JP2000334804A - ゴム成形体の押出製造方法および該方法により製造されたゴム成形体 - Google Patents

ゴム成形体の押出製造方法および該方法により製造されたゴム成形体

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JP2000334804A
JP2000334804A JP11145189A JP14518999A JP2000334804A JP 2000334804 A JP2000334804 A JP 2000334804A JP 11145189 A JP11145189 A JP 11145189A JP 14518999 A JP14518999 A JP 14518999A JP 2000334804 A JP2000334804 A JP 2000334804A
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JP
Japan
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rubber
resin
rubber molded
coating
molded body
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JP11145189A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takasugi
雅信 高杉
Seiji Okaya
誠治 岡谷
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Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエザーストリップ等に適したゴム成形体(中
実体、発泡体)の押出製造方法を提供する。 【解決手段】(a) 加硫剤として有機過酸化物を配合した
ゴムの外周に樹脂(ポリメチルペンテン樹脂等)を被覆
して押し出す工程、(b) 冷却(サイジング)により形状
を固定化する工程、(c) 無硫黄加硫工程、および(d) 外
層の被覆樹脂部を剥ぎ取る工程からなるゴム成形体の押
出製造方法。本発明の効果として、表面肌が改善され、
断面形状の寸法精度がよく、形状保持性もよいため、ウ
エザーストリップ等の複雑な形状を有するゴム製品の押
出成形の際に必要なバリが不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエザーストリッ
プ等のゴム成形体の押出製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
のゴムの押出製造方法としては、ゴムを押し出したのち
加硫成形するのが一般的である。しかしながら従来の製
造方法は、とくに自動車やビルのドア、窓の封止に用い
られるウエザーストリップのような複雑な形状を有する
ゴム製品のバリ無し押出成形には不向きである。
【0003】また、熱空気加硫あるいは直接蒸気加硫の
ように空気の存在する条件下での従来のPO(有機過酸
化物)加硫は、空気中の酸素によるゴム表面の加硫阻害
が生じるため加硫物の表面に粘着性をもたらし、操作が
困難であった。
【0004】そこで上記の問題を解決する手段として、
架橋助剤や酸化防止剤などにより架橋効率を高めたり、
PO(有機過酸化物)から生成するラジカルやポリマー
ラジカルと反応させたりしてゴム表面を保護する方法が
提案されているが、十分な問題解決には至らなかった。
【0005】本発明の目的は、従来方法の難点を解消し
たゴム成形体の押出製造方法、とくに自動車やビルのド
ア、窓の封止に用いられるウエザーストリップに適した
ゴム成形体の押出製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上述の課題を
解決すべく検討した結果、原料ゴムとして有機過酸化物
配合ゴムを採用し、該ゴムの押出時に樹脂を被覆し、冷
却し、無硫黄加硫し、被覆樹脂を剥ぎ取ることにより上
記目的を達成できることを見いだし、本発明を完成し
た。
【0007】すなわち本発明は、(a) 有機過酸化物配合
ゴムの外周に樹脂を被覆して押し出す工程、(b) 冷却
(サイジング)工程、(c) 無硫黄加硫工程、および(d)
外層の被覆樹脂部を剥ぎ取る工程からなることを特徴と
するゴム成形体の押出製造方法であり、この方法により
ソリッドタイプ(中実体)のゴム成形体又は/及び発泡
したゴム成形体(発泡体)が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の方法において有機過酸化
物配合ゴムの外周に被覆する樹脂としては、誘電率3.
0以下(106 Hz、ASTM D150)、融点15
0℃以上、および表面張力40ダイン/cm以下の樹脂
を使用することが好ましい。
【0009】その理由は、樹脂の誘電率が3.0(10
6 Hz、ASTM D150)を超えると高周波加熱に
より樹脂が溶融、破壊し、また融点が150℃未満であ
るとゴム発熱温度で樹脂が溶融、破壊し、さらに表面張
力が40ダイン/cmを超えるとゴムから樹脂が剥がし
難くなるからである。
【0010】被覆樹脂の種類としては特に制限はなく、
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン
系樹脂や、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹
脂などを使用することができるが、耐熱性、剥離性、お
よび誘電特性の面からポリメチルペンテン樹脂を使用す
ることが特に好ましい。ポリメチルペンテン樹脂の具体
例としては、たとえば三井化学株式会社製の商品名TP
X(軟化点160℃、誘電率2.12、表面張力24ダ
イン/cm)が挙げられる。
【0011】以下、上記(a) 〜(d) の各工程について、
その作用および好ましい実施態様を説明する。
【0012】上記(a) 工程は、有機過酸化物配合ゴムと
樹脂を共押出して該ゴムの外周に樹脂を被覆する工程で
ある。この樹脂被覆工程の実施にあたっては、ゴムの表
層に樹脂を共押出できるヘッド構造を有する押出機が用
いられる。発泡体製造時は樹脂の被覆厚さを適正化す
る。すなわち、後述する高周波加熱で、ゴムの発熱発泡
による樹脂の追従性を良くするためである。
【0013】上記(b) の冷却(サイジング)工程は、所
定の寸法および形状に規制しつつ冷却する工程、すなわ
ち有機過酸化物配合ゴム/樹脂共押出物の形状を外層の
樹脂層により固定化する工程である。
【0014】上記(c) の無硫黄加硫工程は、有機過酸化
物配合ゴム/樹脂共押出物が、樹脂で被覆されているこ
とにより空気が遮断された状態(すなわち空気中の酸素
の影響をなくした状態)で、中実体はその形状が規制さ
れたまま架橋され、また発泡体は内部で発泡させながら
架橋させる工程である。ここで無硫黄加硫は、ゴムを架
橋させるための熱伝達効率の点から高周波加熱により行
うことが好ましい。
【0015】上記(d) の外層被覆樹脂部剥ぎ取り工程に
おいては、接着力のない樹脂を用いることで外層被覆樹
脂部を容易に剥ぎ取ることができる。
【0016】なお、上記(d) 工程において剥ぎ取られた
樹脂は、粉砕後ただちに押出機に戻し、再使用すること
が好ましい。
【0017】こうして得られたゴム成形体は、中実体、
発泡体ともに、表面肌が改善され、断面形状の寸法精度
がよく、形状保持性もよいという特長を有している。
【0018】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明を
さらに詳しく説明するが、本発明はこれによって何ら限
定されるものではない。
【0019】実施例有機過酸化物配合ゴムとしてEPD
Mゴムを主成分とした押出材を、被覆用樹脂として三井
化学株式会社製の商品名TPX(軟化点160℃、誘電
率2.12、表面張力24ダイン/cm以下)をそれぞ
れ使用し、かつゴムの表層に樹脂を共押出できるヘッド
構造を有する押出機を用いて、ゴムと樹脂を共押出して
ゴムの外周に樹脂を被覆した。
【0020】上記の有機過酸化物配合ゴム/樹脂共押出
物を冷却(サイジング)したのち、高周波加熱(出力
1.5Kw)により120秒間加硫を行い、被覆樹脂を
剥ぎ取った。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるゴム成
形体の押出製造方法は、原料ゴムとして有機過酸化物配
合ゴムを採用し、該ゴムの押出時に樹脂を被覆し、冷却
し、発泡させずにまたは発泡させながら架橋し、その後
被覆樹脂を剥ぎ取るものであるから、以下の利点を有す
るものである。すなわち、
【0022】得られるゴム成形体は、中実体、発泡体
ともに、断面形状の寸法精度が良い。
【0023】得られるゴム成形体は、中実体、発泡体
ともに、形状保持性も良いため、複雑な形状を有するゴ
ム製品(たとえば自動車やビルのドア、窓の封止に用い
られるウエザーストリップ)の押出成形の際に必要なバ
リが不要となる。
【0024】得られるゴム成形体は、中実体、発泡体
ともに、表面肌の改善ができるほか、圧縮永久歪み(C
−set)に優れる等の物性向上も期待できる。
【0025】硫黄加硫剤を使用しない有機過酸化物加
硫であるから白化、汚染、固着等の発生を防止すること
ができ、また加硫促進剤を使用する必要がないのでニト
ロソアミンの排出を削減することができる。
【0026】一般的に用いられる有機過酸化物加硫は
LCM法であり、後処理が煩雑である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:24 Fターム(参考) 4F100 AH02A AK08 AK75 AN00A BA01 BA02 EH202 EJ062 EJ462 EJ502 EJ813 GB32 JL04 JL06 4F203 AA03C AA45 AB19 AG03 AH23 AK10 DA08 DB02 DB18 DC14 DF01 DK01 DW23 DW41 4F207 AA03C AA45 AB19 AG03 AH23 AK10 KA01 KB18 KB22 KF01 KK51 KK76 KW23 KW33 KW41

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 有機過酸化物配合ゴムの外周に樹脂を
    被覆して押し出す工程、(b) 冷却(サイジング)工程、
    (c) 無硫黄加硫工程、および(d) 外層の被覆樹脂部を剥
    ぎ取る工程からなることを特徴とするゴム成形体の押出
    製造方法。
  2. 【請求項2】無硫黄加硫を高周波加熱により行うことを
    特徴とする請求項1記載のゴム成形体の押出製造方法。
  3. 【請求項3】被覆樹脂として誘電率が3.0以下(10
    6 Hz、ASTMD150)、融点が150℃以上、お
    よび表面張力が40ダイン/cm以下の樹脂を使用する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のゴム成形体の
    押出製造方法。
  4. 【請求項4】被覆樹脂がポリメチルペンテン樹脂である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載のゴ
    ム成形体の押出製造方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項記載の方法に
    より製造されたゴム成形体。
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