JP2000348793A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2000348793A
JP2000348793A JP11160007A JP16000799A JP2000348793A JP 2000348793 A JP2000348793 A JP 2000348793A JP 11160007 A JP11160007 A JP 11160007A JP 16000799 A JP16000799 A JP 16000799A JP 2000348793 A JP2000348793 A JP 2000348793A
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plating
elastomer layer
contact
layer
wire
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JP11160007A
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English (en)
Inventor
Koji Nishizawa
孝治 西沢
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極の接続抵抗のばらつきを防止し、多極の
電子部品にも使用することができ、所定値以上の荷重で
繰り返し使用しても接続抵抗が上昇するのを抑制防止で
きる電気コネクタを提供する。 【解決手段】 電気コネクタを、検査基板14とBGA
16の間に介在されるフレーム8と、フレーム8に成形
して嵌着される弾性絶縁性のエラストマー層9と、エラ
ストマー層9の上下厚さ方向に埋設され、一定ピッチで
相互に離隔する複数のワイヤ7と、各ワイヤ7の下端部
に接続されてエラストマー層9の裏面に露出し、検査基
板14の複数の電極15にそれぞれ接触する接触面積拡
大用のめっき端子12と、各ワイヤ7の上端部に接続さ
れてBGA16の複数の半田ボール17にそれぞれ接触
する接触面積拡大用のパッド端子13とから構成する。
そして、各パッド端子13の表裏両面をそれぞれめっき
するとともに、各パッド端子13の下部をエラストマー
層9に埋没させて上部をエラストマー層9の表面から突
出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面実装型ICパ
ッケージの検査や接続等に使用される電気コネクタの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICパッケージには様々なタイプがある
が、入出力の電極数の多い表面実装型タイプとして、図
31や図32に示すように、パッケージの裏面全体に電
極である複数の半田ボール17、あるいはランド形を呈
した複数の電極を格子形に並設したボールグリッドアレ
イ型ICパッケージ(以下、BGAと略称する)16やラ
ンドグリッドアレイ型ICパッケージ(以下、LGAと
略称する)が開発され、その実用化が進んでいる。
【0003】この種のBGA16やLGAを検査基板で
検査したり、あるいは接続する場合には、図33に示す
電気コネクタが使用される。この電気コネクタは、同図
に示すように、検査基板14とBGA16の間に介在さ
れる弾性絶縁性のエラストマー層9を備え、このエラス
トマー層9の上下厚さ方向に一定ピッチで相互に離隔す
る複数のワイヤ7が埋設されており、各ワイヤ7の下端
部がエラストマー層9の裏面から僅かに露出して小さな
ボール端子21として機能するとともに、各ワイヤ7の
上端部がエラストマー層9の表面に略同位して微小なパ
ッド22を形成する。
【0004】上記構成において、検査基板14とBGA
16とを電気的に導通させる場合、検査基板14とBG
A16とに電気コネクタを挟持させ、検査基板14の複
数の電極15にワイヤ7のボール端子21を、BGA1
6の複数の半田ボール17にワイヤ7のパッド22をそ
れぞれ接触させる。そして、BGA16を押圧圧下して
荷重を加え、検査基板14とBGA16とを相互に接近
させれば、これらを電気コネクタを介し電気的に導通さ
せることができる。
【0005】なお、この種の関連先行技術文献として、
特開平9−115577号、9−35789号、8−3
35486号、又は特許2796872号公報等があげ
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気コネクタ
は、以上のように構成され、BGA16の半田ボール1
7に接触するパッド22の接触面積が非常に小さいの
で、半田ボール17やパッド22の位置精度等により電
極の接続抵抗がばらつきやすいという問題がある。ま
た、電極の多数化に伴い、安定した導通を得るのに必要
な圧縮荷重が増大するが、BGA16の平坦度(最大
0.15mm)を考慮すると、電気コネクタには0.1
5mm以上の圧縮量が必要になる。しかし、この場合の
圧縮荷重は大きいので、BGA16が破損するおそれが
あり、200ピン以上の多極BGA16に従来の電気コ
ネクタを使用することはきわめて困難である。
【0007】また、パッド22の突出が殆どないので、
平坦な板形であるLGAに対しては圧縮時にエラストマ
ー層9の逃げ場がなく、圧縮荷重がさらに増大して電気
コネクタを到底使用することができないという問題があ
る。さらに、0.15mm以上の圧縮で繰り返し検査に
使用されると、図34に示すように、エラストマー層9
内へのパッド22の埋没、損傷(エラストマー層9から
のパッド22の剥離)、ボール端子21の埋没、又は摩
耗等により接続抵抗が上昇するので、電気コネクタを繰
り返し使用することができなくなるという問題がある。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、電極の接続抵抗のばらつきを防止し、多極の電子部
品にも使用することができ、所定値以上の荷重で繰り返
し使用しても接続抵抗が上昇するのを抑制防止すること
のできる電気コネクタを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、第一、第二の電気的
接合物の間に挟まれ、これら第一、第二の電気的接合物
が荷重の作用に基づいて接近することにより、該第一、
第二の電気的接合物を導通させるものであって、上記第
一、第二の電気的接合物の間に介在される弾性絶縁層
と、この弾性絶縁層の厚さ方向に埋設され、一定ピッチ
で相互に離隔する複数の導電線条と、各導電線条の一端
部に接続されて該弾性絶縁層の裏面に露出し、上記第一
の電気的接合物の複数の電極にそれぞれ接触する接触面
積拡大用のめっき端子と、該各導電線条の他端部に接続
されて上記第二の電気的接合物の複数の電極にそれぞれ
接触する接触面積拡大用のパッド端子とを含み、該各パ
ッド端子の表裏両面をそれぞれめっきするとともに、各
パッド端子の一部を上記弾性絶縁層に埋没させて残部を
弾性絶縁層の表面から突出させたことを特徴としてい
る。
【0010】なお、上記弾性絶縁層の硬度を10°H〜
80°Hとし、上記各導電線条の少なくとも一部を該弾
性絶縁層の厚さ方向に交わる方向に傾斜又は屈曲させて
上記荷重を軽減するようにすることが好ましい。また、
上記各めっき端子を、上記各導電線条の一端部に接続さ
れて上記弾性絶縁層の裏面側に位置する第一のめっき層
と、この第一のめっき層を被覆する第二のめっき層とか
ら略半球形に形成し、上記各パッド端子の一部をその厚
さの略25%以上とすると良い。
【0011】ここで、特許請求の範囲における第一、第
二の電気的接合物としては、検査基板、高密度フレキシ
ブル基板、ビルドアップ配線板、BGA、LGA、FB
GA、PBGA等からなる表面実装型半導体パッケー
ジ、又は表面実装型の電気電子部品等があげられる。導
電線条としては、金、金合金、プラチナ、銅、アルミニ
ウム、アルミニウム−ケイ素合金、真鍮、リン青銅、ベ
リリウム銅、ニッケル、タングステン、ステンレス等か
らなるワイヤ、これらに金や金合金、ニッケル等のめっ
き加工を施したワイヤ等があげられる。
【0012】導電線条を設ける方法としては、ウェッジ
ボンディング法、金属ボンディング法、超音波ワイヤボ
ンディング法、又はパッド端子を構成する金属板に孔を
開けて挿着する方法等がある。この中でも、精度とスピ
ードに優れる超音波ワイヤボンディング法が望ましい。
金属板は、特に限定されるものではないが、銅、銅合
金、又は鉄ニッケル合金等を使用することができる。特
に、加工性(ボンディング性、弾性絶縁層の形成時の低
歪み性やエッチング性)、コスト、電気的特性、及び熱
膨張の観点から鉄ニッケル合金が好ましい。さらに、め
っき端子の略半球形には、半球形、半楕球形、又はこれ
らに類似した形が含まれる。
【0013】請求項1記載の発明によれば、めっき端子
とパッド端子とをそれぞれ大型化したので、電気的接合
物の端子やパッドの位置精度により、各端子の接続抵抗
がばらつくことがなく、繰り返し圧縮した場合にも、弾
性絶縁層に端子が埋没することがない。また、弾性絶縁
層からめっき端子とパッド端子をそれぞれ大きく突出す
るので、接触抵抗の低い安定した接続を実現することが
できる。また、所定値以上圧縮した場合でも、電気的接
合物と弾性絶縁層との間に隙間が生まれ、変形分の弾性
絶縁層の体積をその部分に逃がすことが可能になる。し
たがって、変形しても、弾性絶縁層が比較的容易に変形
し、荷重を小さくすることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、弾性絶縁層
の硬度が80°Hを超えることがないので、圧縮時の荷
重が必要以上に大きくなることがない。また、硬度が1
0°H未満ではないので、圧縮永久歪みの増加を抑制あ
るいは防止することができる。さらに、接合や接続時に
おける導電線条の屈曲を抑制あるいは防止し、荷重を低
減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態
になんら限定されるものではない。本実施形態における
電気コネクタは、図1や図2等に示すように、検査基板
14とBGA16の間に介在されるフレーム8と、この
フレーム8内に成形して嵌着される弾性絶縁性のエラス
トマー層9と、このエラストマー層9の上下厚さ方向に
埋設され、一定ピッチで相互に離隔する複数のワイヤ7
と、各ワイヤ7の下端部に接続されてエラストマー層9
の裏面に露出し、検査基板14の複数の電極15にそれ
ぞれ接触する接触面積拡大用の複数のめっき端子12
と、各ワイヤ7の上端部に接続されてBGA16の複数
の半田ボール17にそれぞれ接触する接触面積拡大用の
複数のパッド端子13とを備えている。
【0016】フレーム8は、図1に示すように、汎用の
エンジニアリングプラスチック材、セラミック材、ある
いは金属材料を使用して枠形に成形されている。エンジ
ニアリングプラスチック材としては、寸法安定性や耐熱
性等に優れるポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニ
レンサルファイド(PPS)、又はポリエーテルスルホン
(PES)等の材料があげられる。
【0017】エラストマー層9は、硬化前に流動性を有
し、硬化して架橋構造を形成する各種のエラストマーを
用いて断面板形・平面矩形に成形されている。エラスト
マーとしては、例えば、シリコーン系ゴム、フッ素ゴ
ム、ポリブタジエンゴム、ポリイソプレンゴム、ポリウ
レタンゴム、クロロプレンゴム、ポリエステル系ゴム、
スチレン−ブタジエン共重合体ゴム、天然ゴム、又はこ
れらの独立及び連泡の発泡材料等を使用することができ
る。この中でも、硬化後の電気絶縁性、耐熱性、圧縮永
久歪み特性に優れているシリコーンゴム、特にワイヤ7
の配列を崩さずに材料を注入可能なこと、短時間でレベ
リング可能なこと等から硬化前の性状が液状で低粘度の
ものが適切である。シリコーンゴムの場合、粘度が10
00ポイズ以下、好ましくは200ポイズ以下、通常は
5ポイズ以上のものが良い。エラストマー層9の硬度
は、10°H〜80°H、より好ましくは20°H〜5
0°Hが良い。
【0018】各ワイヤ7は、ワイヤボンディングによる
接合方法に適し、導電性に優れる金ワイヤからなる。各
ワイヤ7の線径については、特に制限はないが、接続時
の荷重を可能な限り小さくし、接続の安定性に悪影響を
与えない範囲で細いことが好ましい。具体的には、通常
のワイヤボンティングで使用されている100μm以
下、特に20〜80μmのワイヤ7が使用される。各ワ
イヤ7は、図1や図2に示すように45°傾斜した略ク
ランク形に形成される。
【0019】但し、各ワイヤ7の形状は、略クランク形
に限定されるものではなく、上下厚さ方向に対して傾斜
した直線棒形、く字形、略N字形、横S字形、U字形、
又は横Ω字形等に適宜形成される。略N字形等の直線部
が存在する場合には、電気コネクタの厚さが0.5〜2
mmと薄く、検査や接続の圧縮に関してエラストマー層
9の弾性特性を利用することから、直線部の長さが0.
2〜0.5mm、好ましくは0.2〜0.3mmが良
い。
【0020】各めっき端子12は、図1、図2、及び図
13に示すように、各ワイヤ7の接点7aに接続されて
エラストマー層9の裏面側に位置する第一のめっき層1
0と、この第一のめっき層10の表面を被覆する硬質の
第二のめっき層11とから半球形に湾曲形成されてい
る。第一のめっき層10は、エラストマー層9からワイ
ヤ7の突出量を増加させるよう機能し、金、銀、錫、あ
るいはニッケル等から形成される。但し、めっきの成長
スピードの観点からは、ニッケルめっきが好ましい。第
一のめっき層10は30μm〜100μmの厚さに形成
される。これは、30μmよりも薄いとエラストマー層
9からの突出量が不十分となり、圧縮時にエラストマー
層9に陥没するおそれがあるからである。反対に100
μmを超えると、コスト面から好ましくないからであ
る。
【0021】第二のめっき層11は、繰り返し使用され
ることのないBGA16の実装接続の場合には、金めっ
きが使用される。これに対し、BGA16の検査の場
合、接点7aの損傷や摩耗を防止する観点から、厚さが
0.1〜2μm程度の硬質金めっきが使用される。
【0022】各パッド端子13は、図1、図2、及び図
15に示すように、平坦な基板5と、この基板5の表裏
両面にそれぞれ被覆形成されるめっき4とから構成さ
れ、厚さ25%以上の下部がエラストマー層9に埋没
し、残部の上部がエラストマー層9の表面から突出す
る。各パッド端子13の形や径は、BGA16の場合に
は半田ボール17が一般的にφ0.3〜0.75mmで
あること、端子間の絶縁性を確保しながら半田ボール1
7やパッド端子13の位置精度を考慮する必要のあるこ
とから、円形、小判形、四角形、多角形、又は楕円形に
適宜形成される。円形の場合、φ0.3〜0.8mmの
範囲が望ましい。これに対し、LGA等のランド形を呈
した電極の場合、接触圧を集中させ、接触抵抗を安定さ
せる観点から、ランド形を呈した電極に接触する面(上
面)の径がφ0.05〜0.25mm、下面の径がφ
0.3〜0.8mmの断面略台形が適切である(図18
参照)。
【0023】なお、パッド端子13の埋没量は金属板1
のエッチング量により決定される。パッド端子13の厚
さ25%以上の下部がエラストマー層9に埋没されるの
は、24%以下では金属板1の残存部分が多く、最終エ
ッチングにおいてサイドエッチングが大きくなり、パッ
ト端子13の形や径が安定しないからである。
【0024】基板5は、厚さ0.05〜0.5mmの鉄
ニッケル合金、すなわち金属板1からなり、表裏両面が
それぞれ鏡面加工されて半田屑の発生を抑制するよう機
能する。基板5は、0.1mm以下ではエラストマー層
9からの突出量が小さく、圧縮使用時にエラストマー層
9がBGA16と接触して荷重が増大する。逆に0.2
5mm以上では最終のエッチングにおいてサイドエッチ
ングが大きくなり、シャープなエッジが得にくい。ま
た、エッチング時間が長くなり、コストアップを招くこ
ととなる。したがって、基板5の厚さは、0.1〜0.
25mmが最適である。
【0025】各めっき4は、金、銀、パラジウム、パラ
ジウム−ニッケル合金、ニッケル、コバルト、ロジウ
ム、又はルテニウム等を使用した光沢めっきとされ、半
田屑の発生を抑制することができる。この中でもBGA
16の場合には、金めっきを使用すると、端子部の表面
に半田屑が移行、堆積して接続抵抗を増大させるという
問題があるため、金めっきに比べて半田が移行しにくい
パラジウム、コバルト、ロジウム、あるいはニッケルめ
っき等が使用される。さらに、接続抵抗や強度の観点か
らパラジウムめっきが好適である。これに対し、LGA
の場合には、接続抵抗の面から金めっきとされる。
【0026】各めっき4は、接触抵抗や耐摩耗性の観点
から0.1μm以上の厚さが必要となる。特に、パッド
端子形成の最終エッチングにおけるエッチングレジスト
として機能するため、耐エッチング性等の観点から0.
5μm以上必要となる。このように各めっき4は、厚い
程良いが、コストの増大を防止するため、3μm以下と
することが好ましい。したがって、各めっき4は、接触
抵抗、耐摩耗性、耐エッチング性、及びコストを考慮
し、1〜2μmの範囲の厚さに形成される。
【0027】次に、電気コネクタの製造方法について説
明する。先ず、厚さ0.1〜0.25mmの鉄ニッケル
合金製の金属板1を用意し、この金属板1の最終的にめ
っきしたい部分にエッチングレジスト膜2をフォトレジ
ストプロセスによりそれぞれ形成し(図3参照)、それ以
外の部分を塩化第二鉄溶液で両面から厚さの25〜40
%をそれぞれエッチングし(図4参照)、エッチングによ
る凹み部分(図5参照)に電着フォトレジスト膜3を形成
する。続いて、エッチングレジスト膜2を水酸化ナトリ
ウム溶液で剥離し(図6参照)、その部分にめっき4をそ
れぞれ施し(図7参照)、電着フォトレジスト膜3を乳酸
を含有した腐食性液で剥離してボンディング用の基板5
を作製する(図8参照)。
【0028】エッチング量を25〜40%としたのは、
25%未満では金属板1の残存部分が多く、最終エッチ
ングにおいてサイドエッチングが大きくなったり、エッ
チング後における端子部の径のばらつきが大きくなるお
それがある。また、エラストマー層9への埋没が不十分
で、十分な接着面積が確保できず、エラストマー層9か
らの剥離が生じやすい。逆に、40%を超えると、金属
板1の残存部分が少なくなり、強度が不十分であった
り、貫通孔が発生してしまうおそれがあるからである。
【0029】同様に片面からのエッチングの場合は、図
19に示すように、厚さ0.1〜0.25mmの鉄ニッ
ケル合金の金属板1の最終的にめっきしたい部分にエッ
チングレジスト膜2をフォトレジストプロセスにより形
成し、一方の面全体を保護フィルム6でラミネートし、
塩化第二鉄溶液で他方の面から厚さの25〜60%エッ
チングする(図20参照)。続いて保護フィルム6を剥離
し、図21に示すようにエッチングによる凹み部分及び
裏面の非エッチングレジスト膜部分にフォトレジスト膜
3を形成する。そして、エッチングレジスト膜2を水酸
化ナトリウム溶液で剥離し(図22参照)、その部分にめ
っき4をそれぞれ施し(図23参照)、その後、電着フォ
トレジスト膜3を乳酸を含有した腐食溶液で剥離してボ
ンディング用の基板5を作製する(図24参照)。
【0030】エッチング量を25〜60%としたのは、
25%未満では金属板1の残存部分が多く、最終エッチ
ングにおいてサイドエッチングが大きくなったり、エッ
チング後における端子部の径のばらつきが大きくなるお
それがある。また、エラストマー層9への埋没が不十分
で、十分な接着面積が確保できず、エラストマー層9か
らの剥離が生じやすい。逆に、60%を超えると、エラ
ストマー層9からの端子部の突出量が小さく、圧縮使用
時にエラストマー層9がBGA16と接触して荷重が増
大するからである。また、金属板1の残存部分が少なく
なり、強度が不十分であったり、貫通孔が発生してしま
うおそれがある。
【0031】次いで、ボンディング用の基板5に複数の
ワイヤ7をワイヤボンダによりボンディングし(図9参
照)、各ワイヤ7の上端部にレーザを照射してボール状
の接点7aを形成する(図10参照)。接点7aを形成し
たら、ボンディング用の基板5の外周縁に沿ってフレー
ム8を配置し、このフレーム8内に注型ゴムを充填して
エラストマー層9を成形するとともに、このエラストマ
ー層9に複数の接点7aを覆わせ、ボンディング用の基
板5、複数のワイヤ7、フレーム8、及びエラストマー
層9を一体的に接着する(図11参照)。
【0032】次いで、YAGレーザ等の周知のレーザを
照射してエラストマー層9から各接点7aを0.03〜
0.1mm露出させ(図12参照)、各接点7aの表面に
第一のめっき層10を30〜100μm施し、この第一
のめっき層10の表面に第二のめっき層11を0.1〜
2μm施してめっき端子12を形成する(図13参
照)。こうしてめっき端子12を形成したら、ボンディ
ング用の基板5を上下逆に反転してその非めっき部をエ
ッチング処理により除去し、複数のパッド端子13を形
成する(図14参照)。そしてその後、サイドエッチン
グにより生じためっき4の残りに対して水圧10〜30
kgf/cm2の条件で水を噴霧し、めっき4の残りを
除去する(図15参照)。
【0033】水圧10〜30kgf/cm2の条件とし
たのは、10kgf/cm2未満では除去することがで
きないからである。逆に、30kgf/cm2を超える
と、エラストマー層9からパッド端子13が剥離するお
それがあるからである。以上の方法により、本実施形態
の電気コネクタを製造することができる(図16参照)。
その他の部分については従来例と同様である。
【0034】上記構成によれば、ワイヤ7に大型のパッ
ド端子13を設けてパッド22を実質的に拡大するの
で、BGA16の半田ボール17やパッド22の位置精
度により、各端子の接続抵抗がばらつくという問題を確
実に解消することができる。また、エラストマー層9か
らめっき端子12とパッド端子13をそれぞれ大きく突
出させているので、端子に応力を集中させ、接触抵抗の
低い安定した接続を実現することができる。また、0.
15mm以上圧縮した場合でも、検査基板14とエラス
トマー層9との間に十分な空隙が生まれ、圧縮分のエラ
ストマー層9の体積をその部分に逃がすことが可能にな
る。したがって、圧縮しても、エラストマー層9が容易
に変形し、荷重をきわめて小さく抑制することができ
る。
【0035】また、LGAに対しても、LGAとエラス
トマー層9の間、及び検査基板14とエラストマー層9
の間に十分な空隙が生まれ、圧縮分のエラストマー層9
の体積をその部分に逃がすことができる。よって、0.
15mm以上圧縮した場合でも、エラストマー層9が容
易に変形し、荷重の著しい抑制が期待できる。また、め
っき端子12とパッド端子13とをそれぞれ大型化した
ので、繰り返し圧縮した場合にも、エラストマー層9に
端子が埋没することがない。さらに、パッド端子13の
厚さ25%以上をエラストマー層9に埋没させるので、
エラストマー層9から剥がれることがない。さらにま
た、BGA16の検査の場合、めっき端子12の表面を
硬質金めっきとするので、めっき端子12の摩耗防止が
期待できる。
【0036】本実施形態の電気コネクタと従来の電気コ
ネクタの特性、具体的には圧縮時の接続抵抗、圧縮時の
荷重、繰り返し使用回数を比較したところ、表1に示す
結果を得ることができた。
【0037】
【表1】
【0038】
【実施例】実施例1 以下、BGA16の検査用の電気コネクタの実施例を示
す。厚さ0.15mm、縦35mm、横35mmの鉄ニ
ッケル合金(ニッケル41%)製の金属板1の中心部分に
おける表裏両面に、φ0.7mm、ピッチ1.27mm
で縦横それぞれ20列(総数400)のマトリクス状に厚
さ7μmのカゼインレジスト層(エッチングレジスト膜
2)を公知のフォトレジストにより形成し、塩化第二鉄
溶液で表裏より各0.05mmの深さでエッチングし、
エッチングによる凹み部分に厚さ約7μmのアクリル系
樹脂からなる電着フォトレジスト膜3を形成した。続い
て、カゼインレジスト層を5%水酸化ナトリウム溶液に
より剥離し、その部分の一方の面(その後ボンディング
される面)に1μmの下地ニッケルめっきを施すととも
に、金のめっき4を0.2μm施し、裏側の半田ボール
17の接触する面には2μmの下地ニッケルめっきを施
した後、パラジウムのめっき4を2μm施した。そし
て、電着フォトレジスト膜3を乳酸を含んだ腐食溶液に
より剥離したものをボンティング用の基板5とした(図
3〜図8参照)。
【0039】次いで、めっき面におけるめっき部分の中
心に汎用のボールボンダを用いて直径50μmの金のワ
イヤ7をピッチ1.27mmで縦横それぞれ20列(総
数400)のマトリクス状にボンディングした。このと
きのワイヤ7は図9に示すように、垂直に約0.3m
m、角度45°で0.6mmオフセットし、さらに垂直
方向に伸ばした構造とした。各ワイヤ7を整えたら、各
ワイヤ7の上端部にアルゴンレーザ光を照射して上端部
に直径100μmの球状の接点7aを形成し、その高さ
が1.2mmで均一になるように揃えた(図10参照)。
そして、基板5上の外周縁に沿って縦横それぞれ35m
m、高さ1.3mm、幅5mmでポリエーテルイミド
(以下、PEIという)製の成形用のフレーム8を配置し
た。
【0040】次いで、フレーム8内に、硬化後のゴム硬
度が25°H(JIS A)になる2液製のシリコーンゴ
ムKE1216A/B〔信越化学工業(株)製、商品名〕
各50重量部に対し、着色剤K−Color−BK−0
2B〔信越化学工業(株)製、商品名〕を10重量部添加
して混合したものを、ワイヤ7の接点7aの上端より
0.1mm高くなる量を注入し、120℃で30分間加
熱処理して硬化させた(図11参照)。
【0041】次いで、YAGレーザ光をスキャニング照
射してワイヤ7の接点7aを被覆しているエラストマー
層9をワイヤ7の接点7aがエラストマー層9の表面か
ら50μm突出するまで除去し(図12参照)、基板5を
パッド端子13として電解めっき4で露出させたワイヤ
7の接点7aに75μmのニッケルめっき(第一のめっ
き層10)を施し、さらにその上に硬質金めっき(第二の
めっき層11)を2μm施した(図13参照)。硬質金め
っきを施したら、基板5を塩化第二鉄溶液でエッチング
処理し、φ0.7mmのめっき部分を円柱形に残して除
去し、パッド端子13を形成した(図14参照)。そして
その後、サイドエッチングにより生じためっき4の残り
に水圧20kgf/cm2で水を噴霧し、めっき4の残
りを除去し(図15参照)、十分洗浄した後、200℃で
1時間のアフターキュア処理を行い、電気コネクタを得
た(図16参照)。
【0042】この電気コネクタをφ0.75mm、高さ
0.6mmの半田ボール17を1.27mmピッチで縦
横それぞれ20列のマトリクス状に有するBGA16と
検査基板14間で0.2mm圧縮したところ、安定した
導通性が得られ、各電極のばらつきが15〜25mΩと
小さく、BGA16の電気的特性を試験する上で全く問
題がなかった。さらに、0.2mmの圧縮量で繰り返し
圧縮を行い、電気的接続を継続的に確認したところ、5
万回を超えても、抵抗が100mΩを超えるポイントが
発生しなかった。
【0043】実施例2 以下、LGAの検査用の電気コネクタの実施例を示す。
厚さ0.15mm、縦50mm、横50mmの鉄ニッケ
ル合金(ニッケル41%)製の金属板1の中心部分におけ
る表面にφ0.5mm、裏面にφ0.2mm、ピッチ1
mmで縦横それぞれ40列(総数1600)のマトリクス
状に厚さ7μmのカゼインレジスト層(エッチングレジ
スト膜2)を公知のフォトレジストにより形成し、塩化
第二鉄溶液で表裏より各0.05mmの深さでエッチン
グし、エッチングによる凹み部分に厚さ約7μmのアク
リル系樹脂からなる電着フォトレジスト膜3を形成し
た。
【0044】続いて、カゼインレジスト層を5%水酸化
ナトリウム溶液により剥離し、その部分の一方の面(そ
の後ボンディングされる面)に1μmの下地ニッケルめ
っきを施すとともに、金のめっき4を0.2μm施し、
裏側のLGAの電極15の接触する面には2μmの下地
ニッケルめっきを施した後、硬質の金のめっき4を2μ
m施した。そして、電着フォトレジスト膜3を乳酸を含
んだ腐食溶液により剥離したものをボンティング用の基
板5とした(図17参照)。
【0045】次いで、めっき面におけるめっき部分の中
心に汎用のボールボンダを用いて直径50μmの金のワ
イヤ7をピッチ1mmで縦横それぞれ40列(総数16
00)のマトリクス状にボンディングした。このときの
ワイヤ7は図9に示すように、垂直に約0.3mm、角
度45°で0.5mmオフセットし、さらに垂直方向に
伸ばした構造とした。各ワイヤ7を整えたら、各ワイヤ
7の上端部にアルゴンレーザ光を照射して上端部に直径
100μmの球状の接点7aを形成し、その高さが1m
mで均一になるように揃えた。そして、基板5上の外周
縁に沿って縦横それぞれ50mm、高さ1.1mm、幅
5mmでPEI製の成形用のフレーム8を配置した。
【0046】次いで、フレーム8内に、硬化後のゴム硬
度が25°H(JIS A)になる2液製のシリコーンゴ
ムKE1216A/B〔信越化学工業(株)製、商品名〕
各50重量部に対し、着色剤K−Color−BK−0
2B〔信越化学工業(株)製、商品名〕を10重量部添加
して混合したものを、ワイヤ7の接点7aの上端より
0.1mm高くなる量を注入し、120℃で30分間加
熱処理して硬化させた(図11参照)。
【0047】次いで、YAGレーザ光をスキャニング照
射してワイヤ7の接点7aを被覆しているエラストマー
層9をワイヤ7の接点7aがエラストマー層9の表面か
ら50μm突出するまで除去し(図12参照)、基板5を
パッド端子13として電解法で露出させたワイヤ7の接
点7aに75μmのニッケルめっき(第一のめっき層1
0)を施し、さらにその上に硬質金めっき(第二のめっき
層11)を2μm施した(図13参照)。硬質金めっきを
施したら、基板5を塩化第二鉄溶液でエッチング処理
し、トップφ0.2mm、ボトムφ0.5mmのめっき
部分を台形状に残して除去し、パッド端子13を形成し
た(図14参照)。そしてその後、サイドエッチングによ
り生じためっき4の残りに水圧20kgf/cm2で水
を噴霧し、めっき4の残りを除去し(図15参照)、十分
洗浄した後、200℃で1時間のアフターキュア処理を
行い、電気コネクタを得た(図18参照)。
【0048】この電気コネクタを、φ0.5mmの金め
っきのランド電極を1mmピッチで縦横それぞれ40列
のマトリクス状に有するLGAと検査基板14間で0.
15mm圧縮したところ、安定した導通性が得られ、各
電極のばらつきが10〜20mΩと小さく、LGAの電
気的特性を試験する上で全く問題なかった。さらに、
0.15mmの圧縮量で繰り返し圧縮を行い、電気的接
続を継続的に確認したところ、10万回を超えても、抵
抗が100mΩを超えるポイントが発生しなかった。
【0049】実施例3 以下、BGA16の検査用の電気コネクタの実施例を示
す。厚さ0.15mm、縦35mm、横35mmの鉄ニ
ッケル合金(ニッケル41%)製の金属板1の中心部分に
おける表裏両面に、φ0.7mm、ピッチ1.27mm
で縦横それぞれ20列(総数400)のマトリクス状に厚
さ7μmのカゼインレジスト層(エッチングレジスト膜
2)を公知のフォトレジストにより形成し、片面にアク
リル粘着剤付きのポリエステル系の保護フィルム6をラ
ミネートした。続いて、塩化第二鉄溶液で片面より0.
075mmの深さでエッチングし、保護フィルム6を剥
離し、エッチングによる凹み部分及び裏面の非カゼイン
レジスト層部分に厚さ約7μmのアクリル系樹脂からな
る電着フォトレジスト膜3を形成した。
【0050】続いて、カゼインレジスト層を5%水酸化
ナトリウム溶液により剥離し、その部分の一方の面(そ
の後ボンディングされる面)に1μmの下地ニッケルめ
っきを施すとともに、金のめっき4を0.2μm施し、
裏側の半田ボール17の接触する面には2μmの下地ニ
ッケルめっきを施した後、パラジウムのめっき4を2μ
m施した。そして、電着フォトレジスト膜3を乳酸を含
んだ腐食溶液により剥離したものをボンティング用の基
板5とした(図17〜図24参照)。
【0051】次いで、めっき面におけるめっき部分の中
心に汎用のボールボンダを用いて直径50μmの金のワ
イヤ7をピッチ1.27mmで縦横それぞれ20列(総
数400)のマトリクス状にボンディングした。このと
きのワイヤ7は図25に示すように、垂直に約0.3m
m、角度45°で0.6mmオフセットし、さらに垂直
方向に伸ばした構造とした。各ワイヤ7を整えたら、各
ワイヤ7の上端部にアルゴンレーザ光を照射して上端部
に直径100μmの球状の接点7aを形成し、その高さ
が1.2mmで均一になるように揃えた(図26参照)。
そして、基板5上の外周縁に沿って縦横それぞれ35m
m、高さ1.3mm、幅5mmでPEI製の成形用のフ
レーム8を配置した。
【0052】次いで、フレーム8内に、硬化後のゴム硬
度が25°H(JIS A)になる2液製のシリコーンゴ
ムKE1216A/B〔信越化学工業(株)製、商品名〕
各50重量部に対し、着色剤K−Color−BK−0
2B〔信越化学工業(株)製、商品名〕を10重量部添加
して混合したものを、ワイヤ7の接点7aの上端より
0.1mm高くなる量を注入し、120℃で30分間加
熱処理して硬化させた(図27参照)。
【0053】次いで、YAGレーザ光をスキャニング照
射してワイヤ7の接点7aを被覆しているエラストマー
層9をワイヤ7の接点7aがエラストマー層9の表面か
ら50μm突出するまで除去し(図12参照)、基板5を
パッド端子13として電解めっき4で露出させたワイヤ
7の接点7aに75μmのニッケルめっき(第一のめっ
き層10)を施し、さらにその上に硬質金めっき(第二の
めっき層11)を2μm施した(図13参照)。硬質金め
っきを施したら、基板5を塩化第二鉄溶液でエッチング
処理し、φ0.7mmのめっき部分を円柱形に残して除
去し、パッド端子13を形成した(図28参照)。そして
その後、サイドエッチングにより生じためっき4の残り
に水圧20kgf/cm2で水を噴霧し、めっき4の残
りを除去し(図29参照)、十分洗浄した後、200℃で
1時間のアフターキュア処理を行い、電気コネクタを得
た(図30参照)。
【0054】この電気コネクタをφ0.75mm、高さ
0.6mmの半田ボール17を1.27mmピッチで縦
横それぞれ20列のマトリクス状に有するBGA16と
検査基板14間で0.2mm圧縮したところ、安定した
導通性が得られ、各電極のばらつきが15〜25mΩと
小さく、BGA16の電気的特性を試験する上でなんら
問題がなかった。さらに、0.2mmの圧縮量で繰り返
し圧縮を行い、電気的接続を継続的に確認したところ、
5万回を超えても、抵抗が100mΩを超えるポイント
が発生しなかった。
【0055】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、電極の接続抵抗のばらつきを防止し、多数の電極を
備えた電子部品にも使用することができるという効果が
ある。また、所定値以上の荷重で繰り返し使用しても、
接続抵抗が上昇するのを抑制あるいは防止することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気コネクタの実施形態を示す部
分断面説明図である。
【図2】本発明に係る電気コネクタの実施形態を示す要
部断面説明図である。
【図3】本発明に係る電気コネクタの実施形態における
金属板の最終的にめっきしたい部分にエッチングレジス
ト膜を形成した状態を示す断面説明図である。
【図4】図3の非エッチングレジスト膜形成部分を塩化
第二鉄溶液でエッチングした状態を示す断面説明図であ
る。
【図5】図4のエッチングによる凹み部分に電着フォト
レジスト膜を形成した状態を示す断面説明図である。
【図6】図5のレジスト膜を水酸化ナトリウム溶液で剥
離した状態を示す断面説明図である。
【図7】図6のレジスト膜を剥離した部分にめっきを施
した状態を示す断面説明図である。
【図8】図7のレジスト膜を腐食性液で剥離してボンデ
ィング用の基板を作製した状態を示す断面説明図であ
る。
【図9】図8のボンディング用の基板にワイヤをボンデ
ィングした状態を示す断面説明図である。
【図10】図9のワイヤの上端部にボール状の接点を形
成した状態を示す断面説明図である。
【図11】図10のワイヤ、フレーム、及びエラストマ
ー層を一体構成した状態を示す断面説明図である。
【図12】図11のエラストマー層から接点を露出させ
た状態を示す断面説明図である。
【図13】図12の接点にめっき端子を形成した状態を
示す断面説明図である。
【図14】図13のボンディング用の基板を上下逆に反
転した状態を示す断面説明図である。
【図15】図14のボンディング用の基板の非めっき部
を除去してパッド端子を形成した状態を示す断面説明図
である。
【図16】本発明に係る電気コネクタの実施形態におけ
る電気コネクタの完成状態を示す断面説明図である。
【図17】本発明に係る電気コネクタの他の実施形態に
おけるパッド端子の製造工程を示す断面説明図である。
【図18】本発明に係る電気コネクタの他の実施形態に
おけるパッド端子の変形例を示す断面説明図である。
【図19】本発明に係る電気コネクタの他の実施形態に
おける片面からのエッチングの製造工程を示す断面説明
図である。
【図20】図19の金属板を塩化第二鉄溶液で他方の面
からエッチングした状態を示す断面説明図である。
【図21】図20の保護フィルムを剥離し、凹み部分及
び裏面の非エッチングレジスト膜部分にフォトレジスト
膜を形成した状態を示す断面説明図である。
【図22】図21のレジスト膜を水酸化ナトリウム溶液
で剥離した状態を示す断面説明図である。
【図23】図22の剥離した部分にめっきを施した状態
を示す断面説明図である。
【図24】図22の電着フォトレジスト膜を剥離してボ
ンディング用の基板を作製した状態を示す断面説明図で
ある。
【図25】図24のめっき部分にワイヤをマトリクス状
にボンディングした状態を示す断面説明図である。
【図26】図25のワイヤの上端部に球状の接点を形成
した状態を示す断面説明図である。
【図27】図26の基板に、シリコーンゴムに対し着色
剤を添加して混合したものを、ワイヤの接点の上端より
高くなる量で充填した状態を示す断面説明図である。
【図28】図27の基板をエッチング処理し、めっき部
分を円柱形に残して除去し、パッド端子を形成した状態
を示す断面説明図である。
【図29】図28のめっきの残りに水を噴霧してめっき
の残りを除去した状態を示す断面説明図である。
【図30】図29に示す製造後の電気コネクタを示す断
面説明図である。
【図31】BGAを示す斜視説明図である。
【図32】BGAの半田ボールを示す斜視説明図であ
る。
【図33】従来の電気コネクタを示す要部拡大断面図で
ある。
【図34】従来の電気コネクタの問題点を示す断面説明
図である。
【符号の説明】
1 金属板 2 エッチングレジスト膜 3 電着フォトレジスト膜 4 めっき 5 基板 6 保護フィルム 7 ワイヤ(導電線条) 7a 接点 8 フレーム 9 エラストマー層(弾性絶縁層) 10 第一のめっき層 11 第二のめっき層 12 めっき端子 13 パッド端子 14 検査基板(第一の電気的接合物) 15 電極 16 BGA(第二の電気的接合物) 17 半田ボール(電極)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一、第二の電気的接合物の間に挟ま
    れ、これら第一、第二の電気的接合物が荷重の作用に基
    づいて接近することにより、該第一、第二の電気的接合
    物を導通させる電気コネクタであって、 上記第一、第二の電気的接合物の間に介在される弾性絶
    縁層と、この弾性絶縁層の厚さ方向に埋設され、一定ピ
    ッチで相互に離隔する複数の導電線条と、各導電線条の
    一端部に接続されて該弾性絶縁層の裏面に露出し、上記
    第一の電気的接合物の複数の電極にそれぞれ接触する接
    触面積拡大用のめっき端子と、該各導電線条の他端部に
    接続されて上記第二の電気的接合物の複数の電極にそれ
    ぞれ接触する接触面積拡大用のパッド端子とを含み、 該各パッド端子の表裏両面をそれぞれめっきするととも
    に、各パッド端子の一部を上記弾性絶縁層に埋没させて
    残部を弾性絶縁層の表面から突出させたことを特徴とす
    る電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記弾性絶縁層の硬度を10°H〜80
    °Hとし、上記各導電線条の少なくとも一部を該弾性絶
    縁層の厚さ方向に交わる方向に傾斜又は屈曲させて上記
    荷重を軽減するようにした請求項1記載の電気コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 上記各めっき端子を、上記各導電線条の
    一端部に接続されて上記弾性絶縁層の裏面側に位置する
    第一のめっき層と、この第一のめっき層を被覆する第二
    のめっき層とから略半球形に形成し、上記各パッド端子
    の一部をその厚さの略25%以上とした請求項1又は2
    記載の電気コネクタ。
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