JP2000335685A - 液面被覆フロート - Google Patents
液面被覆フロートInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液面への投入による供給から液面全体に亘る
被覆完了に至るまでの時間を短縮し、液面の被覆を確実
に行う。 【解決手段】 液面に多数のフロートディスクを浮上さ
せた状態で敷詰め、この敷詰めにより液面を被覆する液
面被覆フロートであって、正多角形のフロートディスク
1の上面Aと下面Bに、この両面A,Bの各中央部2か
ら各外周縁3へ亘って下り勾配の傾斜面4をそれぞれ形
成したことを特徴としている。
被覆完了に至るまでの時間を短縮し、液面の被覆を確実
に行う。 【解決手段】 液面に多数のフロートディスクを浮上さ
せた状態で敷詰め、この敷詰めにより液面を被覆する液
面被覆フロートであって、正多角形のフロートディスク
1の上面Aと下面Bに、この両面A,Bの各中央部2か
ら各外周縁3へ亘って下り勾配の傾斜面4をそれぞれ形
成したことを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液体の貯溜槽等
の液面に多数のフロートディスクを浮上させた状態で敷
詰めることによって、前記貯溜槽内の液面を被覆する液
面被覆フロートに関する。この液面被覆フロートは、前
記貯溜槽内の水,薬液類,産業廃液,油等の液面を被覆
して、これらの液面における断熱効果を図ったり、気体
の溶存防止,液体の蒸発防止,液体の酸化防止,臭気の
飛散防止等のために利用するものである。
の液面に多数のフロートディスクを浮上させた状態で敷
詰めることによって、前記貯溜槽内の液面を被覆する液
面被覆フロートに関する。この液面被覆フロートは、前
記貯溜槽内の水,薬液類,産業廃液,油等の液面を被覆
して、これらの液面における断熱効果を図ったり、気体
の溶存防止,液体の蒸発防止,液体の酸化防止,臭気の
飛散防止等のために利用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、前記貯溜槽内の液面断熱のため
に、表面が滑りのよい正六角形の硬質プラスチックスか
らなる平板状の浮板(フロートディスク)を、液面全体
に浮上させた状態でハニカム状に敷詰める技術が知られ
ている(特公昭58−45635号公報)。
に、表面が滑りのよい正六角形の硬質プラスチックスか
らなる平板状の浮板(フロートディスク)を、液面全体
に浮上させた状態でハニカム状に敷詰める技術が知られ
ている(特公昭58−45635号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のよう
に、単なる平板状のフロートディスク形態では、貯溜槽
内に多数投入したとき、フロートディスク相互の重合状
態が長く維持されやすく、さらにはこれらの重合間に液
体が浸入して塗布された状態となると、液体の吸着力に
よって一層滑り難く、フロートディスク相互間の離間,
拡散等の浮遊動が行われ難く、投入による供給から液面
全体に亘る被覆完了に至るまでに長時間を要し、場合に
よっては被覆が確実に行われないおそれがある。
に、単なる平板状のフロートディスク形態では、貯溜槽
内に多数投入したとき、フロートディスク相互の重合状
態が長く維持されやすく、さらにはこれらの重合間に液
体が浸入して塗布された状態となると、液体の吸着力に
よって一層滑り難く、フロートディスク相互間の離間,
拡散等の浮遊動が行われ難く、投入による供給から液面
全体に亘る被覆完了に至るまでに長時間を要し、場合に
よっては被覆が確実に行われないおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題に
鑑みてなされたもので、請求項1に記載の発明は、液面
に多数のフロートディスクを浮上させた状態で敷詰め、
この敷詰めにより液面を被覆する液面被覆フロートであ
って、正多角形のフロートディスクの上面と下面に、こ
の両面の各中央部から各外周縁へ亘って下り勾配の傾斜
面をそれぞれ形成したことを特徴としている。
鑑みてなされたもので、請求項1に記載の発明は、液面
に多数のフロートディスクを浮上させた状態で敷詰め、
この敷詰めにより液面を被覆する液面被覆フロートであ
って、正多角形のフロートディスクの上面と下面に、こ
の両面の各中央部から各外周縁へ亘って下り勾配の傾斜
面をそれぞれ形成したことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明におけるフロートディス
クは、正多角形で、上面と下面との両面を、中心部から
外周縁へ亘って下り勾配となるように傾斜する傾斜面と
して形成したものであるから、簡単な構成でありなが
ら、貯溜槽内への供給時、多数個投入して液面に浮上さ
せるときは、このフロートディスクの上面と下面のいず
れかの面が露出面となっても、液面での移動(遊動),
滑走が行われやすい。
クは、正多角形で、上面と下面との両面を、中心部から
外周縁へ亘って下り勾配となるように傾斜する傾斜面と
して形成したものであるから、簡単な構成でありなが
ら、貯溜槽内への供給時、多数個投入して液面に浮上さ
せるときは、このフロートディスクの上面と下面のいず
れかの面が露出面となっても、液面での移動(遊動),
滑走が行われやすい。
【0006】そして、前記フロートディスク同士は、投
入時(供給時)において、その露出面側が一部重合状態
になっていても、下り勾配の傾斜面における接触である
から、滑りが行われやすく、液面揺動等に伴って、前記
フロートディスク相互間の分離,拡散が速やかに行われ
る。
入時(供給時)において、その露出面側が一部重合状態
になっていても、下り勾配の傾斜面における接触である
から、滑りが行われやすく、液面揺動等に伴って、前記
フロートディスク相互間の分離,拡散が速やかに行われ
る。
【0007】さらに、前記フロートディスクは、その両
傾斜面の中央部が最も突出しており、水没側における突
出部が液面下に深く位置した状態で浮上するため、浮上
姿勢が安定するとともに、液面敷詰めによる前記フロー
トディスク相互間における隙間の発生がなく、安定した
液面被覆姿勢を維持することができる。
傾斜面の中央部が最も突出しており、水没側における突
出部が液面下に深く位置した状態で浮上するため、浮上
姿勢が安定するとともに、液面敷詰めによる前記フロー
トディスク相互間における隙間の発生がなく、安定した
液面被覆姿勢を維持することができる。
【0008】さて、前記フロートディスクは、液面に浮
上しうる軽比重の構成で、中空形態や、多孔質形態とす
ることができる。また、たとえば合成樹脂製で中実形態
とする場合は、中実部を発泡性あるいは多孔質の構成と
して比重を軽くする。また、たとえば金属製とする形態
では、中空形態とすることも良い。さらに、外形が衝撃
等による変形し難い構成とするか、または変形しても直
ちに復元する構成とすることができる。
上しうる軽比重の構成で、中空形態や、多孔質形態とす
ることができる。また、たとえば合成樹脂製で中実形態
とする場合は、中実部を発泡性あるいは多孔質の構成と
して比重を軽くする。また、たとえば金属製とする形態
では、中空形態とすることも良い。さらに、外形が衝撃
等による変形し難い構成とするか、または変形しても直
ちに復元する構成とすることができる。
【0009】つぎに、前記フロートディスクの平面視に
おける形状は、正多角形であることが必要であり、たと
えば正六角形が最適である。しかし、正四角形または正
三角形とすることもできる。
おける形状は、正多角形であることが必要であり、たと
えば正六角形が最適である。しかし、正四角形または正
三角形とすることもできる。
【0010】さらに、前記フロートディスクの上面と下
面において、この両面から外方へ膨出し、かつ上下対称
形状に形成された傾斜面は、これらの各面の中央部から
外周縁へ亘って下り勾配となるような傾斜面となってお
り、角錐形状,円錐形状,截頭錐形状,ドーム形状,球
形状等に形成される。これらの各形態は、上面と下面と
で異形態の組合せ構成とすることもできる。
面において、この両面から外方へ膨出し、かつ上下対称
形状に形成された傾斜面は、これらの各面の中央部から
外周縁へ亘って下り勾配となるような傾斜面となってお
り、角錐形状,円錐形状,截頭錐形状,ドーム形状,球
形状等に形成される。これらの各形態は、上面と下面と
で異形態の組合せ構成とすることもできる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1〜図4は、この発明の第一実
施例を示し、そして図5および図6は、この発明の第二
実施例を示し、そして図7および図8は、この発明の第
三実施例を示し、また図9および図10は、この発明の
第四実施例を示し、さらに図11および図12は、この
発明の第五実施例を示している。なお、以下の各実施例
において、同一の符号は同一の部材名を表している。
いて詳細に説明する。図1〜図4は、この発明の第一実
施例を示し、そして図5および図6は、この発明の第二
実施例を示し、そして図7および図8は、この発明の第
三実施例を示し、また図9および図10は、この発明の
第四実施例を示し、さらに図11および図12は、この
発明の第五実施例を示している。なお、以下の各実施例
において、同一の符号は同一の部材名を表している。
【0012】
【第一実施例】図1〜図4において、液体の貯溜槽5内
において、その液面Vに浮上した状態で敷詰めるフロー
トディスク1は、平面視において、その外周縁3が正六
角形となるように形成されており、正六角形に形成され
た外周縁3には適宜高さ(厚さ)Hの端面8を備えてい
る。この端面8は、前記フロートディスク1の平面視形
状に対応して6面形成されている。これらの各端面8
は、前記フロートディスク1を前記液面Vに浮上させた
状態で敷詰めるとき、前記フロートディスク1同士が隙
間なく接触する際の接触面となる。すなわち、これらの
各端面8は、前記フロートディスク1を前記液面Vに浮
上した状態で多数敷詰める際において、前記フロートデ
ィスク1同士を面接触させる機能を有している。これに
より、前記フロートディスク1同士における隙間の発生
を防止している。
において、その液面Vに浮上した状態で敷詰めるフロー
トディスク1は、平面視において、その外周縁3が正六
角形となるように形成されており、正六角形に形成され
た外周縁3には適宜高さ(厚さ)Hの端面8を備えてい
る。この端面8は、前記フロートディスク1の平面視形
状に対応して6面形成されている。これらの各端面8
は、前記フロートディスク1を前記液面Vに浮上させた
状態で敷詰めるとき、前記フロートディスク1同士が隙
間なく接触する際の接触面となる。すなわち、これらの
各端面8は、前記フロートディスク1を前記液面Vに浮
上した状態で多数敷詰める際において、前記フロートデ
ィスク1同士を面接触させる機能を有している。これに
より、前記フロートディスク1同士における隙間の発生
を防止している。
【0013】そして、前記フロートディスク1は、前記
外周縁3で囲まれる一方の面,すなわち図2の上側の面
A(以下、「上面A」と云う)および他方の面,すなわ
ち図2の下側の面B(以下、「下面B」と云う)におい
て、ともにそれぞれの中央部2,2を外方へ向かって適
宜膨出させた傾斜面4,4を備えている。すなわち、こ
の両傾斜面4は、前記各中央部2から前記外周縁3へ亘
って下り勾配となるように傾斜している。そして、前記
各傾斜面4は、前記フロートディスク1の平面視形状,
すなわち正六角形に応じた面となっており、六角錘形状
の傾斜面となっている。したがって、前記フロートディ
スク1は、図2において、ほぼ上下対称の扁平状形態と
なっている。ここにおいて、前記フロートディスク1の
大きさは、対角距離Dが、D≧20mmである。この場
合、前記中央部2の膨出高さをLとすると、この膨出高
さLは、L≧D/4の範囲に設定している。
外周縁3で囲まれる一方の面,すなわち図2の上側の面
A(以下、「上面A」と云う)および他方の面,すなわ
ち図2の下側の面B(以下、「下面B」と云う)におい
て、ともにそれぞれの中央部2,2を外方へ向かって適
宜膨出させた傾斜面4,4を備えている。すなわち、こ
の両傾斜面4は、前記各中央部2から前記外周縁3へ亘
って下り勾配となるように傾斜している。そして、前記
各傾斜面4は、前記フロートディスク1の平面視形状,
すなわち正六角形に応じた面となっており、六角錘形状
の傾斜面となっている。したがって、前記フロートディ
スク1は、図2において、ほぼ上下対称の扁平状形態と
なっている。ここにおいて、前記フロートディスク1の
大きさは、対角距離Dが、D≧20mmである。この場
合、前記中央部2の膨出高さをLとすると、この膨出高
さLは、L≧D/4の範囲に設定している。
【0014】つぎに、前記フロートディスク1は、硬質
の合成樹脂製のものとして構成されており、中空体ある
いは中実体として、前記上面Aまたは前記下面Bのいず
れかの面が前記液面Vから浮上して露出面となって前記
液面Vから露出するようにした構成である。そして、中
実体としては、粗い組成層からなる中実部6の外周面を
緻密な組成層からなる外皮部7で被覆したような構成で
ある。この場合において、前記中実部6は、比重を軽く
して前記フロートディスク1全体の浮力を保持させる材
質により構成されており、また前記外皮部7は、液体を
前記中実部6内へ浸透させない材質により構成されると
ともに、酸やアルカリ等あるいは油等に侵されない材質
により構成されている。さらに、前記外皮部7は、耐熱
性を有するとともに、衝撃を受けても大きく歪まない剛
性を有するものとして構成されている。
の合成樹脂製のものとして構成されており、中空体ある
いは中実体として、前記上面Aまたは前記下面Bのいず
れかの面が前記液面Vから浮上して露出面となって前記
液面Vから露出するようにした構成である。そして、中
実体としては、粗い組成層からなる中実部6の外周面を
緻密な組成層からなる外皮部7で被覆したような構成で
ある。この場合において、前記中実部6は、比重を軽く
して前記フロートディスク1全体の浮力を保持させる材
質により構成されており、また前記外皮部7は、液体を
前記中実部6内へ浸透させない材質により構成されると
ともに、酸やアルカリ等あるいは油等に侵されない材質
により構成されている。さらに、前記外皮部7は、耐熱
性を有するとともに、衝撃を受けても大きく歪まない剛
性を有するものとして構成されている。
【0015】さらに、前記フロートディスク1の比重
は、前記貯溜槽5内に貯溜される液体の種類によって異
なるが、いずれの液体に対しても、敷詰め浮上したとき
の喫水線(符号省略)が、前記液面Vと一致するように
設定されており、かつ前記端面8の高さHの範囲内に位
置するように設定されている。
は、前記貯溜槽5内に貯溜される液体の種類によって異
なるが、いずれの液体に対しても、敷詰め浮上したとき
の喫水線(符号省略)が、前記液面Vと一致するように
設定されており、かつ前記端面8の高さHの範囲内に位
置するように設定されている。
【0016】ところで、前記端面8は、前記フロートデ
ィスク1を前記液面Vに浮上させたとき、前記フロート
ディスク1の喫水線に対して,したがって前記液面Vに
対して垂直となるように、垂直面に形成されている。こ
れにより、相隣接する前記フロートディスク1の各端面
8が相互に面接触し、相隣接する各端面8の間に隙間を
生じ難い構成としている。
ィスク1を前記液面Vに浮上させたとき、前記フロート
ディスク1の喫水線に対して,したがって前記液面Vに
対して垂直となるように、垂直面に形成されている。こ
れにより、相隣接する前記フロートディスク1の各端面
8が相互に面接触し、相隣接する各端面8の間に隙間を
生じ難い構成としている。
【0017】一方、前記各端面8は、図2において、前
記各端面8の高さHの上下方向のほぼ中央部を外方へ適
宜突出するように湾曲形成した円弧状とすることもでき
る。この場合において、この円弧状の端面8は、相隣接
する各端面8と線接触することになる。
記各端面8の高さHの上下方向のほぼ中央部を外方へ適
宜突出するように湾曲形成した円弧状とすることもでき
る。この場合において、この円弧状の端面8は、相隣接
する各端面8と線接触することになる。
【0018】また、前記フロートディスク1の上下いず
れの面が液面Vから浮上して露出面となっても、露出面
とは反対側の水没面となっている面,すなわち水没して
いる側の前記傾斜面4の中央部2が前記液面V下に深く
位置しているため、前記フロートディスク1は反転し難
く、そのままの向きで浮上状態を維持し続ける。これと
ともに、前記水没側の傾斜面4の中央部2が前記液面V
下に深く位置し、かつ前記外周縁3部が浅く位置するた
め、ソリ滑走のごとき状態となって、前記液面Vにおけ
る前記フロートディスク1の滑動あるいは滑走が容易に
行われる。
れの面が液面Vから浮上して露出面となっても、露出面
とは反対側の水没面となっている面,すなわち水没して
いる側の前記傾斜面4の中央部2が前記液面V下に深く
位置しているため、前記フロートディスク1は反転し難
く、そのままの向きで浮上状態を維持し続ける。これと
ともに、前記水没側の傾斜面4の中央部2が前記液面V
下に深く位置し、かつ前記外周縁3部が浅く位置するた
め、ソリ滑走のごとき状態となって、前記液面Vにおけ
る前記フロートディスク1の滑動あるいは滑走が容易に
行われる。
【0019】さて、前記フロートディスク1を用いて前
記貯溜槽5内の液面Vを被覆するに際しては、まず前記
液面Vを被覆するに足りる個数の前記フロートディスク
1を用意し、これらを前記貯溜槽5内へ投入等により供
給する。この供給された直後の前記各フロートディスク
1は、相互に前記上面Aと前記下面Bとが重合状態にあ
っても、前記傾斜面4での重合であり、前記接触面4同
士の接触であるから滑りやすく、分離,拡散が容易,か
つ迅速に行われる。
記貯溜槽5内の液面Vを被覆するに際しては、まず前記
液面Vを被覆するに足りる個数の前記フロートディスク
1を用意し、これらを前記貯溜槽5内へ投入等により供
給する。この供給された直後の前記各フロートディスク
1は、相互に前記上面Aと前記下面Bとが重合状態にあ
っても、前記傾斜面4での重合であり、前記接触面4同
士の接触であるから滑りやすく、分離,拡散が容易,か
つ迅速に行われる。
【0020】このとき、前記液面V上に浮上している前
記各フロートディスク1は、水没側の前記傾斜面4のソ
リ効果によって滑動しやすく、前記貯溜槽5内への投入
による供給や前記液面Vの揺動等に伴って水平方向への
移動や回動等が円滑に行われる。
記各フロートディスク1は、水没側の前記傾斜面4のソ
リ効果によって滑動しやすく、前記貯溜槽5内への投入
による供給や前記液面Vの揺動等に伴って水平方向への
移動や回動等が円滑に行われる。
【0021】また、前記各フロートディスク1は、前記
上面Aと前記下面Bのいずれの面が露出面あるいは水没
面となっても、水没側の前記傾斜面4の中央部2が前記
液面V下の深い位置に位置するために、安定した浮上姿
勢や移動姿勢を維持する。
上面Aと前記下面Bのいずれの面が露出面あるいは水没
面となっても、水没側の前記傾斜面4の中央部2が前記
液面V下の深い位置に位置するために、安定した浮上姿
勢や移動姿勢を維持する。
【0022】以上のように、前記各フロートディスク1
は、前記上面Aあるいは前記下面Bのいずれか一方が露
出面となった状態で、前記液面V上にそれぞれ浮上す
る。そして、相隣接する前記フロートディスク1同士
は、それらの各端面8のうち相隣接する同士が面接触す
るように押し合いながら整列する。そして、前記各端面
8が面接触すると、前記各フロートディスク1は、前記
液面Vに敷詰められた状態となり、前記液面Vの全体に
亘りハニカム状に整列した状態(図4参照)で被覆す
る。
は、前記上面Aあるいは前記下面Bのいずれか一方が露
出面となった状態で、前記液面V上にそれぞれ浮上す
る。そして、相隣接する前記フロートディスク1同士
は、それらの各端面8のうち相隣接する同士が面接触す
るように押し合いながら整列する。そして、前記各端面
8が面接触すると、前記各フロートディスク1は、前記
液面Vに敷詰められた状態となり、前記液面Vの全体に
亘りハニカム状に整列した状態(図4参照)で被覆す
る。
【0023】ここにおいて、前記各端面8が、図2に示
すごとく、上下方向において垂直面に形成されているた
め、重合等により前記各フロートディスク1が傾斜して
いても、前記各端面8相互が押圧し合うことになり、前
記各端面8を面接触により密着させて隙間のない状態に
矯正する。
すごとく、上下方向において垂直面に形成されているた
め、重合等により前記各フロートディスク1が傾斜して
いても、前記各端面8相互が押圧し合うことになり、前
記各端面8を面接触により密着させて隙間のない状態に
矯正する。
【0024】
【第二実施例】図5および図6において、前記第一実施
例と異なる点は、前記両傾斜面4の各中央部2,2をそ
れぞれ截頭して平面状としたものである。すなわち、前
記両傾斜面4をそれぞれ截頭六角錐形状としたものであ
る。そして、この実施例においては、前記外周縁3に適
宜幅を持たせた構成としている。したがって、この第二
実施例によれば、前記各中央部2が截頭された平面状に
形成されている分だけ突出高さが低く、前記第一実施例
に比較して前記液面V上での滑走抵抗が小さくなり、滑
動性が良くなる。
例と異なる点は、前記両傾斜面4の各中央部2,2をそ
れぞれ截頭して平面状としたものである。すなわち、前
記両傾斜面4をそれぞれ截頭六角錐形状としたものであ
る。そして、この実施例においては、前記外周縁3に適
宜幅を持たせた構成としている。したがって、この第二
実施例によれば、前記各中央部2が截頭された平面状に
形成されている分だけ突出高さが低く、前記第一実施例
に比較して前記液面V上での滑走抵抗が小さくなり、滑
動性が良くなる。
【0025】
【第三実施例】図7および図8において、前記第一実施
例と異なる点は、前記両傾斜面4をそれぞれ円錐形状に
形成し、かつそれぞれの中央部2,2を截頭して平面状
としたものである。すなわち、前記両傾斜面4をそれぞ
れ截頭円錐形状としたものである。したがって、この第
三実施例によれば、前記各フロートディスク1が前記液
面V上に浮上して回動するときの抵抗が、前記第一実施
例および前記第二実施例における角錐形状に比較して小
さくなり、回動がより円滑に行われ、敷詰めが一層速や
かに行われることになる。この実施例において、前記両
傾斜面4を截頭円錐形状とせずに、単純な円錐形状とす
ることも、実施に応じて、好適である。
例と異なる点は、前記両傾斜面4をそれぞれ円錐形状に
形成し、かつそれぞれの中央部2,2を截頭して平面状
としたものである。すなわち、前記両傾斜面4をそれぞ
れ截頭円錐形状としたものである。したがって、この第
三実施例によれば、前記各フロートディスク1が前記液
面V上に浮上して回動するときの抵抗が、前記第一実施
例および前記第二実施例における角錐形状に比較して小
さくなり、回動がより円滑に行われ、敷詰めが一層速や
かに行われることになる。この実施例において、前記両
傾斜面4を截頭円錐形状とせずに、単純な円錐形状とす
ることも、実施に応じて、好適である。
【0026】
【第四実施例】図9および図10において、前記第一実
施例と異なる点は、前記両傾斜面4をそれぞれドーム形
状に形成したものである。したがって、この第四実施例
によれば、前記第三実施例とほぼ同様の効果を奏するこ
とができる。
施例と異なる点は、前記両傾斜面4をそれぞれドーム形
状に形成したものである。したがって、この第四実施例
によれば、前記第三実施例とほぼ同様の効果を奏するこ
とができる。
【0027】
【第五実施例】図11および図12において、前記第一
実施例と異なる点は、前記フロートディスク1の形状を
全体として、ほぼ球形を呈する形状とし、その赤道線C
に沿って、前記フロートディスク1の平面視において正
六角形となる外周縁3を鉢巻き状に形成したものであ
る。この鉢巻き状の外周縁3は、図12に示すように、
上下方向に適宜幅を有しており、この幅部分を垂直面に
形成して前記端面8としている。すなわち、この実施例
にあっては、前記端面8は、鉢巻き状となって6面形成
されている。そして、この鉢巻き状の外周縁3を境とし
て、上側を上面A側の傾斜面4とし、下側を下面B側の
傾斜面4としている。また、鉢巻き状の前記端面8は、
前記赤道線Cの球面に接した状態で形成しても良いし、
あるいは前記赤道線Cから外方の外周部Eへ適宜延在し
た状態で形成しても良く、実施に応じて適宜形成するこ
とができる。したがって、この第五実施例によれば、前
記各フロートディスク1相互間の重合状態から前記液面
Vへの移動性が良くなる。
実施例と異なる点は、前記フロートディスク1の形状を
全体として、ほぼ球形を呈する形状とし、その赤道線C
に沿って、前記フロートディスク1の平面視において正
六角形となる外周縁3を鉢巻き状に形成したものであ
る。この鉢巻き状の外周縁3は、図12に示すように、
上下方向に適宜幅を有しており、この幅部分を垂直面に
形成して前記端面8としている。すなわち、この実施例
にあっては、前記端面8は、鉢巻き状となって6面形成
されている。そして、この鉢巻き状の外周縁3を境とし
て、上側を上面A側の傾斜面4とし、下側を下面B側の
傾斜面4としている。また、鉢巻き状の前記端面8は、
前記赤道線Cの球面に接した状態で形成しても良いし、
あるいは前記赤道線Cから外方の外周部Eへ適宜延在し
た状態で形成しても良く、実施に応じて適宜形成するこ
とができる。したがって、この第五実施例によれば、前
記各フロートディスク1相互間の重合状態から前記液面
Vへの移動性が良くなる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、複数
個のフロートディスクの供給時において、その上面およ
び下面のいずれが露出面あるいは水没面となっても、フ
ロートディスク相互間での重合や接触に対してはもちろ
ん、液面上でのフロートディスク自体の滑動が容易とな
り、フロートディスク相互間の分離,浮上拡散が迅速に
行われるとともに、各端面における接触が確実となり、
液面上の敷詰め被覆を迅速,かつ確実に行うことができ
る。
個のフロートディスクの供給時において、その上面およ
び下面のいずれが露出面あるいは水没面となっても、フ
ロートディスク相互間での重合や接触に対してはもちろ
ん、液面上でのフロートディスク自体の滑動が容易とな
り、フロートディスク相互間の分離,浮上拡散が迅速に
行われるとともに、各端面における接触が確実となり、
液面上の敷詰め被覆を迅速,かつ確実に行うことができ
る。
【0029】さらに、この発明によれば、フロートディ
スクの上下両面の傾斜面は、水没側にあっては、その傾
斜面の中央部が深く位置するため、浮上時や移動時のフ
ロートディスクの姿勢を安定させることができる。
スクの上下両面の傾斜面は、水没側にあっては、その傾
斜面の中央部が深く位置するため、浮上時や移動時のフ
ロートディスクの姿勢を安定させることができる。
【図1】この発明の第一実施例に係るフロートディスク
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の正面図で、その一部を破断した状態で図
示している。
示している。
【図3】図1に示したフロートディスクを貯溜槽内に敷
詰めた状態を示す側面説明図である。
詰めた状態を示す側面説明図である。
【図4】図3の一部の平面説明図である。
【図5】この発明の第二実施例に係るフロートディスク
の斜視図である。
の斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】この発明の第三実施例に係るフロートディスク
の斜視図である。
の斜視図である。
【図8】図7の正面図である。
【図9】この発明の第四実施例に係るフロートディスク
の斜視図である。
の斜視図である。
【図10】図9の正面図である。
【図11】この発明の第五実施例に係るフロートディス
クの平面図である。
クの平面図である。
【図12】図11の正面図である。
1 フロートディスク 2 中央部 3 外周縁 4 傾斜面 8 端面 A 上面 B 下面
Claims (1)
- 【請求項1】 液面に多数のフロートディスクを浮上さ
せた状態で敷詰め、この敷詰めにより液面を被覆する液
面被覆フロートであって、正多角形のフロートディスク
1の上面Aと下面Bに、この両面A,Bの各中央部2か
ら各外周縁3へ亘って下り勾配の傾斜面4をそれぞれ形
成したことを特徴とする液面被覆フロート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147880A JP2000335685A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 液面被覆フロート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147880A JP2000335685A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 液面被覆フロート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000335685A true JP2000335685A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15440316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11147880A Pending JP2000335685A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 液面被覆フロート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000335685A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013014369A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Aramu Kk | 液面被覆用フロート |
| CN113387066A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 中国石油化工股份有限公司 | 浮板及拱顶油罐 |
| CN113387067A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 三一重型装备有限公司 | 矿用井下纯水水箱 |
| CN115231142A (zh) * | 2021-04-23 | 2022-10-25 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种自组装浮盖 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11147880A patent/JP2000335685A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013014369A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Aramu Kk | 液面被覆用フロート |
| CN113387066A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 中国石油化工股份有限公司 | 浮板及拱顶油罐 |
| CN113387067A (zh) * | 2020-03-11 | 2021-09-14 | 三一重型装备有限公司 | 矿用井下纯水水箱 |
| CN115231142A (zh) * | 2021-04-23 | 2022-10-25 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种自组装浮盖 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051219 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080610 |