JP2000342191A - 養殖魚育成用の飼料及び養殖魚の飼育方法 - Google Patents

養殖魚育成用の飼料及び養殖魚の飼育方法

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JP2000342191A
JP2000342191A JP11160152A JP16015299A JP2000342191A JP 2000342191 A JP2000342191 A JP 2000342191A JP 11160152 A JP11160152 A JP 11160152A JP 16015299 A JP16015299 A JP 16015299A JP 2000342191 A JP2000342191 A JP 2000342191A
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cultured fish
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Kiyoshi Goto
清 後藤
Yukinori Takahashi
幸則 高橋
Haruhisa Wago
治久 和合
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GOTOO YOSHOKU KENKYUSHO KK
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GOTOO YOSHOKU KENKYUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】養殖魚の健康保持と正常な成長に必要なビタミ
ンEの要求量を満たすことは勿論として、油感のないう
ま味と歯ごたえの向上並びに出荷後鮮度の長期間保持し
得るという肉質そのものの改善、更に出荷可能魚の歩留
まりが向上して飼育コストが軽減されるとともに、飼料
中のビタミン類の相乗的効果を失うことなく造粒製造で
き且つ長期間その効果を保持し得ることの全てを同時に
達成することのできる養殖魚育成用の飼料及びこれを用
いた飼育方法を提供する。 【解決手段】養殖魚育成用飼料の中にビタミンEを30
〜300mg含有させ、その他アスコルビン酸活性を有
するL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルの塩類を
10〜50mg添加させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、食用に供する養殖
魚、例えばハマチ、ブリ、カンパチ、マダイ、鮭、鱒、
スズキ、アジ、縞鯵、平目、テラピア、鮎、鰻、鯉、ト
ラフグ、スギ等の飼育に用いるための飼料及びそれら養
殖魚の飼育方法の技術に関するものである。
【0002】
【先行技術】従来より、養殖魚の飼育に当たり微量栄養
素としてミネラルと共に各種のビタミンを配合投餌する
ことが行なわれている。また、これらの各種ビタミン類
は、生餌を主材料とするモイストペレット飼料(以下
「MP飼料」という)中に混練配合されたり、エクスト
ルーダ等の加圧・加熱・混練造粒機により魚粉・魚油・
澱粉等と共に人工的に成型しこれを乾燥固化させた多孔
質ペレット状の飼料(以下「EP飼料」という)中に配
合されて、養殖魚飼育の全期間に渡って投餌することが
行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の養殖用
飼料及びそれを用いた飼育方法にあっては、添加される
ビタミン類は、魚の体細胞の酸化を防止し、同時に免疫
力を高めて健康を保ち且つ正常に成長するために不可欠
な微量栄養素として配合されているものである。すなわ
ち、養殖魚が種々の病気に感染することを防止し、また
正常に成長する上で必要とされるビタミン量を、ビタミ
ン要求量という基準で設定してこれを目安にMP飼料や
EP飼料に添加するものであった。
【0004】この場合、脂質の代謝に関わりの深いビタ
ミンEの要求量は、飼料の脂質含有量の増加に伴って大
きくなるとされているが、その基準要求量は、例えばハ
マチ、鱒及び鯉において乾燥飼料中最大20mg/10
0g程度あれば安全率を見ても十分であるとされてい
る。また、ビタミンC例えばL−アスコルビン酸−2−
リン酸エステルの基準要求量も同様に乾燥飼料中最大6
mg/100g程度あれば十分であるとされている。
【0005】しかし、上記のビタミンEの要求量は、脂
質の代謝不能や不全に起因する背こけ病、体色黒化、エ
ラ蓋のうっ血、けいれん等の病気や成長停止・死亡個体
の発生等の弊害を防止するための健康基準に留まるもの
であって、養殖魚の肉質改善や成長促進を積極的に向上
させることを眼目とする基準ではない。すなわち、従来
の研究およびその実製品ではビタミンEの効能としての
健康保持と正常な成長という一面だけは達成できるもの
の、その基準では過脂肪肉質から生じる養殖魚の油感や
脆弱な歯触り感の解消に及ぶ肉質改善や、出荷後の鮮度
を長時間保持させるという更なる効能を達成することは
不可能であり、またそのような肉質改善と鮮度向上を目
的とすること自体に着眼されたことがなく、従ってその
ための具体的な処方や飼育方法については全く認識され
ていなかった。
【0006】また、通常のビタミンC(L−アスコルビ
ン酸)については、耐加熱性の点で脆弱な性質のため、
加熱を伴わないMP飼料に健康維持基準要求量分を添加
することは行われているが、製造後、投餌の段階までの
経時的劣化により殆どが滅失してしまうので実質的な効
能が期待できないものであった。更に、熱や経時的変化
に対して安定的なものとして近時市販されているL−ア
スコルビン酸−2−リン酸エステルの塩類(以下「リン
酸ビタミンC」という)を従来のEP飼料に添加するこ
とも行われているが、これも前述のように養殖魚の健康
維持におけるビタミンC基準要求量を満たすための範囲
で添加することを目的とするのみであり、うま味の向上
等の肉質改善および長時間の鮮度保持を目的とすること
に着眼した処方は皆無であった。
【0007】また、養殖魚流通業界及び消費者において
は、うま味の向上及び出荷後鮮度の長期間保持という肉
質そのものの改善による品質向上が望まれており、一
方、魚養殖業界においては、養殖魚数に対する出荷可能
魚の歩留まりの向上、並びにこれに連動する飼料コスト
の軽減に資する飼料及び飼育方法が永年待ち望まれてい
た。
【0008】(発明の目的)本発明の目的は、養殖魚の
健康保持と正常な成長に必要なビタミンEの要求量を満
たすことは勿論として、うま味の向上及び出荷後鮮度の
長期間保持という肉質そのものの改善、並びに出荷可能
魚の歩留まりが向上して飼育コストが軽減されるととも
に、飼料中のビタミン類の相乗的効果を失うことなく造
粒製造できかつ長期間保持し得ることの全てを同時に達
成することのできる養殖魚育成用の飼料及びこれを用い
た飼育方法を提供することにある。すなわち、本発明に
係る飼料及び飼育方法は、主として、食用に供するため
に養魚場で育成される魚を対象として、その肉質と鮮度
保持を向上せしめることを眼目とするものであって、病
気治療としての薬理効果目的や、採卵目的の親魚用又は
孵化直後の稚魚養育用等を目的とするビタミン強化飼料
とは、本来的にその目的が異なるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、請求項1記載の養殖魚育成用の飼料は、養
殖魚育成用の飼料であって、有効成分として該飼料10
0g(乾燥飼料)中にビタミンEを30mg〜300m
g含有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の養殖魚育成用の飼料は、請
求項1記載の養殖魚育成用の飼料であって、有効成分と
して該飼料100g(乾燥飼料)中にビタミンEを50
mg〜150mgの範囲で含有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の養殖魚育成用の飼料は、請
求項1又は2のいずれかに記載の養殖魚育成用の飼料で
あって、アスコルビン酸活性を有する有効成分添加物と
してL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルの塩類を
該飼料100g(乾燥飼料)中に10mg〜50mg含
有することを特徴とする。
【0012】請求項4記載の養殖魚育成用の飼料は、請
求項1乃至3のいずれかに記載の養殖魚育成用の飼料で
あって、EP飼料に形成したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の養殖魚の飼育方法は、養殖
魚の飼育方法であって、有効成分として飼料100g
(乾燥飼料)中にビタミンEを30mg〜300mg含
有する養殖魚育成用の飼料を、飼育期間中に少なくとも
2ヶ月間投餌することを特徴とする。
【0014】請求項6記載の養殖魚の飼育方法は、請求
項5記載の養殖魚の飼育方法であって、有効成分として
飼料100g(乾燥飼料)中にL−アスコルビン酸−2
−リン酸エステルの塩類を10mg〜50mg含有せし
めて、ビタミンEの吸収・蓄積を向上させることを特徴
とする。
【0015】請求項7記載の養殖魚の飼育方法は、請求
項5又は6のいずれかに記載の養殖魚の飼育方法であっ
て、ビタミンEを有効成分として5〜50mg/魚体重
kg/日の割合で、またL−アスコルビン酸−2−リン
酸エステルの塩類を有効成分として2mg〜10mg/
魚体重kg/日の割合で海水養殖魚に投餌することを特
徴とする。
【0016】請求項8記載の養殖魚の飼育方法は、請求
項5乃至7のいずれかに記載の養殖魚の飼育方法であっ
て、該投餌が出荷前の少なくとも5ヶ月の間になされる
ことを特徴とする。
【0017】(作用)本飼料の投餌により、養殖魚の健
康保持と正常な成長に必要なビタミンEの要求量が満た
されるため、過酸化脂質の分解が促進して体細胞が活性
酸素の作用から保護されると同時に、免疫力の強化と脂
質代謝の両者が円滑に図られる。一方で、高濃度ビタミ
ンEの作用により、うま味の向上及び出荷後の鮮度の長
期間保持という肉質そのものの改善による品質向上、出
荷可能魚の歩留まりの向上、並びにこれに連動する飼料
コストを軽減することのすべてが同時に達成される。
【0018】更に、経時的安定性が良くかつ加熱・加圧
に強いリン酸ビタミンCを高濃度に添加することによ
り、魚体表面からの保護粘液の分泌が促進され、局所の
抗微生物作用が向上するばかりでなく、血液中の白血球
が示す生体防御機能も促進される。加えて、前記ビタミ
ンEの腸内吸収を高めその抗酸化作用を十分に発揮させ
る効果をもたらし、また肉質を引き締まったものとする
相乗効果を発揮する。
【0019】また、上記ビタミンEおよびリン酸ビタミ
ンCを、エクストルーダ造粒機により魚粉・魚油・澱粉
質等の主飼料に添加配合して連続的に加圧・加熱・混練
・造粒を行なっても、上記ビタミンEおよびリン酸ビタ
ミンCの効能が失われることがないので、均質かつ高品
質であって長期間の保存に適する養殖魚育成用の飼料を
大量安価に提供できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の適用対象となる「養殖
魚」は、現在食用として養殖の対象とされ又は今後養殖
の対象とされる全ての海水魚及び淡水魚を指称するもの
であり、主としてハマチ、ブリ、カンパチ、マダイ、鰻
が市場性の点から適用対象として好ましいが、特にこれ
らに限定されるものではなく、鮭、鱒、スズキ、アジ、
縞鯵、平目、テラピア、鮎、トラフグ、スギ等の各種食
用養殖魚に適用することも含まれる。
【0021】また、本発明に係る「飼料」には養殖用の
EP飼料、EX飼料、DP飼料、MP飼料及び練餌を含
む。具体的には魚粉・魚油・澱粉質を主原料とし、これ
に各種ビタミン類及びミネラル類を含有するものを含
む。好ましくは飼料中に主原料の魚粉30%〜70%、
魚油5〜20%、α澱粉・小麦粉等10〜45%とし、
これにビタミン類・ミネラル類0.5%〜1.0%を添
加配合したEP飼料とするものである。そしてこの全飼
料中におけるビタミンEを30mg〜300mg/10
0g、又はこれと共にリン酸ビタミンC10mg〜50
mg/100gの各添加割合で各々高濃度に添加したも
のである。より好ましくは全飼料中におけるビタミンE
の添加割合を50mg〜150mg/100gの範囲
で、またリン酸ビタミンCを15mg〜35mg/10
0gの範囲で高濃度に添加したものである。
【0022】更に、本発明に係る「ビタミンE」は、α
−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェ
ロール、δ−トコフェロールの全てを含む総トコフェロ
ールをいう。
【0023】更に、本発明に係る「リン酸ビタミンC」
として、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグ
ネシウム又はL−アスコルビン酸−2−リン酸エステル
カルシウム、その他の塩類を用いることを含む。
【0024】上記本発明に係るビタミンE又はこれと共
にリン酸ビタミンCを高濃度に添加する以外に、養殖魚
の健康保持及び正常な生育にとって通常必要とされる範
囲でビタミンA、B、D等の各種ビタミン類を公知の添
加割合で含有せしめることも本発明に含まれる他の実施
形態である。
【0025】本発明に係る飼料を投餌する期間は、養殖
期間中の任意の時期に少なくとも2ヶ月間に渉り投餌す
る。これにより養殖魚の肉質、特に筋肉組織及び肝臓組
織の内部に大量のビタミンEが蓄積されて肉質が大幅に
改善される。この期間における肉質改善により、天然魚
に勝るうま味と身の堅い養殖魚が生育されるとともに、
出荷後の変色の極めて少ない鮮度の長持ちする肉質を得
るものである。
【0026】特に、成魚として出荷する直前の少なくと
も5ヶ月の期間において少なくとも2ヶ月間この投餌を
行なって肉質の改善をすることにより、出荷後の鮮度保
持・うま味保持に著しい効果がある。すなわち、ビタミ
ンEは脂溶性のため本発明に係る投餌方法により高濃度
かつ効率的に肉質内に蓄積保持されるので、その抗酸化
作用の性質により長期間に渡って鮮度が維持されるもの
である。なお、ビタミンEは脂溶性にもかかわらず摂取
し過ぎてもその過剰症はないとされており、養殖魚自身
の生育又はこれを食する人体にとって有用でこそあれ、
弊害の生ずる恐れはないものである。
【0027】また、投餌の期間として好ましくは出荷す
る直前の5ヶ月間における2ヶ月以上の期間であるが、
より好ましくは養殖の全期間とする。すなわち、出荷前
の5ヶ月間において少なくとも2ヶ月間本発明にかかる
飼料を投餌することが、肉質改善によるうまみの形成と
出荷後の鮮度保持にとって最小限の期間であるが、それ
以上に投餌期間が長いほど稚魚の時期からの摂取による
肉質改善が可能となり、より健康的で優良な肉質の成魚
に成長することができるものである。従って、この投餌
期間が長いほど魚体の増肉度も向上して養殖期間が短縮
できるとともに、斃死尾数も極度に減少するので、出荷
歩留まりもよく飼料コストの効率化にも資するものであ
る。
【0028】なお、この期間における投餌の頻度として
は、連日としてもよいが、養魚場の水温及び/又は養殖
魚の生育段階その他の条件に応じて隔日若しくは二日置
きに与えたり、更には他の飼料と併用する等により、断
続的に本発明にかかる飼料を投餌することも本発明に含
まれる実施形態である。
【0029】この場合、投餌の頻度に関係なく、好まし
くは1日当たりビタミンEの投餌量を、有効成分として
5〜50mg/魚体重kgの割合とするものである。こ
れにより、養殖魚の摂餌回数に拘わらず、確実に高濃度
のビタミンEを魚体内に蓄積することが可能となる。す
なわち、従来健康基準を満たせば十分であるとされてい
る通常のビタミンEの投餌量0.5〜3.5mg/魚体重
kg/日に対して10倍以上を与えることにより、肉質
の向上・鮮度の長時間保持のために魚肉内へのビタミン
Eの蓄積が効率よくなされるものである。特に、ハマ
チ、ブリ、スギ等の海水魚においてこの傾向が顕著であ
る。
【0030】なお、この魚体重に応じたビタミンEの投
餌割合に連動して、L−アスコルビン酸−2−リン酸エ
ステルの塩類も、1日当たり有効成分として2mg〜1
0mg/魚体重kg/日の割合で投餌することが好まし
い。このリン酸ビタミンCの投餌割合も、従来健康基準
を満たせば十分とされている通常のビタミンCの投餌量
0.2〜1mg/魚体重kg/日に対して10倍以上に
当たるものである。
【0031】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0032】実施例1及び比較例1、2 (1)表1に示す成分組成を持つ実施例1に係るEP飼
料、従来常用されている比較例1のMP飼料並びに従来
常用されている比較例2のEP飼料を用い、下記の方法
で養殖ブリに投餌した。なお、実施例1のEP飼料は主
原料の魚粉・魚油・α澱粉・小麦粉に各種ビタミン類・
ミネラル類を添加し、これをエクストルーダにて粒径3
mm〜17mmのペレットに成形し、更に人工的に乾燥
固化させたものである。一方、比較例1のMP飼料は冷
凍イワシと配合飼料を約8:2で混合してモイストペレ
ット造粒機にて造粒したものである。この配合飼料とし
て市販のものを用いたが、その組成は、魚粉70%、小
麦粉等26%、各種ビタミン・ミネラル類・他4%の割
合であった。また、比較例2の従来EP飼料はビタミン
Eとリン酸ビタミンCとを公知の健康維持必要量とされ
ている最大の添加量とし、他の成分組成及び配合率並び
に成型法は実施例1と同じものとした。
【0033】
【表1】
【0034】(2)投餌方法:鹿児島県の養殖場におい
て、3万尾のもじゃこ(7月上旬の体長約15cmのブ
リの稚魚)を供試魚とし、そのうち1万尾を実施例1の
EP飼料群とし、他の1万尾を比較例1のMP飼料群と
し、更に残りの1万尾を比較例2のEP飼料群として、
表2の方法で飼育した。
【0035】
【表2】
【0036】(3)上記の実施例1、比較例1および比
較例2の各飼料投餌群における供試魚の生育状況等の結
果は、表3の通りであった。なお、各飼料投餌群におけ
る飼育開始時の平均魚体重はいずれも100gであっ
た。また、表3における用語の定義、及び測定日は次の
通りである。 平均魚体重:各1万尾中から無差別抽出の100尾にお
ける1尾当たりの平均体重。 増肉係数=総投餌量kg/増肉量kg 即ち、体重1kg当たりの増肉に必要な飼料の割合を指
す。 歩留まり=測定日生存尾数/飼育開始時の尾数(1万
尾) 斃死総尾数:飼育開始時10,000尾の内、測定日ま
でに死亡した魚の総尾数。 測定日:1年魚は12月31日、2年魚は翌年11月3
0日。
【0037】
【表3】
【0038】上記の表3から、実施例1の飼料によれば
一年魚、二年魚共に、比較例1及び比較例2に比べて極
めて少ない給餌で魚体重が急速に増加するとともに、飼
育期間中における斃死尾数も2分の1以下(対比較例
2)から約5分の1(対比較例1)と極端に少ないので
出荷可能な尾数も10%〜18%も多く、歩留まりの良
い点からも低コスト・高収益という経済効率の高さが分
かる。
【0039】肉眼的分析:供試魚を解剖後、筋肉、肝臓
およびその他の諸器官について、解剖直後における異常
の有無を確認したところ、筋肉に関しては、図18の
「直後」に明らかなように、1年魚及び2年魚のいずれ
においても、実施例1と比較例1の各飼料投餌群には顕
著な差異が認められた。すなわち、実施例1の方が他の
比較例1に比べて透明度が高い肉質が得られた。また、
比較例2の飼料投餌群のものも比較例1ほどではないも
のの肉質の透明性が少なく実施例1と明らかに区別でき
るものであった。肝臓に関しては、図17に明らかなよ
うに、1年魚及び2年魚のいずれにおいても、実施例1
の飼料投餌群ではきれいな赤褐色を呈する個体が多かっ
たのに対し、比較例1の各飼料投餌群では黄変した個体
が多く肝臓全体の脆弱さが顕著であった。なお、比較例
2の飼料投餌群のものも比較例1ほどではないが同様に
黄変個体の多さが目立った。
【0040】筋肉の経時的色調変化:供試魚を解剖し、
解剖直後、24時間後および30時間後の三段階に分け
て、筋肉部分の色調変化を観察したところ、図18に明
らかなように、実施例1の飼料投餌群では、30時間経
過しても解剖直後に近い光沢と透明感が保たれて殆ど変
色が見られず、鮮度が十分保たれていた。比較例1の飼
料投餌群では、解剖後、時間の経過と共に光沢と透明性
が無くなって暗色化が進み、24時間後には殆ど光沢の
ない暗赤色を呈するに至った。特に血合肉における変色
が著しかった(図18参照)。比較例2の飼料群でも、
図19に示すように、解剖後の時間経過と共に光沢と透
明性が無くなって暗色化が進み、24時間後には光沢の
ない暗赤色を呈するに至った。特に血合肉における変色
が著しく、比較例1よりは長持ちするもののほぼ同様の
鮮度低下がみられた。
【0041】病理組織学的分析:供試魚の背部筋肉、腹
部筋肉および肝臓を摘出した後、10%ホルマリン液で
固定し、常法によってヘマトキシリン・エオシン染色を
行なって検鏡したところ、表4の結果を得た。なお、図
9は実施例1の飼料投餌群における背部筋肉の細胞組織
を示す顕微鏡写真、図11は比較例1の飼料投餌群にお
ける背部の筋肉細胞を示す顕微鏡写真、図13は実施例
1の飼料投餌群における肝細胞組織を示す顕微鏡写真、
図15は比較例1の飼料投餌群における肝細胞組織を示
す顕微鏡写真、である。
【0042】
【表4】
【0043】生体内ビタミンE含有量:実施例1、比較
例1および比較例2における供試魚につき、背部筋肉、
血合い肉および肝臓より、日本食品分析センター法に準
じて酢酸dl−α−トコフェロールを抽出し、HPLC
法を用いてブリ生体内のビタミンEの含有量を分析した
ところ、一年魚につき図1〜図4、また二年魚につき図
5〜図8に示す結果を得た。
【0044】図1及び図5に示すように、背部筋肉(1
00g中)におけるビタミンEの含有量は、比較例1で
は0.85mg(一年魚)〜1.26mg(二年魚)であ
るのに対し、実施例1では8.45mg(一年魚)〜1
0.90mg(二年魚)であって、比較例1の10倍
(一年魚)から8倍以上(二年魚)であった。また比較
例2では1.29mg(一年魚)、1.5mg(二年魚)
であり、実施例1は比較例2に対し一年魚で6倍以上、
二年魚で7倍以上の含有量であった。図2及び図6に示
すように、血合い肉(100g中)におけるビタミンE
の含有量は、比較例1では1.26mg(一年魚)〜1.
47mg(二年魚)であるのに対し、実施例1では8.
59mg(一年魚)〜10.56mg(二年魚)であっ
て、一年魚、二年魚とも比較例1の約7倍の含有量であ
った。また比較例2では1.90mg(一年魚)〜2.2
9mg(二年魚)であり、実施例1は比較例2に対し一
年魚及び二年魚共に4.5倍以上の含有量であった。図
3及び図7に示すように、肝臓(100g中)における
ビタミンEの含有量は、比較例1では21mg(一年
魚)〜27mg(二年魚)であるのに対し、実施例1で
は180mg(一年魚)〜214mg(二年魚)であっ
て、一年魚で比較例1の6倍、二年魚で比較例1の約8
倍という高濃度の含有量であった。また比較例2では3
2mg(一年魚)〜39mg(二年魚)であり、実施例
1は比較例2に対し一年魚で6倍以上、二年魚で5倍以
上の含有量であった。この結果、実施例1のEP飼料に
よれば、魚体の健全な成長に大きな影響を持つ肝臓の機
能が正常かつ活発な状態に保たれていることはもとよ
り、特に幼魚から1年間の成長期において比較例1およ
び比較例2に対して格段に大きな効果上の差違が生じて
いることが分かる。
【0045】筋肉内脂肪の酸価測定:供試魚の背部筋肉
から食品衛生検査指針法(理化学編)に準じて脂肪を抽
出し、その酸価度(AV:acid value)を測定したとこ
ろ、図4及び図8に示す結果を得た。このAVとは、脂
肪、脂肪油及びろうの1g中に含まれる遊離脂肪酸を中
和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数をい
う。実施例1の飼料投餌群では2.40(一年魚)〜1.
6(二年魚)であったが、比較例1では5.20(一年
魚)〜4.8(二年魚)であって、実施例1のものに対
して約2倍〜3倍の酸化度を示した。また、比較例2で
は4.30(一年魚)〜3.92(二年魚)であって実施
例1のものに対して約1.7倍(一年魚)〜2.4倍(二
年魚)の酸化度を示した。これにより、実施例1におい
てはビタミンEとリン酸ビタミンCが高濃度に添加され
た飼料のため、脂質代謝が極めて良好に行なわれていた
ことが分かる。一方、比較例1および比較例2のものに
あっては、過酸化脂質によるビタミンEの消耗が大きく
ビタミンEの蓄積は行われていなかったことが分かる。
また、実施例1における出荷後の可食筋肉部分には、上
記の通り高濃度のビタミンEが蓄積されているため、刺
身等の切り身に処理した後に空気に触れても酸化し難
く、比較例1及び2に比べて著しく鮮度の保持能力を有
していることが分かる。
【0046】味覚的分析:無差別に選出したモニター5
0人に対し、実施例1、比較例1、比較例2の三種類に
関し、それぞれの二年魚の供試魚の背部刺身(採材24
時間後のもの)を試食テストしたところ、46人が実施
例1のものは天然ブリと同じ又はこれに勝る肉質の歯ご
たえ並びに脂感のない旨さを備えていると回答し、4人
が比較例1、比較例2のものと区別が付かないとの回答
であった。
【0047】実施例2 (1)実施例2として、本発明に係るEP飼料を表5に
示す成分組成で調製し、下記の方法で養殖ブリに投餌し
た。なお、実施例1と同様に、このEP飼料は魚粉、魚
油、小麦粉・α澱粉に各種ビタミン類及びミネラル類を
加圧・加熱・混練したものを、粒径3mm〜17mmの
ペレットに成形しこれを人工的に乾燥固化させたもので
ある。
【0048】
【表5】
【0049】(2)投餌方法:鹿児島県の養殖場におい
て、1万尾のもじゃこ(体長約15cmのブリの稚魚)
を実施例2におけるEP飼料群供試魚とし、前述の実施
例1、比較例1及び比較例2と同条件に前記表2の方法
で投餌して二年魚まで飼育した。
【0050】(3)実施例2の飼料投餌群における供試
魚の生育状況は分析の結果、前記表3の通りであった。
【0051】上記表3から、実施例2の飼料によれば一
年魚、二年魚共に、実施例1よりも更に極めて少ない給
餌で魚体重が急速に増加するとともに、飼育期間中にお
ける斃死尾数も5分の1以下(対比較例2)から約10
分の1以下(対比較例1)にまで極端に減少し、出荷可
能な尾数も18%〜26%も多く、ほぼ100%近くの
歩留まりを達成しており、低コスト・高収益という経済
効率の高さが更に向上していることが分かる。また、体
重の増加も圧倒的に顕著であり、超優良健康魚に生育し
ている。
【0052】肉眼的分析:供試魚を解剖後、筋肉、肝臓
およびその他の諸器官について、解剖直後における状態
を確認したところ、筋肉に関しては、実施例2の飼料投
餌群は、前述の実施例1、比較例1並びに比較例2に比
べて遙かに透明度が高い傾向が見られた。肝臓に関して
も、実施例2の飼料投餌群では均質できれいな赤褐色を
呈する個体が実施例1よりも更に多いことが顕著であっ
た。
【0053】筋肉の経時的色調変化:実施例2に係る供
試魚を解剖し、解剖直後(3時間後)、および24時間
後の二段階に分けて、筋肉部分の色調変化を観察したと
ころ、24時間経過しても解剖直後に近い光沢と透明性
を保ち、殆ど変色が見られなかった(図19参照)。
【0054】病理組織学的分析:実施例2に係る供試魚
の背部筋肉、腹部筋肉および肝臓を摘出した後、10%
ホルマリン液で固定し、常法によってヘマトキシリン・
エオシン染色を行なって検鏡したところ、表6の結果を
得た。なお、図10は実施例2の飼料投餌群における腹
部筋肉の細胞組織を示す顕微鏡写真、図12は比較例2
の飼料投餌群における腹部の筋肉細胞を示す顕微鏡写
真、図14は実施例2の飼料投餌群における肝細胞組織
を示す顕微鏡写真、図16は比較例2の飼料投餌群にお
ける肝細胞組織を示す顕微鏡写真、である。
【0055】
【表6】
【0056】生体内ビタミンE含有量:実施例2におけ
る供試魚につき、日本食品分析センター法に準じて、背
部筋肉および肝臓組織より酢酸dl−α−トコフェロー
ルを抽出し、HPLC法を用いてブリ生体内のビタミン
Eの含有量を分析したところ、一年魚につき図1〜図
4、また二年魚につき図5〜図8に示す結果を得た。
【0057】図1及び図5に示すように、背部筋肉(1
00g中)におけるビタミンEの含有量は、実施例2で
は13.20mg(一年魚)〜13.80mg(二年魚)
であって、比較例1の15倍以上(一年魚)〜11倍以
上(二年魚)であった。また比較例2に対しても、実施
例2は一年魚で10倍以上、二年魚で9倍以上の含有量
であった。図2及び図6に示すように、血合い肉(10
0g中)におけるビタミンEの含有量は、実施例2では
10.50mg(一年魚)〜12.20mg(二年魚)で
あって、比較例1の8倍以上の含有量であった。また比
較例2に対しても、実施例2は一年魚・二年魚とも5倍
以上の含有量であった。図3及び図7に示すように、肝
臓(100g中)におけるビタミンEの含有量は、実施
例2では209mg(一年魚)〜257mg(二年魚)
であって、比較例1の約10倍という高濃度の含有量で
あった。また比較例2に対しても、6.5倍以上の高含
有量であった。この結果、実施例2のEP飼料によれ
ば、実施例1以上に、魚体の健全な成長に大きな影響を
持つ肝臓の機能が正常かつ活発な状態に保たれているこ
とはもとより、比較例1および比較例2に対して格段に
大きなうま味と鮮度保持上の差違が生じていることが分
かる。
【0058】筋肉内脂肪の酸価測定:実施例2に係る供
試魚の背部筋肉から食品衛生検査指針法(理化学編)に
準じて脂肪を抽出し、その酸価度(AV)を測定したと
ころ、図4及び図8に示す結果を得た。実施例2の飼料
投餌群では1.90(一年魚)〜1.22(二年魚)であ
ったが、比較例1では5.20(一年魚)〜4.8(二年
魚)であって、実施例2のものに対して約2.7倍〜4
倍の高い酸化度を示した。また、比較例2では4.30
(一年魚)〜3.92(二年魚)であって実施例2に対
して約2.2倍(一年魚)〜3.2倍(二年魚)という高
い酸化度を示した。これにより、実施例2においてはビ
タミンEとリン酸ビタミンCが高濃度に添加された飼料
のため、脂質代謝が極めて良好に行なわれていたことが
分かる。一方、比較例1および比較例2のものにあって
は、過酸化脂質によるビタミンEの消耗が大きくビタミ
ンEの蓄積はなかったことが分かる。また、実施例2に
おける出荷後の可食筋肉部分には、実施例1の場合以上
に高濃度のビタミンEが蓄積されているため、刺身等の
切り身に処理した後に空気に触れてもより酸化し難く、
比較例1及び2に比べて著しく鮮度の保持能力を有して
いることが分かる。
【0059】味覚的分析:無差別に選出したモニター5
0人に対し、実施例2、比較例1、比較例2の三種類の
供試魚における背部刺身(採材48時間後のもの)を試
食テストしたところ、49人が実施例2のものは天然ブ
リと同等以上の新鮮な肉質感があり、歯ごたえ及び脂感
のない旨さを備えていると回答し、1人が比較例1又は
比較例2のものと相違がないとの回答であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図2】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図3】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図4】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図5】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図6】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図7】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図8】本発明に係る実施形態を示す分析結果を示す比
較グラフである。
【図9】実施例1に係る飼料投餌群の生体組織中「ブリ
の背部筋肉組織」を示す顕微鏡写真(400倍)であ
る。
【図10】実施例2に係る飼料投餌群の生体組織中「ブ
リの腹部筋肉組織」を示す顕微鏡写真(400倍)であ
る。
【図11】比較例1に係る飼料投餌群の生体組織「ブリ
の背部筋肉組織」を示す顕微鏡写真(400倍)であ
る。
【図12】比較例2に係る飼料投餌群の生体組織「ブリ
の腹部筋肉組織」を示す顕微鏡写真(400倍)であ
る。
【図13】実施例1に係る飼料投餌群の生体組織中「ブ
リの肝臓組織」を示す顕微鏡写真(400倍)である。
【図14】実施例2に係る飼料投餌群の生体組織中「ブ
リの肝臓組織」を示す顕微鏡写真(400倍)である。
【図15】比較例1に係る飼料投餌群の生体組織中「ブ
リの肝臓組織」を示す顕微鏡写真(400倍)である。
【図16】比較例2に係る飼料投餌群の生体組織中「ブ
リの肝臓組織」を示す顕微鏡写真(400倍)である。
【図17】実施例1と比較例1の各飼料投餌群における
肝臓組織の外観上の比較を示す写真である。
【図18】実施例1と比較例1の各飼料投餌群における
可食筋肉部分の採材後経時的色調変化の比較を示す写真
である。
【図19】実施例2と比較例2の各飼料投餌群における
可食筋肉部分の採材後経時的色調変化の比較を示す写真
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和合 治久 埼玉県狭山市大字下奥富883番地 株式会 社ゴトー養殖研究所内 Fターム(参考) 2B005 GA01 GA03 GA04 JA04 MA03 2B150 AA08 AB03 AB05 AE05 DE13 DE15

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】養殖魚育成用の飼料であって、 有効成分として該飼料100g(乾燥飼料)中にビタミ
    ンEを30mg〜300mg含有することを特徴とする
    養殖魚育成用の飼料。
  2. 【請求項2】請求項1記載の養殖魚育成用の飼料であっ
    て、有効成分として該飼料100g(乾燥飼料)中にビ
    タミンEを50mg〜150mgの範囲で含有すること
    を特徴とする養殖魚育成用の飼料。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれかに記載の養殖魚
    育成用の飼料であって、アスコルビン酸活性を有する有
    効成分添加物としてL−アスコルビン酸−2−リン酸エ
    ステルの塩類を該飼料100g(乾燥飼料)中に10m
    g〜50mg含有することを特徴とする養殖魚育成用の
    飼料。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の養殖魚
    育成用の飼料であって、EP飼料に形成したことを特徴
    とする養殖魚育成用の飼料。
  5. 【請求項5】養殖魚の飼育方法であって、 有効成分として飼料100g(乾燥飼料)中にビタミン
    Eを30mg〜300mg含有する養殖魚育成用の飼料
    を、飼育期間中に少なくとも2ヶ月間投餌することを特
    徴とする養殖魚の飼育方法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の養殖魚の飼育方法であっ
    て、 有効成分として飼料100g(乾燥飼料)中にL−アス
    コルビン酸−2−リン酸エステルの塩類を10mg〜5
    0mg含有せしめて、ビタミンEの吸収・蓄積を向上さ
    せることを特徴とする養殖魚の飼育方法。
  7. 【請求項7】請求項5又は6のいずれかに記載の養殖魚
    の飼育方法であって、ビタミンEを有効成分として5〜
    50mg/魚体重kg/日の割合で、またL−アスコル
    ビン酸−2−リン酸エステルの塩類を有効成分として2
    mg〜10mg/魚体重kg/日の割合で海水養殖魚に
    投餌することを特徴とする養殖魚の飼育方法。
  8. 【請求項8】請求項5乃至7のいずれかに記載の養殖魚
    の飼育方法であって、該投餌が出荷前の少なくとも5ヶ
    月の間になされることを特徴とする養殖魚の飼育方法。
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