JP2000334174A - ウオータスライダ並びにその施工方法 - Google Patents
ウオータスライダ並びにその施工方法Info
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- JP2000334174A JP2000334174A JP11148558A JP14855899A JP2000334174A JP 2000334174 A JP2000334174 A JP 2000334174A JP 11148558 A JP11148558 A JP 11148558A JP 14855899 A JP14855899 A JP 14855899A JP 2000334174 A JP2000334174 A JP 2000334174A
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- water slider
- gutter
- resin sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウオータスライダの滑走樋を短時間で連結
し、継目が平滑で耐久性に優れたウオータスライダの施
工方法を提供することを目的としている。 【構成】 複数の滑走樋1…を連結するウオータスライ
ダの施工において、前後滑走樋1,1における連結部2
の直交フランジ10,10同士を接合してボルト4締め
する工程と、連結部における滑走樋1の表面を所定の範
囲で凹成して接合凹部6を形成する工程と、該接合凹部
6に、未硬化樹脂シート7を積層、加圧整形する工程
と、未硬化樹脂シート7を硬化させる工程との結合から
なるウオータスライダの施工方法。
し、継目が平滑で耐久性に優れたウオータスライダの施
工方法を提供することを目的としている。 【構成】 複数の滑走樋1…を連結するウオータスライ
ダの施工において、前後滑走樋1,1における連結部2
の直交フランジ10,10同士を接合してボルト4締め
する工程と、連結部における滑走樋1の表面を所定の範
囲で凹成して接合凹部6を形成する工程と、該接合凹部
6に、未硬化樹脂シート7を積層、加圧整形する工程
と、未硬化樹脂シート7を硬化させる工程との結合から
なるウオータスライダの施工方法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウオータスライ
ダ並びにその施工方法に係り、特に遊園地などにおい
て、単体の長さ2m〜5mのFRP(繊維強化プラスチ
ック)製滑走樋を40m〜200m程度の長いウオータ
スライダに短時間で施工することができるウオータスラ
イダ並びにその施工方法に関する。
ダ並びにその施工方法に係り、特に遊園地などにおい
て、単体の長さ2m〜5mのFRP(繊維強化プラスチ
ック)製滑走樋を40m〜200m程度の長いウオータ
スライダに短時間で施工することができるウオータスラ
イダ並びにその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウオータスライダは高架枠組み柱
上に、断面略U状のFRP製滑走樋が長手方向に幾つも
長く連結されて40m〜200m程度の長いウオータス
ライダとして架設されており、上部から人が滑り降りる
ための潤滑用の水が流されている。前記滑走樋は、単体
の長さ2m〜5mのものを多数、高架枠組み柱上におい
て連結させるものであり、滑走樋同士の連結部分につい
ては、滑走樋同士の直交フランジ同士あるいは平フラン
ジに重ね合わせてボルト締めするなどの方法があり、直
交フランジ同士の連結では、合せ面にシール材を介在し
てボルト締めをし、滑走面において継目にコーティング
材を詰装塗着している。また平フランジに重ね合わせる
方式のものは、上下をボルト締めし、継目にパテを詰装
した後その上面にガラスマットを積層する。ガラスマッ
トに主材樹脂を含浸させる。主材樹脂が硬化するまで養
生する。硬化後、表面をサンディングして平滑にする。
表面にトップコーティングをする。硬化すれば仕上がり
となる、という工程を経ている。
上に、断面略U状のFRP製滑走樋が長手方向に幾つも
長く連結されて40m〜200m程度の長いウオータス
ライダとして架設されており、上部から人が滑り降りる
ための潤滑用の水が流されている。前記滑走樋は、単体
の長さ2m〜5mのものを多数、高架枠組み柱上におい
て連結させるものであり、滑走樋同士の連結部分につい
ては、滑走樋同士の直交フランジ同士あるいは平フラン
ジに重ね合わせてボルト締めするなどの方法があり、直
交フランジ同士の連結では、合せ面にシール材を介在し
てボルト締めをし、滑走面において継目にコーティング
材を詰装塗着している。また平フランジに重ね合わせる
方式のものは、上下をボルト締めし、継目にパテを詰装
した後その上面にガラスマットを積層する。ガラスマッ
トに主材樹脂を含浸させる。主材樹脂が硬化するまで養
生する。硬化後、表面をサンディングして平滑にする。
表面にトップコーティングをする。硬化すれば仕上がり
となる、という工程を経ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記、直交フランジ同
士の連結においては、カーブなどにおいて捻れがあるた
めに合わせ目に段差が生じ、また経時的にコーキング材
が揮発分の揮発により間隙が生じ、太陽の直射、雨や潤
滑用水による氷結、あるいは摩耗により23年でコーキ
ング部分が剥離し、滑走において違和感が生じるという
難点があった。また高架上での作業であるため、平フラ
ンジに重ね合せるものにおいては、積層材の積層工程で
の樹脂配合や、作業場への機材供給などに時間がかかる
上に、前記主材樹脂が硬化するまでの養生には長時間が
必要であり、硬化後の表面サンディング処理を施し、平
滑な面を出すには(凹凸があると滑走において違和感が
生じる)多くの時間を要するため、仕上げまでに少なく
とも一週間程度はかかるという非能率的なものであっ
た。
士の連結においては、カーブなどにおいて捻れがあるた
めに合わせ目に段差が生じ、また経時的にコーキング材
が揮発分の揮発により間隙が生じ、太陽の直射、雨や潤
滑用水による氷結、あるいは摩耗により23年でコーキ
ング部分が剥離し、滑走において違和感が生じるという
難点があった。また高架上での作業であるため、平フラ
ンジに重ね合せるものにおいては、積層材の積層工程で
の樹脂配合や、作業場への機材供給などに時間がかかる
上に、前記主材樹脂が硬化するまでの養生には長時間が
必要であり、硬化後の表面サンディング処理を施し、平
滑な面を出すには(凹凸があると滑走において違和感が
生じる)多くの時間を要するため、仕上げまでに少なく
とも一週間程度はかかるという非能率的なものであっ
た。
【0004】また使用する主材樹脂の硬化が化学反応に
よるものなので、天候、気温、湿度等に大きく左右さ
れ、有機溶剤等薬剤使用による環境・労務問題、作業ス
ペース、時間、日数などの制約があった。乾天が長く続
くと仕上りが左右され、トップコートの先端部が剥離す
るなどの問題が発生するおそれがあり、剥離すると、表
面に突出部が生じ、滑走者が滑走中に怪我をする虞れも
あった。
よるものなので、天候、気温、湿度等に大きく左右さ
れ、有機溶剤等薬剤使用による環境・労務問題、作業ス
ペース、時間、日数などの制約があった。乾天が長く続
くと仕上りが左右され、トップコートの先端部が剥離す
るなどの問題が発生するおそれがあり、剥離すると、表
面に突出部が生じ、滑走者が滑走中に怪我をする虞れも
あった。
【0005】更に、仕上った時にサンディングによる散
乱粉の清掃に手間を要し、使用する主材樹脂が流体のた
めに密封容器が必要で、使用した容器、機具の洗浄に有
機溶剤を必要とすること、主材の漏れ、垂れについては
有機溶剤で洗浄等が必要等の問題がある。施工の内容の
大小に係わらず、道具、作業工具、備品等は工場におけ
る製作と同様なものが必要となり、電源を備えた大がか
りな専用車も必要となる。特にウオータスライダにおい
ては、高所作業となり、作業スペースの厳しい制約を受
けるなど大きな問題があった。
乱粉の清掃に手間を要し、使用する主材樹脂が流体のた
めに密封容器が必要で、使用した容器、機具の洗浄に有
機溶剤を必要とすること、主材の漏れ、垂れについては
有機溶剤で洗浄等が必要等の問題がある。施工の内容の
大小に係わらず、道具、作業工具、備品等は工場におけ
る製作と同様なものが必要となり、電源を備えた大がか
りな専用車も必要となる。特にウオータスライダにおい
ては、高所作業となり、作業スペースの厳しい制約を受
けるなど大きな問題があった。
【0006】この発明は施工工程を簡略化させた施工方
法を提供することを目的として開発されたものである。
法を提供することを目的として開発されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。ここでいう異形質滑走樋とは、要部に使用され
るFRP滑走樋の形状(幅の広、狭、二叉、樋底形の差
等)、材質(硬軟、透明、不透明、耐候性、反射等)、
色彩(模様、夜光)、等の構成要素のいずれか一つ以上
が要部の滑走樋に対して異なるものをいう。
決し、目的を達成するために次のような技術的な手段を
講じた。ここでいう異形質滑走樋とは、要部に使用され
るFRP滑走樋の形状(幅の広、狭、二叉、樋底形の差
等)、材質(硬軟、透明、不透明、耐候性、反射等)、
色彩(模様、夜光)、等の構成要素のいずれか一つ以上
が要部の滑走樋に対して異なるものをいう。
【0008】未硬化樹脂シートとは、樹脂主材、溶媒、
硬化剤、必要に応じて公知の調硬剤、膨潤剤、充填材、
顔料、耐候剤、離形剤、等を混合した流体基材をシート
状にしたもの、または、前記流体基材が流動性のあるう
ちに繊維強化材(ガラスクロス、マット等)に含浸さ
せ、経時的に硬度を高めて、0.5ミリ〜5ミリの可塑
性シート状に形成したもの、或いは前記流体基材内に切
断長さ500ミリないし4000ミリの連続ガラス繊維
束やチョップドストランドを混入しているものをいう。
硬化剤、必要に応じて公知の調硬剤、膨潤剤、充填材、
顔料、耐候剤、離形剤、等を混合した流体基材をシート
状にしたもの、または、前記流体基材が流動性のあるう
ちに繊維強化材(ガラスクロス、マット等)に含浸さ
せ、経時的に硬度を高めて、0.5ミリ〜5ミリの可塑
性シート状に形成したもの、或いは前記流体基材内に切
断長さ500ミリないし4000ミリの連続ガラス繊維
束やチョップドストランドを混入しているものをいう。
【0009】樹脂主材とは、FRP成形に使用する、例
えば不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ、フェノー
ル、メラミン系樹脂等をいい、あらかじめ光重合開始剤
を混合した物、溶媒の含まれた物も含まれる。溶媒と
は、樹脂主材に流動性を付与する流体熱可塑性合成樹
脂、例えばスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、をいう。
硬化剤とは、加熱、化学反応、あるいは光硬化(光重合
開始剤、紫外線硬化、電子線硬化等)の作用によって流
体基材を硬化させる薬剤をいう。
えば不飽和ポリエステル系樹脂、エポキシ、フェノー
ル、メラミン系樹脂等をいい、あらかじめ光重合開始剤
を混合した物、溶媒の含まれた物も含まれる。溶媒と
は、樹脂主材に流動性を付与する流体熱可塑性合成樹
脂、例えばスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、をいう。
硬化剤とは、加熱、化学反応、あるいは光硬化(光重合
開始剤、紫外線硬化、電子線硬化等)の作用によって流
体基材を硬化させる薬剤をいう。
【0010】流体基材とは、前記樹脂主材、溶媒、硬化
剤のほかに、必要に応じて、調硬剤、膨潤剤、添加剤、
無機充填材、難燃剤、顔料、耐候剤、離形剤、揺変剤か
ら選択される一種以上のものを混合したもので軟性飴状
のものをいう。
剤のほかに、必要に応じて、調硬剤、膨潤剤、添加剤、
無機充填材、難燃剤、顔料、耐候剤、離形剤、揺変剤か
ら選択される一種以上のものを混合したもので軟性飴状
のものをいう。
【0011】表層材とは、流体基材の中で、特に成形体
の表面に適した素材構成(必要に応じてゴム系樹脂、着
色したものを含む)を選択した混合体の軟性飴状のもの
を、表裏の離形フィルムで挟んでシートとしたものをい
う。硬化表層材とは、硬化処理されて硬化した表層材を
いう。
の表面に適した素材構成(必要に応じてゴム系樹脂、着
色したものを含む)を選択した混合体の軟性飴状のもの
を、表裏の離形フィルムで挟んでシートとしたものをい
う。硬化表層材とは、硬化処理されて硬化した表層材を
いう。
【0012】調硬剤とは、前記流体基材に混合したとき
に流体基材に作用して流動性を低下させ硬度を高める薬
剤(例えばアルカリ金属土類の酸化物)、粉末(含粒
体)熱可塑性合成樹脂(スチレン系樹脂、アクリル系樹
脂)、炭酸カルシウム等をいう。硬化作用発現とは、流
体基材を硬化させるための、熱作用、化学反応、光重合
作用などをいう。
に流体基材に作用して流動性を低下させ硬度を高める薬
剤(例えばアルカリ金属土類の酸化物)、粉末(含粒
体)熱可塑性合成樹脂(スチレン系樹脂、アクリル系樹
脂)、炭酸カルシウム等をいう。硬化作用発現とは、流
体基材を硬化させるための、熱作用、化学反応、光重合
作用などをいう。
【0013】繊維強化材とは、ガラス繊維、カーボン繊
維等の鉱物繊維の、切断長さ500ミリないし4000
ミリの連続繊維ストランドや、チョップドストランド、
チョップドストランドマット、ストランドクロス、サー
フェスマット、ロービング、ロービングクロス、コンテ
ィニュアスストランドマット等をいい、マット状という
のはこのうちでマットとクロスを指す。
維等の鉱物繊維の、切断長さ500ミリないし4000
ミリの連続繊維ストランドや、チョップドストランド、
チョップドストランドマット、ストランドクロス、サー
フェスマット、ロービング、ロービングクロス、コンテ
ィニュアスストランドマット等をいい、マット状という
のはこのうちでマットとクロスを指す。
【0014】押さえ板とは、連結施工部分の表面を平滑
に押さえることのできる平滑板で、軟質樹脂板、硬化表
層材の板などをさす。使用目的は、未硬化樹脂シートに
平均的に加圧させて脱泡し、表面を平滑にすることにあ
る。この発明の具体的な構成は次の通りである。
に押さえることのできる平滑板で、軟質樹脂板、硬化表
層材の板などをさす。使用目的は、未硬化樹脂シートに
平均的に加圧させて脱泡し、表面を平滑にすることにあ
る。この発明の具体的な構成は次の通りである。
【0015】すなわち、主たる構成としては、多数の滑
走樋を連結させるウオータスライダの施工において、前
後滑走樋における連結部の直交フランジ同士を接合して
ボルト締めする工程と、連結部における滑走樋の表面を
所定の範囲で凹成させて接合凹部を形成させる工程と、
該接合凹部に、未硬化樹脂シートを積層、加圧整形させ
る工程と、積層された未硬化樹脂シートを硬化させる工
程との結合からなるウオータスライダの施工方法、とし
て構成されている。
走樋を連結させるウオータスライダの施工において、前
後滑走樋における連結部の直交フランジ同士を接合して
ボルト締めする工程と、連結部における滑走樋の表面を
所定の範囲で凹成させて接合凹部を形成させる工程と、
該接合凹部に、未硬化樹脂シートを積層、加圧整形させ
る工程と、積層された未硬化樹脂シートを硬化させる工
程との結合からなるウオータスライダの施工方法、とし
て構成されている。
【0016】また、多数の滑走樋を連結させるウオータ
スライダの施工において、連結部の平フランジに他の滑
走樋を重ねて接合させてボルト締めする工程と、連結部
における表面を所定の範囲で凹成して接合凹部を形成さ
せる工程と、該接合凹部に、未硬化樹脂シートを積層、
加圧整形させる工程と、積層された未硬化樹脂シートを
硬化させる工程との結合からなるウオータスライダの施
工方法、として構成することができる。
スライダの施工において、連結部の平フランジに他の滑
走樋を重ねて接合させてボルト締めする工程と、連結部
における表面を所定の範囲で凹成して接合凹部を形成さ
せる工程と、該接合凹部に、未硬化樹脂シートを積層、
加圧整形させる工程と、積層された未硬化樹脂シートを
硬化させる工程との結合からなるウオータスライダの施
工方法、として構成することができる。
【0017】具体的細部構成として、前記加圧整形させ
る工程には、接合凹部に積層された未硬化樹脂シートの
上に押さえ板を被着させて上から加圧整形させる工程が
含まれるウオータスライダの施工方法、という構成もで
きる。
る工程には、接合凹部に積層された未硬化樹脂シートの
上に押さえ板を被着させて上から加圧整形させる工程が
含まれるウオータスライダの施工方法、という構成もで
きる。
【0018】前記ウオータスライダに連結される多数の
滑走樋のうち部分的な単体を、要部の滑走樋とは異なっ
た異形質滑走樋とすることができる。
滑走樋のうち部分的な単体を、要部の滑走樋とは異なっ
た異形質滑走樋とすることができる。
【0019】前記異形質滑走樋が可撓性があるものであ
り、現場において適宜屈曲させて接合させ、経時的に硬
化されるものとすることができる。
り、現場において適宜屈曲させて接合させ、経時的に硬
化されるものとすることができる。
【0020】前記硬化させる工程が、未硬化樹脂シート
に対して光線(紫外線、熱線)を作用させるものである
ことにすることができる。
に対して光線(紫外線、熱線)を作用させるものである
ことにすることができる。
【0021】構造としては、架設支持柱上にFRP滑走
樋単体を複数連結して形成されるウオータスライダにお
いて、部分的に要部の滑走樋とは異なった異形質滑走樋
を連結させたウオータスライダ、として構成される。
樋単体を複数連結して形成されるウオータスライダにお
いて、部分的に要部の滑走樋とは異なった異形質滑走樋
を連結させたウオータスライダ、として構成される。
【0022】前記異形質滑走樋を、透明滑走樋とするこ
とができる。
とができる。
【0023】前記異形質滑走樋が、長手方向において広
狭異差されているウオータスライダ、とすることができ
る。
狭異差されているウオータスライダ、とすることができ
る。
【0024】前記異形質滑走樋が、可撓性があるもので
あり、現場において適宜屈曲させて接合されたものであ
るウオータスライダ、のように構成することができる。
あり、現場において適宜屈曲させて接合されたものであ
るウオータスライダ、のように構成することができる。
【0025】
【作用】上記のように構成されたこの発明は、次のよう
な作用を有している。すなわち、未硬化樹脂シートは、
施工に先立ってあらかじめ工場で製造するので、製造の
ための道具などを施工現場に持運ばなくてよい。未硬化
樹脂シートは適当に裁断して損傷部、滑走樋の連結部等
に貼着するだけで容易に短時間で連結あるいは補修をす
ることができる。流体樹脂を現場で使用しないので有機
溶剤を現場で使用する必要がなくなる。
な作用を有している。すなわち、未硬化樹脂シートは、
施工に先立ってあらかじめ工場で製造するので、製造の
ための道具などを施工現場に持運ばなくてよい。未硬化
樹脂シートは適当に裁断して損傷部、滑走樋の連結部等
に貼着するだけで容易に短時間で連結あるいは補修をす
ることができる。流体樹脂を現場で使用しないので有機
溶剤を現場で使用する必要がなくなる。
【0026】連結部において、滑走樋単体の一部を、例
えば透明な異形質滑走樋を使用すると、高所において下
方を透視することができ、既設の設備にない新しい要素
を付加することができる。異形質滑走樋の幅が部分的に
狭い場合は、流れる潤滑用の水の流れが早くなり、滑走
する人のスピードがその部分で早くなる。可撓性の異形
質滑走樋を使用すると、現場において、左右方向或いは
上下方向に滑走樋を湾曲させて変化を持たせて施工させ
ることができる。
えば透明な異形質滑走樋を使用すると、高所において下
方を透視することができ、既設の設備にない新しい要素
を付加することができる。異形質滑走樋の幅が部分的に
狭い場合は、流れる潤滑用の水の流れが早くなり、滑走
する人のスピードがその部分で早くなる。可撓性の異形
質滑走樋を使用すると、現場において、左右方向或いは
上下方向に滑走樋を湾曲させて変化を持たせて施工させ
ることができる。
【0027】未硬化樹脂シートの上から押さえ板を被着
して加圧することによって、連結部全域に均等な加圧を
することができ、脱泡、調厚、繊維と樹脂の均等散在化
などを図ることができ、表面を平滑美麗にすることがで
きる。
して加圧することによって、連結部全域に均等な加圧を
することができ、脱泡、調厚、繊維と樹脂の均等散在化
などを図ることができ、表面を平滑美麗にすることがで
きる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態例を図面を
参照して説明する。まず、未硬化樹脂シート7の構成素
材としては、例えば、 流体基材として… 樹脂主材 60〜75重量部 溶媒 25〜40重量部 硬化剤 0.5〜5重量部 繊維強化材… ガラスコンテントで必要に応じて、0〜60重量% の範囲で選択される。この場合、前記樹脂主材と溶媒の
合計が100となる配合で、樹脂主材と溶媒とがあらか
じめ配合されているものを選択する事ができる。又必要
に応じて公知の、調硬剤、充填材、膨潤剤、耐候剤、顔
料、離形剤等を任意に添加することができる。
参照して説明する。まず、未硬化樹脂シート7の構成素
材としては、例えば、 流体基材として… 樹脂主材 60〜75重量部 溶媒 25〜40重量部 硬化剤 0.5〜5重量部 繊維強化材… ガラスコンテントで必要に応じて、0〜60重量% の範囲で選択される。この場合、前記樹脂主材と溶媒の
合計が100となる配合で、樹脂主材と溶媒とがあらか
じめ配合されているものを選択する事ができる。又必要
に応じて公知の、調硬剤、充填材、膨潤剤、耐候剤、顔
料、離形剤等を任意に添加することができる。
【0029】前記樹脂主材はFRP用の一般的な不飽和
ポリエステル樹脂が使用される。必要に応じて、光硬化
開始剤入りの樹脂(例えばリゴラック1557、リポキ
シR808=昭和高分子製)を使用することができる。
溶媒として例えばスチレン単量体、硬化剤として、例え
ばパーキュア0、パッカードックス16、パーブチルZ
(いずれも日本油脂製)等の一般的な熱硬化型、化学反
応型のほかに、紫外線硬化剤(例えばベンゾィル化合
物、アシロイン、アシロインエステル、アシロインエー
テル、アシルホスフィンオキシド化合物)、電子線硬化
剤(EB硬化)、光硬化開始剤(リゴラック1557、
リポキシR−808=昭和高分子)等が任意(単体もし
くは複合)に選択使用される。
ポリエステル樹脂が使用される。必要に応じて、光硬化
開始剤入りの樹脂(例えばリゴラック1557、リポキ
シR808=昭和高分子製)を使用することができる。
溶媒として例えばスチレン単量体、硬化剤として、例え
ばパーキュア0、パッカードックス16、パーブチルZ
(いずれも日本油脂製)等の一般的な熱硬化型、化学反
応型のほかに、紫外線硬化剤(例えばベンゾィル化合
物、アシロイン、アシロインエステル、アシロインエー
テル、アシルホスフィンオキシド化合物)、電子線硬化
剤(EB硬化)、光硬化開始剤(リゴラック1557、
リポキシR−808=昭和高分子)等が任意(単体もし
くは複合)に選択使用される。
【0030】調硬剤として一般的なものは、アルカリ土
金属類の化合物、粉体熱可塑性樹脂(例えば粉体スチレ
ン樹脂、粉体アクリル樹脂等)、或いは炭酸カルシウ
ム、揺変剤等が使用される。充填材としては一般的な炭
酸カルシウム、酸化マグネシウム等が使用される。離形
剤としてはステアリン酸亜鉛その他の脂肪酸が使用され
る。
金属類の化合物、粉体熱可塑性樹脂(例えば粉体スチレ
ン樹脂、粉体アクリル樹脂等)、或いは炭酸カルシウ
ム、揺変剤等が使用される。充填材としては一般的な炭
酸カルシウム、酸化マグネシウム等が使用される。離形
剤としてはステアリン酸亜鉛その他の脂肪酸が使用され
る。
【0031】硬化作用発現の促進には、硬化剤の種類に
よって、熱源(ドラィヤ、赤外線、電磁誘導加熱)、光
照射(メタルハラィドランプ、ハロゲンランプ、太陽
光、紫外線発生装置=波長380〜1800nm)、電
子線発生装置、速ゲル化硬化剤等が使用される。
よって、熱源(ドラィヤ、赤外線、電磁誘導加熱)、光
照射(メタルハラィドランプ、ハロゲンランプ、太陽
光、紫外線発生装置=波長380〜1800nm)、電
子線発生装置、速ゲル化硬化剤等が使用される。
【0032】未硬化樹脂シート7の簡単な製造法の一形
態例を示す。まず混合器に樹脂主材、溶媒、(樹脂基材
に溶媒が混合されているものはその混合体)、硬化剤、
調硬剤(例えば粉体スチレン樹脂等粉体熱可塑性樹脂を
使用すると、その素材、粒径、配合量、気温等によって
流体基材の流動性を2〜3時間になるように調節するこ
とができるので、ガラスマットなどに十分に含浸させる
ことができる)、その他必要添加物とを添加混合させて
流体基材を造成する。
態例を示す。まず混合器に樹脂主材、溶媒、(樹脂基材
に溶媒が混合されているものはその混合体)、硬化剤、
調硬剤(例えば粉体スチレン樹脂等粉体熱可塑性樹脂を
使用すると、その素材、粒径、配合量、気温等によって
流体基材の流動性を2〜3時間になるように調節するこ
とができるので、ガラスマットなどに十分に含浸させる
ことができる)、その他必要添加物とを添加混合させて
流体基材を造成する。
【0033】次に繊維強化材(ガラスストランドマッ
ト、クロス)の適度の肉厚のものを選定して、開閉式型
枠内に配列(必要に応じて複数枚積層)して、型枠を閉
塞して前記流体基材を注入し、該繊維強化材に流体基材
を含浸させて、調硬材を作用させて35℃〜45℃の熱
により適度の硬度(流動しない硬度)になったところで
強制的に冷却して硬化の進行を停止させて離形フィルム
の上に取出し、上に離形フィルムを被覆させて一体とし
て、柔らかな粘土状の未硬化樹脂シート7が形成され
る。
ト、クロス)の適度の肉厚のものを選定して、開閉式型
枠内に配列(必要に応じて複数枚積層)して、型枠を閉
塞して前記流体基材を注入し、該繊維強化材に流体基材
を含浸させて、調硬材を作用させて35℃〜45℃の熱
により適度の硬度(流動しない硬度)になったところで
強制的に冷却して硬化の進行を停止させて離形フィルム
の上に取出し、上に離形フィルムを被覆させて一体とし
て、柔らかな粘土状の未硬化樹脂シート7が形成され
る。
【0034】この場合、必要に応じて繊維強化材の上下
に離形フィルムを当接させておく。また必要がある場合
には、上下加圧ローラ間に前記未硬化樹脂シート7を通
過させる。或いは、離形剤層を形成したフィルムに繊維
強化材を配置し、これにローラ或いはスプレーガン等に
よって前記流体基材を含浸させ、離形フィルムを上に被
着して前記同様に所望肉厚の未硬化樹脂シート7を造成
する。
に離形フィルムを当接させておく。また必要がある場合
には、上下加圧ローラ間に前記未硬化樹脂シート7を通
過させる。或いは、離形剤層を形成したフィルムに繊維
強化材を配置し、これにローラ或いはスプレーガン等に
よって前記流体基材を含浸させ、離形フィルムを上に被
着して前記同様に所望肉厚の未硬化樹脂シート7を造成
する。
【0035】また、必要に応じて、移動するベルトコン
ベア上のフィルム上に流体基材の膜を形成し、その上に
切断長さ500ミリないし4000ミリの連続ガラス繊
維束を複数の屈曲部を形成しながら降下させて各屈曲部
を不特定方向に向けて重ね合わせ、上から流体基材の膜
を被着させ一体とし、離形フィルムを上に被着して未硬
化樹脂シート7を造成する。
ベア上のフィルム上に流体基材の膜を形成し、その上に
切断長さ500ミリないし4000ミリの連続ガラス繊
維束を複数の屈曲部を形成しながら降下させて各屈曲部
を不特定方向に向けて重ね合わせ、上から流体基材の膜
を被着させ一体とし、離形フィルムを上に被着して未硬
化樹脂シート7を造成する。
【0036】該未硬化樹脂シート7の肉厚は、前記繊維
強化材マット・クロスの厚さ並びに積層によって例えば
0.3ミリ〜5ミリ、それ以上等任意に設定することが
できる。未硬化樹脂シートの面積も、造成工程、連結
部、補修位置の面積等に適応させて任意に設定される。
強化材マット・クロスの厚さ並びに積層によって例えば
0.3ミリ〜5ミリ、それ以上等任意に設定することが
できる。未硬化樹脂シートの面積も、造成工程、連結
部、補修位置の面積等に適応させて任意に設定される。
【0037】前記離形フィルムは、例えばパラフィン紙
とポバール紙のように、表裏に貼付されるフイルムの材
質が異なり、剥離性の異なったものを選択することがで
きる。これによって、未硬化樹脂シート7の表裏にパラ
フィン紙とポバール紙が別に貼付されていると、パラフ
ィン紙の方が剥離しやすいので、剥離しやすいパラフィ
ン紙を先に剥離して損傷部や連結部に貼付すると施工が
非常にしやすくなる。
とポバール紙のように、表裏に貼付されるフイルムの材
質が異なり、剥離性の異なったものを選択することがで
きる。これによって、未硬化樹脂シート7の表裏にパラ
フィン紙とポバール紙が別に貼付されていると、パラフ
ィン紙の方が剥離しやすいので、剥離しやすいパラフィ
ン紙を先に剥離して損傷部や連結部に貼付すると施工が
非常にしやすくなる。
【0038】次に、図1はFRPからなるウオータスラ
イダの滑走樋の一部分を示す斜視図である。滑走樋1の
一単体の長さは例えば2メートルないし5メートルで、
これを多数連結して40メートルないし200メートル
程度の長いものとしてウオータスライダが形成される。
滑走樋1の肉厚は4ミリ〜7ミリ程度である。また、多
数の滑走樋1…の連結部2は直交フランジ10、平フラ
ンジ3のいずれかによって連結される。
イダの滑走樋の一部分を示す斜視図である。滑走樋1の
一単体の長さは例えば2メートルないし5メートルで、
これを多数連結して40メートルないし200メートル
程度の長いものとしてウオータスライダが形成される。
滑走樋1の肉厚は4ミリ〜7ミリ程度である。また、多
数の滑走樋1…の連結部2は直交フランジ10、平フラ
ンジ3のいずれかによって連結される。
【0039】図2は平フランジ3による連結を示す要部
縦断側面図である。図2において、滑走樋1,1は長手
一方の外端縁部に、滑走樋1の表面に沿うように平フラ
ンジ3が形成されている。該平フランジ3の上に連結相
手の滑走樋1の端部を重ね合わせてボルト4締めにより
接合させる。符号5はナットである。該連結部2におけ
る所望の範囲の滑走表面に、表面より低く接合凹部6が
凹成されている。該接合凹部6は滑走樋1の製造過程で
形成するものであるが、現場において切削により形成す
ることもできる。該接合凹部6の表面には後記する未硬
化樹脂シート7の接着性をよくするための凹凸(穴、突
体も含む)を形成することができる。
縦断側面図である。図2において、滑走樋1,1は長手
一方の外端縁部に、滑走樋1の表面に沿うように平フラ
ンジ3が形成されている。該平フランジ3の上に連結相
手の滑走樋1の端部を重ね合わせてボルト4締めにより
接合させる。符号5はナットである。該連結部2におけ
る所望の範囲の滑走表面に、表面より低く接合凹部6が
凹成されている。該接合凹部6は滑走樋1の製造過程で
形成するものであるが、現場において切削により形成す
ることもできる。該接合凹部6の表面には後記する未硬
化樹脂シート7の接着性をよくするための凹凸(穴、突
体も含む)を形成することができる。
【0040】連結された前後の滑走樋1,1の間に隙間
1Aがある場合には、流体基材7A或いはパテを詰装さ
せて、前記接合凹部6に未硬化樹脂シート7を積層し
て、上面の離形フィルムは剥離しないで押さえ板8を被
着し上から加圧整形して、硬化させる。この場合、未硬
化樹脂シート7は接合凹部6の大きさに合わせてカッタ
或いは鋏で裁断し、未硬化樹脂シート7の下面の離形フ
ィルムを剥いで、その下面を下にして、気泡が生じない
ようにヘラ、ローラ等を使用して端部から順次接合凹部
6に埋込む。前記押さえ板8を使用しないで、ヘラ、ロ
ーラ、あるいは雄型などによって加圧整形をすることが
できる。
1Aがある場合には、流体基材7A或いはパテを詰装さ
せて、前記接合凹部6に未硬化樹脂シート7を積層し
て、上面の離形フィルムは剥離しないで押さえ板8を被
着し上から加圧整形して、硬化させる。この場合、未硬
化樹脂シート7は接合凹部6の大きさに合わせてカッタ
或いは鋏で裁断し、未硬化樹脂シート7の下面の離形フ
ィルムを剥いで、その下面を下にして、気泡が生じない
ようにヘラ、ローラ等を使用して端部から順次接合凹部
6に埋込む。前記押さえ板8を使用しないで、ヘラ、ロ
ーラ、あるいは雄型などによって加圧整形をすることが
できる。
【0041】現場の作業による凹成でこの接合凹部6の
表面の凹凸が激しいときは、あらかじめ前記流体基材7
Aを塗着させ或いはパテを埋め込み予備的に整形して、
上に未硬化樹脂シート7を積層させる。一枚で足らない
ときは数枚積層し、周囲境界部の平滑化を施す。積層
後、最表面の離形フィルムを剥いで、必要に応じて表面
に表層材シートを下面のフィルムを剥いで被着し、離形
フィルムの上からローラ、コテ等で平滑にして、境界端
部を周囲となじませて後、硬化剤の作用発現処理が施さ
れる。
表面の凹凸が激しいときは、あらかじめ前記流体基材7
Aを塗着させ或いはパテを埋め込み予備的に整形して、
上に未硬化樹脂シート7を積層させる。一枚で足らない
ときは数枚積層し、周囲境界部の平滑化を施す。積層
後、最表面の離形フィルムを剥いで、必要に応じて表面
に表層材シートを下面のフィルムを剥いで被着し、離形
フィルムの上からローラ、コテ等で平滑にして、境界端
部を周囲となじませて後、硬化剤の作用発現処理が施さ
れる。
【0042】前記押さえ板8は軟質で弾力性がある材
質、例えば合成ゴム板などが使用される。該押さえ板8
を押さえるためには、例えば下部に吸盤のついた押さえ
治具、バネ作用のある押さえ治具(いずれも図示せず)
を使用することができる。弾力性がある押さえ板8は連
結部2の表面が湾曲していても、曲面に沿って曲がり、
曲面に沿った弾発性で未硬化樹脂シート7を押さえるの
で、全域において均一な加圧をすることができる。これ
によって未硬化樹脂シート7内や接合凹部6と未硬化樹
脂シート7間の脱泡をさせ、調厚させることができ、表
面の平滑をさせることができる。
質、例えば合成ゴム板などが使用される。該押さえ板8
を押さえるためには、例えば下部に吸盤のついた押さえ
治具、バネ作用のある押さえ治具(いずれも図示せず)
を使用することができる。弾力性がある押さえ板8は連
結部2の表面が湾曲していても、曲面に沿って曲がり、
曲面に沿った弾発性で未硬化樹脂シート7を押さえるの
で、全域において均一な加圧をすることができる。これ
によって未硬化樹脂シート7内や接合凹部6と未硬化樹
脂シート7間の脱泡をさせ、調厚させることができ、表
面の平滑をさせることができる。
【0043】図3は、前記押さえ板8に代えて硬化表層
材9を使用する場合を示している。前例と同じ部材には
同じ符号を付して説明を省略する。この実施例では、あ
らかじめフィルム上に硬化剤を添加してある表層材を均
一肉厚に引き延ばし、それが硬化しないうち、又は必要
に応じて硬化後にその上に未硬化樹脂シート7を貼着し
て、上にフィルムを被着しておく。硬化していない表層
材は経時的に硬化する。これを現場で接合凹部6の大き
さに裁断して、未硬化樹脂シート7のフィルムを剥離し
てその面を下にして当該接合凹部6に嵌装して硬化表層
材9の上から加圧整形して未硬化樹脂シート7を硬化さ
せる。前記押さえ板8、硬化表層材9、押さえ治具など
は既設ウオータスライダ1の損傷部の補修についても使
用することができる。
材9を使用する場合を示している。前例と同じ部材には
同じ符号を付して説明を省略する。この実施例では、あ
らかじめフィルム上に硬化剤を添加してある表層材を均
一肉厚に引き延ばし、それが硬化しないうち、又は必要
に応じて硬化後にその上に未硬化樹脂シート7を貼着し
て、上にフィルムを被着しておく。硬化していない表層
材は経時的に硬化する。これを現場で接合凹部6の大き
さに裁断して、未硬化樹脂シート7のフィルムを剥離し
てその面を下にして当該接合凹部6に嵌装して硬化表層
材9の上から加圧整形して未硬化樹脂シート7を硬化さ
せる。前記押さえ板8、硬化表層材9、押さえ治具など
は既設ウオータスライダ1の損傷部の補修についても使
用することができる。
【0044】図4は直交フランジ同士の結合をする場合
を示す。滑走樋1,1の長手両端部には、それぞれ外面
に直交フランジ10,10が形成されている。連結時に
は両フランジ10,10の間にシール材(含むシーラン
ト)11を介在させてボルト4ナット5により締結固定
される。接合面の隙間には流体基材7A或いは未硬化樹
脂シート7片を詰装して平滑にされる。連結部2の上面
には、前記同様に所望範囲に接合凹部6が凹成されてい
る。該接合凹部6に前記同様な手順で未硬化樹脂シート
7を積層し、加圧整形して未硬化樹脂シート7を硬化さ
せる。
を示す。滑走樋1,1の長手両端部には、それぞれ外面
に直交フランジ10,10が形成されている。連結時に
は両フランジ10,10の間にシール材(含むシーラン
ト)11を介在させてボルト4ナット5により締結固定
される。接合面の隙間には流体基材7A或いは未硬化樹
脂シート7片を詰装して平滑にされる。連結部2の上面
には、前記同様に所望範囲に接合凹部6が凹成されてい
る。該接合凹部6に前記同様な手順で未硬化樹脂シート
7を積層し、加圧整形して未硬化樹脂シート7を硬化さ
せる。
【0045】前記未硬化樹脂シート7に光硬化開始剤
(リゴラック1557、リポキシR−808)が使用さ
れている場合には、3kwメタルハライドランプによる
10分間(照射距離1m)の照射で十分な硬度まで硬化
させることができる。例えば紫外線硬化剤が使用されて
いるときは、紫外線発生装置(波長380〜1800n
m)等で所用の(3分〜5分)の照射をする。20分前
後で十分な強度に硬化する。
(リゴラック1557、リポキシR−808)が使用さ
れている場合には、3kwメタルハライドランプによる
10分間(照射距離1m)の照射で十分な硬度まで硬化
させることができる。例えば紫外線硬化剤が使用されて
いるときは、紫外線発生装置(波長380〜1800n
m)等で所用の(3分〜5分)の照射をする。20分前
後で十分な強度に硬化する。
【0046】図5は部分的に幅の狭い異形質滑走樋12
の平面図である。図示するように長手両端部の幅は普通
であるが、中間部の幅は狭くなっている。これをウオー
タスライダに取着けたときの作用は、潤滑用の水の流れ
が幅の広い部分よりも狭い部分の方が早くなるので、こ
の部分で滑走する人のスピードが早くなる。また逆に長
手両端部の幅は普通であるが、中間部は広くなっている
異形質滑走樋は、幅の広い部分で潤滑用水の流れは遅く
なるから、この部分で滑走する人のスピードは遅くな
る。このような異形質滑走樋を任意部分に連結させるこ
とによって一本のウオータスライダでありながら、部分
的にスピードが早くなったり、逆に遅くなったりするス
ライダにすることができる。
の平面図である。図示するように長手両端部の幅は普通
であるが、中間部の幅は狭くなっている。これをウオー
タスライダに取着けたときの作用は、潤滑用の水の流れ
が幅の広い部分よりも狭い部分の方が早くなるので、こ
の部分で滑走する人のスピードが早くなる。また逆に長
手両端部の幅は普通であるが、中間部は広くなっている
異形質滑走樋は、幅の広い部分で潤滑用水の流れは遅く
なるから、この部分で滑走する人のスピードは遅くな
る。このような異形質滑走樋を任意部分に連結させるこ
とによって一本のウオータスライダでありながら、部分
的にスピードが早くなったり、逆に遅くなったりするス
ライダにすることができる。
【0047】前記異形質滑走樋12の形状は任意であ
る。また形成材質として、可撓性のものを使用すること
ができる。すなわち、成形体としてはほぼ直線的に形成
されているものであっても、現場においてウオータスラ
イダの一部として取付ける段階で、任意の方向(例えば
S字状)に湾曲させて横振れの変化を出すようにするこ
と、或いは、上下にうねりのある滑走樋として美しい湾
曲をさせること等ができる。これは経時的に硬化(光
線)させることができる。
る。また形成材質として、可撓性のものを使用すること
ができる。すなわち、成形体としてはほぼ直線的に形成
されているものであっても、現場においてウオータスラ
イダの一部として取付ける段階で、任意の方向(例えば
S字状)に湾曲させて横振れの変化を出すようにするこ
と、或いは、上下にうねりのある滑走樋として美しい湾
曲をさせること等ができる。これは経時的に硬化(光
線)させることができる。
【0048】前記異形質滑走樋12の材質を透明にする
ことができる。この場合、当然に部分的(例えば長手中
間のみ透明、或いは幅の片方だけ透明)に透明にするこ
とができる。高所において滑走樋12が透明で下方を透
視することができればスリルも増加する。
ことができる。この場合、当然に部分的(例えば長手中
間のみ透明、或いは幅の片方だけ透明)に透明にするこ
とができる。高所において滑走樋12が透明で下方を透
視することができればスリルも増加する。
【0049】なおこの発明は前記形態例に限定されるも
のではなく、適宜設計変更をすることができる。例えば
前記異形質滑走樋の材質として、夜光剤、光輝剤が使用
されていると、夜間においてその部分が発光して興味が
向上する。前記加圧整形の手段として、例えば滑走樋の
滑走面に適合する形状の雄型を形成し、これを接合凹部
6に積層させた未硬化樹脂シート7の上に載置して加圧
させることもできる。その場合、当該雄型に未硬化樹脂
シート7を貼付させておいて接合凹部6の上に加圧させ
るようにすることもできる。
のではなく、適宜設計変更をすることができる。例えば
前記異形質滑走樋の材質として、夜光剤、光輝剤が使用
されていると、夜間においてその部分が発光して興味が
向上する。前記加圧整形の手段として、例えば滑走樋の
滑走面に適合する形状の雄型を形成し、これを接合凹部
6に積層させた未硬化樹脂シート7の上に載置して加圧
させることもできる。その場合、当該雄型に未硬化樹脂
シート7を貼付させておいて接合凹部6の上に加圧させ
るようにすることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上のように構成されたこの発明は、次
のような優れた効果を有している。
のような優れた効果を有している。
【0051】施工現場で樹脂主材とその他の薬剤を調合
する必要がないので、混合容器、攪拌具、泡立器、含侵
ローラ、脱泡ローラ、等を現場に持込む必要がなく、手
軽に短時間で施工作業をすることができる効果がある。
する必要がないので、混合容器、攪拌具、泡立器、含侵
ローラ、脱泡ローラ、等を現場に持込む必要がなく、手
軽に短時間で施工作業をすることができる効果がある。
【0052】施工現場において樹脂混合用の道具類が必
要なくなったため、それらの洗浄に用いる有機溶剤も不
用となり、有機溶剤作業主任の資格者が現場に赴く必要
がなくなる効果、現場で有機溶剤を使用しないでよいの
で、環境への配慮並びに作業者の健康管理等にも有利と
なる効果がある。
要なくなったため、それらの洗浄に用いる有機溶剤も不
用となり、有機溶剤作業主任の資格者が現場に赴く必要
がなくなる効果、現場で有機溶剤を使用しないでよいの
で、環境への配慮並びに作業者の健康管理等にも有利と
なる効果がある。
【0053】未硬化樹脂シートを使用するので、短時間
で接合凹部に埋込み平坦面を形成することができ、光硬
化開始剤の使用により硬化時間を早くすることができる
ため、作業後即時に使用することができる効果がある。
で接合凹部に埋込み平坦面を形成することができ、光硬
化開始剤の使用により硬化時間を早くすることができる
ため、作業後即時に使用することができる効果がある。
【0054】多くの工具類が必要でなくなったので、作
業現場に身軽に移動することができ、また足場の悪い高
架上でも容易に作業をすることができる効果、並びに作
業性が向上するため、作業コストを低下させることがで
きる効果がある。
業現場に身軽に移動することができ、また足場の悪い高
架上でも容易に作業をすることができる効果、並びに作
業性が向上するため、作業コストを低下させることがで
きる効果がある。
【0055】通常の滑走樋単体に異形質滑走樋を混設す
ることによって、既設のウオータスライダに見られない
新規な形態を付加することができるため、既設のウオー
タスライダについても部分的に異形質滑走樋を取替える
ことができ、わずかな費用で全体を新規形態のウオータ
スライダとして改装させることができる効果がある。
ることによって、既設のウオータスライダに見られない
新規な形態を付加することができるため、既設のウオー
タスライダについても部分的に異形質滑走樋を取替える
ことができ、わずかな費用で全体を新規形態のウオータ
スライダとして改装させることができる効果がある。
【0056】押さえ板を未硬化樹脂シートの上に被着し
て加圧することによって、連結部における全域に均等な
加圧をすることができる。このことから、脱泡を効率よ
く実行することができ、調厚、表面の平滑美麗化などを
容易にすることができる効果がある。
て加圧することによって、連結部における全域に均等な
加圧をすることができる。このことから、脱泡を効率よ
く実行することができ、調厚、表面の平滑美麗化などを
容易にすることができる効果がある。
【図1】 ウオータスライダの滑走樋の斜視図であ
る。
る。
【図2】 平フランジによる連結部の断面図である。
【図3】 連結部の断面図である。
【図4】 直交フランジによる連結部の断面図であ
る。
る。
【図5】 異形質滑走樋の平面図である。
1 滑走樋 2 連結部 3 平フランジ 4 ボルト 5 ナット 6 接合凹部 7 未硬化樹脂シート 7A 流体基材 8 押さえ板 9 硬化表層材 10 直交フランジ 11 シール材 12 異形質滑走樋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:06 (72)発明者 神戸 利雄 茨城県下館市女方511番地 泰榮商工株式 会社内 (72)発明者 飯村 憲一 茨城県下館市女方511番地 株式会社泰榮 製作所内 Fターム(参考) 4F211 AA24 AB03 AB04 AD05 AD08 AD16 AD19 AD21 AD24 AD25 AG03 AG07 AG24 AG25 AH59 TA06 TA08 TC07 TC15 TC21 TD11 TH02 TH17 TH18 TN45 TN76 TN85 TQ06 TQ13 4F213 AA24 AB03 AB04 AD05 AD08 AD16 AD19 AD21 AD24 AD25 AG03 AG07 AG24 AG25 AH59 WA14 WA16 WA60 WA72 WB01 WB22 WE02 WE25
Claims (10)
- 【請求項1】 多数の滑走樋を連結させるウオータスラ
イダの施工において、前後滑走樋における連結部の直交
フランジ同士を接合させてボルト締めする工程と、連結
部における滑走樋の表面を所定の範囲で凹成させて接合
凹部を形成する工程と、該接合凹部に未硬化樹脂シート
を積層、加圧整形させる工程と、積層された未硬化樹脂
シートを硬化させる工程との結合からなることを特徴と
するウオータスライダの施工方法。 - 【請求項2】 多数の滑走樋を連結させるウオータスラ
イダの施工において、接続部の平フランジに他の滑走樋
を重ねて接合させてボルト締めする工程と、連結部にお
ける表面を所定の範囲で凹成させて接合凹部を形成させ
る工程と、該接合凹部に未硬化樹脂シートを積層、加圧
整形させる工程と、積層された未硬化樹脂シートを硬化
させる工程との結合からなることを特徴とするウオータ
スライダの施工方法。 - 【請求項3】 前記加圧整形させる工程には、接合凹部
に積層された未硬化樹脂シートの上に押さえ板を被着さ
せて上から加圧整形させる工程が含まれることを特徴と
する請求項1,2のいずれかに記載されたウオータスラ
イダの施工方法。 - 【請求項4】 前記ウオータスライダに連結される多数
の滑走樋のうち部分的な単体に替えて、要部の滑走樋と
は異った異形質滑走樋を任意位置に連結させることを特
徴とする請求項1ないし3のいづれかに記載されたウオ
ータスライダの施工方法。 - 【請求項5】 前記異形質滑走樋が可撓性があるもので
あり、現場において適宜屈曲させて連結させ、経時的に
硬化させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
かに記載されたウオータスライダの施工方法。 - 【請求項6】 前記硬化させる工程が、未硬化樹脂シー
トに対して光線を作用させるものであることを特徴とす
る請求項1ないし5のいずれかに記載されたウオータス
ライダの施工方法。 - 【請求項7】 架設支持柱上にFRP滑走樋単体を多数
連結して形成したウオータスライダにおいて、部分的に
要部の滑走樋とは異なった異形質滑走樋が連結されたこ
とを特徴とするウオータスライダ。 - 【請求項8】 前記異形質滑走樋が、透明滑走樋である
ことを特徴とする請求項6に記載されたウオータスライ
ダ。 - 【請求項9】 前記異形質滑走樋が、長手方向において
広狭異差されていることを特徴とする請求項6ないし7
のいずれかに記載されたウオータスライダ。 - 【請求項10】 前記異形質滑走樋が、可撓性があるも
のであり、現場において適宜屈曲させて連結されたこと
を特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載された
ウオータスライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148558A JP2000334174A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | ウオータスライダ並びにその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148558A JP2000334174A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | ウオータスライダ並びにその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000334174A true JP2000334174A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15455450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148558A Pending JP2000334174A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | ウオータスライダ並びにその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000334174A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018527135A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-09-20 | ハイドロスタジアムHydrostadium | 分解可能なホワイトウォーターリバー |
| JP2023526532A (ja) * | 2020-05-20 | 2023-06-21 | アリアーヌグループ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ | 第1の金属部品と有機マトリックス複合材料製の第2の部品を備える部品を組み立てる構造 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148558A patent/JP2000334174A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018527135A (ja) * | 2015-06-26 | 2018-09-20 | ハイドロスタジアムHydrostadium | 分解可能なホワイトウォーターリバー |
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