JP2000337159A - エンジン発電機 - Google Patents

エンジン発電機

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JP2000337159A
JP2000337159A JP11142427A JP14242799A JP2000337159A JP 2000337159 A JP2000337159 A JP 2000337159A JP 11142427 A JP11142427 A JP 11142427A JP 14242799 A JP14242799 A JP 14242799A JP 2000337159 A JP2000337159 A JP 2000337159A
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JP
Japan
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engine
generator
fan
centrifugal fan
inlet
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JP11142427A
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Inventor
Katsumi Maruyama
勝巳 丸山
Takashi Tsuru
隆司 都留
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でエンジン並びに発電機を冷却す
ること。 【解決手段】 エンジン40及びエンジンで駆動する発
電機50をエンジン出力軸41の方向に並べて配置した
エンジン発電機10である。発電機にエンジンと反対側
で遠心ファン60を取付けた。発電機及び遠心ファンを
エンジン出力軸の方向に延びる概ね筒状のファンカバー
80で覆った。ファンカバーの反エンジン側開口を遠心
ファンにて外気を取入れるための主入口81とした。フ
ァンカバーをエンジン近傍まで延してそのエンジン側に
所定の隙間を設け、この隙間を遠心ファンにて外気を取
入れるための副入口133とした。遠心ファンによって
主入口から取入れた外気、並びに、遠心ファンによって
副入口から取入れて発電機を冷却した後の冷却風にてエ
ンジンを冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン及びこの
エンジンで駆動する発電機を搭載した、エンジン発電機
に関する。
【0002】
【従来の技術】屋外等で使用する汎用電源装置には、エ
ンジン及びこのエンジンで駆動する発電機を備えた、い
わゆるエンジン発電機がある。エンジンや発電機は比較
的高温になるので、通常は冷却ファンで冷却が行われ
る。この種のエンジン発電機において、1つの冷却ファ
ンによってエンジンと発電機を冷却する先行技術として
は、例えば、実公平1−3782号公報「内燃機関に駆
動される回転機械」(以下、「従来の技術」と言う。)
がある。
【0003】上記従来の技術は、その公報の第1図によ
れば、内燃機関の軸1(符号は公報に記載されたものを
引用した。以下同じ。)にフライホイール5を取付ける
とともに、フライホイール5よりも外方で軸1に発電機
の回転子6を取付け、さらに、フライホイール5並びに
回転子6をケース17で覆うというものである。フライ
ホイール5は両面に羽根11,12を備え、ケース17
は両端面に冷却空気取入口8,10を備える。
【0004】羽根11によって、内燃機関側の冷却空気
取入口8からケース17へ取入れた外気は、排風口14
並びに導風板15を通って内燃機関の方へ流れ、シリン
ダ51を冷却する。羽根12によって、反内燃機関側の
冷却空気取入口10からケース17へ取入れた外気は、
発電機の回転子6並びに固定子16を冷却した後に、排
風口14並びに導風板15を通って内燃機関の方へ流
れ、シリンダ51を冷却する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術は、内
燃機関と発電機との間で、軸1に羽根11,12付きフ
ライホイール5を取付ける構成なので、内燃機関並びに
発電機を冷却する構成が複雑である。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡単な構成でエ
ンジン並びに発電機を冷却する技術を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、エンジン及びエンジンで駆動する発電機
をエンジン出力軸の方向に並べて配置したエンジン発電
機において、発電機にエンジンと反対側で遠心ファンを
取付け、これら発電機及び遠心ファンをエンジン出力軸
の方向に延びる概ね筒状のファンカバーで覆い、このフ
ァンカバーの反エンジン側開口を遠心ファンにて外気を
取入れるための主入口とし、ファンカバーをエンジン近
傍まで延してそのエンジン側に所定の隙間を設け、この
隙間を遠心ファンにて外気を取入れるための副入口とす
ることにより、遠心ファンによって主入口から取入れた
外気、並びに、遠心ファンによって副入口から取入れて
発電機を冷却した後の冷却風にてエンジンを冷却するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0008】遠心ファンの主ファンは、ファンカバーの
反エンジン側にある主入口から外気を吸引する。吸引さ
れた外気はファンカバー内に流れ、主ファンの遠心力に
より径外方へ放出され、ファンカバーを通った後に、冷
却風としてエンジンを冷却する。一方、遠心ファンの副
ファンは、副入口から外気を吸引する。吸引された外気
は、ファンカバー内の発電機の内部へ流れ、発電機の内
部を冷却した後に、冷却風として副ファンの遠心力によ
り径外方へ放出され、主ファンから放出された冷却風に
合流して、エンジンを冷却する。発電機にエンジンと反
対側で遠心ファンを取付け、これらの発電機及び遠心フ
ァンをエンジン出力軸の方向に延びる概ね筒状のファン
カバーで覆うようにしたので、エンジン並びに発電機を
冷却する構成が簡単になる。
【0009】請求項2は、遠心ファンが、主入口から取
入れた外気をエンジン側へ吐出する主ファンと、副入口
から発電機を通って取入れた外気をエンジン側へ吐出す
る副ファンとを、一体に形成した両面ファンであること
を特徴とする。両面ファンであるから、エンジンと発電
機の両方を1個の遠心ファンで冷却することができ、部
品数が少なくなる。
【0010】請求項3は、発電機を、アウタロータに磁
石を備えたアウタロータ型多極磁石発電機とし、アウタ
ロータに遠心ファンを一体的に取付けたことを特徴とす
る。比較的大径で剛性が大きいアウタロータに遠心ファ
ンを取付けるので、大径の遠心ファンを簡単な構成で確
実に取付けることができる。大径の遠心ファンであるか
ら、エンジンや発電機を冷却するのに十分な風量を得る
ことができる。
【0011】請求項4は、副入口をアウタロータよりも
径内方に設けたことを特徴とする。アウタロータよりも
径内方に設けた副入口は、遠心ファンの中心側に近づ
く。遠心ファンの中心側は負圧が大きいので、副入口か
らの吸引性能は大きい。従って、副ファンで発電機の内
部空間を介して、副入口から冷却用外気を取入れること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係るエンジン発電機の斜視
図である。エンジン発電機10は、パイプ等の骨材にて
概ね立方形に形成したフレーム11の正面上部にコント
ロールパネル20を配置し、フレーム11の正面下部に
電力制御ユニット30を配置するとともに、フレーム1
1内にエンジン40、燃料タンク90、エアクリーナ1
41、後述する発電機やマフラ等を搭載した開放型エン
ジン発電機である。なお、エンジン発電機10について
は、コントロールパネル20を配置した面を正面、すな
わち前部として、以下説明する。
【0013】フレーム11は、正面視略矩形状の枠に形
成した前部フレーム12及び後部フレーム13を前後に
離間して配置し、これら前・後フレーム12,13の下
部間に左右一対の下部前後ビーム14,15を掛け渡
し、前・後フレーム12,13の上部間に左右一対の上
部前後ビーム16,17(右の上部前後ビーム17は不
図示)を掛け渡したものである。前フレーム12は、左
右の垂直部12a,12a並びに上下の水平部12b,
12bで形成したパイプの略矩形状枠である。後フレー
ム13も同様に、左右の垂直部13a,13a並びに上
下の水平部13b,13bで形成した略矩形状枠であ
る。従って、フレーム11は、四隅に垂直部12a,1
2a,13a,13aを有する枠状のパイプフレームで
ある。
【0014】フレーム11は上の水平部12b,13b
に、他のエンジン発電機10を積み重ねて収納する場合
の一対の位置決め支持部18,18を備える。位置決め
支持部18,18には、他のエンジン発電機10の下部
前後ビーム14,15間に係合する位置に形成されてお
り、積み重ねたときに、前後左右位置を位置決め支持す
る。
【0015】コントロールパネル20は、各種電装品を
収納し、エンジン制御や電力取出部を構成するものであ
り、エンジン点火系統をオンにするエンジンスイッチ2
1と、エンジン点火を制御する点火制御装置22と、外
部バッテリを充電するためのバッテリチャージコンセン
ト23と、交流の大電流を取出すための第1コンセント
24と、第1コンセント24よりも小電流を取出すため
の第2コンセント25,25と、第1・第2コンセント
24,25,25からの出力電流が所定値を越えたとき
に遮断するブレーカ26と、第1・第2コンセント2
4,25,25からの出力電流の周波数を切り替える周
波数切替スイッチ27とを備える。電力制御ユニット3
0は、発電機の出力を所定周波数の電力に変換するもの
であり、例えば、サイクロコンバータユニットである。
【0016】図2は図1の2−2線断面図であり、正面
から見たエンジン、発電機、燃料タンク、マフラを示
す。なお、この図ではフレーム11を下部だけ示す。エ
ンジン発電機10は、枠状のフレーム11内にエンジン
40及びこのエンジン40で駆動する発電機50を、エ
ンジン出力軸41の方向に並べて搭載し、エンジン40
及び発電機50の上方に燃料タンク90並びにマフラ1
02を配置しており、エンジン発電機10を正面から見
たとき、すなわち、この図の手前側から見たときに、右
下にエンジン40を配置し、左下に発電機50を配置
し、発電機50の上に燃料タンク90を配置し、シリン
ダを傾斜させて全高を低くしたエンジン40の上にマフ
ラ102を配置するとともに、燃料タンク90並びにマ
フラ102をほぼ水平向き(横向き)に並べて配置した
ものである。エンジン40及び発電機50の上方に、燃
料タンク90とマフラ102を並べて配置しているの
で、エンジン発電機10の全体形状を概ね立方体にする
ことができ、この結果、小さい設置スペースですむとと
もに、重心を下げることができる。
【0017】図3は本発明に係るエンジン発電ユニット
の要部を断面した正面図であり、上記図2に示すエンジ
ン発電ユニット10Aを拡大して表したものである。エ
ンジン発電ユニット10Aは、エンジン40と、エンジ
ン40に取付けた発電機50と、発電機50にエンジン
40と反対側で取付けて外気を吸引する冷却ファン60
と、冷却ファン60に連結管66を介して取付けたリコ
イルスタータ70と、発電機50及び冷却ファン60を
覆ったファンカバー80とを、一体的に組付け固定した
状態でフレーム11に取付けたものであり、エンジン出
力軸41に対し、アウタロータ54、冷却ファン60並
びにリコイルスタータ70が、同軸に配列されている。
【0018】発電機50は、アウタロータ54がエンジ
ン40の出力軸41に片持ちされるアウタロータ型多極
磁石発電機であり、クランクケース42の側壁に放射状
に配列して取付けたステータコア51、並びに、このス
テータコア51に巻いた複数のコイル52・・・(・・・は複
数を示す。以下同じ。)とで構成されるインナステータ
56と、エンジン出力軸41にハブ53を介して取付け
たカップ状のアウタロータ54と、アウタロータ54の
内周面に固定した複数の永久磁石55・・・とからなる。
【0019】アウタロータ54は、インナステータ56
(ステータコア51並びにコイル52・・・)を覆うよう
に配置し、さらに、カップ状底部の端面に遠心ファンか
らなる冷却ファン(ファンロータ)60を取付けたもの
である。比較的大径で剛性が大きいアウタロータ54に
冷却ファン60を取付けるので、大径の遠心ファン60
を簡単な構成で確実に取付けることができる。大径の遠
心ファン60であるから、エンジン40や発電機50を
冷却するのに十分な風量を得ることができる。
【0020】さらにアウタロータ54は、エンジン40
における片持ち式のフライホイールの役割を兼ねるの
で、別異のフライホイールは不要である。従って、その
分、エンジン出力軸41方向の寸法を小さくすることが
できる。この結果、フレーム11内のスペースを削減し
て、エンジン発電機10(図1参照)を小型にすること
ができる。アウタロータ54は、カップ状底部並びに周
壁部に通風孔54a・・・,54b・・・を備える。このよう
なファンカバー80は、アウタロータ型磁石発電機5
0、並びに、アウタロータ54に取付けた冷却ファン6
0を覆うだけの部材であるから、エンジン出力軸41に
対する取付け精度を特に高める必要がない。
【0021】ファンカバー80は、エンジン出力軸41
に沿って水平に延び、エンジン40へ至る概ね筒状のカ
バーである。詳しくは、ファンカバー80は、反エンジ
ン側に開口を設け、この反エンジン側開口を冷却ファン
60にて外気を取入れるための入口81とし、入口81
に冷却ファン60を配置し、入口81部分の端面に複数
の平行な吸気スリット82・・・を形成し、これら複数の
吸気スリット82・・・から外気を取入れるようにすると
ともに、入口81部分にリコイルスタータ用カバー71
を取付けたものである。複数の吸気スリット82・・・
は、ファンカバー80の長手方向に細長い切り込み溝で
ある。
【0022】このようにすることによって、リコイルス
タータ70は、リコイルスタータ用カバー71にてプー
リ72を回転可能に支持することができるとともに、プ
ーリ72を冷却ファン60に一体的に取付けることがで
きる。リコイルスタータ用カバー71は、多数の通風孔
71a・・・,71b・・・を備える。一方、ファンカバー8
0のエンジン側は、エンジン外周への吐出口を形成しつ
つ、エンジン40のクランクケース42にボルト83・・
・にて一体的に組付けられる。
【0023】図4はファンカバーをエンジンに取付けた
状態を示す斜視図であり、エンジン40のクランクケー
ス42側部にファンカバー80を直接取付け、すなわ
ち、直付けしたことを示す。ファンカバー80はアルミ
ニウム合金ダイカスト製品であり、熱伝導率が大きいの
で、放熱性能は大きい。
【0024】このようなアルミニウム合金ダイカスト製
ファンカバー80を、エンジン40に直付けしたので、
ファンカバー80は有効な放熱部材となる。すなわち、
エンジン40のクランクケース42の外壁の熱は、直付
けしたファンカバー80へ容易に伝わる。従って、エン
ジン40の放熱面が、エンジン40の外表面にファンカ
バー80の面積を加えたものとなり、放熱面積(伝熱面
積)が増すので、エンジン40の冷却性能を高めること
ができ、エンジン40を効率良く冷却することができ
る。この結果、エンジン40の油温等の冷却効果も高ま
る。
【0025】また、エンジン40の下端の両側部には一
対の支持脚部43,43(この図では1個のみ示す。)
を一体形成し、ファンカバー80の下端の両側部にも一
対の支持脚部84,84を一体形成し、これらの支持脚
部43,43,84,84を緩衝支持部材(防振マウン
ト部材)44,44,85,85を介して、左右一対の
下部前後ビーム14,15にボルト止めにて取付け固定
する。
【0026】アルミニウム合金ダイカストで形成される
ファンカバー80は、比較的剛性が大きい。また、一般
にエンジン40も比較的剛性が大きい。エンジン40に
堅牢なファンカバー80を一体的に組付けた堅牢な組立
体であるから、フレーム11に組立体を確実に緩衝保持
することができる。
【0027】図2に戻って説明を続ける。エンジン40
は、その少なくとも一部が隙間112を介してシュラウ
ド111で覆われており、この隙間112は、エンジン
40を冷却するための冷却風を通すエンジン冷却風通路
(以下、「エンジン冷却風通路112」と言う。)を形
成する。エンジン冷却風通路112の入口112aは、
ファンカバー80の吐出口87に臨んでいる。
【0028】マフラ102は、その少なくとも上部を遮
熱カバー121で覆われている。遮熱カバー121は、
マフラ102に所定の第1の隙間122を開けて被せた
インナカバー123と、インナカバー123に所定の第
2の隙間124を開けて被せたアウタカバー125とか
らなる、二重構造遮熱カバーである。インナカバー12
3は、概ね筒の上半分を使用して下方を開放した形状の
筒状カバーであり、マフラ102の下面を除いて全体を
ほぼ覆ったものである。アウタカバー125も、概ね筒
の上半分を使用して下方を開放した形状の筒状カバーで
あり、インナカバー123の上面を覆ったものである。
【0029】第1の隙間122は第1分岐冷却風通路で
あり、第2の隙間124は第2分岐冷却風通路である。
以下、第1の隙間122のことを第1分岐冷却風通路1
22と言い、第2の隙間124のことを第2分岐冷却風
通路124と言う。これら第1・第2分岐冷却風通路1
22,124は、マフラ102と遮熱カバー121との
間に設けたマフラ冷却風通路126をなす。
【0030】シュラウド111には、エンジン冷却風通
路112から上方のマフラ冷却風通路126へ冷却風を
分流させるための、エアガイド部113が一体に形成さ
れており、冷却ファン60によって取入れた外気で発電
機50を冷却した後に、その冷却風をエンジン冷却風通
路112並びにマフラ冷却風通路126へ供給して、エ
ンジン40並びにマフラ102を冷却することができ
る。エアガイド部113は、シュラウド111内の冷却
風の一部の向きを変えるだけでよいため、構成が簡単で
ある。
【0031】図5は図2の5−5線断面図であり、左側
面から見たフレーム11、エンジン40、マフラ102
周りの構造を示す。なお、この図では、発電機50を省
略した。この図は、次の(1)〜(4)の点について示
す。 (1)エンジン40のシリンダ45、シリンダヘッド4
6並びにヘッドカバー47、すなわち、シリンダの軸C
を、エンジン出力軸41から後斜め上方へ傾斜させるこ
とにより、エンジン40の最大高さを下げたこと。 (2)エンジン40の排気側に、排気管101を介して
マフラ102を接続したこと。 (3)水平向きのマフラ102を、エンジン出力軸41
に直交するように延して、シリンダ45の上方に配置
し、エンジン40のブラケット48に取付けたこと。シ
リンダ45を傾斜させることで、エンジン40の全高さ
が下がる。高さを下げたシリンダ45の上方には、比較
的大きい空きスペースができる。この大きい空きスペー
スを利用し、水平向きのマフラ102をエンジン出力軸
41に直交するように延して配置することによって、マ
フラ102の容量をより一層増すことができる。
【0032】(4)平面視で、エンジン出力軸41から
シリンダ45が延びる方向に、すなわち、エンジン発電
機10の背面にマフラ102の排気口(テールパイプ)
103を設け、この排気口103の反対側、すなわち、
エンジン発電機10の正面に、想像線にて示すコントロ
ールパネル20を配置したこと。マフラ102からの排
気がコントロールパネル20側へ向って流れない。この
ため、コントロールパネル20は排気の熱的影響を受け
ない。しかも、コントロールパネル20を操作する環境
を良好に維持することができる。
【0033】また、インナ・アウタカバー123,12
5は、マフラ102の上面に沿って被せた状態で、各フ
ランジ123a,125aを重ね合わせてフレーム11
に掛け渡した細長いカバーであり、前部フレーム12の
垂直部12a,12a間に前部支持メンバ127を掛け
渡し、後部フレーム13の垂直部13a,13a間に後
部支持メンバ128を掛け渡し、これら前部・後部支持
メンバ127,128に各フランジ123a,125a
を重ねてボルト止めすることにより、遮熱カバー121
をフレーム11に掛け渡すようにしたものである。
【0034】図6は本発明に係るマフラ並びに遮熱カバ
ーの分解斜視図であり、マフラ102とインナ・アウタ
カバー123,125との関係を示す。インナカバー1
23には、マフラ102のテールパイプ103との干渉
を避けるために、後部に開口部123bが形成されてい
る。図中、104は排気入口、105はステー、106
・・・はフランジ取付用ボルトである。
【0035】図7は本発明に係るエンジン発電機の平面
断面図であり、上記燃料タンク90、マフラ102並び
にコントロールパネル20を外した状態を示す。この図
は、(1)フレーム11で形成される略正方形状の空間
内にエンジン発電ユニット10A、電力制御ユニット3
0、シュラウド111、エアクリーナ141、気化器1
42を搭載したこと、及び、(2)エアガイド部113
が、ファンカバー80側を開放した平面視略コ字状部材
であることを示す。
【0036】ファンカバー80は、上から見たときに、
シリンダ45に沿わせて大きく膨出することにより、冷
却風をシュラウド111側へ導くことが容易である。冷
却ファン60は、円板状基盤61と、基盤61の背面に
設けた主ファン62と、基盤61の表面に設けた副ファ
ン63とを、一体に形成した両面ファンである。主ファ
ン62は、主入口81から取入れた外気をエンジン40
側へ吐出するものであり、副ファン63は、後述する副
入口133から発電機50を通って取入れた外気をエン
ジン40側へ吐出するものである。
【0037】ファンカバー80には、エンジン40側に
所定の隙間131を設け、この隙間131を外気を吸引
するための副入口133とすることにより、冷却ファン
60によって副入口133から取入れた外気で、発電機
50の内部を冷却する。
【0038】すなわち、シリンダ45と反対側であっ
て、クランクケース42の側部とファンカバー80の端
部との間に比較的大きい隙間131を設け、この隙間1
31を遮蔽板132で塞ぐとともに、遮蔽板132に外
気を取入れる副入口133を形成する。
【0039】このとき、アウタロータ54よりも径内方
に副入口133を設けることにより、副入口133が遠
心ファン60の中心側に近づく。遠心ファン60の中心
側は負圧が大きいので、副入口133からの吸引性能は
大く、従って、副ファン63で、発電機50の内部空間
を介して、副入口133から冷却用外気を取入れること
ができる。エンジン40に遮蔽板132をボルト止めす
るとともに、遮蔽板132に多数の副入口133・・・を
形成した状態は、第5図に示している。
【0040】図8は本発明に係る冷却ファンの背面図で
あり、冷却ファン60が、円板状基盤61の背面に、多
数の主ファン(主羽根)62・・・を等ピッチで設けた遠
心ファンであることを示す。
【0041】図9は本発明に係る冷却ファンの正面図で
あり、冷却ファン60が、円板状基盤61の正面に、2
枚1組の副ファン(副羽根)63・・・を4組設けた遠心
ファンであることを示す。
【0042】図10は図8の10−10線断面図であ
り、断面視偏平したコーン状の円板状基盤61の背面に
主ファン62・・・を設けたことを示す。64は冷却ファ
ン取付ボスである。
【0043】図11は図9の11−11線断面図であ
り、円板状基盤61を部分的に背面側へ屈曲させ、この
屈曲部分の正面に副ファン63を設けたことを示す。主
ファン62は、背面側の空気を中心部分から吸引し、基
盤61の背面に沿って遠心方向へ吐出する空気流を形成
するものである。副ファン63は、正面側の空気を中心
部分から吸引し、基盤61の正面に沿って遠心方向へ吐
出する空気流を形成するものである。
【0044】図12は本発明に係るエンジン発電機の平
面図であり、平面視で、燃料タンク90にマフラ102
を隣接させて、すなわち横に並べて配置し、マフラ10
2の上部を遮熱カバー121で覆い、燃料タンク90並
びに遮熱カバー121を一対の支持メンバ(前部・後部
支持メンバ127,128)間に掛け渡して取付けるこ
とにより、これらの燃料タンク90並びに遮熱カバー1
21によって、パイプフレーム11で囲んだスペースS
の上方全体をほぼ覆うようにしたことを示す。なお、9
1は給油口、92は給油口用キャップ、93は油面計で
ある。
【0045】図13は本発明に係るエンジン発電機の右
側面図であり、エンジン40で、排気管101並びにス
テー105を介してマフラ102を支持したこと、及
び、エンジン40のシリンダ45並びにシリンダヘッド
46を上下のシュラウド111,111によって覆った
ことを示す。
【0046】図14は本発明に係るエンジン発電機の左
側面図であり、エンジン発電機10の左側部且つ前部に
リコイルスタータ70の始動ハンドル73を配置し、エ
ンジン発電機10の左側部且つ後部にエアクリーナ14
1を配置したことを示す。
【0047】図15は本発明に係るエンジン発電機の背
面図であり、シリンダヘッド46に排気管101を介し
てマフラ102を取付けたこと、及び、後部フレーム1
3の垂直部13a,13a間に後部支持メンバ128を
ボルト止めしたことを示す。
【0048】次に、上記構成のエンジン発電機の作用を
説明する。図16は本発明に係るエンジン発電機の作用
説明図(その1)である。エンジン40を駆動すると、
エンジン出力軸41がアウタロータ54を回転させるこ
とにより、発電機50は発電を開始する。
【0049】また、磁石回転子としてのアウタロータ5
4とともに冷却ファン60が回転するので、冷却ファン
60の主ファン62は、リコイルスタータ用カバー71
の通風孔71a・・・,71b・・・やファンカバー80の吸
気スリット82・・・から外気W1を吸引する。吸引され
た外気W1は、ファンカバー80内を流れて、主ファン
62の遠心力により径外方へ放出され、冷却通路86を
通過することにより発電機50並びにファンカバー80
を冷却し、その後、エンジン40側の吐出口87から冷
却風として流出する。流出した冷却風W1はシュラウド
111に入って、エンジン冷却風通路112を通過する
ことによりエンジン40の外表面を冷却し、その後に大
気へ放出する。エンジン冷却風通路112を流れる冷却
風W1は、発電機50を冷却しただけの比較的低温の空
気であるから、エンジン40の外表面を効率良く十分に
冷却することができる。
【0050】このように、ファンカバー80のうち、入
口81部分の端面に吸気スリット82・・・を形成し、こ
れらの吸気スリット82・・・から外気を取入れるように
したので、入口81部分にリコイルスタータ70を取付
けたにもかかわらず、吸気スリット82・・・から、冷却
に必要な外気を十分に取入れることができる。
【0051】一方、エンジン冷却風通路112をエアガ
イド部113で上方へ分岐させることによって、ファン
カバー80から流出した冷却風W1の一部を積極的に効
率良く分流させた。エアガイド部113に沿って分流し
方向転換した冷却風W1の一部は、第1・第2分岐冷却
風通路122,124へ入る。
【0052】詳しくは、冷却風W1は、インナカバー1
23に沿って第1分岐冷却風通路122を流れることに
より、マフラ102の外表面を冷却する。さらに冷却風
W1は、アウタカバー125に沿って第2分岐冷却風通
路124にも流れ、インナカバー123の外表面を冷却
する。第2分岐冷却風通路124を流れる冷却風W1
は、インナカバー123側から伝わる熱を遮るための遮
熱空気層、すなわち、エアカーテンの役割を果たす。こ
のように、二重の分岐冷却風通路122,124を冷却
風W1が流れるので、アウタカバー125の外表面温度
を十分低下させることができる。
【0053】第1・第2分岐冷却風通路122,124
を流れる冷却風W1は、発電機50を冷却しただけの比
較的低温の空気であるから、マフラ102の外表面を効
率良く十分に冷却することができる。マフラ102冷却
した後の冷却風W1は、大気へ放出する。
【0054】このように、マフラ102の上部並びに側
部を遮熱カバー121で覆うことにより、マフラ102
から燃料タンク90への輻射熱を低減させた。また、燃
料タンク90とマフラ102との間に流れる冷却風W1
によって両者間の熱を遮るエアカーテンを形成すること
ができる。さらに、マフラ冷却風通路126を冷却風W
1が通るので、遮熱カバー121の外表面温度は低い。
このような遮熱カバー121でマフラ102を覆ったの
で、平面視で、燃料タンク90に隣接させても、マフラ
102から燃料タンク90への熱的な悪影響を抑制する
ことができる。
【0055】このため、大容量の燃料タンク90やマフ
ラ102を隣接させて配置することができ、大容量のマ
フラ102を採用することで、エンジン排気音を大幅に
低減することが可能となる。
【0056】図17は本発明に係るエンジン発電機の作
用説明図(その2)である。冷却ファン60の副ファン
63は、遮蔽板132の副入口133・・・から外気W2
を吸引する。吸引された外気W2は、アウタロータ54
内へ流れ、ステータコア51・・・及びコイル52・・・を冷
却した後に、アウタロータ54の底壁に開いた通風孔5
4a・・・から副ファン63へ到達する。この冷却風W2
は、副ファン63の遠心力により径外方へ放出され、主
ファン62から放出された冷却風W1に合流する。
【0057】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、発電機にエンジンと反対側で遠心フ
ァンを取付け、これら発電機及び遠心ファンをエンジン
出力軸の方向に延びる概ね筒状のファンカバーで覆い、
このファンカバーの反エンジン側開口を遠心ファンにて
外気を取入れるための主入口とし、ファンカバーをエン
ジン近傍まで延してそのエンジン側に所定の隙間を設
け、この隙間を遠心ファンにて外気を取入れるための副
入口とすることにより、遠心ファンによって主入口から
取入れた外気、並びに、遠心ファンによって副入口から
取入れて発電機を冷却した後の冷却風にてエンジンを冷
却するように構成したので、エンジン並びに発電機を冷
却する構成が簡単になる。
【0058】請求項2は、遠心ファンが、主入口から取
入れた外気をエンジン側へ吐出する主ファンと、副入口
から発電機を通って取入れた外気をエンジン側へ吐出す
る副ファンとを、一体に形成した両面ファンであるの
で、エンジンと発電機の両方を1個の遠心ファンで冷却
することができ、部品数を少なくすることができる。
【0059】請求項3は、発電機を、アウタロータに磁
石を備えたアウタロータ型多極磁石発電機とし、比較的
大径で剛性が大きいアウタロータに遠心ファンを一体的
に取付けたので、大径の遠心ファンを簡単な構成で確実
に取付けることができる。大径の遠心ファンであるか
ら、エンジンや発電機を冷却するのに十分な風量を得る
ことができる。
【0060】請求項4は、アウタロータよりも径内方に
副入口を設けたので、副入口が遠心ファンの中心側に近
づく。遠心ファンの中心側は負圧が大きいので、副入口
からの吸引性能は大きい。従って、副ファンで発電機の
内部空間を介して、副入口から冷却用外気を取入れるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン発電機の斜視図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】本発明に係るエンジン発電ユニットの要部を断
面した正面図
【図4】ファンカバーをエンジンに取付けた状態を示す
斜視図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】本発明に係るマフラ並びに遮熱カバーの分解斜
視図
【図7】本発明に係るエンジン発電機の平面断面図
【図8】本発明に係る冷却ファンの背面図
【図9】本発明に係る冷却ファンの正面図
【図10】図8の10−10線断面図
【図11】図9の11−11線断面図
【図12】本発明に係るエンジン発電機の平面図
【図13】本発明に係るエンジン発電機の右側面図
【図14】本発明に係るエンジン発電機の左側面図
【図15】本発明に係るエンジン発電機の背面図
【図16】本発明に係るエンジン発電機の作用説明図
(その1)
【図17】本発明に係るエンジン発電機の作用説明図
(その2)
【符号の説明】
10…エンジン発電機、40…エンジン、41…エンジ
ン出力軸、45…エンジンのシリンダ、50…発電機
(アウタロータ型多極磁石発電機)、54…アウタロー
タ、55…永久磁石、60…遠心ファン(冷却ファ
ン)、62…主ファン、63…副ファン、80…ファン
カバー、81…主入口、102…マフラ、121…遮熱
カバー、126…空冷用空間(マフラ冷却風通路)、1
33…副入口。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン及びエンジンで駆動する発電機
    をエンジン出力軸の方向に並べて配置したエンジン発電
    機において、前記発電機にエンジンと反対側で遠心ファ
    ンを取付け、これら発電機及び遠心ファンをエンジン出
    力軸の方向に延びる概ね筒状のファンカバーで覆い、こ
    のファンカバーの反エンジン側開口を遠心ファンにて外
    気を取入れるための主入口とし、ファンカバーをエンジ
    ン近傍まで延してそのエンジン側に所定の隙間を設け、
    この隙間を遠心ファンにて外気を取入れるための副入口
    とすることにより、前記遠心ファンによって前記主入口
    から取入れた外気、並びに、前記遠心ファンによって前
    記副入口から取入れて発電機を冷却した後の冷却風にて
    エンジンを冷却するように構成したことを特徴とするエ
    ンジン発電機。
  2. 【請求項2】 前記遠心ファンは、前記主入口から取入
    れた外気を前記エンジン側へ吐出する主ファンと、前記
    副入口から前記発電機を通って取入れた外気をエンジン
    側へ吐出する副ファンとを、一体に形成した両面ファン
    であることを特徴とした請求項1記載のエンジン発電
    機。
  3. 【請求項3】 前記発電機を、アウタロータに磁石を備
    えたアウタロータ型多極磁石発電機とし、アウタロータ
    に前記遠心ファンを一体的に取付けたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のエンジン発電機。
  4. 【請求項4】 前記副入口を、アウタロータよりも径内
    方に設けたことを特徴とする請求項3記載のエンジン発
    電機。
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