 運転室付き建設機械 - Google Patents
運転室付き建設機械Info
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- JP2000318974A JP2000318974A JP11126462A JP12646299A JP2000318974A JP 2000318974 A JP2000318974 A JP 2000318974A JP 11126462 A JP11126462 A JP 11126462A JP 12646299 A JP12646299 A JP 12646299A JP 2000318974 A JP2000318974 A JP 2000318974A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転室の位置に関係なく運転室内から車体の
操作を行うことができるようにする。 【解決手段】 上部旋回体の旋回フレーム4上には、昇
降装置12によって昇降可能となった運転室15を設け
る。そして、運転室15と旋回フレーム4との間には、
2個の平行リンク17,18を直列に連結した信号伝達
装置16を取付け、この信号伝達装置16は昇降装置1
2と並行に配置する。これにより、昇降装置12によっ
て運転室15が昇降したときには、この動作に追従して
信号伝達装置16は伸長、縮小する。そして、運転室1
5側の入力ケーブル26を引張り、押出し操作したとき
には、上側平行リンク17の上側リンク部材20が回動
するから、中間リンク部材21を介して下側平行リンク
18の下側リンク部材24も回動する。これにより、下
側リンク部材24に接続された出力ケーブル27を引張
り、押出し操作することができる。
操作を行うことができるようにする。 【解決手段】 上部旋回体の旋回フレーム4上には、昇
降装置12によって昇降可能となった運転室15を設け
る。そして、運転室15と旋回フレーム4との間には、
2個の平行リンク17,18を直列に連結した信号伝達
装置16を取付け、この信号伝達装置16は昇降装置1
2と並行に配置する。これにより、昇降装置12によっ
て運転室15が昇降したときには、この動作に追従して
信号伝達装置16は伸長、縮小する。そして、運転室1
5側の入力ケーブル26を引張り、押出し操作したとき
には、上側平行リンク17の上側リンク部材20が回動
するから、中間リンク部材21を介して下側平行リンク
18の下側リンク部材24も回動する。これにより、下
側リンク部材24に接続された出力ケーブル27を引張
り、押出し操作することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧クレー
ン、油圧ショベル等の建設機械として好適に用いられる
運転室付き建設機械に関し、特に運転室を旋回フレーム
上で上下方向に昇降させる昇降装置を備えてなる運転室
付き建設機械に関する。
ン、油圧ショベル等の建設機械として好適に用いられる
運転室付き建設機械に関し、特に運転室を旋回フレーム
上で上下方向に昇降させる昇降装置を備えてなる運転室
付き建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、高所作業等を考慮して昇降可能
な運転室を設けた建設機械が知られている(例えば実開
平6−45987号公報等)。このような建設機械で
は、走行可能な下部走行体と、下部走行体に設けられた
車体を形成するフレームと、前記フレームに設けられ上
下方向に昇降動作を行う昇降装置と、前記昇降装置の上
端側に取付けられ前記昇降装置によって前記フレームに
対して上下方向に昇降される運転室とにより大略構成さ
れている。
な運転室を設けた建設機械が知られている(例えば実開
平6−45987号公報等)。このような建設機械で
は、走行可能な下部走行体と、下部走行体に設けられた
車体を形成するフレームと、前記フレームに設けられ上
下方向に昇降動作を行う昇降装置と、前記昇降装置の上
端側に取付けられ前記昇降装置によって前記フレームに
対して上下方向に昇降される運転室とにより大略構成さ
れている。
【0003】また、油圧クレーン等の建設機械は、例え
ば地上に配置された油圧クレーンによって地下の荷物を
吊荷するときに作業現場となる地下側が目視しにくい傾
向がある。このため、運転室を上昇させることによって
地下側の視認性を向上させるために、油圧クレーン等の
建設機械においても昇降可能な運転室を設けたものが知
られている。
ば地上に配置された油圧クレーンによって地下の荷物を
吊荷するときに作業現場となる地下側が目視しにくい傾
向がある。このため、運転室を上昇させることによって
地下側の視認性を向上させるために、油圧クレーン等の
建設機械においても昇降可能な運転室を設けたものが知
られている。
【0004】そして、このような昇降可能な運転室付き
建設機械は、運転室内のオペレータによって下部走行体
の前進、後進等の走行動作を制御する必要がある。この
ため、運転室と下部走行体に設けられたフレームとの間
には、例えばプッシュプルケーブル、コントロールケー
ブル等(以下、プッシュプルケーブルという)と呼ばれ
る信号伝達手段が設けられている。
建設機械は、運転室内のオペレータによって下部走行体
の前進、後進等の走行動作を制御する必要がある。この
ため、運転室と下部走行体に設けられたフレームとの間
には、例えばプッシュプルケーブル、コントロールケー
ブル等(以下、プッシュプルケーブルという)と呼ばれ
る信号伝達手段が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による建設機械では、運転室とフレームとの間に
信号伝達手段としてプッシュプルケーブルを使用してい
る。このため、運転室がフレーム側に下降したときに
は、運転室とフレームとの間隔が狭くなるため、プッシ
ュプルケーブルが弛む傾向がある。この結果、運転室内
に設けられたケーブルの一端側を引張り操作、押し出し
操作したときに、フレーム側に設けられたケーブルの他
端側の動作が追従しないことがあり、下部走行体等の走
行動作を速やかに制御できないという問題がある。
来技術による建設機械では、運転室とフレームとの間に
信号伝達手段としてプッシュプルケーブルを使用してい
る。このため、運転室がフレーム側に下降したときに
は、運転室とフレームとの間隔が狭くなるため、プッシ
ュプルケーブルが弛む傾向がある。この結果、運転室内
に設けられたケーブルの一端側を引張り操作、押し出し
操作したときに、フレーム側に設けられたケーブルの他
端側の動作が追従しないことがあり、下部走行体等の走
行動作を速やかに制御できないという問題がある。
【0006】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、運転室の位置に関係なく運転
室内から車体の操作を行うことができるようにした運転
室付き建設機械を提供することを目的としている。
されたもので、本発明は、運転室の位置に関係なく運転
室内から車体の操作を行うことができるようにした運転
室付き建設機械を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、車体を形成するフレームと、前記フレ
ームに設けられ上下方向に昇降動作を行う昇降装置と、
前記昇降装置の上端側に取付けられ前記昇降装置によっ
て前記フレームに対して上下方向に昇降される運転室
と、前記運転室に設けられオペレータが操作することに
よって信号を発生する信号発生手段と、前記フレームに
設けられ前記信号発生手段による信号を出力する信号出
力手段と、前記運転室とフレームとの間に配設され前記
信号発生手段による信号を前記信号出力手段に伝達する
信号伝達手段とからなる運転室付き建設機械に適用され
る。
ために本発明は、車体を形成するフレームと、前記フレ
ームに設けられ上下方向に昇降動作を行う昇降装置と、
前記昇降装置の上端側に取付けられ前記昇降装置によっ
て前記フレームに対して上下方向に昇降される運転室
と、前記運転室に設けられオペレータが操作することに
よって信号を発生する信号発生手段と、前記フレームに
設けられ前記信号発生手段による信号を出力する信号出
力手段と、前記運転室とフレームとの間に配設され前記
信号発生手段による信号を前記信号出力手段に伝達する
信号伝達手段とからなる運転室付き建設機械に適用され
る。
【0008】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、信号伝達手段を、前記フレームと運転室との間
に位置して相互に直列に連結して設けられ、前記昇降装
置の昇降動作に応じて上下方向に動かされる複数の平行
リンクによって構成し、前記平行リンクの最上端側は前
記信号発生手段と接続し、最下端側は前記信号出力手段
と接続したことにある。
特徴は、信号伝達手段を、前記フレームと運転室との間
に位置して相互に直列に連結して設けられ、前記昇降装
置の昇降動作に応じて上下方向に動かされる複数の平行
リンクによって構成し、前記平行リンクの最上端側は前
記信号発生手段と接続し、最下端側は前記信号出力手段
と接続したことにある。
【0009】このように構成したことにより、各平行リ
ンクは直列に連結されているから、信号伝達手段は信号
発生手段による信号に連動して動作する。これにより、
複数の平行リンクは、信号発生手段からの信号を信号出
力手段に伝達することができる。
ンクは直列に連結されているから、信号伝達手段は信号
発生手段による信号に連動して動作する。これにより、
複数の平行リンクは、信号発生手段からの信号を信号出
力手段に伝達することができる。
【0010】また、信号伝達手段は昇降装置の昇降動作
に応じて上下方向に動かされる構成となっている。この
ため、運転室が昇降装置によって昇降し運転室とフレー
ムとの間隔が変化したときには、複数の平行リンクは全
体として拡開による伸長と、屈曲による縮小を行うもの
の、各平行リンクはその平行状態を保持している。これ
により、運転室が上下方向に対していずれの位置に配置
されたときでも、信号発生手段と信号出力手段との間に
遊びが生じることはなく、信号発生手段からの信号を信
号出力手段によって速やかに出力することができる。
に応じて上下方向に動かされる構成となっている。この
ため、運転室が昇降装置によって昇降し運転室とフレー
ムとの間隔が変化したときには、複数の平行リンクは全
体として拡開による伸長と、屈曲による縮小を行うもの
の、各平行リンクはその平行状態を保持している。これ
により、運転室が上下方向に対していずれの位置に配置
されたときでも、信号発生手段と信号出力手段との間に
遊びが生じることはなく、信号発生手段からの信号を信
号出力手段によって速やかに出力することができる。
【0011】また、請求項2の発明は、平行リンクを、
運転室とフレームとの間に設けられた支柱となるステー
と、前記ステーの両端側に回動可能に取付られたリンク
部材と、前記ステーと平行となる状態で両端側が前記リ
ンク部材に取り付けられたケーブルとにより構成し、最
上端側の平行リンクのリンク部材は前記信号発生手段と
接続し、最下端側の平行リンクのリンク部材は前記信号
出力手段と接続したことにある。
運転室とフレームとの間に設けられた支柱となるステー
と、前記ステーの両端側に回動可能に取付られたリンク
部材と、前記ステーと平行となる状態で両端側が前記リ
ンク部材に取り付けられたケーブルとにより構成し、最
上端側の平行リンクのリンク部材は前記信号発生手段と
接続し、最下端側の平行リンクのリンク部材は前記信号
出力手段と接続したことにある。
【0012】これにより、運転室が上昇、下降したとき
には、各平行リンクは、ステーとケーブルとが平行状態
に保持されつつ全体として伸長、縮小する。そして、複
数の平行リンクは直列に連結されているから、信号発生
手段によって運転室側の平行リンクが作動したときに
は、フレーム側の平行リンクも連動して作動する。この
結果、最下端側のリンク部材が回動し、運転室に設けら
れた信号発生手段からの信号をフレーム側の信号出力手
段に伝達することができる。
には、各平行リンクは、ステーとケーブルとが平行状態
に保持されつつ全体として伸長、縮小する。そして、複
数の平行リンクは直列に連結されているから、信号発生
手段によって運転室側の平行リンクが作動したときに
は、フレーム側の平行リンクも連動して作動する。この
結果、最下端側のリンク部材が回動し、運転室に設けら
れた信号発生手段からの信号をフレーム側の信号出力手
段に伝達することができる。
【0013】また、請求項3の発明は、昇降装置を、X
字状に接続したリンクアームからなるリンクを複数段連
結することによって構成したリンク機構と、前記リンク
機構に接続され前記リンク機構を伸縮させる昇降用シリ
ンダとから構成し、前記信号伝達手段を、前記フレーム
と運転室との間に位置して前記昇降装置と並列に設けた
ことにある。
字状に接続したリンクアームからなるリンクを複数段連
結することによって構成したリンク機構と、前記リンク
機構に接続され前記リンク機構を伸縮させる昇降用シリ
ンダとから構成し、前記信号伝達手段を、前記フレーム
と運転室との間に位置して前記昇降装置と並列に設けた
ことにある。
【0014】これにより、リンク機構と昇降用シリンダ
とからなる昇降装置によって運転室を水平状態に保持し
つつ上下方向に昇降することができる。また、信号伝達
手段を昇降装置と並列に設けたから、昇降装置の昇降動
作に伴って信号伝達手段を伸長、縮小することができ
る。
とからなる昇降装置によって運転室を水平状態に保持し
つつ上下方向に昇降することができる。また、信号伝達
手段を昇降装置と並列に設けたから、昇降装置の昇降動
作に伴って信号伝達手段を伸長、縮小することができ
る。
【0015】また、請求項4の発明は、昇降装置を、X
字状に接続したリンクアームからなるリンクを複数段連
結することによって構成したリンク機構と、前記リンク
機構に接続され前記リンク機構を伸縮させる昇降用シリ
ンダとから構成し、前記平行リンクのステーを、前記格
段のリンクを構成するリンクアームを用いて構成したこ
とにある。
字状に接続したリンクアームからなるリンクを複数段連
結することによって構成したリンク機構と、前記リンク
機構に接続され前記リンク機構を伸縮させる昇降用シリ
ンダとから構成し、前記平行リンクのステーを、前記格
段のリンクを構成するリンクアームを用いて構成したこ
とにある。
【0016】これにより、平行リンクを昇降装置のリン
ク機構を利用して構成することができ、信号伝達手段と
昇降装置を全体として小型化することができる。
ク機構を利用して構成することができ、信号伝達手段と
昇降装置を全体として小型化することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
運転室付き建設機械を油圧クレーンに適用した場合を例
に挙げ、図1ないし図8に基づいて詳細に説明する。そ
して、図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態を示
している。
運転室付き建設機械を油圧クレーンに適用した場合を例
に挙げ、図1ないし図8に基づいて詳細に説明する。そ
して、図1ないし図7は本発明の第1の実施の形態を示
している。
【0018】図において、1は下部走行体、2は下部走
行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体を示し、こ
の上部旋回体2は、旋回装置3を介して下部走行体1上
に旋回可能に設けられた旋回フレーム4と、この旋回フ
レーム4上に設けられ、エンジン、油圧ポンプ(図示せ
ず)等を収容した機械室5と、機械室5の後側に位置し
て旋回フレーム4の後部に設けられたカウンタウエイト
6と、旋回フレーム4の前部右側に設けられた後述の昇
降装置12、運転室15等によって構成されている。そ
して、上部旋回体2の後部側にはA型フレーム7が設け
られると共に、機械室5には後述するブーム9を俯仰動
するための起伏ドラム8等が設けられている。
行体1上に旋回可能に設けられた上部旋回体を示し、こ
の上部旋回体2は、旋回装置3を介して下部走行体1上
に旋回可能に設けられた旋回フレーム4と、この旋回フ
レーム4上に設けられ、エンジン、油圧ポンプ(図示せ
ず)等を収容した機械室5と、機械室5の後側に位置し
て旋回フレーム4の後部に設けられたカウンタウエイト
6と、旋回フレーム4の前部右側に設けられた後述の昇
降装置12、運転室15等によって構成されている。そ
して、上部旋回体2の後部側にはA型フレーム7が設け
られると共に、機械室5には後述するブーム9を俯仰動
するための起伏ドラム8等が設けられている。
【0019】また、旋回フレーム4は、前部右側には後
述する昇降装置12を取り付けるため複数のブラケット
(図示せず)が設けられると共に、図3に示すように機
械室5の近傍には、後述する信号伝達装置16のステー
23等を取り付けるための取付ブラケット4Aが設けら
れている。
述する昇降装置12を取り付けるため複数のブラケット
(図示せず)が設けられると共に、図3に示すように機
械室5の近傍には、後述する信号伝達装置16のステー
23等を取り付けるための取付ブラケット4Aが設けら
れている。
【0020】9は基端側が旋回フレーム4の前部中央に
俯仰動可能に取付けられたブームで、このブーム9の先
端側にはA型フレーム7を介して起伏ドラム8から延び
るペンダントロープ10が取り付けられている。そし
て、起伏ドラム8によってペンダントロープ10を巻取
り、巻出し操作することによって、ブーム9は俯仰動す
るものである。また、ブーム9の先端側には、主巻ロー
プ11が垂下して設けられ、この主巻ロープ11の先端
には、吊荷作業を行うための主フック11Aが取り付け
られている。
俯仰動可能に取付けられたブームで、このブーム9の先
端側にはA型フレーム7を介して起伏ドラム8から延び
るペンダントロープ10が取り付けられている。そし
て、起伏ドラム8によってペンダントロープ10を巻取
り、巻出し操作することによって、ブーム9は俯仰動す
るものである。また、ブーム9の先端側には、主巻ロー
プ11が垂下して設けられ、この主巻ロープ11の先端
には、吊荷作業を行うための主フック11Aが取り付け
られている。
【0021】12は旋回フレーム4の前部側に位置して
ブーム9の基端側近傍に設けられた昇降装置で、この昇
降装置12は、図2に示すようにパンタグラフ式のリン
ク機構13と、このリンク機構13に取り囲まれ旋回フ
レーム4と運転室15との間に設けられた昇降シリンダ
14とによって構成されている。
ブーム9の基端側近傍に設けられた昇降装置で、この昇
降装置12は、図2に示すようにパンタグラフ式のリン
ク機構13と、このリンク機構13に取り囲まれ旋回フ
レーム4と運転室15との間に設けられた昇降シリンダ
14とによって構成されている。
【0022】ここで、リンク機構13は、X字状をなし
たリンク13A,13Bを上下方向に複数段(例えば2
段)連結することによって構成されている。そして、旋
回フレーム4側に設けられた第1段のリンク13Aは、
左,右一対のリンクアーム13A1 と、これに対応して
一対となったリンクアーム13A2 とをX字状に接続す
ることによって構成されている。また、第2段のリンク
13Bは、下端側が第1段のリンク13Aの上端側に連
結されると共に、上端側が運転室15の下側に取り付け
られ、第1段のリンク13Aと同様にリンクアーム13
B1 ,13B2をX字状に接続することによって構成さ
れている。
たリンク13A,13Bを上下方向に複数段(例えば2
段)連結することによって構成されている。そして、旋
回フレーム4側に設けられた第1段のリンク13Aは、
左,右一対のリンクアーム13A1 と、これに対応して
一対となったリンクアーム13A2 とをX字状に接続す
ることによって構成されている。また、第2段のリンク
13Bは、下端側が第1段のリンク13Aの上端側に連
結されると共に、上端側が運転室15の下側に取り付け
られ、第1段のリンク13Aと同様にリンクアーム13
B1 ,13B2をX字状に接続することによって構成さ
れている。
【0023】そして、第1段のリンク13Aは、リンク
アーム13A1 の下端側が旋回フレーム4に回動可能に
支持されている。また、リンクアーム13A2 の下端側
にはスライダ13Cが設けられ、このスライダ13C
は、旋回フレーム4に設けられたガイド13Dによっ
て、前後方向に変位可能に取付けられている。
アーム13A1 の下端側が旋回フレーム4に回動可能に
支持されている。また、リンクアーム13A2 の下端側
にはスライダ13Cが設けられ、このスライダ13C
は、旋回フレーム4に設けられたガイド13Dによっ
て、前後方向に変位可能に取付けられている。
【0024】一方、第2段のリンク13Bは、リンクア
ーム13B1 の上端側が運転室15に回動可能に支持さ
れている。また、リンクアーム13B2 の上端側にはス
ライダ13Eが設けられ、このスライダ13Eは、運転
室15に設けられたガイド13Fによって、前後方向に
変位可能に取付けられている。
ーム13B1 の上端側が運転室15に回動可能に支持さ
れている。また、リンクアーム13B2 の上端側にはス
ライダ13Eが設けられ、このスライダ13Eは、運転
室15に設けられたガイド13Fによって、前後方向に
変位可能に取付けられている。
【0025】一方、昇降シリンダ14は、チューブ14
Aと、チューブ14Aから伸縮するロッド14B等から
構成されている。また、昇降シリンダ14は、チューブ
14Aのボトム側が旋回フレーム4にピン結合され、ロ
ッド14Bの先端側が運転室15から後側に向けて斜め
に延びると共に、リンク機構13のリンクアーム13B
2 の上端側にピン結合されている。
Aと、チューブ14Aから伸縮するロッド14B等から
構成されている。また、昇降シリンダ14は、チューブ
14Aのボトム側が旋回フレーム4にピン結合され、ロ
ッド14Bの先端側が運転室15から後側に向けて斜め
に延びると共に、リンク機構13のリンクアーム13B
2 の上端側にピン結合されている。
【0026】そして、外部から給排される圧油によって
昇降シリンダ14が伸長したときには、リンク機構13
が伸長するから、運転室15は旋回フレーム4上方の上
昇位置に移動する。一方、昇降シリンダ14が縮小した
ときには、リンク機構13が縮小するから、運転室15
は旋回フレーム4に接近した下降位置に移動する。
昇降シリンダ14が伸長したときには、リンク機構13
が伸長するから、運転室15は旋回フレーム4上方の上
昇位置に移動する。一方、昇降シリンダ14が縮小した
ときには、リンク機構13が縮小するから、運転室15
は旋回フレーム4に接近した下降位置に移動する。
【0027】15は旋回フレーム4の上側に位置して昇
降装置12の上端側に取付けられた運転室で、この運転
室15は、床板部15Aを有するキャブボックスとして
形成され、床板部15Aには昇降装置12を取付けるた
めの複数のブラケット(図示せず)が形成されると共
に、床板部15Aの後側には後述する信号伝達装置16
のステー19を取付けるための取付ブラケット15Bが
設けられている。そして、運転室15には、第2段のリ
ンク13Bの上端側が連結されることにより、リンク機
構13の上部に載置されている。
降装置12の上端側に取付けられた運転室で、この運転
室15は、床板部15Aを有するキャブボックスとして
形成され、床板部15Aには昇降装置12を取付けるた
めの複数のブラケット(図示せず)が形成されると共
に、床板部15Aの後側には後述する信号伝達装置16
のステー19を取付けるための取付ブラケット15Bが
設けられている。そして、運転室15には、第2段のリ
ンク13Bの上端側が連結されることにより、リンク機
構13の上部に載置されている。
【0028】16は旋回フレーム4と運転室15との間
に設けられた信号伝達手段としての信号伝達装置で、こ
の信号伝達装置16は、図3に示すように例えば2個の
平行リンク17,18を略L字状に直列に連結すること
によって構成され、昇降装置12とは左,右方向に並列
に設けられている。
に設けられた信号伝達手段としての信号伝達装置で、こ
の信号伝達装置16は、図3に示すように例えば2個の
平行リンク17,18を略L字状に直列に連結すること
によって構成され、昇降装置12とは左,右方向に並列
に設けられている。
【0029】そして、各平行リンク17,18のうち運
転室15側に設けられた上側平行リンク17は、上端側
が運転室15の取付ブラケット15Bに回動可能に取付
けられ下端側が下側平行リンク18の上端側に回動可能
に連結された支柱となるステー19と、ステー19の上
端側に回動可能に取付けられ支軸20Aを挟んで2つの
アーム20B,20Cを有する略L字状の上側リンク部
材20と、ステー19の下端側と後述するステー23と
の間の連結部に回動可能に取付けられ支軸21Aを挟ん
で延びる2つのアーム21B,21Cを有する略L字状
の中間リンク部材21と、ステー19に平行となった状
態で両端側が各リンク部材20,21のアーム20C,
21B間に取付けられたプッシュプルケーブル22とに
よって構成されている。
転室15側に設けられた上側平行リンク17は、上端側
が運転室15の取付ブラケット15Bに回動可能に取付
けられ下端側が下側平行リンク18の上端側に回動可能
に連結された支柱となるステー19と、ステー19の上
端側に回動可能に取付けられ支軸20Aを挟んで2つの
アーム20B,20Cを有する略L字状の上側リンク部
材20と、ステー19の下端側と後述するステー23と
の間の連結部に回動可能に取付けられ支軸21Aを挟ん
で延びる2つのアーム21B,21Cを有する略L字状
の中間リンク部材21と、ステー19に平行となった状
態で両端側が各リンク部材20,21のアーム20C,
21B間に取付けられたプッシュプルケーブル22とに
よって構成されている。
【0030】また、各リンク部材20,21のアーム2
0C,21Bは、支軸20A,21Aから下側に向けて
延びると共に、略平行状態に保持されている。そして、
ステー19には2個の支持部19Aが長さ方向に離間し
て設けられ、各支持部19Aはプッシュプルケーブル2
2のアウタケーシング22Aを支持している。
0C,21Bは、支軸20A,21Aから下側に向けて
延びると共に、略平行状態に保持されている。そして、
ステー19には2個の支持部19Aが長さ方向に離間し
て設けられ、各支持部19Aはプッシュプルケーブル2
2のアウタケーシング22Aを支持している。
【0031】一方、旋回フレーム4側に設けられた下側
平行リンク18は、上端側がステー19の下端側に回動
可能に連結され下端側が旋回フレーム4の取付ブラケッ
ト4Aに回動可能に取付けられた支柱となるステー23
と、ステー23の上端側とステー19の下端側との間の
連結部に取付けられた前記中間リンク部材21と、ステ
ー23の下端側に回動可能に取付けられ支軸24Aを挟
んで2つのアーム24B,24Cを有する略L字状の下
側リンク部材24と、ステー23に平行となった状態で
両端側が各リンク部材21,24のアーム21C,24
B間に取付けられたプッシュプルケーブル25とによっ
て構成されている。
平行リンク18は、上端側がステー19の下端側に回動
可能に連結され下端側が旋回フレーム4の取付ブラケッ
ト4Aに回動可能に取付けられた支柱となるステー23
と、ステー23の上端側とステー19の下端側との間の
連結部に取付けられた前記中間リンク部材21と、ステ
ー23の下端側に回動可能に取付けられ支軸24Aを挟
んで2つのアーム24B,24Cを有する略L字状の下
側リンク部材24と、ステー23に平行となった状態で
両端側が各リンク部材21,24のアーム21C,24
B間に取付けられたプッシュプルケーブル25とによっ
て構成されている。
【0032】また、各リンク部材21,24のアーム2
1C,24Bは、支軸21A,24Aから上側に向けて
延びると共に、略平行状態に保持されている。そして、
ステー23には2個の支持部23Aが長さ方向に離間し
て設けられ、各支持部23Aはプッシュプルケーブル2
5のアウタケーシング25Aを支持している。
1C,24Bは、支軸21A,24Aから上側に向けて
延びると共に、略平行状態に保持されている。そして、
ステー23には2個の支持部23Aが長さ方向に離間し
て設けられ、各支持部23Aはプッシュプルケーブル2
5のアウタケーシング25Aを支持している。
【0033】また、上側リンク部材20のアーム20B
は、支軸20Aから上側に向けて延びると共に、入力ケ
ーブル26を介して操作ペダル、旋回ロック装置用レバ
ー等の信号発生手段(図示せず)に接続されている。一
方、下側リンク部材24のアーム24Bは、支軸24A
から下側に向けて延びると共に、出力ケーブル27を介
してエンジンの回転数を制御するガバナのガバナレバ
ー、旋回ロック装置等の信号出力手段(図示せず)に接
続されている。
は、支軸20Aから上側に向けて延びると共に、入力ケ
ーブル26を介して操作ペダル、旋回ロック装置用レバ
ー等の信号発生手段(図示せず)に接続されている。一
方、下側リンク部材24のアーム24Bは、支軸24A
から下側に向けて延びると共に、出力ケーブル27を介
してエンジンの回転数を制御するガバナのガバナレバ
ー、旋回ロック装置等の信号出力手段(図示せず)に接
続されている。
【0034】本実施の形態による油圧クレーンは上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0035】まず、吊荷作業を行うときには、この吊荷
を主フック11Aに掛け止めし、ブーム9を俯仰動させ
つつ、上部旋回体2を旋回することによって吊荷を移動
する。ここで、作業現場が運転室15に比べて非常に低
い位置(例えば地下等)にある場合には、運転席15か
ら吊荷、主フック11A等が目視しにくくなる。このた
め、運転室15内のオペレータは、運転室15下方の視
界を確保するために、昇降装置12を作動させることに
よって運転室15を上昇させる。
を主フック11Aに掛け止めし、ブーム9を俯仰動させ
つつ、上部旋回体2を旋回することによって吊荷を移動
する。ここで、作業現場が運転室15に比べて非常に低
い位置(例えば地下等)にある場合には、運転席15か
ら吊荷、主フック11A等が目視しにくくなる。このた
め、運転室15内のオペレータは、運転室15下方の視
界を確保するために、昇降装置12を作動させることに
よって運転室15を上昇させる。
【0036】このとき、信号伝達装置16の各平行リン
ク17,18は、運転室15の上昇に伴って徐々に拡開
するものの、入力ケーブル26を引張り、押出し操作し
ない限り上側平行リンク17の上側リンク部材20が回
動することはない。また、上側平行リンク17のステー
19とプッシュプルケーブル22とは、運転室15の高
さ位置に関係なく、常に略平行状態に保持されるから、
上側平行リンク17と下側平行リンク18との間に設け
られた中間リンク部材21のアーム21Bも、上側リン
ク部材20のアーム20Cと略平行状態に保持される。
このため、運転室15が上昇したときであっても、中間
リンク部材21は回動することはなく、中間リンク部材
21はほぼ同じ姿勢を保持しつつ上昇する。
ク17,18は、運転室15の上昇に伴って徐々に拡開
するものの、入力ケーブル26を引張り、押出し操作し
ない限り上側平行リンク17の上側リンク部材20が回
動することはない。また、上側平行リンク17のステー
19とプッシュプルケーブル22とは、運転室15の高
さ位置に関係なく、常に略平行状態に保持されるから、
上側平行リンク17と下側平行リンク18との間に設け
られた中間リンク部材21のアーム21Bも、上側リン
ク部材20のアーム20Cと略平行状態に保持される。
このため、運転室15が上昇したときであっても、中間
リンク部材21は回動することはなく、中間リンク部材
21はほぼ同じ姿勢を保持しつつ上昇する。
【0037】さらに、下側平行リンク18のステー23
とプッシュプルケーブル25も常に平行状態に保持され
るから、下側平行リンク18の下端側に設けられた下側
リンク部材24のアーム24Bも中間リンク部材21の
アーム21Cと略平行状態に保持される。このため、運
転室15が上昇したときであっても、下側リンク部材2
4は回動することなく、ほぼ停止状態に保持される。こ
れにより、運転室15が上昇、下降したときでも、出力
ケーブル27が引張り、押出し操作されることはなく、
入力ケーブル26、出力ケーブル27にあそび、弛み等
が生じることはない。
とプッシュプルケーブル25も常に平行状態に保持され
るから、下側平行リンク18の下端側に設けられた下側
リンク部材24のアーム24Bも中間リンク部材21の
アーム21Cと略平行状態に保持される。このため、運
転室15が上昇したときであっても、下側リンク部材2
4は回動することなく、ほぼ停止状態に保持される。こ
れにより、運転室15が上昇、下降したときでも、出力
ケーブル27が引張り、押出し操作されることはなく、
入力ケーブル26、出力ケーブル27にあそび、弛み等
が生じることはない。
【0038】即ち、図6、図7に示すように入力ケーブ
ル26のアウタケーシング26A先端と上側リンク部材
20のアーム20Bとの間の寸法D1 は、運転室15の
高さ位置に関係なくほぼ一定の値に保持される。また、
出力ケーブル27のアウタケーシング27A先端と下側
リンク部材24のアーム24Cとの間の寸法D2 も、運
転室15の高さ位置に関係なくほぼ一定の値に保持され
る。このため、運転室15の高さ位置に関係なく入力ケ
ーブル26によって出力ケーブル27を引張り、押出し
操作をすることができる。
ル26のアウタケーシング26A先端と上側リンク部材
20のアーム20Bとの間の寸法D1 は、運転室15の
高さ位置に関係なくほぼ一定の値に保持される。また、
出力ケーブル27のアウタケーシング27A先端と下側
リンク部材24のアーム24Cとの間の寸法D2 も、運
転室15の高さ位置に関係なくほぼ一定の値に保持され
る。このため、運転室15の高さ位置に関係なく入力ケ
ーブル26によって出力ケーブル27を引張り、押出し
操作をすることができる。
【0039】そして、例えばエンジンの回転数制御等を
行うときには、運転室15内のオペレータは、操作ペダ
ルを踏み込み、踏み戻し操作する。これにより、入力ケ
ーブル26が引張り、押出し操作されるから、上側平行
リンク17の上側リンク部材20は図3中の矢示A1 ,
A2 方向に回動する。
行うときには、運転室15内のオペレータは、操作ペダ
ルを踏み込み、踏み戻し操作する。これにより、入力ケ
ーブル26が引張り、押出し操作されるから、上側平行
リンク17の上側リンク部材20は図3中の矢示A1 ,
A2 方向に回動する。
【0040】このとき、下側平行リンク18は上側平行
リンク17に連動するから、下側平行リンク18の下側
リンク部材24も上側平行リンク17の上側リンク部材
20の回動動作に伴って図3中の矢示B1 ,B2 方向に
回動する。これにより、出力ケーブル27が引張り、押
出し操作されるから、オペレータの操作ペダルの操作量
に対応してガバナレバーを操作し、エンジンの回転数を
速やかに制御することができる。
リンク17に連動するから、下側平行リンク18の下側
リンク部材24も上側平行リンク17の上側リンク部材
20の回動動作に伴って図3中の矢示B1 ,B2 方向に
回動する。これにより、出力ケーブル27が引張り、押
出し操作されるから、オペレータの操作ペダルの操作量
に対応してガバナレバーを操作し、エンジンの回転数を
速やかに制御することができる。
【0041】かくして、本実施の形態によれば、信号伝
達装置16を相互に連結して設けられた上側平行リンク
17と下側平行リンク18によって構成したから、昇降
可能な運転室15の高さ位置が変化したときであっても
運転室15内の操作ペダルの操作量等の信号を応答遅れ
を生じることなくガバナレバー等の信号出力手段に伝達
することができ、信号出力手段の操作性、応答性を向上
することができる。
達装置16を相互に連結して設けられた上側平行リンク
17と下側平行リンク18によって構成したから、昇降
可能な運転室15の高さ位置が変化したときであっても
運転室15内の操作ペダルの操作量等の信号を応答遅れ
を生じることなくガバナレバー等の信号出力手段に伝達
することができ、信号出力手段の操作性、応答性を向上
することができる。
【0042】また、上側平行リンク17をステー19、
上側リンク部材20、中間リンク部材21、プッシュプ
ルケーブル22によって構成し、下側平行リンク18を
ステー23、中間リンク部材21、下側リンク部材2
4、プッシュプルケーブル25によって構成したから、
各平行リンク17,18は平行状態を保持しつつ連動し
て作動する。このため、上側平行リンク17の上側リン
ク部材20に接続された入力ケーブル26を引張り、押
出し操作することによって、下側平行リンク18の下側
リンク部材24に接続された出力ケーブル27を引張
り、押出し操作することができる。
上側リンク部材20、中間リンク部材21、プッシュプ
ルケーブル22によって構成し、下側平行リンク18を
ステー23、中間リンク部材21、下側リンク部材2
4、プッシュプルケーブル25によって構成したから、
各平行リンク17,18は平行状態を保持しつつ連動し
て作動する。このため、上側平行リンク17の上側リン
ク部材20に接続された入力ケーブル26を引張り、押
出し操作することによって、下側平行リンク18の下側
リンク部材24に接続された出力ケーブル27を引張
り、押出し操作することができる。
【0043】そして、各平行リンク17,18には、プ
ッシュプルケーブル23,25を用いるから、ロッド等
の棒状部材を用いる場合に比べて上側平行リンク17、
下側平行リンク18を小型、軽量化することができる。
このため、より高い位置に運転室15を上昇させるため
に昇降装置12等が大型化したときであっても、信号伝
達装置16の重量負担を少なくできるから、信号伝達装
置16を容易に適用することができる。
ッシュプルケーブル23,25を用いるから、ロッド等
の棒状部材を用いる場合に比べて上側平行リンク17、
下側平行リンク18を小型、軽量化することができる。
このため、より高い位置に運転室15を上昇させるため
に昇降装置12等が大型化したときであっても、信号伝
達装置16の重量負担を少なくできるから、信号伝達装
置16を容易に適用することができる。
【0044】また、信号伝達装置16を昇降装置12と
並列に設けたから、昇降装置12の昇降動作に追従させ
て信号伝達装置16を伸長、縮小することができる。さ
らに、昇降装置12が設けられた既存の建設機械であっ
ても信号伝達装置16を容易に適用することができる。
並列に設けたから、昇降装置12の昇降動作に追従させ
て信号伝達装置16を伸長、縮小することができる。さ
らに、昇降装置12が設けられた既存の建設機械であっ
ても信号伝達装置16を容易に適用することができる。
【0045】次に、図8は本発明の第2の実施の形態を
示し、本実施の形態の特徴は、平行リンクのステーとし
て昇降装置のリンクアームを用いたことにある。なお、
本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
示し、本実施の形態の特徴は、平行リンクのステーとし
て昇降装置のリンクアームを用いたことにある。なお、
本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同一の構成
要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとす
る。
【0046】31は本実施の形態による信号伝達装置
で、この信号伝達装置31は、直列に連結された2個の
平行リンク32,33によって構成されている。そし
て、上側平行リンク32は、上端側が運転室15に回動
可能に取付けられ下端側がリンクアーム13A1 に連結
されたリンクアーム13B1 と、リンクアーム13B1
の上端側に回動可能に取付けられ支軸34Aを挟んで2
つのアーム34B,34Cを有する略L字状の上側リン
ク部材34と、リンクアーム13B1 の下端側とリンク
アーム13A1 の上端側との間の連結部に回動可能に取
付けられ支軸35Aを挟んで延びる2つのアーム35
B,35Cを有する略L字状の中間リンク部材35と、
リンクアーム13B1 に平行となった状態で両端側が各
リンク部材34,35のアーム34C,35B間に取付
けられたプッシュプルケーブル36とによって構成され
ている。
で、この信号伝達装置31は、直列に連結された2個の
平行リンク32,33によって構成されている。そし
て、上側平行リンク32は、上端側が運転室15に回動
可能に取付けられ下端側がリンクアーム13A1 に連結
されたリンクアーム13B1 と、リンクアーム13B1
の上端側に回動可能に取付けられ支軸34Aを挟んで2
つのアーム34B,34Cを有する略L字状の上側リン
ク部材34と、リンクアーム13B1 の下端側とリンク
アーム13A1 の上端側との間の連結部に回動可能に取
付けられ支軸35Aを挟んで延びる2つのアーム35
B,35Cを有する略L字状の中間リンク部材35と、
リンクアーム13B1 に平行となった状態で両端側が各
リンク部材34,35のアーム34C,35B間に取付
けられたプッシュプルケーブル36とによって構成され
ている。
【0047】また、下側平行リンク33は、上端側がリ
ンクアーム13B1 に回動可能に連結され下端側が旋回
フレーム4に回動可能に取付けられたリンクアーム13
A1と、リンクアーム13A1 とリンクアーム13B1
との間の連結部に取付けられた前記中間リンク部材35
と、リンクアーム13A1 の下端側に回動可能に取付け
られ支軸37Aを挟んで2つのアーム37B,37Cを
有する略L字状の下側リンク部材37と、リンクアーム
13A1 に平行となったた状態で両端側が各リンク部材
35,37のアーム35C,37B間に取付けられたプ
ッシュプルケーブル38とによって構成されている。
ンクアーム13B1 に回動可能に連結され下端側が旋回
フレーム4に回動可能に取付けられたリンクアーム13
A1と、リンクアーム13A1 とリンクアーム13B1
との間の連結部に取付けられた前記中間リンク部材35
と、リンクアーム13A1 の下端側に回動可能に取付け
られ支軸37Aを挟んで2つのアーム37B,37Cを
有する略L字状の下側リンク部材37と、リンクアーム
13A1 に平行となったた状態で両端側が各リンク部材
35,37のアーム35C,37B間に取付けられたプ
ッシュプルケーブル38とによって構成されている。
【0048】そして、上側リンク部材34のアーム34
Bには入力ケーブル26が接続されると共に、下側リン
ク部材37のアーム37Cには出力ケーブル27が接続
されている。
Bには入力ケーブル26が接続されると共に、下側リン
ク部材37のアーム37Cには出力ケーブル27が接続
されている。
【0049】かくして、このように構成される本実施の
形態においても前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用
効果を得ることができる。しかし、本実施の形態では、
各平行リンク32,33のステーとしてリンク機構13
のリンクアーム13B1 ,13A1 を用いるから、昇降
装置12を利用して信号伝達装置31を構成することが
でき、これらの昇降装置12と信号伝達装置31とを併
せた全体を小型化することができる。また、昇降装置1
2を利用して信号伝達装置31を構成するから、第1の
実施の形態のようにステー等を取り付ける必要がなく、
信号伝達装置31用の空間を別途確保する必要がなくな
る。
形態においても前記第1の実施の形態とほぼ同様の作用
効果を得ることができる。しかし、本実施の形態では、
各平行リンク32,33のステーとしてリンク機構13
のリンクアーム13B1 ,13A1 を用いるから、昇降
装置12を利用して信号伝達装置31を構成することが
でき、これらの昇降装置12と信号伝達装置31とを併
せた全体を小型化することができる。また、昇降装置1
2を利用して信号伝達装置31を構成するから、第1の
実施の形態のようにステー等を取り付ける必要がなく、
信号伝達装置31用の空間を別途確保する必要がなくな
る。
【0050】なお、前記各実施の形態では、2個の平行
リンク17,18,32,33を連結することによって
信号伝達装置16,31を構成するものとしたが、3個
以上の平行リンクを連結する構成としてもよい。
リンク17,18,32,33を連結することによって
信号伝達装置16,31を構成するものとしたが、3個
以上の平行リンクを連結する構成としてもよい。
【0051】また、前記各実施の形態では、平行リンク
17,18,32,33にはプッシュプルケーブル2
2,25,36,38を用いる構成としたが、プッシュ
プルケーブルに代えて棒状のロッド部材等を用いてもよ
い。
17,18,32,33にはプッシュプルケーブル2
2,25,36,38を用いる構成としたが、プッシュ
プルケーブルに代えて棒状のロッド部材等を用いてもよ
い。
【0052】さらに、前記実施の形態では、油圧クレー
ンを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例
えば油圧ショベル、ホイールローダ等、他の建設機械に
も広く適用できるものである。
ンを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例
えば油圧ショベル、ホイールローダ等、他の建設機械に
も広く適用できるものである。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に記載の発
明によれば、信号伝達手段を相互に連結して設けられ昇
降装置の昇降動作に応じて上下方向に動かされる複数の
平行リンクによって構成したから、昇降可能な運転室の
高さ位置が変化したときでも運転室側の信号発生手段に
よる信号をフレーム側の信号出力手段に応答遅れを生じ
ることなく伝達することができ、信号出力手段の応答性
を向上することができる。
明によれば、信号伝達手段を相互に連結して設けられ昇
降装置の昇降動作に応じて上下方向に動かされる複数の
平行リンクによって構成したから、昇降可能な運転室の
高さ位置が変化したときでも運転室側の信号発生手段に
よる信号をフレーム側の信号出力手段に応答遅れを生じ
ることなく伝達することができ、信号出力手段の応答性
を向上することができる。
【0054】また、請求項2の発明によれば、平行リン
クをステー、リンク部材、ケーブルによって構成したか
ら、各平行リンクは平行状態を保持しつつ連動する。こ
のため、最上端側の信号発生手段による信号を最下端側
の信号出力手段に応答遅れが生じることなく伝達するこ
とができる。また、平行リンクはケーブルを用いて構成
するから、ロッド等の棒状部材を用いる場合に比べて平
行リンクを小型、軽量化することができる。
クをステー、リンク部材、ケーブルによって構成したか
ら、各平行リンクは平行状態を保持しつつ連動する。こ
のため、最上端側の信号発生手段による信号を最下端側
の信号出力手段に応答遅れが生じることなく伝達するこ
とができる。また、平行リンクはケーブルを用いて構成
するから、ロッド等の棒状部材を用いる場合に比べて平
行リンクを小型、軽量化することができる。
【0055】また、請求項3の発明によれば、昇降装置
をリンク機構と昇降用シリンダとによって構成し、前記
信号伝達手段を前記昇降装置と並列に設けたから、リン
ク機構と昇降用シリンダとからなる昇降装置によって運
転室を昇降することができると共に、昇降装置の昇降動
作に追従させて信号伝達手段を伸長、縮小することがで
きる。また、信号伝達手段を昇降装置と別個に設けたか
ら、信号伝達手段を既存の建設機械に容易に適用するこ
とができる。
をリンク機構と昇降用シリンダとによって構成し、前記
信号伝達手段を前記昇降装置と並列に設けたから、リン
ク機構と昇降用シリンダとからなる昇降装置によって運
転室を昇降することができると共に、昇降装置の昇降動
作に追従させて信号伝達手段を伸長、縮小することがで
きる。また、信号伝達手段を昇降装置と別個に設けたか
ら、信号伝達手段を既存の建設機械に容易に適用するこ
とができる。
【0056】また、請求項4の発明によれば、昇降装置
を、リンクアームをX字状に接続したリンクを複数段連
結したリンク機構と、前記リンク機構に接続されリンク
機構を伸縮させる昇降用シリンダとによって構成し、前
記平行リンクのステーは、前記各段リンクのリンクアー
ムを用いて構成したから、平行リンクは昇降装置のリン
ク機構を利用して構成することができ、信号伝達手段と
昇降装置を小型化することができる。
を、リンクアームをX字状に接続したリンクを複数段連
結したリンク機構と、前記リンク機構に接続されリンク
機構を伸縮させる昇降用シリンダとによって構成し、前
記平行リンクのステーは、前記各段リンクのリンクアー
ムを用いて構成したから、平行リンクは昇降装置のリン
ク機構を利用して構成することができ、信号伝達手段と
昇降装置を小型化することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による油圧クレーン
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】図1中の運転室、昇降装置、信号伝達装置等を
拡大して示す正面図である。
拡大して示す正面図である。
【図3】第1の実施の形態による運転室を上昇位置側に
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
【図4】図2中の運転室、昇降装置、信号伝達装置等を
示す右側面図である。
示す右側面図である。
【図5】図4中の信号伝達装置の中間リンク部材を示す
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図6】第1の実施の形態による運転室を上昇位置と下
降位置との中間に配置したときの信号伝達装置を拡大し
て示す拡大断面図である。
降位置との中間に配置したときの信号伝達装置を拡大し
て示す拡大断面図である。
【図7】第1の実施の形態による運転室を下降位置側に
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
【図8】第2の実施の形態による運転室を上昇位置側に
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
配置したときの信号伝達装置を拡大して示す拡大断面図
である。
4 旋回フレーム 12 昇降装置 13 リンク機構 13A,13B リンク 13A1 ,13A2 ,13B1 ,13B2 リンクアー
ム 14 昇降シリンダ 15 運転室 16,31 信号伝達装置(信号伝達手段) 17,32 上側平行リンク 18,33 下側平行リンク 19,23 ステー 20,34 上側リンク部材 21,35 中間リンク部材 24,37 下側リンク部材 22,25,36,38 プッシュプルケーブル(ケー
ブル)
ム 14 昇降シリンダ 15 運転室 16,31 信号伝達装置(信号伝達手段) 17,32 上側平行リンク 18,33 下側平行リンク 19,23 ステー 20,34 上側リンク部材 21,35 中間リンク部材 24,37 下側リンク部材 22,25,36,38 プッシュプルケーブル(ケー
ブル)
Claims (4)
- 【請求項1】 車体を形成するフレームと、前記フレー
ムに設けられ上下方向に昇降動作を行う昇降装置と、前
記昇降装置の上端側に取付けられ前記昇降装置によって
前記フレームに対して上下方向に昇降される運転室と、
前記運転室に設けられオペレータが操作することによっ
て信号を発生する信号発生手段と、前記フレームに設け
られ前記信号発生手段による信号を出力する信号出力手
段と、前記運転室とフレームとの間に配設され前記信号
発生手段による信号を前記信号出力手段に伝達する信号
伝達手段とからなる運転室付き建設機械において、 前記信号伝達手段は、前記フレームと運転室との間に位
置して相互に直列に連結して設けられ、前記昇降装置の
昇降動作に応じて上下方向に動かされる複数の平行リン
クによって構成し、前記平行リンクの最上端側は前記信
号発生手段と接続し、最下端側は前記信号出力手段と接
続したことを特徴とする運転室付き建設機械。 - 【請求項2】 前記平行リンクは、運転室とフレームと
の間に設けられた支柱となるステーと、前記ステーの両
端側に回動可能に取付られたリンク部材と、前記ステー
と平行となる状態で両端側が前記リンク部材に取り付け
られたケーブルとにより構成し、最上端側の平行リンク
のリンク部材は前記信号発生手段と接続し、最下端側の
平行リンクのリンク部材は前記信号出力手段と接続して
なる請求項1に記載の運転室付き建設機械。 - 【請求項3】 前記昇降装置は、X字状に接続したリン
クアームからなるリンクを複数段連結することによって
構成したリンク機構と、前記リンク機構に接続され前記
リンク機構を伸縮させる昇降用シリンダとから構成し、
前記信号伝達手段は、前記フレームと運転室との間に位
置して前記昇降装置と並列に設けてなる請求項1または
2に記載の運転室付き建設機械。 - 【請求項4】 前記昇降装置は、X字状に接続したリン
クアームからなるリンクを複数段連結することによって
構成したリンク機構と、前記リンク機構に接続され前記
リンク機構を伸縮させる昇降用シリンダとから構成し、
前記平行リンクのステーは、前記各段のリンクを構成す
るリンクアームを用いて構成してなる請求項2に記載の
運転室付き建設機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126462A JP2000318974A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 運転室付き建設機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126462A JP2000318974A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 運転室付き建設機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318974A true JP2000318974A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14935826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11126462A Pending JP2000318974A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 運転室付き建設機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318974A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013040002A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 作業機械のガイド装置 |
| CN116639587A (zh) * | 2023-04-18 | 2023-08-25 | 安徽亿匠机械设备有限公司 | 一种用于机械设备维修用的吊装装置 |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11126462A patent/JP2000318974A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013040002A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Hitachi Sumitomo Heavy Industries Construction Crane Co Ltd | 作業機械のガイド装置 |
| CN116639587A (zh) * | 2023-04-18 | 2023-08-25 | 安徽亿匠机械设备有限公司 | 一种用于机械设备维修用的吊装装置 |
| CN116639587B (zh) * | 2023-04-18 | 2024-02-27 | 重庆能源职业学院 | 一种用于机械设备维修用的吊装装置 |
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