JP2000334803A - ゴム成形体の押出製造方法および該方法により製造されたゴム成形体 - Google Patents

ゴム成形体の押出製造方法および該方法により製造されたゴム成形体

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JP2000334803A
JP2000334803A JP11145188A JP14518899A JP2000334803A JP 2000334803 A JP2000334803 A JP 2000334803A JP 11145188 A JP11145188 A JP 11145188A JP 14518899 A JP14518899 A JP 14518899A JP 2000334803 A JP2000334803 A JP 2000334803A
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JP
Japan
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rubber
resin
rubber molded
molded body
coating
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JP11145188A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takasugi
雅信 高杉
Kaoru Kobayashi
馨 小林
Seiji Okaya
誠治 岡谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエザーストリップ等に適したゴム成形体(非
発泡体、発泡体)の押出製造方法を提供する。 【解決手段】(a) ゴムの外周に樹脂(ポリメチルペンテ
ン樹脂等)を被覆して押し出す工程、(b) 冷却(サイジ
ング)により形状を固定化する工程、(c) 高周波により
一次加硫する工程、(d) 外層の被覆樹脂部を剥ぎ取る工
程、および(e) 二次加硫工程からなるゴム成形体の押出
製造方法。本発明の効果として、断面形状の寸法精度が
よく形状保持性もよいため、ウエザーストリップ等の複
雑な形状を有するゴム製品の押出成形の際に必要なバリ
が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエザーストリッ
プ等のゴム成形体の押出製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のゴムの押出製造方法としては、ゴムを押し出したのち
加硫成形するのが一般的である。しかしながら従来の製
造方法は、とくに自動車やビルのドア、窓の封止に用い
られるウエザーストリップのような複雑な形状を有する
ゴム製品のバリ無し押出成形には不向きである。
【0003】本発明の目的は、従来方法の難点を解消し
たゴム成形体の押出製造方法、とくに自動車やビルのド
ア、窓の封止に用いられるシール材例えば自動車用ウエ
ザーストリップに適したゴム成形体の押出製造方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上述の課題を
解決すべく検討した結果、(a) ゴムの外周に樹脂を被覆
して押し出す工程、(b) 冷却(サイジング)工程、(c)
一次加硫工程、(d) 外層の被覆樹脂部を剥ぎ取る工程、
および(e) 二次加硫工程からなることを特徴とするゴム
成形体の押出製造方法であり、この方法により上記目的
を達成できることを見いだし、本発明を完成した。この
方法により非発泡タイプ及び/又は発泡したゴム成形体
が得られる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の方法においてゴムの外周
に被覆する樹脂としては、誘電率3.0以下(106
z、ASTM D150)、融点150℃以上、および
表面張力40ダイン/cm以下の樹脂を使用することが
好ましい。
【0006】その理由は、樹脂の誘電率が3.0(10
6 Hz、ASTM D150)を超えると一次加硫の高
周波加熱により、樹脂が発熱、軟化しゴム形状保持がで
きなくなるためであり、また融点が150℃未満である
と一次加硫のゴムの発熱により外覆樹脂が軟化しゴム形
状保持ができなくなり、さらに表面張力が40ダイン/
cmを超えると一次加硫後の樹脂/ゴム剥離性が悪くな
るからである。
【0007】被覆樹脂の種類としては特に制限はなく、
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン
系樹脂や、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹
脂などを使用することができるが、耐熱性、剥離性、お
よび誘電特性の面からポリメチルペンテン樹脂を使用す
ることが特に好ましい。ポリメチルペンテン樹脂の具体
例としては、たとえば三井化学株式会社製の商品名TP
X(軟化点160℃、誘電率2.12、表面張力24ダ
イン/cm)が挙げられる。
【0008】以下、上記(a) 〜(e) の各工程について、
その作用および好ましい実施態様を説明する。
【0009】上記(a) 工程は、ゴムと樹脂を共押出して
ゴムの外周に樹脂を被覆する工程である。この樹脂被覆
工程の実施にあたっては、ゴムの表層に樹脂を共押出で
きるヘッド構造を有する押出機が用いられる。
【0010】上記(b) の冷却(サイジング)工程は、所
定の寸法および形状に規制しつつ冷却する工程、すなわ
ちゴム/樹脂共押出物の形状を外層の樹脂層により固定
化する工程である。被覆樹脂の急冷により、樹脂が断面
方向にも収縮し、未加硫ゴムの密度が上がり、加硫後の
ゴム物性が向上する。
【0011】上記(c) の一次加硫工程は、ゴム/樹脂共
押出物を、樹脂が被覆されていることで形状は規制され
たまま内部ゴムを加硫させる一次キュアー工程である。
ここで一次加硫は、ゴム形状保持のため樹脂は発熱させ
ず、ゴムのみ発熱、加硫を進行させるという理由から高
周波加熱により行うことが好ましい。
【0012】上記(d) の外層被覆樹脂部剥ぎ取り工程に
おいては、接着力のない樹脂を用いることで外層被覆樹
脂部を容易に剥ぎ取ることができる。発泡剤入りゴムは
外覆樹脂剥ぎ取りにより常圧に開放され、一気に発泡し
細気泡化する。
【0013】上記(e) の二次加硫工程は、外層の被覆樹
脂部が剥ぎ取られたゴム部を加硫する二次キュアー工程
である。ここで二次加硫は、ゴムのみの加硫であり、発
泡体の場合にはホットエアー加熱が好ましく、非発泡体
の場合には一次加硫につづいて高周波加熱を行ってもよ
い。
【0014】なお、上記(d) 工程において剥ぎ取られた
樹脂は、粉砕後ただちに押出機に戻し、再使用すること
が好ましい。
【0015】こうして得られたゴム成形体は、非発泡
体、発泡体ともに、断面形状の寸法精度がよく、形状保
持性もよいという特長を有している。また、発泡体はセ
ル(気泡)構造の小さいものができ、物理的性状の良い
機能が発現可能となる。
【0016】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明はこれによって何ら限
定されるものではない。
【0017】実施例 ゴムとして押出材(硫黄加硫配合ゴム)を、被覆用樹脂
として三井化学株式会社製の商品名TPX(軟化点16
0℃、誘電率2.12、表面張力24ダイン/cm以
下)をそれぞれ使用し、かつゴムの表層に樹脂を共押出
できるヘッド構造を有する押出機を用いて、ゴムと樹脂
を共押出してゴムの外周に樹脂を被覆した。
【0018】上記のゴム/樹脂共押出物を冷却(サイジ
ング)したのち、高周波加熱(出力1.5Kw)により
140秒間加硫を行った(一次加硫)。
【0019】次いで外層の被覆樹脂部を剥ぎ取ったの
ち、ホットエアーにて230℃、5分間加硫を行った
(二次加硫)。
【0020】比較例 樹脂を被覆せずに押し出した上記ゴムを、実施例と同一
条件で加硫した。
【0021】上記の実施例および比較例で得られたゴム
成形体(発泡体)の評価結果を以下にまとめて示す。
【0022】 比重 吸水率 セル径( μm) セル密度 セル均一性 実施例 0.31 3.4 100 〜200 μm 密 良好 比較例 0.32 103.1 150 〜400 μm − 不良
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるゴム成
形体の押出製造方法は、ゴムの押出時に樹脂を被覆し、
冷却後、一次加硫し、被覆樹脂を剥ぎ取り、さらに二次
加硫するものであるから、以下の利点を有するものであ
る。すなわち、
【0024】得られるゴム成形体は、非発泡体、発泡
体ともに、断面形状の寸法精度が良い。
【0025】得られるゴム成形体は、非発泡体、発泡
体ともに、形状保持性も良いため、複雑な形状を有する
ゴム製品(たとえば自動車やビルのドア、窓の封止に用
いられるウエザーストリップ)の押出成形の際に必要な
バリが不要となる。
【0026】得られるゴム成形体は、非発泡体、発泡
体ともに、表面肌の改善ができるほか、圧縮永久歪み
(C−set)に優れる等の物性向上も期待できる。
【0027】セル構造を変化させることにより、ゴム
成形体(発泡体)の機能の向上が図れる。たとえば、気
泡径の縮小化による製品強度の向上、気泡壁の増加によ
る遮音性能の向上などが図れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 B29L 31:30 (72)発明者 岡谷 誠治 広島県広島市西区三篠町二丁目二番八号 西川ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 4F203 AA03 AA45 AD05 AG03 AH23 DA08 DA11 DA12 DB02 DC21 DF01 DW06 DW41 4F207 AA03 AA45 AD05 AG03 AH23 KA01 KA17 KB18 KB22 KF01 KW33 KW41 KW50

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) ゴムの外周に樹脂を被覆して押し出す
    工程、(b) 冷却(サイジング)工程、(c) 一次加硫工
    程、(d) 外層の被覆樹脂部を剥ぎ取る工程、および(e)
    二次加硫工程からなることを特徴とするゴム成形体の押
    出製造方法。
  2. 【請求項2】一次加硫を高周波加熱により行うことを特
    徴とする請求項1記載のゴム成形体の押出製造方法。
  3. 【請求項3】被覆樹脂として誘電率が3.0以下(10
    6 Hz、ASTMD150)、融点が150℃以上、お
    よび表面張力が40ダイン/cm以下の樹脂を使用する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のゴム成形体の
    押出製造方法。
  4. 【請求項4】被覆樹脂がポリメチルペンテン樹脂である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のゴ
    ム成形体の押出製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項記載の方法に
    より製造されたゴム成形体。
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