JP2000332644A - 無線通信システムの電池電圧表示装置 - Google Patents
無線通信システムの電池電圧表示装置Info
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Abstract
切れを確実に確認可能な無線通信システムを実現する。 【解決手段】 電池31で駆動される操作部3とシステ
ム本体部5との間で双方向無線通信が確立すると、シス
テム本体部5は、上記電池31の残量検出指示を操作部
3へ送信する。一方、操作部3は、指示を受け取ると、
電池31の電圧を検出し、検出結果をシステム本体部5
へ送信する。さらに、システム本体部5は、受信結果に
基づき、電池31の電池電圧情報を電源電圧表示部51
へ表示する。当該構成では、残量検出のタイミング決定
と表示とがシステム本体部5で行われるので、検出回数
を削減でき、システム本体部5よりも消費電力の制限が
強い操作部3において、消費電力を低減できる。また、
システム本体部5は、応答が無いときに異常と判定でき
るので、より確実に操作部3の電池切れを確認できる。
Description
コントローラやワイヤレスキーボードを含むシステムな
ど、電池駆動の第1機器と、表示部を有する第2機器と
を含む無線通信システムで使用され、第1機器の電池電
圧情報を表示する電池電圧表示装置に関するものであ
る。
ラやワイヤレスキーボードのように、使用者が頻繁に操
作したり、使用者が操作対象機器と離れた場所から操作
するための操作機器として、使用者の移動や位置を制限
しないように、電池で駆動し、操作対象機器と無線で通
信する操作機器が広く使用されている。
消耗して操作機器を駆動できなくなると動作できなくな
るので、電池の交換や充電が必要になる。したがって、
これらの操作機器では、少なくとも、電池が切れて交換
や充電が不可欠な時点、より好ましくは、電池の残量が
少なくなり、交換や充電が望まれる時点で、その旨を表
示して、使用者に電池の交換や充電を促すことが望まれ
る。
号公報、特開平6−245281号あるいは特開平9−
331585号公報に記載の電池寿命表示装置を例にし
て説明すると、図7に示すように、使用者がリモートコ
ントローラ103を操作すると(図8のS101bにて
YESの場合)、リモートコントローラ103において、
ADコンバータなどで構成された電圧検出回路141
が、電池131の出力電圧の分圧値をAD変換し、マイ
クロコンピュータ143が変換値に基づいて電池131
の残量を検出する(S102b)。さらに、マイクロコ
ンピュータ143は、送信部144を制御して、検出結
果を示す電池電圧コードと、キー操作コードとをシステ
ム本体部105へ送信させる(S103b)。
161が信号を受信すると(S101aにて YESの場
合)、マイクロコンピュータ162が受信信号に基づい
て、電池131の残量を判定して、電源電圧表示部15
1に表示させる。
1a〜S102aの処理は、キー入力毎に繰り返され、
リモートコントローラ103は、キー入力毎に、電池1
31の電圧検出と、電池電圧コードの送信とを行う。
来の電池電圧表示装置では、キー操作毎に電池電圧の検
出と検出結果の送信とが行われるため、リモートコント
ローラの消費電力が大きくなり、無線通信システム全体
の稼働時間が短縮されるという問題を生じる。
一般に、電池131の出力電圧をモニタして、その電圧
降下量が一定の値以上になったことを検出する回路であ
り、差動アンプやADコンバータなどのアナログ回路か
ら構成される。さらに、当該アナログ回路は、アンプ内
部の定電流回路や、基準電圧を生成するための抵抗分割
回路などを含んでおり、定常的に電流が流れている。こ
こで、電圧検出回路141も電池131の電力で駆動さ
れているので、電圧検出回路141で定常的に消費され
る電力によって電池131が消耗してしまう。また、電
圧検出回路141が電池131の出力電圧を検出する際
にも、電圧検出回路141で電力が消費されるため、検
出回数が増加すると、さらに、電池131の消耗が激し
くなる。
て、システム本体部105へ送信されるが、送信部14
4がデータを送信する際の電力は、多くの場合、受信時
やマイクロコンピュータ143の消費電力に比べて大き
い。したがって、キー操作毎のように、多くのタイミン
グで電池電圧の検出結果を送信すると、電池131は、
激しく消耗してしまう。
り、システム本体部105で電池交換が必要なことが表
示された後のように、システム本体部105が、それ以
上、電池電圧の検出を必要としていない場合であって
も、電池電圧の検出および送信が行われるため、電池1
31の残り少ない電力を食いつぶしてしまう。
ワイヤレスキーボードのように、電池駆動の無線通信シ
ステムのうち、電池駆動の機器は、携帯しやすいよう
に、寸法や重量が制限されており、電池131の容量が
低く設定されている。したがって、電池駆動の機器での
消費電力が少なく、かつ、電池の残量を識別可能な電池
電圧表示装置が強く求められている。
ものであり、その目的は、無線通信システムにおいて、
低消費電力にて正確に電池の交換時期を表示可能な電池
電圧表示装置を提供することにある。
示装置は、上記課題を解決するために、無線通信システ
ムを構成する第1および第2機器のうち、電池で駆動さ
れる上記第1機器に設けられ、当該電池の残量を検出す
る残量検出手段と、上記第2機器に設けられ、上記電池
の電池電圧情報を表示する表示手段とを有する電池電圧
表示装置において、以下の手段を講じたことを特徴とし
ている。
第1機器の残量検出手段へ残量検出を指示するタイミン
グを決定して無線で指示する指示手段と、上記第1機器
に設けられ、指示を受けた場合に上記残量検出手段によ
る検出結果を上記表示手段へ無線で通知する送信手段と
を備えている。
機器では、指示手段が残量検出タイミングを決定し、電
池駆動の第1機器へ残量検出を無線で指示する。一方、
第1機器では、指示を受信すると、残量検出手段が電池
の残量を検出し、送信手段が検出結果を送信する。ま
た、上記第2機器では、受信された検出結果が、電池電
圧情報として、表示手段に表示される。これにより、第
2機器は、第1機器の電池の電圧情報を表示できる。
機器が残量検出を指示するので、第1機器が自発的に電
池電圧情報を送信する従来技術とは異なり、例えば、既
に電池の残量が少ないことが表示されている場合など、
第2機器で残量の検出結果が不要な場合は、残量の検出
と検出結果の送信とを抑止できる。これにより、残量の
検出回数を削減できると共に、他の動作に比べて消費電
力が大きな第1機器のデータ送信において、送信回数お
よび送信データ量を削減できる。この結果、より電力消
費の制限が厳しい第1機器の消費電力を大幅に削減で
き、より長時間稼働可能な無線通信システムを実現でき
る。
て、上記指示手段は、上記第1および第2機器間で双方
向無線通信路が確立した時点で、上記残量検出手段へ残
量検出を指示する方が好ましい。
た時点で残量検出が指示される。ここで、無線通信シス
テムで双方向無線通信路が確立する際には、例えば、送
信電力の調整や各種ネゴシエーションのために、通信路
確立後のデータ通信期間よりも、より多くの電力が消費
され、電池切れが起こる可能性が高い。したがって、こ
のタイミングで残量検出を指示することで、少ない回数
で効率良く、電池切れを検出して表示できる。
おいて、上記第1および第2機器の少なくとも一方が、
使用者の操作を受け付ける入力手段の場合には、上記指
示手段は、上記入力手段が操作されている間、予め定め
られた第1の周期で残量検出を指示すると共に、上記入
力手段が操作されていない間、上記第1の周期よりも長
い第2の周期で残量検出を指示する方が好ましい。
または第2の周期で残量検出を指示するので、双方向無
線通信路の確立時点にのみ残量検出する場合とは異な
り、双方向無線通信路が確立している期間(接続期間)
が長く、この期間中の消費電力によって電池切れが発生
する虞れがあるときでも、確実に電池切れを検出して表
示できる。また、第1機器の消費電力が大きな操作中
と、消費電力が小さな操作停止時とで、残量検出の周期
が互いに異なる値に設定されている。したがって、操作
中か否かに拘わらず、一定の周期で残量検出する場合と
は異なり、操作停止時の消費電力を増大させずに、操作
中の電池切れを確実に検出できる。
さらに、上記第2機器に設けられ、上記指示手段が残量
検出を指示した後、上記第1機器の送信手段から残量が
通知されない場合に、異常処理する異常処理手段を備え
ている方が望ましい。
常、あるいは、第1機器の故障や電池切れによる動作停
止などが発生すると、指示手段が残量検出を指示した場
合であっても、第2機器は、第1機器の送信手段から残
量の検出結果を受信できない。この場合、上記異常処理
手段は、例えば、上記表示手段へ異常発生の表示を指示
したり、上記指示手段へ検出指示を再送させるなどの異
常処理を行う。ここで、異常処理手段は、指示手段が残
量検出を指示し、かつ、第1機器からの返答を受信でき
なかったときに、異常と判定しているので、通信状態の
異常や第1機器の不具合が発生した場合であっても、何
ら支障なく異常を検出できる。この結果、より確実に、
第1機器の電池電圧情報を表示可能な無線通信システム
を実現できる。
は、上記第1機器および第2機器の一方が他方へキー入
力を無線で通知するキーボードである無線通信システム
に好適に使用できる。
削減できるので、キーボードを有する無線通信システム
の稼働時間を従来よりも延長できる。
上記第1機器が、上記第2機器への操作指示を、無線で
上記第2機器へ通知するリモートコントローラである無
線通信システムにも好適に使用できる。
の消費電力を削減できるので、リモートコントローラを
有する無線通信システムの稼働時間を従来よりも延長で
きる。また、リモートコントローラの電池電圧情報は、
重量や寸法の削減要求が厳しいリモートコントローラで
はなく、操作対象機器としての第2機器へ表示される。
この結果、リモートコントローラの寸法および重量の削
減と、見やすい表示とを両立でき、使いやすい無線通信
システムを実現できる。
ないし図6に基づいて説明すると以下の通りである。す
なわち、図1に示すように、本実施形態に係る無線通信
システム1には、例えば、リモートコントローラやワイ
ヤレスキーボードなど、電池31で駆動され、キー操作
部32を有する操作部3と、例えば、空調機やコンピュ
ータなど、上記操作部3と双方向無線通信して、当該操
作部3への操作に応じた動作を行うシステム本体部5と
が設けられており、無線通信システム1の使用者は、操
作部3とシステム本体部5とが有線で接続される場合と
は異なり、両者間の配線の取りまわしや配線長に煩わさ
れることなく、比較的自由な位置で操作部3を操作し
て、システム本体部5を操作できる。なお、図1の構成
では、上記操作部3が特許請求の範囲に記載の第1機器
および入力手段に対応し、システム本体部5が第2機器
に対応している。また、操作部3およびシステム本体部
5によって無線通信システムの電池電圧表示装置が構成
されている。
発光ダイオードや液晶表示装置などの表示装置からなる
電源電圧表示部(表示手段)51を備えており、電池3
1の電池電圧の検出結果が操作部3から通知された場
合、例えば、上記電池31の残量の有無、あるいは、残
量自体など、電池31の電池電圧を示す電池電圧情報を
表示できる。これにより、操作部3のように、電池31
で駆動するために消費電力の削減が強く要求され、か
つ、持ち運びが容易なように寸法や重量が制限される機
器から、電池電圧情報を表示するための手段を省くこと
ができる。この結果、無線通信システム1は、電池31
の電池電圧情報を表示して、使用者に電池31の交換や
充電を促すことができるにも拘わらず、操作部3の寸
法、重量および消費電力を削減できる。
ム1では、上記システム本体部5が電池31の電池電圧
検出を操作部3へ指示すると共に、操作部3は、指示に
応じて電池31の電池電圧を検出し、システム本体部5
へ応答している。したがって、例えば、電源電圧表示部
51が電池31の残量不足を既に表示している場合や、
電池電圧情報の表示を中断している場合など、システム
本体部5が電池電圧の検出結果を使用しない場合、シス
テム本体部5は、検出指示の送信を停止することで、操
作部3による電池電圧の検出と検出結果の送信とを抑止
できる。これにより、システム本体部5の状態に拘わら
ず、操作部3が自発的に電池電圧を検出する場合より
も、検出回数を削減でき、検出結果の送信回数も削減で
きる。この結果、操作部3の消費電力を大幅に低減でき
る。
に保持された電池電圧情報が失われた場合など、電池電
圧情報が新たに必要になった場合には、システム本体部
5は、新たに電池電圧検出を指示できる。この結果、シ
ステム本体部5の状態に拘わらず、操作部3が自発的に
電池電圧を検出する場合よりも、確実に電池電圧情報を
表示できる。
操作部3は、電池31の電池電圧を検出する電圧検出回
路(残量検出手段)41と、上述のキー操作部32およ
び電圧検出回路41に接続されたI/O42と、I/O
42に接続されたマイクロコンピュータ43と、例え
ば、赤外線や電波など、無線の通信路を介して、上記シ
ステム本体部5と双方向通信する送受信部(送信手段)
44とを備えている。
電圧検出回路であり、マイクロコンピュータ43からの
指示があった場合に、電池31の出力電圧を検出して、
マイクロコンピュータ43へ出力すると共に、指示がな
い場合は、待機モードへ移行して、検出時よりも電力消
費を抑えることができる。具体的には、電圧検出回路4
1は、例えば、電圧検出回路41への電力供給自体を停
止させたり、例えば、電池31の出力端子と分圧抵抗と
の間など、定常的に電流が流れる経路をスイッチで遮断
したりして、待機モードへと移行する。これにより、待
機時には、電圧検出回路41へ定常的に電流が流れる場
合に比べて、操作部3の消費電力が削減される。
する際の分解能は、システム本体部5の電源電圧表示部
51による電池電圧情報の表示に必要な値に設定されて
いる。例えば、電源電圧表示部51が、電池電圧情報と
して、電池31の交換または充電の要否のみを通知する
場合、電圧検出回路41は、電池31の出力電圧が所定
のしきい値を越えているか否かを判定できればよい。こ
の場合、操作部3が動作できなくなる前に、電池31の
交換または充電を使用者に促すことができるように、し
きい値は、操作部3が動作可能な電圧範囲の最低値より
も、やや大きく設定する方がよい。
43aと、ROM43bと、RAM43cとを備えてお
り、CPU43aがRAM43cを参照しながらROM
43bに格納されたプログラムを実行して、I/O42
や送受信部44を制御することによって、例えば、電圧
検出指示への応答、あるいは、キー操作部32への操作
の識別など、種々の演算処理を行う。
信部44と通信する送受信部61と、マイクロコンピュ
ータ(指示手段)62と、当該マイクロコンピュータ6
2と上記電源電圧表示部51との間に設けられたI/O
63とを備えている。
イクロコンピュータ43と同様、CPU62a〜RAM
62cを備えており、CPU62aがRAM62cを参
照しながらROM62bに格納されたプログラムを実行
して、I/O63や送受信部61を制御することによっ
て、種々の演算処理を行う。ただし、演算処理の内容
は、後述するように、例えば、電圧検出を指示するタイ
ミングの決定や、検出指示の送信指示、あるいは、受信
した検出結果に基づく電池電圧情報の表示指示などであ
り、上記マイクロコンピュータ43とは異なっている。
なお、当該マイクロコンピュータ62は、システム本体
部5全体の制御も担当しており、例えば、空調機の場合
の温度制御や、コンピュータの場合の数値演算など、シ
ステム本体部5の用途に応じた処理も行う。
先立って、電池電圧情報のためのデータ伝送を含むデー
タ伝送動作について、図2を参照して説明すると、以下
の通りである。すなわち、ステップ1(以下では、S1
のように略称する)において、操作部3とシステム本体
部5との間で、S2における実際の通信で使用する双方
向無線通信路が確立され、S2において、操作部3およ
びシステム本体部5は、当該通信路を用いて、例えば、
キー入力、あるいは、後述する電池電圧の検出要求や検
出結果など、両者間で伝送されるデータを送受する。さ
らに、例えば、キー入力の終了など、両者間で伝送され
るデータが無くなると、S3において、上記通信路は遮
断される。
を送信したい機器は、双方向無線通信路の確立を要求す
る信号を送信し、当該信号を受信した機器は、通信路確
立のための信号を返答する。さらに、ネゴシエーション
による通信プロトコルの選択や、送信電力の調整など、
S2での通信に必要な処理が行われる。
ム1は、システム本体部5と操作部3とが1対1である
場合に限らず、多対多や、1対多(多対1)の場合でも
通信できるように、無線通信システム1内の各機器に
は、他の機器と識別するためのIDコードが、それぞれ
割り当てられており、上記S1において、各機器は、そ
れぞれのIDコードを互いに交換して、通信相手を認識
する。
伝送する場合を例にすると、操作部3において、キー操
作部32のキーが操作されると、マイクロコンピュータ
43は、キーが操作されたことを認識して、その操作を
システム本体部5へ送信するように処理する。具体的に
は、マイクロコンピュータ43は、上記操作されたキー
を示すキー操作コードに操作部3のIDコードを含むヘ
ッダを付加して2値コード化し、送受信部44に送信さ
せる。一方、システム本体部5では、マイクロコンピュ
ータ62によって、送受信部61で受信した信号がデコ
ードされ、送信した操作部3と送信内容とが特定され、
両者に応じた処理が行われる。この場合は、キー操作コ
ードが伝送されているので、マイクロコンピュータ43
は、キー操作コードに対応するキーが操作されたと判断
して、例えば、文書編集など、キー入力に応じた処理を
行う。
される毎に行われ、操作部3は、入力されたキーに応じ
た信号を順次送信する。なお、キー入力が停止している
間は、当該信号は伝送されない。
を越えたり、例えば、キー入力の停止操作など、上記通
信路の遮断を示す操作が行われたりすると、上記S3に
て、例えば、一方から他方へ、双方向無線通信路の遮断
を要求する信号を送出したり、両者が個別に遮断の要否
をしたりして、双方向無線通信路が遮断される。
は、上記S2の通信動作などの通常動作を行っていない
状態における消費電力を削減するために、例えば、それ
ぞれのシステムを終了させるなどして、通常動作時より
も電力消費の少ない待機モードへ移行できる方が好まし
い。この場合、操作部3は、例えば、最初のキー操作な
どに応じて、操作部3のシステムを起動し、上記S1の
処理を行うと共に、システム本体部5は、上記S1の通
信路確立を要求する信号を受信すると、システム本体部
5のシステムを起動して、上記S1の処理を行う。一
方、上記S3では、操作部3あるいはシステム本体部5
は、他の処理が行っていない場合、それぞれのシステム
を終了させ、待機モードへと移行する。待機モードで
は、例えば、キー入力や通信路確立要求信号の受信な
ど、システム起動を示す特定のイベントのみを監視して
いればよいので、消費電力を削減できる。
電池電圧情報の表示動作について、図3を参照して説明
する。なお、図3では、説明の便宜上、システム本体部
5が行うステップは、例えば、S11aのように、符号
の末尾にaを付して参照し、操作部3が行うステップに
は、参照符号の末尾にbを付して区別する。
線通信路が確立している場合(S11aで YESの場
合)、S12aにおいて、電池電圧問い合わせの要否を
判定し、問い合わせが必要な場合(YES の場合)、S1
3aにて、システム本体部5は、電池電圧を問い合わせ
るメッセージを送信する。
問い合わせるタイミングは、図4に示すように、双方向
無線通信路が確立した時点(上述のS1にて、操作部3
から、通信路確立のための信号を受け取った時点)の直
後に設定されており、システム本体部5は、例えば、最
初のキー入力から1秒後程度の時点で、電池電圧を問い
合わせる。
記メッセージを受信するまで待ち受け、受信した場合
(S11bにて YESの場合)、S12bにおいて、マイ
クロコンピュータ43が電圧検出回路41へ指示して、
電池31の電池電圧を検出させる。さらに、マイクロコ
ンピュータ43は、S13bにおいて、電圧検出回路4
1の検出結果を示す電池電圧コードに、操作部3のID
コードを含むヘッダを付加して2値コード化し、送受信
部44に送信させる。なお、例えば、キー入力中など、
操作部3が送信するデータが他にもある場合には、電池
電圧コードと他のデータとをまとめて2値符号化しても
よい。この場合は、ヘッダ部分を共用できるので、電池
電圧コードと他のデータとを別々に送信する場合より
も、送信データ量を削減でき、操作部3の消費電力を削
減できる。
ードを示す信号を受信すると(S14aにて YESの場
合)、S15aにおいて、マイクロコンピュータ62
が、当該信号をデコードして、送信した操作部3と電池
電圧コードとを特定し、両者に応じた電池電圧情報を、
電源電圧表示部51に表示する。これにより、無線通信
システム1の使用者は、システム本体部5の電源電圧表
示部51の表示によって、各操作部3について、電池3
1の充電あるいは交換の要否を確認できる。
5が電池電圧を問い合わせてから所定の時間が経過して
いるにも拘わらず、操作部3から電池電圧コードが返答
されない場合(S14aにてNOの場合)、マイクロコン
ピュータ62は、異常が発生したと判断して、S16a
において、例えば、問い合わせの再送信や、異常の表示
などの異常処理を行う。ここで、無線通信路は、一時的
に使用できなくなることが多いため、少なくとも1度は
問い合わせを再送信すると共に、所定の間隔で、予め決
められた回数、問い合わせを再送信しても返答がない場
合に、異常を表示する方が望ましい。これにより、電池
31が消耗して操作部3が動作できない場合や通信路に
異常が発生した場合にも、システム本体部5は、使用者
に異常を通知できる。この結果、操作部3から電池31
の消耗が通知された場合にのみ、使用者に電池31の交
換や充電を促す場合よりも確実に、電池31の交換や充
電を促すことができる。なお、通信路の異常により、操
作部3へ問い合わせのメッセージが到着しない場合に
は、操作部3での検出および送信が行われないので、操
作部3の電力は消費されない。
場合(上記S11aにて NO の場合)は、通信路が確立
するまで待ち、問い合わせが不要な場合(上記S12a
にてNO の場合)は、問い合わせが必要になるまで待ち
受ける。これらの場合は、システム本体部5は、問い合
わせを行わず、図4に示すt1以降の期間のように、操
作部3は、電池電圧の検出と検出結果の送信とを行わな
い。この結果、操作部3の消費電力を削減できる。特
に、S13bにおける送信動作は、受信動作や演算動作
なの他の動作に比べて消費電力が大きいため、送信する
データ量や送信回数が大きくなるに従って、操作部3の
電池31は急速に消耗する。したがって、送信回数の削
減によって、操作部3の消費電力を大幅に削減できる。
ている間はシステム本体部5が問い合わせしない場合、
電池31が交換あるいは充電された後も、残量不足が表
示され続ける虞れがあるので、電池31の交換あるいは
充電時には、使用者が操作部3あるいはシステム本体部
5を操作して、システム本体部5へ、交換や充電が行わ
れたことを通知する方が好ましい。この場合は、交換や
充電の直後なので、電池31には、十分電力が残ってお
り、仮に操作部3が余分に通信したとしても、十分余力
がある。
立の直後に、システム本体部5が電池電圧を問い合わせ
る場合を例にして説明したが、これに限るものではな
く、双方向無線通信路が確立されていれば、システム本
体部5は、システム設計者の設定に応じて、いつでも問
い合わせることができる。問い合わせタイミングの設定
例としては、例えば、周期的(電池の消耗が少ない機器
の例で10分間隔や20分間隔など)、あるいは、特定
のイベント(サスペンドモードを有する機器では、サス
ペンドモードから復帰した時点など)が挙げられる。
路の確立時には、上述したように、ネゴシエーションや
送信電力の調整などが行われるため、S2に示す通常の
データ通信時に比べて、操作部3の電力消費が大きくな
り、電池31の消耗が最も激しくなる。この結果、双方
向無線通信路の確立直後のタイミングで電池切れが発生
する可能性が高い。したがって、当該タイミングで問い
合わせることによって、少ない回数で効率的に電池31
の電池切れを検出できる。
信路が遮断されている間、操作部3が待機モードへと移
行し、通信路の確立時に操作部3のシステムが起動する
場合は、さらに、システム起動の処理も必要になるの
で、一般に、操作部3の電力消費が最大になる。したが
って、このタイミングで問い合わせる効果は特に大き
い。
が確立した時点で電池電圧を問い合わせれば、他のタイ
ミングで問い合わせるよりも、効率良く電池切れを検出
できるが、双方向通信路が確立している期間(接続期
間)が長くなるに従って、当該期間に電池切れが発生す
る可能性が高くなる。この結果、双方向無線通信路が確
立した時点にのみ問い合わせると、接続期間が長い場合
には、電池電圧情報を表示して、電池31の交換あるい
は充電を使用者に促すよりも前に、電池31が消耗しき
って操作部3を駆動できなくなる虞れがある。
電池31が消耗しきる可能性が高い場合には、接続期間
中にも問い合わせる方が好ましい。なお、消耗しきる可
能性は、操作部3の用途などから推測される接続期間の
長さと、接続期間中の消費電力と、電池31の容量とか
ら概算できる。
グは、一定周期毎でもよいが、上述したように、操作部
3では、送信動作の際の消費電力が大きい。したがっ
て、キーを操作している間(操作中)の方が、キーの操
作を停止している間(操作停止中)よりも頻繁に問い合
わせる方が好ましい。具体的には、例えば、図5に示す
ように、操作中は、予め定められた一定の周期α毎に問
い合わせを行い、操作停止中は、操作中よりも長い周期
β毎に問い合わせを行う。これにより、操作中は、周期
αで電池電圧が検出され、操作停止中は、周期βで検出
されるので、接続期間が長い場合であっても、操作部3
の消費電力を余り増加させずに、電池切れを検出でき
る。
入力する場合には、一度キー入力が開始されると、ある
程度の時間連続的にキーが入力され、使用者が次の文章
を考えている間は、キー操作が停止されるので、操作中
の期間と、操作停止中の期間とが交互に繰り返される。
したがって、キーボードの場合には、互いに異なる周期
で問い合わせる構成が効果的である。
期間(切断期間)が極めて長く、この間に操作部3で消
費される電力によって電池切れが発生する虞れがある場
合は、例えば、所定の周期毎に、電池電圧を検出するこ
ともできる。ただし、この場合、問い合わせのために、
新たに双方向無線通信路の確立と切断とが必要になり、
切断期間に比べて、極めて多くの電力が消費される。し
たがって、この場合の周期は、上記周期βよりもさらに
大きい値、より詳細には、操作部3が双方向無線通信路
の確立および切断に必要な電力をXとすると、少なくと
も、切断期間中の操作部3が当該電力X以上の電力を消
費する期間よりも長い値に設定される。
したが、システム本体部5と双方向通信可能であれば、
キー操作部32を持たない他の周辺機器であっても同様
の効果が得られる。ただし、例えば、ワイヤレスキーボ
ードやリモートコントローラなど、システム本体部への
操作を指示するための入力手段は、操作のみを通知でき
れば良いので、例えば、CD−ROMドライブのように
駆動部を有する周辺機器に比べて、本来の機能、すなわ
ち、操作を通知する機能を実現するための回路の消費電
力が少なく、多くの場合、寸法や重量を削減するために
電池の容量が小さく設定されている。したがって、上記
周辺機器が上記入力手段の場合に、本発明を適用する
と、特に効果的である。
駆動される場合を例にして説明したが、これとは逆に、
例えば、図6に示す無線通信システム11のように、シ
ステム本体部15が電池31で駆動され、周辺機器13
へ、当該電池31の電池電圧情報を表示しても同様の効
果が得られる。なお、この構成では、システム本体部1
5が特許請求の範囲に記載の第1機器に対応し、周辺機
器13が第2機器に対応する。この場合は、電池31と
電圧検出回路41〜送受信部44とがシステム本体部1
5に設けられ、電源電圧表示部51と送受信部61〜I
/O63が周辺機器13に設けられる。また、図3に示
すS11a〜S16aの処理は、周辺機器13が行い、
S11b〜S13bの処理は、システム本体部15にて
行われる。
される第1機器(操作部3・システム本体部15)の電
池電圧情報が、第1機器と無線通信する第2機器(シス
テム本体部5・周辺機器13)で表示されると共に、第
2機器が第1機器へ電池電圧を問い合わせれば、本実施
形態と同様の効果が得られる。
する第2機器が商用電源で動作する場合を例にして説明
したが、第2機器を電池駆動してもよい。この場合であ
っても、第2機器で電池電圧の検出結果を使用しないと
きは、第1機器における電池電圧の検出および検出結果
の送信を抑止できるため、第1機器の消費電力を削減で
き、無線通信システムの稼働時間を延長できる。
のように、電池電圧情報の表示手段を有する第2機器に
設けられ、第1機器へ電池の残量検出を無線で指示する
指示手段と、第1機器に設けられ、指示を受けた場合、
上記残量検出手段による検出結果を上記表示手段へ無線
で通知する送信手段とを備えている構成である。
機器が残量検出を指示するので、第2機器で残量の検出
結果が不要な場合は、残量の検出と検出結果の送信とを
抑止できる。この結果、電力消費の制限が厳しい第1機
器において、消費電力を大幅に削減でき、より長時間稼
働可能な無線通信システムを実現できるという効果を奏
する。
ように、上述の構成において、上記指示手段は、上記第
1および第2機器間で双方向無線通信路が確立した時点
で、上記残量検出手段へ残量検出を指示する構成であ
る。
高い双方向無線通信路の確立時点で、残量検出が指示さ
れるので、少ない回数で効率良く、電池切れを検出して
表示できるという効果を奏する。
ように、上述の各構成において、上記第1および第2機
器の少なくとも一方は、使用者の操作を受け付ける入力
手段であり、上記指示手段は、上記入力手段が操作され
ている間、予め定められた第1の周期で残量検出を指示
すると共に、上記入力手段が操作されていない間、上記
第1の周期よりも長い第2の周期で残量検出を指示する
構成である。
大きな操作中と、消費電力が小さな操作停止時とで、残
量検出の周期が互いに異なる値に設定される。したがっ
て、操作停止時における第1機器の消費電力を増大させ
ずに、操作中の電池切れを確実に検出できるという効果
を奏する。
ように、上述の各構成において、さらに、上記第2機器
に設けられ、上記指示手段が残量検出を指示した後、上
記第1機器の送信手段から残量が通知されない場合に、
異常処理する異常処理手段を備えている構成である。
できなかったときに、異常処理手段が異常処理するの
で、通信状態の異常や第1機器の不具合が発生した場合
であっても、何ら支障なく異常を検出できる。この結
果、より確実に、第1機器の電池電圧情報を表示可能な
無線通信システムを実現できるという効果を奏する。
ように、上述の各構成において、上記第1機器および第
2機器の一方は、他方へキー入力を無線で通知するキー
ボードである構成である。
削減できるので、キーボードを有する無線通信システム
の稼働時間を従来よりも延長できるという効果を奏す
る。
ように、上述の各構成において、上記第1機器は、上記
第2機器への操作指示を、無線で上記第2機器へ通知す
るリモートコントローラである構成である。
の電池電圧情報は、第2機器からの指示に応じて検出さ
れ、重量や寸法の削減要求が厳しいリモートコントロー
ラではなく、操作対象機器としての第2機器へ表示され
る。したがって、リモートコントローラの寸法および重
量の削減と、見やすい表示とを両立できる。この結果、
使いやすく、かつ、稼働時間の長い無線通信システムを
実現できるという効果を奏する。
動の操作部と、電池電圧情報を表示可能なシステム本体
部とを含む無線通信システムの要部を示すブロック図で
ある。
する際の動作の概略を示すフローチャートである。
を表示する際の動作を示すフローチャートである。
合わせるタイミングを示す説明図である。
合わせるタイミングを示すものであり、操作中と操作停
止中とにおける問い合わせ間隔を示す説明図である。
り、電池駆動のシステム本体部へ、操作部が電池残量を
問い合わせる場合を示すブロック図である。
と、電池電圧情報を表示可能なシステム本体部とを含む
無線通信システムの要部を示すブロック図である。
部および操作部の動作を示すフローチャートである。
ートコントローラ) 5 システム本体部(第2機器) 13 操作部(第2機器;入力手段;キーボード;リ
モートコントローラ) 15 システム本体部(第1機器) 31 電池 41 電圧検出回路(残量検出手段) 44 送受信部(送信手段) 51 電源電圧表示部(表示手段) 62 マイクロコンピュータ(指示手段;異常処理手
段)
Claims (6)
- 【請求項1】無線通信システムを構成する第1および第
2機器のうち、電池で駆動される上記第1機器に設けら
れ、当該電池の残量を検出する残量検出手段と、上記第
2機器に設けられ、上記電池の電池電圧情報を表示する
表示手段とを有する電池電圧表示装置において、 上記第2機器に設けられ、上記第1機器の残量検出手段
へ残量検出を指示するタイミングを決定して無線で指示
する指示手段と、 上記第1機器に設けられ、指示を受けた場合に上記残量
検出手段による検出結果を上記表示手段へ無線で通知す
る送信手段とを備えていることを特徴とする電池電圧表
示装置。 - 【請求項2】上記指示手段は、上記第1および第2機器
間の双方向無線通信路が確立した時点で、上記残量検出
手段へ残量検出を指示することを特徴とする請求項1記
載の電池電圧表示装置。 - 【請求項3】上記第1および第2機器の一方は、使用者
の操作を受け付ける入力手段であり、 上記指示手段は、上記入力手段が操作されている間、予
め定められた第1の周期で残量検出を指示すると共に、
上記入力手段が操作されていない間、上記第1の周期よ
りも長い第2の周期で残量検出を指示することを特徴と
する請求項1または2記載の電池電圧表示装置。 - 【請求項4】さらに、上記第2機器に設けられ、上記指
示手段が残量検出を指示した後、上記第1機器の送信手
段から残量が通知されない場合に、異常処理する異常処
理手段を備えていることを特徴とする請求項1、2また
は3記載の電池電圧表示装置。 - 【請求項5】上記第1機器および第2機器の一方は、他
方へキー入力を無線で通知するキーボードであることを
特徴とする請求項1、2、3または4記載の電池電圧表
示装置。 - 【請求項6】上記第1機器は、上記第2機器への操作指
示を、無線で上記第2機器へ通知するリモートコントロ
ーラであることを特徴とする請求項1、2、3または4
記載の電池電圧表示装置。
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