JP2000328630A - 人体洗浄装置 - Google Patents

人体洗浄装置

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JP2000328630A
JP2000328630A JP11140348A JP14034899A JP2000328630A JP 2000328630 A JP2000328630 A JP 2000328630A JP 11140348 A JP11140348 A JP 11140348A JP 14034899 A JP14034899 A JP 14034899A JP 2000328630 A JP2000328630 A JP 2000328630A
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washing
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washing water
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裕紀 本田
Ryosuke Hayashi
良祐 林
Yoshiyuki Kawahara
能行 川原
Haruo Tsutsui
治雄 筒井
Minoru Sato
稔 佐藤
Hiroyuki Matsushita
博之 松下
Koichiro Matsushita
康一郎 松下
Yoshikazu Ushijima
義和 牛島
Michinori Yanase
理典 柳瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の家庭用電源を使用しながら、満足な洗
浄感を得ることができ、かつ、節電にも寄与する人体洗
浄装置を提供する。 【解決手段】 給水路11と、洗浄水加熱手段14によ
る洗浄水の加熱後温度を検知する湯温検知手段24と、
湯温検知手段24の信号を取り込んで洗浄水加熱手段1
4の制御を行う制御器28と、洗浄ノズル21とを備え
てなる人体洗浄装置において、給水路11を流れる洗浄
水に脈動を与える脈動発生手段17を設け、洗浄水加熱
手段14の動作と脈動発生手段17の動作を連動して行
うよう構成したので、節電や節水が図れ、全体として大
幅な省エネが可能となる。脈動発生手段の動作を洗浄水
加熱手段の動作に連動させたので、使用者に特別の操作
を強いることなく洗浄水に脈動を自動的に付与させるこ
とができる。なお、脈動発生手段17の動作を人体検知
手段や使用開始信号に連動させてもいい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に給水源から供
給される水を所定温度の適温湯に短時間で加熱して人体
を洗浄する人体洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の人体洗浄装置の例を図3
に示す。ここで図3は、洗浄水の供給系を示す概略構成
図である。図3において、洗浄水を供給する給水配管5
1には、上流側から順に、定流量弁52、電磁弁53、
バキュームブレーカ54が接続されている。バキューム
ブレーカ54の下流は二方に分岐し、一方は余剰の水を
便器内に直接捨てるための捨水配管55へ、他方は流量
調整用ポンプ56へ接続されている。流量調整用ポンプ
56の下流には、順に熱交換器57、流路切替弁58、
ノズル装置59が設けてある。熱交換器57内には温水
ヒータ60が、また熱交換器57の入水部と出水部に
は、それぞれ冷水サーミスタ61及び温水サーミスタ6
2が設けてある。ノズル装置59には、おしり流路6
3、ビデ流路64、捨水路65の3つの流路が構成され
ている。なお上記各部の制御は、制御器66によって行
われる。上記の構成により、電磁弁53の開動作により
給水配管51から供給された洗浄水は、バキュームブレ
ーカ54を押し上げ流量調整用ポンプ56によって流量
調節され、熱交換器57により適温の湯に加熱され、流
路切替弁58へと至る。ここで洗浄水は、流路切替弁5
8により選択された流路を通り、ノズル装置59から噴
出されるのである。
【0003】図4には、従来のタイムチャートを示す。
便座(図示せず)に設けられた着座スイッチ(図示せ
ず)により着座を検知すると、電磁弁53、流量調整用
ポンプ56、温水ヒータ60の順に起動し、所定時間が
経過すると逆の順に駆動を停止する。これにより、熱交
換器57内の滞留水は湯に置換されるのである。なお、
この動作中に供給された洗浄水は、流路切替弁58を経
てノズル装置59の捨水路65から便器内に排出され
る。(通水加熱) 次に、おしり洗浄を開始するため、おしりスイッチ(図
示せず)が操作されると、電磁弁53、流量調整用ポン
プ56、温水ヒータ60が順に起動される。そしてノズ
ル装置59における流路は、流路切替弁58によりおし
り流路63に切り替えられてノズル装置59のおしり吐
水口部の前洗浄を所定時間行い、再び捨水路65に切り
替えられる。このとき捨水路65の排水先をノズル装置
59の胴体を洗浄できる位置にしておけば、ノズル装置
59の胴体洗浄を行うこともできる。(前洗浄) その後ノズルを伸出させ、流路切替弁58により流路を
おしり流路63に切り替え、おしり洗浄を行うのであ
る。(ノズル伸出・本洗浄) 次に、おしり洗浄を停止するため、停止スイッチ(図示
せず)が操作されると、温水ヒータ60、流量調整用ポ
ンプ56、電磁弁53が順に駆動を停止する。そして流
路切替弁58により流路を捨水路65に切り替えた後、
ノズルを後退させ、収納位置に収納する。(ノズル収
納) 所定時間経過後、再度、電磁弁53、流量調整用ポンプ
56、温水ヒータ60が順に起動し、所定時間が経過す
ると逆の順に駆動を停止する。このときノズル装置59
における流路は、流路切替弁58によりおしり流路63
と捨水路65とに順次切り替えられ、ノズル装置59の
おしり吐水孔部や胴体の後洗浄を所定時間行う。(後洗
浄) 上記の構成によれば、洗浄水の加熱を行うのは着座を検
知しているときのみであるため、非使用時の待機電力の
消費が少なくて済み、常時タンク内に湯を保温させる貯
湯タイプの人体洗浄装置に比べて、大幅な節電を図るこ
とが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来の構成を、通常の家庭用電源を使用して実現した場
合、熱交換器は十分な沸かし上げ能力を持つことができ
ない。すなわち、人体の洗浄を行うのに適した温度や流
量の洗浄水を得るのは難しく、特に寒冷地における冬季
の使用などにおいては、満足な洗浄感が得られず不快で
あるという課題があった。本発明は、上記課題を解決す
るためになされたもので、本発明の目的は、通常の家庭
用電源を使用しながら、満足な洗浄感を得ることがで
き、かつ、節電にも寄与する人体洗浄装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段・作用及び効果】上記目的
を達成するために、請求項1の人体洗浄装置において
は、洗浄水を供給する給水路と、該給水路に接続してな
る洗浄水加熱手段と、該洗浄水加熱手段によって加熱さ
れた洗浄水の温度を検知する湯温検知手段と、該湯温検
知手段の信号を取り込むとともに、前記洗浄水加熱手段
の制御を行う制御器と、洗浄水を噴出する洗浄ノズルと
を備えてなる人体洗浄装置において、前記給水路を流れ
る洗浄水に脈動を与える脈動発生手段と、前記洗浄水加
熱手段による洗浄水の加熱と前記脈動発生手段による脈
動発生動作を連動して行うよう構成した制御器とを設け
たものである。上記発明によれば、非使用時には洗浄水
を加熱しないため節電を図ることができ、また、吐水に
脈動を付与できるため実際の洗浄水の量は少量であるに
もかかわらず洗浄感および洗浄力の非常に優れた人体洗
浄が可能となり、結果として節水および節電に寄与し、
全体として大幅な省エネが可能となる。また、実際の洗
浄水の量が少なくて済むので、通常の家庭用電源を使用
した場合でも、人体の洗浄を行うのに適した温度や流量
の洗浄水を得ることができ、寒冷地における冬季の使用
などにおいても満足な洗浄感が得ることができ、たいへ
ん有用である。さらに、洗浄水の加熱開始に連動して脈
動発生手段を起動し、加熱停止に連動して脈動発生手段
を停止させるので、使用者に特別の操作を強いることな
く洗浄水に脈動を自動的に付与させることができるので
使用者に新たな負荷をかけることがない。また、待機時
など洗浄水の加熱を行っていないときには、脈動発生手
段は停止しているため騒音の発生や不要な電力消費もな
い。
【0006】請求項2においては、洗浄水を供給する給
水路と、該給水路に接続してなる洗浄水加熱手段と、該
洗浄水加熱手段によって加熱された洗浄水の温度を検知
する湯温検知手段と、該湯温検知手段の信号を取り込む
とともに、前記洗浄水加熱手段の制御を行う制御器と、
洗浄水を噴出する洗浄ノズルとを備えてなる人体洗浄装
置において、該装置への人体接近若しくは該装置の使用
を検知する検知手段と、前記給水路を流れる洗浄水に脈
動を与える脈動発生手段と、前記検知手段からの接近信
号若しくは使用開始信号に連動して前記脈動発生手段を
起動するとともに、致遠信号若しくは使用停止信号に連
動して前記脈動発生手段を停止せしめる制御器とを設け
たものである。上記発明によれば、非使用時には洗浄水
を加熱しないため節電を図ることができ、また、吐水に
脈動を付与できるため実際の洗浄水の量は少量であるに
もかかわらず洗浄感および洗浄力の非常に優れた人体洗
浄が可能となり、結果として節水および節電に寄与し、
全体として大幅な省エネが可能となる。また、実際の洗
浄水の量が少なくて済むので、通常の家庭用電源を使用
した場合でも、人体の洗浄を行うのに適した温度や流量
の洗浄水を得ることができ、寒冷地における冬季の使用
などにおいても満足な洗浄感が得ることができ、たいへ
ん有用である。さらに、装置の使用中には常に洗浄水に
脈動を自動的に付与させることができるので使用者に新
たな負荷をかけることがない。
【0007】請求項3においては、請求項1ないし請求
項2記載の人体洗浄装置において、前記制御器は、洗浄
水の加熱を停止せしめた後に洗浄水の供給を遅延して遮
断させるものである。上記発明によれば、洗浄水の加熱
停止後にしばらく水を流し、加熱停止後に発生する後沸
きによる局部沸騰や異常加熱を防止して、高温の洗浄水
が供給されることや、加熱手段自身の耐久的な劣化を防
ぐことができる。
【0008】請求項4においては、請求項1ないし請求
項3記載の人体洗浄装置において、前記脈動発生手段
を、前記洗浄水加熱手段の下流に設けたものである。上
記発明によれば、加熱手段に不要な脈動圧を与えること
を防ぐとともに、吐水部近くに脈動発生装置を配置して
脈動圧の減衰を抑えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。本発明の一実施例を示す人体洗浄
装置を図1に示す。ここで図1は、洗浄水の供給系を示
す概略構成図である。図1において、洗浄水を供給する
給水配管11には、上流側から順に、定流量弁12、電
磁弁13、熱交換器14が接続されている。熱交換器1
4の出口部には、バキュームブレーカ15が接続されて
いる。バキュームブレーカ15の下流は二方に分岐し、
一方は余剰の水を便器内に直接捨てるための捨水配管1
6へ、他方は流路切替兼流量調整弁18へ接続されてい
る。流路切替兼流量調整弁18の下流は二方に分岐し、
一方は捨水路19へ、他方は脈動発生装置17及び流路
切替弁20を介して洗浄水を人体へ噴出するノズル装置
21へ接続されている。なおこの例では、流路切替弁2
0はノズル装置21内に一体的に構成されている。ま
た、熱交換器14内には温水ヒータ22が、また熱交換
器14の入水部と出水部には、それぞれ冷水サーミスタ
23及び温水サーミスタ24が設けてある。また、捨水
路19の排水先は、ノズル装置21の胴体を洗浄できる
位置にしている。また、ノズル装置21には、おしり流
路25、やわらか流路26、ビデ流路27の3つの流路
が構成されている。なお上記各部の制御は、制御器28
によって行われる。
【0010】本実施例では、脈動発生装置17の上流に
アキュームレータ29を、熱交換器14内にはフロート
スイッチ30を、また、脈動発生装置17には温度ヒュ
ーズ31を設けてある。アキュームレータ29は、脈動
発生装置17で発生した脈動が上流へ伝播するのを防ぐ
ためのものであり、フロートスイッチ30は、所定の水
位を検知していない時には、温水ヒータ22への通電を
行わないようにすることで空焚きを防ぐためのものであ
り、また、温度ヒューズ31は、脈動発生装置17の異
常温度上昇時に駆動を停止し、安全を図るためのもので
ある。
【0011】上記の構成により、電磁弁13の開動作に
より給水配管11から供給された洗浄水は、熱交換器1
4により適温の湯に加熱され、バキュームブレーカ15
を押し上げ、流路切替兼流量調整弁18へと至る。ここ
で洗浄水は、流路切替兼流量調整弁18により流量調節
され、脈動発生装置17により脈動を付与され、流路切
替弁20へと至り、流路切替弁20により選択された流
路を通り、ノズル装置21から噴出されるのである。
【0012】図2には、本発明のタイムチャートを示
す。便座(図示せず)に設けられた着座スイッチ(図示
せず)により着座を検知すると、電磁弁13の開動作に
より洗浄水の通水が始まり、熱交換器14内の温水ヒー
タ22を起動し、これに連動して脈動発生装置17が起
動する。熱交換器14の出水部に設けられた温水サーミ
スタ24が所定温度を検知すると、温水ヒータ22の出
力を下げ、これに連動して脈動発生装置17が停止す
る。そして電磁弁13が閉じて洗浄水の通水を停止する
のであるが、温水ヒータ22の出力を下げた後に洗浄水
の通水を遅延して停止させてもよい。こうした場合、洗
浄水の加熱停止後にしばらく水を流すことで加熱停止後
に発生する後沸きによる局部沸騰や異常加熱を防止する
ことができる。ここまでの動作で、熱交換器14内の滞
留水は所定温度の湯に置換される。なお、この動作中に
供給された洗浄水は、流路切替兼流量調整弁18で選択
された捨水路19から排出され、便器内に排出される。
このとき捨水路19の排水先をノズル装置21の胴体を
洗浄できる位置にしておくことにより、ノズル装置21
の胴体洗浄を行うことができる。また、これら一連の動
作は制御器28で制御されるが、熱交換器14の出水部
に設けられた温水サーミスタ24に加え、熱交換器14
の入水部に冷水サーミスタ23を設けて入水温を検知す
るようにすれば、温水サーミスタ24の制御をより効果
的に行うことができる。(通水加熱)
【0013】上述したとおり、温水サーミスタ24が所
定温度を検知すると温水ヒータ22の出力を下げるので
あるが、このとき、熱交換器14内に貯えられる洗浄水
の温度が常に所定温度を含む所定温度帯内に保たれるよ
うに、温水サーミスタ24からの信号を元に、温水ヒー
タ22の出力を制御器28で制御する。例えば、所定温
度を40℃、所定温度帯を38℃〜42℃に設定したと
き、熱交換器14内の洗浄水の温度が常にこの範囲内に
納まるように制御するのである。この保温制御により、
人体洗浄時に低温水が出て不快を感じたり、高温のお湯
が出て火傷をしたりする心配がなくなる。なお、熱交換
器14より下流の配管内の滞留水にこの保温制御を行う
ことができないが、後述する前洗浄時にこの滞留水は排
出され、適温のお湯に置換されるため実用上問題はな
い。(保温制御)
【0014】次に、おしり洗浄を開始するため、おしり
スイッチ(図示せず)が操作されると、電磁弁13の開
動作により洗浄水の通水が始まり、熱交換器14内の温
水ヒータ22を起動し、これに連動して脈動発生装置1
7が起動する。これらの起動はおしりスイッチ操作に連
動して行われるものであるが、勿論、おしりスイッチ操
作後、所定時間遅延させた後にそれぞれを起動させるよ
うに設定することもできる。ここで、流路切替兼流量調
整弁18は予めノズル装置21側へ向かう流路に切り替
えられており、その下流の流路切替弁20はセルフクリ
ーニング(SC)位置に設定されているため、洗浄水は
ノズル装置21の吐水口から吐水される。すなわち、吐
水口部の前洗浄が行われるのである。なお、ここで言う
セルフクリーニング位置とは、おしり流路25、やわら
か流路26、ビデ流路27の3つの流路全てを開とした
状態を示す。このとき、脈動を付与された洗浄水で前洗
浄が行われるため、吐水口部の汚れを効果的に洗い落と
すことができる。(前洗浄)
【0015】前洗浄が所定時間行われた後、流路切替兼
流量調整弁18により洗浄水の流路が捨水路19に切り
替わる。この捨水路19の排水先は、上述したとおりノ
ズル装置21の胴体を洗浄できる位置にしているので、
ノズル装置21の胴体洗浄を行うことができる。そして
ノズルは収納位置からおしり洗浄位置に伸出し、流路切
替弁20はおしり流路25に切り替わる。(ノズル伸
出)
【0016】ノズルのおしり洗浄位置への伸出が終了す
ると、電磁弁13を短時間閉じ、流路切替兼流量調整弁
18により洗浄水の流路を捨水路19からノズル装置2
1側へ切り替え、かつ、流量が設定された水勢に向かっ
て徐々に上がるようにし、その動作中に電磁弁13を再
び開く。これにより設定された水勢が強い場合でも、ソ
フトな吐水から徐々に設定水勢になるため、使用者に不
快感を与えることがない。(ソフトスタート)
【0017】ソフトスタート動作が終了すると、設定さ
れた水勢の適温湯で、おしり洗浄が行われる。このと
き、脈動発生装置17の働きにより洗浄水に脈動が付与
されているので、少量の水でも快適に洗浄を行うことが
できる。(本洗浄)
【0018】次に、おしり洗浄を停止するため、停止ス
イッチ(図示せず)が操作されると、洗浄水の流路は流
路切替兼流量調整弁18により捨水路19に切り替わ
り、流路切替弁20はセルフクリーニング位置に切り替
わる。そしてノズルは後退し、収納位置に収納する。
(ノズル収納)
【0019】ノズルの収納が終了すると、洗浄水の流路
は、再度流路切替兼流量調整弁18によりノズル装置2
1側へと切り替えられるが、このとき流路切替弁20は
セルフクリーニング位置に設定されており、洗浄水はノ
ズル装置21の吐水口から吐水される。すなわち、吐水
口部の後洗浄が行われるのである。このとき、脈動を付
与された洗浄水で後洗浄が行われるため、吐水口部の汚
れを効果的に洗い落とすことができる。(後洗浄)
【0020】なお、上述の前洗浄から後洗浄に至る一連
の動作中、制御器28は、温水サーミスタ24や冷水サ
ーミスタ23からの信号を元に、熱交換器14から流出
する洗浄水が適温に保たれるように制御している。
【0021】後洗浄が所定時間行われた後、温水ヒータ
22の出力を下げ、これに連動して脈動発生装置17が
停止し、電磁弁13が閉じて洗浄水の通水を停止する。
この場合も後沸きによる局部沸騰や異常加熱を防止する
ために洗浄水の通水を遅延して停止させてもよい。ま
た、ここでも熱交換器14内に貯えられる洗浄水の温度
が常に所定温度を含む所定温度帯内に保たれるように、
保温制御を行う。これは、再び洗浄操作を行う場合に
も、低温水や高温のお湯の吐水を防ぐためである。(保
温制御)
【0022】そして、上記着座スイッチ(図示せず)に
より離座(着座オフ)を検知すると、温水ヒータ22の
駆動を停止する。ただし、熱交換器14内の洗浄水の凍
結を防止するため、冷水サーミスタ23か温水サーミス
タ24が凍結の恐れのある水温を検知した場合には、所
定時間温水ヒータ22を駆動して洗浄水を温める制御を
行う。(待機)
【0023】ところで、この実施例では、おしりスイッ
チが操作された場合について述べたが、ビデ洗浄を開始
するためのビデスイッチや、よりソフトな水流でおしり
を洗うやわらか洗浄を開始するためのやわらかスイッチ
が操作された場合も同様であるので、詳しい説明は割愛
する。
【0024】本実施例では、脈動発生装置17による脈
動発生動作を、温水ヒータ22による洗浄水の加熱動作
に連動させて行っているが、着座スイッチのような検知
手段からの信号に連動させて行うようにしてもよい。す
なわち、脈動発生装置が、人体接近若しくは使用を検知
したときに起動し、致遠(着座スイッチのオフ、人体検
出センサのオフ等)若しくは使用停止信号を検知したと
きに停止するようにしておくのである。これにより、装
置の使用中には常に洗浄水に脈動を自動的に付与させる
ことができる。
【0025】また本実施例では、脈動発生装置17を、
熱交換器14の下流に配置するように構成している。こ
れは、熱交換器14内に不要な脈動圧を与えないとも
に、配管内での脈動圧の減衰を抑えるために脈動発生装
置17をなるべく吐水部近くに配置するためである。
【0026】なお、以上述べた例は全て、人体の中でも
特に局部の洗浄を行う人体局部洗浄装置について説明を
行ったが、シャワーや水栓などの一般的な人体洗浄装置
に本実施例が応用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す人体洗浄装置の概略構
成図。
【図2】図1の例のタイムチャート。
【図3】従来の人体洗浄装置の概略構成図。
【図4】図3の例のタイムチャート。
【符号の説明】
11…給水配管 12…定流量弁 13…電磁弁 14…熱交換器 15…バキュームブレーカ 16
…捨水配管 17…脈動発生装置 18…流路切替兼流量調整弁 19…捨水路 20…流路切替弁 21…ノズル装
置 22…温水ヒータ 23…冷水サーミスタ 24…温水サーミスタ 25…おしり流路 26…やわらか流路 27…ビデ流路 28…制御
器 29…アキュームレータ 30…フロートスイッチ 31…温度ヒューズ 51…給水配管 52…定流量弁 53…電磁弁 54…バキューム
ブレーカ 55…捨水配管 56…流量調整用ポンプ 57…
熱交換器 58…流路切替弁 59…ノズル装置 60…温水
ヒータ 61…冷水サーミスタ 62…温水サーミスタ 63…おしり流路 64…ビデ流路 65…捨水路 66…制御器
フロントページの続き (72)発明者 筒井 治雄 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 佐藤 稔 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 松下 博之 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 松下 康一郎 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 牛島 義和 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 柳瀬 理典 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JA05 JB04 JF00 JF03 JF06 JH00 JH06 JH12 KA02 KA03 KA14 3B201 AA46 AB01 BB36 BB55 BB82 BB92 CB01 CD23 CD42 CD43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水を供給する給水路と、該給水路に
    接続してなる洗浄水加熱手段と、該洗浄水加熱手段によ
    って加熱された洗浄水の温度を検知する湯温検知手段
    と、該湯温検知手段の信号を取り込むとともに、前記洗
    浄水加熱手段の制御を行う制御器と、洗浄水を噴出する
    洗浄ノズルとを備えてなる人体洗浄装置において、前記
    給水路を流れる洗浄水に脈動を与える脈動発生手段と、
    前記洗浄水加熱手段による洗浄水の加熱と前記脈動発生
    手段による脈動発生動作を連動して行うよう構成した制
    御器とを設けたことを特徴とする人体洗浄装置。
  2. 【請求項2】 洗浄水を供給する給水路と、該給水路に
    接続してなる洗浄水加熱手段と、該洗浄水加熱手段によ
    って加熱された洗浄水の温度を検知する湯温検知手段
    と、該湯温検知手段の信号を取り込むとともに、前記洗
    浄水加熱手段の制御を行う制御器と、洗浄水を噴出する
    洗浄ノズルとを備えてなる人体洗浄装置において、該装
    置への人体接近若しくは該装置の使用を検知する検知手
    段と、前記給水路を流れる洗浄水に脈動を与える脈動発
    生手段と、前記検知手段からの接近信号若しくは使用開
    始信号に連動して前記脈動発生手段を起動するととも
    に、致遠信号若しくは使用停止信号に連動して前記脈動
    発生手段を停止せしめる制御器とを設けたことを特徴と
    する人体洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし請求項2記載の人体洗浄
    装置において、前記制御器は、洗浄水の加熱を停止せし
    めた後に洗浄水の供給を遅延して遮断させることを特徴
    とする人体洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載の人体洗浄
    装置において、前記脈動発生手段を、前記洗浄水加熱手
    段の下流に設けたことを特徴とする人体洗浄装置。
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