JP2000334327A - 泥状混合物の分離処理装置 - Google Patents

泥状混合物の分離処理装置

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JP2000334327A
JP2000334327A JP11147239A JP14723999A JP2000334327A JP 2000334327 A JP2000334327 A JP 2000334327A JP 11147239 A JP11147239 A JP 11147239A JP 14723999 A JP14723999 A JP 14723999A JP 2000334327 A JP2000334327 A JP 2000334327A
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rotating body
muddy mixture
rotating
muddy
separation processing
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Tadamasa Nishida
忠誠 西田
Masato Yamataka
真人 山高
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Fujicar Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成に基づいて、泥状物の分離
処理能力を向上させることが可能である泥状物の分離処
理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 内部に泥状混合物の投入が可能である回
転体10と、該回転体10を回転させる駆動手段20と
を備えた泥状混合物の分離処理装置において、前記回転
体10の一部が液体内に没入されており、前記液体内に
おける前記回転体形状が、前記回転体10の回転に応じ
て変動するように構成され、前記回転体内周の断面形状
の輪郭が楕円形である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、泥状混合物の分離
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、掘削残土や汚泥等(以下、
「泥状物」という。)を分離処理する装置としては、例
えば、特開平9−239288号公報に記載された装置
が知られている。
【0003】上記従来技術に係る装置は、金網等から成
る円筒形状の回転体と、この回転体を駆動させるための
駆動手段と、回転体内に投入された泥状物に対して高圧
ジェット水を噴射する高圧ジェットノズル等とを用いて
構成されている。この従来技術に係る装置においては、
回転体内に泥状物を投入した状態で、投入された泥状物
に高圧ジェット水を噴射しつつ、回転体を回転させるこ
とによって、泥状物の分離処理を行っている。
【0004】すなわち、上記従来技術に係る装置によれ
ば、回転体による濾過作用と、高圧ジェット水による粉
砕作用とが泥状物に与えられ、この二つの作用によっ
て、泥状物の分離処理が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に係る装置においては、以下のような問題があっ
た。
【0006】従来技術においては、回転軸に垂直な方向
における回転体の断面形状が円形であって、且つ回転体
の中心軸と、回転体を回転させる際の回転軸とが一致し
ているため、回転体自身の運動が皆無であった(単なる
回転運動以外の運動が皆無であった。)。したがって、
回転体内における泥状物の運動量が小さく、それに伴う
泥状物に対する濾過作用も小さいため、高い分離処理能
力を得ることが難しいという問題があった。
【0007】また、従来技術においては、上記濾過作用
が小さいという問題点を解決するために、回転体内に高
圧ジェットノズルが設けられている。つまり、上記従来
技術は、泥状物に対して高圧ジェット水を噴射すること
によって、泥状物に対して、濾過作用のみならず粉砕作
用をも付加し、より高い分離処理能力を得るべく構成さ
れている。しかし、このように新たな要素を付加すれ
ば、装置の構成の煩雑化を招くと共に、コストアップも
免れ得ないという新たな問題が生ずることとなる。
【0008】そこで、本発明は、上記従来技術に係る問
題点を解決するためになされたものであって、比較的簡
単な構成に基づいて、泥状物の分離処理能力を向上させ
ることが可能である泥状物の分離処理装置を提供するこ
とを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決するための本発明は、内部に泥状混合物の投入が可能
である回転体10と、該回転体10を回転させる駆動手
段20とを備えた泥状混合物の分離処理装置において、
前記回転体10の一部が液体内に没入されており、前記
液体内における前記回転体形状が、前記回転体10の回
転に応じて変動することを特徴としている。
【0010】本発明に係る分離処理装置によれば、前記
回転体10の回転に応じて前記液体内における前記回転
体形状が変動するので、特に新たな構成を付加すること
なく、前記回転体10と前記液体との間に運動が生じ、
前記回転体10内に投入された泥状混合物に対しても、
水の吸い込みおよび吐き出しによる運動作用および洗浄
作用が働くこととなる。よって、本発明によれば、簡単
な構成に基づいて、泥状物の分離処理能力を向上させる
ことが可能である泥状物の分離処理装置を得ることがで
きる。また、このような構成を有する分離処理装置であ
れば、前記回転体10の内外に前記液体が移動するの
で、前記回転体10を構成するパンチングメタル等の孔
部の目詰まりを効果的に防止することができる。
【0011】また、本発明に係る泥状混合物の分離処理
装置においては、前記回転体10の回転軸に対して略垂
直な断面における前記回転体内周の断面形状の輪郭が連
続した複数の内周断面形成点から成り、少なくとも、前
記内周断面形成点の一部と前記回転軸との距離が、前記
内周断面形成点の他部と前記回転軸との距離と異なるよ
うに構成されたことが好ましい。
【0012】この好ましい構成を有する分離処理装置に
よれば、前記回転体10を前記液体内に没入させて、前
記回転体10を回転させる際において、必ず前記液体内
における前記回転体10の形状が変動する部分が生ずる
ので、上述した効果を容易に得ることができる。
【0013】また、本発明に係る泥状混合物の分離処理
装置においては、前記回転体内周の断面形状の輪郭が非
円形である構成が好ましい。また、本発明に係る泥状混
合物の分離処理装置においては、前記回転体内周の断面
形状の輪郭が円形であって、前記回転軸が、前記円形の
中心位置と異なる位置に設けられた構成であることが好
ましい。
【0014】これらの好ましい構成によっても、前記回
転体10を前記液体内に没入させて、前記回転体10を
回転させる際において、必ず前記液体内における前記回
転体10の形状が変動する部分が生ずるので、上述した
効果を容易に得ることができる。
【0015】さらに、本発明に係る泥状混合物の分離処
理装置においては、前記回転体10が水平面に対して所
定の傾きを持って設けられており、前記回転体10の下
側から前記泥状混合物が投入され、前記回転体の上側か
ら前記泥状混合物からの分離固形物が排出される構成で
あることが好ましい。
【0016】この好ましい構成によれば、前記泥状混合
物を下方から上方に搬送しつつ分離処理を行うので、上
方から下方へ搬送される場合と比較すると、前記回転体
10と前記泥状混合物との接触頻度が増加するので、よ
り分離処理能力を向上させることが可能である泥状混合
物の分離処理装置を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】〈第一の実施形態〉図1は、本発明の第一
の実施形態に係る泥状混合物の分離処理装置の側面図
(一部断面図)を示したものである。また、図2は、図
1の分離処理装置の上面図を示したものである。ここ
で、「泥状混合物」とは、海水中における砂、貝殻等を
含有する泥状物、あるいは、建設現場等から排出される
砂利、小石等を含有する掘削残土や汚泥等をいう。
【0019】図1および図2において、本実施形態に係
る分離処理装置は、内部に泥状混合物の投入が可能であ
る回転体10と、この回転体10を回転駆動させる駆動
手段20と、回転体10に対して泥状混合物を投入する
泥状混合物投入部30と、回転体10を用いて泥状混合
物から分離された分離固形物を排出する分離固形物排出
部40と、回転体10を用いて泥状混合物から分離され
た分離泥状物を排出する分離泥状物排出部50と、これ
らの各要素を支持する装置支持体60等とを用いて構成
されている。
【0020】回転体10は、ステンレス等に複数の貫通
孔を形成したパンチングメタル等から成る回転体本体部
11等を用いて構成されており、この回転体本体部11
は、断面形状が楕円形であるように構成されている。ま
た、回転体本体部11は、所定の傾きを有するように配
置され、この回転体本体部11の内部には、回転体本体
部11の回転に伴って、回転体本体部11内部の泥状混
合物を上部方向に移動させ得るように、らせん羽根12
が設けられている。
【0021】回転体10の上部(図面上の左側部)に
は、泥状混合物から分離された分離固形物(後述する)
を排出するための排出口13が設けられている。この排
出口13は、板状部材13aと環状部材13bとをリブ
部材13cを介して連結して構成されている。楕円形に
形成されたパンチングメタル11は、環状部材13bに
固着されている。そして、排出口13から排出された分
離固形物が分離固形物排出部40を介して排出され得る
ように、排出口13の近傍には、パイプ等からなる分離
固形物排出部40が設けられている。
【0022】回転体10の下部(図面上の右側部)に
は、泥状混合物投入部30に連通するように接続された
投入管31が設けられている。図3は、図1で示した回
転体10の下端部分Aの拡大図を示したものである。図
3によれば、回転体10の下端部は、中心部分近傍に貫
通孔を設けた板状部材14を回転体本体部11に固着
し、この板状部材14の貫通孔に対して投入管31が挿
入されている。さらに詳細には、板状部材14の貫通孔
から投入管31側に突接するように筒状部材14aが設
けられ、ブッシュ15を介して、筒状部材14aの内側
に投入管31が挿入されている。また、投入管31の外
周部には、フランジ31aが設けられている。ブッシュ
15には、このフランジ31aに当接するように、フラ
ンジ部15aが形成されている。さらに、筒状部材14
aには、ブッシュ15のフランジ部15aに当接するよ
うに、フランジ部14bが形成されている。また、板状
部材14とフランジ部14bとの間には、板状のリブ部
材16が複数個挿入して設けられており、このリブ部材
16によって、板状部材14近傍の補強が図られてい
る。
【0023】このような構成に基づいて、回転体10の
下側部分が支持され、ブッシュ15を介して、投入管3
1外周面に沿って回転体10が適当に回転する。ここ
で、回転体10の下側部分は水中に没しているため、ブ
ッシュ15の形成材料としては、例えば、ポリ四フッ化
エチレン、フェノール樹脂、高力黄銅等を用いることが
好ましい。
【0024】駆動手段20は、電動モータ等を用いて構
成されており、この駆動手段20は、駆動力伝達部材2
1を介して、回転体10(を構成する板状部材13a)
と連結されている。駆動手段20と回転体10との間に
は、この駆動力伝達部材21等を支持すべく、軸受け部
22が設けられている。本実施形態は、このような構成
に基づき、駆動力伝達部材21を介して、駆動手段20
からの駆動力を回転体10に伝え、適宜、回転体10を
回転させ得るように構成されている。
【0025】泥状混合物投入部30は、泥状混合物を容
易に投入可能であるように、漏斗状に形成されており、
回転体10の下部側に対して泥状混合物を投入すべく設
けられた投入管31の上端部に設けられている。この泥
状混合物投入部30および投入管31は、装置支持体6
0あるいは、装置支持体60に固着等された分離形状物
排出部50等に支持されている。また、投入管31は、
本体部51等に固着された投入管支持部材32を用いて
支持されている。
【0026】分離固形物排出部40は、上述したよう
に、パイプ等を用いて構成されており、その上端部は、
排出口13の近傍下部側であって、排出口13から排出
される分離固形物を適当に排出し得るような位置に設け
られている。そして、分離固形物排出部40の下端部
は、分離固形物排出部40内の分離固形物を分離固形物
収容部70内に適当に搬送すべく、分離固形物収容部7
0の上部に開口して設けられている。
【0027】分離泥状物排出部50は、水を貯留可能で
あるように構成された本体部51と、本体部51内の分
離泥状物を排出するための泥状物排出管52と、本体部
515と泥状物排出管52とを連結するとともに、本体
部51内の分離泥状物の排出を制御するバルブ部53等
とを用いて構成されている。ここで、本体部51内に
は、液面Hまで水が貯留されている。分離処理装置を用
いて分離処理を行う際には、本体部51内には適当な量
の水(ここでは液面Hまでの水)が貯留されており、例
えば、所定の処理が終わった後に、バルブ部53に設け
られたハンドル53aを操作して、適宜、バルブ部53
を介して、本体部51から泥状物排出管52に対する分
離泥状物の排出が行われる。また、この処理は、例え
ば、本体部51内に水を補給しながら、適宜ハンドル5
3aを操作して、分離泥状物を排出するように行っても
よい。
【0028】装置支持体60は、具体的な構成は省略し
ているが、上述した回転体10、駆動手段20、泥状混
合物投入部30、分離固形物排出部40、および分離泥
状物排出部50等を適当に支持し得るように構成されて
いる。
【0029】本実施形態に係る分離処置装置は、以上の
ように構成されており、次のように駆動することによっ
て、泥状混合物を効果的に分離処理することができる。
【0030】図4は、本実施形態に係る分離処理装置を
構成する回転体10の簡略図を示したものである。図4
は、回転体10の一部が、液面H下に没入した状態を示
している。また、図4(イ)は、回転体10の簡略断面
図を示し、図4(ロ)は、図4(イ)の実線で示した回
転体10のX−X断面図を示し、図4(ハ)は、図4
(イ)の仮想線(二点鎖線)で示した回転体10のX−
X断面図を示している。
【0031】本実施形態においては、第一の工程とし
て、泥状混合物投入部30から回転体10内に対して泥
状混合物の投入が行われる。次に、第二の工程として、
回転体10を回転駆動させることによって、泥状混合物
を回転体10の上部方向に搬送させつつ、泥状混合物の
分離処理を行う。ここで、泥状混合物中の泥状成分は、
回転体本体部11の孔部から分離泥状物排出部50(の
本体部51)内に分離泥状物として分離され、泥状混合
物中の固形成分は、回転体本体部11内に設けられたら
せん羽根12によって回転体10の上方部に搬送され、
排出口13から分離固形物排出部40に排出される。
【0032】図4に示すように、本実施形態に係る回転
体10はその断面形状が楕円形であるため、回転体10
を回転させると、図4(イ)の実線部分から仮想線部分
までの間を回転することとなり、図4(ロ)に示した状
態を基準状態とすれば、これを90゜回転させることに
よって、図4(ハ)の状態となる。
【0033】本実施形態によれば、この図4に示すよう
に、回転体10の回転状態に応じて、本体部51内に貯
留された水の中に没する回転体10の形状(体積)が異
なるため、回転体10を回転させることのみによって、
回転体10内外に対して水が出入りすることとなる。具
体的には、図4(ロ)から図4(ハ)の状態になる場合
には、回転体10内に水を吸い込み、図4(ハ)から図
4(ロ)の状態になる場合には、回転体10外に水を吐
き出すこととなる。回転に応じて、回転体10内への水
の流入、および回転体10からの水の流出がおこること
となる。
【0034】すなわち、本実施形態によれば、特に新た
な構成を付加することなく、回転体10を回転させるこ
とのみによって回転体10と水との間に運動が生ずるた
め、回転体10内に投入された泥状混合物に対しても、
水の吸い込みおよび吐き出しによる運動作用および洗浄
作用が働くこととなる。また、本実施形態によれば、回
転体10の断面形状が楕円形であるため、従来のように
円形である場合と比較すると、回転体10内の泥状混合
物がより大きく運動することとなる。
【0035】したがって、本実施形態においては、回転
体10内の泥状混合物に対して、上述した種々の作用が
働くこととなるため、泥状混合物の分離処理、洗浄処理
等を効果的に効率よく行うことが可能となる。
【0036】また、本実施形態においては、上述したよ
うに、回転体10の内外に水が移動するので、回転体本
体部11を構成するパンチングメタルの孔部の目詰まり
等を効果的に防止することができる。
【0037】なお、本実施形態においては、回転体10
の断面形状が楕円形である場合について説明したが、本
発明はこの構成に限定されるものではなく、回転体10
の回転状態に応じて、水中に没する回転体10の形状が
変動するようなものであれば、どのような形状であって
もよい。したがって、例えば、図5に示すように、断面
形状が長方形であるような回転体10であってもよい。
ここで、図5は、分離処理装置を構成する他の実施形態
に係る回転体10の簡略図を示したものである。図5
(イ)は、回転体10の簡略断面図を示し、図5(ロ)
は、図5(イ)の実線で示した回転体10のX−X断面
図を示し、図5(ハ)は、図5(イ)の仮想線(二点鎖
線)で示した回転体10のX−X断面図を示している。
図5に示すように、この回転体10はその断面形状が長
方形であるため、回転体10を回転させると、図5
(イ)の実線部分から仮想線部分までの間を回転するこ
ととなり、図5(ロ)に示した状態を基準状態とすれ
ば、これを90゜回転させることによって、図5(ハ)
の状態となる。
【0038】また、回転体10の回転状態に応じて、水
中に没する回転体10の形状が変動するようなものの他
の実施形態としては、図6に示すような構成があげられ
る。図6は、分離処理装置を構成する他の実施形態に係
る回転体10の簡略図を示したものであって、回転体1
0の中心軸Sと、回転体10を回転させる際の回転軸T
とを異なる位置に設けるように構成されたものである。
ここで、図6(イ)は、回転体10の簡略断面図を示
し、図6(ロ)〜図6(ホ)は、回転体10のX−X断
面図を示している。図6(ロ)に示した状態を基準状態
とすれば、基準状態を90゜回転させることによって図
6(ハ)の状態となり、基準状態を180゜回転させる
ことによって図6(ニ)の状態となり、基準状態を27
0゜回転させることによって図6(ホ)の状態となる。
【0039】図5および図6に示した回転体10を用い
て分離処理装置を構成した場合であっても、上記図1か
ら図4を用いて説明した第一の実施形態の場合と同様
に、回転体10内における泥状混合物には種々の作用が
生ずるので、泥状混合物の分離処理、洗浄処理等を効果
的に効率よく行うことが可能となる分離処理装置を得る
ことができる。
【0040】〈第二の実施形態〉図7は、本発明の第二
の実施形態に係る泥状混合物の分離処理装置の側面図
(一部断面図)を示したものである。また、図8は、図
7の分離処理装置の上面図を示したものである。本実施
形態に係る分離処理装置と、先述した第一の実施形態に
係る分離処理装置とは、回転体内に泥状混合物を投入す
る際の泥状混合物投入部の構成、および回転体を回転さ
せる際の駆動手段の構成が異なり、その他の部分につい
ては基本的には同様の構成を有している。そこで、以
下、第一の実施形態と同様の構成部分については説明を
省略し、第二の実施形態の特徴的部分についての説明を
主に行うこととする。
【0041】図7および図8に示すように、本実施形態
に係る分離処理装置を構成する泥状混合物投入部30
は、傾いて設けられた回転体10の上方部に設けられて
おり、回転体10内を貫通するように設けられた投入管
31の上方端部に接続されている。この投入管31は、
排出口13を構成する板状部材13a、環状部材13
b、回転体本体部11、および板状部材14を貫通し
て、その下方端部が分離泥状物排出部50の本体部51
の内壁面で支持されるように設けられている。
【0042】図9は、図7の分離処理装置のA部拡大図
を示したものである。図9によれば、回転体本体部11
の下方端部近傍に位置する投入管31の内部には、封止
板31bが設けられている。そして、この封止板31b
の近傍であって、回転体本体部11の内部方向に位置す
る投入管31の所定箇所には、投入口31cが設けられ
ている。この投入口31cは、投入管31を所定角度
(例えば120゜)切り欠いて形成されている。
【0043】本実施形態においては、回転体10の上方
部に設けられた泥状混合物投入部30から泥状混合物が
投入される。そして、その泥状混合物は、投入管31、
および投入管31に形成された投入口31cを介して、
回転体本体部11内に投入される。その後の処理につい
ては、回転体10の駆動方法等以外は、第一の実施形態
と同様である。
【0044】図10は、図7の分離処理装置のY−Y断
面図を示している。また、図11は、図7の分離処理装
置のZ−Z断面図を示している。
【0045】本実施形態においては、図10に示すよう
に、駆動手段20に駆動側スプロケット23を設け、排
出口13を構成する環状部材13bを従動側スプロケッ
トとして、これらをベルト等の無端回動体24を用いて
連結している。すなわち、本実施形態に係る分離処理装
置においては、駆動手段20の駆動力を、駆動側スプロ
ケット23、無端回動体24、および従動側スプロケッ
ト13bを介して、回転体10に伝え、回転体10を回
転駆動させている。この際、図11に示すように、板状
部材13aの下部の二ヶ所には、支持ローラ25が設け
られているので、回転体10の回転状態は、適当に保持
されることとなる。
【0046】また、本実施形態に係る回転体10として
は、第一の実施形態で説明した図4〜図6の全ての形状
が使用可能である。ここで、図6のような構成とする場
合には、予め、回転体本体部11の中心軸と、回転体1
0の回転軸とが異なる位置となるように、環状部材13
bに対して回転体本体部11を固着すればよい。
【0047】本実施形態に係る分離処理装置は、以上の
ように構成されており、その作動状態は、基本的に第一
の実施形態と同様である。したがって、本実施形態によ
れば、第一の実施形態にて説明した作用効果の全てを得
ることが可能である分離処理装置を得ることができる。
【0048】加えて、この第二の実施形態によれば、泥
状混合物投入部30から投入口31cまでの間に上方向
の勾配を有していないので、回転体本体部11に対する
泥状混合物の投入をスムーズに行うことが可能となり、
配管部における泥状混合物のつまり等を未然に防止する
ことが可能である分離処理装置を得ることができる。
【0049】なお、以上説明した第一および第二の実施
形態においては、分離泥状物排出部50を構成する本体
部51内に、水を貯留して分離処理を行う場合について
説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではな
く、例えば、海水、あるいは何らかの薬液を含有した
水、海水等を用いてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、比
較的簡単な構成(回転体の形状を変更する構成、または
回転体の回転軸の位置を変更する構成等)に基づいて、
泥状物の分離処理能力を向上させることが可能である泥
状物の分離処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る泥状混合物の分
離処理装置の側面図(一部断面図)
【図2】図1に示した泥状混合物の分離処理装置の上面
図
【図3】図1に示した泥状混合物の分離処理装置のA部
拡大図
【図4】回転体の簡略図
【図5】他の実施形態に係る回転体の簡略図
【図6】他の実施形態に係る回転体の簡略図
【図7】本発明の第二の実施形態に係る泥状混合物の分
離処理装置の側面図(一部断面図)
【図8】図7に示した泥状混合物の分離処理装置の上面
図
【図9】図7に示した泥状混合物の分離処理装置のA部
拡大図
【図10】図7のY−Y断面図
【図11】図7のZ−Z断面図
【符号の説明】
10…回転体、11…回転体本体部、12…らせん羽
根、13…排出口、13a…板状部材、13b…環状部
材、13c…リブ部材、14…板状部材、14a…筒状
部材、14b…フランジ部、15…ブッシュ、15a…
フランジ部、16…リブ部材 20…駆動手段、21…駆動力伝達部材、22…軸受け
部 30…泥状混合物投入部、31…投入管、31a…フラ
ンジ、31b…封止板、31c…投入口、32…投入管
支持部材 40…分離固形物排出部 50…分離泥状物排出部、51…本体部、52…泥状物
排出管、53…バルブ部、53a…ハンドル 60…装置支持体 70…分離固形物収容部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に泥状混合物の投入が可能である回
    転体(10)と、該回転体(10)を回転させる駆動手
    段(20)とを備えた泥状混合物の分離処理装置におい
    て、前記回転体(10)の一部が液体内に没入されてお
    り、前記液体内における前記回転体形状が、前記回転体
    (10)の回転に応じて変動することを特徴とする泥状
    混合物の分離処理装置。
  2. 【請求項2】 前記回転体(10)の回転軸に対して略
    垂直な断面における前記回転体内周の断面形状の輪郭が
    連続した複数の内周断面形成点から成り、少なくとも、
    前記内周断面形成点の一部と前記回転軸との距離が、前
    記内周断面形成点の他部と前記回転軸との距離と異なる
    請求項1に記載の泥状混合物の分離処理装置。
  3. 【請求項3】 前記回転体内周の断面形状の輪郭が非円
    形である請求項1に記載の泥状混合物の分離処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体内周の断面形状の輪郭が円形
    であって、前記回転軸が、前記円形の中心位置と異なる
    位置に設けられた請求項1に記載の泥状混合物の分離処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体(10)が水平面に対して所
    定の傾きを持って設けられており、前記回転体(10)
    の下側から前記泥状混合物が投入され、前記回転体の上
    側から前記泥状混合物からの分離固形物が排出される請
    求項1から4のいずれか1項に記載の泥状混合物の分離
    処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007143486A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Mutsu Kaden Tokki:Kk 貝類選別方法及び貝類選別装置
JP2017064686A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社サンエイ 分離洗浄処理装置
JP2019030841A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 汚泥処理システム

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