JP2000320806A - 触媒燃焼装置 - Google Patents

触媒燃焼装置

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JP2000320806A
JP2000320806A JP11130088A JP13008899A JP2000320806A JP 2000320806 A JP2000320806 A JP 2000320806A JP 11130088 A JP11130088 A JP 11130088A JP 13008899 A JP13008899 A JP 13008899A JP 2000320806 A JP2000320806 A JP 2000320806A
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JP
Japan
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combustion
catalyst
air
combustion chamber
fuel mixture
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JP11130088A
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English (en)
Inventor
Yoshiji Tokita
義司 時田
Masaki Takachi
正喜 高地
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Corona Corp
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Corona Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】逆火を防止して触媒体の焼損を阻止し、燃焼範
囲も広く使用勝手の良い低NOxの触媒燃焼装置を提供
する。 【解決手段】気相燃焼用の燃焼室17と触媒体8との間
に、複数の通気孔20を有した逆火防止手段20を備え
たことで、燃焼室17から触媒体8へ向かう逆火が確実
に防止され、低NOxの触媒燃焼装置でありながら、極
めて広い燃焼範囲を実現出来、使用勝手が良いものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は家庭用の給湯機
や、ファンヒ−タ等の暖房器の燃焼部を構成する触媒燃
焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特開平2−238206号公報に開示されている如
く、燃料ガスをプレヒ−タで触媒活性化温度まで加熱
後、触媒燃焼領域で触媒燃焼させ、次に気相燃焼領域で
気相燃焼させることで、NOx等の有害物質を発生させ
ない燃焼方法を提供するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、触媒燃焼領域と気相燃焼領域とを明確に区画す
るものがないので、燃焼量を下げてくると混合気の流速
が弱くなり触媒燃焼領域へ逆火し、触媒が焼損してしま
うと言う危険を有し、従って低燃焼量を下げることが出
来ず図9のaに示す如くその燃焼可変範囲は3,200
kcal/h〜6,400kcal/hで低燃焼量でも3,200kc
al/hも有り燃焼可変範囲がせまく、使用勝手が悪いと言
う問題点を有するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、空気量過多
の希薄混合気を供給する混合気供給手段と、該混合気供
給手段からの希薄混合気を流通させることで触媒燃焼し
該混合気を昇温する触媒体と、該触媒体から流出する混
合気を気相燃焼させる燃焼室とを備え、更に触媒体と燃
焼室との間には複数の通気孔を有した逆火防止手段を設
けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】気化ヒ−タ2によって気化可能温
度まで加熱された混合気供給手段を構成する気化ポット
1内に、燃料である燃油を噴霧すると共に、空気比2近
傍の燃焼空気を供給して、予混合して空気量過多の希薄
混合気を形成する。
【0006】そしてこの希薄混合気は、気化ポット1上
方に連通したハニカム状の触媒体8内に流入し、支持体
9に形成された触媒11上で反応する事による発熱で加
熱された触媒体8との熱交換により、希薄混合気は更に
この温度を上昇させる。
【0007】更に希薄混合気は触媒体8より流出して該
触媒体8上方に連通する燃焼室17に流入し、ここで着
火手段24で着火されることで、高温状態で燃焼可能と
なった希薄混合気が気相燃焼を行うものであり、この時
触媒体8から流出した希薄混合気は、上方の逆火防止手
段19の通気孔20を介して燃焼室17に供給され、触
媒体8と燃焼室17とは逆火防止手段19で明確に区画
されているものである。
【0008】従って、混合気の流速が弱くなる低燃焼量
時でも燃焼室17からの火炎から触媒体8へ入る逆火は
確実に防止されるものであり、図9のAに示す如く、そ
の燃焼可変範囲は1,600lcal/h〜6,400kcal/h
で低燃焼量を1,600kcal/hと極力下げられるので燃
焼可変範囲が広くなって使用勝手がよくなるものであ
る。
【0009】又触媒体8と逆火防止手段19との間に所
定の通気間隔21を有することで、触媒体8からの混合
気が通気孔20をスムーズに抜けて燃焼室17に供給さ
れると共に、触媒体8と燃焼室17との距離を十分取る
ことが出来るので、更に良好に逆火を防止出来るもので
ある。
【0010】更に気化ポット1の吸熱筒7に逆火防止手
段19下部の放熱部22を当接させれば、該逆火防止手
段19に加えられる熱が吸熱筒7を介して気化ポット1
に確実にヒートバック出来、逆火防止手段19の溶融を
防止すると共にヒートバックを有効に利用出来るもので
ある。
【0011】
【実施例】次にこの発明に係る触媒燃焼装置を暖房器の
ファンヒ−タに備えた一実施例で説明する。1は上部に
気化ヒ−タ2を鋳込んだアルミダイキャスト製の気化ポ
ットで、一側部に燃焼ファン3からの燃焼空気を送風路
4を介して吹き出す噴出口5が連通すると共に、該噴出
口5には電磁ポンプ(図示せず)と連通し燃油を噴霧す
るノズル6が備えられ、気化ガスと燃焼空気の予混合気
を形成し混合気供給手段を構成するものであり、上部に
は一体の吸熱筒7を突出成形している。
【0012】8は上記気化ポット1の吸熱筒7内方に備
えられた触媒体で、波形の金属シ−トから成る支持体1
9の片面にウォッシュコ−ト層10を形成し、ここにパ
ラジウム、白金又は(パラジウム或いは白金を主成分と
し)これに銀、金、白金、パラジウム、ルテニウム、ロ
ジウム、又はイリジウムから選択される、1つ又はそれ
以上の補助触媒を包含する触媒11を塗布し焼成した
後、支持体9を螺旋状に巻上げこれを金属筒12内に収
納してハニカム状に構成したものであり、触媒11の活
性時には混合気の流入で化学反応である触媒燃焼を行う
ものである。
【0013】13は触媒体8上方に連通する扁平箱状の
燃焼枠で、一端には吸熱筒7外周まで覆い触媒体8と連
通する連結部14を設けると共に、他端には気相燃焼後
の燃焼ガスを放出する上方開口の放出部15が備えら
れ、更にこの連結部14と放出部15との間を内方に装
填されたアルミナ系の断熱材16で構成した蛇行状の燃
焼室17で連通して、燃焼量が増加した気相燃焼でも十
分燃焼が完結する長さの燃焼室17を確保するものであ
り、ここでは安定した気相燃焼を得る為に、燃焼室17
の内径を触媒体8と同一径の35mmとし、最大燃焼量
6,400kcal/hに対して、長さ800mmの燃焼室1
7としているもので、この燃焼室17内では着火時は火
炎燃焼し、触媒体8温度が活性化温度に達した後は気相
燃焼を行うものである。
【0014】更に上記燃焼室17は、2つのU字路を有
する折り返し経路としてコンパクト化を計っていると共
に、断熱材16と燃焼枠13壁面との間には空隙18を
形成して、ステンレス製の燃焼枠13の熱による膨張、
収縮により断熱材16の破損を防止しているものであ
り、又断熱材16により燃焼室17内の熱が外方へ逃げ
ることを防止して気相燃焼の促進を計っているものであ
る。
【0015】19は上記の外径を下部より細かくした有
天2段筒状の逆火防止手段で、内方には触媒体8を収納
すると共に、該触媒体8と燃焼室17との間に位置する
上面には直径4mmで開口率50%とする複数の通気孔
20を有し、更にこの空気孔20と触媒体8上端との間
には混合気の流通を良くする為の5mm程度の通気間隔
21を形成し、混合気を通気孔20を介して燃焼室17
へ供給するが、該燃焼室17からの火炎の逆流を阻止し
て触媒体8の逆火を未然に防止するものである。
【0016】又前記逆火防止手段19は熱伝導性が良い
アルミ材で形成され、大径の下部を放熱部22として吸
熱筒7内に嵌合させて当接面を広くし、加熱される通気
孔20を有する上面の熱及び触媒体8の熱を、吸熱筒7
を介して気化ポット1にヒートバックして、逆火防止手
段19自身の溶融防止とヒートバックとを同時に行うも
のである。
【0017】23は電極式の着火手段24と共に触媒体
8直上に備えられた炎検知用のフレームロッドで、燃焼
枠13背面で対流ファン25と対向する位置に取り付け
られ、対流ファン25からの送風で冷却され、特に消火
時の追従性を良好に保持するものである。
【0018】26は仕切板27上に立設した燃焼枠13
を覆う遮熱枠で、対流ファン25によって送風される室
内空気を、燃焼枠13の放出部15から放出される燃焼
ガスと共に温風として本体枠28前面の温風吹出口29
に案内するものである。
【0019】30は遮熱枠26上面との間に冷却路31
を形成し、対流ファン25の送風の一部を冷却風として
流通させることで、本体枠28上部の温度上昇を抑制す
る仕切枠である。
【0020】32は対流ファン25のファンカバー、3
3は気化ポット1のバーナカバーである。
【0021】又34は本体枠28上部に備えられた操作
部、35はカートリッジタンク(図示せず)を本体枠2
8内に出し入れする為のタンク蓋、36は下皿である。
【0022】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今気化ヒ−タ2に通電し気化ポット1が加熱されて
気化可能温度に達することで、先ず燃焼ファン3から燃
焼空気が供給され、この空気量が安定した所でノズル6
から燃油が噴霧されて予混合気が形成されるが、この時
の予混合気は触媒体8がまだ加熱されておらず常温であ
るので、空気比1の状態のままであり、そのまま触媒体
8及び逆火防止手段19の通気孔20を通って燃焼室1
7で着火手段24で着火され、図7に示す如く着火時は
普通の火炎燃焼を行うものであり、この火炎燃焼は最大
火力燃焼である。
【0023】そしてこの火炎燃焼で触媒体8が加熱さ
れ、触媒の活性化温度の250℃以上になると、これを
温度センサや運転、着火からのタイマカウント等によっ
て検出し、燃油量を減少させて行き空気比2近傍となる
ように設定する。
【0024】これによって気化ポット1内では希薄混合
気が形成され、これが活性化温度に達した触媒体8内に
流入することで、該触媒体8内では、触媒11によって
燃料と空気とを反応させる触媒燃焼が発生して混合気は
温度上昇し、気化ポット1内では120〜150℃の混
合気が、触媒体8内では800〜900℃に急速に昇温
され、図7の過渡状態を経て燃焼室17内で自己着火現
象によって着火して1200〜1500℃の気相燃焼を
行うものである。
【0025】そしてこの気相燃焼の燃焼量を下げてくる
と、混合気の流速が弱くなり燃焼室17から触媒体8へ
と逆火しやすくなるが、この発明では、この燃焼室17
と触媒体8との間に逆火防止手段19によって、触媒体
8方向への逆流が阻止されると共に、混合気の流速が弱
くなっても通気孔20を通過することで、ある程度流速
が増強されるので、触媒体8への逆火は確実に防止さ
れ、該触媒体8に火炎が入ることで触媒体8の温度が制
御不能となり暴走して焼損に至る危険を未然に阻止でき
るものであり、図9のAに示す如く、逆火の危険がない
ので低燃焼量を従来の3,200kcal/hから1,600
kcal/hまで下げることが出来、結果的に燃焼範囲が1,
600kcal/h〜6,400kcal/hと拡大され使用勝手が
極めて良くなるものである。
【0026】更に触媒体8と逆火防止手段19の通気孔
20との間には通気間隔21が形成されているので、触
媒体8から通気孔20を通り燃焼室17へ向かう混合気
が通気間隔21で一旦集合した後通気孔20を通ること
になり、通気孔20が流通抵抗となることなくスムーズ
に流通することが出来るものである。
【0027】又逆火防止手段19の下部は放熱部22と
して気化ポット1の吸熱筒7内に嵌合されているので、
燃焼で加熱される通気孔20部分の熱や、内方の触媒体
8の触媒燃焼時の熱を素早く吸熱筒7を介して気化ポッ
ト1へヒートバックすることが出来、逆火防止手段19
自体の溶融を確実に防止出来ると共に、気化ポット1へ
のヒートバックで燃焼後の気化熱はこのヒートバックで
充分となって、気化ヒータ2の通電は不用として省電力
化を計ることも出来るものである。
【0028】更に逆火防止手段19をこのように放熱形
とすることで、セラミック材等の耐熱材料で形成する
と、逆に加熱されて逆火の為の火種となる危険があり、
その為にも放熱形としてしかも材料を熱伝導性良好のア
ルミ材で形成することでより大きな効果を得られるもの
である。
【0029】又この気相燃焼が行われる燃焼室17は、
蛇行状でコンパクトでありながら長い燃焼領域を形成す
るので、最大燃焼量6,400kcal/hと言う大きな燃焼
量で燃焼完結までに時間がかかったとしても燃焼室17
内で確実に気相燃焼を完結させることが出来、従ってこ
の燃焼後放出部15から放出される燃焼ガスは、対流フ
ァン25の送風で温風吹出口29から温風として吹き出
されることで室内の暖房を行うものであるが、希薄混合
気の燃焼による暖房であるからNOx値は1〜20PP
mで、通常この種ファンヒータのNOx値110〜12
0PPmに対して極めて低い値であり、環境や人への影
響が少ない低公害の暖房器を提供出来るものである。
【0030】一方1200〜1500℃の高温の気相燃
焼が燃焼と消火を繰り返すことで、ステンレス製の燃焼
室17自体が膨張、収縮するが、内方に装填された断熱
材16との間には空隙18が形成されているので、この
膨張、収縮分が空隙18によって吸収され断熱材16が
破損することを確実に防止することが出来、極めて高温
な燃焼でも強固の燃焼室17で長期に渡って安心して使
用出来るものである。
【0031】更に着火、消火の検知を行うフレームロッ
ド23を対流ファン25と対向する燃焼枠13背面に取
り付けることで、高温の燃焼に晒されて特に消火時の追
従性が低下するフレームロッド23の取り付け部分を、
対流ファン25の送風で良好に冷却出来、消火時の追従
性を向上させることが出来るものである。
【0032】又触媒体8をパラジウムを主成分とする触
媒11で、且つ支持体9の片面だけにこの触媒11を塗
布したことで、支持体9の触媒11を有する壁面から触
媒11を有さず混合気のみが流通する壁面への熱伝導に
よって、熱が分散し触媒体8はその温度を750〜95
0℃に保つことが出来、温度上昇によって溶解したり失
火する等の心配がなく、常に良好な触媒燃焼が得られる
ものである。
【0033】尚ここでは石油ファンヒータを実施例とし
て説明したが、その他ガスファンヒータや石油、ガスの
給湯機でも良く、同様な効果を有するものである。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、低燃焼
量での逆火を確実に防止して触媒体の暴走及び焼損を防
止出来、燃焼範囲が広く使用勝手が良い低NOxの燃焼
装置を一般家庭用の機器として提供出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の触媒燃焼装置を付した暖房
器の斜視図。
【図2】同断面図。
【図3】同要部断面図。
【図4】同触媒体の斜視図。
【図5】同触媒体の平面図。
【図6】同触媒体の拡大断面図。
【図7】同逆火防止手段の斜視図。
【図8】同着火の特性図。
【図9】従来例とこの発明燃焼装置の燃焼量特性図。
【符号の説明】
1 気化ポット 7 吸熱筒 8 触媒体 17 燃焼室 19 逆火防止手段 20 通気孔 21 通気間隔 22 放熱部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気量過多の希薄混合気を供給する混合
    気供給手段と、該混合気供給手段からの希薄混合気を流
    通させることで触媒燃焼し該混合気を昇温する触媒体
    と、該触媒体から流出する混合気を気相燃焼させる燃焼
    室とを備え、更に触媒体と燃焼室との間には複数の通気
    孔を有した逆火防止手段を設けた事を特徴とする触媒燃
    焼装置。
  2. 【請求項2】 上記触媒体と逆火防止手段との間には、
    所定の通気間隔を有した事を特徴とする請求項1記載の
    触媒燃焼装置。
  3. 【請求項3】 上記混合気供給手段を、気化ヒータを備
    え燃油の気化ガスと燃焼空気とを予混合する気化ポット
    で構成し、更に気化ポット上部にはヒートバック用の吸
    熱筒を突出形成すると共に、この吸熱筒には逆火防止手
    段下部の放熱部を当接させた事を特徴とする請求項1及
    び請求項2記載の触媒燃焼装置。
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