JP2000344229A - 包装体の手掛け穴構造 - Google Patents

包装体の手掛け穴構造

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JP2000344229A
JP2000344229A JP11155432A JP15543299A JP2000344229A JP 2000344229 A JP2000344229 A JP 2000344229A JP 11155432 A JP11155432 A JP 11155432A JP 15543299 A JP15543299 A JP 15543299A JP 2000344229 A JP2000344229 A JP 2000344229A
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cushioning material
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tongue
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Tatsuya Murata
樹哉 村田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防塵・防虫効果を有する包装体の手掛け穴構
造を、取り扱い性を損なうことなく、しかも低コストに
提供する。 【解決手段】 包装箱12と、被包装物14と、被包装
物14を包装箱12との間に隙間13を設けた状態で保
持する緩衝材16とよりなる包装体において、包装箱1
2の側面上部に切り込み22により設けられた手掛け穴
18が、切り込み22により形成された舌片24で塞が
れ、この舌片24を包装箱12の内側に折り曲げること
で開口するよう形成されており、手掛け穴18の周囲に
おける包装箱12と被包装物14との隙間13には切り
込み22に沿って緩衝材16が配され、舌片24を折り
曲げたときに、折り曲げた舌片24が手掛け穴18周囲
の緩衝材16と隙間なく当接して、被包装物14が外気
から遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防塵・防虫機能を
有する、包装体の手掛け穴構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、冷蔵庫、テレビなどの電化製品は、段ボール箱など
の包装箱の内部に、発泡スチロール材などの緩衝材で保
持した状態で収納され、梱包されて出荷される。このよ
うな包装箱の側面には、荷扱い時の利便性を考慮して手
掛け穴が設けられている。
【0003】かかる手掛け穴には、単に開口したものも
あるが、防塵・防虫に配慮して、手掛け穴を切り込みに
より設けて、この切り込みにより形成された舌片で荷扱
い前には開口を塞ぐようにしたものもある。この場合、
荷扱い前は、手掛け穴は切り込みのみであるため、防塵
効果が奏されるが、荷扱い時に舌片を折り曲げて手掛け
穴を開口させた後には、防塵効果が喪失するという欠点
がある。そのため、従来は、被包装物を予め外装用ポリ
袋で包んでから、これを包装箱に入れることで防塵対策
をしており、このような二重の包装が必要になることか
ら、コストが高いという問題がある。
【0004】また、手掛け穴の防塵構造については、手
掛け穴と同一形状の開口を有するクラフトガムテープに
高伸度のフィルムを積層したシートを用いて、この積層
シートを包装箱の内側から手掛け穴を塞ぐように張り付
けたものもある。この場合、手掛け穴に手を入れること
でフィルムが伸びて手を掛けることができる。しかしな
がら、このような積層シートを張り付けて防塵を図るも
のにおいては、シート自体のコストが高いことに加え
て、貼付け作業とその後の乾燥作業が必要となり、コス
トが高いという問題がある。
【0005】さらに、開口した手掛け穴の周囲を全周に
わたって緩衝材で囲む方法もあるが、このように全周で
取り囲む場合、緩衝材が大きくなってしまうか、又は手
掛け穴が持ちにくいものとなってしまう。緩衝材は、通
常、包装箱内の上下端部に配されるのに対し、手掛け穴
は、持ち易さを考慮して、通常、包装箱側面において上
端から所定の距離をおいた高さに配される。そのため、
手掛け穴の位置をそのままとして、上端部の緩衝材で全
周を取り囲もうとすると、緩衝材を通常よりもかなり下
方まで延在させる必要があり、緩衝材が大きくなってし
まう。一方、緩衝材の大きさをそのままとした場合に
は、手掛け穴を通常より上方に設ける必要があり、手掛
け穴より上側の包装箱部分が狭くなって持ちにくくなっ
てしまう。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、防塵・防虫効果に有する手掛け穴構造を、取り
扱い性を損なうことなく、しかも低コストに提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
包装体の手掛け穴構造は、包装箱と、包装箱内に収納さ
れた被包装物と、包装箱内の角部に配されて被包装物を
包装箱との間に隙間を設けた状態で保持する緩衝材とよ
りなる包装体において、前記包装箱の少なくとも一面に
切り込みにより手掛け穴が設けられ、この手掛け穴は、
前記切り込みにより形成された舌片で塞がれ、この舌片
を包装箱の内側に折り曲げることで開口するよう形成さ
れており、該手掛け穴の周囲における包装箱と被包装物
との隙間には上記切り込みに沿って緩衝材が配され、前
記舌片を包装箱の内側に折り曲げたときに、この折り曲
げた舌片が前記手掛け穴周囲の緩衝材と隙間なく当接す
ることを特徴とする。
【0008】この包装体において、手掛け穴の利用前
は、手掛け穴が舌片により塞がれているため防塵・防虫
効果がある。そして、荷扱い時に舌片を内側に折り曲げ
たときには、この舌片が、手掛け穴を構成する切り込み
に沿って配された緩衝材と隙間なく当接するため、被包
装物が外気から遮断される。そのため、荷扱い時にも防
塵・防虫効果を発揮する。
【0009】本発明によれば、このように手掛け穴とそ
の周囲の緩衝材の形状を工夫することで防塵・防虫する
ことができるので、上記従来の外装用ポリ袋や積層シー
トを廃止してコストダウンを図ることができる。また、
切り込みにより形成された舌片とこの切り込みに沿って
配された緩衝材とにより隙間を塞ぐので、上記従来のよ
うに手掛け穴の全周を緩衝材で取り囲む必要がなく、従
って、緩衝材が大きくなりすぎることがなく、また、手
掛け穴が持ちにくくなることもない。
【0010】なお、包装箱の角部に配される緩衝材と手
掛け穴周囲の緩衝材とは一体でも別体でもよい。
【0011】請求項2記載の手掛け穴構造は、請求項1
において、前記手掛け穴が、包装箱の側面の上部に形成
されており、前記切り込みが、上辺部とその両端から下
方に延びる左右両側辺部とよりなる略コの字状をなし
て、このコの字の内側に前記舌片が形成され、前記手掛
け穴周囲の緩衝材が、前記切り込みの上辺部に沿う上壁
面部と、左右両側辺部に沿う左右壁面部とからなる、上
方に窪んだ凹部を有し、前記の折り曲げられた舌片が、
この凹部の上壁面部と左右壁面部とに隙間なく当接する
ことを特徴とする。
【0012】この場合、手掛け穴の背後側における被包
装物との隙間のうち、上面と左右両側面が緩衝材で塞が
れ、折れ曲げられた舌片がこの緩衝材に隙間なく当接す
ることにより、被包装物が外気から遮断される。
【0013】請求項3記載の手掛け穴構造は、請求項1
において、前記手掛け穴周囲の緩衝材に、包装箱の内側
に折り曲げられた前記舌片の折り曲げ状態を保持する係
止部が設けられたことを特徴とする。
【0014】荷扱い時に内側に折り曲げた舌片は、その
後、折り曲げの反発力によって中間位置まで戻ろうと
し、そのため、舌片と緩衝材との間に隙間が発生する場
合がある。請求項3の構造によれば、係止部によりこの
ような舌片の戻りが防止され、舌片を隙間が生じない所
定の折り曲げ状態に保持することができるので、荷扱い
後の防塵・防虫効果を確実にすることができる。
【0015】請求項4記載の手掛け穴構造は、請求項1
において、前記手掛け穴周囲の緩衝材が、前記舌片を折
り曲げる際における当該舌片の先端部の回動軌跡に沿う
傾斜面を有することを特徴とする。
【0016】この場合、舌片がどの折り曲げ位置にあっ
ても緩衝材との間に隙間が生じないので、舌片を特定の
折り曲げ状態で固定保持する必要がなくなり、手掛け穴
の取り扱いが容易となるとともに、荷扱い後の防塵・防
虫効果を確実にすることができる。また、荷扱い時に舌
片と緩衝材との間に指が挟まることがなくなり、取り扱
いが容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施形態における包
装体10の斜視図、図2(a)は同包装体10の手掛け
穴18の斜視図、図2(b)はそのA−A線断面図、図
3は同手掛け穴18の正面図である。
【0019】この包装体10は、包装箱12と、包装箱
12内に収納された被包装物14と、被包装物14を包
装箱12内に保持する緩衝材16とよりなる。
【0020】包装箱12は、上下面12bが側面12a
と一体の段ボールで形成された直方体の段ボール箱であ
り、上下面12bがそれぞれテープ20で封緘されてい
る。なお、包装箱12としては、上面と下面が側面とは
別体の段ボールで形成されたものでもよい。
【0021】被包装物14は、冷蔵庫やテレビ、電子レ
ンジなど、包装箱12と同様の直方体状のものを例とし
て挙げることができる。
【0022】緩衝材16は、発泡スチロールなどの衝撃
を吸収するためのクッション材であり、包装箱12内の
各角部に配されて、被包装物14を包装箱12との間に
所定の隙間13をあけた状態に保持する。包装箱12の
8つの角部に配された緩衝材16は、前後に隣り合う2
つが互いに連結されており、従って、包装箱12には合
計4つの緩衝材16が配されている。詳細には、後記の
手掛け穴18が設けられた側面12aにおいて、その左
右両側の角部に配された緩衝材16が互いに連結されて
おり、従って、手掛け穴18が設けられた相対する2つ
の側面12aにおいて、その上下辺部にそれぞれ緩衝材
16が配されている。
【0023】相対する2つの側面12a、詳細には、包
装箱12の上下面12bと一体に連続している2つの側
面12aには、それぞれ、その上部に手掛け穴18が切
り込み22により設けられている。
【0024】切り込み22は、下方に向かって開く略コ
の字状をなしている。すなわち、切り込み22は、手掛
け穴18となる横長矩形状の開口の上辺に相当する水平
な上辺部22aと、その両端から下方に延び、上記開口
の左右両側辺に相当する左右の側辺部22bとよりな
る。
【0025】そして、このコの字の内側に、切り込み2
2によって舌片24が形成されている。この舌片24
は、上記開口の下辺に相当する、切り込み22の両側辺
部22bの下端を結ぶ線を折曲部26として、包装箱1
2の内側に折り曲げられるようになっている。
【0026】以上により、手掛け穴18は、荷扱い前に
は切り込み22により形成された舌片24で塞がれ、こ
の舌片24を包装箱12の内側に折り曲げることで開口
して手が掛けられるようになっている。
【0027】図2(b)及び図3に示すように、手掛け
穴18の周囲における包装箱12と被包装物14との隙
間13には、上記切り込み22に沿って緩衝材16が配
されている。
【0028】詳細には、側面12aの上辺部に沿って配
された緩衝材16は、その下端が手掛け穴18を形成す
る切り込み22の両側辺部22bの下端と略同一高さに
設定されている。そして、この緩衝材16の下端には、
手掛け穴18が設けられた位置において、上方に窪んだ
凹部30が設けられている。
【0029】この凹部30は、上記切り込み22の上辺
部22aに沿う上壁面部30aと、左右両側辺部22b
に沿う左右壁面部30bとで形成されている。より詳細
には、凹部30の上壁面部30aは、切り込み上辺部2
2aの背後に当該上辺部22aと一致する面を有して形
成され、左右壁面部30bは、切り込み側辺部22bの
背後に当該側辺部22bと一致する面を有して形成され
ている。上壁面部30aと左右壁面部30bは、ともに
包装箱12の側面12aに対して垂直に形成されてい
る。また、上壁面部30aには、折り曲げられた上記舌
片24の先端が当接される凸部32が形成されている。
【0030】以上より、手掛け穴18の上辺と両側辺に
対応する箇所においては、切り込み22と一致した壁面
を有する緩衝材16が手掛け穴18の外周側に配されて
いるが、下辺に対応する箇所においては、切り込み22
が設けられていないため、手掛け穴18の外周側に緩衝
材16は配されていない。
【0031】そして、このような緩衝材16の構成によ
り、舌片24を包装箱12の内側に折り曲げたときに、
舌片24が傾斜した姿勢で手掛け穴18周囲の緩衝材1
6と隙間なく当接するようになっている。すなわち、折
り曲げた舌片24は、緩衝材16に対し、上縁部が上壁
面部30aの凸部32と隙間なく当接し、両側縁部が左
右壁面部30bと隙間なく当接するようになっている。
【0032】本実施形態の包装体10において、手掛け
穴18の利用前は、手掛け穴18は舌片24により塞が
れており、切り込み22が存在するのみであるため、防
塵・防虫効果がある。
【0033】そして、荷扱い時に舌片24を内側に折り
曲げたときには、この舌片24が緩衝材16に設けられ
た凹部30の内壁面に隙間なく当接するので、被包装物
14が外気から遮断される。詳細には、手掛け穴18の
背後側における被包装物14との隙間13のうち、上面
と左右両側面は緩衝材16で塞がれ、折れ曲げられた舌
片24がこの緩衝材16に隙間なく当接することで後面
(被包装物14の表面)及び下面も塞がれる。これによ
り、荷扱い時にも防塵・防虫効果を発揮する。
【0034】本実施形態によれば、このように手掛け穴
18とその周囲の緩衝材16の形状を工夫することで防
塵・防虫することができるので、上記従来の外装用ポリ
袋や積層シートを廃止してコストダウンを図ることがで
きる。
【0035】また、手掛け穴18の下方側は緩衝材16
で塞がないので、手掛け穴の全周を緩衝材で取り囲む場
合に比べて、手掛け穴の持ち易さを維持しつつ緩衝材の
大きさを小さくすることができる。
【0036】さらに、手掛け穴18の背後側に同一形状
の緩衝材16が配されているため、手掛け穴18の強度
が高く、被包装物14が重量物の場合でも対応すること
ができる。
【0037】図4(a)は、本発明の第2の実施形態に
おける手掛け穴18の斜視図、図4(b)はそのB−B
線断面図、図5は同手掛け穴18の正面図である。
【0038】第2の実施形態は、上記第1の実施形態に
おいて、手掛け穴18の周囲の緩衝材16に、内側に折
り曲げられた舌片24の折り曲げ状態を保持する係止部
34を設けたものであり、同一の符号を付したものは特
に説明しない限り同様の構成を有するものとして説明を
省略する。
【0039】この実施形態では、手掛け穴18を形成す
る略コの字状の切り込み22は、図5に示すように、上
辺部22aと側辺部22bとの連結部が直角状ではなく
湾曲状に形成されている。
【0040】舌片24は、切り込み22の両側辺部22
bの下端を結ぶ上記折曲部26だけでなく、その高さ方
向の略中央に水平に延びる中間折曲部36でも折り曲げ
られるようになっている。
【0041】また、緩衝材16の上記凹部30における
上壁面部30aには、その後端部から係止部34が下方
に突出して形成されている。この係止部34は、被包装
物14の表面と接触するとともに、折り曲げられた舌片
24の先端、即ち上縁部と隙間なく当接して当該先端を
係止するようになっている。
【0042】この実施形態の構造においては、荷扱い時
に、舌片24を、折曲部26で包装箱12の内側に向か
って折り曲げるとともに、中間折曲部36で外側に折り
返すように折り曲げて、舌片24の上縁部を凹部30の
係止部34に掛け、中間折曲部36よりも先端側の舌片
上部24aを被包装物14の表面に接触させる。これに
より、手掛け穴18の背後側における被包装物14との
隙間13のうち、上面と左右両側面は緩衝材16で塞が
れ、下面は上記中間折曲部36よりも根元側の舌片下部
24bで塞がれ、後面は上記舌片上部24aと上記係止
部34とで塞がれる。
【0043】この実施形態によれば、荷扱い時に内側に
折り曲げた舌片24が、その後、折り曲げの反発力によ
って中間位置まで戻ろうとしても、係止部34によりこ
のような戻りが防止されているので、舌片24を隙間が
生じない折り曲げ状態に保持することができ、従って、
防塵・防虫効果がより確実になる。
【0044】図6(a)は本発明の第3の実施形態にお
ける手掛け穴18の斜視図、図6(b)はそのC−C線
断面図である。
【0045】第3の実施形態は、上記第1の実施形態に
おいて、手掛け穴18の周囲の緩衝材16における凹部
30の上壁面部30aを、舌片24を折り曲げる際にお
ける当該舌片24の上縁部の回動軌跡に沿う傾斜面形状
としたものであり、同一の符号を付したものは特に説明
しない限り同様の構成を有するものとして説明を省略す
る。
【0046】緩衝材16における凹部30の上壁面部3
0aは、舌片24の回動軌跡に沿って後方ほど下方に傾
斜する傾斜面を有している。この傾斜面は、ここでは回
動軌跡と一致させてR付けされた曲面状とされている
が、平面状でもよい。
【0047】この場合、図6(b)に示すように、舌片
24がどの折り曲げ位置にあっても凹部30の上壁面部
30aとの間に隙間が生じないので、上記第2の実施形
態のように、舌片24を特定の折り曲げ状態で固定保持
する必要がなくなり、手掛け穴18の取り扱いが容易と
なるとともに、荷扱い後の防塵・防虫効果を確実にする
ことができる。また、舌片24がどの折り曲げ位置にあ
っても凹部30の壁面との間に隙間が生じないので、荷
扱い時に舌片24と緩衝材16との間に指が挟まること
がなくなり、取り扱いが容易となる。
【0048】なお、上記の実施形態においては、手掛け
穴18を包装箱12の側面12aに設けた場合について
説明したが、本発明では側面12aに限らず上面12b
に手掛け穴18を設けてもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明の包装体の手掛け穴構造によれ
ば、手掛け穴とその周囲の緩衝材の形状を工夫すること
で防塵・防虫することができるので、上記従来の外装用
ポリ袋や積層シートを廃止してコストダウンを図ること
ができる。また、切り込みにより形成された舌片とこの
切り込みに沿って配された緩衝材とにより隙間を塞ぐの
で、上記従来のように手掛け穴の全周を緩衝材で取り囲
む必要がなく、従って、緩衝材が大きくなりすぎること
がなく、また、手掛け穴が持ちにくくなることもない。
【0050】そして、請求項3記載の手掛け穴構造によ
れば、さらに、係止部により荷扱い後の舌片の戻りが防
止され、舌片を隙間が生じない所定の折り曲げ状態に保
持することができるので、荷扱い後の防塵・防虫効果を
確実にすることができる。
【0051】また、請求項4記載の手掛け穴構造によれ
ば、舌片がどの折り曲げ位置にあっても緩衝材との間に
隙間が生じないので、舌片を特定の折り曲げ状態で固定
保持する必要がなくなり、手掛け穴の取り扱いが容易と
なるとともに、荷扱い後の防塵・防虫効果を確実にする
ことができる。また、荷扱い時に舌片と緩衝材との間に
指が挟まることがなくなり、取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における包装体の斜視
図である。
【図2】(a)は第1の実施形態の手掛け穴の斜視図、
(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図3】第1の実施形態の手掛け穴の正面図である。
【図4】(a)は第2の実施形態の手掛け穴の斜視図、
(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図5】第2の実施形態の手掛け穴の正面図である。
【図6】(a)は第3の実施形態の手掛け穴の斜視図、
(b)は(a)のC−C線断面図である。
【符号の説明】
10……包装体 12……包装箱 14……被包装物 16……緩衝材 18……手掛け穴 22……切り込み 22a……上辺部 22b……側辺部 24……舌片 30……凹部 30a……上壁面部 30b……左右壁面部 34……係止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装箱と、包装箱内に収納された被包装物
    と、包装箱内の角部に配されて被包装物を包装箱との間
    に隙間を設けた状態で保持する緩衝材とよりなる包装体
    において、 前記包装箱の少なくとも一面に切り込みにより手掛け穴
    が設けられ、 この手掛け穴は、前記切り込みにより形成された舌片で
    塞がれ、この舌片を包装箱の内側に折り曲げることで開
    口するよう形成されており、 該手掛け穴の周囲における包装箱と被包装物との隙間に
    は上記切り込みに沿って緩衝材が配され、 前記舌片を包装箱の内側に折り曲げたときに、この折り
    曲げた舌片が前記手掛け穴周囲の緩衝材と隙間なく当接
    することを特徴とする包装体の手掛け穴構造。
  2. 【請求項2】前記手掛け穴が、包装箱の側面の上部に形
    成されており、 前記切り込みが、上辺部とその両端から下方に延びる左
    右両側辺部とよりなる略コの字状をなして、このコの字
    の内側に前記舌片が形成され、 前記手掛け穴周囲の緩衝材が、前記切り込みの上辺部に
    沿う上壁面部と、左右両側辺部に沿う左右壁面部とから
    なる、上方に窪んだ凹部を有し、 前記の折り曲げられた舌片が、この凹部の上壁面部と左
    右壁面部とに隙間なく当接することを特徴とする請求項
    1記載の包装体の手掛け穴構造。
  3. 【請求項3】前記手掛け穴周囲の緩衝材に、包装箱の内
    側に折り曲げられた前記舌片の折り曲げ状態を保持する
    係止部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の包
    装体の手掛け穴構造。
  4. 【請求項4】前記手掛け穴周囲の緩衝材が、前記舌片を
    折り曲げる際における当該舌片の先端部の回動軌跡に沿
    う傾斜面を有することを特徴とする請求項1記載の包装
    体の手掛け穴構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009274749A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Rinnai Corp 梱包構造
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