JP2000335440A - トレーラの操舵方法、操舵装置、及び、その操舵方法又は操舵装置を備えたトレーラ等の車輌 - Google Patents

トレーラの操舵方法、操舵装置、及び、その操舵方法又は操舵装置を備えたトレーラ等の車輌

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JP2000335440A
JP2000335440A JP11144334A JP14433499A JP2000335440A JP 2000335440 A JP2000335440 A JP 2000335440A JP 11144334 A JP11144334 A JP 11144334A JP 14433499 A JP14433499 A JP 14433499A JP 2000335440 A JP2000335440 A JP 2000335440A
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trailer
steering
tractor
vehicle
transmission member
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Yasunobu Akashio
泰信 赤塩
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Sohshin Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D13/00Steering specially adapted for trailers
    • B62D13/02Steering specially adapted for trailers for centrally-pivoted axles
    • B62D13/025Steering specially adapted for trailers for centrally-pivoted axles the pivoted movement being initiated by the coupling means between tractor and trailer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D13/00Steering specially adapted for trailers
    • B62D13/06Steering specially adapted for trailers for backing a normally drawn trailer

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックなど自走車を含
めて操舵軸を前部に装着した前操舵軸型トレーラをトラ
クタに連結して使用することは物流効率面で思考された
が、後進性が困難などの問題があって実現には至ってい
ない。 【解決手段】 操舵軸1を前部に装着した
前操舵軸型トレーラ2をトラクタ5で牽引し、トラクタ
5に連動してトレーラ2の操舵方向を牽引バー3の交差
角の変位に連動する伝達部材14,19,20,36,
45により操舵すると共に、トラクタ5の前後・進行方
向を検出して伝達部材の伝達システムを前後進・操舵方
向切り換え機構9により切り換え、トラクタ5に対しト
レーラ2の操舵方向を変換することを特徴とするトレー
ラの操舵方法、操舵装置、及び、その操舵方法又は操舵
装置を備えたトレーラ等の車輌。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーラの操舵方
法、操舵装置、及び、その操舵方法又は操舵装置を備え
たトレーラ等の車輌に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの動きに連動してフルト
レーラを操舵するものとしては、図12に記載の如く、
回転座としてカプラ71を搭載した回転座付き前台車
(ドーリー)72をトレーラ73のキングピン74に連
結し、且つ、ドーリー72先端のルネットアイ75をト
ラクタ76後端のピントルフック77に連結したドーリ
ー型トレーラと、図13に記載の如く、リヤカー式のト
レーラ73中央部に車軸78を配してトレーラ73と一
体となったドローバー79を突き出させてトラクタ76
後部下でドローバー79先端のルネットアイ75をトラ
クタ76後端のピントルフック77に連結する中央車軸
型トレーラ(通称名:センターアクスル型トレーラ)が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のドーリー型トレ
ーラでは、後進時連結機構であるドーリー72がトラク
タ76に押されて後進方向が定まらずドーリー72とト
レーラ76との回転部を固定する装置を付加するなど対
処しているが、後進操作は難儀で、実績があるセミトレ
ーラの後進操作のレベルにはない。そして、トレーラ7
3を牽引するにはドーリー72の連結が必要であるなど
の煩わしさがある。一方、中央車軸型トレーラでは、車
軸78をトレーラ73の中央に配しているため、前後ピ
ッチングが生じ易く、これによる荷重の変化をドローバ
ー79を介してトラクタ76が受けて乗員の乗心地を悪
くし、又、左右方向のヨーイング、横揺れなどが生じ易
く、直進安定性、旋回性を各々阻害する不満がある。ま
た、旋回時、内輪差が大でトラクタ76の轍から外れる
ことによる雪道でのトレーラ側の走行抵抗増加によるス
リップが生じ易いなどの不満がある。又、連結、切り離
しは、トレーラ73と一体の前に長く突き出たドローバ
ー79前端のルネットアイ75をトラクタ76のピント
ルフック77があるリアオーバーハング下での作業とな
り、大変であること及び、切り離し後はドローバー79
の連結部が突き出して邪魔になる不満がある。また、ト
ラックなど自走車をトレーラとしてトラクタに連結して
使用することは物流効率面で思考されたが、後進性が困
難などの問題があって実現には至っていない。本発明は
これら問題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、操舵軸
を前部に装着した前操舵軸型トレーラをトラクタで牽引
し、トラクタの操舵方向に連動してトレーラの操舵方向
をトラクタとトレーラを連結する牽引バーとトレーラ又
はトラクタとの交差角の変位に連動する伝達部材により
操舵すると共に、トラクタの前後・進行方向を検出して
伝達部材の伝達システムを切り換え、トレーラの操舵方
向を変換することを特徴とするトレーラの操舵方法を提
供するものである。操舵軸を前に装着した前操舵軸型ト
レーラの採用で前述内輪差大は是正され、適正な前後軸
間距離を得ることができ、前述乗り心地、横揺れなどの
要因であるピッチング、ヨーイングを抑えることができ
る。牽引バーとトレーラ又はトラクタとの交差角の変化
を検出して操舵を制御することで、適正な前後軸間距離
の設定と相まって、丁度トラクタにトラックが追走する
様な自然で一体感がある旋回性、安定性が得られ、軌道
貨車の運動に近似した旋回性と安定性が得られる。
【0005】更に、トレーラ操舵軸の操舵向きを、トラ
クタをリバースにシフトして点灯する後退灯等の信号等
によりトラクタの前後・進行方向を検出して伝達部材の
伝達システムを切り換えることにより、前進時はトラク
タの走行軌跡に倣って操舵するのに対し、後進時はトラ
クタとトレーラとの操舵向きを前進とは逆に制御される
ことで、セミトレーラ並の後進性が得られ、回転座付き
前台車型トレーラの後進操作難の不満は解決される。
【0006】また、本発明は、請求項1において、伝達
部材の中間に前後進・操舵方向切り換え機構を設け、ト
ラクタの前後・進行方向を検出して前後進・操舵方向切
り換え機構を切り換えてトレーラの操舵方向を変換する
ことを特徴とするトレーラの操舵方法を提供するもので
ある。上記本発明によれば、伝達部材の中間に設けた前
後進・操舵方向切り換え機構を、トラクタの前後・進行
方向を検出して切り換えてトレーラの操舵方向を変換す
ることができる。
【0007】また、本発明は、請求項1又は2に記載の
トレーラの操舵方法において、操舵軸を前部に装着した
前操舵軸型トレーラが、荷役を主とした貨物トレーラの
他、連結バス、キャンピングトレーラ、又は、自走車と
して操舵軸を持つトラック,バス,乗用車からなること
を特徴とするトレーラの操舵方法を提供するものであ
る。上記本発明のトレーラの操舵方法によれば、荷役を
主とした貨物トレーラの他、連結バス、キャンピングト
レーラ、又は、自走車として操舵軸を持つトラック,バ
ス,乗用車をトラクタに連結して操舵することができ
る。
【0008】また、本発明は、操舵軸を前部に装着した
前操舵軸型トレーラをトラクタで牽引し、トラクタの操
舵方向に連動してトレーラの操舵方向を変換するトレー
ラの操舵装置において、トラクタとトレーラを連結する
牽引バーとトレーラ又はトラクタとの交差角の変位に連
動してトレーラの操舵軸を操舵する伝達部材を設けると
共に、伝達部材に、トラクタの前後・進行方向の検出信
号に基づいて伝達部材の伝達システムを切り換える前後
進・操舵方向切り換え機構を設け、トレーラの操舵方向
を変換することを特徴とするトレーラの操舵装置を提供
するものである。上記本発明のトレーラの操舵装置によ
れば、伝達部材に設けた前後進・操舵方向切り換え機構
により、トラクタの前後・進行方向の検出信号に基づい
て伝達部材の伝達システムを切り換え、トレーラの操舵
方向を変換することができ、前進時はトラクタの走行軌
跡に倣って操舵することができるのに対し、後進時はト
ラクタとトレーラとの操舵向きを前進とは逆に制御する
ことで、セミトレーラ並の安定した後進性が得られる。
【0009】また、本発明は、請求項4に記載のトレー
ラの操舵装置おいて、トレーラが自走車として操舵軸を
前部に装着した車輌であって、伝達部材に車輌の操舵機
構を連結し、自走車の操舵方向をトレーラと同様に変換
することを特徴とするトレーラの操舵装置を提供するも
のである。上記本発明によれば、伝達部材に自走車とし
て操舵軸を前部に装着した車輌の操舵機構を連結し、自
走車の操舵方向をトレーラと同様に変換することができ
るから、トラクタにより自走車をトレーラと同様に操舵
することができる。
【0010】また、本発明は、請求項4又は5に記載の
トレーラの操舵装置おいて、伝達部材中にパワーステア
リング機構を設けたことを特徴とするトレーラの操舵装
置を提供するものである。上記本発明によれば、伝達部
材中にパワーステアリング機構を設けたことにより、ト
レーラを軽快に操舵することができるのみならず、車両
停車時の操舵輪の操舵位置に関わりなく、トラクタの前
後・進行方向の検出信号に基づいて前後進・操舵方向切
り換え機構により操舵方向を軽快に切り換えることがで
きる。
【0011】また、本発明は、請求項4、5又は6に記
載のトレーラの操舵装置おいて、後部にも操舵軸を具備
したトレーラ又は車輌が、前部の操舵軸と連動して後部
の操舵軸の操舵方向を変換する構成を有することを特徴
とするトレーラの操舵装置を提供するものである。上記
本発明によれば、後部にも操舵軸を具備したトレーラ又
は車輌を、前部の操舵軸と連動して後部の操舵軸の操舵
方向を変換して操作することができる。また、本発明
は、請求項4乃至7のいずれかに記載のトレーラの操舵
装置おいて、牽引バーに切り離し後に直進方向になるよ
うに保持する直進方向保持機構を設けたことを特徴とす
るトレーラの操舵装置を提供するものである。上記本発
明によれば、トレーラにトラクタを連結する際に、直進
方向に保持された牽引バー先端のルネットアイとトラク
タ後端のピントルフックとを容易に連結することができ
る。
【0012】また、本発明は、請求項4乃至8のいずれ
かに記載のトレーラの操舵装置おいて、牽引バーに切り
離し後に折り曲げて格納できる格納機構を設けたことを
特徴とするトレーラの操舵装置を提供するものである。
上記の本発明によれば、切り離し後は牽引バーは上方に
折り曲げて格納することができるから、トレーラからの
牽引バーの突き出しは緩和される。また、本発明は、請
求項1乃至3のいずれかに記載のトレーラの操舵方法、
又は、請求項4乃至9のいずれかに記載のトレーラの操
舵装置を具備するトレーラ、連結バス、キャンピングト
レーラ、又は、自走車として操舵軸を持つトラック、バ
ス、又は、乗用車等からなるトレーラ等の車輌を提供す
るものである。上記本発明に係るトレーラ、連結バス、
キャンピングトレーラ、又は、自走車として操舵軸を持
つトラック、バス、又は、乗用車等は、トラクタの前後
・進行方向の検出信号に基づいてトレーラの操舵方向を
変換することができる等の前記本発明に係るトレーラの
操舵方法、又は、操舵装置を具備することにより、前後
・進行方向に優れた操舵性等を有することとなる。
【0013】
【実施例】以下図示する実施例により本発明を詳細に説
明すると、図1〜図5の実施例において、2は操舵軸1
を前部に装着した前操舵軸型のトレーラである。操舵軸
1は、実施例の場合、トレーラ2の操舵輪6の車輪軸3
3と一体に車軸32に設けたナックルピン31の周囲を
回転する左右のナックル20と、左右のナックル20が
ほぼ平行を維持して同時に旋回するようにタイロッド1
9で連結すべくナックル20から突出して設けたナック
ルアーム18と、前記タイロッド19からなり、一方の
ナックル20を操舵軸1として回転操作することによ
り、トレーラ2の操舵輪6の操舵を行うことができるこ
ととなる。
【0014】牽引バー3はトレーラ2の車体30の前面
壁部34にジョイント&ブラケット11を介して上下動
自在且つ左右動自在に取り付けてある。実施例の場合、
牽引バー3は前面壁部34に固設したブラケット35に
垂直方向に回転自在に軸受された角度変位軸36と一体
に回転するように、そのヨーク部37が角度変位軸36
に十文字状に直交して設けた水平軸部38に上下動自在
に連結して設けてある。また、牽引バー3には前面壁部
34と平行に左右に直進保持板39が一体に設けてある
と共に、牽引バー3を中心に両側に同等のバネ弾力を有
する直進保持スプリング21を設けてあり、トラクタ5
から切り離したとき、牽引バー3が自動的に直進方向を
向くように構成してある。牽引バー3はその先端のルネ
ットアイ12をトラクタ5の後端部に設けたピントルフ
ック4に左右上下に回動自在に連結してあり、図2に記
載のように、トラクタ5がその操舵輪59によって左に
カーブすると、牽引バー3も直進保持スプリング21の
バネ弾力に抗して角度変位軸36を伴って左方向に回動
する。
【0015】図3に記載のように、角度変位軸36には
一体に操舵量検出アーム13が設けてあり、操舵量検出
アーム13と、切り換え中心軸40を中心に回転する操
舵方向切り替え機構9のスライデイングレバー27と一
体な作動アーム41とは、リンクレバー14で連動可能
に連結してあり、両者が同時的に回動するように構成し
てある。他方、前記ナックル20には一体にステアリン
グアーム42が設けてあり、ステアリングアーム42
と、車体30に回転自在に軸受された中継回転支軸43
に一体に設けた中継リンク7との間はドラックリンク1
7で連結してあり、ステアリングアーム42と中継リン
ク7及び中継回転支軸43が同時に回転するように構成
してある。また、中継回転支軸43には前記スライデイ
ングレバー27とほぼ平行に突出する中継レバー44が
一体に設けてあり、中継レバー44の先端と、スライデ
イングレバー27に先端部46がスライド自在に連結す
るコネクテイングロッド15の後端部45とが連動可能
に連結してあり、切り換え中心軸40を中心に回転する
操舵方向切り替え機構9のスライデイングレバー27
と、操舵軸1のナックル20のステアリングアーム42
と連動する中継レバー44とが同時的に連動するように
構成してある。
【0016】ここで、角度変位軸36とナックル20を
連結する操舵量検出アーム13、リンクレバー14、作
動アーム41、スライデイングレバー27、コネクテイ
ングロッド15、中継レバー44、中継リンク7及びス
テアリングアーム42は、本発明に係るトラクタの操舵
方向に連動して牽引バー3とトレーラ又はトラクタとの
間に生じる交差角の変位に連動して操舵軸1を操舵する
伝達部材を構成している。コネクテイングロッド15に
は、車体30にシリンダ部を固定したソレノイド8の作
動軸47が連結してあり、作動軸47の伸縮に伴って中
継レバー44に連動可能に連結した後端部45を中心に
揺動可能なコネクテイングロッド15の先端部46をス
ライデイングレバー27に沿って前進位置Aと後退位置
Bに切り換え可能に構成してある。前記ソレノイド8と
スライデイングレバー27は本発明に係る前後進・操舵
方向切り替え機構9を構成し、ソレノイド8は一実施例
であって、油圧、空気圧等の流体圧で作動軸47が進退
作動する流体圧シリンダを使用する構成、機械的に駆動
モータにより回転するピニオンで移動するラック側に設
けた作動軸47が進退移動する構成等、従来公知の種々
の形態で実施することが可能である。また、前記ソレノ
イド8等を用いる場合、作動軸47に避退又は突出方向
のバネ弾力を付与しておき、一方向の作動はスプリング
等のバネ弾力で行う構成にすることも可能である。
【0017】コネクテイングロッド15の先端部46を
スライデイングレバー27の前進位置Aに設定した場
合、トラクタ5が左方向(反時計方向)に移動すると、
牽引バー3も左に回転し、角度変位軸36を左に回転す
る。同時に操舵量検出アーム13が左に回転し、リンク
レバー14を伴って作動アーム41及びスライデイング
レバー27が切り換え中心軸40を中心に左に回転す
る。同時に、コネクテイングロッド15は切り換え中心
軸40を中心に左に回転し、その後端部45の押し込み
作動により中継レバー44及び中継リンク7を中継軸4
3を中心に右方向(時計方向)に回転し、ドラッグロッ
ド17によりステアリングアーム42はナックル20を
左に回転し、トレーラ2の操舵輪6はトラクタ5と同じ
左方向に回転して、トラクタ5とトレーラ2の前進時の
走行方向は一致することとなる。逆に、コネクテイング
ロッド15の先端部46をスライデイングレバー27の
後退位置Bに設定した場合、トラクタ5が左方向に移動
すると、牽引バー3も左に回転し、角度変位軸36を左
に回転する。同時に操舵量検出アーム13が左に回転
し、リンクレバー14を伴って作動アーム41及びスラ
イデイングレバー27が切り換え中心軸40を中心に左
に回転する。同時に、図4に記載のように、コネクテイ
ングロッド15は切り換え中心軸40を中心に左に回転
し、その後端部45の引っ張り作動により中継レバー4
4及び中継リング7を中継軸43を中心に左に回転し、
ドラッグロッド17によりステアリングアーム42はナ
ックル20を右に回転し、トレーラ2の操舵輪6はトラ
クタ5と反対の右方向に回転して、図5に記載のよう
に、トラクタ5とトレーラ2の後進時の走行方向は逆に
なることとなる。
【0018】このように、図2の場合は、前進方向にト
ラクタ5が移動すると、それに倣ってトレーラ2が走行
することとなるが、そのまま後退する場合には、トラク
タ5とトレーラ2は牽引バー3を境に折れ曲がってしま
い、トレーラ2を操舵することが困難であるが、図5に
記載のように、後進時にトレーラ2の操舵輪6の方向が
トラクタの操舵輪59の方向と逆になることによって、
トラクタ5とトレーラ2が牽引バー3を境に折れ曲がっ
てしまう状態からでも、トレーラ2はトラクタ5と同一
方向に直線的に後退する方向に曲がることから、トラク
タ5の操舵に連動してトレーラ2を楽に後退操舵するこ
とができることとなる。ソレノイド8は後退時に後退灯
点灯等のON・OFF信号等を検出して作動し、後退信
号のONによりコネクテイングロッド15の先端部46
をスライデイングレバー27の後退位置Bに設定し、後
退灯点灯等のOFF信号により復帰作動して、コネクテ
イングロッド15の先端部46をスライデイングレバー
27の前進位置Aに設定するように構成してある。
【0019】図6の実施例の場合、牽引バー3は、中間
に下方ストッパー付きの折り畳み連結部22を具備し、
水平支軸48を中心に上下に屈曲可能であり、ルネット
アイ12の切り離し後においては上方に折り畳めるよう
に構成してある。また、図6の実施例の場合、前後進・
操舵方向切り替え機構9には、パワーステアリング機構
10が設けてあり、コネクテイングロッド15の後端部
45を油圧ポンプ29で作動する油圧ブースタ16によ
り駆動することにより、トラクタ5が左又は右方向に移
動し、牽引バー3と共に角度変位軸36が回転すると操
舵量検出アーム13が回転し、リンクレバー14を伴っ
て作動アーム41及びスライデイングレバー27が切り
換え中心軸40を中心に回転すると同時に、コネクテイ
ングロッド15は切り換え中心軸40を中心に油圧ブー
スタ16の駆動力を受けてその後端部45に連動する油
圧ブースタ16の作動杆49より、リンク連結部60を
介して中継レバー44及び中継リンク7を中継軸43を
中心に回転し、ドラッグロッド17によりステアリング
アーム42及びナックル20を回転し、トレーラ2の操
舵輪6をトラクタ5と同期して軽快に操舵することがで
きる。
【0020】図示の実施例の場合、パワーステアリング
機構10は油圧式のものを示してあるが、電動式にモー
ター駆動により作動杆49を駆動する等の他の構成にす
ることができることは勿論である。実施例の場合、図7
〜図9において、ソレノイド8はスライデイングレバー
27の切り換え中心軸40に基端部を回転可能に連結し
た支持部材50の先端部に取り付けてあり、トラクタ5
とトレーラ2のなす角度、即ち、スライデイングレバー
27の回転位置に関わらず、トラクタの前進又は後退信
号の切り換えに対応して、コネクテイングロッド15の
先端部46を前進位置A又は後退位置Bに、円滑に切り
換えることができるように構成してある。図7におい
て、実線で描いた支持部材50の中央位置では、トラク
タ5とトレーラ2は直進停車状態にあって、コネクテイ
ングロッド15の先端部46を図上水平位置のスライデ
イングレバー27に沿って前進位置Aと後退位置Bに切
り換えることができる。
【0021】また、図7の支持部材50の上方破線位置
では、図8に記載の如く、コネクテイングロッド15の
先端部46を図上右上がり位置のスライデイングレバー
27に沿って前進左操舵停車位置Aと後退右操舵停車位
置Bに切り換えることができ、同様に、図7の支持部材
50の下方破線位置では、図9に記載の如く、コネクテ
イングロッド15の先端部46を図上右下がり位置のス
ライデイングレバー27に沿って前進右操舵停車位置A
と後退左操舵停車位置Bに切り換えることができる。な
お、図8及び図9において、前後進操舵方向切り替え機
構9の前進位置Aと後退位置Bに切り換える場合は、停
車状態の操舵輪6の左右に大角度の回転を伴うから相当
の労力を要し、図7〜図9のように伝達部材中にパワー
ステアリング機構10を設けてある場合には円滑な切り
替えが可能であるが、図4に記載のように、パワーステ
アリング機構10を設けてない場合には、直進に近い停
止状態でないと円滑な操舵方向の切り替えは相当に困難
である。
【0022】図11は自走車として操舵軸を持つトラッ
ク、バス、又は、乗用車等からなる車輌23を牽引バー
3により牽引するものである。図10はその要部の一実
施例を示し、牽引バー3は固定ネジ28によって途中で
切り離し可能に連結してあり、牽引バー3の左右の傾き
角度を、角度変位軸36、操舵量検出アーム13、リン
クレバー14、作動アーム41、前後進操舵方向切り換
え機構9、スライデイングレバー27、コネクテイング
ロッド15、中継レバー44及び中継回転支軸43等か
らなる伝達部材を介して中継リンク7までを操作する構
成は、図1〜図5の実施例の構成と同様である。中継リ
ンク7は、連結軸25を介して、自走車の操舵系のハン
ドル51の回転に連動する回動軸52を中心に旋回する
ピットマンアーム24の揺動端部58に連動可能に連結
されており、ピットマンアーム24の動きは、自走車の
操舵系である連結ロッド53を介してコンバインド型パ
ワーステアリング26に伝達され、その作動軸54が車
体30に支点軸55を中心に揺動自在に設けたリンクレ
バー56の中間部57を揺動駆動し、リンクレバー56
の動きは、ドラックリンク17からステアリングアーム
42及びナックル20に伝達されることとなる。
【0023】ここで、図10において、コネクテイング
ロッド15の先端部46をスライデイングレバー27の
前進位置Aに設定した場合、図3の実施例で述べた如
く、トラクタ5が左方向(反時計方向)に移動すると、
牽引バー3も左に回転し、角度変位軸36、操舵量検出
アーム13が左に回転し、リンクレバー14を伴って作
動アーム41及びスライデイングレバー27、コネクテ
イングロッド15が切り換え中心軸40を中心に左に回
転し、中継レバー44を押し込み、中継リンク7を中継
軸43を中心に右方向(時計方向)に回転し、連結軸2
5を介してピットマンアーム24が回動軸52を中心に
時計方向に回転し、連結ロッド53を介してパワーステ
アリング26の作動杆54を避退方向に作動し、リンク
レバー56を時計方向に回動し、ドラッグリンク17に
よりステアリングアーム42はナックル20を反時計方
向(左方向)に回転し、トレーラ2の操舵輪6はトラク
タ5と同じ左方向に回転して、トラクタ5と自走車の車
輌23の前進時の走行方向は一致することとなる。
【0024】逆に、コネクテイングロッド15の先端部
46をスライデイングレバー27の後退位置Bに設定し
た場合、トラクタ5が左方向に移動すると、牽引バー3
の左回転にともない角度変位軸36、操舵量検出アーム
13、リンクレバー14を伴って作動アーム41及びス
ライデイングレバー27、コネクテイングロッド15が
切り換え中心軸40を中心に左に回転し、中継レバー4
4を引っ張り、中継リンク7を中継軸43を中心に左方
向(反時計方向)に回転し、連結軸25を介してピット
マンアーム24が回動軸52を中心に反時計方向に回転
し、連結ロッド53を介してパワーステアリング26の
作動杆54を伸長方向に作動し、リンクレバー56を反
時計方向に回動し、ドラッグリンク17によりステアリ
ングアーム42はナックル20を時計方向(右方向)に
回転し、トレーラ2の操舵輪6はトラクタ5と逆の右方
向に回転して、トラクタ5と自走車の車輌23の後進時
の走行方向は逆になることとなる。その他、32はナッ
クル20等を支持する車軸で、サスペンションリーフ7
0を介して車体30に固定されている。
【0025】上記の本発明の実施例の作動は、トレーラ
2より出ている上下左右に可動するジョイント&ブラケ
ット11を介して出ている牽引バー3のルネットアイ1
2をトラクタ5後端にあるピントルフック4に連結し、
旋回に応じて変わる牽引バー3とトレーラ2との交差角
をジョイント&ブラケット11より出ている操舵量検出
アーム13で検出し、動き量をリンクレバー14、前後
進・操舵方向切り換え機構9、コネクティングロッド1
5、パワーステアリング油圧ブースタ16、ドラックリ
ング17、ナックルアーム18、タイロッド19及び左
右ナックル20に伝えて操舵輪6を操舵する。そして、
前進時は、トラクタ5が左にハンドルを切っての走行で
は、トレーラ2の操舵輪6も左に操舵され、右に切って
の走行では、トレーラの操舵輪は右に操舵される様に、
操舵方向切り換え機構9はセットされて作動する。これ
により、トレーラの適正な前後軸間距離の基にピッチン
グ、ヨーはトラック並に抑制され、乗心地、直進安定性
への阻害要因が抑制され、旋回等は自然で軌道貨車の運
動に近似した安定性が得られる。
【0026】一方、後進時は、トラクタ5が左にハンド
ルを切っての後進では、トレーラ2の操舵輪6は右に操
舵され、右に切っての後進では、トレーラの操舵輪は左
に操舵されるように、操舵方向切り換え機構9を電磁ソ
レノイド8又はエアチャンバーによって、トラクタ5を
リバースにシフトしたときの後退灯の信号等で切り換え
て前進時と逆向きにして作動させる。図4の実施例にお
ける切り換えは、直進状態に停止した状態で、トラクタ
5をリバースにシフトすると、切り換え機構9に内蔵の
スライディングレバー27の上部溝部をコネクティング
ロッド15がソレノイド8の作動でスライドして、前進
時の操舵方向から後進時の操舵方向に切り換わる。元に
戻すには、ソレノイド8をオフにすると内蔵されている
リターンスプリング等の戻し力で、上記と逆の手順を踏
んで切り換わる。但し、図7〜図10に記載のパワース
テアリング付きの場合は、直進状態で停止しなくても、
切り換えるためのソレノイド8の推力を使用し、パワー
ステアリングの作動で逆方向に操舵輪6を切り直して前
後進で操舵方向を換えることも可能である。
【0027】後進操作は、図5に記載のように、トラク
タ5が左にハンドルを切っての後進では、トラクタ5の
後輪は左に寄せられ、これに倣ってトレーラ操舵軸1は
右に操舵されて、トレーラ2後部は右に幅寄せされる。
右に切った場合は逆の動きになる。操作は、後進性が容
易なセミトレーラの感覚になり、従来難儀だったフルト
レーラの後進性が改善される。なお、牽引バー3とトレ
ーラ2との交差角が必要以上に変化してトラクタ5とト
レーラ2との接触などを回避するため、直進保持スプリ
ング21をジョイント&ブラケット11の脇に設置して
接触を規制すると共に、必要に応じて警報アラーム機構
も付加することができる。連結切り離し後は、牽引バー
3を折り畳み連結部22を支点に上に折り曲げて格納す
ることができ、牽引バー3のトレーラ2からの突き出し
は緩和できる。また、牽引バー3を水平まで下げて、先
端のルネットアイ12とトラクタ5後端のピントルフッ
ク4との連結は、予め事前に牽引バー3は直進保持スプ
リング21が働いて直進方向にあるため作業は容易であ
る。
【0028】図6の実施例において、前側に操舵軸を持
つトラック等の車輌23に、前記の牽引バー3から前後
進・操舵方向切換え機構9を経由して、トラック等の車
輌23のピットマンアーム24に接続する連結ロッド2
5などを追加設置して、牽引バー3と車輌23の交差角
の変化を車輌23が持つ油圧式コンバインド型パワース
テアリング26など操舵系に伝達し、操舵することがで
きる。なお、車輌23には、並行してジャンパーホー
ス、ジャンパーケーブル類61の設置が必要になる。ト
ラック等の車輌23に追加設置した前記機構の内、前記
と機構的に相違する箇所は、ピットマンアーム24に接
続する連結ロッド25が新設されたこと及び、牽引バー
3がルネットアイ12付きで脱着できる様に相手のジョ
イント11に挿入し固定ピン28で固定する方式になっ
ていることである。その作動は、前記と同様で、トラク
タ5に牽引されて走行中の牽引バー3とトラック等の車
輌23との交差角の変化をジョイント&ブラケット11
から出ている操舵量検出アーム13で検出して、リンク
レバー14、前後進・操舵方向切換え機構9、コネクテ
ィングロッド15、リンクレバー7及び、トラック等の
車輌23のピットマンアーム24に接続する連結ロッド
25に動き量を伝達して、トラック等の車輌の操舵系を
通して操舵輪6を操舵する。なお、自走車に備えられた
パワーステアリング26にはコンパインド型、インテグ
ラル型など油圧式と、電動式などがあるが、その動力は
自走車などから供給を受けて作動させる。
【0029】そして前進、後進時は前記の通り、前進は
トラック等の車輌23はトラクタ5と同方向に操舵さ
れ、後進時はトラック等の車輌23はトラクタ5と逆方
向に操舵される。トラック等の車輌23がトラクタ5か
ら切り離して自走する場合は、牽引バー3をピントルフ
ック4から外し、ジョイント11に挿入し固定している
固定ピン28を外して、牽引バー3を抜いてから走行す
る。自走にあたり、必要により、組み忘れ防止機構を付
加の上、コネクティングロッド25などの接続部を切り
離すことも可能性である。また、上記本発明によれば、
後部にも操舵軸を具備したトレーラ又は車輌を、前部の
操舵軸と連動して後部の操舵軸の操舵方向を変換して操
作することができる。即ち、後部にも操舵軸1を具備し
たトレーラ又は車輌において、例えば、図3、図6又は
図10の如き、後部操舵システムが前後進・操舵方向切
り替え機構9等を含む伝達部材を具備する場合、操舵量
検出アーム13と連動するリンクレバー14を後部にま
で延長し、後部操舵システムの前後進・操舵方向切り替
え機構9の作動軸41を連動させてスライデイングレバ
ー27を切り換え中心軸40を中心に回動操作する構
成、或いは、ドラッグリンク17を後部にまで延長し、
後部操舵システムのステアリングアーム42を回動操作
する構成等にすることにより、前部の操舵軸と連動して
後部の操舵軸の操舵方向を同時に変換する構成にするこ
とが可能である。本発明は、上記の実施例に限定される
ことなく、その精神を逸脱しない範囲で、対象を拡大す
ることが可能であり、且つ種々設計変更が可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の通り、本発明に係るトレーラの操
舵方法によれば、操舵軸を前部に装着した前操舵軸型ト
レーラをトラクタで牽引し、トラクタの操舵方向に連動
してトレーラの操舵方向をトラクタとトレーラを連結す
る牽引バーとトレーラ又はトラクタとの交差角の変位に
連動する伝達部材により操舵すると共に、トラクタの前
後・進行方向を検出して伝達部材の伝達システムを切り
換え、トラクタの操舵方向に対してトレーラの操舵方向
を変換する構成を有することにより、操舵軸を前に装着
した前操舵軸型トレーラの採用で前述内輪差大は是正さ
れ、適正な前後軸間距離を得ることができ、前述乗り心
地、横揺れなどの要因であるピッチング、ヨーイングを
抑えることができる効果があり、牽引バーとトレーラ又
はトラクタとの交差角の変化を検出して操舵を制御する
ことで、適正な前後軸間距離の設定と相まって、丁度ト
ラクタにトラックが追走する様な自然で一体感がある旋
回性、安定性が得られ、軌道貨車の運動に近似した旋回
性と安定性が得られる効果があり、更に、トレーラ操舵
軸の操舵向きを、トラクタをリバースにシフトして点灯
する後退灯等の信号等によりトラクタの前後・進行方向
を検出して伝達部材の伝達システムを切り換えることに
より、前進時はトラクタの走行軌跡に倣って操舵するの
に対し、後進時はトラクタとトレーラとの操舵向きを前
進とは逆に制御されることで、セミトレーラで後進する
ときと同じ感覚で操作することができる効果がある。
【0031】また、本発明は、請求項1において、伝達
部材の中間に前後進・操舵方向切り換え機構を設け、ト
ラクタの前後・進行方向を検出して前後進・操舵方向切
り換え機構を切り換えてトレーラの操舵方向を変換する
構成を有することにより、伝達部材の中間に設けた前後
進・操舵方向切り換え機構を、トラクタの前後・進行方
向を検出して切り換えてトレーラの操舵方向を変換する
ことができる効果がある。また、本発明は、請求項1又
は2に記載のトレーラの操舵方法において、操舵軸を前
部に装着した前操舵軸型トレーラが、荷役を主とした貨
物トレーラの他、連結バス、キャンピングトレーラ、又
は、自走車として操舵軸を持つトラック,バス,乗用車
からなる構成を有することにより、荷役を主とした貨物
トレーラの他、連結バス、キャンピングトレーラ、又
は、自走車として操舵軸を持つトラック,バス,乗用車
をトラクタに連結して操舵することができる効果があ
る。
【0032】また、本発明は、操舵軸を前部に装着した
前操舵軸型トレーラをトラクタで牽引し、トラクタの操
舵方向に連動してトレーラの操舵方向を変換するトレー
ラの操舵装置において、トラクタとトレーラを連結する
牽引バーとトレーラ又はトラクタとの交差角の変位に連
動してトレーラの操舵軸を操舵する伝達部材を設けると
共に、伝達部材に、トラクタの前後・進行方向の検出信
号に基づいて伝達部材の伝達システムを切り換える前後
進・操舵方向切り換え機構を設け、トレーラの操舵方向
を変換する構成を有することにより、伝達部材に設けた
前後進・操舵方向切り換え機構により、トラクタの前後
・進行方向の検出信号に基づいて伝達部材の伝達システ
ムを切り換え、トレーラの操舵方向を変換することがで
き、前進時はトラクタの走行軌跡に倣って操舵すること
ができるのに対し、後進時はトラクタとトレーラとの操
舵向きを前進とは逆に制御することで、セミトレーラ並
の安定した後進性が得られる効果がある。また、本発明
は、請求項4に記載のトレーラの操舵装置おいて、トレ
ーラが自走車として操舵軸を前部に装着した車輌であっ
て、伝達部材に車輌の操舵機構を連結し、自走車の操舵
方向をトレーラと同様に変換する構成を有することによ
り、伝達部材に自走車として操舵軸を前部に装着した車
輌の操舵機構を連結し、自走車の操舵方向をトレーラと
同様に変換することができるから、トラクタにより自走
車をトレーラと同様に操舵することができる効果があ
る。
【0033】また、本発明は、請求項4又は5に記載の
トレーラの操舵装置おいて、伝達部材中にパワーステア
リング機構を設けた構成を有することにより、伝達部材
中に設けたパワーステアリング機構により、トレーラを
軽快に操舵することができるのみならず、車両停車時の
操舵輪の操舵位置に関わりなく、トラクタの前後・進行
方向の検出信号に基づいて前後進・操舵方向切り換え機
構により操舵方向を軽快に切り換えることができる効果
がある。また、本発明は、請求項4、5又は6に記載の
トレーラの操舵装置おいて、後部にも操舵軸を具備した
トレーラ又は車輌が、前部の操舵軸と連動して後部の操
舵軸の操舵方向を変換する構成を有することにより、後
部にも操舵軸を具備したトレーラ又は車輌を、前部の操
舵軸と連動して後部の操舵軸の操舵方向を変換して操作
することができる効果がある。また、本発明は、請求項
4乃至7のいずれかに記載のトレーラの操舵装置おい
て、牽引バーに切り離し後に直進方向になるように保持
する直進方向保持機構を設けた構成を有することによ
り、トレーラにトラクタを連結する際に、直進方向に保
持された牽引バー先端のルネットアイとトラクタ後端の
ピントルフックとを容易に連結することができる効果が
ある。
【0034】また、本発明は、請求項4乃至8のいずれ
かに記載のトレーラの操舵装置おいて、牽引バーに切り
離し後に折り曲げて格納できる格納機構を設けた構成を
有することにより、切り離し後は牽引バーは上方に折り
曲げて格納することができるから、トレーラからの牽引
バーの突き出しは緩和され、トレーラの格納スペース等
を効率的に確保することができる効果がある。また、本
発明に係わる請求項1乃至3のいずれかに記載のトレー
ラの操舵方法、又は、請求項4乃至9のいずれかに記載
のトレーラの操舵装置を具備するトレーラ、連結バス、
キャンピングトレーラ、又は、自走車として操舵軸を持
つトラック、バス、又は、乗用車等からなるトレーラ等
の車輌は、トラクタの前後・進行方向の検出信号に基づ
いてトレーラの操舵方向を変換することができることに
より、前後・進行方向に優れた操舵性を有する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の前操舵軸型トレーラの連結
車全景を示す側面図。
【図2】本発明の一実施例のトラクタ、トレーラの連結
部とトレーラ操舵部の要部を示す概略平面図。
【図3】図2の一部拡大概略平面図。
【図4】本発明の一実施例の要部の作動状態を説明する
概略説明図。
【図5】本発明の一実施例のトレーラの後進時の操舵関
係の動きを示す概略平面図。
【図6】本発明の一実施例の要部の概略斜面図。
【図7】図6の実施例の要部の作動状態を説明する概略
説明図。
【図8】図6の実施例の要部の作動状態を説明する概略
説明図。
【図9】図6の実施例の要部の作動状態を説明する概略
説明図。
【図10】本発明の他の実施例の要部の概略斜面図。
【図11】本発明の他の一実施例の前操舵軸型車輌の連
結車全景を示す側面図。
【図12】従来のトラクタ、トレーラの連結車全景を示
す説明図。
【図13】従来のトラクタ、トレーラの連結車全景を示
す説明図。
【符号の説明】
A 前進位置 B 後退位置 1 操舵軸 2 トレーラ 3 牽引バー 4 ピントルフック 5 トラクタ 6 操舵輪 7 リンクレバー 8 ソレノイド 9 操舵方向切り替え機構 10 パワーステアリング機構 11 ジョイント&ブラケット 12 ルネットアイ 13 操舵量検出アーム 14 リンクレバー 15 コネクテイングロッド 16 パワーステアリング油圧ブースタ 17 ドラックリンク 18 ナックルアーム 19 タイロッド 20 ナックル 21 直進保持スプリング 22 折り畳み連結部 23 自走車等の車輌 24 ピットマンアーム 25 連結軸 26 パワーステアリング 27 スライデイングレバー 28 固定ピン 29 油圧ポンプ 30 車体 31 ナックルピン 32 車軸 33 車輪軸 34 前面壁部 35 ブラケット 36 角度変位軸 37 ヨーク部 38 水平軸部 39 直進保持板 40 切り換え中心軸 41 作動アーム 42 ステアリングアーム 43 中継回転支軸 44 中継レバー 45 コネクテイングロッド15の後端部 46 コネクテイングロッド15の先端部 47 ソレノイド8の作動軸 48 水平支軸 49 油圧ブースタ16の作動杆 50 支持部材 51 ハンドル 52 回動軸 53 連結ロッド 54 作動杆 55 支点軸 56 リンクレバー 57 中間部 58 ピットマンアーム24の揺動端部 59 操舵輪 60 リンク連結部 61 ジャンパーホース、ジャンパーケーブル類 70 サスペンションリーフ 71 カプラ 72 回転座付き前台車(ドーリー) 73 トレーラ 74 キングピン 75 ルネットアイ 76 トラクタ 77 ピントルフック 78 車軸 79 ドローバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵軸を前部に装着した前
    操舵軸型トレーラをトラクタで牽引し、トラクタの操舵
    方向に連動してトレーラの操舵方向をトラクタとトレー
    ラを連結する牽引バーとトレーラ又はトラクタとの交差
    角の変位に連動する伝達部材により操舵すると共に、ト
    ラクタの前後・進行方向を検出して伝達部材の伝達シス
    テムを切り換え、トラクタの操舵方向に対しトレーラの
    操舵方向を変換することを特徴とするトレーラの操舵方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、伝達
    部材の中間に前後進・操舵方向切り換え機構を設け、ト
    ラクタの前後・進行方向を検出して前後進・操舵方向切
    り換え機構を切り換えてトレーラの操舵方向を変換する
    ことを特徴とするトレーラの操舵方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の
    トレーラの操舵方法において、操舵軸を前部に装着した
    前操舵軸型トレーラが、荷役を主とした貨物トレーラの
    他、連結バス、キャンピングトレーラ、又は、自走車と
    して操舵軸を持つトラック,バス,乗用車からなること
    を特徴とするトレーラの操舵方法。
  4. 【請求項4】 操舵軸を前部に装着した
    前操舵軸型トレーラをトラクタで牽引し、トラクタの操
    舵方向に連動してトレーラを操舵するトレーラの操舵装
    置において、トラクタとトレーラを連結する牽引バーと
    トレーラ又はトラクタとの交差角の変位に連動してトレ
    ーラの操舵軸を操舵する伝達部材を設けると共に、伝達
    部材に、トラクタの前後・進行方向の検出信号に基づい
    て伝達部材の伝達システムを切り換える前後進・操舵方
    向切り換え機構を設け、トラクタの操舵方向に対するト
    レーラの操舵方向を変換することを特徴とするトレーラ
    の操舵装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のトレー
    ラの操舵装置おいて、トレーラが自走車として操舵軸を
    前部に装着した車輌であって、伝達部材に車輌の操舵機
    構を連結し、自走車の操舵方向をトレーラと同様に変換
    することを特徴とするトレーラの操舵装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の
    トレーラの操舵装置おいて、伝達部材中にパワーステア
    リング機構を設けたことを特徴とするトレーラの操舵装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4、5又は6に記
    載のトレーラの操舵装置おいて、後部にも操舵軸を具備
    したトレーラ又は車輌が、前部の操舵軸と連動して後部
    の操舵軸の操舵方向を変換する構成を有することを特徴
    とするトレーラの操舵装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至7のいずれ
    かに記載のトレーラの操舵装置おいて、牽引バーに切り
    離し後に直進方向になるように保持する直進方向保持機
    構を設けたことを特徴とするトレーラの操舵装置。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至8のいずれ
    かに記載のトレーラの操舵装置おいて、牽引バーに切り
    離し後に折り曲げて格納できる格納機構を設けたことを
    特徴とするトレーラの操舵装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至3のいず
    れかに記載のトレーラの操舵方法、又は、請求項4乃至
    9のいずれかに記載のトレーラの操舵装置を具備するト
    レーラ、連結バス、キャンピングトレーラ、又は、自走
    車として操舵軸を持つトラック、バス、又は、乗用車等
    からなるトレーラ等の車輌。
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