JPH10310080A - トレーラの牽引操舵装置及びトレーラ - Google Patents
トレーラの牽引操舵装置及びトレーラInfo
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- JPH10310080A JPH10310080A JP9119372A JP11937297A JPH10310080A JP H10310080 A JPH10310080 A JP H10310080A JP 9119372 A JP9119372 A JP 9119372A JP 11937297 A JP11937297 A JP 11937297A JP H10310080 A JPH10310080 A JP H10310080A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレーラを連結した状態で後退旋回する際
に、トレーラが前進旋回時と逆に折れ曲がった状態でも
後退旋回ができ、ハンドル操作を容易にする。 【解決手段】 牽引車1の後部に設けられた連結部材3
に伸縮可能な牽引かん16が揺動可能に連結されている。
タイヤ10L,10Rはトレーラ6の車軸7に対して操向可
能に装備されている。タイヤはアーム13を介してタイロ
ッド14と連結されている。牽引かん16にローラガイド19
が回動可能に設けられ、ローラガイド19の側方に突設さ
れたアーム3 が牽引かん16に沿って延びる連結ロッド31
に連結されている。タイヤはモータ36により操作される
ブレーキ装置34により制動され、制動状態で牽引車1が
移動することにより、ローラ22の位置がローラガイド19
の回動中心に対して前方又は後方に移動される。そし
て、ローラガイド19が牽引車1の後退旋回時には前進旋
回時と逆方向に回動操作される。
に、トレーラが前進旋回時と逆に折れ曲がった状態でも
後退旋回ができ、ハンドル操作を容易にする。 【解決手段】 牽引車1の後部に設けられた連結部材3
に伸縮可能な牽引かん16が揺動可能に連結されている。
タイヤ10L,10Rはトレーラ6の車軸7に対して操向可
能に装備されている。タイヤはアーム13を介してタイロ
ッド14と連結されている。牽引かん16にローラガイド19
が回動可能に設けられ、ローラガイド19の側方に突設さ
れたアーム3 が牽引かん16に沿って延びる連結ロッド31
に連結されている。タイヤはモータ36により操作される
ブレーキ装置34により制動され、制動状態で牽引車1が
移動することにより、ローラ22の位置がローラガイド19
の回動中心に対して前方又は後方に移動される。そし
て、ローラガイド19が牽引車1の後退旋回時には前進旋
回時と逆方向に回動操作される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトレーラの牽引操舵
装置及びトレーラに関するものである。
装置及びトレーラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、キャンプやマリンスポーツに必要
な装備等を運搬するトレーラを乗用車で牽引して目的地
まで移動することが盛んになってきた。一般にトレーラ
と牽引車とを連結する連結装置は、図15に示すよう
に、トレーラ82が牽引車81に対して連結部(ヒッチ
点)83を中心として水平面内で左右に回動可能な構成
となっている。
な装備等を運搬するトレーラを乗用車で牽引して目的地
まで移動することが盛んになってきた。一般にトレーラ
と牽引車とを連結する連結装置は、図15に示すよう
に、トレーラ82が牽引車81に対して連結部(ヒッチ
点)83を中心として水平面内で左右に回動可能な構成
となっている。
【0003】牽引車81とトレーラ82とが水平面内に
おいて連結部83を中心にして左右に回動可能な場合
は、トレーラ82を連結した状態で後退するときのステ
アリング操作が面倒である。例えば、左方へ後退する場
合、牽引車81のみで後退するときと同様にステアリン
グ操作を行うと、図15に示すように、牽引車81の操
舵輪81aは左方への後退に適した配置になるが、トレ
ーラ82は連結部83において牽引車81の進行方向と
は逆方向に折れ曲がった状態となり、トレーラ82の車
輪(タイヤ)82aは右方への後退に適した配置にな
る。その状態で後退を続けると、牽引車81とトレーラ
82とが連結部83を境にして鋭角状に折れ曲がった配
置となり、所謂ジャックナイフ現象が起こる。その結
果、牽引車81は目的とする方向に後退することができ
ない。
おいて連結部83を中心にして左右に回動可能な場合
は、トレーラ82を連結した状態で後退するときのステ
アリング操作が面倒である。例えば、左方へ後退する場
合、牽引車81のみで後退するときと同様にステアリン
グ操作を行うと、図15に示すように、牽引車81の操
舵輪81aは左方への後退に適した配置になるが、トレ
ーラ82は連結部83において牽引車81の進行方向と
は逆方向に折れ曲がった状態となり、トレーラ82の車
輪(タイヤ)82aは右方への後退に適した配置にな
る。その状態で後退を続けると、牽引車81とトレーラ
82とが連結部83を境にして鋭角状に折れ曲がった配
置となり、所謂ジャックナイフ現象が起こる。その結
果、牽引車81は目的とする方向に後退することができ
ない。
【0004】ジャックナイフ現象の発生を回避するた
め、従来は旋回後退時には、まず牽引車81を目的方向
と反対方向へ走行させるようにステアリング操作を行っ
てトレーラ82の向きを目的方向と対応させた後、牽引
車81の操舵輪81aを目的方向へ走行する向きとなる
ようにステアリング操作を行っていた。
め、従来は旋回後退時には、まず牽引車81を目的方向
と反対方向へ走行させるようにステアリング操作を行っ
てトレーラ82の向きを目的方向と対応させた後、牽引
車81の操舵輪81aを目的方向へ走行する向きとなる
ようにステアリング操作を行っていた。
【0005】また、トレーラの牽引操舵装置として、図
16に示すように、トレーラ82のタイヤ82aを操舵
可能に設けたものがある。この装置ではタイヤ82aが
キングピン84を中心にして車軸85に対して回動可能
に取り付けられている。また、車軸85に対して垂直に
延びるように固着された牽引かん86の先端にヒッチピ
ン87が回動可能に取り付けられ、ヒッチピン87にア
ーム88がその中央において一体回動可能に固着されて
いる。そして、左右のキングピン84に一体回動可能に
固定されたアーム89a,89bが、それぞれロッド9
0a,90bを介してアーム88に連結され、アーム8
8の回動に伴ってタイヤ82aが操舵されるようになっ
ている。この場合、ふれ角に対応してタイヤ82が操舵
され、前進旋回時の旋回半径及び内輪差を小さくでき
る。なお、ふれ角とは図15に示すように、連結部(ヒ
ッチ点)83を通り牽引車81の前後方向に延びる直線
L1と、トレーラ82の前後方向に延びる直線L2との
なす角度θを意味する。
16に示すように、トレーラ82のタイヤ82aを操舵
可能に設けたものがある。この装置ではタイヤ82aが
キングピン84を中心にして車軸85に対して回動可能
に取り付けられている。また、車軸85に対して垂直に
延びるように固着された牽引かん86の先端にヒッチピ
ン87が回動可能に取り付けられ、ヒッチピン87にア
ーム88がその中央において一体回動可能に固着されて
いる。そして、左右のキングピン84に一体回動可能に
固定されたアーム89a,89bが、それぞれロッド9
0a,90bを介してアーム88に連結され、アーム8
8の回動に伴ってタイヤ82aが操舵されるようになっ
ている。この場合、ふれ角に対応してタイヤ82が操舵
され、前進旋回時の旋回半径及び内輪差を小さくでき
る。なお、ふれ角とは図15に示すように、連結部(ヒ
ッチ点)83を通り牽引車81の前後方向に延びる直線
L1と、トレーラ82の前後方向に延びる直線L2との
なす角度θを意味する。
【0006】また、実開平8−349号公報等には、ト
レーラのタイヤを操舵可能な状態と、操舵不能な状態と
に切換可能な連結装置を設け、狭い農道の旋回時等には
操舵可能な状態にして、小回りや急旋回が不要な場合は
操舵不能な状態で走行するものが提案されている。
レーラのタイヤを操舵可能な状態と、操舵不能な状態と
に切換可能な連結装置を設け、狭い農道の旋回時等には
操舵可能な状態にして、小回りや急旋回が不要な場合は
操舵不能な状態で走行するものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ふれ角θが0°を基準
にして図15の時計回り方向に増加する場合を「正」と
すると、トレーラ82を牽引した状態で牽引車81が直
進状態から後退する場合はふれ角θは「負」になる。そ
のため、前記のように直進状態から後退する場合は、ジ
ャックナイフ現象の発生を回避するため、複雑なハンド
ル操作が必須となり、しかも、ハンドル操作時の操舵角
度の設定が後退速度により異なるため、操作に技術と熟
練を要するという問題がある。そして、トレーラ82が
RV車(レクリエーショナル・ビークル)等に連結され
た場合は、運転席から確認するのが難しく、ハンドル操
作が非常に難しくなる。
にして図15の時計回り方向に増加する場合を「正」と
すると、トレーラ82を牽引した状態で牽引車81が直
進状態から後退する場合はふれ角θは「負」になる。そ
のため、前記のように直進状態から後退する場合は、ジ
ャックナイフ現象の発生を回避するため、複雑なハンド
ル操作が必須となり、しかも、ハンドル操作時の操舵角
度の設定が後退速度により異なるため、操作に技術と熟
練を要するという問題がある。そして、トレーラ82が
RV車(レクリエーショナル・ビークル)等に連結され
た場合は、運転席から確認するのが難しく、ハンドル操
作が非常に難しくなる。
【0008】また、トレーラ82のタイヤ82aを操舵
可能に構成した場合は、タイヤ82aが車軸85に対し
て固定された場合に比較して、牽引かん86の切れ角が
敏感になり、より後退が難しくなるという問題がある。
実開平8−349号公報等に開示された装置の場合は、
前進走行時のみトレーラ(被牽引側)のタイヤを操舵可
能な状態とすることにより、後退時には固定車軸の場合
と同様な作用をなす。しかし、ふれ角θはいずれの場合
も「負」となり、直進走行から後退旋回走行に複雑なハ
ンドル操作無しで移行することはできなかった。
可能に構成した場合は、タイヤ82aが車軸85に対し
て固定された場合に比較して、牽引かん86の切れ角が
敏感になり、より後退が難しくなるという問題がある。
実開平8−349号公報等に開示された装置の場合は、
前進走行時のみトレーラ(被牽引側)のタイヤを操舵可
能な状態とすることにより、後退時には固定車軸の場合
と同様な作用をなす。しかし、ふれ角θはいずれの場合
も「負」となり、直進走行から後退旋回走行に複雑なハ
ンドル操作無しで移行することはできなかった。
【0009】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はトレーラを連結した状態で後退
旋回する際に、トレーラのふれ角が「負」、即ち前進旋
回時と逆の状態でも円滑に後退旋回ができ、ハンドル操
作が容易になるトレーラの牽引操舵装置及びトレーラを
提供することにある。
のであって、その目的はトレーラを連結した状態で後退
旋回する際に、トレーラのふれ角が「負」、即ち前進旋
回時と逆の状態でも円滑に後退旋回ができ、ハンドル操
作が容易になるトレーラの牽引操舵装置及びトレーラを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、牽引車の後部に設けられ
た連結部に対して牽引かんを介して左右方向へ揺動可能
に連結されるトレーラの牽引操舵装置であって、トレー
ラの車軸に対して操向可能に装備されたタイヤと、前記
タイヤを操向するため車軸の両側に回動可能に設けられ
たアームと、前記アームに回動可能に連結されるととも
に変位によりアームを介してタイヤを操向するタイロッ
ドと、後退旋回時のふれ角が前進旋回時のふれ角と逆方
向となるように回動される牽引かんの揺動に基づいて回
動操作されるとともに前記タイロッドに連結されてタイ
ロッドを変位させる揺動部材と、前記揺動部材を牽引車
の後退旋回時には前進旋回時と逆方向に回動操作する操
向手段とを備えた。
め、請求項1に記載の発明は、牽引車の後部に設けられ
た連結部に対して牽引かんを介して左右方向へ揺動可能
に連結されるトレーラの牽引操舵装置であって、トレー
ラの車軸に対して操向可能に装備されたタイヤと、前記
タイヤを操向するため車軸の両側に回動可能に設けられ
たアームと、前記アームに回動可能に連結されるととも
に変位によりアームを介してタイヤを操向するタイロッ
ドと、後退旋回時のふれ角が前進旋回時のふれ角と逆方
向となるように回動される牽引かんの揺動に基づいて回
動操作されるとともに前記タイロッドに連結されてタイ
ロッドを変位させる揺動部材と、前記揺動部材を牽引車
の後退旋回時には前進旋回時と逆方向に回動操作する操
向手段とを備えた。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記揺動部材は、前記牽引車の後部
に第1端部が回動可能に支持されるとともに前記牽引か
んの側方において延びる連結部材と、前記牽引かんと、
前記連結部材及び前記牽引かんを連結するリンク部材と
で構成される4節リンクのリンク部材と一体回動可能に
設けられ、前記タイロッドを回動可能かつその回動中心
がリンク部材の牽引かん及び連結部材との連結点を結ぶ
直線と交差する方向に移動可能に支持するように構成さ
れ、前記操向手段は牽引車の後退旋回時に前記タイロッ
ドの回動中心を前記リンク部材と牽引かんとの連結点よ
り前方の第1の所定位置に、前進走行時には前記連結点
と対向する位置又はそれより後方の第2の所定位置に配
置させる切換え配置手段を備えている。
載の発明において、前記揺動部材は、前記牽引車の後部
に第1端部が回動可能に支持されるとともに前記牽引か
んの側方において延びる連結部材と、前記牽引かんと、
前記連結部材及び前記牽引かんを連結するリンク部材と
で構成される4節リンクのリンク部材と一体回動可能に
設けられ、前記タイロッドを回動可能かつその回動中心
がリンク部材の牽引かん及び連結部材との連結点を結ぶ
直線と交差する方向に移動可能に支持するように構成さ
れ、前記操向手段は牽引車の後退旋回時に前記タイロッ
ドの回動中心を前記リンク部材と牽引かんとの連結点よ
り前方の第1の所定位置に、前進走行時には前記連結点
と対向する位置又はそれより後方の第2の所定位置に配
置させる切換え配置手段を備えている。
【0012】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記揺動部材は前記リンク部材に対
してその回動中心がリンク部材と牽引かんとの連結点と
一致するように一体回動可能に設けられ、かつその上側
にタイロッドに設けられたローラをガイドするガイド溝
がトレーラの直進時に前後方向に延びる状態に形成され
ている。
載の発明において、前記揺動部材は前記リンク部材に対
してその回動中心がリンク部材と牽引かんとの連結点と
一致するように一体回動可能に設けられ、かつその上側
にタイロッドに設けられたローラをガイドするガイド溝
がトレーラの直進時に前後方向に延びる状態に形成され
ている。
【0013】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
請求項3に記載の発明において、前記切換え配置手段は
前進走行時には前記タイロッドの回動中心を前記連結点
と対向する第2の所定位置に配置させる。
請求項3に記載の発明において、前記切換え配置手段は
前進走行時には前記タイロッドの回動中心を前記連結点
と対向する第2の所定位置に配置させる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項2〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記切換
え配置手段は伸縮可能な牽引かんと、牽引車の後退時に
制動が開始されて牽引かんが所定長さまで収縮した時点
で制動が解除される制動手段とを備えている。
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記切換
え配置手段は伸縮可能な牽引かんと、牽引車の後退時に
制動が開始されて牽引かんが所定長さまで収縮した時点
で制動が解除される制動手段とを備えている。
【0015】請求項6に記載の発明では、請求項2〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記切換
え配置手段は伸縮可能な牽引かんと、牽引かんと車軸と
の間に設けられたアクチュエータとを備えている。
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記切換
え配置手段は伸縮可能な牽引かんと、牽引かんと車軸と
の間に設けられたアクチュエータとを備えている。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記揺動部材は前記タイロッドより
前方に回動中心が存在する状態で配置されるとともに、
その後部側においてタイロッドに連結され、前記操向手
段は前記連結部に支持され前記牽引かんの揺動に伴って
回動される回動部材と、牽引車側に設けられた複動式の
第1の油圧シリンダと、前記第1の油圧シリンダのピス
トンロッドに連結され、前記回動部材の回動力をピスト
ンロッドの往復運動に変換する第1の変換手段と、トレ
ーラ側に設けられた複動式の第2の油圧シリンダと、第
2の油圧シリンダのピストンロッドの往復運動を前記揺
動部材の揺動運動に変換する第2の変換手段と、前記両
油圧シリンダを連結する管路の途中に設けられ、前進時
と後進時とで油路の方向を逆方向に切り換える電磁弁と
を備えている。
載の発明において、前記揺動部材は前記タイロッドより
前方に回動中心が存在する状態で配置されるとともに、
その後部側においてタイロッドに連結され、前記操向手
段は前記連結部に支持され前記牽引かんの揺動に伴って
回動される回動部材と、牽引車側に設けられた複動式の
第1の油圧シリンダと、前記第1の油圧シリンダのピス
トンロッドに連結され、前記回動部材の回動力をピスト
ンロッドの往復運動に変換する第1の変換手段と、トレ
ーラ側に設けられた複動式の第2の油圧シリンダと、第
2の油圧シリンダのピストンロッドの往復運動を前記揺
動部材の揺動運動に変換する第2の変換手段と、前記両
油圧シリンダを連結する管路の途中に設けられ、前進時
と後進時とで油路の方向を逆方向に切り換える電磁弁と
を備えている。
【0017】請求項8に記載の発明では、請求項1〜請
求項8のいずれか一項に記載の発明において、前記アー
ムと係合して前記タイヤの操舵角を所定範囲内に規制す
るストッパを備えている。
求項8のいずれか一項に記載の発明において、前記アー
ムと係合して前記タイヤの操舵角を所定範囲内に規制す
るストッパを備えている。
【0018】請求項9に記載の発明のトレーラは、請求
項1〜請求項8のいずれか一項に記載の発明の牽引操舵
装置を備えた。従って、請求項1に記載の発明の牽引操
舵装置を備えたトレーラは、牽引車の後部に設けられた
連結部に対して、牽引かんを介して左右方向へ揺動可能
に連結される。トレーラの車軸に対して操向可能に装備
されたタイヤは、タイロッドの変位により回動されるア
ームを介して操向される。牽引かんは後退旋回時のふれ
角が前進旋回時のふれ角と逆方向となるように回動され
る。そして、タイロッドに連結された揺動部材が、牽引
かんの揺動に基づいて回動操作される。揺動部材は操向
手段により牽引車の後退旋回時には前進旋回時と逆方向
に回動操作される。
項1〜請求項8のいずれか一項に記載の発明の牽引操舵
装置を備えた。従って、請求項1に記載の発明の牽引操
舵装置を備えたトレーラは、牽引車の後部に設けられた
連結部に対して、牽引かんを介して左右方向へ揺動可能
に連結される。トレーラの車軸に対して操向可能に装備
されたタイヤは、タイロッドの変位により回動されるア
ームを介して操向される。牽引かんは後退旋回時のふれ
角が前進旋回時のふれ角と逆方向となるように回動され
る。そして、タイロッドに連結された揺動部材が、牽引
かんの揺動に基づいて回動操作される。揺動部材は操向
手段により牽引車の後退旋回時には前進旋回時と逆方向
に回動操作される。
【0019】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、牽引かんが牽引車の後部に2個の固
定節が配置された4節リンクの一部を構成するため、牽
引かんは前進旋回時と後退旋回時とでふれ角が逆方向に
なる。リンク部材が牽引かんに対して相対回動される
と、揺動部材も一体的に回動される。タイロッドの揺動
部材に対する回動中心は、揺動部材の揺動に伴い牽引か
んの長手方向と交差する方向に移動されてタイヤが操向
される。タイロッドの揺動部材に対する回動中心の位置
が、前進走行時には前記連結点と対向する位置又はそれ
より後方の第2の所定位置に配置される。後退旋回時に
は前記回動中心がリンク部材と牽引かんとの連結点より
前方の第1の所定位置に配置される。前記回動中心の位
置が、リンク部材と牽引かんとの連結点と同じ場合は、
揺動部材が揺動されてもタイロッドは移動されず、タイ
ヤは常に直進位置に保持される。前記回動中心の位置が
リンク部材と牽引かんとの連結点より後方に配置された
場合は、タイヤは前進旋回に対応した位置に操向され
る。前記回動中心の位置がリンク部材と牽引かんとの連
結点より前方に配置された場合は、揺動部材の回動時に
タイロッドはタイヤを逆位相に、即ち後退旋回に適した
位置に操向する。
載の発明において、牽引かんが牽引車の後部に2個の固
定節が配置された4節リンクの一部を構成するため、牽
引かんは前進旋回時と後退旋回時とでふれ角が逆方向に
なる。リンク部材が牽引かんに対して相対回動される
と、揺動部材も一体的に回動される。タイロッドの揺動
部材に対する回動中心は、揺動部材の揺動に伴い牽引か
んの長手方向と交差する方向に移動されてタイヤが操向
される。タイロッドの揺動部材に対する回動中心の位置
が、前進走行時には前記連結点と対向する位置又はそれ
より後方の第2の所定位置に配置される。後退旋回時に
は前記回動中心がリンク部材と牽引かんとの連結点より
前方の第1の所定位置に配置される。前記回動中心の位
置が、リンク部材と牽引かんとの連結点と同じ場合は、
揺動部材が揺動されてもタイロッドは移動されず、タイ
ヤは常に直進位置に保持される。前記回動中心の位置が
リンク部材と牽引かんとの連結点より後方に配置された
場合は、タイヤは前進旋回に対応した位置に操向され
る。前記回動中心の位置がリンク部材と牽引かんとの連
結点より前方に配置された場合は、揺動部材の回動時に
タイロッドはタイヤを逆位相に、即ち後退旋回に適した
位置に操向する。
【0020】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、タイロッドは揺動部材に設けられた
ガイド溝に沿って移動可能なローラを介して揺動部材に
回動可能に連結されている。ローラの回動中心が揺動部
材の回動中心とずれた位置に配置された状態において、
揺動部材が回動されると揺動部材の回動量に対応した量
だけタイロッドがローラを介して変位され、タイヤが操
向される。
載の発明において、タイロッドは揺動部材に設けられた
ガイド溝に沿って移動可能なローラを介して揺動部材に
回動可能に連結されている。ローラの回動中心が揺動部
材の回動中心とずれた位置に配置された状態において、
揺動部材が回動されると揺動部材の回動量に対応した量
だけタイロッドがローラを介して変位され、タイヤが操
向される。
【0021】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
請求項3に記載の発明において、前進走行時には前記揺
動手段は前記ローラの回動中心がリンク部材と牽引かん
との連結点と一致する位置に配置される。この状態では
牽引かんの回動に伴って揺動部材が回動されてもタイヤ
は直進状態に保持される。後退旋回時には請求項2又は
請求項3に記載の発明と同様な作用をなす。
請求項3に記載の発明において、前進走行時には前記揺
動手段は前記ローラの回動中心がリンク部材と牽引かん
との連結点と一致する位置に配置される。この状態では
牽引かんの回動に伴って揺動部材が回動されてもタイヤ
は直進状態に保持される。後退旋回時には請求項2又は
請求項3に記載の発明と同様な作用をなす。
【0022】請求項5に記載の発明では、請求項2〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、伸縮可能
に形成された牽引かんが前進時には伸長位置に配置され
る。牽引車の後退時には、制動手段の制動が開始され制
動状態で牽引車が後退することにより、牽引かんが収縮
する。そして、牽引かんが所定長さまで収縮した時点で
制動が解除され、タイロッドの回動中心が前記第1の所
定位置に配置される。その状態からさらに牽引車が後退
すると、揺動部材が回動されてタイロッドが変位してト
レーラのタイヤが後退旋回に対応した位置に操向され
る。
求項4のいずれか一項に記載の発明において、伸縮可能
に形成された牽引かんが前進時には伸長位置に配置され
る。牽引車の後退時には、制動手段の制動が開始され制
動状態で牽引車が後退することにより、牽引かんが収縮
する。そして、牽引かんが所定長さまで収縮した時点で
制動が解除され、タイロッドの回動中心が前記第1の所
定位置に配置される。その状態からさらに牽引車が後退
すると、揺動部材が回動されてタイロッドが変位してト
レーラのタイヤが後退旋回に対応した位置に操向され
る。
【0023】請求項6に記載の発明では、請求項2〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、伸縮可能
な牽引かんは、牽引かんと車軸との間に設けられたアク
チュエータの作動により、前進走行時には伸長位置に配
置され、後退旋回時には収縮位置に配置される。
求項4のいずれか一項に記載の発明において、伸縮可能
な牽引かんは、牽引かんと車軸との間に設けられたアク
チュエータの作動により、前進走行時には伸長位置に配
置され、後退旋回時には収縮位置に配置される。
【0024】請求項7に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記揺動部材はタイロッドより前方
に回動中心が位置する。牽引かんの揺動に伴って回動さ
れる回動部材の回動力が、牽引車側に設けられた第1の
油圧シリンダに第1の変換手段を介して伝達される。第
1の油圧シリンダの作動力は、トレーラ側に設けられた
第2の油圧シリンダに管路を介して伝達され、第2の油
圧シリンダのピストンロッドの往復運動が第2の変換手
段により前記揺動部材の揺動運動に変換される。そし
て、両油圧シリンダを連結する管路の途中に設けられた
電磁弁により、第2の油圧シリンダに向かって管路内を
流れる作動油の方向が、前進時と後進時とで変更され
る。そして、牽引かんが前進旋回時と後退旋回時とで逆
方向に回動する(振れる)ため、結果的に揺動部材が前
進旋回時と後退旋回時時で同じ方向に回動される。
載の発明において、前記揺動部材はタイロッドより前方
に回動中心が位置する。牽引かんの揺動に伴って回動さ
れる回動部材の回動力が、牽引車側に設けられた第1の
油圧シリンダに第1の変換手段を介して伝達される。第
1の油圧シリンダの作動力は、トレーラ側に設けられた
第2の油圧シリンダに管路を介して伝達され、第2の油
圧シリンダのピストンロッドの往復運動が第2の変換手
段により前記揺動部材の揺動運動に変換される。そし
て、両油圧シリンダを連結する管路の途中に設けられた
電磁弁により、第2の油圧シリンダに向かって管路内を
流れる作動油の方向が、前進時と後進時とで変更され
る。そして、牽引かんが前進旋回時と後退旋回時とで逆
方向に回動する(振れる)ため、結果的に揺動部材が前
進旋回時と後退旋回時時で同じ方向に回動される。
【0025】請求項8に記載の発明では、請求項1〜請
求項7のいずれか一項に記載の発明において、タイヤを
操向するアームの回動がストッパにより規制され、タイ
ヤの操舵角が所定範囲内に規制される。
求項7のいずれか一項に記載の発明において、タイヤを
操向するアームの回動がストッパにより規制され、タイ
ヤの操舵角が所定範囲内に規制される。
【0026】請求項9に記載の発明では、請求項1〜請
求項8のいずれか一項に記載の発明と同様な作用を示
す。
求項8のいずれか一項に記載の発明と同様な作用を示
す。
【0027】
(第1の実施の形態)以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図9に従って説明する。図1〜図4
に示すように、牽引車1のフレーム2の後部中央には連
結部材3が固定されている。連結部材3は牽引車1の前
後方向に延びる状態に設けられ、その先端に連結軸4
(図2に図示)が上下方向に延びるように固定されてい
る。連結軸4はその上端が球状に形成されている。ま
た、連結部材3にはアーム5が設けられている。アーム
5は水平状態で連結部材3に対して直角となるように固
着されている。
実施の形態を図1〜図9に従って説明する。図1〜図4
に示すように、牽引車1のフレーム2の後部中央には連
結部材3が固定されている。連結部材3は牽引車1の前
後方向に延びる状態に設けられ、その先端に連結軸4
(図2に図示)が上下方向に延びるように固定されてい
る。連結軸4はその上端が球状に形成されている。ま
た、連結部材3にはアーム5が設けられている。アーム
5は水平状態で連結部材3に対して直角となるように固
着されている。
【0028】トレーラ6のフレームは、車軸7と、車軸
7に対して前後方向に延びるように溶接された梁部材8
a〜8dとを備え、梁部材8a〜8dの上部に荷台9が
固定されている。車軸7の両側にはタイヤ10L,10
Rが、キングピン11及びスピンドル12を介して車軸
7に対して回動可能に支持されている。各スピンドル1
2はキングピン11に一体回動可能に支持されている。
またスピンドル12にはアーム13が斜め内側前方に突
出するようにそれぞれ一体回動可能に固定されている。
両アーム13はそれぞれタイロッド14の端部に回動可
能に連結されている。なお、この実施の形態ではタイロ
ッド14は板状に形成されている。
7に対して前後方向に延びるように溶接された梁部材8
a〜8dとを備え、梁部材8a〜8dの上部に荷台9が
固定されている。車軸7の両側にはタイヤ10L,10
Rが、キングピン11及びスピンドル12を介して車軸
7に対して回動可能に支持されている。各スピンドル1
2はキングピン11に一体回動可能に支持されている。
またスピンドル12にはアーム13が斜め内側前方に突
出するようにそれぞれ一体回動可能に固定されている。
両アーム13はそれぞれタイロッド14の端部に回動可
能に連結されている。なお、この実施の形態ではタイロ
ッド14は板状に形成されている。
【0029】車軸7の中央には牽引フレーム15が前方
に向かって延びるように突設されている。牽引フレーム
15には牽引かん16がスライド可能に支持されてい
る。牽引フレーム15及び牽引かん16はともに筒状に
形成され、牽引フレーム15が牽引かん16内に挿入さ
れている。図2,3に示すように、牽引フレーム15の
両側にはその長手方向に延びるように一対の長孔15a
が形成されている。牽引かん16には長孔15aを貫通
する状態で、ガイドピン17が長手方向と直交する状態
で固定されている。即ち、牽引かん16は牽引フレーム
15に対して、長孔15aの長さの範囲で前後にスライ
ド可能に支持されている。この実施の形態では、牽引か
ん16及び牽引フレーム15により伸縮可能な牽引かん
が構成されている。
に向かって延びるように突設されている。牽引フレーム
15には牽引かん16がスライド可能に支持されてい
る。牽引フレーム15及び牽引かん16はともに筒状に
形成され、牽引フレーム15が牽引かん16内に挿入さ
れている。図2,3に示すように、牽引フレーム15の
両側にはその長手方向に延びるように一対の長孔15a
が形成されている。牽引かん16には長孔15aを貫通
する状態で、ガイドピン17が長手方向と直交する状態
で固定されている。即ち、牽引かん16は牽引フレーム
15に対して、長孔15aの長さの範囲で前後にスライ
ド可能に支持されている。この実施の形態では、牽引か
ん16及び牽引フレーム15により伸縮可能な牽引かん
が構成されている。
【0030】牽引かん16の先端にはヒッチカプラ18
がブラケット18aを介して取り付けられている。ヒッ
チカプラ18は牽引車1の連結軸4の上部に回動自在に
連結されるように構成されている。
がブラケット18aを介して取り付けられている。ヒッ
チカプラ18は牽引車1の連結軸4の上部に回動自在に
連結されるように構成されている。
【0031】牽引かん16の後部には揺動部材としての
ローラガイド19が回動可能に設けられている。牽引か
ん16に固着されたブラケット20に支軸21が取り付
けられ、ローラガイド19は支軸21の上端に回動可能
に支持されている。ローラガイド19は上部が開放され
た細長い箱状に形成され、長手方向に延びるガイド溝1
9aを備えている。そして、前記タイロッド14の中央
にはローラ22が、ガイド溝19a内を移動可能に取り
付けられている。ローラ22は例えばベアリングで構成
され、タイロッド14に上下方向に延びるように固定さ
れた支軸23の下端に嵌合固定された状態で支持されて
いる。
ローラガイド19が回動可能に設けられている。牽引か
ん16に固着されたブラケット20に支軸21が取り付
けられ、ローラガイド19は支軸21の上端に回動可能
に支持されている。ローラガイド19は上部が開放され
た細長い箱状に形成され、長手方向に延びるガイド溝1
9aを備えている。そして、前記タイロッド14の中央
にはローラ22が、ガイド溝19a内を移動可能に取り
付けられている。ローラ22は例えばベアリングで構成
され、タイロッド14に上下方向に延びるように固定さ
れた支軸23の下端に嵌合固定された状態で支持されて
いる。
【0032】ローラガイド19は、牽引フレーム15の
摺動によりローラ22の位置が、ローラガイド19の回
動支点である支軸21を挟んで前後両側に移動可能に設
けられている。牽引かん16には牽引かん16を所定位
置にロックするためのロック手段を構成するソレノイド
24が取り付けられている。ソレノイド24はブラケッ
ト25を介して牽引かん16に取り付けられている。図
2及び図3に示すように、牽引かん16にはソレノイド
24と対応する位置に孔26が形成されている。牽引フ
レーム15には後退走行時のローラガイド19の位置決
め用の孔27が、前記孔26と対向可能な位置に形成さ
れている。
摺動によりローラ22の位置が、ローラガイド19の回
動支点である支軸21を挟んで前後両側に移動可能に設
けられている。牽引かん16には牽引かん16を所定位
置にロックするためのロック手段を構成するソレノイド
24が取り付けられている。ソレノイド24はブラケッ
ト25を介して牽引かん16に取り付けられている。図
2及び図3に示すように、牽引かん16にはソレノイド
24と対応する位置に孔26が形成されている。牽引フ
レーム15には後退走行時のローラガイド19の位置決
め用の孔27が、前記孔26と対向可能な位置に形成さ
れている。
【0033】ソレノイド24には孔26,27に挿通可
能なロックピン28が設けられている。ソレノイド24
の励磁状態においては、ロックピン28が孔26から引
き抜かれた状態に保持され、ソレノイド24の消磁状態
においては、ロックピン28は孔26と対応する位置で
牽引かん16側に図示しないばねにより付勢されるよう
になっている。そして、ソレノイド24の消磁状態にお
いて、両孔26,27が対向する状態に牽引フレーム1
5及び牽引かん16が配置されると、ロックピン28が
孔26,27内に挿通される。この状態ではガイド溝1
9a内のローラ22は、支軸21より前方の第1の所定
位置に位置する。そして、この状態が後退時の状態とな
る。(図7の状態)また、ソレノイド24の消磁状態に
おいて、牽引フレーム15の先端が孔26と対向する位
置より後方の第2の所定位置まで移動すると、ロックピ
ン28の先端が孔26を貫通して牽引フレーム15の先
端面と係止可能な位置に保持される。このときガイドピ
ン17は長孔15aの前端と係合する状態となるよう
に、前記長孔15a及び孔26の位置関係が設定されて
いる。この状態が前進時の状態となる。(図1の状態)
ロックピン28の近傍にはロックピン28がロック位置
にあるか否かを検知するための検知手段としてのトグル
スイッチ29が設けられている。トグルスイッチ29は
ブラケット(図示せず)を介して牽引かん16に取り付
けられている。トグルスイッチ29のレバーはロックピ
ン28に突設されたピンに長孔(いずれも図示せず)を
介して連結され、ロックピン28のロック位置及びロッ
ク解除位置に対応して2位置に切り換えられるようにな
っている。
能なロックピン28が設けられている。ソレノイド24
の励磁状態においては、ロックピン28が孔26から引
き抜かれた状態に保持され、ソレノイド24の消磁状態
においては、ロックピン28は孔26と対応する位置で
牽引かん16側に図示しないばねにより付勢されるよう
になっている。そして、ソレノイド24の消磁状態にお
いて、両孔26,27が対向する状態に牽引フレーム1
5及び牽引かん16が配置されると、ロックピン28が
孔26,27内に挿通される。この状態ではガイド溝1
9a内のローラ22は、支軸21より前方の第1の所定
位置に位置する。そして、この状態が後退時の状態とな
る。(図7の状態)また、ソレノイド24の消磁状態に
おいて、牽引フレーム15の先端が孔26と対向する位
置より後方の第2の所定位置まで移動すると、ロックピ
ン28の先端が孔26を貫通して牽引フレーム15の先
端面と係止可能な位置に保持される。このときガイドピ
ン17は長孔15aの前端と係合する状態となるよう
に、前記長孔15a及び孔26の位置関係が設定されて
いる。この状態が前進時の状態となる。(図1の状態)
ロックピン28の近傍にはロックピン28がロック位置
にあるか否かを検知するための検知手段としてのトグル
スイッチ29が設けられている。トグルスイッチ29は
ブラケット(図示せず)を介して牽引かん16に取り付
けられている。トグルスイッチ29のレバーはロックピ
ン28に突設されたピンに長孔(いずれも図示せず)を
介して連結され、ロックピン28のロック位置及びロッ
ク解除位置に対応して2位置に切り換えられるようにな
っている。
【0034】ローラガイド19にはリンク部材としての
アーム30が、牽引車1のアーム5と対応する側の側方
に突出するように設けられている。アーム5及びアーム
30は連結部材としての連結ロッド31の端部にそれぞ
れ回動可能に連結されている。連結ロッド31、牽引か
ん16及びアーム30により、牽引車1の後部に2個の
固定節が配置された4節リンクが構成されている。アー
ム5と連結ロッド31との連結部及び連結軸4が固定節
となる。従って、牽引かん16が連結軸4を中心に回動
すると、アーム5と牽引かん16のなす角度が変化し
て、連結ロッド31及びアーム30を介してローラガイ
ド19が支軸21を中心に回動され、タイロッド14及
びアーム13を介して両タイヤ10L,10Rが操向
(操舵)されるようになっている。アーム5、牽引かん
16、アーム30及び連結ロッド31がローラガイド1
9(揺動部材)を牽引車1の後退旋回時には前進旋回時
と逆方向に回動操作する操向手段を構成する。
アーム30が、牽引車1のアーム5と対応する側の側方
に突出するように設けられている。アーム5及びアーム
30は連結部材としての連結ロッド31の端部にそれぞ
れ回動可能に連結されている。連結ロッド31、牽引か
ん16及びアーム30により、牽引車1の後部に2個の
固定節が配置された4節リンクが構成されている。アー
ム5と連結ロッド31との連結部及び連結軸4が固定節
となる。従って、牽引かん16が連結軸4を中心に回動
すると、アーム5と牽引かん16のなす角度が変化し
て、連結ロッド31及びアーム30を介してローラガイ
ド19が支軸21を中心に回動され、タイロッド14及
びアーム13を介して両タイヤ10L,10Rが操向
(操舵)されるようになっている。アーム5、牽引かん
16、アーム30及び連結ロッド31がローラガイド1
9(揺動部材)を牽引車1の後退旋回時には前進旋回時
と逆方向に回動操作する操向手段を構成する。
【0035】車軸7の上部両側にはタイヤ10L,10
Rの操舵角を所定範囲内に規制するためのストッパ32
a,32bが設けられている。ストッパ32a,32b
はタイヤ10L,10Rの操舵角が所定範囲の最大値と
なったときにアーム13と係合して、操舵角がそれより
大きくなるのを規制するようになっている。
Rの操舵角を所定範囲内に規制するためのストッパ32
a,32bが設けられている。ストッパ32a,32b
はタイヤ10L,10Rの操舵角が所定範囲の最大値と
なったときにアーム13と係合して、操舵角がそれより
大きくなるのを規制するようになっている。
【0036】車軸7には牽引かん16が後退位置に配置
されたことを検知するセンサとしてのリミットスイッチ
33が、ブラケット(図示せず)を介して取り付けられ
ている。また、車軸7の両端にはブレーキ装置34が設
けられている。ブレーキ装置34はワイヤ35の引張力
により作動される公知の装置が使用されている。車軸7
のほぼ中央にはモータ36がブラケット(図示せず)を
介して取り付けられている。モータ36はワイパモータ
のようにウォーム(図示せず)とウォームホイール37
を備えている。モータ36には直流モータが使用されて
いる。
されたことを検知するセンサとしてのリミットスイッチ
33が、ブラケット(図示せず)を介して取り付けられ
ている。また、車軸7の両端にはブレーキ装置34が設
けられている。ブレーキ装置34はワイヤ35の引張力
により作動される公知の装置が使用されている。車軸7
のほぼ中央にはモータ36がブラケット(図示せず)を
介して取り付けられている。モータ36はワイパモータ
のようにウォーム(図示せず)とウォームホイール37
を備えている。モータ36には直流モータが使用されて
いる。
【0037】また、車軸7には図示しないブラケットを
介してプーリ38が前後方向に移動可能に配設され、ワ
イヤ35はプーリ38に巻き掛けられるとともに、ガイ
ド部材39と係合するように配置されている。ウォーム
ホイール37の回動軸40にはレバー41が一体回動可
能に固定されている。プーリ38は連結バー42を介し
てレバー41に連結されている。そして、モータ36の
正転時にレバー41及び連結バー42を介してプーリ3
8がワイヤ35を引っ張る方向に移動され、ブレーキ装
置34が作動される。また、モータ36の逆転時にレバ
ー41及び連結バー42を介してプーリ38がワイヤ3
5を弛める方向に移動され、ブレーキ装置34の制動力
が解除される。
介してプーリ38が前後方向に移動可能に配設され、ワ
イヤ35はプーリ38に巻き掛けられるとともに、ガイ
ド部材39と係合するように配置されている。ウォーム
ホイール37の回動軸40にはレバー41が一体回動可
能に固定されている。プーリ38は連結バー42を介し
てレバー41に連結されている。そして、モータ36の
正転時にレバー41及び連結バー42を介してプーリ3
8がワイヤ35を引っ張る方向に移動され、ブレーキ装
置34が作動される。また、モータ36の逆転時にレバ
ー41及び連結バー42を介してプーリ38がワイヤ3
5を弛める方向に移動され、ブレーキ装置34の制動力
が解除される。
【0038】ブレーキ装置34はローラガイド19とと
もに、牽引車1の後退旋回時にタイロッド14の回動中
心をアーム30と牽引かん16との連結点(支軸21)
より前方の第1の所定位置に、前進走行時には支軸21
と対向する位置より後方の第2の所定位置に配置させる
切換え配置手段を構成する。
もに、牽引車1の後退旋回時にタイロッド14の回動中
心をアーム30と牽引かん16との連結点(支軸21)
より前方の第1の所定位置に、前進走行時には支軸21
と対向する位置より後方の第2の所定位置に配置させる
切換え配置手段を構成する。
【0039】次に前記ソレノイド24及びモータ36を
駆動するための電気的構成を説明する。図5に示すよう
に、ソレノイド24は牽引車1に設けられたシフトレバ
ー(図示せず)が後退走行位置に配置された時にバック
ランプスイッチ43が閉じられることにより励磁作動さ
れるリレー44と、牽引かん16の後退を検知するリミ
ットスイッチ33とを介してバッテリ(電源)45に接
続されている。バッテリ45からの電源及びバックラン
プスイッチ43の信号は車両後部に設けられたコネクタ
に接続された配線により取り出される。リミットスイッ
チ33にはc接点タイプのものが使用されている。リレ
ー44はシフトレバーが後退位置にない場合には図5実
線位置状態にある。リミットスイッチ33は共通端子C
がソレノイド24に接続され、ノーマルクローズ端子N
Cがリレー44のノーマルオープン端子に、ノーマルオ
ープン端子NOがリレー44のノーマルクローズ端子に
それぞれ接続されている。リレー44の共通端子は電源
45に接続されている。
駆動するための電気的構成を説明する。図5に示すよう
に、ソレノイド24は牽引車1に設けられたシフトレバ
ー(図示せず)が後退走行位置に配置された時にバック
ランプスイッチ43が閉じられることにより励磁作動さ
れるリレー44と、牽引かん16の後退を検知するリミ
ットスイッチ33とを介してバッテリ(電源)45に接
続されている。バッテリ45からの電源及びバックラン
プスイッチ43の信号は車両後部に設けられたコネクタ
に接続された配線により取り出される。リミットスイッ
チ33にはc接点タイプのものが使用されている。リレ
ー44はシフトレバーが後退位置にない場合には図5実
線位置状態にある。リミットスイッチ33は共通端子C
がソレノイド24に接続され、ノーマルクローズ端子N
Cがリレー44のノーマルオープン端子に、ノーマルオ
ープン端子NOがリレー44のノーマルクローズ端子に
それぞれ接続されている。リレー44の共通端子は電源
45に接続されている。
【0040】モータ36は前記ロックピン28の移動に
より作動されるトグルスイッチ29を介して電源に接続
されている。トグルスイッチ29にはc接点スイッチか
らなる連動スイッチが使用され、ロックピン28が孔2
6から抜けた位置(ロック解除位置)に配置された状態
では図5に実線で示すように、各接点がモータ36を正
転駆動する接続状態に保持される。また、ロックピン2
8が孔26を貫通してロック位置に配置された状態で
は、各接点がモータ36を逆転駆動する鎖線で示す接続
状態に保持される。トグルスイッチ29の第1の接点b
は電源45に直接接続されている。第2の接点aのうち
の一方は、ブレーキ装置34がブレーキ解除になった状
態を検知するリミットスイッチ46を介して前記リミッ
トスイッチ33のノーマルクローズ端子NC及びノーマ
ルオープン端子NOに接続されている。第2の接点aの
うちの他方は、前記リミットスイッチ33のノーマルク
ローズ端子NC及びノーマルオープン端子NOに接続さ
れている。リミットスイッチ46にはブレーキ解除にな
った状態を検知したときオフになるb接点タイプのもの
が使用されている。
より作動されるトグルスイッチ29を介して電源に接続
されている。トグルスイッチ29にはc接点スイッチか
らなる連動スイッチが使用され、ロックピン28が孔2
6から抜けた位置(ロック解除位置)に配置された状態
では図5に実線で示すように、各接点がモータ36を正
転駆動する接続状態に保持される。また、ロックピン2
8が孔26を貫通してロック位置に配置された状態で
は、各接点がモータ36を逆転駆動する鎖線で示す接続
状態に保持される。トグルスイッチ29の第1の接点b
は電源45に直接接続されている。第2の接点aのうち
の一方は、ブレーキ装置34がブレーキ解除になった状
態を検知するリミットスイッチ46を介して前記リミッ
トスイッチ33のノーマルクローズ端子NC及びノーマ
ルオープン端子NOに接続されている。第2の接点aの
うちの他方は、前記リミットスイッチ33のノーマルク
ローズ端子NC及びノーマルオープン端子NOに接続さ
れている。リミットスイッチ46にはブレーキ解除にな
った状態を検知したときオフになるb接点タイプのもの
が使用されている。
【0041】次に前記のように構成された牽引操舵装置
の作用を説明する。トレーラ6はヒッチカプラ18が連
結軸4に回動可能に取り付けられ、連結ロッド31の第
1端部がアーム5に回動可能に連結されて使用される。
の作用を説明する。トレーラ6はヒッチカプラ18が連
結軸4に回動可能に取り付けられ、連結ロッド31の第
1端部がアーム5に回動可能に連結されて使用される。
【0042】前進時には図1に示すように、牽引かん1
6は前方へ引き出されており、ローラ22はローラガイ
ド19の回動支点となる支軸21より後方の第2の所定
位置に位置する。この状態ではロックピン28は牽引フ
レーム15の先端に当接するロック位置に保持されてい
る。また、ガイドピン17は図2に示すように長孔15
aの前端と当接する状態となるため、牽引フレーム15
と牽引かん16とは相対移動不能に固定保持される。
6は前方へ引き出されており、ローラ22はローラガイ
ド19の回動支点となる支軸21より後方の第2の所定
位置に位置する。この状態ではロックピン28は牽引フ
レーム15の先端に当接するロック位置に保持されてい
る。また、ガイドピン17は図2に示すように長孔15
aの前端と当接する状態となるため、牽引フレーム15
と牽引かん16とは相対移動不能に固定保持される。
【0043】この状態で牽引車1が前進左旋回を行う
と、図6に示すように、トレーラ6はヒッチカプラ18
の先端を中心に左方向に折れ曲がる。即ち、牽引かん1
6はヒッチ点を通り牽引車1の前後方向に延びる直線に
対して旋回中心側に折れ曲がる。すると、連結ロッド3
1によりアーム30が後ろ側へ押され、アーム30は支
軸21を中心に反時計回りに回動される。そして、ロー
ラガイド19もアーム30と一体的に回動される。ロー
ラガイド19内に位置するローラ22は、支軸21より
後方に位置するため、ローラガイド19の回動に伴って
ローラ22はタイロッド14とともに右方向に移動す
る。その結果、タイロッド14に連結されたアーム13
は時計回りに回動され、タイヤ10L,10Rも同方向
に回動されて左旋回に適した状態に配置される。従っ
て、前進旋回時に内輪差が小さい状態でトレーラ6の旋
回が行われる。
と、図6に示すように、トレーラ6はヒッチカプラ18
の先端を中心に左方向に折れ曲がる。即ち、牽引かん1
6はヒッチ点を通り牽引車1の前後方向に延びる直線に
対して旋回中心側に折れ曲がる。すると、連結ロッド3
1によりアーム30が後ろ側へ押され、アーム30は支
軸21を中心に反時計回りに回動される。そして、ロー
ラガイド19もアーム30と一体的に回動される。ロー
ラガイド19内に位置するローラ22は、支軸21より
後方に位置するため、ローラガイド19の回動に伴って
ローラ22はタイロッド14とともに右方向に移動す
る。その結果、タイロッド14に連結されたアーム13
は時計回りに回動され、タイヤ10L,10Rも同方向
に回動されて左旋回に適した状態に配置される。従っ
て、前進旋回時に内輪差が小さい状態でトレーラ6の旋
回が行われる。
【0044】次に直進前進状態から後退旋回を行う場合
について説明する。前進から後退への切換え時における
ソレノイド24及びブレーキ装置34は図9のフローチ
ャートに従って作動される。
について説明する。前進から後退への切換え時における
ソレノイド24及びブレーキ装置34は図9のフローチ
ャートに従って作動される。
【0045】後退旋回のためステップS1でシフトレバ
ーを後退位置に操作すると、リレー44がオン状態(図
5鎖線)となる。このとき、後退検知用のリミットスイ
ッチ33は非作動状態のため、その接点は図5に実線で
示すようにノーマルクローズ端子NCと共通端子Cとを
接続する状態にあるため、ソレノイド24が励磁(オ
ン)される(ステップS2)。そして、ロックピン28
がロック位置からロック解除位置へ移動される。ロック
ピン28がロック解除位置に配置されたこと、即ちロッ
クピン28が抜けたことをトグルスイッチ29が検知す
ると(ステップS3)、その接点は図5に実線で示す状
態に配置され、モータ36が正転駆動されてタイヤ10
L,10Rにブレーキがかかる(ステップ4)。
ーを後退位置に操作すると、リレー44がオン状態(図
5鎖線)となる。このとき、後退検知用のリミットスイ
ッチ33は非作動状態のため、その接点は図5に実線で
示すようにノーマルクローズ端子NCと共通端子Cとを
接続する状態にあるため、ソレノイド24が励磁(オ
ン)される(ステップS2)。そして、ロックピン28
がロック位置からロック解除位置へ移動される。ロック
ピン28がロック解除位置に配置されたこと、即ちロッ
クピン28が抜けたことをトグルスイッチ29が検知す
ると(ステップS3)、その接点は図5に実線で示す状
態に配置され、モータ36が正転駆動されてタイヤ10
L,10Rにブレーキがかかる(ステップ4)。
【0046】タイヤ10L,10Rにブレーキがかかっ
た状態で牽引車1が後退すると、牽引フレーム15が停
止した状態で牽引かん16が長孔15aにガイドされて
牽引フレーム15に沿って後方に移動する。そして、ロ
ーラガイド19が牽引かん16とともに後方に移動する
ため、停止した牽引フレーム15上のタイロッド14に
支持されているローラ22はガイド溝19a内を前方に
相対移動する。図7に示すように、ローラガイド19が
支軸21より前方の第1の所定位置に配置されたとき、
リミットスイッチ33が牽引かん16に押されて作動さ
れる(ステップS5)。すると、リミットスイッチ33
の接点はノーマルオープン端子NOと共通端子Cとを接
続する状態(図5の鎖線の状態)に切り換えられ、ソレ
ノイド24が消磁(オフ)される(ステップS6)。こ
の状態では孔26と牽引フレーム15の孔27とが対向
しているため、ロックピン28がばねの付勢力により孔
26,27内に挿入され、牽引かん16と牽引フレーム
15とが相対移動不能にロックされる。
た状態で牽引車1が後退すると、牽引フレーム15が停
止した状態で牽引かん16が長孔15aにガイドされて
牽引フレーム15に沿って後方に移動する。そして、ロ
ーラガイド19が牽引かん16とともに後方に移動する
ため、停止した牽引フレーム15上のタイロッド14に
支持されているローラ22はガイド溝19a内を前方に
相対移動する。図7に示すように、ローラガイド19が
支軸21より前方の第1の所定位置に配置されたとき、
リミットスイッチ33が牽引かん16に押されて作動さ
れる(ステップS5)。すると、リミットスイッチ33
の接点はノーマルオープン端子NOと共通端子Cとを接
続する状態(図5の鎖線の状態)に切り換えられ、ソレ
ノイド24が消磁(オフ)される(ステップS6)。こ
の状態では孔26と牽引フレーム15の孔27とが対向
しているため、ロックピン28がばねの付勢力により孔
26,27内に挿入され、牽引かん16と牽引フレーム
15とが相対移動不能にロックされる。
【0047】ロックピン28がロック位置に配置される
と(ステップS7)、トグルスイッチ29が図5の鎖線
で示す位置に切り換えられ、モータ36が逆転駆動され
て(ステップS8)、ブレーキが解除される。ブレーキ
が解除されると(ステップS9)、リミットスイッチ4
6の接点が開き、モータ36の駆動が停止される(ステ
ップS10)。
と(ステップS7)、トグルスイッチ29が図5の鎖線
で示す位置に切り換えられ、モータ36が逆転駆動され
て(ステップS8)、ブレーキが解除される。ブレーキ
が解除されると(ステップS9)、リミットスイッチ4
6の接点が開き、モータ36の駆動が停止される(ステ
ップS10)。
【0048】そして、その状態から牽引車1が更に後退
左旋回を行うと、図8に示すように、トレーラ6はヒッ
チ点を中心に右方向に折れ曲がる。即ち、牽引かん16
はヒッチ点を通り牽引車1の前後方向に延びる直線に対
して旋回中心と反対側に折れ曲がる。すると、連結ロッ
ド31によりアーム30が前側に引っ張られ、アーム3
0は支軸21を中心に時計回りに回動される。そして、
ローラガイド19もアーム30と一体的に回動される。
ガイド溝19a内に位置するローラ22は、支軸21よ
り前方に位置するため、ローラガイド19の回動に伴っ
てローラ22はタイロッド14とともに右方向に移動す
る。その結果、タイロッド14に連結されたアーム13
は時計回りに回動され、タイヤ10L,10Rも同方向
に回動されて左旋回に適した状態に配置される。従っ
て、牽引かん16のふれ角が前進旋回時と逆方向となる
ようにトレーラ6が折れ曲がっても、従来と異なり後退
旋回が円滑に行われる。
左旋回を行うと、図8に示すように、トレーラ6はヒッ
チ点を中心に右方向に折れ曲がる。即ち、牽引かん16
はヒッチ点を通り牽引車1の前後方向に延びる直線に対
して旋回中心と反対側に折れ曲がる。すると、連結ロッ
ド31によりアーム30が前側に引っ張られ、アーム3
0は支軸21を中心に時計回りに回動される。そして、
ローラガイド19もアーム30と一体的に回動される。
ガイド溝19a内に位置するローラ22は、支軸21よ
り前方に位置するため、ローラガイド19の回動に伴っ
てローラ22はタイロッド14とともに右方向に移動す
る。その結果、タイロッド14に連結されたアーム13
は時計回りに回動され、タイヤ10L,10Rも同方向
に回動されて左旋回に適した状態に配置される。従っ
て、牽引かん16のふれ角が前進旋回時と逆方向となる
ようにトレーラ6が折れ曲がっても、従来と異なり後退
旋回が円滑に行われる。
【0049】ある一定の旋回半径で旋回する場合、トレ
ーラ6のタイヤ10L,10Rも牽引車1の旋回中心に
向いた状態で旋回すると、タイヤ10L,10Rの横滑
り等が発生せず円滑に旋回できる。後退旋回時には牽引
かん16が前進旋回時と逆方向に折れ曲がった状態とな
るため、トレーラ6の位置は前進旋回時より外側に位置
する。従って、タイヤ10L,10Rも外側に位置する
ため、前進旋回時よりタイヤ10L,10Rの切れ角を
大きく取らないと円滑な旋回ができない。ローラガイド
19のガイド溝19aは支軸21より前側が長く形成さ
れており、後退旋回時におけるローラ22と支軸21と
の距離が長くなる。従って、後退旋回時におけるタイヤ
10L,10Rの切れ角が前進旋回時に比較して大きく
なり、円滑な後退旋回が行われる。
ーラ6のタイヤ10L,10Rも牽引車1の旋回中心に
向いた状態で旋回すると、タイヤ10L,10Rの横滑
り等が発生せず円滑に旋回できる。後退旋回時には牽引
かん16が前進旋回時と逆方向に折れ曲がった状態とな
るため、トレーラ6の位置は前進旋回時より外側に位置
する。従って、タイヤ10L,10Rも外側に位置する
ため、前進旋回時よりタイヤ10L,10Rの切れ角を
大きく取らないと円滑な旋回ができない。ローラガイド
19のガイド溝19aは支軸21より前側が長く形成さ
れており、後退旋回時におけるローラ22と支軸21と
の距離が長くなる。従って、後退旋回時におけるタイヤ
10L,10Rの切れ角が前進旋回時に比較して大きく
なり、円滑な後退旋回が行われる。
【0050】また、後退旋回時には牽引車1がトレーラ
6を押しながら旋回するため、例えば路面の凹凸や摩擦
力等による外力によりふれ角が大きくなることがある。
ふれ角が大きくなって、タイヤ10L,10Rの切れ角
が大きくなると、タイヤ10L,10Rの旋回半径が牽
引車1のタイヤの旋回半径より小さくなり過ぎ、後退旋
回が円滑に行われなくなる場合がある。しかし、この実
施の形態では支軸7上に設けられたストッパ32a,3
2bによりアーム13の回動が規制され、タイヤ10
L,10Rの切れ角が所定の角度以上に切れないので、
後退旋回が円滑に行われる。
6を押しながら旋回するため、例えば路面の凹凸や摩擦
力等による外力によりふれ角が大きくなることがある。
ふれ角が大きくなって、タイヤ10L,10Rの切れ角
が大きくなると、タイヤ10L,10Rの旋回半径が牽
引車1のタイヤの旋回半径より小さくなり過ぎ、後退旋
回が円滑に行われなくなる場合がある。しかし、この実
施の形態では支軸7上に設けられたストッパ32a,3
2bによりアーム13の回動が規制され、タイヤ10
L,10Rの切れ角が所定の角度以上に切れないので、
後退旋回が円滑に行われる。
【0051】次に後退走行の状態から前進走行への切換
えについて説明する。後退走行の状態ではリミットスイ
ッチ33は作動状態にあるため、その接点は図5に鎖線
で示すようにノーマルオープン端子NOと共通端子Cと
を接続する状態にある。この状態でシフトレバーが前進
位置に操作されてリレー44がオフ状態(図5実線)に
なると、ソレノイド24が励磁される。そして、ロック
ピン28がロック位置からロック解除位置へ移動され
る。ロックピン28がロック解除位置に配置されると、
トグルスイッチ29はその接点が、図5に実線で示す位
置に切り換えられる。そして、モータ36が正転駆動さ
れてタイヤ10L,10Rにブレーキがかかる。
えについて説明する。後退走行の状態ではリミットスイ
ッチ33は作動状態にあるため、その接点は図5に鎖線
で示すようにノーマルオープン端子NOと共通端子Cと
を接続する状態にある。この状態でシフトレバーが前進
位置に操作されてリレー44がオフ状態(図5実線)に
なると、ソレノイド24が励磁される。そして、ロック
ピン28がロック位置からロック解除位置へ移動され
る。ロックピン28がロック解除位置に配置されると、
トグルスイッチ29はその接点が、図5に実線で示す位
置に切り換えられる。そして、モータ36が正転駆動さ
れてタイヤ10L,10Rにブレーキがかかる。
【0052】タイヤ10L,10Rにブレーキがかかっ
た状態で牽引車1が前進すると、牽引フレーム15が停
止した状態で牽引かん16が長孔15aにガイドされて
牽引フレーム15に沿って前方に移動する。そして、ロ
ーラガイド19が牽引かん16とともに前方に移動する
ため、停止した牽引フレーム15上のタイロッド14に
支持されているローラ22はガイド溝19a内を後方に
相対移動する。牽引かん16が前進移動し、リミットス
イッチ33が非作動状態になるとソレノイド24が消磁
される。そして、ロックピン28はロック位置側へ付勢
されるが、牽引フレーム15の孔27が孔26とずれた
位置にあるため、ロックピン28は牽引フレーム15の
外面に押圧された状態に保持される。
た状態で牽引車1が前進すると、牽引フレーム15が停
止した状態で牽引かん16が長孔15aにガイドされて
牽引フレーム15に沿って前方に移動する。そして、ロ
ーラガイド19が牽引かん16とともに前方に移動する
ため、停止した牽引フレーム15上のタイロッド14に
支持されているローラ22はガイド溝19a内を後方に
相対移動する。牽引かん16が前進移動し、リミットス
イッチ33が非作動状態になるとソレノイド24が消磁
される。そして、ロックピン28はロック位置側へ付勢
されるが、牽引フレーム15の孔27が孔26とずれた
位置にあるため、ロックピン28は牽引フレーム15の
外面に押圧された状態に保持される。
【0053】そして、牽引かん16の前進により牽引フ
レーム15の先端が孔26と対向する位置を過ぎるとロ
ックピン28がロック位置に配置されて牽引フレーム1
5の先端と当接する状態に保持される。そして、ロック
ピン28がロック位置に配置されると、トグルスイッチ
29の接点が図5に鎖線で示す位置に切り換えられ、モ
ータ36が逆転駆動されてブレーキが解除される。ブレ
ーキが解除されると、リミットスイッチ46の接点が開
き、モータ36の駆動が停止される。また、ローラ22
は図1に示すように、ガイド溝19a内において支軸2
1より前方の第2の所定位置に配置され、前進走行に適
した状態となる。
レーム15の先端が孔26と対向する位置を過ぎるとロ
ックピン28がロック位置に配置されて牽引フレーム1
5の先端と当接する状態に保持される。そして、ロック
ピン28がロック位置に配置されると、トグルスイッチ
29の接点が図5に鎖線で示す位置に切り換えられ、モ
ータ36が逆転駆動されてブレーキが解除される。ブレ
ーキが解除されると、リミットスイッチ46の接点が開
き、モータ36の駆動が停止される。また、ローラ22
は図1に示すように、ガイド溝19a内において支軸2
1より前方の第2の所定位置に配置され、前進走行に適
した状態となる。
【0054】この実施の形態では以下の効果を有する。 (イ) 前進旋回時のふれ角を「正」とした場合、後退
旋回時にふれ角が「負」、即ち前進旋回時と逆方向にト
レーラ6が折れ曲がった状態で円滑に後退旋回ができる
ため、従来と異なりハンドルの複雑な操作をせずに、牽
引車1だけで後退旋回する場合と同様に簡単に後退旋回
できる。
旋回時にふれ角が「負」、即ち前進旋回時と逆方向にト
レーラ6が折れ曲がった状態で円滑に後退旋回ができる
ため、従来と異なりハンドルの複雑な操作をせずに、牽
引車1だけで後退旋回する場合と同様に簡単に後退旋回
できる。
【0055】(ロ) 後退旋回時のふれ角が前進旋回時
のふれ角と逆方向となるように回動される牽引かん16
の揺動に基づいて4節リンクで回動操作される揺動部材
(ローラガイド19)により、タイロッドを変位させて
タイヤ10L,10Rを操向し、タイロッド14の回動
中心をローラガイド19の回動中心に対して後方に配置
するだけで、牽引車1の後退旋回により自動的にタイヤ
10L,10Rを後退旋回に適した向きに操向すること
ができる。
のふれ角と逆方向となるように回動される牽引かん16
の揺動に基づいて4節リンクで回動操作される揺動部材
(ローラガイド19)により、タイロッドを変位させて
タイヤ10L,10Rを操向し、タイロッド14の回動
中心をローラガイド19の回動中心に対して後方に配置
するだけで、牽引車1の後退旋回により自動的にタイヤ
10L,10Rを後退旋回に適した向きに操向すること
ができる。
【0056】(ハ) タイロッド14に設けられたロー
ラ22が、揺動部材(ローラガイド19)の上側に形成
されたガイド溝19aに沿って摺動可能構成されている
ため、ローラ22を後退旋回に適した第1の所定位置
と、前進旋回に適した第2の所定位置に配置する構成が
簡単になる。
ラ22が、揺動部材(ローラガイド19)の上側に形成
されたガイド溝19aに沿って摺動可能構成されている
ため、ローラ22を後退旋回に適した第1の所定位置
と、前進旋回に適した第2の所定位置に配置する構成が
簡単になる。
【0057】(ニ) 牽引かんが伸縮可能に構成され、
車軸7と牽引車1の連結部との距離を変更することで、
簡単にタイロッド14の回動中心の位置を後退旋回に適
した第1の所定位置と、前進旋回に適した第2の所定位
置に配置できる。
車軸7と牽引車1の連結部との距離を変更することで、
簡単にタイロッド14の回動中心の位置を後退旋回に適
した第1の所定位置と、前進旋回に適した第2の所定位
置に配置できる。
【0058】(ホ) 牽引かんの伸縮が、トレーラ6の
タイヤ10L,10Rにブレーキをかけた状態で牽引車
1を前進又は後進させることにより行われるので、牽引
かんを伸縮させるための専用のアクチュエータが不要と
なる。
タイヤ10L,10Rにブレーキをかけた状態で牽引車
1を前進又は後進させることにより行われるので、牽引
かんを伸縮させるための専用のアクチュエータが不要と
なる。
【0059】(ヘ) ローラガイド19のガイド溝19
aの長さが、その回動中心である支軸21より前方が後
方より長く形成され、後退旋回時におけるローラガイド
19の同じ回動量に対するタイロッド14の移動量が大
きく、即ちタイヤの切れの感度が大きくなる。従って、
牽引車1の所定の旋回半径で前進旋回と後進旋回とを行
う場合に、いずれの場合もタイヤ10L,10Rの横す
べりがない状態で円滑な旋回が可能となる。
aの長さが、その回動中心である支軸21より前方が後
方より長く形成され、後退旋回時におけるローラガイド
19の同じ回動量に対するタイロッド14の移動量が大
きく、即ちタイヤの切れの感度が大きくなる。従って、
牽引車1の所定の旋回半径で前進旋回と後進旋回とを行
う場合に、いずれの場合もタイヤ10L,10Rの横す
べりがない状態で円滑な旋回が可能となる。
【0060】(ト) 支軸7上に設けられたストッパ3
2a,32bによりアーム13の回動が規制され、タイ
ヤ10L,10Rの切れ角が所定の角度以上に切れない
ので、後退旋回が円滑に行われる。
2a,32bによりアーム13の回動が規制され、タイ
ヤ10L,10Rの切れ角が所定の角度以上に切れない
ので、後退旋回が円滑に行われる。
【0061】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図10に従って説明する。この実施の形態では前進
旋回時と後退旋回時とでローラガイド19に対するタイ
ロッド14のローラ22の位置を変更する場合に、牽引
車1の移動を利用する代わりに、トレーラ6側を移動さ
せるアクチュエータを設けた点が前記実施の形態と異な
っている。即ち、牽引車1の後退旋回時にタイロッド1
4の回動中心をアーム30と牽引かん16との連結点
(支軸21)より前方の第1の所定位置に、前進走行時
には支軸21と対向する位置より後方の第2の所定位置
に配置させる切換え配置手段がアクチュエータにより構
成されている。4節リンクの構成、タイロッド14を揺
動するための構成は前記実施の形態と同じである。同一
部分は同一符号を付して説明を省略する。
態を図10に従って説明する。この実施の形態では前進
旋回時と後退旋回時とでローラガイド19に対するタイ
ロッド14のローラ22の位置を変更する場合に、牽引
車1の移動を利用する代わりに、トレーラ6側を移動さ
せるアクチュエータを設けた点が前記実施の形態と異な
っている。即ち、牽引車1の後退旋回時にタイロッド1
4の回動中心をアーム30と牽引かん16との連結点
(支軸21)より前方の第1の所定位置に、前進走行時
には支軸21と対向する位置より後方の第2の所定位置
に配置させる切換え配置手段がアクチュエータにより構
成されている。4節リンクの構成、タイロッド14を揺
動するための構成は前記実施の形態と同じである。同一
部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0062】この実施の形態ではアクチュエータとして
電動シリンダ47が使用されている。電動シリンダ47
はモータの正逆回転をロッド48の往復直線運動に変え
てロッド48を作動する構成となっている。モータの回
転をロッド48の直線運動に変える手段としては、ボー
ルネジを使用するもの、ピニオンとラックの組み合わせ
等がある。
電動シリンダ47が使用されている。電動シリンダ47
はモータの正逆回転をロッド48の往復直線運動に変え
てロッド48を作動する構成となっている。モータの回
転をロッド48の直線運動に変える手段としては、ボー
ルネジを使用するもの、ピニオンとラックの組み合わせ
等がある。
【0063】この実施の形態の電動シリンダ47はモー
タを内蔵している。電動シリンダ47は基端がブラケッ
ト49を介して牽引かん16に連結され、ロッド48が
ブラケット50を介して車軸47に連結されている。電
動シリンダ47はシフトレバーの操作に基づいて図示し
ない制御装置により制御される。そして、シフトレバー
が前進位置に操作されるとロッド48が突出する方向
(正転方向)にモータが所定量回動され、シフトレバー
が後進位置に操作されるとロッド48が引き込まれる方
向(逆転方向)にモータが所定量回動されるようになっ
ている。
タを内蔵している。電動シリンダ47は基端がブラケッ
ト49を介して牽引かん16に連結され、ロッド48が
ブラケット50を介して車軸47に連結されている。電
動シリンダ47はシフトレバーの操作に基づいて図示し
ない制御装置により制御される。そして、シフトレバー
が前進位置に操作されるとロッド48が突出する方向
(正転方向)にモータが所定量回動され、シフトレバー
が後進位置に操作されるとロッド48が引き込まれる方
向(逆転方向)にモータが所定量回動されるようになっ
ている。
【0064】この実施の形態では前進走行あるいは後退
旋回に適した位置にタイロッド14の回動中心(ローラ
22)の位置を変更する場合、電動シリンダ47のロッ
ド48を所定量突出あるいは引き込む動作を行うだけ
で、簡単にローラ22を第1の所定位置あるいは第2の
所定位置に配置する作業が完了する。
旋回に適した位置にタイロッド14の回動中心(ローラ
22)の位置を変更する場合、電動シリンダ47のロッ
ド48を所定量突出あるいは引き込む動作を行うだけ
で、簡単にローラ22を第1の所定位置あるいは第2の
所定位置に配置する作業が完了する。
【0065】この実施の形態においては、前記実施の形
態の(イ)〜(ニ)、(ヘ)及び(ト)の効果を有す
る。また、前記実施の形態と異なり、ソレノイド24、
ロックピン28、ブレーキ装置34、モータ36及びそ
れらを制御するためのリミットスイッチ類が不要になり
構成が簡単になる。
態の(イ)〜(ニ)、(ヘ)及び(ト)の効果を有す
る。また、前記実施の形態と異なり、ソレノイド24、
ロックピン28、ブレーキ装置34、モータ36及びそ
れらを制御するためのリミットスイッチ類が不要になり
構成が簡単になる。
【0066】(第3の実施の形態)次に第3の実施の形
態を図11に従って説明する。この実施の形態では前進
走行時には両タイヤ10L,19Rが直進状態に固定さ
れる点が第1の実施の形態と大きく異なっている。その
他の構成は第1の実施の形態と同じである。
態を図11に従って説明する。この実施の形態では前進
走行時には両タイヤ10L,19Rが直進状態に固定さ
れる点が第1の実施の形態と大きく異なっている。その
他の構成は第1の実施の形態と同じである。
【0067】この実施の形態では、前進走行時にタイロ
ッド14の回動中心(支軸23)をアーム30と牽引か
ん16との連結点(支軸21)と対向する第2の所定位
置に配置させるように構成されている。具体的には、牽
引フレーム15の長さと、長孔15aの長さを変更し
て、前記第2の所定位置に支軸23が配置されたとき支
軸21と対向するように構成されている。
ッド14の回動中心(支軸23)をアーム30と牽引か
ん16との連結点(支軸21)と対向する第2の所定位
置に配置させるように構成されている。具体的には、牽
引フレーム15の長さと、長孔15aの長さを変更し
て、前記第2の所定位置に支軸23が配置されたとき支
軸21と対向するように構成されている。
【0068】この実施の形態では後退旋回時は第1の実
施の形態と同様な作用効果を発揮する。一方、前進走行
時には、ローラガイド19はタイロッド14のローラ2
2の回動中心が支軸21と一致する位置に配置される。
この状態では牽引かん16の回動に伴ってローラガイド
19が回動されても、タイロッド14は移動せずタイヤ
は直進状態に保持される。従って、図11に示すよう
に、前進旋回時にはタイヤ10L,10Rが車軸に固定
されて操向不能な一般的なトレーラと同様な動きで旋回
移動される。
施の形態と同様な作用効果を発揮する。一方、前進走行
時には、ローラガイド19はタイロッド14のローラ2
2の回動中心が支軸21と一致する位置に配置される。
この状態では牽引かん16の回動に伴ってローラガイド
19が回動されても、タイロッド14は移動せずタイヤ
は直進状態に保持される。従って、図11に示すよう
に、前進旋回時にはタイヤ10L,10Rが車軸に固定
されて操向不能な一般的なトレーラと同様な動きで旋回
移動される。
【0069】タイヤ10L,10Rを操向可能に構成し
た場合は、高速で前進直進走行を行う場合、路面の凹凸
等により牽引かん16が若干揺動してもそれに伴ってタ
イヤ10L,10Rが左右に操向され、左右にぶれなが
ら走行する状態となる。しかし、この実施の形態では、
前進走行時にはタイヤ10L,10Rの向きが直進状態
に保持れるため、円滑に走行できる。
た場合は、高速で前進直進走行を行う場合、路面の凹凸
等により牽引かん16が若干揺動してもそれに伴ってタ
イヤ10L,10Rが左右に操向され、左右にぶれなが
ら走行する状態となる。しかし、この実施の形態では、
前進走行時にはタイヤ10L,10Rの向きが直進状態
に保持れるため、円滑に走行できる。
【0070】(第4の実施の形態)次に第4の実施の形
態を図12に従って説明する。この実施の形態では農業
用のトラクタ51に連結可能に構成した点が前記各実施
の形態と異なっている。前記第1の実施の形態と異なる
点は、アーム30及び連結ロッド31が左右対称に一対
設けられている点と、牽引かん16及び連結ロッド31
が、トラクタ51にロワーリンク52を介して支持され
たリンク型ドローバ53に対して回動可能に連結されて
いる点である。その他の構成は第1の実施の形態と同じ
である。なお、アーム30及び連結ロッド31は前記実
施の形態と同様に片側のみに設けてもよい。この実施の
形態でも第1の実施の形態と同様な効果を有する。
態を図12に従って説明する。この実施の形態では農業
用のトラクタ51に連結可能に構成した点が前記各実施
の形態と異なっている。前記第1の実施の形態と異なる
点は、アーム30及び連結ロッド31が左右対称に一対
設けられている点と、牽引かん16及び連結ロッド31
が、トラクタ51にロワーリンク52を介して支持され
たリンク型ドローバ53に対して回動可能に連結されて
いる点である。その他の構成は第1の実施の形態と同じ
である。なお、アーム30及び連結ロッド31は前記実
施の形態と同様に片側のみに設けてもよい。この実施の
形態でも第1の実施の形態と同様な効果を有する。
【0071】(第5の実施の形態)次に第5の実施の形
態を図13に従って説明する。この実施の形態ではタイ
ロッドを左右に揺動させる揺動部材の回動中心を前進時
及び後退時とも同じ位置に保持した状態で、タイヤ10
L,10Rを前進時及び後退時にそれぞれ走行に適した
位置に操向(操舵)可能な点が前記各実施の形態と大き
く異なっている。前記実施の形態と同一部材は同一符号
を付して説明を省略する。
態を図13に従って説明する。この実施の形態ではタイ
ロッドを左右に揺動させる揺動部材の回動中心を前進時
及び後退時とも同じ位置に保持した状態で、タイヤ10
L,10Rを前進時及び後退時にそれぞれ走行に適した
位置に操向(操舵)可能な点が前記各実施の形態と大き
く異なっている。前記実施の形態と同一部材は同一符号
を付して説明を省略する。
【0072】牽引かん54は牽引車1の後部に設けられ
た連結部3に回動軸55を介して回動可能に連結されて
いる。回動軸55には回動部材56が一体回動可能に支
持されている。回動部材56は牽引車1側に設けられた
複動式の第1の油圧シリンダ57のピストンロッド57
aに連結されている。回動部材56は長孔56aを介し
てピストンロッド57aに連結されている。長孔56a
は回動部材56の回動力をピストンロッド57aの往復
運動に変換する第1の変換手段を構成する。
た連結部3に回動軸55を介して回動可能に連結されて
いる。回動軸55には回動部材56が一体回動可能に支
持されている。回動部材56は牽引車1側に設けられた
複動式の第1の油圧シリンダ57のピストンロッド57
aに連結されている。回動部材56は長孔56aを介し
てピストンロッド57aに連結されている。長孔56a
は回動部材56の回動力をピストンロッド57aの往復
運動に変換する第1の変換手段を構成する。
【0073】タイロッド58は2本に分割されている。
各タイロッド58はタイロッド58より前方に回動中心
(支軸60)が存在する状態で配置された揺動部材59
に、回動可能に連結されている。揺動部材59には支軸
60より前側に長孔59aが形成されている。トレーラ
6側には複動式の第2の油圧シリンダ61が設けられて
いる。第2の油圧シリンダ61のピストンロッド61a
は揺動部材59にその長孔59aを介して連結されてい
る。長孔59aは揺動部材59の回動力をピストンロッ
ド61aの往復運動に変換する第2の変換手段を構成す
る。
各タイロッド58はタイロッド58より前方に回動中心
(支軸60)が存在する状態で配置された揺動部材59
に、回動可能に連結されている。揺動部材59には支軸
60より前側に長孔59aが形成されている。トレーラ
6側には複動式の第2の油圧シリンダ61が設けられて
いる。第2の油圧シリンダ61のピストンロッド61a
は揺動部材59にその長孔59aを介して連結されてい
る。長孔59aは揺動部材59の回動力をピストンロッ
ド61aの往復運動に変換する第2の変換手段を構成す
る。
【0074】両油圧シリンダ57,61を連結する管路
62,63の途中には、電磁切換弁64が設けられてい
る。電磁切換弁64には4ポート2位置電磁切換弁が使
用されている。そして、電磁切換弁64はシフトレバー
65の位置を検知する図示しないセンサの検知信号に基
づいて、前進時と後進時とで油路の方向が逆方向に切り
換えられるようになっている。
62,63の途中には、電磁切換弁64が設けられてい
る。電磁切換弁64には4ポート2位置電磁切換弁が使
用されている。そして、電磁切換弁64はシフトレバー
65の位置を検知する図示しないセンサの検知信号に基
づいて、前進時と後進時とで油路の方向が逆方向に切り
換えられるようになっている。
【0075】回動部材56、両油圧シリンダ57,61
及び電磁切換弁64により、揺動部材59を牽引車1の
後退旋回時には前進旋回時と逆方向に回動操作する操向
手段が構成されている。
及び電磁切換弁64により、揺動部材59を牽引車1の
後退旋回時には前進旋回時と逆方向に回動操作する操向
手段が構成されている。
【0076】この実施の形態では、牽引かん54の揺動
に伴って回動される回動部材56の回動力が、牽引車1
側に設けられた第1の油圧シリンダ57に長孔56a及
びピストンロッド57aを介して伝達される。第1の油
圧シリンダ57の作動力は、トレーラ6側に設けられた
第2の油圧シリンダ61に管路62,63を介して伝達
される。第2の油圧シリンダ61のピストンロッド61
aの往復運動が長孔59aを介して揺動部材59の揺動
運動に変換される。そして、管路62,63の途中に設
けられた電磁切換弁64により第2の油圧シリンダに向
かって管路内を流れる作動油の方向が、前進時と後進時
とで変更される。従って、前進旋回時と後退旋回時で牽
引かん54の回動方向が逆になっても、結果的に揺動部
材の回動方向は同じ方向になる。従って、前記実施の形
態と同様に牽引車1のみの後退旋回と同様なハンドル操
作で円滑な後退旋回が可能となる。また、第2の実施の
形態と同様に、ソレノイド24、ロックピン28、ブレ
ーキ装置34、モータ36及びそれらを制御するための
リミットスイッチ類が不要になり構成が簡単になる。
に伴って回動される回動部材56の回動力が、牽引車1
側に設けられた第1の油圧シリンダ57に長孔56a及
びピストンロッド57aを介して伝達される。第1の油
圧シリンダ57の作動力は、トレーラ6側に設けられた
第2の油圧シリンダ61に管路62,63を介して伝達
される。第2の油圧シリンダ61のピストンロッド61
aの往復運動が長孔59aを介して揺動部材59の揺動
運動に変換される。そして、管路62,63の途中に設
けられた電磁切換弁64により第2の油圧シリンダに向
かって管路内を流れる作動油の方向が、前進時と後進時
とで変更される。従って、前進旋回時と後退旋回時で牽
引かん54の回動方向が逆になっても、結果的に揺動部
材の回動方向は同じ方向になる。従って、前記実施の形
態と同様に牽引車1のみの後退旋回と同様なハンドル操
作で円滑な後退旋回が可能となる。また、第2の実施の
形態と同様に、ソレノイド24、ロックピン28、ブレ
ーキ装置34、モータ36及びそれらを制御するための
リミットスイッチ類が不要になり構成が簡単になる。
【0077】(第6の実施の形態)次に第6の実施の形
態を図14に従って説明する。この実施の形態では、牽
引かん54の回動力を第1の油圧シリンダ57に伝達す
る構成と、第2の油圧シリンダ61のピストンロッド6
1aの往復運動を揺動部材59に伝達する構成とが、第
5の実施の形態と異なっている。
態を図14に従って説明する。この実施の形態では、牽
引かん54の回動力を第1の油圧シリンダ57に伝達す
る構成と、第2の油圧シリンダ61のピストンロッド6
1aの往復運動を揺動部材59に伝達する構成とが、第
5の実施の形態と異なっている。
【0078】回動軸55にはピニオン66が一体回動可
能に固定されている。ピストンロッド57aにはピニオ
ン66と噛合するラック67が固定されている。揺動部
材59にはピニオン68が一体に形成され、ピニオン6
8の中心が支軸60に回動可能に支持されている。ピス
トンロッド61aにはピニオン68と噛合するラック6
9が固定されている。従って、この実施の形態では牽引
かん54が回動されるとピニオン66が一体に回動さ
れ、その回転がラック67を介してピストンロッド57
aの直線運動に変化される。また、第2の油圧シリンダ
61のピストンロッド61aの直線運動が、ラック69
及びピニオン68を介して揺動部材59の回動運動に変
換される。
能に固定されている。ピストンロッド57aにはピニオ
ン66と噛合するラック67が固定されている。揺動部
材59にはピニオン68が一体に形成され、ピニオン6
8の中心が支軸60に回動可能に支持されている。ピス
トンロッド61aにはピニオン68と噛合するラック6
9が固定されている。従って、この実施の形態では牽引
かん54が回動されるとピニオン66が一体に回動さ
れ、その回転がラック67を介してピストンロッド57
aの直線運動に変化される。また、第2の油圧シリンダ
61のピストンロッド61aの直線運動が、ラック69
及びピニオン68を介して揺動部材59の回動運動に変
換される。
【0079】この実施の形態においても、シフトレバー
の操作により電磁切換弁64が切り換えられて、前進旋
回時と後退旋回時とで油路の方向が変更され、結果的に
揺動部材59が牽引かん54の回動方向に拘わらず、前
進旋回時と後退旋回時とで同じ方向に回動される。従っ
て、第5の実施の形態と同様な効果を有する。また、長
孔56a,59aを介して駆動力を伝達する構成に比較
して駆動力の伝達が効率よく行われる。
の操作により電磁切換弁64が切り換えられて、前進旋
回時と後退旋回時とで油路の方向が変更され、結果的に
揺動部材59が牽引かん54の回動方向に拘わらず、前
進旋回時と後退旋回時とで同じ方向に回動される。従っ
て、第5の実施の形態と同様な効果を有する。また、長
孔56a,59aを介して駆動力を伝達する構成に比較
して駆動力の伝達が効率よく行われる。
【0080】なお、実施の形態は前記各実施の形態に限
らず、次のように具体化してもよい。 ○ 第2の実施の形態において、電動シリンダ47を駆
動制御する制御装置が、前進走行時にタイロッド14の
回動中心を配置させる第2の所定位置として、タイロッ
ド14の回動中心が支軸21より後方の所定位置と、支
軸21と対向する位置の2箇所に選択的に配置可能に構
成する。そして、直進走行時には支軸21と対向する位
置に配置させるようにする。この場合、前進走行時に、
高速直進走行及び旋回走行とも円滑に行われる。
らず、次のように具体化してもよい。 ○ 第2の実施の形態において、電動シリンダ47を駆
動制御する制御装置が、前進走行時にタイロッド14の
回動中心を配置させる第2の所定位置として、タイロッ
ド14の回動中心が支軸21より後方の所定位置と、支
軸21と対向する位置の2箇所に選択的に配置可能に構
成する。そして、直進走行時には支軸21と対向する位
置に配置させるようにする。この場合、前進走行時に、
高速直進走行及び旋回走行とも円滑に行われる。
【0081】○ 第2の実施の形態の構成あるいは前記
の構成を、第3又は第4の実施の形態に適用してもよ
い。 ○ ストッパ32a,32bを省略してもよい。
の構成を、第3又は第4の実施の形態に適用してもよ
い。 ○ ストッパ32a,32bを省略してもよい。
【0082】○ アーム5を連結部3から突設する代わ
りに牽引車1のフレーム2に直接固定してもよい。 ○ 牽引かん16を円筒状に形成するかわりに、角パイ
プや楕円形断面のパイプで形成し、牽引フレーム15を
その断面形状に対応したパイプ又は棒材で形成する。こ
の場合、牽引かん16の伸縮時あるいは連結ロッド31
の作動時に捻れが生じ難くなる。
りに牽引車1のフレーム2に直接固定してもよい。 ○ 牽引かん16を円筒状に形成するかわりに、角パイ
プや楕円形断面のパイプで形成し、牽引フレーム15を
その断面形状に対応したパイプ又は棒材で形成する。こ
の場合、牽引かん16の伸縮時あるいは連結ロッド31
の作動時に捻れが生じ難くなる。
【0083】○ 第1〜第3の実施の形態においても、
アーム30及び連結ロッド31を左右対称に2本設けて
もよい。 ○ トレーラ6は2輪のものに限らず、操舵輪としての
タイヤ10L,10R他に補助輪を備えた3輪以上のタ
イヤを備えたものであってもよい。
アーム30及び連結ロッド31を左右対称に2本設けて
もよい。 ○ トレーラ6は2輪のものに限らず、操舵輪としての
タイヤ10L,10R他に補助輪を備えた3輪以上のタ
イヤを備えたものであってもよい。
【0084】前記各実施の形態から把握され、請求項記
載以外の技術思想(発明)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項6に記載の発明において、アクチュエー
タには電動シリンダが使用され、その駆動を制御する制
御装置は前進直進走行時にはタイロッドの回動中心を前
記連結点と対向する第2の所定位置に、前進旋回時には
前記連結点より後方の所定位置に配置する。この場合、
前進走行時に、高速直進走行及び旋回走行とも円滑に行
われる。
載以外の技術思想(発明)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項6に記載の発明において、アクチュエー
タには電動シリンダが使用され、その駆動を制御する制
御装置は前進直進走行時にはタイロッドの回動中心を前
記連結点と対向する第2の所定位置に、前進旋回時には
前記連結点より後方の所定位置に配置する。この場合、
前進走行時に、高速直進走行及び旋回走行とも円滑に行
われる。
【0085】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項8
に記載の発明によれば、トレーラを連結した状態で後退
旋回する際に、トレーラのふれ角が「負」、即ち前進旋
回時と逆の状態でも円滑に後退旋回ができ、ハンドル操
作が容易になる。
に記載の発明によれば、トレーラを連結した状態で後退
旋回する際に、トレーラのふれ角が「負」、即ち前進旋
回時と逆の状態でも円滑に後退旋回ができ、ハンドル操
作が容易になる。
【0086】請求項2に記載の発明では、牽引かんの揺
動に基づいて4節リンクで回動操作される揺動部材によ
り、タイロッドを変位させてタイヤを操向し、タイロッ
ドの回動中心を揺動部材の回動中心に対して後方に配置
するだけで、牽引車の後退旋回により自動的にタイヤを
後退旋回に適した向きに操向することができる。
動に基づいて4節リンクで回動操作される揺動部材によ
り、タイロッドを変位させてタイヤを操向し、タイロッ
ドの回動中心を揺動部材の回動中心に対して後方に配置
するだけで、牽引車の後退旋回により自動的にタイヤを
後退旋回に適した向きに操向することができる。
【0087】請求項3に記載の発明では、ガイド溝に沿
ってローラが移動することにより、簡単に所定位置に配
置される。請求項4に記載の発明では、前進直進走行が
円滑に行われる。
ってローラが移動することにより、簡単に所定位置に配
置される。請求項4に記載の発明では、前進直進走行が
円滑に行われる。
【0088】請求項5に記載の発明では、牽引かんの伸
縮が、トレーラのタイヤにブレーキをかけた状態で牽引
車を前進又は後進させることにより行われるので、牽引
かんを伸縮させるための専用のアクチュエータが不要と
なる。
縮が、トレーラのタイヤにブレーキをかけた状態で牽引
車を前進又は後進させることにより行われるので、牽引
かんを伸縮させるための専用のアクチュエータが不要と
なる。
【0089】請求項6に記載の発明では、牽引かんの伸
縮が、アクチュエータの作動により簡単に実施できる。
請求項7に記載の発明では、揺動部材の回動中心を前後
方向に移動させずに、タイヤを前進旋回時及び後退旋回
時にそれぞれ走行に適した位置に操向(操舵)できる。
縮が、アクチュエータの作動により簡単に実施できる。
請求項7に記載の発明では、揺動部材の回動中心を前後
方向に移動させずに、タイヤを前進旋回時及び後退旋回
時にそれぞれ走行に適した位置に操向(操舵)できる。
【0090】請求項8に記載の発明では、アームの回動
を規制するストッパの存在により、タイヤの切れ角が所
定の角度以上に切れないので、後退旋回が円滑に行われ
る。請求項9に記載の発明のトレーラは請求項1〜請求
項8のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏する。
を規制するストッパの存在により、タイヤの切れ角が所
定の角度以上に切れないので、後退旋回が円滑に行われ
る。請求項9に記載の発明のトレーラは請求項1〜請求
項8のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏する。
【図1】 第1の実施の形態のトレーラ及び牽引操舵装
置の概略平面図。
置の概略平面図。
【図2】 同じく一部破断部分概略側面図。
【図3】 図2の部分拡大図。
【図4】 図1の一部省略部分拡大図。
【図5】 電気的構成を示す回路図。
【図6】 前進旋回時の作用を示す概略平面図。
【図7】 後退旋回位置に配置された状態の概略平面
図。
図。
【図8】 後退旋回時の作用を示す概略平面図。
【図9】 後退旋回時に移行する場合のフローチャー
ト。
ト。
【図10】 第2の実施の形態の一部破断部分概略側面
図。
図。
【図11】 第3の実施の形態の前進旋回時の作用を示
す概略平面図。
す概略平面図。
【図12】 第4の実施の形態の概略平面図。
【図13】 第5の実施の形態の模式平面図。
【図14】 第6の実施の形態の模式平面図。
【図15】 従来装置の概略平面図。
【図16】 別の従来装置の概略平面図。
1…牽引車、4…連結部としての連結軸、6…トレー
ラ、7…車軸、10L,10R…タイヤ、13…アー
ム、14…タイロッド、15…牽引かんを構成する牽引
フレーム、16…切換え配置手段及び操向手段を構成す
る牽引かん、18…ヒッチカプラ、19…揺動部材とし
てのローラガイド、19a…ガイド溝、21…連結点と
しての支軸、22…ローラ、23…回動中心としての支
軸、30…操向手段を構成するリンク部材としてのアー
ム、31…同じく連結部材としての連結ロッド、32
a,32b…ストッパ、34…切換え配置手段を構成す
る制動手段としてのブレーキ装置、47…アクチュエー
タとしての電動シリンダ、56…回動部材、56a…第
1の変換手段としての長孔、57…第1の油圧シリン
ダ、57a…ピストンロッド、58…タイロッド、59
…揺動部材、59a…第2の変換手段としての長孔、6
0…回動中心としての支軸、61…第2の油圧シリン
ダ、61a…ピストンロッド、62,63…管路、64
…電磁弁としての電磁切換弁。
ラ、7…車軸、10L,10R…タイヤ、13…アー
ム、14…タイロッド、15…牽引かんを構成する牽引
フレーム、16…切換え配置手段及び操向手段を構成す
る牽引かん、18…ヒッチカプラ、19…揺動部材とし
てのローラガイド、19a…ガイド溝、21…連結点と
しての支軸、22…ローラ、23…回動中心としての支
軸、30…操向手段を構成するリンク部材としてのアー
ム、31…同じく連結部材としての連結ロッド、32
a,32b…ストッパ、34…切換え配置手段を構成す
る制動手段としてのブレーキ装置、47…アクチュエー
タとしての電動シリンダ、56…回動部材、56a…第
1の変換手段としての長孔、57…第1の油圧シリン
ダ、57a…ピストンロッド、58…タイロッド、59
…揺動部材、59a…第2の変換手段としての長孔、6
0…回動中心としての支軸、61…第2の油圧シリン
ダ、61a…ピストンロッド、62,63…管路、64
…電磁弁としての電磁切換弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 洋 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 服部 浩 長野県松本市大字和田5511番地11 株式会 社デリカ内
Claims (9)
- 【請求項1】 牽引車の後部に設けられた連結部に対し
て牽引かんを介して左右方向へ揺動可能に連結されるト
レーラの牽引操舵装置であって、 トレーラの車軸に対して操向可能に装備されたタイヤ
と、 前記タイヤを操向するため車軸の両側に回動可能に設け
られたアームと、 前記アームに回動可能に連結されるとともに変位により
アームを介してタイヤを操向するタイロッドと、 後退旋回時のふれ角が前進旋回時のふれ角と逆方向とな
るように回動される牽引かんの揺動に基づいて回動操作
されるとともに前記タイロッドに連結されてタイロッド
を変位させる揺動部材と、 前記揺動部材を牽引車の後退旋回時には前進旋回時と逆
方向に回動操作する操向手段とを備えたトレーラの牽引
操舵装置。 - 【請求項2】 前記揺動部材は、前記牽引車の後部に第
1端部が回動可能に支持されるとともに前記牽引かんの
側方において延びる連結部材と、前記牽引かんと、前記
連結部材及び前記牽引かんを連結するリンク部材とで構
成される4節リンクのリンク部材と一体回動可能に設け
られ、前記タイロッドを回動可能かつその回動中心がリ
ンク部材の牽引かん及び連結部材との連結点を結ぶ直線
と交差する方向に移動可能に支持するように構成され、
前記操向手段は牽引車の後退旋回時に前記タイロッドの
回動中心を前記リンク部材と牽引かんとの連結点より前
方の第1の所定位置に、前進走行時には前記連結点と対
向する位置又はそれより後方の第2の所定位置に配置さ
せる切換え配置手段を備えている請求項1に記載のトレ
ーラの牽引操舵装置。 - 【請求項3】 前記揺動部材は前記リンク部材に対して
その回動中心がリンク部材と牽引かんとの連結点と一致
するように一体回動可能に設けられ、かつその上側にタ
イロッドに設けられたローラをガイドするガイド溝がト
レーラの直進時に前後方向に延びる状態に形成されてい
る請求項2に記載のトレーラの牽引操舵装置。 - 【請求項4】 前記切換え配置手段は前進走行時には前
記タイロッドの回動中心を前記連結点と対向する第2の
所定位置に配置させる請求項2又は請求項3に記載のト
レーラの牽引操舵装置。 - 【請求項5】 前記切換え配置手段は伸縮可能な牽引か
んと、牽引車の後退時に制動が開始されて牽引かんが所
定長さまで収縮した時点で制動が解除される制動手段と
を備えている請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載
のトレーラの牽引操舵装置。 - 【請求項6】 前記切換え配置手段は伸縮可能な牽引か
んと、牽引かんと車軸との間に設けられたアクチュエー
タとを備えている請求項2〜請求項4のいずれか一項に
記載のトレーラの牽引操舵装置。 - 【請求項7】 前記揺動部材は前記タイロッドより前方
に回動中心が存在する状態で配置されるとともに、その
後部側においてタイロッドに連結され、前記操向手段は
前記連結部に支持され前記牽引かんの揺動に伴って回動
される回動部材と、牽引車側に設けられた複動式の第1
の油圧シリンダと、前記第1の油圧シリンダのピストン
ロッドに連結され、前記回動部材の回動力をピストンロ
ッドの往復運動に変換する第1の変換手段と、トレーラ
側に設けられた複動式の第2の油圧シリンダと、第2の
油圧シリンダのピストンロッドの往復運動を前記揺動部
材の揺動運動に変換する第2の変換手段と、前記両油圧
シリンダを連結する管路の途中に設けられ、前進時と後
進時とで油路の方向を逆方向に切り換える電磁弁とを備
えている請求項1に記載のトレーラの牽引操舵装置。 - 【請求項8】 前記アームと係合して前記タイヤの操舵
角を所定範囲内に規制するストッパを備えている請求項
1〜請求項7のいずれか一項に記載のトレーラの牽引操
舵装置。 - 【請求項9】 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記
載のトレーラの牽引操舵装置を備えたトレーラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119372A JPH10310080A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | トレーラの牽引操舵装置及びトレーラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9119372A JPH10310080A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | トレーラの牽引操舵装置及びトレーラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310080A true JPH10310080A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14759885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9119372A Pending JPH10310080A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | トレーラの牽引操舵装置及びトレーラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10310080A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000071405A1 (en) * | 1999-05-25 | 2000-11-30 | Kabushiki Kaisha Sohshin | Method of steering trailer, steering device, and vehicle such as trailer using the steering method or steering device |
| JP2001301636A (ja) * | 2000-04-19 | 2001-10-31 | Toyo Noki Kk | 牽引式作業機の車輪操舵装置 |
| JP2010047245A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-03-04 | Minoru Kamiya | カミヤテックトレーラー |
| EP2539208A4 (en) * | 2010-02-24 | 2015-06-03 | Sandvik Mining & Constr Oy | RANGE TRANSPORT DEVICE AND TRAILER FOR ROLLING TRANSPORT DEVICE |
| CN105172917A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-12-23 | 江苏科信重工有限公司 | 一种铰接式多功能植保机械 |
| CN114379299A (zh) * | 2021-12-28 | 2022-04-22 | 新加坡国际多式联运有限公司 | 无轨混合电力牵引单挂汽车 |
| CN115366590A (zh) * | 2021-05-18 | 2022-11-22 | 灵动加速度(苏州)科技有限公司 | 自主移动机器人、控制方法、控制装置、设备及介质 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP9119372A patent/JPH10310080A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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