JP2000341906A - モータ装置及び車両用ワイパ装置 - Google Patents

モータ装置及び車両用ワイパ装置

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JP2000341906A
JP2000341906A JP11146837A JP14683799A JP2000341906A JP 2000341906 A JP2000341906 A JP 2000341906A JP 11146837 A JP11146837 A JP 11146837A JP 14683799 A JP14683799 A JP 14683799A JP 2000341906 A JP2000341906 A JP 2000341906A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動効率の確保及びコストダウンを図ること
ができるモータ装置及び車両用ワイパ装置を提供する。 【解決手段】 モータ11の回転駆動に基づいてワイパ
を揺動運動させる動力変換装置12は、ウォームホイー
ル14、セクタギア16及びピニオンギア17を備え、
ハウジングケース13とブラケット18とで形成された
空間内に収容されている。ピニオンギア17とセクタギ
ア16を連結し、ブラケット18と摺接する摺接板21
は、ブラケット18と摺接する下面21aに第1摺接部
25が3箇所に突出形成されている。また、摺接板21
の下面21aと反対する側の上面21bには、第2摺接
部26が突出形成されている。第1摺接部25と第2摺
接部26とは、摺接板21を挟んで互いに重ならない位
置に突出形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ装置に係
り、詳しくは車両用ワイパ装置を駆動するモータ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ワイパ装置を駆動するモー
タ装置は、種々考案され、図6及び図7はその一例を示
している。図6及び図7に示すように、モータ装置50
は、動力源としてのモータ51と、該モータ51より駆
動される動力変換装置52とを備えている。
【0003】動力変換装置52は、ウォームホイール5
3と、セクタギア54とピニオンギア55とを備え、ハ
ウジングケース56とブラケット57とで形成された空
間内に収容されている。
【0004】ウォームホイール53は、図7に示すよう
に、ハウジングケース56より回転可能に支持されてお
り、図6に示すように、その外周のギア部53aが前記
モータ51の回転軸51aに固着されたウォーム51b
と噛合されている。つまり、前記モータ51の回転軸5
1aが回転すれば、ウォームホイール53は回転駆動さ
れるようになっている。
【0005】また、ウォームホイール53と一体回転す
るウォームホイール53の回転軸には、クランクアーム
58の基端が連結固定されている。そのクランクアーム
58の先端にはピン58aが貫挿され、そのピン58a
にはセクタギア54が回動可能に駆動連結されている。
【0006】セクタギア54は、ロッド部基端54aと
ギア部先端54bとから構成されている。図7に示すよ
うに、ロッド部基端54aには、前記ピン58aより貫
挿される貫通孔54cが形成されている。そして、貫通
孔54cに前記ピン58aを回動可能に貫挿することに
よってセクタギア54はクランクアーム58と回動可能
に連結される。
【0007】前記ギア部先端54bは、扇状に形成され
ており、扇形外周には複数の歯54dが形成されてい
る。そして、その複数の歯54dは、ピニオンギア55
の歯55aと噛合されている。また、扇形中心付近には
セクタギア54に貫通する貫通孔54eが設けられてい
る。
【0008】ピニオンギア55は、中心に回転軸59が
固着されており、その回転軸59を介して前記ハウジン
グケース56に回動可能に支持されている。つまり、ハ
ウジングケース56に対して回転軸59はピニオンギア
55の回動とともに回動するようになっている。また、
回転軸59には、図示しないワイパ装置のワイパアーム
が固着されている。そして、回転軸59(即ちピニオン
ギア55)が回動すれば、ワイパアームは連動されて回
動するようになっている。
【0009】また、ピニオンギア55とセクタギア54
は2枚の連結板としての第1,第2連結板60,61よ
り回動可能に連結されている。第1連結板60は、図7
に示すようにセクタギア54とピニオンギア55の上面
側において、その一端がセクタギア54に設けたピン5
4fに回動可能に連結され、他端がピニオンギア55に
対して回動可能に連結されている。また、第2連結板6
1は、図7に示すように、その一端がセクタギア54に
設けたピン54fに回動可能に連結され、他端がピニオ
ンギア55に対して回動可能に連結されている。
【0010】そして、モータ51の回転に伴ってウォー
ム51bが回転すると、その回転がウォームホイール5
3へ伝えられる。ウォームホイール53の回転に伴って
回転するクランクアーム58に対して、セクタギア54
は往復揺動される。その往復揺動がセクタギア54のギ
ア部先端54bの歯54dよりピニオンギア55へ伝え
られ、ピニオンギア55と回転軸59は所定の回動範囲
で往復回動する。そして、回転軸59に固着された図示
しないワイパ装置のワイパアームは揺動駆動される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
ワイパ作動時、回転軸59のスラスト方向(軸方向)に
荷重がかかった場合において、ハウジングケース56と
ブラケット57とで形成された空間内に収容された動力
変換装置52の各部品は、動力変換装置52全体のスラ
スト方向でがたつく。動力変換装置52の各部品のガタ
により異音が発生する。それを防止するために、図7に
示すように、動力変換装置52の各部品間、例えば、連
結板61とハウジングケース56の間にはウェーブワッ
シャ62を配設させ、セクタギア54とブラケット57
の間にはウェーブワッシャ63を配設させるようにして
いた。しかし、これらのウェーブワッシャ62,63の
配設は、動力変換装置52の組み付け作業の工数を増や
すことだけではなく、動力変換装置52の組み付け作業
が難しくなり、動力変換装置52の部品点数が多くなる
ため、モータ装置50の低コスト化を図る上の問題点と
なった。
【0012】そこで、本出願人は、特開平9−2243
50号公報に開示されているように、ピニオンギアとセ
クタギアとを挟持連結する両連結板をそれぞれハウジン
グケースとブラケットに積極的に迫り出す構造にして、
ウェーブワッシャを不用にしたモータ装置を提案してい
る。その構造によれば、ウェーブワッシャがなくなるこ
とからモータ装置の部品点数及び組み付け工数が低減さ
れ、モータ装置の組み付け作業が容易となる。
【0013】しかしながら、その構造では、両連結板を
それぞれハウジングケースとブラケットに確実に迫り出
す構造にしなければならないため、両連結板の厚さ方向
の寸法精度が高く要求されるとともに、ピニオンギアと
セクタギアの厚さ方向(つまり、ピニオンギアとセクタ
ギアのスラスト方向)の寸法精度も高く要求されてい
る。それらの寸法精度に対し、例えば、鉄鋼材料の一般
的な板厚公差では満足できず、特別な製造管理又は研磨
などの加工を施す必要があった。
【0014】また、両連結板はそれぞれハウジングケー
スとブラケットに迫り出した状態でピニオンギアとセク
タギアを挟持連結しているため、両連結板の挟持力が大
きくなり、その挟持力による摩擦力が大きくなってピニ
オンギアとセクタギアの内部負荷が大きくなる。その過
負荷による駆動源の駆動効率が低下されるおそれがあっ
た。
【0015】本発明の目的は、駆動効率の確保及びコス
トダウンを図ることができるモータ装置及び車両用ワイ
パ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ハウジングケースに対
して回転可能に支持される出力軸にウォームが形成され
ているモータと、ハウジングケースとブラケットとで構
成される空間内に収容され前記モータにて駆動される動
力変換装置とを備え、その動力変換装置は、前記ウォー
ムと噛合するウォームホイールと、該ウォームホイール
に連結されウォームホイールの回転によって往復揺動さ
れるセクタギアと、該セクタギアに設けた歯と噛合しセ
クタギアの往復揺動によって往復回動されるピニオンギ
アとから構成され、一側に前記セクタギア及びピニオン
ギアが、他側に前記ブラケットがそれぞれ対向するよう
に配置されるとともに、その両側で摺接してなる摺接板
を備えたモータ装置において、前記摺接板は、前記ピニ
オンギア及び前記ブラケットの両者に摺接するととも
に、前記ブラケット側の面にブラケットと摺接する第1
摺接部を1箇所又は複数箇所に突出形成し、前記セクタ
ギア及びピニオンギア側の面にセクタギア及びピニオン
ギアと摺接する第2摺接部を1箇所又は複数箇所に突出
形成するとともに、その第1摺接部と第2摺接部とは、
摺接板を挟んで互いに重ならない位置に形成したことを
要旨とする。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のモータ装置において、前記第1摺接部は、セクタギア
に設けたピンとピニオンギアの回転軸との中央位置を含
む3箇所に形成されていることを要旨とする。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のモータ装置において、前記摺接板はセクタギア
に設けたピン及びピニオンギアの回転軸に回動自在に係
合してなることを要旨とする。
【0019】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれか1に記載のモータ装置にて車両のウィンドを
払拭するためのワイパアームが駆動されるようにしたこ
とを要旨とする。
【0020】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
摺接板は、厚さ方向に外力がかかったとき、その第1摺
接部がブラケットから受ける力と、第2摺接部がそれぞ
れセクタギア及びピニオンギアから受ける力は相対向し
ない。従って、2つの力が発生したとき、摺接板は厚さ
方向に撓むことになり、その撓みがバネ構造となって上
記各力を吸収し、それぞれセクタギア、ピニオンギア及
びブラケットとの間で発生するガタツキを吸収するよう
になっている。
【0021】従って、摺接板の厚さ方向における寸法精
度が高く設定しなくても、摺接板はブラケットと摺接し
ながら、セクタギアとピニオンギアを支持することがで
きる。つまり、厚さ方向における寸法精度が高く要求さ
れた従来技術に比べ、摺接板の加工工数を低減すること
ができ、摺接板の製造コストを低減することができる。
【0022】また、上記構造によれば、摺接板は、ピニ
オンギアとセクタギア、及びブラケットと強く当接する
ことがなくなるため、ピニオンギアとセクタギア、及び
ブラケットとの間の摩擦力が小さくなる。
【0023】その結果、モータ装置の駆動効率の確保を
図ることができるとともに、モータ装置のコストダウン
を図ることができる。請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の発明の作用に加えて、摺接板の中央に
はブラケットと摺接する第1摺接部が形成されているこ
とから、摺接板により耐える荷重が大きくなり、摺接板
の撓む変形も容易となる。よって、摺接板によるセクタ
ギア、ピニオンギア及びブラケットとの間で発生するガ
タツキを吸収する効果が大きくなる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
及び2に記載の発明の作用に加えて、セクタギアとピニ
オンギアとの噛合を保持する機能を伴うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3のいず
れか1に記載の発明の作用に加えて、車両用ワイパ装置
の信頼性の向上とコストの低減を図ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用ワイパ装置
を駆動するモータ装置に具体化した一の実施形態を図1
〜図5に従って説明する。
【0026】本実施形態のモータ装置10は、図1及び
図2に示すように、モータ11と、該モータ11に駆動
され、図示しないワイパを揺動させる動力変換装置12
とを備えている。モータ11は、その出力軸11aがハ
ウジングケース13に対して軸受13aを介して回転可
能に支持されている。そして、モータ11の出力軸11
aには、ウォーム11bが形成されている。
【0027】動力変換装置12は、ウォームホイール1
4、セクタギア16及びピニオンギア17を備え、ハウ
ジングケース13とブラケット18とで形成された空間
内に収容されている。
【0028】ウォームホイール14は、ハウジングケー
ス13内に回転可能に支持されていて、その外周面に形
成されたギア部14aが前記モータ11の出力軸11a
に形成したウォーム11bと噛合している。従って、モ
ータ11の回転に基づいてウォームホイール14は回転
する。
【0029】ウォームホイール14にはピン15が取着
され、そのピン15にはセクタギア16の基端部が回転
可能に連結されている。ピン15に回転可能に軸支され
たセクタギア16の先端部は扇状に形成され、その扇形
外周面には複数の歯16aが形成されている。そして、
セクタギア16に形成された複数の歯16aは、ピニオ
ンギア17に噛合している。
【0030】ピニオンギア17は、中心に回転軸19が
固着され、その回転軸19を介して前記ハウジングケー
ス13に対して回転可能に支持されている。そして、ピ
ニオンギア17とセクタギア16の歯16aが噛み合っ
て連結されることにより、ピン15、セクタギア16及
びピニオンギア17がリンク機構を構成している。従っ
て、ピン15がウォームホイール14上で回転すること
により、セクタギア16が揺動運動し、そのセクタギア
16の揺動運動に基づいてピニオンギア17は所定の回
動範囲で往復回動する。
【0031】前記回転軸19は、図示しないワイパ装置
のワイパアームが連結固定されていて、ワイパアームは
ピニオンギア17(回転軸19)の往復回動に連動して
回動するようになっている。
【0032】また、セクタギア16とピニオンギア17
との間には、両者の連結部材としての連結板20及び連
結部材ならびにブラケット18等との摺接部材としての
摺接板21が回動可能に連結されている。連結板20
は、図2に示すようにセクタギア16とピニオンギア1
7の上面側において、その一端がセクタギア16に設け
たピン16bの上側部に回動可能に連結され、他端がピ
ニオンギア17の回転軸19に対して回動可能に連結さ
れている。
【0033】また、摺接板21は、図2に示すようにセ
クタギア16とピニオンギア17の下面側において、そ
の一端がセクタギア16に設けたピン16bの下側部に
回動可能に連結され、他端がピニオンギア17の回転軸
19に対して回動可能に連結されている。
【0034】次に、摺接板21の詳細な構成について、
図3〜図5に従って説明する。図3は摺接板21の底面
図、図4は図3におけるB−B断面図、図5は摺接板2
1の平面図を示す。
【0035】摺接板21は合成樹脂にて成形されてい
る。摺接板21の両側部には、該摺接板21の下面21
aから上面21bを貫通するそれぞれ支持孔22,23
が形成され、一方の支持孔22には前記回転軸19が嵌
挿されるとともに。他方の支持孔23には前記ピン16
bが嵌挿される。また、前記支持孔22,23を挟んだ
摺接板21の中央位置には、該摺接板21の下面21a
から上面21bを貫通する貫通孔24が形成されてい
る。
【0036】図3に示すように、摺接板21の下面(ブ
ラケット18側の面)21aには、摺接部としての第1
摺接部25が突出形成されている。この第1摺接部25
は3箇所に形成されていて、前記支持孔22,23を囲
む回りであってそれぞれ前記貫通孔24に対して反対側
の半周を囲むように形成されているとともに、前記貫通
孔24の全周を囲むように形成されている。3箇所に形
成された第1摺接部25の面25aは、共に前記下面2
1aと平行な平面が形成されているとともに、その下面
21aからの高さは同じである。そして、各第1摺接部
25の面25aは、ハウジングケース13にブラケット
18を取着したとき、該ブラケット18の内側面18a
に対して摺動可能に当接するようになっている。
【0037】一方、図5に示すように、摺接板21の上
面(ブラケット18に対して反対側の面)21bには、
摺接部としての第2摺接部26が突出形成されている。
この第2摺接部26は、2箇所に形成されていて、前記
支持孔22,23を囲む回りであってそれぞれ前記貫通
孔24側の半周を囲むように形成されている。2箇所に
形成された第2摺接部26の面26aは、共に前記上面
21bと平行な平面が形成されているとともに、その上
面21bからの高さは同じである。つまり、第2摺接部
26は、前記下面21aの支持孔22,23を半周を囲
むように形成した第1摺接部25と対向する上面21b
には形成されないようになっている。そして、各第2摺
接部26の面26aは、ハウジングケース13にブラケ
ット18を取着したとき、それぞれセクタギア16及び
ピニオンギア17のブラケット18側の面に対して摺動
可能に当接するようになっている。
【0038】ところで、摺接板21の下面21aに形成
した第1摺接部25と、摺接板21の上面21bに形成
した第2摺接部26は、摺接板21を挟んで互いに重な
らない位置に突出形成した。従って、第1摺接部25の
面25aがブラケット18から受ける力と、第2摺接部
26の面26aがそれぞれセクタギア16及びピニオン
ギア17から受ける力は相対向しないことになる。その
結果、合成樹脂で成形された摺接板21は厚さ方向に撓
むことになり、その撓みがバネ構造となって上記各力を
吸収し、それぞれセクタギア16、ピニオンギア17及
びブラケット18との間で発生するガタツキを吸収する
ようになっている。
【0039】上記実施形態のモータ装置10によれば、
以下のような特徴を得ることができる。 (1)上記実施形態では、上記したように、第1摺接部
25がブラケット18と摺接し、第2摺接部26がピニ
オンギア17及びセクタギア16と当接するように組み
付けられる摺接板21は、厚さ方向に外力がかかったと
き、第1摺接部25がブラケット18から受ける力と、
第2摺接部26がそれぞれセクタギア16及びピニオン
ギア17から受ける力は相対向しなくなるため、摺接板
21は厚さ方向に撓むことになり、その撓みがバネ構造
となって上記各力を吸収し、それぞれセクタギア16、
ピニオンギア17及びブラケット18との間で発生する
ガタツキを吸収するようになっている。
【0040】従って、従来技術に比べ、摺接板21の厚
さ方向における寸法精度が高く設定しなくても、摺接板
21はブラケット18と摺接しながら、セクタギア16
とピニオンギア17を支持することができる。つまり、
第2連結板(摺接板)の厚さ方向における寸法精度が高
く要求された従来技術に比べ、摺接板21の加工工数を
低減することができ、摺接板21の製造コストを低減す
ることができる。
【0041】また、上記構造によれば、摺接板21は、
ピニオンギア17とセクタギア16、及びブラケット1
8と強く当接することがなくなるため、ピニオンギア1
7とセクタギア16、及びブラケット18との間の摩擦
力が小さくなる。
【0042】その結果、モータ装置10の駆動効率の確
保を図ることができるとともに、モータ装置10のコス
トダウンを図ることができる。 (2)上記実施形態では、摺接板21の下面(ブラケッ
ト18側の面)21aに突出形成される第1摺接部25
は、3箇所に形成されていて、支持孔22,23を囲む
回りであってそれぞれ貫通孔24に対して反対側の半周
を囲むように形成されているとともに、貫通孔24の全
周を囲むように形成されている。つまり、摺接板21の
下面(ブラケット18側の面)21aに突出形成される
第1摺接部25は、摺接板21の長手方向両端と中央の
3箇所に形成されている。
【0043】従って、摺接板21の中央にはブラケット
18と摺接する第1摺接部25が形成されていることか
ら、摺接板21により耐える荷重が大きくなり、摺接板
21の撓む変形も容易となる。よって、摺接板21によ
るセクタギア16、ピニオンギア17及びブラケット1
8との間で発生するガタツキを吸収する効果が大きくな
る。
【0044】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ○上記実施形態では、ピニオンギア17とセクタギア1
6を連結する部材として連結板20と摺接板21の2つ
の部材を用いたが、摺接板21を請求項3の如く構成す
ることにより、摺接板21の1つの部材だけで実施して
もよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)および
(2)に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができ
る。
【0045】○上記実施形態では、摺接板21を合成樹
脂にて構成するように実施したが、摺接板21を複合材
料(例えば繊維固着材)などにて構成するように実施し
てもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)および
(2)に記載の効果と同様な効果を得ることができる。
【0046】○上記実施形態では、摺接板21の下面
(ブラケット18側の面)21aに突出形成される第1
摺接部25は、3箇所に形成されて実施したが、摺接板
21の下面(ブラケット18側の面)21aに突出形成
される第1摺接部25は、2箇所又は4箇所以上にて実
施してもよい。この場合、上記実施形態の特徴(1)に
記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0047】○上記実施形態では、摺接板21の上面
(ブラケット18に対して反対側の面)21bに突出形
成される第2摺接部26は、2箇所に形成されて実施し
たが、摺接板21の上面(ブラケット18に対して反対
側の面)21bに突出形成される第2摺接部26は、1
箇所又は3箇所以上に形成されて実施してもよい。この
場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)に記載の
効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0048】○上記実施形態では、モータ装置10を車
両用ワイパ装置を駆動するモータ装置に具体化して実施
したが、モータ装置10を車両用ワイパ装置を駆動する
モータ装置以外のモータ装置に具体化して実施してもよ
い。この場合、上記実施形態の特徴(1)および(2)
に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3に記
載の発明によれば、モータ装置の駆動効率の確保を図る
ことができるとともに、モータ装置のコストダウンを図
ることができる。
【0050】請求項4に記載の発明によれば、車両用ワ
イパ装置の信頼性の向上及びコストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモータ装置の要部平面図。
【図2】同じくモータ装置の図1におけるA−A断面
図。
【図3】同じくモータ装置の摺接板の底面図。
【図4】同じく摺接板の図3におけるB−B断面図。
【図5】同じく摺接板の平面図。
【図6】従来技術のモータ装置の要部平面図。
【図7】従来技術のモータ装置の要部断面図。
【符号の説明】
10…モータ装置、11…モータ、12…動力変換装
置、13…ハウジングケース、14…ウォームホイー
ル、16…セクタギア、17…ピニオンギア、18…ブ
ラケット、21…摺接板、21a,21b…摺接板21
の厚さ方向下面及び上面、25,26…摺接部としての
第1及び第2摺接部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA01 AC01 AD01 AE02 AE66 AE68 3J009 DA18 DA20 EA04 EA05 EA06 EA11 EA19 EA25 EA32 EB30 FA14 FA30 5H607 BB01 BB04 CC01 DD03 DD08 EE32 EE36 FF24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングケース(13)に対して回転
    可能に支持される出力軸(11a)にウォーム(11
    b)が形成されているモータ(11)と、ハウジングケ
    ース(13)とブラケット(18)とで構成される空間
    内に収容され前記モータ(11)にて駆動される動力変
    換装置(12)とを備え、 その動力変換装置(12)は、前記ウォーム(11b)
    と噛合するウォームホイール(14)と、該ウォームホ
    イール(14)に連結されウォームホイール(14)の
    回転によって往復揺動されるセクタギア(16)と、該
    セクタギア(16)に設けた歯(16a)と噛合しセク
    タギア(16)の往復揺動によって往復回動されるピニ
    オンギア(17)とから構成され、 一側に前記セクタギア(16)及びピニオンギア(1
    7)が、他側に前記ブラケット(18)がそれぞれ対向
    するように配置されるとともに、その両側で摺接してな
    る摺接板(21)を備えたモータ装置(10)におい
    て、 前記摺接板(21)は、前記ピニオンギア(17)及び
    前記ブラケット(18)の両者に摺接するとともに、前
    記ブラケット(18)側の面(21a)にブラケット
    (18)と摺接する第1摺接部(25)を1箇所又は複
    数箇所に突出形成し、前記セクタギア(16)及びピニ
    オンギア(17)側の面(21b)にセクタギア(1
    6)及びピニオンギア(17)と摺接する第2摺接部
    (26)を1箇所又は複数箇所に突出形成するととも
    に、その第1摺接部(25)と第2摺接部(26)と
    は、摺接板(21)を挟んで互いに重ならない位置に形
    成したことを特徴とするモータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータ装置において、 前記第1摺接部(25)は、セクタギア(16)に設け
    たピン(16b)とピニオンギア(17)の回転軸(1
    9)との中央位置を含む3箇所に形成されていることを
    特徴とするモータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のモータ装置にお
    いて、 前記摺接板(21)はセクタギア(16)に設けたピン
    (16b)及びピニオンギア(17)の回転軸(19)
    に回動自在に係合してなることを特徴とするモータ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載のモ
    ータ装置(10)にて車両のウィンドを払拭するための
    ワイパアームが駆動されるようにしたことを特徴とする
    車両用ワイパ装置。
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