JP2000321417A - カラーフィルタ用感放射線性組成物 - Google Patents
カラーフィルタ用感放射線性組成物Info
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- Veterinary Medicine (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像時の画素パターンに欠落や剥がれを生じ
ることがなく、しかも表示パネルとしたときに焼き付き
等の表示不良が発生することがなく、かつ成膜後の機械
的強度が優れ、また画素の基板との密着性、パターン形
状も良好なカラーフィルタ用感放射線性組成物を提供す
る。 【解決手段】 カラーフィルタ用感放射線性組成物は、
(A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹脂、(C)多官
能性モノマーおよび(D)光重合開始剤の各成分を含有
するカラーフィルタ用感放射線性組成物であって、
(A)成分が緑色有機顔料を含み、かつ(A)成分にお
けるテトラクロロフタル酸、テトラクロロフタル酸無水
物およびテトラクロロフタルイミドの量を分析し、それ
らの合計が500ppm以下であることを特徴とする。
ることがなく、しかも表示パネルとしたときに焼き付き
等の表示不良が発生することがなく、かつ成膜後の機械
的強度が優れ、また画素の基板との密着性、パターン形
状も良好なカラーフィルタ用感放射線性組成物を提供す
る。 【解決手段】 カラーフィルタ用感放射線性組成物は、
(A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹脂、(C)多官
能性モノマーおよび(D)光重合開始剤の各成分を含有
するカラーフィルタ用感放射線性組成物であって、
(A)成分が緑色有機顔料を含み、かつ(A)成分にお
けるテトラクロロフタル酸、テトラクロロフタル酸無水
物およびテトラクロロフタルイミドの量を分析し、それ
らの合計が500ppm以下であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー撮像管素
子、カラー液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタ
の製造に使用されるカラーフィルタ用感放射線性組成物
に関する。
子、カラー液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタ
の製造に使用されるカラーフィルタ用感放射線性組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー撮像管素子、カラー液晶表示装置
等に用いられるカラーフィルタは、感光性樹脂の塗膜に
フォトマスクを介し放射線を照射(以下、「露光」とい
う。)して、露光部を硬化させ、その後現像処理を行な
って、塗膜の未露光部を除去して画素パターンを形成し
たのち、染色する方法(染色法)や、感光性樹脂に着色
剤を分散あるいは溶解させた組成物を用いて、前記と同
様に塗膜形成、露光および現像処理を行うフォトリソグ
ラフィー法等の方法により製造されており、これらのカ
ラーフィルタの着色剤には、赤、緑および青の3原色の
ほか、特にカラー撮像管の場合、シアン、マゼンタおよ
び黄の補色の組み合わせも使用されている。また、カラ
ー液晶表示装置には、一般に液晶を駆動させるために、
酸化インジウムや酸化錫等からなる透明電極が、カラー
フィルタ上に例えば蒸着あるいはスパッタリングにより
形成され、さらにその上に液晶を一定方向に配向させる
ための配向膜が形成されており、高性能の透明電極およ
び配向膜を得るためには、それらの形成時に、一般に2
00℃以上、好ましくは250℃以上の高温が必要とさ
れている。そして、前記方法により製造されたカラーフ
ィルタのうち、染料を用いたカラーフィルタは、放射線
に対する透明性は高いが、耐熱性が不十分であるため、
透明電極および配向膜の形成を200℃未満の温度で行
なわざるをえず、透明電極および配向膜の性能が充分確
保できないという問題があった。また、染料を用いたカ
ラーフィルタは耐光性も劣っており、屋外での使用には
適さないという欠点があった。そこで近年では、耐熱性
や耐光性等の観点から、着色剤としては、染料の代わり
に顔料、特に有機顔料が用いられるようになっている。
しかしながら、カラーフィルタに使用される有機顔料等
の着色剤には、多くの場合種々の不純物が混在してお
り、画素アレイに含まれる着色剤中の不純物が次第に液
晶中に溶出ないしブリードされて該液晶が汚染されるた
め、液晶表示素子としての機能、特に表示性能が焼き付
き等により次第に損なわれ、信頼性の面で問題となって
いた。しかも、このような不純物の種類とその影響につ
いては十分解明されておらず、またカラーフィルタに高
い信頼性を確保するための評価基準も明確でなかった。
また、近年におけるカラー撮像管素子、カラー液晶表示
装置等の高品質化および用途の拡大を反映して、カラー
フィルタに用いられる感放射線性組成物では、現像性、
基板との密着性、パターン形状、成膜後の機械的強度等
の特性も重要とされているが、このような特性も着色剤
中の不純物により影響を受けることが多いのが実状であ
る。そこで、カラーフィルタに用いられる感放射線性組
成物について、着色剤中に含まれる不純物の影響、特に
焼き付き等による表示不良を回避でき、また基板との密
着性、パターン形状、成膜後の機械的強度等にも優れた
カラーフィルタ用感放射線性組成物の開発が求められて
いる。
等に用いられるカラーフィルタは、感光性樹脂の塗膜に
フォトマスクを介し放射線を照射(以下、「露光」とい
う。)して、露光部を硬化させ、その後現像処理を行な
って、塗膜の未露光部を除去して画素パターンを形成し
たのち、染色する方法(染色法)や、感光性樹脂に着色
剤を分散あるいは溶解させた組成物を用いて、前記と同
様に塗膜形成、露光および現像処理を行うフォトリソグ
ラフィー法等の方法により製造されており、これらのカ
ラーフィルタの着色剤には、赤、緑および青の3原色の
ほか、特にカラー撮像管の場合、シアン、マゼンタおよ
び黄の補色の組み合わせも使用されている。また、カラ
ー液晶表示装置には、一般に液晶を駆動させるために、
酸化インジウムや酸化錫等からなる透明電極が、カラー
フィルタ上に例えば蒸着あるいはスパッタリングにより
形成され、さらにその上に液晶を一定方向に配向させる
ための配向膜が形成されており、高性能の透明電極およ
び配向膜を得るためには、それらの形成時に、一般に2
00℃以上、好ましくは250℃以上の高温が必要とさ
れている。そして、前記方法により製造されたカラーフ
ィルタのうち、染料を用いたカラーフィルタは、放射線
に対する透明性は高いが、耐熱性が不十分であるため、
透明電極および配向膜の形成を200℃未満の温度で行
なわざるをえず、透明電極および配向膜の性能が充分確
保できないという問題があった。また、染料を用いたカ
ラーフィルタは耐光性も劣っており、屋外での使用には
適さないという欠点があった。そこで近年では、耐熱性
や耐光性等の観点から、着色剤としては、染料の代わり
に顔料、特に有機顔料が用いられるようになっている。
しかしながら、カラーフィルタに使用される有機顔料等
の着色剤には、多くの場合種々の不純物が混在してお
り、画素アレイに含まれる着色剤中の不純物が次第に液
晶中に溶出ないしブリードされて該液晶が汚染されるた
め、液晶表示素子としての機能、特に表示性能が焼き付
き等により次第に損なわれ、信頼性の面で問題となって
いた。しかも、このような不純物の種類とその影響につ
いては十分解明されておらず、またカラーフィルタに高
い信頼性を確保するための評価基準も明確でなかった。
また、近年におけるカラー撮像管素子、カラー液晶表示
装置等の高品質化および用途の拡大を反映して、カラー
フィルタに用いられる感放射線性組成物では、現像性、
基板との密着性、パターン形状、成膜後の機械的強度等
の特性も重要とされているが、このような特性も着色剤
中の不純物により影響を受けることが多いのが実状であ
る。そこで、カラーフィルタに用いられる感放射線性組
成物について、着色剤中に含まれる不純物の影響、特に
焼き付き等による表示不良を回避でき、また基板との密
着性、パターン形状、成膜後の機械的強度等にも優れた
カラーフィルタ用感放射線性組成物の開発が求められて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、現像
時の画素パターンに欠落や剥がれを生じることがなく、
しかも表示パネルとしたときに焼き付き等の表示不良が
発生することがなく、かつ成膜後の機械的強度が優れ、
また画素の基板との密着性、パターン形状も良好なカラ
ーフィルタ用感放射線性組成物を提供することにある。
な事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、現像
時の画素パターンに欠落や剥がれを生じることがなく、
しかも表示パネルとしたときに焼き付き等の表示不良が
発生することがなく、かつ成膜後の機械的強度が優れ、
また画素の基板との密着性、パターン形状も良好なカラ
ーフィルタ用感放射線性組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)着色
剤、(B)アルカリ可溶性樹脂、(C)多官能性モノマ
ーおよび(D)光重合開始剤の各成分を含有するカラー
フィルタ用感放射線性組成物であって、(A)成分が緑
色有機顔料を含み、かつ(A)成分におけるテトラクロ
ロフタル酸、テトラクロロフタル酸無水物およびテトラ
クロロフタルイミドの量を分析し、それらの合計が50
0ppm以下であることを特徴とするカラーフィルタ用
感放射線性組成物、からなる。
剤、(B)アルカリ可溶性樹脂、(C)多官能性モノマ
ーおよび(D)光重合開始剤の各成分を含有するカラー
フィルタ用感放射線性組成物であって、(A)成分が緑
色有機顔料を含み、かつ(A)成分におけるテトラクロ
ロフタル酸、テトラクロロフタル酸無水物およびテトラ
クロロフタルイミドの量を分析し、それらの合計が50
0ppm以下であることを特徴とするカラーフィルタ用
感放射線性組成物、からなる。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。(A)着色剤 本発明における着色剤は、緑色有機顔料を含み、かつ着
色剤におけるテトラクロロフタル酸、テトラクロロフタ
ル酸無水物およびテトラクロロフタルイミド(以下、こ
れらをまとめて「テトラクロロフタル酸系不純物」とい
う。)の量を分析し、それらの合計が500ppm以下
であることを特徴とする。以下、テトラクロロフタル酸
系不純物の合計が500ppm以下である緑色有機顔料
を、「緑色有機顔料(a)」という。本発明者らは、着
色剤が緑色有機顔料を含むカラーフィルタ用感放射線性
組成物について、特に液晶表示素子の表示性能に重点を
置き鋭意検討した結果、緑色有機顔料中に含まれるテト
ラクロロフタル酸系不純物が、表示性能に大きな影響を
与え、着色剤中のテトラクロロフタル酸系不純物の合計
量がある一定レベルを超えると、表示パネルとしたとき
の焼き付き等の表示不良が著しくなることを見い出し
た。即ち、本発明における着色剤は、そのテトラクロロ
フタル酸系不純物の合計量が、500ppm以下でなけ
ればならず、好ましくは400ppm以下、さらに好ま
しくは300ppm以下、特に好ましくは200ppm
以下、就中150ppm以下が望ましい。この場合、テ
トラクロロフタル酸系不純物の合計量が500ppmを
超えるとと、表示パネルとしたときに焼き付き等の表示
不良が発生する。
色剤におけるテトラクロロフタル酸、テトラクロロフタ
ル酸無水物およびテトラクロロフタルイミド(以下、こ
れらをまとめて「テトラクロロフタル酸系不純物」とい
う。)の量を分析し、それらの合計が500ppm以下
であることを特徴とする。以下、テトラクロロフタル酸
系不純物の合計が500ppm以下である緑色有機顔料
を、「緑色有機顔料(a)」という。本発明者らは、着
色剤が緑色有機顔料を含むカラーフィルタ用感放射線性
組成物について、特に液晶表示素子の表示性能に重点を
置き鋭意検討した結果、緑色有機顔料中に含まれるテト
ラクロロフタル酸系不純物が、表示性能に大きな影響を
与え、着色剤中のテトラクロロフタル酸系不純物の合計
量がある一定レベルを超えると、表示パネルとしたとき
の焼き付き等の表示不良が著しくなることを見い出し
た。即ち、本発明における着色剤は、そのテトラクロロ
フタル酸系不純物の合計量が、500ppm以下でなけ
ればならず、好ましくは400ppm以下、さらに好ま
しくは300ppm以下、特に好ましくは200ppm
以下、就中150ppm以下が望ましい。この場合、テ
トラクロロフタル酸系不純物の合計量が500ppmを
超えるとと、表示パネルとしたときに焼き付き等の表示
不良が発生する。
【0006】緑色有機顔料(a)として使用される顔料
成分としては、例えば、カラーインデックス(C.I.;Th
e Society of Dyers and Colourists 社発行) における
カラーインデックス(C.I.)番号で、C.I.ピグメントグ
リーン7、C.I.ピグメントグリーン36等を挙げること
ができる。
成分としては、例えば、カラーインデックス(C.I.;Th
e Society of Dyers and Colourists 社発行) における
カラーインデックス(C.I.)番号で、C.I.ピグメントグ
リーン7、C.I.ピグメントグリーン36等を挙げること
ができる。
【0007】本発明においては、緑色有機顔料を含む着
色剤について、予めテトラクロロフタル酸系不純物の合
計量を分析し、その値が500ppm以下となるよう
に、該緑色有機顔料を選択して使用される。この場合の
テトラクロロフタル酸系不純物の合計量の分析は、緑色
有機顔料について行い、その分析値を緑色有機顔料を含
む着色剤における値に換算しても、また緑色有機顔料を
含む着色剤について行ってもよい。そして、着色剤にお
ける該合計量が500ppmを超えるときは、該当する
緑色有機顔料(以下、「粗緑色有機顔料」という。)に
対して、例えば、後述する方法により精製処理を行った
のち、改めて該合計量を分析ないし換算し、その値が5
00ppm以下となる着色剤のみが使用される。着色剤
におけるテトラクロロフタル酸系不純物の合計量は、粗
緑色有機顔料に対して、適切な精製方法を選択し、精製
方法を繰り返し、あるいは2以上の精製方法を適切に組
み合わせることにより、検出限界以下とすることも可能
である。
色剤について、予めテトラクロロフタル酸系不純物の合
計量を分析し、その値が500ppm以下となるよう
に、該緑色有機顔料を選択して使用される。この場合の
テトラクロロフタル酸系不純物の合計量の分析は、緑色
有機顔料について行い、その分析値を緑色有機顔料を含
む着色剤における値に換算しても、また緑色有機顔料を
含む着色剤について行ってもよい。そして、着色剤にお
ける該合計量が500ppmを超えるときは、該当する
緑色有機顔料(以下、「粗緑色有機顔料」という。)に
対して、例えば、後述する方法により精製処理を行った
のち、改めて該合計量を分析ないし換算し、その値が5
00ppm以下となる着色剤のみが使用される。着色剤
におけるテトラクロロフタル酸系不純物の合計量は、粗
緑色有機顔料に対して、適切な精製方法を選択し、精製
方法を繰り返し、あるいは2以上の精製方法を適切に組
み合わせることにより、検出限界以下とすることも可能
である。
【0008】以下、粗緑色有機顔料を精製して、着色剤
におけるテトラクロロフタル酸系不純物の合計量が50
0ppm以下となる緑色有機顔料(a)を得る方法につ
いて詳細に説明する。なお、このような精製方法は、所
望により、該合計量が500ppm以下である緑色有機
顔料(a)に対しても適用することができる。 (ア)再結晶法 再結晶法は、顔料成分を溶解でき、顔料成分と反応しな
い適当な溶媒を選択し、この溶媒中に粗緑色有機顔料を
加温下で溶解させた飽和溶液を冷却して、顔料成分を再
結晶させて精製する方法である。この再結晶法に使用さ
れる溶媒は、顔料成分の種類により変わるが、例えば、
C.I.ピグメントグリーン7やC.I.ピグメントグリーン3
6のような銅フタロシアニン系グリーン顔料の場合に
は、濃硫酸、クロロスルホン酸等が好ましい。この場
合、溶媒の使用量は、顔料成分を完全に溶解するため
に、粗緑色有機顔料の、通常、5倍重量部以上、好まし
くは10倍重量部以上とすることが望ましい。また、粗
緑色有機顔料の溶解温度は、高過ぎると顔料成分が分解
するおそれがあり、一方低過ぎると冷却前後の溶解度の
差が小さくなり、緑色有機顔料(a)の収率が悪くなる
ので、通常、30〜500℃、好ましくは50〜250
℃の範囲が望ましい。粗緑色有機顔料の溶解時間は、短
か過ぎると得られる顔料のテトラクロロフタル酸系不純
物の合計量を500ppm以下とすることができないお
それがあり、一方長過ぎると顔料成分が分解するおそれ
があり、好ましくは5秒〜5時間、さらに好ましくは3
0秒〜2時間が望ましい。このような処理条件で粗緑色
有機顔料を再結晶させたのち、ろ過することにより、所
定の緑色有機顔料(a)を得ることができる。
におけるテトラクロロフタル酸系不純物の合計量が50
0ppm以下となる緑色有機顔料(a)を得る方法につ
いて詳細に説明する。なお、このような精製方法は、所
望により、該合計量が500ppm以下である緑色有機
顔料(a)に対しても適用することができる。 (ア)再結晶法 再結晶法は、顔料成分を溶解でき、顔料成分と反応しな
い適当な溶媒を選択し、この溶媒中に粗緑色有機顔料を
加温下で溶解させた飽和溶液を冷却して、顔料成分を再
結晶させて精製する方法である。この再結晶法に使用さ
れる溶媒は、顔料成分の種類により変わるが、例えば、
C.I.ピグメントグリーン7やC.I.ピグメントグリーン3
6のような銅フタロシアニン系グリーン顔料の場合に
は、濃硫酸、クロロスルホン酸等が好ましい。この場
合、溶媒の使用量は、顔料成分を完全に溶解するため
に、粗緑色有機顔料の、通常、5倍重量部以上、好まし
くは10倍重量部以上とすることが望ましい。また、粗
緑色有機顔料の溶解温度は、高過ぎると顔料成分が分解
するおそれがあり、一方低過ぎると冷却前後の溶解度の
差が小さくなり、緑色有機顔料(a)の収率が悪くなる
ので、通常、30〜500℃、好ましくは50〜250
℃の範囲が望ましい。粗緑色有機顔料の溶解時間は、短
か過ぎると得られる顔料のテトラクロロフタル酸系不純
物の合計量を500ppm以下とすることができないお
それがあり、一方長過ぎると顔料成分が分解するおそれ
があり、好ましくは5秒〜5時間、さらに好ましくは3
0秒〜2時間が望ましい。このような処理条件で粗緑色
有機顔料を再結晶させたのち、ろ過することにより、所
定の緑色有機顔料(a)を得ることができる。
【0009】(イ)再沈殿法 再沈殿法は、顔料成分を溶解でき、顔料成分と反応しな
い適当な溶媒を選択して粗緑色有機顔料を溶解し、この
溶液に貧溶媒を添加し、あるいはこの溶液を貧溶媒中に
滴下して、顔料成分を析出させて精製する方法である。
この再沈殿法に使用される溶媒は、顔料成分の種類によ
り変わるが、例えば、C.I.ピグメントグリーン7やC.I.
ピグメントグリーン36のような銅フタロシアニン系グ
リーン顔料の場合には、濃硫酸、クロロスルホン酸等が
好ましい。この場合、溶媒の使用量は、顔料成分を完全
に溶解するために、通常、5倍重量部以上、好ましくは
10倍重量部以上とすることが望ましい。また、粗緑色
有機顔料の溶解温度は、高過ぎると顔料成分が分解する
おそれがあり、一方低過ぎると溶解度が小さくなり、緑
色有機顔料(a)の収率が悪くなるので、通常、常温〜
500℃、好ましくは常温〜250℃の範囲が望まし
い。粗緑色有機顔料の溶解時間は、短か過ぎると得られ
る顔料中のテトラクロロフタル酸系不純物の合計量を5
00ppm以下とすることができないおそれがあり、一
方長過ぎると顔料成分が分解するおそれがあり、好まし
くは5秒〜5時間、さらに好ましくは30秒〜2時間が
望ましい。さらに、前記貧溶媒としては、純水、メタノ
ール、エタノール、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カ
リウム水溶液等が好ましい。貧溶媒として純水や水溶液
を使用する場合は発熱量が大きいため、その使用量は、
粗緑色有機顔料の、通常、10倍重量部以上、好ましく
は15倍重量部以上、さらに好ましくは20倍重量部以
上である。このようにして、貧溶媒を用いて、粗緑色有
機顔料の溶液から顔料成分を析出させたのち、ろ過して
乾燥することにより、所定の緑色有機顔料(a)を得る
ことができる。
い適当な溶媒を選択して粗緑色有機顔料を溶解し、この
溶液に貧溶媒を添加し、あるいはこの溶液を貧溶媒中に
滴下して、顔料成分を析出させて精製する方法である。
この再沈殿法に使用される溶媒は、顔料成分の種類によ
り変わるが、例えば、C.I.ピグメントグリーン7やC.I.
ピグメントグリーン36のような銅フタロシアニン系グ
リーン顔料の場合には、濃硫酸、クロロスルホン酸等が
好ましい。この場合、溶媒の使用量は、顔料成分を完全
に溶解するために、通常、5倍重量部以上、好ましくは
10倍重量部以上とすることが望ましい。また、粗緑色
有機顔料の溶解温度は、高過ぎると顔料成分が分解する
おそれがあり、一方低過ぎると溶解度が小さくなり、緑
色有機顔料(a)の収率が悪くなるので、通常、常温〜
500℃、好ましくは常温〜250℃の範囲が望まし
い。粗緑色有機顔料の溶解時間は、短か過ぎると得られ
る顔料中のテトラクロロフタル酸系不純物の合計量を5
00ppm以下とすることができないおそれがあり、一
方長過ぎると顔料成分が分解するおそれがあり、好まし
くは5秒〜5時間、さらに好ましくは30秒〜2時間が
望ましい。さらに、前記貧溶媒としては、純水、メタノ
ール、エタノール、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カ
リウム水溶液等が好ましい。貧溶媒として純水や水溶液
を使用する場合は発熱量が大きいため、その使用量は、
粗緑色有機顔料の、通常、10倍重量部以上、好ましく
は15倍重量部以上、さらに好ましくは20倍重量部以
上である。このようにして、貧溶媒を用いて、粗緑色有
機顔料の溶液から顔料成分を析出させたのち、ろ過して
乾燥することにより、所定の緑色有機顔料(a)を得る
ことができる。
【0010】(ウ)溶媒洗浄法 溶媒洗浄法は、粗緑色有機顔料を分散でき、顔料成分と
反応せず、かつ適度の揮発性を有する適当な溶媒を選択
して、粗緑色有機顔料を洗浄して精製する方法である。
この溶媒洗浄法に使用される溶媒は、洗浄中に十分な量
の顔料成分を残存させることができる限り、顔料成分を
ある程度溶解するものであってもよい。溶媒洗浄法に使
用される溶媒としては、例えば、純水、有機溶媒、酸性
水溶液、アルカリ性水溶液等を挙げることができる。
反応せず、かつ適度の揮発性を有する適当な溶媒を選択
して、粗緑色有機顔料を洗浄して精製する方法である。
この溶媒洗浄法に使用される溶媒は、洗浄中に十分な量
の顔料成分を残存させることができる限り、顔料成分を
ある程度溶解するものであってもよい。溶媒洗浄法に使
用される溶媒としては、例えば、純水、有機溶媒、酸性
水溶液、アルカリ性水溶液等を挙げることができる。
【0011】前記有機溶媒としては、例えば、エチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−プロ
ピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエ
ーテル等のエチレングリコールモノアルキルエーテル
類;エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート
等のエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテー
ト類;ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエ
チルエーテル等のポリエチレングリコールモノアルキル
エーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレ
ングリコールモノ−n−ブチルエーテル等のプロピレン
グリコールモノアルキルエーテル類;ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−
プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−
ブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル等のポリプロピレングリコールモノアルキルエーテル
類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセ
テート類;ジエチルエーテル、エチル−i−プロピルエ
ーテル、ジ−i−プロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等の他の
エーテル類;
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノ−n−プロ
ピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエ
ーテル等のエチレングリコールモノアルキルエーテル
類;エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート
等のエチレングリコールモノアルキルエーテルアセテー
ト類;ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノ−n−プロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエ
チルエーテル等のポリエチレングリコールモノアルキル
エーテル類;プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレ
ングリコールモノ−n−ブチルエーテル等のプロピレン
グリコールモノアルキルエーテル類;ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−
プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−
ブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチル
エーテル、トリプロピレングリコールモノエチルエーテ
ル等のポリプロピレングリコールモノアルキルエーテル
類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセ
テート類;ジエチルエーテル、エチル−i−プロピルエ
ーテル、ジ−i−プロピルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等の他の
エーテル類;
【0012】アセトン、メチルエチルケトン、メチル−
i−ブチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、3−ヘプタノン、ジアセトンアルコール等のケトン
類;2−ヒドロキシプロピオン酸メチル、2−ヒドロキ
シプロピオン酸エチル等の乳酸アルキルエステル類;2
−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、3−メ
トキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸
エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキ
シプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキ
シ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メ
チル、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3
−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、酢酸エ
チル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、ぎ酸n−アミ
ル、酢酸i−アミル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸エ
チル、酪酸i−プロピル、酪酸n−ブチル、ピルビン酸
メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸n−プロピル、
アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、2−オキソブタ
ン酸エチル、ジメチルカーボネート等の他のエステル
類;N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等
のアミド類、メタノール、エタノール、i−プロパノー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリ
セリン等のアルコール類;ジメチルスルホキシド、アセ
トニトリル、ピリジン等の他の高極性溶媒;n−ペンタ
ン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン等の
脂肪族炭化水素類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、
1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエタン、ヘキサクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水
素類等を挙げることができる。これらの有機溶媒は、単
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
i−ブチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、3−ヘプタノン、ジアセトンアルコール等のケトン
類;2−ヒドロキシプロピオン酸メチル、2−ヒドロキ
シプロピオン酸エチル等の乳酸アルキルエステル類;2
−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチル、3−メ
トキシプロピオン酸メチル、3−メトキシプロピオン酸
エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3−エトキ
シプロピオン酸エチル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキ
シ酢酸エチル、2−ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メ
チル、3−メチル−3−メトキシブチルアセテート、3
−メチル−3−メトキシブチルプロピオネート、酢酸エ
チル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、ぎ酸n−アミ
ル、酢酸i−アミル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸エ
チル、酪酸i−プロピル、酪酸n−ブチル、ピルビン酸
メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸n−プロピル、
アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、2−オキソブタ
ン酸エチル、ジメチルカーボネート等の他のエステル
類;N−メチルピロリドン、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等
のアミド類、メタノール、エタノール、i−プロパノー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、グリ
セリン等のアルコール類;ジメチルスルホキシド、アセ
トニトリル、ピリジン等の他の高極性溶媒;n−ペンタ
ン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、シクロヘキサン等の
脂肪族炭化水素類;トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、
1,1−ジクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、
1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエタン、ヘキサクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水
素類等を挙げることができる。これらの有機溶媒は、単
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
【0013】また、前記有機溶媒と共に、例えば、ベン
ジルエチルエーテル、ジヘキシルエーテル、アセトニル
アセトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−
オクタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、
酢酸ベンジル、安息香酸エチル、しゅう酸ジエチル、マ
レイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレ
ン、炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニル
エーテルアセテート等の高沸点溶媒を併用することもで
きる。これらの高沸点溶媒は、単独でまたは2種以上を
混合して使用することができる。
ジルエチルエーテル、ジヘキシルエーテル、アセトニル
アセトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−
オクタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、
酢酸ベンジル、安息香酸エチル、しゅう酸ジエチル、マ
レイン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレ
ン、炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニル
エーテルアセテート等の高沸点溶媒を併用することもで
きる。これらの高沸点溶媒は、単独でまたは2種以上を
混合して使用することができる。
【0014】また、前記酸性水溶液に使用される酸は、
有機酸でも無機酸でもよい。前記有機酸としては、例え
ば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ピバル酸、カ
プロン酸、ジエチル酢酸、エナント酸、カプリル酸等の
脂肪族モノカルボン酸類;しゅう酸、マロン酸、こはく
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ブラシル酸、メチルマ
ロン酸、エチルマロン酸、ジメチルマロン酸、メチルこ
はく酸、テトラメチルこはく酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、イタコン酸、シトラコン酸、マレイン
酸、フマル酸、メサコン酸等の脂肪族ジカルボン酸類;
トリカルバリル酸、アコニット酸、カンホロン酸等の脂
肪族トリカルボン酸類;安息香酸、トルイル酸、クミン
酸、ヘメリト酸、メシチレン酸等の芳香族モノカルボン
酸類;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香
族ジカルボン酸類;トリメリット酸、トリメシン酸、メ
ロファン酸、ピロメリット酸等の3価以上の芳香族ポリ
カルボン酸類;グリコール酸、乳酸、α−オキシ酪酸、
グリセリン酸、タルトロン酸、りんご酸、酒石酸、クエ
ン酸、サリチル酸、p−オキシ安息香酸、没食子酸、マ
ンデル酸、トロパ酸、クマル酸、ウンベル酸等のオキシ
カルボン酸類のほか、フェニル酢酸、ヒドロアトロパ
酸、ヒドロけい皮酸、フェニルこはく酸、アトロパ酸、
けい皮酸、シンナミリデン酸等を挙げることができる。
前記無機酸としては、例えば、硫酸、硝酸、炭酸、塩素
酸、過塩素酸等を挙げることができる。この場合、硫酸
の水溶液は、濃硫酸、熱濃硫酸、希硫酸等として使用す
ることができる。これらの酸は、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。
有機酸でも無機酸でもよい。前記有機酸としては、例え
ば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ピバル酸、カ
プロン酸、ジエチル酢酸、エナント酸、カプリル酸等の
脂肪族モノカルボン酸類;しゅう酸、マロン酸、こはく
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ブラシル酸、メチルマ
ロン酸、エチルマロン酸、ジメチルマロン酸、メチルこ
はく酸、テトラメチルこはく酸、1,4−シクロヘキサ
ンジカルボン酸、イタコン酸、シトラコン酸、マレイン
酸、フマル酸、メサコン酸等の脂肪族ジカルボン酸類;
トリカルバリル酸、アコニット酸、カンホロン酸等の脂
肪族トリカルボン酸類;安息香酸、トルイル酸、クミン
酸、ヘメリト酸、メシチレン酸等の芳香族モノカルボン
酸類;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香
族ジカルボン酸類;トリメリット酸、トリメシン酸、メ
ロファン酸、ピロメリット酸等の3価以上の芳香族ポリ
カルボン酸類;グリコール酸、乳酸、α−オキシ酪酸、
グリセリン酸、タルトロン酸、りんご酸、酒石酸、クエ
ン酸、サリチル酸、p−オキシ安息香酸、没食子酸、マ
ンデル酸、トロパ酸、クマル酸、ウンベル酸等のオキシ
カルボン酸類のほか、フェニル酢酸、ヒドロアトロパ
酸、ヒドロけい皮酸、フェニルこはく酸、アトロパ酸、
けい皮酸、シンナミリデン酸等を挙げることができる。
前記無機酸としては、例えば、硫酸、硝酸、炭酸、塩素
酸、過塩素酸等を挙げることができる。この場合、硫酸
の水溶液は、濃硫酸、熱濃硫酸、希硫酸等として使用す
ることができる。これらの酸は、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。
【0015】また、前記アルカリ性水溶液に使用される
アルカリは、無機アルカリでも有機アルカリでもよい。
前記無機アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化バリウム等を挙げることができる。前記有
機アルカリとしては、例えば、エタノールアミン、2−
ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノ
ール、2−(ジ−n−プロピルアミノ)エタノール、2
−(ジ−i−プロピルアミノ)エタノール、2−(ジ−
n−ブチルアミノ)エタノール、3−ジメチルアミノ−
1−プロパノール、3−ジエチルアミノ−1−プロパノ
ール、2−ジメチルアミノ−1−プロパノール、2−ジ
エチルアミノ−1−プロパノール、4−ジメチルアミノ
−2−ブタノール、4−ジエチルアミノ−2−ブタノー
ル、3−ジメチルアミノ−2−ブタノール、3−ジエチ
ルアミノ−2−ブタノール、5−ジメチルアミノ−2−
ペンタノール、5−ジエチルアミノ−2−ペンタノー
ル、4−ジメチルアミノ−2−ペンタノール、4−ジエ
チルアミノ−2−ペンタノール等のアルカノールアミン
類;モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、モノエ
チルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、テト
ラエチルアンモニウムヒドロキシド、モノ−n−プロピ
ルアミン、ジ−n−プロピルアミン、モノ−i−プロピ
ルアミン、ジ−i−プロピルアミン、モノ−n−ブチル
アミン、ジ−n−ブチルアミン等のアルキルアミン類等
を挙げることができる。これらのアルカリは、単独でま
たは2種以上を混合して使用することができる。
アルカリは、無機アルカリでも有機アルカリでもよい。
前記無機アルカリとしては、例えば、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化バリウム等を挙げることができる。前記有
機アルカリとしては、例えば、エタノールアミン、2−
ジメチルアミノエタノール、2−ジエチルアミノエタノ
ール、2−(ジ−n−プロピルアミノ)エタノール、2
−(ジ−i−プロピルアミノ)エタノール、2−(ジ−
n−ブチルアミノ)エタノール、3−ジメチルアミノ−
1−プロパノール、3−ジエチルアミノ−1−プロパノ
ール、2−ジメチルアミノ−1−プロパノール、2−ジ
エチルアミノ−1−プロパノール、4−ジメチルアミノ
−2−ブタノール、4−ジエチルアミノ−2−ブタノー
ル、3−ジメチルアミノ−2−ブタノール、3−ジエチ
ルアミノ−2−ブタノール、5−ジメチルアミノ−2−
ペンタノール、5−ジエチルアミノ−2−ペンタノー
ル、4−ジメチルアミノ−2−ペンタノール、4−ジエ
チルアミノ−2−ペンタノール等のアルカノールアミン
類;モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルア
ミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、モノエ
チルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、テト
ラエチルアンモニウムヒドロキシド、モノ−n−プロピ
ルアミン、ジ−n−プロピルアミン、モノ−i−プロピ
ルアミン、ジ−i−プロピルアミン、モノ−n−ブチル
アミン、ジ−n−ブチルアミン等のアルキルアミン類等
を挙げることができる。これらのアルカリは、単独でま
たは2種以上を混合して使用することができる。
【0016】これらの溶媒のうち、洗浄力、顔料成分と
の親和性等の観点から、純水のほか、有機溶媒として
は、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、テトラ
ヒドロフラン、アセトン、シクロヘキサノン、ジアセト
ンアルコール、ジメチルカーボネート、N−メチルピロ
リドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、メタノール、エタノール、i−プロパノー
ル、n−ヘキサン、トルエン、キシレン、塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等が好ましく、高沸点溶
剤としては、γ−ブチロラクトン等が好ましい。また、
酸性水溶液としては、しゅう酸の1重量%水溶液、フタ
ル酸の1重量%水溶液、クエン酸の1重量%水溶液、濃
硫酸、熱濃硫酸、希硫酸等が好ましい。また、アルカリ
性水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等の無機アルカリの水溶液;エタノールアミン、2−ジ
メチルアミノエタノール、トリメチルアミン、テトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイド等の有機アルカリ
の水溶液が好ましい。
の親和性等の観点から、純水のほか、有機溶媒として
は、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピ
レングリコールモノメチルエーテルアセテート、テトラ
ヒドロフラン、アセトン、シクロヘキサノン、ジアセト
ンアルコール、ジメチルカーボネート、N−メチルピロ
リドン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、メタノール、エタノール、i−プロパノー
ル、n−ヘキサン、トルエン、キシレン、塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等が好ましく、高沸点溶
剤としては、γ−ブチロラクトン等が好ましい。また、
酸性水溶液としては、しゅう酸の1重量%水溶液、フタ
ル酸の1重量%水溶液、クエン酸の1重量%水溶液、濃
硫酸、熱濃硫酸、希硫酸等が好ましい。また、アルカリ
性水溶液としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等の無機アルカリの水溶液;エタノールアミン、2−ジ
メチルアミノエタノール、トリメチルアミン、テトラメ
チルアンモニウムハイドロオキサイド等の有機アルカリ
の水溶液が好ましい。
【0017】前記溶媒を使用する洗浄操作としては、例
えば、 (ウ−1) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物を、ディ
ゾルバー、ホモミキサー、ホモジナイザー、ペイントシ
ェーカー、3本ロール、2本ロール、ビーズミル等の混
合装置を用い、通常、1分〜70時間、好ましくは5分
〜24時間、さらに好ましくは10分〜6時間混合し、
ろ過、デカンテーション等により溶媒を分離したのち、
乾燥する分散洗浄操作; (ウ−2) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物に、超音
波分散ホモジナイザー、超音波洗浄機等の超音波混合装
置内で、通常、1〜300KHz、好ましくは2〜10
0KHzの周波数の超音波を、通常、30秒〜10時
間、好ましくは1分〜5時間照射し、ろ過、デカンテー
ション等により溶媒を分離したのち、乾燥する超音波洗
浄操作; (ウ−3) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物を、翼付
攪拌機を用い、通常、50〜15000rpm、好まし
くは100〜2000rpmの回転数で、通常、5分〜
10時間、好ましくは10分〜5時間攪拌し、ろ過、デ
カンテーション等により溶媒を分離したのち、乾燥する
攪拌洗浄操作等を挙げることができる。また、前記(ウ
−1)〜(ウ−3)の操作は、個別に実施しても、何れ
か2つ以上を組み合わせて実施してもよい。前記(ウ−
1)〜(ウ−3)の操作を行なう際の粗緑色有機顔料の
濃度は、通常、0.1〜70重量%、好ましくは1〜5
0重量%である。このような溶媒洗浄法により、所定の
緑色有機顔料(a)を得ることができる。
えば、 (ウ−1) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物を、ディ
ゾルバー、ホモミキサー、ホモジナイザー、ペイントシ
ェーカー、3本ロール、2本ロール、ビーズミル等の混
合装置を用い、通常、1分〜70時間、好ましくは5分
〜24時間、さらに好ましくは10分〜6時間混合し、
ろ過、デカンテーション等により溶媒を分離したのち、
乾燥する分散洗浄操作; (ウ−2) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物に、超音
波分散ホモジナイザー、超音波洗浄機等の超音波混合装
置内で、通常、1〜300KHz、好ましくは2〜10
0KHzの周波数の超音波を、通常、30秒〜10時
間、好ましくは1分〜5時間照射し、ろ過、デカンテー
ション等により溶媒を分離したのち、乾燥する超音波洗
浄操作; (ウ−3) 粗緑色有機顔料と溶媒との混合物を、翼付
攪拌機を用い、通常、50〜15000rpm、好まし
くは100〜2000rpmの回転数で、通常、5分〜
10時間、好ましくは10分〜5時間攪拌し、ろ過、デ
カンテーション等により溶媒を分離したのち、乾燥する
攪拌洗浄操作等を挙げることができる。また、前記(ウ
−1)〜(ウ−3)の操作は、個別に実施しても、何れ
か2つ以上を組み合わせて実施してもよい。前記(ウ−
1)〜(ウ−3)の操作を行なう際の粗緑色有機顔料の
濃度は、通常、0.1〜70重量%、好ましくは1〜5
0重量%である。このような溶媒洗浄法により、所定の
緑色有機顔料(a)を得ることができる。
【0018】(エ)昇華法 昇華法は、粗緑色有機顔料を常圧下または減圧下で加熱
して、顔料成分を昇華させて精製する方法である。顔料
成分を昇華させる際の加熱温度は、顔料成分の種類や圧
力により変わるが、例えば、C.I.ピグメントグリーン7
やC.I.ピグメントグリーン36のような銅フタロシアニ
ン系グリーン顔料を精製する場合は、常圧下で、通常、
300〜800℃、好ましくは400〜600℃が望ま
しい。このような昇華法により、所定の緑色有機顔料
(a)を得ることができる。
して、顔料成分を昇華させて精製する方法である。顔料
成分を昇華させる際の加熱温度は、顔料成分の種類や圧
力により変わるが、例えば、C.I.ピグメントグリーン7
やC.I.ピグメントグリーン36のような銅フタロシアニ
ン系グリーン顔料を精製する場合は、常圧下で、通常、
300〜800℃、好ましくは400〜600℃が望ま
しい。このような昇華法により、所定の緑色有機顔料
(a)を得ることができる。
【0019】(オ)真空加熱法 真空加熱法は、粗緑色有機顔料を耐圧容器に入れて、真
空下で加熱し、不純物を蒸発除去して精製する方法であ
る。真空加熱法における加熱温度は、顔料成分の種類に
より変わるが、高すぎると顔料成分が昇華してしまうお
それがあり、一方低すぎると不純物の除去が困難となる
傾向があるので、通常、50〜300℃、好ましくは1
00〜200℃とするのが望ましい。また、真空度は、
低すぎると不純物の除去が困難となる傾向があるので、
通常、20torr以下、好ましくは10torr以下
とすることが望ましい。このような真空加熱法により、
所定の緑色有機顔料(a)を得ることができる。
空下で加熱し、不純物を蒸発除去して精製する方法であ
る。真空加熱法における加熱温度は、顔料成分の種類に
より変わるが、高すぎると顔料成分が昇華してしまうお
それがあり、一方低すぎると不純物の除去が困難となる
傾向があるので、通常、50〜300℃、好ましくは1
00〜200℃とするのが望ましい。また、真空度は、
低すぎると不純物の除去が困難となる傾向があるので、
通常、20torr以下、好ましくは10torr以下
とすることが望ましい。このような真空加熱法により、
所定の緑色有機顔料(a)を得ることができる。
【0020】本発明において、前記(ア)〜(オ)の各
精製方法は、1回でも2回以上を繰り返してもよく、ま
た個別に実施しても何れか2つ以上の方法を組み合わせ
て実施してもよい。前記(ア)〜(オ)の精製方法の好
ましい組み合わせの例としては、(ア)再結晶法と
(ウ)溶媒洗浄法の組み合わせ(再結晶・溶媒洗浄
法)、(イ)再沈殿法と(ウ)溶媒洗浄法の組み合わせ
(再沈殿・溶媒洗浄法)、(ウ)溶媒洗浄法と(オ)真
空加熱法の組み合わせ(溶媒洗浄・真空加熱法)や、
(ウ)溶媒洗浄法では溶媒を替えて2回以上洗浄する組
み合わせ(複数溶媒洗浄法)等を挙げることができる。
本発明において、緑色有機顔料(a)は、単独でまたは
2種以上を組み合わせて使用することができる。また、
本発明においては、着色剤におけるテレフタル酸系不純
物の合計量が500ppm以下となる限りでは、粗緑色
有機顔料を緑色有機顔料(a)と混合して使用すること
もできる。
精製方法は、1回でも2回以上を繰り返してもよく、ま
た個別に実施しても何れか2つ以上の方法を組み合わせ
て実施してもよい。前記(ア)〜(オ)の精製方法の好
ましい組み合わせの例としては、(ア)再結晶法と
(ウ)溶媒洗浄法の組み合わせ(再結晶・溶媒洗浄
法)、(イ)再沈殿法と(ウ)溶媒洗浄法の組み合わせ
(再沈殿・溶媒洗浄法)、(ウ)溶媒洗浄法と(オ)真
空加熱法の組み合わせ(溶媒洗浄・真空加熱法)や、
(ウ)溶媒洗浄法では溶媒を替えて2回以上洗浄する組
み合わせ(複数溶媒洗浄法)等を挙げることができる。
本発明において、緑色有機顔料(a)は、単独でまたは
2種以上を組み合わせて使用することができる。また、
本発明においては、着色剤におけるテレフタル酸系不純
物の合計量が500ppm以下となる限りでは、粗緑色
有機顔料を緑色有機顔料(a)と混合して使用すること
もできる。
【0021】本発明における着色剤は、緑色有機顔料
(a)を含むものであるが、着色剤全体としての色調は
特に限定されるものではなく、また緑色有機顔料(a)
以外の着色剤(以下、「他の着色剤」という。)は、カ
ラーフィルタの用途に応じて適宜選定され、顔料、染料
あるいは天然色素の何れでもよい。カラーフィルタには
高精細な発色と耐熱性が求められることから、本発明に
おける他の着色剤としては、発色性が高く、かつ耐熱性
の高い着色剤、特に耐熱分解性の高い着色剤が好まし
く、通常、顔料が使用され、特に好ましくは有機顔料
(以下、「他の有機顔料」という。)が使用される。
(a)を含むものであるが、着色剤全体としての色調は
特に限定されるものではなく、また緑色有機顔料(a)
以外の着色剤(以下、「他の着色剤」という。)は、カ
ラーフィルタの用途に応じて適宜選定され、顔料、染料
あるいは天然色素の何れでもよい。カラーフィルタには
高精細な発色と耐熱性が求められることから、本発明に
おける他の着色剤としては、発色性が高く、かつ耐熱性
の高い着色剤、特に耐熱分解性の高い着色剤が好まし
く、通常、顔料が使用され、特に好ましくは有機顔料
(以下、「他の有機顔料」という。)が使用される。
【0022】他の有機顔料としては、例えば、下記のよ
うなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているも
のを挙げることができる。C.I.ピグメントイエロー1、
C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー1
2、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエ
ロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメン
トイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピ
グメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、
C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー
55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイ
エロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメ
ントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.
ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー8
1、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエ
ロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメン
トイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピ
グメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー10
1、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイ
エロー106、C.I.ピグメントイエロー108、C.I.ピ
グメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー11
0、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイ
エロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピ
グメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー11
9、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイ
エロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピ
グメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー12
9、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイ
エロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピ
グメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー15
2、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイ
エロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピ
グメントイエロー156、C.I.ピグメントイエロー16
6、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイ
エロー175;C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメ
ントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピ
グメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、
C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ
24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオ
レンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメ
ントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.
ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ4
9、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレ
ンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメン
トオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピ
グメントオレンジ73;
うなカラーインデックス(C.I.)番号が付されているも
のを挙げることができる。C.I.ピグメントイエロー1、
C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー1
2、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエ
ロー14、C.I.ピグメントイエロー15、C.I.ピグメン
トイエロー16、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピ
グメントイエロー20、C.I.ピグメントイエロー24、
C.I.ピグメントイエロー31、C.I.ピグメントイエロー
55、C.I.ピグメントイエロー60、C.I.ピグメントイ
エロー61、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメ
ントイエロー71、C.I.ピグメントイエロー73、C.I.
ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー8
1、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエ
ロー93、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメン
トイエロー97、C.I.ピグメントイエロー98、C.I.ピ
グメントイエロー100、C.I.ピグメントイエロー10
1、C.I.ピグメントイエロー104、C.I.ピグメントイ
エロー106、C.I.ピグメントイエロー108、C.I.ピ
グメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー11
0、C.I.ピグメントイエロー113、C.I.ピグメントイ
エロー114、C.I.ピグメントイエロー116、C.I.ピ
グメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー11
9、C.I.ピグメントイエロー120、C.I.ピグメントイ
エロー126、C.I.ピグメントイエロー127、C.I.ピ
グメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー12
9、C.I.ピグメントイエロー138、C.I.ピグメントイ
エロー139、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピ
グメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー15
2、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイ
エロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピ
グメントイエロー156、C.I.ピグメントイエロー16
6、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイ
エロー175;C.I.ピグメントオレンジ1、C.I.ピグメ
ントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピ
グメントオレンジ14、C.I.ピグメントオレンジ16、
C.I.ピグメントオレンジ17、C.I.ピグメントオレンジ
24、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオ
レンジ36、C.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメ
ントオレンジ40、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.
ピグメントオレンジ46、C.I.ピグメントオレンジ4
9、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントオレ
ンジ61、C.I.ピグメントオレンジ63、C.I.ピグメン
トオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、C.I.ピ
グメントオレンジ73;
【0023】C.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメント
レッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレ
ッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッ
ド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド
8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド1
0、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド
12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッ
ド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレ
ッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメント
レッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメン
トレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメ
ントレッド30、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグ
メントレッド32、C.I.ピグメントレッド37、C.I.ピ
グメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.
ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.
I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド4
8:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメン
トレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.
I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド5
0:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメン
トレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピ
グメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:
2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレ
ッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピ
グメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:
2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレ
ッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメ
ントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.
ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、
C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド1
04、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレ
ッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメ
ントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.
ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド12
2、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッ
ド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメン
トレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピ
グメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、
C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド1
70、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレ
ッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメ
ントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.
ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド17
8、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッ
ド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメン
トレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピ
グメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、
C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド2
02、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレ
ッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメ
ントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.
ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド22
0、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッ
ド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメン
トレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピ
グメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、
C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド2
65;
レッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレ
ッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッ
ド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド
8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド1
0、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド
12、C.I.ピグメントレッド14、C.I.ピグメントレッ
ド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレ
ッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメント
レッド19、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメン
トレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメ
ントレッド30、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグ
メントレッド32、C.I.ピグメントレッド37、C.I.ピ
グメントレッド38、C.I.ピグメントレッド40、C.I.
ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド42、C.
I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド4
8:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメン
トレッド48:4、C.I.ピグメントレッド49:1、C.
I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド5
0:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメン
トレッド53:1、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピ
グメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド57:
2、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレ
ッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピ
グメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:
2、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレ
ッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメ
ントレッド88、C.I.ピグメントレッド90:1、C.I.
ピグメントレッド97、C.I.ピグメントレッド101、
C.I.ピグメントレッド102、C.I.ピグメントレッド1
04、C.I.ピグメントレッド105、C.I.ピグメントレ
ッド106、C.I.ピグメントレッド108、C.I.ピグメ
ントレッド112、C.I.ピグメントレッド113、C.I.
ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド12
2、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッ
ド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメン
トレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピ
グメントレッド151、C.I.ピグメントレッド166、
C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド1
70、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレ
ッド172、C.I.ピグメントレッド174、C.I.ピグメ
ントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.
ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド17
8、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッ
ド180、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメン
トレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピ
グメントレッド190、C.I.ピグメントレッド193、
C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド2
02、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレ
ッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメ
ントレッド209、C.I.ピグメントレッド215、C.I.
ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド22
0、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッ
ド226、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメン
トレッド243、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピ
グメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、
C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド2
65;
【0024】C.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグ
メントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット
23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメン
トバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット3
6、C.I.ピグメントバイオレット38;C.I.ピグメント
ブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグ
メントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:
6、C.I.ピグメントブルー60;C.I.ピグメントブラウ
ン23、C.I.ピグメントブラウン25;C.I.ピグメント
ブラック1、C.I.ピグメントブラック7。これらの他の
有機顔料は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
メントバイオレット19、C.I.ピグメントバイオレット
23、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメン
トバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット3
6、C.I.ピグメントバイオレット38;C.I.ピグメント
ブルー15、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグ
メントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:
6、C.I.ピグメントブルー60;C.I.ピグメントブラウ
ン23、C.I.ピグメントブラウン25;C.I.ピグメント
ブラック1、C.I.ピグメントブラック7。これらの他の
有機顔料は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
【0025】また、無機顔料としては、例えば、酸化チ
タン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、亜鉛華、硫酸
鉛、黄色鉛、亜鉛黄、べんがら(赤色酸化鉄(III))、カ
ドミウム赤、群青、紺青、酸化クロム緑、コバルト緑、
アンバー、チタンブラック、合成鉄黒、カーボンブラッ
ク等を挙げることができる。これらの無機顔料は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。ま
た、前記各顔料は、場合により、顔料粒子の表面をポリ
マーで改質して使用することができる。本発明における
着色剤としては、緑色有機顔料(a)を含む緑色有機顔
料のみを、あるいは緑色有機顔料(a)を含む緑色有機
顔料と他の着色剤との混合物として使用することができ
る。本発明における着色剤中の緑色有機顔料(a)を含
む緑色有機顔料の含有率は、着色剤の色調、得られるカ
ラーフィルタの用途等に応じて変わるが、通常、10〜
100重量%、好ましくは20〜100重量%、さらに
好ましくは30〜100重量%、特に好ましくは50〜
100重量%である。
タン、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、亜鉛華、硫酸
鉛、黄色鉛、亜鉛黄、べんがら(赤色酸化鉄(III))、カ
ドミウム赤、群青、紺青、酸化クロム緑、コバルト緑、
アンバー、チタンブラック、合成鉄黒、カーボンブラッ
ク等を挙げることができる。これらの無機顔料は、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。ま
た、前記各顔料は、場合により、顔料粒子の表面をポリ
マーで改質して使用することができる。本発明における
着色剤としては、緑色有機顔料(a)を含む緑色有機顔
料のみを、あるいは緑色有機顔料(a)を含む緑色有機
顔料と他の着色剤との混合物として使用することができ
る。本発明における着色剤中の緑色有機顔料(a)を含
む緑色有機顔料の含有率は、着色剤の色調、得られるカ
ラーフィルタの用途等に応じて変わるが、通常、10〜
100重量%、好ましくは20〜100重量%、さらに
好ましくは30〜100重量%、特に好ましくは50〜
100重量%である。
【0026】本発明における着色剤は、所望により、分
散剤と共に使用することができる。前記分散剤として
は、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン系、両
性、シリコーン系、フッ素系等の界面活性剤を挙げるこ
とができる。このような界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;
ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル等のポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル類;ポリエチ
レングリコールジラウレート、ポリエチレングリコール
ジステアレート等のポリエチレングリコールジエステル
類;ソルビタン脂肪酸エステル類;脂肪酸変性ポリエス
テル類;3級アミン変性ポリウレタン類;ポリエチレン
イミン類等を挙げることができ、また商品名では、例え
ば、KP(信越化学工業(株)製)、ポリフロー(共栄
社化学(株)製)、エフトップ(トーケムプロダクツ社
製)、メガファック(大日本インキ化学工業(株)
製)、フロラード(住友スリーエム(株)製)、アサヒ
ガード、サーフロン(以上、旭硝子(株)製)、EFK
A(エフカーケミカルズビーフィ(EFKA)社製)、
ディスパロン(楠本化成(株)製)、Disperbyk(ビック
ケミー社製)、Solsperse(ゼネカ(ZENEKA)社
製)等を挙げることができる。これらの界面活性剤は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。界面活性剤の使用量は、着色剤100重量部に対し
て、通常、50重量部以下、好ましくは0〜30重量部
である。
散剤と共に使用することができる。前記分散剤として
は、例えば、カチオン系、アニオン系、ノニオン系、両
性、シリコーン系、フッ素系等の界面活性剤を挙げるこ
とができる。このような界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチ
レンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;
ポリオキシエチレンn−オクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンn−ノニルフェニルエーテル等のポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル類;ポリエチ
レングリコールジラウレート、ポリエチレングリコール
ジステアレート等のポリエチレングリコールジエステル
類;ソルビタン脂肪酸エステル類;脂肪酸変性ポリエス
テル類;3級アミン変性ポリウレタン類;ポリエチレン
イミン類等を挙げることができ、また商品名では、例え
ば、KP(信越化学工業(株)製)、ポリフロー(共栄
社化学(株)製)、エフトップ(トーケムプロダクツ社
製)、メガファック(大日本インキ化学工業(株)
製)、フロラード(住友スリーエム(株)製)、アサヒ
ガード、サーフロン(以上、旭硝子(株)製)、EFK
A(エフカーケミカルズビーフィ(EFKA)社製)、
ディスパロン(楠本化成(株)製)、Disperbyk(ビック
ケミー社製)、Solsperse(ゼネカ(ZENEKA)社
製)等を挙げることができる。これらの界面活性剤は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。界面活性剤の使用量は、着色剤100重量部に対し
て、通常、50重量部以下、好ましくは0〜30重量部
である。
【0027】(B)アルカリ可溶性樹脂 本発明におけるアルカリ可溶性樹脂としては、(A)着
色剤に対してバインダーとして作用し、かつカラーフィ
ルタ製造時の現像処理工程において用いられるアルカリ
現像液に可溶性である限り、適宜のポリマーを使用する
ことができる。このようなアルカリ可溶性樹脂として
は、例えば、カルボキシル基、フェノール性水酸基等の
酸性官能基を含有するポリマーを挙げることができる。
アルカリ可溶性樹脂のうち、カルボキシル基含有アルカ
リ可溶性樹脂としては、例えば、1個以上のカルボキシ
ル基を有するエチレン性不飽和モノマー(以下、単に
「カルボキシル基含有不飽和モノマー」という。)の
(共)重合体を挙げることができ、前記カルボキシル基
含有不飽和モノマーの(共)重合体としては、特にカル
ボキシル基含有不飽和モノマーと他の共重合可能なエチ
レン性不飽和モノマー(以下、単に「他の不飽和モノマ
ー」という。)とからなるモノマー混合物の共重合体
(以下、「カルボキシル基含有共重合体(b)」とい
う。)が好ましい。前記カルボキシル基含有不飽和モノ
マーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、α−クロルアクリル酸、けい皮酸等の不飽和
モノカルボン酸類;マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、無
水シトラコン酸、メサコン酸等の不飽和ジカルボン酸
(無水物)類;3価以上の不飽和多価カルボン酸(無水
物)類;こはく酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)、こはく酸モノ(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)、フタル酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)、フタル酸モノ(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)等の非重合性ジカルボン酸のモノ〔2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチル)エステル類や、ω−カルボキ
シポリカプロラクトンモノアクリレート、ω−カルボキ
シポリカプロラクトンモノメタクリレート等を挙げるこ
とができる。これらのカルボキシル基含有不飽和モノマ
ーのうち、こはく酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)およびフタル酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)は、それぞれM−5300およびM−5400の商
品名(東亜合成(株)製)で市販されている。前記カル
ボキシル基含有不飽和モノマーは、単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。
色剤に対してバインダーとして作用し、かつカラーフィ
ルタ製造時の現像処理工程において用いられるアルカリ
現像液に可溶性である限り、適宜のポリマーを使用する
ことができる。このようなアルカリ可溶性樹脂として
は、例えば、カルボキシル基、フェノール性水酸基等の
酸性官能基を含有するポリマーを挙げることができる。
アルカリ可溶性樹脂のうち、カルボキシル基含有アルカ
リ可溶性樹脂としては、例えば、1個以上のカルボキシ
ル基を有するエチレン性不飽和モノマー(以下、単に
「カルボキシル基含有不飽和モノマー」という。)の
(共)重合体を挙げることができ、前記カルボキシル基
含有不飽和モノマーの(共)重合体としては、特にカル
ボキシル基含有不飽和モノマーと他の共重合可能なエチ
レン性不飽和モノマー(以下、単に「他の不飽和モノマ
ー」という。)とからなるモノマー混合物の共重合体
(以下、「カルボキシル基含有共重合体(b)」とい
う。)が好ましい。前記カルボキシル基含有不飽和モノ
マーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、ク
ロトン酸、α−クロルアクリル酸、けい皮酸等の不飽和
モノカルボン酸類;マレイン酸、無水マレイン酸、フマ
ル酸、イタコン酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、無
水シトラコン酸、メサコン酸等の不飽和ジカルボン酸
(無水物)類;3価以上の不飽和多価カルボン酸(無水
物)類;こはく酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)、こはく酸モノ(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)、フタル酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)、フタル酸モノ(2−メタクリロイルオキシエチ
ル)等の非重合性ジカルボン酸のモノ〔2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチル)エステル類や、ω−カルボキ
シポリカプロラクトンモノアクリレート、ω−カルボキ
シポリカプロラクトンモノメタクリレート等を挙げるこ
とができる。これらのカルボキシル基含有不飽和モノマ
ーのうち、こはく酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)およびフタル酸モノ(2−アクリロイルオキシエチ
ル)は、それぞれM−5300およびM−5400の商
品名(東亜合成(株)製)で市販されている。前記カル
ボキシル基含有不飽和モノマーは、単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。
【0028】また、前記他の不飽和モノマーとしては、
例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−ビニルト
ルエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、o
−クロルスチレン、m−クロルスチレン、p−クロルス
チレン、o−メトキシスチレン、m−メトキシスチレ
ン、p−メトキシスチレン、o−ビニルベンジルメチル
エーテル、m−ビニルベンジルメチルエーテル、p−ビ
ニルベンジルメチルエーテル、o−ビニルベンジルグリ
シジルエーテル、m−ビニルベンジルグリシジルエーテ
ル、p−ビニルベンジルグリシジルエーテル等の芳香族
ビニル化合物;インデン、1−メチルインデン等のイン
デン類;メチルアクリレート、メチルメタクリレート、
エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロ
ピルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、i−
プロピルアクリレート、i−プロピルメタクリレート、
n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、
i−ブチルアクリレート、i−ブチルメタクリレート、
sec−ブチルアクリレート、sec−ブチルメタクリ
レート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、3
−ヒドロキシブチルアクリレート、3−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、アリルアク
リレート、アリルメタクリレート、ベンジルアクリレー
ト、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレ
ート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニルアクリ
レート、フェニルメタクリレート、2−メトキシエチル
アクリレート、2−メトキシエチルメタクリレート、2
−フェノキシエチルアクリレート、2−フェノキシエチ
ルメタクリレート、メトキシジエチレングリコールアク
リレート、メトキシジエチレングリコールメタクリレー
ト、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、メ
トキシトリエチレングリコールメタクリレート、メトキ
シプロピレングリコールアクリレート、メトキシプロピ
レングリコールメタクリレート、メトキシジプロピレン
グリコールアクリレート、メトキシジプロピレングリコ
ールメタクリレート、イソボルニルアクリレート、イソ
ボルニルメタクリレート、ジシクロペンタジエニルアク
リレート、ジシクロペンタジエニルメタクリレート、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、
2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルメタクリレー
ト、グリセロールモノアクリレート、グリセロールモノ
メタクリレート等の不飽和カルボン酸エステル類;2−
アミノエチルアクリレート、2−アミノエチルメタクリ
レート、2−ジメチルアミノエチルアクリレート、2−
ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−アミノプロ
ピルアクリレート、2−アミノプロピルメタクリレー
ト、2−ジメチルアミノプロピルアクリレート、2−ジ
メチルアミノプロピルメタクリレート、3−アミノプロ
ピルアクリレート、3−アミノプロピルメタクリレー
ト、3−ジメチルアミノプロピルアクリレート、3−ジ
メチルアミノプロピルメタクリレート等の不飽和カルボ
ン酸アミノアルキルエステル類;グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等の不飽和カルボン酸グ
リシジルエステル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等のカルボン酸ビニル
エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエー
テル、アリルグリシジルエーテル、メタリルグリシジル
エーテル等の不飽和エーテル類;アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、シア
ン化ビニリデン等のシアン化ビニル化合物;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、α−クロロアクリルアミド、
N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N−
(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド等の不飽和アミド類;マレイミド、N−シクロヘキシ
ルマレイミド、N−フェニルマレイミド等の不飽和イミ
ド類;1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレン
等の脂肪族共役ジエン類;ポリスチレン、ポリメチルア
クリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリ−n−ブ
チルアクリレート、ポリ−n−ブチルメタクリレート、
ポリシロキサン等の重合体分子鎖の末端にモノアクリロ
イル基あるいはモノメタクリロイル基を有するマクロモ
ノマー類等を挙げることができる。これらの他の不飽和
モノマーは、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
例えば、スチレン、α−メチルスチレン、o−ビニルト
ルエン、m−ビニルトルエン、p−ビニルトルエン、o
−クロルスチレン、m−クロルスチレン、p−クロルス
チレン、o−メトキシスチレン、m−メトキシスチレ
ン、p−メトキシスチレン、o−ビニルベンジルメチル
エーテル、m−ビニルベンジルメチルエーテル、p−ビ
ニルベンジルメチルエーテル、o−ビニルベンジルグリ
シジルエーテル、m−ビニルベンジルグリシジルエーテ
ル、p−ビニルベンジルグリシジルエーテル等の芳香族
ビニル化合物;インデン、1−メチルインデン等のイン
デン類;メチルアクリレート、メチルメタクリレート、
エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロ
ピルアクリレート、n−プロピルメタクリレート、i−
プロピルアクリレート、i−プロピルメタクリレート、
n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、
i−ブチルアクリレート、i−ブチルメタクリレート、
sec−ブチルアクリレート、sec−ブチルメタクリ
レート、t−ブチルアクリレート、t−ブチルメタクリ
レート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピル
アクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒドロ
キシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチルア
クリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、3
−ヒドロキシブチルアクリレート、3−ヒドロキシブチ
ルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレー
ト、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、アリルアク
リレート、アリルメタクリレート、ベンジルアクリレー
ト、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルアクリレ
ート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニルアクリ
レート、フェニルメタクリレート、2−メトキシエチル
アクリレート、2−メトキシエチルメタクリレート、2
−フェノキシエチルアクリレート、2−フェノキシエチ
ルメタクリレート、メトキシジエチレングリコールアク
リレート、メトキシジエチレングリコールメタクリレー
ト、メトキシトリエチレングリコールアクリレート、メ
トキシトリエチレングリコールメタクリレート、メトキ
シプロピレングリコールアクリレート、メトキシプロピ
レングリコールメタクリレート、メトキシジプロピレン
グリコールアクリレート、メトキシジプロピレングリコ
ールメタクリレート、イソボルニルアクリレート、イソ
ボルニルメタクリレート、ジシクロペンタジエニルアク
リレート、ジシクロペンタジエニルメタクリレート、2
−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、
2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルメタクリレー
ト、グリセロールモノアクリレート、グリセロールモノ
メタクリレート等の不飽和カルボン酸エステル類;2−
アミノエチルアクリレート、2−アミノエチルメタクリ
レート、2−ジメチルアミノエチルアクリレート、2−
ジメチルアミノエチルメタクリレート、2−アミノプロ
ピルアクリレート、2−アミノプロピルメタクリレー
ト、2−ジメチルアミノプロピルアクリレート、2−ジ
メチルアミノプロピルメタクリレート、3−アミノプロ
ピルアクリレート、3−アミノプロピルメタクリレー
ト、3−ジメチルアミノプロピルアクリレート、3−ジ
メチルアミノプロピルメタクリレート等の不飽和カルボ
ン酸アミノアルキルエステル類;グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等の不飽和カルボン酸グ
リシジルエステル類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、酪酸ビニル、安息香酸ビニル等のカルボン酸ビニル
エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエー
テル、アリルグリシジルエーテル、メタリルグリシジル
エーテル等の不飽和エーテル類;アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリル、シア
ン化ビニリデン等のシアン化ビニル化合物;アクリルア
ミド、メタクリルアミド、α−クロロアクリルアミド、
N−(2−ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N−
(2−ヒドロキシエチル)メタクリルアミド、N−メチ
ロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミ
ド等の不飽和アミド類;マレイミド、N−シクロヘキシ
ルマレイミド、N−フェニルマレイミド等の不飽和イミ
ド類;1,3−ブタジエン、イソプレン、クロロプレン
等の脂肪族共役ジエン類;ポリスチレン、ポリメチルア
クリレート、ポリメチルメタクリレート、ポリ−n−ブ
チルアクリレート、ポリ−n−ブチルメタクリレート、
ポリシロキサン等の重合体分子鎖の末端にモノアクリロ
イル基あるいはモノメタクリロイル基を有するマクロモ
ノマー類等を挙げることができる。これらの他の不飽和
モノマーは、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
【0029】カルボキシル基含有共重合体(b)として
は、アクリル酸および/またはメタクリル酸を必須と
し、場合により、こはく酸モノ(2−アクリロイルオキ
シエチル)、こはく酸モノ(2−メタクリロイルオキシ
エチル)、ω−カルボキシポリカプロラクトンモノアク
リレートおよびω−カルボキシポリカプロラクトンモノ
メタクリレートの群から選ばれる少なくとも1種をさら
に含有するカルボキシル基含有不飽和モノマーと、ス
チレン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、アリルアクリレート、アリルメタ
クリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリ
レート、グリセロールモノアクリレート、グリセロール
モノメタクリレート、N−フェニルマレイミド、ポリス
チレンマクロモノマーおよびポリメチルメタクリレート
マクロモノマーの群から選ばれる少なくとも1種の他の
不飽和モノマーとの共重合体(以下、「カルボキシル基
含有共重合体(I)」という。)が好ましい。
は、アクリル酸および/またはメタクリル酸を必須と
し、場合により、こはく酸モノ(2−アクリロイルオキ
シエチル)、こはく酸モノ(2−メタクリロイルオキシ
エチル)、ω−カルボキシポリカプロラクトンモノアク
リレートおよびω−カルボキシポリカプロラクトンモノ
メタクリレートの群から選ばれる少なくとも1種をさら
に含有するカルボキシル基含有不飽和モノマーと、ス
チレン、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、アリルアクリレート、アリルメタ
クリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタクリ
レート、グリセロールモノアクリレート、グリセロール
モノメタクリレート、N−フェニルマレイミド、ポリス
チレンマクロモノマーおよびポリメチルメタクリレート
マクロモノマーの群から選ばれる少なくとも1種の他の
不飽和モノマーとの共重合体(以下、「カルボキシル基
含有共重合体(I)」という。)が好ましい。
【0030】カルボキシル基含有共重合体(I)の具体
例としては、(メタ)アクリル酸/メチル(メタ)アク
リレート共重合体、(メタ)アクリル酸/ベンジル(メ
タ)アクリレート共重合体、(メタ)アクリル酸/スチ
レン/メチル(メタ)アクリレート共重合体、(メタ)
アクリル酸/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート
共重合体、(メタ)アクリル酸/メチル(メタ)アクリ
レート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、(メ
タ)アクリル酸/メチル(メタ)アクリレート/ポリメ
チルメタクリレートマクロモノマー共重合体、(メタ)
アクリル酸/2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト/ベンジル(メタ)アクリレート共重合体、(メタ)
アクリル酸/ベンジル(メタ)アクリレート/ポリスチ
レンマクロモノマー共重合体、(メタ)アクリル酸/ベ
ンジル(メタ)アクリレート/ポリメチルメタクリレー
トマクロモノマー共重合体、(メタ)アクリル酸/2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート/ベンジル(メ
タ)アクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合
体、(メタ)アクリル酸/2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート/ベンジル(メタ)アクリレート/ポ
リメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、(メ
タ)アクリル酸/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、(メタ)アク
リル酸/こはく酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシ
エチル〕/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート/
N−フェニルマレイミド共重合体、(メタ)アクリル酸
/こはく酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシエチ
ル〕/スチレン/アリル(メタ)アクリレート/N−フ
ェニルマレイミド共重合体、(メタ)アクリル酸/ω−
カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレー
ト/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート/グリセ
ロールモノ(メタ)アクリレート/N−フェニルマレイ
ミド共重合体、(メタ)アクリル酸/こはく酸モノ〔2
−(メタ)アクリロイロキシエチル〕/ω−カルボキシ
ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート/スチレ
ン/ベンジル(メタ)アクリレート/グリセロールモノ
(メタ)アクリレート/N−フェニルマレイミド共重合
体、(メタ)アクリル酸/こはく酸モノ〔2−(メタ)
アクリロイロキシエチル〕/ω−カルボキシポリカプロ
ラクトンモノ(メタ)アクリレート/スチレン/アリル
(メタ)アクリレート/グリセロールモノ(メタ)アク
リレート/N−フェニルマレイミド共重合体等を挙げる
ことができる。
例としては、(メタ)アクリル酸/メチル(メタ)アク
リレート共重合体、(メタ)アクリル酸/ベンジル(メ
タ)アクリレート共重合体、(メタ)アクリル酸/スチ
レン/メチル(メタ)アクリレート共重合体、(メタ)
アクリル酸/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート
共重合体、(メタ)アクリル酸/メチル(メタ)アクリ
レート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、(メ
タ)アクリル酸/メチル(メタ)アクリレート/ポリメ
チルメタクリレートマクロモノマー共重合体、(メタ)
アクリル酸/2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト/ベンジル(メタ)アクリレート共重合体、(メタ)
アクリル酸/ベンジル(メタ)アクリレート/ポリスチ
レンマクロモノマー共重合体、(メタ)アクリル酸/ベ
ンジル(メタ)アクリレート/ポリメチルメタクリレー
トマクロモノマー共重合体、(メタ)アクリル酸/2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート/ベンジル(メ
タ)アクリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合
体、(メタ)アクリル酸/2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート/ベンジル(メタ)アクリレート/ポ
リメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、(メ
タ)アクリル酸/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、(メタ)アク
リル酸/こはく酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシ
エチル〕/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート/
N−フェニルマレイミド共重合体、(メタ)アクリル酸
/こはく酸モノ〔2−(メタ)アクリロイロキシエチ
ル〕/スチレン/アリル(メタ)アクリレート/N−フ
ェニルマレイミド共重合体、(メタ)アクリル酸/ω−
カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレー
ト/スチレン/ベンジル(メタ)アクリレート/グリセ
ロールモノ(メタ)アクリレート/N−フェニルマレイ
ミド共重合体、(メタ)アクリル酸/こはく酸モノ〔2
−(メタ)アクリロイロキシエチル〕/ω−カルボキシ
ポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート/スチレ
ン/ベンジル(メタ)アクリレート/グリセロールモノ
(メタ)アクリレート/N−フェニルマレイミド共重合
体、(メタ)アクリル酸/こはく酸モノ〔2−(メタ)
アクリロイロキシエチル〕/ω−カルボキシポリカプロ
ラクトンモノ(メタ)アクリレート/スチレン/アリル
(メタ)アクリレート/グリセロールモノ(メタ)アク
リレート/N−フェニルマレイミド共重合体等を挙げる
ことができる。
【0031】これらのカルボキシル基含有共重合体
(I)のうち、特に、メタクリル酸/ベンジルメタクリ
レート共重合体、メタクリル酸/2−ヒドロキシエチル
メタクリレート/ベンジルメタクリレート共重合体、メ
タクリル酸/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマ
クロモノマー共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタク
リレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共
重合体、メタクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタ
クリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベ
ンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレートマク
ロモノマー共重合体、メタクリル酸/こはく酸モノ(2
−アクリロイロキシエチル)/スチレン/ベンジルメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタク
リル酸/M−5300/スチレン/ベンジルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸
/スチレン/ベンジルメタクリレート/グリセロールモ
ノメタクリレート/N−フェニルマレイミド共重合体等
が好ましい。
(I)のうち、特に、メタクリル酸/ベンジルメタクリ
レート共重合体、メタクリル酸/2−ヒドロキシエチル
メタクリレート/ベンジルメタクリレート共重合体、メ
タクリル酸/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマ
クロモノマー共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタク
リレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共
重合体、メタクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタ
クリレート/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベ
ンジルメタクリレート/ポリメチルメタクリレートマク
ロモノマー共重合体、メタクリル酸/こはく酸モノ(2
−アクリロイロキシエチル)/スチレン/ベンジルメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタク
リル酸/M−5300/スチレン/ベンジルメタクリレ
ート/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸
/スチレン/ベンジルメタクリレート/グリセロールモ
ノメタクリレート/N−フェニルマレイミド共重合体等
が好ましい。
【0032】カルボキシル基含有共重合体(b)におけ
るカルボキシル基含有不飽和モノマーの共重合割合は、
通常、5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%で
ある。この場合、カルボキシル基含有不飽和モノマーの
共重合割合が5重量%未満では、得られる感放射線性組
成物のアルカリ現像液に対する溶解性が低下する傾向が
あり、一方50重量%を超えると、アルカリ現像液によ
る現像時に、形成された画素の基板からの脱落や画素表
面の膜荒れを来たしやすくなる傾向がある。特にカルボ
キシル基含有不飽和モノマーを前記特定の共重合割合で
含有するカルボキシル基含有共重合体(b)は、アルカ
リ現像液に対して優れた溶解性を有するものであり、当
該共重合体をバインダーとして用いた感放射線性組成物
は、アルカリ現像液による現像後に未溶解物が残存する
ことが極めて少なく、基板上の画素を形成する部分以外
の領域における地汚れ、膜残り等が発生し難く、しかも
該組成物から得られる画素は、アルカリ現像液に過剰に
溶解することがなく、基板に対して、優れた密着性を有
し、基板から脱落するおそれもないものとなる。カルボ
キシル基含有共重合体(b)のゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC;溶出溶媒テトラヒドロフラ
ン)で測定したポリスチレン換算重量平均分子量(以
下、「Mw」という。)は、好ましくは3,000〜3
00,000、さらに好ましくは5,000〜100,
000である。
るカルボキシル基含有不飽和モノマーの共重合割合は、
通常、5〜50重量%、好ましくは10〜40重量%で
ある。この場合、カルボキシル基含有不飽和モノマーの
共重合割合が5重量%未満では、得られる感放射線性組
成物のアルカリ現像液に対する溶解性が低下する傾向が
あり、一方50重量%を超えると、アルカリ現像液によ
る現像時に、形成された画素の基板からの脱落や画素表
面の膜荒れを来たしやすくなる傾向がある。特にカルボ
キシル基含有不飽和モノマーを前記特定の共重合割合で
含有するカルボキシル基含有共重合体(b)は、アルカ
リ現像液に対して優れた溶解性を有するものであり、当
該共重合体をバインダーとして用いた感放射線性組成物
は、アルカリ現像液による現像後に未溶解物が残存する
ことが極めて少なく、基板上の画素を形成する部分以外
の領域における地汚れ、膜残り等が発生し難く、しかも
該組成物から得られる画素は、アルカリ現像液に過剰に
溶解することがなく、基板に対して、優れた密着性を有
し、基板から脱落するおそれもないものとなる。カルボ
キシル基含有共重合体(b)のゲルパーミエーションク
ロマトグラフィー(GPC;溶出溶媒テトラヒドロフラ
ン)で測定したポリスチレン換算重量平均分子量(以
下、「Mw」という。)は、好ましくは3,000〜3
00,000、さらに好ましくは5,000〜100,
000である。
【0033】また、アルカリ可溶性のポリエステル樹脂
を、アルカリ可溶性樹脂として使用することもできる。
このようなポリエステル樹脂としては、特に比較的低分
子量のポリ乳酸が好ましい。前記ポリ乳酸のMwは、通
常、3,000〜300,000、好ましくは5,00
0〜100,000である。また、フェノール性水酸基
含有アルカリ可溶性樹脂としては、例えば、フェノール
性水酸基含有ビニル芳香族化合物の(共)重合体、フェ
ノールノボラック樹脂等を挙げることができる。前記フ
ェノール性水酸基含有ビニル芳香族化合物としては、例
えば、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メ
チルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、
p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン等を挙げることが
できる。これらのフェノール性水酸基含有ビニル芳香族
化合物は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。前記フェノール性水酸基含有ビニル芳香族
化合物は、場合により1種以上の他の共重合可能なエチ
レン性不飽和モノマー、例えば前記他の不飽和モノマー
と共重合させることができる。また、前記フェノールノ
ボラック樹脂に使用されるフェノール類としては、例え
ば、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾー
ル、2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、
2,5−キシレノール、3,4−キシレノール、3,5
−キシレノール、 2,3,5−トリメチルフェノー
ル、3,4,5−トリメチルフェノール等を挙げること
ができ、またアルデヒド類としては、例えば、ホルムア
ルデヒド、トリオキサン、パラホルムアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒ
ド、フェニルアセトアルデヒド、グリオキサール、グル
タルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソフタルア
ルデヒド等を挙げることができる。これらのフェノール
類およびアルデヒド類は、それぞれ単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。フェノール性水酸
基含有ビニル芳香族化合物の(共)重合体のMwは、好
ましくは1,000〜150,000、さらに好ましく
は3,000〜100,000である。また、フェノー
ルノボラック樹脂のMwは、好ましくは1,000〜1
50,000、さらに好ましくは1,500〜80,0
00である。
を、アルカリ可溶性樹脂として使用することもできる。
このようなポリエステル樹脂としては、特に比較的低分
子量のポリ乳酸が好ましい。前記ポリ乳酸のMwは、通
常、3,000〜300,000、好ましくは5,00
0〜100,000である。また、フェノール性水酸基
含有アルカリ可溶性樹脂としては、例えば、フェノール
性水酸基含有ビニル芳香族化合物の(共)重合体、フェ
ノールノボラック樹脂等を挙げることができる。前記フ
ェノール性水酸基含有ビニル芳香族化合物としては、例
えば、o−ヒドロキシスチレン、m−ヒドロキシスチレ
ン、p−ヒドロキシスチレン、o−ヒドロキシ−α−メ
チルスチレン、m−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、
p−ヒドロキシ−α−メチルスチレン等を挙げることが
できる。これらのフェノール性水酸基含有ビニル芳香族
化合物は、単独でまたは2種以上を混合して使用するこ
とができる。前記フェノール性水酸基含有ビニル芳香族
化合物は、場合により1種以上の他の共重合可能なエチ
レン性不飽和モノマー、例えば前記他の不飽和モノマー
と共重合させることができる。また、前記フェノールノ
ボラック樹脂に使用されるフェノール類としては、例え
ば、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾー
ル、2,3−キシレノール、2,4−キシレノール、
2,5−キシレノール、3,4−キシレノール、3,5
−キシレノール、 2,3,5−トリメチルフェノー
ル、3,4,5−トリメチルフェノール等を挙げること
ができ、またアルデヒド類としては、例えば、ホルムア
ルデヒド、トリオキサン、パラホルムアルデヒド、ベン
ズアルデヒド、アセトアルデヒド、プロピルアルデヒ
ド、フェニルアセトアルデヒド、グリオキサール、グル
タルアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソフタルア
ルデヒド等を挙げることができる。これらのフェノール
類およびアルデヒド類は、それぞれ単独でまたは2種以
上を混合して使用することができる。フェノール性水酸
基含有ビニル芳香族化合物の(共)重合体のMwは、好
ましくは1,000〜150,000、さらに好ましく
は3,000〜100,000である。また、フェノー
ルノボラック樹脂のMwは、好ましくは1,000〜1
50,000、さらに好ましくは1,500〜80,0
00である。
【0034】本発明において、アルカリ可溶性樹脂は、
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。本発明におけるアルカリ可溶性樹脂の使用量は、
(A)着色剤100重量部に対して、通常、10〜1,
000重量部、好ましくは20〜500重量部である。
この場合、アルカリ可溶性樹脂の使用量が10重量部未
満では、例えば、アルカリ現像性が低下したり、画素が
形成される部分以外の領域での地汚れや膜残りが発生す
るおそれがあり、一方1,000重量部を超えると、相
対的に着色剤濃度が低下するため、薄膜として目的とす
る色濃度を達成することが困難となる場合がある。
単独でまたは2種以上を混合して使用することができ
る。本発明におけるアルカリ可溶性樹脂の使用量は、
(A)着色剤100重量部に対して、通常、10〜1,
000重量部、好ましくは20〜500重量部である。
この場合、アルカリ可溶性樹脂の使用量が10重量部未
満では、例えば、アルカリ現像性が低下したり、画素が
形成される部分以外の領域での地汚れや膜残りが発生す
るおそれがあり、一方1,000重量部を超えると、相
対的に着色剤濃度が低下するため、薄膜として目的とす
る色濃度を達成することが困難となる場合がある。
【0035】(C)多官能性モノマー 本発明における多官能性モノマーは、重合可能なエチレ
ン性不飽和結合を2個以上有するモノマーからなる。こ
のような多官能性モノマーとしては、例えば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等のアルキレングリ
コールのジアクリレートまたはジメタクリレート類;ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の
ポリアルキレングリコールのジアクリレートまたはジメ
タクリレート類;グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の3価以上の多価アルコールのポリアクリレートまたは
ポリメタクリレート類やそれらのジカルボン酸変性物;
ポリエステル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アルキド
樹脂、シリコーン樹脂、スピラン樹脂等のオリゴアクリ
レートまたはオリゴメタクリレート類;両末端ヒドロキ
シポリ−1,3−ブタジエン、両末端ヒドロキシポリイ
ソプレン、両末端ヒドロキシポリカプロラクトン等の両
末端ヒドロキシル化重合体のジアクリレートまたはジメ
タクリレート類のほか、トリスアクリロイルオキシエチ
ルフォスフェート、トリスメタクリロイルオキシエチル
フォスフェート等を挙げることができる。
ン性不飽和結合を2個以上有するモノマーからなる。こ
のような多官能性モノマーとしては、例えば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール等のアルキレングリ
コールのジアクリレートまたはジメタクリレート類;ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等の
ポリアルキレングリコールのジアクリレートまたはジメ
タクリレート類;グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール等
の3価以上の多価アルコールのポリアクリレートまたは
ポリメタクリレート類やそれらのジカルボン酸変性物;
ポリエステル、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アルキド
樹脂、シリコーン樹脂、スピラン樹脂等のオリゴアクリ
レートまたはオリゴメタクリレート類;両末端ヒドロキ
シポリ−1,3−ブタジエン、両末端ヒドロキシポリイ
ソプレン、両末端ヒドロキシポリカプロラクトン等の両
末端ヒドロキシル化重合体のジアクリレートまたはジメ
タクリレート類のほか、トリスアクリロイルオキシエチ
ルフォスフェート、トリスメタクリロイルオキシエチル
フォスフェート等を挙げることができる。
【0036】これらの多官能性モノマーのうち、3価以
上の多価アルコールのポリアクリレートまたはポリメタ
クリレート類やそれらのジカルボン酸変性物が好まし
く、具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタメタクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサメタクリレート、こはく酸変性ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、こはく酸変性ペンタエ
リスリトールトリメタクリレート等が好ましく、特に、
トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート、こはく酸変性ペンタエリスリトールトリ
アクリレートが、画素強度が高く、画素表面の平滑性に
優れ、かつ画素が形成される部分以外の領域での地汚
れ、膜残り等を発生し難い点で好ましい。
上の多価アルコールのポリアクリレートまたはポリメタ
クリレート類やそれらのジカルボン酸変性物が好まし
く、具体的には、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリ
トールトリメタクリレート、ペンタエリスリトールテト
ラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタメタクリレート、ジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサメタクリレート、こはく酸変性ペンタエ
リスリトールトリアクリレート、こはく酸変性ペンタエ
リスリトールトリメタクリレート等が好ましく、特に、
トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリ
スリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
アクリレート、こはく酸変性ペンタエリスリトールトリ
アクリレートが、画素強度が高く、画素表面の平滑性に
優れ、かつ画素が形成される部分以外の領域での地汚
れ、膜残り等を発生し難い点で好ましい。
【0037】本発明において、多官能性モノマーは、単
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
本発明における多官能性モノマーの使用量は、(B)ア
ルカリ可溶性樹脂100重量部に対して、通常、5〜5
00重量部、好ましくは20〜300重量部である。こ
の場合、多官能性モノマーの使用量が5重量部未満で
は、画素強度あるいは画素表面の平滑性が不十分となる
傾向があり、一方500重量部を超えると、例えば、ア
ルカリ現像性が低下したり、画素が形成される部分以外
の領域での地汚れや膜残りが発生しやすくなる傾向があ
る。
独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
本発明における多官能性モノマーの使用量は、(B)ア
ルカリ可溶性樹脂100重量部に対して、通常、5〜5
00重量部、好ましくは20〜300重量部である。こ
の場合、多官能性モノマーの使用量が5重量部未満で
は、画素強度あるいは画素表面の平滑性が不十分となる
傾向があり、一方500重量部を超えると、例えば、ア
ルカリ現像性が低下したり、画素が形成される部分以外
の領域での地汚れや膜残りが発生しやすくなる傾向があ
る。
【0038】また、本発明においては、多官能性モノマ
ーの一部を、重合可能なエチレン性不飽和結合を1個有
する単官能性モノマーに置き換えることもできる。前記
単官能性モノマーとしては、例えば、前記カルボキシル
基含有共重合体(b)について例示したカルボキシル基
含有不飽和モノマーや他の不飽和モノマー等を挙げるこ
とができる。これらの単官能性モノマーは、単独でまた
は2種以上を混合して使用することができる。単官能性
モノマーの使用割合は、多官能性モノマーと単官能性モ
ノマーとの合計に対して、通常、40重量%以下、好ま
しくは20重量%以下である。
ーの一部を、重合可能なエチレン性不飽和結合を1個有
する単官能性モノマーに置き換えることもできる。前記
単官能性モノマーとしては、例えば、前記カルボキシル
基含有共重合体(b)について例示したカルボキシル基
含有不飽和モノマーや他の不飽和モノマー等を挙げるこ
とができる。これらの単官能性モノマーは、単独でまた
は2種以上を混合して使用することができる。単官能性
モノマーの使用割合は、多官能性モノマーと単官能性モ
ノマーとの合計に対して、通常、40重量%以下、好ま
しくは20重量%以下である。
【0039】(D)光重合開始剤 本発明における光重合開始剤は、可視光線、紫外線、遠
紫外線、電子線、X線等の放射線の照射により、前記
(C)多官能性モノマーおよび場合により使用される単
官能性モノマーの重合を開始しうる活性種を発生するこ
とができる化合物からなる。このような光重合開始剤と
しては、下記式(1)、式(2)または式(3)で表さ
れる主要骨格を少なくとも1種有するビイミダゾール系
化合物のほか、ベンゾイン系化合物、アセトフェノン系
化合物、ベンゾフェノン系化合物、α−ジケトン系化合
物、多核キノン系化合物、キサントン系化合物、ジアゾ
系化合物、トリアジン系化合物等を挙げることができ、
これらのうちビイミダゾール系化合物が好ましい。
紫外線、電子線、X線等の放射線の照射により、前記
(C)多官能性モノマーおよび場合により使用される単
官能性モノマーの重合を開始しうる活性種を発生するこ
とができる化合物からなる。このような光重合開始剤と
しては、下記式(1)、式(2)または式(3)で表さ
れる主要骨格を少なくとも1種有するビイミダゾール系
化合物のほか、ベンゾイン系化合物、アセトフェノン系
化合物、ベンゾフェノン系化合物、α−ジケトン系化合
物、多核キノン系化合物、キサントン系化合物、ジアゾ
系化合物、トリアジン系化合物等を挙げることができ、
これらのうちビイミダゾール系化合物が好ましい。
【0040】
【化1】
【0041】
【化2】
【0042】
【化3】
【0043】前記ビイミダゾール系化合物の具体例とし
ては、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキ
シカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−
ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−フェノキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビ
イミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロ
ロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−
メトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾ
ール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシ
カルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
ては、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−クロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキ
シカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−
ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−フェノキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビ
イミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロ
ロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−
メトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾ
ール、2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシ
カルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
【0044】2,2’−ビス(2−シアノフェニル)−
4,4’,5.5’−テトラキス(4−メトキシカルボ
ニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’
−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,5.5’−
テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,
2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−シアノフ
ェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェ
ノキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2−メチルフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−メチルフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−メチルフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキ
シカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニ
ル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2
−エチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,
2’−ビス(2−フェニルフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)
−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−フ
ェニルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2−フェニルフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカ
ルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
4,4’,5.5’−テトラキス(4−メトキシカルボ
ニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’
−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,5.5’−
テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,
2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−シアノフ
ェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェ
ノキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2−メチルフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−メチルフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−メチルフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキ
シカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニ
ル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2
−エチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2−エチルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカル
ボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,
2’−ビス(2−フェニルフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラキス(4−メトキシカルボニルフェニル)
−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−フ
ェニルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2−フェニルフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラキス(4−フェノキシカ
ルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール、
【0045】2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリ
クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−
ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,
4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリブロモフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジシアノフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリシアノ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリ
クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−
ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,
4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリブロモフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−シアノフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジシアノフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリシアノ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、
【0046】2,2’−ビス(2−メチルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジメチルフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリ
メチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−
エチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,
4−ジエチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリエチルフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−フェニルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジフェニルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリフェニ
ルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール等を挙げることができる。
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジメチルフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリ
メチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2−
エチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,
4−ジエチルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラ
フェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス
(2,4,6−トリエチルフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、
2,2’−ビス(2−フェニルフェニル)−4,4’,
5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジフェニルフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール、2,2’−ビス(2,4,6−トリフェニ
ルフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール等を挙げることができる。
【0047】これらのビイミダゾール系化合物のうち、
特に、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,
6−トリクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾールおよび
2,2’−ビス(2,4,6−トリブロモフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾールが好ましい。前記ビイミダゾール系化合物
は、溶剤に対する溶解性に優れ、未溶解物、析出物等の
異物を生じることがなく、しかも感度が高く、少ないエ
ネルギー量の露光により硬化反応を十分進行させるとと
もに、コントラストが高く、未露光部で硬化反応が生じ
ることがないため、露光後の塗膜は、現像液に対して不
溶性の硬化部分と、現像液に対して高い溶解性を有する
未硬化部分とに明確に区分され、パターンの欠落、欠損
やアンダーカットのない優れたカラーフィルタを形成す
ることができる。
特に、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2−ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’
−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4−ジクロロ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−
1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビス(2,4,
6−トリクロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジブロモフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾールおよび
2,2’−ビス(2,4,6−トリブロモフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾールが好ましい。前記ビイミダゾール系化合物
は、溶剤に対する溶解性に優れ、未溶解物、析出物等の
異物を生じることがなく、しかも感度が高く、少ないエ
ネルギー量の露光により硬化反応を十分進行させるとと
もに、コントラストが高く、未露光部で硬化反応が生じ
ることがないため、露光後の塗膜は、現像液に対して不
溶性の硬化部分と、現像液に対して高い溶解性を有する
未硬化部分とに明確に区分され、パターンの欠落、欠損
やアンダーカットのない優れたカラーフィルタを形成す
ることができる。
【0048】また、前記ベンゾイン系化合物としては、
例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、メチル−2−ベン
ゾイルベンゾエート等を挙げることができる。前記アセ
トフェノン系化合物としては、例えば、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−
(4−i−プロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケ
トン、2,2−ジメトキシアセトフェノン、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、2−メチル−(4−メチルチ
オフェニル)−2−モルフォリノ−1−プロパン−1−
オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−
モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、1−ヒドロ
キシシクロヘキシルフェニルケトン、4−アジドアセト
フェノン、4−アジドベンザルアセトフェノン等を挙げ
ることができる。前記ベンゾフェノン系化合物として
は、例えば、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メト
キシベンゾフェノン等を挙げることができる。
例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテ
ル、ベンゾインイソブチルエーテル、メチル−2−ベン
ゾイルベンゾエート等を挙げることができる。前記アセ
トフェノン系化合物としては、例えば、2,2−ジメト
キシ−2−フェニルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−
(4−i−プロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−
メチルプロパン−1−オン、4−(2−ヒドロキシエト
キシ)フェニル−(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケ
トン、2,2−ジメトキシアセトフェノン、2,2−ジ
エトキシアセトフェノン、2−メチル−(4−メチルチ
オフェニル)−2−モルフォリノ−1−プロパン−1−
オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−
モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、1−ヒドロ
キシシクロヘキシルフェニルケトン、4−アジドアセト
フェノン、4−アジドベンザルアセトフェノン等を挙げ
ることができる。前記ベンゾフェノン系化合物として
は、例えば、ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチ
ルアミノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチル
アミノ)ベンゾフェノン、3,3−ジメチル−4−メト
キシベンゾフェノン等を挙げることができる。
【0049】前記α−ジケトン系化合物としては、例え
ば、ジアセチル、ジベンゾイル、メチルベンゾイルホル
メート等を挙げることができる。前記多核キノン系化合
物としては、例えば、アントラキノン、2−エチルアン
トラキノン、2−t−ブチルアントラキノン、1,4−
ナフトキノン等を挙げることができる。前記キサントン
系化合物としては、例えば、キサントン、チオキサント
ン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオ
キサントン等を挙げることができる。前記ジアゾ系化合
物としては、例えば、4−ジアゾジフェニルアミン、4
−ジアゾ−4’−メトキシジフェニルアミン、4−ジア
ゾ−3−メトキシジフェニルアミン等を挙げることがで
きる。前記トリアジン系化合物としては、例えば、2−
(2’−フリルエチリデン)−4,6−ビス(トリクロ
ロメチル)−s−トリアジン、2−(3’,4’−ジメ
トキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジン、2−(4’−メトキシナフチル)−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、
2−(2’−ブロモ−4’−メチルフェニル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−
(2’−チオフェニルエチリデン)−4,6−ビス(ト
リクロロメチル)−s−トリアジン等を挙げることがで
きる。さらに、前記以外の光重合開始剤として、4−ア
ジドベンズアルデヒド、アジドピレン、ビス(2,6−
ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペン
チルフォスフィンオキサイド、N−フェニルチオアクリ
ドン、トリフェニルピリリウムパークロレート等を使用
することもできる。
ば、ジアセチル、ジベンゾイル、メチルベンゾイルホル
メート等を挙げることができる。前記多核キノン系化合
物としては、例えば、アントラキノン、2−エチルアン
トラキノン、2−t−ブチルアントラキノン、1,4−
ナフトキノン等を挙げることができる。前記キサントン
系化合物としては、例えば、キサントン、チオキサント
ン、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオ
キサントン等を挙げることができる。前記ジアゾ系化合
物としては、例えば、4−ジアゾジフェニルアミン、4
−ジアゾ−4’−メトキシジフェニルアミン、4−ジア
ゾ−3−メトキシジフェニルアミン等を挙げることがで
きる。前記トリアジン系化合物としては、例えば、2−
(2’−フリルエチリデン)−4,6−ビス(トリクロ
ロメチル)−s−トリアジン、2−(3’,4’−ジメ
トキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)
−s−トリアジン、2−(4’−メトキシナフチル)−
4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、
2−(2’−ブロモ−4’−メチルフェニル)−4,6
−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−
(2’−チオフェニルエチリデン)−4,6−ビス(ト
リクロロメチル)−s−トリアジン等を挙げることがで
きる。さらに、前記以外の光重合開始剤として、4−ア
ジドベンズアルデヒド、アジドピレン、ビス(2,6−
ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペン
チルフォスフィンオキサイド、N−フェニルチオアクリ
ドン、トリフェニルピリリウムパークロレート等を使用
することもできる。
【0050】本発明において、光重合開始剤は、単独で
または2種以上を混合して使用することができる。本発
明における光重合開始剤の使用量は、(C)多官能性モ
ノマーおよび場合により使用される単官能性モノマーと
の合計100重量部に対して、通常、0.01〜200
重量部、好ましくは1〜120重量部、特に好ましくは
1〜50重量部である。この場合、光重合開始剤の使用
量が0.01重量部未満では、放射線照射による硬化が
不十分となり、パターンに欠落、欠損やアンダーカット
を生じるおそれがあり、一方200重量部を超えると、
形成されたパターンが現像時に基板から脱落しやすく、
またパターンが形成される部分以外の領域で地汚れ、膜
残り等を生じやすくなる。
または2種以上を混合して使用することができる。本発
明における光重合開始剤の使用量は、(C)多官能性モ
ノマーおよび場合により使用される単官能性モノマーと
の合計100重量部に対して、通常、0.01〜200
重量部、好ましくは1〜120重量部、特に好ましくは
1〜50重量部である。この場合、光重合開始剤の使用
量が0.01重量部未満では、放射線照射による硬化が
不十分となり、パターンに欠落、欠損やアンダーカット
を生じるおそれがあり、一方200重量部を超えると、
形成されたパターンが現像時に基板から脱落しやすく、
またパターンが形成される部分以外の領域で地汚れ、膜
残り等を生じやすくなる。
【0051】さらに、本発明においては、前記光重合開
始剤と共に、増感剤、硬化促進剤、高分子光架橋・増感
剤等を1種以上併用することもできる。前記増感剤とし
ては、例えば、4−ジエチルアミノアセトフェノン、4
−ジメチルアミノプロピオフェノン、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸2−エ
チルヘキシル、2,5−ビス(4’−ジエチルアミノベ
ンザル)シクロヘキサノン、7−ジエチルアミノ−3−
(4−ジエチルアミノベンゾイル)クマリン、4−(ジ
エチルアミノ)カルコン等を挙げることができる。これ
らの増感剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。前記硬化促進剤としては、例えば、2
−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、
2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、
2−メルカプト−4,6−ジメチルアミノピリジン等の
連鎖移動剤を挙げることができる。これらの硬化促進剤
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。また、前記高分子光架橋・増感剤は、放射線の照
射により架橋剤および/または増感剤として作用しうる
少なくとも1種の官能基を主鎖および/または側鎖中に
有する高分子化合物であり、その例としては、4−アジ
ドベンズアルデヒドとポリビニルアルコールとの縮合
物、4−アジドベンズアルデヒドとフェノールノボラッ
ク樹脂との縮合物、けい皮酸4−アクリロイルフェニル
の(共)重合体、1,4−ポリブタジエン、1,2−ポ
リブタジエン等を挙げることができる。これらの高分子
光架橋・増感剤は、単独でまたは2種以上を混合して使
用することができる。本発明における増感剤、硬化促進
剤および高分子光架橋・増感剤の合計使用量は、光重合
開始剤100重量部に対して、通常、300重量部以
下、好ましくは5〜200重量部、さらに好ましくは1
0〜100重量部である。
始剤と共に、増感剤、硬化促進剤、高分子光架橋・増感
剤等を1種以上併用することもできる。前記増感剤とし
ては、例えば、4−ジエチルアミノアセトフェノン、4
−ジメチルアミノプロピオフェノン、4−ジメチルアミ
ノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸2−エ
チルヘキシル、2,5−ビス(4’−ジエチルアミノベ
ンザル)シクロヘキサノン、7−ジエチルアミノ−3−
(4−ジエチルアミノベンゾイル)クマリン、4−(ジ
エチルアミノ)カルコン等を挙げることができる。これ
らの増感剤は、単独でまたは2種以上を混合して使用す
ることができる。前記硬化促進剤としては、例えば、2
−メルカプトベンゾイミダゾール、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、2−メルカプトベンゾオキサゾール、
2,5−ジメルカプト−1,3,4−チアジアゾール、
2−メルカプト−4,6−ジメチルアミノピリジン等の
連鎖移動剤を挙げることができる。これらの硬化促進剤
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。また、前記高分子光架橋・増感剤は、放射線の照
射により架橋剤および/または増感剤として作用しうる
少なくとも1種の官能基を主鎖および/または側鎖中に
有する高分子化合物であり、その例としては、4−アジ
ドベンズアルデヒドとポリビニルアルコールとの縮合
物、4−アジドベンズアルデヒドとフェノールノボラッ
ク樹脂との縮合物、けい皮酸4−アクリロイルフェニル
の(共)重合体、1,4−ポリブタジエン、1,2−ポ
リブタジエン等を挙げることができる。これらの高分子
光架橋・増感剤は、単独でまたは2種以上を混合して使
用することができる。本発明における増感剤、硬化促進
剤および高分子光架橋・増感剤の合計使用量は、光重合
開始剤100重量部に対して、通常、300重量部以
下、好ましくは5〜200重量部、さらに好ましくは1
0〜100重量部である。
【0052】本発明においては、形成された画素が現像
時に基板から脱落し難く、画素強度および感度も高くな
る点から、光重合開始剤として、ビイミダゾール系化合
物とベンゾフェノン系化合物、アセトフェノン系化合物
およびチアゾール系硬化促進剤の群から選ばれる少なく
とも1種とを組み合わせて使用することが好ましい。本
発明において、光重合開始剤としてビイミダゾール系化
合物と他の成分とを併用する場合、他の成分の使用量
は、光重合開始剤全体の80重量%以下であることが好
ましい。
時に基板から脱落し難く、画素強度および感度も高くな
る点から、光重合開始剤として、ビイミダゾール系化合
物とベンゾフェノン系化合物、アセトフェノン系化合物
およびチアゾール系硬化促進剤の群から選ばれる少なく
とも1種とを組み合わせて使用することが好ましい。本
発明において、光重合開始剤としてビイミダゾール系化
合物と他の成分とを併用する場合、他の成分の使用量
は、光重合開始剤全体の80重量%以下であることが好
ましい。
【0053】本発明における特に好ましい光重合開始剤
を、その構成成分の組み合わせとして示すと、下記のも
のを挙げることができる。即ち、2,2’−ビス(2−
クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボ
ニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール/4,4’
−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン/2−ベンジ
ル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェ
ニル)ブタン−1−オン、2,2’−ビス(2−クロロ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エ
トキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン
/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,
2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)
−1,2’−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジエチ
ルアミノ)ベンゾフェノン/1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン/2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)
ベンゾフェノン/2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、
2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾ
フェノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン/2−メルカプトベンゾチアゾール。
を、その構成成分の組み合わせとして示すと、下記のも
のを挙げることができる。即ち、2,2’−ビス(2−
クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス
(4−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、2,2’−ビス(2−クロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボ
ニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾール/4,4’
−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン/2−ベンジ
ル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェ
ニル)ブタン−1−オン、2,2’−ビス(2−クロロ
フェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4−エ
トキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダゾー
ル/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン
/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,
2’−ビス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,
5’−テトラキス(4−エトキシカルボニルフェニル)
−1,2’−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジエチ
ルアミノ)ベンゾフェノン/1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン/2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、2,2’−ビス(2,4−ジクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾ
フェノン、2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニ
ル)−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’
−ビイミダゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)
ベンゾフェノン/2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−
1−(4−モルフォリノフェニル)ブタン−1−オン、
2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール/4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェ
ノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、
2,2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−
4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイ
ミダゾール/4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾ
フェノン/1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン/2−メルカプトベンゾチアゾール。
【0054】溶剤 また、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物に
は、溶剤を配合することができる。前記溶剤としては、
前記(A)、(B)、(C)および(D)成分や、所望
により配合される他の添加剤成分を分散または溶解し、
かつこれらの成分と反応せず、適度の揮発性を有するも
のである限り、適宜に選択して使用することができる。
このような溶剤としては、例えば、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル等の
グリコールエーテル類;エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−プロ
ピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n
−ブチルエーテルアセテート等のエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルアセテート類;ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピル
エーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエー
テル等のジエチレングリコールモノアルキルエーテル
類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセ
テート類;ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等の他のエーテル類;メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、3−ヘプタノン等のケトン類;2−ヒドロキシプロ
ピオン酸メチル、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル等
の乳酸アルキルエステル類;2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチ
ル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプ
ロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、
エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒド
ロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−メチル−3−
メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシ
ブチルプロピオネート、酢酸エチル、酢酸n−プロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、ぎ酸n−アミ
ル、酢酸i−アミル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸エ
チル、酪酸n−プロピル、酪酸i−プロピル、酪酸n−
ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビ
ン酸n−プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチ
ル、2−オキソブタン酸エチル等の他のエステル類;ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類を挙げることが
できる。これらの溶剤は、単独でまたは2種以上を混合
して使用することができる。
は、溶剤を配合することができる。前記溶剤としては、
前記(A)、(B)、(C)および(D)成分や、所望
により配合される他の添加剤成分を分散または溶解し、
かつこれらの成分と反応せず、適度の揮発性を有するも
のである限り、適宜に選択して使用することができる。
このような溶剤としては、例えば、エチレングリコール
モノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエ
ーテル、エチレングリコールモノ−n−プロピルエーテ
ル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル等の
グリコールエーテル類;エチレングリコールモノメチル
エーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n−プロ
ピルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ−n
−ブチルエーテルアセテート等のエチレングリコールモ
ノアルキルエーテルアセテート類;ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピル
エーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエー
テル等のジエチレングリコールモノアルキルエーテル
類;プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト等のプロピレングリコールモノアルキルエーテルアセ
テート類;ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン等の他のエーテル類;メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、3−ヘプタノン等のケトン類;2−ヒドロキシプロ
ピオン酸メチル、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル等
の乳酸アルキルエステル類;2−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロピオン酸エチル、3−メトキシプロピオン酸メチ
ル、3−メトキシプロピオン酸エチル、3−エトキシプ
ロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチル、
エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−ヒド
ロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−メチル−3−
メトキシブチルアセテート、3−メチル−3−メトキシ
ブチルプロピオネート、酢酸エチル、酢酸n−プロピ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、ぎ酸n−アミ
ル、酢酸i−アミル、プロピオン酸n−ブチル、酪酸エ
チル、酪酸n−プロピル、酪酸i−プロピル、酪酸n−
ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビ
ン酸n−プロピル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチ
ル、2−オキソブタン酸エチル等の他のエステル類;ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類を挙げることが
できる。これらの溶剤は、単独でまたは2種以上を混合
して使用することができる。
【0055】さらに、前記溶剤とともに、ベンジルエチ
ルエーテル、ジ−n−ヘキシルエーテル、アセトニルア
セトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オ
クタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢
酸ベンジル、安息香酸エチル、しゅう酸ジエチル、マレ
イン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、
炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニルエー
テルアセテート等の高沸点溶剤を併用することもでき
る。これらの高沸点溶剤は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。
ルエーテル、ジ−n−ヘキシルエーテル、アセトニルア
セトン、イソホロン、カプロン酸、カプリル酸、1−オ
クタノール、1−ノナノール、ベンジルアルコール、酢
酸ベンジル、安息香酸エチル、しゅう酸ジエチル、マレ
イン酸ジエチル、γ−ブチロラクトン、炭酸エチレン、
炭酸プロピレン、エチレングリコールモノフェニルエー
テルアセテート等の高沸点溶剤を併用することもでき
る。これらの高沸点溶剤は、単独でまたは2種以上を混
合して使用することができる。
【0056】前記溶剤のうち、溶解性、顔料分散性、塗
布性等の観点から、エチレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノ
ン、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−メチル−
3−メトキシブチルプロピオネート、3−メトキシプロ
ピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3
−エトキシプロピオン酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸
i−ブチル、ぎ酸n−アミル、酢酸i−アミル、プロピ
オン酸n−ブチル、酪酸i−プロピル、酪酸エチル、酪
酸n−ブチル、ピルビン酸エチル等が好ましく、また高
沸点溶剤としてはγ−ブチロラクトン等が好ましい。溶
剤の使用量は、(B)アルカリ可溶性樹脂100重量部
に対して、通常、100〜10,000重量部、好まし
くは500〜5,000重量部である。
布性等の観点から、エチレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエー
テルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテ
ル、シクロヘキサノン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノ
ン、2−ヒドロキシプロピオン酸エチル、3−メチル−
3−メトキシブチルプロピオネート、3−メトキシプロ
ピオン酸エチル、3−エトキシプロピオン酸メチル、3
−エトキシプロピオン酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸
i−ブチル、ぎ酸n−アミル、酢酸i−アミル、プロピ
オン酸n−ブチル、酪酸i−プロピル、酪酸エチル、酪
酸n−ブチル、ピルビン酸エチル等が好ましく、また高
沸点溶剤としてはγ−ブチロラクトン等が好ましい。溶
剤の使用量は、(B)アルカリ可溶性樹脂100重量部
に対して、通常、100〜10,000重量部、好まし
くは500〜5,000重量部である。
【0057】他の添加剤 さらに、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物に
は、必要に応じて、溶剤以外の種々の添加剤を配合する
こともできる。前記添加剤としては、例えば、銅フタロ
シアニン誘導体等の青色顔料誘導体や黄色顔料誘導体等
の分散助剤;ガラス、アルミナ等の充填剤;ポリビニル
アルコール、ポリエチレングリコールモノアルキルエー
テル類、ポリ(フロロアルキルアクリレート)類等の高
分子化合物;ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活
性剤、アニオン系界面活性剤等の界面活性剤;ビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
トリス(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキ
シシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;
2,2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール等の酸化防
止剤;2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロ
キシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アル
コキシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤;ポリアクリル
酸ナトリウム等の凝集防止剤等を挙げることができる。
は、必要に応じて、溶剤以外の種々の添加剤を配合する
こともできる。前記添加剤としては、例えば、銅フタロ
シアニン誘導体等の青色顔料誘導体や黄色顔料誘導体等
の分散助剤;ガラス、アルミナ等の充填剤;ポリビニル
アルコール、ポリエチレングリコールモノアルキルエー
テル類、ポリ(フロロアルキルアクリレート)類等の高
分子化合物;ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活
性剤、アニオン系界面活性剤等の界面活性剤;ビニルト
リメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル
トリス(2−メトキシエトキシ)シラン、N−(2−ア
ミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシ
シラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルト
リメトキシシラン、3−クロロプロピルメチルジメトキ
シシラン、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3
−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メ
ルカプトプロピルトリメトキシシラン等の密着促進剤;
2,2−チオビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、2,6−ジ−t−ブチルフェノール等の酸化防
止剤;2−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロ
キシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、アル
コキシベンゾフェノン等の紫外線吸収剤;ポリアクリル
酸ナトリウム等の凝集防止剤等を挙げることができる。
【0058】カラーフィルタの形成方法 次に、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物を用
いて、カラーフィルタを形成する方法について説明す
る。まず、透明基板の表面上の画素パターンを形成する
部分を区画するように遮光層を形成し、この基板上に、
例えば赤色の(A)着色剤が分散された感放射線性組成
物を塗布したのち、プリベークを行って溶剤を蒸発さ
せ、塗膜を形成する。次いで、この塗膜にフォトマスク
を介して露光したのち、アルカリ現像液で現像処理を行
い、塗膜の未露光部を溶解除去し、その後ポストベーク
を行うことによって、赤色に着色された画素が所定のパ
ターンで配置された画素アレイを形成する。その後必要
に応じて、他の色(例えば、緑または青)の着色剤が分
散された各組成物を用い、関記と同様にして、各組成物
の塗布、プリベーク、露光、現像処理およびポストベー
クを行い、各色の画素アレイを同一基板上に順次形成す
ることにより、カラーフィルタを得る。カラーフィルタ
を形成する際に使用される透明基板としては、例えば、
ガラス、シリコン、ポリカーボネート、ポリエステル、
芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ノ
ルボルネン系開環重合体あるいはその水素添加物等を挙
げることができる。これらの透明基板には、所望によ
り、シランカップリング剤等による薬品処理、プラズマ
処理、イオンプレーティング、スパッタリング、気相反
応法、真空蒸着等の適宜の前処理を施しておくこともで
きる。第1発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物を
透明基板に塗布する際には、回転塗布、流延塗布、ロー
ル塗布等の適宜の塗布法を採用することができる。塗布
厚さは、乾燥後の膜厚として、通常、0.1〜10μ
m、好ましくは0.2〜1.5μmである。カラーフィ
ルタを形成する際に使用される放射線としては、可視光
線、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等を使用すること
ができるが、波長が190〜450nmの範囲にある放
射線が好ましい。放射線の露光エネルギー量は、好まし
くは1〜1000mJ/cm2 である。また、前記アル
カリ現像液としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、1,8
−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、
1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン
等の水溶液が好ましい。前記アルカリ現像液には、例え
ば、メタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤や界面
活性剤等を適量添加することもできる。なお、アルカリ
現像後は、通常、水洗する。アルカリ現像法としては、
シャワー現像法、スプレー現像法、ディップ(浸漬)現
像法、パドル(液盛り)現像法等を適用することがで
き、現像条件は、常温で5〜300秒が好ましい。この
ようにして形成された第2発明のカラーフィルタは、特
にカラー撮像管素子に好適に使用されるほか、カラー液
晶表示装置、カラーセンサー等にも有用である。
いて、カラーフィルタを形成する方法について説明す
る。まず、透明基板の表面上の画素パターンを形成する
部分を区画するように遮光層を形成し、この基板上に、
例えば赤色の(A)着色剤が分散された感放射線性組成
物を塗布したのち、プリベークを行って溶剤を蒸発さ
せ、塗膜を形成する。次いで、この塗膜にフォトマスク
を介して露光したのち、アルカリ現像液で現像処理を行
い、塗膜の未露光部を溶解除去し、その後ポストベーク
を行うことによって、赤色に着色された画素が所定のパ
ターンで配置された画素アレイを形成する。その後必要
に応じて、他の色(例えば、緑または青)の着色剤が分
散された各組成物を用い、関記と同様にして、各組成物
の塗布、プリベーク、露光、現像処理およびポストベー
クを行い、各色の画素アレイを同一基板上に順次形成す
ることにより、カラーフィルタを得る。カラーフィルタ
を形成する際に使用される透明基板としては、例えば、
ガラス、シリコン、ポリカーボネート、ポリエステル、
芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ノ
ルボルネン系開環重合体あるいはその水素添加物等を挙
げることができる。これらの透明基板には、所望によ
り、シランカップリング剤等による薬品処理、プラズマ
処理、イオンプレーティング、スパッタリング、気相反
応法、真空蒸着等の適宜の前処理を施しておくこともで
きる。第1発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物を
透明基板に塗布する際には、回転塗布、流延塗布、ロー
ル塗布等の適宜の塗布法を採用することができる。塗布
厚さは、乾燥後の膜厚として、通常、0.1〜10μ
m、好ましくは0.2〜1.5μmである。カラーフィ
ルタを形成する際に使用される放射線としては、可視光
線、紫外線、遠紫外線、電子線、X線等を使用すること
ができるが、波長が190〜450nmの範囲にある放
射線が好ましい。放射線の露光エネルギー量は、好まし
くは1〜1000mJ/cm2 である。また、前記アル
カリ現像液としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水
素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、テ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド、コリン、1,8
−ジアザビシクロ−[5.4.0]−7−ウンデセン、
1,5−ジアザビシクロ−[4.3.0]−5−ノネン
等の水溶液が好ましい。前記アルカリ現像液には、例え
ば、メタノール、エタノール等の水溶性有機溶剤や界面
活性剤等を適量添加することもできる。なお、アルカリ
現像後は、通常、水洗する。アルカリ現像法としては、
シャワー現像法、スプレー現像法、ディップ(浸漬)現
像法、パドル(液盛り)現像法等を適用することがで
き、現像条件は、常温で5〜300秒が好ましい。この
ようにして形成された第2発明のカラーフィルタは、特
にカラー撮像管素子に好適に使用されるほか、カラー液
晶表示装置、カラーセンサー等にも有用である。
【0059】
【発明の実施の形態】本発明のカラーフィルタ用感放射
線性組成物は、(A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹
脂、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開始剤
を必須成分として含有するものであるが、特に好ましい
組成物を具体的に例示すると、下記(i)〜( )のと
おりである。 (i) (B)成分がカルボキシル基含有共重合体
(I)からなり、(D)成分が2,2’−ビス(2−ク
ロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4
−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダ
ゾール、2,2’−ビス(2−ブロモフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,
2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール、2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビ
イミダゾールおよび2,2’−ビス(2,4,6−トリ
ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾールの群から選ばれる1種以
上を含有するカラーフィルタ用感放射線性組成物。 (ii) (D)成分がさらにベンゾフェノン系化合物、
アセトフェノン系化合物およびチアゾール系硬化促進剤
の群から選ばれる1種以上の成分を含む前記(i)のカ
ラーフィルタ用感放射線性組成物。
線性組成物は、(A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹
脂、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開始剤
を必須成分として含有するものであるが、特に好ましい
組成物を具体的に例示すると、下記(i)〜( )のと
おりである。 (i) (B)成分がカルボキシル基含有共重合体
(I)からなり、(D)成分が2,2’−ビス(2−ク
ロロフェニル)−4,4’,5,5’−テトラキス(4
−エトキシカルボニルフェニル)−1,2’−ビイミダ
ゾール、2,2’−ビス(2−ブロモフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラキス(4−エトキシカルボニル
フェニル)−1,2’−ビイミダゾール、2,2’−ビ
ス(2,4−ジクロロフェニル)−4,4’,5,5’
−テトラフェニル−1,2’−ビイミダゾール、2,
2’−ビス(2,4,6−トリクロロフェニル)−4,
4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビイミダ
ゾール、2,2’−ビス(2,4−ジブロモフェニル)
−4,4’,5,5’−テトラフェニル−1,2’−ビ
イミダゾールおよび2,2’−ビス(2,4,6−トリ
ブロモフェニル)−4,4’,5,5’−テトラフェニ
ル−1,2’−ビイミダゾールの群から選ばれる1種以
上を含有するカラーフィルタ用感放射線性組成物。 (ii) (D)成分がさらにベンゾフェノン系化合物、
アセトフェノン系化合物およびチアゾール系硬化促進剤
の群から選ばれる1種以上の成分を含む前記(i)のカ
ラーフィルタ用感放射線性組成物。
【0060】(iii) カルボキシル基含有共重合体
(I)が、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート共重
合体、メタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート/ベンジルメタクリレート共重合体、メタクリル酸
/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマ
ー共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/
ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレート/N−
フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸/2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレート
/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタクリル酸
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタ
クリレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー
共重合体、メタクリル酸/こはく酸モノ(2−アクリロ
イロキシエチル)/スチレン/ベンジルメタクリレート
/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸/M
−5300/スチレン/ベンジルメタクリレート/N−
フェニルマレイミド共重合体およびメタクリル酸/スチ
レン/ベンジルメタクリレート/グリセロールモノメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド共重合体の群から
選ばれる少なくとも1種の共重合体である前記(i)ま
たは(ii)のカラーフィルタ用感放射線性組成物。 (iv) (C)成分がトリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレートおよびこはく酸変性
ペンタエリスリトールトリアクリレートの群から選ばれ
る少なくとも1種である前記(i)、(ii)または(ii
i)のカラーフィルタ用感放射線性組成物。
(I)が、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート共重
合体、メタクリル酸/2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ート/ベンジルメタクリレート共重合体、メタクリル酸
/ベンジルメタクリレート/ポリスチレンマクロモノマ
ー共重合体、メタクリル酸/ベンジルメタクリレート/
ポリメチルメタクリレートマクロモノマー共重合体、メ
タクリル酸/スチレン/ベンジルメタクリレート/N−
フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸/2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタクリレート
/ポリスチレンマクロモノマー共重合体、メタクリル酸
/2−ヒドロキシエチルメタクリレート/ベンジルメタ
クリレート/ポリメチルメタクリレートマクロモノマー
共重合体、メタクリル酸/こはく酸モノ(2−アクリロ
イロキシエチル)/スチレン/ベンジルメタクリレート
/N−フェニルマレイミド共重合体、メタクリル酸/M
−5300/スチレン/ベンジルメタクリレート/N−
フェニルマレイミド共重合体およびメタクリル酸/スチ
レン/ベンジルメタクリレート/グリセロールモノメタ
クリレート/N−フェニルマレイミド共重合体の群から
選ばれる少なくとも1種の共重合体である前記(i)ま
たは(ii)のカラーフィルタ用感放射線性組成物。 (iv) (C)成分がトリメチロールプロパントリアク
リレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレートおよびこはく酸変性
ペンタエリスリトールトリアクリレートの群から選ばれ
る少なくとも1種である前記(i)、(ii)または(ii
i)のカラーフィルタ用感放射線性組成物。
【0061】(v) (A)成分におけるテトラクロロ
フタル酸系不純物の合計量が400ppm以下、さらに
好ましくは300ppm以下、特に好ましくは200p
pm以下、就中150ppm以下である前記(i)、
(ii)、(iii) または(iv)のカラーフィルタ用感放射
線性組成物。 (vi) (A)成分中の緑色有機顔料(a)がピグメン
トグリーン7を含む前記(i)、(ii)、(iii) 、(i
v)または(v)のカラーフィルタ用感放射線性組成
物。
フタル酸系不純物の合計量が400ppm以下、さらに
好ましくは300ppm以下、特に好ましくは200p
pm以下、就中150ppm以下である前記(i)、
(ii)、(iii) または(iv)のカラーフィルタ用感放射
線性組成物。 (vi) (A)成分中の緑色有機顔料(a)がピグメン
トグリーン7を含む前記(i)、(ii)、(iii) 、(i
v)または(v)のカラーフィルタ用感放射線性組成
物。
【0062】以下、実施例を挙げて、本発明の実施の形
態をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、これら
の実施例に何ら制約されるものではない。
態をさらに具体的に説明する。但し、本発明は、これら
の実施例に何ら制約されるものではない。
【実施例】実施例1 緑色有機顔料(a)として、C.I.ピグメントグリーン7
(市販品)を、洗浄用溶媒として純水を用いて前記
(ウ)の方法により精製した顔料(以下、「緑色有機顔
料(a1)」という。)を用いた。(A)成分として緑
色有機顔料(a1)とC.I.ピグメントイエロー83(市
販品)との83/17(重量比)混合物80重量部、
(B)成分としてメタクリル酸/ベンジルメタクリレー
ト/ポリスチレンマクロモノマー共重合体(共重合重量
比=25/65/10、Mw=55,000)50重量
部、(C)成分としてジペンタエリスリトールペンタア
クリレート40重量部、(D)成分として2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラフェニルビイミダゾール10重量部と4,4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン10重量部、および
溶媒としてエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート800重量部を混合して、感放射線性組成物の溶
液を調製した。次いで、表面にナトリウムイオンの溶出
を防止するシリカ(SiO2)膜が形成されたソーダガラス製
透明基板の表面上に、画素パターンを形成する部分を区
画するように遮光層を設けたのち、スピンコーターを用
いて、前記溶液を塗布し、90℃で2分間プリベークを
行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形成した。次いで、
基板を冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマ
スクを介して、塗膜に波長365nm、405nmおよ
び436nmの光を含む100mJ/cm2 の紫外線を
露光した。その後、基板を25℃の0.1重量%テトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド水溶液中に1分間浸漬
して、現像処理を行い、超純水で洗浄し、風乾したの
ち、さらに180℃で30分間ポストベークを行なっ
て、各辺20μm×20μmの大きさの緑色の画素パタ
ーンが形成された画素アレイを作製した。評価結果 ここで使用した着色剤におけるテトラクロロフタル酸系
不純物を、液体クロマトグラフィーにて測定したとこ
ろ、テトラクロロフタル酸とテトラクロロフタル酸無水
物の合計が56ppm、テトラクロロフタルイミドが3
7ppmで、これらの合計が93ppmであった。得ら
れた画素アレイを光学顕微鏡で観察したところ、画素パ
ターンに欠落や剥がれが認められず、かつ成膜後の機械
的強度が優れ、また得られた画素の基板との密着性、パ
ターン形状も良好であった。さらに、得られた画素アレ
イを用いて表示パネルを作製して、下記手順で焼き付き
を評価したところ、焼き付きは生じなかった。
(市販品)を、洗浄用溶媒として純水を用いて前記
(ウ)の方法により精製した顔料(以下、「緑色有機顔
料(a1)」という。)を用いた。(A)成分として緑
色有機顔料(a1)とC.I.ピグメントイエロー83(市
販品)との83/17(重量比)混合物80重量部、
(B)成分としてメタクリル酸/ベンジルメタクリレー
ト/ポリスチレンマクロモノマー共重合体(共重合重量
比=25/65/10、Mw=55,000)50重量
部、(C)成分としてジペンタエリスリトールペンタア
クリレート40重量部、(D)成分として2,2’−ビ
ス(2−クロロフェニル)−4,4’,5,5’−テト
ラフェニルビイミダゾール10重量部と4,4’−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン10重量部、および
溶媒としてエチレングリコールモノエチルエーテルアセ
テート800重量部を混合して、感放射線性組成物の溶
液を調製した。次いで、表面にナトリウムイオンの溶出
を防止するシリカ(SiO2)膜が形成されたソーダガラス製
透明基板の表面上に、画素パターンを形成する部分を区
画するように遮光層を設けたのち、スピンコーターを用
いて、前記溶液を塗布し、90℃で2分間プリベークを
行なって、膜厚2.0μmの塗膜を形成した。次いで、
基板を冷却したのち、高圧水銀ランプを用い、フォトマ
スクを介して、塗膜に波長365nm、405nmおよ
び436nmの光を含む100mJ/cm2 の紫外線を
露光した。その後、基板を25℃の0.1重量%テトラ
メチルアンモニウムヒドロキシド水溶液中に1分間浸漬
して、現像処理を行い、超純水で洗浄し、風乾したの
ち、さらに180℃で30分間ポストベークを行なっ
て、各辺20μm×20μmの大きさの緑色の画素パタ
ーンが形成された画素アレイを作製した。評価結果 ここで使用した着色剤におけるテトラクロロフタル酸系
不純物を、液体クロマトグラフィーにて測定したとこ
ろ、テトラクロロフタル酸とテトラクロロフタル酸無水
物の合計が56ppm、テトラクロロフタルイミドが3
7ppmで、これらの合計が93ppmであった。得ら
れた画素アレイを光学顕微鏡で観察したところ、画素パ
ターンに欠落や剥がれが認められず、かつ成膜後の機械
的強度が優れ、また得られた画素の基板との密着性、パ
ターン形状も良好であった。さらに、得られた画素アレ
イを用いて表示パネルを作製して、下記手順で焼き付き
を評価したところ、焼き付きは生じなかった。
【0063】焼き付きの評価 液晶:フルオロビフェニルの誘導体からなるネマティッ
ク型液晶(商品名ZLI−5081、メルクジャパン
(株)製)を用いた。 液晶表示素子の作製: ガラス基板の片面に、パターニングされた1cm2
のITO膜を形成したのち、該ITO膜上に、スピンナ
ーを用いて、市販のアクティブマトリックス用液晶配向
剤を塗布したのち、180℃で1時間乾燥して、膜厚6
00Åの塗膜を形成した。 各実施例の液状組成物を用いて形成したカラーフィ
ルタ上に、パターニングされた1cm2 のITO膜を形
成したのち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配
向剤の塗膜を形成した。 各比較例の液状組成物を用いて形成したカラーフィ
ルタ上に、パターニングされた1cm2 のITO膜を形
成したのち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配
向剤の塗膜を形成した。 ガラス基板の片面にITO膜(連続膜)を形成した
のち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配向剤の
塗膜を形成した。 次いで、〜で得た各基板上の塗膜の表面に、レ
ーヨン製の布を巻き付けたロールを備えたラビングマシ
ーンを用いてラビング処理を行なって、液晶配向膜を形
成した。その際のラビング条件は、ロール回転数400
rpm、ステージの移動速度3cm/秒、毛足の押し込
み長さ0.4mmであった。 このようにして液晶配向膜が形成された基板のう
ち、、またはの処理を経たそれぞれの基板をの
処理を経た基板と組み合わせて2枚一組とし、各組毎
に、2枚の基板の外縁部に、直径5.5μmのシリカゲ
ル柱状スペーサーを含有するエポキシ樹脂系接着剤をス
クリーン印刷により塗布したのち、各液晶配向膜のラビ
ング方向が90度に交差するように、2枚の基板を間隙
を開けて対向配置し、各基板の外縁部同士が当接するよ
うに圧着して、接着剤を硬化させた。 次いで各組毎に、2枚の基板の内表面と接着剤の硬
化層とにより区画されたセルギャップ内に、ネマティッ
ク型液晶「ZLI−5081」を注入充填したのち、注
入孔を封止して液晶セルを作製した。その後、液晶セル
の外表面に偏光板を、その偏光方向が各基板上の液晶配
向膜のラビング方向と一致するように貼り合わせて、液
晶表示素子を作製した。
ク型液晶(商品名ZLI−5081、メルクジャパン
(株)製)を用いた。 液晶表示素子の作製: ガラス基板の片面に、パターニングされた1cm2
のITO膜を形成したのち、該ITO膜上に、スピンナ
ーを用いて、市販のアクティブマトリックス用液晶配向
剤を塗布したのち、180℃で1時間乾燥して、膜厚6
00Åの塗膜を形成した。 各実施例の液状組成物を用いて形成したカラーフィ
ルタ上に、パターニングされた1cm2 のITO膜を形
成したのち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配
向剤の塗膜を形成した。 各比較例の液状組成物を用いて形成したカラーフィ
ルタ上に、パターニングされた1cm2 のITO膜を形
成したのち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配
向剤の塗膜を形成した。 ガラス基板の片面にITO膜(連続膜)を形成した
のち、該ITO膜上に、と同様にして、液晶配向剤の
塗膜を形成した。 次いで、〜で得た各基板上の塗膜の表面に、レ
ーヨン製の布を巻き付けたロールを備えたラビングマシ
ーンを用いてラビング処理を行なって、液晶配向膜を形
成した。その際のラビング条件は、ロール回転数400
rpm、ステージの移動速度3cm/秒、毛足の押し込
み長さ0.4mmであった。 このようにして液晶配向膜が形成された基板のう
ち、、またはの処理を経たそれぞれの基板をの
処理を経た基板と組み合わせて2枚一組とし、各組毎
に、2枚の基板の外縁部に、直径5.5μmのシリカゲ
ル柱状スペーサーを含有するエポキシ樹脂系接着剤をス
クリーン印刷により塗布したのち、各液晶配向膜のラビ
ング方向が90度に交差するように、2枚の基板を間隙
を開けて対向配置し、各基板の外縁部同士が当接するよ
うに圧着して、接着剤を硬化させた。 次いで各組毎に、2枚の基板の内表面と接着剤の硬
化層とにより区画されたセルギャップ内に、ネマティッ
ク型液晶「ZLI−5081」を注入充填したのち、注
入孔を封止して液晶セルを作製した。その後、液晶セル
の外表面に偏光板を、その偏光方向が各基板上の液晶配
向膜のラビング方向と一致するように貼り合わせて、液
晶表示素子を作製した。
【0064】焼き付きの評価方法: 液晶表示素子にファンクションジェネレーターWAVE
FACTRY(NF ELECTRONIC INSTRUMENT社製)を接続して、
AC3V、DC1Vの矩形波電圧を印加し、その状態で
液晶表示素子を70℃で1時間加熱する。 加熱後の液晶表示素子を、矩形波電圧を切って、5
分間放冷したのち、前記ファンクションジェネレーター
により、30Hz、中間調電圧の矩形波電圧を印加す
る。 LCD EVALUATION SYSTEM(Photal社製) を用いて、液
晶表示素子の表示に関するフリッカー出現パルスのデー
タから得られるフリッカー波形を、オシロスコープ5460
0A OSCILLOSCOPE(HEWLETT PACKARD 社製)に取り込み、
FFTアナライザーR9211C FFT SERVO ANALYZER(ADVANTES
T 社製) により、フリッカー強度を測定する。 前記ファンクションジェネレーターによりオフセッ
ト電圧を印加し、フリッカー波形が完全になくなる点の
オフセット電圧を測定して、フリッカー消去電圧(即
ち、焼き付き除去電圧)とする。焼き付きの程度はフリ
ッカー消去電圧が大きいほど著しくなり、フリッカー消
去電圧が50mV未満であれば、焼き付きは生じない
が、50mV以上であると、焼き付きが生じる。したが
って、フリッカー消去電圧が50mV未満の場合を、焼
き付きが生じないとし、フリッカー消去電圧が50mV
以上の場合を、焼き付きを生じるとした。
FACTRY(NF ELECTRONIC INSTRUMENT社製)を接続して、
AC3V、DC1Vの矩形波電圧を印加し、その状態で
液晶表示素子を70℃で1時間加熱する。 加熱後の液晶表示素子を、矩形波電圧を切って、5
分間放冷したのち、前記ファンクションジェネレーター
により、30Hz、中間調電圧の矩形波電圧を印加す
る。 LCD EVALUATION SYSTEM(Photal社製) を用いて、液
晶表示素子の表示に関するフリッカー出現パルスのデー
タから得られるフリッカー波形を、オシロスコープ5460
0A OSCILLOSCOPE(HEWLETT PACKARD 社製)に取り込み、
FFTアナライザーR9211C FFT SERVO ANALYZER(ADVANTES
T 社製) により、フリッカー強度を測定する。 前記ファンクションジェネレーターによりオフセッ
ト電圧を印加し、フリッカー波形が完全になくなる点の
オフセット電圧を測定して、フリッカー消去電圧(即
ち、焼き付き除去電圧)とする。焼き付きの程度はフリ
ッカー消去電圧が大きいほど著しくなり、フリッカー消
去電圧が50mV未満であれば、焼き付きは生じない
が、50mV以上であると、焼き付きが生じる。したが
って、フリッカー消去電圧が50mV未満の場合を、焼
き付きが生じないとし、フリッカー消去電圧が50mV
以上の場合を、焼き付きを生じるとした。
【0065】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタ用感放射線性組
成物は、現像時の画素パターンに欠落や剥がれを生じる
ことがなく、しかも表示パネルとしたときに焼き付き等
の表示不良が発生することがなく、かつ成膜後の機械的
強度が優れ、また画素の基板との密着性、パターン形状
も良好なカラーフィルタをもたらすことができる。した
がって、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物
は、特にカラー撮像管素子に好適に使用されるほか、カ
ラー液晶表示装置、カラーセンサー等にも有用である。
成物は、現像時の画素パターンに欠落や剥がれを生じる
ことがなく、しかも表示パネルとしたときに焼き付き等
の表示不良が発生することがなく、かつ成膜後の機械的
強度が優れ、また画素の基板との密着性、パターン形状
も良好なカラーフィルタをもたらすことができる。した
がって、本発明のカラーフィルタ用感放射線性組成物
は、特にカラー撮像管素子に好適に使用されるほか、カ
ラー液晶表示装置、カラーセンサー等にも有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 貴由 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 渡邉 毅 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA00 AA03 AA04 AA13 AA14 AB13 AC01 AD01 BC13 BC42 CA00 CC11 CC20 2H048 BA45 BA47 BA48 BB02 BB14 BB15 BB42 BB46
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)着色剤、(B)アルカリ可溶性樹
脂、(C)多官能性モノマーおよび(D)光重合開始剤
の各成分を含有するカラーフィルタ用感放射線性組成物
であって、(A)成分が緑色有機顔料を含み、かつ
(A)成分におけるテトラクロロフタル酸、テトラクロ
ロフタル酸無水物およびテトラクロロフタルイミドの量
を分析し、それらの合計が500ppm以下であること
を特徴とするカラーフィルタ用感放射線性組成物。 - 【請求項2】 (A)成分中の緑色有機顔料がピグメン
トグリーン7を含むことを特徴とする請求項1記載のカ
ラーフィルタ用感放射線性組成物。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12924199A JP2000321417A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | カラーフィルタ用感放射線性組成物 |
| KR1020000024542A KR100671393B1 (ko) | 1999-05-10 | 2000-05-09 | 칼라 필터용 감방사선성 조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12924199A JP2000321417A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | カラーフィルタ用感放射線性組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000321417A true JP2000321417A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15004690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12924199A Pending JP2000321417A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | カラーフィルタ用感放射線性組成物 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000321417A (ja) |
| KR (1) | KR100671393B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101458452A (zh) * | 2007-12-14 | 2009-06-17 | Jsr株式会社 | 射线敏感性树脂组合物、液晶显示元件的分隔物和保护膜以及它们的形成方法 |
| WO2020080218A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子及び画像表示装置 |
| JP2020166289A (ja) * | 2015-12-08 | 2020-10-08 | 富士フイルム株式会社 | 感放射線性樹脂組成物、硬化膜、パターン形成方法、固体撮像素子および画像表示装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3921360B2 (ja) * | 2001-06-01 | 2007-05-30 | 富士フイルムエレクトロニクスマテリアルズ株式会社 | 半透過反射型液晶表示装置用のカラーフィルター硬化性組成物、カラーフィルター及び液晶表示装置 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP12924199A patent/JP2000321417A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-09 KR KR1020000024542A patent/KR100671393B1/ko not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101458452A (zh) * | 2007-12-14 | 2009-06-17 | Jsr株式会社 | 射线敏感性树脂组合物、液晶显示元件的分隔物和保护膜以及它们的形成方法 |
| JP2020166289A (ja) * | 2015-12-08 | 2020-10-08 | 富士フイルム株式会社 | 感放射線性樹脂組成物、硬化膜、パターン形成方法、固体撮像素子および画像表示装置 |
| WO2020080218A1 (ja) * | 2018-10-19 | 2020-04-23 | 富士フイルム株式会社 | 着色組成物、膜、カラーフィルタ、カラーフィルタの製造方法、固体撮像素子及び画像表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100671393B1 (ko) | 2007-01-22 |
| KR20000077187A (ko) | 2000-12-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040727 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060307 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060508 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060912 |