JP2000343903A - 車輪及びこの車輪を有する電気掃除機 - Google Patents

車輪及びこの車輪を有する電気掃除機

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JP2000343903A
JP2000343903A JP11159885A JP15988599A JP2000343903A JP 2000343903 A JP2000343903 A JP 2000343903A JP 11159885 A JP11159885 A JP 11159885A JP 15988599 A JP15988599 A JP 15988599A JP 2000343903 A JP2000343903 A JP 2000343903A
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秀俊 福岡
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利造 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音や床面の傷付きを防止でき、低コストで耐
久性が高い車輪及び電気掃除機を提供することを課題と
する。 【解決手段】軸孔を有する車輪本体22、23と、該車輪本
体の外周に配設されて床面等に接触する接触部材26とを
備え、該接触部材26を、不織布に合成樹脂を含浸させた
材料にて車輪を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪もしくはこの
車輪を有する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気掃除機は、本体に走行用車輪
を有すると共に、床用吸込具の底面や側方に移動用の車
輪を備えている。
【0003】これらの車輪は、近年増加しているフロー
リングの掃除時における傷付き防止や騒音対策の観点か
ら、車輪に起毛布を貼着したり、車輪の外周面に静電植
毛を施したりしていたが、前者では使用する内に起毛布
がはがれるなどの問題が生じ、後者では車輪のコストが
高くなる等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みなされたもので、騒音や床面の傷付きを防止でき、
低コストで耐久性が高い車輪及び電気掃除機を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪本体と、
該車輪本体の外周に配設されて床面等に接触する接触部
材とを備え、該接触部材を、不織布に合成樹脂を含浸さ
せた材料にて構成したことを特徴とする。
【0006】また本発明は、軸部を有する筒状の車輪本
体と、該車輪本体の外周に配設されて床面等に接触する
接触部材と、前記車輪本体の両端部に外周方向に向かっ
て形成されて前記接触部材を抜け止めする鍔部とを備え
てもよい。
【0007】さらに本発明は、前記車輪本体を、軸部を
有する複数の部材を結合して構成するとともに、前記車
輪本体の両端部となる各部材の端部に、外方向に向かっ
て鍔部を形成し、前記接触部材を、該鍔部にて挟持した
状態で車輪本体の外周に配設してもよい。
【0008】前記複数の部材には、互いに係合する係合
手段を形成することが望ましい。
【0009】また、前記接触部材は、前記鍔部よりも突
出する径を有するよう構成することが望ましい。
【0010】さらに本発明は、前記車輪本体を、軸孔を
有する筒状体と、該筒状体の外周両側から装着される一
対の挟持部材とから構成し、前記筒状体の外周に装着さ
れた接触部材を、前記挟持部材端部間にて挟持してもよ
い。
【0011】前記筒状体と挟持部材には、互いに係合す
る係合手段を形成するのが望ましい。
【0012】前記接触部材の外径は、前記挟持部材の外
径よりも大きく形成することが望ましい。
【0013】本発明の車輪を、掃除機本体もしくは床用
吸込具の車輪もしくはキャスターローラー等に採用して
もよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を、電
気掃除機に使用される床用吸込具を例として図1乃至図
13に基づいて説明する。
【0015】1は吸込具本体で、上ケース2、下ケース
3、前記上ケース2及び下ケース3に係脱自在に係合す
る蓋体4、前記上下ケース2、3間に回動自在に支持さ
れた上下部材5、6から構成される回動管7、該回動管
7の上下部材5、6に上下動自在に挟持される継手管8
から構成されている。9は前記吸込具本体1両側に形成
される軸支部で、該軸支部9に前記吸込具本体1外形と
略同径の走行車輪29(後述)を回転自在に支持してい
る。
【0016】前記回動管7の上部材5は、該上部材5に
対してスライド可能な摺動部材10を有すると共に、前記
摺動部材10の端部に形成された係合爪11を、継手管8の
開口端外周に形成した鍔部12に係合させており、継手管
8を吸込具本体1に対して上方向に回動させる際には、
摺動部材10が回動管8の上部材5内に収納され、継手管
8が吸込具本体1に対して略90度まで回動することがで
きるようになっている。
【0017】13は前記吸込具本体1底面に形成される吸
込口、14は前記吸込具本体1内に形成される回転ブラシ
収納室である。
【0018】15は前記吸込口13に臨ませた状態で回転ブ
ラシ収納室14内に回転自在に収納される回転ブラシで、
該回転ブラシ15は、芯体16と、ゴム等にて回転方向後方
側に湾曲形状に形成され、該芯体16に形成された螺旋状
の溝に装着される一対の第1のブレード17と、前記芯体
16の螺旋状の溝に基部を挿入して装着される一対の第2
のブレード18とから構成されている。
【0019】19は前記下ケース3の吸込口13前部に形成
された案内部で、後述する案内口27から吸引した外気が
該案内部19に衝突して回転ブラシ15側へ案内されるよう
になっている。
【0020】20は前記案内部19下面に配設された小車輪
で、該小車輪20は、中央部に図示しない軸が貫通する軸
孔21を有する環状の第1、第2部材22、23と、該第1、
第2部材22、23に挟持固定される後述の接触部材26とか
ら構成されている。
【0021】24、25は前記第1、第2部材22、23の反結
合側端部に外周に向かって各々形成された係止鍔部で、
前記第1、第2部材22、23を結合させた際に該係止鍔部
24、25間に凹溝が形成され、該凹溝に後述する接触部材
26が配設され接触部材26の端面に係止鍔部24、25が当接
して接触部材26を挟持するようになっている。前記係止
鍔部24、25の高さ寸法は、接触部材26の肉厚よりも小さ
く形成されており、接触部材26を第1、第2部材22、23
にて挟持した状態では、係止鍔部24、25が接触部材26の
外径よりも突出することがなく、掃除中に係止鍔部24、
25が床面に当接して床面を傷つけることがないよう構成
されている。
【0022】26は前記第1、第2部材22、23に挟持され
て床面に接触する接触部材で、予め所定の径(前記第
1、第2部材22、23の最小外径と略同一の内径)を有す
る環状に形成されたポリエチレン等の樹脂製の不織布
に、NBR(合成ゴム)等の樹脂を含浸させて形成され
ており、クッション性、吸音性等を有すると共に、耐熱
性、耐摩耗性に優れている。
【0023】27は前記蓋体4の前方に形成された案内口
で、前記回転ブラシ15の両側に対応する位置に形成され
ている。28は前記蓋体4の案内口27後方側に垂下形成さ
れた案内リブで、前記案内口27から吸引した外気を前記
案内部19に向かって案内するようになっており、前記案
内リブ28の下端は回転ブラシ15の回転中心位置、もしく
は回転中心より下方まで延設されている。
【0024】29は前記軸支部9に回転自在に取り付けら
れる走行車輪で、該走行車輪29は一側面に前記軸支部9
に係合される軸30を有する車輪本体31と、該車輪本体31
の他側面に取り付けられるキャップ32と、前記車輪本体
31の後述する鍔部38と前記キャップ32に挟持固定される
後述の接触部材39とから構成されている。
【0025】33は前記車輪本体31に形成された係止孔、
34は前記キャップ32の車輪本体31に対向する面に形成さ
れた係止爪で、該係止孔33に係止爪34を係合することに
より、キャップ32を車輪本体31に固定するようになって
いる。
【0026】35は前記キャップ32の中央部に形成された
開口で、該キャップ32を車輪本体31に取り付けた際に、
車輪本体31の他側面中央部に突出形成された突部36が臨
むようになっている。
【0027】37は前記突部36を覆う起毛布等のカバー部
材で、車輪本体31にキャップ32を取り付けることによ
り、車輪本体31とキャップ32とにより挟持されて床用吸
込具1の使用中、走行車輪29の側面が家具等にこすれて
傷を付けるのを防止するようになっている。
【0028】38は前記車輪本体31の外周面の車軸30形成
側端部に、外周側に向かって形成された鍔部で、該鍔部
38の外径と前記キャップ32の径はほぼ同一に形成されて
おり、前記車輪本体31にキャップ32を取り付けた際に、
該鍔部38とキャップ32との間で後述する接触部材39を挟
持するようになっている。
【0029】39は前記車輪本体31の鍔部38とキャップ32
とに挟持されて床面に接触する環状の接触部材で、該接
触部材39の外径は、前記鍔部38及びキャップ32の外径よ
りも大きく形成されており、鍔部38及びキャップ32が床
面に接触して傷を付ける等の不都合を防止するようにな
っている。
【0030】前記接触部材39は、前記小車輪20に使用す
るものと同様に、予め所定の径(該走行車輪29では、車
輪本体31の外径と略同一の内径)を有する環状に形成さ
れたポリエチレン等の樹脂製の不織布に、NBR(合成
ゴム)等の樹脂を含浸させて形成されており、クッショ
ン性、吸音性等を有すると共に、耐熱性、耐摩耗性に優
れている。
【0031】40は前記下ケース3の後方略中央部に突出
形成された延設部で、該延設部40後端部に後車輪41を回
転自在に軸支し、掃除中、吸込具本体1に対してもっと
も力が加わる回動管7と継手管8との接続部分下方を該
後車輪41により支持することによって、吸込具本体1前
方の浮上がりを防止してバランスを良好に保つことがで
きるようになっている。
【0032】前記後車輪41は、前記小車輪20と同様に、
中央部に軸42が貫通する軸孔43を有する環状の第1、第
2部材44、45と、該第1、第2部材44、45に挟持固定さ
れる後述の接触部材48とから構成されている。46、47は
前記第1、第2部材44、45の結合側端部の外周部に各々
形成され、後述する接触部材48を挟持する鍔部となる凹
部で、前記第1、第2部材44、45を結合させた際に該凹
部46、47間に凹溝が形成されるようになっており、該凹
溝に後述する接触部材48が配設され接触部材48の端面に
前記凹部46、47壁面が当接して接触部材48を挟持するよ
うになっている。
【0033】48は前記第1、第2部材44、45に挟持され
て床面に接触する接触部材で、前記小車輪20に使用する
ものと同様に、予め所定の径(該後車輪41では、第1、
第2部材44、45の凹部46、47の外径と略同一の内径)を
有する環状に形成されたポリエチレン等の樹脂製の不織
布に、NBR(合成ゴム)等の樹脂を含浸させて形成さ
れており、クッション性、吸音性等を有すると共に、耐
熱性、耐摩耗性に優れている。
【0034】49は前記吸込具本体1の前部に上下ケース
2、3によって挟持された状態で配設されるバンパー
で、軟質ゴム等の可撓性を有する材料にて形成され、サ
クションキーパーとなるフラップ50を一体形成してお
り、該フラップ49及び吸込口13後方に配設されるサクシ
ョンキーパー51とにより深部吸込力を向上させている。
前記バンパー49のフラップ50裏面には、複数の突起52が
形成されており、掃除中、吸込具本体1を手元側へ引く
際に、該突起52により絨毯等の被掃除面の糸くず等を引
っかけ、確実に吸い込むことができるようになってい
る。
【0035】上記構成によると、小車輪20は、接触部材
26の両側から第1、第2部材22、23を挿入し、接触部材
26を鍔部24、25にて挟持した状態で第1、第2部材22、
23を溶着させることにより、簡単に組み立てられる。
【0036】鍔部24、25の高さ寸法は、接触部材26の肉
厚よりも小さく形成されているため、小車輪20を組み立
てた状態では、鍔部24、25よりも接触部材26が突出して
おり、吸込具本体1に取り付けて使用した場合に、床面
を鍔部24、25にて傷つけることがない。
【0037】走行車輪29は、車輪本体31の外周に接触部
材39を配設し、鍔部38に接触部材39の一端面を当接させ
た状態で、キャップ32の係止爪34を車輪本体31の係止孔
33に係合させてキャップ32を取り付けることにより、接
触部材39を車輪本体31とキャップ32との間で挟持固定す
る。
【0038】接触部材39の外径は、鍔部38及びキャップ
32の外径よりも大きく形成されており、床用吸込具1の
走行中に、鍔部38及びキャップ32が床面に接触して傷を
付ける等の不都合が防止される。
【0039】さらに、後車輪41は、上記小車輪20と同様
に、接触部材48の両側から第1、第2部材44、45を挿入
して接触部材48を凹部46、47に配設し、第1、第2部材
44、45を溶着することにより、簡単に組み立てられる。
【0040】凹部46、47の高さ寸法は、接触部材48の肉
厚よりも小さく形成されているため、後車輪41を組み立
てた状態では、第1、第2部材44、45よりも接触部材48
が突出しており、吸込具本体1に取り付けて使用した場
合に、床面を第1、第2部材44、45にて傷つけることが
ない。
【0041】接触部材26、39、48は、ポリエチレン等の
樹脂製の不織布に、NBR(合成ゴム)等の樹脂を含浸
させて形成されており、クッション性、吸音性等を有す
ると共に、耐熱性、耐摩耗性に優れているため、騒音や
床面の傷付きを防止でき、低コストで耐久性が高い車輪
を形成することができる。
【0042】また、フェルト等を貼着した場合のごとく
フェルトがめくれる等の不都合が生じることがなく、耐
久性が高い車輪を形成できる。
【0043】上記第1の実施の形態では、小車輪20は接
触部材26を第1、第2部材22、23にて挟持し、第1、第
2部材22、23を溶着することにより構成したが、図14に
示す第2の実施の形態のごとく構成しても良い。尚、上
記第1の実施の形態と同一部分は同一符号を附して説明
を省略する。
【0044】53は所定径の軸受筒部54を有する第1部材
で、該第1部材53の一端部外周に、外側に向かって第1
鍔部55を形成すると共に、多端部に前記軸受筒部54の内
径よりも径大な内径を有する結合部56を形成し、該結合
部56に係合孔57を形成している。
【0045】58は前記軸受筒部54の内径と略同径の軸孔
部59を有する第2部材で、該第2部材58の軸孔部59の端
部に前記第1部材53の係合孔57に係合する爪60を形成す
ると共に、第2部材58の多端部外周に、第2鍔部61を形
成している。
【0046】そして、接触部材26の一端側から第1部材
53の軸受筒部54を挿入すると共に接触部材26の多端側か
ら第2部材58を挿入し、第2部材58の爪60を第1部材53
の結合部56の係合孔57に係合させることにより、接触部
材26を第1、第2部材53、58の第1、第2鍔部55、61に
て挟持して小車輪20を形成でき、上記実施の形態のごと
く第1、第2部材22、23を溶着するのに比べて、より簡
単で低コストな車輪を形成できる。
【0047】また、上記第1の実施の形態では、後車輪
41も小車輪20と同様に、接触部材48を第1、第2部材4
4、45にて挟持し、第1、第2部材44、45を溶着するこ
とにより構成したが、以下に説明する、図15乃至図17に
示す第3の実施の形態のごとく構成しても良い。
【0048】62は車軸を貫通させる筒状の軸受筒で、該
軸受筒62の両端部外周には、後述する挟持部材66、67の
係合爪68、69が係合する環状の凹部63が形成されてお
り、該軸受筒62と後述する挟持部材66、67とから車輪本
体が構成されている。
【0049】64は前記軸受筒62の略中央部外周に形成さ
れた突部で、接触部材48の内周に当接し、接触部材48を
支持するようになっている。65は前記突部64近傍に軸受
筒62の軸方向に適数箇所形成された規制突起で、後述す
る挟持部材66、67の軸受筒62に対する回転を規制するよ
うになっている。
【0050】66、67は前記軸受筒62の外周に、軸受筒62
の両端部から各々挿入される一対の挟持部材で、該挟持
部材66、67の軸受筒62端部に対向する一端部には、前記
軸受筒62の凹部63に係合する係合爪68、69が形成されて
いる。
【0051】70、71は前記挟持部材66、67の他端部内面
に、前記軸受筒62の規制突起65に対応して形成された規
制凹部で、前記軸受筒62の規制突起65が係合することに
より、軸受筒62と挟持部材66、67とが回り止めされるよ
うになっている。
【0052】前記挟持部材66、67は、軸受筒62の外周に
装着された状態で、軸受筒62の中央部に配設された接触
部材48を両側から挟持するようになっている。
【0053】この構成によると、軸受筒62の中央部の突
部64に対応する位置に接触部材48を挿入し、軸受筒62の
両側から挟持部材66、67を各々挿入し、挟持部材66、67
の係合爪68、69を軸受筒62の凹部63に各々係合させるこ
とにより接触部材48を挟持でき、上記第1の実施の形態
において第1、第2部材44、45を溶着させる構成に比べ
て安価に後車輪41を形成できる。
【0054】さらに、上記第1の実施の形態では、走行
車輪29の接触部材39を、車輪本体31とキャップ32とで挟
持するよう構成したが、図18乃至図20に示す第4の実施
の形態のごとく構成しても良く、図面に従って以下に説
明する。尚、上記第1の実施の形態と同一部分について
は同一符号を附して説明を省略する。
【0055】72は車輪本体で、円形の側面板73と、該側
面板73の中央部に形成された車軸74と、前記側面板73の
車軸74形成面の外周部に車軸74と平行に形成された環状
壁75とから構成されている。前記環状壁75の外径は側面
板73の外径よりも小さく形成され、環状壁75の外周側に
鍔部76が形成されるようになっている。
【0056】77は前記環状壁75に形成された係合孔で、
該係合孔77に後述する支持部材78の係合爪79が係合し、
前記車輪本体72の鍔部76と後述する支持部材78との間で
接触部材39を挟持するようになっている。
【0057】78は前記環状壁75端部に取り付けられ、車
輪本体72との間で接触部材39を挟持する支持部材で、該
支持部材78に形成された係合爪79を環状壁75の係合孔77
に係合させることにより固定されるようになっている。
【0058】この構成によると、上記第1の実施の形態
の走行車輪29に比べて、車輪本体72の外観を向上させる
ことができると共に、簡単な構成で走行車輪29を形成で
きる。
【0059】さらに、上記各実施の形態では、走行車輪
29を構成する2つの部材を結合させることにより接触部
材26、39、48を挟持して組み立てる構成としたが、図21
乃至図23に示す第5の実施の形態のごとく、軸孔80を有
する筒状に形成された車輪本体81の両端部の外周に鍔部
82を形成し、接触部材83を該車輪本体81の外周に圧入
し、接触部材83を前記鍔部82にて抜け止めする構成とし
ても良く、この構成とすることにより、部品点数を削減
してもっとも簡単な構成で安価に車輪を形成することが
できる。
【0060】また、上記第5の実施の形態の走行車輪29
への応用として、図24乃至図26に示す第6の実施の形態
のごとく構成して良い。
【0061】即ち、84は車輪本体で、円形の側板85と、
該側板の中央部に形成した軸86と、前記側板85の外周部
に、前記軸86と平行に形成した環状壁87とから構成され
ている。前記環状壁87は、前記側板85の外径よりも若干
小径に形成されており、前記側板84の外周部を接触部材
39を挟持する第1鍔部88としている。
【0062】89は前記環状壁87の端部に、半周にわたっ
て外周に向かって形成された第2鍔部で、前記第1鍔部
88及び第2鍔部89との間で接触部材39を保持するように
なっている。
【0063】組み立てる際には、車輪本体84の環状壁87
外周に接触部材39を圧入し、接触部材39の一端部を第1
鍔部88に当接させると共に、接触部材39の他端部を第2
鍔部89にて係止する。この構成によると、車輪本体84と
接触部材39にて走行車輪29を構成でき、より簡単な構成
で安価に走行車輪29を形成できる。
【0064】尚、本実施の形態では、電気掃除機に使用
される床用吸込具を例として説明したが、図27に示す掃
除機本体90の側部に設けた車輪91、掃除機本体90底面に
設けたキャスターローラー92、掃除機本体90後部下方に
配設した補助車輪93等に採用してもよく、さらに、電気
掃除機以外のたとえば玩具等の車輪に採用してもよい。
【0065】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、接触部材
は、不織布に樹脂を含浸させて形成されているため、ク
ッション性、吸音性等を有すると共に、耐熱性、耐摩耗
性に優れているため、騒音や床面の傷付きを防止でき、
低コストで耐久性が高い車輪を形成することができる。
【0066】また、フェルト等を貼着した場合のごとく
フェルトがめくれる等の不都合が生じることがなく、耐
久性が高い車輪を形成できる。
【0067】本発明の請求項2によると、筒状の車輪本
体の外周に接触部材を圧入することにより、各部材の鍔
部にて接触部材を挟持して車輪を形成できるとともに、
接触部材は、不織布に樹脂を含浸させて形成されている
ため、クッション性、吸音性等を有すると共に、耐熱
性、耐摩耗性に優れているため、簡単な構成で、騒音や
床面の傷付きを防止でき、低コストで耐久性が高い車輪
を形成することができる。
【0068】また、フェルト等を貼着した場合のごとく
フェルトがめくれる等の不都合が生じることがなく、耐
久性が高い車輪を形成できる。
【0069】本発明の請求項3によると、接触部材の両
側から各部材を挿入して結合させることにより、各部材
の鍔部にて接触部材を挟持して車輪を形成できるととも
に、接触部材は、不織布に樹脂を含浸させて形成されて
いるため、クッション性、吸音性等を有すると共に、耐
熱性、耐摩耗性に優れているため、簡単な構成で、騒音
や床面の傷付きを防止でき、低コストで耐久性が高い車
輪を形成することができる。
【0070】また、フェルト等を貼着した場合のごとく
フェルトがめくれる等の不都合が生じることがなく、耐
久性が高い車輪を形成できる。
【0071】本発明の請求項4によると、各部材を係合
手段にて結合することにより車輪を形成できるため、各
部材を溶着等の方法にて結合するのに比べてよりコスト
を抑えることができる。
【0072】本発明の請求項5によると、接触部材は鍔
部よりも突出して形成されるため、床面上で車輪を回転
させて使用する場合に、クッション性、吸音性の高い接
触部材が確実に床面に当接し、鍔部が床面に当接して床
面を傷つける等の不都合を防止できる。
【0073】本発明の請求項6によると、筒状体に接触
部材を挿入し、筒状体の両側から挟持部材を各々挿入す
ることにより接触部材を挟持挟持して車輪を形成できる
とともに、接触部材は、不織布に樹脂を含浸させて形成
されているため、クッション性、吸音性等を有すると共
に、耐熱性、耐摩耗性に優れているため、簡単な構成
で、騒音や床面の傷付きを防止でき、低コストで耐久性
が高い車輪を形成することができる。
【0074】また、フェルト等を貼着した場合のごとく
フェルトがめくれる等の不都合が生じることがなく、耐
久性が高い車輪を形成できる。
【0075】本発明の請求項7によると、挟持部材と筒
状体とを係合手段にて結合することにより車輪を形成で
きるため、各部材を溶着等の方法にて結合するのに比べ
てよりコストを抑えることができる。
【0076】本発明の請求項8によると、接触部材の外
径は挟持部材の外径よりも大きく形成されるため、床面
上で車輪を回転させて使用する場合に、クッション性、
吸音性の高い接触部材が確実に床面に当接し、挟持部材
が床面に当接して床面を傷つける等の不都合を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す床用吸込具の
断面図である。
【図2】同外観側面図である。
【図3】同上面図である。
【図4】同底面図である。
【図5】同小車輪の断面図である。
【図6】同平面図である。
【図7】同側面図である。
【図8】同車輪の断面図である。
【図9】同側面図である。
【図10】同平面図である。
【図11】同後車輪の断面図である。
【図12】同平面図である。
【図13】同側面図である。
【図14】同第2の実施の形態を示す小車輪の断面図で
ある。
【図15】同第3の実施の形態を示す後車輪の断面図で
ある。
【図16】同平面図である。
【図17】同側面図である。
【図18】同第4の実施の形態を示す走行車輪の断面図
である。
【図19】同側面図である。
【図20】同平面図である。
【図21】同第5の実施の形態を示す後車輪の断面図で
ある。
【図22】同平面図である。
【図23】同側面図である。
【図24】同第6の実施の形態を示す走行車輪の断面図
である。
【図25】同側面図である。
【図26】同軸側からみた平面図である。
【図27】本発明の他の実施の形態を示す掃除機本体の
外観図である。
【符号の説明】
1 吸込具本体 20 小車輪 22 第1部材 23 第2部材 24 鍔部 25 鍔部 26 接触部材 29 走行車輪 31 車輪本体 32 キャップ 39 接触部材 41 後車輪 44 第1部材 45 第2部材 46 凹部(鍔部) 47 凹部(鍔部) 48 接触部材 53 第1部材 57 係合孔(係合手段) 58 第2部材 60 爪(係合手段) 62 軸受筒(筒状体) 63 凹部(係合手段) 66 挟持部材 67 挟持部材 68 係合爪(係合手段) 69 係合爪(係合手段) 72 車輪本体 78 支持部材 77 係合孔(係合手段) 79 係合爪(係合手段) 81 車輪本体 82 鍔部 83 接触部材 84 車輪本体 88 第1鍔部 89 第2鍔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 一広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B006 KA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪本体と、該車輪本体の外周に配設さ
    れて床面等に接触する接触部材とを備え、該接触部材
    を、不織布に合成樹脂を含浸させた材料にて構成したこ
    とを特徴とする車輪。
  2. 【請求項2】 軸部を有する筒状の車輪本体と、該車輪
    本体の外周に配設されて床面等に接触する接触部材と、
    前記車輪本体の両端部に外周方向に向かって形成されて
    前記接触部材を抜け止めする鍔部とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の車輪。
  3. 【請求項3】 前記車輪本体を、軸部を有する複数の部
    材を結合して構成するとともに、前記車輪本体の両端部
    となる各部材の端部に、外方向に向かって鍔部を形成
    し、前記接触部材を、該鍔部にて挟持した状態で車輪本
    体の外周に配設したことを特徴とする請求項1記載の車
    輪。
  4. 【請求項4】 前記複数の部材には、互いに係合する係
    合手段を形成したことを特徴とする請求項3記載の車
    輪。
  5. 【請求項5】 前記接触部材は、前記鍔部よりも突出す
    る径を有するよう構成されたことを特徴とする請求項2
    乃至請求項4のいずれかに記載の車輪。
  6. 【請求項6】 前記車輪本体を、軸孔を有する筒状体
    と、該筒状体の外周両側から装着される一対の挟持部材
    とから構成し、前記筒状体の外周に装着された接触部材
    を、前記挟持部材端部間にて挟持したことを特徴とする
    請求項1記載の車輪。
  7. 【請求項7】 前記筒状体と挟持部材には、互いに係合
    する係合手段を形成したことを特徴とする請求項6記載
    の車輪。
  8. 【請求項8】 前記接触部材の外径は、前記挟持部材の
    外径よりも大きく形成したことを特徴とする請求項6ま
    たは請求項7記載の車輪。
  9. 【請求項9】 掃除機本体と、該掃除機本体にホース、
    延長パイプ等を介して床用吸込具を接続する電気掃除機
    において、掃除機本体もしくは床用吸込具に請求項1乃
    至請求項8のいずれかに記載の車輪を有する電気掃除
    機。
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