JP2000340581A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000340581A
JP2000340581A JP11152731A JP15273199A JP2000340581A JP 2000340581 A JP2000340581 A JP 2000340581A JP 11152731 A JP11152731 A JP 11152731A JP 15273199 A JP15273199 A JP 15273199A JP 2000340581 A JP2000340581 A JP 2000340581A
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layer
forming
semiconductor device
electron supply
semiconductor
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Koji Onodera
孝二 小野寺
Tsutomu Imoto
努 井本
Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
Hironori Tsukamoto
弘範 塚本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ゲート電極と該ゲート電極下部の不純物拡散層
と間の電気抵抗の上昇が極めて少ない、良好な導通特性
を有するゲート電極を有する、いわゆるヘテロ接合型の
電界効果トランジスタを持つ半導体装置、及びその製造
方法を提供する。 【解決手段】基板と、前記基板上に形成された第1禁制
帯化合物半導体からなるバッファー層と、前記バッファ
ー層上に形成された第1導電型不純物を含有する第2禁
制半導体からなる電子供給層と、前記バッファー層の前
記電子供給層側に形成された2次元電子ガス層と、前記
電子供給層上に、少なくとも前記電子供給層側から高抵
抗化防止層及び金属層が積層されてなるゲート電極とを
有する半導体装置、及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘテロ接合界面に
蓄積された移動度の高い電子を利用した電界効果トラン
ジスタ(HEMT:High Electron Mo
bility Transistor)のゲート電極構
造に特徴を有する半導体装置及びその製造方法に関す
る。特に本発明は、表面が酸化を受けやすい電子供給層
あるいは該電子供給層に設けられた不純物拡散領域上に
ゲート電極を形成する場合において、電子供給層あるい
は該電子供給層に設けられた不純物拡散領域表面に形成
された酸化膜による電気抵抗の上昇やバラツキのないオ
ーミック電極、及び該オーミック電極の形成方法に特徴
を有する。
【0002】なお、本発明において、AlGaAsは、
正確には、Alx Ga1-x As(xは1未満の正数を表
す)で表される化合物半導体であるが、以下において
は、単にAlGaAsと記載する場合がある。また、第
1禁制帯化合物半導体とは、所定の禁制帯幅をもつ化合
物半導体をいい、第2禁制帯化合物半導体とは、第1禁
制帯化合物半導体とは異なる禁制帯幅をもつ化合物半導
体をいう。さらに、第1導電型不純物とは、n型又はp
型不純物をいい、第2導電型不純物とは、第1導電型不
純物とは逆の導電型の不純物をいう。
【0003】
【従来の技術】半絶縁性GaAs基板上に、狭い禁制帯
幅の半導体からなる2次元電子ガス層を設け、さらにそ
の上に広い禁制帯幅の半導体からなる電子供給層を設け
た化合物半導体として、ヘテロ接合界面に移動度の高い
電子を蓄積させ、その電子を利用した電界効果型トラン
ジスタ(HEMT:High Electron Mo
bility Transistor)が知られてい
る。
【0004】図10に、このHEMT(接合型電界効果
トランジスタ)の一般的な断面構造を示す。このトラジ
スタは、半絶縁性GaAs基板301上に、アンドープ
GaAsからなるバッファー層302と、該バッファー
層302上に、アンドープAlGaAsからなるスペー
サー層303と、該スペーサー層303上に、Si等の
n型の不純物がドープされたAlGaAsからなる電子
供給層304と、該電子供給層304のオーミック電極
形成領域に、p型不純物拡散領域311と、該不純物拡
散領域311及び電子供給層304上に、窒化シリコン
からなる絶縁膜306とを有し、絶縁膜306のオーミ
ック電極形成領域に、不純物拡散領域311に達するよ
うに設けられた開口部内に、ゲート電極であるオーミッ
ク電極312とを有している。
【0005】さらに、オーミック電極312の両側の電
子供給層304には、入出力端子となるソース・ドレイ
ン領域308が形成され、それらの領域上にオーミック
コンタクト309が形成されている。
【0006】また、バッファー層302とスペーサー層
303の界面ではスペーサー層303側が空乏化し、バ
ッファー層302側の厚さ100Å前後の界面に電子が
蓄積された、いわゆる2次元電子ガス層(チャネル層)
305が形成されている。
【0007】この2次元電子ガス層305は、アンドー
プGaAs層302に形成され、電子が走行するときに
不純物による散乱を受けず、電子移動度が高められてい
る。従って、他の電界効果トランジスタに比して、高速
・高周波動作が可能となるものである。
【0008】このトランジスタは、ゲートに加える電圧
Vgを変化させると、下層の2次元電子ガスの濃度が増
減し、その結果、ソース・ドレイン間に流れるドレイン
電流ID が変化して、MOSトランジスタやGaAsF
ETと類似のトランジスタ特性を発揮するものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記HEMTにおいて
は、p型不純物拡散層311と、該p型不純物拡散層3
11上に、Ti、Pt及びAuがこの順で積層されてな
るゲート電極となるオーミック電極312を有する。ま
た、このオーミック電極312下部のp型不純物拡散層
311は、Zn等のp型不純物をドープしたAlGaA
s半導体により形成されている。
【0010】ところで、アルミニウムを含有する化合物
半導体は、一般的に酸化されやすいため空気中で劣化し
やすいという性質がある(例えば、「化合物半導体デバ
イス」p73、今井哲夫ら編、工業調査会、1984
年、等参照。)。AlGaAs半導体も構成成分として
アルミニウムを含有するため、AlGaAs半導体層に
不純物を拡散させて形成された不純物拡散領域表面が空
気中に曝されると、その表面が酸化されて自然酸化膜が
形成される。
【0011】一般に酸化膜は絶縁性を有する。また、形
成された自然酸化膜は、製造条件の相違等により、その
膜厚にバラツキがある。従って、表面に自然酸化膜が形
成された不純物拡散領域上にゲート電極を形成する場合
には、不純物拡散領域とゲート電極間の電気抵抗が高抵
抗化したり、抵抗値にバラツキが生じてしまうことにな
る。そして、高速・高周波動作が特徴であるHEMTの
トランジスタ特性に悪影響を与える。
【0012】そこで、本発明はかかる問題点を解決すべ
く、ゲート電極と該ゲート電極下部の不純物拡散層と間
の電気抵抗の上昇が極めて少ない、良好な導通特性を有
するゲート電極を有する、いわゆるヘテロ接合型の電界
効果トランジスタを持つ半導体装置、及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく鋭意検討した結果、禁制帯幅の異なる化合
物半導体をヘテロ接合した基板上に、電界効果型トラン
ジスタを形成した半導体装置において、表面に酸化膜が
形成されやすい化合物半導体層上にゲート電極を形成す
る際に、該ゲート電極と表面に酸化膜が形成されやすい
化合物半導体層との間に生成した酸化物による電気抵抗
の上昇を抑制する性質の膜を介在させることにより、良
好な導通特性を有するゲート電極を形成することができ
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0014】本発明は、第1に、基板と、前記基板上に
形成された第1禁制帯化合物半導体からなるバッファー
層と、前記バッファー層上に形成された第1導電型不純
物を含有する第2禁制半導体からなる電子供給層と、前
記バッファー層の前記電子供給層側に形成された2次元
電子ガス層と、前記電子供給層上に、少なくとも前記不
純物拡散層側から酸素原子を含む高抵抗化防止層及び金
属層が積層されてなるゲート電極とを有する半導体装置
を提供する。
【0015】前記本発明の半導体装置において、前記基
板としては、化合物半導体基板であるのが好ましい。化
合物半導体基板は、一般的には、二つ以上の元素からな
る半導体を意味するが、化合物半導体の種類には特に制
限はない。
【0016】かかる化合物半導体基板として、例えば、
GaAsやInGaAs等の化合物半導体が挙げられ
る。本発明においては、入手の容易性、汎用性、取り扱
い性等の観点から半絶縁性GaAs基板を用いるのがよ
り好ましい。
【0017】本発明の半導体装置は、異なる禁制帯幅
(Eg)値を有する第1禁制帯化合物半導体と第2禁制
帯半導体とをヘテロ接合してなる基板を用いる。本発明
においては、第1禁制帯半導体の禁制帯幅が第2禁制帯
化合物半導体の禁制帯幅よりも狭い場合が好適である。
【0018】前記本発明の半導体装置において、前記バ
ッファー層は、好ましくはアンドープ化合物半導体層、
より好ましくはアンドープGaAs半導体層である。
【0019】また、前記本発明の半導体装置において
は、前記2次元電子ガス層と電子供給層との間に、第2
禁制帯半導体からなるスペーサー層をさらに有するのが
好ましい。
【0020】この場合において、前記スペーサー層は、
アルミニウムを構成成分とするアンドープの化合物半導
体層であるのが好ましく、アンドープAl1-x Gax
s(式中、xは1未満の正数を表す。)半導体層である
のがより好ましい。
【0021】前記電子供給層は、第1導電型不純物を含
有するアルミニウムを構成成分とする化合物半導体層で
あるのが好ましく、第1導電型不純物を含有するAl
1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表す。)半
導体層であるのがより好ましい。
【0022】また、前記電子供給層は、ゲート電極形成
領域に形成された第2導電型の不純物を含有する不純物
拡散領域を有するのが好ましい。
【0023】前記不純物拡散領域は、第2導電型不純物
を含有するアルミニウムを構成成分とする化合物半導体
層からなるのが好ましく、第2導電型不純物を含有する
Al1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表
す。)半導体からなるのがより好ましい。
【0024】前記酸素原子を含む高抵抗化防止層は、本
発明の半導体装置のゲート電極の前記電子供給層側に形
成されるものであり、前記電子供給層表面に形成された
酸化膜による電気抵抗の上昇を抑制する電極材料からな
る。かかる電極材料として、例えば、窒化酸化チタニウ
ム(TiON)を好ましく用いることができる。
【0025】前記ゲート電極は、好ましくは、前記不純
物拡散領域上に形成されたオーミック電極であり、より
好ましくは、不純物拡散領域側から、窒化酸化チタニウ
ム(TiON)と他の金属とが順次積層されてなるオー
ミック電極である。
【0026】この場合において、前記ゲート電極は、前
記不純物拡散領域側から、窒化酸化チタニウム(TiO
N)、チタニウム(Ti)、白金(Pt)及び金(A
u)が順次積層されてなるオーミック電極であるのがよ
り好ましい。
【0027】また、本発明は、第2に、化合物半導体基
板上に、第1禁制帯半導体からなるバッファー層を形成
する工程と、前記バッファー層上に第1導電型不純物を
含有する第2禁制帯半導体からなる電子供給層を形成す
る工程と、前記電子供給層のオーミック電極を形成する
領域に、第2導電型の不純物拡散領域を形成する工程
と、前記電子供給層及び不純物拡散層上に絶縁膜を形成
する工程と、前記絶縁膜の不純物拡散層上の領域に、不
純物拡散領域に達する開口部を形成する工程と、前記開
口部内に、前記不純物拡散層表面の酸化膜による電気抵
抗の上昇を抑制する電極材料及び電極材料を積層するこ
とにより、ゲート電極を形成する工程とを有する半導体
装置の製造方法を提供する。
【0028】前記本発明の半導体装置の製造方法は、前
記第1の本発明である半導体装置の製造方法である。
【0029】前記本発明の半導体装置の製造方法におい
て、前記基板としては、化合物半導体基板であるのが好
ましい。かかる化合物半導体基板として、例えば、Ga
AsやInGaAs等の化合物半導体が挙げられる。本
発明においては、入手の容易性、汎用性、取り扱い性等
の観点から半絶縁性GaAs基板を用いるのがより好ま
しい。
【0030】本発明に用いられる前記第1禁制帯化合物
半導体と第2禁制帯化合物半導体はは、その禁制帯幅が
異なり、前記第1禁制帯化合物半導体の禁制帯幅は、前
記第2禁制帯化合物半導体の禁制帯幅よりも狭い場合が
好適である。
【0031】また、前記第1禁制帯半導体からなるバッ
ファー層を形成する工程は、前記化合物半導体基板上
に、前記化合物半導体基板上にアンドープGaAs層を
形成する工程を有するのが好ましい。
【0032】前記本発明の半導体装置の製造方法におい
ては、前記バッファー層を形成する工程と電子供給層を
形成する工程との間に、第2禁制帯半導体からなるスペ
ーサー層を形成する工程をさらに有するのが好ましい。
【0033】前記スペーサー層を形成する工程は、好ま
しくは、前記アンドープGaAs層上にアンドープのア
ルミニウムを構成成分とする化合物半導体層、より好ま
しくは、前記アンドープGaAs層上にアンドープAl
1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表す。)半
導体層を形成する工程を有する。
【0034】前記電子供給層を形成する工程は、好まし
くは、前記バッファー層又はスペーサー層上に、第1導
電型不純物を含有するアルミニウムを構成成分とする化
合物半導体層、より好ましくは、第1導電型不純物を含
有するAl1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を
表す。)半導体層を形成する工程を有する。
【0035】前記不純物拡散領域を形成する工程は、前
記電子供給層のゲート電極を形成する領域に第2導電型
不純物をイオン注入することにより、前記電子供給層の
ゲート電極を形成する領域に第2導電型不純物拡散領域
を形成する工程を有するのが好ましい。
【0036】前記ゲート電極を形成する工程は、前記開
口部内に、前記不純物拡散領域表面の酸化膜による電気
抵抗の上昇を抑制する電極材料を蒸着させる工程と、前
記蒸着させた電極材料上に他の金属を蒸着させる工程を
有するのが好ましい。
【0037】前記ゲート電極を形成する工程は、前記開
口部内に、窒化酸化チタニウム(TiON)、チタニウ
ム(Ti)、白金(Pt)及び金(Au)を順次積層し
たのち、合金化することにより、オーミック電極を形成
する工程を有するのがより好ましい。
【0038】前記本発明の半導体装置の製造方法におい
ては、前記電子供給層を形成する工程と電子供給層上に
絶縁膜を形成する工程との間に、前記電子供給層のゲー
ト電極を形成する領域に、第2導電型の不純物拡散領域
を形成する工程をさらに有するのが好ましい。
【0039】この場合においては、前記開口部を形成す
る工程は、前記絶縁膜のゲート電極を形成する領域に、
前記電子供給層の不純物拡散領域に達する開口部を形成
する工程を有するのがより好ましい。
【0040】前記ゲート電極を形成する工程は、前記開
口部内に、前記不純物拡散領域表面の酸化膜による電気
抵抗の上昇を抑制する電極材料を蒸着させる工程と、前
記蒸着させた電極材料上に他の金属を蒸着させて、合金
化することにより、オーミック電極を形成する工程を有
するのが好ましい。
【0041】前記ゲート電極を形成する工程は、前記開
口部内に、窒化酸化チタニウム(TiON)、チタニウ
ム(Ti)、白金(Pt)及び金(Au)を順次積層し
たのち、合金化することにより、オーミック電極を形成
する工程を有するのがより好ましい。
【0042】また、本発明の半導体装置のゲート電極
は、オーミック電極であっても、ショットキー・バリヤ
型の電極であってもよい。
【0043】本発明の半導体装置は、支持基板上に異な
る禁制帯幅(Eg)値をもつ半導体層をヘテロ接合させ
て得られる基板上に、電界効果トランジスタを形成した
ものであって、特に酸化されやすい化合物半導体材料か
らなる層(電子供給層又は不純物拡散領域)上にゲート
電極を形成する場合に、該電子供給層又は不純物拡散領
域とゲート電極との間に、酸素原子を含む高抵抗化防止
層を介在させることを特徴とする。
【0044】本発明の半導体装置は、ゲート電極とその
下の電子供給層(又は不純物拡散領域)との境界部に酸
素原子を含む高抵抗化防止層を設けているので、電子供
給層(又は不純物拡散領域)表面に形成される酸化膜に
より、電子供給層(又は不純物拡散領域)とゲート電極
間の電気抵抗が上昇したり、酸化膜の膜厚のバラツキ等
による電気抵抗のバラツキが生ずることのない、高品質
かつ高信頼性の半導体装置である。
【0045】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
上記本発明の半導体装置を製造する方法である。本発明
の半導体装置の製造方法によれば、複数の金属の積層体
(又は金属合金)からなるゲート電極を形成する場合、
ゲート電極を、従来と比較して、酸素原子を含む高抵抗
化防止層を、一層余分に連続的に積層して形成すればよ
い。
【0046】従って、本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、従来法と同様の製造装置をそのまま用い、さし
たる工程増を伴うことなく、また、大幅に製造プロセス
を変更することなく、歩留りよく本発明の半導体装置を
製造することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を用いながら説明する。以下の述べるのは、あくまで本
発明の一実施の形態であって、本発明の主旨を逸脱しな
い範囲で、基板、バッファー層、スペーサー層、電子供
給層の種類、膜厚及び形成条件、n型不純物及びp型不
純物の種類、ドープ条件、オーミックコンタクト及びゲ
ート電極の材料等を、適宜選択することができる。
【0048】第1実施形態 本発明の第1実施形態は、本発明の半導体装置であるH
EMT(接合型電界効果トランジスタのタイプ)であ
る。本実施形態のHEMTの構造断面図を図1に示す。
このHEMTは、半絶縁性ガリウム砒素基板等の基板1
01上に、アンドープ(不純物を含有しない)GaAs
からなるバッファー層102と、該バッファー層102
上に、アンドープAlGaAsからなるスペーサー層1
03と、該スペーサー層103上に、SiやGe等のn
型の不純物がドープされたAlGaAsからなる電子供
給層104と、該電子供給層104のオーミック電極形
成領域に、Zn等のp型不純物がドープされたp型不純
物拡散層111を有する。
【0049】さらに、該不純物拡散層111及び電子供
給層104上に、窒化シリコンや酸化シリコンからなる
絶縁膜106と、絶縁膜106のオーミック電極形成領
域に、不純物拡散層111に達するように設けられた開
口部内に、ゲート電極であるオーミック電極112とを
有している。
【0050】このHEMTは、不純物を含有しないバッ
ファー層102とスペーサー層103との界面では、ス
ペーサー層103側が空乏化し、バッファー層102側
の厚さ10nm前後の界面に電子が蓄積して、いわゆる
2次元電子ガス層(チャネル層)105が形成された構
造を有している。
【0051】さらに、オーミック電極112の両側の電
子供給層104には、ソース・ドレイン領域108が形
成され、それらの領域上に、2次元電子ガス層105と
オーミックコンタクトをとるためのオーミックコンタク
ト109を有している。
【0052】このトランジスタは、ゲートに加える電圧
Vgを変化させると、下層の2次元電子ガスの濃度が増
減し、その結果、ソース・ドレイン間に流れるドレイン
電流ID が変化して、MOSトランジスタやGaAsF
ETと類似のトランジスタ特性が発揮され、電界効果ト
ランジスタとして動作するものである。
【0053】また、2次元電子ガス層105は、アンド
ープGaAs層に形成されているので、電子が走行する
ときに不純物による散乱を受けない。従って、電子移動
度が高くなり、他のタイプの電界効果トランジスタに比
して、高速・高周波動作が可能となる。
【0054】このHEMTは接合型電界効果トランジス
タであるが、接合型トランジスタの製造においては、不
純物拡散層は、電子供給層にドープされる不純物とは逆
の導電型の不純物を含有する電子供給層と同じ化合物半
導体、例えば、AlGaAs等のアルミニウムを構成成
分とする化合物半導体により形成される。
【0055】不純物拡散層111上に、Ti(11
4),Pt(115)及びAu(116)の積層体から
なるオーミック電極を形成する際に、不純物拡散層11
1表面に自然酸化膜が形成される場合には、この酸化膜
の影響で、不純物拡散層とオーミック電極間の電気抵抗
が上昇したり、バラツキが生じる場合がある。
【0056】本実施形態のHEMTは、不純物拡散層1
11上に、窒化酸化チタニウム(TiON)等の高抵抗
化防止膜113と、Ti(114)、Pt(115)及
びAu(116)の積層体等からなる他の金属層とが積
層された構造のオーミック電極を有している。前記酸素
原子を含む高抵抗化防止層は、前記不純物拡散層表面に
形成された酸化膜による電気抵抗の上昇を抑制する働き
を有する。
【0057】従って、本実施形態の半導体装置は、不純
物拡散層111表面の自然酸化膜により不純物拡散層と
オーミック電極間の電気抵抗が上昇したり、バラツキが
生じることのない、信頼性が高く高品質の半導体装置と
なっている。
【0058】第2実施形態 本発明の第2実施形態は、本発明の半導体装置であるH
EMT(ショットキー・バリヤ型電界効果トランジスタ
のタイプ)である。本実施形態のHEMTの構造断面図
を図2に示す。
【0059】このHEMTは、前記第1の実施形態とほ
ぼ同様な層構造を有しており、ゲート電極212が、シ
ョットキー・バリヤ型である点が相違している。このゲ
ート電極は、ゲート金属と半導体間にショットキー障壁
を有し、金属から半導体への電子の流入が阻止された整
流性をもつ。
【0060】即ち、本実施形態のHEMTは、半絶縁性
ガリウム砒素基板等の基板201上に、アンドープ(不
純物を含有しない)GaAsからなるバッファー層20
2と、該バッファー層202上に、アンドープAlGa
Asからなるスペーサー層203と、該スペーサー層2
03上に、SiやGe等のn型の不純物がドープされた
AlGaAsからなる電子供給層204と、該電子供給
層204上に、窒化シリコンや酸化シリコンからなる絶
縁膜206と、絶縁膜206のゲート電極形成領域に、
ショットキー・バリヤ型のゲート電極212を有してい
る。
【0061】さらに、ゲート電極212の両側の電子供
給層204には、ソース・ドレイン領域208が形成さ
れ、それらの領域上に、二次元電子ガス層 とオーミッ
クコンタクトをとるためのオーミックコンタクト209
を有している。
【0062】このトランジスタは、ショットキー・バリ
ヤ型のゲート電極を有し、ゲートに加える電圧Vgを変
化させて、ゲート電極下部の電子供給層の電子密度を制
御することにより、下層の2次元電子ガスの濃度が増減
させることができる。その結果、ソース・ドレイン間に
流れるドレイン電流ID が変化して、MOSトランジス
タやGaAsFETと類似のトランジスタ特性が発揮さ
れ、電界効果トランジスタとして動作するものである。
【0063】また、2次元電子ガス層105は、アンド
ープGaAs層に形成されているので、電子が走行する
ときに不純物による散乱を受けない。従って、電子移動
度が高くなり、他のタイプの電界効果トランジスタに比
して、高速・高周波動作が可能となるものである。
【0064】本実施形態のHEMTのゲート電極はショ
ットキー・バリヤ型であるため、電子供給層204にp
型不純物拡散領域を形成しないが、ゲート電極がショッ
トキー・バリヤ型の場合においても、電子供給層204
がAlGaAs等の空気中で酸化されやすい化合物半導
体からなるので、その表面に自然酸化膜が形成され、電
極−電子供給層間の電気抵抗値が上昇したり、電気抵抗
にバラツキが生じたりする場合がある。
【0065】本実施形態の半導体装置は、そのゲート電
極が、電子供給層側204から、高抵抗化防止層213
と他の金属層が積層された構造を有しているので、電子
供給層表面に形成された酸化膜により、電極−電子供給
層間の電気抵抗値が上昇したり、酸化膜の膜厚の変動に
より電気抵抗のバラツキが生じたりすることのない、高
信頼性、かつ高品質な半導体装置となっている。
【0066】第3実施形態 本実施形態は、前記第1の実施形態の半導体装置を製造
する例である。以下、図1に示すHEMTの製造方法に
ついて、図面を用いながら説明する。
【0067】先ず、比抵抗106 〜108 Ω・cm程度
の半絶縁性ガリウム砒素基板101を用意する。この半
絶縁性ガリウム砒素基板101は、水平ブリッジマン
法、引上げ法等の公知の方法によって製造・入手するこ
とができる。
【0068】次に、図3(a)に示すように、アンドー
プGaAs層(バッファー層)102、アンドープAl
GaAs層(スペーサー層)103、及びn型不純物を
含有するAlGaAs層(電子供給層)104を順次積
層する。
【0069】アンドープGaAs層102は、厚さ0.
2〜0.3μm程度であり、例えば、液相エピタキシー
による方法、気相エピタキシーによる方法、分子線エピ
タキシーによる方法などにより形成することができる。
【0070】スペーサー層103は、アンドープAlG
aAsからなっており、厚さ1〜2nm程度で形成され
る。このものは、例えば、液相エピタキシーによる方
法、気相エピタキシーによる方法、分子線エピタキシー
による方法などにより形成することができる。
【0071】このスペーサー層103は、HEMTの動
作原理からは必ずしも必要ではないが、上層の電子供給
層104中の不純物のポテンシャルが、GaAs層10
2にしみだして、2次元電子ガス層105中の電子の移
動度の低下をもたらすのを防止する為に設けられる。
【0072】電子供給層104は、厚さ0.1〜0.2
μm程度であり、実際には、AlxGa1-x As(x
は、1未満の正数を表す。通常、x=0.3程度であ
る。)で表される。電子供給層104は、n型不純物と
して、Si,Ge,Se等の周期律表第IV属あるいは
第VI属元素の化合物を用い、例えば、液相エピタキシ
ーによる方法、気相エピタキシーによる方法、分子線エ
ピタキシーによる方法等により形成することができる。
電子供給層104中のn型不純物濃度は、通常、1×1
18〜2×1018/cm3 程度である。
【0073】なお、本実施形態では、バッファー層20
2をGaAs半導体、スペーサー層203及び電子供給
層204をAlGaAs半導体で形成する。これは、バ
ッファー層202とスペーサー層203及び電子供給層
204とをヘテロ接合する場合には、バッファー層を構
成する化合物半導体と格子定数が一致するエピタキシャ
ル層を形成する必要があるからである。その他の例とし
ては、InGaAs半導体基板を用いる場合には、In
AlAs半導体を用いるものが挙げられる。
【0074】次いで、図3(b)に示すように、メサ・
エッチングにより活性領域の電気的分離を行う。この場
合、メサ・エッチングの代わりに、電気的に分離したい
領域にO+ イオンを注入することにより、活性領域の電
気的分離を行うこともできる。
【0075】その後、図3(c)に示すように、全面に
絶縁膜106を形成する。絶縁膜106としては、酸化
シリコンや窒化シリコン膜を挙げることができる。これ
らの絶縁膜は、例えば、CVD(Chemical V
apor Deposition)法等により形成する
ことができる。
【0076】次いで、図4(d)に示すように、絶縁膜
106上に、オーミックオンタクト(ソース・ドレイ
ン)形成のためのレジストパターン107を成膜し、絶
縁膜106のオーミックコンタクト形成領域をエッチン
グにより開口することにより、開口部Aを形成する。
【0077】次いで、図4(e)に示すように、オーミ
ックコンタクトを形成する領域に、Zn.Mg等のp型
の不純物(周期律表第II属元素)を、例えば、イオン
注入法により注入し、オーミック領域108を形成す
る。
【0078】次に、図5(f)に示すように、オーミッ
クコンタクト材料として、例えば、基板側からAu,G
e及びNiを順次蒸着させる。次いで、レジストパター
ンを除去したのち、合金化することにより、図5(g)
に示すように、2次元電子チャネルとオーミックコンタ
クトをとるためのオーミックコンタクト(ソース・ドレ
イン)109 を形成する(いわゆるリフトオフ法)。
【0079】なお、図5(f)以後の図面においては、
基板側からAu,Ge及びNiの3層からなる積層体の
詳細な図示を便宜上省略して、合わせて109’と図示
している。また、合金化は、Au,Ge及びNiを連続
蒸着させた後、490〜540℃程度に加熱処理するこ
とにより行うことができる。
【0080】この工程においては、p型不純物を含有す
るAlGaAsからなるオーミック領域108上にオー
ミックコンタクトを形成する。この場合、オーミック領
域108表面は自然酸化を受けやすいので、後述するゲ
ート電極を形成する場合と同様の理由から、オーミック
領域108と、オーミックコンタクト109との境界面
に高抵抗化防止膜を介在させることもできる。
【0081】次に、図6(h)に示すように、ゲート電
極形成のためのレジストパターン110を成膜・形成
し、ゲート電極形成領域の絶縁膜106をエッチングす
ることにより、開口部Bを形成する。
【0082】その後、図6(i)に示すように、該開口
部B下に電子供給層104に、Zn,Mg等のp型不純
物を、例えばイオン注入法により注入することにより、
p型不純物領域111を形成する。
【0083】なお、この場合においては、図7に示すよ
うに、絶縁膜106及び電子供給層104の所定の深さ
までエッチングを行って開口部Cを形成し、その中へ、
例えば、液相エピタキシーによる方法、気相エピタキシ
ーによる方法、分子線エピタキシーによる方法等により
p型不純物を含有するAlGaAsからなるp型不純物
拡散領域111を形成することもできる。
【0084】次いで、図8(j)に示すように、レジス
トパターン110及びp型不純物拡散領域111上に、
電極材料であるTiON,Ti,Pt及びAuを順次堆
積させる。その後、レジストを除去して、p型不純物拡
散層119上のみに電極材料112’を残し、その後、
加熱処理を施すことにより合金化して、ゲート電極とな
るオーミック電極112を形成することができる。
【0085】TiON層113は、例えば、O2 及びN
2 雰囲気下で、Tiをターゲットとするスパッタリング
法により形成することができる。なお、図8において
は、TiON,Ti,Pt及びAuからなる積層体の詳
細な図示を便宜上省略し、これらをまとめて112’、
112と図示している。
【0086】このゲート電極は、p型不純物拡散領域1
19とTi層114との間にTiON層113を有する
ことが特徴的である。このTiON層113は、p型不
純物拡散領域119とゲート電極112間の電気抵抗が
高抵抗化するのを防止する役割を果たす。TiONとp
型不純物拡散層119表面に形成される自然酸化物との
間に何らかの作用が働いて、該自然酸化物がTiON層
中に取り込まれることによって、酸化膜がない状態と同
レベルの電気抵抗値を有するものとなるものと考えられ
る。
【0087】また、p型不純物拡散領域111表面に形
成される自然酸化膜の膜厚は、製造条件の微妙な相違に
よってバラツキが生じるため、自然酸化膜の膜厚の相違
による各ロット毎のp型不純物拡散領域111とゲート
電極112間の電気抵抗にバラツキが生じる。本実施形
態によれば、酸化膜上にTiON層を介在させることに
よって、各ロット毎のp型不純物拡散領域111とゲー
ト電極112間の電気抵抗を均一にすることができる。
【0088】なお、本実施形態では、p型不純物拡散領
域111の幅(図面上の横の長さ)と同じ長さのゲート
長を有すゲート電極112を形成しているが、図1に示
すゲート電極の如く、p型不純物拡散領域111の幅よ
りも長いゲート電極の形成等、所定の長さ及び高さの電
極形成を形成することができる。また、本実施形態で
は、いわゆるリフトオフ法によりゲート電極の形成を行
う例を示しているが、電極材料を連続蒸着させた後、フ
ォトレジストの加工技術を用いることにより、ゲート電
極加工を行うこともできる。
【0089】その後は、図示を省略しているが、オーミ
ックコンタクト109上に配線層を形成し、全面に層間
絶縁膜等を形成することにより、図1に示すのと同様な
HMETを製造することができる。
【0090】第4実施形態 本実施形態は、前記第2の実施形態の半導体装置を製造
する例である。以下、図2に示すHEMTの製造方法に
ついて、図面を用いながら説明する。先ず、前記第3の
実施形態と同様の工程を経ることにより、図6(h)に
示すのと同様の構造を得る。
【0091】次いで、図9(a)に示すように、ゲート
電極形成のためのレジストパターン210を成膜・形成
した後、TiON,Ti,Pt及びAuを、電子供給層
204及びレジストパターン212上に連続的に堆積さ
せる。これらの金属層は、公知の蒸着法等により形成す
ることができる。図9では、TiON,Ti,Pt及び
Auの4層からなるゲート電極層の詳細な図示を省略
し、ゲート電極層212と図示している。
【0092】ショットキー電極の酸素原子を含む高抵抗
化防止層以外の金属層の電極材料としては、Al、Cr
−Pt−Au,Ti−Pt−Au,Pt,Mo,W,T
iW,WSix ,WAl,WN,Si−Ge−B,Ta
Si,TaWSi等を用いることができる。
【0093】その後、図9(b)に示すように、レジス
トパターン210を除去することにより、電子供給層2
04上のみにゲート電極層を残し、ゲート電極212を
形成する。このゲート電極は合金化しておらず、ショッ
トキー・バリヤ型のゲート電極である。
【0094】その後は、図示を省略しているが、オーミ
ックコンタクト109上に配線層を形成し、全面に層間
絶縁膜等を形成することにより、図2に示すのと同様な
HMETを製造することができる。
【0095】本実施の形態のHEMTのゲート電極も、
TiON(213),Ti(214),Pt(215)
及びAu(216)の積層体からなっており、電子供給
層204とゲート電極212の境界面にTiON層21
3を有するのが特徴的である。
【0096】TiON層213は、電子供給層204と
ゲート電極212間の電気抵抗が高抵抗化するのを防止
する役割を果たす。本実施形態では、電極材料を合金化
させないが、前記第3のTiONと電子供給層204表
面に形成される酸化物との間に何らかの作用が働いて、
酸化膜がない状態と同レベルの電気抵抗値を有するもの
となるものと考えられる。
【0097】また、電子供給層204表面に形成される
酸化膜の膜厚は、製造条件の微妙な相違によってバラツ
キが生じるため、酸化膜の膜厚の相違による各ロット毎
の電子供給層204とゲート電極212間の電気抵抗に
バラツキが生じる。本実施形態によれば、酸化膜上にT
iON層を介在させることによって、各ロット毎の電子
供給層204とゲート電極212間の電気抵抗を均一に
することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、ゲート電極とその下の電子供給層(又は不純物拡
散領域)との境界部に酸素原子を含む高抵抗化防止層を
設けているので、電子供給層(又は不純物拡散領域)表
面に形成される酸化膜により、電子供給層(又は不純物
拡散領域)とゲート電極間の電気抵抗が上昇したり、酸
化膜の膜厚のバラツキ等による電気抵抗のバラツキが生
ずることのない、高品質かつ高信頼性の半導体装置であ
る。
【0099】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
上記本発明の半導体装置を製造する方法である。本発明
の半導体装置の製造方法によれば、複数の金属の積層体
(又は金属合金)からなるゲート電極を形成する場合、
ゲート電極を、従来と比較して、酸素原子を含む高抵抗
化防止層を一層余分に連続的に積層して形成すればよ
い。
【0100】従って、本発明の半導体装置の製造方法に
よれば、従来法と同様の製造装置をそのまま用い、さし
たる工程増を伴うことなく、また、大幅に製造プロセス
を変更することなく、歩留りよく本発明の半導体装置を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の半導体装置(HEMT)の構
造断面図である。
【図2】図2は、本発明の半導体装置(HEMT)の構
造断面図である。
【図3】図3は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図4】図4は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図5】図5は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図6】図6は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図7】図7は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図8】図8は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図9】図9は、本発明の半導体装置の製造法の主要工
程断面図である。
【図10】図10は、従来の半導体装置(HEMT)の
構造断面図である。
【符号の説明】
101,201,301…基板、102,202,30
2…バッファー層、103,203.303…スペーサ
ー層、104、204,304…電子供給層、105,
205,305…二次元電子ガス層、106,206,
306…絶縁膜、107,110…レジストパターン、
108…オーミック領域、109…オーミックコンタク
ト、109’…オミックコンタクト用金属層、111,
311…不純物拡散領域、112,212,312…ゲ
ート電極、113,213…TiON層、114,21
4,314…Ti層、115,215,315…Pt
層、116,216,316…Au層、A,B,C…開
口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/808 (72)発明者 中村 光宏 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 塚本 弘範 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA05 BB02 BB06 BB13 BB15 BB16 BB18 BB27 BB28 BB29 BB33 CC01 CC03 DD07 DD16 DD17 DD34 DD62 DD63 DD68 DD78 FF07 FF18 HH16 5F102 GD01 GD04 GJ05 GK05 GM06 GQ01 GR04 GS02 GS04 GT03 GT04 GV07 GV08 HC01 HC07 HC11 HC19 HC21

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、 前記基板上に形成された第1禁制帯化合物半導体からな
    るバッファー層と、 前記バッファー層上に形成された第1導電型不純物を含
    有する第2禁制帯半導体からなる電子供給層と、 前記バッファー層の前記電子供給層側に形成された2次
    元電子ガス層と、 前記電子供給層上に、少なくとも前記電子供給層側か
    ら、酸素原子を含む高抵抗化防止層及び金属層が積層さ
    れてなるゲート電極とを有する、 半導体装置。
  2. 【請求項2】前記基板は、化合物半導体基板である、 請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】前記基板は、半絶縁性GaAs基板であ
    る、 請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記第1禁制帯化合物半導体は、その禁制
    帯幅が前記第2禁制帯化合物半導体の禁制帯幅よりも狭
    い禁制帯幅を有する、 請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記バッファー層は、アンドープ化合物半
    導体層である、 請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】前記バッファー層は、アンドープGaAs
    半導体層である、 請求項1記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】前記2次元電子ガス層と電子供給層との間
    に、第2禁制帯半導体からなるスペーサー層をさらに有
    する、 請求項1記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】前記スペーサー層は、アンドープのアルミ
    ニウムを構成成分とする化合物半導体層である、 請求項7記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】前記スペーサー層は、アンドープのAl
    1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表す。)半
    導体層である、 請求項7記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】前記電子供給層は、第1導電型不純物を
    含有するアルミニウムを構成成分とする化合物半導体層
    である、 請求項1記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】前記電子供給層は、第1導電型不純物を
    含有するAl1-x Gax As(式中、xは1未満の正数
    を表す。)半導体層である、 請求項1記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】前記電子供給層は、ゲート電極形成領域
    に形成された第2導電型の不純物拡散領域を有する、 請求項1記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】前記不純物拡散領域は、第2導電型不純
    物を含有するアルミニウムを構成成分とする化合物半導
    体からなる、 請求項12記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】前記不純物拡散領域は、第2導電型不純
    物を含有するAl1-x Gax As(式中、xは1未満の
    正数を表す。)半導体からなる、 請求項12記載の半導体装置。
  15. 【請求項15】前記ゲート電極は、前記不純物拡散領域
    上に形成されている、 請求項12記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】前記酸素原子を含む高抵抗化防止層は、
    前記不純物拡散領域表面に形成された酸化膜による電気
    抵抗の上昇を抑制する電極材料からなる、 請求項1記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】前記酸素原子を含む高抵抗化防止層は、
    窒化酸化チタニウム(TiON)層である、 請求項1記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】前記オーミック電極は、前記不純物拡散
    領域側から、窒化酸化チタニウム(TiON)と他の金
    属とが順次積層されてなる、 請求項1記載の半導体装置。
  19. 【請求項19】前記オーミック電極は、前記不純物拡散
    領域側から、窒化酸化チタニウム(TiON)、チタニ
    ウム(Ti)、白金(Pt)及び金(Au)が順次積層
    されてなる、 請求項1記載の半導体装置。
  20. 【請求項20】基板上に、第1禁制帯半導体からなるバ
    ッファー層を形成する工程と、 前記バッファー層上に第1導電型不純物を含有する第2
    禁制帯半導体からなる電子供給層を形成する工程と、 前記電子供給層上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁
    膜のゲート電極を形成する領域に、前記電子供給層に達
    する開口部を形成する工程と、 前記開口部内に、前記不純物拡散層表面の酸化膜による
    電気抵抗の上昇を抑制する電極材料及び他の電極材料を
    積層することにより、ゲート電極を形成する工程とを有
    する、 半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】前記基板は、化合物半導体基板である、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】前記基板は、半絶縁性GaAs基板であ
    る、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】前記第1禁制帯化合物半導体は、その禁
    制帯幅が前記第2禁制帯化合物半導体の禁制帯幅よりも
    狭い禁制帯幅を有する、 請求項20記載の半導体装置。
  24. 【請求項24】前記第1禁制帯半導体からなるバッファ
    ー層を形成する工程は、前記化合物半導体基板上に、前
    記化合物半導体基板上にアンドープGaAs層を形成す
    る工程を有する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】前記バッファー層を形成する工程と電子
    供給層を形成する工程との間に、第2禁制帯半導体から
    なるスペーサー層を形成する工程をさらに有する、 請求項20記載の半導体装置。
  26. 【請求項26】前記スペーサー層を形成する工程は、ア
    ンドープのアルミニウムを構成成分とする化合物半導体
    層を形成する工程を有する、 請求項25記載の半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】前記スペーサー層を形成する工程は、ア
    ンドープのAl1-x Gax As(式中、xは1未満の正
    数を表す。)半導体層を形成する工程を有する、 請求項25記載の半導体装置の製造方法。
  28. 【請求項28】前記電子供給層を形成する工程は、前記
    バッファー層上に、第1導電型不純物を含有するアルミ
    ニウムを構成成分とする化合物半導体層を形成する工程
    を有する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  29. 【請求項29】前記電子供給層を形成する工程は、前記
    バッファー層上に、第1導電型不純物を含有するAl
    1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表す。)半
    導体層を形成する工程を有する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  30. 【請求項30】前記電子供給層を形成する工程は、前記
    スペーサー層上に、第1導電型不純物を含有するアルミ
    ニウムを構成成分とする化合物半導体層を形成する工程
    を有する、 請求項25記載の半導体装置の製造方法。
  31. 【請求項31】前記電子供給層を形成する工程は、前記
    スペーサー層上に、第1導電型不純物を含有するAl
    1-x Gax As(式中、xは1未満の正数を表す。)半
    導体層を形成する工程を有する、 請求項25記載の半導体装置の製造方法。
  32. 【請求項32】前記電子供給層を形成する工程と電子供
    給層上に絶縁膜を形成する工程との間に、前記電子供給
    層のゲート電極を形成する領域に、第2導電型の不純物
    拡散領域を形成する工程をさらに有する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  33. 【請求項33】前記不純物拡散領域を形成する工程は、
    前記電子供給層のゲート電極を形成する領域に第2導電
    型不純物をイオン注入する工程を有する、 請求項32記載の半導体装置の製造方法。
  34. 【請求項34】前記ゲート電極を形成する工程は、前記
    開口部内に、前記電子供給層表面の酸化膜による電気抵
    抗の上昇を抑制する電極材料を蒸着させる工程と、前記
    蒸着させた電極材料上に他の金属を蒸着させる工程を有
    する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  35. 【請求項35】前記ゲート電極を形成する工程は、前記
    開口部内に、窒化酸化チタニウム(TiON)、チタニ
    ウム(Ti)、白金(Pt)及び金(Au)を順次積層
    したのち、合金化することにより、オーミック電極を形
    成する工程を有する、 請求項20記載の半導体装置の製造方法。
  36. 【請求項36】前記開口部を形成する工程は、前記絶縁
    膜のゲート電極を形成する領域に、前記電子供給層の不
    純物拡散領域に達する開口部を形成する工程を有する、 請求項32記載の半導体装置の製造方法。
  37. 【請求項37】前記ゲート電極を形成する工程は、前記
    開口部内に、前記不純物拡散領域表面の酸化膜による電
    気抵抗の上昇を抑制する電極材料を蒸着させる工程と、
    前記蒸着させた電極材料上に他の金属を蒸着させて、合
    金化することにより、オーミック電極を形成する工程を
    有する、 請求項32記載の半導体装置の製造方法。
  38. 【請求項38】前記ゲート電極を形成する工程は、前記
    開口部内に、窒化酸化チタニウム(TiON)、チタニ
    ウム(Ti)、白金(Pt)及び金(Au)を順次積層
    したのち、合金化することにより、オーミック電極を形
    成する工程を有する、 請求項32記載の半導体装置の製造方法。
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