JP2000335541A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2000335541A
JP2000335541A JP11148348A JP14834899A JP2000335541A JP 2000335541 A JP2000335541 A JP 2000335541A JP 11148348 A JP11148348 A JP 11148348A JP 14834899 A JP14834899 A JP 14834899A JP 2000335541 A JP2000335541 A JP 2000335541A
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beverage
signal
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dilution
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Nobuyuki Endo
伸之 遠藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来技術では、希釈比率が設定値にて定まっ
ていて、希釈水の流量が規定の範囲内にあるときは、所
期の品質の飲料が提供できるが、希釈水量が低下してい
る場合には、コップには希釈水が少ない、所謂濃度の高
い品質の悪い飲料が供給されるという問題がある。 【解決手段】本発明は、前記の問題点に鑑みて発明され
たものであり、希釈水量が変動した場合にも、所期の希
釈比率による飲料の提供ができる技術的手段を提供する
ものであり、具体的な手段として、原料飲料を供給する
原料供給ポンプを駆動するステッピングモータ90と、
前記希釈水の通過量に基づいて周期が変化する信号を発
生するフローメータ39と、前記希釈水の通過量に基づ
いて前記ステッピングモータの駆動信号の周期を変えて
前記原料供給ポンプによる原料飲料の供給量を適正にす
る手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料供給動作によ
って濃縮飲料を希釈水で希釈する、所謂ポストミックス
方式の飲料供給装置に関する。詳しくは、何らかの原因
で希釈水量が変動した場合にも、所期の希釈比率によっ
て飲料の提供ができる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の飲料をノズルから供給する飲料供
給装置として、その代表的なものの一つとしては、原料
飲料と希釈水とを別々の供給路から供給し、飲料供給動
作に伴って前記ノズル内又はコップ内にて混合する方
式、所謂ポストミックス方式がある。その方式は、例え
ば、特開平11−46983号、特開平10−2969
8号などに開示されている。
【0003】このポストミックス方式の飲料供給装置
が、飲料の種類ごとに設けられた押しボタンスイッチに
よる販売方式であれば、ある種の飲料の供給を希望する
人が、コップを供給ノズルの下のテーブルに置いた状態
で、その種類に対応する押しボタンスイッチを押したと
き、制御装置が動作して一定時間タイマ動作にて所定量
の飲料供給が行われる方式(所謂、半自動販売方式)と
なる。この自動販売方式は、貨幣の挿入と押しボタンス
イッチの操作とによって、コップが販売口に落下し希望
の飲料の一定量をそのコップに供給する、所謂コップ式
自動販売機となる。
【0004】また飲料供給装置が、飲料の種類ごとに設
けられた供給レバー方式であれば、ある種の飲料の供給
を希望する人が、その種類に対応する供給レバーを操作
している時間中スイッチがONして、電磁弁が開く方式
(所謂、手動供給方式)となる。
【0005】この頃、ファミリーレストランやファース
トフード店などでは、セルフサービス方式として、上記
の飲料供給装置を客が操作できる場所に設置して、客が
飲料供給装置の前面に設けられたレバー又は押しボタン
スイッチを操作して、自由に好みの飲料をコップへ注ぐ
ことができる、所謂フリードリンクと称される販売方式
が増えてきている。
【0006】ところで、特開平9−301496号に
は、濃縮された原料飲料であるところの、ある種類のシ
ロップが収容された収容容器のBIB(Bag In
Box:箱収納バッグ)から供給されるシロップを希釈
水にて希釈する場合に、BIBから供給されるシロップ
の供給量を、テンキー等の数値入力キーによって予め設
定しておき、この設定値に基づいた希釈比率によって希
釈する方式の装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平9−30
1496号の技術においては、希釈比率が設定値にて定
まっているが、これは希釈水の流量が規定の範囲内にあ
るときは、所期の品質の飲料が提供できるが、前記希釈
水が漏水等何らかの原因により希釈水量が低下している
場合に、客がそれに気付かずにレバーを操作したとき、
又は押しボタンスイッチを操作したとき、コップには希
釈水が少ない、所謂濃度の高い品質の悪い飲料が供給さ
れるという問題がある。
【0008】本発明は、前記の問題点に鑑みて発明され
たものであり、何らかの原因で希釈水量が変動した場合
にも、所期の希釈比率による飲料の提供ができる技術的
手段を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決するための具体的な手段として、収容容器から供給
される原料飲料と希釈水とを飲料供給動作にて混合する
飲料供給装置において、前記原料飲料を供給する原料供
給ポンプを駆動するステッピングモータと、前記希釈水
の通過量に基づいて周期が変化する信号を発生するフロ
ーメータと、前記希釈水の通過量に基づいて前記ステッ
ピングモータの駆動信号の周期を変えて前記原料供給ポ
ンプによる原料飲料の供給量を変える手段を設ける技術
手段を採用した。
【0010】また本発明は、前記の課題を解決するため
の具体的な手段として、収容容器から供給される原料飲
料と希釈水とを飲料供給動作にて混合する飲料供給装置
において、所定の希釈比率を設定する希釈比率設定手段
と、所定周波数の基準クロック信号を発生する基準クロ
ック信号発生手段と、前記希釈水の通過量に応じて周波
数が変化する連続信号を発生するフローメータと、前記
基準クロック信号を前記希釈比率及び前記連続信号に基
づいた分周比で分周して分周信号を発生する分周手段
と、前記分周信号の周波数に基づいた周期の駆動信号を
発生する駆動手段と、前記駆動信号に基づき前記原料飲
料を供給する原料供給ポンプを駆動する駆動モータとを
備え、前記希釈水の通過量に基づいて前記駆動信号の周
期を変えて前記原料供給ポンプによる原料飲料の供給量
を変える技術手段を採用した。
【0011】また本発明は、前記の課題を解決するため
の具体的な手段として、収容容器から供給される原料飲
料と希釈水とを飲料供給動作にて混合する飲料供給装置
において、所定の希釈比率を設定する希釈比率設定手段
と、所定周波数の基準クロック信号を発生する基準クロ
ック信号発生手段と、前記希釈水の通過量に応じて周波
数が変化する連続信号を発生するフローメータと、前記
基準クロック信号を前記連続信号に基づいた分周比で分
周して分周信号を発生する分周手段と、前記分周信号の
周波数に基づいた周期の駆動信号を発生する駆動手段
と、前記駆動信号に基づき前記原料飲料を供給する原料
供給ポンプを駆動する駆動モータとを備え、前記連続信
号にて前記分周信号の周波数を変更する技術手段を採用
した。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1乃至図5は本発明の一つの実施形態で
あるポストミックス方式の飲料供給装置を示しており、
図1は本発明に係る飲料供給装置が適用された飲料ディ
スペンサの縦断側面図、図2は図1の飲料ディスペンサ
の配管系を示す図、図3はデュアルチェックバルブの縦
断面図、図4は希釈比率制御装置の実施形態を示すブロ
ック図、図5は複数のBIB40による飲料供給方式を
示す図である。
【0013】本発明のポストミックス方式の実施の形態
を図1乃至図5に基づいて説明する。1は本発明に係る
飲料供給装置が適用された飲料ディスペンサで、略箱形
状のディスペンサ本体1Aを有し、ディスペンサ本体1
Aの前面には、供給する飲料の種類を選択するよう、飲
料の種類数だけの数の選択スイッチ3を備えた開閉可能
な扉2を設け、ディスペンサ本体1Aの前面下部にはコ
ップ5を載置可能なドリップトレイ4を設けている。
【0014】ディスペンサ本体1A内の前方上部には、
保冷庫6を設け、保冷庫6には、各種の濃縮された原料
飲料である後述のBIB40と、蛇行状に配置した冷却
水管路8Aが形成された冷却器8を配置している。更に
ディスペンサ本体1A内には、上水道9からの水道水を
加圧供給するための加圧ポンプ10と、冷却水11を収
容した水槽12と、水槽12内の冷却水11を冷却する
ための冷却ユニット13とを配置している。
【0015】水槽12には、水と炭酸ガスとを混合して
炭酸水15を生成するカーボネータ14と、プロペラ1
6にて冷却水11を攪拌する攪拌モータ17と、攪拌モ
ータ17に取り付けた循環ポンプ18と、炭酸水15を
通過させる炭酸水コイル及び水道水を通過させる水道水
コイルからなるコイルユニット19と、冷却ユニット1
3を構成する冷媒蒸発管20とが配置されている。
【0016】循環ポンプ18と冷却器8の冷却水管路8
Aの入口とを冷却水管21Aで接続し、冷却水管路8A
の出口に水槽12へ戻る冷却水管21Bを接続してい
る。これによって、水槽12内の冷却水11は、循環ポ
ンプ18によって冷却水管21Aから冷却器8の冷却水
管路8Aを流れて冷却水管21Bから水槽12内へ戻る
循環を行い、保冷庫6内のBIB40を冷却する。
【0017】冷却ユニット13は、冷媒を圧縮する圧縮
機22と、圧縮機22によって圧縮された冷媒を凝縮さ
せる凝縮器23と、凝縮器23によって凝縮された冷媒
を減圧装置(図示せず)を通した後の冷媒を蒸発させて
その周囲の冷却水11を冷却する蒸発器20とを備えて
いる。
【0018】図2には飲料配管系を示しており、上水道
9からの水道水は、水フィルタ24、加圧ポンプ10及
びコイルユニット19を通って分配器25に至るように
管路26が構成され、管路26は、分配器25にて2本
の冷水管路27、28に分岐される。
【0019】管路27は、カーボネータ給水電磁弁30
を通ってカーボネータ14に至る。カーボネータ14に
は、炭酸ガスボンベ31からの炭酸ガスが供給され、こ
の炭酸ガスと管路27から供給される冷却された水道水
とで炭酸水15が生成される。カーボネータ14内の炭
酸水15のレベルは、レベル検出装置(図示せず)の検
出にて加圧ポンプ10と電磁弁30のON、OFFに
て、カーボネータ14内に所定量の炭酸水15が貯留さ
れるように構成している。
【0020】60はデュアルチェックバルブであり、そ
の構造は図3に示すように、二つの入口、即ち後述の如
く、管路28から冷水が流入する冷水入口62と管路3
7から炭酸水が流入する炭酸水入口63と、一つの出口
64を有し、これらの間には、冷水入口62と炭酸水入
口63とに対応して、フローワッシャー65、66と、
チェックバルブ67、68を有する。チェックバルブ6
7、68は、それぞれバネ69、70にて流体通路7
3、74を閉じる方向に付勢された球状のバルブ71、
72とから構成されている。
【0021】フローワッシャー65は、冷水入口62か
ら流入する冷水の圧力に応じて、中心部に設けた流体通
路の断面積を変化させて通過する流量を一定状態に調節
する流量調整器として作用する。フローワッシャー66
の作用も同様である。チェックバルブ67は、冷水入口
62から出口64へ向かう流体によってバルブ71がバ
ネ69を押圧して流体通路73を開き、冷水入口62か
ら出口64への冷水を通過させるが、バルブ71の流体
出口に対する流体入口の圧力が所定値以下に低下する
と、バネ69の付勢にてバルブ71は流体通路73を閉
じる、所謂逆止弁として作用する。チェックバルブ68
も同様の作用をする。
【0022】カーボネータ14内の炭酸水15は、コイ
ルユニット19、炭酸水電磁弁38、デュアルチェック
バルブ60を通って飲料供給ノズルであるマルチバルブ
34の希釈水入口35へ流入するように管路が構成され
ている。分配器25からの管路28の冷水は、電磁弁3
6、デュアルチェックバルブ60を通って飲料供給ノズ
ルであるマルチバルブ34の希釈水入口35へ流入する
ように構成されている。
【0023】40は濃縮された原料飲料であるところの
もう一つの種類のシロップが収容された収容容器のBI
B(Bag In Box:箱収納バッグ)を示してい
る。BIB40は下方からシロップ管路を形成するチュ
ーブ41が導出しており、BIB40から導出されたチ
ューブ41内のシロップは、チューブポンプ42にてコ
ップ5へ供給される。BIB40は保冷庫6内にて冷却
保存されている。
【0024】管路28から供給される希釈水としての冷
水がフローメータ39と電磁弁33を通ってコップ5内
に供給され、コップ5内でこの冷水とBIB40から供
給されるシロップとが希釈混合される。一方、BIB4
0から供給されるシロップの種類が、炭酸水と混合され
るのに適したものであれば、管路37からフローメータ
29と電磁弁32を通って供給される希釈水としての炭
酸水とこのシロップとが、コップ5内に供給されてコッ
プ5内で希釈混合される。コップ5内で希釈水とシロッ
プとを希釈混合する方式でなく、マルチバルブ34のよ
うに、ある種の適当なバルブ内にて希釈水とシロップと
を混合してコップ5へ所定の濃度の飲料として供給する
方式でもよい。
【0025】炭酸ガスボンベ31からの炭酸ガスは、原
料飲料として、香り、味、色等の種類の異なる複数(実
施形態では3つであるが、それ以上でもよい)の濃縮さ
れた原料飲料であるシロップA、B、Cをそれぞれ収容
したシロップタンク7A、7B、7Cに送られて、シロ
ップタンク7A、7B、7Cから炭酸ガスによって圧送
されるシロップA、B、Cは、それぞれコイルユニット
19、流量調整器48、49、50及び電磁弁51、5
2、53が設けられたシロップ管路54、55、56を
通してマルチバルブ34のシロップ入口へ流入するよう
に構成されている。各電磁弁32、33、36、38
は、制御装置にてそれぞれの飲料供給動作に応じて所定
時間だけ管路を開いて、その管路の冷水又は炭酸水を所
定量供給する。
【0026】ここで、シロップAの飲料供給を行う場合
について説明する。通常状態では、前記上水道水の供給
は正常であり、シロップAの飲料供給を行う場合には、
これに対応する選択スイッチ3の動作にて、電磁弁3
8、51が通電にてONして、それぞれ炭酸水とシロッ
プAが管路32、54からマルチバルブ34に供給さ
れ、ここで両者が混合されつつコップ5へ所定の飲料供
給が行われる。シロップB、Cについても同様な動作構
成である。
【0027】チューブポンプ42は、ポンプ駆動用のモ
ータとして、パルス信号によって所定角度ずつ間欠的に
回転するステッピングモータ90を有し、更に、このス
テッピングモータ90の回転を減速機構(図示せず)を
介して回転する出力軸に取り付けた円盤43と、相互間
隔が120度の角度をもって円盤43上に回転可能に取
り付けた3つのローラ44と、チューブ41をローラ4
4との間で挟持するように配置された弧状ガイド45
と、チューブ41の下端側をピンチ部材46との間でピ
ンチするピンチソレノイド47より構成されている。こ
のためステッピングモータ90の回転によって円盤43
が回転し、それに伴って弧状ガイド45に対してチュー
ブ41がローラ44によって押される位置が下方へ移動
するため、チューブ41内のシロップが下方へ押し出さ
れる動作となる。飲料の供給停止状態では、ピンチソレ
ノイド47は非通電であり、BIB40内のシロップ
は、ピンチソレノイド47でピンチされている部分まで
流出して停止している。このようにピンチ部材46とピ
ンチソレノイド47とは本発明における電磁弁を構成す
る。
【0028】本発明に係る飲料供給装置の一つは、収容
容器から供給される原料飲料と希釈水とを飲料供給動作
にて混合する飲料供給装置において、前記希釈水の供給
路には、前記希釈水の通過量に応じて周波数が変化する
連続信号を発生するフローメータと、駆動信号に基づき
前記原料飲料を供給する原料供給ポンプを駆動する駆動
モータとを備え、前記原料供給ポンプによる原料飲料の
供給量を前記希釈水の通過量に応じた量に自動的に変え
るものである。この場合の原料飲料の収容容器は、BI
B40であり、前記原料飲料の供給路はシロップ管路4
1である。そして前記原料供給ポンプはBIB40から
供給される原料飲料の供給路に設けられている。また前
記希釈水は、冷水又はカーボネータ14から供給される
炭酸水である。
【0029】いま、BIB40からのシロップ供給に伴
う飲料供給動作ついて説明する。フローメータ29と3
9は、それぞれ管路37と28を通って流れる炭酸水と
冷水、即ち、希釈水流によって回転して電気信号を発生
するものであり、通常、希釈水流にてパドルが回転して
連続パルス信号を発生する構成であり、希釈水流の変化
に応じてフローメータ29、39の回転周期が変わり、
即ち、発生するパルス信号の周波数が変わり、そのため
一定時間内に発生するパルスの数が変化する。その一つ
の実施形態としては、通常の飲料供給販売状態で発生す
るパルス信号は、1秒間に1000個程度発生する。
【0030】図4は、本発明の希釈比率制御装置の実施
形態を示すブロック図で、91は、飲料供給装置の管理
者等の特定の人が操作するために設けられたテンキー等
の数値入力キーと、入力された数値をストアするメモリ
とを有する入力回路である。92は、入力回路91から
入力された数値を入力して8ビットのコード信号(「0
0000000=0」から「11111111=25
5」)を出力するエンコーダ、93は、10KHzに基
準クロックパルス信号を出力する基準クロック発振回
路、94は、エンコーダ92からコード信号を入力して
10KHzの基準クロックを最大分周比512以下の所
定の分周比で分周した分周クロックを出力する分周回路
として機能するパルス周期演算部である。95は、パル
ス周期演算部94から分周クロックを入力して、例えば
340乃至565ppsの駆動信号を出力するドライバ
回路である。ステッピングモータ90は、ドライバ回路
95からのパルス信号を入力して1ステップにつき角度
7.5度の回転を行うように構成されている。パルス周
期演算部94には、フローメータ39から出力されるパ
ルス信号も入力されており、これによって、パルス周期
演算部94は、入力回路91にて入力された希釈比率デ
ータとフローメータ39から出力されるパルス信号に基
づき、基準クロックパルス信号の分周比を決定し、この
分周したパルス信号をドライバ回路95へ出力して、ス
テッピングモータ90の回転数を制御する。
【0031】飲料供給装置が、飲料の種類ごとに設けら
れた押しボタン3による販売方式であれば、BIB40
から炭酸飲料の供給を希望する人が、その種類に対応す
る押しボタン3を押したとき、制御装置が動作してポン
プ42と電磁弁32、47がタイマにて所定時間動作し
てその管路を開く方式(所謂、自動販売方式)となる。
この自動販売方式は、貨幣の挿入と押しボタン3の操作
とによって、コップが販売口に落下し希望の飲料の一定
量をそのコップに供給する、所謂コップ式自動販売機と
することができる。また飲料供給装置が、飲料の種類ご
とに設けられた供給レバー方式であれば、BIB40か
ら炭酸飲料の供給を希望する人が、その種類に対応する
供給レバーを操作している時間中スイッチがONして、
制御装置が動作してポンプ42と電磁弁32、47がタ
イマにて所定時間動作してその管路を開く方式(所謂、
手動供給方式)となる。
【0032】上記の実施形態では、原料飲料であるBI
B40のシロップが、希釈水として管路37から供給さ
れる炭酸水と混合され供給される場合を説明したが、も
う一つの実施形態として、希釈水として管路28から供
給される冷水とBIB40から供給されるシロップとが
混合される炭酸ガスを含まない飲料を供給する方式でも
良い。この場合、これに対応する選択スイッチ3の動作
にて、制御装置が動作してポンプ42と電磁弁33、4
7がタイマにて所定時間動作してその管路を開く方式
(所謂、自動販売方式)となる。この自動販売方式は、
貨幣の挿入と押しボタン3の操作とによって、コップが
販売口に落下し希望の飲料の一定量をそのコップに供給
する、所謂コップ式自動販売機とすることができる。ま
た飲料供給装置が、飲料の種類ごとに設けられた供給レ
バー方式であれば、BIB40から炭酸飲料の供給を希
望する人が、その種類に対応する供給レバーを操作して
いる時間中スイッチがONして、制御装置が動作してポ
ンプ42と電磁弁33、47がタイマにて所定時間動作
してその管路を開く方式(所謂、手動供給方式)とな
る。
【0033】このBIB40のシロップによる飲料供給
についてもう少し詳しく説明する。いま、フローメータ
39を通ってコップ5へ供給される希釈水の圧力が規定
値であれば、コップ5へ供給される希釈水の流量は規定
の範囲であり、フローメータ39から出力される連続パ
ルス信号も規定の周波数(周期)、例えば、1kHzの
周波数である。いま、シロップを希釈水によって5倍に
薄める場合には、入力回路91において5倍の希釈比率
を設定する。この場合、「5」と「0」のテンキーをオ
ンすると、「50」が入力回路91のメモリにストアさ
れる。入力回路91への「50」の設定によって、エン
コーダ92は「50」を「11000111=199」
の8ビットのコード信号に変換して分周回路94へ出力
する。分周回路94は、基準クロック発振回路93より
出力される10KHzの基準クロックをコード信号「1
1000111=199」に基づく分周比200で分周
して50Hzの分周クロックを出力する。ドライバ回路
95は、50Hzの分周クロックを入力すると、駆動信
号を出力してステッピングモータ90を1ステップにつ
き7.5度ずつ回転させる。このようにフローメータ3
9から出力される連続信号が規定の周期、つまり上記の
1kHzの周波数を出力している通常状態では、入力回
路91において設定された希釈比率で希釈される。
【0034】この回転によって、減速機構を介して円盤
43が回転し、ローラ44の回転移動によってチューブ
41に対する押圧が順次下方へ移動して、チューブ41
内のシロップが1秒間に30ccがコップ5内へ供給さ
れる。コップ5内へ供給されるシロップは管路28から
フローメータ39、電磁弁33を通ってコップ5内へ供
給される希釈水によって5倍の希釈比率で希釈混合され
る。
【0035】同一種類のBIB40のシロップを複数設
けて、同時に飲料供給が行える方式にすることができ
る。この場合の一つの実施形態として、同一種類のBI
B40のシロップを二つ設けた場合を図5に示す。図5
において、同時に二つのコップ5への飲料供給を行った
場合には、管路28から供給される希釈水の流量は、一
方のBIB40のみからの供給の場合に比して、大きく
変動する。
【0036】いま、図5のように飲料の同時供給が行わ
れた場合や、フローメータ39に至る冷水路からの冷水
の漏出や加圧ポンプ10の不良による能力不足等にて、
フローメータ39を流れる希釈水量が所定流量に満たな
い状況になると、例えば、24ccになると、フローメ
ータ39の回転は遅くなってその回転周期は長くなり、
発生するパルス信号の周期が長くなる。即ち、パルス信
号の周波数が低くなる。この場合を例えば、0.8kH
zとすれば、パルス周期演算部94の分周比は、このフ
ローメータ39から出力される信号によって変更され
る。この結果、分周比は、200×(1÷0.8)=2
50となり、ドライバ回路95には、正常状態における
上記の50Hzの分周クロックよりも少ない分周クロッ
ク(1kHz÷250=40Hz)が入力され、ドライ
バ回路95はこれに基づく駆動信号を出力してステッピ
ングモータ90を1ステップにつき7.5度ずつ回転さ
せる。即ち、減少した希釈水に対しても5倍の希釈比率
を維持するために、上記駆動信号の周期は長く(周波数
は低く)なり、ステッピングモータ90は低速となる。
【0037】この回転が、減速機構を介して円盤43が
回転し、ローラ44の回転移動によってチューブ41に
対する押圧が順次下方へ移動して、チューブ41内のシ
ロップがコップ5へ供給される。コップ5内へ供給され
たシロップは、管路28から供給される希釈水によって
設定値5倍の希釈比率によって希釈混合される。このよ
うにシロップ流量を希釈水流量に応じて変更することに
よって、所定の希釈比率の飲料供給となる。
【0038】また、何らかの原因にて、フローメータ3
9に至る冷水供給路からの冷水の供給量が所定値以上に
なると、フローメータ39の回転は速くなってその回転
周期は短くなり、発生するパルス信号の周波数は高くな
り、発生するパルス信号数が所定値以上になる。この場
合には、パルス周期演算部94の分周比は、このフロー
メータ39から出力される信号によって変更される。こ
の結果、ドライバ回路95には、正常状態における上記
の50Hzの分周クロックよりも多い分周クロックが入
力され、ドライバ回路95はこれに基づく駆動信号を出
力してステッピングモータ90を1ステップにつき7.
5度ずつ回転させる。即ち、増加した希釈水に対しても
5倍の希釈比率を維持するために、上記駆動信号の周期
は短く(周波数は高く)なり、ステッピングモータ90
は速い回転となる。
【0039】この回転が、減速機構を介して円盤43が
回転し、ローラ44の回転移動によってチューブ41に
対する押圧が順次下方へ移動して、チューブ41内のシ
ロップがコップ5内へ供給される。コップ5内へ供給さ
れたシロップは、管路28を通って供給される希釈水に
よって設定値5倍の希釈比率によって希釈混合される。
【0040】上記は、BIB40のシロップを冷水で希
釈する場合を説明したが、BIB40のシロップを管路
37の炭酸水で希釈する場合も同様であり、フローメー
タ29からに信号にて分周比を上記と同様に調整すれば
よい。
【0041】入力回路91を設けない装置とすることが
できる。この場合には、飲料供給装置の稼働時に、セッ
トスイッチのオン、又は電源のオンにて、規定の希釈比
率がセットされるようにし、上記同様に、パルス周期演
算部94の分周比を、フローメータ29、39から出力
される信号の周期によって決定して、シロップ流量を制
御して、希釈水流量が変化してもこの規定の希釈比率に
なるようにする方式となる。
【0042】本発明は、上記のように、収容容器から供
給される原料飲料と希釈水とを飲料供給動作にて混合す
る飲料供給装置において、前記原料飲料を供給する原料
供給ポンプを駆動するステッピングモータと、前記希釈
水の通過量に基づいて周期が変化する信号を発生するフ
ローメータと、前記希釈水の通過量に基づいて前記ステ
ッピングモータの駆動信号の周期を変えて前記原料供給
ポンプによる原料飲料の供給量を変える手段を設けて、
前記希釈水の通過量が変化した場合にも所期の希釈濃度
の飲料の提供ができるようにするものである。
【0043】上記の実施形態では、希釈比率を設定する
希釈比率設定手段として、テンキーを採用したが、これ
に限定されるものではなく、例えば、4.5倍、5倍、
5.5倍、6倍、……等の予め定められた希釈比率を指
定する希釈比率設定キーを設けても良い。
【0044】本発明の上記実施形態では、希釈水の通過
量に応じて原料飲料を供給する原料供給ポンプを駆動す
る駆動モータの駆動信号の周期を変える手段として、入
力回路91を設けた場合には、入力回路91によって設
定された値をフローメータ29、39から出力される信
号によって変更する方法を採用しているが、その他の方
法によって、入力回路91によって設定された値をフロ
ーメータ29、39から出力される信号の周期によって
変更する方式でもよい。
【0045】本発明のこれら一連の制御は、その適正の
ために、マイクロコンピュータによる制御方式が採用さ
れており、入力回路91への入力に対応するデータと、
フローメータ29、39から出力される信号に対応する
データとに基づいて、パルス周期演算部94の分周比が
演算され、この分周比によって分周された周波数信号に
て、原料供給ポンプを駆動するステッピングモータ90
の回転数が制御される。
【0046】この方法の具体例として、入力回路91へ
5倍の希釈比を設定した場合は、それに対応する基準の
シロップ流量Gと希釈水流量Kが入力される。この状態
において、フローメータ29又は39からの希釈水流量
がKならば、この場合に希釈比が5になるためのシロッ
プ流量はGであるため、Gに対する周期の駆動信号がス
テッピングモータ90へ出力される。もし、希釈水流量
がK−1に減少すると、このK−1に対して希釈比が5
になるためのシロップ流量G−1を演算して、このG−
1に対する周波数の駆動信号をステッピングモータ90
へ出力する。即ち、この場合は、駆動信号の周期は長く
なり(周波数は低くなる)、ステッピングモータ90は
低速となり、希釈水流量に応じたシロップ供給によっ
て、適正濃度の飲料が供給できる。上記は4倍、6倍等
……の希釈比を設定した場合も同様である。希釈水流量
が増加した場合もこれに準じた動作にて、希釈水流量に
応じたシロップ供給によって、適正濃度の飲料が供給で
きる。
【0047】なお、飲料供給動作の開始に伴って、希釈
水と原料飲料とが同時に供給される場合、又は希釈水の
供給開始よりも若干原料飲料が遅れる場合には、飲料供
給動作の開始時点では、パルス周期演算部にはフローメ
ータからの信号が無いので、分周比を決定できないとい
うことが考えられる。この問題解決のために、前回の飲
料供給時の分周比をメモリに記憶しておき、飲料供給動
作の開始時点では、この前回の分周比でスタートし、フ
ローメータからの信号入力があったときには、この信号
にて分周比を決定する方式を採用すればよい。
【0048】また、前記問題解決のための別の方式とし
ては、希釈水の供給開始を原料飲料の供給開始よりも若
干早く、例えば、0.2秒位早くしておくことによっ
て、この0.2秒間にフローメータからの信号入力に基
づいて分周比を演算して決定できるため、飲料供給動作
の開始時点から、フローメータからの信号入力に基づい
て分周比を演算して決定できる。
【0049】希釈水の流量変動に対応して飲料原料の供
給量を調整して、希釈濃度の変化を抑制する上記の発明
に加えて、希釈水の変動が所定値以上に達した場合に
は、飲料の供給を停止するようにすることができる。こ
の方法の一つとしては、フローメータ29、39からの
信号(周波数、フローメータの回転数等)を入力して基
準値との比較を行い、この信号が基準値に対して以上又
は越えた場合に、飲料の供給を停止する信号制御手段を
設けることができる。この場合、前記手動供給式の場合
は、供給レバーにてスイッチが動作しても供給動作が行
われないようにし、また、前記自動販売式の場合は、押
しボタン3の動作による供給動作が行われないようにす
ると共に挿入貨幣の受領拒否を行うようにすればよい。
【0050】
【発明の効果】本発明では、希釈水の通過量によって生
じるフローメータの回転変化によって原料飲料供給ポン
プのステッピングモータの駆動信号の周期を変えるた
め、希釈水量が変化しても原料飲料の供給が適正にな
り、品質の安定したポストミックス方式の飲料供給装置
が提供できる。
【0051】また、図5のように、複数種類の飲料供給
が可能な1台の飲料ディスペンサにおいて、同時に複数
の飲料供給バルブを開いたことによって希釈水の流量低
下が生じても、低下した希釈水量に応じた原料飲料の供
給ができる。このため、希釈水の供給ポンプの性能によ
る飲料の品質低下の問題も解決することができる。従っ
て、同時に複数の飲料供給バルブが開いたときにも、1
個の飲料供給バルブが開いたときと同等の希釈水供給量
の確保ができるような大容量のポンプを設けなくても、
所望の飲料供給ができることになる。
【0052】更に、希釈水の流量制御に用いる流量制御
装置も、高精度が要求されず、単なるオリフィスを設け
た構造のもの、或いは上記実施形態のようなフローワッ
シャーであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態のポストミックス方式
の飲料供給装置が適用された飲料ディスペンサの縦断側
面図である。
【図2】図1の飲料ディスペンサの配管系を示す図であ
る。
【図3】本発明に係る一実施形態の飲料供給装置に適用
されるデュアルチェックバルブの縦断面図である。
【図4】本発明に係る希釈比率制御装置の実施形態を示
すブロック図である。
【図5】本発明に係る一実施形態の複数のBIB40に
よる飲料供給方式を示す図である。
【符号の説明】
39……………フローメータ 40……………BIB 42……………原料供給ポンプ 90……………ステッピングモータ 91……………入力回路 93……………基準クロック信号発振手段 94……………分周手段 95……………駆動手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容容器から供給される原料飲料と希釈
    水とを飲料供給動作にて混合する飲料供給装置におい
    て、前記原料飲料を供給する原料供給ポンプを駆動する
    ステッピングモータと、前記希釈水の通過量に基づいて
    周期が変化する信号を発生するフローメータと、前記希
    釈水の通過量に基づいて前記ステッピングモータの駆動
    信号の周期を変えて前記原料供給ポンプによる原料飲料
    の供給量を変える手段を設けてなる飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 収容容器から供給される原料飲料と希釈
    水とを飲料供給動作にて混合する飲料供給装置におい
    て、所定の希釈比率を設定する希釈比率設定手段と、所
    定周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信
    号発生手段と、前記希釈水の通過量に応じて周波数が変
    化する連続信号を発生するフローメータと、前記基準ク
    ロック信号を前記希釈比率及び前記連続信号に基づいた
    分周比で分周して分周信号を発生する分周手段と、前記
    分周信号の周波数に基づいた周期の駆動信号を発生する
    駆動手段と、前記駆動信号に基づき前記原料飲料を供給
    する原料供給ポンプを駆動する駆動モータとを備え、前
    記希釈水の通過量に基づいて前記駆動信号の周期を変え
    て前記原料供給ポンプによる原料飲料の供給量を変える
    ことを特徴とする飲料供給装置。
  3. 【請求項3】 収容容器から供給される原料飲料と希釈
    水とを飲料供給動作にて混合する飲料供給装置におい
    て、所定の希釈比率を設定する希釈比率設定手段と、所
    定周波数の基準クロック信号を発生する基準クロック信
    号発生手段と、前記希釈水の通過量に応じて周波数が変
    化する連続信号を発生するフローメータと、前記基準ク
    ロック信号を前記連続信号に基づいた分周比で分周して
    分周信号を発生する分周手段と、前記分周信号の周波数
    に基づいた周期の駆動信号を発生する駆動手段と、前記
    駆動信号に基づき前記原料飲料を供給する原料供給ポン
    プを駆動する駆動モータとを備え、前記連続信号にて前
    記分周信号の周波数を変更することを特徴とする飲料供
    給装置。
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