JP2000334860A - 圧縮保存袋の製造方法 - Google Patents

圧縮保存袋の製造方法

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JP2000334860A
JP2000334860A JP11147659A JP14765999A JP2000334860A JP 2000334860 A JP2000334860 A JP 2000334860A JP 11147659 A JP11147659 A JP 11147659A JP 14765999 A JP14765999 A JP 14765999A JP 2000334860 A JP2000334860 A JP 2000334860A
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tape
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 袋の縦方向および横方向の長さの設定自由度
を大きくすることができ、袋体のサイズバリエーション
を豊富にすることができる、圧縮保存袋の製造方法を提
供する。 【解決手段】 圧縮保存袋の製造方法は、以下に示す第
1工程および第2工程を包含する。 (1)第1工程:ラミネートフィルム等で形成され、縦
方向の一方に口部14を有する矩形状偏平形で有底筒状
の袋体12を形成する工程。 (2)第2工程:袋体12の口部14の開口長さに対応
する長さを有し、袋体12の口部14を閉鎖自在にする
合成樹脂製の閉鎖手段16を袋体12の口部14近傍に
熱融着等の方法により取着する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、圧縮保存袋の製
造方法に関し、特に、袋体の開口部に咬合可能な凹凸部
を有するファスナーおよびチャック等の閉鎖手段が設け
られた圧縮保存袋の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本願発明の背景となる従来のチャック付
袋の製法が、特公昭64−10178に開示されてい
る。この従来技術には、チャック付袋1を連続的に自動
製袋する従来の製法が開示されている。すなわち、この
従来例を説明すると、図12に示すように、先ず、2枚
の矩形帯状の製袋用フィルム2aおよび2bの間に雄型
3aと雌型3bを咬合させた状態のチャック3が連続し
て挿入される。それと同時に、チャック3の雄型3aと
雌型3bとの間でヒートシールされる部分の内側に、図
13に示すように、一面にヒートシール性を有する挿入
テープ4が挿入される。また、挿入テープ4を含めてチ
ャック3の雄型3aおよび雌型3bには、縦シールの間
隔と同一間隔で、パンチング6,7により打ち抜き孔5
が設けられる。
【0003】次に、1袋毎の間隔で製袋用フィルム2
a,2bの外側から、製袋用フィルム2a,2bの繰り
出し方向に対して直角方向(縦方向)にヒートシールバ
ー8が当てられ、縦シールが行われる。その結果、製袋
用フィルム2a,2bの裏表がシールされると共に、チ
ャック3部分では、打ち抜き孔5を介してチャック3の
雄側3aと雌側3bがシールされる。これらのシール部
分は、袋の両サイドのシール部分に相当する。
【0004】さらに、縦シールが行われた製袋用フィル
ム2a,2bは、製袋用フィルム2a,2bの外側から
挿入テープ4に沿ってヒートシールバー9が当てられ、
横シールが行われる。その結果、製袋用フィルム2a,
2bとチャック3の雄側3aと雌側3bがシールされ
る。なお、雄側と雌側のチャック3は、そのシール部分
の内側間に挿入テープ4が挿入されるため、シールされ
ることがない。また、横シールが先に行われた後で、縦
シールが行われてもよい。その後、縦シールのシール部
分の中間が縦方向にカッタ等で切断され、1袋毎に分離
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、チャック付き袋を自動的に連続して製
造する工程になっているため、縦シールおよび横シール
の長さを自由に変更するということは、そう簡単なもの
ではなかった。特に、縦シールの長さに相当する袋1の
長さ方向の長さ(縦方向の長さ)は、一旦、その長さが
設定されると、それに応じて製造ラインの設備が設定さ
れる。そのため、従来のチャック付き袋の製法では、袋
1の縦の長さを簡単に変更することが困難であった。袋
の縦の長さを変更するためには、製造ラインの設備から
変更しなければならず、そのためのコストが高くついて
いた。すなわち、従来の技術では、袋の縦の長さの設定
に対する自由度が小さく、袋のサイズバリエーションが
少ないものであった。
【0006】それゆえに、本願発明の主たる目的は、袋
の縦方向および横方向の長さの設定自由度を大きくする
ことができ、袋体のサイズバリエーションを豊富にする
ことができる、圧縮保存袋の製造方法を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかる圧縮保
存袋の製造方法は、合成樹脂材料で形成され、縦方向の
一方に口部を有する有底筒状の袋体を形成する工程と、
袋体の口部の開口長さに対応する長さを有し、袋体の口
部を閉鎖自在にする合成樹脂製の閉鎖手段を袋体の口部
近傍に取着する閉鎖手段取着工程とを含む、圧縮保存袋
の製造方法である。上述の圧縮保存袋の製造方法におい
て、袋体がラミネートフィルムで矩形状偏平形に形成さ
れ、閉鎖手段取着工程は、互いに咬合させる凹凸部を1
組以上備えた帯状の閉鎖テープを準備する工程と、閉鎖
テープの凹凸部を咬合させる工程と、凹凸部が咬合した
状態で、閉鎖テープの長さ方向の両端部を熱融着して長
さ方向に所定の長さで適宜切断することにより、閉鎖テ
ープを環状に形成する工程と、袋体の口部近傍の内側に
閉鎖テープを熱融着する工程とを含むとよい。さらに、
袋体がラミネートフィルムで形成され、閉鎖テープは、
その幅方向の一端側の非融着部の長さがその幅方向の他
端側の非融着部の長さよりも短くなるように、その長さ
方向の一端部および他端部が熱融着され、非融着部の長
さの短い方は、袋体の口部先端の開口端側に配置される
ように、袋体の口部近傍に熱融着されると効果的であ
る。さらに、閉鎖テープの非融着部の長さ方向の一端側
および他端側には、袋体の口部先端の開口端側に延びる
にしたがって次第に幅狭になるように、対称的に傾斜す
るテーパ部が形成されるとより効果的である。
【0008】〔作用〕本願発明にかかる圧縮保存袋の製
造方法では、袋体の口部を開閉自在に閉鎖する閉鎖手段
が別途製造され、予め製造された有底筒状の袋体の開口
部の内側部分に後付けされる。そのため、所望される袋
体のサイズ、特に、縦方向および横方向の長さに応じ
て、適宜、袋体の口部に対応した閉鎖手段が取着可能と
なる。したがって、本願発明にかかる圧縮保存袋の製造
方法では、特に、袋体の縦方向の長さを変更したい場合
でも、従来の技術のように、製造ラインの設備を変更す
るなどの対策をとらなくてもよい。すなわち、袋体の縦
方向および横方向の長さの設定自由度が大きくなり、袋
体のサイズバリエーションが多くなる。
【0009】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本願発明にかかる圧縮保存袋の製造方
法により形成された圧縮保存袋の一例を示す斜視図であ
り、図2は本願発明にかかる圧縮保存袋の製造方法の一
例を示す工程図である。図3は図1および図2に示す圧
縮保存袋の開口部の閉鎖手段の一例を示す斜視図であ
り、図4は図3の線IV−IVにおける断面図である。
本願発明は圧縮保存袋の製造方法に関するものである
が、本実施例では、先ず、本願発明にかかる圧縮保存袋
の製造方法により製造された圧縮保存袋10の構造等に
ついて説明する。
【0011】圧縮保存袋10は、合成樹脂製の袋本体1
2を含む。袋本体12は、たとえばラミネートフィルム
等で矩形状偏平形の有底筒状に形成される。袋本体12
は、その長さ方向の一方端部に、口部としての開口部1
4を有する。さらに、袋本体12の口部近傍の内側に
は、口部を閉鎖自在にする合成樹脂製の閉鎖手段とし
て、閉鎖テープ16が形成される。本実施例の閉鎖テー
プ16は、互いに咬合され得るたとえば2組の凹凸を備
え、袋本体12の開口部14近傍の内側に形成される。
【0012】閉鎖テープ16は、矩形帯状のテープ片1
8aおよび18bを含む。テープ片18aおよび18b
は、開口部14の開口長さに対応する長さを有する。一
方のテープ片18aには、凸部として、テープ片18a
の長さ方向の一方から他方に延びるたとえば2つの凸条
部20a,22aが形成される。2つの凸条部20a,
22aは、テープ片18aの幅方向に所定の間隔を隔て
て配設される。また、他方のテープ片18bには、凹部
として、テープ片18bの長さ方向の一方から他方に延
びるたとえば2つの凹条部20b,22bが形成され
る。2つの凹条部20b,22bは、先のテープ片18
aの凸条部20a,22aに咬合され得るように、テー
プ片18bの幅方向に所定の間隔を隔てて配設される。
【0013】2つのテープ片18aおよび18bは、そ
れらの凸条部20a,22aと凹条部20b,22bと
が咬合可能なように対向配置されると共に、テープ片1
8aおよび18bの長さ方向の両端部が熱融着等の固着
手段で固着されることにより閉鎖テープ16が環状に形
成される。この場合、テープ片18aおよび18bの長
さ方向の両端部には、熱融着部24が設けられる。そし
て、この環状の閉鎖テープ16は、袋本体12の開口部
14近傍の内側に、インパルス溶着等の固着手段により
固着される。
【0014】環状の閉鎖テープ16は、図2等に示すよ
うに、非融着部26の幅方向の一端側の長さW1 が、非
融着部26の幅方向の他端側の長さW2 よりも短く形成
される。この場合、長さW1 を有する非融着部26の一
端側が袋本体12の開口部14先端側に配置されるよう
に、閉鎖テープ16の長さ方向の両端部が袋本体12の
開口部14近傍の内側に固着される。さらに、閉鎖テー
プ16の非融着部26の長さ方向の一端側および他端側
に、テーパ部28が形成される。すなわち、本実施例で
は、袋本体12の開口部14先端の開口端側に延びるに
したがって次第に幅狭になるように、非融着部26の長
さ方向の一端側および他端側が対称的に傾斜するテーパ
部28が形成される。
【0015】本実施例の圧縮保存袋10では、長さW1
>W2 を満足する非融着部26を備え、かつ、長さW1
を有する側が開口部14端側に配置されるため、閉鎖テ
ープ16を開いて開口したとき、開口するときに作用す
る力がテーパ部28の線状に沿って分散させることがで
きる。そのため、閉鎖テープ16の長さ方向の両端部に
力が集中することがなく、両端部に亀裂が生じる恐れが
ない。したがって、袋本体12内外からの空気の出入り
を防止することができる。
【0016】また、閉鎖テープ16のテープ片18aに
は、処理液を塗布、乾燥してなる処理層30が形成され
る。本実施例の処理層30は、図3および図4などに示
すように、一方のテープ片18aの上側の凸条部20a
よりも上側部分にのみ形成される。本実施例の処理液
は、たとえばメジウムを原液とし、それにシンナーおよ
び着色液等を混合させてなる混合液を用いている。この
処理層30を形成することによって、環状の閉鎖テープ
16を袋本体12にインパルス法によりテープ片18a
および18bの外側面と袋本体12の内側面とを熱融着
する場合に、テープ片18aおよび18bの内側面同志
が熱融着することを防止できる。
【0017】次に、本実施例の圧縮保存袋10の製造方
法について、特に、図2,図3,図4,図5,図6,図
9,図10,図11等を参照しながら説明する。先ず、
図2(A)に示すように、その縦方向(長さ方向)の一
方端側に開口部14を有する矩形状偏平形で有底筒状の
袋体12aが準備される。この袋体12aが袋本体12
を構成する。この袋本体12は、その内表面側から、た
とえばエバール、ポリエチレン、ナイロン、ポリエチレ
ン、ナイロン、リニアローレンの順で順次ラミネートさ
れた合成樹脂材料で形成される。また、袋本体12は、
その内表面側から、たとえばエバール、ポリエチレン、
リニアローレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエチレ
ン、リニアローレン、ポリエチレン、エバールの順で順
次ラミネートされた合成樹脂材料で形成されてもよい。
【0018】また、袋本体12の開口部14の開口長さ
にほぼ対応する長さを有する2つの矩形帯状のテープ片
18aおよび18bが準備される。テープ片18aおよ
び18bには、互いに咬合可能な2組の凹凸部として、
凸条部20a,22aおよび凹条部20b,22bが配
設される。すなわち、上述したように、一方のテープ片
18aは2条の凸条部20a,22aを有し、他方のテ
ープ片18bは2条の凹条部20b,22bを有するも
のである。なお、一方のテープ片18aの上側の凸条部
20aよりも上側部分には、上述した処理層30が予め
形成されている。
【0019】そして、2つの閉鎖テープ18aおよび1
8bは、たとえば図5および図6に示す閉鎖手段製造装
置50によって、図3に示すような環状の閉鎖テープ1
6に形成される。すなわち、準備された2つのテープ片
18aおよび18bの凸条部20a,22aおよび凹条
部20b,22bを互いに咬合させた咬合体32が、閉
鎖手段製造装置50の保持ローラ52にロール状に保持
される。保持ローラ52に保持されたテープ片18a,
18bの咬合体32は、ガイドローラ54を介して、フ
ィードローラ56およびそれに従動する従動ローラ58
により下流側へと引き出され、さらに、案内部材60へ
と送られる。案内部材60により上方に案内された咬合
体32は、ガイドローラ62a,62bによりさらに下
流側へと案内される。
【0020】ガイドローラ62a,62bの下流側に
は、環状の閉鎖テープ16を形成するためのヒートシー
ル装置65および切断装置74などが間隔を隔てて配置
されている。咬合した状態のテープ片18aおよび18
bは、その長さ方向の両端部がヒートシール装置65に
より熱融着され、さらに、切断装置74により適宜所定
の長さに切断されることによって、環状の閉鎖テープ1
6として形成される。すなわち、ガイドローラ62a,
62bを介して下流側に送り出される咬合体32の上側
面および下側面には、それぞれ、一対の回転するバンド
部材34aおよび34bが配置される。バンド部材34
aおよび34bは、それぞれ、たとえばその1つが回転
駆動ローラを含む3つの回転ローラ64,64,64お
よび66,66,66によって、たとえば図5で見て、
時計方向に回転可能に形成されている。
【0021】バンド部材34aおよび34bは、後述す
るヒートシール装置65の圧着面に咬合体32のテープ
片18a,18bが粘着することを防止するためのもの
であり、テフロン製の不織布等の粘着防止材で形成され
る。バンド部材34aおよび34bの材料としては、テ
フロン製不織布以外にも、たとえば金属製のバンドの表
面にシリコンを塗布したもの、ポリフッ化エチレンテー
プなども適宜用いられ得る。
【0022】さて、ガイドローラ62a,62bにより
さらに下流側へと案内された咬合体32のテープ片18
a,18bは、上下一対の回転するバンド部材34aお
よび34b間に挟持され、且つ、それらに押さえられな
がら、バンド部材34aおよび34bと共に下流側へと
送られる。このとき、熱融着部24は、ヒートシール装
置65の加熱部材68で加熱され、さらに、冷却部材7
0で直ちに冷却される。これによって、テープ片18a
および18bは、その長さ方向の両端部が熱融着され
る。さらに、咬合体32の長さ方向に所定の間隔を隔て
て熱融着されたテープ片18aおよび18bは、ガイド
ローラ72aおよび72bを介して下流側に送られ、切
断装置74により所定の長さに切断される。したがっ
て、環状の閉鎖テープ16が形成される。
【0023】ここで、ヒートシール装置65の加熱部材
68および冷却部材70について、特に、たとえば図
7,図8および図9を参照しながら説明する。加熱部材
68は、所謂、ヒートシール法の熱板法に用いられる熱
板としての機能を有するもので、上型68aおよび下型
68bを含む。上型68aは上流側から送られてくる咬
合体32の上方に配置され、下型68bはその下方に咬
合体32を介して対向配置される。上型68aは、たと
えば略直方体形のブロック体76aを含む。下型68b
と対向するブロック体76aの下面中央には、相対する
両側面が対称的に傾斜している圧着面78が形成され
る。この圧着面78によって、上流側から送られてくる
咬合体32の長さ方向に所定の間隔を隔てた部位が圧着
され且つ熱融着される。この場合、圧着面78の両側面
には、上述した非融着部26の長さ方向の両端に配設さ
れるテーパ部28を構成するテーパ部80が配設され
る。
【0024】圧着面78aの両側面のテーパ部80,8
0には、それぞれ、その長さ方向に所定の間隔を隔て
て、2つの収容部82,82が配設される。収容部82
は、略半円筒形の第1の収容凹部84と、第1の収容凹
部82と連通する平面視略二等辺三角形の第2の収容凹
部86とで形成される。一方、下型68bは、略直方体
形のブロック体76bを含み、ブロック体76bの上面
には、上型68aの圧着面78aと対向する圧着面78
bが形成される。この圧着面78bは、圧着面78aよ
りもひとまわり程大きく形成され、その両側面には、圧
着面78aのテーパ部80とおおよそ対応するテーパ状
部88が形成される。この場合、テーパ状部88は、両
側面が幅広の直線状部90および幅狭の直線状部92
と、それらの間に位置するテーパ部94とで形成され
る。
【0025】ヒートシール装置65が作動して、咬合体
32が上型68aおよび68b間で圧着されたとき、特
に、たとえば図9に示すように、咬合体32の長さ方向
の所定の部位が、つまり、環状の閉鎖テープ16の長さ
方向の両端部に位置する熱融着部24を形成する部位の
凸条部20a,22aおよび凹条部20b,22bが収
容部82に配置される。そして、環状の閉鎖テープ16
の長さ方向の両端部に位置する部位は、上型68aの圧
着面78aと下型68bの圧着面78bとの間で圧着さ
れて熱融着される。その後、咬合体32は、冷却部材7
0の上型70aおよび下型70b間で押圧され、直ちに
冷却される。なお、冷却部材70の上型70aおよび下
型70bの構造は、上述した加熱部材68の上型68a
および下型68bと同様の構造を有するものである。こ
のようにして、熱融着部24と非融着部26との境界部
には、図1,図2および図3などに示すように、テーパ
部28が形成される。
【0026】このようにして形成された環状の閉鎖テー
プ16は、その後、図2(B)に示すように、袋本体1
2の開口部14の近傍でその内側に配置され、さらに、
たとえばインパルスシール法により、閉鎖テープ16の
テープ片18a,18bの外側面と袋本体12の内側面
とが適宜所定の部位で熱融着される。この場合、特に、
図2(C)に示すように、長さW1 を有する閉鎖テープ
16の非融着部26の一端側が袋本体12の開口部14
先端側に配置されるように、閉鎖テープ16の長さ方向
の両端部が袋本体12の開口部14近傍の内側面に熱融
着される。それによって、袋本体の開口部14を閉鎖自
在にする閉鎖テープ16を備えた圧縮保存袋10が形成
される。
【0027】本実施例の圧縮保存袋10の製造方法で
は、袋本体12の開口部14を開閉自在に閉鎖する閉鎖
テープ16が別途製造され、予め製造された袋本体12
の開口部14の近傍の内側部分に後付けされる。そのた
め、本実施例の圧縮保存袋10の製造方法では、所望さ
れる袋本体12の縦方向および横方向の長さに応じて、
適宜、袋本体12の開口部14の長さに対応した閉鎖テ
ープ16を取着することができる。したがって、本実施
例にかかる圧縮保存袋の製造方法では、特に、袋本体1
2の縦方向の長さLを変更したい場合でも、従来の技術
のように、製造ラインの設備を変更するなどの対策をと
らなくてもよい。つまり、袋本体12の縦方向の長さL
の設定自由度が大きくなり、袋本体12のサイズバリエ
ーションが多くなる。
【0028】なお、上述の実施例では、予め、閉鎖テー
プ16の一方のテープ片18aの上側の凸条部20aよ
りも上側部分に処理層30を形成していたが、たとえば
図5に示す閉鎖手段製造装置50の一連の製造工程に組
み込んだ所謂インライン方式により、処理層30を形成
するようにしてもよい。この場合、環状の閉鎖テープ1
6を形成するために準備されたテープ片18aおよび1
8bの咬合体32を閉鎖手段製造装置50の保持ローラ
52にロール状に保持する前に、たとえば図10および
図11に示すような塗布装置100により処理層30が
形成される。
【0029】塗布装置100は、コーティングパン10
2を含み、コーティングパン102には、メジウムを原
液とし、それにシンナーおよび着色液等を混合させてな
る処理液30aが入れられている。処理液30aは、塗
布ロール104,版胴106および圧胴116の3つの
ロールの協働作用によって、上流側から送られてくるテ
ープ片18aの所定の部位に処理液30aが塗布され
る。版胴106の外周面には、たとえば図11に示すよ
うに、軸線方向の一端から、軸線方向に所定の間隔を隔
てて、2つの凸部108,108が配設される。2つの
凸部108および108により、それらの間は1つの凹
部110が形成される。さらに、版胴106の軸線方向
の他端から所定の長さにわたって別の凸部112が形成
され、一方の凸部108と凸部112との間には別の凹
部114が配設される。
【0030】塗布装置100に送り込まれたとき、特
に、図11に示すように、テープ片18aの一方の凸条
部20aは先の凹部110に係合され、他方の凸条部2
2aは別の凹部14の側端面に係合された状態となる。
したがって、テープ片18aの上側の凸条部20aより
も上側部分、この場合、図11で見て、右側部分にのみ
処理液30aが塗布される。そして、処理液30aが塗
布されたテープ片18aは、引き続き下流側に配設され
た乾燥部(図示せず)へ送られ乾燥される。それによっ
て、上述の処理層30が環状の閉鎖テープ16の一方の
テープ片18aの所定の部分に形成される。
【0031】
【発明の効果】本願発明によれば、袋の縦方向および横
方向の長さの設定自由度を大きくすることができ、袋体
のサイズバリエーションを豊富にすることができる、圧
縮保存袋の製造方法が得られる。そのため、特に、袋体
の縦方向の長さを変更したい場合でも、従来の技術のよ
うに製造ラインの設備をその都度変更するなど大がかり
な作業をする必要がなくなる。したがって、従来の技術
に比べて、袋体のサイズに適応したメンテナンスが容易
となり、そのランニグコストも小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる圧縮保存袋の製造方法により
形成された圧縮保存袋の一例を示す斜視図である。
【図2】本願発明にかかる圧縮保存袋の製造方法の一例
を示す工程図である。
【図3】図1および図2に示す圧縮保存袋の開口部の閉
鎖手段の一例を示す斜視図である。
【図4】図3の線IV−IVにおける端面図である。
【図5】図3に示す閉鎖手段の製造装置およびそれを用
いた製造工程の一例を示す図解図である。
【図6】図5に示す閉鎖手段の製造装置およびそれを用
いた製造工程の要部を示す図解図である。
【図7】図5および図6に示す製造装置およびそれを用
いた製造工程に適用されるヒートシール装置の上型の一
例を示す斜視図である。
【図8】図5および図6に示す製造装置およびそれを用
いた製造工程に適用されるヒートシール装置の下型の一
例を示す斜視図である。
【図9】図7に示すヒートシール装置の上型および図8
に示すヒートシール装置の下型で咬合体を圧着する工程
の一例を示す要部分解斜視図である。
【図10】閉鎖手段の一部に処理液を塗布する塗布装置
の一例を示す図解図である。
【図11】図10に示す塗布装置の要部を示す断面図解
図である。
【図12】本願発明の背景となる従来のチャック付袋の
製法の一例を示す説明図解図である。
【図13】図12に示すチャックおよび挿入テープの挿
入部分の製袋用材料の断面を示す説明図解図である。
【符号の説明】
10 圧縮保存袋 12 袋本体 14 開口部 16 閉鎖テープ 18a 一方のテープ片 18b 他方のテープ片 20a,22a 凸条部 20b,22b 凹条部 24 熱融着部 26 非熱融着部 28 テーパ部 30 処理層 32 咬合体 34a,34b バンド部材 50 閉鎖手段製造装置 65 ヒートシール装置 68 加熱部材 68a 上型 68b 下型 70 冷却部材 70a 上型 70b 下型 74 切断装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料で形成され、縦方向の一方
    に口部を有する有底筒状の袋体を形成する工程、および
    前記袋体の前記口部の開口長さに対応する長さを有し、
    前記袋体の口部を閉鎖自在にする合成樹脂製の閉鎖手段
    を前記袋体の前記口部近傍に取着する閉鎖手段取着工程
    を含む、圧縮保存袋の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記袋体がラミネートフィルムで矩形状
    偏平形に形成され、前記閉鎖手段取着工程は、 互いに咬合させる凹凸部を1組以上備えた帯状の閉鎖テ
    ープを準備する工程、 前記閉鎖テープの前記凹凸部を咬合させる工程、 前記凹凸部が咬合した状態で、前記閉鎖テープの長さ方
    向の両端部を熱融着して長さ方向に所定の長さで適宜切
    断することにより、前記閉鎖テープを環状に形成する工
    程、および前記袋体の口部近傍の内側に前記閉鎖テープ
    を熱融着する工程を含む、請求項1に記載の圧縮保存袋
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記閉鎖テープは、その幅方向の一端側
    の非融着部の長さがその幅方向の他端側の非融着部の長
    さよりも短くなるように、その長さ方向の一端部および
    他端部が熱融着され、前記非融着部の長さの短い方は、
    前記袋体の口部先端の開口端側に配置されるように、前
    記袋体の前記口部近傍に熱融着されることを特徴とす
    る、請求項2に記載の圧縮保存袋の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記閉鎖テープの非融着部の長さ方向の
    一端側および他端側には、前記袋体の口部先端の開口端
    側に延びるにしたがって次第に幅狭になるように対称的
    に傾斜するテーパ部が形成されることを特徴とする、請
    求項3に記載の圧縮保存袋の製造方法。
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