JP2000337898A - 交通標識表示機能付ナビゲーションシステムおよび交通標識表示方法 - Google Patents

交通標識表示機能付ナビゲーションシステムおよび交通標識表示方法

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JP2000337898A JP14985499A JP14985499A JP2000337898A JP 2000337898 A JP2000337898 A JP 2000337898A JP 14985499 A JP14985499 A JP 14985499A JP 14985499 A JP14985499 A JP 14985499A JP 2000337898 A JP2000337898 A JP 2000337898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、交通標識の視認性が劣化して安全
性が低下した状況に対する運転安全性の向上を図る交通
標識表示機能付ナビゲーションシステムおよび交通標識
表示方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 VICSセンター側に設けられ不安全な
状況を判定して指示情報を流す手段と、車両側に設けら
れ受信した当該指示情報に基づいた交通標識情報の画像
を表示する交通標識表示手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATIS(Adv
anced Traffic Information
System:高度交通情報システム)に係り、特に
交通標識の視認性が劣化して安全性が低下した状況に対
する運転安全性の向上を図る交通標識表示機能付ナビゲ
ーションシステムおよび交通標識表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】VICSとは、特に、動的に変化する情
報を車両の使用者に提供するために、道路の随所に設置
されたセンサによって収集した道路情報や事故、工事、
渋滞等の交通情報、駐車場の空き情報等をFM放送やビ
ーコン等によって放送するものであり、道路交通情報通
信システム(Vehicle Information
and Communication System)
のことである。道路交通情報通信システム(VICS)
は、全世界的に発展中のITS(Intelligen
t Transport System)技術の一つと
しての道路交通情報の先駆的事業であるATIS(Ad
vanced Traffic Informatio
n System:高度交通情報システム)の一環でも
あり、近年急速な技術の進歩、発展が期待できる。
【0003】一方、カーナビゲーションは近年、急速に
技術が発展し、一般運転車への普及、液晶画面のワイド
化などの発展が見られる。液晶画面は、当初5インチ程
度の小画面が一般的であったが、現在6〜7インチのワ
イドな製品も普及してきた。
【0004】このような従来技術としては、例えば、特
開平5−20597号公報に記載(第1従来技術)のも
のがある。すなわち、第1従来技術は、運行を規制する
交通情報を交通標識の視認によって取得していたため見
落としすることが避けられず違反や交通事故を起こす原
因となっていたことを解決し、視覚のみに依存しない方
式を提供することを目的とするものであって、交通標識
の表示情報もしくは表示情報の内容を指定する指定情報
を電波もしくは超音波で送信する送信側を交通標識の設
置位置近傍もしくは設置位置間に少なくとも1つ配設
し、前記表示情報もしくは指定情報を受けて交通標識に
よって規制された表示内容を可聴音によって運転者に伝
える受信側を自動車に配設して成り、交通標識が、自動
車の運行に直接関係する運行規制を対象とする交通安全
システムである。このような交通安全システムは、運行
を規制する交通標識情報を運転者に伝える経路として、
従来の視覚に加えて聴覚による確認を提供することによ
り、交通標識の見落としによる違反や交通事故を著しく
減少させることができるといった効果が開示されてい
る。
【0005】また他の従来技術としては、例えば、特開
平10−327099号公報(第2従来技術)に記載の
ものがある。すなわち、第2従来技術は、メニュー画面
上で表題の選択結果を明瞭に表示することのできる道路
交通情報通信システム用の移動端末装置を提供すること
ことを目的とするものであって、受信した道路交通情報
のうち、いずれの道路交通情報を表示するかをメニュー
画面で選択するように構成された道路交通情報通信シス
テム用の移動端末装置において、メニュー画面は、所定
の背景色で表示される画面全体の背景と、背景色とは異
なる色の前景色で背景上に図形表示される複数行の表題
表示領域と、該表題表示領域の各々にキャラクタ列で表
示される表題とを含み、選択された表題は、非選択状態
のときからみてキャラクタ列の少なくとも一部分の背景
色が他の色に切り換わるように構成され、選択された表
題は、非選択状態のときからみてのキャラクタ列の少な
くとも一部分を表示する色も切り換わるように構成され
ている道路交通情報通信システム用の移動端末装置であ
る。このような道路交通情報通信システム用の移動端末
装置では、メニュー画面において表題を構成するキャラ
クタ列の少なくとも一部分は、それを表示する色、ある
いはその背景色が、選択された表題と非選択の表題との
間で明らかに相違するので、いずれが選択されたかを識
別しやすい。しかも、キャラクタ列のその他の部分は、
最初に設定されたとおり、表題表示領域の色に合わせた
見やすい色による表示のままであるため、選択された表
題の内容を明瞭に識別できるといった効果が開示されて
いる。
【0006】また他の従来技術としては、例えば、特開
平10−19588号公報(第3従来技術)に記載のも
のがある。すなわち、第3従来技術は、要求情報を送信
するとともに情報を受信する送受信機、ユーザの要求を
入力する操作部、地図画像を表示する表示部、および送
受信制御や表示制御を行う制御部を有するナビゲーショ
ン装置と、ナビゲーション装置の要求に応じて各種サー
ビスを行うナビゲーション情報送信システムとを備えた
ナビゲーションシステムにおいて、ナビゲーション情報
送信システムは、各プログラムを格納したプログラムデ
ータベースと、地図情報および道路情報を含む情報を格
納した地図道路情報データベースと、ナビゲーション装
置の要求に応じて、プログラムデータベース内のプログ
ラムもしくは交通情報、または、プログラムデータベー
ス内のプログラムおよび交通情報をナビゲーション装置
に供給する供給手段とを備えたナビゲーションシステム
である。このようなナビゲーションシステムによれば、
ナビゲーション情報送信システムが、プログラムデータ
ベース内のプログラムもしくは交通情報、または、プロ
グラムデータベース内のプログラムおよび交通情報をナ
ビゲーション装置に供給するように構成したので、ナビ
ゲーション装置が最新のプログラムを使用できるととも
に、ナビゲーション装置の構成が簡略化できるといった
効果が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現在、交通標識に関し
ては、路上に建てられた標識板のみである。この標識板
は一般車、スポーツカー、オープンカー、トラックなど
車種により、視点の高さにより、視覚位置が大きく異な
り認識しにくい場合がある。また、交通標識は夜間、雨
や霧で天候の悪いとき、認識しにくく、類似したものも
あり判断を誤る場合もある。しかしながら、従来技術
は、このような状況に十分対応できておらず、交通標識
の視認性が劣化して安全性が低下した状況に対するシス
テム側からの安全性向上策が不十分であるという問題点
があった。
【0008】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、交通標識の視認性
が劣化して安全性が低下した状況に対する運転安全性の
向上を図る交通標識表示機能付ナビゲーションシステム
および交通標識表示方法を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、交通標識の視認性が劣化して安全性が低下した
状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識表示機能
付ナビゲーションシステムであって、VICSセンター
側に設けられ不安全な状況を判定して指示情報を流す手
段と、車両側に設けられ受信した当該指示情報に基づい
た交通標識情報の画像を表示する交通標識表示手段を有
することを特徴とする交通標識表示機能付ナビゲーショ
ンシステムに存する。また請求項2に記載の発明の要旨
は、前記不安全な状況が気象状況であることを特徴とす
る請求項1に記載の交通標識表示機能付ナビゲーション
システムに存する。また請求項3に記載の発明の要旨
は、前記不安全な状況の判定を、交通監視に利用するゲ
ートの一方の端に発光装置を設けておきゲートのもう一
方の端で当該発光を観察し、一定基準の照度を下まわっ
た場合不安全と判定することを特徴とする請求項1に記
載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存す
る。また請求項4に記載の発明の要旨は、前記不安全な
状況の判定を、高度道路交通システムからの情報をVI
CSセンターで受けることができるようにし、当該高度
道路交通システムからの情報により判定することを特徴
とする請求項1に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
ョンシステムに存する。また請求項5に記載の発明の要
旨は、前記高度道路交通システムからの情報が、走行車
混雑度合い、走行速度、走行車重量測定等に使用する交
通監視用TV撮影機の明度、焦点距離、有視界範囲の劣
化等の情報であることを特徴とする請求項2に記載の交
通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存する。ま
た請求項6に記載の発明の要旨は、前記高度道路交通シ
ステムからの情報が、視界劣化に伴う小電力ミリ波レー
ダー、レーザー光線等を利用した車間距離維持システム
への切り替え情報であることを特徴とする請求項2に記
載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存す
る。また請求項7に記載の発明の要旨は、前記交通標識
表示手段は、通常のナビゲーション画面を表示する手段
と、同じディスプレイの画面を分割して前記交通標識情
報を表示する手段を有することを特徴とする請求項1乃
至6のいずれか一項に記載の交通標識表示機能付ナビゲ
ーションシステムに存する。また請求項8に記載の発明
の要旨は、前記交通標識表示手段は、通常のナビゲーシ
ョン画面を表示する手段と、前記交通標識情報を表示す
る手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいず
れか一項に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシ
ステムに存する。また請求項9に記載の発明の要旨は、
前記交通標識情報の表示をVICS情報の中の指示に基
づいて実行する手段を有することを特徴とする請求項7
または8に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシ
ステムに存する。また請求項10に記載の発明の要旨
は、前記交通標識情報の表示を気象状況を基に独自に判
定して実行する手段を有することを特徴とする請求項3
乃至5のいずれか一項に記載の交通標識表示機能付ナビ
ゲーションシステムに存する。また請求項11に記載の
発明の要旨は、前記VICSセンターが交通標識の視認
性が劣ると判断される地域のVICS情報に前記交通標
識情報を付加して流すとともに、当該交通標識情報への
切り替え指示情報を流す手段を有することを特徴とする
請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーション
システムに存する。また請求項12に記載の発明の要旨
は、前記交通標識表示手段がGPSおよびVICS情報
を受信可能なナビゲーションシステムに設けられ、前記
交通標識情報および前記交通標識情報への切り替え指示
情報を受信した場合に前記交通標識表示手段に地図画面
および標識画面を切り分けて掲示するように構成されて
いることを特徴とする請求項10に記載の交通標識表示
機能付ナビゲーションシステムに存する。また請求項1
3に記載の発明の要旨は、GPSおよびVICS情報を
受信可能なナビゲーションシステムに表示用のデバイス
を2つ以上設け、前記交通標識情報および前記交通標識
情報への切り替え指示情報を受信した場合に前記交通標
識表示手段の一つに前記交通標識情報を表示するように
構成されていることを特徴とする請求項10に記載の交
通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存する。ま
た請求項14に記載の発明の要旨は、前記交通標識表示
手段が、速度制限情報の表示部分とその他の前記交通標
識情報の表示部分とに分割されていることを特徴とする
請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーション
システムに存する。また請求項15に記載の発明の要旨
は、前記交通標識情報は、位置または範囲情報、交通標
識のイメージ情報、制定年月日情報および緊急変更情報
を少なくとも含むことを特徴とする請求項10に記載の
交通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存する。
また請求項16に記載の発明の要旨は、受信した緊急変
更情報が速度制限標識の情報であるときに、変更した速
度制限を示す標識を前記交通標識表示手段に表示するよ
うに構成されていることを特徴とする請求項10に記載
の交通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存す
る。また請求項17に記載の発明の要旨は、一時停止標
識などの情報を受信した場合に、自位置との距離を自動
計算するとともに、あらかじめ決められた距離に車両が
接近した際に当該受信した一時停止標識などの情報を前
記交通標識表示手段に表示して運転者や同乗者に警告を
発するように構成されていることを特徴とする請求項1
0に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステム
に存する。また請求項18に記載の発明の要旨は、VI
CS路上局が担当する特定地域の地図情報をVICS情
報に重畳させて流すように構成されていることを特徴と
する請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
ョンシステムに存する。また請求項19に記載の発明の
要旨は、特定地域の地図情報を受信した場合に制定年月
日情報を確認するとともに、自地図における当該特定地
域の情報が古いときに当該自地図情報を更新して保存す
るように構成されていることを特徴とする請求項6に記
載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステムに存す
る。また請求項20に記載の発明の要旨は、前記交通標
識情報を受信した場合に制定年月日情報を確認するとと
もに、自前記交通標識情報が古いときに当該自前記交通
標識情報を更新して保存するように構成されていること
を特徴とする請求項10に記載の交通標識表示機能付ナ
ビゲーションシステムに存する。また請求項21に記載
の発明の要旨は、前記交通標識情報への切り替え指示情
報がない場合に視認性を判定するとともに、視認性が劣
ると判断できるレベルを越えた場合に自動的に前記交通
標識情報を表示するように構成されていることを特徴と
する請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
ョンシステムに存する。また請求項22に記載の発明の
要旨は、交通標識の視認性が劣化して安全性が低下した
状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識表示機能
付ナビゲーションシステムであって、自車両の位置・方
位を知るためのGPSアンテナを有するGPS受信機
と、自律航法実行のために自車両の位置・方位を知るた
めの距離センサおよび角度センサを備えている自律航法
センサと、自車両の方位を知るための方位センサと、地
図情報を表示するためにデータベースが記録されている
記録装置から地図情報を読み取る地図情報読取装置と、
地図情報や自車両の位置および/または誘導経路を表示
する表示部と、合成音声等で案内をするオーディオ部
と、VICS情報を受信可能なVICS情報アンテナを
備えたVICS受信機と、画像描画・合成およびナビゲ
ーション機能をコントロールして前記表示部または前記
オーディオ部に出力する前記ナビゲーション処理・コン
トロール部を有することを特徴とする請求項1乃至21
のいずれか一項に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
ョンシステムに存する。また請求項23に記載の発明の
要旨は、交通標識の視認性が劣化して安全性が低下した
状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識表示方法
であって、VICSセンターが不安全な状況を判定して
指示情報を流す工程と、車両側で当該指示情報に基づい
た交通標識の画像を表示する工程を有することを特徴と
する交通標識表示方法に存する。また請求項24に記載
の発明の要旨は、前記不安全な状況が気象状況であるこ
とを特徴とする請求項23に記載の交通標識表示方法に
存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に示す各実施の形態は、以下
に掲げる特徴を有する。まず第1の特徴は、VICSセ
ンター1が交通標識の視認性が劣ると判断される地域の
VICS情報をコントロールし、交通標識情報を流すと
同時に交通標識情報への切り替え指示情報を流すことが
できることである。また第2の特徴は、GPS(Glo
balPositioning System:全世界
測位システム)とVICS情報を受信可能なナビゲーシ
ョンシステムにて、上記交通標識情報および交通標識情
報への切り替え指示情報を受信した場合にカーナビゲー
ションの表示部に(後述する図3に示すように)地図画
面および標識画面を切り分けて掲示できることである。
従来においては地図情報に交通情報を重ねて表示したり
三次元表示したりするアイディア、ディスプレイの下方
等の所定位置に文字情報として表示するアイディアはあ
った。また第3の特徴は、表示用のデバイスを2つ以上
設け、GPS(Global Positioning
System:全世界測位システム)とVICS情報
を受信可能なナビゲーションシステムにて、上記交通標
識情報および交通標識情報への切り替え指示情報を受信
した場合に表示部の一つに交通標識情報を表示できるこ
とである。また第4の特徴は、表示部が速度制限情報の
表示部分とその他の交通標識情報の表示部分とに分割さ
れていることである。また第5の特徴は、視認性が悪く
交通標識の確認が良くできない場合や気づかない場合で
も交通情報表示が速度制限情報とその他の交通標識情報
とに分割されてカーナビゲーションの表示部に表示され
るので、安全性が確保できることである。また第6の特
徴は、交通標識情報は、位置または範囲情報、交通標識
のイメージ情報、制定年月日情報および緊急変更情報を
少なくとも含むことである。また第7の特徴は、受信し
た緊急変更情報が速度制限標識の情報であるときに、変
更した速度制限を示す標識をカーナビゲーションの表示
部に表示できることである。また第8の特徴は、一時停
止標識などの情報を受信した場合に、自位置との距離を
自動計算し、200メートル手前または100メートル
手前などあらかじめ決められた距離に車両が接近した際
に当該受信した一時停止標識などの情報をカーナビゲー
ションの表示部に表示して運転者や同乗者に警告を発す
ることができることである。また第9の特徴は、VIC
S路上局が担当する特定地域の地図情報をVICS情報
に重畳させて流せることである。また第10の特徴は、
特定地域の地図情報を受信した場合に制定年月日情報を
確認するとともに、自地図における当該特定地域の情報
が古いときに当該自地図情報を更新して保存できること
である。また第11の特徴は、交通標識情報を受信した
場合に制定年月日情報を確認するとともに、自交通標識
情報が古いときに当該自交通標識情報を更新して保存で
きることである。そして第12の特徴は、交通標識情報
への切り替え指示情報がない場合であっても、車外の明
るさを検出したり、雨が降っていることを検出したりす
ることで視認性を判定するとともに、視認性が劣ると判
断できるレベルを越えた場合に自動的に交通標識情報を
表示できることである。以下、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0011】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態にかかる交通標識表示機能付ナビゲーショ
ンシステム100(後述)の概念図である。図1におい
て、1はVICSセンター、2はVICS路上局、3は
車両、4はGPS衛星を示している。図1を参照する
と、道路にはVICSセンター1でコントロールされる
とともに、VICS情報を送出するVICS路上局2が
設置されており、本実施の形態の交通標識表示機能付ナ
ビゲーションシステム100を搭載した車両3は、VI
CSセンター1からのVICS情報およびGPS(Gl
obal Positioning System:全
地球測位システム)衛星4からのGPS情報を受信でき
るように構成されている。
【0012】図2は本発明の第1の実施の形態にかかる
交通標識表示機能付ナビゲーションシステム100を説
明するためのシステム構成図である。図2において、1
1はGPSアンテナ、12はGPS受信機、13は距離
センサ、14は角度センサ、15は自律航法センサ、1
6は方位センサ、17は地図情報読取装置、18は表示
部、19はオーディオ部、20はVICS情報アンテ
ナ、21はVICS受信機、22はナビゲーション処理
・コントロール部、100は交通標識表示機能付ナビゲ
ーションシステムを示している。図2を参照すると、車
両3に搭載可能な本実施の形態の交通標識表示機能付ナ
ビゲーションシステム100は、自車両の位置・方位を
知るためのGPSアンテナ11を有するGPS受信機1
2と、距離センサ13および角度センサ14を備えてい
る自律航法センサ15と、方位センサ16と、地図情報
を表示するためにデータベースが記録されているCD−
ROM等の地図情報の記録装置から地図情報を読み取る
地図情報読取装置17と、地図情報や自車両の位置、誘
導経路等を表示する機能を有しCRT(ブラウン管)や
液晶ディスプレイ等の表示手段を備えた表示部18(交
通標識表示手段)と、合成音声等で案内をするオーディ
オ部19と、VICS情報を受信可能なVICS情報ア
ンテナ20を備えたVICS受信機21と、CPUやメ
モリを中心にして構成され画像描画・合成およびナビゲ
ーション機能をコントロールして表示部18(交通標識
表示手段)またはオーディオ部19に出力するナビゲー
ション処理・コントロール部22を備えている。
【0013】本実施の形態で使用する地図情報は、交通
標識情報を独立で読み出すことができるデータベースを
含み、交通標識情報は、標識の形状やデザインの情報、
位置情報、範囲情報を少なくとも含んでいる。特に一時
停止標識の場合は、表示範囲情報と適用車両進行方向情
報が交通標識情報に付加されている。
【0014】本実施の形態の交通標識表示機能付ナビゲ
ーションシステム100では、CD−ROM等の地図情
報読取装置17から地図情報を読み取り、GPS受信機
12からの位置情報、自律航法センサ15および方位セ
ンサ16により、ナビゲーション処理・コントロール部
22で自車両位置を計算し、表示部18(交通標識表示
手段)に自車両の位置を地図表示中に表示し、また、V
ICS受信機21からのVICS情報をナビゲーション
処理・コントロール部22で処理し表示部18(交通標
識表示手段)に重畳して表示したり、必要に応じてオー
ディオ部19を介した音声による案内等の各種ナビゲー
ションサービスを行う機能を有している。
【0015】次に交通標識表示機能付ナビゲーションシ
ステム100の動作(交通標識表示方法)について説明
する。図3は本発明の第1の実施の形態にかかる交通標
識表示方法のVICSセンター1側の動作を説明するた
めのフローチャートである。図3を参照すると、まず最
初に、VICSセンター1にて情報収集および分析を行
い(ステップS1)、危険レベルの判定を行う(ステッ
プS2)。このとき、天候不順(例えば、降雨や降雪、
濃霧など)な地帯もしくは夜間運転地域または交通事故
が多発しやすい地帯での車両の運転時に運転環境に変化
が生じ、運転の危険レベルがあらかじめ設定した危険レ
ベルを越えた場合(ステップS2のYES)、VICS
情報の放送で通常のVICS放送から当該地域の交通標
識掲示に切り替える旨を指示し(ステップS3)、交通
標識掲示指示を含む情報をVICS路上局2へ送出する
(ステップS4)。上記危険レベル判定(ステップ2)
で危険レベルを越えない場合は(ステップS2のN
O)、通常表示を行うよう指示し(ステップS5)、V
ICS路上局2へ通常情報を送出する(ステップS
6)。
【0016】次に、車両3側の動作について図2、図4
のフローチャート、図5および図6を用いて説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態にかかる交通標識表示
方法の車両3側の動作を説明するためのフローチャー
ト、図5は表示部18(交通標識表示手段)における分
割表示例、図6は表示部18(交通標識表示手段)で速
度制限標識も同時表示した分割表示例である。図4を参
照すると、まず最初に、VICS情報を受信し(ステッ
プS11)、VICS受信機21が上記交通標識掲示に
切り替える旨の指示を受信した場合(ステップS12の
「交通標識掲示指示」)、ナビゲーション処理・コント
ロール部22が画像処理を実行するとともに、図5に示
すように表示部18(交通標識表示手段)を交通標識表
示部211と通常表示部212の2つに分割して、交通
標識表示部211に交通標識表示を表示するとともに、
通常表示部212に従来と同様のナビゲーション表示を
実行する(ステップS14)。一方、VICS受信機2
1が通常表示を行う旨の指示を受信した場合(ステップ
S12の「通常指示」)、表示部18(交通標識表示手
段)は通常表示を実行する(ステップS13)。
【0017】交通標識表示部211へは、通常速度制限
標識を表示するが、一時停止標識などが接近した場合に
は一時停止標識を切り替え表示できる。当該一時停止標
識が進行方向にあり当該一時停止標識と自車両が一定の
距離に近づいた時点から一時停止標識への切り替え表示
を実行する。特に当該切り替え表示対象の一時停止標識
が範囲情報を含んでいる場合は当該範囲情報で指定され
ている範囲内を自車両が存在している時間帯のみ当該範
囲情報を表示する。また、一時停止標識の場合は、前述
の一定の距離に近づいた時点から車両3が一時停止して
再び動き出すまで、または当該一時停止標識からあらか
じめ決められた距離まで車両3が遠ざかるまで当該一時
停止標識を表示する。また、一時停止標識の場合は、地
図情報にある表示範囲情報と適用車両進行方向情報を基
に表示してもよい。
【0018】すなわち、表示部18(交通標識表示手
段)では、自車両位置と地図情報を基に読み取った交通
標識との距離を計算し、自車両と当該交通標識との距離
があらかじめ決められた距離となり、かつ、当該交通標
識が自車両の進行方向であるかを判定する処理回路によ
り進行方向にあると推定されるケースにおいて当該交通
標識を表示するようにする。
【0019】また、速度制限標識も同時表示する場合
は、図6に示すように表示部18(交通標識表示手段)
を2つの交通標識表示部211,211と通常表示部2
12の3つに分割して、第1の交通標識表示部211に
交通標識表示(一時停止)を表示し第2の交通標識表示
部211に当該速度制限標識(時速制限5km/h)を
表示するとともに、通常表示部212に従来と同様のナ
ビゲーション表示を実行する(ステップS14)。例え
ば、表示部18(交通標識表示手段)の左下半分の部分
の第2の交通標識表示部211には、図6のように、自
車両の位置情報および地図情報を基に自車両が現在走行
している道路の速度制限標識を常に表示するようにす
る。地図情報には速度制限標識の範囲情報もあるので、
常に自車両の走行中の道路の速度制限標識(図面では、
時速制限5km/h)を表示することができる。なお、
一時停止等危険を表示する交通標識の場合は、オーディ
オ部19で音声合成回路等を利用して、警告メッセージ
をアナウンスしてもよい。
【0020】以上説明したように第1の実施の形態によ
れば、天候不順(降雨、降雪、濃霧など)な地帯、また
は夜間等で視認性が悪く交通標識の確認が良くできない
場合や気づかない場合でも、交通標識表示機能付ナビゲ
ーションシステム100(所謂、カーナビゲーション)
の表示部18(交通標識表示手段)に通常のナビゲーシ
ョン画面とは分割表示されるので安全性が確保できるよ
うになるといった効果を奏する。
【0021】(第2の実施の形態)図7は本発明の第2
の実施の形態にかかる交通標識表示方法のVICSセン
ター1側の動作を説明するためのフローチャートであ
る。なお、第1の実施の形態において既に記述したもの
と同一の部分については、同一符号を付し、重複した説
明は省略する。図7を参照すると、第2の実施の形態
は、基本的構成は第1の実施の形態と同様であり、まず
最初に、VICSセンター1にて情報収集および分析を
行い(ステップS21)、危険レベルの判定を行い(ス
テップS22)、上記危険レベル判定(ステップ22)
で危険レベルを越えている場合は(ステップS22の
「危険」)、交通標識の変更、例えば、制限速度の規制
などをVICSセンター1側にて行う場合に、図7のフ
ローチャート(ステップS21〜S29)に示すように
制限スピード変更の要・不要を判定し(ステップS2
3)、要の場合(ステップS23の「要」)は変更後の
速度制限情報を流すと同時に「交通標識掲示指示および
速度規制掲示指示」(ステップS26)を行い、VIC
S路上局2から交通標識掲示指示および速度規制指示を
含む情報(この情報には変更後の速度制限情報も含まれ
る)を電波またはビーコンにて送出し(ステップS2
7)、不要の場合(ステップS23の「不要」)は交通
標識掲示指示を含む情報をVICS路上局2へ送出し
(ステップS24)、VICS路上局2へ通常情報を送
出する(ステップS25)。上記危険レベル判定(ステ
ップ22)で危険レベルを越えない場合は(ステップS
22の「危険でない」)、通常表示を行うよう指示し
(ステップ28)、VICS路上局2へ通常情報を送出
する(ステップS29)。
【0022】図8は本発明の第2の実施の形態にかかる
交通標識表示方法の車両3側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。図8を参照すると、第2の実施の
形態において、電波またはビーコンにて送出する情報を
ステップS27実行時にVICS受信機21にて受信
(ステップS31)した車両3側は、指示情報を判定し
(ステップS32)、速度規制指示を含む場合は(ステ
ップS32の「交通標識掲示および速度規制指示」)、
分割表示し、交通標識を表示部18(交通標識表示手
段)に優先的に変更後の速度規制情報を表示する(ステ
ップS35)。なお、上記第1の実施の形態で、2つの
交通標識を表示できるようにしてある場合であれば、第
2の交通標識表示部211の表示形態を規制の速度標識
に変更することで対応できる。
【0023】一方、VICS受信機21が上記交通標識
掲示に切り替える旨の指示を受信した場合(ステップS
32の「交通標識掲示指示」)、ナビゲーション処理・
コントロール部22が画像処理を実行するとともに、表
示部18(交通標識表示手段)を交通標識表示部211
と通常表示部212の2つに分割して前述の図5に示す
ように、交通標識表示部211に交通標識表示を表示す
るとともに、通常表示部212に従来と同様のナビゲー
ション表示を実行する(ステップS34)。また、VI
CS受信機21が通常表示を行う旨の指示を受信した場
合(ステップS32の「通常指示」)、表示部18(交
通標識表示手段)は通常表示を実行する(ステップS3
3)。
【0024】以上説明したように第2の実施の形態によ
れば、第1の実施の形態に記載の効果に加えて、VIC
Sセンター1からの速度制限規制情報も交通標識の画像
で確認することができるようになるので、さらに安全性
が確保できるようになるといった効果を奏する。
【0025】(第3の実施の形態)図9は本発明の第3
の実施の形態にかかる交通標識表示機能付ナビゲーショ
ンシステム100を説明するためのシステム構成図であ
る。なお、上記実施の形態において既に記述したものと
同一の部分については、同一符号を付し、重複した説明
は省略する。図9において、11はGPSアンテナ、1
2はGPS受信機、13は距離センサ、14は角度セン
サ、15は自律航法センサ、16は方位センサ、417
は地図情報読取・書込装置、18は表示部、19はオー
ディオ部、20はVICS情報アンテナ、21はVIC
S受信機、22はナビゲーション処理・コントロール
部、100は交通標識表示機能付ナビゲーションシステ
ムを示している。図9を参照すると、第3の実施の形態
は、上記実施の形態の地図情報読取装置17に代えて、
地図情報を表示するためにデータベースが記録されてい
るICカード等の地図情報の記録装置から地図情報を読
み取るとともに、地図情報を随時更新できる地図情報読
取・書込装置417を設け、地図情報を所定の大きさの
セグメントに分割して当該セグメントのそれぞれに制定
年月日情報を付加するとともに、交通標識情報のひとつ
ひとつにも制定年月日情報を付加している点に特徴を有
している。このような地図情報が記録された媒体(具体
的には、半導体メモリカード等のICカード)は、デー
タの読み出し・書き込みが可能であり、例えば、図9に
示すように、地図情報読取・書込装置417により読み
取り・書き込みができるものとする。
【0026】道路や交通標識は、新しくできたり変更さ
れたりする場合があるが、そのような場合、交通標識表
示機能付ナビゲーションシステム100に使用している
データベースを常に最新バージョンとするメンテナンス
が必要であり煩わしいという欠点がある。本実施の形態
では、このような煩わしさを解消したナビゲーションシ
ステムを提供するものである。
【0027】具体的には、VICSセンター1から適宜
VICS路上局2に対して、交通標識情報を含む該当地
域の地図情報を保持しているセグメントのそれぞれに最
新の制定年月日情報を送出するよう指示を行う。これに
応じて、VICS路上局2より当該最新の制定年月日情
報を受信した車両3側では、当該最新の制定年月日情報
と自システムに持っている地図情報の制定年月日情報と
を比較して当該最新の制定年月日情報が新しいものであ
れば新しくなったセグメント部分のみ(または新しくな
った交通標識情報のみ)その情報に自動的に書き換え
る。
【0028】以上説明したように第3の実施の形態によ
れば、上記実施の形態に記載の効果に加えて、常に最新
の地図情報を自らの交通標識表示機能付ナビゲーション
システム100に取り入れることができるので、自分で
メンテナンスをしなければならないという煩わしさがな
く、安全も確保できるという効果を奏する。
【0029】(第4の実施の形態)次に、第4の実施の
形態を説明する。なお、上記実施の形態において既に記
述したものと同一の部分については、同一符号を付し、
重複した説明は省略する。本発明の他の実施の形態とし
て、その基本的構成は上記実施の形態の通りであるが、
VICSセンター1側の判定に依らず、自車両自体で天
候不順や夜間等周囲状況の判定を行うモード切り替えを
備えている点に特徴を有している。特に図には示さない
が、天候不順や夜間等周囲状況の判定のためのセンサと
して、例えば、周囲の明るさの判定に太陽電池を備えた
り、降雨の判定にワイパーのスイープ速度(フロントガ
ラスのクリーニングのための遅いスピードは除外される
ようにする)に連動させておいたりしても良い。また、
運転者が判定して、交通標識表示モードに切り替え可能
としても良い。
【0030】すなわち、第4の実施の形態によれば、上
記実施の形態に記載の効果に加えて、VICSセンター
1で検出できない局地的な危険状況にも対応できるので
さらに安全性が確保できる効果を奏する。
【0031】(第5の実施の形態)次に、第5の実施の
形態を説明する。なお、上記実施の形態において既に記
述したものと同一の部分については、同一符号を付し、
重複した説明は省略する。本発明の他の実施の形態とし
て、その基本的構成は上記実施の形態の通りであるが、
交通標識表示機能付ナビゲーションシステム100の表
示部18(交通標識表示手段)を分割ではなく、ディス
プレイとして2つ以上備えている点に特徴を有してい
る。
【0032】すなわち、第5の実施の形態によれば、上
記実施の形態に記載の効果に加えて、このように構成す
ることにより、交通標識表示用のディスプレイを好みの
見やすい場所に設置可能とすることができ、交通標識表
示用のディスプレイをヘッドアップディスプレイとし
て、フロントガラスに投影し、さらに見やすくすること
もできる。また交通標識画面が見やすくなり、視認性が
良くなるのでさらに安全性が確保できる効果を奏する。
【0033】(第6の実施の形態)上記各実施の形態で
は、図10、図12に示すような交通監視用TV撮影機
50を用いることができる。また図13に示すように、
発光装置54(図13参照)からの発光照度を測定する
照度測定器58(図13参照)を用いたゲート52間照
度劣化情報の利用のための交通監視に利用するゲート5
2(図11乃至14参照)を用いることができる。ここ
で、交通監視に利用するゲート52とは高速道路、国道
などに既に設置されているゲート52を意味する。本実
施の形態では、ゲート52の片端の、トラックなど高さ
のあるものも避けられる高さに発光装置を設け、ここか
ら発する光をもう一方の端で観測し、一定基準の照度を
下回った場合、霧、雨、雪、煙、砂ホコリ等によるもの
と推定し、不安全な状況と判定できる。なお、同一ゲー
ト52のみでなく、設置距離が短ければ前後のゲート5
2間でも利用可能である。図12は交通監視用TV撮影
機50を利用した交通標識表示機能付ナビゲーションシ
ステム100を示している。図12に示す交通標識表示
機能付ナビゲーションシステム100は、近年増設見込
みの交通監視用TV撮影機50(通常は走行車混雑度合
い、走行速度、走行車重量測定に使用する)より、天候
状況の変化に依存する明度、焦点距離、有視界範囲の劣
化等の測定情報(一定基準以下時アラーム)を得、VI
CSセンター1側で交通標識視認性劣化を判定し、道路
沿いに建てたVICS路上局2により交通標識情報を流
す。交通監視用TV撮影機50はセンター(または支
局)からコントロールし、上下、左右回転により対象物
焦点と合わす機能をもち、焦点距離はオートフォーカス
セットしてある。この交通監視用TV撮影機50の焦点
距離が天候条件(霧、雨、雪、煙、砂ホコリ等)により
短くなった場合を想定する。また、有視界範囲の劣化と
は左右回転で広幅道路の一方向の焦点距離が短くなった
場合(すなわち道路内の一部分が視認不可能)を想定す
る。明度は、暗くなれば不安全と考える。また本実施の
形態では、車間距離維持システムへの切り替え情報の利
用自動車側有視界からレーダー、レーザー光線などによ
る前車との車間距離維持のための手段切り替え情報を利
用できる。自動車製造業、通信業界が高度交通システム
(ITS)で開発中の有視界劣化時の対応技術(例:通
常時CCD(デジタル)カメラ(図14参照)による前
車との有視界車間距離測定に対し、天候状況の変化など
により、明度、焦点距離、有視界範囲の劣化→小電力ミ
リ波レーダー、レーザー光線など視界劣化に対応する前
車との車間距離測定自動切り替え)を利用し、例表示の
ように小電力ミリ波レーダー、レーザー光線などへ自動
切り替えに伴い、警察庁が管理している光ビーコン(双
方向利用可能)へ切り替え信号送付を義務付け、または
協力依頼し、これを受けた道路沿いの光ビーコン感光装
置56(図14)からVICSセンター1へ視界劣化情
報として送出する。ITS開発のうち、光ビーコンの開
発、管理は警察庁が担当、実施する。混雑度などを測定
するための一方利用だったが、この光ビーコンは、本
来、投・受光機として双方向通信の機能を備えている。
なお、双方向通信は近々(99年度または2000年
度)事故通信などに実施される見込みである。なお、本
発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思
想の範囲内において、各実施形態は適宜変更され得るこ
とは明らかである。また上記構成部材の数、位置、形状
等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上
で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、
各図において、同一構成要素には同一符号を付してい
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、天候不順(降雨、降雪、濃霧など)な地帯、または
夜間等で視認性が悪く交通標識の確認が良くできない場
合や気づかない場合でも、交通標識表示機能付ナビゲー
ションシステム(所謂、カーナビゲーション)の表示部
に通常のナビゲーション画面とは分割表示されるので安
全性が確保できるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる交通標識表
示機能付ナビゲーションシステムの概念図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる交通標識表
示機能付ナビゲーションシステムを説明するためのシス
テム構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる交通標識表
示方法のVICSセンター側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる交通標識表
示方法の車両側の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】表示部における分割表示例である。
【図6】表示部で速度制限標識も同時表示した分割表示
例である。
【図7】本発明の第2の実施の形態にかかる交通標識表
示方法のVICSセンター側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施の形態にかかる交通標識表
示方法の車両側の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図9】本発明の第3の実施の形態にかかる交通標識表
示機能付ナビゲーションシステムを説明するためのシス
テム構成図である。
【図10】交通監視用TV撮影機を示している。
【図11】ゲート間照度劣化情報の利用のための交通監
視に利用するゲートを示している。
【図12】交通監視用TV撮影機を利用した交通標識表
示機能付ナビゲーションシステムを示している。
【図13】ゲート間照度劣化情報を利用した交通監視を
示している。
【図14】光ビーコン感光装置を示している。
【符号の説明】
1…VICSセンター 2…VICS路上局 3…車両 4…GPS衛星 11…GPSアンテナ 12…GPS受信機 13…距離センサ 14…角度センサ 15…自律航法センサ 16…方位センサ 17…地図情報読取装置 18…表示部(交通標識表示手段) 19…オーディオ部 20…VICS情報アンテナ 21…VICS受信機 22…ナビゲーション処理・コントロール部 50…交通監視用TV撮影機 52…ゲート 54…発光装置 56…光ビーコン感光装置 58…照度測定器 100…交通標識表示機能付ナビゲーションシステム 211…交通標識表示部 212…通常表示部 417…地図情報読取・書込装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江端 伸治 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 齊藤 哲生 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目16番8 号 日本電気移動通信株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB21 HB24 HC27 HD23 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AB12 AC02 AC04 AC06 AC09 AC13 AC14 AC18 5H180 AA01 BB02 BB04 BB09 BB12 BB13 BB15 CC03 CC04 CC12 CC14 EE13 EE14 FF04 FF05 FF12 FF13 FF22 FF24 FF25 FF27 FF33 JJ03 LL04 9A001 BB02 BB03 CC05 GG01 HH18 HH28 JJ11 JJ72 JJ78 KK62

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通標識の視認性が劣化して安全性が低
    下した状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識表
    示機能付ナビゲーションシステムであって、 VICSセンター側に設けられ不安全な状況を判定して
    指示情報を流す手段と、 車両側に設けられ受信した当該指示情報に基づいた交通
    標識情報の画像を表示する交通標識表示手段を有するこ
    とを特徴とする交通標識表示機能付ナビゲーションシス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記不安全な状況が気象状況であること
    を特徴とする請求項1に記載の交通標識表示機能付ナビ
    ゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 前記不安全な状況の判定を、交通監視に
    利用するゲートの一方の端に発光装置を設けておきゲー
    トのもう一方の端で当該発光を観察し、一定基準の照度
    を下まわった場合不安全と判定することを特徴とする請
    求項1に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記不安全な状況の判定を、高度道路交
    通システムからの情報をVICSセンターで受けること
    ができるようにし、当該高度道路交通システムからの情
    報により判定することを特徴とする請求項1に記載の交
    通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 前記高度道路交通システムからの情報
    が、走行車混雑度合い、走行速度、走行車重量測定等に
    使用する交通監視用TV撮影機の明度、焦点距離、有視
    界範囲の劣化等の情報であることを特徴とする請求項2
    に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  6. 【請求項6】 前記高度道路交通システムからの情報
    が、視界劣化に伴う小電力ミリ波レーダー、レーザー光
    線等を利用した車間距離維持システムへの切り替え情報
    であることを特徴とする請求項2に記載の交通標識表示
    機能付ナビゲーションシステム。
  7. 【請求項7】 前記交通標識表示手段は、 通常のナビゲーション画面を表示する手段と、 同じディスプレイの画面を分割して前記交通標識情報を
    表示する手段を有することを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか一項に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
    ョンシステム。
  8. 【請求項8】 前記交通標識表示手段は、 通常のナビゲーション画面を表示する手段と、前記交通
    標識情報を表示する手段を有することを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれか一項に記載の交通標識表示機能付
    ナビゲーションシステム。
  9. 【請求項9】 前記交通標識情報の表示をVICS情報
    の中の指示に基づいて実行する手段を有することを特徴
    とする請求項7または8に記載の交通標識表示機能付ナ
    ビゲーションシステム。
  10. 【請求項10】 前記交通標識情報の表示を気象状況を
    基に独自に判定して実行する手段を有することを特徴と
    する請求項3乃至5のいずれか一項に記載の交通標識表
    示機能付ナビゲーションシステム。
  11. 【請求項11】 前記VICSセンターが交通標識の視
    認性が劣ると判断される地域のVICS情報に前記交通
    標識情報を付加して流すとともに、当該交通標識情報へ
    の切り替え指示情報を流す手段を有することを特徴とす
    る請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーショ
    ンシステム。
  12. 【請求項12】 前記交通標識表示手段がGPSおよび
    VICS情報を受信可能なナビゲーションシステムに設
    けられ、前記交通標識情報および前記交通標識情報への
    切り替え指示情報を受信した場合に前記交通標識表示手
    段に地図画面および標識画面を切り分けて掲示するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項10に記載の
    交通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  13. 【請求項13】 GPSおよびVICS情報を受信可能
    なナビゲーションシステムに表示用のデバイスを2つ以
    上設け、前記交通標識情報および前記交通標識情報への
    切り替え指示情報を受信した場合に前記交通標識表示手
    段の一つに前記交通標識情報を表示するように構成され
    ていることを特徴とする請求項10に記載の交通標識表
    示機能付ナビゲーションシステム。
  14. 【請求項14】 前記交通標識表示手段が、速度制限情
    報の表示部分とその他の前記交通標識情報の表示部分と
    に分割されていることを特徴とする請求項10に記載の
    交通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  15. 【請求項15】 前記交通標識情報は、位置または範囲
    情報、交通標識のイメージ情報、制定年月日情報および
    緊急変更情報を少なくとも含むことを特徴とする請求項
    10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステ
    ム。
  16. 【請求項16】 受信した緊急変更情報が速度制限標識
    の情報であるときに、変更した速度制限を示す標識を前
    記交通標識表示手段に表示するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項10に記載の交通標識表示機能付
    ナビゲーションシステム。
  17. 【請求項17】 一時停止標識などの情報を受信した場
    合に、自位置との距離を自動計算するとともに、あらか
    じめ決められた距離に車両が接近した際に当該受信した
    一時停止標識などの情報を前記交通標識表示手段に表示
    して運転者や同乗者に警告を発するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項10に記載の交通標識表示機
    能付ナビゲーションシステム。
  18. 【請求項18】 VICS路上局が担当する特定地域の
    地図情報をVICS情報に重畳させて流すように構成さ
    れていることを特徴とする請求項10に記載の交通標識
    表示機能付ナビゲーションシステム。
  19. 【請求項19】 特定地域の地図情報を受信した場合に
    制定年月日情報を確認するとともに、自地図における当
    該特定地域の情報が古いときに当該自地図情報を更新し
    て保存するように構成されていることを特徴とする請求
    項6に記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記交通標識情報を受信した場合に制
    定年月日情報を確認するとともに、自前記交通標識情報
    が古いときに当該自前記交通標識情報を更新して保存す
    るように構成されていることを特徴とする請求項10に
    記載の交通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  21. 【請求項21】 前記交通標識情報への切り替え指示情
    報がない場合に視認性を判定するとともに、視認性が劣
    ると判断できるレベルを越えた場合に自動的に前記交通
    標識情報を表示するように構成されていることを特徴と
    する請求項10に記載の交通標識表示機能付ナビゲーシ
    ョンシステム。
  22. 【請求項22】 交通標識の視認性が劣化して安全性が
    低下した状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識
    表示機能付ナビゲーションシステムであって、 自車両の位置・方位を知るためのGPSアンテナを有す
    るGPS受信機と、 自律航法実行のために自車両の位置・方位を知るための
    距離センサおよび角度センサを備えている自律航法セン
    サと、 自車両の方位を知るための方位センサと、 地図情報を表示するためにデータベースが記録されてい
    る記録装置から地図情報を読み取る地図情報読取装置
    と、 地図情報や自車両の位置および/または誘導経路を表示
    する表示部と、 合成音声等で案内をするオーディオ部と、 VICS情報を受信可能なVICS情報アンテナを備え
    たVICS受信機と、 画像描画・合成およびナビゲーション機能をコントロー
    ルして前記表示部または前記オーディオ部に出力する前
    記ナビゲーション処理・コントロール部を有することを
    特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載の交
    通標識表示機能付ナビゲーションシステム。
  23. 【請求項23】 交通標識の視認性が劣化して安全性が
    低下した状況に対する運転安全性の向上を図る交通標識
    表示方法であって、 VICSセンターが不安全な状況を判定して指示情報を
    流す工程と、 車両側で当該指示情報に基づいた交通標識の画像を表示
    する工程を有することを特徴とする交通標識表示方法。
  24. 【請求項24】 前記不安全な状況が気象状況であるこ
    とを特徴とする請求項23に記載の交通標識表示方法。
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