JP2000345243A - 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 - Google Patents
複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉Info
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Abstract
は、並置した複数本の金属線材を均一に加熱するのは困
難であるため、この発明では、かかる金属線材を均一に
加熱する方法及び加熱炉を提供する。 【解決手段】 この発明の加熱炉1は、上壁2、下壁
3、前後側壁6,7及び左右側壁4,5 からなる炉壁と、該
左右側壁4,5 間に間隔をおいて並置された複数本の金属
線材8a,8b,--,8n の上方位置に、これらの金属線材8a,8
b,--,8n を加熱するための加熱手段9a,9b とを有し、前
記加熱によって炉1内から受ける各金属線材の単位体積
あたりの入熱量に応じて、並置した金属線材8a,8b,--,8
n の下壁内面3aからの距離La,Lb,--,Ln を、加熱炉1の
幅方向断面で見て、異ならせることを特徴とする。この
発明の加熱方法は、上記加熱手段によって加熱する際
に、前記距離を、同様に異ならせることを特徴とする。
Description
材、例えばタイヤコード等に用いられる鋼線材を均一に
加熱する方法及び加熱炉に関するものである。
等に用いられる鋼線材を同時にパテンティング処理等の
熱処理を行うための加熱炉としては、熱効率がよく、経
済的である等の点から、金属線材と燃焼バーナーとの間
にマッフルを有さず加熱炎が直接通過線を加熱する、い
わゆる直火式加熱炉が広く用いられている。
うに、炉の両側壁102,103 に配置され水平方向に加熱炎
を噴出する対をなす燃焼バーナー104a,104b を加熱手段
とする水平炊き式加熱炉101 と、図4(a)に示すよう
に、上壁110 に配置され下方に向かって炎を噴出する燃
焼バーナー112a,112b を加熱手段とする天井炊き式加熱
炉107 とがある。
直火式加熱炉101,107 は、いずれの形式においても炉の
下壁内面105,111 が平らであって、これと金属線材100
との距離が炉の幅方向で一定に構成されているのが一般
的であり、この構成では、加熱炉101,107 内に並置した
各金属線材100 への輻射熱が、以下に示す理由から幅方
向で一定にはならず、並置した複数本の金属線材100 を
均一に加熱することが困難であるという問題を有してい
る。
は、炉の幅方向の中央部に位置する金属線材は炉の側壁
102,103 からの輻射熱をほとんど受けないのに対し、前
記幅方向の端部側に位置する金属線材は側壁102,103 か
らの輻射熱を多く受けるため、各金属線材を同じ速度で
炉内を通過させると、前記幅方向端部側に位置する金属
線材ほど単位体積あたりの入熱量が多くなるのに伴って
線材温度が高くなる傾向があり、その結果、図3(b) に
示すように、炉内の幅方向に並置した各金属線材の温度
分布はU字状となり、並置した金属線材の全てを均一加
熱することは困難であるからである。
燃焼バーナー112a,112b の加熱炎による温度分布が水平
炊き式よりも不均一であるため、前記加熱炎を噴出する
方向に位置する金属線材100 は、高温に加熱されて単位
体積あたりの入熱量が多くなるのに伴って線材温度が高
くなる傾向があり、その結果、例えば図4(a) に示すよ
うに2個の燃焼バーナー112a,112b を配設した場合に
は、図4(b) に示すように、炉内の幅方向に並置した各
金属線材の温度分布はM字状となり、並置した金属線材
の全てを均一加熱することは困難であるからである。
ィング処理を行う場合には、鋼線材を所定温度に加熱し
て完全にオーステナイト化する必要があるが、加熱しす
ぎると鋼中の結晶粒が粗大化し、これに起因して延性が
劣化する傾向があるため、適正な温度範囲内で線材を加
熱することが要求される。
107 は、いずれの方式とも、並置した複数本の線材の全
てを均一に加熱するのは困難である。即ち、前記線材の
全てを完全にオーステナイト化する温度に炉内温度を設
定すると、適正温度範囲よりも高い温度に加熱される線
材が不可避的に発生し、製品歩留り等の悪化を招くから
である。
は、炉の側壁102,103 からの輻射熱による線材の不均一
温度分布を緩和するための手段として、炉の幅方向端部
側に位置する金属線材と炉の側壁102,103 との間の距離
を大きく設定すること (例えば数10cm以上)、具体的
には、炉の両側壁102,103 間距離を大きくすることが有
用であるが、この構成だと、炉内に無駄な空間が生じる
ことになり、これに伴って加熱炉全体も大きくなり、炉
面積当たりの生産性が劣るため好ましくない。
の輻射熱による金属線材への入熱量を、炉の幅方向にわ
たって適正に制御することによって、並置した複数本の
金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉を提供するこ
とにある。尚、この発明は、例えばタイヤコード等に用
いられる鋼線材をパテンティング処理等の熱処理を行う
のに適している。
め、第1発明は、上壁、下壁、前後側壁及び左右側壁か
らなる炉壁によって炉内空間を区画形成する炉壁を有す
る加熱炉内に複数本の金属線材を並置し、該金属線材
を、それらの上方位置に配置された加熱手段によって加
熱する際に、前記加熱によって炉内から受ける各金属線
材の単位体積あたりの入熱量に応じて、並置した金属線
材の下壁内面からの距離を、加熱炉の幅方向断面で見
て、異ならせることを特徴とする、複数本の金属線材を
均一に加熱する方法である。
は、前記入熱量が少ないほど短いことが好ましく、より
好適には、最大値が最小値の1.5 倍以上である。尚、前
記金属線材の下壁内面からの距離は、下壁内面を隆起さ
せることによって短く設定することが好ましい。
炉面積当たりの生産性を向上させる必要がある場合に
は、前記金属線材のうち、左右側壁に最も近い位置にあ
る金属線材と該側壁間を炉の幅方向に沿って測定した距
離は、いずれも15cm以下であることが好ましい。
及び左右側壁からなる炉壁と、該左右側壁間に間隔をお
いて並置された複数本の金属線材の上方位置に、これら
の金属線材を加熱するための加熱手段とを有する加熱炉
において、前記加熱によって炉内から受ける各金属線材
の単位体積あたりの入熱量に応じて、並置した金属線材
の下壁内面からの距離を、加熱炉の幅方向断面で見て、
異ならせることを特徴とする複数本の金属線材を均一に
加熱する加熱炉である。
連続的に炉内を通過させて加熱する連続熱処理炉である
ことが好ましい。
側壁に配置され水平方向に加熱炎を噴出する対をなす燃
焼バーナーを加熱手段とする水平炊き式加熱炉である
か、又は、上壁に配置され下方に向かって加熱炎を噴出
する燃焼バーナーを加熱手段とする天井炊き式加熱炉で
あることが好ましく、前者の場合には、前記金属線材の
下壁内面からの距離を、炉の幅方向中央部位置でその幅
方向端部位置よりも短くし、一方、後者の場合には、前
記金属線材の下壁内面からの距離を、加熱炎による熱影
響を大きく受ける金属線材よりもそれ以外の金属線材で
短くすることが必要である。
離は、前記入熱量の少ない金属線材の直下位置にある下
壁部分のみを隆起させることによって短く設定すること
が好ましく、前記隆起は、平坦な下壁内面上に耐火レン
ガのブロック、耐火金属のブロック又は箱を載置するこ
とによって形成することがより好適である。
面に示すところに基づいて説明する。図1(a) 及び(b)
は、第1発明の一の実施形態である加熱方法を実施する
ために用いた第2発明の一の実施形態である水平炊き式
加熱炉1を、その長手方向に沿ってそれぞれ水平方向及
び垂直方向に切断したものであり、また、図2は図1
(a) のA−A線上で切断したものであり、いずれも加熱
炉の炉内状態を説明するための図であり、図中1は加熱
炉、2は上壁、3は下壁、4〜7は側壁、8は金属線
材、9a及び9bは加熱手段、10は炉内空間、11は金属線材
の移動方向、12は輻射熱発生部材である。
下壁3、左右側壁4,5及び前後側壁6,7からなる炉
壁と、左右側壁4,5間に間隔をおいて並置された複数
本の金属線材8a,8b,--,8n の上方位置に、これらの金属
線材8a,8b,--,8n を加熱するための加熱手段9a,9b (加
熱手段9a,9b は図2にのみ示す。)とを有し、炉壁によ
って炉内空間10が区画形成されている連続熱処理炉であ
ある。
示すため、その加熱手段9a,9b は、図2に示すように、
対をなす燃焼バーナーを、水平方向に加熱炎を噴出する
ように左右側壁に配置した場合を示してあるが、これだ
けには限定されない。例えば、天井炊き式加熱炉の場合
には、加熱手段9a,9b は、図4(a) に示すように燃焼バ
ーナーを上壁に下方に向かって加熱炎を噴出するように
配置すればよい。
な特徴は、上記加熱炉1内で前記金属線材8a,8b,--,8n
を加熱する際に、前記加熱によって加熱炉1内から受け
る各金属線材8a,8b,--,8n の単位体積あたりの入熱量に
応じて、並置した金属線材8a,8b,--,8n の下壁内面3aか
らの距離La,Lb,--,Ln を、加熱炉1の幅方向断面(図2
参照)で見て、異ならせることにあり、この構成を採用
することによって、並置した複数本の金属線材の全てを
均一に加熱することが可能になる。
緯を作用とともに説明する。発明者は、まず加熱炉内で
並置した金属線材がどのように加熱されるかについて詳
細に調査した。
る熱は、加熱炉の上記いずれの形式の相違に依らず、主
に、(1) 高温雰囲気ガスからの伝導熱、(2) 炉の側壁か
らの輻射熱及び(3) 炉の下壁からの輻射熱の3つの複合
熱によるものであること、また、高温雰囲気ガスからの
伝導熱が金属線材が接する雰囲気ガス及び熱伝達率に依
存し、炉の側壁及び下壁からの輻射熱がいずれも各々の
側壁及び下壁と線材との距離の影響が大きく、即ち、こ
の距離が短いほど線材が受ける輻射熱が大きくなること
が判明した。
材を均一に加熱できないという問題点が生じる理由につ
いて検討したところ、(炉の下壁が平らである)従来の
水平炊き式加熱炉の場合には、高温雰囲気ガスからの伝
導熱及び炉の下壁からの輻射熱により受ける入熱量は、
いずれの金属線材ともほぼ等しいが、炉の側壁、特に左
右側壁からの輻射熱により受ける入熱量が、左右側壁側
に近い位置にある金属線材ほど大きくなり、図3(b)に示
すようなU字状の不均一温度分布をとることになるから
であり、また、(炉の下壁が平らである)従来の天井炊
き式加熱炉の場合には、加熱炎の分布が炉の幅方向で不
均一でありこれに伴って高温ガス雰囲気も同様に不均一
になり、この雰囲気ガスの伝導熱差が生じることにより
線材の温度分布に不均一になるからであることが分かっ
た。
を解決するため鋭意検討を行ったところ、上記いずれの
形式の加熱炉の場合であっても、炉の下壁からの輻射熱
を炉の幅方向に制御することによって、並置した金属線
材の全てを均一に加熱することができることを見出し
た。
平らであり、各金属線材と下壁内面との距離は一律に等
しく設定されていたが、この発明では、炉の下壁内面を
平らにしないで、その所定位置だけを隆起させることな
どによって、前記距離を異ならせること、より具体的に
は、並置された複数本の金属線材のうち、入熱量が相対
的に少ない金属線材の下方に位置する下壁内面のみを隆
起させることによって、入熱量が相対的に少ない金属線
材が、下壁からの輻射熱による入熱量が相対的に高ま
り、並置された複数本の金属線材のそれぞれに対する入
熱量がをほぼ等しくすることができ、この結果として、
並置した金属線材の全てを均一に加熱することができる
ことを見出したのである。
の場合には、炉の下壁内面が平らであるとすると、図3
(b) に示すように、炉の幅方向中央部位置にある金属線
材が、幅方向端部位置にある金属線材よりも線材温度が
低くなる傾向があるため、かかる場合には、前記金属線
材の下壁内面からの距離を、炉の幅方向中央部位置でそ
の幅方向端部位置よりも短くすることによって、並置し
た金属線材の全てを均一に加熱することができる。
下壁内面が平らであるとすると、図4(b) に示すよう
に、加熱炎による熱影響を大きく受ける金属線材がそれ
以外の金属線材よりも温度が高くなる傾向があるため、
かかる場合には、前記金属線材の下壁内面からの距離
を、加熱炎による熱影響を大きく受ける金属線材よりも
それ以外の金属線材で短くすることによって、並置した
金属線材の全てを均一に加熱することができる。
天井炊き式加熱炉よりも、加熱効率の高い水平炊き式加
熱炉の方が好ましい。
するための手段としては、前記距離を短くする下壁内面
位置のみを隆起させることが好ましく、この隆起は、例
えば平坦な下壁内面上に耐火レンガのブロック、耐火金
属のブロック又は箱を載置することによって形成するこ
とができ、これによれば、炉の下壁内面が平らである従
来の加熱炉を用いることができ、設備コストの点で有利
になる。
面3a上に輻射熱発生部材12を載置することによって形成
する場合には、かかる輻射熱発生部材12を載置した下壁
内面部分については、輻射熱発生部材の内面を下壁内面
位置とする。
加熱炉内に並置した金属線材8a,8b,--,8n を一定の速度
で図1(a),(b) の矢印方向11に移動させ、炉内空間10内
を所定時間で通過させることによって前記金属線材8a,8
b,--,8n を連続的に均一に加熱することができる。
を制御することによって金属線材への入熱量を一定にす
ることができるが、下壁からの輻射熱を線材温度に大き
く反映させる必要がある場合には、前記金属線材の下壁
内面からの距離は、最大値が最小値の1.5 倍以上に設定
することが好ましい。
るか、又は炉面積当たりの生産性をより一層向上させる
必要がある場合には、加熱炉内に並置された金属線材の
うち、左右側壁に最も近い位置にある金属線材と該側壁
間を炉の幅方向に沿って測定した距離は、いずれも15
cm以下に設定することが好適である。
の問題から生ずる金属線材の不均一温度分布を均一にす
るための技術について述べてきたが、この発明は、この
ような加熱炉の構造上の問題の有無に関わらず、異なる
線径の金属線材を均一に加熱することも可能にすること
ができる。
来の加熱炉で加熱するとき、仮に加熱炉から受ける入熱
量が各金属線材とも同じであるとしても、線径が異なる
場合には、金属線材は、その単位長さあたりの体積が線
径に依存して異なるため、前記体積が小さいほど線材温
度が高くなり、その結果、これらの金属線材を均一に加
熱することは難しかったが、この発明では、かかる場合
であっても、前記加熱によって炉内から受ける各金属線
材の単位体積あたりの入熱量に応じて、並置した金属線
材の下壁内面からの距離を、加熱炉の幅方向断面で見
て、異ならせることによって、異なる線径の金属線材を
均一に加熱することが可能にすることができる。
一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更
を加えることができる。
径が1.7 mmである42本の高炭素鋼線材(線番1〜42)に
同時にパテンティング処理を施し、各鋼線材の機械的特
性を評価したので以下で説明する。
連続加熱炉であり、その寸法が、炉内全長が20m、炉内
幅が0.74m、炉内高さが0.53mであり、炉内設定温度を
1025℃とし、炉の下壁内面3a上の幅方向中央位置に、長
さが3.8 m、幅が0.34m及び厚さが0.045 mである5個
の耐火レンガブロックを4個の線材支持部材と交互に載
置した。
番1)との間を炉の幅方向に沿って測定した距離はいず
れも13cmとした。また、各鋼線材と炉の下壁との距離
(mm)、炉の出口で測定した鋼線材温度 (℃)、並びにパ
テンティング処理後の各鋼線材の抗張力(MPa)及び絞り
(%)について測定した結果については表1に示す。
ったが、表1には、同様な測定結果については特に示さ
ず、適当に選択した11本の鋼線材についての測定結果の
みを示してあり、表1中の抗張力と絞りの数値はいずれ
も平均値である。
3(a) に示す従来の水平炊き式加熱炉で同様な条件下で
パテンティング処理を行い、同様な項目について測定し
たので、それらの測定結果を表2に示す。
来の加熱炉 (従来例)でパテンティング処理を行ったと
きの炉出口での線材温度 (表2)は、最低で920 ℃、最
高で935 ℃、これらの温度差が15℃と大きいのに対し
て、この発明の加熱炉 (実施例)でパテンティング処理
を行ったときの炉出口での線材温度は、最低で930 ℃、
最高で935 ℃、これらの温度差が5℃と1/3 に縮小さ
れ、加熱炉内に並置された線材はほぼ均一に加熱されて
いるのがわかる。
抗張力及び絞りの数値に関しては、、従来例は、抗張力
が最低で1250MPa 、最高で1288MPa 、これらの差が38MP
a と大きく、絞り値も、最低で43.3%、最高で51.5%、
これらの差が8.2 %と大きいのに対して、実施例は、抗
張力が最低で1270MPa 、最高で1288MPa 、これらの差が
18MPa と従来例の半分以下に縮小され、絞り値も、最低
で43.6%、最高で47.2%、これらの差が3.6 %と従来例
の半分以下に縮小されており、実施例では、加熱炉内に
並置された線材が上記均一加熱に伴い、各線材とも所期
したとおりの機械的強度が得られている。
置する線番1、2、41及び42の鋼線材は、伸線加工時の
断線発生が多く伸線加工性の生産性を悪化させるが、実
施例では、前記平均値からの差が縮小されることでかか
る鋼線材においても適正な抗張力と絞りが得られる結
果、伸線加工時の断線が減少し、生産性が向上する。加
えて、従来例では、線番1〜6 及び37〜42(計12線番)
が所期した機械的特性が得られないため、かかる線番に
ついて減線することも考えられるが、実施例では、これ
らの線番についても同時にパテンティング処理できるの
で、生産性が向上すると同時に熱効率が高まり、コスト
を削減することができる。
度をほぼ均一にすることができるので、従来よりも精密
な加熱を行うことができ、各鋼線材の機械的特性のばら
つきを減少できるため、従来実現できなかったレベルの
高抗張力のスチールコードが実現できる伸線材をを供給
できる。
き式の加熱方式に依らず、加熱炉内に並置した複数本の
金属線材を均一に加熱することができ、加えて、金属線
材の線径が異なる場合であっても、同様に金属線材を均
一に加熱することができる。
状態を示す図であり、(a) は水平断面図であり、(b) は
垂直断面図である。
図であり、(b) は(a) の加熱炉内に並置した複数本の金
属線材の温度の傾向を示す図である。
図であり、(b) は(a) の加熱炉内に並置した複数本の金
属線材の温度の傾向を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 上壁、下壁、前後側壁及び左右側壁から
なる炉壁によって炉内空間を区画形成する加熱炉内に複
数本の金属線材を並置し、該金属線材を、それらの上方
位置に配置された加熱手段によって加熱する際に、前記
加熱によって炉内から受ける各金属線材の単位体積あた
りの入熱量に応じて、並置した金属線材の下壁内面から
の距離を、加熱炉の幅方向断面で見て、異ならせること
を特徴とする、複数本の金属線材を均一に加熱する方
法。 - 【請求項2】 前記金属線材の下壁内面からの距離は、
前記入熱量が少ないほど短く設定する請求項1に記載の
複数本の金属線材を均一に加熱する方法。 - 【請求項3】 前記金属線材の下壁内面からの距離は、
最大値が最小値の1.5 倍以上に設定する請求項1又は2
に記載の複数本の金属線材を均一に加熱する方法。 - 【請求項4】 前記金属線材の下壁内面からの距離は、
下壁内面を隆起させることによって短く設定する請求項
1、2又は3に記載の複数本の金属線材を均一に加熱す
る方法。 - 【請求項5】 前記金属線材のうち、左右側壁に最も近
い位置にある金属線材と該側壁間を炉の幅方向に沿って
測定した距離は、いずれも15cm以下である請求項1
〜4のいずれか1項に記載の複数本の金属線材を均一に
加熱する方法。 - 【請求項6】 上壁、下壁、前後側壁及び左右側壁から
なる炉壁と、該左右側壁間に間隔をおいて並置された複
数本の金属線材の上方位置に、これらの金属線材を加熱
するための加熱手段とを有する加熱炉において、 前記加熱によって炉内から受ける各金属線材の単位体積
あたりの入熱量に応じて、並置した金属線材の下壁内面
からの距離を、加熱炉の幅方向断面で見て、異ならせる
ことを特徴とする複数本の金属線材を均一に加熱する加
熱炉。 - 【請求項7】 前記加熱炉は、複数本の金属線材を連続
的に炉内を通過させて加熱する連続熱処理炉である請求
項6に記載の加熱炉。 - 【請求項8】 前記加熱炉は、左右側壁に配置され水平
方向に加熱炎を噴出する対をなす燃焼バーナーを加熱手
段とする水平炊き式加熱炉であり、前記金属線材の下壁
内面からの距離は、炉の幅方向中央部位置でその幅方向
端部位置よりも短く設定する請求項6又は7に記載の加
熱炉。 - 【請求項9】 前記加熱炉は、上壁に配置され下方に向
かって加熱炎を噴出する燃焼バーナーを加熱手段とする
天井炊き式加熱炉であり、前記金属線材の下壁内面から
の距離は、加熱炎による熱影響を大きく受ける金属線材
よりもそれ以外の金属線材で短く設定する請求項6又は
7に記載の加熱炉。 - 【請求項10】 前記金属線材の下壁内面からの距離
は、前記入熱量の少ない金属線材の直下位置にある下壁
部分のみを隆起させることによって短く設定する請求項
6〜9のいずれか1項に記載の加熱炉。 - 【請求項11】 前記隆起は、平坦な下壁内面上に耐火
レンガのブロック、耐火金属のブロック又は箱を載置す
ることによって形成する請求項10に記載の加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15890099A JP3993340B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15890099A JP3993340B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000345243A true JP2000345243A (ja) | 2000-12-12 |
| JP3993340B2 JP3993340B2 (ja) | 2007-10-17 |
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ID=15681829
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15890099A Expired - Lifetime JP3993340B2 (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3993340B2 (ja) |
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