JP2000335844A - エレベータ制御システム - Google Patents

エレベータ制御システム

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JP2000335844A JP11147411A JP14741199A JP2000335844A JP 2000335844 A JP2000335844 A JP 2000335844A JP 11147411 A JP11147411 A JP 11147411A JP 14741199 A JP14741199 A JP 14741199A JP 2000335844 A JP2000335844 A JP 2000335844A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類の地震計と各々のエレベータ制御装
置との間の配線を増やすことなく、地震管制運転を適正
にできるエレベータ制御システムを提供することであ
る。 【解決手段】 特低ガル地震計2の地震検出信号はシリ
アル伝送線5により各エレベータ制御装置1に直列伝送
で送信され、低ガル地震計3の地震検出信号は信号線系
統で各エレベータ制御装置1に送信される。各エレベー
タ制御装置1の地震管制判別手段9では、シリアル伝送
線5を介して得られる特低ガル地震計2の地震検出信
号、信号線系統を介して得られる低ガル地震計3の地震
検出信号および伝送異常検出手段8からの伝送異常信号
に基づいて地震管制運転の種別を判別する。そして、地
震管制運転制御手段10は、地震管制判別手段9で判別
された種別に基づいて地震管制運転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台のエレベー
タの各々のエレベータ制御装置が地震計からの地震検出
信号に基づいて地震管制運転を行うようにしたエレベー
タ制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数台のエレベータからなるエ
レベータ制御システムにおいては、各々のエレベータ毎
にエレベータ制御装置が設けられている。そして、各々
のエレベータ制御装置により地震管制運転が行われる。
例えば、エレベータ機械室に複数種類の地震計を設置
し、その地震計からの地震検出信号を各々のエレベータ
制御装置に入力して、各々のエレベータ制御装置はその
地震検出信号に基づいて自己のエレベータを地震管制運
転するようになっている。
【0003】地震計には、特低ガル地震計、低ガル地震
計、高ガル地震計等が用いられ、これらは、地震の強さ
の検出レベルに応じて動作するようになっている。例え
ば、エレベータ機械室に一組の特低ガル地震計および低
ガル地震計を設置した場合には、地震の強さに応じて、
まず特低ガル地震計が動作し続いて低ガル地震計が動作
する。これらの2種類の地震計からの地震検出信号は信
号線系統を用いて各々のエレベータ制御装置まで伝達さ
れる。すなわち、地震計からの地震検出信号は信号線系
統の信号線に出力され、途中で分配器により分配して何
本もの信号線に分岐して各々のエレベータ制御装置まで
伝達される。
【0004】そして、エレベータ制御装置が地震計から
の地震検出信号を検知すると、その地震検出レベルに応
じた地震管制運転を行う。例えば、特低ガル地震計から
の地震検出信号を検知した場合には、エレベータ制御装
置はエレベータを最寄り階に着床し、所定時間(例えば
60秒)経過後に自動復帰する地震管制運転を行う。ま
た、低ガル地震計からの地震検出信号を検知した場合に
は、エレベータを最寄り階に着床し、その後、低ガル地
震計のリセットが行われるまでエレベータを停止させ
る。このように、地震検出レベルに応じて適切な地震管
制運転を行う。
【0005】また、特低ガル地震計および低ガル地震計
に加えて、高ガル地震計も設置している場合には、低ガ
ル地震計または高ガル地震計が地震検出信号を検出した
ときは、エレベータが急行区間を走行中か否かを判定
し、急行区間を走行中でないときは、エレベータを最寄
り階に着床し、その後、低ガル地震計のリセットが行わ
れるまでエレベータを停止させる。
【0006】一方、エレベータが急行区間を走行中であ
るときは、エレベータが所定時間(例えば10秒)内で
着床できるゾーン内にいるか否かを判定し、その所定時
間以内で着床可能ならば最寄り階に着床する。そして、
その後、低ガル地震計または高ガル地震計がリセットさ
れるまで停止する。また、着床不可能ならば非常停止を
行う。その際に、高ガル地震計の地震検出信号を検知し
ていれば手動操作で着床し、高ガル地震検出信号を検知
していなければ1分経過後自動でエレベータとカウンタ
ウエイトとが離れる方向の最寄り階まで低速運転し着床
するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特低ガル地
震計および低ガル地震計に加えて、高ガル地震計も設置
している場合には、高ガル地震計からの地震検出信号も
各々のエレベータ制御装置に入力しなければならないこ
とになる。つまり、3種類の地震計からの地震検出信号
を各々の信号線を用いて伝達し、途中で分配器により分
配して何本もの信号線を用いて各々のエレベータ制御装
置まで伝達しなければならない。
【0008】このように、特低ガル地震計および低ガル
地震計に加えて、高ガル地震計を設置した場合には、信
号線系統に多くの信号線を設置しなくてはならないの
で、信号線系統の配線数が多くなり複雑になっていた。
【0009】そこで、従来より地震計からの地震検出信
号をシリアル伝送線を用いてシリアルに各々のエレベー
タ制御装置に伝送するようにしたシリアル伝送線系統も
あるが、シリアル伝送線系統に伝送異常が発生したとき
には各々のエレベータ制御装置において地震管制運転が
できなくなる可能性がある。
【0010】このように、信号線系統をシリアル伝送線
系統で置き換えた場合には、信号線系統の配線は少なく
なるもののシリアル伝送線系統に伝送異常が発生した場
合に地震検出信号を各々のエレベータ制御装置は検知す
ることができなくなるので信頼性が確保できない。
【0011】そのため、信頼性を確保した地震管制運転
を行うためには、シリアル伝送線系統を用いる場合であ
っても、特低ガル地震計、低ガル地震計、高ガル地震計
と各々の制御装置とを結ぶ信号線系統も同時に用いるよ
うにしている。つまり、シリアル伝送線系統に加えて信
号線系統も併設することになるので、シリアル伝送線系
統に加え信号線系統も必要となり、配線本数の多さと回
路の複雑性は解消されなかった。
【0012】本発明の目的は、複数種類の地震計と各々
のエレベータ制御装置との間の配線を増やすことなく、
地震管制運転を適正にできるエレベータ制御システムを
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
エレベータ制御システムは、複数種類の地震計からの地
震検出信号を複数台のエレベータの各々のエレベータ制
御装置に送信し、前記各々のエレベータ制御装置で地震
管制運転を行うようにしたエレベータ制御システムにお
いて、前記地震計のうち特低ガル地震計の地震検出信号
を各エレベータ制御装置にシリアル伝送線を用いて直列
伝送で伝えるシリアル伝送線系統と、前記地震計のうち
低ガル地震計の地震検出信号を信号線を用いて各エレベ
ータ制御装置に伝える信号線系統と、前記各エレベータ
制御装置に設けられ前記シリアル伝送線系統の異常を検
出する伝送異常検出手段と、前記各エレベータ制御装置
に設けられ前記シリアル伝送線系統を介して得られる前
記特低ガル地震計の地震検出信号、前記信号線系統を介
して得られる前記低ガル地震計の地震検出信号および前
記伝送異常検出手段からの伝送異常信号に基づいて地震
管制運転の種別を判別する地震管制判別手段と、前記地
震管制判別手段で判別された種別に基づいて地震管制運
転を行う地震管制運転制御手段とを備えたことを特徴と
する。
【0014】請求項1の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムでは、特低ガル地震計の地震検出信号はシリアル
伝送線系統により各エレベータ制御装置に直列伝送で送
信され、低ガル地震計の地震検出信号は信号線系統で各
エレベータ制御装置に送信される。各エレベータ制御装
置の地震管制判別手段では、シリアル伝送線系統を介し
て得られる特低ガル地震計の地震検出信号、信号線系統
を介して得られる低ガル地震計の地震検出信号および伝
送異常検出手段からの伝送異常信号に基づいて地震管制
運転の種別を判別する。そして、地震管制運転制御手段
は、地震管制判別手段で判別された種別に基づいて地震
管制運転を行う。
【0015】請求項2の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムは、複数種類の地震計からの地震検出信号を複数
台のエレベータの各々のエレベータ制御装置に送信し、
前記各々のエレベータ制御装置で地震管制運転を行うよ
うにしたエレベータ制御システムにおいて、前記地震計
のうち特低ガル地震計および高ガル地震計の地震検出信
号を各エレベータ制御装置にシリアル伝送線を用いて直
列伝送で伝えるシリアル伝送線系統と、前記地震計のう
ち低ガル地震計の地震検出信号を信号線を用いて各エレ
ベータ制御装置に伝える信号線系統と、前記各エレベー
タ制御装置に設けられ前記シリアル伝送線系統の異常を
検出する伝送異常検出手段と、前記各エレベータ制御装
置に設けられ前記シリアル伝送線系統を介して得られる
前記特低ガル地震計の地震検出信号、前記高ガル地震計
の地震検出信号、前記信号線系統を介して得られる前記
低ガル地震計の地震検出信号および前記伝送異常検出手
段からの伝送異常信号に基づいて地震管制運転の種別を
判別する地震管制判別手段と、前記地震管制判別手段で
判別された種別に基づいて地震管制運転を行う地震管制
運転制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムでは、特低ガル地震計および高ガル地震計の地震
検出信号はシリアル伝送線系統により各エレベータ制御
装置に直列伝送で送信され、低ガル地震計の地震検出信
号は信号線系統で各エレベータ制御装置に送信される。
各エレベータ制御装置の地震管制判別手段では、シリア
ル伝送線系統を介して得られる特低ガル地震計および高
ガル地震計の地震検出信号、信号線系統を介して得られ
る低ガル地震計の地震検出信号および伝送異常検出手段
からの伝送異常信号に基づいて地震管制運転の種別を判
別する。そして、地震管制運転制御手段は、地震管制判
別手段で判別された種別に基づいて地震管制運転を行
う。
【0017】請求項3の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムは、請求項1または請求項2のエレベータ制御シ
ステムにおいて、前記特低ガル地震計の地震検出信号が
オンした状態で前記伝送異常検出手段が前記シリアル伝
送線系統の異常を検出し、前記信号線系統から得られる
前記低ガル地震計の地震検出信号がオフ状態であるとき
は、前記地震管制運転制御手段は、通常より長い時間管
制運転を行った後に、前記特低ガル地震計の地震検出信
号をリセットし通常運転に復帰する地震管制運転を行う
ことを特徴とする。
【0018】請求項3の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムでは、請求項1または請求項2のエレベータ制御
システムの作用に加え、シリアル伝送線系統で送信され
てくる特低ガル地震計の地震検出信号がオンした状態で
伝送異常検出手段がシリアル伝送線系統の異常を検出し
たときは、信号線系統から得られる低ガル地震計の地震
検出信号を確認し低ガル地震計の地震検出信号がオフ状
態であるときは、安全のため、通常より長い時間管制運
転を行った後に、特低ガル地震計の地震検出信号をリセ
ットし通常運転に復帰する。
【0019】請求項4の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムは、請求項2の発明において、前記信号線系統か
ら得られる前記低ガル地震計の地震検出信号がオン状態
で前記伝送異常検出手段が前記シリアル伝送線系統の異
常を検出したときは、前記地震管制運転制御手段は、エ
レベータが急行ゾーン内走行中でないときは最寄り階に
着床し、急行ゾーン内走行中のときは非常停止して手動
で最寄り階に着床させることを特徴とする。
【0020】請求項4の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムでは、請求項2の発明の作用に加え、信号線系統
から得られる低ガル地震計の地震検出信号がオン状態で
伝送異常検出手段がシリアル伝送線系統の異常を検出し
たときは、高ガル地震計がオンしている可能性があるの
で、エレベータが急行ゾーン内走行中でないときは最寄
り階に着床し、急行ゾーン内走行中のときは非常停止し
て手動で最寄り階に着床させる。
【0021】請求項5の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムは、請求項2の発明において、前記信号線系統か
ら得られる前記低ガル地震計の地震検出信号がオン状態
で前記伝送異常検出手段が前記シリアル伝送線系統の異
常を検出していないときは、前記地震管制運転制御手段
は、エレベータが急行ゾーン内走行中でないときは最寄
り階に着床し、急行ゾーン内走行中のときは非常停止
し、その状態で前記高ガル地震計の地震検出信号がある
ときは手動で最寄り階に着床させ、前記高ガル地震計の
地震検出信号がないときは自動で最寄り階に着床させる
ことを特徴とする。
【0022】請求項5の発明に係わるエレベータ制御シ
ステムでは、請求項2の発明の作用に加え、信号線系統
から得られる低ガル地震計の地震検出信号がオン状態で
伝送異常検出手段がシリアル伝送線系統の異常を検出し
ていないときは、エレベータが急行ゾーン内走行中でな
いときは最寄り階に着床させる。また、急行ゾーン内走
行中のときは非常停止し、安全のため高ガル地震計がオ
ンしているか否かを確認し、高ガル地震計の地震検出信
号があるときは手動で最寄り階に着床させ、高ガル地震
計の地震検出信号がないときは自動で最寄り階に着床さ
せる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わるエレベ
ータ制御システムの構成図である。図1において、エレ
ベータ制御装置1は複数台のエレベータに対してそれぞ
れ設けられる。図1では、3台のエレベータ制御装置1
が設けられたものを示している。地震計はエレベータの
機械室に共通に設けられ、この第1の実施の形態では特
低ガル地震計2と低ガル地震計3が設けられている。
【0024】特低ガル地震計2の地震検出信号は、シリ
アル伝送線系統の伝送信号変換器4でシリアル伝送信号
に変換されシリアル伝送線5に送信される。一方、低ガ
ル地震計3の地震検出信号は、信号線系統の信号線6に
送信される。
【0025】各々のエレベータ制御装置1では、シリア
ル伝送線系統のシリアル伝送線5からのシリアル伝送信
号を伝送信号変換器7で地震検出信号に再変換して伝送
異常検出手段8および地震管制判別手段9に出力する。
伝送異常検出手段8は、伝送信号変換器4、7およびシ
リアル伝送線5から構成されるシリアル伝送線系統の異
常を検出するものであり、シリアル伝送線系統の異常を
検出したときは、その旨を地震管制判別手段9に出力す
る。
【0026】地震管制判別手段9は、シリアル伝送線系
統を介して得られる特低ガル地震計2の地震検出信号、
信号線系統の信号線6を介して得られる低ガル地震計3
の地震検出信号および伝送異常検出手段8からの伝送異
常信号に基づいて地震管制運転の種別を判別する。地震
管制判別手段9で判別された地震管制運転の種別は、地
震管制運転制御手段10に入力され、地震管制運転制御
手段10ではその種別に基づいて地震管制運転を行う。
【0027】このように、特低ガル地震計2からの地震
検出信号はシリアル伝送線系統で各々のエレベータ制御
装置1に伝送され、また低ガル地震計3からの地震検出
信号は信号線系統で各々のエレベータ制御装置1に送信
され、各々のエレベータ制御装置1はそれらの地震検出
信号やシリアル伝送線系統の異常信号に基づいて自己の
エレベータを地震管制運転するようになっている。
【0028】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
るエレベータ制御装置1の動作を示すフローチャートで
ある。
【0029】まず、エレベータ制御装置1の地震管制判
別手段9では、シリアル伝送線5および伝送信号変換器
7を介して入力された特低ガル地震計3の地震検出信号
(以下、特低ガル信号という)の有無を判定する(S1
01)。特低ガル信号がオン、すなわち、特低ガル地震
計3が地震検出信号を検出しているときは、伝送異常検
出手段8がシリアル伝送線系統の異常を検出しているか
否かを判定する(S102)。シリアル伝送線系統に異
常が発生している場合には、特低ガル信号の信頼性が低
いため、信号線6を介して得られる低ガル地震計3の地
震検出信号(以下、低ガル信号という)の有無を判定す
る(S103)。
【0030】この判定で、低ガル信号がオフであった場
合は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別として
特低ガル処理Iと判定し、低ガル信号がオンであった場
合は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別として
低ガル処理Bと判定する。
【0031】すなわち、地震管制判別手段9は、ステッ
プS103の判定で低ガル信号がオフであった場合は少
なくとも低ガルレベルに達しない地震が検出されたもの
推定し、特低ガル処理Iの指令を地震管制運転制御手段
10に出す。地震管制運転制御手段10では、この特低
ガル処理Iの指令を受けて特低ガル処理Iの地震管制運
転を実行する。
【0032】まず、エレベータを最寄り階まで運行し、
その最寄り階に着床させる(S202)。そして、一旦
エレベータを停止させサービスを一時停止させる(S2
03)。この場合、シリアル伝送線系統の異常状態であ
るので特低ガル地震計2の地震検出信号を信頼性良く検
出できないが、低ガル地震計3の地震検出信号がオフで
あるので、地震が発生しているとしても少なくとも低ガ
ルレベルには達しない地震であると推定できる。そこ
で、通常の場合の所定時間(例えば60秒)より長い所
定時間(例えば180秒)をカウントし(S204)、
その間においてエレベータの運行サービスを一時中断し
た後、伝送信号変換器7の特低ガル信号をリセットし
(S205)、エレベータの運行サービス再開に備え
る。その後、エレベータの運行サービスを再開し(S1
04)、特低ガル処理Iの地震管制運転処理を完了す
る。
【0033】一方、地震管制判別手段9でのステップS
103の低ガル信号オン判定において低ガル信号がオン
であった場合には、地震管制判別手段9は低ガル処理B
の指令を地震管制運転制御手段10に出す。地震管制運
転制御手段10では、この低ガル処理Bの指令を受けて
低ガル処理Bの地震管制運転を実行する。この低ガル処
理Bでは、エレベータを最寄り階まで運行しその最寄り
階に着床させ(S207)、最寄り階着床後にエレベー
タ運行のサービス中断を行う(S105)。これは、低
ガル地震計3がリセットされるまでエレベータの運行サ
ービスを中断し、地震管制運転処理を完了する。
【0034】次に、地震管制判別手段9でのステップS
102での伝送異常発生判定において、伝送異常の発生
を検出しなかった場合は、通常通り特低ガル地震を検出
し続けている状態である。そこで、低ガル地震計3が地
震検出信号を検出しているか否かの低ガル信号オン判定
を行う(S106)。
【0035】この判定で、低ガル信号がオフであった場
合は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別として
特低ガル処理Lと判定し、低ガル信号がオンであった場
合は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別として
低ガル処理Bと判定する。
【0036】すなわち、地震管制判別手段9は、ステッ
プS106の判定で低ガル信号がオフであった場合に
は、シリアル伝送線系統が異常ではないことから特低ガ
ルレベルの地震を検出したものとして判断できる。そこ
で、地震管制判別手段9は特低ガル処理Lの指令を地震
管制運転制御手段10に出力する。地震管制運転制御手
段10では、この特低ガル処理Lの指令を受けて特低ガ
ル処理Lの地震管制運転を実行する。
【0037】特低ガル処理Lの地震運転管制では、エレ
ベータを最寄り階まで運行し、その最寄り階に着床させ
る(S209)。そして、一旦エレベータを停止させサ
ービスを一時停止させる(S210)。この場合、シリ
アル伝送線系統は異常状態ではないので特低ガル地震計
2の地震検出信号は信頼できるので、特低ガル信号がオ
ンの状態と判断する。そこで、通常の場合の所定時間
(例えば60秒)をカウントし(S211)、その間に
おいてエレベータの運行サービスを一時中断した後、シ
リアル伝送線5を通して特低ガル地震計2のリセットを
行い(S212)、エレベータの運行サービス再開に備
える。その後、エレベータの運行サービスを再開し(S
104)、特低ガル処理Lの地震管制運転処理を完了す
る。
【0038】一方、地震管制判別手段9でのステップS
106の低ガル信号オン判定において、低ガル信号がオ
ンであった場合には、地震管制判別手段9は低ガルレベ
ル以上の地震が検出された状態であるとして、低ガル処
理Bの指令を地震管制運転制御手段10に出力する。地
震管制運転制御手段10では、この低ガル処理Bの指令
を受けて低ガル処理Bの地震管制運転を実行する。この
低ガル処理Bでは、エレベータを最寄り階まで運行しそ
の最寄り階に着床させ(S207)、最寄り階着床後に
エレベータ運行のサービス中断を行う(S105)。こ
れは、低ガル地震計3がリセットされるまでエレベータ
の運行サービスを中断し、地震管制運転処理を完了す
る。
【0039】また、地震管制判別手段9でのステップS
101の特低ガル信号オン判定において特低ガル信号が
オフであった場合は、地震管制判別手段9は伝送異常検
出手段8がシリアル伝送線系統の異常を検出しているか
否かを判定する(S108)。シリアル伝送線系統に異
常が発生している場合には、特低ガル信号の信頼性が低
いため、信号線6を介して得られる低ガル地震計3の地
震検出信号(低ガル信号)の有無を判定する(S10
9)。
【0040】この判定で低ガル信号オンであった場合
は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別は低ガル
処理Bであると判定する。一方、低ガル信号オフであっ
た場合は、地震管制判別手段9は単なる伝送異常が発生
したものとして伝送異常処理を行い(S110)、地震
管制運転制御手段10に対しサービス継続処理の指令を
出力し、地震管制運転制御手段10はその指令を受けて
エレベータの運行サービスを続行し地震管制運転処理は
完了する。
【0041】また、地震管制判別手段9でのステップS
108の伝送異常発生判定において、伝送異常が検出さ
れなかった場合は、地震管制判別手段9は特低ガル信号
の信頼性が低いため、信号線6を介して得られる低ガル
地震計3の地震検出信号(低ガル信号)の有無を判定す
る(S111)。
【0042】この判定で低ガル信号オンであった場合
は、地震管制判別手段9は地震管制運転の種別は低ガル
処理Bであると判定する。一方、低ガル信号オフであっ
た場合は、地震管制判別手段9は地震は検出されなかっ
たものとして地震未検出処理を行い(S112)、地震
管制運転制御手段10に対しサービス継続処理の指令を
出力し、地震管制運転制御手段10はその指令を受けて
エレベータの運行サービスを続行し地震管制運転処理は
完了する。
【0043】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、信号線系統の一部を伝送線に置替えることによ
り配線数の削減と配線回路の簡略化ができ、かつ地震判
定の信頼性を従来レベルに維持することができる。
【0044】すなわち、伝送異常検出手段8がシリアル
伝送線系統の異常を検出したときには、信号線系統から
得られる低ガル地震計3の地震検出信号のオンオフ状態
により、エレベータの運行サービスの継続、中断、再開
を行うので、シリアル伝送線系統の異常が発生した場合
であっても安全にエレベータを運行できる。
【0045】以上の説明では、低ガル地震計3の地震検
出信号は、信号線6で伝達するようにしたが、低ガル地
震計3の地震検出信号を信号線6で伝達すると共に伝送
線5でも伝送するようにしても良い。また、伝送信号変
換器7や伝送異常検出手段8を一つのマイコン上でソフ
トウエアによって実現しても良いし、伝送信号変換器
7、伝送異常検出手段8、地震管制判別手段9を一つの
マイコン上にソフトウエアによって実現しても良い。さ
らには、伝送信号変換器7、伝送異常検出手段8、地震
管制判別手段9、地震管制運転制御手段10を一つのマ
イコン上にソフトウエアによって実現しても良い。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は本発明の第2の実施の形態に係わるエレベー
タ制御システムの構成図である。この第2の実施の形態
は、図1に示す第1の実施の形態に対し、高ガル地震計
11を追加して設け、伝送信号変換器4およびシリアル
伝送線5を介して高ガル地震計11の地震検出信号を各
々のエレベータ制御装置1に伝送するようにしたもので
ある。そして、各々のエレベータ制御装置1では、高ガ
ル地震計11の地震検出信号をも加味して地震管制運転
を行う。これは、エレベータの急行ゾーンにおける地震
管制運転も含んで行うことができるようにするためであ
る。
【0047】図3において、エレベータ制御装置1は複
数台(3台)のエレベータに対してそれぞれ設けられ、
地震計はエレベータの機械室に共通に設けられる。この
第2の実施の形態では、地震計として特低ガル地震計2
および低ガル地震計3に加えて高ガル地震計11が設け
られている。
【0048】特低ガル地震計2および高ガル地震計11
の各地震検出信号は、シリアル伝送線系統の伝送信号変
換器4でシリアル伝送信号に変換されシリアル伝送線5
に送信される。一方、低ガル地震計3の地震検出信号
は、信号線系統の信号線6に送信される。
【0049】各々のエレベータ制御装置1では、シリア
ル伝送線系統のシリアル伝送線5からのシリアル伝送信
号を伝送信号変換器7で地震検出信号に再変換して伝送
異常検出手段8および地震管制判別手段9に出力する。
伝送異常検出手段8は、伝送信号変換器4、7およびシ
リアル伝送線5から構成されるシリアル伝送線系統の異
常を検出するものであり、シリアル伝送線系統の異常を
検出したときは、その旨を地震管制判別手段9に出力す
る。
【0050】地震管制判別手段9は、シリアル伝送線系
統を介して得られる特低ガル地震計2および高ガル地震
計11の各地震検出信号、信号線系統の信号線6を介し
て得られる低ガル地震計3の地震検出信号および伝送異
常検出手段8からの伝送異常信号に基づいて地震管制運
転の種別を判別する。地震管制判別手段9で判別された
地震管制運転の種別は、地震管制運転制御手段10に入
力され、地震管制運転制御手段10ではその種別に基づ
いて地震管制運転を行う。
【0051】このように、特低ガル地震計2および高ガ
ル地震計11からの地震検出信号はシリアル伝送線系統
で各々のエレベータ制御装置1に伝送され、また低ガル
地震計3からの地震検出信号は信号線系統で各々のエレ
ベータ制御装置1に送信され、各々のエレベータ制御装
置1はそれらの地震検出信号やシリアル伝送線系統の異
常信号に基づいて自己のエレベータを地震管制運転する
ようになっている。
【0052】図4は、本発明の第2の実施の形態におけ
るエレベータ制御装置1の地震管制判別手段9の動作を
示すフローチャートである。図2に示した第1の実施の
形態の地震管制判別手段9の動作フローチャートに対
し、ステップS307およびステップS313が追加さ
れている。
【0053】ステップS307は、ステップS106の
低ガル信号オン判定で低ガル信号がオンであった場合に
は、再度、伝送異常検出手段8がシリアル伝送線系統の
異常を検出しているか否かを判定し、シリアル伝送線系
統を介して得られる特低ガル地震計2および高ガル地震
計11の地震検出信号に信頼性があるか否かを判定す
る。そして、シリアル伝送線系統に異常が検出された場
合は、後述するように地震管制運転制御手段10におい
て、急行ゾーンを含む地震管制運転の高ガル処理Jを実
行する。一方、シリアル伝送線系統に異常が検出されな
い場合は、後述するように地震管制運転制御手段10に
おいて、急行ゾーンを含む地震管制運転の低ガル処理K
を実行する。
【0054】ステップS313の場合も同様に、ステッ
プS111の低ガル信号オン判定で低ガル信号がオンで
あった場合には、再度、伝送異常検出手段8がシリアル
伝送線系統の異常を検出しているか否かを判定し、シリ
アル伝送線系統を介して得られる特低ガル地震計2およ
び高ガル地震計11の地震検出信号に信頼性があるか否
かを判定する。そして、シリアル伝送線系統に異常が検
出された場合は、後述するように地震管制運転制御手段
10において、急行ゾーンを含む地震管制運転の高ガル
処理Jを実行する。一方、シリアル伝送線系統に異常が
検出されない場合は、後述するように地震管制運転制御
手段10において、急行ゾーンを含む地震管制運転の低
ガル処理Kを実行する。
【0055】また、ステップS103およびステップS
109の低ガル信号オン判定で低ガル信号がオンであっ
た場合には、後述するように地震管制運転制御手段10
において、急行ゾーンを含む地震管制運転の高ガル処理
Jを実行し、シリアル伝送線系統に異常が検出されない
場合は、後述するように地震管制運転制御手段10にお
いて、図2に述べた特低ガル処理Iを実行する。
【0056】また、ステップS109およびステップS
111の低ガル信号オン判定で低ガル信号がオフであっ
た場合には、後述するように地震管制運転制御手段10
において、伝送異常または地震未検出処理の後、エレベ
ータの運行サービスの継続処理Oを実行する。
【0057】図5は、本発明の第2の実施の形態におけ
るエレベータ制御装置1の地震管制運転制御手段10の
動作を示すフローチャートである。特低ガル処理I、L
は、図2に示した第1の実施の形態の特低ガル処理I、
Lと同一であるので、その説明は省略する。また、継続
処理Oも同一であるので同様に説明は省略する。
【0058】まず、地震管制運転制御手段10の高ガル
処理Jは、地震管制判別手段9でのステップS103、
S109の低ガル信号オン判定で低ガル信号がオンであ
った場合、およびステップS307、S313の伝送異
常発生判定でシリアル伝送線系統に異常が発生している
と判定された場合に実行される。
【0059】まず、エレベータが急行ゾーン内を走行中
であるか否かを判定し(S407)、エレベータが急行
ゾーン内を走行中であるときは一旦エレベータを非常停
止させる(S408)。そして、非常停止させた後に手
動操作にて低速で最寄り階に着床させる(S409)。
一方、エレベータが急行ゾーン内を走行中でないとき
は、図2に示した低ガル処理Bと同様に最寄り階に着床
させる。そして、最寄り階に着床後は地震計がリセット
されるまでサービスを中断し(S105)、地震管制運
転処理を完了する。
【0060】このように、信号線系統から得られる低ガ
ル地震計3の地震検出信号がオン状態で伝送異常検出手
段8がシリアル伝送線系統の異常を検出したときは(S
103、S307、S109、S313)、高ガル地震
計11が地震検出信号を検出しているとみなし地震管制
運転制御手段10は高ガル処理Jを行う。
【0061】次に、地震管制運転制御手段10の低ガル
処理Kは、地震管制判別手段9でのステップS307、
S313の伝送異常発生判定でシリアル伝送線系統に異
常が発生していないと判定された場合に実行される。
【0062】シリアル伝送線系統に異常がない場合は、
シリアル伝送線5を介して高ガル地震計11の地震検出
信号を正常に検知できるので、低ガル地震計3の地震検
出信号が検出されている場合には、低ガル処理Kを行う
ことになる。すなわち、この第2の実施の形態では、高
ガル地震計11を設けエレベータの急行ゾーンにおける
地震管制運転も含んで行うようにしているので、図2に
示した第1の実施の形態における低ガル処理Bに代え
て、エレベータの急行ゾーンにおける地震管制運転も含
んで行う低ガル処理Kを行う。
【0063】まず、エレベータが急行ゾーン内を走行中
であるか否かを判定し(S412)、エレベータが急行
ゾーン内を走行中であるときは一旦エレベータを非常停
止させる(S413)。そして、シリアル伝送線5を介
して検出される高ガル地震計11の地震検出信号の有無
を確認のために判定し(S414)、高ガル信号がオン
であった場合は手動操作にて低速で最寄り階に着床させ
る(S415)。また、高ガル信号がオフであった場合
は自動で最寄り階まで低速で着床させる(S416)。
一方、エレベータが急行ゾーン内を走行中でないとき
は、図2に示した低ガル処理Bと同様に最寄り階に着床
させる。そして、最寄り階に着床後は地震計がリセット
されるまでサービスを中断し(S105)、地震管制運
転処理を完了する。
【0064】このように、信号線系統から得られる低ガ
ル地震計3の地震検出信号がオン状態で伝送異常検出手
段8がシリアル伝送線系統の異常を検出していないとき
は、地震管制運転制御手段10は、エレベータが急行ゾ
ーン内走行中でないときは、低ガル処理Kを行う。
【0065】以上述べたように、第2の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態に効果に加え、信号線系統より
得られる低ガル信号がオンの状態でシリアル伝送線系統
に異常が発生している場合、またはシリアル伝送線系統
に異常が発生した状態で信号線系統より得られる低ガル
信号がオンである場合には、高ガル地震計11が地震検
出信号を検知しているとみなして地震管制運転を行うの
で、シリアル伝送線系統の異常が発生した場合であって
も安全にエレベータを運行できる。
【0066】以上の説明では、低ガル地震計3の地震検
出信号は、信号線6で伝達するようにしたが、低ガル地
震計3の地震検出信号を信号線6で伝達すると共に伝送
線5でも伝送するようにしても良い。また、伝送信号変
換器7や伝送異常検出手段8を一つのマイコン上でソフ
トウエアによって実現しても良いし、伝送信号変換器
7、伝送異常検出手段8、地震管制判別手段9を一つの
マイコン上にソフトウエアによって実現しても良い。さ
らには、伝送信号変換器7、伝送異常検出手段8、地震
管制判別手段9、地震管制運転制御手段10を一つのマ
イコン上にソフトウエアによって実現しても良い。
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
信号線系統伝達手段の配線本数を減らしながら、信頼性
を確保した地震管制を行うことが可能となる。
【0068】すなわち、シリアル伝送線系統の異常を検
出したときには、信号線系統から得られる低ガル地震計
の地震検出信号のオンオフ状態により、エレベータの運
行サービスの継続、中断、再開を行うので、シリアル伝
送線系統の異常が発生した場合であっても安全にエレベ
ータを運行できる。
【0069】また、信号線系統より得られる低ガル信号
がオンの状態でシリアル伝送線系統に異常が発生してい
る場合、またはシリアル伝送線系統に異常が発生した状
態で信号線系統より得られる低ガル信号がオンである場
合には、高ガル地震計が地震検出信号を検知していると
みなして地震管制運転を行うので、シリアル伝送線系統
の異常が発生した場合であっても安全にエレベータを運
行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるエ
レベータ制御システムの構成図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態におけるエ
レベータ制御装置1の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態に係わるエ
レベータ制御システムの構成図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態におけるエ
レベータ制御装置1の地震管制判別手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】図5は、本発明の第2の実施の形態におけるエ
レベータ制御装置1の地震管制運転制御手段の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エレベータ制御装置 2 特低ガル地震計 3 低ガル地震計 4、7 伝送信号変換器 5 シリアル伝送線 6 信号線 8 伝送異常検出手段 9 地震管制判別手段 10 地震管制運転制御手段 11 高ガル地震計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の地震計からの地震検出信号を
    複数台のエレベータの各々のエレベータ制御装置に送信
    し、前記各々のエレベータ制御装置で地震管制運転を行
    うようにしたエレベータ制御システムにおいて、前記地
    震計のうち特低ガル地震計の地震検出信号を各エレベー
    タ制御装置にシリアル伝送線を用いて直列伝送で伝える
    シリアル伝送線系統と、前記地震計のうち低ガル地震計
    の地震検出信号を信号線を用いて各エレベータ制御装置
    に伝える信号線系統と、前記各エレベータ制御装置に設
    けられ前記シリアル伝送線系統の異常を検出する伝送異
    常検出手段と、前記各エレベータ制御装置に設けられ前
    記シリアル伝送線系統を介して得られる前記特低ガル地
    震計の地震検出信号、前記信号線系統を介して得られる
    前記低ガル地震計の地震検出信号および前記伝送異常検
    出手段からの伝送異常信号に基づいて地震管制運転の種
    別を判別する地震管制判別手段と、前記地震管制判別手
    段で判別された種別に基づいて地震管制運転を行う地震
    管制運転制御手段とを備えたことを特徴とするエレベー
    タ制御システム。
  2. 【請求項2】 複数種類の地震計からの地震検出信号を
    複数台のエレベータの各々のエレベータ制御装置に送信
    し、前記各々のエレベータ制御装置で地震管制運転を行
    うようにしたエレベータ制御システムにおいて、前記地
    震計のうち特低ガル地震計および高ガル地震計の地震検
    出信号を各エレベータ制御装置にシリアル伝送線を用い
    て直列伝送で伝えるシリアル伝送線系統と、前記地震計
    のうち低ガル地震計の地震検出信号を信号線を用いて各
    エレベータ制御装置に伝える信号線系統と、前記各エレ
    ベータ制御装置に設けられ前記シリアル伝送線系統の異
    常を検出する伝送異常検出手段と、前記各エレベータ制
    御装置に設けられ前記シリアル伝送線系統を介して得ら
    れる前記特低ガル地震計の地震検出信号、前記高ガル地
    震計の地震検出信号、前記信号線系統を介して得られる
    前記低ガル地震計の地震検出信号および前記伝送異常検
    出手段からの伝送異常信号に基づいて地震管制運転の種
    別を判別する地震管制判別手段と、前記地震管制判別手
    段で判別された種別に基づいて地震管制運転を行う地震
    管制運転制御手段とを備えたことを特徴とするエレベー
    タ制御システム。
  3. 【請求項3】 前記特低ガル地震計の地震検出信号がオ
    ンした状態で前記伝送異常検出手段が前記シリアル伝送
    線系統の異常を検出し、前記信号線系統から得られる前
    記低ガル地震計の地震検出信号がオフ状態であるとき
    は、前記地震管制運転制御手段は、通常より長い時間管
    制運転を行った後に、前記特低ガル地震計の地震検出信
    号をリセットし通常運転に復帰する地震管制運転を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエレ
    ベータ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記信号線系統から得られる前記低ガル
    地震計の地震検出信号がオン状態で前記伝送異常検出手
    段が前記シリアル伝送線系統の異常を検出したときは、
    前記地震管制運転制御手段は、エレベータが急行ゾーン
    内走行中でないときは最寄り階に着床し、急行ゾーン内
    走行中のときは非常停止して手動で最寄り階に着床させ
    ることを特徴とする請求項2に記載のエレベータ制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記信号線系統から得られる前記低ガル
    地震計の地震検出信号がオン状態で前記伝送異常検出手
    段が前記シリアル伝送線系統の異常を検出していないと
    きは、前記地震管制運転制御手段は、エレベータが急行
    ゾーン内走行中でないときは最寄り階に着床し、急行ゾ
    ーン内走行中のときは非常停止し、その状態で前記高ガ
    ル地震計の地震検出信号があるときは手動で最寄り階に
    着床させ、前記高ガル地震計の地震検出信号がないとき
    は自動で最寄り階に着床させることを特徴とする請求項
    2に記載のエレベータ制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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