JP2000321077A - 角速度検出装置およびその駆動方法 - Google Patents

角速度検出装置およびその駆動方法

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JP2000321077A
JP2000321077A JP11128858A JP12885899A JP2000321077A JP 2000321077 A JP2000321077 A JP 2000321077A JP 11128858 A JP11128858 A JP 11128858A JP 12885899 A JP12885899 A JP 12885899A JP 2000321077 A JP2000321077 A JP 2000321077A
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vibrator
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Akio Nakajima
章夫 中島
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角速度の検出精度を高める。 【解決手段】 面内(面外)方向に自励振動するすくな
くとも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用
枝と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にと
もなうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なく
とも1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
1と、振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に
接続した発振回路2と、振動子1の検出用枝の検出電極
に接続し、帰還容量とバイアス抵抗と演算増幅器とから
なる電流電圧変換回路と加減算回路とを有する検出回路
3と、検出回路3出力を発振回路出力で検波する検波回
路4と、検波回路4の交流出力をカットするローパスフ
ィルタ5とを備える角速度検出装置およびその駆動方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は単結晶水晶からなる
角速度検出素子を用いた角速度検出装置およびその駆動
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から機械式の回転ジャイロスコープ
が、飛行機や船舶の慣性航法装置として使われている。
この機械式回転ジャイロスコープは、高安定かつ高性能
を有しているが、その反面、装置が大きく価格も高く、
寿命も短いという欠点があった。
【0003】さらに、この機械式回転ジャイロスコープ
に代わるものとして、チタン酸バリウムや、ジルコン酸
鉛系の圧電セラミックスである多結晶体の圧電素子を用
いて振動体を励振させておき、回転の角速度にともなう
コリオリ力で励起する振動により発生する電圧を、圧電
素子で検出する小型の振動式ジャイロスコープの実用化
が進められている。たとえば、特開平3−10112号
公報に振動式装置が提案されている。
【0004】以下に従来のジャイロスコープを用いた角
速度検出装置を簡単に説明する。特開平3−10112
号公報に開示されている角速度検出装置は、中央の連結
部を有する音叉型振動体に駆動用の多結晶体からなる圧
電素子を設け、振動体の基部から延長した中央の連結部
と直交するヒンジ部をケースを兼ねる円筒状部材で支持
する構造である。
【0005】この駆動用の圧電素子に交流電圧を加える
ことによって音叉型振動体を振動させ、回転にともなう
コリオリ力によってヒンジ部がS字状に変形しながら曲
げ振動し、これによってヒンジ部に設けた検出用の多結
晶体からなる圧電素子に発生する発生電圧を電圧検出回
路で検出し角速度を求める。
【0006】図9は、この角速度検出用の多結晶体の圧
電素子を用いた電圧増幅回路を用いた検出回路を示して
いる。図9において、検出用の圧電素子は、等価的に容
量83(C3)と電圧源81と抵抗82(R7)とで表
すことができ、圧電素子の一端は演算増幅器80のプラ
ス入力端子に接続し、発生電圧Viはマイナス入力端子
に接続された抵抗84(R5)と抵抗85(R6)とに
より、信号処理可能な(1+R6/R5)Vi倍の出力
電圧まで電圧増幅される。この出力電圧を音叉振動体の
規準周波数で同期検波することにより、角速度を求めて
いる。
【0007】この従来技術に用いられる圧電セラミック
スのような多結晶体からなる圧電素子の入力抵抗82
(R7)で示されている等価抵抗は、1kΩ以下の低い
値であり、しかも、1秒間に1度回転する角速度を受け
たときに圧電歪効果により圧電素子に発生する電圧は、
数百マイクロから数ミリV程度である。したがって、圧
電セラミック系の圧電素子を検出用に用いた角速度検出
装置では、図9のような入力インピーダンスが、数10
kΩ程度の通常の電圧増幅回路を用いた電圧検出回路に
より、角速度を求めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
3−10112号公報に開示されている角速度検出装置
は、つぎのような課題が指摘される。
【0009】第1の課題としては、音叉型振動体は、振
動体の基部から延長した中央の連結部と直交するヒンジ
部を設けて円筒状の部材で支持する構造のため、形状が
複雑である。さらに、金属製の音叉型振動体とヒンジ部
に複数の圧電素子を接着する必要があり、このため組立
工程が複雑になり、全体形状も大きくなり、低価格化が
困難である。またさらに、金属振動体を用いるため、温
度特性も良好ではなくエージングにより特性が変化する
という課題がある。
【0010】第2の課題としては、検出用素子として圧
電セラミックスの代わりに等価抵抗あるいは、等価電器
インピーダンスが10kΩ以上高い物性値の単結晶材料
を用いると、1秒間に1度回転する角速度を受けたとき
に、圧電歪効果により発生する電圧は数マイクロVであ
る。この発生電圧の検出に従来の電圧検出回路を用いる
と、ノイズ電圧のため角速度の検出ができなくなり実用
化が困難になるという課題がある。
【0011】〔発明の目的〕そこで本発明の目的は、前
述の問題点を解決して、角速度の検出精度を高めること
が可能な角速度検出装置およびその駆動方法を提供する
ことである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の角速度検出装置及びその駆動方法は、下記
記載の手段を採用する。
【0013】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極に接続し、帰還容量とバイアス抵
抗と演算増幅器とからなる電流電圧変換回路と加減算回
路とを有する検出回路と、検出電圧出力を発振回路出力
で検波する検波回路と、検波回路の交流出力をカットす
るローパスフィルタとを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子とを接
続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰還容量
と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス抵抗と
を介して接続し、プラス入力端子を接地した第1の演算
増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出電極の
他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入力端子
と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量に並列
接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、プラス
入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第2の電
流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子とマイ
ナス入力端子とを接続し、第2の演算増幅器の出力端子
とプラス入力端子とを接続した演算増幅器からなる加減
算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力を発振回路
出力で検波する検波回路と、検波回路の交流出力をカッ
トするローパスフィルタとを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の角速度検出装置では、面内(面
外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電極を有
する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期して面
内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力によって
面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極を有す
る検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振動する
ために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、振動子
の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子とを接
続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰還容量
と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス抵抗と
を介して接続し、プラス入力端子を接地した第1の演算
増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出電極の
他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入力端子
と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量に並列
接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、プラス
入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第2の電
流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子とマイ
ナス入力端子とを第1の抵抗で接続し、マイナス入力端
子と出力端子と第2の抵抗で接続し、第2の演算増幅器
の出力端子とプラス入力端子とを第3の抵抗で接続し、
プラス入力端子を第4の抵抗を介して接地した演算増幅
器からなる加減算回路とを有する検出回路と、検出電圧
出力を発振回路出力で検波する検波回路と、検波回路の
交流出力をカットするローパスフィルタとを備えたこと
を特徴とする。
【0016】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、面
内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電
極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期
して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力に
よって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極
を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振
動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、
振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還容量とバイ
アス抵抗と演算増幅器とからなる電流電圧変換回路と加
減算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力を発振回
路出力で検波する検波回路と、検波回路の交流出力をカ
ットするローパスフィルタとを備え、回転にともなうコ
リオリ力によって、振動子の検出用枝の検出電極に発生
する短絡電流に比例した検出電圧を得ることを特徴とす
る。
【0017】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、は
面内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動
電極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同
期して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力
によって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電
極を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励
振動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路
と、振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力
端子とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1
の帰還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイ
アス抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した
第1の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、
検出電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナ
ス入力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還
容量に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続
し、プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からな
る第2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力
端子とマイナス入力端子とを接続し、第2の演算増幅器
の出力端子とプラス入力端子とを接続した演算増幅器か
らなる加減算回路とを有する検出回路と、検出電圧出力
を発振回路出力で検波する検波回路と、検波回路の交流
出力をカットするローパスフィルタとを備え、回転にと
もなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝の検出電
極に発生する短絡電流の第1の帰還容量への充電電圧の
交流成分と短絡電流の第2の帰還容量への充電電圧の交
流成分とを加算した検出電圧を得ることを特徴とする。
【0018】本発明の角速度検出装置の駆動方法は、面
内(面外)方向に自励振動する少なくとも2対の駆動電
極を有する少なくとも一つの駆動用枝と駆動用枝に同期
して面内(面外)振動し、回転にともなうコリオリ力に
よって面外(面内)振動する少なくとも1対の検出電極
を有する検出用枝とを有する振動子と、振動子が自励振
動するために振動子の駆動電極に接続した発振回路と、
振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子
とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰
還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス
抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した第1
の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出
電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入
力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量
に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、
プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
とマイナス入力端子とを第1の抵抗で接続し、マイナス
入力端子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演
算増幅器の出力端子とプラス入力端子とを第3の抵抗で
接続し、プラス入力端子を第4の抵抗を介して接地した
演算増幅器からなる加減算回路とを有する検出回路と、
検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、検
波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを備
え、回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出
用枝の検出電極に発生する短絡電流の第1の帰還容量へ
の充電電圧の交流成分と短絡電流の第2の帰還容量への
充電電圧の交流成分とを加算した検出電圧を得ることを
特徴とする。
【0019】〔作用〕本発明の角速度検出装置において
は、圧電性を有する単結晶体の水晶を音叉あるいは三叉
型振動子に用いたため、形状が単純になり、電極は真空
蒸着法やスパッタリング法により形成でき、圧電素子を
接着する必要がないため、組立工程が簡単になり、全体
形状も小さく、低価格化も可能になる。また、本発明の
角速度検出装置においては、水晶を振動体に用いるた
め、温度特性も、従来より改良される。
【0020】水晶振動子のひとつの枝を検出用枝とし、
この検出用枝に1対の検出電極を設けると、二つの検出
電極間の等価電気インピーダンスは、10kオーム以上
となるが、従来の電圧検出回路の代わりに、等価的に二
つの検出用電極を短絡し、短絡電流を電圧に変換するバ
ランス型の検出回路を用いたため、ノイズ電圧の影響を
受けることなく従来よりも大きな出力が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を実施す
るための最良の形態における角速度検出装置の構成を説
明する。図1は本発明の実施形態における角速度検出装
置の全体の構成を示すブロック図であり、図2は本発明
の実施形態における角速度検出装置の発振回路、図3は
検出回路、図4は検波回路、図5はローパスフィルタの
構成を示す回路図であり、図6は振動子の前面斜視図、
図7は後面斜視図である。図8は本発明の第2の実施形
態における振動子の電極構造を示す断面図である。以
下、適時各図を参照しながら説明する。
【0022】図1に示すように、角速度検出装置の全体
の構成は、振動子1と発振回路2と検出回路3と検波回
路4とローパスフィルタ5とを備え、ローパスフルタ5
の出力が角速度出力6となる。振動子1は図6と図7と
に示すように、単結晶水晶から一体形成した駆動用枝7
と検出用枝8とを備え、駆動用枝7には、駆動電極9、
10、11、12を備える。
【0023】駆動用枝7の下部で駆動電極9と駆動電極
10とが接続して対となり、上部で駆動電極11と駆動
電極12とが接続して対となる。駆動電極9と駆動電極
10の対は接続線60を介して出力端子63に接続し、
駆動電極11と駆動電極12の対は接続線61を介して
出力端子64に接続する。これらの電極は真空蒸着法や
スパッタリング法により形成する。さらに、出力端子6
3は接続線18により発振回路2の入力端子と、出力端
子64は接続線19により発振回路2の出力端子に接続
する。
【0024】検出用枝8の上部で検出電極14と検出電
極17とが接続して対となり、下部で検出電極15と検
出電極16とが接続して対となる。さらに、検出電極1
4と検出電極17対は接続線65を介して出力端子67
に接続し、検出電極15と検出電極16との対は接続線
66を介して出力端子68に接続する。出力端子67は
接続線21、出力端子68は接続線22により検出回路
3の入力端子に接続する。
【0025】発振回路2は、図2に示すように、演算増
幅器25とトランジスタ26と抵抗27,28と容量2
9とを備える。なお、演算増幅器25とトランジスタ2
6の代わりにオープンコレクタタイプの演算増幅器とし
てもよい。振動子の駆動用枝7の出力端子63は、接続
線18により演算増幅器25の一方の入力端子と接続
し、出力端子68は接続線19によりトランジスタ26
のコレクタと接続する。演算増幅器25の他方の入力端
子は容量29を介して接地するとともに、抵抗28によ
ってトランジスタ26のコレクタに帰還をする。トラン
ジスタ26のエミッタは、通常接地するが、利得を制御
するための負帰還用(AGC)としても使用できる。
【0026】検出回路3は図3に示すように、第1の演
算増幅器30と第1の帰還容量33(Cf1)と第1の
バイアス抵抗46とからなる第1の電流電圧変換回路
と、第2の演算増幅器31と第2の帰還容量34(Cf
2)と第2のバイアス抵抗47とからなる第2の電流電
圧変換回路と演算増幅器32と抵抗35(R1)、36
(R2)、37(R3)、38(R4)とからなる加減
算回路とからなる。
【0027】振動子1の検出用枝8の検出電極14と検
出電極17との出力端子67は、接続線21により第1
の演算増幅器30のマイナス入力端子に接続し、さら
に、マイナス入力端子と出力端子とは第1の帰還容量3
3(Cf1)と第1の帰還容量33に並列接続した第1
のバイアス抵抗46とで接続する。プラス入力端子は接
地する。振動子1の検出用枝8の検出電極15と検出電
極16との出力端子68は、接続線22により第2の演
算増幅器31のマイナス入力端子に接続し、さらに、マ
イナス入力端子と出力端子とは第2の帰還容量34(C
f2)と第2の帰還容量34に並列接続した第2のバイ
アス抵抗47とで接続する。プラス入力端子は接地す
る。
【0028】第1の演算増幅器30の出力端子と演算増
幅器32のマイナス入力端子とは抵抗35(R1)で接
続する。さらに、演算増幅器32のマイナス入力端子と
出力端子とは抵抗36(R2)で接続する。第2の演算
増幅器31の出力端子と演算増幅器32のプラス入力端
子とは抵抗37(R3)で接続する。さらに、演算増幅
器32のプラス入力端子は、抵抗38(R4)を介して
接地する。第1の演算増幅器30と第2の演算増幅器3
1のプラス入力端子がともに接地されるため、二つのマ
イナス入力端子も仮想接地される。これによって、振動
子1の検出用枝8の出力端子67と出力端子68は、と
もに等価的に接地される。回転にともなうコリオリ力に
よって、振動子1の振動周波数と同じ周波数の短絡電流
Isが検出電極の出力端子67と出力端子68との間、
および検出回路3の電流電圧変換回路に流れる。
【0029】検波回路4は図4に示すように、抵抗4
1、42と演算増幅器40とトランスミッション・ゲー
ト43、44とインバータ45とを備える。抵抗41、
42と演算増幅器40はゲイン1の反転アンプを形成す
る。検出回路3の出力端子は接続線23によりトランス
ミッション・ゲート43の入力端子と反転アンプを介し
てトランスミッション・ゲート44の入力端子に接続す
る。トランスミッション・ゲート43の出力端子は、ト
ランスミッション・ゲート44の出力端子に接続する。
発振回路2との接続線20から供給する発振回路2の出
力電圧と、インバータ45を介した反転出力電圧をトラ
ンスミッション・ゲート43とトランスミッション・ゲ
ート44の各々の制御端子の参照信号とする。
【0030】ローパスフィルタ5は図5に示すように、
抵抗51、52、53と容量54、55と演算増幅器5
0とを備える。検波回路4の出力端子は、接続線24に
よりローパスフィルタ5の入力端子である抵抗51の一
端に接続する。抵抗51の他端は抵抗53を介して演算
増幅器50の一方の入力端子に接続する。また、抵抗5
1の他端は抵抗52を介して演算増幅器50の出力端子
に接続するとともに、容量54を介して接地する。ま
た、演算増幅器50の一方の入力端子は容量55を介し
て演算増幅器50の出力端子に接続する。さらに、演算
増幅器50の他方の入力端子は接地する。ローパスフィ
ルタは多重帰還型二次ローパスフィルタである。
【0031】〔角速度検出装置の動作説明〕つぎに以上
の構成による角速度検出装置の動作を説明する。発振回
路2は演算増幅器25とトランジスタ26とからなる正
帰還の発振器であり、単結晶水晶の振動子1の共振周波
数f0(Hz)で発振し、駆動用枝7は図6のX方向に
面内振動する。ここに、図6のXは水晶の電氣軸に、Y
は水晶の機械軸に、Zは水晶光軸にほぼ平行であるが、
最適な温度特性を得るため1度から10度程度回転する
こともある。
【0032】振動子1の駆動用枝7に同期して検出用枝
8もX方向に面内振動する。このとき振動子1がベクト
ル軸がY方向に平行な角速度ωの回転を受けると、面内
振動と直角なZ方向に角速度ωに比例したコリオリ力F
が働く。Fは以下のように表せる。F=2・m・ω・V
ここに、mは駆動用枝7または検出用枝8の等価質量、
Vは周波数f0(Hz)で振動する速度である。このコ
リオリ力により面内振動と同じ周波数f0(Hz)の面
外振動が励起される。この振動による圧電歪効果によ
り、振動の1周期の前半に検出用枝8の検出電極14か
ら検出電極16へ向かう電界と、検出電極17から検出
電極15へ向かう電界とが発生し、1周期の後半に検出
電極16から検出電極14へ向かう電界と検出電極15
から検出電極17へ向かう電界とが発生する。
【0033】これにより、検出電極14と検出電極16
との間および検出電極17と検出電極15とのあいだに
は、周波数f0(Hz)で正負の電荷が発生する。この
実施形態では検出電極14と検出電極17とを接続し、
検出電極15と検出電極16とを接続して、発生電荷を
並列出力として得ているが、検出電極としては検出電極
14と検出電極16、あるいは、検出電極15と検出電
極17のみでもよく、またさらに、検出電極14と検出
電極15とを接続し、検出電極16と検出電極17とか
ら発生電荷を直列出力として得ることも可能である。
【0034】この振動子1の真空中で面外振動するとき
の等価抵抗は10kΩ以上であり、1気圧の大気中ある
いは不活性ガス中では、等価抵抗は約10倍の100k
Ω以上に増加する。
【0035】検出回路3の第1の演算増幅器30と第2
の演算増幅器31との開ループ利得をともにAとする
と、第1の演算増幅器30の入力容量は、第1の帰還容
量33(Cf1)により、A・Cf1となり、第2の演
算増幅器31の入力容量は第2の帰還容量34(Cf
2)により、A・Cf2となる。演算増幅器の開ループ
利得は100dB以上ある。このため、第1の演算増幅
器30と第2の演算増幅器31の入力容量はひじょうに
大きくなり、検出電極に発生する電荷の帰還容量への転
送を完全に行うことができる。
【0036】第1の演算増幅器30と第2の演算増幅器
31のプラス入力端子は各々接地されているため、第1
の演算増幅器30と演算増幅器31のマイナス入力端子
は、各々バーテュアル・ショートされてプラス入力端子
と同じ電位になり、接地された状態になる。しかしなが
ら、第1の演算増幅器30と第2の演算増幅器31のそ
れぞれのマイナス入力端子とプラス入力端子間の入力抵
抗は、ひじょうに大きく、ほぼ無限大である。
【0037】このため、振動子1の検出用枝8の検出電
極の出力端子67と出力端子68とのあいだが等価的に
短絡され、検出電極の出力端子67と出力端子68との
あいだに検出電極に発生する電荷による短絡電流Isが
流れる。この短絡電流Isは Is=I0・sin2πf0・t と表せる。ここで、f0は振動子の共振周波数である。
この短絡電流Isは、第1の演算増幅器30のマイナス
入力端子側から出力端子方向に第1の帰還容量33(C
f1)を通って流れ、さらに、第2の演算増幅器31の
出力端子側からマイナス入力端子方向に第2の帰還容量
34(Cf2)を通って逆方向に流れる。また、第1の
バイアス抵抗46および第2のバイアス抵抗47とによ
り、演算増幅器30および演算増幅器31の出力電圧の
直流レベルは常にゼロVに保持される。したがって、第
1の演算増幅器30の出力端子には出力電圧V1として V1=(−1/Cf1)∫Is・dt =(−1/Cf1)∫I0sin2πf0・t =(I0/2πf0・Cf1)cos2πf0・t 第2の演算増幅器31の出力端子には出力電圧V2とし
て V2=(1/Cf2)∫Is・dt =−(I0/2πf0・Cf2)cos2πf0・t が発生する。
【0038】加減算回路の抵抗35(R1)と抵抗32
(R2)との値を等しく、抵抗37(R3)と抵抗38
(R4)との値を等しくすると、演算増幅器32の出力
電圧Vは V=−V1+V2 =−I0/2πf0(1/Cf1+1/Cf2)cos2πf0・t とが得られる。Cf1=Cf2=Cfとすれば、出力電
圧Vは V=−2(I0/2πf0・Cf)cos2πf0・t となる。
【0039】1気圧の大気中あるいは不活性ガス中で1
秒間に1度回転する角速度を受けたときに、検出電極間
に発生する電荷の短絡電流Isのピーク値I0は50p
A程度であり、帰還容量CfをMOS構成のCf=0.
1pF程度の小さい容量値に設定することによって、振
動子1の共振周波数を10kHzとしても、検出回路3
の検出電圧として、従来の多結晶セラミック体より大き
い約10mV以上の検出出力が得られる。
【0040】検出回路3の検出出力は接続線23により
検波回路4に供給され、接続線20による発振回路2の
出力電圧によって検波される。この検波回路4は、等価
的な乗算回路であり、角速度の回転方向を知るととも
に、検出精度を高める働きをする。
【0041】検波回路4の出力電圧が接続線24によ
り、ローパスフィルタ5に供給され、交流成分がカット
されて、角速度に比例した直流出力電圧が得られる。
【0042】〔第2の実施形態における振動子説明:図
8〕図8は本発明の角速度検出装置の第2の実施形態に
おける振動子の電極構造を示す断面図である。図6およ
び図7の振動子に新たに駆動用枝70を追加して三叉振
動子としたものである。駆動用枝70に駆動電極71、
72、73、74を設け、駆動電極71と駆動電極72
とを接続線18に接続し、駆動電極73と駆動電極74
とを接続線19の接続する。この実施形態における三叉
振動子による角速度検出装置においては、駆動用枝が2
本になるため、発振の安定度が高くなる。
【0043】以上説明した実施形態では振動子の自励振
動方向をX方向である面内方向としたが、自励方向振動
をZ方向である面外振動として用いることも可能であ
る。同様のことは、水晶のY軸を中心に90度回転した
Xカット振動子としても可能である。
【0044】以上説明した実施形態では、振動子の基板
の材料が水晶の励を示したが、タンタル酸リチウム単結
晶や、ニオブ酸リチウム単結晶や、ホウ酸リチウム単結
晶など圧電性を示す材料でもよい。
【0045】また、実施形態では、振動子の形状とし
て、音叉および三叉の例を示したが、これに限定せず
に、少なくとも一つの駆動用枝と、少なくとも一つの検
出用枝を有する振動子であればよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の角速度検出装置においては、検出回路3によって振動
子1の検出用枝8の検出電極の出力端子67と出力端子
68とを等価的に短絡し、検出回路3の第1の演算増幅
器30と第1の帰還容量33と第1のバイアス抵抗46
とからなる第1の電流電圧変換回路によって、短絡電流
Isを出力電圧V1=(I0/2πf0・Cf)cos
2πf0・tに変換し、さらに、第2の演算増幅器31
と第2の帰還容量34と第2のバイアス抵抗47とから
なる第2の電流電圧変換回路によって短絡電流Isを電
圧V2=−(I0/2πf0・Cf)cos2πf0・
tに変換し、抵抗と演算増幅器とからなる加減算回路に
よって、検出出力V=V2−V1=−2(I0/2πf
0・Cf)cos2πf0・tと2倍にすることができ
る。
【0047】さらに、検出回路3は、バランス入力とな
るため、第1に演算増幅器30と第2の演算増幅器31
とに共通なバイアス電流Ibやオフセット電圧Vofお
よび振動子1と検出回路3の接続線21と接続線22に
外部から加わるコモンモード雑音電圧等が加減算回路に
よりキャンセルできるため、低雑音で温度特性の良い検
出回路となる。この検出回路を用いることによって、検
出精度が高い角速度検出装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における角速度検出装置の全
体の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態における角速度検出装置の発
振回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の実施形態における角速度検出装置の検
出回路の構成を示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態における角速度検出装置の検
波回路の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の実施形態における角速度検出装置のロ
ーパスフィルタの構成を示す回路図である。
【図6】本発明の実施形態における角速度検出装置の振
動子の前面斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における角速度検出装置の振
動子の後面斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施形態における振動子の電極
構造を示す断面図である。
【図9】従来技術における角速度検出装置の検出回路を
示す図面である。
【符号の説明】
1:振動子 2:発振回路 3:検出回路 4:検波回路 30:第1の演算増幅器 31:第2の
演算増幅器 33:第1の帰還容量 34:第2の帰
還容量 46:第1のバイアス抵抗 47:第2
のバイアス抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還容量とバイ
    アス抵抗と演算増幅器とからなる電流電圧変換回路と加
    減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えたことを特徴とする角速度検出装置。
  2. 【請求項2】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子
    とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰
    還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス
    抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した第1
    の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出
    電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入
    力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量
    に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、
    プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
    2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
    をマイナス入力端子に接続し、第2の演算増幅器の出力
    端子とプラス入力端子と接続した演算増幅器からなる加
    減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えたことを特徴とする角速度検出装置。
  3. 【請求項3】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子
    とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰
    還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス
    抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した第1
    の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出
    電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入
    力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量
    に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、
    プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
    2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
    とマイナス入力端子とを第1の抵抗で接続し、マイナス
    入力端子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演
    算増幅器の出力端子とプラス入力端子とを第3の抵抗で
    接続し、プラス入力端子を第4の抵抗を介して接地した
    演算増幅器からなる加減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備えたことを特徴とする角速度検出装置。
  4. 【請求項4】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極に接続し、帰還容量とバイ
    アス抵抗と演算増幅器とからなる電流電圧変換回路と加
    減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備え、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流に比例した検出電圧を得
    ることを特徴とする角速度検出装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子
    とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰
    還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス
    抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した第1
    の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出
    電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入
    力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量
    に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、
    プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
    2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
    とマイナス入力端子とを第1の直流カット容量とで接続
    し、第2の演算増幅器の出力端子とプラス入力端子とを
    第2の直流カット容量とで接続した演算増幅器からなる
    加減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備え、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流の第1の帰還容量への充
    電電圧の交流成分と短絡電流の第2の帰還容量への充電
    電圧の交流成分とを加算した検出電圧を得ることを特徴
    とする角速度検出装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 面内(面外)方向に自励振動する少なく
    とも2対の駆動電極を有する少なくとも一つの駆動用枝
    と駆動用枝に同期して面内(面外)振動し、回転にとも
    なうコリオリ力によって面外(面内)振動する少なくと
    も1対の検出電極を有する検出用枝とを有する振動子
    と、 振動子が自励振動するために振動子の駆動電極に接続し
    た発振回路と、 振動子の検出用枝の検出電極の一方とマイナス入力端子
    とを接続し、マイナス入力端子と出力端子とを第1の帰
    還容量と第1の帰還容量に並列接続した第1のバイアス
    抵抗とを介して接続し、プラス入力端子を接地した第1
    の演算増幅器からなる第1の電流電圧変換回路と、検出
    電極の他方とマイナス入力端子とを接続し、マイナス入
    力端子と出力端子とを第2の帰還容量と第2の帰還容量
    に並列接続した第2のバイアス抵抗とを介して接続し、
    プラス入力端子を接地した第2の演算増幅器からなる第
    2の電流電圧変換回路と、第1の演算増幅器の出力端子
    とマイナス入力端子とを第1の抵抗で接続し、マイナス
    入力端子と出力端子とを第2の抵抗で接続し、第2の演
    算増幅器の出力端子とプラス入力端子とを第3の抵抗で
    接続し、プラス入力端子を第4の抵抗を介して接地した
    演算増幅器からなる加減算回路とを有する検出回路と、 検出電圧出力を発振回路出力で検波する検波回路と、 検波回路の交流出力をカットするローパスフィルタとを
    備え、 回転にともなうコリオリ力によって、振動子の検出用枝
    の検出電極に発生する短絡電流の第1の帰還容量への充
    電電圧の交流成分と短絡電流の第2の帰還容量への充電
    電圧の交流成分とを加算した検出電圧を得ることを特徴
    とする角速度検出装置の駆動方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057272A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 角速度検出機構を有する音叉型水晶発振器
JP2008261640A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 角速度センサ
US9602117B2 (en) 2013-03-22 2017-03-21 Seiko Epson Corporation Detection device, sensor, electronic apparatus, and moving object

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