JP2000347745A - 調整弁 - Google Patents

調整弁

Info

Publication number
JP2000347745A
JP2000347745A JP11161018A JP16101899A JP2000347745A JP 2000347745 A JP2000347745 A JP 2000347745A JP 11161018 A JP11161018 A JP 11161018A JP 16101899 A JP16101899 A JP 16101899A JP 2000347745 A JP2000347745 A JP 2000347745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
diaphragm
output
flapper
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11161018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4220616B2 (ja
Inventor
Hiromichi Iizuka
博道 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Enterprise Co Ltd
Original Assignee
Asahi Enterprise Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Enterprise Co Ltd filed Critical Asahi Enterprise Co Ltd
Priority to JP16101899A priority Critical patent/JP4220616B2/ja
Publication of JP2000347745A publication Critical patent/JP2000347745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4220616B2 publication Critical patent/JP4220616B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)
  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】供給圧の変動に対応する閉ループ制御を行なっ
たり、あるいはまた供給圧を一定にすることなくしかも
0点の安定性を確保するようにした調整弁を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】ノズルフラッパ45、60の供給圧に対す
る0点の信号圧の変化の比例定数と、弁本体の供給圧に
対する0点の出力圧の変化の比例定数とが互いにほぼ逆
の関係になるとともに、組合わせたときに供給圧の変化
の影響がほぼ相殺されるようにノズルフラッパの特性と
弁本体の特性とを調整するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は調整弁に係り、とく
外部から供給される電気信号に応じた出力圧を取出すよ
うにした調整弁に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特公平7−107401号公報に
よって提案されているガス圧式ブースタは、可動板と中
心側ではなく外周側で連結ロッドによって連結された補
助板を設けるようにし、この補助板を出力圧側の空間に
配するようにし、この補助板とケーシングの通路との間
に供給圧を加えるためのダイヤフラムと有効面積がほぼ
等しいシールリングを介装し、このシールリングによっ
て供給圧と出力圧とを遮断するようにしている。このよ
うなブースタによれば、出力圧が供給圧の影響を受ける
ことなく、摩擦に伴うヒステリシスを防止でき、しかも
小型で大容量になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のブー
スタから成る調整弁は、供給圧をパイロット圧に兼用す
ると0点の信号圧が供給圧の変動の影響を受ける問題が
ある。このような欠点を解消するために、供給圧の閉ル
ープ制御を行なうようにしており、出力圧が供給圧に連
動して変動した場合には、これを打消すように制御弁が
制御動作を行なうようにする等の対策を採るようにして
いる。別の方法は供給圧を一定にすることである。
【0004】ところが閉ループ制御を行なうためには、
供給圧を検出するためのセンサを必要とするとともに、
このセンサによる検出出力に応じて制御を行なうための
制御要素を必要とし、構成が複雑になる欠点がある。ま
た供給圧を一定に保持するためには、専用の調整機構を
必要とし、この場合にもやはり構成が複雑になる。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、センサによる閉ループ制御を行なうこ
となく、あるいはまた供給圧を一定に保持することな
く、しかも供給圧の変動に対して出力圧、とくにその0
点が変動しないで作動する調整弁を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の一発明は、外部か
ら供給される電気信号に応じた出力を取出すようにした
調整弁において、供給圧が増加すると0点の信号圧が増
加する電磁式ノズルフラッパと、供給圧が増加すると0
点の出力圧が減少する弁本体と、を具備し、前記電磁式
ノズルフラッパのノズルの背圧を前記弁本体の信号圧と
して用いることを特徴とする調整弁に関するものであ
る。ここで電磁式ノズルフラッパの供給圧に対する0点
の信号圧の変化の比例定数と弁本体の供給圧に対する0
点の出力圧の変化の比例定数とが互いにほぼ逆の関係に
なるとともに、組合わせたときに供給圧の変化の影響が
ほぼ相殺されるように、前記電磁式ノズルフラッパの特
性と前記弁本体の特性とが調整されるようにしてよい。
【0007】またここで電磁式ノズルフラッパのフラッ
パがリニアモータのコイルによって軸線方向に移動され
てノズルの先端部との間の隙間が調整されるようにして
よい。また電磁式ノズルフラッパのノズルに作動圧とし
て供給圧が印加されるとともに、前記ノズルの背圧が信
号圧として取出されるものであってよい。
【0008】また前記弁本体が、信号圧を受ける入力ダ
イヤフラムと出力圧を受ける出力ダイヤフラムとを具備
し、該入力ダイヤフラムと出力ダイヤフラムとが力を伝
達する剛体を介して互いに押合うように配置され、しか
も供給圧を受けるバランスダイヤフラムを具備し、該バ
ランスダイヤフラムが圧力板を介して前記出力ダイヤフ
ラムを入力ダイヤフラム側に押圧するようにしてよい。
またバランスダイヤフラムの有効面積が入力ダイヤフラ
ムおよび出力ダイヤフラムの有効面積に比べて十分に小
さいものであってよい。またポペットを具備し、ボディ
内の案内孔内を摺動可能に支持されているロッドを介し
て前記圧力板に連結されていてよい。またロッドによっ
て互いに連結されている前記圧力板と前記ポペットの内
の一方を両者の重量を打消すようにばねによって押圧す
るものであってよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る調整弁の全体の構成を示すものであって、この調整弁
はボディ10を備えており、このボディ10の下側の部
分にはその左側に供給ポート11が、右側の部分には出
力ポート12がそれぞれ形成されている。
【0010】またこのボディ10はその上部側に第1の
凹部16を有し、この凹部16の上部開口を閉塞するよ
うに入力ダイヤフラム17を備えている。そして入力ダ
イヤフラム17はその下側に配されている圧力板18に
よって受けられるようになっている。圧力板18は下方
へ突出するように比較的大きな直径のセンタボス19を
備え、このセンタボス19が出力ダイヤフラム20のほ
ぼ中央部を押圧するようにしている。そして第1の凹部
16であって入力ダイヤフラム17と出力ダイヤフラム
20との間の空間が小孔21によって外部と連通され、
大気圧に等しい圧力に維持されるようになっている。
【0011】上記第1の凹部16の下側には第2の凹部
22が連設されている。そして第1の凹部16と第2の
凹部22とを互いに遮断するように上記出力ダイヤフラ
ム20が配されている。そしてこのような出力ダイヤフ
ラム20を受けるように第2の凹部22内には受け板2
3が配されている。受け板23はばね24によって上方
へ押圧付勢されている。
【0012】上記受け板23の下面に接触するように第
2の凹部22には圧力板25が配されている。この圧力
板25はロッド26を介して下側に配されているポペッ
ト27と連結されている。ここでポペット27は第3の
凹部28内に配されている。また上記ロッド26は貫通
孔29によってボディ10に摺動可能に支持されてい
る。そしてポペット27の上面にはOリング30が取付
けられており、このOリング30が凹部28の内側の上
面に圧着するようになっている。
【0013】圧力板25の下側には突部35が連設され
るとともに、この突部35がバランスダイヤフラム36
を押圧するようになっている。なおバランスダイヤフラ
ム36はその下側に配されているばね受け37を介して
キャンセルばね38の押圧力を受けるようにしている。
【0014】次にこのような構成のボディ10から成る
弁本体の上側に配されているノズルフラッパの機構につ
いて説明する。ノズル45は中心孔46を具備するとと
もに、このノズル45の基端側の部分が保持部47に構
成されており、上部ボディ48に設けられている凹部4
9内において支持されている。
【0015】上記ノズル45は中心孔46と連通する横
孔50を備えるとともに、横孔50は保持部47の外周
面に形成されている連通溝51に連通されている。そし
て上記連通溝51と連通するようにボディ48にはポー
ト52が形成されており、このポート52が凹部16内
であって上記入力ダイヤフラム17の上側の空間に連通
されている。そして絞り通路53および連通路54を介
してポート52は供給ポート11に連通されるようにな
っている。
【0016】次に上記ノズル45の先端部と対向するよ
うに配されているフラッパ60について説明する。フラ
ッパ60は例えばりん青銅の薄板から成り、その外周側
の部分には表裏の両側を連通させる開口61が形成され
ている。またこのようなフラッパ60はその周縁部がケ
ーシング62によって張設されている。
【0017】ケーシング62内にはヨーク63が配され
るとともに、このヨーク63の内部にはマグネット64
とセンタコア65とがそれぞれ取付けられている。また
センタコア65の外周側であってヨーク63の内周側と
の隙間の部分にはコイル66が配されている。そしてこ
のコイル66がボビン67に取付けられている。そして
ボビン67を介してコイル66は上記フラッパ60に連
結されている。なおヨーク63およびケーシング62を
貫通するように小孔68が形成されており、これによっ
てケーシング62の内部に圧力が大気圧に維持されてい
る。
【0018】次にこのような調整弁の動作の概要を説明
する。ケーシング62内のコイル66には信号電流が加
えられる。コイル66はマグネット64によって形成さ
れる磁気回路のエアギャップの中に配されているため
に、コイル66に加えられる信号電流によってこのコイ
ル66が軸線方向に移動する。すなわちここではコイル
66とマグネット64とヨーク63とセンタコア65と
によってリニアモータが構成されており、このようなリ
ニアモータによってフラッパ60が図1において左右の
方向の力を受けることになる。従ってこのような力によ
ってフラッパ60がノズル45の先端部に対して変位す
る。
【0019】供給ポート11を通して加えられる供給圧
は連通路54および絞り通路53を通してノズル45に
対して作動圧として印加される。そしてこのような作動
圧は、フラッパ60とノズル45との隙間を通して流出
する流出量に応じて減圧され、減圧された圧力が中心孔
46、横孔50、連通溝51、およびポート52を通し
て信号圧として取出され、この信号圧が入力ダイヤフラ
ム17の上面に作用する。
【0020】これに対して下側の凹部28が出力ポート
12と連通しているために、凹部28内が出力圧に維持
される。そしてこのような出力圧はボディ10の貫通孔
29を通して凹部22に印加されているために、凹部2
2内の圧力が出力圧に等しくなるとともに、出力ダイヤ
フラム20の下面が出力圧を受けることになる。
【0021】これに対して供給ポート11からの供給圧
はボディ10の中心部に上下方向に貫通するように形成
されている中心孔40に印加されるために、バランスダ
イヤフラム36の下面には供給圧が印加される。さらに
このバランスダイヤフラム36の下面には、キャンセル
ばね38の弾性復元力がばね受け37を介して加わる。
また中心孔40に加わる供給圧はポペット27の上面で
あってOリング30よりも中心側の領域に印加されるこ
とになる。
【0022】ここでコイル66に流れる信号電流を増大
させると、フラッパ60が図1において左方に押圧さ
れ、ノズル45の先端部に近接し、これによってノズル
45の背圧、すなわち信号圧が増大する。従ってこの信
号圧が上面に加えられるダイヤフラム17は下方へより
大きな力を受けることになり、下方に移動する。そして
このような入力ダイヤフラム17の力が圧力板18、セ
ンタボス19、出力ダイヤフラム20、受け板23を介
して圧力板25に印加される。従ってこの圧力板25が
下方へ移動する。
【0023】圧力板25はロッド26を介してポペット
27と連結されているために、圧力板25が下方へ移動
するとポペット27も下方へ移動する。従ってこのポペ
ット27の上面に設けられているOリング30が凹部2
8の上面から離間する。従って供給ポート11からの供
給圧が中心孔40から第3の凹部28に流動し、出力ポ
ート12を通して取出される出力圧が上昇する。
【0024】出力圧は凹部22内であって出力ダイヤフ
ラム20の下面に加えられており、出力圧の上昇に伴っ
て出力ダイヤフラム20が上方へ押す力が次第に増大
し、やがて入力ダイヤフラム17による下方への力の増
加量をキャンセルするようになると、ここで再び力の平
衡に達し、図1に示すように圧力板25およびポペット
27が上方へ移動してOリング30が凹部28の上面に
接触し、供給圧を遮断する。これによって新しい平衡状
態に達する。
【0025】コイル66に加えられる信号電流を減少さ
せた場合には、このコイル66がフラッパ60を左方へ
押圧する力が少なくなり、このフラッパ60自身の弾性
復元力とのバランスによってノズル45とフラッパ60
との間の隙間が増大する。従ってこの場合にはノズル4
5の背圧が減少することになる。
【0026】ノズル45の背圧、すなわち信号圧が減少
すると、入力ダイヤフラム17の上面に加えられる信号
圧が減少するために出力圧を受ける出力ダイヤフラム2
0の押圧力によって入力ダイヤフラム17が上方へ移動
することになる。従って圧力板18およびセンタボス1
9もばね24の弾性復元力によって上方へ移動するよう
になる。
【0027】するとセンタボス19の先端部が出力ダイ
ヤフラム20から離間する。従って出力ダイヤフラム2
0および受け板23に貫通して形成されている中心孔4
1が開くようになる。従ってこのような中心孔41を通
して第2の凹部22内の空間の出力圧が第1の凹部16
側へ逃げるようになり、さらに小孔21を通してボディ
10の外側に流出する。これによって出力圧が次第に減
少する。そして出力圧による力が信号圧による力とバラ
ンスする状態に達すると、再びセンタボス19が出力ダ
イヤフラム20の上面に接し、中心孔41を閉塞して新
たな力の平衡状態に達する。
【0028】次にこのような調整弁のとくにノズル45
の背圧として取出される信号圧の供給圧による影響につ
いて数式を用いて説明する。なおここで数式に用いられ
る記号を次の通り転記する。
【0029】Q1 : オリフィス53を通過する流量 Q2 : ノズル45とフラッパ60との間を通過する流
量 Ps : 供給圧 Pi : 信号圧(入力圧) Pa : 大気圧 C1 : オリフィス53の抵抗 C2 : フラッパ60の抵抗 K1 : 比例定数 Ks : 比例定数(フラッパ60のスプリング定数) s: ノズル45の中心孔46の内径 Ko : 定数 まずノズル45に作動圧として加えられる供給圧Ps
流量Q1 は、 Q1 =C1 ・Ps (1) またフラッパ60と対向するノズル45の先端部から流
出する流量Q2 は、 Q2 =C2 ・(Pi −Pa 1/2 (2) ここで C2 =K1 ・x (3) なおここでxはノズル45の先端部とフラッパ60との
間のギャップを示す。そしてこのギャップがxのときの
フラッパ60における力のバランスは次式のようにな
る。
【0030】 Ks ・x=(Pi −Pa )・s (4) ここでQ1 =Q2 であって、しかもPa =0とすれば次
の式が成立する。
【0031】 C1 ・Ps =C2 ・Pi 1/2 =K1 ・x・Pi 1/2 =K1 ・s・Pi 3/2 /K
(5) よってP={(C1 ・Ks ・Ps )/(K1 ・s)}2/3 (6) ここでKo を次のように設定する。
【0032】 {(C1 ・Ks )/(K1 ・s)}3/2 =Ko (7) この式を用いると、(6)式は次のように表わされる。
【0033】 Pi =Ko ・Ps 2/3 (8) 上記の式から明らかなように、信号圧Pi は供給圧Ps
の関数になる。供給圧Ps をパラメータとしてコイル6
6に流れる信号電流とノズル45の背圧として得られる
信号圧Pi との関係が図3によって示される。この式か
ら明らかなように、供給圧Ps が増加するに従って信号
圧Pi が増加することになる。
【0034】ここで0点の信号圧Pi に注目する。この
調整弁の0点に相当する信号電流をコイル66に流した
ときの信号圧Pi の変化は図4に示される。すなわち0
点の信号圧Pi は供給圧Ps に依存することになり、供
給圧Ps が増大すると増加する傾向になることが図4に
よって示される。
【0035】今供給圧Ps が5kgf/cm2 のときの
信号圧Pi を0.2kgf/cm2となるように設定す
ると、(7)式のKo はKo =0.068になる。従っ
て(8)式は次の式で表わされる。
【0036】 Pi =0.068Ps 2/3 (9) この(9)式をグラフで表わすと図5に示すようにな
り、信号圧Ps の変化に対するこの調整弁の0点の信号
圧Pi の変化が具体的な数値の変化として示される。
【0037】次に上記の信号圧Pi に応じた調整動作を
行なう弁本体の供給圧Ps による出力圧Po の変化につ
いて数式により考察する。なおここで記号を次のように
設定する。
【0038】Po : 出力圧 A1 : 入力ダイヤフラム17の有効面積 A2 : 出力ダイヤフラム20の有効面積 A3 : バランスダイヤフラム36の有効面積 A4 : ポペット30の有効面積(Oリング30の内側
の面積) 図1に示す調整弁の弁本体の力のバランスの式は次のよ
うになる。
【0039】 Pi ・A1 =Po ・A2 +Ps ・(A3 −A4 ) (10) ここで左辺のPi ・A1 は信号圧Pi によって入力ダイ
ヤフラム17が受ける下方への力である。また右辺の第
1項は出力圧Po によって出力ダイヤフラム20が受け
る上方への力である。また右辺の第2項は、バランスダ
イヤフラム30が供給圧Ps によって受ける上方への力
からポペット27が供給圧Ps によって受ける下方への
力を差引いた値を示している。
【0040】 ここでA3 −A4 =△Aとすると、 Pi ・A1 =Po ・A2 +△A・Ps (11) よってPo =Pi ・(A1 /A2 )−Ps ・(△A/A2 ) (12) 上記(12)式に(8)式を代入すると、 Po =Ko ・(A1 /A2 )・Ps 2/3 −(△A/A2 )Ps (13) 上記の(13)式から明らかなように、出力圧Po は供
給圧Ps の関数になる。供給圧Ps をパラメータとして
信号圧Pi を変化させたときの出力圧Po の変化は図6
に示すようになる。ここでこの調整弁の0点における出
力圧Po と供給圧Ps との関係は図7に示すようにな
る。この図7の式から明らかなように、供給圧Ps が増
加すると出力圧Po は次第に減少する傾向になる。すな
わち図7に示す特性は図4に示す特性とは逆の特性にな
る。
【0041】従ってノズル45とフラッパ60とから成
るノズルフラッパの部分の信号圧P i の特性の比例定数
と、図7に示す弁本体の部分の供給圧Ps に対する出力
圧Po の特性の比例定数とを巧みに選択すると、図8に
示すように、総合特性としてフラットな特性の調整弁が
得られる。このような特性は、供給圧Ps の変化にかか
わらず0点の出力圧Po をほぼ一定の値にする特性であ
る。
【0042】このような特性によれば、供給圧Ps が変
化しても0点の出力圧Po をほぼ一定の値にすることが
可能になる。従ってこのような特性とすることによっ
て、調整弁の0点の安定性を確保できるばかりでなく、
閉ループ制御によって出力圧Po の0点の値を一定の値
にする必要がなくなる。あるいはまた供給ポート11を
通して加えられる供給圧Ps を一定にするための特別な
調整装置を必要としなくなる。
【0043】今図2に示すように、入力ダイヤフラム1
7の有効面積A1 と出力ダイヤフラム20の有効面積A
2 とを等しくし、すなわちA1 =A2 とするとともに、
o=0.068とし、さらに△A/A2 を0.24と
すると、(13)式は次のように表わされる。
【0044】 Po =0.068Ps 2/3 −0.024Ps (14) 上記の(14)式をグラフに表わしたのが図9である。
この式から明らかなように、信号圧Ps による0点の出
力圧Po の値の変化が極めて少なくなっており、実用上
ほぼ一定の値とみなすことが可能になる。すなわち供給
圧Ps が変化しても、この調整弁の総合特性としての0
点の出力圧Po の変化はほぼ無視できる程度になる。
【0045】
【発明の効果】本願の一発明は、外部から供給される電
気信号に応じた出力を取出すようにした調整弁におい
て、供給圧が増加すると0点の信号圧が増加する電磁式
ノズルフラッパと、供給圧が増加すると0点の出力圧が
減少する弁本体と、を具備し、電磁式ノズルフラッパの
ノズルの背圧を弁本体の信号圧として用いるようにした
ものである。
【0046】従って電磁式ノズルフラッパの特性と弁本
体の特性とが互いに相殺するように機能することにな
り、これによって供給圧の変化が出力圧の変化に及ぼす
影響を軽減することが可能になる。
【0047】別の発明は、電磁式ノズルフラッパの供給
圧に対する0点の信号圧の変化の比例定数と弁本体の供
給圧に対する0点の出力圧の変化の比例定数とが互いに
ほぼ逆の関係になるとともに、組合わせたときに供給圧
の変化の影響がほぼ相殺されるように、電磁式ノズルフ
ラッパの特性と弁本体の特性とが調整されるようにした
ものである。
【0048】従って供給圧が変化したときのノズルフラ
ッパの0点の信号圧の変化と弁本体の出力圧の変化とは
互いに相殺され、このために供給圧の変化にかかわらず
0点の出力圧の変化がなくなる。従って供給圧の変化に
かかわらず0点が安定に確保されることになり、閉ルー
プ制御を実施したり、供給圧を一定に保持するための機
構を設けたりする必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】調整弁の構成を示す縦断面図である。
【図2】入力ダイヤフラムと出力ダイヤフラムの面積を
等しくした調整弁の縦断面図である。
【図3】ノズルフラッパの信号電流の変化に対する信号
圧の変化を示すグラフである。
【図4】ノズルフラッパの供給圧の変化に対する0点の
信号圧の変化を示すグラフである。
【図5】ノズルフラッパの具体的な0点の特性のグラフ
である。
【図6】弁本体の信号圧に対する出力圧の変化を示すグ
ラフである。
【図7】弁本体の信号圧に対する0点の出力圧の変化を
示すグラフである。
【図8】0点の出力圧の総合特性を示すグラフである。
【図9】調整弁の具体的な総合特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 ボディ 11 供給ポート 12 出力ポート 16 第1の凹部 17 入力ダイヤフラム 18 圧力板 19 センタボス 20 出力ダイヤフラム 21 小孔 22 第2の凹部 23 受け板 24 ばね 25 圧力板 26 ロッド 27 ポペット 28 第3の凹部 29 貫通孔 30 Oリング 35 突部 36 バランスダイヤフラム 37 ばね受け 38 キャンセルばね 40 中心孔 41 中心孔 45 ノズル 46 中心孔 47 保持部 48 上部ボディ 49 凹部 50 横孔 51 連通溝 52 ポート 53 絞り通路 54 連通路 60 フラッパ 61 開口 62 ケーシング 63 ヨーク 64 マグネット 65 センタコア 66 コイル 67 ボビン 68 小孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H056 AA02 AA07 BB02 BB24 BB32 CA07 CA13 CB02 CB07 CC15 CD04 CD06 DD04 EE06 GG02 3H059 AA09 BB05 BB07 BB22 CA24 CD05 CD12 CE04 CE05 DD17 EE13 FF04 3H086 CA05 CB01 CB15 CB18 CC03 CC06 CC12 CC13 CC15 CD01 3H106 DA03 DA23 DA26 DB02 DB12 DB32 DC05 DC17 DD06 EE34 GA08 GA10 GB06 GB11 GC14 HH08 5H316 BB02 DD06 EE02 EE10 EE12 EE20 JJ03 JJ04 JJ07 JJ13 KK02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から供給される電気信号に応じた出力
    を取出すようにした調整弁において、 供給圧が増加すると0点の信号圧が増加する電磁式ノズ
    ルフラッパと、 供給圧が増加すると0点の出力圧が減少する弁本体と、 を具備し、前記電磁式ノズルフラッパのノズルの背圧を
    前記弁本体の信号圧として用いることを特徴とする調整
    弁。
  2. 【請求項2】電磁式ノズルフラッパの供給圧に対する0
    点の信号圧の変化の比例定数と弁本体の供給圧に対する
    0点の出力圧の変化の比例定数とが互いにほぼ逆の関係
    になるとともに、組合わせたときに供給圧の変化の影響
    がほぼ相殺されるように、前記電磁式ノズルフラッパの
    特性と前記弁本体の特性とが調整されることを特徴とす
    る請求項1に記載の調整弁。
  3. 【請求項3】電磁式ノズルフラッパのフラッパがリニア
    モータのコイルによって軸線方向に移動されてノズルの
    先端部との間の隙間が調整されることを特徴とする請求
    項1に記載の調整弁。
  4. 【請求項4】電磁式ノズルフラッパのノズルに作動圧と
    して供給圧が印加されるとともに、前記ノズルの背圧が
    信号圧として取出されることを特徴とする請求項1に記
    載の調整弁。
  5. 【請求項5】前記弁本体が、信号圧を受ける入力ダイヤ
    フラムと出力圧を受ける出力ダイヤフラムとを具備し、
    該入力ダイヤフラムと出力ダイヤフラムとが力を伝達す
    る剛体を介して互いに押合うように配置され、 しかも供給圧を受けるバランスダイヤフラムを具備し、
    該バランスダイヤフラムが圧力板を介して前記出力ダイ
    ヤフラムを入力ダイヤフラム側に押圧することを特徴と
    する請求項1に記載の調整弁。
  6. 【請求項6】バランスダイヤフラムの有効面積が入力ダ
    イヤフラムおよび出力ダイヤフラムの有効面積に比べて
    十分に小さいことを特徴とする請求項5に記載の調整
    弁。
  7. 【請求項7】ポペットを具備し、ボディ内の案内孔内を
    摺動可能に支持されているロッドを介して前記圧力板に
    連結されていることを特徴とする請求項5に記載の調整
    弁。
  8. 【請求項8】ロッドによって互いに連結されている前記
    圧力板と前記ポペットの内の一方を両者の重量を打消す
    ようにばねによって押圧することを特徴とする請求項5
    に記載の調整弁。
JP16101899A 1999-06-08 1999-06-08 調整弁 Expired - Lifetime JP4220616B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16101899A JP4220616B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 調整弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16101899A JP4220616B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 調整弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000347745A true JP2000347745A (ja) 2000-12-15
JP4220616B2 JP4220616B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=15727029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16101899A Expired - Lifetime JP4220616B2 (ja) 1999-06-08 1999-06-08 調整弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4220616B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107023709A (zh) * 2015-11-18 2017-08-08 阿自倍尔株式会社 定位器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107023709A (zh) * 2015-11-18 2017-08-08 阿自倍尔株式会社 定位器
CN107023709B (zh) * 2015-11-18 2019-05-10 阿自倍尔株式会社 定位器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4220616B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4898200A (en) Electropneumatic transducer
US4722360A (en) Fluid regulator
US4476893A (en) Hydraulic flow control valve
US4664136A (en) Pressure regulating transducer
EP0291140B1 (en) Flow control valve apparatus
JPH0512725B2 (ja)
US6003544A (en) Valve unit for controlling the delivery pressure of a gas
CN212564588U (zh) 一种先导式动态压差平衡阀
CN111853309A (zh) 一种先导式动态压差平衡阀
JP2000347745A (ja) 調整弁
JPS60246411A (ja) 加熱体から引渡された熱量を測定し、かつ加熱体を流過する流体流を制御するための装置
JPH03521B2 (ja)
JP3456747B2 (ja) 調整弁
JP2005042819A (ja) 電磁比例圧力制御弁
JPH05215269A (ja) 制御弁
JP2002022038A (ja) パイロット式圧力比例制御弁システム
JP2553342B2 (ja) 圧力制御弁
JPH0114603B2 (ja)
JPH0712101A (ja) 電空変換器
JP2008294015A (ja) 制御装置
JP4641608B2 (ja) 押圧装置
JP2562505Y2 (ja) 空気圧制御器
JPH1038111A (ja) リリーフバルブ
JP4420695B2 (ja) 圧力調整装置
JPS6224914Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081010

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4220616

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term